梨花がジョジョに奇妙な雛見沢に来てしまったようです
1 :
焦げ目 ◆wnaQRpYkgI :
※特に続き物ってわけじゃないです ※一つ一つで完結しているのでログは見なくても無問題
他作・前作ログ
http://motinohitohito.hp.infoseek.co.jp/rogu.htm 醜い私を笑ってください。
私は笑われて当然の人間なのだから。
醜い私を蔑んでください。
私は蔑まれて当然の人間なのだから。
でも醜い私を見捨てないでください。
それこそが私の醜さなのだから。
Frederica Bernkastel
梨花「これからまた、新しい雛見沢が生まれてくる・・・今度こそ、皆を救えるだろうか・・・
それとも、また何もできず、世界の終わりを見つめるだけだろうか?
・・・行くわよ羽入、新しい雛見沢へ・・・」
キィィィン・・・
∧_∧
ピュー (´・ω・`) <これからも山崎誠を応援して下さいね。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:01:36.35 ID:+FG9/Nc6O
ボルゴウでやれ
チュンチュン
梨花「・・・いつも通りの雛見沢で、私の家ね。」
羽入「あぅあぅあぅwwwww まぁどうせ今回も違うんですけどwww」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・
梨花・羽入「!?」
梨花「何つーか・・・ すっげぇ『危険なニオイ』がするんだけどッ!?」
羽入「えぇ、ボクもそんな感じが・・・ 梨花?口調がおかしいですよ?」
梨花「コイツは・・・・ 警戒を忘れちゃならねぇな・・・ 自分の家だってのに・・・ やれやれだわ・・・」
羽入(何この世界)
沙都子「梨花ー!羽入ー!ご飯ができましてよ!」
梨花「今いくわ・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:06:13.70 ID:d3nEsiAP0
沙都子「さぁ、今日は目玉焼きですわよ」
梨花「朝食は 目 玉 焼 き ぃ 〜 ?」
羽入「!?」
梨花「ケッ!私はオヤシロ様の巫女だよ・・・!
『目玉焼き』なんて愚民の食う物なんてチャンチャラおかしくて・・・」
梨花「ンまぁ〜いッ!!」
沙都子「さっ! 料理を続けましょうか・・・?」ズン!!
羽入(何が起こってるのですか・・・)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:09:37.09 ID:d3nEsiAP0
通学路
羽入「梨花、一体何があったと言うのですか・・・?」
梨花「わからないわ・・・ なんていうかこう・・・
『このセリフを言わなくては』みたいな感情が・・・」
羽入「一切動揺しなかった沙都子も沙都子です・・・
やっぱりこの世界、何かおかし・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
圭一「学校一緒に・・・・・ 通っても・・・・」
羽入(バ・・・・バス停に隠れて!
『待ち伏せされていた』ッ!!)
圭一「・・・・・いいかなぁ〜〜〜〜〜っ?『梨花ちゃん』!?
俺と久しぶりに・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:13:18.01 ID:d3nEsiAP0
学校
羽入(・・・・・・・・・・割と普通に登校しましたが・・・)
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
羽入(おかしいッ!登校中一切話もしませんでしたし・・・
いつもは皆騒ぐような場面でも静かだし・・・
なぜか目と目が合わせられないッ!! なんで皆ずっと前を向いているのですかッ!)
知恵「皆さん、おはようございます」
一同「Good morning.(おはようございます)」
羽入(何で英語で返すのですか・・・・)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:17:03.53 ID:d3nEsiAP0
一時間目 数学
羽入(なんなんですかこの緊張感・・・)
16
×55
―――
沙都子「なんかもう数学とかやる気がでませんわ・・・」
梨花「あのね沙都子」
梨花「沙都子は立派なのです。叔父や叔母、村中にいじめられて学校に来なくても注意されないのに、
自分のほうから『学校に来たい』と言っている。沙都子は九九だってちゃんと覚えたのです。
教えたとおりやれば沙都子ならできるのですよ。」
沙都子「梨花・・・」
梨花「いいですか? 6かける5はいくつです?」
沙都子「6かける5はろくご・・・」
沙都子「30?」
梨花「そうッ! やっぱりできるじゃあないですか!
