唯「ムギちゃん、アルバイトしてるって本当??」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 22:56:28.90 ID:vJVqmPUj0
ありがとう
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:01:34.94 ID:vJVqmPUj0
豊崎「それはそうとさ、
    あんたの友達が座ってるテーブルの横に
    おっさんがいるじゃん」

紬「はい」

豊崎「その人にさ、このコーヒー持ってってくんない?
    さっき注文間違えちゃってさー」

紬「……はあ」

注文ミスなど嘘だろう。
適当な客に適当な商品を持っていかせる、
いつもの軽い嫌がらせだ。
友人たちに困っている私の姿を見せつけようという魂胆だろう。
しかし私は変に逆らわず、
おとなしくあつあつのコーヒーを受け取り、
レジを出て客の元へと持っていくことにする。
「そんなもん注文してない」と言われたら
「そうですか、他の店員が持っていけと言っていたので……」
といえば済む話だ。

そしてコーヒーを運ぶその途中、
友人たちが楽しく談笑しながら
ポテトをつつきジュースを飲んでいるテーブルを横切ろうとした時。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:05:13.02 ID:7fvcCl14O
幾らスレストされても立てられ続けるけいおんSS

学習しないアホなスレスト

ま、どっちもどっちだよねぇ
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:10:08.72 ID:vJVqmPUj0
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

紬「!!」

唯「うわっ」

澪「ななんあななな」

律「何だこの音!」

私のポケットの中からけたたましい音が響き始めた。
どうやら制服のポケットに何かが仕込まれてたようだ。
いつ誰がどうやって、なんてことを考えている余裕などない。
私はポケットの中にある何かを出そうとして、
慌てて制服のポケットをまさぐる。
しかしどこからも何も出てこない。
その間も強音は鳴り続ける。
他の客からの迷惑そうな視線が
いくつも私に突き刺さる。

店長「こ、琴吹さん! なんなの、この音は!」

紬「あ、て、てんちょ……!」

音を聞きつけてやってきた店長の方に振り返ろうとしたとき、
あっつあつのコーヒーを唯の頭上にひっくり返してしまった。

唯「あっつー!!!!」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:15:38.71 ID:vJVqmPUj0
事務所。
怒りを通り越して呆れた顔の店長を前に
私は頭を上げられなかった。

店長「君ねえ……分かってる?
    自分が何したか……」

紬「……」

店長「店中にあんなうるさい音を鳴り響かせて……
    そのうえお客様にホットコーヒーをぶっかけるなんて」

紬「……」

店長「お客様が火傷でも負ったらどうするつもりだったんだ? え?
    お前責任とれんのか? ん?」

紬「……」

店長「だいたいなんだよ、あの音は!
    くだらんオモチャをバイトに持ってくるんじゃない!」

紬「すみません……」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:20:11.59 ID:1wF6kK+c0
復活してる、良かった。

sage進行で行くか
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:22:17.15 ID:vJVqmPUj0
店長「はあ……昨日注意して、
    また今日こういうことされるとねえ」

紬「……」

店長「言ったよね、首だって」

紬「……」

店長「じゃあ、そういうことだから」

バタン
唯「待ってください!」

事務所のドアを開けて、
友人たちが飛び込んできた。

店長「な、なんだね……
    いや、なんでしょうか、お客様」

唯「首にするなんて駄目ですよ!
  私はなんともないですから、
  ムギちゃんを首にするなんて言わないであげてください!」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:23:15.18 ID:s3Bdu/S20
いっそ首にさせてあげろよ唯・・・
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:24:15.40 ID:dYm1aoLr0
やめさせてやれよ
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:26:13.40 ID:Q7r+7a250
豊崎殺す
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:27:17.06 ID:vJVqmPUj0
澪「そ、そうですよ。
  ムギは時々こういうミスもするけど、
  すっごくがんばりやさんで……」

梓「そうです。それに、ムギ先輩は
  この店で一番のやり手だと聞きました!
  そんなムギ先輩を辞めさせるのは、
  店長にとっても得策ではないはずです!」

紬「………………」

店長「はあ? 一番のやり手? この子が?
    あまりバカなことをおっしゃらないでいただきたい」

梓「え?」

店長「あなた方がどういうふうに聞いていたのかは知りませんが、
    この子はこの店で一番使えない子なんですよ」

紬「……」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:29:13.38 ID:jfuGHLhk0
書き溜めしてからスレ立てしろよゴミクズ
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:32:38.18 ID:UbskuvNbP
話はともかく台詞のセンスがなくてつまらん
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:34:47.96 ID:vJVqmPUj0
店長「もうバイト始めて何ヶ月にもなるのに、
    未だに仕事覚えないし、
    注文は間違えるし、レジは壊すし、
    接客態度も全然ダメだし……
    この子を名指ししたクレームがいくつも来てるんですよ」

