もう春なので僕だって東方の風見幽香さんと過ごしたい

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
東方の風見幽香さんを一ヶ月間愛し続けた
僕の愛する風見幽香さんを新年も愛し続けてみた
二月も風見幽香さんと愛し愛される生活を送ってみた
の人ではない

今日はあの人まだ来てないみたいね
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:38:47.10 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/01

ゆうかりんと星を見たい
ゆうかりんと春の夜空を眺めたい
もう幻想郷も春だなァなんて思いながら自室で本でも読んでると、ゆうかりんが突然部屋に入ってきて言うのよ。
「星でも眺めましょう」って。ちょうど佳境に入ってきたところなんだけどなんて言って抵抗を試みるんだけど、
ゆうかりんはわざわざ部屋の中で待っててね、こう無言のプレッシャーを掛けてくるんだよ。
そっちを向いてみるとすごくムスッとして立ってるんだよね。
そんな顔似合いませんよと思ったから、"それじゃ行きましょう"、って言ったんだ。それを聞いた途端にゆうかりん笑顔になるんだよね。そう、そのほうがいい。
幻想郷はまだ文明も発達してないしさ、その中でもゆうかりんハウス周辺は全然明かりがないんだよね。だから星がよく見えるの。
そしてね、畑の端の方にあるベンチにふたりで腰掛けるんだ。
このベンチはゆうかりんが設置したものでね、風情というのがよくわかってるからゆうかりんは素敵なんだよね。
二人でしばらく、会話もせずに座っていたんだけどね、ふいにゆうかりんが僕の方にすり寄ってくるんです。
もう春も近くなってきたけどまだ夜は寒いんでね、あぁゆうかりん寒いのかな?と思ってもう少し密着する形にしたんです。
そしたらゆうかりんがね、「あら、今日は積極的なのね」って。"いやそんなつもりは無いんです、すみません幽香さん"、って言うと
ゆうかりんちょっと不機嫌になってさ、「理由なんてどうでもいいのよ」って。気を悪くしたかな?って思ったね。
二人ともしばらく口も開かなかったんだけどさ、いくら肌寒いとはいえ密着してると暑くなってくるのね。
人ってのは案外暖かいもんだよね。ゆうかりんみたいな妖怪でも同じなんだなぁって、ちょっと嬉しくなったよ。
さっきの事もあったししばらくは我慢してたんだけどね、いい加減暑いんです。いい加減。
ゆうかりんの方をチラッと横目で見たりするとね、ゆうかりんも暑そうなの。
肌も少し上気してきてね、ちょっと色っぽいなんて思ったけどね、流石に我慢したよ。
そろそろいいかと思ってね、声を掛けたんだ。"ちょっと暑くはありませんか?"って。
でもゆうかりんはね、「私はまだ寒いわ」なんて言うんだ。まったく意地っ張りだね。
しばらくするとね、ゆうかりんがいつのまにか寝てるんです。
寝るんなら家の中にして欲しい、と伝えると「今日はここで寝るわ」、なんて言い出すの。
困ったけどね、すぐその場で自分にもたれ掛かるようにしてまた寝てしまったもんだから、仕方なくそこで自分も寝たんです。
寝る前に見させてもらったんだけどね、ゆうかりんの寝顔ってすごく安らかなの。
死んでるのかって思うくらい。そこでほっぺでもつつこうとしたらね、ニュッと手が伸びてきて指をしっかり握るんですよ。
指痛い折れると言うとね、ゆうかりん薄目を開けて「私今すごく眠いのよ」って。ゆうかりんの安眠を邪魔しちゃいけないね。それだけは確かだよ。
幽香愛してる
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:39:46.50 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/02

ゆうかりんと水やりをしたい
ゆうかりんと花に水をやりたい
もう野にも少しずつ花が目立つ季節になってきたからね、自然を愛するゆうかりんは畑の花に水をあげるんです。
ゆうかりんの畑は結構幻想卿中にあるからね、遠出になることもあるんですね。
その日は家からかなり離れたところまで行ってね、「ここはまだだったかしら」なんて言いながら水をあげ始めるんですよ。
当然僕も手伝うんですがね、なにしろ慣れてないものだから要領が悪くて、ゆうかりんよりずっとペースが遅いんです。
流石にゆうかりんは花を操る程度の能力だけあってね、どれくらいが丁度良いかってのをよく理解してるんだよね。流石。
ゆうかりんってば鼻歌なんか歌っちゃってね、あれは今昔幻想郷だったかな?とても微笑ましい様子でしたよ。
するとね、突然背後から水を掛けられるんです。バシャァって。
何の前触れもなく冷水をぶっかけられたものだから、そりゃ驚きますよ。誰だってそうなる。僕だってそうなる。
振り返るとね、ゆうかりんがニコニコしながらこっちを見てるんです。一体何?って訊くとね、「早く育つといいわね」って。
"いや僕植物じゃないんで水をぶっかけられても育ちませんよ"言い返すんだけどね、「そんな事を言ってるんじゃないわ」だそうで。
何が言いたいのか僕にはさっぱり分からないんだけどね、まぁゆうかりんが愉しそうにしてるからいいか。
そんなこんなで水やりを終えるまでずぶ濡れの状態だったんだけどね、帰り際になったらゆうかりんがボソッと言ったんだよね。
「こんなにも馬鹿真面目だとは思ってなかったわ」って。
結局何がやりたかったんだろうなぁ。
それと、長い間濡れた状態で居たものだから、風邪を引いちゃったんだよね。酷い事するよねゆうかりんも。
それでも幽香愛してる


