（　＾ω＾）がサバイバルゲームをはじめるようです。

祝！ 規制解除☆

・ACHTUNG！

ながらです。
作者の知識不足で作中でうそをついている可能性もあるのでご注意ください。
途中でいきなりいなくなったら、PCがお釈迦になったものと思ってください。

まとめ：くるくるくーる　様　
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-462.html

──（　＾ω＾）がサバイバルゲームをはじめるようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　第5話　特訓！ サバイバルゲームテクニック！──

ブーンが自分の装備をそろえてから2ヶ月の時が経った。
その間に開催されたゲームには当然参加し、仲間たちとも打ち解けて行ったブーン。
しかし、そんな彼にも悩みがあるのだった。

〜とある日曜日〜

（　´ω｀）「ドクオ……」

('A`)「なんだ突然。鬱陶しい顔しやがって」

（　´ω｀）「なんだか僕、みんなの足引っ張ってないかお？」

装備品は一通りそろえたものの、どうにも実戦で他のメンバーの足を引っ張っているように思える。
敵を1人も倒せずに終わる事などザラだし、自分が真っ先に倒される事も多い。
他のメンバーの動きを見て、ブーンは不安をン募らせていた。

('A`)「ふむ……」

ドクオは考え込む。
確かに、ブーンの動きは決して良いとは言えない。
不用意な事ももあるし、棒立ちでいるのも目立つ。
しかし、それはやむを得ない事でもあるとも思っていた。

元来、ブーンはガンマニアというわけでもミリタリーマニアでもない。
当然ながら、銃器に関する知識と言うのはほとんど持ち合わせていないのだ。
一言に「銃の知識」と言っても、銃の種類だけでなく弾薬の種類や射撃姿勢、
更に実戦での技術などその内容は多岐に渡る。

今まで、映画やドラマくらいでしか銃と言うものを見ていないブーンに、そういった知識を
期待するのは無理があった。

支援

（　´ω｀）「僕は、どうすればいいんだお……？」

('A`)「練習だ」

（　´ω｀）「お？」

('A`)「フィンランドの生んだ伝説的スナイパー"白い死神"ことシモ・ヘイヘは、
　　　その狙撃の秘訣を聞かれたときにこう答えた」

('A`)「練習だ」

（　´ω｀）「えーと、何が言いたいんだお？」

('A`)「だから、今練習すんだよ。サバゲのな。
　　　　道具取りにお前の部屋寄ってからバーボンハウスに行くぞ！」

（　´ω｀）「お、おーう」

〜Gun&Hobby Bourbon House〜

（´・ω・｀)「やぁ、ようこそばーｂ」

('A`)「ショボンさん、上のシューティングレンジ借ります。10mを2時間。道具持込で」

（´・ω・｀)「……2時間で1人1500円です。2番のレーンへどうぞ」

('A`)「はい、3000円。行くぞ、ブーン」

（　´ω｀）「おーん」

（´・ω・｀)「……」

久々ですね！

「バーボンハウス」の2回には、15mのシューティングレンジが5本用意してある。
シューティングレンジとは、そのまんま「射撃場」である。
イメージ（http://news.livedoor.com/article/detail/3248855/
　　　　　　リンク先：ライブドアニュース）

ちなみに、作者が前に兆弾ここの蛍光灯割ったのは秘密だぞ！
ちゃんと謝ったからな！

そのシューティングレンジで、ドクオはテキパキと準備をしていく。
家庭用コンセントから電源を引っ張り、急速充電器(*1)をセット。
電動ガンのバッテリーの用意をしておく。

さらに、床に引かれた距離を示す線を頼りに、設営されたターゲットから１０ｍの位置に
備え付けの机を置き、荷物を広げる。

支援

*1 充電器の一種。これを使うと普通は6〜7時間かかる充電をごく短時間（20〜40分）
　　で行う事が出来るので大変重宝する。けど高い。

('A`)「さて。止まっている的に当てられないヤツが動いてる人間に当てられる訳が無い。
　　　わかるな？」

（　＾ω＾）「流石の僕でもそれはわかるお」

('A`)「よろしい。ではマズはこの10mでハンドガンの練習だ。
　　　その間に、電動ガンのバッテリーを充電しておく。オーケー？」

（　＾ω＾）「おっお。把握だお。10mならきっとラクショーだお！」

ドクオの言葉に、ブーンはいそいそを準備を始める。
カバンから取り出したのは、最近買ったばかりの東京マルイ ハイキャパ4.3だ。
マガジンにガスと弾を込めるブーンを見ながら、ドクオが呟いた。

('A`)「10mを甘く見ない事だな、ブーン……」

支援

（　＾ω＾）「おっお。んじゃやるお！」

いそいそとハイキャパ4.3を構えるブーン。
10m先の台の上には、丸い金属板やボコボコになった空き缶などが置かれている。
たかだか10m。大した距離では無いとブーンは思っていた。
しかし──

