1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
澪「待つの…?」
律「待つ!」
澪「…」
律「澪、知らないのかー?『スタンド使いは引かれ合う』だ!」
澪「…」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:48:07.43 ID:GR5ixcZp0
持つのかと
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:49:20.43 ID:tl9QwLfU0
ガチャ
ムギ「すいませーん…入部したいんですけど〜…」
律(来たッ!!しかし、まずは奴が『スタンド使い』であるかどうかを知る必要がある…!)
律「入部したいの!?」
ムギ「はい…合唱部に…」
律「軽音部に入りませんか!?」
ムギ「合唱部に…」
律「今人がいなくて困ってるんです!」 ハッ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:50:38.23 ID:tl9QwLfU0
律(こ…この女の目………養豚場のブタでもみるかのように冷たい目だ、残酷な目だ… 「かわいそうだけどこのままずっと弱小部の勧誘をする運命なのね」ってかんじの!)
ムギ「あの…手を離していただけますか…?」 ゴゴゴゴゴゴ
律(間違いねェッ!!こいつ、スタンド使いだッ!この私に”そう思わせる”だけの迫力があるッ!!)
ふっ
ムギ「…?」 ドドドドドドドド
うむ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:54:13.84 ID:tl9QwLfU0
律「人間にはよォー、五感ってものがあるよなァー?その中で一番重要なのはなんだと思うー?」 ゴゴゴゴゴゴ
ムギ「…」
律「私は『聴覚』だと思うんだよなァー 人間は自分で思っているよりも耳に頼っているもんなんだと思うぜェー」
ムギ「…ハッ」 ババッ
律「おっと!耳を塞いだな?ッつーことはよォー聞こえてたんだな、私の『ビート』が…」
ムギ(この女…)
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:56:16.43 ID:tl9QwLfU0
律「『お前が部屋に入った時』から始まっていたんだよ…ふふ、聞こえてたんだろ?私の『ザ・ビート(鼓動)』の刻むリズムがよォッ!! ふふ、何事にも”リズム”ってのは大切だよなァ、そう思わないか?澪」
澪「…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
ムギ(まさか…この女も…?) ドドドドドドドド
→TO BE CONTINUED…
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:59:25.35 ID:tl9QwLfU0
ドドドドドドド
ムギ(この状況…このデコの女がスタンド使いというのは間違いない…だが、向こうにいる女はどうだ…?興味なさげといった顔つきだ…)
ムギ(だが、私が『スタンド使い』というのはまだバレていない…デコはそう思っているようだが、まだはっきりとはそう思っていないはずだ…何故なら”まだ”私はスタンドを見せていない)
ムギ(仮に黒髪の女がスタンド使いだとすれば、2対1…圧倒的に不利だ ここは…)
ムギ「ビ、ビート…?ドラムのビートのことですか?」
律「…」 ドドドドドド
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:01:09.30 ID:8LMATlFB0
やだ楽しそう
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:03:18.18 ID:tl9QwLfU0
ムギ「ちょっと髪の毛が鬱陶しくて、それをはらっただけだったんですけれど…」
律(…マジに言ってるのかコイツ)
澪「ちょっと律!やめなよ!嫌がってるだろ!」
律「あぁ〜…うぅ〜…」
澪「じゃあ私は帰るから…」
律「澪っ!あの時の約束は、嘘だったのか!?」
(中略)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:05:19.72 ID:tl9QwLfU0
澪「その話が嘘だ」
律「あり?そうだっけ?」
律「そんでー、プロになったらー、ギャラは7:3ねって!」
澪「ふざけんなァーッ!!どこをどう割ったら7:3になるんだよこのド低能がァーッ!!!」 メメタァ
ムギ「!?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:09:42.80 ID:tl9QwLfU0
澪「お前はドラム!私はベースだろうがァ!?10:0!これが自然ってもんだろうがァ!おっと、勘違いすんなよ、お前が”ゼロ”!私が”10”だッ!」
律「い、いてぇ…」
ムギ(な、なんだこいつ…!?ギャラの話になったら人が変わりやがった!人が変わったなんてもんじゃあねぇ、こりゃ金のケモノだぜェ…) ドドドドドド
澪「だいたいなァッ!!! …あ」
ムギ「…」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:12:18.49 ID:tl9QwLfU0
澪「や、ヤダ私ったら興奮して…」
律「澪は金の話になると怖いからなー」
澪「うるさいっ!」 ぽかっ
律「いてっ!」
ムギ(おかしい…こいつらどこからが”本当”でどこからが”嘘”なんだ…)
ムギ「ふふふ…なんだか、楽しそうですね」
律「え?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:14:42.23 ID:2beu5cpUP
しえ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:15:29.45 ID:tl9QwLfU0
ムギ「キーボードくらいしかできませんけど…私、入部します!」
律「ほ、本当〜!?」
ムギ「ええ!」
澪「よかったな律、じゃあ私はこれで…」
律「これで3人だな!」
澪「私も入ってるのか…」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:19:00.81 ID:wGFDeKPY0
誰が新入りの梓のティーカップに小便を入れるのか、それが重要だ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:19:03.31 ID:tl9QwLfU0
ムギ(…この二人はほぼ間違いなくスタンド使いだろう、いずれは私の障害となる存在…)
ムギ(この桜高を私が支配するためには邪魔だが、同じ”チーム”になることで利用することはできる…)
ムギ(私が『ロック・スター』になるスタートラインはここにあったッ!!)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:22:13.18 ID:tl9QwLfU0
律(澪の野郎はあいつが『スタンド使い』じゃあないんじゃないか、と思ってやがる…)
律(だが、私は違うッ あのマユゲは『スタンド使い』だ… 確証はねェが、私のカンがビンビン語りかけてきやがる…)
律(私のカンはガリガリ君を10本買って1本当たるかどうか程度のカンだがなァ、『スタンド』においては狂ったことがねェッ!!)