もう半分できたも同然ですよ!」
沙都子「そーかッ!ろくご30なのですわねッ!よしッ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:20:24.62 ID:d3nEsiAP0
沙都子「やりましたわーッ!終わりましたわよ梨花!・・・どう?」
梨花「できたのですか、どれどれ?」
16
×55
―――
28
梨花「・・・・・・ 何これ?」
沙都子「へへへ、当たってるでございましょう?」
ザ グ ゥ ッ !!
沙都子「あぎゃアァァーーーッ!!」
羽入「!?!?!?」
梨花「この平民がッ!オヤシロサマの巫女の私をナメてんのかッ!!
何回教えりゃあ理解できんだコラァ!!
ろくご30ってやっておきながらなんで30より減るんだこの・・・・・・」
沙都子「アアアググ!」
梨花「ド低脳がァーーーッ!!」ドグシャアアア
圭一「あーあ切れた切れたまた」
レナ「・・・・・・・」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:23:45.77 ID:d3nEsiAP0
羽入(誰も!誰も「動じていない」ッ!!
あの沙都子大好きっ子の梨花がッ! 沙都子に暴力を振るうなんて!)
沙都子「なんだと・・・低脳って言ったな・・・ 〜〜〜殺す
殺してやる!殺してやるぜ梨花ァ〜〜〜〜ッ」
梨花「この野郎〜〜ッ」
知恵「てめーらッ!何やってんだァーッ!
昨日話した新しい教師を連れてきたぞ!」
羽入(緊張通り越して殺伐とし過ぎてわけわかんねぇのです
あぅあぅあぅあぅwwwwwwwwwwwwww)
知恵「承太郎先生です!」
承太郎「・・・ 空条承太郎だ・・・」ペコリ
羽入(なんかイケメンきたぁ!あぅあぅあぅあぅあぅwwwwww
これは流石に皆さんも黄色い声援を・・・)
沙都子「ごめんなさいですわ梨花、わたくしもっと勉強しますことよ」
梨花「ぼくこそごめんなさいなのです沙都子」
レナ「・・・・」
魅音「〜♪」
羽入(誰も意に介さないだとおおおぉォォォォォッ!!!)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:27:41.93 ID:d3nEsiAP0
羽入(何故だ・・・ 何故こんなイケメンがきて皆・・・)
知恵「皆さん、この方は海洋学を教えてくださいます。
仲良くしてくださいね。」
羽入(なんで海洋学を小中学校で・・・ !?)
一同「はーーーい!!」
梨花「どうしたの、羽入?」
羽入「なにか・・・ 今、一気に『空気が変わった』ような感触が・・・」
梨花「?」
承太郎「・・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:30:58.46 ID:d3nEsiAP0
放課後
圭一「あー、なんかもったいねぇなー! せっかく新しい先生が来たっていうのに、
授業はまだまだ無いなんてなー!」
レナ「仕方ないよ、まだ引っ越してきたばっかりだし、準備に一週間はかかるよ・・・」
魅音「それよりあの先生結構かっこよかったよねー!!」
沙都子「ここのあたりでは珍しい顔立ちでしたわね!」
梨花「・・・・羽入? そろそろ今回の世界で色々相談したいんだけど・・・ 羽入?」
羽入(おかしい・・・・明らかに今までと空気が違う・・・ 一気に今までと違い和やかな雰囲気になった・・・)
羽入「梨花、朝感じた、妙に殺伐とした雰囲気がなくなってると思いませんか?」
梨花「え、ええ・・・あったわねそんなの。 でもきっと勘違いだったのよ・・・」
羽入「・・・・・ ! ? 」
羽入(記憶がない・・・?いや、『最初のほうは自覚があった』が『後から無自覚になった』感触・・・
なんなのでしょう・・・この違和感は・・・)
知恵「羽入さん?いますか?」
羽入「?」
知恵「承太郎先生が呼んでいらっしゃいます。玄関に行ってあげてください。」
羽入「は、はいなのです・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:33:42.57 ID:d3nEsiAP0
