1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
梓「」カサカサ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 09:58:11.94 ID:qqyYKD+IO
ばるさん!
立つとは思わなかったごめんね
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 10:21:13.62 ID:bwB5Lg9EO
許さない
梓「え・・・どっちっていわれても、大体なんなんですか」
律「じゃあ二人が崖からおちそうになってます。一人しか助けれません。どっち助ける?」
梓「ええぇ!? ・・・・・・・・・・・ブッフバルト・・・します」
律「え? なに?ぶぷ?なんだそれ」
梓「な、なんでもないです!」(////)
律「人の話を聞いてるのか?」
梓「」カサカサ
律「おい!」
梓「」カサカサ
梓「・・・さっきから何してるんですか律先輩?」
唯「りっちゃん怖いよ」
G「」カサカサ
俺の中ではあずにゃんはゴキブリじゃなくてお漏らしキャラなんだよなぁ・・・
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 11:02:53.81 ID:TIJct6ThO
いなちゅう!
律梓でやれ
律梓なら支援する
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 12:29:38.55 ID:6PbEB1okO
梓「いえ、律先輩が好きです」
律「そうか!実は私もだ!」
梓「マジですか」
律「マジだ」
梓「……」
律「……」
梓「りっちゃ〜ん!」
律「あずにゃ〜ん!」
ダキッ
〜HAPPY END〜
>>6
「唯ちゃんならきっと自力で脱出できると思うわ」
「てか、梓は非力だからどっちも助けられないだろ」
梓「いきなり何を言い出すんですか、律先輩には関係ありません!」
律「見ててイライラするんだよ、はっきりしてくれ」
梓「それなら唯先輩だって同じじゃないですか!」
唯「うわっ、あずにゃんこっちに振らないでよ」
澪「律!私は律の事がすきだぞ!」
紬「・・・・・・むぎゅ」
早く落ちないかな
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 14:08:35.98 ID:3L2unj6uO
梓「色々と誤解を招きそうな質問ですね……」
律「だって梓は最初澪に憧れてたじゃん。
それが今や四六時中唯とべったりして。いったいいつ乗り換えたんだ?ん?」
梓「そ、そんなのじゃないです!
というかあれは唯先輩が一方的に……」
律「じゃあ澪なのか?」
梓「だから違いますって!
二人とも先輩として尊敬してますし、どっちが好きとかそんなものじゃないです!」
律「なるほどなるほど、それじゃどんなところが尊敬してるんだ?」
梓「……えっと、その、澪先輩は練習も真面目ですし、頭も良いですし
それに、綺麗で、歌っているときは凄くカッコいいというか……」
律「……べた褒めだな、唯は?」
梓「唯先輩は……始めはからかわれてると思ったんですけど、一緒に過ごしてるうちに
あの人はいつも本気なんだってわかったら、なんだか憎めないというか……
それにギターもやれば上手いですし」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 14:32:37.74 ID:uPoC4Oh6O
律梓か?律梓なのか?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 14:33:15.03 ID:5gWksyy5O
梓は計算高いっと
梓「もちろんムギ先輩も尊敬してますよ
キーボードとっても上手いですし、私たち後輩にも優しくて、
少しズレてるところありますけど、そこがまた可愛くて素敵ですよね」
律「おお〜、いや、いい後輩を持ったなあ!」
梓「……」
律「……」
律「あれ、私は?」
梓「律先輩は、練習も不真面目で、よく人のことをからかって、いったいいつ本気なのかよくわかりません」
律「……」
梓「部長なのに」
律「……梓
キサマぁ!明日の朝日は拝めないと思えぇ!」
梓「に、にゃあ!
