1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:36:13.04 ID:ewUvWl0y0
前スレの
>>1であり、スレ「中○生とエッチした」の
>>1でもあります
前スレで希望のあった実話である自慢話を春厨が延々と語るだけのスレです
童貞の方、又は心が童貞な方の糞レスはご遠慮ください
詳しくは前スレを御覧下さい
ID:xhoUHe400 ← 本日の新参糞ゆとりm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)9m
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:36:59.05 ID:ewUvWl0y0
続
そんな中、入学式以来の女子が俺のことを好きだという噂が流れる
だが俺には小学校から想い続けている女子がいた
その噂は本当のようでことある度にこちらをチラチラ見てくる
好きでもない女に構われること程鬱陶しいことはなかった
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:38:40.06 ID:ewUvWl0y0
その女は俺の従兄弟をことある度にからかっていた
そいつは小学校の間ずっと不登校で何事に対しても不器用であった
ついにその時がきた。その女に思い知らせてやれる時が
俺の従兄弟が国語の授業の時に指名され教科書を音読した時だ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:41:09.40 ID:ewUvWl0y0
俺の従兄弟はその不器用さのために噛みまくっていた
罵声の嵐
ついに俺の従兄弟が泣き出してしまった
女「うわっ こいつ泣いてるし。キモくね」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:43:49.51 ID:ewUvWl0y0
俺のボルテージは急上昇
ついに南京錠が解かれた
俺は授業終了後にそいつを人気の無い別室に呼び寄せた
向こうは何か勘違いの期待をしているらしく顔を赤らめていた
すげえおもしれえ(笑)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:46:14.07 ID:ewUvWl0y0
「ゴリラみたいな図体して調子こくんじゃねーよ豚足」
今までの鬱憤を晴らすと同時にプライドを気づけるようなことを長々と言ってやった
最後には唾も吐きかけてやった
彼女は泣き出し、翌日から文化祭までの2ヶ月間学校に来なくなった
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:48:47.16 ID:ewUvWl0y0
当然、この出来事の噂は学年全体に知れ渡り、俺が廊下を歩くとゴマすりして来る奴や
大げさにヒいて見せるものもいた
もう俺には居場所などない
それから俺は他人に対して威張っているような奴を暴力で封じ込めていった
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:50:56.73 ID:ewUvWl0y0
元々喧嘩が強かったので負けるようなことは一回も無かった
それから俺はとうとう学校が嫌になり、理想論に走るようになった
それから冬も過ぎ去り、ようやく俺が学校にいくようになった頃の話だ
俺は仲の良かった柔道部の奴に柔道をやらないかと勧められていた
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:53:21.12 ID:ewUvWl0y0
それでそいつを探して回っていて図書室に入り、そこを抜けようとしたとき
肩がぶつかった
すぐさま頭突きでもしてやろうかと思った
だがそいつは上目遣いでペコリと頭を下げた
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:55:51.86 ID:ewUvWl0y0
いつもなら他人に怯えた表情で見られる俺だがそいつは元気いっぱいの笑顔で
ごめんねと言ってきた
俺も不意をうたれ思わず会釈で返してしまった
初めてみる可愛い顔は俺にとって少し気になる存在となった
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 15:58:07.74 ID:ewUvWl0y0
結局、無部を貫き通すことになりそれからも揉め事の多い生活を送っていった
春を迎えた
なんとなく予感はしていた
遂にクラス発表
vip警察でこういうオナニースレ止めてくれねぇかな
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:00:16.85 ID:ewUvWl0y0
その時は名前が分からなかったので期待するしかなかったが
とりあえず俺と揉めた女子がいなくて安心したのを覚えている
始業式の日が来た
俺は自分の席に座った
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:02:27.78 ID:ewUvWl0y0
隣には俺が小学校の時から想い続けていた女子が座った
女子「なんだ、>>1じゃん。よっ」
俺も心が安らぎ笑みで返した
そのまま始業式を終え次の日を迎えた
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:04:40.56 ID:ewUvWl0y0
昨日のように自分の席に座り、その女子に話しかけようとした瞬間、
異変に気づいた
あの図書室の女の子が座っていたのである
そいつは読書に没頭していた
>>14 嫌なら見るな!いやなら見るな!(AA略)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:07:29.67 ID:ewUvWl0y0
女子「なんか席間違えてたんだって−」
その小学校からの女子の後ろに座っていたらしいが気づかなかった
俺は運命だと思った
それからなにかと眺めていることが多くなり、向こうも俺の視線に気がつき始めたらしい
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:09:14.64 ID:ewUvWl0y0
技術の時間である
半田付けの出来具合を先生に評価して貰おうと並んでいた時のことである
前に並んでいたその女の子が急に振り向き、話しかけてきた
女の子「
>>1くんて彼女いる?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:11:37.59 ID:ewUvWl0y0
その子も勇気を出して話しかけてくれたんだと思う
俺「いるわけねーだろ、俺なんかに」
本当は愛想良く返してやろうと思ったが、俺はその頃肌が荒れていて
吹き出物の肌をあまり見られたくなかったので素っ気なく返してしまった
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:13:53.96 ID:ewUvWl0y0
嫌われたかと思ったがその子はその後も何かある度に話しかけてくれた
だが俺は好き避けというやつで無視してしまうことが多かった
席も何度か近くなり、必死に声をかけてくれたがそれでも、
引っ込みがつかなくなっていた分、毛嫌いにしているかのように振舞った
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:15:43.57 ID:ewUvWl0y0
