1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理で勃起
イレギュラーな事態さえ起きなきゃ月曜までには完成させる
カオスでハードな内容
らしいんで支援宜しく
しえん!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:14:53.34 ID:Iw7kPvSYO
レイプ、暴力、グロ描写苦手な人はスルー推奨
>>1には改めて感謝を捧げます
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:16:02.78 ID:X34GVJAy0
一応期待しておこう
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:22:05.55 ID:MgmwpVtA0
つるぺたから
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:22:53.02 ID:5A+USHoH0
唯「まよねーず!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:29:28.81 ID:Iw7kPvSYO
「うわあー……こりゃまたすごいなあ」
波の穏やかな声、椰子の葉のそよぐ優しい声。それが聞こえてくるすべてだ。
高校二年の夏。唯達軽音部は、再び琴吹家の別荘に合宿に来ていた。
「んじゃ、早速泳ごうぜー」
「こら、練習が先って言っただろ!」
澪が怒るが、律の耳には入らなかったようだ。早くも水着姿になっている。事前に着ておいたのだろう。用意周到だ。
「私も遊ぶー」
「ムギまで!?……全く、しょうがないなあ。梓、それでいいか?」
「澪先輩がおっしゃるなら……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:41:27.93 ID:Iw7kPvSYO
数分後、別荘の一室で律と紬を除いた三人は水着に着替えていた。
「律の奴、去年もこうだったんだよ。全く、成長ってものを知らないのかね」
澪は散々愚痴を垂れ流すが、口元が期待と興奮に緩んでいる。彼女も海が楽しみで仕方なかったのだろう。
「まあ、律先輩らしいですね……あれ、唯先輩、着替えないんですか?」
「ふえ?……ああ、ごめんね。先に行ってて」
言われた唯はあからさまにうろたえる。彼女はまだTシャツとジーンズのままだ。
梓は訝しむ。真っ先に着替えて、海に駆け出すものだと思ったのだが。
そういえば、別荘に着いてからやけにテンションが低い。来るまでの電車では子供のようにはしゃいでいたのに。
「そうですか?……じゃ、お先に」
「早く来いよ。律の奴がうるさいから」
「うん、後でね」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 18:56:04.67 ID:Iw7kPvSYO
瀟洒な別荘の一室で、唯は溜め息をつく。
ゆっくりと時間をかけて、衣服を脱いでゆく。皆のところに行くのを少しでも遅らせるために。
憎らしかった。海も別荘も、予定を狂わせた律も、何もかも。
のろのろと下着を脱ぎ捨て、鏡に映った一糸纏わぬ自分の体を恨めしげに見つめる。
……歳のわりに小さな乳房、薄い陰毛。この体は大嫌いだ。
本当は合宿なんか来たくなかった。みんなにこんな貧相な体を晒さなければならないから。
梓の呼ぶ声で、唯は我に返る。慌てて水着を身につける。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:05:12.86 ID:cmRLaRYR0
梓も律も似たようなもんだろ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:06:09.00 ID:EFoQ5ri4O
まよねーずがアップを始めました
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:06:31.75 ID:AiR6h1yjO
官能か。つまんねぇな。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:16:27.73 ID:Iw7kPvSYO
強烈なまでの日光が降り注ぐ砂浜に、重い足取りで向かう。いつの間に用意したのか、ゴムボートやビーチボールが彼女を待っていた。
「遅いじゃないか、どうかしたのか?」
「お腹でも痛いの?」
澪と紬が声をかける。
……二人には、決して理解できない悩みだよ。
