唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」
唯「おー。澪ちゃんおはよー。なんか今朝は寒いねー」
澪「あ、唯。おはよう。寒いな。今週末まで天気よくないらしいぞ」
唯「そうなんだ。ところでめずらしいね、一人で登校だなんて」
澪「はは、まあな。今日は律が生徒会への書類提出だとかで、先に学校行って今から書くってさ」
唯「あはは。りっちゃんらしいや」
澪「唯こそ憂ちゃんはどうしたんだ?」
唯「憂もクラスの用事とかで先に行っちゃったんだぁ」
澪「ふーん」
唯「うん」
澪「…………」
唯「…………」
∧_∧
ピュー (´・ω・`) <これからも山崎誠を応援して下さいね。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎
唯「寒いねぇ」
澪「寒いな」
唯「こういう時はアイスが食べたくなるね!」
澪「なんでだよ!」
唯「えー、だって寒い時はちべたいアイスの甘みが増すんだよ」
澪「そんな訳ないだろ、まったく。う〜、そんな話聞いたら余計に寒くなってきた」
唯「ぎゅっ」キュッ
澪「ふえっ」ビクッ
唯「えへへ。あったかあったか。澪ちゃんは嫌?」
澪「い、嫌じゃないけど。いきなり手を繋いでくるからちょっと驚いただけだ」
澪「唯は本当にスキンシップが好きだな」
唯「うん。だってその人の温かさが直接感じられるのが好きだし。こうしてれば少しでも寒さが紛れるでしょ?」
澪「そりゃそうだけど、学校近くになったら離すからな」
唯「えー、なんでぇ」
澪「は、恥ずかしいだろ/// 大体梓だって所構わず抱きつかれて恥ずかしがってるじゃないか」
唯「だぁってあずにゃんとっても可愛いんだもん。抱きつかずにはいられないよ!」
澪(梓……不憫な子)
唯「澪ちゃんの手、おっきくてあったかいね」
澪「……どうせ私の手は大きいですよ」
唯「そ、そういう意味じゃなくて。女の子にしては大きいなぁって」
澪「唯、それフォローになってない」
唯「わ、私と比べたら、大きい、よね!」アワアワ
澪「……ありがと」グスン
唯「この前の『澪ちゃんファンクラブお茶会』すごかったね。あんなに澪ちゃんのファンがいるとは驚きだよ」
澪「その話題はもういいだろ。恥ずかしい……///」テレテレ
唯「同じメンバーとしては妬けちゃうかな」
澪「ゆ、唯にだってファンの子はいっぱいいるだろ。ライブの時唯の名前呼んでる子多いぞ」
唯「そういう意味じゃなくて。なんかファンの人と話してる澪ちゃん見てると、遠くに行っちゃうようで」
澪「クスッ。大げさだな。ファンって言っても同じ学校で身内みたいなもんだし、私は唯と同じ軽音部員だよ」
唯「えへへ。そうだよね」
唯「このままみんなとずっと一緒に楽しく部活できたらなぁって、最近よく思うんだ」
澪「うん」
唯「だってさ、よく考えたらあと数ヶ月で私達卒業しちゃうんだよ。そしたらどうなるかわからないし」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:19:38.94 ID:/xVruAEFO
好きだぜこういうの
澪「のんびり屋の唯にしては珍しく先を考えてるんだな」
澪(進路の事はまだずっと先の先の事って言ってた癖に)
唯「ぶー。私だってそのくらい考えるよ。澪ちゃんはどうなの?」
澪「先の事かぁ。私にだってわからないけど、でもほら、もし別の大学だとしても放課後ティータイムは続けられるじゃないか」
澪「スタジオ借りて、みんなで時間決めて集まって」
唯「そういうことじゃなくって、その、なんていうか」
唯「…………」
澪「……気持ちは分かるよ。とりあえず今私たちができることをしていくしかないだろ」ナデナデ
唯「うー……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:21:01.89 ID:Xj5TbVk7O
あなたのことが嫌いです でもあなたの書くSSは好きです
澪「追々みんなで話し合っていこう……って」パッ
唯「ん? あ、もう学校着いたんだ」
澪「まさか学校の中まではな」
唯「澪ちゃん」
澪「なに?」
唯「ありがとね」テヘヘ
澪「あ、ああ///」
紬(唯!澪!唯!澪!こんな偶然神様ありがとう!)パシャパシャ!!
放課後!
唯「あずにゃ〜ん! あずにゃんあずにゃんあずにゃんにゃんにゃん!」ギュギュギュ!
梓「ゆ、唯先輩! ちょっとやめてください!/// やめっ……あっホントに苦しい! 苦し! い」
澪「こら唯! 梓が昏倒してるぞ!」
唯「えっ?」
梓「」
律「ははっ今日はまた激しいな唯」
澪「笑ってる場合じゃないだろ。唯、ちょっと梓抑えておいて。……ふんっ!」グッ
梓「はっ!? シャトルミュータジェネシス……」
唯「あずにゃんごめんね。私つい……」シュン
梓「も、もう。絞め落とす程に抱きつかないでください! 隠された血統の能力が静かな怒りで開花したらどうするですか!」
紬「空気になる前にみんなお茶の用意が出来たわよ〜」
律「お、今日のお菓子はシンプルで変な形だな」
紬「ヌスボイゲルよ。ちょっと渋めのお茶とよく合うわ」
澪「うめー!」モグモグ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:23:19.41 ID:HjZ0aoyIO
紬の安定感
唯「げふっ。さ、さすがに食べ過ぎたよ。恐るべしアヌスポンチョ」
律「ヌスビトハギだろ。あっさり甘めなのが罠だったな」
澪「ガツガツ食べるからそうなるんだろ。練習はどうするんだよ」
梓(まっさきに食いついていた人が!?)
律「いやこれじゃマジで練習無理だわ。後の時間は休憩〜。各自解散でよろしく〜」
澪「うおい! 今週入ってからろくに練習してないんだぞ!」
紬「思いの外喜んで貰えてよかったわ。明日も期待していてね」
梓「ムギ先輩、嬉しいですけどあんまり唯先輩と律先輩を堕落させないでください」
紬「私食器を洗ってくるわ」
梓「先輩会話のキャッチボールしましょうよ」
律「澪〜。トイレ〜」
澪「どうしろって言うんだ……」
梓「フリーマンばかりです」
律「今ここにある危機に陥っている親友を見捨てるつもりか!? も、漏」
澪「その危機に自ら足を突っ込んだ奴を助ける程お人好しじゃないよ」
唯「澪ちゃん恐ろしい子!」
梓「はいはい、収集着きませんから私が付き添ってあげます。肩をかせばいいですか?」
律「梓ぁ〜お前だけが戦友だぁ」
梓「どうでもいいですけどマーライオンとかしないでくださいよ」
澪「まったく。こんなので最後の文化祭に間に合うんだか」
唯「あはは。そうだねぇ」
澪「だから笑い事じゃないって。怠けてるとまたコードとか忘れるぞ」
唯「忘れてもいいかなぁ」
澪「唯?」
なんだかほっとする
唯「こうしてまったりしてコード忘れて澪ちゃんが怒って、りっちゃんが笑って、ムギちゃんがほんわかさせてくれて、あずにゃんが可愛くて〜」
澪「…………」
唯「あはは、なんか澪ちゃんだけが悪者みたいに言っちゃったね。ごめんね澪ちゃ」
澪「唯。一人で抱えるな」キュッ
唯「……澪ちゃん?」
澪「朝も言ったろ。どうしようもない事もあるけどさ、一人で考えて悶々としてるより、みんなで悩んでみようよ」
澪「ああ見えてみんなだって考えてるんだ。きっとわかってくれるよ」
唯「……。やっぱり澪ちゃんの手、あったかいね」
澪「っ! あああのこっこれはだなぁ///」
唯「弱音吐いちゃってごめんね。澪ちゃんの顔見てたらつい」
澪「べ、別に迷惑じゃないからいいよ。それに私なんかよりも他の人のほうがもっといい意見出るんじゃないかな」
唯「そんなことないよ。私助かった」
唯(でも、どうして澪ちゃんにだと言っちゃうんだろ……)
紬(わざわざ外に洗いに出て良かったー!)デジカメデジカメ!!
唯の家!
唯「うーいー。ただいまぁ」
憂「お帰りなさい、お姉ちゃん」
唯「いやー今日も練習疲れたよー」
憂「お疲れ様。でも今日はあんまりお腹空いてないんじゃない?」
唯「え、なんで?」
憂「うふふ。梓ちゃんからメールあったよ。今日はヌスボイゲルの食べ過ぎで練習にならなかったって」
唯「あずにゃんめ〜。明日はフィギュア・フォー・ネックロックだね!」フンスッ!
憂「今度私がヌスボイゲル作ってあげるね」
唯「わ〜い! 楽しみにしてるね、憂」
憂「じゃあお姉ちゃんおやついらないなら夕飯の前にお姉ちゃんの汗にまみれた腋をペロペ」
唯「夕飯できたら呼んでね憂!」ダダッ!
憂「も〜。お姉ちゃんのいけずぅ///」
唯「ふぃ〜。危うくまた桜の園に足を踏み入れるところだったよ」
唯「よいっ、しょっと。今日もギー太ちゃんは重いでしゅね〜」トスッ
唯「朝は寒いのに昼は暑くて夜は寒いなんてずるいよね。夏着にすればいいのか冬着にすればいいのかわからなくなるよ」ヌギヌギ
唯「そうだっ! 半袖と長袖を一緒に着れば!」テンサイッ!
メルメルメル♪
唯「あ、あずにゃんからメールだ。『お加減はどうですか』だって」
唯「『お、ま、え、を、蝋、人、形、に、し、て、や、ろ、う、か』よしっ、返信!」ジョウチャク!
唯「はぁ〜。夕飯食べられるように副交感神経を活性させて消化しないとぉ〜」グゥグゥ
唯「かゆ……うま……」
梓「はっ!? コムニスチーチェスキイ・インテルナツィオナール……」ガバッ!
梓「唯先輩からの返信内容のショックで思わず気絶しちゃった。まさかそんなに怒ってるなんて……」
梓「返信するタイミング……今からするのもおかしいし」
梓母「梓ぁ〜ご飯よ〜」
梓「はぁ〜い! 今行くぅ〜。うう〜ん、予想はしていたけど憂に予めメールしたのが悪かったのかな」
梓「でもあんなにお菓子食べて帰る間際までお腹抱えてたのに、その上憂が餌付けしたらきっとお腹壊しちゃうし」
梓「どうして唯先輩は家に帰ってからまでも私を悩ますんですか/// んっ……ゆ、唯先輩……///」クチュ
梓母「ご飯よっ!」ドカン!
梓「ぎゃー! おかーさーん!」
澪「ママ。ママはさー」
澪母「なに、澪」
澪「高校卒業するときって寂しかった? 高校時代の友達とは今でも会ってる?」
澪母「そうね、そりゃ寂しかったし、いつまでも友達と一緒にいたいって思ったと思う」
澪「思うって」
澪母「もう随分前だからね。でも大学に入ったら入ったで、また人間関係作っていったり高校以上にやることも増えて」
澪母「いつの間にか澪のお母さんになってた……って感じかな」
澪「なんだか無理矢理別の良い話に持って行こうとしてない?」
澪母「それよりもどうしたの? 三年生になってアンニュイになっちゃった?」
澪「ん……、友達がさ。いつもは仲間内で一番明るくて良い意味で何も考えてないような子なんだけど」
澪「最近元気無い顔してると思ってたら、今日になってみんなと別れたくないみたいな話してて」
律「唯らしくないって?」
澪「そうなんだよね。私だって、きっと他の子だって同じ思いを抱えてると思うんだけど、どう言ってあげればいいのか」
律「とりあえずお菓子あげてりゃいいんじゃね?」
澪「お前は考えが短絡なんだ!」ゴチン!
澪「って律!? ママもなんで律にご飯出してるの!」
律「ってぇ〜。ずっとさっきからいたんですけど」モグモグ
澪「だったら声かけろ!」
澪「ママ! 律がいくら幼馴染みって言ってもさ」
澪母「さっきの続きだけど、私は今でも高校時代の友達と会ってるわよ」
澪「話聞こうよママ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:36:30.59 ID:Xj5TbVk7O
どっかのちんちんとはえらい違いだ
律「それで、唯がなんだって」
澪「…………」
律「悪かったよ。盗み聞きするつもりはなかったんだ」
律「まさか食卓で隣の席に着いてるのに気づかないなんて思わなかったし」
澪「はぁー。まあ言って駄目な事じゃないけどさぁ」
律「言いたくない……言いにくいことだったら、いいよ。唯が話すまで待ってる」
澪「分かったよ。前からも唯がちょくちょく言ってたことだけどさ……」
律「卒業したくないとか?」
澪「そ。でも今はもう数ヶ月しかないだろ。さすがの唯もちょっと実感湧いてきたみたい」
澪「なんだかちょっと心配なんだよ」
律「ああ、分かる。唯って一番軽音部の変化を嫌ってそうだしな」
澪「なんだよそれ」
律「悪い。言い方悪かった。でも私達で卒業がどうとかできる訳じゃないし」
律「唯のこと、見守ってやるしかできないんじゃないか」
澪「律……」
律「部長の私も寂しいよぅ〜私も優しく見守ってくれよぉ〜澪ちゅわ〜ん!」
澪「調子に乗るな!」ゴチン!
憂「ハァハァ……お、お姉ちゃんの脱ぎたての下着……ドア一枚向こうにいるのに私」
唯『うーいー。タオル持ってきてくれたぁー?』チャポン
憂「う、うん! ここに置いておくね」
憂(パンツのクロッチが黄ばんでるよぉ〜!)クンカクンカ!
唯『憂』
憂「なっ! 何?」ダラダラ
唯『憂は私が高校卒業しちゃったら寂しい?』
憂「……。寂しいよ。でも姉妹だもん大丈夫だよ」
唯『もし私が遠くの大学行って引っ越しちゃったら?』
憂「えっ!? そうなの!?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:40:50.59 ID:trAKKu3+O
澪ちゃん可愛い
唯『うわっ、そんなに驚かないでよぉ。”もし”だったらだって』
憂「そんなのいや!」
憂「そんなの、いや、だよ……お姉ちゃん。うっ……」
唯『え、憂泣いてるの?』ガラッ
唯「わっ! ちょ、鼻血が!」
憂「うぇっ、うっ……ふぐっうっ、おねっちゃ」グシグシ
唯「うーいー、もう泣かないで、ほらお姉ちゃんが鼻血拭いてあげるよぉ。フキフキ〜」フキフキ
唯(鼻血出しちゃうほど興奮して泣いちゃう憂なんて久しぶりだよぉ。ハァハァ)
翌日!
