1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
キョン「ほら、取ってやるよ」パクッ
ハルヒ「え………な、なな何してんのよバカキョン!!…///」
キョン「ん?何ってご飯粒取っただけだぞ?」
ハルヒ「そうじゃなくて、その後よ!!」
キョン「ご飯粒食べただけだが、何か問題あったか?」
ハルヒ「大有りよ!!あんた、人の顔についてるご飯粒食べるなんてモラルの欠如もいいとこだわ!!」
キョン「別に一粒や二粒ぐらい変わりゃせんだろ?」
ハルヒ「そ、そうじゃなくて!!そんなことしたら、その………///」
キョン「何だ?」
ハルヒ「は…恥ずかしい…じゃない………///」
キョン「なんだ、そんなことか」
ハルヒ「な…何よこのバカキョン!!死刑なんだからね死刑っ!!」
キョン「あーはいはい。悪かったって」ナデナデ
ハルヒ「っ……!!………///」
どうかな?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 19:51:09.58 ID:xBYXpCFR0
止めていいレベル
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 19:52:47.55 ID:0Fq8qX9z0
キョン「なんて言うとでも思ったか?」
ハルヒ「……え?」
キョン「いつもいつも無茶言いやがってよぉ」ブンッ
ハルヒ「おぶへぇ!?」グシャ
キョン「なにが死刑だぁ?何様のつもりだよ」ガンガン
ハルヒ「痛やめっ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 19:53:06.09 ID:+AOxkn4T0
デジャブを感じるんだが
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 19:58:10.70 ID:UzeDtNEdO
キョン「いつもいつも周りに迷惑かけやがって」ドガッ
キョン「いい加減こっちも腹綿煮え繰り返ってんだよ団長さんよー!!」ブンっ
ハルヒ「痛…い…やめ………」ドガッ
キョン「あん?聞こえねーなー」ガンガン
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:01:09.79 ID:NJndcDwB0
これは…ww
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:05:13.43 ID:aaKEOgG+0
そのまま続いちゃうのかよw
ハルヒ「お願……い………やめ……て………」ベシッ
キョン「やめて…だ?」
キョン「そんな態度で止めるわけねーだろ!」ドグワシャ
ハルヒ「キョ…ン……ホントに……痛いん……だって………」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:06:17.71 ID:NJndcDwB0
お金かしてくれよの人?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:07:05.25 ID:3yDtSYgL0
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:12:21.67 ID:Zv0FTcTY0
>>10 最近になってこうゆうのに同感するようになった
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:12:56.10 ID:UzeDtNEdO
>>9 違います
ハルヒSSは初なんですがこんなことになるとは思ってませんでした
キョン「お前が俺にしてきた数々の事がこんなことで済まされると思ってんのか?あ?」ズガン
ハルヒ「ご…ごめ………ん……」バシッ
キョン「ごめんなさいだろーが!誰に向かって口聞いてんだ!」グシャ
ハルヒ「…ご……ごめんな………さ……」ドカバキッ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:13:49.56 ID:dkP71lcz0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:16:53.81 ID:F5IlRLpb0
正統派のハルキョンかと思ったらいじめスレだったでござる
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:17:24.72 ID:UzeDtNEdO
キョン「よーしいい子だ」
キョン「だけどこんなんじゃ全然気がすまねーなー」ドガッ
ハルヒ「んあっ!」グワシャ
キョン「おーい谷口ー」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:19:55.38 ID:8d9cJJ/s0
???「そこまでだ!!」
キョン「あん?」
???「貴様のような奴はクズだ!生きていちゃいけない奴なんだ!」
キョン「誰だ!どこにいる!!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:20:44.86 ID:osHeB/6l0
カミーユ・ビダン
,! \
,!\ ! \ こういうスレ、マジでもういいから・・・
i \ l \,,..__
,i′ ,\___,,--―l \::゙'冖ーi、、
i :;\::::::::::..l `'‐、、
/__,..;:r---―-、,..__. ,;'il:;} .;:::`L__
,.:f''""゙゙゙´ 、 ̄ヽ,// ...::::::l;;;:;;::::
_/ ...... 、 \//、 ::::::::リ;;:::::::::....