追記

遂に花映塚Lunaクリア!
努力は実るもんだね!
ありがとうゆうかりん!
ヤッタネ!
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:41:43.90 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/03

ゆうかりんに看病されたい
ゆうかりんにそっけなく看病されたい
はい、僕は風邪を引きました。39度近い高熱です。昨日の事があったせいだね!
そうなるともう起きているのもつらくてね、自宅で臥せっているぐらいしかできないんですわ。
そうしてるとゆうかりんが部屋に来てね、「大丈夫?」なんて声をかけてくるのさ。いやゆうかりんが原因だけどね。
正直言ってつらいです。体の中の核融合で俺のビッグコアが炉心融解です。でもね、心配そうなゆうかりんを見てたらつらいだなんて言えませんよ。絶対。
大丈夫だから風邪がうつらないうちに離れた方が良いよ、と帰そうとするんですがね。「どう見ても大丈夫じゃないわ」なんて言って引き下がらないんですよね。
こっちが病気だとね、柄にも無く優しく接してくれるんですよ。
ちょこんと布団の横に座ってね、やれ氷のうを替えるかやれ汗はかいてないか、などと甲斐甲斐しく世話をしてくれるんです。
ただ、看病なんて慣れてない物だからとても要領が悪い。横になっているとね、台所の方からドタンバタンと聞こえてくるんですよね。
一体何と戦ってるのかって訊いたらね、料理をしようとしていたらしいんです。
普段は僕が二人分のご飯を作ってるんでね、ゆうかりんはここ1年以上まともに料理なんてしなかったらしいんです。
それに元からあんまり器用な方ではなかったんでねすよ。危ないから僕がやると言ったんですがね、「貴方は黙って寝てなさい」って。
"これはあくまで個人的な見解ですが、包丁は普通逆手に持つ物では無いと思います。それにそんなに力を入れたらまな板まで真っ二つです"
そう言った矢先ですよ。愛用のまな板が真っ二つになったのは。
怪我しなかった?って心配するとね、「慣れてないんだから仕方ないじゃない!」って怒るんだよね。しかも少し涙目なの。
不器用な所を見られるのが嫌なのか僕を強引に寝室に寝室に連れてって布団ごと簀巻きにするんですよ。
顔ぐらいしか動かせないからゆうかりんの作ったご飯を食べるのには本当に苦労しました。
ちなみにメニューは塩辛い煮物、半分炭化した野菜炒め、えらく皮を厚く剥いた林檎でした。味付けも極端に偏っていました。でもゆうかりんが食べさせてくれたから大満足です。
"僕はもう寝るから幽香さんもお休みになっては?"と言ってみてもですね、完全に治るまで傍に居ると言って聞かないんですよね。
本当に頑固なんだからもう。ゆうかりんには悪いけどね、起きているのもつらいのでその後すぐ寝たんです。
そのまましばらく寝たんですけどね。夜中に目が覚めたんですよ。暑くて。ゆうかりんも布団の横で寝てるんだよね。タンスに寄りかかって。
まだここに居たのかと思ったんですけどね、いつも僕を家具のようにしか扱わないゆうかりんがこんな事をしてくれるなんて珍しいなと思うと、素直に喜べますよね。
明日は熱が下がってるといいんだけどね。ゆうかりんにこれ以上無理させたくないしね!幽香愛してる!

P.S.
新作ですってよ。十日ちょっと前に突然発表するなんて神主も人が悪いねぇ。文花帖のキャラを一新ですって。
この前の人気投票でも謎の高順位になっていたし、これは登場フラグかも分からんね。
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:42:43.29 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/04