律(だからこそ、私は信じているんだ 『スタンド使いは引かれ合う』ッて言葉をな…)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:24:39.74 ID:8LMATlFB0
しえ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:26:40.26 ID:tl9QwLfU0
澪(この高校に入学する前から、私と律は『スタンド使い』として知り合っていた…)
澪(何故こんな力を私達が使えるのかはわからない…けど、律も私も同じ日、同じ時間に突如として使えるようになった…)
澪(この能力が『スタンド』だという名前だということも、全てわかっていた…)
澪(律は他にも『スタンド使い(だと思う)』奴を見たことがあると言うが…私にはそうは見えなかった…)
澪(さっき入部してきた女も律はスタンド使いだと思ったのだろうが…まだ決めるには早い、早すぎる)
澪(私達の能力が簡単に世間にバレるのはヤバイことなんだ…もし誰も知らないなら、”誰も知らない”というのを利用するべきなんだ…)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:31:37.25 ID:tl9QwLfU0
澪(そうして、もっと金…金を手にする 金は正義だッ!!神だとか仏だとかそんなことは、どうでもいいのだ…!)
澪(律はバカだが…嗅覚がある。私にはない何かだ…だから私達は一緒にいる…)
澪(もしあの女が『スタンド使い』であったとしてもッ!仲間に引き込むってだけのこと…シンプルな答えだ…)
澪(私は普通に卒業し、普通に就職して、普通に人生を送る…そんな枠に留まるような人間じゃないんだよッ!!)
澪(その理由は『スタンド』だッ!!さっき神ってのを否定した上で言うのもなんだが…ふふ、神は私を”選んだ”ってぇことだッ!!)
ちょっといいじゃない
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:35:14.44 ID:tl9QwLfU0
律「私はドラムの”田井中 律”!こっちは、ベースの”秋山 澪”!」
澪「… ペコリ」
ムギ「”琴吹”…”紬”です」
律「よーしじゃあ後は…『ギター』だな!」
唯「部活…どうしよーっかなー…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
→ TO BE CONTINUED…
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:41:24.62 ID:tl9QwLfU0
下校中
律「澪、あいつは間違いなく『スタンド』を使えると思うぜ…」
澪「…仮にそうだったとして、攻撃する理由にはならないだろ?」
律「私だって、最初はそう思った けどよォ、あいつの目は”異常”だったぜ!?」
律「あいつは、自分がのし上がるためには『友情』とか『仁義』なんて犬のクソ以下みたいなもんだと思ってる!」
律「確証はねェが…目と目が合った時そう感じた… コーラをジョッキで10杯飲んでゲップが出ない、ってくらい不安な気持ちになったんだ…」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:46:11.37 ID:tl9QwLfU0
澪「…そりゃあ好都合かもしれないな」
律「な、なんだって?」
澪「私達もあいつ…琴吹だったかを利用するつもりなんだ そういう意味ではあいつとはウマが合うかもしれないな…」
澪「お互いに利用しようとしていると、意外と利害関係が一致したりするものなんだよ、律」
律「ほ、ほんとうかよぉ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:47:22.59 ID:tl9QwLfU0
澪「まあまだ、紬が『使える』と決まったわけじゃあないんだ のんびりやろう」
律「大丈夫かな…」
澪「心配するな、私の『ザ・ベース(基盤)』と律の『ザ・ベース』があればへっちゃらさ」
律「そうだといいんだけど…」
澪「なんだ…いやにネガティブじゃないか…」
律(やべェ!澪がキレる!) 「う、うん大丈夫だよな!私達は”最強”なんだからさっ!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:49:57.94 ID:tl9QwLfU0
律(澪のヤローは昔からそうなんだよなァーッ ”自分の思い通りにいかないとキレる”)
律(そのキレ方は尋常じゃあねェー… 私は澪の親友ってのは間違いなく事実だが、親友の私でも止められないキレ方なんだ…)
律(”親友にも止められない”ってのはマジに恐ろしいことだぜェ…)
澪「じゃあ、また明日な」
律「おう、じゃあねー!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:51:52.82 ID:tl9QwLfU0
思い付きでやってるが、すごく広がってしまいそうだ
まあいいか
構わん、行け
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:54:42.86 ID:b2apItuX0
これは期待
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 17:55:26.87 ID:tl9QwLfU0
律澪とムギが出会った頃―
唯「部活かぁーどうすればいいのかなぁー?」
和「唯、何してるの?」
唯「あ、和ちゃーん」
唯「いやー、部活どうしようかなーって思ってー」
和「ええ!?まだ決めてなかったの!?」 ドバァン
唯「だ、だってぇ…」
和「はぁ、このままじゃ唯、『ニート』になっちゃうよ?」
唯「部活やってないだけで『ニート』ッ!?」 ドッギャァン
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:00:36.32 ID:tl9QwLfU0
唯「でもでも、私部活ってやったことないからわかんなくて…」
和「そうねぇ…とりあえず部活紹介のチラシでも見に行けばいいんじゃない?」
唯「そっかー、そうするー」 てってってっ
和「はぁ…全くあの子は… ん?」
和「あれ、あの子いつの間にこんなにキレイ好きになったのかしら…筆箱の中に消しカス一つもない…鞄の中も使いやすく整頓されて…」
和「妹さんの教育がいいのかもね、ふふ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:04:47.39 ID:tl9QwLfU0
唯「ふわーいっぱいあるんだなあー」
唯「け…けぃーおん?部ー…」
ズキュウン
唯「は、はれ…?な、なんかこの部活…けいおん部?に”どうしても”入らなきゃいけないような気がするッ…!」
唯「な、なんでだろう、私、けいおん…なんてやったことないのに…」
唯「でも、どうしても入らないといけないような…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ
和「あら…?なんだ、もう唯入る部活決めてるんじゃない、これで一安心ね」
入部希望 『軽音部』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:09:09.03 ID:tl9QwLfU0
翌日
さわ子「ああ、田井中さん…」 ゴゴゴゴゴ
律「え?はーい」
さわ子「あなた、”軽音部”だったわよね?」
律「そうですけど…」 (なんだ…この威圧感…?)
