律「閣下、今後の方針を決めていただきませんと・・・」　

唯「うむ・・・・・」

律「このままでは野党にも示しがつきませんし、早々にお決めいただかないと・・」

唯「わかっている！」

律「はっ！し、失礼いたしました！」

唯「明後日、安全保障会議を開く！準備をいたせ！」

律「はっ！かしこまりましてございます！」

澪「よろしいのですか？議長。安保委員長は野党第二党、中野梓ですが」

唯「かまわん・・・奴には失脚してもらう」

次の日　国家安全保障局地下駐車場

秘書「中野先生、こちらへ」

あずにゃん「うむ」

？「中野梓ァ！死ねぇぇぇ！！」

パン！パン！

あずにゃん「ぐヴぉああああ！！！」

ゴキブリ政治家死す

議長執務室

律「・・・では、金融長官には私が指示を出しておきます」

唯「ああ、よろしく頼む」

ドンドン！

律「なんだ！会議中だぞ！」

憂「もっもうしわけありません！」

唯「なんだ、緊急の用件か？」

憂「はっ！国家安全保障局の中野委員長が・・暗殺されました！」

律「なに！？」

唯「容疑者は！？どこの者だ！！」

憂「はっ！野党第二党、真鍋和議員であるとのことです！」

律「真鍋・・・あの真鍋か！？」

憂「はい、二年前に議長閣下の襲撃事件において容疑者の最右翼と目されていた女です」

唯「ほう・・・・わかった。では私が安全保障局委員長を兼務しよう」

バタン！

律「・・・・・」

唯「・・・・・」

律「閣下」

唯「なんだ・・・」

律「本当に・・・あの計画を実行なさるのですか？」

澪「田井中事務次官」

律「・・ああ、わかっている。わかってはいるが・・・」

唯「我らがやらねば・・誰がこの国を変えるというのだ」

律「そう・・・ですな」

澪「そうです。そのために私たちはここまで来たのです。」

澪「そう・・・それこそ血を吐くような思いをして・・・」

安全保障会議当日

唯「私が、連邦最高評議会議長兼国家安全保障局委員長の平沢唯である！」

唯「先日、暗殺された中野梓委員長の代わりとして私が委員長職を兼務する運びとなった」

唯「なお、この処置は暫定的なものである。後継の委員長には秋山澪統幕議長に兼務してもらうこととなる」

唯「では、これより国家安全保障会議を開く」

唯「今回の議題は・・・・・」

憂「閣下！議長閣下！」

唯「なんだ、こんな時に！」

憂「連邦軍南部軍管区とその直属部隊がクーデターを起こしました！」

律「なんだと！？首謀者は！！？」

憂「はっ！報告によりますと旧中野派と野党の一部の者が画策したようです！」

地球連邦軍の話？

憂「・・首謀者からの声明が発せられました！」

唯「読み上げろ！」

憂「はっ！『悪逆元首平沢唯殿とその一派の者へ。』」

『我々は蜂起する。平沢唯による悪政に屈服することなく、またこれを是としない
一部の軍閥は、本日をもって連邦の指揮下を離れ平沢政権の打倒を実行する。』

憂「・・以上です！！」

唯「おのれ・・・・・国賊共が・・・・・」

澪「閣下、議長府直轄の殲滅部隊の出動を進言いたします。指揮は私が」

唯「うむ、出動を許可する。それと空軍指揮所にも連絡を」

唯「戦術航空飛行隊は全機発進させよ！」

澪「はっ！早急に指示いたします」

唯「それと報道各局に報道管制を！」

律「はっ！」

唯「・・・・・という夢を見たんだ」

律「」はぁ？なんだよその夢はｗｗ

澪「私が・・・とうばくぎちょう・・・・・はずかしい///////」

梓「ひどいです！どうして私が真っ先に殺されるんですか！？」

紬「私・・・は？」

唯「あずにゃんもむぎちゃんもごめんね〜//」

律「ま、まあ二人とも！夢の話だから！」

梓「そう・・ですよね！夢の話ですもんね！」

紬「そ、そうよね・・・夢の話・・夢の話・・・・・・」

To Be Continued