御坂「あ、アンタ一体……」俺「これが俺の能力……」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:07:54.31 ID:G6nJoSeU0
神裂「了解」
ステイル「『魔女狩りの王-イノケンティウス-』!」
神裂「『唯閃』!」
俺「当麻の道を切りひらけぇええええええ『竜王殺し-ソウルアスカロン-』!」
焔が斬撃が閃光が『竜王の殺息』の中心一点に吸い込まれるように放たれる!当麻の道をつくるために!
三人「うおぉおおおおおおおお!」
ドドドドド
上条「『必要悪の教会-ネセサリウス-』!インデックスを縛る、お前らのふざけた幻想をぶっ壊す!」
『幻 想 殺 し』
上条「はぁはぁ……やったか?」
俺「当麻危ない!」
上条の後頭部を残留した『竜王の殺息』が掠める!
上条「えっ」
俺「当麻!」
上条「ここは・・・」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:09:07.97 ID:G6nJoSeU0
インデックス「とうま!気が付いたんだね!」
上条「あなたは一体どこのどなた様でしょうか」
インデックス「えっ?とうま?」
インデックスの目が潤む
上条「冗談だって。心配かけてごめんな。インデックス」
インデックス「とーま・・・本当にっ本当に心配したんだからね・・・だから今の冗談はちょっと許すことが出来ないかな・・・っとうま!ガブー」
上条「ちょっインデックスさん!?噛みつきはー傷口が開くってー!」
インデックス「ガブー」
時は一時間遡る
カエル『君は記憶喪失だ。脳の記憶を司る脳の一部がなくなっているんだ。キレイにそこだけね」
カエル「こんな症状見たことがない。申し訳ないけど、記憶の復元は不可能だ」
上条「そんな・・・」
カエル「このことは彼女に言ったほうが?」
上条「いえ、言わないでください。」
カエル「ほう。いいのかい?」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:09:23.21 ID:1HX53pOp0
最初の方流し読みしかしてないけどこの感じ・・・
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:10:26.27 ID:G6nJoSeU0
上条「記憶を失う前の俺ならきっとそうするでしょうから。それになにより、こいつを泣かせたくないですから」
カエル「わかった。それじゃ、なにかあったら呼んでくれ。」
上条「あの、もう少し詳しい話を・・・」
カエル「それについては彼がしてくれるようだ」
上条「彼?」
カエル「あぁ。それじゃそういうことで」
ウィーン
俺「良かった・・・気が付いたんだな!」
上条「えぇおかげさまで・・・で、あなたは?」
俺「あぁ、俺は木島陸。一応当麻、お前の親友だ」
上条「そうなんですか。申し訳ありませんが覚えてなくて・・・」
俺「そうだったな。一緒にいながら本当にすまない」
上条「いえいえ。それよりもお話を聞かせて頂いても」
俺「口で説明するより思い出してもらったほうが早いだろ」
上条「思い出すって!?脳細胞ごと消滅してもう思い出すことは不可能だって・・・」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:13:27.68 ID:G6nJoSeU0
俺「現代医学じゃ、な。カルシウムとたんぱく質でしか見ない医者にはわかんねぇよ」
上条「医学以外のなにで治すと仰られますので?」
俺「まぁ見てろ」
そう言うと彼は上条当麻の頭に手を当て
俺「当麻の頭に『竜王の殺息』が触れなかった『未来』を『想像』し『創造』する!」
上条「り、陸?陸じゃないか!そうだ思い出した!全部!」
俺「ふぅ。上手くいったか」
上条「あぁ!やっぱお前はすげぇよ!」
俺「ハハっありがとよ。だけどこんな力を持ってったって大切な友達一人守れねぇ。俺は弱い」
上条「なーにを言ってるんでしょうね。このお方は。お前がいたからインデックスを守れたんだ。お前がいたから俺は記憶を取り戻せたんだ。そもそもお前に守ってもらわねぇといけないほど上条さんは弱くないですよっと。自惚れんなよ?
ポコン
俺「ふっだよな。悪い。俺がちょっと自惚れ過ぎてたみたいだ。よーし!インデックスが起きたら飯を食いにいこう!退院祝いだ!」
上条「うちには大飯食らいがいるけど大丈夫なのかよ?」
俺「おう!任せとけ!それじゃあ俺は外で待ってるな。上手くやれよ?」
上条「上手くやれってなにがだよ」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:14:39.27 ID:G6nJoSeU0
俺「わかってんだろ?その子お前に……」
上条「わーわー!それじゃあまた後でな!」
俺「あいよ。そんじゃ」
上条「……ふぅ不幸だー!」
>>119 説明って物語の?