さわ子「”入部希望者”…がいるみたいよ」
律「ええ!本当ですか!?」
さわ子「ほら…この紙に書いてあるでしょ?」 パラッ
律「”平沢”…”唯”?」 ドドドドドドド
さわ子「入部希望者がいてよかったわね、じゃあ私はこれで…」 たったっ
律「…はァッ、はァッ な、なんだこのイヤな汗はッ!?まさか”あいつ”も…まさかな…」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:11:07.20 ID:tl9QwLfU0
律「入部希望者が、いたぞーっ!!」
澪「おーっ」
ムギ「わーっ」
澪「な、名前は?」
律「”平沢 唯”!なんか、『ギター』が上手そうな名前だよなー!」
ムギ「”唯”さん…ですか」
律「どんな奴なんだろうな!平沢さんってさ!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:14:45.22 ID:tl9QwLfU0
放課後
和「唯ー、帰ろう」
唯「ごめん…和ちゃん…今日は”どうしても”軽音部の部活見学に行かなきゃいけない…気がするの」
和「へー、珍しくやる気なのね」
唯「うん…だから今日は一人で…ごめんね」
和「そういうことならしょうがないわね、頑張ってね」
唯(授業が終わってから、”何故かわからない”けど『軽音部』に行かなきゃならないような気がする…)
唯(行ったことがないのに、軽音部室までの道も知っている…足を止めようとしても止まらない…) てってっ
さわ子「あら?あなたは…平沢さん?」
唯「先生…」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:17:10.71 ID:tl9QwLfU0
さわ子「”軽音部室”なら、音楽室よ?」
唯(あぁ…先生、私はもう知ってるよ…) 「ありがとございますー」
唯(けど、先生なんで私が”軽音部室”に向かうことを知って…)
唯(駄目だ…足が勝手に…) とん、とん
さわ子「頑張ってね…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:20:01.75 ID:veZlQVDc0
遅延
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:20:07.56 ID:tl9QwLfU0
軽音部室前
唯「来ちゃったよぉ〜…」
唯「軽音部って、どんな人がいるんだろう…もしかして」
(君は、”ギターが上手い”らしいね ひとつ、それを私に見せてくれると嬉しいのだが…)
唯「な、なんか怖いっ!安心感があるっ!それが逆に怖いっ!」
唯「ど、どうしよう…やっぱり止めるって言おうかな…」 うろうろ
ぽん
唯「!!!!」 ギクゥッ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:23:30.79 ID:tl9QwLfU0
唯「ごごごごごごごめんなさいっ!!わ、私なんぞの血でよければぁっ!!」
律「…へ?」
唯「え?」
律「もしかして、”平沢 唯”さん?」
唯「そ、そうですけどぉ…」
律(…なんだ、違和感がある…”一人じゃない”ような…気のせいか…?)
律「はぁーっ!入部希望の!待ってたよぉーっ!!」
唯「え?え?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:25:37.45 ID:tl9QwLfU0
律「みんなー!入部希望者が来たぞーっ!」
澪「おお!」 ムギ「まぁ!」
律「こちら、平沢唯さん!」
唯「ど、どうも〜…」
澪ムギ「…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
唯(な、なんかすごく見られてるよぉーっ!!)
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:27:40.15 ID:tl9QwLfU0
ムギ(こいつも『スタンド使い』なのか…?) ゴゴゴゴゴゴ
澪(まだわからない…が…) ゴゴゴゴゴゴ
律「よーし、ムギ早速お茶だー!」
ムギ「はーい!」
ムギ(確かめる方法はある…確実とは言えないがな…)
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:28:00.78 ID:eDuVJnFt0
茶wwwwwwwwwwwwwwww
ムギのなら俺は飲む
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:31:48.30 ID:tl9QwLfU0
ジョジョジョジョジョロロロ
ムギ「…」 ドドドドドドド
澪「ムギー、お茶は…ハッ!?」
ムギ「!!」 ババッ
澪「ムギ…何を…」
ムギ「え?お茶を淹れていたんですよ?今日は”いいお茶”が入りましてね…ふふ、少しニオイはきついかもしれませんが…」 カチャ
澪「そ、そうか…」
澪(今…こいつポットに自分の”小便”を淹れてやがった…!間違いねェ…!!)