ゆうかりんと戯れたい
ちっちゃいゆうかりんと戯れたい
起きたときはいつも通りだったんですよ。身支度を調え、ゆうかりんを起こしに行く。ここまではいつも通り。
しかしね、今日のゆうかりんはいつもと様子が違ったんですね。
まずなかなか起きない。いつもは起こすとすぐ起きるんですよ。それはもうシャキっと。
今日はシーツを被ったままで全然起きようとしないんですよね。
もしかしたら僕の風邪がうつったのかな?と思いましてね、意を決してシーツを剥いだんです。
そこに居たのはね、ぶかぶかのパジャマを着た幼女だったんですね。
ゆうかりんは普段でもまだ乳臭い所が残るというかね、もう少女真っ盛りな女性なんですけどね。
今日はちょっと幼すぎと思うんだよね。それはともかく、目を擦りながら気だるそうにこっちを見るゆうかりん(幼)はとても愛らしいものでしたよ。
どうも記憶はしっかりしていて、僕の事は分かるみたいだけども、幼女になってる自覚が無いみたいなんです。
時計を見てね、「ちょっとー!もうすこしはやくおこしなさいよー!」なんて言うんですよ。んな理不尽な。
まぁともかくゆうかりんには違いないんでね、ゆうかりん(幼)に朝食を作ってやることにします。
ゆうかりん(大)の時は静かに待っていてくれたんだけどね、ゆうかりん(幼)はともかく喧しいね。マダー?チンチンって。
朝食を持っていったら持っていったで、がつがつ食べて「おかわり!」なんて言うんです。
僕の分も分けたんですが、まだ足りないらしく、食器をカチンカチン鳴らすんですよ。こんなに食う幼女がほかに居るんだろうか。
朝食が終わると、すぐに散歩に行こうと言い出すんですね。
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:44:48.61 ID:qBZ9LXLv0
長文いいねぇ
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:44:49.98 ID:kxzr5ad0O
なんだかゆうまか
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:44:50.47 ID:CqMdkc4Q0
朝食が終わると、すぐに散歩に行こうと言い出すんですね。
これは別段珍しいことでもなくて、日課になっていることなんですが、流石にパジャマのまま外に出るのは憚られたんで、まずは着替えさせたんです。
ゆうかりん(幼)に合うような服があったかなと思い探してみるとね、ありましたよ。いつも着ているのと同じチェック柄のもんぺ。
いつもは見ることなんて無いゆうかりんのクローゼットを漁ってたら出てきました。これで外出服は確保ですね。
それを持って食堂へ戻るとですね、ゆうかりん(幼)が椅子に座ったまま寝てるんです。まだ寝るのかと。育ち盛りかと。
揺り起こすとね、「はやくいくわよ!」って急いで出て行くんですね。子供らしい。
引き止めて着替えさせましたよ勿論。本人はパジャマでも問題無いようだけどね。いや別に性的なことはしませんよ?
僕ロリコンじゃないんで。「小さなクレヴァスに俺のウォーリアーをスピンオンしてヒィヒィ言わせたいよーwww」なんてプッツン野郎ではないんで。
いつもはゆっくり歩きながら散歩を楽しむってのがゆうかりんのスタイルなんですがね、ゆうかりん(幼)ははしゃいで飛んで行っちゃうんですね。
ギューンって。ついていくのだけでも精一杯でしたよ。僕が全力疾走なのに向こうは楽しそうにギューンですよ。可愛らしい。
しばらく飛び回った後、唐突に降りてきたかと思うと、「つかれた!もうかえる!」なんて言っておんぶをせがむんですね。
おんぶして家まで連れて帰ったんですがね、途中で寝てしまったようでした。
家に帰っても寝たままなんでそのままベッドに寝かせておいたんですよ。
夕方に差し掛かった頃にゴソゴソ音がするかと思ったらね。起きてきて、「おなかすいたー」ですよ。朝あれだけ食べたのにまだ食うかと。育ち盛りかと。
食べたらすぐにまた寝てしまうしね。大変な一日でしたよ。ゆうかりんにもあんな頃があったんだろうかね。今度誰かに訊いてみようか。
幽香(幼)愛してる
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:45:52.88 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/05

