一方通行「あ、上条さン、こんにちは」 上条「え…?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
って感じでお願いできます?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 18:27:06.46 ID:yjtNWw480
上条「標識が・・・しゃべった・・・?」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 18:32:19.62 ID:Hiy7MiTc0
>>2の発想は斬新すぎる
新手のいじめかよwwwwwwwwwwwww
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 18:33:00.11 ID:UjUnkPQu0
良スレの悪寒
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 18:33:51.49 ID:Do1pTYmq0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 18:35:18.38 ID:51lL9RzM0
上条「標識が・・・しゃべった・・・?」
一方通行「あァ?なァに言っちゃってるンですかァ? 上条さンよォ」
上条「こ、こわっ せっかく魔術やらなにやらに慣れてきたのに今度はポルターガイスト?!」
一方通行「・・・おい、いい加減にしねェとぶっ殺すぞオマエ」
上条「喋る標識に上条さんはただただ怖れ慄くのみですよ、はい」
一方通行「・・・」
上条「待てよ通行止め!」
一方通行「あァ!?ちげーよ!ちょっとおしいけどよォ」
上条「えっと…二段階右折だったっけ?」
一方通行「誰が原付だ!!俺は一回で右折するぞォ」
上条「あー…やべえ、これまた魔術かけられて記憶失ってるかも」
一方通行「いやこれはエピソード記憶じゃねェだろ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 19:46:25.62 ID:NfDiXKpF0
子萌「転校生の一方通行ちゃんです」
一方通行「よろしくなァ」
上条「」
土御門「」
みたいなスレだと思ったのに
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 20:11:22.00 ID:5WFIVy/l0
道路標識。
一方通行を徹底してそう呼び、学校でも「持ち物に名前を書いてやる」と言って"道路標識"と油性ペンで靴やカバン、財布に書き込むなどとことん陰湿にイジメる上条。
道路の白線扱いされ、左側通行だから、とすれ違いざまに右手で腹を殴られることも茶飯事になったある日、そんなイジメの実態がデルタフォースを始めクラスの皆にバレてしまう。
上条のイジメに日々神経を磨り減らしていた一方通行は、クラス全員からも道路標識呼ばわりをされるかもしれないという絶望から泣き出してしまうのだが…
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 20:30:35.34 ID:q/2oWFXW0
一方「もういいだろォ、許してくれェ・・・」
上条「おいおい、それが学園都市第1位さまのセリフですか(笑)」
クスクス、セロリキモーイ
みたいなスレかと思った
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 20:38:28.16 ID:4ZZSIRtI0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 20:44:42.13 ID:qkyqjW4K0
そういや上条の能力が時間操作だった的なスレってどうなった?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 20:49:23.89 ID:5WFIVy/l0
「あれあれー、泣いちゃうんですかぁ」
ニヤニヤと、彼らしからぬ歪んだ笑みで一方通行を見つめる上条。
俯き全身を強ばらせ、ガクガクと震える足を支える細い杖を握り締め今にも倒れそうなのを必死に耐える一方通行に、さらに追い打ちがかかる。
「なあ、知ってるか?コイツ、10歳の女の子と一緒に住んでるロリコンなんだぜ」
「え…やだキモーイ…」
「上条君がイジメやってるなんて信じられなかったけど…それじゃイジメられても仕方ないよねぇ…」
「変態じゃねぇか…」
違う、保護者も一緒に暮らしているし、ロリコンなんかじゃない。
そう心の中では叫ぶが、声にならない。なったとしても、クラスの中心的存在である上条の前ではどんな反論も無駄だろう。
腕を組み、仁王立ちで一方通行を見下す上条。
あの時実験を止めに来た男は、こんな非道な人間だったのだろうか?
