やる夫が赤きカリスマになるようです

第１話　シムビルスクの少年

"　　　"　　;　　　,　　:　　　" ''−- ､ _　　　　　;　;;　　:
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　　"'　"　 ;':. ..;､　''　　"　　''　、　"　; ;''､　　 _,,,. .,;: . :;''"　ノ　"　　;; 1870年、ロシア南東部、シムビルスク県のストレレツカヤ通り
:.、 　 　 . ;': :..　;,　,,　"　"　　"　''　 __;': ;.;､'''" .,,,..,; :;. ..:;''"
. ;.　　"' .;': : ... 　;,＿＿,,,,　-- '''''　__.,;'::; :. ;､'"~　.;:: . : . ;,　"　　　"　　.
: .ﾞ;'　,ィ,,: : :. .. .　 ;,--― ,'''''""￣　'';'; .;: :.　;, 　 .,;:: : .. ...;,　'''　　　"一軒の家にひとりの男の子が生まれた
. ; ';/ /;': :: .. . ..,　. :,　　,;':.'、"　､ ".;': :. . . 　 ;:　,; ::. :.. .　:;;　　　;;　　　"
:; 　;: 　''''';:',,:,.''il''''''　 .;: . . .;,　　　,;':: : .. .: . 　 ; 　''''''ll!;!l''''　　"　　　"　,
; ; 　;:､:.　..;'.. ﾞ;.,'＿　 .;.:::..　 ＿ . ;:' :: . .　:.　 　 ;;, 　 l!ｌ;,ｌ　　""　''　　、
;; : .　;.　 :;': ;.　';'l｣ |＿＿＿| lｪ|＿＿＿＿＿　　;、;;. :;　"''　"　　"　　,
: . .　 ':､;:' : ; ,.　';､/ / / / / / / / / / / / /ヽ'''ﾞ..　　 "　 ::'':;,,　　"
;: :. : 　'､ :: : ;.　　;, / / / / / / / / / / / /三ヽ;::,、"; 　 ;; 　:;,　　　　"
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; :. , : ; .."':,,;,,..;; '''　.;,三|田田| l三三三三;|; l　l;|､ , . ;;、 :..::: .. ..:;,　.;':: . .;,
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男の子はウラジーミル・イリイチ・ウリヤーノフと名付けられた
人は彼の数多のペンネームで最も有名な「やる夫」と呼ぶようになる

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　　　　　---ひとりは万人のために、万人はひとりのために---
　　　　　　　　　　やる夫が赤きカリスマになるようです

ありそうなQ&A

Q1.ネタバレしていい？
A.ネタバレは厳禁でお願いします
やる夫のことは当スレ内で「やる夫」とお呼びください

Q2.>>1のスペックは？期待していいのか
A.当方は最近解雇されたばかりの元リーマンなので、あまり期待しないでご覧ください

Q3.なんでやる夫よ？ゴルバチョフとかスターリンのが有名じゃなくね？
A.解雇されてアカに走ったのです。冗談です

Q4.左翼活動家？
A.そういった活動に関わったことはありません。


３−４分に１回投下、支援が早ければ投下も早めます

今日も小学生のブルマでおっきしたよ
　 　　　　　　|/　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐―――‐-､
　　 ／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ::::::::::::::::母::::::::::::::ヽ、
　／　　 _ノ　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　 　　　　
　|　　─（⌒）（⌒）　　　　　　　　　　　　　　　　γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
　 |　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　　　　　 （:::::::::／　─　 　 ─　＼:::::::）
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　　　　　　　　　　　　　　＼:／ 　 （⌒） 　（⌒） 　＼ﾉ
　|　　　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　 　　　 |　 　 　 （__人__）　　　　|　
　ヽ　　　　　 　 }￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　＼　　 　｀ ⌒´ 　 　 ／
　　ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ ＼　　　　　　　／
　　　/　　　 く ＼ |__| _ ..._.. ,　　　　 　　　＿＿＿　＼　　　　　　(_＿ノ
　　　|　父　　＼ ＼ ＼　／　 　 　　　　|＼＿＿＿＿＿ ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､＾　　　　　　　　|　 |ヽ､ 　　　　　 ﾉ|

やる夫の父イリヤ・ニコラエヴィチ・ウリヤーノフは小学校視学官であった。
母マリア・アレクサンドロヴナ・ブランクは父方の祖父に酒類などを商うユダヤ商人を持つ、
教養があり裕福な家系の人であった。(ちなみに父方の祖父は反ユダヤ主義のユダヤ人だった。)
両親とも教育に献身的であった。

　　 　　　　　　　　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　　　　//, '/　　　　　ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　　　 〃 {_{　⌒　　 ⌒ﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ（ ●）　（●）从　|、i|　　彼は三人目の子供で非常に騒がしかった。
　　　　　　　 　 ﾚ⊂⊃ ､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ　　　　歩けば必ず床に頭をぶつけ、家中に聞こえるような
　 　 　 　 　　　　 ヽ、　 ゝ._）　 　j /　　　　必死の叫びを上げたものだった。
　　　　　　　　　　　　ヘ,､ __,　イ　
　　　　　　　　 ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
　　　　　　　　 {　 Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
　　　　　　　　 |ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
　　　　　 　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
　　　　　　 　ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/
　　　　　　　　 `|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」"
　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::/　/

六歳上の姉アンナは赤ん坊のやる夫をこのように回想している

また、彼を取り上げた産婆は

　　　　　　　　　 　_,.､　　　 　／7ヽ.
　　　　　　　　　 /:::;ﾍヽ,.___,:'::∠i:::/_
　　　　　　　 　 ,':::/´ i::|　/::/　/:/ 　 ｀'' ､
　　　　　　 　,.'"':;::'､　|:|_/∠､r'-'､_ﾉ 　 　 ｀ヽ.
　　　　　　　 !　　＼ゝ'-'"´￣;￣ヽ_>-､_,ノ 　 i
　　　　　　　rゝ､‐ '" / |　!　 ,ﾊ-‐ハ`'ｰrヽ､__」､
　　　　　　 くr'"/　 /-‐!/!　,'　　　　　!　i｀ヾr-r'
　　　　　　　ﾉ　i 　/ --、ﾚ' 　 /￣　ﾊ /!　,ゝ !　
　　　　　　,:' ／! ,ﾊ (ﾋ_] 　 　　ﾋ_ﾝ　　ﾚ' |/　　|「この子はひどく利口になるか、
　　　　　 /へrヽ !'7.,.,　　　_____ 　'"'"7　,'　 i　|　それとも大変な馬鹿かのどちらかだろう。」
　　　　　　　　　)ﾝ'ﾄ.､, 　 ｀'､__ﾉ 　 ,.ｲ　/　.ﾊ　',
　　　　　　　　,:'　 ／/｀"i':ｧr‐ ,r'i´､!　,'　 ,'　i　 ヽ.
　　　　　　 　 i　,:i　/,.:'"´ｽﾄｰﾝｶﾞ:;:::ﾚ'::ヽ. !　 ',　　）
　　　　　　　　ﾚ'ﾉ　k':::::/::::}>く{:::::}>く{:::::::Y 　 i　,ﾊ
　　　　　　　}>く{^ヽ,7ｰi:::::/ﾑヽ:::::〈〉:::::::::::〉　 ﾚ' 　':,

という意見を述べた。

やる夫は弟のドミートリーと仲が良かった
しかし彼をいじめもした

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 　　超昂閃忍ハルカのディスク叩き割っといてやったお
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

やる夫はよく「ドミートリーは命令通り泣ける」と言っていた

ドミートリーはそんなことはないと言い張ったが
やる夫のいじめがさらにひどくなると泣き崩れた。

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 　　田井中律は非処女の中古だお
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

