【iPad:「黒船」危機か好機か 入手のファン「画面きれい」 − 毎日jp(毎日新聞)】
米アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」の国内販売が、28日午前8時に始まった。
一部のアップル直営店、ソフトバンクショップでは前夜から長い行列ができるほどの人気で、
販売開始を受けてファンたちはうれしそうに商品を受け取っていった。
予約客向けの販売が多いが、一部では予約していない人にも販売した。
(中略)
【弘田恭子、浜中慎哉】
◇出版、印刷不況に拍車? 「共存」の可能性を模索
アイパッドの発売に合わせ、電子雑誌や書籍の配信が国内でも相次いでいる。
「黒船来航」で出版不況に拍車がかかるのではとの危機感の一方、新たなビジネスチャンスととらえる動きも活発だ。
カラーに対応したアイパッドはレイアウトで見せる雑誌や写真などに適している。
(中略)
09年に刊行された出版物の販売金額は21年ぶりに2兆円台を割り込んだ。
書籍は3年連続、雑誌は12年連続の前年割れで、書籍は減少が始まった97年以降では3番目に大きい落ち込み幅となった。
電子書籍に関し、出版・印刷業界では、危機感を抱く一方、「活字離れ世代」の新規需要開拓について期待感も募らせる。
(中略)
【佐々本浩材、小泉大士】
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100528dde041020002000c.html