時系列で言うと執事→0話→禁書→ゼロ魔→遊戯王→終わり
って感じ
これでおk?
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:24:02.21 ID:G6nJoSeU0
禁書第三話-最強の敵!『能力解体-ブレイクダウン-』!-
一方通行「ガキを返して貰おうかァ」
男「上位固体か。ここにはいない。場所を教えて欲しくば……私を屈服させることだな!」
一方通行「そりゃあ単純明快でいいなァ!本気で行くぜェ!死ぬンじゃねーぞ!オゥラァ!」
一方通行の能力『一方通行-アクセラレータ-』。全ての物質のベクトルを自由に操る
それを使い超加速で男に向かい駆ける!もし敵に反撃されようともベクトル操作により彼にダメージが与えられることはない!故に必勝!
上条当麻以外の人間に破られるはずがない!だが!
男「能力にかまけた愚か者か。無駄だ。『能力解体-ブレイクダウン-』」
男の繰り出した左拳が一方通行の頬を捉える!
グゴバジャア!
一方通行「ぐはァ!なにをしやがったンだあの野郎ォ!」
能力で有害なものを全てブロックしてきた一方通行の身体は普通の人間よりも圧倒的に貧弱であった!
男「さぁ、戦いは始まったばかりだよ」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:24:51.97 ID:G6nJoSeU0
……
御坂「ここね!」
男「第3位レベル5『電撃使い-エレクトロマスター-』いや『超電磁砲-レールガン-』か」
御坂「ここにあの馬鹿とり……上条当麻と陸が来なかったかしら!?」
そう。彼女は明確な理由も無く、ただ上条当麻と木島陸がこのビルにただ事ではない様子で駆けて行くのを見かけ追ってきただけなのだ
男「いや、そんな男は見ていないが」
御坂「そう。ならい……あんた、そこに倒れてるのって」
男「ふん。見つかってしまったか。出来ればおとなしくお引取り願いたかったがそうはいかないようだな」
そこに転がっていたのは白髪は地で赤黒く染まり白い肌も赤黒く染まった学園都市第一位『一方通行』のであった
御坂「当然よ!詳しいことはわかんないけどとっ捕まえて黒子に引き渡すわ!覚悟なさい!」
一方通行「……カ……ォ……げろ……ェじ……む……だ……」かはァ
喉を潰されたのであろう一方通行の声は届かない
御坂「いっくわよー吹き飛びなさい!」
何億ボルトもの電撃が男を襲う!『超電磁砲』だ!
男「能力に溺れた愚者がもう一人……『能力解体-ブレイクダウン-』!」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:33:41.29 ID:ZXvZ7BdQP
物凄く小学生ノートに書き連ねられていそうなのに不覚にもここまで読み進めてしまった
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:34:35.06 ID:UhmcuaAYO
電撃が消える!
御坂「な、私の電撃が!なんグボラァッ!」
男の左拳が御坂の肝臓を正確に捉える!
御坂「ぐっ『肝臓打ち-リバーブロー-』ね」
強がってはいるが能力を除けば普通の女子中学生!立っていることすら奇跡といえる!
男「ふふふ今晩は血尿かな?さぁ、闘ろうか」
御坂「うわああああああああああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンパンチ!
……
上条「ここか!ってビリビリ!一方通行!てめえよくも!」
男「『幻想殺し-イマジンブレイカー-』の上条当麻か」
上条「てめぇが二人をやったってんなら!まずはてめぇをブッ殺す!」
男「お前は能力にかまけることなく闘ってきた。その姿勢は評価しよう。だが」
男はこれまで幾人もの能力者、魔術師を斃してきた上条必殺の右を涼しい顔でかわし、
上条「グベリャアッ」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:36:55.84 ID:qmqiTXpv0
グベリャアッ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:39:18.99 ID:UhmcuaAYO
左右左フック右の四発を返す
男「遅い!鈍い!脆い!弱い!圧倒的に!弱すぎる!」
上条「ぺっこんなもんじゃ無かったはずだ!」
男「ほう。立ち上がるか」
上条「ビリビリの!一方通行の!二人の受けた痛みは!こんなもんじゃなかったはず
だ!こんな屁みたいな攻撃で斃れてたまるかよ!おらぁ!」
今度は小さな左のジャブを使い男を牽制する上条。だが
男「遅い!」
上条が一発撃つ間に男は上条の顔に打撃を打ち込んだ!その数実に11発!