するとやる夫は「やっぱりドミートリーは命令通り泣く」と言うのであった

やる夫は２-３年、家庭教師と受験準備をし
９歳でシムビルスク古典高校に入学している。
　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　 　　　／　　 　 　＼　　詰め込みは頭を馬鹿にするお
　　　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼　　ゆとりが必要だお
　　　 ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
　　　 |　　　　 （__人__）　　　　|
　　　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／
　　　／´　 　　　　　　　　 ｀＼
　　/　 /　　　　　　　　　　l　　l　　 .＿＿＿
＿_l　　l_¶＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/ 　　　　 ヽ
　　＼,　´-'ヽ ￣|￣￣￣￣|　　　l二二二二l
　　　 ヾ＿ノ　 　|　'''' '　　　|　　　l二二二二l
　　　| 9=ε-8.　|　'''..--　　|　　　l二二二二l:::..
　　　|　　　..''　　|　　''-.　　,|

支援

【解説】

　　　　　　　 ,. ' ´｀`'ｰ‐ ､
　　　　　 ／ , /, 　 、　　 ＼
　　　　 /// l l ｌ　,　 ! l　、　ヽ
　　　　 !' ｉ　i l∧ lヽ l､ｌ、|　　i|　さて、突然だが解説役の登場だ。
　　　　 l,.ﾊ/‐-､ﾚ　,.= -lﾉ　,. |!　　　一応、当時のロシアについて細かい説明がないと
　　　　　l/!l､'５ェ 　 '５ｴﾚ/ヽ!　　　　話が進めづらいからな
　　　　　　ヽl　　ﾉ 　　　.ﾚｨ''´
　　 　 　 　 !'ヽ、-_-　, ｲN
　　　　　 　 　 ,.,ゝ-　' ,}lヽ、
　　　　　　 ,／! >、,.､'´ |　 lヽ､
　　,.　- ' ﾌ　 l/>‐'､ﾆヽﾉ､　〉　｀`'ｰ　､
　 / l　　, >'´l.　L､/　 ﾉ　 ヽ､　　　ｒ'´ ｀ヽ

【解説】


　　　　　　　　　／: : : : : : /: : : :／: : : : : : : ヽ: : : : :: : `､
　　　　　　　　/: : : : : : : :/: : : /: : ,ｨ: /l: : : l: : |: : : : : : ::ヽ
　　　　　　 　;´: : : : : : : /: : ／|／ .|/ .!: : /i: : !: l: : : : : :丶
　　　　　　 .i: : : : :|: : : : |／　　　　　　|／　| /|: :|: : i: : : :ﾞヽ解説はこのオレ、同志キョンと
　　　　　　 i: : : : ::i: : : ::/ ´￣￣￣`''''　　　´　ヽ|: : | .|: :丶
　　　　　　 |: : : :,-ﾘ: : : |　 "疋;:ｿ`　　　 　'`'-､_.i: : |: |: ヽ
　　　　　　 .|: : :/-､',: : |　　　　　　　　　, f:ﾃﾘ` /: : |: i丶
　　　　　　 .ｿ､::l,.( _ ﾘ､:|　　　　　　　　　l .｀ 　 /l: :/| i
　　　　　　　　,|::＼__ ヽ|　　　　　 　　 　, 　　 //|/ |/
　　　　　　　　 ﾘl: ::| |　　　　　　 　　 　′　 //
　　　　　　　　　 l::|ﾘ ヽ　　　 ` ― - 、　　 //
　　　　　　　　　 ,ﾘ　　 `､　　　　`"　 　 ／ﾘ
　　　　　　,----亠--- ､_`.､　　　 　 ／　彡
　 　　　 /／￣￣⌒`ヽ` ＼::`::-､,_, ´.

【解説】


　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│エカチェリーナ長門がお送りする
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!ﾚ<f{矛:下 'ヽ 　〃ｲ孑代勹 ｲ }　/
.　　　　　 　 Vﾊ　　| 　 r';;_zj　　　　　　r';;zﾘ　/ , '/／
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　　　　　　 ､　　　　　/ 　/　
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　 　_　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼

【解説】
　　　　　　　 __ ...　-‐ ､
　　　　, -.::''.:::::::::::::::::::::..`ｰ-.､
　　 ／::::::/:::::::;::::::,:::::::::::::::::::::..ヽ.
　　イ/::/:::::::;ｨ::::/::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
　　 /::::i::::／.l::/l::ﾊ:::::,i::::ヽ:::::::i:::::::l
　　/;ｨ::{:/ｰ､ｌ/_.!'　|:::ハ:;∧:::::ｌ:::::::l
　／　|::|　ﾃ''ｯ､｀ 丶ｰ- ､　i;:::|::::::/早速だが長門、この高校ってのは今の日本の高校とは違うんだよな？
　　　.|::l　　　　,　　 'ﾃ''ｚ､ l:::ﾘ::::::i
　　　.|/|　　　/　　　ｒ.Kヽf''i/'ｌﾉﾘ
　　 　 ﾊ　 　｀　　　 | .| l .| |ノ
　　 　 ,小.　- ､　　 .| .l/././､
　_,,ィ'´.H. ﾞ.. 　　,, -'"　　,/　 ￣ﾞ'ｰ､
''´ /　 { ' 　｀''r'´　　　 ／　　　　/　ヽ
　/　　 ヽ､　,ｨl　　　イ /　　 　 /　 　ヽ
./　 .,ィ＾i }_/_/l　　　 |/ 　　 　,　　　　 i
'.‐'"　ヾ{;:::;}::;;/|.　　　l.　　　 /　　　　　|

【解説】

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!随分違う。これは飛び級をしたとかではなく
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|当時のロシアは、９歳から高等学校に通う制度だった
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !スムーズにいけば８年で卒業することになる
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　　
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､

【解説】
　::::::::::::::/ |::::::::::::::::∧:::::::::::::∧::::::::::::::::::::::!::::::::::::|::|
　',::::::::::;′|:ﾊ:::::::::/　 '.:::::::::/　Ｖ:::::::::::::::::::|:::::|::::::|::|
　 ∨::::ｌ.　 |! |::::::/　　 '.::::; ′　∨::::::::::::::::|:::::l::::::�W
.　　∨:|　　　|:::/　　　 }; '_.．-'´ ∨:::::::::::/:::l::|::::::|
　　　∨　 　 |/　 _.．-'´　　　　　 ',:::::::::/:::::ﾊ|::::::|
　　　　　　　,.． '＿＿＿＿＿__ 　 ' ::::/::::/::::|::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　'´　　　　　∪　　｀'　|::/:::::/|::::l::::′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　ー‐---一'　　 |/::::/　}:∧:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,′:/　/ﾘ　｀てことは留年もあったてか・・・？
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾊ　,:::::/　/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∪/:::/　 ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　|　　　　　　　　　　　　　　/V／
　　　l|　　　　　　　　　 　 　 　 厂7
.　　　!　　　　　　　　　　　　　/∧|
　　　　　　　　　　　　　　　／:/

同志レーニンのスレと聞いて

　　　 _／　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　
ｰ=ﾆ ｧ　　　　／　　 /, /　　　､　　 ｀ヽ.　　＼
　　 / ,　　 〃　/　 /' │　　　:lヽ　 　 ﾊ　　　＼
　 / /　　//　/　 /　 │　　　:|　!　 　 i|　　l 　 ヽ
　/ ｲ　　 l |　│　j　　∧ 　 　 l　|＼　 ｉ|　│　　 ＼
　l/ |　　 | ｌ　∧　ﾊ　 l　 '.　　 ﾊ j　 ヽ ｉ|　│　　 }￣
││　 ｌ|│ﾅ下/-ヽ |　 ヾ　/_ﾑ'― 弋|　│　 ! j
　j. │　 |i　V ,ｨテ圷､ヽ 　 ∨ ｨチ示k　l:　 ﾄ　 �W　　あったと思われる。
　　 ヽ　 | 　ﾊ` Vf:::::i}　　 　 　 Vf:::::i} Y|　 ﾑ N　　４年次から５年次に上がるテストでは
　　　 ヽ |ﾍ i l　 ゝー'　　　　 　 `ー''　ﾊ!　,) }i|　　４５編のクリロフの寓話と、３１編のプーシキンの詩を含む
　 　 　 ｀l　ヽﾑ　 　 　 　 ' 　 　 　 　 /:/　ﾙｲN　　１００以上の詩を暗唱できなければならなかった。
　　 　 　 ', 　 |ﾍ､　　　　 ‐ 　 　 　 ｨ' /　/　ｉl　　この口頭試験でクラスの半分が落ちた。
　　　　　 ヽ　ｌヽ ＞,､　　　　 　 イ/７　/　　　やる夫は合格した内のひとりだった。
　　　　　　＼!　Ｖ厶|＞ｰ ＜ﾚ_'/ /／
　　　　　 　　 　>'´/ノ　 　 　　 L､ヽ
　　　　　　　j-'　　 |　___＿　　　|　　＼
　　　　 ノ¨´ 　 　　|´　　＿｀ｰ<|　　　 ＼

