1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
インデックス「とうまーお客さんも来てるし早くごはん作って欲しいんだよ!」
上条「なんですかあなたは!(ってかエルビス・プレスリーそっくり…)」
ギャラクタス「我はギャラクタス、この姿は仮のものに過ぎず。これが真の姿なり」
インデックス「!」
上条「変身しやがっただと!てめぇインデックスを狙う魔術師かよ!」
ギャラクタス「否。大いなるギャラクタスはその様なつまらぬ事象に関心は抱かぬ」
上条「ちっ!こいつも天使か!?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/06(木) 23:54:08.72 ID:r60m+PZU0
ギャラクタスって銀色のサーファーに殺された奴かと思った
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/06(木) 23:58:54.86 ID:nKY1PVWO0
>>2 それの原作版
インデックス「と、とうま…!」
上条「インデックス?そんなに怯えてどうしたんだ?」
インデックス「ギャラクタス…私の知識にもあるんだよ…!」
インデックス「宇宙そのものを形作る実体、全生命の集積である時間の具現化エターニティと」
インデックス「死んだ全ての存在の集積である死の具現化デス、この両者と密接な関係にあり」
上条「な、なんだそりゃ?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:02:22.66 ID:fHvC9v1n0
インデックス「エターニティとデスの挟間で惑星を貪り食うエネルギーの塊、それがギャラクタスなんだよ…!」
上条「!」
上条「惑星を貪り食うだって!?って事はこいつこの星に!」
インデックス「ギャラクタスはその終わらない飢えを満たすために惑星を崩壊させてそのエネルギーを吸収して生きてるんだよ…」
上条「てんめぇ!」
ギャラクタス「肯定する。されどこの星を貪りに来たのではない」
上条「なに!?」
ギャラクタス「飢えを感じておるのは事実。このままでは危険であろう」
上条「(腹減ってる犬かよ…)」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:06:57.23 ID:fHvC9v1n0
インデックス「とうま、かなり不味いんだよ!」
上条「どうしたんだ?」
インデックス「ギャラクタスが星を貪るのは宇宙が存続する上で欠かせない、生と死がバランスよく保たれるのが好ましいからね」
上条「どういう事だよ?」
インデックス「ギャラクタスが星を食べる事でその星の生物が死ぬ、ギャラクタスの食事が同時に宇宙の生死の調和を保っているという事なんだよ」
インデックス「簡単に言えば生命が増えすぎないように間引きしているんだね。もしその役目を担うギャラクタスが死んだら」
インデックス「それはこの宇宙の滅亡を意味するんだよ」
上条「待てよ!つまりこのオッサンが大勢殺すのは仕方がない事だってのかよ!」
インデックス「うん…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:09:50.90 ID:fHvC9v1n0
上条「そんなの認められねぇ!俺がそんなもんぶち壊してやる!」
ギャラクタス「下等生物が…現実を見るがよい。汝のエゴで宇宙を滅ぼす気か?」
上条「こんなふざけた現実なら俺はこの右手でぶち壊してやるぜ!」
インデックス「とうま、それは無理なんだよ…」
上条「止めるんじゃねぇ!」
インデックス「宇宙が滅亡すると知ったら大勢のヒーロー、神、悪魔、そして宇宙を律する至高の存在達がやってくるんだよ…」
インデックス「下手するとギャラクタスを保護した後にこの星ごと消滅させられるかも…とうま、ギャラクタスを止めると宇宙が滅びるんだよ?」
上条「…くっ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:12:31.38 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「汝らの問答はどうでもよい。早くごはんを献上せよ」
インデックス「そ、そうなんだよとうま!もうお腹ペコペコかも!」
上条「」
上条「不幸だ…」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:16:40.41 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「この生物は…確か猫と言ったか」
インデックス「だめー!スフィンクスは私の友達なんだから食べたらダメなんだよ!ごはんできるまでもう少し待って欲しいかも」
ギャラクタス「よかろう」