ゆうかりんを揉みたい
ゆうかりんを揉みしだきたい
今日は少し遠出をしたんですよ。はるばる天界まで。
この間の地震でゆうかりんの畑も被害を受けてね、一つのけじめ、ということで天人に弾幕勝負を挑みに行ったんですがね。
なかなかいい勝負でしたよ。
辛くも勝利を収めたんで夕方まで天界を散策して帰ってきたんですがね、ゆうかりんはずいぶん疲れた様子でね、家に帰った後もソファに座ってポカーンとしてるんですね。
その様子を見てね、これでは格好がつかないなと思って、揉んでやろうかと思ったんです。
いや、ヤクザのボスが部下に言う「てめぇらこいつ揉んでやれや!」の揉むではなくね、
強姦魔が仲間に言う「おい、胸空いてるからお前揉んでやれよwww」の揉むでもないんです。肩ですよ。肩。ロース。
幽香さん、肩揉みましょうか?って訊くとね「あー……お願い……」ってなんともだるそうに言うんですね。
これは重症だと思い、服の上から肩を揉み始めたんですがね、ずいぶん凝ってるんですね。
いつも僕に任せるからそんなに重い物も持たないのになぁと思ったんですがね、思い出したんですよ。
そういえば今日天人の撃ってくる岩を傘で打ち返してたりしてたなぁと。
あの持ってる傘も特別製の様でね、前に持とうとしたら一ミリたりとも持ち上げられなかったんですね。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:46:46.69 ID:CqMdkc4Q0
あの持ってる傘も特別製の様でね、前に持とうとしたら一ミリたりとも持ち上げられなかったんですね。
それはともかく、ゆうかりんの肩があまりにも凝ってるもんだから全然揉めなくてね、しかも服の上からだから滑って揉みにくいんですよ。
するとゆうかりんが振り返ってこっちを睨んでね、呆れたように「力が足りない!直接揉みなさい」って言ってね、
上着を脱ぎだすんですよ。ブラウスも脱いでね、上半身裸の状態になったんですよ。
揉みやすくなったんで渾身の力を籠めて揉むとですね「んん………あぁ、その調子よ」って笑うんですよ。
褒められたものだから頑張って揉んだんですがね、こっちが腱鞘炎になるかと思いました。
十分くらい揉み続けた頃ですかね、「もういいわ、ご苦労様」ってそっけなく言うと、ソファを立って寝室のほうへ行ってしまったんですがね、途中で思い出したように引き返して来ると、
「ご褒美がまだだったわね」なんて言って僕をうつぶせに寝かせてね、馬乗りになって肩を揉んでくるんですよ。むしろ疲れてるのは腕なんですけどね。
ゆうかりんは僕が人間であることを計算に入れずに容赦なく力を加えてくるんですよ。
肩の筋肉を引きちぎられるかと思いましたがね、こっちが辛そうにしてるのを見ると、多少は加減してくれたようでした。
それでもまだ十分痛かったけどね!幽香愛してる!
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:47:39.12 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/06

ゆうかりんとお洒落したい
ゆうかりんに服装について咎められたい
「貴方っていつも同じような服を着てるわよねぇ」ある日の昼ごろ、ベランダでのんびりしてると急に隣からゆうかりんが話しかけてきたんですよ。
基本的に僕は幻想入りした時の服や香霖堂で売られていた数少ない外界の服を着まわしていたんですがね、やっぱりゆうかりんにはダサく見られていたんですね。
そんな事を言ってもこれぐらいしか着る物が無いんです、ってやんわり反論しても顔をしかめたままでね、何か思い悩むような表情なんですね。
すると突然、「アリスにでも頼みましょう」って言うとね、
「今日は私一人で散歩に行くから貴方は家の掃除、洗濯、夕食の準備をしておきなさい。分かったわね?」って言い残す飛んで行ってしまったんですよ。
アリスさんの家に何をしに行ったのかは気になっていたんですがね、今朝、自室のハンガーに掛けられた物を見たらね、その疑問は氷解しました。
そこに掛けられていたのは綺麗に仕立てられた執事服だったんですよ。
なんでここにあるのか疑問に思ったんですがね、
いつも着ている服が撤去されてクローゼットの中まで替えの執事服に替えられていたんでね、素直にそれを着てゆうかりんを起こしにいったんですよ。
執事服を着た僕を見たゆうかりんはね、嬉しそうに微笑むと「あら、着てくれてるのね」って。いやこれしか着る物が無かったんですよ。
朝食の間とかもゆうかりんはこっちを時々見てね、どんな感じかと試していたようなんです。
しかしね、突然ため息をつくと、ゆうかりんはくすくす笑って
「やっぱり似合わないわねぇ。あなたじゃどう考えても三枚目、いやそんな程じゃないわね、村人Aが限界よ」なんて言うんですよ。
そんなことを言うんなら替えなければ良かったんじゃないか、と思うとね、
「でも、しばらくはそれで居るのよ。従者が小汚い格好をしてるんじゃ、私の品位が誤解されかねないわ」って言ってまたくすくす笑うんですよ。
思えばゆうかりんは結構容姿に気を使う方なんですよ。
いつも着ているチェック柄の洋服はクローゼットの中にいくつも掛けられていてね、いつでも綺麗なのを着られるようにしているんです。勿論整備するのは僕ですが。
ゆうかりんはいつもいい香りがするしね。いつだったか、その香りは何の香りなのか、って訊いてみたんですけどね、
「ああ、これは花の香りよ。私の集めた幽かな花の香り。素敵でしょう?」って。勿論ですとも。
僕は執事服を着ていつも通り仕事をしていたんですけどね、ゆうかりんはああ言ってはいたけれど結構気に入ったみたいでね。
「今度他にも頼んでくるわ、期待してなさい」って言って香霖堂から買ってきた外のファッション雑誌を読み漁っていました。
 「何?この前仕立てたばかりなのにもう次が要るの?」「いいえ、違うわ。次は和服よ」
 「えぇ?今度は和服ぅ?あんた私を服屋と間違えてるんじゃないでしょうね!?」「あら、違ったの?ごめんなさいね。今度から覚えておくわ」
 「仕方ないわねぇ……お代はしっかり貰うわよ」
――と、こんなわけで僕の初めての執事服体験はクソミソな結果に終わったのでした……幽香愛してる……
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:48:28.06 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/07