澪(そうでなけりゃあスカートの下からポットを取りだす理由なんて世界中のどこにも存在しやしねェッ!!月までブッ飛ぶこの衝撃…) ゴゴゴゴゴ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:32:42.00 ID:8LMATlFB0
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:33:03.98 ID:UC3sL0xP0
MIO「URYYYYYYYYY!」
ってスレかと思った
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:34:10.83 ID:tl9QwLfU0
澪「”それ”…平沢さんに飲ませるつもりか…?」
ムギ「?当たり前じゃないですか…めでたい”入部希望者”なんですから…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ
澪(律ゥー!こいつが『スタンド使い』だっていうの…信じてもいい気がして来たぜェー…こいつはマジにヤバいッ!」
ムギ「ふふ…じゃあ行きましょうか…」 カチャカチャ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:36:56.06 ID:tl9QwLfU0
ムギ「お待たせしましたー!」
律「お、来た来た うちのお茶は世界一だからよォ、期待してくれよな、平沢さんっ!」
唯「そ、そうなんですかぁー あははは」 (ど、どうしよう、歓迎されてるよおーっ!)
ムギ「じゃあ注ぎますねー」 コポ・・・コポ・・・
澪(マジで注ぎやがった…)
唯「あ…おいしそう…」
律「だろー!?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:40:01.59 ID:tl9QwLfU0
唯「なんだか奇麗な色…金色っていうか…」
ムギ(ププーッ!あたりめーだ、こういう事態を予測して朝に栄養ドリンク20本飲んで来たからなァーッ!!)
唯「でも、ちょっとニオイがすごいね…」
ムギ「海外のお茶だから、少し日本人には合わないのかもねぇー…」
澪(平然とウソをつきやがる…)
律「ま、まあ飲んでみたら?」 (澪の反応がおかしい…これは”罠”か…?)
唯「…」 ドドドドドドドドド
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:43:19.98 ID:tl9QwLfU0
ガッ
唯「ゴクッ、ゴクッ」 グィィィィン
澪ムギ「なッ!?」
トン…
唯「プハァ…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
澪(の、飲みやがった…だ、だがここで取り乱しては…)
ムギ(…本当に飲んだのか…?) ゴゴゴゴゴゴゴ
澪「ど、どう?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:46:37.90 ID:tl9QwLfU0
唯「お、おいしいっ!!!なんて表現したらいいのかなァーッ!?
アルプスの山頂で取れた雪解け水っていうかよォー!こんなにすがすがしい気分になった”お茶”ってのは初めてだぜェーッ!?」
澪(マジかよ…)
律「そ、そうだろう!軽音部のお茶は世界一なんだぜ!最初に言ったじゃんか!!なあ…”ムギ”?」 ゴゴゴゴゴゴ
ムギ「え!?え…えぇ…」 ゴゴゴゴゴ
>>48 それは全然考えてなかった
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:48:11.09 ID:eDuVJnFt0
いいけどコレをどうしたらスタンド使いだって見抜けるんだよw
つかムギ茶言いたかっただけだろw
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:51:49.74 ID:tl9QwLfU0
律「ところでさ、平沢さんはどんなものが好きなの?」
唯「えぇっ!?」 ドキィ (そ、そうだった、私軽音部に…)
律「例えば好きな曲とか…そうだなあ…『スタンド』!・バイ・ミーなんて名曲だと思わねェかァー?」 チラリ ゴゴゴゴゴゴ
ムギ「…」 ドドドドドドド
律「そういやぁよォー、『スタンド』アップ! なんてドラマもあったよなァー…?」
澪「…」 (ピクリ!とも反応しないが…ムギ、黙っているのが逆にアヤシイってもんだぜ…)
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:56:26.90 ID:tl9QwLfU0
唯「うーん…私ドラマとかはあんまり見ないから…」
律「そっかー…でも、『ギター』はできるんだよね!?」
唯「え!?」 (どどどどどうしよう!やっぱり、止めるって言わないと…)
唯「ご、ごめんなさい!!」
澪ムギ律「へ?」
唯「きょ、きょうは、やっぱり軽音部に入るの止めるって言いに来たんです!!」 ペコォーッ
>>54 実はムギ茶は途中で思いついたのである 最初は律と澪のスタンドだけ考えてた
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 18:59:31.62 ID:tl9QwLfU0
唯「『ギター』は全然できないし…嘘ついてごめんなさい!!」
律「そうなんだ…じゃあ、何ならできるの?」
唯「カスタネ…ハ、ハーモニカっ!」
律「あ、ハーモニカならあるよ?吹いてみて!」 さっ
唯「えっ!?」
唯(ど、どうしよう、やったことないけど…そ、そうだ、ここで全然センスがないって言うのを証明すれば、向こうも『こんな奴いらない』って思うはず!)
唯「や、やります!」
律「おぉー!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:01:05.15 ID:tl9QwLfU0
唯「では…」 サッ
律「わくわく」
澪「…じーっ」
ムギ「…」
唯(わぁーっ!めちゃくちゃ見られてるよぉー!!ええい!こうなったら”どうにでもなれ”だッ!!!)
ぴぃーっ、ぷぅーっ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:03:53.48 ID:tl9QwLfU0
ぷぅー…
唯「ど、どうですか…?」 (全然駄目だったよね!!)
