まどつきとおつきあいしたい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:33:40.08 ID:Jq9e/jFj0
4 :
大した量じゃないのではじめから貼る:2010/05/05(水) 14:36:50.86 ID:Jq9e/jFj0
唯「寝むたくなってきちゃった……」
唯「寝よっと。今日も日記がつけれますように……」
私は、ボロボロの日記帳を机から取り出した。
この日記帳は路地で拾ったもので、続きが中途半端に途切れている。
これを拾ってからというもの、不思議な事が起こるようになった。
まドつき はれ
きょうは
ぽにこちゃんがむししたからわたしはおこってわたし.....
この物語は私が夢の中で見た内容を日記につける話である。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:38:31.16 ID:xtsM2CKC0
頑張れ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:41:31.01 ID:Jq9e/jFj0
この日記の所有者はまどつきという女の子。
日記の表紙に下手ながらぺんで”まどつき”と書き殴ってある。
これを拾ったのは恐らく偶然ではない……。
唯「あついね〜」
澪「毎年、公転周期に従わなくてもいいのにな」
ギラギラと地面を照りつける太陽は空の旅を涼しげに楽しんでいた。
楽器屋の帰り道、私とベース担当の澪ちゃんはいつも通りのペースで歩いていた。
すると――――。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:42:47.55 ID:Jq9e/jFj0
澪「なんだ?」
唯「なんか騒がしいね」
一つの高層ビルを大勢の一般大衆が取り囲んでいた。
その中には警察、救急関係の人もちらほら見えかくれしている。
おばさん「女の子が飛び降りたんですって」
おばさん「あらま」
澪「自殺か?」
唯「飛び降り自殺?」
私達は、投身自殺の現場に出くわしてしまった。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:44:59.80 ID:Jq9e/jFj0
唯「う……」
人ごみがゆらゆらと揺れ、一瞬だけだが向こう側が見えた。
コンクリートに真紅の液体が生々しくこべりついている。
是が非でも澪ちゃんには見せられない。
唯「行こう、澪ちゃん」
澪「お、ああ」
私は澪ちゃんの手を強く引いた。
いちおつ!感動した!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:47:32.00 ID:Jq9e/jFj0
・
・
・
唯「あとは寝るだけ〜……」
私は今日の出来事をすっかり忘れていた。
それより宿題にまったく手をつけていない。それどころではなかった。
私は、何気なしに机を見る。
唯「へ?なにこれ」
机の右端に、見に覚えのない一冊のノートが置いてあった。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:49:06.34 ID:Jq9e/jFj0
唯「なんだろう」
唯「まどつき?」
私はぺらぺらとそのノートをめくり始めた。
彩りの欠片もない、黒と白のコントラストは私に妙な文脈を与える。
まじめに私は1ページ目を開いた。
唯「……ゆめ……にっき」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:51:34.21 ID:Jq9e/jFj0
ともだちりすと
あきえ きらい
なみこ きらい
れい きらい
せんせい すき
ものこ すき
唯「う〜ん……」
登場人物だろうか。各々に、好き嫌いと追記が書かれている。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:54:39.91 ID:Jq9e/jFj0
次のページをぺらっとめくった。
ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす
ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす
ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす
ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす
唯「ひっ……」
ページの隅から隅まで”ころす”で埋め尽くされている。
唯「なにこれ怖い……」
私はそのノートを閉じ、机に置いた。
唯「明日、捨てよう……多分間違えてもって帰っちゃったんだよ」
私はベットに潜り込んだ。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 14:56:06.45 ID:Jq9e/jFj0
・
・
・
唯「んん……」
唯「はっ!今、何時!」
唯「……」
私の部屋……じゃない。
いや、ここは部屋という空間ですらない。
唯「ベランダ?」
唯「なんで私がベランダに……」
唯「ここはどこ?」
朝日が少しだけ顔出し、あたりは青く霞んでいた。
ベランダから下を覗くと、悪寒が私を栗立てた。
唯「わっ、ここ何階建て!?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 15:00:42.09 ID:Jq9e/jFj0
唯「……」
ベランダから部屋が除ける。その私は部屋へと足を踏み入れた。
そっと窓をあける……。
唯「おじゃましま〜す……あの〜私……」
唯「あれ……誰もいない……」
八畳間の部屋には誰一人いないかと思われた。
ふとそこにあるベットに目を向ける。
唯「あっ……誰かが寝てる……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 15:02:59.11 ID:Jq9e/jFj0
唯「すみません、私……」
私はその膨らみを確かめると、その人に問いかけた。
唯「すみませ〜ん、あの〜」
一向に起きる気配はない。私の声に微動だにしなかった。
私は致し方なく、布団をばっと剥ぐ。
唯「あのぉ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 15:04:07.72 ID:Jq9e/jFj0
唯「わっ……!」
私はビックリして、小さく声をあげた。
足がもたついて絡まり、尻餅をつく。
唯「……」
ベットに横たわるそれは人ではなく人形であった。
等身大のミッキーマウスの縫いぐるみを想像してほしい。
そのミッキーの縫いぐるみの目をとった形、いわいるのっぺらぼうだ。
そののっぺらぼうが不気味に笑って横たわっていたのである。
おまけに服はすべて脱がされていた。
唯「……な……なにここ」
私はこの状況に畏怖し、おびえるしかなかった。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 15:07:53.47 ID:Jq9e/jFj0
縫いぐるみに気をとられすぎていた為、あまり周囲に目は行き届かなかったが
はっと気づいた唯は部屋の雰囲気に圧倒された。
唯「うわぁ……」
奇妙な作品(?)が壁を覆い尽くしている。
どこぞの民族で使われそうな仮面に、鹿の頭まで。
鹿の頭の切り口からは夥しい数の虫が湧いていた。
唯「ひぃっ!こ、こわわ」
唯はたまらず部屋を出ようと、出口へ走った。
ベットの向かい側に木製の扉があり、恐らくそこが出入口だろう。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/05(水) 15:12:41.25 ID:Jq9e/jFj0
唯「はあ……はあ……」
私は扉をすごい勢いで開けた。
唯「……」
唯「真っ暗……」
イメージとはほど遠い、漆黒の闇が私の目の前に広がった。
今にも吸い込まれそうな程に、暗く、そして重い。
唯「……」
好奇心で私はその闇の中に足を踏み入れた。
これからどうなるなんて事は考えず、ただひたすらに足を踏み入れた。
唯「あっ……床が」
なんと床が存在していた。透明の床なのか、それとも真っ黒な床なのか、そこまで考えれる余裕はなかった。
a
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見習い戦士のふつうの攻撃
MP292使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
q
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見習い戦士のふつうの攻撃
MP400使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 300)
このスレは3回目のダメージを受けた (450/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは4回目のダメージを受けた (600/1000)
z
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まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP354使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 600)
このスレは5回目のダメージを受けた (750/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (900/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは7回目のダメージを受けた (1050/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1060/1000)
このスレは・・・
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