ゆうかりんの髪を切りたい
ゆうかりんの髪を整えたい
今日ゆうかりんが髪を切りたいと言ってきました。もう暖かくなってきて宴会も増える時期なので髪を整えたいそうです。
という訳でこれからゆうかりんの髪を切ろうと思います。
使用するのはこちら、大鏡、散髪用ハサミ、服に髪が落ちないようにするビニール製の肩から掛けるアレ。
ゆうかりんは「あなたの好きなようにしなさい」なんて言ってるけど本人に確認しつつちょこちょこ切っていきます。
もし下手にハサミを滑らせでもしたらゆうかりん怒るしね!
髪は女性の魂だと思うんですよ僕。男の魂はドリルとレーザーとミサイル。
ほら、古人はうなじにもエロスを感じていたでしょう?髪にはそれだけの魅力があるんです。
おっぴろげでは駄目なんです。僕はあえて隠す所に、奥ゆかしさを感じるところを愛でたい。ジャパニーズ紳士としてはね。
改めてゆうかりんの髪を見てみましょう。ウェーブのかかった、いやクセっ毛(九摂家ではない)と言ったところでしょうか、色は緑、それも若草色といった風合いです。
本業が床屋というわけでもないんでね、鏡を覗きつつ、バランスが取れるように切っていくんですが、鏡を覗き込んだ時に時々ゆうかりんと目が合うんですね。
髪を切られているんで、特にやることもなく退屈なようですが、目をつぶる訳でもなく、自分の髪が切られていく様をじっと見ているんです。
そこで私が覗き込むわけだから、目も合いますよ。
ゆうかりんの紅い目が鏡を通して私の目のじっと覗き込むんです。ゆうかりんの目には若干の興味が垣間見え、口にはさも愉快そうな微笑み。
目が合っているのは流石に気まずい様で、顔を動かさずに視線だけ外すんですが、その様子を想像してごらんなさい。どうです?可愛らしいでしょう?
"幽香様、前髪を切るので目をつぶってもらえますか?"と私が言いますとね、
ゆうかりんは「変な気起こさないでよ?」ってそんな気は起こしませんよ。手を出そうものなら命の保障もできない。
まぁそれからしばらくして髪を切り終えたんですがね、ゆうかりんは椅子から立つなり、
「随分と軽くなった気がするわ、ありがとう!」って上機嫌なんですよ。まったくもう。
ゆうかりんは「貴方の髪も切ってあげようかしら?」なんて言うんだけどね、奇妙な髪型にしたいという願望は無いんで遠慮しておきました。
幽香愛してる
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:49:27.83 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/08

ゆうかりんに膝枕されたい
ゆうかりんの太ももの感触を堪能したい
今日の朝、洗濯をしている時でした。ゆうかりんの家では外から流れ着いた旧式の洗濯機を使っており、ガランガランと非常に音がうるさいんです。
その音があったものだから、ゆうかりんが呼んでるのに気づけなかったんですね。
後から呼び出されて、「何でさっき来なかったのかしら?」と訊かれたんでね、"聞こえませんでした、次からは善処します。"と答えたんです。
しかしながらゆうかりんは気に入らないようで、耳が遠くなってるのではないか、としつこく訊いてくるんですね。
何も問題は無い、と返すんですが訊く耳を持たず耳かきをすると言うんです。
僕だって耳かきぐらいはひとりでできるもん!と反論しても当然聞かず、
絨毯の上にに正座をすると太ももをポンポンと叩くんですよ。こっちへ来なさい、と言わんばかりに。
ここで僕は気づきました。これはご褒美なのではないかと。耳かきと称しつつも僕に太ももの感触を味わわせてくれるのかと。
そうと分かれば断る理由も無い、そう思い、ゆうかりんの太ももの上に頭を乗せたんです。
この時、顔はゆうかりんとは逆の方向に向けていました。片耳だけ耳かきをするということは無い筈です。お楽しみは後の為に取っておきましょう。
さてゆうかりん、僕が頭を落ち着けると同時に耳への攻撃を開始します。先が曲がった木製の細長い棒を耳に突き入れ、耳内を蹂躙します。
ゆうかりんはしきりに「大丈夫?変なところまで入ってないかしら?」と訊いてきますが"問題はありません。大丈夫です"と返事をすると――
その刹那――耳の中奥深くまで異物が進入する気配、激痛、プツッという音――――――嗚……呼……――――
!?ゆうかりんもこれには驚いたようです。慌てて耳かき棒を引き抜くと、そこには血が付いています。
さっきの一突きで僕の鼓膜は哀れにも決壊してしまったのです。
いままで誰も、自分さえも触れなかった秘部を無理やり突き抜けられたのです。
ゆうかりんもなにをやったか気づいたようで、慌てて僕を担ぎ上げ幻想郷の空を飛びます。
目的地は迷いの竹林、永遠亭です。そこの赤青の薬師の人に薬を貰い、ゆうかりんと一緒に僕は帰ってきました。
「ごめんなさいね、加減が分からなかったものだから」
ゆうかりんは珍しく畏縮したようになっており、いつもより小さく見えました。薬を飲み、しっかりと傷口を塞いだ後に僕が思い出した事があります。
まだやっていない事があったと。ゆうかりんの部屋に行き、頼むことにします。もう片方の耳をかいてくれ、と。
幽香愛してる
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:50:32.62 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/09