【解説】
　　　　　　　　　　　,..　--- ..
　　　　　　 ,..-.:.￣.:..:..:.. : : : : ｀丶、
　　　 　 ／:..:..:.　..: : : : : : : : : : : : :＼
　　　　/:ﾍ=､､:.＿: : : : ＿＿:ヽ:_:　-^,.ﾄ､
　　　ノ:..:..:./:.. ￣: :７´:―― : :|‐: :´､: ヽヽ
　　ｰ-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:ｲ:.ﾊ:.. : j:.. :}:.､ヽ:. ﾄヽ　８年で学ぶことは多様だった。
　　　 !:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ﾉ '　}:.／_}_ｲ:. } |:.｜||　　ラテン語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、古代ギリシャ語
　　　 Vl:.:.|:. Vl´｢＿　､｀　ﾉ′ ＿ﾉ:ｿ:ｲ: ﾘ ﾉ　　　　　数学、科学、宗教、地理、歴史
.　 　 　 }:ハ: : l f7｢::｀ﾊ　　　/:::7}7ｲ:/}/　　　　古典教育として、信念、心理、忍耐、勇気を教えつつ
　　　　 ﾉﾍｰl､: :!VZﾂ　　 　 ﾋ:ﾉ/:.//　　　　　　　　　ロマノフ王朝に対する忠誠心を養う
　　　 　 　 ｀ｨﾍ:ﾄ､ _　　　_ 　 ノ:ｲ/　　　　　　　　ホメロス、ヘロドトス、ツキディデス、クセノフォン、リヴィウス、ホラティウス、キケロを
　　　　　 rく､＼｀ ヽ二コ:千:|K、′　　　　　　　　　翻訳することがきまりだった。
　　　　　 |:..:ヽヽ＼: :Yﾆ|: :!:/j!:.l　　　　　　　しかしロシア文学はほとんど学べなかった。
　　　　　 ﾄ:..:..:.＼ヽ＼!r|┴＝ミ!r ァ７　　　　　　ロシアの著名な文学者、詩人は破壊的とみなされていた
　　　　　｜!::.:..:.ヽ＼ヽ|!　　　 /７　/
　　　　　 j::.l::..:..:.⌒ｰｧ⌒} 　 / / /^}
　　　　　 |::.:.＼::..::.::.::>ｰ'―-L∠_¨´
　　　　　 l::.::.:..:.￣￣ト ､, --､―弋i
　　　　 　 ヽ::.:..:..:.::..∧/　　　 ヽ　 i _ ..　-―
　　　　　　 ｀｀ｰニ´／ー-､　　 |　_|
　　　　　　　_.　-―　￣　 ト―.:｢:.:l
　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ:..__:L_|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.__)ﾉ

【解説】
　　　　 　 　 　 　 　 /:/:.::/: : : : /..:／:.::.:.::.:......　 ::.::.::.::.ヽ　　　　
　　　　　　　　　　　ﾉｨ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l　　
　　　　　　　　　　　 l:.／.7.::.::./:イ／　/:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l　　頭が痛くなるな・・・
　　　　　　　　 　 　 |:{/ 7:.::: ｲ′ｰ ､/´ /:.:. ｲ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|　　当時のロシアに生まれなくてよかったぜ
　　　　　　　　　　　j,小.|:.:/　　 _　　＼_j／ /::／j:/::.:/:.:.:.!:!　　 しかし文学が破壊的とみなされてたのか
　　　　　　　　　　　/小.!/ 　 　 ｀｀=ミr‐ﾐ'/⌒} /ｲ::./:..|:.::ﾊ!ドストエフスキーやトルストイもあったんだっけか？
　　　　　　　　 　 ノｲｲ/!′　　　　 　 }　ﾉ　_ ﾑｰﾉ:/:.:/|:/
￣｀ヽー- ､ __ ／了|´　|　　　　 　 ／ノ　 　 ヽV:ｲ:./　j′
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::|　|　 l 　 　 　 /　　　　　　　{ ﾉ´
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|　 l　 l　　 く｀{　　　　　　　　i′
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|　　l ハ　　｀ｿ＿　　　　　　 }
ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l　　 ヽ ＞≦--.､ヽ　 　 　 /
二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::|　／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ　 ／
::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽ V
::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::／:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉

支援

【解説】

　　　　　　　　　 _,.　─　､.　--　._
　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　／　　　　　　　、　　、　　 ＼
　　　　　/,.　 ,.　/　 　 l.　 | ヽ　ヽ　ヽ.　ヽ
　　　　/ / i'/　/　 ,|　 |　 ,!　 |　 ',.　！　 ',
　　∠-7 j |.|　 |　./|　,1　ハ. ハ　| 　 |l.　l |　　その二人だけでなくゴーゴリやツルゲーネフも危険とみなされた
　 　 　 | | |l.',.　} ﾅTｧ-| ./　l./'''Tﾅ{.　,ﾘ　 |1　　一部は例外もありプーシキンなどは政治的に「安全」とされた
　　　　 l！Mヽ.{<ｨﾃtﾄ !' 　 ' t5ﾓト,.ﾚ!' ,1 ,!　　政府は生徒達が革命思想に触れないよう努力した
　　　 　 1',l.|　ﾞﾄ　'ぅり　　,　　2tﾀ /　 /,!'　　ちなみにやる夫が通った高校の校長は後ほど登場する
　　　　　　｀| l. ｢ヽ　　　 __　　　　/! ｲ/　　アレクサンドル・ケレンスキーの父フョードル・ケレンスキーだった
　　　　　　　l.ﾄ. |l. ヽ､　　　　 _,.ノｲ/ |!
　　　　　　　｀ ヽl ﾍゝl｀　-　´lﾙ　′
　　　　　　 　 　 ／.ノ　　　　ヽﾞヽ、
　　　　 　 _.. - ´　 L._,. -- .._...| 　 ｀ ‐ ､._
　　 　 ,f´l.　|　　　 「 _,　-　､._j　　　　/ / ｽ
　　　/　l. ',　', 　 　 ｢_,. --　..｣　　　 / / /　',
　　　!　 ヽヽ ヽ　 　 |　　　　｜　　 / / /　　l

父親がユダヤ商ってことはあいつか

やる夫にとって学校の教科は簡単なものだった。
やる夫の父は、あまり簡単にこなすため
勤勉の必要性を感じなくなるのではないかと心配した

　 　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／_ノ 　ヽ､_＼
　ﾐ　ﾐ　ﾐ　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　　　　ﾐ　ﾐ　ﾐ 　　　＜試験に落ちるとかありえないっていうｗｗｗｗ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒（__人__）⌒:::＼　　　/⌒)⌒)⌒)
|　/　/　/　　　　 　|r┬-|　　　　|　(⌒)/　/ / /／　　
| 　:::::::::::(⌒)　　　　|　|　 |　　 ／ 　ゝ　　:::::::::::/
|　　　　　ノ　　 　　|　|　 |　 　＼　　/　　）　　/ 　
ヽ　　　　/　　　　　　`ー'´ 　 　 　ヽ /　　　　／　　　　　
　|　　　　|　　 l||l　从人 l||l 　　　　 l||l 从人 l||l　　　バ　　　
　ヽ　　　 -一''''''"〜〜｀`'ー--､　　　-一'''''''ー-､　ン
　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　)　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒)) バ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ン

年間の成績表は論理学以外は満点の５がついた

　　 　　　 ＿＿＿_
　 　　　／_ノ '　ヽ_＼
　　　／（≡） 　 （≡）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 　　人生ちょろいおｗ
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　

