1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
サイ「は? お前何言ってんだ?」
ジョーイ「戦っているときってさ」
サイ「うん」
ジョーイ「僕と一緒にヒローマンが出ていくでしょ?」
サイ「ああ」
ジョーイ「当然ヒローマンが前に立って戦うわけだけどさ」
サイ「まあそうだな」
ジョーイ「合間合間に、ちらっ ちらってこっちを見てくるんだ」
サイ「そりゃアイコンタクトってやつだろ」
ジョーイ「違うんだ、なんか、なんというか、こう」
ジョーイ「イラっとするんだよね」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 19:29:08.70 ID:6kpqG8U90
ヒローマン
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 19:29:51.02 ID:ENZMgk0HO
ジョイマン
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 19:30:11.47 ID:SDmg7YST0
フルハウスかと思った
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 19:40:18.12 ID:sIFFt6nJ0
サイ「なんてことを言うんだ! ヒーローマンはお前の相棒じゃないか!」
ジョーイ「もとはただのがらくただよ」
サイ「見そこなったぞ、ジョーイ」
ジョーイ「だって想像できる? いちいち頭の悪い犬みたいな目でこっちを見てくるんだよ。犬みたいにかわいくもないくせに」
ジョーイ「もう嫌になっちゃうよ」
サイ「ジョーイ!」
ジョーイ「何するんだ!」
デントン「二人ともやめないか」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 19:58:36.11 ID:sIFFt6nJ0
サイ「教授!」
デントン「君たちがカリカリするのもわかる。もう残った人間は我々しかいない。このロッキー山脈の山小屋以外はゴキブリどもがひしめいている。おまけにこの山小屋はなぜかとても暑い」
サイ「ジョーイが言ったことは許されることじゃない」
デントン「でもここまで戦ってこれたのはジョーイとヒーローマンのおかげだろう」
サイ「それは……」
デントン「ジョーイは疲れてるんだ。いたわってあげよう」
サイ「悪かった。ジョーイ」
ジョーイ「僕も悪かったよ。サイたちが居てくれたからここまで戦えたんだ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 20:07:54.21 ID:sIFFt6nJ0
サイ「ホントに暑いなこの山小屋は……」
ジョーイ「ヒーローマンのかえのパーツないですか?」
デントン「残念だが持ってないね」
ジョーイ「眼球も無いですか?」
サイ「ジョーイ!」
デントン「残念だが持ってないね」
ジョーイ「そうですか」
サイ「ん、なんだこの匂いは」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 20:23:25.25 ID:sIFFt6nJ0
リナ「ごめんなさい、ニックが……今片付けるから」
サイ「あ……」
ジョーイ「僕も手伝うよ」
リナ「ありがとう、でも疲れてるんでしょ?」
ジョーイ「手伝うよ」
リナ「ありが……きょ、教授は何を見てるんですか!?」
デントン「やだなあ、玉の動向を見てるんじゃないか」
リナ「なんですぐわかる嘘をつくんですか! それはボーリングです!」
デントン「あーもうできないんだろうなーあのゴキブリどものせいで」
リナ「……」
ジョーイ「くさっ」
サイ「リナも大変だな」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 20:47:01.25 ID:yOl8nl0Z0
続きまだか
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 20:57:46.10 ID:sIFFt6nJ0
ウィル「おまえら、リナの手伝いをしてくれてるのか?」
ジョーイ「そ、そうだけど」
ウィル「わりいな、ホント。ニックもこんななっちまってよー。笑えるよな!」
サイ「いや、ぜんっぜん笑えない」
ウィル「サイ、拗ねてるなー。リナはジョーイのもんだからって」
サイ「べ、別に拗ねてねえよ」
リナ「何か言ったー、お兄ちゃん?」
ウィル「ジョーイとお前がうまくいってるってことさ」
リナ「は、恥ずかしいからやめてよ」
ジョーイ「なんか、このウィル、気持悪いよ……」
デントン「何を言っているんだ、ジョーイ。たとえ、水槽に浮かぶ脳ミソだけになって、ディスプレイで表情を表し、マイクで声を出して、キャスターで移動するようになって、ニックはニックなんだぞ」
サイ「そうだぞ、ジョーイ」
ジョーイ「いや、そうじゃなくて、前と違って、中身が朗らかで優しいのが、ちょっと受け付けないと言うか」
サイ「なるほど」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 21:00:26.45 ID:sIFFt6nJ0
ウィル「おまえら、リナの手伝いをしてくれてるのか?」
ジョーイ「そ、そうだけど」
ウィル「わりいな、ホント。ニックもこんななっちまってよー。笑えるよな!」
サイ「いや、ぜんっぜん笑えない」
ウィル「サイ、拗ねてるなー。リナはジョーイのもんだからって」
サイ「べ、別に拗ねてねえよ」
リナ「何か言ったー、お兄ちゃん?」
ウィル「ジョーイとお前がうまくいってるってことさ」
リナ「は、恥ずかしいからやめてよ」
ジョーイ「なんか、このウィル、気持悪いよ……」
デントン「何を言っているんだ、ジョーイ。たとえ、水槽に浮かぶ脳ミソだけになって、ディスプレイで表情を表し、マイクで声を出して、キャスターで移動するようになって、ウィルはウィルなんだぞ」
サイ「そうだぞ、ジョーイ」
ジョーイ「いや、そうじゃなくて、前と違って、中身が朗らかで優しいのが、ちょっと受け付けないと言うか」
サイ「なるほど」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 21:02:06.47 ID:K96J5ap40
ヒーローマンのヒロインの金髪の女の子(名前が分からない)のエロ画像ください
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 21:21:27.55 ID:sIFFt6nJ0
ウィル「ありがとな、ジョーイ」
ジョーイ「いたっ」
ウィル「リナをよろしく頼むぞ」
ジョーイ「メカニカルハンドで叩くのはやめてくれないかな」
ウィル「わるいわるい、今も昔も力の加減がわかんなくてな!」
サイ(ダメだ、全然笑えねえ)
デントン「おっと、これはまずいな。見てくれ。この青い丸がゴキブリなんだが」
リナ「それはボーリングです!」
デントン「えーこっちだ」
ジョーイ「ち、近い」
サイ「こいつはまずいな」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 21:30:27.67 ID:sIFFt6nJ0
ジョーイ「僕、行ってくるよ」
デントン「馬鹿な真似はやめるんだ。もうヒーローマンでも勝てないんだ。ここが見つかったら終わりなんだぞ」
ジョーイ「ヒーローマンは連れて行かない」
サイ「! どういうことだ」
ジョーイ「別に……。あの目が気に食わない」
サイ「いい加減にしろ!」
リナ「でも、どうやって」
ジョーイ「僕が囮になる」
デントン「やめなさい。どうせすぐ捕まって、ここもばれてしまう」
ジョーイ「でも、なんとかしないと、なんとか、そうしないと皆が」
>>15 `¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
デントン「冷静に考えるんだ」
ジョーイ「何かプランがあるんですか」
デントン「あるわけないだろう」
サイ「そんな」
デントン「冷静に考えて、我々がどうこうしようなんてのはもう無理なんだ。あいつらがやってくるまでどう過ごすか、考えるとしたらそういうプランを考えるんだ」
リナ「で、でも、ヒーローマンなら」
ジョーイ「僕はもう嫌なんだ!」
デントン「リナ、もうジョーイに期待をかけないでやってくれ」
リナ「ごめん」
ジョーイ「一番最初のところでどうにかしなきゃいけなかったんだ……」
サイ「みんな」
サイ「聞いてくれ、俺の歌を」