// ......:;::::::::::::. ヽ、\ ゙ヽ ヘ ● ....:::::::::i';;;;::::::::::::
;;/ ::::::::::::;;;;;ノ ̄\:: 〉 〉゙'、 `ヽ_ノ ......:::::::.;;;:ノ:;;;:::::::::::::
/ ..::::、__;;ノ;;;`ヽ_/: / /⌒)メ、_ノ/ .....:::::;;;/;;;:::::;;:::::::::
..:::イ;;.ヽ::;;;;;;;;;(__ノ /'"..:::::::::::::/ ...............:::::::::::;;;,;ノ;;::::::::::::::::
:::::::l;;;;;;;;;\;;;;;;;,.(__ ノ;.;:.\:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;/;:::::::::::::::::
::::::::,!::;;;;;;;;;;:.`゙'-、、 ::: \_/::::::::::;;;___,.;-―''"::::::::::::::::::::::::
..::::::::::,!;;;;;:;;;;;:::;;;;;:::;;;;;;`゙ ̄'''冖''―-- ―'";;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:22:32.70 ID:UzeDtNEdO
谷口「どうした、キョン?」
キョン「このメスブタが最近どーも調子に乗ってでだな」
キョン「今からこいつを犯そうと思うんだがお前もどうだ?」
ハルヒ「っ!!ちょっと…!」ガンッ
キョン「てめーは黙ってろ!」
谷口「お!いーじゃん、こいつには中学時代のカリもあるしな」
カリ…ゴクリ…
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:30:16.01 ID:UzeDtNEdO
キョン「なら話しは早いな」
キョン「俺はこいつ抑えておくからお前は脱がしてくれ」ガシッ
ハルヒ「…キョ……ン……やめ…て…」
谷口「任せとけ!涼宮ー、てめえには散々ヤな思いさせられたからな」ハギハギ
ハルヒ「や…やめなさ……」
谷口「ちっ…暴れんなよ!」
キーンコーンカーンコーン
???「こらっ!君達、何してる!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:31:20.95 ID:ExniikUZ0
???「いいぞもっとやれ!ナハナハ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:35:28.57 ID:UzeDtNEdO
???「もう授業が始まりますよ!早く席につきなさい!」
キョン「チッ」
キョン「まあいい、放課後まで楽しみにしてろよ」
ハルヒ「……は…………い………」
24 :
団長 ◇Rumiy//O/.:2010/04/21(水) 20:38:53.11 ID:v3TdQIjqP BE:2093196487-BRZ(10217)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:41:50.64 ID:UzeDtNEdO
――放課後――
キョン「もう邪魔物はいないな」
ハルヒ「………………」
キョン「へっ、昼までの威勢の良さはどこにいっちゃったのかな団長さんよー」グワシャ
ハルヒ(あ……れ…………?)
ハルヒ(さっきまであんなに痛かったのに、何だがだんだん気持ち良く…)バシッ
谷口「あん?随分大人しくなっちまったなおい」ドガッ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 20:47:33.69 ID:UzeDtNEdO
ハルヒ(何なんだろこれ………)
ハルヒ(痛いのに…痛いはずなのに…)
ハルヒ「………も………もっ……と……」グシャ
キョン「あ?何だ?」
ハルヒ「もっと…あたしを……痛ぶって下さい……い……」
いったいどうしちまったんだ・・・
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:00:14.83 ID:2Gmn39/70
どこへ向かってるんだ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:03:25.18 ID:UzeDtNEdO
キョン「んなっ!…」
谷口「こいつほんとにイカれやがったぜ!」
谷口「おいキョン!やっちまおうぜ!」ドカバキッ
ハルヒ「あんたには言ってないわよとっとと消えなさいクズ!」
谷口「」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:08:51.47 ID:ntLVhBd80
ああああああああああああ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:11:06.23 ID:Zv0FTcTY0
面白いと思ったの?