憂「……っていうことがあってねー。お姉ちゃんってばやっぱり優しいの!」キャッ
梓「えっ! 唯先輩遠くの大学に行くつもりなの!?」
純子「仮の話って言ってたじゃん」
梓「えっ誰」
純子「えっ」
純「憂、梓、おはよー。で、唯先輩が鼻血ブーでどうしたの?」
梓「えっ」
純「私のデビルイヤーを舐めるな!」スチャッ!
憂「梓ちゃん落ち着いて。お姉ちゃんちょっとアンニュイになっちゃってるんだよ」
純「ジャズ研の先輩にも似たような人いるよ。練習中に唐突もなくいきなりボロボロ涙流し始めちゃったりするの」
純「うちらにしたらまだまだ先だって思っちゃうけど、ああいうの見ると切なくなるよねー」
梓「そ、そうなんだ」ズーン
梓(新入部員が入らないことにばかり気にかけてて……)
梓(唯先輩達がもうすぐ卒業するってこと、無意識に避けてたのかも)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:44:43.83 ID:/QpXq3pMO
平沢姉妹でどちらか片方が遠くにいったら泣くほど悲しみそうなのはやっぱ憂ちゃんだよね
唯はケロッとしてそう
授業中!
姫子「」トントン
唯(ん? あ、澪ちゃんから手紙だ。めずらしー)
澪『昨日のこと、大丈夫か』
唯(直接聞いたりメールにしないとこが澪ちゃんらしいなぁ)
唯(ええっと……)カキカキ
唯(姫ちゃんよろしく!)トントン
姫子「」ガッテン!
澪はかわいくていいが平沢姉妹はwwwww
なんとかしてやれw
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 22:47:52.55 ID:/QpXq3pMO
信代「」ドス!
澪「あいたーっ!?」
先生「秋山さん?」
澪「す、すみません。机に足ぶつけて/// すみません……」
クラスメイト「プー! クスクス!」
澪(中島さぁん……)
信代(ご、ごめんごめん。唯からだよ)
澪(もう。ええと……)
唯『澪ちゃん1919892051821←1,1,2,1,1,2,1,2,2』
澪(何コレ???)
澪「」ソッ
唯「」グッ!
澪(そんな得意げな顔されても)
先生「秋山さん、よそ見して何か窓の外にあるの?」
澪「あひゃいっ! しゅ、すみません……///」
クラスメイト「プー! クスクス!」
放課後!
律「でさぁ、言うわけよ。『今日、俺はなにかのために死ねる。俺自身の意思で』って」
紬「うふふ。ユニークね」
梓「おはようございます。すみません掃除で遅れました」
唯「あっずにゃぁ〜ん!」ダキッ
梓「にゃあ! 唯先輩……やめてくださいよ」
唯「おろ? 今日は弱々しいね。とうとう私の抱きあずにゃんとしての自覚が出てきたのかなぁ。デフフ!」
梓「そんなんじゃないです! もう、離れてください!」
澪「唯、その辺にしとけ」
唯「ちぇ〜。まああずにゃん分は取れたからいっかぁ」
梓「もう///」
これが俺得ってやつか……
澪(すっかり元気になったようだな)ホッ
律「唯のヤツ大丈夫みたいじゃんか」ヒソヒソ
澪「そうだな。でもまた何かあったら頼むよ」ヒソヒソ
律「ったりまえだのクラッカー」ヒソヒソ
紬「はい、あずさちゃん」
梓「ありがとうございます」
> 『今日、俺はなにかのために死ねる。俺自身の意思で』
ワロタwwwww
梓「…………」ズズッ
梓「あ、あのムギ先輩」
紬「なあに?」
梓「その、流れでいつもお茶を入れて貰っているんですが、本当なら後輩の私がお茶を淹れるべきかな、と」
紬「……。いいのよ。私がしたくてしてるんだから」
梓「なら、悪いですからせめて私の分は自分で」
紬「そう思ってくれるだけで嬉しいわ。どうしても梓ちゃんがそうしたいっていうなら無理強いはしないけれど」
紬「出来れば私が淹れたお茶を飲んで欲しいの」
梓(そっか。それだけ自信があるというか、ただやらされてるんじゃなくて、自分の仕事だって誇りを持ってるんだなぁ)
梓(できれば私の淹れたお茶を唯先輩に飲んで欲しいんだけどな……)
紬「でもたまになら、お願いしちゃおうかしら」
梓「もちろんです。いつでも言ってください」フンスッ
紬(うふふ。梓ちゃん可愛い)
梓(ムギ先輩は女性らしくて素敵だなぁ……///)
律「でも梓、お前紅茶なんて淹れたことあんのか?」
梓「そっそれは、あんまり……」
梓(というか紅茶はティーバッグしか。緑茶ならたまに自分で淹れるけど)
律「砂糖と塩を間違って入れたりして。アハハ」
梓「そ、そんな漫画みたいなミスはしませんです!」
律「そうかぁ? じゃあ練習の後に試しに淹れてみろよ〜」
澪「律、そんな風に煽るなよ」
梓「いえ、いいんです澪先輩。やってやるです!」
〜♪
梓「と、言うわけでどうぞ」
梓(律先輩からムギ先輩の手助け禁止されて、見よう見まねで淹れちゃったけど、大丈夫かな)
唯「いただきまぁ〜す」
律「いただきマンモス!」
澪「いただきます」
紬「頂きます」(梓ちゃんのお茶! 涎とか入れてないのかしら!)ハァハァ
梓「ど、どうですか……?」
唯(こっこれは!)
律(おかしいな、見てた限りは普通に淹れてたハズだが)
澪(何故か舌が痺れる……)
紬「」グプッ
紬「ぉ、おぃしぃわ!……ょ」ゴフッ
唯「そ、そそそうだね!」
律「あ、ああ! ムギにはまだまだ追いつかないがな!」
澪「ひょ、ひょうらな」
梓「よ、よかったぁ。それじゃ私も一口……。あ、ホントだ。結構イけますね」パァ
唯律澪紬「!!!!」
紬(どっどうしようどうしよう!?)
律「な、なぁ梓、せっかくだからムギにちゃんとした淹れ方教わったらいいんじゃないか?」
唯(ナイスだよりっちゃん!)
澪(さわ子先生がいなくてよかった……)
紬「そ、そうね! 梓ちゃん良かったら明日ちょっと練習してみない?」
梓「はいっ! ちょっと興味が湧いてきました。ムギ先輩、よろしくお願いします!」
和「ちょっと律!」バタン!
唯「あ、和ちゃん」
律「よー、和」
和「何のんびりしてるのよ! 部長会議があるって言っておいたでしょ?」
律「え!? マジで!」
和「はぁー。いいから早く来なさい。ほとんど揃ってるわよ、他の部長に示しが付かないでしょ」グイッ
和「みんな、悪いけど律借りていくわね」
律「わっ! ちょっと和強引過ぎ。あ〜れ〜! お助けを〜!」
澪「ふざけてないでさっさと行け!」ゴチン!
澪「悪いな、和」
和「いいの、もう慣れたわ。ほら、ちゃきちゃき歩く!」
律「さり気に扱い酷いよな……」
和「まったく、律ってどうしてこう大雑把なのかしら。書類は提出し忘れる、部長会議の時間は覚えてない」
律「悪い悪い。ほら、私ってドラマーだからドラム叩いてると他のこと忘れちゃうんだ」
和「のんびりお茶飲んでたようにしか見えなかったけれど」
律「あはっあはは。そうだっけ?」
和「部員のことはよく見てる癖にそれ以外はからきしね」
律「いやぁそれほどでも///」テレテレ
和「できれば後半の言葉に反応して欲しかったわ」
律「でもさー、なんだかんだで和にはいつも助けられてるよな。正直、感謝してる♪」
和「基本私はお節介焼きなだけよ。もう十年以上唯に鍛えられてるしね。律の扱い方も澪の教えて貰わなくちゃ」
律「ん〜、自分で言うのもなんだけど、私の扱い方結構分かってると思うよ。和は」
和「どのあたりが?」
律「私の手を引っ張って歩いてるあたりが」
和「あっ」パッ
和「子供じゃないんだから。一人で歩きなさい」
律「へいへい」
和「……そうね、私は澪ほど甘くはないわよ」
律「唯にはあれだけ甘いのに?」
和「あの甘さは別腹なの」
律「ひゃ〜。妬けるねぇ」
和「それはどうも」
もしもしえん
しないよ
唯「りっちゃん行っちゃったね」
紬「りっちゃん戻ってくるまでもう一杯淹れましょうか」
澪「いや、私が待ってるよ。いつ戻ってくるかわからないだろ」
梓「いいんですか澪先輩」
澪「いいよ。外はまだ明るいけど時間はもう遅いし、みんなは先に帰ってくれ」
唯「段々暗くなる音楽室に一人……」ヒュードロドロ
澪「な、なんだよ唯、やっやめろよ」
紬「わっ♪」
澪「ひぃやあああああああ!」バッ!
紬「うふふ、ごめんね澪ちゃん」
梓「唯先輩も! せっかく澪先輩が気を使ってくれてるのに何してるですか!」
唯「ごめんごめん〜澪ちゃ〜ん」ギュッ
澪「!」
梓「!」
唯「私も一緒に残るから許して、ね?」
澪(唯……あったかいな。梓はいつもこんな感じなんだ)
澪「も、もういいよ。落ち着いたから」
唯「そう?」パッ
澪「部活後にやるんだから、そんなにかからずすぐ帰ってくるだろ」
〜♪
一時間後!
澪「……。り、律ぅ。はやくもどってきて……」ガクガクジョロジョロ
梓「…………」
紬「梓ちゃんどうしたの?」
梓「な、なんでもないです!」
唯「あずにゃん今日はなんだか元気ないよね」
梓「だ、大丈夫です。明日のお茶の練習でどうしようかって考えてただけです」
唯「そっか。ならいいんだけど。何か悩み事あるんなら私に相談してね」
梓「……はい」
梓(できるわけ、ないじゃないですか)
紬「ねえ唯ちゃん。あとでりっちゃんにも相談しようと思ってたんだけど」
唯「ほえ?」
支援
なんのSSかいまだわからん
唯澪?
紬「明日は少し部活の時間遅くしてもらってもいいかしら」
紬「できれば明日のお茶の練習の時は二人きりでしたいの」
梓「え?」
紬「基本を集中して教えてあげたいから。ダメかしら」
唯「いいんじゃないかなぁ。私は大丈夫だよ」
梓(ムギ先輩、思ったより乗り気なんだなぁ。私も頑張らなくちゃ)
唯「あ、アイス食べていかない?」
梓「それに比べて唯先輩ときたら……」
唯「え、なあに〜」ウフウフ
梓(もっとおいしい紅茶を飲んで貰うです!)フンスッ!
>>51 もうちょい待って。
規制引っかからないように5分置きに投下してるから進み遅くてすまん。
翌日練習!
梓「それじゃあムギ先輩よろしくお願い致します!」
紬「うふふ。そんなに固くならないで。楽しくやりましょう」
梓「はっはい!」
梓(ムギ先輩と二人きり……。唯先輩とは違う感じで緊張するなぁ)
コポコポ
紬「そう、熱いから気をつけてね」
梓「はい!」
紬「ポットからお湯を捨てたらすぐに茶葉を入れて蓋を閉めて。三十秒くらい蒸すの」
梓「へぇ〜。茶器を温めるのは聞いたことありますけど、茶葉も蒸すといいんですね」
紬「そうね。紅茶がより美味しくなるわ」
さるさんもないんじゃないかと
でもこのペースでいいよ
こういうのがいいな
安心して見てられる
あまり憂を変態さんにしないでくれよ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/07(月) 23:51:11.75 ID:gcr8lsKa0
紬「……ねぇ、梓ちゃん」
梓「はい、なんですか?」
紬「私、なんだかやっと梓ちゃんの先輩って気になれたわ。ありがとうね」
梓「な、なに言ってるですか。ムギ先輩は最初から私のすごい先輩ですよ」
紬「う〜ん。私はキーボードだから梓ちゃんに教えることなんてなかった。それに唯ちゃん達みたいに接することも」
紬「こうしてると、私の仕事を引き継いでくれるようで、嬉しいの」
梓「今まででも充分ムギ先輩にはお世話になってます。少なくても、私はそう感じていました///」
紬「じゃあ、私からのお願い、聞いて貰えないかしら」
梓「なんですか?」
紬「たまにでいいから、またこうして一緒にお茶を淹れる時間が欲しいの///」モジモジ
梓「……はい、喜んで!」
紬「ありがとう。嬉しいわ」パァ
コポコポ
紬「できたわね。さぁ飲んでみましょうか」
梓「あ、おいしい。昨日のとは断然違います!」
紬「んっ、そうね。いいできあがりだわ」
紬「ね、梓ちゃん。お茶を淹れたいのって、後輩だからっていう理由だけじゃ、ないんじゃない?」
紬「例えば、誰かにおいしい紅茶を飲ませてあげたい、とか」クスッ
梓「」ブホッ
梓「そ、そそそそんなことないですよ! あ、いや私も最近お茶に興味を持ったというか、昨日の夜お茶の入れ方とか調べてたら興味が出たというか!」ダラダラ
紬「ふふ、最近? 昨日の夜から?」ニコニコ
梓「と、とにかく今日は私がお茶係になりますから、もう一回練習させてください!」
紬「ええ」ニコ
律「え? またぁ?」
和「仕方がないでしょ。あなたの記入漏れと記入ミス。悪いけどこっちも色々忙しいからしっかりしてね」
律「はぁ〜。まあ今日は部活も一時間遅いしいいけどさぁ」
和「あら、どうしたの?」
律「なんと梓がムギの真似してお茶淹れたいとか言い出してさぁ。今日は部活前にムギが付きっきりでお茶の練習してるんだ」
和「へぇ、健気で可愛いじゃない」
律「いつもそういう態度だと可愛がりがいもあるんだけどなぁ。練習中なんてこう……ギーッて目を吊り上げて髪なんか逆立ててるんだぜ」フシャー!