律先輩が最初にあんな質問するからですよ!」
ガチャ
澪「おつかれー……って何してるんだ律!」
梓「い、いたいれふ!」
律「今この生意気な後輩に教育的指導を……」
ゴチン
律「いてっ!なんで殴るんだよ澪!」
澪「後輩をいじめるな」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 16:04:36.11 ID:uPoC4Oh6O
終わりですか…
よろしい
続けたまへ
澪「話は聞いたが、それは律が悪いな」
紬「梓ちゃん大丈夫?」
唯「りっちゃん!私がいない間にあずにゃんをいじめるなんて、そこまで落ちぶれたかぁっ!」
律「そこまでってなんだよ!」
律「ちくしょー!みんな梓あずさって!部長を見捨てるのかぁ!」
澪「梓のほうがしっかりしてるけどな」
律「澪さんひどい!」
梓「」カサカサ
梓「あの……私は大丈夫ですから、そこまで……
すみませんでした、律先輩」
律「う……」
澪「ほら見ろ」
律「……ご、ごめん梓」
お?・・・律梓だ・・・と・・・?!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 17:41:33.67 ID:uPoC4Oh6O
よし!待ってました
――――――――――――
澪「もしもし律か?なんだこんな時間に」
律『あはは、ごめん澪、まだ起きてた?』
澪「携帯が鳴らなかったら寝てた。で、なに?」
律『いやぁ、その、えーと、あー
そう!今日の帰りのクレープうまかったな〜なんて』
澪「それは昨日だろ?」
律『じゃなくて明日の朝練は……』
澪「こんな時間に電話して朝練もなにもないだろ……
……律、今日のことだろ」
律『あー……うん
やっぱりよく考えたら私が悪かったな〜と思って。えへっ』
澪「そうじゃないだろ、律
……やっぱり梓が怖い?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 18:27:28.66 ID:uPoC4Oh6O
しえん
律『怖いというか……』
澪「どう接していいかわからない」
律『……うん』
律『私、梓に嫌われたかな』
澪「どうして?」
律『だってあんなの、誰だって困るだろ
……後輩の立場ならなおさら』
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 18:45:34.62 ID:LnLNjubEO
し
澪「でも、それがわかってても聞きたかったんだろ」
澪「……梓にとっていい先輩になるために」
律『……』
澪「大丈夫。梓はこれくらいで律のこと嫌いにはならないよ」
律『ほんとか?』
澪「本当だってば」
, へ'  ̄ ̄ ` 、
/:::::::::::::::::::::::::::::i:::::::\
/::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::!::::::::::.ヽ
,'::::::::::::::::::i:::/::i:::::::::::::::|:::::ヽ;:::`,
,-|::::i::::::::::/レ:ハ::|:::::::::|i:::|、:::::.i:::::ト、 そんなんで嫌いになるわけ
. /:::|::::|:::::::::,':::ノ i:ト;:::::::i !;:| `;:::::::!:::i::} ないじゃないですか
,':::::ト;:::i::i::::::k-―-i| V:::i, .!i l:::::::|::|::|
,'::::i:::| Viハ::::| '叨¨ヽ∨ `ー-、.|:::::i:ハ::|
. ,':::i:::| ソ::..v| ` ー /叨¨) }:::::ii::::!:|
. ,i::::i:::i |:i::::} ヽ, i::::::| i:::i:|
. i::::i::,' i:::i::ハ, `ヽ.___´, .ノ|::::::| |:::i:|
,i:::,':,i i|:::!| > `ニ´/ |:::ノi |::i::|
. i:::,i:,i `,::|'::{ ヽ ` 7lヽ、 .ノノ .i::i::|
i:::i::i ,. - '" /:::.i. ヽく、|::マ`.く, i:::i:|
i:::i::i .i:: :: ::i:: ::/:: :: i 〆i|i`i.}: ::V: :: :`:., i:::i:|
i::::i::i i: :: :: i: :: \:: ::Y_ソi| |ソ、ノ: :: :: :: ::i i:::i:|
. |::::i::i |: :: :: :i:: :: :く:: ::∧.i| .i|:: :>:: :: :: :: ::| |:::i:|
律『…………澪、やっぱり私、部長に』
澪「……前にも聞いたよ、それ
律、私は律に軽音部に誘ってもらって感謝してる。私は、律のおかげで唯やムギや梓と会えたんだから……
放課後ティータイムはすごく楽しいし、きっとみんなも軽音部を楽しんでるよ、梓も含めてね」
澪「……だから、律が部長に向いてないなんてことはないよ
私たちは律が部長で満足してるんだから」
律『……』
澪「私たちが楽しんでるのに部長の律が……律?」
律『……ふ、ふくくっ』
律『あはっ!あはははっ!さ、さすが澪!