上条「(この星の…いや信じられないけどこの宇宙の存亡が俺の双肩にかかってるのか…)」
上条「不幸だ…」
インデックス「あなたの能力を知ってるんだよ。なにか面白い物作って欲しいな♪」
ギャラクタス「パワーが低下した現状で余計な事に労力を使う事は避けるべきである。汝も我と同じく飢えに苦しんでおるか。しかも発育が阻害されている」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:21:03.58 ID:fHvC9v1n0
インデックス「むー、凄く失礼な事言われた気がするんだよ…」
ギャラクタス「太るわけでもなし。胸部に養分が吸収されるわけでもなし。実に不可解なり」
インデックス「むきー!もう怒ったんだよ!」ガブリ
ギャラクタス「全力であれば幾多の銀河を引き裂くも、飢えで衰弱した現状では抵抗すら叶わず。あらゆる能力が使用不能である」
上条「できたぞー」
インデックス「やったー!いただきま」
ギャラクタス「…」ゴォォォォ
上条「え」
インデックス「」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:24:14.35 ID:fHvC9v1n0
インデックス「あれほどあったごはんが…」
上条「一瞬でなくなりやがった…」
ギャラクタス「万全には程遠い。それでも力がいくらか戻ったが」
インデックス「…」
上条「あーインデックスさん?」
インデックス「レストランに行くしかないんだよ!私はまだなにも食べてないんだよー!」
上条「不幸だ…」
俺は今日も寝れないのか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:31:42.56 ID:fHvC9v1n0
インデックス「ごちそうさまー。お腹いっぱいなんだよー」
ギャラクタス「生意気な神々を相手取れるぐらいには回復した」
上条「今月の…生活費が…削られて…」
打ち止め「やっほーってミサカはミサカは走り寄ってみたり!」
上条「おっす。って事はあいつも一緒か」
一方通行「ケッ!相変わらずシケた面してンなァ三下」
ギャラクタス「うるさい虫が増えおった」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:37:22.39 ID:fHvC9v1n0
一方通行「あァ!?なンなンですかァこのオッサンはよォ?」
上条「あ、この人は…(なんと説明すればいいんでせうか…)」
ギャラクタス「用が無いなら失せろ。我が逆鱗に触れるでない」
一方通行「この野郎喧嘩売ってンのか!この俺が誰かわかってンのかァ!?俺は学園都市最強の一方通行サマだ。今更命請いしたっておせェぞ?」
ギャラクタス「蟻が神に挑む気なりや?」
一方通行「はァ?アタマ大丈夫かこいつ?」
上条「待て待て待て待て!取りあえず落ち着こう!な?(ところでインデックス、ギャラクタスってやっぱ強いのか?)」
4
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:42:13.42 ID:fHvC9v1n0
インデックス「(強い弱いの次元で考えるのがおこがましいんだよ。私の知識では彼に勝てるのはエターニティを始めとする4体の具現者、7つのインフィニティ・ジェムの正体であるネメシス、それにマルチバースの運行を見守る法廷リビング・トリビューナルぐらいだね)」
上条「(えーと…どういう事?)」
インデックス「(彼に勝てるのは宇宙を統べる全知全能の神様だけ、という事なんだよ。もちろん飢えに力が上下されるけど)」
上条「」
一方通行「あ?コンクリぶつけても効かねェのか?」
ギャラクタス「やる前から決まっておる」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:47:28.87 ID:fHvC9v1n0
一方通行「いいねいいねェ!久々に本気出せるってもンだなァ!プラズマって知ってるよな?俺の能力はそういう事も可能なんだぜクケケケケ!」
上条「おい馬鹿やめろ」
打ち止め「なんか敗北フラグ立ってるからあえてあの人の行動を制限しないってミサカはミサカは呟いてみる」
一方通行「さァ灰すら残さず消えやがンな!」ドッゴォォォォン
ギャラクタス「エネルギーの無駄だな。だが吸収して肥やしにはなった」
一方通行「ンの野郎!」メキメキメキ
上条「こいつ何やってんだよ!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:53:06.92 ID:fHvC9v1n0
打ち止め「この星の自転に干渉して即席の砲撃を行うつもりだねーってミサカはミサカは通ぶって解説してみる!」
一方通行「見事な焼け野原だなァ!こいつはやりすぎたか?」
上条「(こいつ…いくらなんでも様子がおかしくないか?)」