ゆうかりんと添い寝したい
いやらしい意味ではなくゆうかりんと寝たい
今日はえらく寒い日です。寒の戻りというヤツですね。
ゆうかりんは寒いのが好きではないので、一度は仕舞った厚手のコートを引っ張り出して朝の散歩に出かけていきました。
帰ってきた時に肩が震えていたので寒かったでしょう、と声を掛けたんですがね、
「コートを着ていたからむしろ暑かったぐらいだわ、また仕舞っておいて頂戴」とコートを脱いで僕に渡すんですよ。
夜もずいぶん冷え込むようなので、ゆうかりんにとっては寒かろうと思って湯たんぽをベッドに入れておいたんです。
さて、僕が寝てから30分も経った頃ですか、ゆうかりんが僕の部屋に入って来ると僕を叩き起こしたんです。
一体こんな夜中に何の用かと思えば、湯たんぽでは暖かさがまだ足りないらしく、
「ほら、今日は寒いから一緒に寝なさい」って手を引っ張るんですよ。
そのままゆうかりんに引っ張られてゆうかりんのベッドまで行ったんですが、
いつもは一人で寝るので当然ゆうかりんのベッドは二人がゆったりと寝られる程の幅はありません。
なのでね、どうしても体が密着する形になるんですね。
寝るのに人の体があたるのは不快かと思い、なるべく端の方で寝ようとしたんですがね、ゆうかりんは僕を引き寄せると、
「寒いから呼んだのに離れられたら意味が無いでしょうが」って僕を抱き寄せるんですよ。
実年齢はともかく、年頃の娘が男を寝床に呼ぶのは如何なものだろうか。
そう言って諌めても、「あら、それはひょっとしてギャグで言ってるのかしら?」ってニヤニヤ笑うんです。ゆうかりんには敵いませんなハハハまったく!
"温いですか?"ってゆうかりんに訊くとね、「あぁ、暖かいわぁ」って体を摺り寄せてくるんですよ。
しばらく抱き合っていると、だんだん暖かくなってきたようで、ゆうかりんはスヤスヤと眠ってしまいました。
寝てる分にはあどけなさがまだ残るただの少女なのになぁと苦笑しつつ、僕も寝ました。いつもより安眠できた気がします。
朝起きたらそこにゆうかりんがいた。いわゆる朝チュンというものの良さ、雰囲気を感じることができた。素晴らしい。
幽香愛してる
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:51:03.58 ID:vi9AEp+rP BE:2383354188-BRZ(11614)

!vip2:stop:
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プチヒーローのちょっとした攻撃
MP213使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (305/1000)
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:51:07.64 ID:z+9r6yP40 BE:1628246669-S★(512195) 株主優待

!vip2:stop:
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真の勇者のさすがの攻撃
MP231使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 305)
このスレは4回目のダメージを受けた (455/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (605/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (755/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは7回目のダメージを受けた (775/1000)
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:51:26.93 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/10