和「あなたがそうやってからかうから梓ちゃんもムキになるんでしょ。ほら、口ばかり動かしてないで手も動かす」
律「へ〜い。まぁ、だらけがちな唯のお守りだと思えばいいバランスだけどな」
和「あんたも澪に世話焼かせてばかりじゃだめよ」
律「わ、私がいつ澪に世話になってるんだよ!」
和「いつもじゃない。っていうか分かってて言ってるでしょ? 澪が愚痴るとあなたの名前ばかりだわ。次いで唯も」
律「唯はいいよなぁ。澪は何かっていうと拳で語るタイプだから。私の脳細胞が今までどれだけ犠牲になってきたことか……」
律「澪じゃなくて和が幼馴染みだったら平和だったかもしれない」
和「光栄ね。でもあんたと幼馴染みだったら私もきっと澪みたいに口と手が同時に出るようになってたかもね」
律「なんだよ〜。和までそういうのかよ。私ほど銀河超絶可愛い幼馴染みなんてそうそういないぞ。今からでもなってみるか?」
和「残念だけど唯で手一杯よ。早く終わらせて愛おしい幼馴染みの元に戻りなさいな」
律「なんだよ和つれないなぁ」
和「話は戻るけれど、私もムギに紅茶の淹れ方教わろうかしら」
律「あー、いいんじゃない。ムギは教え方上手いから。……梓も多分上手くなってるだろうな」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 00:10:57.83 ID:jK9i25/70
澪「どうしてそういう大事なことを忘れてるんだ」
唯「いやー、今日あずにゃんがお茶を淹れてくれると思ったらちょっとね〜」
澪「ああ、まあ今日はムギが教えてるから問題無いだろ……きっと。それよりも」
澪「明日が小テストの追試なんて。ただでさえ部活の練習量足りないのに追試落ちて補講なんてことになったら大変じゃないか」
唯「ごめんね♪」テヘペロ
澪「もっと真剣になれ」ペチ
唯「うぶっ! ひ、ひたかんらぁ〜!」ブババッ!
澪「ひぇ! だ、大丈夫か!? ごめんそんなに強く叩いたつもりじゃ」アセアセ
唯「なぁ〜んちゃって♪」テヘペロ
澪「……いい加減にしろ!」ゴチンッ!
唯「いっだぁ〜!」
澪「ほら、始めるぞ。この前の小テストの範囲だと――」
唯「う、うんうん」
唯(澪ちゃんの顔、近いな……。なんか良い匂いする)
唯(あずにゃんは可愛いけど、澪ちゃんは綺麗だなぁ。頼りになるし私もこんな風だったらなぁ)
澪「――で、これがこうなって……唯? ぼーっとしてるなよ」
唯「あ、ごめんごめん〜。えーと、どれだけっけ?」
澪「ここだ。聞いてるのか? まったく」
澪(まるで律みたいに世話が焼けるな。あっ、肩が触れた)
澪(って何意識してるんだ。なんか昨日抱きつかれてからいちいち気になるなぁ。唯の呼吸が聞こえる……)
髪にトンちゃんが張り付いてるのかと思ったらまともな話だった
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 00:16:59.18 ID:EzpKADKm0
支援
〜♪
唯「ふい〜疲れたぁ! 早く部室行ってお茶飲みたぁい!」ドテッ
澪「ははっ。時間足りないと思ったけど範囲も少ないしな、残りは応用きかせればいけるハズだ。やる部分は丸で囲っておいたから」
澪「喉渇いたな。ミネラルウォーター飲むか」
澪「うめー!」グビグビ
唯「澪ちゃん、ありがとう〜。こんど何か奢るよ」
澪「そう思うなら練習してくれ」
唯「よぉーし! なら今日は頑張ろう! ん〜!」セノビーッ
澪「練習頑張りすぎて今教えたところ忘れるなよ。って唯!?」
唯「ふわっ!」ユラッ
澪「あぶっ!」ガッ
ドンガラガッシャーン!
唯「……っ! ……澪ちゃん」
澪「……はぁ〜。危なかった。んんっ、ほら、動くなよ、今持ち上げるから」ググッ
唯(全体重乗っけてる椅子の脚が支点になってるから、身動きが取れないよ。って)
唯(澪ちゃんすごい真剣な顔……が、近い!)
澪(このまま持ち上げて戻したら唯がつんのめって今度は前に倒れるから)
澪(片手を椅子の逆側の底に回して私の身体で受け止めるようにゆっくり……)
唯澪「っ!」
澪(ゆっ唯の鼻と私の鼻がぶつかった///)
澪「ゆ、ゆっくり戻す、からな」ドキドキ
唯「う、うん」ドキドキ
唯(はっ鼻息が触れる……///)
ググッ...カタッ
澪「ふぅっ……。唯、痛いところ無いか」
唯「だ、大丈夫。椅子に乗っかってただけだから。ありがとう」
澪「///」
唯「///」
唯「あ、あ〜びっくりしたぁ。机とか倒れて中の物がバラバラに……。澪ちゃん足!」
澪「え?」
唯「足から血が。机か椅子にぶつけちゃったんだね! えと、絆創膏」ゴソゴソ
澪「うっ、なんか傷見たら痛くなってきた……」フラッ
唯「澪ちゃん椅子に座って、今血を拭くから。あ、ちょっとこれ借りるね」
唯(えと、澪ちゃんが飲んでた水をハンカチに湿らせて)ソッ
澪「いたっ」ビクッ
唯(絆創膏貼って……よしっ)ペタリ
唯「ごっ、ごめんね、澪ちゃん」ウルウル
澪「ダッ、ダイジョウブダヨ、タダノスリキズミタイダシ……」ガクガク
唯(棒読みになってる……。私のせいだよね。ようし!)
唯「痛いの痛いの飛んでけ〜! 痛いの痛いの飛んでけ〜!」スリスリ
澪(唯……)
支援
澪「ゆっ唯、本当に大丈夫だから、その、足触られるの、恥ずかしい……///」
唯「あはは、澪ちゃん恥ずかしがり屋さんなんだからぁ。本当に大丈夫?」
澪「さすがにこのくらいは大丈夫だよ。高校生にもなってこんな傷くらい」ハハッ
澪(一瞬血の気が引いた……)
唯「澪ちゃん、助けてくれてありがとう……」ギュッ
澪「〜っ!」
澪(正面からぎゅって。ほっぺがくっついて熱い……///)
唯(私ドキドキしてる……気付かれちゃうかな……///)
澪「ゆっ唯、もう……ダイジョブ///」
唯「あ、うん……///」スッ
澪唯(なんだかちょっと名残惜しいな……)
カタヅケカタヅケ
澪「じゃあ、そろそろ行くか」
唯「そうだね、みんなもう待ってるかも」
澪唯(なんだか妙に恥ずかしくて気まずい……)
メイン唯澪で、後は律和と紬梓か?
まぁあずにゃんは唯狙ってるようだけど
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 00:36:46.89 ID:cVNar7BRO
澪は毎月生理の時気絶してるのか
唯澪好きだC
このペースだと朝までかかりそうだから3分間隔で投下する
よし支援
追いついた支援
律「と、言うわけで今日は猛特訓特売セールだ!」ズダダン!
唯「そうだね! りっちゃん!」ギュイーン!
梓「どうして今日に限って張り切ってるんですか!」
律「今日の私はひと味違うぜ! ハイパーりっちゃんと呼んでくれ! ちなみに今日限定だ!」
律「練習を頑張って汗をかいた後のケーキが旨いんだぜ〜! だからまず練習練習!」ドダダン!
唯「ケーキ……は早く食べたいけどお腹空かせたらだね! りっちゃん!」ギュイギュイーン!
梓「…………」ジワッ
紬「りっちゃん、唯ちゃん。今日は先にティータイムにしましょう」
律「し、しかしだな」
律(昨日の今日でやはり不安が……)
紬「ね?」ゴゴゴゴゴ
ムギあずが好きな俺には至高・至福
支援
唯「そそそうだよりっちゃん! 今日はティータイムを先にすべきだよっていうか私も早くお茶飲みたい!」チャクセキ!
律(こいつ裏切りやがったー!)
唯(ムギちゃんそこはかとなく怖いよ!)
律「み、澪は」
澪「」ボー
澪「あ/// いいんじゃないか。せっかく梓が淹れてくれるんだろ」
律「」
梓「澪先輩……」
紬「なら用意するからみんな座ってて。さ、梓ちゃん」
梓「は、はい!」ホッ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 00:44:54.39 ID:PR4LQC/E0
SSスレ万歳!!!
SSスレはもっと増えるべきである!
今のクソつまらないVIPをSSスレで埋め尽くすべき!!
お前らも、私達読み手と共に書き手様を「支援」するべきである!
読み手様は私達にすばらしいSSを提供してくださっている!!
その読み手様が離籍なされたり、御就寝なされた場合には「保守」をするのが私達読み手の義務である!!
そして書き手様へ対する批判は絶対に許してはいけない!
書き手様は御自分の時間を削って、私達にすばらしいSSを提供してくださっているのに、それを冒涜することは万死に値する!
そして、SSスレの良い雰囲気を保つ為、喧嘩をせずに仲良く雑談するべきである!!
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〜♪
コポコポ
梓「ど、どうぞ」ドキドキ
律「ど、どうも」グビビッ
唯(あずにゃん私信じてるから!)
澪(あ、いい香り)
紬「」ニコニコ
律唯澪「!!!」
唯「おいし−! あずにゃんおいしいよ! 昨日のよりずっと!」
律「マジだ! やるじゃん梓!」
澪「うめー!」ゴクゴク「熱っ!」ブフッ
梓「よかったぁ」パァ
紬「よかったわね、梓ちゃん」
梓「はいっ! ムギ先輩ありがとうございます!」
律「お、おかわり貰っちゃおうかな〜」ソロソロ
梓「わかりました! いくらでもどうぞです!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 00:47:02.92 ID:PR4LQC/E0
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とある日!
唯「あずにゃ〜ん!」ダキッ
梓「にゃあん! もうまた! いつもいつも飽きないんですか!」
唯「飽きるわけないよ〜。あずにゃん可愛いんだもん。あずにゃん分吸収!」ズキュンズキュン!
梓「あ、あ……も、もう///」フニュー
澪「まったくお前らほんと飽きないな。ほら練習始めるぞ〜。あ、ピックが」ポロッ
唯「おっ、私が取るよ」スッ
澪「いや大丈」
唯「あっ」
澪「んっ」
唯澪(指が触れた……)
澪「あ、ありがと唯」
唯「う、うん」
梓「?」
律「あ、スティックが」ポロッ
紬「私が拾うわ」
律「いやんっ!」
紬「あんっ!」
律「ありがとなムギ!」キリッ!
紬「ううん!」クネクネ
律「なんちゃってー! 澪は乙女だな!」
澪「うるさい!」ゴチン
澪「ムギも悪ふざけが過ぎるぞ」
紬「ごめんなさい。うふふ」
律「いてて、ムキになるところを見ると好きな人でもできたか?」
澪「りぃ〜つぅ〜」グリグリ
律「いだっいだだだっ! ゆっ許して! 澪様天神様ぁ!」
唯「…………」
梓「はぁ、毎度毎度。澪先輩も人のこと言えませんね。ね、唯先輩」
唯「…………」
梓「唯先輩?」
唯「あ、うん、そだね」
唯「……私ちょっとトイレ行ってくるね〜」
唯「ん〜」バシャバシャ ジャー キュッ
唯「ふぅ。お顔すっきりー」フキフキ
唯(澪ちゃんとりっちゃん仲いいな。小学生からの幼馴染みだもんね)
唯(指……まだ熱い……)
支援
帰り道!
律「今日はモス寄ってこうぜモス!」
唯「よし行こうりっちゃん!」
梓「ちょっと唯先輩。寄り道は……」
律「いいじゃんここは部員同士の親睦を深めるためにだな」
梓「部室で毎日ティータイムしてるのと同じじゃないですか」
澪「律は新商品を食べに行きたいだけなんだよ」
紬「そうなの? 私も興味あるわぁ」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 01:01:04.87 ID:PR4LQC/E0
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書き手様、万歳!!!!!!
みんな上手くいきそうだな
かわいいのぅ
律「おっ、さっそく敵情視察かムギ。とうとうりっちゃん部隊スパイ作戦を実行する時がきたな!」
唯「ま、まさかりっちゃん隊員ついにあの作戦を!?」
紬「えっ、なになに?」ワクワク
律「ようしお前ら、目的地のモスが見えてきたぞ! 私に続け−!」
唯「りっちゃん死ぬときは一緒だよ!」
紬「私も一緒に〜!」ニコニコ
梓「ちょ、先輩!」
澪「ああなったら止めようがない。仕方ない梓、私達も行こう」
梓「やれやれです……」
バーガーモスクワ!
唯「おおっ、これが新商品のトリプルムキムキイワンドラゴスペシャルだねりっちゃん」
律「トホホ。まさかこんなに高いとは思わなかった……」
澪「無理して買わなくてもよかっただろ」
紬「私も一緒よ、りっちゃん」
唯「私はお金がないので普通のバーガー一個です!」
梓「えばらないでください」
律「こりゃ食べるのも一苦労だな。んあ〜う!」ガプッ
唯「りっちゃんすごーい」
律「あらひにははれはほんなのはようーらら」モガモガ
澪「こら、はしたないぞ。食べたまま喋るな。……はむっ」
唯「澪ちゃんは(食べ方が)可愛いね」
澪「!? ゴホッゲフッゲフッ。唯いきなり変なことを言うな!」カァ
唯「あずにゃん。ほらポテトあ〜ん」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 01:10:43.72 ID:tcsEpJ3J0
ところどころマジキチ入るの好きだぜ
いいねいいね
梓「あ〜ん。はっ! つい条件反射で……。しかも私のポテトじゃないですか」
唯「あ、ごめんね人のポテトつまんだりして……」
梓「あ、そういう意味ではなくて」
梓(いやそういう意味でしか取れないか……)
紬「あらあら。唯ちゃん、私にもあ〜ん」
唯「はい。あ〜ん」
紬「はむ、はむ……。うん。唯ちゃんのハンバーガーもおいしいわぁ」
梓(ためらいも無く人のハンバーガーを食べた!?)
紬「お礼に私のハンバーガーを分けてあげるわね」
唯「え! いいの?」
紬「いいわよ。私一人じゃ大きすぎて食べきれないから手伝って」ムギムギ
唯「やった! ありがとうりムギちゃん!」
梓(その手があったかー!)