そんなセリフどこからどれだけ思いつくんだよ?ははっ!』
澪「こ、こらっ!ばか律!人がせっかく……」
律『えへへ……ありがと。澪ちゃん』
澪「……ん。おやすみ、りっちゃん」
いいぞ!!いいぞ!!
――――――――――――
澪「と、いうわけで唯やムギにも協力してもらうぞ
異論はないな、律」
律「うう……澪ちゃんのばかぁ」
紬「りっちゃんがそこまで思い詰めてたなんて……私、がんばります!」
唯「りっちゃん!私もがんばる!
ん〜でもりっちゃんがあずにゃんと仲良しになるとライバルが増えちゃうな〜むむむ」
澪「なんのライバルだ、なんの」
律「あ、ありがとなー」
唯「それじゃ、りつあず仲良し大作戦!開始!」
「「「おー!」」」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 20:19:05.96 ID:gvxc2WIL0
しえん
唯「ほんとのこと言うと、昨日は結構びっくりしたんだ」
律「ああ……なんか私のせいで気まずい空気になっちゃってごめん」
唯「ううん、そうじゃなくて
りっちゃんは人のことからかっても、手をあげることってほとんどなかったよね
だからなんかいつものりっちゃんじゃない気がして……」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 20:36:25.71 ID:tBlyvA3W0
支援
律「そ、そうだっけ澪?」
澪「そう言われると確かに……
律は暴力はしないな
昨日は梓と二人きりだったから暴走したってところか」
(しかし唯はよく見てるな……)
律「暴力ふるうのは澪だもんな」
澪「ん……そうだな。やっぱりりっちゃんは優しいね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 20:56:51.15 ID:LnLNjubEO
し
律「な、な、なんだよそれ」
澪「いやーなんか今日はかわいいりっちゃんが見れそうだな」
律「澪!」
澪「梓は優しい先輩が好き、だったよな?
暴力澪先輩よりも優しい律先輩?」
律「……むー」
唯「りっちゃんが」
紬「りっちゃんが!」
唯紬「かわいい!!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 21:09:11.52 ID:cWqFEyXmO
りっちゃんはいつも可愛いよ
さくせん1!
紬『やっぱりりっちゃんが本当は優しいってところをアピールすれば、そこから仲良くなれるんじゃないかしら』
紬「今日はイチゴのショートケーキよ〜」
律「うわーい!いやームギのケーキはおいしいからなー
特にイチゴがおいしい!えもいえぬ美味…楽園の…空気を吸うがごとく…」
澪(何キャラだよ)
唯「そ、そうだねーイチゴすごくおいしいよねー」
律「あずさは、イチ、イゴ……」
梓「?イチゴが何ですか?」
律「あー、えと、その」
(……澪!頼む!)
澪(ええ!?というかおまえ今まで話すぐらいできてたじゃないかっ!)
律(いざ下心を持つと、く、口が動かない)
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 21:37:02.35 ID:X/wUdkn9O
支援
澪(ったく……)
「あー、梓はイチゴ好きだったっけ?」
梓「え?はい。好きですけど……」
律「そうか!それじゃ、じゃ」
梓「……あぁ律先輩イチゴ欲しいんですか
そんなに好きならあげますよ」ヒョイ
律(な、なんだと……)
梓「律先輩がそんな言葉を使うなんてよっぽど好きなんですね、イチゴ」
唯「あ、あずにゃんやさしー」
澪「同じ土俵で負けるとは……」
さくせん2!
澪『練習中にドラムのテクニックを見せつけてやるのはどうだろう』
ジャーンジャカジャカ
唯「……あー」
梓「?」
唯「ドラムス、リツ・タイナカ!」
ダダダン!ダダダン!ダダダン!ダダダン!ジャーン!ダダンダン
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 22:04:34.25 ID:oEJNxWd5O
支援
律(チラッ)
梓「……」
梓「……アヒト」ボソッ
律(びくっ)
梓「……ハッ」
律「……うぅ」
澪「やはり律の腕では無理だったか……」
紬(じゃあなんでやらせたのかしら……)
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 22:50:56.22 ID:X/wUdkn9O
ほ
さくせん3!