ツマランシネ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:12:33.01 ID:UzeDtNEdO
ハルヒ「キョン、お願いします…」
ハルヒ「あたしのこともっと虐めて下さい……///」
キョン「へっ、いい度胸じゃねえか!」ブン
ハルヒ「んあっ…き……もち……いいよう……」ドガッ
ハルヒ「もっ…と……もっとお願い……しま……あっ!」バギッ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:18:01.04 ID:ntLVhBd80
凱旋門
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:18:44.84 ID:MPk8v+8U0
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:18:55.35 ID:ntLVhBd80
凱・・・・・旋門
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:20:14.85 ID:ntLVhBd80
迷い猫オーバーランいいよね
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:22:27.34 ID:Zv0FTcTY0
つまらんな
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:23:12.37 ID:UzeDtNEdO
キョン「なんか手応え無くてつまんねーな」ゲシッ
キョン「おい、脱げ」
ハルヒ「……え………?」
キョン「服脱げって言ってんだよ!」ガン
ハルヒ「んあ!………は………はい………」
谷口「」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:26:18.53 ID:2cLxloGH0
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
| | ( ./ /
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:29:43.49 ID:Cjo5wQN/0
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
___ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´`
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうして・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 21:45:47.84 ID:F5IlRLpb0
外野の声に惑わされて安易に既定路線を変更するからこうなるという見本
これだからもしもしは
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:08:17.80 ID:F5IlRLpb0
ハルヒ「え?」
キョン「動くな。……よし取れたぞ」パク
ハルヒ「な! ――なにしてんの! アンタ!」ガタ!
キョン「? 何って、米粒取っただけだろうが」
ハルヒ「じゃなくってぇ! その次よ、その次!」
キョン「まさか捨てるわけにもいかんだろうが。俺は農家の方々には最大の敬意を払っているんだ」
ハルヒ「だ、だからってねぇ――!」
みくる「ふぇええ……キョンくん大胆ですぅ……」
長門「………………」
古泉「おやおや」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:09:48.27 ID:Cjo5wQN/0
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゛ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:12:06.83 ID:F5IlRLpb0
ハルヒ「キョ、キョン! あた、あたしのほっぺについてた米粒なのよ!?」
キョン「それがどうかしたか」
ハルヒ「あ、あたしのお弁当なの! わかってんの!?」
キョン「わかってるよ」
ハルヒ「あ、あたしのお弁当なんだから、あんたが食べていいわけないでしょうが! 許可取りなさいよ、許可を!」
キョン「なんだ、だったらお前の口に持ってけばよかったのか」
キョン「流石に俺も、他人に指くわえさせるのは抵抗があるんだが……」
ハルヒ「! っ――」パクパク
みくる「ひぇぇ……! 涼宮さん、金魚みたいになってますぅ……」
古泉「んふ。俗に言う、『あーん』というやつですね」
長門「……ユニーク」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:15:09.28 ID:F5IlRLpb0
キョン「ハルヒ、お前なぁ……いちいち米粒ひとつくらいで騒いでたら、意地汚く見えるぞ」
キョン「女の子なんだから、もっと慎みをもってだな――」
ハルヒ「ば!」
キョン「ば?」
ハルヒ「 バ カ キ ョ ン っ !! あんたなんか知るか!」
タッタッタ...
キョン「(キーン)――――っつ……なんだってんだ、あいつは? いきなり耳元で大声出しやがって……」
古泉「彼女の動揺の意味、本当におわかりにならないんですか? 全くやれやれですね、あなたという人は、んふ」
キョン「お前はその気持ち悪い笑いをやめろ。メシがまずくなる」
みくる「あのぉ、いいんですかぁ、SOS団の会議……涼宮さん行っちゃいましたけど……」
−−−−−−−−−− 終了 −−−−−−−−−−−
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:19:32.06 ID:F5IlRLpb0
キョン「弁当置いたままだし、あいつならすぐに戻ってきますよ」
みくる「だといいですけど……あ、キョンくん、お茶のおかわりいりますか?」
キョン「すみません。お願いします朝比奈さん」
古泉「しかし随分と派手な行動を取られるものですね、あなたも」
キョン「そうか? っつうか、気になるんだよああいうの」
古泉「頬にご飯粒をつけたままの涼宮さんがですか?」
キョン「別にあいつに限ったことじゃない。うちに妹いるだろ、だから、な」