澪「…………」ジー
澪「なぁゆ」
律「み〜お〜。はいあ〜ん」
澪「食べかけじゃないか。飲み物ならともかく」
律「なんだよ私と澪の仲じゃん。澪だって食べたかったんだろ? 唯とムギのジーッと見ちゃって」
律「あ、食べたいけどダイエ」
澪「」ガッ
律「ぬるぽ!?」
梓「……唯先輩、ポテト食べたい、ですか?」
唯「ふぇ。うんうん」
梓「じゃあ特別にあげます!」ザラッ
唯「ありがとう〜あずにゃん!」サクサク
紬「? 唯ちゃん飲み物も買ってなかったの?」
唯「うん。今月もう結構ギリギリなんだぁ。ギターのメンテナンスにお金かかっちゃって」
紬「それなら飲み物も半分分けてあげるわ」
唯「大丈夫だよ。ハンバーガーも分けて貰ったのに飲み物まで貰うわけにはいかないよぉ」
律「いくらなんでも飲み物無しじゃパンとポテトは無理だろ。お金貸してやるから買ってこいよ」
唯「借りてもいいの? ごめんね、ありがとうりっちゃん。来月お小遣い貰ったらすぐ返すからね」
律「おう。トイチでいいぞ」
澪「律」ゴンッ
律「いでっ。冗談だよ冗談〜」
唯「といちってなあに?」
梓「唯先輩は知らなくてもいいです」
唯「え〜なんでぇ」
梓「早く買ってくるです。みんな食べ終わっちゃいますよ?」
唯「あ、行ってきまーす」
紬「ねえ梓ちゃん。といちって何かしら?」
梓「ムギ先輩は違う意味で知らなくていいです……」
律「くはぁ〜。食った食った。余は満腹じゃー」
澪「はぁ……。こいつのはしたなさは死ななきゃなおらないな」
律「なんだとぅ!? 私がどれだけモテモテなのか澪は知ってるだろ!」
澪「イケメンと言われていたことは知っている」
律「あ、あ、あぁ……」ヘナヘナ
澪「ほら、バカなことやってないでさっさと帰るぞ」
唯「…………」
唯「澪ちゃんたちはほんとに仲いいよね」
梓「小学生からの幼馴染みですしね」
唯「私と和ちゃんみたいな感じかな」
梓「ん〜。似て非なる物かもしれませんね」
唯「どの辺が?」
梓「私のイメージですけど、澪先輩と律先輩は姉妹みたいで、唯先輩と和先輩は母娘というか」
唯「えーひどいよあずにゃん」
梓「ムギ先輩も路上で5200mmF14カメラなんて構えていたら怪しまれますよ」
紬「え?」ハァハァ
支援
澪「じゃあここで。また来週な」
律「宿題やったか、お風呂入れよ!」
唯「歯みがけよ、風邪ひくなよ! あはは。じゃ、またね〜!」
紬「それじゃまたね、みんな」
梓「澪先輩、律先輩失礼します」
律「そんでさぁ――」
澪「聞こえない聞こえない――」
梓「それでですね、唯先輩」
唯「…………」フィ
唯「あっ!」
梓「にゃっ? どうしたんですか唯先輩」
唯「ちょっと思い出したことあって。ここで別れよ。じゃあね〜」
梓「あ、唯先輩!」
梓「……もう。せっかく二人でゆっくり帰られると思ったのに」
唯「澪ちゃ〜ん」
澪「唯?」
律「唯、どうしたんだ?」
唯「うん、ちょっと用事思い出して。澪ちゃん明日の土曜暇?」
澪「とりわけ予定はないよ」
唯「ならちょっと付き合ってくんないかなぁ。私じゃ分からないことがあって」
律「なんだそんなことか。私も一緒に付き合ってやるよ」
唯「あ、明日はちょっと二人くらいが丁度いいんだぁ。ちょっと買い物行くくらい。ちょっとだけ」
律「……あやしい」
唯「そ、そんなことないよぉ」
律「あはは。まあいいや。憂ちゃんにでもプレゼントでも買うの選ぶとかか?」
唯「あーまあそんなとこかな……。で、澪ちゃんどう?」
澪「ああ、まあ別にいいけど」
唯「よかった。じゃああとでメールするねー」タタッ
唯「ふぅ……」テクテク
唯(りっちゃん意外としつこい。……まあ私が変に隠そうとしたからなんだけど)
唯(明日は澪ちゃんと二人でお出かけ……)
唯「ふふっ」スキップスキップ
ふむ
しえん
支援
唯「ごちそうさまぁ」
憂「お粗末様でした」
憂「お姉ちゃん明日は何か用事ある?」
唯「うん。明日は澪ちゃんとお買い物に出かけるんだぁ」ニコニコ
憂「え、そうなの?」
唯「そうだよ。あれ、憂と何か約束してたっけ?」
憂「ううん。予定なければお姉ちゃんとお出かけしようかなって思ってただけだから」
唯「そっかぁ。ごめんね、憂」
憂「いいよ。また今度一緒にお出かけしようね」
憂「お姉ちゃんアイス食べる?」
唯「あ、ちょっと澪ちゃんに連絡しなきゃだから、お風呂入ったらいただくよ」
憂「そう……」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 01:36:48.85 ID:fYSBDn9jO
怖い
107 :
マジレス1I ◆MAJIRESU1I :2010/06/08(火) 01:38:01.18 ID:8/kyiifw0 BE:1921660984-2BP(2076)
けいおんは原作やアニメは内容が浅い分、SSがいいかんじだな
ところで、けいおんSS読んでたら自分の人生に絶望してしまうんだが
唯「澪ちゃんもご飯食べ終わった頃かなぁ」カチカチ
唯「『明日何時頃がいい?』っと」
唯「…………」
唯「…………」
唯「…………」
唯「…………おーそーいー」
メルメルメル
唯「きたっ。『どこに行くかで時間が変わるよ。どこに行くの?』」
唯「『普通に駅前に買い物行くんだよ〜』っと」
唯「…………」
メルメルメル♪
唯「えと、『なら十三時頃がいいかな』か」
唯「せっかくだから二人でご飯も食べたいなぁ」
唯「『ご飯食べたいから十一時頃にしない?』っと」
メルメルメル♪
唯「んと『わかった。駅の東口で待ち合わせな』」
唯「『了解です! 楽しみにしてるね!』っと」
メルメルメル
唯「『寝坊するなよ』って澪ちゃんひどーい」
唯「でもでも、楽しみで今晩はすぐに寝られそうにないよ〜」
唯「…………」
唯「……ん?」
唯「まあいいや。早くお風呂入って歯みがいて風邪ひかないようにしないと!」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 01:43:15.47 ID:E6xqklki0
唯の手紙の意味って何?
ピッ
澪「…………」ゴロン
澪「唯と二人きりで買い物か。ずっと前に一度あったけど相当振り回されたよな」
澪「ふふ」ゴロン
澪「何着ていこうかなぁ」スクッ ガチャッ
澪「う〜。しもむらの服ばかりで恥ずかしい……。でも服は値段じゃない、よな」
澪「これ……はちょっと。少しいつもよりも可愛い格好していきたいな。ならこれは……」
〜♪
澪「やっぱこれかなぁ。可愛くてお気に入りだけど恥ずかしくて一回しか通したことないんだよな」
澪「……私のイメージじゃないかもな。やっぱり無難にいこう」
澪「あ、もうこんな時間か。つい夢中になってしまった。なにやってんだ私」
〜♪
澪「ふぅさっぱりー。さてと、日記書いたら寝るか。唯に寝坊するなって言っておいて私がしたら何言われたもんか」
メルメルメル♪
澪「律からメール? 『結局明日何しに行くの?』」
澪「何詮索してんだ。ったく。あいつも意地になると見境無くなるからなぁ」
澪「『やっぱり普通に買い物みたいだぞ。あとあんまり唯の詮索するようなことはするなよ』っと」
メルメルメル♪
澪「『めんごめんご。今度はみんなで遊びに行こうぜ』か」
澪「部活と帰りの買い食いくらいで、まともにみんなと遊びに行くのもあまりないもんな」
澪「『なら今度みんなで予定立てよう』っと」
メルメルメル♪
澪「『了解しました! 明日は楽しんできてねぇ〜ん(はぁと)』って。ったく余計なお世話だ」
澪「おっと、日記日記」カキカキ
しえん
澪「よぉーし、ねるか」
澪「…………」
澪(ちょ、ちょっとだけ……///)カァ
澪(澪のポエム&小説集……。鍵付きの机に入れてるけど、どこに入れて置いても心配だ)キョロキョロ
澪(今日は何にしようかな。超恋愛巨編『濡れ濡れ時間〜奪われた秘壺〜』の続編はまだ思いつかないな)
澪(そうだ。新連載を始めよう。タイトルはえーっと、えーっと『碧いマシュマロ〜禁断のラブモンスター〜』)
澪(うん! いいな!)
澪(設定は……そうだな、女子校での禁断の同性愛///)カァァ
115 :
マジレス1I ◆MAJIRESU1I :2010/06/08(火) 01:51:36.40 ID:8/kyiifw0 BE:720623434-2BP(2076)
最近、自分はバイだと気づいた
澪(そうだなぁ年の差はあったほうがいいよな。ふわふわ脳天気な先輩とまじめで素直になれない後輩が……)
澪(なんかいやだな)
澪(ふわふわ脳天気な同級生とちょっと口調が乱暴だけど恥ずかしがり屋な主人公の話……これだ!)
澪(何故かこの設定だと色々な妄想がどんどん浮かんでくるな///)
澪(ふわふわな同級生はきっと黒いパンストを履いていて足やま、股が蒸れるんだろうな。嗅いだらとても汗臭くて///)ハァハァ
〜♪
澪「ブツブツ……」カキカキ
澪「あっ! もうこんな時間!? ね、寝ないと!」
所々アレだが信じて支援
澪「明日唯とあんなふうになれたらなぁ……///」
澪「はっ! 妄想モードから抜け出せてない。恥ずかしい/// 友達の唯とあんなことやこんなことできるわけないじゃないか///」ドキドキ
澪「でも四つん這いにされて唯にお尻叩かれたらどうにかなっちゃいそうだよぅ……」
澪「いやいやいや。よしさっさと寝よう!」バサッ
澪「…………」
澪「…………」ゴロン
澪「…………」
澪「…………楽しみで眠れない」
何このSSやべぇwwwwwwwwwwマジ面白すぎwwwwwwww
先生最高でしたwwwwwwww今まで見たSSの中で10本の指には入るっすwwwwwwwwww
名作っすwwww天才っすwwwwww
最初は面白かったのにね……
澪…w
澪「はぁ、はぁ、はぁ、まずいこのままじゃ遅刻する!」タッタッタッ
澪「考え直す時間無くて結局服もお気に入りの着て着ちゃった///」
澪「唯気に入ってくれるかなぁ」
澪「ふぅ。やっと着いた時間ギリギリか。まあ唯は遅刻してくるだろうから大丈夫だろう」
唯「み〜お〜ちゃ〜ん〜」ヒタッ
澪「ひぇえええっ!」
唯「だれがちこくしてくるってぇ〜」
澪「ゆっ唯! ごめんそんなつもりじゃ」
唯「いいよーもう」フイッ
澪「唯ー」オロオロ
唯「なんて、うそだよん。私も今さっき来たとこ」ニコッ
澪「ほっ。もう、驚かせないでくれよ」
唯「澪ちゃん今日の服可愛いね、似合ってるよ。いつもと雰囲気ちがうね」
澪「え、そ、そう?」ドキッ
唯「うん」ニコニコ
澪「ゆ、唯だって可愛いと思うぞ///」
唯「よかったぁ。ちょっと選ぶのに手間取っちゃってぇ」
澪(な、なんかデートみたい。……デート///)
唯「それじゃ天気もいいしまずはご飯たべにいこー」
澪「そうなりますよねー」
唯「澪ちゃんは何食べたい?」
澪「そうだな、朝食抜いてきたから少し多めに食べられる物がいいな。パスタとか?」
唯「パスタ屋さんは値段の割に少ないよ」
唯「牛丼大盛りとか?」
澪「も、もうちょっと女の子らしい食べ物にしようよ。私たち二人でも入りづらいし」
唯「ケーキバイキングとか?」
澪「唯……」
唯「あはは。うそうそ。ほら、そこのレストランなんか良さそうだよ」
澪「あ、ほんとだ。へぇ〜。肉のランチコースと魚のランチコースかぁ」
澪「値段もほどほどだし。うん、ここにしよう」
唯「レッツラゴー!」
澪「な、なんか大人の人が多いな」キョロキョロ
唯「そうだねぇ。でも大丈夫だよ前にも憂と一緒に来たことあるから」
澪「そうなんだ」
唯「うん、そんでねそのとき食べた料理一回食べただけで憂ったら家でも同じ料理作ってくれたんだよ」
澪「さすが憂ちゃん……」
唯「他の料理もおいしそうだったから、機会があったらまた来ようと思ってたんだぁ」
澪「そういえば唯、お前昨日今月ピンチだって言ってた、よな?」サァ
澪(まさか注文までしてしまってからお金が無いなんてことに……)
唯「大丈夫だよぉ。貯めておいたお金を今日のために持ってきました!」
澪「そっか、よかった。はぁ〜」
唯「さすがにデ、お出かけ誘ったのにお金無いなんて言わないよ」
澪「前一緒にでかけた時はそんな感じだったと思うんだが」
唯「あれぇ、そうだっけ?」
店員「お待たせしました。本日のランチです」
唯「お待ちしておりましたぁ」
澪「こら唯///」
唯「澪ちゃんの魚料理もおいしそうだね」
澪「おいしいぞ。少し食べるか?」ヒョイ
唯「うん。あ〜ん」
澪「え゛っ///」
唯「あ〜ん〜」
澪「ほ、ほら///」
唯「ぱくっ。ふへへ、おいひいね〜///」
澪「お前は子供か。恥ずかしいな」
唯「じゃあお返しに。はい、あ〜んして」
澪「ちょ、それはさすがに///」
澪「小皿に分けてくれればいいから」
唯「いいからいいからぁ唯を信じてぇ、あ〜んしてぇ」
澪「う、う〜///」カァ
澪「あ、あ〜ん///」
唯「ほいどうぞー」
澪「あむっ。んむんむ。お、おいしいな///」
唯「澪ちゃんってあ〜んするとき目をつむるんだね〜」ニコニコ
澪「ばっ、そういう恥ずかしいことを素で言うなよ……///」
唯澪しえん
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 02:15:12.80 ID:xHZj8FSbO
ニヤニヤ
いいね
唯「おいしかったね〜」
澪「そうだな。また来たいくらいだ」
唯「またこようね!」
澪(唯……)
唯「みんなで!」