上条「なっ反応出来なかった。お前なにか格闘技を」
男「よく気がついた。冥土の土産に教えてやろう!俺の『戦闘技術-ファイティングスタイル-』は!ボクシングだ!そして!俺のパンチスピードは人間の神経伝達速度をも上回る!」
上条「なん……だと」
男「さぁ、お喋りは御終いだ。いくぞ」
上条「ちくしょう!負けてたまるかよ!くそぉおおおおおおおおおお!」(悔しいが俺じゃこいつに勝てねぇ。陸!頼む!ビリビリの!一方通行の仇をとってくれよ!)
……
俺「きさまぁ!」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:41:34.11 ID:UhmcuaAYO
部屋を人目見渡すと全てを理解したらしい陸は激昂し男を見る
男「やっときたか!木島陸!『創造』の担い手!」
俺「うるせぇ!てめぇは!消す!こいつの存在しな世界を!『創造』する!『創造原理-イマジンクリエイター-』!」
なにも起こらない
男「フハハハハハ!これで証明された!私の能力は無敵だ!貴様等能力が使えなければただの人!おっと、なにが起きたか理解できないという顔をしているな
私の『能力解体-ブレイクダウン-』は私の声を聞いたもののAIM拡散力場に干渉し、能力を封じグブアァッ」
声高に能力を説明する男に容赦ない突然の左ハイ!
俺「てめぇの能力なんてどうでもいい。能力を使えないなら素手で!てめえをブッ斃すまでだ!」
その眼は、顔はかつてないほどに怒りに燃えている!
男「なかなかいい蹴りだ!だが私のスピードの前では!」
超速の連打。人間がかわすことなど反応することなど不可能なスピード!だが
俺「無駄だ」
陸の両の掌により防がれる
男「なっその型は……っ」
俺「『廻し受け』だ!そしてぇ!おらぁ!」
男「っく(こいつ!空手使いか!?)」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:47:08.88 ID:UhmcuaAYO
俺「オラオラオラオラオらオラオラオラ!」
男(いや!このコンビネーションの鮮やかさ!私と同じくボクシングか!)
俺「足元がお留守だぜ!」
男「ぐぁっ(蹴り!?先ほどからこいつは一体!)貴様!『戦闘技術-ファイティングスタイル-』を持っているな!」
俺「ボクシングに空手、柔道にテコンドー、ムエタイに剣道、セクシコマンドー、ガン=カタ色々やってるぜぇ」
男「ば、馬鹿な!それだけ膨大な数の『戦闘技術-ファイティングスタイル-』をその歳で極めているというのか!?ありえない!」(だが事実こいつは拳聖といわれた私の
拳を捌ききっている!)
俺「まぁ一番得意は!」
言うと同時に蹴りを繰り出す!男は寸でのところで避けるが風圧で肌が切れる!
男「まさか靴を履いた状況を前提とした市街での闘いを想定したというフランス生まれのあの『戦闘技術-ファイティングスタイル-』か!」
俺「ご名答!『サバット』だ!」
……
俺「能力を解除しろ」
男「参ったな。まさか私が能力無しのタイマンで敗れるとは。負けたよ。完敗だ。能力は解除した」
俺「よし。美琴を、一方通行を、当麻を、この戦いで傷ついた者と傷つけられた物を全て元通りに。あと打ち止めをここに」
『創造原理-イマジンクリエイター-』
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:50:02.88 ID:UhmcuaAYO
御坂「あれ?わたし一体何をって!そうよ!あいつ!」
上条「陸!勝ったのか!」
俺「おう!当麻も大丈夫か!?