律「すげぇ…」 ブルブルブルブル
唯「え?」
律「すげぇよ!なんでこんな演奏できるんだ!?私、涙がさっきから止まらないよ!!!」
澪「すごい…ハーモニカってこんなに幅広い音が出せるんだ…」
ムギ「感動しましたわ…」 ホロリ
唯「え?ええ!?」
律「それだけの演奏ができるなら、ギターもすぐできるよ!!」 ガシッ
唯「そ、そうかなぁー?えへへへ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:06:00.68 ID:tl9QwLfU0
律「どうしても!入部してほしいんだ!お願い唯ちゅわああ〜ん」
唯「ど、どうしてもって言うなら…」 てれてれ
律「おおーっ!ありがとう唯ちゅあーん!!」
唯「えへへ」
澪「これで4人だな!」
ムギ「ギターはこれから始めるとして、なんとかバンドにはなったわね、うふふ」
律「じゃあ記念写真撮ろうぜ!写真!」
澪「あ、私のカメラ…」
律「はい、チーズ!」 パシャ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:08:18.15 ID:tl9QwLfU0
唯「じゃあ、私はこれで…」
律「うん!明日から待ってるよぉー!」
唯「あ、ありがとぉ〜…」
すたすた
唯(なんでだろう、私ハーモニカなんてやったことなかったのに…そういえば最近、”全然やったことない”ことが”何十年も昔からやっていた”ような気がするなあ…)
唯「まあ、いいか!これで私もニート脱出だぁー! あははは!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:11:31.85 ID:tl9QwLfU0
律「…見たか、澪」
澪「ああ…」
ムギ「…」
澪「ムギ、お前も見えてただろう…?今日のお茶の件で私にもわかったよ…」
律「平沢…いや唯がハーモニカを吹いている時」
澪「唯は『スタンド』を使っていたッ…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
ムギ「…無意識なのかしら」
律「わからねーが…あれは間違いなくスタンドだ」
澪「野郎、面白くなってきやがった…」 ドドドドドドド
ムギ「…」
→ TO BE CONTINUED…
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:16:15.29 ID:tl9QwLfU0
疲れた 休憩
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:20:13.46 ID:MsDChqlD0
支援が少ないスレを見ると応援したくなる
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:20:25.13 ID:eDuVJnFt0
おつん
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:22:54.33 ID:tl9QwLfU0
もうひとつネタあったからスレ立てして放置してたら、誰かが続きを書いていたでござるの巻
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:23:52.80 ID:8lDNzAvR0
描きなッ・・・!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:28:32.85 ID:tl9QwLfU0
とりあえず飯までやるわ あと風呂も
唯「ただいまー」 ガチャ
憂「お姉ちゃんおかえりー」
唯「憂聞いて!」
憂「えっ!?何いきなりー」
唯「私、『軽音部』に入ったよっ!」
憂「え、ホント!?お姉ちゃんが部活に…」
唯「すごいでしょ!?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:30:22.93 ID:tl9QwLfU0
唯「どうしてもーって言われちゃってー へへへ」
憂「すごいね!お姉ちゃん!」
唯「褒めるな褒めるなっ!」 てれてれ
憂「すごいねェー…」
唯「え?」
憂「ううん、もうすぐご飯できるよ!今日はハンバーグだからね!」
唯「わーい!憂ったら太っ腹ぁー!」
憂「えへへ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:31:20.90 ID:tl9QwLfU0
飯風呂
残ってたら続き書くかも
ちょうど今夜徹夜する予定だったんだ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 19:52:39.41 ID:QQVSArn+0
h
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:02:12.39 ID:tl9QwLfU0
しかも別スレの続き書いてる人のネタがほぼ丸かぶりだったでござるの巻
やはり今はジョジョ好き少ないのかなぁ
けいおん好きとは層がかぶってないだけだ
普通のジョジョスレはVIPなら結構のびる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:29:41.81 ID:vDH8hFHT0
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:38:40.40 ID:tl9QwLfU0
風呂でちょっとだけネタ考えてきたぜ!
では続ける
律「やっぱりムギ、お前もスタンド使いだったんだな…」
ムギ「”YES”とは一言も言っていませんが」
澪「スタンド使いなんだろ?」
ムギ「答える必要はない」
律「はーっ、駄目だぜこいつぁ」
澪「私達を味方だとは思っていない、そういうことか?」
ムギ「”Exaxtly”(その通りでございます)」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:41:25.91 ID:vDH8hFHT0
疎遠
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:42:29.64 ID:tl9QwLfU0
綴りミスってるw Exactlyですた
律「能力をバラすつもりもないらしいな」
ムギ「当然です」
澪「お前は私達を利用しようとしている、違うか?」
ムギ「…」
澪「”私達も”そうだ」
ムギ「…」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:48:57.42 ID:tl9QwLfU0
澪「私と律…いや、この秋山澪には夢がある」
律「澪…?」
澪「この高校…桜高の受験発表の日、私はこのスタンド…『ザ・ベース』の力が与えられた」
澪「誰に与えられたかもわからないし、何のためかもわからない けど、どういう能力なのかはハッキリわかった そう、脳みそに油性ペンで直接説明書きされたみたいに」
澪「それがわかった後、色々な疑問が湧いた ”他にも同じような奴はいるのか?”とか”これをどうすればいいのか?”とか… 何にせよこの”能力”、無駄にするわけにはいかない」
ムギ「…それで?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:53:41.67 ID:tl9QwLfU0
澪「わかったのは、”スタンド使いは少ないが、確実にいる”ということ 高校に入るまでは会わなかったが、入ってからいきなりお前…ムギに出会ったから」
律「私は、入る前にもそれっぽい奴には会ったことあるけどな!」
澪「私は思う、『スタンド使い』はもっと協力するべきなんだ」
ムギ「…」
澪「この能力を活かせば、日本…いや世界を裏で操ることも可能なんだよきっと だが、一人では無理だ」
澪「ムギ、仲間になろう」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 20:57:36.42 ID:tl9QwLfU0
律(澪…本当にそう思ってるのか…)
澪「仲間になれば、私達はすぐに日本の頂点に立てる そこに不安要素はいらない」
ムギ「…」 (上手いこと言いますねぇ…)
ムギ(この話し方、確実にコイツは”自分が頂点”だと思ってやがる とんでもねぇ勘違いヤローだ…)
ムギ(だが、その発言には何か絶対的な”自信”がある… 間違いなく強力な能力の『スタンド』を持っているんだ…)
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:02:46.20 ID:tl9QwLfU0
澪(フッフッフッ どんな能力の『スタンド』であれ、”見える”というだけで不安要素にはなりうる…)
澪(仲間に、仲間になればいいんだよムギ… お前は今『こいつのスタンドは強力だ、でなければこんな自信たっぷりな発言ができるはずがない』こう思っている…)
澪(そこには『逆らえば私もどうなるかわからない』という不安が存在するッ!その不安を取り除けるのはッ!”秋山澪に従う”ッ!それしか解答がないのだァッ!!)