学業が抜群以外の特徴はあまりなかったが、皮肉が辛辣で有名だった。
高校に親友はおらず、どちらかと言えば一匹狼だった

　 　　　＿＿＿_　　
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　
／ 　　 （●） 　（●） ＼　ｷﾓｦﾀ向けの漫画のクセに処女設定なくすとか
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　さすがクルクルパー向けだけあって
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　作者もクルクルパーだお
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 | 　
　　＼ ／＿＿＿ ／ 　

学校外でのやる夫はというと、インドア派ではなく快活な少年だった
９歳か１０歳でピアノのレッスンをやめた。少女っぽいという理由だったらしい
　 　　　 　　 　＿＿＿_
　　　　　　 ／ ＼　　／＼　ｷﾘｯ
.　　　　　／　（ー） 　（ー）＼　　　　鍵盤叩くより、２ｃｈでｷﾓｦﾀ叩いた方がおもしろいお
　　　　／　　 ⌒（__人__）⌒ ＼
　　　　|　　 　　　|r┬-|　　　　|
　　　　 ＼　　　　 `ー'´　　 ／
　　　　ノ　　　　　　　　　　 　＼
　 ／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ
　|　　　　ｌ　　　　　　　　　　　　　　＼
　ヽ　　　 -一''''''"~~｀`'ー--､　　　-一'''''''ー-､.
　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　)　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒))


真面目なピアニストの母はがっかりした

しえん

夏には家の庭で罠を仕掛け、鳥を捕まえたりして遊んだ


鳥の串焼で飯がうまい
今日もメシウマ！
　　＋　　　　　　　 ＿＿＿_ 　　　＋
　　　　　＋　　　／⌒　　⌒＼ +
　　ｷﾀ━━━／／･＼ .／･＼＼━━━!!!!
　　　+　　　／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ 　+
　　　　　　 |　 ┬　　 ﾄｪｪｪｲ 　　　　|　
　　　　＋　 ＼│　　　`ー'´ 　 　 ／ 　　　＋
　　　　＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿
　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜
　 　　 /　　─　/　　/＿　──┐ヽ|　 |ヽ　 ム ヒ　|　|
　　 Χ　　 ─　/　/￣　/　　　／　 |￣|￣　月 ヒ　|　|
　 ノ　　　＿_ノ　　　 _ノ　　　＼　　/| ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o

他にもシムビルスク中心部のスヴィヤガ川で泳いだりした。
ある時は蛙を追いかけて溝にはまり、溺れて死にかけた

　　　　　 ＿　　　.／￣￣￣＼　　　　／　
　　　　_＿　｀ソ／　─　　─ 　＼/￣／　　
　　　　　　＼／ﾟ　（●）。 （●）　 ＼/ rへ,ノ　　　助けてくれお
　＿＿＞-へ| i 　 　 （__人__） 　　　|ノ　 :.＼＿　
　　　　　　.:／从へ、.ﾟ｀ ⌒´o.ノ从rーﾍ＿　
　　　 ＿::ノ　　　　:ﾉ｀⌒Y⌒´::　　＼　
　　　　　　 　 　.::┘ 　 :│　　　ﾟ　

スヴィヤガ川とヴォルガ河でスケートをするのも趣味であった


　　　　　　　　 ＿ ∩
　　　　　 ⊂／　　ノ　） ／
　　　　　　/　　　/ノV　 　ｲﾅﾊﾞｳｱｰ　
≡≡≡≡し '⌒∪ 　　　＼
　　　　 '┴┴ ┴┴'
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

夜、やることがないときなどはツルゲーネフやゴーゴリの小説を読んだ
そして、家族で小説の一節を引用し、作者を当てるといゲームをしていた


　 　　　＿＿＿_　　
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　
／ 　　 （●） 　（●） ＼　やれやれ僕は射精した、とくれば村上春樹だろ
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 | 　
　　＼ ／＿＿＿ ／ 　

やる夫には兄アレクサンドルへの模倣願望があった。
常に彼から目を話さず、食べ物も彼の好きなものを食べようとしたほどだった
兄はやる夫と同じ学校に通う、抜群の秀才で家族の名誉であった。


　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　
　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）　　 文学が好きです（ゼロ魔、禁書、ハルヒなど）
　 　 　 　 　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }　　　　
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 ヽ､.,＿＿ __ノ
　　　_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
　　/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_　l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
　丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||::::: /::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::

長兄アレクサンドル・イリイーチ

やる夫は最高水準の学校の優等生であり、彼の家庭のような環境に育ったものにはありがちだが
きわめて野心的で、決意の固い若者に育っていた



健　　　夢をあきらめない　　　 　　　　　　落ちても再チャレンジ　　　　ストレスをプラスの力に
康　　　　　　　　　　　　子供の頃からの夢　　　　　　　　　　　現状に甘えない　　　　逆
体　　　「○○さんのような人になりたい」　　　　　　　　　向　　　　　　つかみとれ　境
　　　　　　　　　　　両親へ恩返し　　　　　　　　　　　　　　上　　　　　　　　　　　　　　が
　　　　　　　なに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心　　　這い上がる　　　い
　　　　　　　り、　　　　　　　　　　　　　　なんだってやってみせる　　　　　　　　　　い
出来るさ　 たな　　そんな事もあるさ
　　　　　　　いる　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　／￣￣￣＼　　何もやらなかった、今までの自分
　 　　　　　自　　　常に自分を鍛える　　　　　　 ／＼　 　 ／　＼　　　　　両親へ、感謝の気持ち
　 　　　　　分　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 ／　 <●> 　<●>　 ＼　未
　「やりたいこと」を「やれること」に　　　　　　|　　　　（__人__）　　　　|　来　　人生をあきらめない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　 `ー'´　　　 ／　へ
　　　　　人生は自分で切り拓け　　　　　　　　／ 　 　　　　　 　 　 ＼　挑　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やってできないことはない！！

この時点で、やる夫の政治に対する批判はまだ始まっていなかった・・・

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼ （ ;;;;(
　 ／　　＿ノ　 ヽ__＼) ;;;;)
／ 　　 （─） 　（─ /;;／
|　 　　 　 （__人__） l;;,´　児ポ法改正？そんなことより京アニの次回作だろ
/　　　 　 ∩ ノ)━・'／
(　 ＼　／ ＿ノ´.|　 |
.＼　 " 　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

父はロシアの体制に幻滅していたが、謀反めいた話にはひるんでいた

なんだかんだで平和が一番だ！
　 　　　　　　|/　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐―――‐-､
　　 ／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ::::::::::::::::母::::::::::::::ヽ、
　／　　 _ノ　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　 　　　　
　|　　─（⌒）（⌒）　　　　　　　　　　　　　　　　γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
　 |　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　　　　　 （:::::::::／　─　 　 ─　＼:::::::）
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　　　　　　　　　　　　　　＼:／ 　 （⌒） 　（⌒） 　＼ﾉ
　|　　　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　 　　　 |　 　 　 （__人__）　　　　|　＜お金にも困ってないしね
　ヽ　　　　　 　 }￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　＼　　 　｀ ⌒´ 　 　 ／
　　ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ ＼　　　　　　　／
　　　/　　　 く ＼ |__| _ ..._.. ,　　　　 　　　＿＿＿　＼　　　　　　(_＿ノ
　　　|　父　　＼ ＼ ＼　／　 　 　　　　|＼＿＿＿＿＿ ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､＾　　　　　　　　|　 |ヽ､ 　　　　　 ﾉ|

そしてやる夫が父とは全く違ったイデオロギーを選ぶ根拠はまだなかったのだ・・・

　　　　　　　　　　　　　　,. -─────────‐- .、
　　　　　　　　　　　　 ／／￣￣＼　　　　　　／￣￣＼＼
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　＼
　　　　　　　　／ 　　／ ／￣＼＼::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::／／￣＼＼　　＼
　　　　　　 ／　　　　|　 |.　┃　.|　| ::::;;;;;;;;;;;;;::::｜ |.　┃　.|　|　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　／ 　　　　　＼ ＼＿／／　::::::::::::::::::　＼＼＿／／　　　　　 ＼　　　　
　　　 ／　　　　　..／￣￣＼　／　　　::｜::　　　＼　／￣￣＼..　　　　　＼
　　 / 　 　 　 　 :::::　　　　　　|　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　 :::::　　　　　 ヽ.　　　
　　| 　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　|.
　　| 　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿／＼＿＿／ 　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　| 　　　　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　|
　　| 　　　　　　　　　　　　　　　｜r─‐┬──､|　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 |/　　　|　　 　｜　　　　　　　　　　　　　　/
　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　／