承太郎「・・・・」
羽入「なんの御用なのですか?」
承太郎「ちょっと聞きたいことがあってな・・・」
羽入「?」
承太郎「まず一つ目。ここ最近、他に引っ越してきた奴はいねぇか?」
羽入(しまったのです、まだ全然こっちの世界のこと調べてないのです・・・)
羽入「ぼくもまだ引っ越してきたばかりでちょっとよくわかんないのですが、
ぼくの知る限りでは引っ越してきた人はいないのです・・・」
承太郎「・・・そうか。二つ目。」
承太郎「お前は一体何者だ?スタンド使いか?」
羽入「!?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:36:51.41 ID:d3nEsiAP0
羽入「ス、スタンドって何なのですか?」
承太郎「無意識にスタンドを使ってるパターンか・・・? これが見えるか?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
羽入「き、筋肉ムキムキのおっさんがでてきたのです!」
承太郎「おっさ・・・ これが俺の『スタンド』だ。お前に見えているということはお前はスタンド使いということだな。」
羽入「あう・・・?」
承太郎「スタンドっていうのはまあ特殊能力のようなものだ。その持ち主の精神力がビジョンとなって現れる。
いろんな能力を持っている奴がいる。他にも複雑な所はあるが、大体はそんなものだな。」
羽入「・・・?」
承太郎「ここからが三つ目なんだが・・・ お前、『スタンド』か?『スタンド使い』なのか?」
羽入「あうッ!?」
承太郎「お前の気配からは人の気配はしねぇ。 どこかスタンドに似てやがるぜ。」
羽入「あうあう・・・?」
承太郎「まあ、似てるってだけでそういうスタンド能力の人間なのか・・・?まあいい。
どちらにしろスタンドが見えてるってわかったんだから大した問題じゃねえぜ。
それで四つ目。最後の質問だぜ。」
羽入「はいなのです。」
承太郎「最近変わったことはねぇか?」
羽入「!!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:42:00.99 ID:d3nEsiAP0
承太郎「ああ、スタンドとか言うのを知ったってのは無しで頼む・・・」
羽入「あ、あるのです!」
承太郎「話が早くて助かるぜ・・・ 詳しく話しな」
承太郎「『雰囲気』がおかしい・・・ か」
羽入「は、はいなのです!その人達に聞いてみても全く自覚がないのです!」
承太郎「新手のスタンド使いの可能性もあるな・・・」
羽入「す、スタンド使いっていうのはそんなにいるのですか!?」
承太郎「ああ・・・ 『矢』って言うスタンド使い量産機みてぇなモンがこの辺りで目撃されたって聞いて来たんだが・・・
どうやらその情報は当たっちまったようだぜ・・・」
羽入「でもスタンド使いと決まったわけじゃあ・・・」
承太郎「ああそうだな。だがしばらくここに滞在する理由はできたぜ。
お前の能力も調べておきたいところだが田舎が暗くなるのは早いからな。
また今度詳しく話をさせてもらうぜ・・・」
羽入「わ、わかりましたのです・・・」
承太郎「それと・・・ 『スタンド使いは惹かれあう』。 気をつけるんだな嬢ちゃん」
羽入「あうあう・・・?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:46:27.79 ID:d3nEsiAP0
帰宅路
- 田んぼ道 -
梨花「すっかり暗くなっちゃったわね。」
羽入「あうあう、あうー 沙都子はどうしたのですか?」
梨花「沙都子は買い物があるから先に帰っちゃったわ。」
羽入(結局『雰囲気』は変わってない。午前中だけとかですかね・・・?)
梨花「どうしたの?羽入」
羽入「なんでもないのですよー」
梨花「そういえば羽入、あなた承太郎とかいう先生と何の話を・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
羽入「ッ!?」
梨花「どうしたの羽入ッ!?」
羽入(『雰囲気』が・・・・・ 変わったッ!)