梓「……」

澪「……」

梓と澪の顔に失望が浮かんだのが分かった。
まあ無理もないだろう。

店長「今度大きな失敗をしたら首だと、
    事前に言っておいたんです。
    その矢先にこれですからね」

唯「で、でもでも……
  ムギちゃん、とってもお仕事好きみたいだし、
  毎日バイト頑張ってるみたいだし……
  今回は大目に見てあげてください、
  お願いします!」

こんな私のために、
必死に頭を下げてくれる唯。
素晴らしい友人を持ったという感動よりも
申し訳なさと惨めさばかりがこみ上げてくる。
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:37:51.99 ID:nfZ9gShmQ
支援
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:39:47.32 ID:c/+/IYJm0
スレストに負けるな
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:40:46.47 ID:vJVqmPUj0
店長「頭を下げられても無理なものは無理です。
    もう琴吹さんはうちの店には置いておけません。
    クビです、クビ」

唯「そんな……」

店長「いいね、琴吹さん」

紬「はい……」

唯「ムギちゃん!」

紬「いいのよ、唯ちゃん……
  ごめんね……ありがとう」

唯「でも……」

紬「ぜんぶ私が悪いんだから、
  唯ちゃんがそんな顔することないわ。
  ふふ、でもこれで明日からは軽音に戻れるわね」

唯「……」

澪「……」

梓「……」

店長「制服はクリーニングしてから返してね」
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:45:58.72 ID:UbskuvNbP
「……」ばっかりは駄作
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:47:27.80 ID:vJVqmPUj0
その後、私たちは5人で帰ることにした。
外はすでに暗くなっていた。

私は今までのバイトの話を
すべて正直に打ち明けた。

梓「それじゃあ完全なイジメじゃないですか」

澪「そうだよ、こんなのダメだろ。
  もう一度店に戻って、店長さんにワケを話せば……」

紬「いえ、もういいの、もういいのよ。
  私が仕事のできないダメ店員なのは変わらないんだし、
  イジメがなくったって遠からず首になっていたわ」

澪「でも……」

梓「ムギ先輩はお人好しすぎますよ」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:48:41.94 ID:c/+/IYJm0
財力での制裁
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:54:20.19 ID:vJVqmPUj0
律「でもそんなクソみたいなバイトなんて
  こっちから辞めてやれば良かったのに。
  なんでしぶとく居座ってたんだよ」

紬「せっかく始めたバイトだし……
  親を説得するのも大変だったから、
  こんな簡単に辞めちゃったら
  親になんて言われるか分からないわ」

梓「親のことばっか気にしてちゃダメですよ」

紬「それに……
  逃げてるばかりじゃ成長できないしね」

律「成長ねえ」

紬「私、ずっと世間知らずで、
  今まで私の世界はすっごく狭かったの」

澪「ほう」
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:56:36.69 ID:7Wfym4UmP
澪「ほう」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:57:06.52 ID:dYm1aoLr0
なんか……





なんか
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/29(木) 23:59:34.17 ID:z1Mb2hpw0
店長にセクハラされる展開かと思った
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:02:08.78 ID:Zw2tE5020
紬「でも高校に入って、
  みんなと出会って……
  友達が増えて、音楽をやって
  それでいろんなことを知ったわ。
  自分が一気に大きくなったような気がしたの」

唯「しゃれこうべ……」

紬「で、今はもう昔の私とは違うんだ、って、
  いろいろな新しいことが出来るようになったんだ、って
  もっと違う世界を見たい、もっと成長したいって思って
  それでバイトを始めてみたの」

澪「へえ」

紬「でも失敗だったわ。
  自分のダメなとこを思い知らされた。
  私は大きくなれたって思ってたけど、
  全然そんなことはなかったのよ。
  ただ勘違いして、調子にのっていただけだったの」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:08:58.18 ID:Zw2tE5020
澪「何言ってんだよ、
  このバイトはつらかったかも知れないけど……
  でもムギは確実に成長したんだ」

紬「えっ……」

澪「自分のダメなところを知る……
  それも立派な成長だよ。
  人は良いことばかりを経験して生きていくわけじゃない。
  確かに嬉しいこと楽しいことは人生にとってプラスだし
  失敗や挫折はマイナスになるだろう。
  でもマイナスだからダメと言うわけではないんだ。
  なぜならば人はマイナスをバネにして、
  より大きなプラスをつかむことが出来るのだから……」