ギャラクタス「だがその程度ではダメージは無し。されど我のアーマーを汚すとは不届きな」
上条「あれ?効いてない…」
一方通行「バカな!こいつも俺と同じベクトル操作の能力持ってンのか!?」
ギャラクタス「愚か者よ。神の怒りを知れ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 00:57:52.94 ID:fHvC9v1n0
一方通行「ぐほっ…!反射できねェ攻撃だと?こいつ何しやがった!」
インデックス「パワー・コズミック…ぎゃらくたすが操る正体不明のエネルギー。地球の遥か先を行く異星の文明、いやこの宇宙のどの文明にも科学的には解明できない全く謎のエネルギーなんだよ」
上条「は?」
インデックス「死んだ生物を復活させたり物質やありとあらゆるエネルギーを意のままに支配する力、それがパワー・コズミックなんだよ」
ギャラクタス「もう眠れ」
一方通行「な…に…?」バタッ
インデックス「もちろん精神を操る能力も持ってるから気絶させるのも簡単なんだよ。もしギャラクタスに触れて直接ベクトル操作しようとしたら脳が情報量の限界を超えて廃人になっていたね」
早くゴーストライダーをつれてくるんだ!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:03:32.26 ID:fHvC9v1n0
>>19 アニメ版は効いたけど原作でプロフェッサーXが同じ事
(殺してきた者の苦しみをぶつける)をしたら全く効いてなかったw
上条「サラッと恐ろしい事言うなよ…」
ギャラクタス「暴走して異界…田舎の神々が住む次元より力を引き出そうとしておったのでついでに止めておいた。いずれ奴らを恫喝せねばならぬ。して地球の子よ」
上条「俺か?」
ギャラクタス「ごはんを我に献上した汝の功績に報いよう。これはめったにない名誉である」
上条「は、破壊された街が…直っていく」
ギャラクタス「容易い事」
上条「お前が焦ってなかったのはこのせいだったのか…」
インデックス「うん。ぎゃらくたすが借りをそのままにするはずがないんだよ」
そうだったのか
漫画はいろいろあって把握しきれないww
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:07:24.75 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「我が知識によればこの国の通貨は食糧と交換できる。ならば創造すればよい。好きに持ってゆけ」
上条「」
打ち止め「わーいお札がいっぱい出てきたーってミサカはミサカははしゃいでみたり!」
インデックス「いこ、ぎゃらくたす!はんばーがーっていうものをいっぱい食べるんだよ!」
ギャラクタス「案内せよ」
上条「…」
上条「っしゃあ生活費ゲットぉぉぉぉぉ!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:11:59.11 ID:fHvC9v1n0
姫神「…引き換え券の期限が。過ぎている。たくさん持ってるけど。全部使えない」
姫神「計画性の無さを。呪いたい」
インデックス「あ!あいさだ!あいさー!」
姫神「何の。用なの」
ギャラクタス「なんと哀れな魔術師か」
姫神「あなたは。誰?」
ギャラクタス「我はギャラクタス。汝は…異次元系統の魔術師か」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:16:02.50 ID:fHvC9v1n0
姫神「ようやく。認めてくれる人に。会えた」
インデックス「あいさが本当に魔術師だなんて知らなかったかも…」
姫神「あなたは。私を。過小評価しすぎ」
ギャラクタス「言うまでもないが我とこの娘はここに食らいに来た」
姫神「お金いっぱい。羨ましい」
インデックス「じゃああいさの分も払ってあげるんだよ!」
姫神「いいの?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:20:22.30 ID:fHvC9v1n0
インデックス「1人増えても平気なんだよ!ねー、ぎゃらくたす!」
ギャラクタス「些細な差だ。好きにすればよい。我はただこの苦しみから逃れるために貪るのみである」
姫神「ありがとう。あなたは。とても親切」
ギャラクタス「気まぐれに過ぎず」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:22:56.15 ID:fHvC9v1n0
インデックス「いっただっきまーす!」ガツガツガツガツガツガツ
ギャラクタス「…」モグモグ
姫神「おいしい。人情の味」
老人「ほう、いい食いっぷりだな」
ギャラクタス「汝か」
老人「ふむ…さすがよ、我が正体を見抜いたか」
ギャラクタス「このような辺境の惑星で何をやっておるのだ、ストレンジャーよ」
地球やばくね?