みくる「そっかぁ。キョンくん、お兄さんですもんねぇ」
古泉「日頃から身近な人間の世話を焼く習慣が染み付いてるということですか」
キョン「そんなとこだろうな。行儀悪いのはどうも気になる」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:24:57.31 ID:F5IlRLpb0
みくる「ふふ、涼宮さんもあんな性格ですし、だからこそキョンくんを選んだのかもしれないです」
キョン「はぁ、朝比奈さんもそう思いますか。やっぱり俺って、根っからの奴隷気質なんですかね……」
みくる「もうっ……キョンくん、わかってないです……!」
キョン「?」
古泉「んふ。涼宮さんの相手として、あなたという人材がうってつけだというのは僕も同感ですね」
古泉「それには確かにあなたが長男であるということも、少なからず要因になっているでしょう」
キョン「まぁ、ハルヒは変なとこでガキだからな。見てて危なっかしいのは事実だ」
古泉「同感です。この場だから言える話ですが」
sienn
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:28:52.38 ID:F5IlRLpb0
長門「………………」
チョイチョイ
キョン「? どうした長門? なんかあるのか?」
長門「……それ」
キョン「弁当? なんだ、なんか欲しいおかずでもあるのか」スッ
長門「………………」
スッ、ペト
長門「……取って」
キョン「………………」
古泉「おやおや」
みくる「長門さん、うらやましかったんですねぇ」クスッ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:31:33.97 ID:YuJNqGmm0
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:33:18.77 ID:F5IlRLpb0
ほうかごー
ガチャ
キョン「おいーっす」
ハルヒ「………………」
キョン「なんだ、お前だけか。つうか今日はやけに早いじゃないかハルヒ」
ハルヒ「なによ。掃除当番のあんたより早いのは当然でしょ」
キョン「ちょっとした挨拶だ、突っかかるなって。にしても蒸すな、この部屋」
ガラッ
キョン「そういやお前、昼はあの後どうしたんだ? 弁当広げたまま結局帰ってこなかったが」
ハルヒ「っ、それはあんたのせいでしょ! おかげで午後の授業でお腹鳴りそうになっちゃったわよ!」
キョン「どうせ休み時間には食ったんだろ、そういきり立つな」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:39:18.36 ID:F5IlRLpb0
ハルヒ「っ、もういいわ! このバカキョン! バーカバーカ!」
キョン「ああ、ったく……理屈はわからんが俺が悪かったよ。そうふくれるなって」
ハルヒ「ふんっ!」
キョン「ふぅ、しかし暑い。なんか冷たいものは……」ガチャ
キョン「――ないか。朝比奈さんチョイスのお茶は確かにうまいが、熱いのを淹れる気にはならんな……」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:40:12.35 ID:Zv0FTcTY0
これはつまらん
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:43:28.88 ID:F5IlRLpb0
キョン「なぁハルヒ。なんか飲み物もってないか。自分のは昼に全部飲んじまったんだよ」
ハルヒ「持っててもあげるわけないじゃない。誰があんたなんかに」
キョン「そう言うな。頼む。これじゃ今日の団活が捗らんぜ」
ハルヒ「あんたいっつも古泉くんとゲームしてるだけでしょ。何が団活よっ」
ゴソゴソ
キョン「……おっ!冷蔵庫の奥にペットボトルが隠れてたぞ」
ハルヒ「!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:48:58.64 ID:F5IlRLpb0
キョン「誰のだかしらんが一口頂くとするか」
ハルヒ「ちょ、それあたしのよ! やめて、返しなさい!」バッ
キョン「いつもさんざん奢ってやってるだろうに。こういう時くらい俺に還元しろ」グイッ
ハルヒ「ダメよ、ダメ! 飲み掛けなんだから!」
ゴク
ハルヒ「っ!」
キョン「……ふぅ。ごっそさん」
ハルヒ「」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:52:55.99 ID:F5IlRLpb0
ハルヒ「…………!」プルプル
キョン「ありがとなハルヒ。おかげで生き返った」
ハルヒ「……ょん」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「このっ、バカキョンっ! 飲むなって言ったじゃない、何聞いてんのよあんたっ!」
キョン「……なんだよ……一口くらいでそんなキレなくても……」
ハルヒ「そういうことじゃない! あんた、口つけて――!」
ハルヒ「っ、〜〜〜〜〜〜〜!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 22:52:59.07 ID:YuJNqGmm0
なにこのSS(°∀」(支援)「∀°)超グダグダ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:01:27.23 ID:F5IlRLpb0
ハルヒ「もういい! それ、あんたにあげるわ!」プイッ
キョン「おお、マジかハルヒ! そいつは助かる」
ハルヒ「喜んでんな! この変態! 変態キョン!」
キョン「な、ちょっと待て! 変態ってどういうことだ!」
ハルヒ「変態は変態よ! あたしと間接キスしたいんでしょ! 昼からずっとそればっか狙ってるくせに!」
キョン「っ、おまえ、間接キスってなぁ……! 小学生かよ……」
ハルヒ「うるさいうるさいっ! それ以上近寄るな、変態バカキョ――」
コケッ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:02:02.63 ID:ao74If400
支援
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:02:16.81 ID:Zv0FTcTY0
苦しいだろ?
