【中国製毒ギョーザ】警察庁幹部「寝耳に水」 容疑者拘束の知らせに 日中、混入場所で一時対立、ここ1年以上有力な情報が寄せられず
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1269648456/ 1 :春デブリφ ★:2010/03/27(土) 09:07:36 ID:???0
中国製冷凍ギョーザの中毒事件では、製品から検出された有機リン系殺虫剤「メタミ
ドホス」について、日中両国が自国内での混入を否定し合って対立するなど、捜査は難
航していた。中国からはここ1年以上、有力な情報が寄せられておらず、27日未明に
飛び込んできた容疑者拘束の一報は「寝耳に水」(警察庁幹部)だったという。
事件発覚から約3週間後の2008年2月21日、警察庁は中国公安省との会議で、
(1)メタミドホスが密封された袋の内側から検出された(2)メタミドホスに不純物が混在
し、日本で使われているものとは異なる−などの理由を挙げ、「日本で混入された可能
性は低い」と説明した。
これに対し、中国側も1週間後、「自国で混入した可能性は極めて低い」との見解を
出し、日本の対応を批判。両国の捜査当局はその後も会議や情報交換を重ねたものの、
足踏みが続いていた。
転機が訪れたのは同年8月。製造元の天洋食品(河北省)が、事件後に回収したギョ
ーザを国内で横流しし、4人が中毒を起こしていたことが発覚。中国当局はこの後、国
内で故意に混入されたとの見方を強め、従業員ら「疑わしい人物」の調査を徹底し、賞
金を懸けて有力情報も募った。
しかし、容疑者特定には至らず、昨年末までに中国は態勢を縮小。捜査は今年1月時
点で「事実上止まっている状態」(関係筋)だった。突然届いた容疑者拘束の知らせ
に、警察庁の桑原振一郎捜査1課長は27日未明、「中国当局のこれまでの努力に敬意
を表し、緊密に協力して全容を解明したい」と笑顔を見せた。
■ソース(時事通信)(2010/03/27-07:48)
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010032700110