一瞬ギャラドスに見えた
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:28:02.58 ID:fHvC9v1n0
ストレンジャー「少しこの星の食文化について興味を持ったのだ。金はいくらでも作れるからな」
姫神「あなた達の能力が。羨ましい」
インデックス「」
ストレンジャー「どうした地球人の娘よ、呆けているぞ」
インデックス「ストレンジャー…数十億の生命の融合体で知識を求め宇宙をさすらう巨人…それがわ、私の前に…!」
ストレンジャー「ほう?特徴を照らし合わすとお主があの禁書目録か。機会があれば中身を記録したいものだな」
インデックス「今日は驚きの連続なんだよ…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:34:18.32 ID:fHvC9v1n0
姫神「あなたの鬚。とても立派」
ストレンジャー「立派に見えるように構築しているからな。さあ皆で食べるとしようか」
ギャラクタス「同意する」モグモグ
インデックス「そうだね!みんなもどんどん食べるんだよ!」ガツガツガツガツ
姫神「食欲が。人間の域じゃない。もしかして彼女も。コズミック・ビーイング?」
31 :
シベリア経由:2010/05/07(金) 01:38:28.49 ID:unQ11n8K0
前にバットマンやマグニートーとのクロスSS書いた人かな、支援
原作だとギャラクタスどうやって追っ払ったんだ?
映画だと普通に殺っちまたが
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:47:08.74 ID:fHvC9v1n0
>>31 別人
バットマンのSSといえば学園都市の学生がJLA知らない設定で吹いた覚えがw
ギャラクタスは太陽系破壊兵器(後に多元宇宙破壊兵器だと判明)を盗まれて突き付けられ
渋々帰った。宇宙に何かあった時は戦列に加わる
インデックス「とうまー!おまたせなんだよー!」
上条「おおこれはこれは神様ギャラクタス様!」
ギャラクタス「かの世界の地球人のごとき態度。卑屈すぎるのもやめておけ」
上条「いえいえ上条さんは今月の家計が火の車でしたから大助かりです」
上条「って姫神もいたのか」
姫神「ついでみたいに。言わないで」
上条「悪い悪い。あれ?そっちの爺さんは?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:52:15.16 ID:fHvC9v1n0
ストレンジャー「我はストレンジャー。知識を求める者だ」
上条「あーこちらのギャラクタスさんの親戚ですか…」
上条「しっかしもう夕方かー」
インデックス「じゃあついでに銭湯に行くんだよ!」
ストレンジャー「興味深いな」
ギャラクタス「たまには人の生活を味わってみるか」
姫神「今日は。ツイてる」
上条「ははは。じゃ、行きますか」
インデックス「やったー!おっふろおっふろおっふっろー♪」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 01:57:46.27 ID:fHvC9v1n0
上条「ふー、いい湯だったな」
インデックス「とうまーこもえと会ったんだよ!」
小萌「やや!上条ちゃん、今度は謎の男性2人を引き連れてますねー」
ギャラクタス「…」
ストレンジャー「…」
上条「えっとこの人達は…知り合いです」
小萌「そうなんですかー。ではでは風呂上がりの一杯を飲みますか」グビグビ
ストレンジャー「…面白い」
小萌「あ!も、もうそんなにジロジロ見ちゃダメなのですよー///」
ストレンジャー「日本という国では風呂上がりにコーヒー牛乳を飲むのがスタンダード、か。また知識が増えたぞ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:05:11.99 ID:fHvC9v1n0
小萌「さーさー狭い部屋ですが上がって下さいねー」
ギャラクタス「やはり成人しておったか」
ストレンジャー「思った通りだな」
小萌「そうです!立派な大人なんです!それなのに上条ちゃんったら!」
上条「うへ…すんません」
姫神「今日の。晩ご飯は。焼き肉?」
小萌「そうなのです。お客さんが来たので奮発しちゃいますよ!」
インデックス「やったー!やっきにっくやっきにっくー♪」
上条「お前まだ食えるのかよ…」
インデックス「乙女は別腹があるんだよ!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:14:29.61 ID:fHvC9v1n0
インデックス「いっただっきまーす!」ガツガツガツガツガツガツガツガツ
ギャラクタス「…」モグモグ