もう止めちまえよ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:07:17.98 ID:F5IlRLpb0
ドサッ
キョン「! お、おいハルヒ……」
ハルヒ「ッ――――いったぁ……」
キョン「大丈夫かよ……狭いのに馬鹿みたいにはしゃぐから……」
ハルヒ「バカはあんたでしょ――! ――ああもうっ、髪がホコリだらけ……!」
キョン「はぁ……お前な、恋愛は精神病の一種とか言ってるくせに、間接キス意識するのは流石にどうかと思うぞ……」
ハルヒ「――じ、事実は事実でしょ……! あんた、そんなにあたしとキスしたいの……!」
キョン「……やれやれ。ほら、手ぇ貸すから」
ハルヒ「………………」
グイッ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:13:10.43 ID:F5IlRLpb0
キョン「はは、本当に髪がホコリかぶってるな……」
ハルヒ「あんたのせいよ。あんたのせい」
キョン「悪かったよ。ほら、払ってやるからとりあえずここ座れ」
ハルヒ「………………」スッ
パッパッ...
キョン「……と、こんなもんか。たまには部室の掃除もせんといかんな」
ハルヒ「言っとくけど、本来それって雑用の仕事よっ」
キョン「わかってるよ。――ああ、転んだせいか、髪が絡まっちまってるな……」
キョン「ハルヒ、ブラシ持ってるか」
ハルヒ「……なんでよ?」
キョン「いいから出せって」
ハルヒ「………………」
ゴソゴソ、スッ
支援
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:20:33.82 ID:F5IlRLpb0
キョン「カチューシャ外すぞ」
ハルヒ「………………」
スキスキ...
ハルヒ「……あんた、髪梳くのうまいじゃない」
キョン「妹にもよくやるんだよ。あいつ、手が後ろの方に届かないからな」
ハルヒ「………………」
スキスキ
キョン「まぁなんだハルヒ、昼は悪かったよ。あの後古泉たちにもいろいろ言われてな」
ハルヒ「………………」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:25:36.16 ID:F5IlRLpb0
キョン「確かにあのアレは、他人にやるには唐突だったかもしれん」
キョン「ついクセというか、家で妹の面倒見るときのノリが出ちまってな」
ハルヒ「……それって、あたしが妹ちゃんみたいってことじゃない」
キョン「そうだな。はっきり言って、手が焼けるって意味じゃお前ら同じかもな」
ハルヒ「………………」
キョン「……よし、こんなもんだろ。もういいぞ」
ハルヒ「……ふんっ。あんたのせいでこうなったんだから、これくらい当然よねっ」
キョン「しかし無駄にツヤツヤしてんな、お前の髪。ちょっと手触り良かったぞ」
ハルヒ「っ! …………ふんっ!」
ガチャッ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:26:27.72 ID:JZCDfruw0
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:31:35.89 ID:F5IlRLpb0
長門「………………」
古泉「これはこれは……もしかして、僕らお邪魔でしたでしょうか……?」
ハルヒ「っ、有希、古泉くん……!」ガタタッ
ハルヒ「……ふ、二人とも遅かったじゃない。珍しいわねっ」
長門「……掃除当番」
古泉「同じくです」
ハルヒ「そ、そうっ。まぁいいけど」ツカツカ
長門「………………」テクテク
古泉「んふっ」チラ
キョン「変な流し目はやめろ古泉。気色悪い」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:31:59.10 ID:YuJNqGmm0
支援
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:39:39.67 ID:F5IlRLpb0
かえりみち
みくる「今日は遅くなっちゃってすみませぇん涼宮さぁん」
ハルヒ「いいのよみくるちゃん。3年はそろそろ受験のことで大変な時期でしょ?」
みくる「はいぃ、そうなんです……私、あんまり成績いい方じゃないですから……」