唯『りっちゃんもあずにゃんに抱きつけばいいんだよ〜』
律「できるかぁっ!」
唯「でも私はこれで仲良くなったんだよ」
紬「そうよりっちゃん!それに女の子同士なら恥ずかしくないわ!」
澪「いや、ムギ……女の子同士でも恥ずかしいぞ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 23:04:05.97 ID:zxL8A26OO
支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 23:10:02.94 ID:XcrstnUd0
あ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 23:14:59.78 ID:tBlyvA3W0
支援
律「だいたいそーいうのは普通仲良くなってからだろ
唯は別な」
唯「ぶー、でもりっちゃんのキャラとも合ってるて思うけど」
澪「確かに後輩にも分け隔てなく接する優しい律先輩ならいきなり抱きついてくるかもしれないな」
律「みおさーん?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 23:53:31.96 ID:cWqFEyXmO
支援
いいねいいね
律「だいたい抱きつくったってどこで……」
唯「あずにゃん、帰りにコンビニよってこ!」
律「お、おい唯」
唯(今のこの時期、あずにゃんは絶対アイスを食べるんだよ)
律(……どういう意味だ?)
唯(あずにゃんがアイスを買ってコンビニを出たら、後ろから抱きついてアイスを一口ねだるのですよ!)
律(なるほど……アイスをきっかけにするわけですな)
――――――――――――
紬「りっちゃん、行けるのね」
律「ああ……今気づいたよ、私にはこういう単純な行動の方が合ってる」
梓「あーいすあいす……」
唯「りっちゃん!今だよ!」
律「うおおおお!!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 00:22:17.27 ID:XGIAagX8O
支援
まだ見てないけど
実は憂が好きっていう流れだよね?
唯「そこだああああっ!!」
梓「え?」
律「へ?」
(ああ梓振り返っちゃ――)
ゴツン!
梓「にゃあっ!」
律「い、痛たたた」
澪「二人とも大丈夫か!」
梓「う、頭がくらくら……」
律「ムギぃ……おデコ割れてない?」
紬「大丈夫よ、たぶん……」
梓「ッ先輩方!どうしたんですか!
今日はみんなおかしいです!
特に律先輩!」
律「………………」
澪「……律、こうなったら正直に話した方がいいな」
律「しょーがない、か……それじゃ」
澪「自分でな」
律「……はい」
――――――――――――
律「――というわけでだな
つまり、あの、私は梓にとっていい先輩になりたくて……
いや、もっと仲良くなりたくてだな……うう……」
梓「……すみません、律先輩と二人きりにさせてもらえますか」
唯「え?……どうしよう澪ちゃん」
澪「……それじゃ私たちは先に帰ろう
ムギ、唯、行こう」
梓「すみません……今日話したことは明日必ず話します」
唯「あ、あずにゃん!軽音部のこと嫌っちゃやだよ!またね!」
紬「それじゃ二人とも……また明日」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 01:15:02.56 ID:g2Q+VQPw0
しえん
梓「お前、わしをなめとるんか?のう?」
律「…私はただ仲良くなりたくて…」
梓「ボクシングは遊びじゃないんじゃ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 01:20:49.72 ID:72PlxWbV0
やるじゃん
――――――――――――
梓「先輩たちは私をそんな気難しい人間だと思ってるんですか……」
律「あ、梓、それで話はなんなのカナ?あははー……」
梓「……」
梓「私が律先輩をどう思ってるかです」
律「……はい」
梓「私は律先輩を……
……尊敬してます。他の先輩方よりも」
律「……」
律「ほんとか?」
梓「本当です」
律「……どして?」
梓「覚えてないですか?私が入部して三週間ぐらいたった頃……」
しえん
――――――――――――
律『辞めたい?』
梓『まだ考え中なんです。やっぱり同じ学年がいないと色々苦しくなると思いまして……』
律『うーん……一日、待ってくれないか』
梓『えっ……一日ですか』
――――――――――――
律『その、色々考えたんだけど』
梓『はい』
律『私たちが引退するまで待ってくれ』
梓『それは……』
律『いや、そのな?どうせ軽音部は一つのバンドしか組めない人数だろ?