澪「…どうだ、ムギ…?」
ムギ「…いいでしょう」
律「おっ」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:05:20.99 ID:vDH8hFHT0
支援
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:07:11.47 ID:8LMATlFB0
いいねいいね
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:09:56.22 ID:tl9QwLfU0
ムギ(ここで『テメーとは手を組まねえ』と言って奴に水をぶっかけてやるのは簡単だ…)
ムギ(だがッ!ここは”YES”と言うしかないようだ… メリットはある、奴の『スタンド』がわかるかもしれないっつー点だ…これがわかるとわからないじゃ大違いだからな…)
ムギ(ここで”YES”と言い、澪と手を組む…信頼はしねーが、それしかないようだぜ… ふふ…私の体の震えがさっきから止まらねえ…これじゃ、どうあがいても”NO”とは言えねえな)
キッ
ムギ(だがッ!!) 「私は澪ちゃん、あなたを信用はしない…それにはまだ早すぎるからだ…」
澪「長い目で見ることにしよう…」
律(な、なんだこの緊迫感は…)
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:13:30.54 ID:tl9QwLfU0
澪(ムギ…お前の考えを当ててやろう 『”今は”様子見だ』 そう考えているだろう)
澪(君には信念がある、『自分が1番だ』という執着にも似た意志がッ! そうでなければ、花も恥じらう女子高生が小便をポットに入れるなんてことはできやしないッ)
澪(その意志がッ!この”チーム”の軸になる、柱になるッ!私はそう思ったんだ…)
澪(だが勘違いするな…”頂点はこの秋山澪だ”ッ!!)
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:16:21.11 ID:tl9QwLfU0
律「ってことは…ムギ、手を組んでくれるってことか?」
ムギ「ええ、今まではただの『バンド』の一員でしたが、これからは『仲間』です」
律「やったぜ澪!スタンド使いの友達ができたな!」
澪「そうだな」
ムギ「一つ、”簡単”な質問が…」
律「なんだ?何でも聞いてくれよムギ」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:17:28.78 ID:vDH8hFHT0
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:19:23.74 ID:tl9QwLfU0
ムギ「お二人の『スタンド』の能力を教えていただきたいのですが…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
澪「…そうだな、仲間になったんだから知っておく必要があるな」
律「じゃあ誰からにする?私からにしようか?」
澪「そうだな…まあ言いだしっぺなんだし…」 ゴゴゴゴゴゴ
ムギ「そうですね…では私から…」 ドドドドドドド
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:21:39.47 ID:tl9QwLfU0
言い忘れてたけど今はマクドにいます
ムギ「ちょっと待ってて下さい」
澪律「?」
とん
ムギ「お待たせしました」
澪「これは…」
律「紙コップ、氷しか入ってないぞ?」
ムギ「これで説明するのが一番早いと思いますから」
律「? どうするんだ?」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:26:03.87 ID:tl9QwLfU0
ムギ「少し時間がかかりますから…喉が渇くと思うので、飲み物はいかがです?」
律「おっ、気が効くなー ありがとームギ」 ゴクゴク
澪「ありがとう」
数分後
律「…なんかよォー、この店、暑くねぇか?」 パタパタ
律「あちぃ!暑すぎる!!店員さん!暖房強すぎなんじゃねえの!?」
店員「いえ…私も暑いと思って先ほど温度を下げたはずなんですが…」
澪「おい律…」
律「なんだよ?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:28:06.05 ID:tl9QwLfU0
澪「氷…」
律「あ?こんだけ暑いんだから氷なんて水に… 何ィッ!?」 ドドドドドドド
バァン
律「こ、氷が溶けてないッ!?こ、こんなに汗ばむほど暑いっていうのに…?」 ゴゴゴゴゴゴ
とん
ムギ「…飲み物…いかがですか?澪ちゃん、律ちゃん…」 ドドドドドド
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:32:10.86 ID:tl9QwLfU0
澪「…そうか、この『音楽』…?」
〜♪〜♪
律「そういえば…この曲もなんだかアフリカの民謡っつーのかなァ、暑っ苦しい曲だぜェー…ただでさえ暑いってのに…」
澪「…ムギ」
ムギ「はい?」
澪「『音楽』か?」
ムギ「違います 性格には”音の調和”…『ハーモニー』というものです」 ゴゴゴゴゴゴゴ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:39:03.64 ID:tl9QwLfU0