上条「おかげさまでな」
打ち止め「あれ?なぜあなたがミサカの目の前にいるの?ってミサカはミサカは首を傾げながら尋ねてみる!」
一方通行「てめェ!」
ダキッ
打ち止め「えっ!?えぇえ!ちょっといきなりなにを……ってミサカはミサカは困惑してみる!」
一方通行「よかった……!無事で……!心配させンじゃねェこのガキィ……」
打ち止め「状況は呑みこめないけど今はとりあえずこの心地いい暖かさにミサカはミサカは身を任せてみる」ギュっ
上条「一方通行……」
男「いいのかい?私まで治してしまって」
俺「ふん。襲ってきたらまたぶっ斃してやるよ。あんなグロイもん黒子たちに見せられるか」
男「なるほど。つくづく出来た男のようだ」
俺「じゃあ俺と美琴はコイツをジャッジメントに引き渡してくる。悪いが当麻、一方通行、自分で帰れるか?」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:52:21.61 ID:UhmcuaAYO
上条「うん!うん!」
一方通行「ぎゅう」
打ち止め「ぎゅう」
二人は互いを呼び合い抱きしめて離れない
幸せそうに抱き合う二人に声をかけるのは余りに野暮なことのように感じられた
美琴「あの二人は二人の世界って感じね。まぁ放っておいても大丈夫でしょ。アイツ私より強い訳だし」
俺「だな。それじゃあ」
俺・美琴「しゅっぱーつ!」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 23:58:07.38 ID:UhmcuaAYO
これで禁書編終了
ちょうど折り返し地点だ
もし質問があれば受け付ける
139 :
◆Q4RTquH8pU :2010/03/23(火) 00:02:13.52 ID:ZcazPjJY0
第0.5話-新たな力『創造原理-イマジンクリエイター-』-
一ヶ月後
男「いまだ!捕らえろ!」
俺「な!?くっ離せ!」
父「くそっこいつらはまさか!」
男「くくくくく少しの間眠ってもらいますよ」
プルルルル
男「はい、全て計画通りに進んでおります。二人は予定通り礼の場所へ。はい。それでは」
???「ハハハッハハハハ遂にこの日がきたのです!ハハハッハアッハアアハ」
……
俺「っここは…?」
父「わからないがどこかの地下のようだな。おそらく…」
俺「やつらのことを知ってるのか?」
父「あぁ。やつらの名は『W.A.R-World Absolute Ruler-』…その行動理念は人の身を超え、神と並び立ち、世界を支配すること」
俺「神だって!?だけど神の力を持つのは俺とあんただけじゃ…」
次いこうぜ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:05:28.17 ID:PUVAgo+t0
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:05:36.84 ID:ZcazPjJY0
父「だからこそ人の身でありながら神の力を持つ私たちが邪魔だったんだろう」
父「やつらの頭はその類まれなる頭脳で人工的に人に能力を与える装置を開発したらしい。そしてそいつらを洗脳する装置を合わせてな。そして能力者の兵を従え世界を支配しようとしているのさ」
俺「なにが神だ!そんな自分勝手なこと許してたまるかよ!」
父「あぁ。だからこそこの状況は好都合と言える。わざわざ敵さんのほうからアジトに連れてきてくれたんだからな」
俺「世界を支配なんてさせてたまるかよ!」
二人は立ち上がりなにもない殺風景な部屋に唯一つ設置されたドアに向かう
ガチャリ
俺「分かれ道か。どうする?」
父「二手に分かれて探索しよう。進んだ先で更に分かれ道があればケータイで連絡を取る。いいな?」
俺「了解!……せいぜい気をつけるんだな」
父「!!!あぁ。お前のほうこそな」
ニヤリと笑い二人は互いに背を向け歩き出す
……
???「二手に分かれましたか。予想通りですね……計画に変更は無しです」
男「畏まりました。Sir」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:06:23.34 ID:6oAamTy/O
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:10:18.06 ID:ZcazPjJY0
???「フハハハハッハアッハ!遂に今日!私は!神と並び立つのだ!」
……
俺「ここまで一本道……そして唐突にあらわれたこの広間っ罠か!」
男B「ご名答ぉここは通さねぇぜぇ」
男C「俺お前倒す殺す仕事ボスのため死ね」
ザシュっドンっ
俺「くっなんてスピードだ!これがさっき言ってた強化人間ってやつか!洗脳された人を傷つけたくないッ!だけどッ!くそっ!傷つけたくなんかないのにッ」
俺「『速力増幅-パワーアンプ-』!俺の肉体を強化!うおらぁ!」
ドンッバンッゴシュッ
「「ぐひぁあっ」」
男達「ぐへへお前通さないここで殺すボス見てて俺達殺る」
俺「『畏れ』の感情を亡くしているのか……くそっ切りがない……すまない。世界のために……死んでくれ」
俺「俺を除く部屋の『重力』を増幅、強化!『地縛圧殺-ヘヴィグラビティ-』!」
グシャ!