だから梓も私たちの代ってことで
私たちが引退したら、梓も引退する』
律『やっぱり虫が良すぎるか……
……でもでも!上下関係とかは絶対になしだぞ!』
律『私は……みんなと一緒にバンド、やりたいな、あはは』
――――――――――――
梓「あの時、私は自分が引き止められるのはわかってました
ただでさえ少ないメンバーですから、私はただ自分の立場を先輩に主張したかっただけなんです」
梓「でも、律先輩は受けとめてくれました
その場でありきたりな引き止めの言葉をかけるんじゃなくて
私の立場も一日かけてしっかりと考えてくれたんです」
律「…………」
梓「たったそれだけかもしれませんけど
私はそれからずっと律先輩のことを尊敬してるんですよ?」
梓「そして今日の話を聞いて確信しました
律先輩はやっぱり他人思いの、優しくて、尊敬できる、けいおん部の部長だって」
律「……」
梓「だから私も、新入部員が入ったら律先輩みたいな部長に、って
まあトンちゃんだけでしたけど」
律「あ、あずさー!」
梓「にゃあっ!」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 02:24:28.56 ID:bEJHNElMO
しえん
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 02:39:16.55 ID:QGFn8lXr0
どうした?
ほ
ほ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 05:38:47.57 ID:XsvuQRq5O
ほす
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 06:21:01.68 ID:T22KZbDtO
ほ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 08:21:49.39 ID:RNsuttxx0
ほ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 08:34:02.71 ID:b1I0G0hpO
えっちょっ…なんでこんないいところで…
ほ
っていうか話の流れ的にもう少しで終わりだろw
最後まで頑張れ!
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 09:02:36.51 ID:1A8hh+8MO
トピ主がいないなら俺が書いていい?
結構有名な書き手なんだが
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 09:05:25.46 ID:Nv3RBoOKO
寝落ちとか…
11時くらいから再開したいです
きてたあああああ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 09:51:12.57 ID:9DykY0Ge0
支援
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 10:02:26.18 ID:cL1Fs8kK0
ほ
律「うう……良かった
梓がいい後輩で良かった!」
梓「だからってなんで抱きつくんですか!」
律「え、イヤだった?」
梓「い、イヤ……じゃない……です……けど……」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 11:20:50.29 ID:bEJHNElMO
しえんしえん
律「ならいいではないかー!かわいいのー!あずさは!」
梓「なんですかその変わり様は」
律「いやぁだって嬉しくてー
ほんと言うと前々から私も梓を抱きしめてみたかったんだよねー」
ガサッ
澪「ついに本音を表したな、律」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 11:30:49.97 ID:Lp8qiexD0
支援
梓「澪先輩!?」
唯「ごめーん二人とも」
紬「全部聞いちゃいました」
律「お、おまえらぁ!