>>39
怖いなw

　　　　　　　　　　,　--ｖ‐‐-　､
　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　/　 　 　.　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 ／ 　 ,　 /　 , 　.j　 ヽ 　　ヽ
　　　　　 　　 ７　 i|　l　 /.i　/l .,ﾄ､ l　i ﾄ､l
　　　　　　　 ./ｨ　,l|　.ﾚ'‐-|/ .ｊ∠+‐N ﾊ. ｀
　　　　　　　 　 |/〔|　|ｨｆZr　　,ｨ'Zﾄ |ﾍj
　　　　　　　　 　 l/|　|.''ｰ'　 　 'ｰ' ,ｌ/l｀
　　　　　　　　　　　.l .ト､.　　-　 ,,ｲ./　　　　　　　　　i´ ヽ.
　　　　　　　　　　,ｨ'''l|´.|l,.` ｰイヽｌZ_　　　　　　　　　| ｰ-ﾍ
　　　　　　　　., ｲi::|　　 | ｀ー'ﾞ } 　 l:|lヽ.　　　　　　　 | 　⌒ヽ
　　　　　　　 /::::l l::|　　 l~~'ｰ''~l.　 l:||:::|　　　　　　　　|　　 　 ＼
　　,.へ.　　 _ｌ::::/¨''ｰｧ　 |　 |￣￣￣￣|ｒ──────────‐ ┐､　　　 r────────‐､　　　　　　　　 /`''ｰｧ　「￣了
　く　　　ヽ//:::/　　/￣｀li.　|　　　　　 .||　　＿＿＿＿＿＿＿____ 　　|　｀'⌒ヾ|＿＿__　　＿＿　　　　 >　　　　　　　/　　 'ー┘　.└──‐.┐
　　ヽ､ .／ l:::/ 　 　￣￣￣￣｀ヽn.　　||　　|　　　　　　ヽ 　 　 　|　　.|　　　　 　 ヽ､／　　ヽ／ 　　／　　　　　　　 /　　　　　　　　.＿_＿_＿|
　 　 　 　| レ　.,ｨ‐+＝=,─ｯ　　./ ゝ-, ||　　|　|￣￣￣￣￣￣|　|　　.|　　　　_,,, ─｀ヽ､　　　　　＜　　　　　　　　く　　 /￣￣|　　 |
　　　　　 |.>､ /（. '| 　　|　./　　/` イ:::: |　　|　|　　┌─ ┐ 　 |　|　　.|　／,,.|￣￣￣￣￣　　　　￣￣￣ ヽ　　 |￣￣￣￣￣　　　￣￣￣￣￣|
　　　　/ヽ!:::::::::::::`| 　　|! l`ーy':::::ヽ､;;;,.|　　|　|　　 |　.....ﾉ| 　　|　|　　.|/／　|＿＿＿＿__　　　 ＿＿. 　 　 /　　.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
　　　 /　 .>､;;;;／/ 　　ヽ|:| |:| .|:::::::: ､.{..|　　|　|　 　 ￣￣ 　　 |　|　　.|　　　　　　　　 　　|　　 |　 ／　　 ／- ､　 　 ┌────────┐
　　 /　　/i | 〉／　 ﾊ. 　 ＼::jﾆ|:::::::i::ヾ |　　|　|_＿_r──i＿__.|　|　　.|::..　　　　　　 　 　 |　　 | く　　 ／　 　　`''ｰ-､|　　　＿＿＿＿＿　　 |
　 ./　　/ .|／　　 ./:::lヽ　　 ＼!;;:::::|::::::..|　　|　／　　　　　　　　　|　　.|:.:.:... 　　 　 　 　 　|　　 |　 ヽ, ' 　 　 　 　 　　.|　　　|　　　　 　　.|　　.|
　く　　/＜　　　／:::::::|　＼　　 ＞::ヽ;.:..|　　￣￣￣￣￣￣￣￣　　...|:.:.:.:....　　　　　ヽ￣　　 .| 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　￣￣￣￣￣　　 |
　　ヽ/ 　 lヽ_／:::::;;;;ノ_ 　　＼/ヾ:::::::ヽ |＿_r─────‐､ ‐─i＿_,,|:.:.:.:.:.:..　　　　 　ヽ＿__ノ 　 　 　 　 　　　　　　|＿＿ｒ──､.──i＿,,,|
　　　　　 .| /::::::／/　　｀'''-､‐'''⌒ヽ:::::l. |　　　　　　　　　　 ｀ｰ=/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣'''‐-`ｰ- ､ ＿
　　　　　 .|ヽ;;;;ﾉ_ノ　　　　　 |　　　 .|`〈| |　　　　　　　　　　 　 　ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　 .| /　　　＼　　　　 |　　　.|.　　|　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
　　　　　 .| |`＝＝＝.〉　　　 l　　　l＝i彳　　　　　　　　　　 　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...
　　　　　 .| |　　　　 /　　　 /i　　　.|　||.|　　　　　　　　　　　　　　＼.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　／　 　 ＼＼　　　　 父ちゃんが・・・
　　　　／ 　し （＞） 　（＜） ＼
　　　　|　∪　 　 （__人__）　 J |　　　そんな・・・
　 　　 ＼　　u　　 ｀⌒´　 　／


やる夫は少年から青年へと変わってゆく・・・

>>40
でも、じぃ〜〜っと見てると可愛いｗ

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　やる夫・・・この国はオレ達が変えてかなきゃならないだろ
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　常識的に考えて･･･
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　 ＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼



新たな決意を胸に、激動の新時代へ・・・

４円

やる夫が赤きカリスマになるようです、第２話　父と兄



　,r'ﾆﾆﾆヾヽ、　　 　 　 　 　 　 　 　 //ﾆﾆﾆヽ、
（"´￣￣ヾ））　　 　 ＿＿＿__　　　（（/￣￣｀ﾞ`）
| 　 、ィ_ﾉと)'　 　／ "＼, ､／"＼　 (つ（_,,ｱ　　 |!
i| 　 ｀ ｲ_／　 ／ （‐-､）､ ,（,-‐ ） ＼. ＼_Y　　　|!
.ヽ、　 ' （　 ／　　 ｀ﾞ（__人__）'" 　　＼　/ `　　/
　　＼　　＼l　　　　 i|　　 　|!　　　 　l／　　／
　l|l 　＼　　 ＼　　､i|,/⌒ヾ､|!;,　　 ／　　／　|l
　　　　　＼　　ヾ　　 `ー一'´ 　ｨ　 　 ／ 　　i
　　　 　 　 ヾ、　　　　｀`"´　 　 　 ／
　　　ﾟ　 　|!　 Ｙ　　　　　　　　 　 ｨ　|!　　｡　　　
　　　,.　 '　 ､/　　 　 　 　 　 　 　 ヾ　´　’　　｀
　ﾟ,　i! `|　゜､l!　　　　　　　　　　　　i|!;　ﾟ ゜ ｡
　 ヾ从ｿヾ､, ;;ｿ'人ﾟ;,ｨ~;;へ､ｨﾍ;;´ﾝy∧从/∨ゞ〆´　 ,.，
_..〆　　..:::ｿ　　..:＿::ノ .::j　　 .:::ﾉ｀ｿ´::ゝ　.::::...ヽ _.:::｀

おまけ
【解説】
　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│　　やる夫の本名でググれば、この物語が社会主義(や共産主義)が
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ　　　テーマとして深く関わってくることはわかるはず
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!ﾚ<f{矛:下 'ヽ 　〃ｲ孑代勹 ｲ }　/　　　　　そこでその思想が日本の意外な点で関係してきた歴史を少し解説する
.　　　　　 　 Vﾊ　　| 　 r';;_zj　　　　　　r';;zﾘ　/ , '/／
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　　　　　　 ､　　　　　/ 　/　
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　 　_　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l