俺「先へ!」
--同刻
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:13:56.91 ID:ZcazPjJY0
父「(陸は大丈夫だろうか・・・母さん陸を守ってくれ!)」
ザッ
男V「ここは通さん。父さんだけになぁあハッハッハ!!」
男U「俺達俺お前貴様倒す殺すボス望み死ね」
ドンっドンっ
父「くっこいつら例の能力を開発された洗脳者『縛られし哀れな獣-バインドビースト-』か!」
父「『奴』のところまでなるべく体力を温存しておきたいが仕方がない!バインドビーストの洗脳と能力開発は脳に対して『過去』に行われた物!ならば!洗脳される『過去』まで時を戻せば!」
父「『速力減衰-パワーダウナー-』!奴等の脳の『時』を戻せ!『時の逆流-タイムストリーム-』!」
ギュイイイン
男UV「「ん……あれ……俺……」」
スースー
男達「お前何した関係無いお前殺す俺達仕事殺る死ね」
父「くそっ切りがないな……この『力』は消耗が大きいから余り多用したくないんだが……洗脳された彼らを傷つけるわけには……!傷つけないためには……!仕方がない!」
バインドビースト達「死ねぇえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:16:35.62 ID:ZcazPjJY0
父「なっお前達」
男U「よく覚えてないがどうやらあんたに助けられたみたいだな」
男V「借りを作るのは好きじゃねぇんだ。ここは俺たちに任せてあんたは先にいきな」
男U「ってさっきまで操られてた俺らが言ったって信じてもらえねえか……ははは」
父「信じるさ」
男U「なっ」
父「君達を信じる。だが、相手は強化された能力者たちだ。大丈夫なのかい?」
男V「ふんっ俺たちを舐めんなよ?こんなやつら余裕だっての!」
父「そうか。そおれじゃあ頼んだぞ!君達も気をつけてな」
だっだっだ
男V「……気をつけて、か。普通信じるかよ。さっきまで敵だった俺たちのことなんかよぉ……ったくお人よしなおっさんだぜ」
男U「まったくだ。っと待たせたな!さぁ、始めようか!バインドビーストども!」
バインドビースト達「うがらあァあああああああああああああああああああああ!」
「「ありがとよ」」
……
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:18:06.37 ID:6oAamTy/O
このSSからはかつてないなにかを感じる
さるよけ支援
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:20:52.50 ID:ZcazPjJY0
???「来ましたか」
そこにたたずむは長身で整った、中性的な顔立ちの腰まであろうかという銀の長髪が目を引く一人の人影であった
父「キサマが『W.A.R』の」
ボス「えぇ。私こそ『W.A.R』の長、そして、神だ!」
大きく見開かれた眼、思わず吸い込まれそうになるほど透き通った瞳に父は一瞬たじろぐ
父「っと危ない危ない。さぁ!始めようか!『身体弱化-ピアニッシモボディ-』」
ボス「フフフ身体が動かない。これは困りましたね」
父「なに笑ってやがる!ソィ!」
左脚を鞭の様に撓らせ、打撃す
ボス「ぐはっうぅ」
父「おラオらラオラオラオラオラオらおらおらおらおおおおらおららららら!!!!!!!」
情け容赦ないラッシュ。既に銀髪は赤黒く染まり、端正な顔は醜く腫れ上がっている
ボス「……ぅ……ぁ」
父「こんなものか。いかに天才と言えども」
ここで父はある違和感を覚える!あまりにも、あまりにもあっけなさ過ぎるのだ!なにか、なにか嫌な予感が胸を騒がせる!
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:25:57.21 ID:ZcazPjJY0
父(なにか、なにか無かったか?なにか……まさか眼が合ったあのとき!)