ストレンジャー「実はこの牛肉はスクラルが化けていたスクラル牛である」
上条「ブフォッ!じ、人肉!?」
ストレンジャー「無論冗談だ」
上条「ははは…」
小萌「さーどんどん食べて下さいねー」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:23:33.13 ID:fHvC9v1n0
海原「上条当麻に今度は男が接近しましたか。御坂さんを守る責務はサボってませんが気になりますね」
海原「素性を調べなければ…」
テスカトリポカ「おいやめろ」
海原「これは陛下。このような所まで出向かれて光栄です。それで自分に何か?」
テスカトリポカ「お前に警告しに来た」
海原「警告…ですか?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:29:05.15 ID:fHvC9v1n0
テスカトリポカ「あっちの黙々と肉を食ってる中年。あれはギャラクタスだ」
海原「え」
テスカトリポカ「で、あっちの老人はストレンジャー」
海原「まさか…」
テスカトリポカ「嘘ではない。いいか?あれらの怒りを買うとロクな事にならん。くれぐれも攻撃を仕掛けようとするなよ?」
海原「は、はい…」
テスカトリポカ「無論我が身可愛さにトラウィスカルパンテクウトリも力は貸すまい。というか彼らは我やオシリスやオーディン、すなわち天空の玉座に座る神々の王が手も足も出ない連中だから。ではまたな」
海原「…ええ」
海原「明らかに上条勢力はとんでもない規模になっているような気がするのですが…まあいいか」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:36:31.72 ID:fHvC9v1n0
神裂「あの子は元気にやっているみたいですね」
神裂「ですがあの2人の男が気になりますね…身元を調べないと」
イナリ「ごきげんよう、聖人よ」
神裂「イナリ殿…」
イナリ「そなたに伝える事があってな」
神裂「なんでしょうか?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:41:58.06 ID:fHvC9v1n0
イナリ「我が主人達はあの2人を刺激する事を望まれていない」
神裂「理由は?」
イナリ「彼らが星を食らうギャラクタスと知識を求めるストレンジャーだからだ」
神裂「は?あれが?」
イナリ「だから手出しはしないようにな。一緒に遊ぶだけなら問題ないが。では」
神裂「わ、わかりました」
神裂「頭がクラクラします…なんでギャラクタスが普通にいるのですか」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:44:48.53 ID:e5zOBF+30
アルカリパワード!
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 02:52:35.18 ID:fHvC9v1n0
上条「先生、今日はお世話になりました」
小萌「いえいえ、そんな事よりも勉強頑張って下さいねー」
上条「うっ…」
ストレンジャー「美味かったぞ。また食べたいぐらいだな」
ギャラクタス「これは相応の礼をする必要があろう」
小萌「別に構いませんよー?」
ギャラクタス「そうはいかぬ。故に…もし困った時はこのギャラクタスの名を呼ぶがよい。すぐに駆けつけようぞ。物質ならこのようにいくらでも創造できる」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:03:31.31 ID:fHvC9v1n0
小萌「うーんよくわかりませんが最低でもレベル4ですね。ですが誠意がとても伝わってきたのです」
ギャラクタス「然るべき時には敬意を払うものだ」
ストレンジャー「では我はそろそろ帰る。また会おう」
小萌「はーいお気をつけてー!」
上条「それじゃ俺らも帰りますんで」
小萌「お休みなさーい」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:12:44.63 ID:fHvC9v1n0
上条「それでギャラクタスさんはどこで寝られるのでせうか?」
ギャラクタス「我に眠りは不要。朝まで居間で固まっている」
上条「そ、そうですか。じゃあインデックス、お休み」
インデックス「お休みなさいなんだよ」
ギャラクタス「…」
ギャラクタス「かつてまだ我が人であった頃もこうして仲間と過ごしたものである」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:13:57.22 ID:/cCXtDGXP
おもしろい