澪「そうだな」ヤッパリ
澪「良いお店教えて貰ったお礼にアイス奢るよ」
唯「え! いいのぉでもぉそんな悪いよぉ」クネクネ
澪「ならいいか」
唯「ごめんなさい奢ってくださいぃ」ポロポロ
澪「そんなに食べたいのか、アイス……」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 02:17:29.20 ID:E6xqklki0
唯の手紙の暗号が解けない
誰かヒントくれお
澪「これだ」
唯「こるねっと? ソフトクリームみたいな感じだね」
澪「ソフトクリームでいうとコーンの部分が揚げパンになってるんだ。その上にアイスが乗ってる」
唯「へぇ〜! おいしそう!」
澪「何味がいい?」
唯「ん? 伊達政宗味(抹茶)? 上杉謙信味(苺味)?」
澪「なんだこれ。前はこんな名前じゃなかったぞ」
唯「れきーじょふぇあ? なにそれ?」
澪「なんだか恥ずかしくて呼びにくい名前だなぁ」
澪「中身は同じみたいだし、とりあえず頼んでみよう」
唯「じゃあ私は上杉謙信で!」シュビッ
澪「わ、わかった。えーと、すみません。うっ上杉謙信味と伊達政宗味をひとつずつください///」
店員「はい苺と抹茶ね−。ちょっと待っててください」
澪「///」
唯「ブフッ!」
澪(メニュー通りに言ったのに!///)
唯「う〜んデリィシャス♪」ペロペロ
澪(ほんとおいしそうに食べるなぁ)ペロペロ
唯「あっ! 澪ちゃん澪ちゃん」
澪「なに?」
唯「ほら、こうして、こう腕組んで〜」
澪「な、なにするんだよ」
唯「ほらっ、こう二人で腕組むとお互いのアイスが舐められるんだよ!」
澪「腕組んだらそのまま自分のアイス舐めるようになってるじゃないか」
唯「あれ? あれぇ?」
唯「いいや。ほい澪ちゃん苺どうぞー」
澪(ええい、こうなったらヤケだ///)
澪「ん……///」ペロ
澪「おいしい///」
唯「んじゃ私も〜ぱくっ」
澪「あー!」
唯「まっひゃつべたくておいひいぃ〜」
澪「ゆ〜い〜」
唯「でへへ♪ 澪ちゃんも遠慮しないで私の食べていいよ♪」
澪「まったくもう……」
澪(今日の唯は妙に積極的っていうか、よく絡んでくるなぁ)
澪(まあいつもは五人いるところが二人だけだから、その分これで普通なのかな)
澪(むしろ普段あまり絡まないから嬉しいくらいだな)
唯「澪ちゃん、どうしたの?」
澪「ん、ああ。いつもみんなで遊んでるけどさ、こういう風に誰かと二人で遊ぶのもいいかなぁって」
澪「みんなといるときよりも別の面が見られて仲良くなれるだろ?」
唯「うん。今日は澪ちゃんの可愛い服着てるの見れたしね」
澪「そ、それはともかく///」
澪「律はいいとしてムギや梓ともこうして遊ぶのも悪くないな」
唯「そ、そうだね」
唯(どうしようなんだか胸が苦しいよ……)
唯「……ね、次あそこ行こうよ」
澪「雑貨物屋さんか。いいな」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 02:37:35.81 ID:E6xqklki0
>>135 サンクス。
一回ローマ字だと思ったけど、
右側の数字の意味が分からないからやめてたわ。
いやースッキリした
澪「わぁ」
唯「澪ちゃんこういうの好きそうだよね」
澪「ゆ、唯だって可愛いの好きだろ」
唯「そうだよ〜。ほら、この犬みたいなぬいぐるみ可愛いよね〜」ダキッ
澪「犬……? にしては足みたいなのが六本あって羽だかひれだかわからないものがいっぱいついてるな」
唯「この顔も愛嬌あっていいよね」
澪「あ、愛嬌というより不気味というか、視線が虚ろだし、なんか涎垂らしてるのまで表現されているし」
唯「あ〜なんか抱き心地よくて欲しくなってきちゃった。買っちゃおうかなぁ」
澪「やめとけって」
唯「あ〜こっちもいいなぁ」
澪「気持ちはわかるが落ち着け。こんなのでも結構値が張るもんだろ」
唯「ぶー。澪ちゃんノリわるーい」ムー
澪「そんなこと言ったって……」
唯「りっちゃんだったらこういうのに付き合ってくれるのにぃ」ブー
澪「!」ムッ
澪「だったら律と遊びにこればよかったろ。悪かったな、ノリ悪くて」
唯「え? べ、別にそういう意味じゃなくて」
澪「もういいよ」フィ
唯「……。澪ちゃんごめん」シュン
澪「あっ……。その、私も言い過ぎた。ごめん、つい意地張っちゃって」
唯「ううん、ごめんね」
澪「うっ、そのっ」ジワッ
澪(だっ、だめだ。私が悪いんだから自分が泣いてどうする!)
澪「唯、顔あげて」
唯「んっ……」
澪「ごめんなさい」
唯「澪ちゃん、私が……」
澪「いいの。私が悪いんだから。だからこれでおしまいにして欲しい」
唯「う、うん」
澪「よかった。さ、他のも見てみようよ」
唯(澪ちゃん涙貯めてた。せっかく澪ちゃんと遊びに来てるのに)
唯(澪ちゃんは澪ちゃんで、りっちゃんじゃないのに)
唯(さっき澪ちゃんが他の子とも遊びたいみたいなこと言うの聞いて、つい私もひどいこと言っちゃったよね)
澪「唯ー?」
唯「うん今行くー」
澪「ほら、これなんか可愛いんじゃないか」
唯「そうだね、ブタゴリラみたいで可愛い〜」
澪(よし!)
澪「『唯ちゃん唯ちゃんボクブタゴリラだよ〜』」フリフリ
澪「な、なんちゃって……」カァ
唯「…………」
唯(澪ちゃん……)ジワァ
澪「ちょ、唯っ?」
唯「な、なんでもない平気」ゴシゴシ
澪「あ、これもいいな。ぼんやりした表情が唯みたいで可愛い」
唯「ひどーい」
澪「あはは」
唯「うふふ。……あっ」
澪「ん? どうした、唯?」
唯「ううん、なんでも」
唯(私みたいで可愛いって、自然に言ってくれた///)
澪「小物なんかも充実してるんだな」
唯「私たまにここで文房具なんかも買ってるよ」
澪「唯は色んなところ知ってるんだな。駅前は私もそれなりに遊びにくるけど、来るところ決まってるし」
唯「えへへ〜。褒められた。それじゃあ次は澪ちゃんがいつも行ってるところに行こうよ」
澪「私が行くところ? う〜ん。大体律が……あ、ごめん」
唯「いいよ。ゲームセンターとか?」
澪「そうそう。あとまぁ……ここ程の大きさじゃないけどお気に入りの小物屋さんに行くかな」
唯「行きたい行きたい。どこにあるの?」
澪「ちょっとここから遠いんだよ」
唯「いいよ〜行こう」
支援して寝る
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 02:51:38.77 ID:+di0Sxo5P
応援するぜ
澪「ここだけど……」
唯「わっピンク!」
澪「そ、そうだな///」
唯(赤とかピンクとか。お客さんも小学生っぽい子が多い。澪ちゃんらしいなぁ)
澪(さすがに引かれたかな……)
唯「へぇ〜。どれも可愛いね。あ、ヘアピンとかバレッタもいっぱいあるね」
澪「大きめのサイズばかりだから、ちょっと付けるのは恥ずかしいけどな」
唯「そうかなぁ。こうして見ると付けてみたくなっちゃう。ん〜と、このうさぎのがいいな」
唯「よっと。どう?」
澪(うわっ……いい、かも///)
唯「どうどう? 澪ちゃん」
澪「唯顔近い///」
唯「あっ///」
長くてすまん〜。あと半分くらい。俺も疲れてきたわw
澪「い、いいんじゃないか結構似合ってるぞ///」
唯「そう? 澪ちゃんがそう言うなら買っちゃおうかなぁ」
澪「でっでもこんなの付けてたら他のヤツがなんて言うか」
唯「大丈夫だよぉ。値段は……思ったよりするね、これ」
澪「どれどれ。……本当だ。あ、これってブランド物なんだ」
唯「買えない値段じゃないけれど、ちょっとためらっちゃうね」
澪「うう〜ん」
唯「貯めてたお金崩しちゃったから、残りのお金でりっちゃんに借りたの返そうと思ってて」
唯「これ買っちゃったら月曜に返せなくなるし、また今度遊びに来たときに買うね」
澪「そうだな。無理して買うもんじゃないし。唯にしてはいい判断だ」
唯「も〜さっきからひどいよぉ。私だってちゃんとしてるんだから」
澪「ごめんごめん」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 02:55:25.24 ID:q5q4mYuM0
C
律には強気でも唯にはさすがに強くあたることもできない澪ちゃん可愛い
いっつも和には頼りっきりでも澪にはちゃんと気を遣う唯ちゃん可愛い
夜中にこんな可愛いSS投下する
>>1はもっと可愛い
唯「澪ちゃんは何買ったの?」
澪「ノートと消しゴム。歌詞書くのはここで買ってるんだ」
唯(わー、ノートなのにキラキラしてるよ)
唯「そうなんだ。でも部室で見せてくれるのだと普通のノートとかルーズリーフだよね」
澪「あっ。あえーと、清書してこのノートに残しておくんだ。歌詞以外のも……」
唯「今度見せて見せてぇ」キラキラ
澪「や、やだよ! 恥ずかしい……」
唯「いいじゃんいいじゃん〜」キラキラ
澪「日記みたいなもんだからだめだ」
唯「澪ちゃんのケチぃ〜」プクー
澪「なんと言われようとも見せられません」
澪(危うく澪のポエム&小説集の事がばれてしまうところだった……)ガクガク
澪「次はどこ行こうか」
唯「……ぎゅっ」
澪「えっ///」
唯「……手くらい繋いで歩こうよ」
澪「で、でも変じゃないか、女の子同士で」
唯「だぁ〜いじょうぶだよ。仲のいい子どうしだったらうちの学校でもよくいるよ?」
澪「だからってこんなとこでしたら余計に恥ずかしい……」
唯「いや?」
ポエムはまあ澪だから許容されるだろうけど小説は…w
澪「……。もう、ずるいな唯は」
唯「えへへぇ」ニコ
澪(む〜。唯に振り回されっぱなしだなぁ。そうだ)
澪「唯、ゲームセンターに行こう」
唯「なにかやりたいゲームでもあるの?」
澪「うん。是非とも」
唯「澪ちゃんがゲームセンターに行ってまでやりたいゲームがあるなんて知らなかった」
澪(ふふふ。唯に一泡吹かせてやる)
見てみたいなぁ澪のポエム&小説集
しえ
唯「あははは! 澪ちゃんおもしろ〜い!」
唯「次! 次これ選んでみよ!」
唯「ほらほらじっとしてー」
パシャパシャパシャ!
澪(えらい喜んでしまわれてる……)
澪(プリクラで変なオプション付けて撮って恥ずかしがらせてやろうと思ったら)
澪(私まで一緒にこんな恥ずかしい写真を……)ズーン
唯「じゃあ次は普通に撮ろうか」
澪「そ、それがいいよ! はー、さっきまでのはプリントしないからな」
唯「えー。せっかくおもしろいの撮れたのにぃ」
澪「だめだあんなの誰かに見られたらもう学校行けない……」
唯「仕方ないなぁ」
唯「じゃあ最後はこうしてね」
澪「わっ唯!」
澪(唯正面からくっつきすぎ! 体が全部密着して腰に手が、っていうかほっぺまでくっつけて/// やわらかいしいいい匂いがする///)
唯「ほい、ちーず///」
パシャパシャパシャ!
唯「むほほ。澪ちゃん可愛く撮れたねぇ〜」
澪「……もうお嫁にいけない(恥ずかしくて)」
唯「はい、澪ちゃんの分」
澪「あ、りがと……ん?」
澪(あんがいまともなものが多めだな。でもやっぱり最後のはあるんだ///)
唯「これさっそく携帯に貼っちゃおうかな♪」
澪「まてまてまて」
唯「いいじゃ〜ん。今日の記念にってことでぇ」
澪「……。貼るなら携帯じゃない目立たないところに貼れよ」
唯「ファンクラブの人がヤキモチ妬いちゃうから?」
澪「ゆい〜」
唯「あはは。冗談だよ」
澪「そろそろ暗くなってきたな。今日はこのくらいでお開きにするか」
唯「え〜まだ遊び足りないよぅ。この後服でも見に行こうと思ってたのにー」
澪「あまり遅くなると憂ちゃん心配するぞ。途中まで送っていくから」
唯「ぶー。せっかく澪ちゃんとこんなに仲良くなったのにぃ」
澪「!///」
澪「が、学校でも遊べるだろ。そうだ。ほら、これあげるから今日は大人しく帰ろ?」ガサ
唯「なになにアイスー?」
唯「これ……うさちゃんの髪留め……?」
唯「え!? え、悪いよ結構高かったじゃん! 貰えないよ」ドキドキ
澪「いいよ、今日は誘って貰って楽しかったし。お礼ってほどでもないけど唯に似合ってたし」
澪(高いっていっても小物にしたら高いって範囲だから私でも出せるくらいだったもんな)
そろそろキャッキャウフフですかね
唯「///」ポー
澪「唯?」
唯「あ……、ごめん。それなら、貰っちゃおうかなぁ///」モジモジ
澪「うん。そうしてくれると嬉しい」
唯「///」
澪「じゃあ行こうか」
唯「あ、いや、私もう帰るね。じゃあね!」ダッシュ!
澪「おい唯!? 送って……」
澪「行っちゃった。なんだ急に」
澪「ちょっと心配だけど、私も帰るか」
澪(今日は楽しかったなぁ。唯とも前より仲良くなれた感じだし。この気分だと良い詩が書けそうだ)
澪(帰ったらさっきのプリクラ貼ろうかな……///)
唯澪はいいなぁ
唯「はぁ、はぁ、はぁ、うちの近くまで走っちゃったよ、はぁ、はぁ……」
唯(なんだろう顔が熱い。ずっと走ってたから?)
澪『結構似合ってるぞ』
唯「///」カァア
唯(どうしようなんでこんなにドキドキしてるんだろ)ドキドキ
唯(澪ちゃんと前より仲良くなれたから? プレゼントまで貰っちゃって)
唯「あっ!」
唯「お礼言うの忘れてた!」
唯「どうしよう澪ちゃん怒ってないかな。今からメールで」
しえん
唯「あああああでもなんて書いたら……それにこんなに良いの貰ってお礼がメールっていうのも失礼だよね」
唯「ううーなんだか収まりがきかない〜!」ダッシュ!