「クックックックック・・・・・・・・」
羽入「!?」
梨花「!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
「まさか姿を現してないのに気づかれるとはな・・・ スタンド能力か?
承太郎と話をしていた羽入に、オヤシロサマの巫女の古手梨花・・・
スタンドに目覚めているとしても不思議ではないか・・・」
羽入「だ、誰なのですか!」
梨花「明らかに敵だわッ!走るわよ!」
悟史君はね・・・リタイアしちゃったんだよ・・・ッ!
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:49:59.15 ID:/2uBps7tO
懐かしい
超待ってた
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:50:21.12 ID:d3nEsiAP0
タタタタタタ・・・・
羽入「はぁ、はぁ、疲れるのです!」
梨花「いいから走りなさい! で、スタンドって何よ!?」
羽入「あうあう、守護霊みたいなものらしいのですが・・・・」
梨花「・・・・ 今度はそんな世界なの!? というか、さっきの奴の話だと、
あんたは『雰囲気を読む』程度の能力なわけ!? この敵と戦えないじゃない!」
羽入「そ、そんなショボいのじゃないハズなのです!きっと強すぎて敵を察知したんです!」
梨花「そんなご都合主義あるか!」
ヌッ
梨花「ッ!」
亀田「そんなに必死で逃げて何をしようってんだい・・・?」
梨花(急に前方に現れた!? もう2kmは走ったのに、コイツは息切れ一つしていないッ!
いや、それよりも問題なのは、『現れた瞬間』・・・ つまり、横から出てくるとか、追い抜かされるとか、
・・・・その現れた瞬間の動作を全く見ていないことッ!)
羽入(何で亀田なのか突っ込みはないんですね)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:53:26.56 ID:/2uBps7tO
以前聖剣3でリクエストした覚えが支援
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:53:53.45 ID:d3nEsiAP0
羽入(亀田の能力が気になりますが、解いたとしても助かる気はしないのです・・・
この人は、『僕らから察知されないで話しかける』能力もあった。 つまりただの瞬間移動ではない!)
亀田「別に警戒しなくてもいいんだぜ? 俺はそこの羽入ちゃんにちょっと用事があるだけだからさ・・・」
羽入「? ・・・僕?」
亀田「ああ。俺の知ってる情報では、承太郎ってヤツかなりすげぇスタンド使いらしいぜ?
で、そんなヤツがこの町に何しに来たのかな・・・ って、
承太郎と話していたお前が、知ってたら教えて欲しいんだが・・・」
羽入「・・・」
承太郎「ああ・・・ 『矢』って言うスタンド使い量産機みてぇなモンがこの辺りで目撃されたって聞いて来たんだが・・・
どうやらその情報は当たっちまったようだぜ・・・」
羽入(多分・・・ 『矢』とか言うのを探しに来たんでしょうね・・・)
亀田「その表情、知ってるみてえだな?」
羽入「あう!?」
羽入「あぅあぅあぅあぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぼwwwwwwwwくwwwwwwwはwwwwww
wwしwwwwwwwらwwwwwwwwなwwwwwwっうぃwwww」
亀田「草増量させても全くごまかせてねえぞ。
で、どうするんだ?大人しく話すか、拒否してここで再起不能になるか・・・」
梨花「羽入ッ!」
羽入「!? 梨花?」
梨花「第三の選択よ!」
羽入「? それはなんですか?」
梨花「それはな・・・」
梨花「逃げるンだよォ〜ッ!!!」
ダダダダダダダダダ
羽入「ちょwwwwwwwwwwwww待ってwwwwwwwww」
ひぐらし(笑)とかまだあったんだ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:55:11.90 ID:SoqkoUxt0
リンカ?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:56:35.87 ID:WfR4rVpI0
読みにくい
- 山道 -
羽入「どうせ逃げてもまた回り込まれるだけなのです!」
梨花「そうかしら?見なさい・・・」
羽入「?」
ダダダダダダダ
亀田「・・・・・」
梨花「私達を追いかけたいならまた瞬間移動すればいいはずなのに、ああやって走って追っかけてきているわ。
つまり、どういう条件下かまではわからないけど、あの瞬間移動にはできる時とできない時があるッ!」
羽入「そ、それは大きなヒントですけど、エースピッチャーの走りに僕たちが逃げ切れるわけがないのです!