ゴムボートに描かれた動物のキャラクターを憎らしげに見つめながら、唯は心の中で毒づく。
空も海も、どこまでも青く爽やかだ。それが唯の心に広がる暗雲に全くそぐわない。
……止めよう。友達を逆恨みするのは。
唯は顔を無理やり笑いの形に歪め、まがい物の明るい声を出す。
「ごめんね。何でもない。さあ、遊ぼ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:26:18.36 ID:Iw7kPvSYO
……
日が暮れるまで海で遊んでから、ようやく別荘に戻る。
夕食のバーベキューの準備をする頃には、唯の心の暗雲はだいぶ晴れていた。
海から離れてみれば、合宿も悪くない。そんなことを考える。……我ながら単純だなあ。
「唯ちゃん、元気になったみたいでよかった」
紬がビデオカメラ片手に嬉しそうに言う。可愛らしいデザインの、いかにも女子高生らしいカメラだ。
唯はにこやかにピースサインを送る。たぶん帰った後でみんなで見返すのだ。なるべく多く映っておきたい。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:28:41.82 ID:Iw7kPvSYO
訂正
○見返すことになるのだろう。
どうでもいいか
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:30:45.52 ID:B253etC50
\C
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:43:47.32 ID:Iw7kPvSYO
いつもよりずっと多い量の夕食を取りながら、唯は幸せな気分だった。風船のように心が軽く舞う。
「こんなに食べたら、太っちゃいそうですねー……」
「忘れちまえ忘れちまえ。食って風呂入って、寝て忘れろ」
……風呂。
途端に唯の軽く舞っていた心は、石のように重くなって地に叩きつけられる。
……風呂。すっかり忘れていた。水着でごまかせた貧相な体も、今度はごまかしようがない。
どこかに行ったはずの暗雲が意地悪く戻ってきて、唯をうなだれさせる。
「風呂の前に練習するからな」
澪が断固とした声を出す。石垣のように頑固な決断を含んだ声。
「うええー、もう疲れたよー、明日やろ明日。なあ、唯」
「……ううん、今日練習しよう」
唯は澪の決断にすがりつく。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:54:47.17 ID:ghhZ2+XNO
唯が襲うのか襲われるのかそれが問題
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 19:55:29.40 ID:Iw7kPvSYO
「なっ……唯が裏切った!?」
「ほら見ろ、唯はやる気だぞ」
「りっちゃん、練習した後のお風呂、きっと気持ちいいよ。ね、頑張ろう」
唯の口はすらすらと出任せを言う。……おべんちゃらだ。私は澪ちゃんを利用して、嫌なことを先送りにしているだけだ。
和やかで暖かな合宿の空気にそぐわない、汚い色をした自己嫌悪が唯の心にこびりつく。
「しょうがないな。唯がそこまで言うなら、そうするか」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:04:49.71 ID:Iw7kPvSYO
「でも、見直しましたよ。唯先輩が積極的に練習しようとするなんて」
別荘の小さな、けれども清潔で気持ちのいいスタジオに向かう途中、梓が声をかけてきた。
途端に心にこびりついた自己嫌悪が、意志を持った虫のように蠢く。比重の重い罪悪感という名のガスが、唯の胸いっぱいに広がる。
「私だって、たまにはやる気になるよ。だって合宿だよ?やる気も出てくるよ。それにムギちゃんの別荘で演奏するの、楽しみで仕方なかったし」
空虚な言葉が、すらすらと出る。蛇口から流れる水のように。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:06:32.45 ID:Iw7kPvSYO
晩飯食ってくるで
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:15:15.17 ID:FawdCNzJO
保守はまかせろー(バリバリ)
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:20:08.83 ID:fgE6/MB90
もしかして連続レイプ書いてくれた人?