【解説】
　　　　　　　 ,. ' ´｀`'ｰ‐ ､
　　　　　 ／ , /, 　 、　　 ＼
　　　　 /// l l ｌ　,　 ! l　、　ヽ
　　　　 !' ｉ　i l∧ lヽ l､ｌ、|　　i|
　　　　 l,.ﾊ/‐-､ﾚ　,.= -lﾉ　,. |!　社会主義が日本に関係しているとしてまず思い浮かぶのはなんだろうな？
　　　　　l/!l､'５ェ 　 '５ｴﾚ/ヽ!　読者の中では共産党や赤旗、日本赤軍あたりかもしれない
　　　　　　ヽl　　ﾉ 　　　.ﾚｨ''´　あるいは蟹工船やらを思う人がいるかもしれん
　　 　 　 　 !'ヽ、-_-　, ｲN
　　　　　 　 　 ,.,ゝ-　' ,}lヽ、
　　　　　　 ,／! >、,.､'´ |　 lヽ､
　　,.　- ' ﾌ　 l/>‐'､ﾆヽﾉ､　〉　｀`'ｰ　､
　 / l　　, >'´l.　L､/　 ﾉ　 ヽ､　　　ｒ'´ ｀ヽ

【解説】

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|　　それらが比較的メジャーだと思う
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !　しかし、ここで紹介するのは直接的な機関ではない
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　　
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､

ふむ

【解説】

　　　　　　　　　,　'´　　　　　　　 ‐ 、　　　｀ヽ
　　　　　　　 ／　 　 　 　 /　　　　　＼　　　　＼
　　　　　　／／　　 ./　　:!　　.:.　:.:.　　ヽ　　　 　ヽ
　　　　 ／／/ :/ .:./　:/　|　　:.ｌ:　:.:.:　 　ﾊ:　',　 　ﾍ
　　__,ノ'イ　/ :/ .:./　.:,'　 :!　　:.ｌ:　 i:.:.:..　　ｌ:　l　　ヽﾍ
　　　　　l　:| .:l .:.:.j　 .:{:　.:|:.:　..:.l. 　l､:.:.:..　 !:. |:.:　　l: l
　　　　　| /|.:.:! :.:.ﾊ_.:.∧ .:|ヽ　 .:|＼| ＼:. _ |:.:.ｌ:.:.: :.:.|: l　　今日紹介するのは日独防共協定について
　　　　　ｌ/ ｌ:.:.ﾄ.:.:.｢ヽ{二Nﾄ　＼ ｌ　弋二＼:|:.:,'i:.:.:.:.:.|ヾ､　３０年代中盤、ドイツは日本よりも中国と親しかった
.　　　 　 !　ヽ:{ ﾍﾊ "ﾍf_::::}`　　＼ ''f _:::::}ｱ!/:ﾊ:.:.!:.:l 　 ` それが日本へと傾いていく
　　　　　　　 ヽ l:.:.:',.　V;;ｨj　　　　　 V;ｨﾘ l:.:.:ﾑj:.∧:l
　　　　　　　　　|:.!:∧　￣　　 '　　　 ￣　i!:./:./V　ﾘ
　　　　　　　　　l:.!l:.:.:ゝ　　　　‐　　　　,.ｨ':./|/　
　　　　　　　　　ﾘハ:.:{ヽ＞,､　 　 　 ィ/ﾘ /
　　　　 　 　 　 　　ヽ__V_jﾉ_｀二´＿ﾄ､/'

【解説】
　　　　　　　　　,..　--- ..
　　　　　　 ,..-.:.￣.:..:..:.. : : : : ｀丶、
　　　 　 ／:..:..:.　..: : : : : : : : : : : : :＼
　　　　/:ﾍ=､､:.＿: : : : ＿＿:ヽ:_:　-^,.ﾄ､
　　　ノ:..:..:./:.. ￣: :７´:―― : :|‐: :´､: ヽヽ
　　ｰ-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:ｲ:.ﾊ:.. : j:.. :}:.､ヽ:. ﾄヽ　ドイツは中国を武器の輸出先として、重要視していた
　　　 !:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ﾉ '　}:.／_}_ｲ:. } |:.｜||　　　３６年の武器輸出総量の５７％程度が中国向けだといわれる
　　　 Vl:.:.|:. Vl´｢＿　､｀　ﾉ′ ＿ﾉ:ｿ:ｲ: ﾘ ﾉ
.　 　 　 }:ハ: : l f7｢::｀ﾊ　　　/:::7}7ｲ:/}/
　　　　 ﾉﾍｰl､: :!VZﾂ　　 　 ﾋ:ﾉ/:.//
　　　 　 　 ｀ｨﾍ:ﾄ､ _　　　_ 　 ノ:ｲ/
　　　　　 rく､＼｀ ヽ二コ:千:|K、′
　　　　　 |:..:ヽヽ＼: :Yﾆ|: :!:/j!:.l
　　　　　 ﾄ:..:..:.＼ヽ＼!r|┴＝ミ!r ァ７
　　　　　｜!::.:..:.ヽ＼ヽ|!　　　 /７　/
　　　　　 j::.l::..:..:.⌒ｰｧ⌒} 　 / / /^}
　　　　　 |::.:.＼::..::.::.::>ｰ'―-L∠_¨´
　　　　　 l::.::.:..:.￣￣ト ､, --､―弋i
　　　　 　 ヽ::.:..:..:.::..∧/　　　 ヽ　 i _ ..　-―
　　　　　　 ｀｀ｰニ´／ー-､　　 |　_|
　　　　　　　_.　-―　￣　 ト―.:｢:.:l
　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ:..__:L_|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.__)ﾉ

【解説】


　　　　　　　　　　　　　　　　, . : ´: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : :/: : : : ／/: : : : :／ |:/: : :|: : :＼
　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : /／/／ / ／/／ |: ∧ : : :| : : : : ｀ｰ ､
　　　　　　　　　　　 　 ,': : : : : : : : : : /: :／ ｀/ヽ　　　　 |/　 ',: :/: : |: : : ',￣
.　　　　　　　　　　　　 ｌ: : : : : : : : : :/／/　　 __　＼　　　　　 ∨',: : | : |ヽ|
　　 　 　 　 　 　 　 　 |: : : : : : : : : : : :/ 　　 ､込ヽ ゝ､_　　 　 　 | :/ : |
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ: : :/´|/ｌ: : : : /　　　　　　ｰ　　　　　, -─|/ : : |
　　　　　　　　　　　　 |: : ,'　　 !: : : / 　　　　　　　　　　　ﾊ心ヽ　/ : : |
　　　　　　　　　　　　 |: : ', ､　|: : :/　　 　 　 　 　 　 　 　 ゝ ｀　/: : : /　中国への輸出に対して、日本への輸出はわずか0.5％
　　　　　　　　　　　　 |ﾊ: ﾍ ｰ| : / 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 /: :/|/　　　　しかも中国とは現金決済をせず、タングステンなどの
　　　　　　　　　　　　　　ｌ: ゝ-|:/　　　　　　　 , ─- ､　　　　 /: :/　　　　　鉱物とバーター取引をしていた
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ: : : /　ｌ　　　 　 　 〈─-､　ｌ 　　　/: :/　　　　　資源大国と合理的な関係を築いていたわけだ
､　　　　　　　　 　 　 　 /: : :/ 　 ､ 　 　 　 　 　 ｰ　´　　 ／|: /
//｀ ｰ─-､＿＿_. 　　 , イ｀/　　　　　　 　 　 丶　 　　／ 　|/
/////////////∧￣　　　　 　 　 　 ＼ 　 　 　 　 ／
//////////////∧　　 　 　 　 　 　 　 　 ､　　 ／
////////////////＼　　　　　　　　　　 /　￣
//////////////////＼　　 　 　 　 　 /
////////////////////＼　　　　　 , ' ヽ

