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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
19巻159頁より
「スキルアウト壊滅の時は、俺達にも非があった。駒場のリーダーだって、覚悟を決めてテメ
ェと最後の戦いに挑んでいた。だからそれについてはもう言わねぇ。本当は言いたくて言いた
くて仕方がねぇが、駒場のリーダーのために黙っておいてやる」
おそらくその言葉は、第三者が聞いても理解できないものだろう。
浜面としても、理解してほしくて発している訳ではない。
口が、勝手に動いてるだけなのだ。
「……ただ、テメェがもう一回、俺から大切なものを奪おうって言うなら。今度は覚悟も何も
決まってねぇ、そもそもこれから普通の一般人として暮らしていくつもりだった滝壺の命まで
奪っていくって言うなら」
ぶるぶる、と。
無能力者だの超能力者だのといった小さな分類など一切気に留めず、浜面仕上は身動きの取
れない少女を守るために、手にしていた拳銃を一方通行へと突きつける。
「ここでハラァくくってもらうぜ!!最強ォおおおおおおおおおおおお!!」
こういうノリが好きなら楽しめる