律「ぶっ」

梓「く……くくっ」

紬「澪ちゃん……
  ありがとう、私、目がさめたわ」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:10:35.91 ID:JZQ6w2kV0
澪「より大きなプラスをつかむことが出来るのだから(キリッ」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:13:55.37 ID:ul4sgtHKI
>>26
唯どうしたwwww
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:18:07.37 ID:Zw2tE5020
澪「分かってくれたか」

紬「ええ、マイナスを大きなプラスに……ね。
  私、がんばるわ」

梓「え、またバイトするんですか」

紬「ふふ、しばらくはもういいわ。
  やっぱり私は軽音部の方が大事だから」

梓「そうですか。良かったです」

紬「それに、軽音部でも成長することはできるからね。
  もうあんまり焦って一人で大きくなろうとせずに、
  みんなと一緒にのんびりやっていくわ」

律「一緒にのんびり成長か〜。
  いかにも私たちの軽音部らしいな」

澪「はは、そうだな」

こうして私はバイトを辞めて、
軽音楽部に戻ることになった。
みんな、またよろしくね。


        お             わ           り
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:19:24.09 ID:Zw2tE5020
これでおしまい

ムギのバイトをネタにしたSSがなかったので書いた
オチの付け方というのは困難である
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:19:51.43 ID:l3C31lWA0
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:20:14.92 ID:xVZFssgC0
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:22:06.40 ID:xU6KUNNo0
凄く良かったかというとそうでもないが地味に気になってはいた
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:22:13.87 ID:66SdtPrKP
ほう 乙
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 00:24:29.33 ID:+fshzw3a0
乙っぽい何か
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 01:17:59.19 ID:3GBrBBzB0
面白かったけどいじめっ子達にむくいがないのは残念
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 01:28:02.23 ID:1YyCSTS0O
少しでも豊崎共に制裁がほしいな

ムギの正体が解る程度でも

コテンパンに制裁下すのが理想だが

ちょっとスッキリしない
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 03:13:47.90 ID:J6CO1sTM0
けいおん部には日常に戻りみんな幸せになりました
店にピンポイントで隕石が落ちて死んだマックスバーガーの店長と店員達以外は
めでたしめでたし
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 03:51:26.25 ID:uo92PgH10
唯「ムギちゃん、アルバイトしてるって本当??」

紬「え…? 唯ちゃん、その話誰から聞いたの…?」

唯「憂だよ。ムギちゃんがコンビニで働いてるのを見たって」

紬「…そう…」

唯「でも水臭いなぁ。働いてるなら教えてくれればよかったのに!
   私、毎日買い物に行っちゃうよ!」

紬「…黙っててごめんなさい…」
紬「……あのね、唯ちゃん。お願いがあるんだけど…」

紬「このことはみんなには内緒にしておいてほしいの」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 03:59:06.59 ID:uo92PgH10
律「なにぃ!? ムギがバイトしてるって!?」

唯「はい! これは本人の口から聞いた確かな情報ですぜ、りっちゃん隊員!」

澪「なるほど。だから最近ムギの奴、部活に来なかったのか」

梓「でもそれを今まで私達が知らなかったのって、
  ムギ先輩が内緒にしていたからじゃないんでしょうか?」

唯「…あ。そういえば…」

梓「唯先輩…」
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:08:53.28 ID:uo92PgH10
律「よっしゃー!! 今日の部活は中止だ!
  そしてこれからみんなで、ムギのバイト先をしらべ…」

澪「この馬鹿!」ゴツン!

律「痛っ!!」

澪「…とにかく、私達は何も知らないし聞いてない。
  そういうことでいいよな?」

梓「はい。ムギ先輩が秘密にしてるなら、私は何も知らないです」

律「えぇー!? つまんなー…」

ゴツン!

律「痛っ!!」

澪「どうやら律も賛成の様だ。勿論唯もだよな?」

唯「うん…」
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:19:39.38 ID:uo92PgH10
――帰り道

律「ふぅー。今日の練習も疲れたなー」

唯「私もくたくたぁー」

梓「みなさん、最近は真面目に練習してますね。
  凄くいいことだと思います」

律「だって仕方ないだろー。ムギがいないとティータイム出来ないんだからさぁ」
律「…ふぅ、早くムギの奴戻ってこないかなぁ。
  やっぱりムギとお菓子がないと部活って感じがしないぜ」

唯「そうだねぇー…。お菓子とムギちゃんあっての軽音部だもんねぇ」

梓「先輩方、完全にムギ先輩<お菓子ですよね…」
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:27:57.97 ID:uo92PgH10
律「…あ、悪いけどちょっと待ってて」