帰ったんじゃなかったのか!」
澪「律は二人きりにしたら暴走するって言ったろ?」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 12:18:13.62 ID:9DykY0Ge0
支援
律「な……だからって約束を破って、恥ずかしくないのか!」
澪「今おまえがしてることの方がよっぽど恥ずかしいぞ……
それと梓」
梓「はい?」
澪「さっきの話には、裏がある」
――――――――――――
梓『えっ……一日ですか』
――――――――
律『って相談されたんだけどどうしよう澪さん……』
澪『部長はおまえだろ、律……』
律『そうだけどさ、やっぱり一人じゃ決めらんないよ
ああ……梓のマジの相談もこうして他人に話しちゃうし
澪、私って部長に向いてないんじゃないかな……?』
澪『ダメなところがわかってるなら変える努力をしたらどうだ……
とにかく!今律が梓に望むのはなんだ!』
律『え、えー』
澪『えーじゃない!』
律『あ、ああ残って欲しい。軽音部に』
澪『じゃあ次、梓はどうして辞めたいんだ』
律『う、うー』
澪『うーうー言うな!』
――――――――――――
澪「――つまり、律が一日待って欲しいと言ったのは私に相談するためで
梓に伝えた言葉も私の監修あってこそなんだ」
梓「本当ですか?律先輩」
律「あー、その、そういえばそんなこともあったような……」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 12:57:36.62 ID:lTtjJ4pOO
もしもし
ハァハァ
ガチャ
律「……ごめん梓」
梓「別にかまいませんよ
律先輩が私のことを考えてくれたことは変わりありませんから」
律「あ、梓ああ!なんていい子……!」
澪「これでも駄目か……
……それじゃ、梓とも仲良くなれたことだし帰るぞ、律」
律「えー?もっともふもふしたいよぉ」
梓「やめてください……
でも、本当なら澪先輩たちは先に帰ってたんですよね
……だから今日は私が律先輩と帰りますよ」
澪「む……あ、梓は方向が違うだろ」
フヒヒ…
カワイイ
紬「りつあず仲良し大作戦は大成功ね!」
唯「ぶー!でもなんか私たち仲間外れにされてない?」
律「ならみんなで一緒に帰ればいいじゃん?」
律「…………へ?なんだよその顔……」
――――――――――――
唯『なんてことがあったんだよ憂』
憂『律先輩と梓ちゃん、仲良くなれて良かったね!
梓ちゃんにはやっぱり律先輩みたいな人が合ってると思うもん』
唯『?なんで?』
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 13:34:25.34 ID:cL1Fs8kK0
しえん
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 13:35:41.53 ID:MkbGAqoK0
憂は「律さん」じゃね?
憂『だって梓ちゃんはクラスでは結構頼りにされてて……
逆に梓ちゃんが人に頼ることってあんまりないんだ』
憂『だから、梓ちゃんが頼れる、お姉さんみたいな人が、必要なんじゃないかと思って
……なんだか私たちみたいだね』
唯『なるほどー……む?』
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 13:39:42.09 ID:9DykY0Ge0
澪さん嫉妬しすぎwww
唯「なんて憂は言ってたけど……」
紬「今日はロールケーキよ〜」
律「おお!シンプルだからこそ光る作り手のこだわり…まさに天上のミスト…」
梓「律先輩、私昨日律先輩にイチゴあげましたよね」
律「ああー……あれな
ごめん梓、ほんとは私があげるつもりだったのに……」
梓「それじゃ、律先輩のケーキ分けてもらっていいですか?」
律「なぬ!?う……それは
……しょーがない!かわいい後輩のためだ、持ってけ!」
いいねぇ、すごくいい
梓「ありがとうございます!
じゃあ半分貰いますね」
律「おいこら!調子に……」
梓「駄目ですか……律部長」
律「まあ部長だし涙を飲むか部長だしえへへ」
唯「……いいように扱われてるようにしか見えない」
紬「りっちゃんってこんなに単純だったの……?」
澪「……それじゃ律、私のケーキ食べるか?」
律「もー澪ってば最近なに企んでるんだよっ」
唯「…………」
澪「別に、優しい律先輩が悪い後輩にいじめられないようにと思って」
梓「な、なんですかそれ!」
律「おいおい、なんで今度はおまえらが仲悪くなってんだよ」
唯「……むー」
もしかしたらだけど澪って律の事好きなんじゃね?
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 14:24:26.10 ID:IfRFYl1DO
そんなわけ…
梓「律先輩のせいですよ」
澪「そうだな、律のせいだ」
律「なんで!?」
ガタン!
唯「りっちゃん!」
律「ど、どうした?」
唯「りっちゃんは澪ちゃんとあずにゃんどっちが好きなの!?」
律「…………はい?」
おしまい
俺は律の方が好きだな
保守と支援ありがとう
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 14:44:13.19 ID:bEJHNElMO
乙だぜ
嫉妬する澪は可愛いな
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 14:54:03.72 ID:E2fbcVyiO
綺麗にまとまってた 乙
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/10(木) 14:58:57.91 ID:91AfD5g3O
乙
良かったよ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙
次はりっちゃんがどっちか好きか決めるんだよな?