憂「お姉ちゃんおかえりなさ〜いってどうしたの!?」
唯「ぜー、ぜー、た、ただいま……う、い……」バタ...
憂「お姉ちゃん? お、お姉ちゃぁああああん!」
唯「完」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 03:10:56.25 ID:fYSBDn9jO
aiaihib eahba aabaababb
なんだこれ
だめだABC言われても暗号の意味が分からん
ん?
え?
まだ半分って…言ってたじゃ…
冗談ですよね…
唯「なんて。憂大げさだよぉ」ガバッ ゼーゼー
憂「あ、ごめんね。つい」
唯「憂、み、水」ゼーゼー
憂「ちょっと待っててすぐ持ってくるお待たせ!」
唯「ありがと〜」ゴクゴクプハァ
憂「お姉ちゃんどうしたのそんなに息が上がるくらいにまで」
唯「な、なんでもないよ///」
憂「まさか何か危ない目にあって逃げてきたとかじゃないよね?」
唯「ちがうよぉ。心配させてごめんね憂」
憂「そう思うならいつものお帰りのキ・ス」
唯「汗かいちゃったからシャワー浴びてくるねぇ〜」ダダッ!
憂「もうお姉ちゃんたら汗ダラダラのままぎゅってしてくれたほう私の肌にまでお姉ちゃんの分泌物が染み込んできて顔や首筋に浮いている玉露の汗をぺろぺろしてお姉ちゃん甘じょっぱい体液が私の細胞の一つ一つに染み渡って」
純「何してるの憂?」
憂「お姉ちゃんの飲んだコップをペロペロして間接キッスとか思ってないよ!」クワッ!
純「いやそこまで聞いてないけどっていうかクワッ!って」
純「お姉さん帰ってきたんだ。トイレから出たら鉢合わせちゃって気まずかったよ」
憂「お姉ちゃんとトイレで!?」
純「都合のいい言葉だけ繋げないでよ憂」
憂「あ、ごめんね純ちゃん。なんだっけ」
純「お姉さん帰ってきたなら私帰るね。お邪魔なっちゃうし」
憂「お姉ちゃんなら大丈夫だよ。むしろ歓迎してくれるよ。夕ご飯も食べていかない?」
純「ううん。また次の機会まで楽しみにしておく。憂の作った料理おいしいから」
純「そっかぁ、それじゃまた来週学校でね」
憂「うん。それじゃまたね。……あ、純ちゃん今日はありがとうね!」
純「へ? 私お菓子食べて漫画読んでゴロゴロしてただけなのに。なんで?」
憂「なんででしょう〜」エヘヘ
純(察しが良すぎるのも気まずいなぁ)
ニヤニヤ時間
>>171 1 9 19 8 9 20 5 18 21
唯澪いいねいいねC
エロなくても引っ張れる唯澪最強
右の数字はそういう意味か
支援
ほ
すまん眠くて頭痛いので昼頃まで待っててくれ。
スレ落ちてたら続きからまた立てるんで。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 05:44:41.00 ID:BghMYZzPO
全力で保守そして支援
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 06:23:28.57 ID:8tIvvM8WO
しえん
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 07:15:21.44 ID:7fs1pAxE0
burn
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 07:42:52.89 ID:gLjA7dD10
☆
早く続き読みたい保守
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 10:16:36.94 ID:gLjA7dD10
.gN瘟閤蠶蠶蠶蠶蟹ミ
,...<蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶粛t
,f卅閤閤閤蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶lt杉
∧屠屍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶#
/濁蠶蠶蠶蠶蠶Π卅ミ盤轟蠶卅从踰蠶亅
从[鏖蠶蠶蠶WHj斤l仆从閤〒彳卅蠶从
了蠶蠶卅蠶蠶乂 。。。。,.,仆廾仆fj,.。__,毛乍
丿;蠶蛾l蠶蠶轟彳豐踰乂从弋冫豐亅乍h 保守サンクス!
..卅蠶蠶盤 卞蠶蠶 ` 鬱 鬱 仆蠶, 再開スルデス!
jg災蠶川蛾什蠶蠶蠶 ., 斤蠶(ト,.
..y蠶屍 蔚卅.|蠶蠶{ ...,.. ゚´ .j踰蠶蠶ヘ
..f~蠢% ,' Π・l蠶蠶{I,.. ゚゚゚゚~^' 。[|' .蠶蠶ff
.。蠶蠶:゚ / !蠶蠶I・≠;。, 。乍盤蠶 ゚卞蠶匕
,g蠶夂゚ ” [蟹蠶b 豐≠≡‖ 蠶彳 ”蠶蠶Π
,j蠶蠶’ ゚蠶蠶} 蠶蠶 蠶蠶蠶
蠶層f' 醴翩; ,:翩{{ 踰蠶鏖
蠶蠶庁 蠶轟」 r蠶" “靈蠶轟
嬲蠶叭 嬲蠶・l }鬥 瀘蠶蠶
蠶蠶h 蠶讃g ,。{醴醴ミ。 g醴蠶)
蠶蠶魁 蠶盤. ,g''《f''瘟蠶屍 f蠶蠶靈゚
蠶蠶蠶}, 'ヌ蛾l|。 ヘ” |了夂彳 仆蠶蠶サ'
蠶蠶蔚ト 彳鬱雛}{¨ ~ ゚ 乍蠶壬P
蘊蠶蠶。 昨;鬱;,醴g ..g蠶蠶什
やられてやるです!
唯「あ゛あ゛〜。すっきり〜」ゴロゴロ
唯「このほどよく火照った体で絨毯の上をゴロゴロする気持ちよさと言ったら……」
憂(芋虫みたいにゴロゴロしてるお姉ちゃん可愛いよぉ)
憂「お姉ちゃん機嫌がいいね。今日は澪さんと楽しんできたの?」
唯「ま、まあね! それよりも純ちゃん来てたんだ。トイレから出てきて気まずそうにしてたよ」
憂「うん、今日は一人だって話したら遊びに来てくれたの。梓ちゃんも誘ったんだけど今日は用事があって来られなかったんだぁ。一人じゃ気まずいけどって純ちゃんが」
唯「そっかぁ。あずにゃんは今日はお父さんの手伝いとかって言ってたかな」
憂「そうそう。どこかのお店でライブのお手伝いするんだって」
唯「あずにゃんは可愛いのにすごいなぁ」
唯「私もあずにゃんに負けずに頑張らないとね!」
唯「憂! 私ギー太の練習これから頑張る前にご飯食べるよ!」
憂「お、お姉ちゃん……」
憂(感動して濡れちゃうよぉ)ジュン
唯「ふぃ〜。ご飯食べたらやっぱりお風呂入らないとねぇ。汗流すだけのシャワーじゃ物足りないよ」カポーン
唯「今日は楽しかったなぁ。澪ちゃ」
唯「あぁああああ!?」ザバッ
唯「わっ忘れてた! まだ澪ちゃんにお礼のメール送ってなかったよ!」バサバサ
憂「どうしたのお姉ちゃん大きな声だして。あ、お姉ちゃんアイスはテーブルに置いてあるよー」
唯「ごめんね部屋で澪ちゃんにメールするから」ダダッ
憂「ぐすん……。最近お姉ちゃんが相手してくれない」
憂「」ピッポッパ
憂「あ、純ちゃん? 今日はありがとね。うん、うん。そう――」
憂「え? なにしてるのって? アイスが溶けないように片付けてるところ……」
とっとと書くです
唯「」
唯「『唯、今日は楽しかったよ。また一緒に遊びに行こうな』って……もう二時間以上も前に来たメールだよ……」
唯「舞い上がってすっかり携帯見るの忘れてた……。お礼はしない、返事は遅いなんて女の子、澪ちゃんは嫌いだよね」
唯「で、でも、とにかく返事は返さないと。まだ遅い時間じゃないし大丈夫だよね」
唯「…………」
唯「なんて送ればいいんだろう。なんか何を送っても嫌なイメージしか想像できないよぉ」
唯「前は澪ちゃんにどういうメールしてたんだっけ……」カチカチ
唯「な、なんか普通だね。今日食べたものとか、部活の事とか、テレビのこととか」
唯「こういう風に軽くメールすればいいのに……」
唯「うーいー!」
憂「おねえちゃんなに!」ガチャ
純『憂? うーいー?』
唯「澪ちゃんにメール送ろうと思ってるんだけど、もう二時間も前に澪ちゃんからメールがきてたの気付かなかったんだ」
唯「普通に返していいのかどうか迷っちゃって」
>>194 書きためてあるんだが、念のため2〜3分間隔で投下してる
昨晩と同じく遅くてすまんがもう少しお付き合いをお願いするです
憂「う〜ん。内容にもよるんだけど」
唯「大事なことなんだぁ」
憂「それなら素直に謝ったほうがいいよ。変に言い訳するとあとから大変になるかもしれないよ」
唯「そうだよね……」
純『憂ー? ういー。うぃういうぃういうぃう』
ピッ
憂「もう間に合わないことなの?」
唯「そういうことじゃないけどぉ。遅くなって澪ちゃん怒ってないかなぁ」
憂「それなら、そのくらいで怒る澪さんじゃないよ」
唯「……そうだよね。ありがと、憂」
憂「ううん、いいの。また何かあったら呼んでね!」ガチャ
純「憂、怒っちゃったのかな。気まずいな。っていうか先に無視しだしたのあっちじゃん!」
唯「うーん……。『澪ちゃん返事遅くなってごめんね。私も今日は楽しかったよ。また今度二人で――』」
唯「…………」
カチカチカチ
唯「『また今度遊びに行こうね』っと。送し」
唯「ん〜……。やっぱプレゼントの事も書いておかないと。メールで言うのはアレだけど、言わないほうがもっと失礼だよね」
唯「『うさちゃんの髪留めとっても可愛くて嬉しかったです。ありがとう』これでよし」
唯「う〜、大丈夫だよね。……送信!」カチッ
唯「…………」
唯「…………」
メルメルメル
唯「きたっ!」
唯「ひ、開くのがこわひ……」ソッ
澪『どういたしまして。今日はおつかれさま』
唯「うわーそっけないー! ややややっぱり怒ってるんじゃ……」バフッ
唯「むわー! むーむー!」バタバタ
ピッ
澪「よかった。子供っぽいって返されたらどうしようかと思った」
澪「はぁ〜。色々恥ずかしくて気疲れしたけど楽しかったなぁ」
澪「女の子同士でもこういうドキドキした気持ちになれるんだな。よおし、このテンションで新曲の歌詞でも書くか」
澪「…………」
澪(その前にちょっと、新連載の続き、書こうかな)
澪(きょ、今日はキスより進んだシーンを……)タラッ
澪「は、鼻血が……」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 11:19:20.36 ID:gLjA7dD10
これはかわ唯…
月曜日!
澪(結局日曜日は一日中アレを書いてしまった……)
律「おいっすー唯! 憂ちゃん!」
唯「りっちゃんおはよう!」
憂「律さんおはようございます」
澪「おはよう、唯、憂ちゃん」
澪「あ、ウサギの髪留め付けてくれてたんだ。なんか嬉しいな」ニコ
唯「!」
唯「……う、うん。お、おはょぅ……///」カァ
憂「……澪さんおはようございます」
律「唯、なんか変だぞ」
支援
澪「熱でもあるんじゃないか?」ペタ
唯「!!!?」ドキィッ
唯「だだだ大丈夫だよ! ///」ズザザッ!
澪「そ、そうか? 少し顔赤いぞ」
澪(唯バックダッシュすばやいな)
唯(良かった。澪ちゃん怒ってないみたい……)
唯「ちょ、ちょっとね。あ! お、一昨日はありがとうございましたぁ」ペコリ
澪「ゆっ唯、なに深々とお辞儀してるの。恥ずかしいじゃないか」
唯「あの、これ貰ったのに昨日お礼言えなくて」
澪「え、お礼ならメールでしてくれてたじゃん」
唯「そうじゃなくて」
律「おー、お熱いねぇお二人さん♪ 一昨日はお楽しみだったようで」
澪「ばか。律も他人に感謝する心を唯に少しは見習え」
律「私の感謝はマリアナ海溝より深いっていうのに。私が感謝した瞬間澪なんてあの深い暗闇の底にひと飲みだぞぉ」
澪「うひぃ!」ゾワゾワ
律「なー、唯?」
唯「う、うん、そうだね……」
律「おまっ、唯がのってくれないと私だけがバカみたいじゃないか」
憂「お姉ちゃんちょっと今朝から具合悪いみたいなんです」
律「マジでか。唯、最近体調崩しやすいんじゃないか。なんなら私が前髪を下ろして唯の変わりに」
澪「余計に負担かけるからやめろ」コツン
唯「あはは。りっちゃんありがと。大丈夫だよ」
憂(お姉ちゃん……)
紬「おはよう、みんなお揃いで。あら、唯ちゃんそのヘアピン可愛い〜」
唯「おはよう〜。ありがとうムギちゃん」
和「おはよう。唯にはこういうの似合うわよね」
律「一昨日澪が唯にプレゼントしたんだってよ」
和「くすっ。澪らしいセンスね」
澪「なんだよ和まで」
唯「///」
和「ごめんごめん」
紬「なになに楽しそう詳しく聞かせてちょうだい!」ハァハァ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 11:31:19.90 ID:ph4h84uzO
あんまり早いとおさるさんくらっちゃうぞ
律「なんと唯が澪をデートに誘ってさぁ」
唯「…………///」
澪「律、いい加減にしろ」ゴツンッ
律「グーテンモーゲン!」
澪「まあ普通に買い物しに行っただけだよ……ん?」
澪(そういや誘われた時は唯が何か私に選ぶの手伝って欲しいとかって理由だったような……)
紬「澪ちゃんどうしたの?」
澪「いや、なんでもない」
律「あっちぃなぁ〜。寒かったり暑かったりこの時期は私に挑戦状叩き付けてるのか?」
和「挑戦状ってなんの挑戦状よ」
律「毎日命をかけて登校してるのに更なる試練を課そうする神様の思し召しかと」
和「ああ、律に対しては確かに試練が思し召しかもね」
律「なんだとー?」
先生「じゃあまず二人組作ってストレッチ始めてー」
澪(向こうにいる律より隣の唯に声かけるか)
澪「ゆ」
唯「む、むむムギちゃん一緒にやろー!」
澪「い……」
紬(いいわよ、澪ちゃんも一緒にしなくていいの?)