依然ピンチなのですよ梨花ぁっ!」
亀田「ピンチっていうのはな・・・」
羽入「は、速いのです!もう追いつかれ・・・」
亀田「こういうことを言うんだよなぁーーーッ!!」
スカアアァァァァン
羽入「あぐぅッ!!」
梨花「きっ、切られた!!!」
羽入(今のがスタンド・・・ パッとしか見えなかったけど、
スターウォーズの敵兵が指に刃をつけたようなビジョンだったのです・・・
全員同じ見た目というわけではないのですね・・・)
梨花「ってそんなことより大丈夫なの!?羽入ッ!」
羽入「だ、大丈夫なのです・・・ 傷なんて表面の皮一枚はげたかはげてないかぐらいですし・・・」
亀田「それがよォ〜ッ、大丈夫じゃねーんだよなァ〜ッ」
梨花「!? ま、『また消えている』ッ!!」
亀田「お前らをとことん追い詰めて吐かせてやってもいいんだけどよォ〜ッ、
それじゃあ結構めんどくさいしあんまリアルな拷問は俺の趣味じゃねぇ・・・
だからよォ〜ッ」
亀田「『拷問しやすく』してやるぜェーーーーッ!!!」
羽入「り、梨花! 逃げるのです! 無駄とわかっていても突っ立ってるよりマシなのです!」
梨花「え、えぇ・・・」
羽入(ぼくのスタンドが出てきてくれれば、この窮地も奪回することが可能かもしれないのに・・・
あうあうwwwwwwwwwwwww)
梨花「それにしても、さっき出てきた『指が刃の男』。 あれも亀田の能力で出てきたのかしら?」
羽入「!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:08:04.61 ID:d3nEsiAP0
羽入「梨花・・・」
梨花「? 何よ・・・」
羽入「『見えている』、んですか・・・?」
梨花「はあ・・・?」
羽入「ということは梨花もスタンド使いってことなのです!」
梨花「! そうだったの!?」
羽入「あうあう、なんだかそう気づいた瞬間に梨花が大きくたくましく見えてきたのですwwww」
梨花「いや、あんた・・・」
梨花「縮んでるわよォーーーーーッ!!!???」
羽入「えっ・・・ あぅあぅあぅあぅあぅwwwwwwwwwwwwwwwww
なんじゃこりゃwwwwwwwwwwwwwwwあぅwwwwwwwwwwwwww」
現在の羽入の身長 100cm
ホルマジオwww
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:11:02.91 ID:/2uBps7tO
wwwwwwwww
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:12:20.17 ID:d3nEsiAP0
梨花「まッ、まさかこれが『能力』ッ!!」
亀田「その通ォォォォォォりッ!!!」
ヒュッ
梨花「ッ!!」
亀田「はずしたか・・・」
梨花(また瞬間移動を・・・!
直感でわかる。『私もこの能力にはまった』ら・・・ 確実に負ける・・・!!)
羽入「あぅあぅwwwwwww思いついたのですwwwwwww
小さくなれば、うまく撒いて逃げられるかもしれないのですwwwwww」
亀田「てめェは頭脳がマヌケかッ!!このド田舎でちっちゃくなった状態で逃げようとしたら
そこらの虫に捕食されるしか道はねェんだよッ!!つまりッ!!」
亀田「梨花ッ!てめェも『小さく』しちまえばッ!! 俺の勝ちは決定されるんだよォォォォォッ!!!」
梨花「ッ! 避けられない!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:16:31.14 ID:d3nEsiAP0
ガイィィィン!!