（；＾ω＾）「お……？」

撃てども撃てども、ほとんどが外れてしまう。
時折当たる事もあるが、それもほぼまぐれでのものだ。

（；＾ω＾）「じゅ、10mでこんなもんなのかお？」

('A`)「『APSカップ』というエアガンを使った競技大会がある。
　　　　そのライフルクラスのターゲットまでの距離が10mなんだ。
　　　　10mって距離は、決して簡単な距離じゃないんだよ」

('A`)9m「射撃の基礎すら出来ない今のお前には特にな！」

（　´ω｀）「おーん」

('A`)「よろしい、では俺が手本を見せてやる」

（　´ω｀）「お願いするお……」

ドクオは、あらかじめ準備しておいたM1911A1を構える。
そして、1発1発丁寧に射撃していった。
流石に100発100中とはいかないが、8割が命中弾である。

('A`)「ざっとこんなもんだ。
　　　まずはハンドガン射撃時の基本的な姿勢からだ」

ドクオはM1911A1のマガジンを交換しながら言う。

('A`)「まず、ターゲットに向かって真っ直ぐ立つ」

（　＾ω＾）「おっお」


ブーンもハイキャパ4.3を持ち、ドクオの横に同じように並んだ。

支援

('A`)「そして、足を肩幅に開き、右利きなら左足を少し前に出す。
　　　そのまま、両腕を前に伸ばし、やや前傾姿勢になる。
　　　両腕は、反動を軽減するために僅かに曲げてもいいな。
　　　最近は両腕を真っ直ぐ伸ばすのが流行りらしいが」

（　＾ω＾）「おっお」

ブーンもドクオに習い、同じような姿勢をとった。

('A`)「ちなみにだ、緊急時や片手がふさがっている時以外、片手撃ちなんか言語道断
　　　　だからな？
　　　　銃は両手でしっかりと保持するんだ」


（　＾ω＾）「把握だお」

イメージ図
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org931302.jpg

支援

('A`)「照準の着け方は、前に話した通りだ。
　　　フロントサイト（照星）がリアサイト（照門）の間にピタリとはまるようにし、
　　　フロントサイトのテッペンが着弾位置になる。
　　　これは、もちろん両方のサイトの調整をしっかりやっていればの話だけどな」

('A`)「ま、とりあえずは撃ってみろ。
　　　　トリガーはあくまでゆっくりと、絞るように引くんだ」

（　＾ω＾）「把握だお！」

ドクオに言われたとおりにし、ハイキャパ4.3を撃ってみる。
すると、ドクオほどの命中率ではないにせよ、先ほどよりは遥かに多く
命中させる事が出来た。

イメージ図ナイスｗｗｗｗｗ
支援

('A`)「あとはとにかく反復練習で慣れるしかない。
　　　　あと、射撃能力の要になるのはバランス感覚だと言う。
　　　　三半規管を鍛えてみるのもいいかもな。
　　　　ま、それは置いておいて練習だ」

（　＾ω＾）「把握したお！」

撃ってはマガジンにガスと弾をこめてまた撃つ。
ひたすらにコレを繰り返していると「ピー」という電子音が聞こえてきた。

('A`)「お、バッテリーの充電が終わったみたいだな。
　　　それじゃ、ライフルの練習に移ろうか」

（　＾ω＾）「そうするお！」

支援

('A`)「さて。ライフル、及びマシンガンなどのストックのある武器での射撃姿勢も、
　　基本的な姿勢は同じだ。
　　　ただこれに加えて、ストックを活用した姿勢になる」

('A`)「ライフルを構えるときは、ストックの底の部分を、しっかりと肩につける。
　　　そしてストックに頬をつけて、前後サイトを覗き込むんだ」

（　＾ω＾）「なるほど」

('A`)「よく映画で見る腰のところで構える撃ち方な。
　　　あれじゃあ狙いのつけようがない。ま、あれは狙ってどうこうって撃ち方じゃないんだ」


ライフル射撃のイメージ図1
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org931372.jpg
イメージ図2
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org931379.jpg
イメージ図3
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org931384.jpg

('A`)「さて。左手だが。
　　　ハンドガンのときは、右手を包み込むようにして一緒にグリップを握っていた。
　　　しかしライフルの場合は図１のようにハンドガードと呼ばれる部分を持つか、
　　　図２のようにマグウェルといわれる部分とマガジンを握るようにして持つ場合が多いな」

('A`)「図３のように『フォアグリップ』と呼ばれる部品がついている場合はそこを握る。
　　　人間工学的には、ハンドガードをしたから支えるより、2や3のように何かを握り込む
　　　ような姿勢のほうが安定するらしいぞ！」

（　＾ω＾）「ふむふむ」

('A`)「ちなみに、図3で銃口が明らかに下を向いているのは、イメージの人が若干
　　　疲れてきているからだ」

('A`)「それはさておき。
　　　　ブーン、お前のβスペツナズには、ハンドガード部分に20mm幅の
　　　「ピカニティレール」というものが装備されている。
　　　これは様々なオプションパーツを取り付けるための物で、フォアグリップもその
　　　オプションのひとつだ。
　　　1本大体1500〜3000円位で買えるから、後で買っていくといいぞ」