紬「あれこれ触っちゃうかもしれないけど気にしないでね」
唯「ムギちゃん声と考えが逆っぽい台詞言わないで」
紬「あらぁ私としたことが」
澪「……。さて誰と組もうか」ポツーン
唯澪しえん
律「めし食おうぜ〜」
澪「席くっつけよ」
唯「和ちゃんはい、ムギちゃんはい」
和「ああ、うん」
紬「ありがとう」
澪(……。立ってる位置からなんとなく唯の隣に行こうとしたら唯に席を割り入れられた)
唯「いただきまぁ〜す。はぐはぐ」
唯「おお〜ムギちゃん今日もお弁当豪華だね〜」
紬「うふふ。ありがとう。出汁巻き厚焼き卵食べる?」
唯「いいの!? じゃあ憂特製コロッケと交換しよう!」
律「おうおう。私のミートボールが食えねぇってのかい?」
唯「なんだとぅ? それならこのアスパラベーコン巻きを交換してしんぜよう」
澪(なんか唯が率先して微妙に損するトレードをしている気が……)
和「ほら、私のハンバーグあげるわよ」
唯「わーい! 和ちゃんありがと〜」
澪「私も……」
唯「わ、悪いよ澪ちゃん。もうこれだけ食べたらおなかいっぱいになりそうだから大丈夫だよ」
澪「そうか……」ポツーン
澪(唯の正面に座ってるのに唯全然正面を向かない……)
放課後!
ジャラ〜ン!
澪「律、パワーありすぎ。キーボードが飲まれちゃってる」
律「やる気出したりっちゃんの力はまだまだこんなもんじゃないぜ……」
紬「わたしもがんばる!」ムギッ!
澪「はいはい。あと唯は逆に弱いよ。リードなのに梓のギターとベースの音にかき消されちゃったらどうするの」
唯「ごっ! ごめん、なさい……」シュン
律「あー澪が唯をいじめたー」
澪「え?」
梓「だ、大丈夫ですよ唯先輩。そこまで悪くはなかったですから」
唯「あずにゃんもごめんね。もう一回お願い」
澪(あれー。私そんなに強く言ったかな)
律「はぁ〜お茶がうまい」
澪「そうだな。今日は練習もよくできたし」
梓「毎日こうだといいんですけど」
唯「あずにゃんきびしい〜ん」
梓「のほほんとしてないでください」
紬「まぁまぁまぁまぁ」
澪「唯は集中すればできるんだから、律に流されないでしっかりしろよ〜」
律「なにお! 私がいつ唯を誘惑したっていうんだ。私達は相思相愛だ!」
しえしえ
唯「あ、ごめんね澪ちゃん……」シュン
澪(えぇー!? なんかめちゃくちゃ視線外されてるんだけど!?)
澪「あ、あのさ、唯」
唯「ああああずにゃんあとでちょっと一緒に練習しない?」
梓「え、ええ。はい。珍しいですね唯先輩からそんなこと言うなんて」
唯「ぶー。私だって真剣に頑張ろうと思ってるんだよぉ」
律「……?」
澪(あれ、なんか無視されてる感じが少しするな……)
紬「…………」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 12:00:49.18 ID:Sqtlod5AO
C
唯「じゃあね〜」
梓「失礼します」
紬「じゃあまた明日」
律「おー。またなー」
澪「……ばいばい」
澪「……なぁ、律」
律「んー? なにー?」
澪「なんか今日の唯おかしくなかったか?」
律「そうか? 私から見たら普通だったけど」
澪「そうか。まあ、私の勘違いかな……」
〜♪
澪(あれから三日。やはり微妙に唯に距離を置かれてる気がする)
澪(今も一緒にパンを買いに購買に来るまで、ずっと私の後ろ歩いてて話しかけてこないし)
澪(私から話しかけても逃げるし、視線もろくに合わせないのも珍しくなくなってきたな……)
唯「ん〜! むぎゅ〜! ぬっ抜け出せひぃ〜!」
澪「唯、手! 引っ張るから」
唯「澪ちゃん」ギュッ
澪「よっと」ググッ
唯「はぁ〜。購買は争奪戦だねぇ。……あっ、手」パッ
澪「…………」
唯「ご、ごめんね。ありがとう」モジモジ
澪(なんか汚い物でも触れてたような放し方だなぁ)
澪「…………」ジワッ
澪「私先に戻る」ダッ
唯「あっ! 澪ちゃん!?」
唯「…………」
澪(私、唯に何かしたのかな。先週はあんなに一緒に楽しく過ごしてたのに……)テクテク
紬「澪ちゃん?」
澪「…………」テクテク
紬「澪ちゃん!」
澪「あ、ムギか……。なに? 用事あるの?」
紬「ううん。お手洗いに来ただけよ。澪ちゃんなにかあった?」
澪「……なんでそんなこと聞くんだよ」
紬「…………」
紬「澪ちゃんちょっといい?」
澪「話なら教室戻ってからでいいだろ」
紬「よくないわ」
澪「…………」
紬「…………」
澪「……はぁ、わかったよ」
澪(なんだよ強引だな……)
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 12:17:39.11 ID:gLjA7dD10
紬「風が気持ちいいわね」
澪「ムギ、ほら」
紬「いいわ。教室にお弁当あるから」
澪「そう……。で、なに?」
紬「怖い顔」
澪「え?」
紬「澪ちゃん今とても怖い顔してるわ。何もないって言われても、私は信用できない」
澪「…………」
紬「唯ちゃんと何かあったの?」
澪「っ!」
澪「な、なんで唯の名前が出てくるのさ。なにもないよ」プイッ
澪(分かったような顔して……!)
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 12:21:52.67 ID:gLjA7dD10
紬「そう……」
澪「…………」
紬「…………」
澪「…………」
紬「…………」
澪「唯が、さ」ボソッ
紬「うん」
澪「最近、なんだか私を無視してる気がしてさ。部活中でもほとんど話しかけてこなかったり、私から話しかけても二、三話ししたら終わったり」
澪「メールしても同じ感じで。それどころか視線も合わせてこなかったり、さっきなんか……」
紬「さっき……なに?」ソッ
澪「…………。唯が混雑から抜け出せなくて、手を引っ張ったら……きっ汚い物触ったみたいに、ふり、振り払われて」ジワッ
紬「…………」キュッ
紬「唯ちゃんはどうだったの?」
澪「ゆっゆいは、普通だったけど、なんでかあっ謝って、きて」ギュッ
紬「唯ちゃんは澪ちゃんのことそんな風に思ってないわ。絶対」
澪「そっ、そうかな……うっ……」グシュ
紬「それに澪ちゃんのことを無視もしてないわ」
澪「本当……?」
紬「本当。だから大丈夫よ」ニコ
紬「ああ、お腹すいちゃった。やっぱり澪ちゃんのパン少し貰えるかしら?」
澪「うん……」
澪「このこと律には……」
紬「大丈夫。分かってるわ」
唯「……澪ちゃんは?」
和「え? 一緒に購買行ってきたんじゃないの?」
唯「あの、その、先に戻るって言って……」
律「そういやムギもトイレから戻ってこないな」
和「どうしちゃったのかしら二人とも」
唯「…………」
唯「わ、私澪ちゃん探して」
律「唯、いいよ。先に食ってようぜ。探してる内に昼休み終わっちまうぞ」
唯「で、でも」
和「ふぅ。校内で行方不明もないでしょうに。二人で話でもしてるのかもしれないし」
唯「うん……」
律「…………」
律「なぁ唯」
唯「なに? りっちゃん」
律「お前澪となにかあったのか?」
唯「べ、別になにもないよ……///」
律「そっか……」
律(無理に直接聞くのもな。今はまだ大丈夫……かな)
律「なぁムギ。昼休み澪と何話してたんだ?」
紬(やっぱりりっちゃんね。鋭いわ)
紬「私はお手洗いに行ってただけだけど」
律「昼の終わり間際に一緒に戻ってきてそりゃないだろ」
紬「お手洗いが混み合っていたのと、澪ちゃんがどこかでお昼を食べてたのが教室前でかち合った。っていうのは?」
律「却下」
紬「そう。……そうね、言えないわ。私の口からは。少なくとも今はまだ」
紬「りっちゃんも少しは予想くらいはできてるんじゃないかしら?」
律「買い被るなよ〜。私だって普通の女子高生だぞ」
律「加えて唯が……」
梓「お疲れ様です」
梓「あれ、お二人だけですか」
律「ああ、唯なら今日は部活休むって」
梓「そうなんですか? 唯先輩が……珍しいですね」
律「梓が抱きしめられるのをあんまり嫌がるから、落ち込んで具合が悪くなったってさ」
梓「ええっ?」
紬「りっちゃん」
紬(わかってて言ってるのかしら)
律「ごめんごめん、今のは嘘。具合が悪いって言ってたのは本当」
梓「そ、そうなんですか……」ホッ
澪「お疲れ様……」
梓「澪先輩、唯先輩が今日部活休んだそうです。何かしってますか?」
律(あちゃぁ〜)
紬(梓ちゃん。あなたの実直さが今は憎いわ……)
澪「……知らないよ。私が知りたいくらいだ」
梓「そう、ですか」
紬「さ、まずはお茶にしましょう♪」
澪「ああ」
梓「はい……」
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 12:55:23.01 ID:gVYllz7JO
おもしろい
和(そろそろ頃合いかしらね……)カチカチカチ
和「もしもし、憂? うん、そう。ところで最近の唯の調子はどう?」
和「――うん、うん。そう。分かったわ。え? 澪? そうね、私からみたらむしろ澪のほうが参ってるみたい」
和「うん。分かった。多分そろそろ……あ、キャッチ入ったから。多分唯ね。じゃあ、ありがと憂」
和「もしもし……うん、うん。今から? いえ、大丈夫よ。それじゃあ公園でね」ピッ
和「さぁて……。何が起こってるのか、冷静に見極めないとね」
和「お母さん。ちょっと唯と公園で話してくる」
和「唯?」
唯「和ちゃん……」
和「唯、今日部活休んだんだって?」
唯「あはは。さすが和ちゃん。なんでもお見通しだね」
和「それで、話ってなに?」
唯「あ、あのね……/// うう〜んどうしよっかなぁ。話そうっかなぁ〜///」
和「ばいばい唯」
唯「あああ待ってぇ和ちゃあああん」
和「はぁ、なに?」
唯「あのね、和ちゃん聞いても分かるかどうか分からないんだけど……」
和「うん。私も分かることしか分からないけれど」
唯「あのね、あの、私、ずっとドキドキしてるの!」
和「は?」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 13:05:52.66 ID:MiABzIM+0
唯澪はいいね
唯「で、でね、顔見るだけで恥ずかしくて話せなかったり会話したら緊張して話が続かなかったり肩なんか触れたらもう頭が熱くなって爆発しそうになったりして!」
和「ゆっ唯? ちょ、ちょっと待って」
唯「側にいるだけで嬉しくなっちゃってすっごくいっぱいお話したいのにでも何話せばいいのか分からないしメールだって前みたいに打てなくなって」
唯「頑張って格好いいところ見せたいんだけど注意されたらすっごくショックで落ち込んだりその人が他の子の事話すと胸が苦しくなったりして……」
唯「私どうしたらいいのっ!?」
和(なんだか話の枕詞が私に対してとても失礼な気がしてきたわ……)
唯「それで、最近全然話せてなくて、今日なんか手を握られてびっくりして放したらすっごく悲しい顔されて……、でも言い訳のメールもできなくて。嫌われちゃったのかなぁ……」シュン
和「唯」
唯「……なに?」
和「ごめん、主語とかその他諸々抜けてて、もう少し情報貰えないかしら」
唯「そんな! はっはっ恥ずかしくて言えないよ!」
和(おい! い、いえ冷静に。まずはいきなり核心を突いて……)
和「唯、あなた恋をしているのよ」
唯「えっ?」
唯「恋……?」
和「好きなのよ、その人が」
唯「す、き……?」
和「いっぱいお話したいんでしょ?」
唯「……うん」
和「いつも側にいたいんでしょ?」
唯「うん」
和「一緒に楽しいことしたいんでしょ?」
唯「うん!」
和「なら……」
和(よもや唯に先を越されるとはね。嬉しいやら寂しいやら。でもどこでそんな良い男子と知り合ったのかしら)
唯「その人が女の子でも?」
和「」
わちゃんw
和「ごめんちょっとよくききとれなかったわもういっかいいってもらえるかしら」
唯「私のす……好きな人は女の子なの……」
和「」
和(ままままさか私のこと!? ありえないとは思っていたけれどそんなだめよ私達同性だし幼馴染みじゃない! でもこのシチュエーションは絶好の告白タイム……!)