ゆうかりんと一緒に温まりたい
ゆうかりんと一緒にお風呂に入りたい
寒い日は続きます。
しかし、買出しに行く途中で空を飛んでいた竜宮の使いの女性に声を掛けた所、もうすぐ暖かさが戻るそうです。それにしても綺麗な人でした。
ゆうかりん、今日は昼から散歩に出掛けたんですが途中で雪に降られてしまい、スカートの裾や服の袖を濡らした状態で帰ってきました。
服が濡れたままでは体に障りますので、風呂に入るよう勧めたのですが、
寒いからとか服の始末が面倒だからとかいろいろな口実を付けて僕と一緒に入ろうとするんですよ。
結局一緒に入ることになったんですが、ゆうかりんは僕が居るにも拘らず服を脱ぎ風呂場に入っていくんですね。
ちなみに家のお風呂は湯船が広く作ってあるんですね。ゆったりとくつろげるように、とのゆうかりんの要望に河童の職人が応えた結果だとか。
僕が風呂場に入ると、ゆうかりんは既に花を浮かべた湯船に浸かってくつろいでいました。
するとゆうかりんは「あぁ、貴方は先に体を洗ってから入りなさい。二人も入れるほど広くないから」と言って優に三人分はあろうかという湯船を一人で使うんです。
体を洗った僕が入るとすると今度はゆうかりんが体を洗い始めたんですけどね。
その様子をじーっと見ていたら、「そんなに私の裸が見たいの?もう見慣れてるでしょうに」とか言ってシャワーを僕に浴びせるんですよ。お湯が鼻に入った
ゆうかりんは体を洗い終わると湯船に入ってきましてね、流石に裸の男女が同じ風呂に浸かるのはまずかろう、
そう思い立ち上がろうとすると急に腕を引かれ、「もう一寸ゆっくりしていきなさいな」と引き止めるんです。
ゆうかりんの体をずっと見ている訳にもいかないので窓から外を眺めてたんですけどね、チラチラと目の端に裸体が映るんですね。
目の行き場に困るやらで"幽香様、前が丸見えです。もう少し恥じらいというものを……"と言うと
「貴方なら別にいいわ。だって、貴方に女性を襲う度胸なんて無いでしょう?違うかしら?」って挑発的に言い返してくるんですよ。
"僕は紳士ですから"、と答えると「つまり変態ね」と。いやそっちじゃない。
その後風呂から上がってゆうかりんの髪を乾かしたんですがね、前にも書いたけどゆうかりんって良い香りがするんだよね。
あの風呂に浮かんでいた花だったんだろうか?と思っていると「花の香りは良いでしょう?」って得意気に髪を掻き揚げるんですよ。
その瞬間ふわっと香りが押し寄せてきてね。その香りに呆気に取られていると「ねぇ?人工の香水なんかよりもよっぽど上品よね?」って満面の笑みで訊いてくるんです。
この笑顔が見られるだけでもゆうかりんの世話をしてる甲斐があるな、と再確認した春の日でした。
幽香愛してる
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:52:07.85 ID:oxHaCutQ0
はええww
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:52:28.78 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/11

ゆうかりんの手当てをしたい
ゆうかりんの傷を癒したい
昨日までの寒さもどこへ行ったかと言うぐらいに暖かくなり、ゆうかりんは上機嫌で散歩に行ったんですね。
すると途中で魔理沙さんに会ったようで、冬はゆうかりんあまり出歩かないので久しぶりに会ったんですね二人とも。
春の挨拶代わりにと弾幕ごっこに興じたようなんですが、運悪く被弾した上、
落ちた地面が小石のごろごろした河原だったものだから、足をいくつもの擦り傷切り傷を作って帰ってきたんです。
いつもより早い帰りだったので何があったかと思えば、あしが血だらけなものですから僕は驚いてね、すぐに手当てをしようとゆうかりんをソファに座らせたんですよ。
救急箱を押入れから探して帰ってくると、ゆうかりんは「ねぇ、私は妖怪なんだからこれ位すぐに塞がるのよ?」って言ってますけど関係ありません。
脚に傷でも残ったら大変と、傷を拭き消毒して絆創膏を貼ります。
ゆうかりんはその様子を退屈そうに眺めると「人間は貧弱だからこれ位の傷でも大騒ぎね」と呆れたよな表情で嬉しそうに言っていました。
ゆうかりんがソファに座り僕がその前に屈んで脚を手当てしている、という状態なんですね。するとゆうかりんはふと気づいた様にこう言うんです。
「ほら、足をお舐めなさいな」と怪我をしてない方の脚を差し出すんですよ。なんでそんな事を、と訊くと「退屈だから」と単純な答えが返ってきました。
今は手当てが先だと言って突っぱねると「あら、手を動かしながらで良いのよ?」と言ってきますが無視します。
脚の手当ても終わったのでゆうかりんに、"さっきはあんたことを言っていたけど幽香はサディストだったの?と訊くと、
「さぁ?その『さですと』ってのは知らないけど……ああ言ったのは面白いかと思ったからよ」とな。
「それで、その『さですと』ってのは何なの?」とさらに突っ込んでくるんです。
"加虐趣味者のことです"、と答えると「へぇ……被虐趣味者は?」"それはマゾヒスト。"「で、貴方はどっちなの?」
"どっちでもありません"、と答えると「何よそれ。つまらないわ」って不機嫌そうに言うんですよ。
「貴方が『まぞひすと』だって言うならたっぷり虐めてあげたのに」って笑ってました。可愛い顔してまったくこの娘は。
「それで、『さですと』ってのは具体的にどんな事をして虐めるのかしら?」ってさらに突っ込んでくるんです。
"詳しい事は知りませんが鞭や蝋燭などのプレイが代表的だと思います"と答えると「そう……道具を使って責めるのね。盲点だったわ」
一体誰に使う気なんでしょうか、ゆうかりんと人里や香霖堂へ行くときは変なものを買わないか気をつける必要がありそうです。
幽香愛してる
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:53:21.09 ID:CqMdkc4Q0
2010/03/12