　　　　　　　　　　 __,　-──- ､
　　　　　　　　／ ／　　　　　 　 ｀ヽ
　 　 　 　 　 /　,'　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 /　 !　/ /　, 　,　　　} ヽ　　ヽ
　　　　 　 ,' 　│ {, 'i ィレ'レ|　 ハ ﾊ !　 ﾊ
　　　 　 ,ｲ　　 | 　　|‐‐‐-､ レ' _ﾑ__!_i/ ! }
　　　　　~ ﾚ､　i　　,ィ≠､　 　　 ___ }ノノ}ﾉ　その路線を１８０度転換した人物が・・・
　　　　　　　 N,ﾍ　　V:rｿ　　　 {!::jﾃ//
　　　　　　　 ｀ ﾚヽ　!￣　　　' └' //
　　　　　　　　　 `ﾍ |>､　　‐ 　 , ｲ/
　　　　　　　 　 　 ,∨- ≧ｰ≦´Ｗ
　　　　　　　　　,<ヾ､ 　＼ﾆミ! ｀¨ヽ＿＿
　　　　　　　　 /::::＼ , ――┘､／, ―‐┤
　　　　　　 　 /::::::::::| ￣￣￣ iｰ 'i　 　 , !、
　　　　 　 　 /::::::::::::ﾚ┐　　　 | 　|　　 {　 l
　　 　 　 　 〈:::_／::{ 　]　　　　|　 |　　└,ﾍ
　　　　　　 /::´::::::::::>ｰ'　　　 │　! 　 　 !::}　
　　　 　 　 {::::::::::／::|_＿＿＿_|＿|_, ---':ｿ
　　　　　　 ｀ｰ‐ﾌ:::::::::::::::|／廾､ヽ:::|`ｰ‐ ´

【解説】

　　　　＼　　　ゝ‐＜::./::./ .::.::.::.::＼／　　| .::.::.::.::.::.:: /::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.:::
　　 　 　 ＼ 〃　／　＿　 ヽ:/::.::.::.::.::.:／＼　　|::.::.::.::.::.:: /::.::.:: |::.::.::.::.::.ヽ::.::
　　　　　　{{　/　／ __　ヽ　',.::／::.／　　　`ｰ |::.::.::.::.:: / |::.::.:/|＿::.::.::.::.:l::.::
.　　 ──　　|　 !　/r ）　}　|ｲ斤テ左≡ｫz　/::.::.::.::／ 斗七　!::.::.::.::.::.::.|::.::
.　　 　 　 　 ∧　ヽヽ _／　/::!　ﾚﾍ :::::::::/　/::.::. ／　 　 j /　 | .::.::.::.::.:: |::.::
.　　　　　, -―ﾍ 　`ー 　 /.::.|　rｰ'ﾟ:::::::/　/::.:／　　 テ左≠=ヵ::.::.::.::.::. |::.::
＿＿__／　　　{　　　　　/.::.::.|　ゞ辷ｚﾝ　/／　　　　う｡::::::7 /ｲ .::. |::.::.::.|::.::　　　　　
彡_／　　　　　ヽ　　 　ｲ ::.::. |　　　　　　　　 　 　 /ﾍ:::::::/　　|.::.::.:|::.::.:∧::.　　　　　アドルフ・ヒトラー
〃　　　V　　　　ヽ　 　 ヽ.::.: |　　　　　 　 　 　 　 ヾ辷:ﾝ　／:l::.::./!::.:/　　　　　　　　　　
　l　　　 {　　　　　 ∨　　}__.::.|＼　　 　 ＜!　 　 　 　 　･ /::.ｌ::|::./│/ 　　　　　　　　
　ヽ　　　ヽ　　　　　{　　　　 ￣￣￣｀ヽ _　　　　　　 　 ｲ::.: ｌ::|:/　j/　　　　　　　　　　　
、　＼　　　＼　　　 }　　　　　　　　　　 ） ／￣￣￣l7::.:|::.::.j::l′ /

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|　彼とその取り巻き(海軍提督カナーリス、外務大臣リッベントロップ)は
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !　　ソ連が世界の共産化を企んでると確信するようになった
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_　　　　そこで防共、反共の為の防波堤が必要と思い始める
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　　
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､

【解説】

　　　　　　　　　 　 ,ｨｭ-‐-､＿
　　　　　　　　　／: : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　ｲ : : : : ,ｨ ./ﾘ| ﾄ､: : : : : ゝ
　　　　　　　 !: :/: :,ＡZ__　|/' >r.､: :N　ドイツは合理的な政策路線を捨ててまで手を組むなんて
　　　　　　　 !'ヽ: :! ―-　　 ﾆ| .! .!ﾉ　　日本の何が良いと思ったんだ？
　　　　　　 　 _人_l､u. 　 i .(ヾ| .! iヽ
　　　　_,.．-'´/:::::|　ヽ　〜 ,.ﾈ､　　 ト､
　　r'´:::::::::::::く:::::::|　 ﾉ｀ =く. .|::ﾔ 　 .|:::｀ﾞｰ､
　/:!::::::::::::::::::/::::::.ﾚ'＾YニY/ﾚ!:::ヽｚ='＝i::::::::ヽ
/::::::!::::::::::::::::ヽ:::::::|　 .〉-〈　/::::::〈:::::::::::::|:::::::::::!

【解説】


　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│　日本が評価されたのは海峡だった
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ　　　ソ連が太平洋海域に出るためには
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!ﾚ<f{矛:下 'ヽ 　〃ｲ孑代勹 ｲ }　/　　　　津軽、宗谷、対馬のいずれかの海峡を通らなければならない
.　　　　　 　 Vﾊ　　| 　 r';;_zj　　　　　　r';;zﾘ　/ , '/／　地政学的理由から日本と同盟路線を取るようになる
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　　　　　　 ､　　　　　/ 　/　
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　 　_　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼

でもドイツにとってソ連が太平洋に進出しようが関係なくね？

>>59
ソ連がヨーロッパに進行するには大陸か海かの2択だぞ

>>60
それなら太平洋じゃなくて北海とかじゃないの？

日本が満洲に侵攻したりウラジオへ向かう航路遮断したりしたら東部戦線にも影響出るだろ

まあどの道負けるだろうけど

>>62
自分たちはソ連と不可侵条約結んでたのに
日本がソ連に攻めること期待してたの？

東方生存圏って知ってる？
いつごろからその構想があったかも

1 名前： ◆Yps8bnMWW6[sage] 投稿日：2010/05/27(木) 22:33:52.63 ID:NRlB9SU0
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1274961600/l50

　　　　　　　 ,. ' ´｀`'ｰ‐ ､
　　　　　 ／ , /, 　 、　　 ＼
　　　　 /// l l ｌ　,　 ! l　、　ヽ
　　　　 !' ｉ　i l∧ lヽ l､ｌ、|　　i|
　　　　 l,.ﾊ/‐-､ﾚ　,.= -lﾉ　,. |!
　　　　　l/!l､'５ェ 　 '５ｴﾚ/ヽ!　　上のURLで本編を投下したが、p2の連投規制に
　　　　　　ヽl　　ﾉ 　　　.ﾚｨ''´　　ひっかかってまたなければならなくなった
　　 　 　 　 !'ヽ、-_-　, ｲN　　　　もし誰か気づいたら支援して落とさないようにしていただきたい
　　　　　 　 　 ,.,ゝ-　' ,}lヽ、
　　　　　　 ,／! >、,.､'´ |　 lヽ､
　　,.　- ' ﾌ　 l/>‐'､ﾆヽﾉ､　〉　｀`'ｰ　､
　 / l　　, >'´l.　L､/　 ﾉ　 ヽ､　　　ｒ'´ ｀ヽ

>>61
北海を攻めるにしても冬はどうする？
ソ連は港になにを求めていた？不凍港だろ。
条約ってのは国同士の利害が一致してるから結ぶのと、圧力で結ぶ二択がある

sien

>>66
日本もドイツも互いにソ連とは不可侵条約結んでたのに
なぜ対ソを意識した同盟を結ぶ必要があったの？

【解説】

　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ　　本編のやる夫の目覚ましい活躍がなければ
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!ﾚ<f{矛:下 'ヽ 　〃ｲ孑代勹 ｲ }　/　　　　ドイツは中国と武器輸出で結びついたまま
.　　　　　 　 Vﾊ　　| 　 r';;_zj　　　　　　r';;zﾘ　/ , '/／　　フランス、イギリスと戦っていたかもしれない
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　　　　　　 ､　　　　　/ 　/　
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　 　_　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l

