【高興10日聯合ニュース】
教育科学技術部は10日、同日の打ち上げ後に爆発した韓国初の人工衛星搭載ロケット
「羅老(ナロ)号」(KSLV−1)の残骸(ざんがい)落下地点は、済州島南端方向、外羅老島から
約470キロメートルの公海上と確認されたと明らかにした。
報道資料を通じ、現時点で把握されたところでは、落下地点は北緯約30度、東経約128度と推定されると説明した。
また、韓国とロシア(共同開発国)の研究陣は、羅老号の細部飛行状態に対する分析のため、同日午後6時30分から
第1回会議を開催したと伝えた。
技術的論議の結果を出すには、今後さらに2〜3度の会議が必要になる見通しだとした。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/06/10/0200000000AJP20100610005200882.HTML 韓国:人工衛星搭載ロケット打ち上げ失敗
【ソウル西脇真一】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」が10日、韓国南部・全羅南道の「羅老宇宙センター」から打ち上げられたが、高度約70キロに達した2分17秒後に通信が途絶。
韓国教育科学技術省は飛行中に爆発し失敗したと発表した。
韓国は、世界で10番目の自力による人工衛星打ち上げをめざしているが、昨年8月にも衛星の軌道投入に失敗している。
安秉万(アン・ビョンマン)教育科学技術相は、技術協力しているロシアと原因を究明し、3度目の挑戦を目指すと表明した。
ロケットは全長約33メートルの2段式で、1段目はロシアの技術を導入し、2段目は自力開発した。
ロケットと弾道ミサイルは基本技術が共通している。北朝鮮は1998年と昨年、人工衛星打ち上げと主張して長距離弾道ミサイルを発射。
国連安全保障理事会で北朝鮮を非難する議長声明が採択された。北朝鮮はこのため、日本や韓国によるロケット開発を批判している。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100611k0000m030077000c.html