ムギ「音っていうのは不思議ですよね…一つ一つ、単音だと何も思わないのに、重なりあったり繋がったりすることで人は”楽しい”とか”悲しい”と感じたりする…」
ムギ「”悲しい”だけじゃなくて”暑い”、そうですねぇ”寒い”なんかも音で表現できますよね…冬っぽい曲があったりね…」
律「おい澪!さみぃ!今度はめちゃくちゃさみぃぞ!!」
澪「落ち着け律、”耳を塞ぐ”んだ とりあえず『音楽』を聞こえないようにしろ」
律「あ?それと寒さにどんな関係が…」
澪「塞げ!」
律「わ、わかったよ… あ、あれ…?」
澪「寒くないだろ」
律「な、なんで…」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:43:56.75 ID:tl9QwLfU0
澪「ムギのスタンドは、”音楽を聴いた人を操るスタンド”なんだ」
ムギ「ん〜60点ですかねぇ〜 ”操る”なんて高度なことはできませんよ?単純な意識操作のようなことしかできません」
ムギ「例えば…今みたいに”暑い”と思わせたり、”寒い”と思わせたり… ちなみに、”モノ”には効果はありません」 ゴゴゴゴゴ
律「だから氷は溶けてないってことか…」
ムギ「物理的な攻撃力は皆無と言ってもいいでしょう… この『ハルモニア』にはねッ!」 ドキュゥーン
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:45:05.48 ID:Dg1TJioJO
けいおん最終回は6部ラストみたいになりソラノヲトの世界になると信じてる
ピクシブに律がそんな感じになった絵があったな
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:48:04.70 ID:tl9QwLfU0
律「なかなかに恐ろしいスタンドだぜェ… 人の心ってのは結構脆いものだからなァ…!」
ムギ「私のスタンド『ハルモニア』の能力の紹介は以上です 全てではありませんが…」
澪「まだ隠している部分はあるということだね」
ムギ「保険のようなものです」
澪「いや、全く素晴らしい能力だ やはり君を仲間にしてよかったと思う」
ムギ「それはどうも…」 ゴゴゴゴゴ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:51:47.43 ID:IlPYhq/J0
なんかムギがトニオさんに見えてきた
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:54:23.42 ID:wGFDeKPY0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:57:39.55 ID:tl9QwLfU0
澪「それはそうと、ムギ、ジュース飲まないのか?」
ムギ「あ、忘れてたわ!いただきまーす」
澪「”コップがテーブルから離れない”」 ドドドドドド
ムギ「え? あ、あれ? コップがッ…!?」 ゴゴゴゴゴ
澪「これが私の『ザ・ベース』の能力… ベースってのは”基盤”とか”基本”のことだ…」
澪「『ザ・ベース』の範囲内ならば、私が基本…ベースになるッ! フッフッ、範囲は狭いが…それは絶対的だッ!!」 ゴゴゴゴゴゴ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 21:59:48.26 ID:zcKT+Uqs0
スタンド像は無いタイプなのか
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:04:32.24 ID:crsEh7400
ザ・ベースの射程距離はどのくらいなんだ?
Eくらいか?
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:05:35.15 ID:tl9QwLfU0
澪「さらに説明すれば、この『ザ・ベース』は私のものだが、私の意志通りになるわけではない…」
澪「ザ・ベースの範囲内だからと言って”相手は死ぬ”だとかそう言った”抽象的”というか…規準はわからないが、できないこともあるということだ」
澪「だが、大抵の要求になら応えてくれる… そのコップは私が”止めろ”と言うか”次の要求”をするまで絶対に動くことはない…」 ゴゴゴゴゴゴゴ
ムギ(マジで動かねえ…) グッグッ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:16:33.68 ID:tl9QwLfU0
律「その射程範囲を補うのが私の『ザ・ビート』ってわけだッ!」
律「私の好きなバンドのボーカルもよく言うんだけどよォー、『ビートに乗るぜ!』とか言うよなァー!それが、『ザ・ビート』の能力の説明になってるって最近ピーンと来たんだよなァッ」
律「つまり…出ろッ!『ザ・ビート』ッッッ!! を殴るッ!!」 ボカアッ
ムギ「なッ!?」 ゴゴゴゴゴ
律「この打撃をビートに乗せるぜッ!!」 ダンッダダダンッ
グチャァ
澪「私のハンバーガー…」
ムギ「バーガーが…”潰れた”ッ!?」 ドドドド
律「音が届く範囲なら、エネルギーをどこにでも飛ばすことができるぜェ…!」 ドドドドド
律「何事にも”リズム”ってのは大切だよなァ、そう思わないか?ムギ」 ドォン
久しぶりにデスクトップドドドでも立ち上げるか…
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:30:17.82 ID:tl9QwLfU0
>>102 103
正直行き当たりばったりなんだよねッ!!