（　＾ω＾）「そうするお！」

参考画像 東京マルイ G36Cの20mmレイル
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org931410.jpg

しえｎ

('A`)「さぁ、あとは練習だ。
　　　ライフルでも照準の着け方は一緒だ。
　　　だがライフルの場合は照準機の形状が物によってかなり違うから注意が必要だな」

('A`)「ちなみに、AKシリーズの照準機は使いづらい事で有名だぞ！」

（；＾ω＾）「お、そうなのかお」

('A`)「なぁに、それを補う方法もある。
　　　　図3でちょっと早だしになってるが「光学照準機」というオプションがあってな。
　　　　ま、これはまた今度説明するよ」

('A`)「さぁ！　とやかく言ってる暇があったら練習だ！
　　　　射撃は何発も何発も撃つ事で上達する！」

（　＾ω＾）「おっお。頑張るお！」

支援

おおこんな時間に

しかし眠いからまとめサイトで見る支援

面白いなー
参考画像がちゃんと参考になってるのが素晴らしい

その後、ブーンはひたすらに撃ちまくった。
2時間はあっという間だったが、元来ブーンはセンスが良いようで、めきめきと上達していった。
ショボンの店でブーンのフォアグリップを買った後、2人は隣のミリタリーメイド喫茶である
「Cafe Valholl」で昼食を取っていた。

('A`)「ブーンもだいぶ上達したな」

ドクオがが、今日のランチメニューである「英雄達の昼食セット」のコミスブロート(*2)
を齧りながら言う。

（　＾ω＾）「おっお。ありがとだお」

ブーンのほうは、最早メイド喫茶の定番メニューであるオムライスにケチャップで
「必殺必中」という文字を書いて貰った物を食べていた。
ちなみに作者以前「お任せで」と言ったたラッキーストライクのロゴマークを描いてもらった
事がある。

('A`)「つっても、これでまだ半分。
　　　午後からは、いつも使ってるフィールドに行って実戦的なテクニックの練習だ」

（　＾ω＾）「お！　楽しｍ」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「コーヒー2つお持ちしましたー」

（　＾ω＾）「……」

('A`)「……」

支援

*2 パンの一種。酸味があって硬い。
　　旧ドイツ軍の代表的な軍用食品のひとつでもある。

ζ(ﾟーﾟ*ζ「以上で全ておそろいですね？　ごゆっくりどうぞ〜」

フリフリと歩いてゆくエアフォースメイドを見送った後、会話に戻る。

('A`)「ま、午後から頑張るためにもちゃんと食っておけよ」

（　＾ω＾）「おっお。そうするお！」

ブーンは勢い良くオムライスをやっつけにかかった。

支援

m9('A`)「YO! DOKUO様だ！」

('A`)9m「今日はぶっちゃけ疲れたからこの辺しておく！
　　　　　あと、今週末のサバゲで次回使うイメージ画像も撮ってこなきゃいけない！」


m9('A`)9m「そんなワケで！　次回は実際の森の中でのテクニックと、実戦での
　　　　　　　テクニックの紹介だ！
　　　　　　　次回の『（　＾ω＾）がサバイバルゲームをはじめるようです。』もチェケラ！」

今回は以上です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

写真までながらで用意したというのが最大の失敗だと思いました。
迷彩服はもう脱いだ。

乙

乙！作者久しぶりー
持つだけで疲れるって事は、やっぱサバゲの実戦ってすげー疲れるんだろうなぁ…

>>37
持つだけで疲れる、という事はないんですが。
携帯のカメラを使いセルフシャッターで撮っているので、
バタバタと移動したりしたのです。
あと、書きながらだったから余計に。

実戦も疲れますけどね。
真夏だと熱中症になる人も時折。

>>38
あーなるほど、乙でした
作者も体調には気をつけて下され

ラジコンのタイヤ作ってたらこんな時間だ！

>>39
ありがとうございますー。
健康的に生きられるよう頑張りますｗ

うははは！　ようです検索したらこのスレしか残ってねーでやんの！
うはは！

総合は犠牲になったのだ…このスレの犠牲にな…

よかったじゃないか

>>42 >>43
これも一重に皆様のお陰です。
まだもうちょっと起きてる予定ですが、質問や雑談等ございましたらどうぞ。

イメージ図の絵がリアルすぎるだろ
作者さんすげー

>>45
イメージには、かなり気合を入れました。
やはり、こういうのは図があったほうがわかりやすいと思いまして。

ホントにサバゲー好きなんだな

これみてサバゲーに興味持ってくれる人が増えるといいんだけどなぁ
俺の住んでる土地周辺はチームがなくてやりたくなったら遠征しないといけないのがだるい

>>47
だって、楽しいんですもの！

>>48
そうですねぇ。
僕の地元も、現在は結構な人不足だったりします。
2時間も移動すれば、20人以上の規模のゲームもあるんですが・・・

さて。
今日、昼からラジコンと卓ゲーやりに行くので、僕はそろそろ寝ます。
アデュー！

シベリアより乙！