古泉「2年の僕らでお役に立てるかわかりませんが、たまには部室で勉強会というのもいいかもしれませんね」
キョン「余計なこと言ってくれるな古泉。こっちは通常授業だけで一杯いっぱいだ」
ハルヒ「だからこそ意味があるんじゃない。何言ってんのよバカキョン」
みくる「長門さんがいてくれれば心強いです」
長門「…………任せて」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:46:59.85 ID:F5IlRLpb0
?「おや――キョン、キョンじゃないか」
キョン「? この声は――」
スッ
キョン「――やっぱお前か、佐々木」
佐々木「やっぱりとは随分だね。寂しいことを言ってくれるじゃないか」
ハルヒ「…………!」
佐々木「こんにちは、皆さん。いや、こんばんは、かな?」
キョン「前にも紹介したよな? 中学時代の友人の佐々木だ」
古泉「ええ、覚えていますよ。またお会いできて光栄です」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/21(水) 23:51:47.40 ID:F5IlRLpb0
みくる「こ、こんばんは……」ペコリ
長門「………………」
佐々木「察するに、例の団の活動の帰り、というところかな?」
キョン「おう、そうだ。そっちは今日も塾通いか? 大変だな」
佐々木「そうでもないさ」
キョン「しかし最近お前とはよく会うな。これも腐れ縁ってやつか」
佐々木「ふふ、君と僕とは赤い糸で結ばれているのかもしれないね」
ハルヒ「……っ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:05:03.11 ID:+iduANss0
キョン「はは、相変わらずジョークがうまいな佐々木は。俺とお前とじゃ不釣合いじゃないか」
佐々木「そうかもしれないね。キョンには僕より相応しい相手がいるはずさ」クツクツ
キョン「こっちの言った意図とは違うが……ま、なんでもいいさ」
ハルヒ「……キョン。そろそろ遅いし、あんまり引き留めちゃ悪いわ」
古泉「………………」
キョン「っと、そうだったな」
キョン「佐々木、塾ってこっから遠いのか?」
佐々木「まぁね。これからバスに乗るつもりだよ」
キョン「そうか……」
キョン「そんじゃぁ、俺のチャリに乗っていくか?」
ハルヒ「――!」
古泉「…………」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:05:52.43 ID:Gp+SwuTY0
ぱーぷるへいず
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:13:34.92 ID:+iduANss0
佐々木「………………」
佐々木「ふふ。キョンの面倒見がいいのは、相変わらずなんだね」
佐々木「せっかくの誘いを断るのもマナーじゃないし。ここは一つ、お願いしようかな?」
キョン「おう。これから死地に赴く友人への、せめてもの手向けさ」
佐々木「勉強が苦手なのも相変わらずか。それでこそキョンだよ」
キョン「つーわけで悪い四人とも。今日は俺はここで」
ハルヒ「………………」
古泉「……いいんですか? 涼宮さん」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:19:52.54 ID:+iduANss0
ハルヒ「……べ」
ハルヒ「別にいいんじゃないっ? 家に帰るまでが遠足ってわけじゃなし」
ハルヒ「友達なんでしょ? なら送ってあげなきゃだわ」
古泉「………………」
みくる「涼宮さぁん……」
キョン「おっし。それじゃ後ろ乗れ、佐々木。カバンはカゴに入るか?」
佐々木「すみません皆さん、友人連れの帰路に水を差してしまって」
ハルヒ「気にしないで。そいつはうちの雑用だから、好きに使っちゃっていいわ」
佐々木「……くす。そうさせてもらうわ」
しえん
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:24:55.90 ID:+iduANss0
カシャコン
キョン「……ところで佐々木、塾ってどっちだ?」
佐々木「僕がナビゲートするよ。君は安心して漕いでくれたまえ」
キョン「おい佐々木、ちょいくっつきすぎだ。もう少し離れてくれ、漕ぎづらい」
佐々木「そうかい? こっちの方が都合がいいと思ったんだが――」
シャー....