>>68
ヒント：満州

sien

　　　　　　　　　 　 ,ｨｭ-‐-､＿
　　　　　　　　　／: : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　ｲ : : : : ,ｨ ./ﾘ| ﾄ､: : : : : ゝ
　　　　　　　 !: :/: :,ＡZ__　|/' >r.､: :N　ドイツにとっちゃ、その方が良かったんじゃないか？
　　　　　　　 !'ヽ: :! ―-　　 ﾆ| .! .!ﾉ
　　　　　　 　 _人_l､u. 　 i .(ヾ| .! iヽ
　　　　_,.．-'´/:::::|　ヽ　〜 ,.ﾈ､　　 ト､
　　r'´:::::::::::::く:::::::|　 ﾉ｀ =く. .|::ﾔ 　 .|:::｀ﾞｰ､
　/:!::::::::::::::::::/::::::.ﾚ'＾YニY/ﾚ!:::ヽｚ='＝i::::::::ヽ
/::::::!::::::::::::::::ヽ:::::::|　 .〉-〈　/::::::〈:::::::::::::|:::::::::::!

sien

【解説】

　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　 　 　 ´: : : : : : :￣￣　 ､
　　　　　　　　 　 　 ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
.　　　　　　 　 　 ／　　　: : : : : : : : : : : : 　 　 . . .＼
　　　　　　､＿_/／. /. . . . . . .　　　　. . . . : : ! : : : : ヽ
　　　　　　　￣/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : ＼l: : : : : : :ヽ
.　　　　　　 　 l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : ｀ヽ : !: :l: : : : :　ヽ、
　　　　　　　　l :/ l : l: : :l :∧: :ﾄ、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :ｌ: : : ｌ ￣
　　　　　　　　l/!: ! : ｌ: :/l/‐-ヽ! ヽ !　 _ヽ-―!‐ !: :ｌ: : : !
　　　　　　　　　ヽ! : l : ! rfチミ､　 ヽ´ fr旡ミ! : ト､l : : ′
.　　　　　　　　 　 ヽ !: :l　 rっｿ　　　　 匕り !: : !丿/j/　
.　　　　　　　 　 　 j∧ :ﾄ､ ｀¨　　 .　　　　　 ｌ ｌ :ｌ j/　　　・・・・・・歴史にIFはない
　　　　　　　　　 　 　 V: :lヽ、　　 _ 　 　 ／j/!/　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 ヽ: !　＞ 　 __.. ィ　ト､〃
　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ!　 ／/j　　 　 ト!/＼　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿／ :/-―――-l : : : :ヽ､__
　　　　　　　　 　 　 　 /|::|: : : :! -―――-! : : : : : :/∧
　　＿＿＿＿＿　 　 /! !::!: : : :!￣　￣￣/. : : : : :/://:!
　 ∨￣￣￣￣￣　￣￣￣￣￣∧　　 /. : : : : :/://.:::l
. 　 ∨　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　/. : : : : :/://.::::::l

支援
これはノモンハンネタでスレを立てる必要ないかもわからんね

>>68
防共っていっても直接国同士の戦争をすることだけを考えてたわけでも無いし

それにほら、ドイツって侵略する予定の国を攻めやすくするために最初から破るの前提で不可侵条約結ぶような国だし・・・

sien

>>70
日本が満州めぐってソ連と対立してたっていっても対ソは主要論じゃないやん

【解説】


　　　　　　　　　／: : : : : : /: : : :／: : : : : : : ヽ: : : : :: : `､
　　　　　　　　/: : : : : : : :/: : : /: : ,ｨ: /l: : : l: : |: : : : : : ::ヽ
　　　　　　 　;´: : : : : : : /: : ／|／ .|/ .!: : /i: : !: l: : : : : :丶
　　　　　　 .i: : : : :|: : : : |／　　　　　　|／　| /|: :|: : i: : : :ﾞヽ
　　　　　　 i: : : : ::i: : : ::/ ´￣￣￣`''''　　　´　ヽ|: : | .|: :丶
　　　　　　 |: : : :,-ﾘ: : : |　 "疋;:ｿ`　　　 　'`'-､_.i: : |: |: ヽ
　　　　　　 .|: : :/-､',: : |　　　　　　　　　, f:ﾃﾘ` /: : |: i丶　　・・・そうか
　　　　　　 .ｿ､::l,.( _ ﾘ､:|　　　　　　　　　l .｀ 　 /l: :/| i　　　まあ、こういう関係性が見えてくるのも歴史の楽しみ方だな
　　　　　　　　,|::＼__ ヽ|　　　　　 　　 　, 　　 //|/ |/　　　　今日はここまで、次回は２−３週後ってとこだな
　　　　　　　　 ﾘl: ::| |　　　　　　 　　 　′　 //
　　　　　　　　　 l::|ﾘ ヽ　　　 ` ― - 、　　 //
　　　　　　　　　 ,ﾘ　　 `､　　　　`"　 　 ／ﾘ
　　　　　　,----亠--- ､_`.､　　　 　 ／　彡
　 　　　 /／￣￣⌒`ヽ` ＼::`::-､,_, ´.

sien

長々お付き合いいただきありがとうございます
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1274967232/
適当な雑談などは、このスレが落ちるまで
もしくは、上のURLでどぞ
次回の投下予告などもそちらでします

ちなみになんでドイツと日本が組む必要があったかという点については
やはりヒトラーの共産嫌いが一番大きのかもしれませぬ（個人的見解）
合理的理由なんてなくてもユダヤ人の抹消を考えてたような人物ですから

sien

>>78
二・二六事件などで軍部が政治の主導権を握った


世の中には保険という言葉があるのは知ってるかい？

投下乙
よくよく考えるとこの人物については一般的な知識しかないから期待してる
>>78
日本は満洲権益を維持したい
で、満洲はソ連と当時ソ連の衛星国であったモンゴルと3000km（だったと思う、ミスだったらごめん）に及ぶ国境線を持つにいたった
そもそも満洲権益の獲得がアジア地域におけるロシア（ソ連）の進出に対する日本の利益線堅持のための防波堤としての役目だった
これらの理由からたとえどちらもがソ連と不可侵条約を結んでいても潜在的共通敵国としてソ連を仮定していてもおかしくはない……と思う

otu

>>83-84
でもハルハ川で一番痛い目見たのって軍部じゃん
どちらにしろ日本の一番の敵はアメリカだったわけだし

>>86
アメリカとは中国の権益を巡って対立してはいたが、戦争覚悟したのは
ABCD包囲網展開される前に突きつけられたハル・ノートが要因だと思うのだが。

>>86
アメリカが仮想敵だったのは海軍
日露戦争後から太平洋戦争頃まで陸軍の仮想敵はずっとロシア帝国/ソ連だよ

まあ実際のところは30年代の陸軍の第一の敵は中国だったけど

>>86
当時の軍部はノモンハンの敗因を「精神鍛錬が足りない！」って言っちゃうような人達だから……
ついでに言うと現地で実質的作戦指導した参謀さん達はほとんどお咎めなしで二次大戦でも陸軍中枢にいるし
そのくせ最前線で戦って奮闘むなしく捕虜になった指揮官達に自殺迫ったりとか

あとノモンハン戦争1939年時点でアメリカとの関係悪化決定的になってたっけ？

支援

>>75
それはそれで見たい

終わってたかｗ

乙

まあ本当は日本陸軍は機甲戦力や砲兵火力の重要性を列強の中でも早い時期に認識してた方なんだけどね
無い袖は触れないと

お疲れ様です。
まさか同志のスレができるとは……

私もあたためてるネタを出そうかな。

>>93
日本は明治維新以降近代化を推し進めるのに、軍隊の規律、軍備を
ドイツの火力重視のものにした。
その結果、要塞攻略時に多大な効果を発揮した（日露戦争じゃ軍需物資が不足しまくりだったが）