亀田「!?」
梨花「!」
羽入「亀田の刃を・・・ 横にはじいた・・・?」
梨花「ま、まさか・・・」
「・・・・・・」
羽入「梨花のッ!! 『スタンド』ッ!!」
ドオオォォォォン
現在の羽入の身長 50cm
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:19:57.37 ID:d3nEsiAP0
羽入(能力まではまだわからないですが、今の動作からして
『近距離パワータイプ』、またはそうじゃなくとも俊敏で強力な動作ができるタイプのスタンド!)
梨花「こ、これは・・・!」
亀田(やべえっ! だが、まだコイツはスタンドを使いこなせていない!
やるなら今しかねぇッ!!)
亀田「ッシャアアアァァァ!!!」
梨花「!」
バキィィィィン!!
亀田(クソッ!! 正面からではもう攻撃を当てることは不可能だ!
ひとまず・・・)
梨花「逃がすかッ!!」
亀田「!!」
ブンッ
梨花「!?」
羽入「ま、また消えたのです!」
亀田(コイツラはアホかッ!! 『小さくする』って能力から俺の瞬間移動トリックくらい想像つくだろうがよォ〜ッ)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:22:33.80 ID:/2uBps7tO
支援支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:23:51.15 ID:d3nEsiAP0
梨花「とりあえずまた逃げるわよ!
コイツに勝つには距離を置いて私の能力を理解するしかないわ!」
羽入「は、はいなのです!ぼ、僕を持ってくださいなのです!」
現在の羽入の身長 30cm
ダダダダダダダダダダダ
亀田(『小さい状態で切りつけても効果も小さい』・・・ 何とか隙を見て切りつけるしかねぇなッ!!
どうせ時間は・・・)
梨花「亀田、アンタはこう考えている
『確実に切りつけるために梨花の隙が出来るのを待とう、
どうせ時間はたっぷりある』 とね」
亀田「!?」
梨花「アンタのトリックはわかってるわ。小さくなってポケットなりカバンの中なりに入り込んでるのでしょう?
まさか私達が気づいてないとか思ったの?」
亀田(だ、大丈夫だ・・・ 少々探されても移動を繰り返して潜伏すれば、
コイツの攻撃を受ける事はないッ!!)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:28:35.34 ID:d3nEsiAP0
梨花「さっきの山道で気づいていたのに逃げた理由、それはただひとつよ・・・」
- 田んぼ道 -
梨花「『水を探すため』よ」
亀田(!! こ、こいつまさか!!)
梨花「すでに小さくなった羽入の体は隠れるのに適していないわ。つまり・・・」
梨花『私がッ!! 田んぼに飛び込めばッ!!
アンタは溺れるのを回避するために、出てこざるを得ないッ!!!』
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:32:58.42 ID:d3nEsiAP0
ドボォォォォン!!
ビチャビチャアアァァァッ
亀田「てっ、てめえぇ・・・・」
梨花「僕のスタンドとやらがお前のスタンドに正面勝負で勝つというのは、既に証明済みなのですー☆」
梨花「アンタは次に『待て、やめろ、助けてくれ』と言う」
亀田「待て!やめろ!助けてくれ!」
亀田「ハッ!」
梨花「にぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱ
にぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱ
にぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱにぱ」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
亀田「あがががががががががががががっがががが」
梨花「NIPAAAAAAAAAAAAAッ!!!」
ドッグオオォォン
亀田「ヤッダアアアアバアアアアアアアアア!!!」
ズサアアアアァァァ
梨花「亀田、お前は早く興宮へ帰れ・・・」
ドオオオォォォン
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:38:17.99 ID:d3nEsiAP0
羽入「す、凄いのです! 亀田ぶっ飛ばしたのです!!」
梨花「そうね、なんとか撃退できたわ・・・
でも、私の能力って一体なんだったのかしら・・・」
羽入「とりあえず亀田を承太郎先生のところに預けるのです!