澪「? どうした」

律「ちょっとそこのコンビニでトイレしてくるわ」

澪「んなっ!? そういうのは黙っていけ!!///」

律「いや…、どうしたって聞いたの、お前だし…」

澪「いいからさっさと行って来い!」

律「はいはい…。じゃあ悪いけどみんな、少し待っててくれ」


タッタッタッタッタ……


……ッタッタッタッタッタ


澪「? どうして戻ってくるんだ」

律「…いた」

唯「誰が?」

律「…ムギ」

澪唯梓「……ええええぇぇぇぇぇ!!??」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:38:19.85 ID:uo92PgH10
唯「…本当だ。凄くにこやかにレジ打ってる」

澪「ムギの奴、よりによって、何で帰り道にあるコンビニなんかで…。
  秘密にしたいなら、もっと違う場所があっただろ…」

梓「そもそも、本当に秘密なんでしょうか…?」

唯「それは本当だよ! ムギちゃん本人が言ってたもん!」

梓「その秘密をばらしたのは何処の誰ですか…」

唯「うっ…」

律「……どうしよう」

澪「どうするって言ったって、本人が隠している以上、
  私達は見なかったことにするしかないだろ…」

律「いや…そうじゃなくて…」

律「……漏れちゃう…」ブルブル
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:47:45.56 ID:1YyCSTS0O
いい事思い付いた
律は俺の口ん中にションベンしろ
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 04:49:31.18 ID:uo92PgH10
――それから数時間後

澪「……なぁ、いつまでこうしてるつもりだ」

律「勿論、ムギのバイトが終わるまで!」

澪「さっきの私の話を聞いてなかったのか?
  私達は何も見てないし知らない」

律「勿論、私も何も知らない。だからこそだよ」

梓「…? 意味が分かりません」

律「おいおい、まだ分からないのかよ。つまりだな…」
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:05:29.34 ID:uo92PgH10
――――――――
――――――
―――

律『あれ? おーいムギ!』

紬『!! あ…、りっちゃん』

律『今帰りか? 随分遅いんだな』

紬『え、えぇ…』

律『…あれー? もしかしてムギ、バイトしてる?』

紬『!! ど、どうして…?』

律『だって今、そこのコンビニの裏口から出てきたよな?』

紬『…やっぱり、りっちゃんには隠し事は出来ないわね。
  そう、確かに私はコンビニでバイトしているの』
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:08:17.13 ID:uo92PgH10
律『えぇっ!? ムギみたいなお金持ちが一体どうして!?』

紬『実はね、りっちゃん…。私の家って、本当は貧乏なの…。
  だから一生懸命バイトをして、お金を稼ぐしかなかったのよ…』グスッ

律『…そっか、そうだったのか。ごめんなムギ、今まで気付いてあげられなくて…』
律『でも、もう大丈夫! 後はこの部長、田井中律に、大船に乗ったつもりで任せて起きなさい!』

紬『りっちゃん…』

―――
―――――
―――――――

律「みたいな、さ」

梓「…え? 結局何が言いたかったんですか?」

律「つまり、私達に内緒にしてまでバイトをする、理由が知りたいんだ」

梓「なら最初からそう言って下さいよ」
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:19:01.67 ID:ZFJ1/o1U0 BE:723834926-2BP(999)

q
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP427使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:19:49.18 ID:uo92PgH10
澪「…馬鹿らしい。私は帰るからな」

唯「私もなんだか疲れちゃったよぅ…。それに内緒は内緒なんだから、
  それを探るのはよくないと思うなぁ…」

澪「そうだ唯! よく言った! という訳で私達は帰るからな」

律「またまたー、本当はそんなこと言って知りたいんだろ?
  だからここまで、何となく残ってたんじゃないのかぁ?」

澪「うっ…!」

唯「…まぁ確かに…」

律「唯澪(…知りたい!)」

律「って、顔に書いてあるぞー」

唯澪「うっ…」

律「唯澪(ず、図星だー!)」

澪「…って、人の心を読むな!」ゴツン!

律「痛っ!!」
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:19:38.11 ID:gQV/wOlb0 BE:259101432-PLT(99739)

a
!vip2:stop:

---
まほうつかいたんのつよめの攻撃
急ぎ杉ですよ。。。
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/30(金) 05:21:02.06 ID:gQV/wOlb0 BE:2331909296-PLT(99739) 株主優待

a
!vip2:stop:

---
まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP212使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 300)
このスレは3回目のダメージを受けた (450/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは4回目のダメージを受けた (600/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (750/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (760/1000)
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします

!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP295使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 760)
このスレは7回目のダメージを受けた (910/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1060/1000)
このスレは・・・

停止しました。