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:28:49.49 ID:fHvC9v1n0
次の日
インデックス「とうまー!早く起きてよー!」
上条「んだよ朝早くから」
インデックス「もう、とうまー!」ガブリ
上条「いってぇぇぇぇぇぇぇ!不幸だぁぁぁ!」
ギャラクタス「起床が遅れただけでこうなるとはなんと哀れな」
上条「ったく休日ななのに最悪だ…あれ?」
インデックス「どうしたのかな?」
上条「昨日の昼に食料全部無くなったんだった」
ギャラクタス「我以上にこの娘が不満を漏らすであろう」
インデックス「やだやだこのままじゃ餓死しちゃうんだよー!朝マック行くしかないかも!」
上条「こ、こいつどこでそんな言葉覚えやがった…」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:37:12.01 ID:fHvC9v1n0
上条「(はぁー朝から食いすぎだろこいつら)」
上条「(でも金あるしいっか…)」
インデックス「あ、これもらうんだよ!」
ギャラクタス「…」イラッ
インデックス「きゃあああ!助けてー体が勝手に浮かんで降りれないんだよー!」ジタバタ
上条「人のもの取ったからバチ当たったんじゃないか?」
上条「(いいコンビだよなーw)」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:43:22.64 ID:fHvC9v1n0
黒子「げっ類人猿…」
美琴「ア、アンタ!こんなとこで何してんのよ!」
上条「(うわこいつらか…)見りゃわかるだろ?朝食だよ」
ギャラクタス「(またやかましいのが来たのだが)」
美琴「アンタってそんなに金銭の余裕あったわけ?」
ギャラクタス「それは我が作」
上条「だぁぁストップストップ!(これ偽造だってバレたらヤバいって!)」
ギャラクタス「(理解した)」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 03:59:18.14 ID:fHvC9v1n0
黒子「こちらの殿方はどなたですの?」
インデックス「私のお友達のぎゃらくたすなんだよ!」
黒子「そうでしたの」
美琴「(どっかで聞いたような…)」
ギャラクタス「汝らも食いに来たのか?」
黒子「そうですの〜!お姉さまとのデートですわ!」ダキッ
美琴「ちょ、ちょっと離れなさいよ!全く」
ギャラクタス「(まだ能力は使っておらぬが、電撃を発する力を持っていると見て間違いあるまい)」
支援する
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 04:14:32.77 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「(使えるな)」
美琴「へ?きゃっ!」バチッ
上条「おわっ!ギャラクタスさんに当たったじゃねぇか!」
黒子「お姉さま、何をやっておりますの?」
美琴「ち、違うのよ!体が勝手に動いて!それで!」
ギャラクタス「我が動かした。精神に働きかければコントロールは容易い」
美琴「い、今のテレパシーなの!?こんな強力なテレパシーだなんてそれこそあの「お嬢様」級よ!」
黒子「それよりお姉さまの電撃を…吸収したように見えましたの」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 04:21:30.48 ID:fHvC9v1n0
美琴「デュアル…スキル?」
ギャラクタス「今のエネルギーで更に力が回復した」
上条「なんという自作自演…」
黒子「とんでもない方ですわね。それよりも早く食べましょう」
美琴「そ、そうね。それで…」
上条「ん?」
美琴「あ、相席してもいいかしら///」ゴニョゴニョ
上条「ああ、いいけど」
ギャラクタス「(ツンデレとやらか)」
インデックス「早く降ろして欲しいんだよ…」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 04:54:59.59 ID:fHvC9v1n0
黒子「そんな事情が…」
美琴「これからも大勢殺されるのを見すごしても…いいのかな」
上条「それが自然の摂理なんだとさ」
インデックス「仕方ないんだよ。この星を見逃してもらえる事に感謝しないと」
ギャラクタス「深く考える必要はなし。汝らが家畜を食う事と何ら変わりない」
美琴「…」
黒子「「知的生命だけ特別」という考え…人間特有のエゴなのでしょうか」
上条「そうだな…」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 05:17:54.28 ID:fHvC9v1n0
インデックス「とうま…短髪達と行っちゃったね」