ボス「ほぅ。私の『幻想』の中にいながら気がつくとは、さすがですね」
先ほどまで肉塊であったはずの銀髪の男は闘いの前と変わらぬ場所、姿勢、姿で立っていた
父「なっ貴様やはり!そして幻想だと!?まさか貴様の能力は!」
ボス「フフ。お客さんがもうもう一人、いらしたようですね」
俺「おっやっとご対面だな」
父「陸!くるんじゃない!」
俺「えっ」
ボス「遅いですよ」
ザッシューン
父「り、ぐ……怪我はな……いか?」
俺「なんで、なんで……俺なんかを庇って……なんでだよ!今治すからしゃべんな!」
父「いい。もう、私はダメだ……。母さんとやくそくし…からな…」
俺「母さんと!?お前が母さんとなにを約束してたっていうんだよ!」
ボス「その様子だと話していないようですね」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:30:19.82 ID:ZcazPjJY0
父「やめろ!いうな!」
俺「一体なんの話だよ」
ボス「クハハハハ。あなたの母君を殺したのは私です」
俺「なっどういうことだ!どういうことだよ!」
父「私が弱かったから母さんを守ることが出来なかった。だから私が殺したも同然だ」
俺「そんな……じゃあ俺は今まで親父、あんたのことを……ごめん。ごめん」
父「久しぶりだな……お前に親父と呼んでもらうのも……っと昔はお父さんだったけどなハッハア」
俺「親父ぃ死ぬなよ!親父ぃ!『緊急治療-インスタントキュ……」
父「いい。いいんだ。よく聞け陸。奴の能力は強力だ。ひょっとすると私達の力よりも優れているかもしれん。だが、陸、お前なら、いや、お前と私の力を合わせれば勝てる。勝てるんだ」
弱弱しい動きで陸の手を握る。その手は酷く弱く白く、死を感じさせた
ボス「力を合わせるぅ?そんな死にかけの身体でなぁにが出来ると言うんですかぁ!もう魂半分抜けてるんじゃないんですかぁ?ハハハッハハ」
俺「おまえぇ」
父「そうだ。私はもう死ぬだろう。だが、私の『力』は生き続ける!陸。あげられなかった分の十年分の、そして最後のプレゼントだ。受け取ってくれ。私の『力』を陸に!『受け継がれし力-インハートフォース-』!」
ボス「この光はまさか二つの神の力が!?」
俺「大きな、暖かい力が流れ込んでくる。これが父さんの力!暖かさ!これが……!愛……!」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:35:08.88 ID:ZcazPjJY0
-世界偽りに覆われる時 二人の勇者立ち上がる 一人は燃え盛る日輪の如き正義を 一人は全てを包み癒す月光の如き愛を その胸に宿して
-愛の勇者 正義の勇者を庇い倒れる 正義の勇者 亡き友の愛と自らの正義を力とし 偽りの力を打ち破る そして 世界に愛と正義と真実が満ち溢れる
ボス「くっまずそうですね!『幻想世界-イマジンワールド-』!とりあえず幻想の世界を!」
俺「これがお前の能力か?いや、違うな。もっと多くの『意思』を感じる。そうか。『W.A.R』のやつらの脳を利用して擬似的な超大容量の一つの脳を作ってるのか」
ボス「な、なぜわかった!?ですが、この能力を発動した時点で私の勝ちです!喰らいなさい!」
陸の周囲に隙間無いほどのナイフが浮かび、一気に襲う
俺「幻か。本命はこっちだろ!」
ゴシュ
ボス「なっ一瞬で背後に!?死角からの攻撃をなぜ察知できた!?」
俺「死角ねぇ。なぁ、ここは本当にお前の『幻想』の中か?」
ボス「な、なにを言っているんですかこの『幻想世界』が破られることなど!糞ぉ!世界をもう一度私の『幻想』で満たす!『幻想世界-イマジンワールド-』」
俺「『偽り』の幻想じゃ『真実』の現実には敵わねえよ!」
ボス「な、なにを!くそっもう一度ナイフを!なっなぜナイフが顕われない!?」
俺「これが俺の能力『創造原理-イマジンクリエイター-』だ」
ボス「お前の能力は『速力増幅-パワーアンプ-』のはず!一体なにを……まさか!」
俺「あぁそのとおりご名答だ。俺の『増幅』と親父の『減少』の力が合わさって『創造』の力と成ったのさ!」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:40:51.18 ID:ZcazPjJY0
ボス「そんな馬鹿な!能力の融合だと!?」
俺「この能力『創造原理-イマジンクリエイター-』は俺が思い描き、想像したことを全ての法則、事象をねじ曲げて現実に、創造する!」
ボス「思い描いたことを『現実』に『創造』するだと!そんな馬鹿げた力が!」
俺「あるんだよ!お前の『幻想』に塗れたふざけた野望を打ち砕いた『未来』を『創造』する!」
ボス「そんな……こんなことがああああああああああああ私の『世界』がぁあああああああぁあああああああ」
俺「終わりだ!!」
『創造原理-イマジンクリエイター-』
……
墓前で手を合わせる青年 その顔からは悲しみと寂しさが伺える
「こっちのことは俺に任せろ。仲良くな。……それじゃあ、行って来ます」
そう言ってあげた顔に先ほどまでの悲しみの色は無く どこか晴れやかなものさえ感じさせる
青年の立ち去った墓標に暖かな春の風が吹く そこに刻まれし名は二つ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 00:44:53.81 ID:6oAamTy/O
寝たのか?