能力はもう後回しでいいのですよー」
梨花「そうね・・・」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:41:38.53 ID:d3nEsiAP0
梨花「それじゃあよろしくお願いしますのですよー」
承太郎「ああ・・・」
バタン
承太郎「コイツも『矢』に関わってるのか・・・? ひとまず水でもかけて起こして詰問してやるか・・・」
バシャアアア
亀田「・・・・ぐ・・・」
承太郎「起きたか。てめェにはいくつか聞きたいことが・・・」
亀田「かれええええええええええええええぇぇぇぇぇぇッ!!!!」
承太郎「!?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:44:58.25 ID:/2uBps7tO
シエン
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:45:11.97 ID:d3nEsiAP0
亀田「口がッ!
口の中がッ!!
『 か ら い 』ッ!!
もはやッ!!
『 痛 い 』ッ!!!
水をくれェェェェェェェッ!!!」
承太郎「こいつは・・・ ・・・ヘヴィだぜ・・・」
リ タ イ ア
亀田 梨花の攻撃によりトラウマができ戦意喪失 再起不能
梨花 このあと自宅ですぐ熟睡するも遅刻決定 再起可能
羽入 あの戦いの中でも実は半分寝ていたので寝不足は回避 再起可能
承太郎 結局一晩かけても情報を聞きだせず不満
_________|\
|To Be Continued... >
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:45:25.19 ID:kVtixZKE0
オナジク
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:49:39.03 ID:d3nEsiAP0
___
./'´ ''ヽ、
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,ヽ イ ! ヽ、
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/ {{ /  ̄ ヾ `((::))´ ヽ ヘ ヽ
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ヽ /| ! /i _ ヽ、 ヽ、
/ ヽ、__ / {` ‐- 、___ / ト==< ヽ i
/{ / 人 i'´ } ヽ /,へー‐ 、 i i〃 |
i / ==-==/ヽ { 丿_ ノー/{ ヾュ_ `i , ィ‐-- ,j | |
| i ==" /ヽ、ト 〉'´ { `ヽ〈 ハ ヽ V‐'´ヾ{⌒ ` i
∧ ! / ヽヽ{、_ j、 } iヘ ` ヽ、 ヾ、 {
レ { } r' } `‐- { ヽ` 、ヽ ‐=ァ= ヽ、
/ ヽ | ├-―┌――‐┴--入 ヽ 〃 `−--―'´ 〉
| } }| 「「|  ̄ |{ ̄|{ 「| ̄ ̄| | 「` ̄ ̄ ―== ヽ、. /
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:50:19.65 ID:d3nEsiAP0
┌─────────────────────────┐
│ スタンド名―「タイラントハバネロ」 │
│ 本体―古手 梨花 .│
├───────┬────────┬────────┤
│ 破壊力―B │. スピード―A .│. 射程距離―E .│
├───────┼────────┼────────┤
│. 持続力―E .│. 精密動作性―A .│. 成長性―B .│
└───────┴────────┴────────┘
A―超スゴイ B―スゴイ C―人間と同じ D―ニガテ E―超ニガテ
【能力】
殴った相手の味覚を操作し、常に激辛の物を舌の上に乗せている
かのように錯覚させることができる。
辛味の強さは殴った威力・相手に伝わったダメージに比例するため、
かすった程度ではほとんど辛味は伝わらない。
逆に、数発直撃すれば完全に相手の行動を無力化する事が出来る程の
味覚を刺激することができる。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:53:26.08 ID:d3nEsiAP0
_
_ .{  ̄ヽ
,. -┴ ┴--、_|\\\ヽ〉
/ ,.ィ:::::ス___(⌒ヽ _j、_|J
__ r‐i ノ `=_ノ\x:‐}ロ ロj
. ,.ァ';"; ; ;\. V ,.ィ´ /TΤ丁| }::::ノ ̄/
,ィ' ; ; : ; : ; : : ヽ二 ̄ l {:::}| ∧\|││j `ヽ/
_ノ:; :;;、; V; :; /`Lハ /\ハVノ {ト、\! レ'´⌒ヽ \