いや、確かに自分は褒められたことなどひとつもしてこなかった。
これは当然の報いなのかもしれない…。
一方通行はあふれる涙を抑える術すら持たなかった。
とか黙々とやってたら、おっとみんな日常ほのぼのがいいのかー
転校生スレは昔なかったっけ
ゲーセンスレとかもあったよねーあれは良かったなー
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 21:09:10.06 ID:x17df3rgi
>>14 これはこれでいいと思う
※ただしハッピーエンドに限る
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 21:14:10.04 ID:q/2oWFXW0
>>15 ここからハッピーエンドとかベリハすぐるだろwww
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 21:16:47.34 ID:y7iZu14V0
同じ学校に保護者いるんだから出来そうじゃね?w
「黙ってないでなんとか言えないのか?学園都市最高のその頭脳は飾りかよ」
「っ…」
辛辣に嘲り笑う声。
困難に立ち向かい、御坂美琴を救い、拳ひとつで実験を終わらせたヒーローですら侮蔑する自分という存在…
「今は能力もハンパだし…可哀想な元最強だなあ。…なあ皆そんなにこそこそ言ったら、道路標識が可哀想だろー?」
上条は両手を広げながらクラスメイト達を振り返った。
「もっと正面から虐めてやろうぜ。自分がどれほどのクズか、思い知らせてやらなくちゃだめなんだよ、コイツには、さ」
その言葉に、合点した生徒たちがうんうんと頷く。
「そうよね、陰口はよくないよねー」
「もっとちゃんと聞こえるように言ってやらないとな」
「…や、め…」
ニヤニヤと躙り寄る集団の悪意に、一方通行は後ずさる。だが、震える彼に上条が毒を放つ。
「おいおい逃げんなよ。あまっちょろいこと言ってんなよ?いいじゃんただのゲームだ。お前だって、やってたじゃないか。
…二万人の女の子を虐殺するゲームとかさ?」
ビクッ!
一方通行の身体が大きく震える。
「ごめ、…」
「あー?きっこえねぇなぁ!なになになんて?何を言おうとしたの?」
「ご…ごめンなさ…」
「ごめんで済んだら死んだ人間が生き返るのかあ!?」
「ひっ、。」
一方通行は涙のせいでぼやけ、輪郭もハッキリしない上条を怯えた目で見つめる。
目を逸らすことなど出来なかった。
自分が受けるべき悪意が、憎悪が、ようやくやってきたのかもしれないと思った。
上条は内心で困惑していた。
確かに一方通行に対する心証は良くなかったが、ここまで罵倒するほど彼を憎んでいただろうか?
転校してきたときは素直に驚いただけだったはずだ。
からかうつもりで"道路標識"と呼んだ。
それがいつの間にかエスカレートして…止まらなくなった。止めたくなくなった。
心の底で、どこか歓喜している自分が居る。そう感じた。
20 :
ぷりん ◆XXRYpWQ1fw :2010/03/21(日) 21:34:14.33 ID:3VBK2SOU0
上条はほとんど自覚していなかったが、彼の日常は酷くストレスのたまるものだ。
同居人のシスターの可愛いワガママ、街で見かけるたびに突っかかってくる少女の幼い愛情。
トラブルや事件に巻き込まれては傷つき、誰かを救う。
救おうとして救っているのではないし、いつもいつも望んで渦中に踏み込んでいるわけでもない。
それでも、彼の日常は波乱と"不幸"に満ちていた。
上条にはストレスが溜まっていた。
そして、目の前で怯える線の細い少年は、素晴らしい欲求の吐け口に成り得る要因があったのだ。
罵ってもいい、嘲ってもいい、詰って嬲って大声で笑ってかまわない正当な理由があったのだ。
だって彼は人殺しだ。
ふーろーかーよー
ハピエンド目指していけいけゴーゴーじゃーんぷ
23 :
ぷりん ◆Tm9S7UgG.o :2010/03/21(日) 21:46:11.58 ID:sZmMqpQF0
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 21:57:07.86 ID:51lL9RzM0
なんだこの展開ニヤニヤが止まりません
もっと一方さんいじめてくれ
俺にいじめられる一方さんを見て楽しむ性癖があったとは知らなかった
気付かせた責任取って最後まで書け
書いてください