ギャラクタス「うむ」
インデックス「デートなのかな?」
ギャラクタス「我には理解できず」
インデックス「もー頭がお堅いんだよ!」
ギャラクタス「無理を言うでない」
インデックス「全く!早く次のお店に行くんだよ!」
ギャラクタス「威勢がいいものだ」
神裂「…」
神裂「こう見ると普通の人間にしか見えませんが…」
神裂「あれの本質は世界の破壊者。そして我々はそれを見過ごすしかできない」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 05:23:54.25 ID:fHvC9v1n0
神裂「力が完全に戻りきっていない今なら殺せるかも知れません」
神裂「…」
神裂「馬鹿馬鹿しい」
神裂「我々地球人には他星に「不幸」を押しつけてのうのうと生きるのがお似合いですね」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 05:44:25.33 ID:IQbUVUSt0
ギャラクタスでググったらこのスレがヒットしてワラタ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 05:51:48.36 ID:fHvC9v1n0
>>56 なんでこの時間帯にギャラクタスでググったw
夕方
ギャラクタス「短い間であったが充分に力が戻ったが故、立ち去る。世話になったな」
上条「気にすんなって」
インデックス「また会えるのかな?」
ギャラクタス「存命していればいずれ会う事もあろう。汝の事が気に入ったので…」
ギャラクタス「我が力の一端をくれてやろう」
インデックス「体に…力が漲る」
ギャラクタス「この星を征服するのにも破壊するのにも充分な量である。異常な空腹や呼吸で困る事もなし」
インデックス「…」
ギャラクタス「汝のしたいようにせよ。我が決める事にあらず。ではさらばだ」
上条「ああ…元気でな」
インデックス「バイバイなんだよ!また一緒に食べ歩きたいな!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 05:52:52.02 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「時が廻ればまた会う事になる(特に汝はな)」
インデックス「(あれ?いつから気付いてたのかな?)」
ギャラクタス「(始めより。力を隠し切れておらぬ。パワー・コズミックを授けずとも構わぬ程の力を元より持っておるな)」
インデックス「(まだまだ研修中の新米だから仕方ないんだよ。生まれてからグレゴリオ暦換算でまだたった300年しか経ってないからね)」
ギャラクタス「(区域の重複は汝が研修中であるが故か)」
インデックス「(それじゃまたね!)」
ギャラクタス「(うむ)」
上条「…」
上条「現実は…殺せないんだな」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/07(金) 06:00:50.26 ID:fHvC9v1n0
ギャラクタス「また1つ星を滅ぼした」
ギャラクタス「地球よりも進んだ文明ではあったが、我には関係のなき事」
ギャラクタス「…」
ギャラクタス「このような事を繰り返すぐらいなら、いっそこのどの世界もが馬鹿げた運命を辿ってる多元宇宙を破壊してくれようか」
ギャラクタス「最強の矛は我が手にあり。多元宇宙が1つ無くなったところで全体から見れば何ら問題はなし」
ギャラクタス「…」
ギャラクタス「下らん。これからも続ければよい。この永遠の地獄を。この世界の我は存続を望む」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
上条「お休みー」
インデックス「お休みなんだよ!」
インデックス「…」
インデックス「こうして世界を破壊する魔神は再び宇宙をさすらい始めたんだよ。地球人は再び黙認を選んだんだね、他のあらゆる種族と同じく」
インデックス「食事とは善でも悪でもないんだよ。もちろん止めなかった地球人が愚かだとは思わないな」
インデックス「私はもうしばらくこの星で研修を続けるんだよ。一人前になれるのは何世紀後かな?」
インデックス「我が名はインデックス」
インデックス「インデックス・ザ・ウォッチャー」
インデックス「かつてこの神の如き力に酔い驕った事で取り返しのつかぬ罪を犯した種族の末裔」
インデックス「以来宇宙中に散らばり観察と記録のみを続ける我らウォッチャーズは…」
インデックス「もし宇宙の存亡をかけた最終戦争が起きようと干渉は許されないんだよ」
インデックス「…」
インデックス「だから私の経歴はちょっと掟のグレーゾーンなんだよ…」
終わり