ゆうかりんと買い物に行きたい
ゆうかりんと一緒に人里へ行きたい
今日、人里行ったんです。人里。ゆうかりんと。
そしたらなんかのぼりが立ってた。で、湯気が昇ってたんです。
で、よく見たら肉まんが売られてたんです。ゆうかりんの方を振り向くとですね、いかにも食べたそうに目を輝かせてるんです。
もうね、ロリかと。少女かと。で、僕は訊くんです。"買ってきましょうか?"って。ゆうかりんに。
はやる心を抑えつつも「え……えぇ、お願い」って返すゆうかりん。きっと心中はキタ━(゚∀゚)━━状態。
そんで、列にならんで買ってくる。肉まん4つ。ここに知恵がある。ゆうかりんがいくつ食べるかは分からないが、僕の食べれる分は3つが限界。
ゆうかりんが1つしか食べないのなら僕:ゆうかりんは 3:1。ゆうかりんは4つまで食べられる。
4つ以上食べそうだったら食べてる間に次を買ってくる。ここが気配り。ホテル・リッツばりの気配り。コレ最強。
さて、我等がゆうかりんはとりあえず肉まん2つを御所望。2つ手渡す。がぶりと端から肉まんを平らげていくゆうかりん。まさに夢中。
歩きながら食べるのは憚られるという事で、近くのベンチにゆうかりんを座らせ、自分も座って一時休憩。
結局ゆうかりんは2つ食べて僕も二つ。もう1つどうかと勧めもしたけど「昼が食べられなくなるわ」と拒否される。この時10時半。
さて、次は食料品の買出しに行ったわけですが、ゆうかりんはあまり興味が無いようなので近くの本屋を物色するそうです。
その後合流し、里の大衆食堂で昼食を取りました。ゆうかりんが入店すると一瞬店内に緊張が走りましたが、すぐに収まりました。
もう人里に妖怪が出入りするようになって久しいです。種族は違えど、人間と妖怪、両者の間のA.T.フィールドは確実に薄くなっているのでしょう。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:54:01.43 ID:o7nHiYOqP
てs

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見習い戦士のふつうの攻撃
ログインしてないです。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 20:54:12.70 ID:CqMdkc4Q0
もう人里に妖怪が出入りするようになって久しいです。種族は違えど、人間と妖怪、両者の間のA.T.フィールドは確実に薄くなっているのでしょう。
こんな時だから天麩羅うどんを食べているゆうかりんに訊きます。"もう人は襲わないので?"ゆうかりんはこう答えます。
「人を襲って食い散らかすのは程度の低い下賎な妖怪。私はそんなことをしなくても十分に生きていけるわ。ほら、私には花があるし。」
ゆうかりんは続けます。「そう、もう生きる為に人を襲う必要は無い。でもねぇ、私も根が妖怪なものだから、刺激が欲しいのよ。人間狩りに変わる刺激が。」
「だから昨日の……ほら、サディズム?あれはなかなか良いものね。いくつか参考資料を買ってきたわ」そう行って紙袋からいくつかの本を取り出すゆうかりん。
『縛り入門-全幻想郷緊縛友の会編』『Mが悦ぶ虐め方 〜あの大妖怪が暴露! 男を篭絡する55のテクニック〜-八雲紫著』
『マゾい男達 〜世紀末シューター列伝〜-O田ZUN也著』『SMの歴史-稗田歴史書庫編』
"色々な事に興味を持たれるのは結構ですが、加減はしてくださいよ?相手が幽香様ほど頑丈とは限らないんで。巫女沙汰になったら面倒です"と言っておきましょう。
するとゆうかりんは「あら、貴方は人間にしては頑丈でしょう?」って返すの。素晴らしい笑顔。ここで求聞史記の挿絵を思い出してもらいたい。
あんな笑顔を向けられたらあなたはどうする?逃げる?漏らす?勇気を振り絞って立ち向かう?僕ならその日の内に失踪する自信があります。
悪魔的魅力とでも言いましょうか、それともあれがカリスマ、求心力という物なんでしょうか、その笑顔に釘付けにされてしまいそうです。
そういえば、初めてゆうかりんに出会ったときも彼女は笑顔でした。花のように可憐さで、太陽のように明るくて、それでいて底知れぬ恐怖と、不気味な美しさが感じられる笑顔でした。
話が途中で止まってしまいました。ゆうかりんにそう言われた僕はその笑顔にしばし凍りついてしまったわけでありますが、ゆうかりんはそんな僕も気にせず、すぐに天麩羅うどんに襲い掛かっていました。
店を出ると、日はちょうど真上にある頃でしたが、もう帰る、とゆうかりんが言い出したので帰ることにします。帰り際、ゆうかりんに言ってみたんです。
"言っておきますが、僕はマゾヒストではありませんよ"ゆうかりんは一瞬呆気に取られたような顔をしましたがすぐに、
「最初から悦んでいるようじゃ面白くないわ。嫌がる相手を無理やり屈服させていくのが面白いの。」と笑い、僕を置いて飛んでいってしまいました。
幽香愛してる
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします

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真の勇者のさすがの攻撃
MP323使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 775)
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こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (1075/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは10回目のダメージを受けた (1095/1000)
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