ハルヒ「………………」
みくる「あの、すずみやさ……ふぇ……」
長門「………………」
古泉「………………」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:28:02.48 ID:u2G00GHC0
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 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
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80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:30:07.05 ID:caI9Mmbf0
支援
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:30:17.58 ID:+iduANss0
ハルヒ「………………」
ハルヒ「さ。そんじゃ帰りましょっか三人とも」
みくる「……はい……」
ハルヒ「………………」テクテク...
ハルヒ「……それにしてもさ」
ハルヒ「あの佐々木って子、ちょっと変わってる子だったわね」
古泉「……そうですね。確かに、男性相手と女性相手で、喋り方が――」
ハルヒ「ううん。そうじゃなくって」
古泉「………………」
ハルヒ「……なんていうか。そう」
ハルヒ「すごく、大人っぽい感じ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:39:58.51 ID:+iduANss0
古泉「……確かに彼女は大人しめの方でしたが……」
古泉「ですが僕には、同年代の女性より飛び抜けて成熟しているようには――」
ハルヒ「あは、そりゃ古泉くんもすっごい大人びてるもの。古泉くんから見たらそう見えるかもねっ」
古泉「っ、……そう、なんでしょうか」
ハルヒ「でも、古泉くんとはまた違った大人っぽさなのよ。キョンと話してるのとか、なんか堂に入ってる感じっていうか――」
ハルヒ「っ」
ハルヒ「……そっか」
みくる「……涼宮さん……?」
ハルヒ「………………」
ハルヒ「帰りましょ」
長門「………………」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:41:22.59 ID:caI9Mmbf0
支援
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 00:56:02.88 ID:+iduANss0
よくじつ
ガラガラ
キョン「はよーっす」
ハルヒ「………………」
キョン「――ん? ようハルヒ、おまえいつものカチューシャどうしたんだ?」
ハルヒ「……おはよ。今日は外してきたのよ」
キョン「へぇ。てっきりお気に入りの一品だと思ってたんだが。中学のころからの――」
ハルヒ「? 中学がなに?」
キョン「っ、や、なんでもない。なんでも」
キョン「しっかし……入学当初以来だな、お前の違った髪型見るのは」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:01:56.53 ID:+iduANss0
キョン「久しぶりのせいか、なんか少し新鮮だな」
ハルヒ「気分を変えてみたのよ。日々のちょっとした演出ってやつ」
ハルヒ「……なんとなく子どもっぽいし……」ボソ
キョン「? なんか言ったか?」
ハルヒ「いいの、こっちの話」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:04:49.48 ID:caI9Mmbf0
支援
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:05:26.81 ID:+iduANss0
ハルヒ「それよりキョン、また今日も遅刻ギリギリよ」
キョン「おっと。団長様のいつもの金言、『時間は有限だわ』か?」
キョン「朝の寝起き前の5分は、夜中の睡眠1時間にも匹敵するっていうぜ」
ハルヒ「……なに。最近キョン、眠れてないの?」
キョン「え? あ、いや……」
キョン「別にそういう話でもないが……」
ハルヒ「そ。日々の団活でてっきり疲れてるのかと思ったわ」
キョン「………………」
キョン(なんかいつもと様子が違うな……?)
キョン(不機嫌になってるって感じでもなく……なんだ? この感じは)
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:12:22.24 ID:+iduANss0
ハルヒ「――ところでキョン、昨日の佐々木さん、あの後どうしたのよ」
キョン「ん、あー……どうって、別に。あいつの通ってる塾まで送って、その後帰った」
ハルヒ「彼女、なかなか面白そうな子よね。あたし、今度会っていろいろ話してみたいわ」
ハルヒ「悪いけどキョン、彼女に連絡して、一席設けてくれないかしら?」
キョン「ああ、別に構わん――と思うぜ。あいつもお前のことは、興味持ってる風だったからな」
ハルヒ「ありがと。お願いね」
キョン「おう」
キョン「………………!?」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:17:23.36 ID:+iduANss0
キョン「……なぁハルヒ。今お前、俺に礼を言ったか?」
ハルヒ「? ええ、それがどうかした?」
キョン「………………」
キョン(ありえん! あのハルヒが、俺に頼みごとして、その上に礼だ!?)