ちょっと出かけなければならないのでとりあえず考えた能力だけあげておくわ
矛盾点ありまくりだと思うがスルー
大人は間違いをするだけなのです…
本体「琴吹 紬」 スタンド名「ハルモニア」
76の単音を組み合わせ、そのハーモニーを聞いた人物に「怖い、寒い、暑い」等の音楽によって感じる感覚を与える。
”聞こえる”という概念がない物体には効果はない。組み合わせにより様々な効果がある
破壊力 なし スピード C 射程距離 S(音が聞こえる範囲)
持続力 S(ムギが演奏する限り) 精密動作性 なし(聞いた人物による) 成長性 E
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:33:00.43 ID:0DOdGvjM0
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:34:43.84 ID:tl9QwLfU0
本体「秋山 澪」 スタンド名「ザ・ベース」
範囲内ならば澪の思い通りのことが可能になる(正確にはザ・ベースがしてくれる)スタンド。
思い通りになるとは言え、無茶苦茶な要求には答えられない。コップを止めた時も、ザ・ベースがムギのコップをこれでもかと押さえつけていた。
破壊力 A スピード A 射程距離 E(本体を中心とした半径約3mの円の内側のみ ザ・ベースは澪に触れていないと力を発揮できない)
持続力 なし(澪の精神力次第) 精密動作性 S 成長性 D
今更ながらスタンド名「エリザベス」でもよかったと思う
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:37:53.49 ID:tl9QwLfU0
>>108 そやねーん でもジョジョ大好きだぜ けいおんも大好きだけどね!律かわいい
本体「田井中 律」 スタンド名「ザ・ビート」
エネルギーをビートに乗せることができるスタンド。エネルギーは物理的なものから精神的なものまで様々。
物理的なエネルギーは律がザ・ビートを殴ったり叩いたりすることによって飛ばすことができる。
破壊力 D(律本人の破壊力に準ずる) スピード S(音速) 射程距離 S(音が聞こえる範囲)
持続力 C(疲れる場合もある) 精密動作性 C 成長性 B(律の発想次第)
律のは一番最初に思いついた、ムギはホント苦しいと我ながら思う
, ィ 、
r´lii/ ハ
r ´ 7´rilil/r ^ゝヽ´ヘ
/⌒´ r-/lil//li/⌒ リ、∠!
ノ: : :/: ⌒|liliレ/ ) 8´ ) ノ
/ i: : :/: : : :ハlil/ 〉>) iイ /`ヽ rj fi__/7
-==´: :|: :!: :ト〜~ ヽ¬/ トー´/ / レノ ノゝiili⌒ イilililiし7
/: : : ノ.|: :!: :/ /´ ゝメ / /)ん/ i ト--ーハlili/`~´
/: : : : : : :リ: : :./___ イ咋リト<! ハ iヘ ! Y´
∠〆`7: :/:λ/ ′__ 弋/: : : :| イソ i ヽ
.|: :レ′ノ\ li .咋 !: : : : f: : | ヘ ヽ
|: : : リ: : :fヽ ゞ , !: : :人:ノヾ ヘ \
ノ: : : ノリ: ::フゝ 。 |: :/ ハ´ _ ハ \ ジョジョ立ち!
´7,/ ノ_ノイ⌒ ー z--r-┴┴┴ィ ´ ` -- 、 ゝ 丶
.イ |::::| ` i 、 ヽ
| |::::| ィ -ry- 、 .! 〉
. ! ィ´ゞ≧ __ , イ |::lV リ _ <
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6/ ハ !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ´ , 」 レ∂
! /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ι−7 rヽヽ
\/::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::::::::ノ レ′`ヽ
\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
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ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ
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ソ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
_ v∠ ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
Y r ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
j::´ へトヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::ト、
/ilililililililililへ ミ::::::::::::::::::::::::::ソ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:41:31.86 ID:tl9QwLfU0
というわけでちょっと出てくる
次見てスレ残ってたらまた続き書くわ、まあ需要ないかもだけど
>>111 この律のフュギュアのおかげで生きていく意味が見つかった
律の腋ペロペロしたい
ちょっと何言ってるのか分かりません
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:43:48.04 ID:2beu5cpUP
はい
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 22:45:25.66 ID:zcKT+Uqs0
ごめんなさい
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 23:05:22.43 ID:pn/2NmMY0
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 23:23:04.79 ID:b2apItuX0
遠距離系が二体、近距離パワータイプ一体か
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 23:24:15.08 ID:wGFDeKPY0
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 23:49:30.50 ID:8lDNzAvR0
律ちんは太陽かわいい
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 00:22:21.14 ID:fpwYsVww0
行かんぞ歯科医
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 00:57:00.55 ID:s7G5EJ9n0
先の話だけどあずにゃんのスタンドはキラークイーンみたいなスタンドにしてねッ
唯は時間操作系か?
あずにゃんはゴキブリみたいなスタンドだろうな
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 01:21:58.83 ID:s7G5EJ9n0
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 01:58:54.18 ID:3SgMVJ+Y0
ミ・д・ミ ホッシュホッシュ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 02:25:40.36 ID:P1saTqqe0
いっそ康一君出しちゃいなよ
ho
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 03:40:56.95 ID:HOxlK3SDO
mo
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 04:39:25.11 ID:A5vb/ATtP
いつまで出かけてんだ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 06:14:09.74 ID:3SgMVJ+Y0
ミ・д・ミ ホッシュホッシュ
半日でいい……
半日だけ持ってくれれば……最も『合』う画像をスレに貼る事が出来る……
それが私のスタンド、『j.p.g』の能力……
夕方まで残っててくれねぇかな…
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 08:34:33.84 ID:q6xEghA70
面白いけいおんssだし保守しておこう
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 09:35:00.08 ID:BJqHg7mmO
age
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
保守