同じ班になり、他の班の奴が風邪等で休んでいた日の話である
俺が清掃記録をつけていた時香水の匂いがした
その子が寄ってきてくれた
女の子「手、綺麗だね」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:17:59.51 ID:ewUvWl0y0
そう言って俺の右手に手を乗せてきてくれたがすぐに振り払った
女の子「ラスってなんだよラスってw」
本当は「清掃日ラストの日なのでしっかりと掃除しました」と書こうとしたのだが
その子が来てしまったおかげで「清掃日ラス」で終わってしまった
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:20:02.75 ID:ewUvWl0y0
急接近した
その次の日に携帯電話についてどう思うかのアンケートがあった
他人の回答が見えないように席を初期の出席番号順に戻し
少し机と机との距離を置いた
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:22:12.78 ID:ewUvWl0y0
初期の状態とは俺とその子の席が隣同士である状態であり
当然、あの香水の匂いがした
先生「お前、アレだろ、
>>1のこと好きだべ?」
ハッとして顔上げてみると先生がその子の方を見ているので俺もその子に視線を向けた
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:24:19.53 ID:ewUvWl0y0
その時、頷いたのか否定したのかははっきりと分からなかったが、
今までよりも話しかけてくる回数が多くなった
そしてその後も親身に接してくれたが関係が発展することはなかった
そのまま二年生の生活が終わった
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:26:51.52 ID:ewUvWl0y0
結局その年の最後には仲間と一緒に他校の生徒とな暴力事件を起こしたので
俺の新しいクラスには当たり障りのないような奴しかいなかった
その子もいなかった
それでも最初のうちは廊下等ですれ違うたびに「
>>1だ!」「よっ」等と声をかけてくれたが
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:28:16.20 ID:ewUvWl0y0
俺は今まで通り無視するしか出来ないへタレでしかなかった
そのまま中総体が終わり受験生である三年生は勉強モードに入った
その頃になるともうその子は俺とすれ違うことがあっても声をかけてくれることは
なかった
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:30:26.49 ID:ewUvWl0y0
そのまま時が過ぎ冬休み前の出来事である
柔道の時間にイチモツを打撲してしまった俺は先生に担がれて保健室に運ばれた
俺「先生! ちょ、病院」
等と先生と談話していると
オナニースレでも何でもいいからsageろよ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:32:32.06 ID:ewUvWl0y0
その子がベッドから起きてきた
その子「よっ! 今なんの時間?」
俺に声をかけてくれたと思った
だがそれはその子の幼馴染らしい男子バスケ部のキャプテンに向けられた言葉だった
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:34:24.12 ID:ewUvWl0y0
キャプ「今選択。暇だからサボり」
俺は当然ショックを受けた。この子はこんな風に簡単に男に話しかけられるような
子だったのかと
俺はその時のショックも手伝って早退を強く希望した
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:36:35.27 ID:ewUvWl0y0
泌尿器科で診察を受けた後、自分の部屋でゆっくりその子のことについて深く考えた
もう全てを忘れた方が良いと思った
それからまた時が過ぎ、卒業式が近くなったある日のことである
その日は偶然にも卒業式予行があった
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:39:04.34 ID:ewUvWl0y0
クラスの配列の関係で俺とその子は間に一人男子を置いて隣り合う形になった
しばらく何もなかったが、練習が終わって戻るときこちらを意識して
わざと遠ざけるようにして戻っていった
急に何かせつないものを感じた
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:41:27.42 ID:ewUvWl0y0
次の日、俺は思い切ってその男子に位置を入れ替えてくれるようたのんだ
覚えのある香水の匂い
その子も最初は何事もなかったかのようにただ前を向いているだけだったが
次第にこちらの方をチラチラ見てくるようになる
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:43:35.67 ID:ewUvWl0y0
もう最後だと思った
卒業式予行が終わった後の休憩時間にその子がいつもいる水飲み場へと向かった
ここには鏡があり、色気づいてきた三年生の人気場所となっていた
当然、その子も髪型を直していた
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:45:43.35 ID:0CqIXfNa0
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:46:01.31 ID:ewUvWl0y0
それが終わるのを待って俺は声をかけた
話したいことがあるから放課後になったら音楽室に来いと
驚きの表情を見せたが俯きながら頷いてくれた
授業が全て終わった
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:46:18.32 ID:/zwaR3hs0
何で非童貞がVIPにいんだよ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:48:13.47 ID:ewUvWl0y0
俺は覚悟を決めて音楽室に向かった
中にはもうその子がいて窓から外を眺めていた
俺は思いっきり後ろから抱きしめてやった
その子は逃げる素振りも見せず、急に体の力が抜けていくのが分かった
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:48:57.04 ID:b7gqt6ux0
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:50:51.39 ID:ewUvWl0y0
俺はその子に今までのことを謝り、これからも一緒に過ごしていきたいと言った
彼女も半分涙目で頷いてくれた
その後、彼女は昔のようにすれ違う度に話しかけてくれるようになり、
その後、卒業式までの一週間を愛し合いながら過ごしていった
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/29(月) 16:51:48.28 ID:0CqIXfNa0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
完