一先ず乙!
不覚にも感動した!
このスレを落とすわけにはいかんな
保守
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 01:08:51.74 ID:6oAamTy/O
まさか俺以外誰もいないのか?
保守
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 01:12:08.80 ID:Fe3dXbyg0
俺がついてるぜ
保守
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 01:18:37.96 ID:6oAamTy/O
よかった一人かと思ったぜ
たしかこの時間だと30分に一回くらいで大丈夫なんだっけか保守
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 01:23:44.39 ID:/sYrlQ+R0
これ置いときますね^^
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内 __
02:00-04:00 90分以内 _□.--‐<´ヽ`、
04:00-09:00 180分以内 ,.-"`: :.|___\ ヽ、_ノ
09:00-16:00 80分以内 /: : : :,ヽ、\/l`ヽ、 \
16:00-19:00 60分以内 /::/: :〆、 ,×l/:l : l : ̄ヘ<
19:00-00:00 30分以内 |/|: :/● ●|_!_l_l=:-:‐i´
.,-、 |: :|@ @|::|=|: : : : l
保守時間の目安 (平日用) ;|!:::::::`ヽ、|!_ ⌒ _/:/ : : : : : l
00:00-02:00 60分以内 |!:::::::::::::::::‖r:‐t-t//::ヽ, : : : : : l
02:00-04:00 120分以内 ヾー──'‐(::|×|:::ト==l: : : : : : l
04:00-09:00 210分以内 ./: : : : :ノ:|×|:::|:::::::|: : : :l : : l
09:00-16:00 120分以内 /: :/: : :._}=ェ==|:::::::::ゝ、: :l : : :l
16:00-19:00 60分以内 /: :/|:.__/:::/:/:/ヘ|:::::::::::ノ: : l: : : l
19:00-00:00 30分以内. /: :/,|/_/_/_/_/∧_l_lエ´ヘ、:l l: : : l
/: :/ゝ、/_/_/_/_/_l_l_ヘ_ヘ_ヘ,.ゝl : : :|
 ̄ .|:×|:×|  ̄ ̄
.ヽ_人_ノ
ふぅ・・・
159 :
◆UmH9iH2ZKI :2010/03/23(火) 01:46:41.33 ID:ZcazPjJY0
すまんサルさんくらってた
>>153-
>>158 感謝する
ふぅ
これで過去編終了!
本当は続けたいところだけどすまんが寝る
落ちたら立て直すが出来たら保守頼む
それじゃあの
あっあとトリミスってばれたから変えとく。こんどからこっちな
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 02:01:31.59 ID:6oAamTy/O
任せろ!とは言っても俺もそろそろねむるが
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 02:27:17.03 ID:6oAamTy/O
寝る前最後の保守
あとは任せた
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 03:40:20.80 ID:zkKte/280
ほ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 03:41:07.95 ID:Jvh2b+fc0
このスレ前にもあったろ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 05:31:40.00 ID:1ylsHp+l0
つーか美琴が死んだSSスレは沈んだのか?
後日談がまだだったはずだが
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 07:38:58.62 ID:6oAamTy/O
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 08:04:30.78 ID:5ogqMyXK0
俺が活躍スレは定期的に立てられてるってことだ
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 09:04:49.33 ID:6oAamTy/O
トン
見つかった
前のは未完だったんだな
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 10:54:30.94 ID:NWxllGgRO
ほ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 12:21:31.45 ID:6oAamTy/O
ほほしゅ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
俺シリーズか