ヽー'⌒ヽ;__: ;| rミ.jヽ/\〈\\\l/ : : : : _,.⊥ --ヽ __
V Y、ノ ;__ じ'ヽlヽ/ ∨:\`¨i: :> ' / ̄`ヽ 〉、__ / ヽ\
ヽト、i ̄f_tソ __}、 | ,レ─-ニ>'´ / / 、_\ / ̄>-' (二)
. 人__\_ ∈ィ/ \ _/ ____ヽWト、 _/__ノ/-、/(二)
{ ヽ_ ̄ 二厶-── /  ̄ノ ,.-┴─< }::::}:} / /ヽ /、 / /´ )
i_ / __ __/ / /三ニ──`ソ:::::V/::>.、 (_,ノー-L.ィ___ソ/|
/-==三三  ̄`ヽ. __, | /─、::::::::::_:_::::_::::::/ :/:::::::::>.、 ∧\::::_/|
三≠ x< ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / レ':⌒リ  ̄フ:ァ'´ l ̄l`>.、/:::::::::>─ 、/\\___/ 〉
二三 / __ =-<´ /`ヽ|:::lヽ.__\/ j::::_L..::\/_|__ \ `ー一ァ'
=二___`ー---―ニ二 / \ / l ',:::{ j i/ ̄ ̄\/:::::::::::::::::::::::::::ヽ  ̄ ) /
/ニ=―┬一ニ三 _/ / { | ハヽ ヽ! i'´ ` <::::::::::::::::__::::::\-─ ニ´ ./
二ヽ \ /ミ三二 ̄ ヽ. / 〉 / ̄ 〉‐\ヽ _l ` <::::::::::i::::::::`7_r─‐v'
_ヽ〉 Уニ二 i / __/ / ./ { \ ヽ、 ヽ ` <::::::::::∧  ̄ ̄
/}_/三三ニ l > '  ̄ / /、___ ! V_:::>--一 '⌒ヽ 〉::::::::::|
/j 三三二= -‐  ̄\ \ ヽ.__/ / / / _,ノ/::::::::::::::!
ヽー'  ̄ ̄l `ー---==--一' ,彡'  ̄ ./ ̄\ " ̄ /┬┬┬‐t|
─=キ / ヽ___/ /──.ァ< リ-─一<r‐ 」└ 「┐へ
. =三キ --─'" / ///__/ \x<´ j|レL-── \「」L V ヘ、
三二=‐----‐一' \__/、 // , / ∠==----=ニ 「」 L└┌ L  ̄ ̄\
__| /_/_| ∧ _ /> '::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー=ニLヽ┐「」 「」
/ \ |_ |_ l-/ }_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:54:20.76 ID:/2uBps7tO
キムチ…
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:54:25.03 ID:d3nEsiAP0
┌─────────────────────────┐
│ スタンド名―「リトル・フィート」 │
│ 本体―亀田 幸一 .│
├───────┬────────┬────────┤
│ 破壊力―D │. スピード―B .│. 射程距離―E .│
├───────┼────────┼────────┤
│. 持続力―A .│. 精密動作性―D .│. 成長性―C .│
└───────┴────────┴────────┘
A―超スゴイ B―スゴイ C―人間と同じ D―ニガテ E―超ニガテ
【能力】
このひとさし指で切りつけた相手をどんどん小さくする。
いったん切られたら、もう射程距離に関係なく、どこに逃げても
無限に縮んでいく。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:57:21.93 ID:d3nEsiAP0
続きは未定
勢いでやってしまった。
公開はしている。
反省は、多分してない。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:58:29.64 ID:/2uBps7tO
乙す
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:59:06.89 ID:kVtixZKE0
まあ、確かに公開はしてるな
なかなか楽しめたけど、この二つはやっぱ繋げんの難しいわな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:03:36.13 ID:ier1xD650
次回はカレー魔神が暴走する予定だけど未定だよ!
またねー(´・ω・`)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
カレー先生か…ッッ