キョン「……これは天変地異の前触れか……?」
ハルヒ「なにいってんの、変なキョンね。あ、岡部来たわよ」
キョン「………………」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:23:16.93 ID:+iduANss0
2げんめ、たいいく
ザワザワ...
谷口「ったくよぉー、このクソあちぃのにグラウンドなんか走ってらんねーぜ、なぁキョン?」
キョン「女子との合同でタイム測定だぞ。お前にとっちゃ願ったり叶ったりじゃないのか?」
谷口「それとこれとは話が別だ」
国木田「タイム測る以外は座って見てるだけじゃない。かえって楽だと思うけどね」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:29:52.56 ID:+iduANss0
谷口「まぁ、女子の汗を吸った体操着姿というのもオツなもんだけどな」
キョン「谷口やめろ、マジで変態じみてる」
国木田「あ、キョンほら、涼宮さんだよ。涼宮さんの走る番だ」
キョン「なんでそれをいちいち俺に言うんだお前は」
タッタッタッタ...
谷口「うへー。相変わらずはぇーな涼宮のヤツ。あれで運動部じゃねぇんだから本職は哀れなもんだ」
国木田「でも心なし、去年の体育祭より速度が落ちてるような――」
キョン「――!」
ズザァッ...
谷口「おわ、涼宮のヤツ転んだぞ。あいつが転ぶなんて初めて見た……」
国木田「挫いたみたいだったね……大丈夫かな、涼宮さん」
キョン「……ちょっと見てくる」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:41:12.33 ID:+iduANss0
谷口「あ、おいキョン――」
国木田「はぁ。なんだかんだ言って、心配なんじゃないか。谷口、僕らも行ってみようよ」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ハルヒ「…………ッつぅ」
阪中「だ、だいじょぶ? 涼宮さん」
ハルヒ「ん、平気――じゃないかも。挫いたみたいね……」
阪中「えっと、保健室まで肩貸そうか――って言っても、わたしこれから測定なのよね……」
谷口「はーい先生! ここはキョン君に連れ添ってもらうのがいいと思いまーす!」
キョン「ば、谷口! 何の真似だ!」
阪中「なによあんたら、わざわざ野次馬に来ないでよね!」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:50:24.18 ID:+iduANss0
谷口「いやでもよぉ。涼宮、歩けねーんだろ? キョンのヤツもう測定終わってるし、肩貸してやったらどうだよ?」
国木田「そうだね。キョンしか適任いないだろうし」
キョン「お前らなぁ……そんなのハルヒが許すわけないだろ」
ハルヒ「あたしは構わないわ。むしろ助かる」
キョン「っ、おいハルヒ!?」
ハルヒ「不覚だったわ、野球部が昨日使って、グラウンドが整備されてなかったみたいね。あんな転び方したの久しぶりよ」
ハルヒ「おかげで挫いちゃって……ちょっと一人じゃ歩けそうにないわね」
キョン「……本当に大丈夫か、お前」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 01:57:20.80 ID:+iduANss0
ハルヒ「湿布貼ってもらえば平気よ。ただ、肩貸して欲しいのは本当」
キョン「まぁ、お前が気にしないってんなら肩くらい貸すが……」
谷口「ヒュー! やっぱお似合いだぜお二人さん!」
キョン「茶化すなアホ口。……あーっと、それじゃ、ハルヒ……」
ハルヒ「ん。悪いわね、お願い」スクッ
国木田(なんか素直だな、今日の涼宮さん)
阪中(どうせならキョン君のお姫様だっことか、見てみたいのね!)
谷口「ちゃんと授業時間内に戻って来いよーキョーン!」
a
!vip2:stop:
---
グランドプリーストのかなりの攻撃
MP342使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (450/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは4回目のダメージを受けた (465/1000)
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 02:02:30.81 ID:g46SV9LaP
これは支援しようじゃないか
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 02:02:48.67 ID:SYur8zKg0
は?
q
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP245使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 465)
このスレは5回目のダメージを受けた (615/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (765/1000)
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/22(木) 02:03:58.18 ID:SYur8zKg0
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP288使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 765)
このスレは7回目のダメージを受けた (915/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1065/1000)
このスレは・・・
停止しました。