だったら俺はお礼をいわなきゃいけないんだけど
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:33:09.47 ID:Iw7kPvSYO
そろそろ再開します
>>23 ちょ、あっさり見抜きおったな貴様w
そうです、これ一言で言うならあの糞SSのリメイクです
もっとも展開とか全然違うけど
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:44:17.25 ID:fgE6/MB90
>>24ありがとうございます
携帯で見てすっとんできた甲斐があったぜw
書き方とか内容が俺好みだからすぐわかった
最後まで見るからゆっくり書いてくだしあ
お前かよ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:45:06.28 ID:om9jEWcP0
最後まで書いてくれれば文句なし
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:46:30.56 ID:Iw7kPvSYO
……
結局その日の練習は散々だった。唯が足を引っ張ってばかりだったから。
彼女の心と体は分離してしまったようだ。体がいくら注意しても、心はふらふらと想像上の大浴場に飛んで行ってしまう。
「何だ何だ、さっぱり調子出ないじゃんか。唯」
「……うーん、ごめんね。自分から言っておいて」
……邪な気持ちで始めたからだ。きっとギー太も呆れてるだろうな。
「まあ、仕方ないよ。その代わり、後できっちり働いてもらうからな」
澪が声をかける。今思えばそこには明らかに不自然な響きが含まれていたのだが、
この時申し訳なさで胸を焼いていた唯がそれに気づくはずがなかった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 20:47:42.31 ID:lhzz8nRKO
あとで聞きたいことがある
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:00:33.33 ID:5jIKyhdK0
期待するぜ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:02:49.79 ID:Iw7kPvSYO
大理石の床、広々とした湯船。空が一望できる大きな窓。
大浴場は立派なものだったが、今の唯には受難の場に過ぎなかった。
……やっぱり私は単純だった。おめでたかった。合宿が楽しいなんて、どうして少しでも考えたんだろう。
「去年もすごかったけど、今年は輪をかけてすごいなあ」
「まったくだ。こんな風呂に毎日入れたらなあ」
「正直、想像以上です……」
無邪気に感想を口にする仲間が恨めしくもあり、羨ましくもある。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:07:56.29 ID:wrwGjIZ6O
@@@@
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:08:54.88 ID:fgE6/MB90
よし脱いだ
支援
>>1 一つだけ確認させれくれ
律「唯ー、あんた楽器できないから今日から皆の性欲処理係ね」
と同じ作者?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:14:34.82 ID:Iw7kPvSYO
「早く入ろうぜ、待ちきれないよ」
律は早くも服も下着も脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿になっていた。
……胸は私とあまり変わらないけど、下は私よりもずっと生えてるなあ。
「あんまりはしゃぐなよ。みっともない」
澪がゆっくりとブラを外しながら諫める。
……本当、羨ましい。半分でもいいから私に分けてほしい。
「あんまり慌てると、滑って怪我しちゃうわよ」
紬が穏やかに言う。
……ムギちゃんもいいよねえ。髪は綺麗だし、胸もそこそこあるし。
「あれ?唯先輩遅いですね。どうかしました?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:15:02.42 ID:oxrj8EPU0
連続レイプだと・・?
支援せざるをえないな・・
あれにはよく使わせてもらった
期待あげ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:19:25.58 ID:Iw7kPvSYO
>>29 書きながら答えるよ
>>34 違います
でも実を言うと、それに影響されてこれ書き始めました
スレタイモロでしたねorz
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:22:52.26 ID:fgE6/MB90
1にはみなお世話になってるのか
39 :
マジレス1I ◆MAJIRESU1I :2010/06/04(金) 21:22:53.95 ID:OrLaXDx00 BE:360311832-2BP(2076)
犯人は私だ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:27:06.05 ID:om9jEWcP0
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:39:52.40 ID:T8soAkgK0
ほ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:40:37.07 ID:Iw7kPvSYO
梓が声をかける。彼女もすでに何も身につけていなかった。くすんだ色の胸の先端部や、無毛の秘所が嫌でも目にとまる。
……あずにゃんは後輩だもん。比較対象にならないよ。
それより、みんな裸見られてるんだよ?どうしてそんなに堂々としていられるの?どうして恥ずかしくないの?
どうして私だけが、こんなに恥ずかしい思いをしなきゃならないの?
唯の中に、赤黒いヘドロのような粘着性の物質が溜まってゆく。物質は嫌な湯気を発し、唯を卑屈な気分にさせる。
「何でもない。それより、先に入っててくれないかな」
「そんなつれないこと言わないで下さい。一緒に入りましょうよ」
「やだ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:42:16.67 ID:rbYS95SKO
(^p^) まよねーずはすきです
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/04(金) 21:47:54.30 ID:fgE6/MB90
リアルタイムで書いてるのか・・
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
唯…まさかてめぇも…
チッ…仕方ねえ…俺は今から二次元空間へと潜り込む!
あんなとこ…二度と行かねえって決めてたが…もう俺は大事なものを失いたくないんだ!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!待ってろ梓ぁぁぁぁ!!!!