唯「澪ちゃんなの」
和「へ?」
唯「私が、その、す、好きな、ひと」
和「…………」
和(そっか。最近の澪に対する唯の態度、憂ちゃんが澪の様子を聞いて来たこと。今唯が言っていたこと……繋がったわね。冷静に見極めるとか言って勝手に舞い上がっちゃって)
和「バカね、私」
唯「え?」
和「ううん。独り言」
和「ねえ、唯。澪のこと本当に好きなの?」
唯「好き……なんだと思う。今和ちゃんに言われて気づいた。でも、初めての気持ちで自分でもよく分からないし、澪ちゃんは女の子だし……」
和「そうね。恋に恋してるって可能性もありえるわよ」
唯「恋に恋する?」
和「好きって気持ちに代わりはないのだけど、相手を想ってドキドキするんじゃなくて、恋愛の行為そのものにドキドキするっていう勘違い。手段と目的がすり替わってることね」
唯「……よくわからないよ」
和「うん、そういう素直な唯のこと、私好きよ」
和「澪のことを好きなのは構わない、でもね、まず友達として仲良くならないとその先の恋人になんてなれないわよ」
和「最近の澪を見てどう思う?」
唯「え、髪が綺麗だなぁとか困っちゃうところが可愛いなぁとか。もう一緒の教室にいるだけでドキドキする……あ」
和「私から見たら、最近の澪って元気無い気がするのよ。部活中はどうなのか知らないけれど」
唯「私……。澪ちゃんと話したりするの恥ずかしくって話しかけられなくて、澪ちゃんから話しかけられたら嬉しくて緊張してあまり話せなかったりして……」
唯「澪ちゃんなんか寂しそうにしてたかも……」
和「なんで寂しそうにしてたのかわかる?」
唯(私と話せなかったから……っていうのは都合が良すぎるよね。でも)
唯「そうだ、今まで友達としてけいおんメンバーとして一緒に頑張ったり楽しんだりしてきたのに、私が澪ちゃんを避けるような態度取ったから」
和「そうね。私だって唯が急に話しかけてくれなくなったり、話してもすぐ逃げ出しちゃったりしたら、すごく寂しい。唯に嫌われちゃったのかもって、思う」
唯「和ちゃん……」
唯「私、自分のことばっかり考えてて、うっく……澪ちゃんの気持ち考えてなかった……うぇっうっうっ……」
和「大丈夫よ……」ギュッ
和「唯なら大丈夫。素直に謝ればまたすぐに元通り仲良くなれるわ」ナデナデ
唯「澪ちゃん許してくれるかな……今日なんかとても酷いことしちゃったし」
和「うん、大丈夫。聞かせてくれるかな、唯はいつから澪を好きになったの?」
唯「……いつからかなぁ。わかんないや。あ、でも軽音部のみんなも、和ちゃんも憂もみんな同じくらい好きだよ」
唯「だけど、澪ちゃんだけを他の人とは違う感じで気になるようになって、ごにょごにょあって、モヤモヤしてきたからこの前思い切って遊びに誘ったの」
唯「そしたら、澪ちゃんと一緒にいたらドキドキしっぱなしで。きっとその時本当に好きになったんじゃないかなぁ」
和「ごにょごにょって、なによ?」
唯「/// それは秘密だよぉ」
和「ふふ。案外澪も唯のこと憎からず思っているかもね」
唯「本当?」
和「本当のところは本人に聞かないと。でもまずは澪と仲直りしなきゃね」
唯「……うん。今日も部活休んで逃げちゃったしね。明日朝会ったら、謝るよ」
和「それでこそ唯よ」ナデナデ
和「…………」ナデナデ
唯「も、もういいよぉ和ちゃん」
和「もう少し、こうさせていて……」
チュンチュン
澪「……学校休みたい」グッタリ
律「OッHAAAAAAAAー!」バタンッ!
澪「おわぁああっ!」
律「オラッ! 学校行くぞ!」
澪「な、ななななんだよ! まだ時間早いだろ!」
律「いやなんか澪がサボりそうな雰囲気を感じたもんだからさぁ」
澪(なんつー勘のいいヤツなんだ)
律「ほら、澪レーダーがピンッと立ってるだろ。父さん妖気です!って言われて」
澪「ほ、ほんとに頭の頂点から一本立ってる」
澪「ぷっ! クスクスクスっ!」
律「それにしても中々レアな物を見せて貰ったよ」
澪「アハハッ、はぁ、な、なにを?」
さるよけC
妄想小説かぁ…出版してw
律「校内にファンクラブがあるほどの澪ちゅわんの油断したはだけたパジャマ姿から覗く鎖骨に某幽霊を思わせるぐちゃぐちゃぼさぼさな髪のままの姿」
澪「っ! う、うるさい! 誰だって起き抜けはこうだろ! 着替えるから早く外に行け! っていうか妖気ってなんだ!」グアッ!
律「へいへい〜。決して澪ちゅわんのお色気生着替えなんて覗いたりしやせんからぁん」
澪「さっさと行け!」ボフッ
律「アウチッ! 枕投げるなよ〜」ガチャ
澪「……はぁ、まったく朝っぱらから」
澪(律……ありがとう)
澪「唯のこと、やっぱり私の勘違いかもしれないし、ちょっと怖いけど……今日直接聞いてみよう」ヌギヌギ
律「みーおー。まだー?」ガチャ ソー...
澪「オラッ!」ドアキック!
律「グピィ!」ガツンッ!
唯「平沢唯発疹!」ドギュン!
憂「お姉ちゃんそれじゃ吹き出物だよぉ」
憂(勘違いするお姉ちゃん可愛いよぉ)
憂「じゃなくて、ちょ、置いてかないで!」
唯「憂ごめんね今日はちょっと先行くね!」ドビュッシー!
憂「はぁ、本気になったお姉ちゃんには敵わないや……。もうあんな遠くに」
憂「私……どうしたらいいのかな。お姉ちゃんにしてあげるられること何かないのかな」
憂「ううん、私、お姉ちゃんが……」
憂「」ピッ トゥルルルル ピッ
憂「行こう。ここで悩んでいても何も始まらないもの」
純「あ、着信だ。ってまた非通知ワン切り? 最近イタ電多いなぁ」
支援
憂は純に八つ当たりしてるのかw
紬「りっちゃ、澪ちゃんおはよう」
律「ムギおはよー。なんか変なところで区切らなかった?」
紬「さあ?」
澪「むっムギ、おはよう……」
紬「今朝は大丈夫?」ヒソヒソ
澪「う、うん。今日は唯に直接聞こうと思ってる」ヒソヒソ
紬「そう。頑張って」ヒソヒソ
澪「ありがと、ムギ。感謝してる」ヒソヒソ
律「なんだよ朝っぱらから内緒話かよー私も混ぜろよー」
紬「りっちゃ、のおデコどうしたのかなって話してたの」
律「また変なところで区切らなかった?」
紬「さあ?」
唯「澪ちゃん!」
澪「っ! ゆっ唯!?」
唯「はぁ、はぁ、み、澪ちゃん、ちょ、っと、話……はぁ、はぁ……」
律「唯、どうしたんだ?」
紬「あらあら早速。唯ちゃんおはよう」
唯「り、りっちゃ、ムギちゃんお、おはよう……はぁ、はぁ」
律「なあ唯お前今変なところで区切らなかっ」
紬「はいはい。おしりかじり虫は先に行きましょうね〜」グイグイ
律「おっおいムギ、私はだなぁ……ってそれを言うならお邪魔虫だろなんで私がお邪魔」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:09:56.95 ID:qmHlzYS5O
さるよけ
澪(ムギ、気を使ってくれたんだな)
澪「唯……」
唯「はぁ、はぁ……ごくっ」
澪唯「あのっ!」
澪「あああいや先にどうぞ」
唯「うううん、澪ちゃんこそ先にいいよきっと私に言いたい事あるだろうし」
澪「い、いや私は別に唯には……」
澪(ダメだダメだ!、ここでちゃんと聞くんだ! でも唯は私になんの話があるんだろう。もしかして私のこと嫌いだとか……)ガクガク
唯「……、じゃあ、私から先に言うね」
澪(もしそれならそれでもいい。私の何が悪いのか聞いて、直して、また前みたいに仲良くなりたい)
澪「……うん」
どきどき
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:13:50.16 ID:gLjA7dD10
>>律「OッHAAAAAAAAー!」バタンッ!
不覚にも
唯(言わないと、真正面から)
唯「ごめんなさい!」
澪「……え?」
唯「私、最近澪ちゃんを避けるようなことして、ごめんなさい!」
澪「唯……」
唯「あ、あの……、り、理由は今はまだ話せないの。でも澪ちゃんが嫌いだからとか、そういうのじゃ、ないから……」モジモジ
澪「…………」
唯「澪ちゃん、許して。お願い……」
澪「よ、良かったぁ……。あはは、いいんだ。そりゃちょっとは不安にもなったけど、こっこのくらい、で、うっ……よがっ、た……うぇっ、えっ、うぅ〜」グシュグシュ
唯「み、みおぢゃん……な、ながない、で、う゛ぅ〜! ごべん〜! ごべんね〜!」ギュウゥ
澪「うん、も、もうだいじょうぶ〜、グスングスン」ギュゥ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:19:19.88 ID:gLjA7dD10
2人が可愛い過ぎる
純「あちゃ〜、気まずいところ見ちゃった……」
憂(お姉ちゃん、澪さんと仲直りしたんだね。良かった)
憂(昨日すごく心配な顔して澪さんのこと言ってたから。和さんありがとう)
梓「ういー、じゅーん。おはよー」
純「げぇ! お、おはっおはよう! 梓ちょっと梓こっちきて梓!」グイグイ
梓「なに朝からテンション高いの」
純「いいからいいから!」
梓「憂、この子なにかあったの?」
憂「え? さ、さあ……?」
純「今日はこっちの道から行こうよ。今日の私の運勢でいつもと違う道を行くと金運アップって言ってたんだぁ」
梓「私に関係ないじゃん」
憂「まあまあ梓ちゃん。こっちから行ってもあまり時間かからないし、純ちゃんに付き合おう?」
純「そうそう。あ、それでさぁ、最近非通知のイタ電が多くてね――」
憂「あはは、愉快だね」
梓(純は強引なんだから。いつもの道行けば唯先輩に会えるかもしれないのに)
澪「唯、落ち着いた……?」ナデナデ
唯「うん/// ありがとう、澪ちゃん」ホワ
澪「学校行こう。遅刻しちゃうぞ」
唯「あ、ねぇ澪ちゃん。澪ちゃんの話ってなに? まだ聞いてない」
澪「あ……。唯と、同じことだよ/// 嫌われちゃったかなぁって」
唯「そか……。ぎゅっ」キュッ
澪「あ、手///」
唯「えへへ。仲良し仲良し///」
澪「ふふ。そうだな」ニコ
キュッ
唯(澪ちゃん可愛い……///)
唯(今はまだこれでいいよね。今あのこと言ったらもっとびっくりしちゃうから)
唯(澪ちゃん、好きだよ……)
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:28:11.27 ID:gLjA7dD10
梓は自動的に失恋か…
原作では唯と澪の二股掛けてるからこの2人がくっついたら涙目だよね
つづく!
なに!?
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:29:41.95 ID:gVYllz7JO
4
乙
再開予定はいつぐらい?
おつ
続き待ってるよ
皆さんお疲れ様でした。
さるよけ支援ありがとう〜!(実は規制の仕組みがいまいちよく分かっていない。気をつけることあったら教えて欲しい)
この話はこの時点では半分です。すまないが後半はあと一週間以上かかりそう。
次スレ立てするときは同じタイトルで今の名前欄のトリップで立てるです。
やってやるです!
乙
楽しみに待ってる
了解
楽しみにしておくよ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:48:48.23 ID:OtuIpsrqO
だらだら長すぎ、引っ張りすぎ
次立てるの前提とか製作でやれって言われるな
唯澪に頼りすぎ
もういいよ乙
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 14:51:56.55 ID:xHZj8FSbO
乙!
唯澪はなかなかないから期待してる
乙。だが酉は最後だけで頼む
『さるさん規制について』
一つのスレに
ある時間(H)内に
最近の投稿(N)のうち沢山投稿(M回)したら
「バイバイさるさん」になる
実験中らしいのでH・N・Mの値は可変で適当
「規制されないために」
1)同じ板内にある別のスレに書き込む・効果大
>一つのスレに → 複数のスレに書き込みを行えばいいよ
2)他のIP(ID)での投稿・効果中
>最近の投稿(N)のうち沢山投稿(M回)したら → Nが満たされるのは当たり前なのでMで回避しよう
3)投稿する間隔を空ける・効果小
>ある時間(H)内に → 落ちやすい板ではあまり効果がないかも
「さるさん豆知識」
さるさんが解除されるのは毎時00分です
どうせ規制されるなら直前に食らってすぐに復活しましょう
後、さるさんを食らう度に次のさるさんまでの判定がシビアになっていくみたい
こないだのカルアにあったから貼っておいた
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 15:09:54.28 ID:tleUmeb4O
乙。楽しみに待ってる。
ていうか途中で出てきた澪のポエムと小説とかって何か俺達がSS書き溜めてるのと似てるなwww
電気工事士(予定)さんみたいになるとアレだし似たスレタイならすぐに分かるぞ
>>274 > 電気工事士(予定)さんみたいになるとアレだし
その意味は知らないが酉の件は了解した
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 16:05:29.66 ID:fYSBDn9jO
>>274 懐かしい
勉強しながらSS書いてた人だろ?
んで一瞬の人気のために人生棒に振る馬鹿とか言われてたな
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 16:14:01.21 ID:6+vS9cz3O
>>78 その通りッッ!
なんかVIPもニコ動に近付いて来たなw
嬉しいぜ!
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 16:44:40.38 ID:7AlLoXKY0
し
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 16:46:02.48 ID:gVYllz7JO
酉付けるのはどうかな
最近で言うと、憂「お兄ちゃん」の前例もあるし
でも続きは読みたいね
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 16:47:39.34 ID:gVYllz7JO
あごめん更新しないで書いちった
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 17:14:48.39 ID:y6ncyuhS0
j
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 17:59:02.70 ID:qmHlzYS5O
乙!
一週間近く保守させるスレよりよっぽど潔いよ
来週楽しみにしてるぜ
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286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 19:47:25.97 ID:QBK7cdYKO
結局、憂「お兄ちゃん」ってどうなった?
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 20:18:51.95 ID:0eaUIw180
今読み終わった、乙!
やっぱ唯澪は良いな
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289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 21:07:25.64 ID:ZHp2vIp70
なんというか
上手いなぁ〜……
つい読みたくなるというか
読んでて悶えるというか
ネタと面白さと真面目さがいい塩梅に混ざりあってる。
地の文なかったからサクサク読めてよかった
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 21:36:36.82 ID:zgeVZo4m0
ほし
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 22:12:21.61 ID:uTcvXsi1O
まだ読み終わってない
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 22:46:22.02 ID:tKHp2WjFO
次回スレ立てる時だけ酉つけて
>>2以降は外せばいんじゃね
ニセモノかどうかも簡単に判別できるし
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/08(火) 23:37:48.62 ID:WeSuJ53sO
ほし
んじゃ酉は最初と最後だけに付けることにする。
みんな感想ありがたう。後半書くの頑張るよ。
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 00:00:14.39 ID:gVYllz7JO
SS本文以外の事をあまり書くと馴れ合いだとされて荒れるから気をつけたまへ
ほ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 00:49:06.87 ID:7z3kkA0X0
ほしゅ
いや落とそうぜ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 02:24:16.98 ID:rO6SS70pO
あげ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 02:30:26.10 ID:czec2X5Y0
一週間保守する気かよ…
ここは落としたほうがいいだろ
荒らされるだけだぞ?
>>224 紬「ああ、お腹すいちゃった。やっぱり澪ちゃんのパンツ少し貰えるかしら?」
に見えてしまった。ごめんなさい
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 05:57:28.23 ID:J19eT8UJO
あ
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 06:20:35.17 ID:8skSvHhxO
い
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 08:20:54.55 ID:J19eT8UJO
う
そろそろ落とそうね
そうだな
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/09(水) 09:26:58.04 ID:4inqs2xw0
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i
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