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 22:09:44.67 ID:omb90FWl0
一方さんいじめすごく興奮するハアハア
期待してるぞ
一方さんの前で打ち止め寝取って調教ですね
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 22:11:33.62 ID:kYyHYZ290
いかん・・・心が痛む
俺はNTRは嫌いだ…勘弁してくれ。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 22:19:02.84 ID:B0zt/EEFO
おいおい、あんまり一方さん虐めすぎると20巻みたいになるぞ
だから、ほどほどにやれ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 22:21:25.64 ID:q/2oWFXW0
******************************
「名前、一方通行っていうの?本名は?」
「前の学校ってどこだったの?」
「ええっ、超能力者?!すっごーい!」
転校当初、一方通行はクラスの全員からちやほやされた。
人付き合いが苦手で、大勢の同年代の少年少女から注目されることに慣れていない一方通行はいつもしどろもどろになりながら彼らの質問攻めに答えていた。
友達もおらず、クラスメイトはおろか学校に通うという経験すら希薄な一方通行にとって、好意からくる"興味"はひどく新鮮なものだった。
上条はそんな彼を見て、思った。
なんだ、根っからの危険人物かと思ったけど案外可愛いところあるじゃないか、と。
上条は一方通行についてほとんど知らなかった。
今なぜ杖をついているのか、なぜこの高校に転校してきたのか、なぜあんな実験に協力していたのか。
一方通行が転校してくるまで、上条は一方通行は怪我などしないと信じていたし、実験に関しては諸手を上げて賛成したものとばかり思っていた。
だが、今の彼からはそんな闇は見受けられない。ただ、少し人見知りのする少年。そんなイメージだった。
上条は苛立ちを覚えた。
何をはにかんでる。お前がそんな風に笑っている裏で、何人が命を落としたと思ってるんだ。
だから、ほんの少しの悪意を込めて、軽い気持ちで言った。
酷く緊張した面持ちで遠慮がちに、初めておはよう、と声をかけられた日。
「あれ?道路標識がしゃべった?」
その時の彼の表情はきっと永遠に忘れないだろう。
一瞬呆けた顔をして、すぐ悲しみに染まった。
目を逸らし、胸元をきつく握り締め、自分から身を引く仕草をした。
"やっぱり。"そう言っているように見えた。
そして"そんな人じゃないと思ってたのに、期待はずれ"という相反する空気もはらんでいるように思えたのだ。
他人の悪意に慣れた一方通行にとって、たとえそれが"絶望的な状況ですべてをいい方向に導いたヒーロー"だったとしても、
その好意や笑顔が自分に向けられることなどあるはずがないと心の何処かで思い込んでいた。
だから彼は諦めた表情をした。してしまった。
それが、上条の中の琴線に触れたことに気づかずに。
勝手に期待されて、勝手に諦められて、勝手にがっかりされた。
上条にはそんなふうにしか思えなかった。
自分勝手な一方通行。自分のためだけに1万人以上を虐殺して笑っていた悪魔。
そんな少年に、勝手に見捨てられた。
上条は諦めるという行為が嫌いだ。彼は決して何も諦めないし、誰かに何かを諦めて欲しくないと常々思っている。
だから彼は走り続けるし、絶望的でも立ち上がるし、手を差し伸べることを止めない。
そんな彼の矜持。それを、突き崩された気がした。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 22:57:28.00 ID:jzyr7JK70
続いててワロタ
最近俺の立てるスレはよくよく続くぜ
瞬間、彼のなかの箍が外れる音がする。
「え…かみやん、今一方通行はんになんて言うてたん?」
「え?いや別に?道路標識がウロウロしてるなんて変だなーって言っただけだぜ」
「ププッ!道路標識って、一方通行のことかにゃー?ぶはは!傑作ぜよ!」
「そうか?だってアイツ白黒だし…道路標識より、道路標示の方が近いかもな」
「アハハハ!」
「か、かみやん言い過ぎやで…ぷぷ…」
******************************
そして一週間後には、一方通行の机の中にいろいろなモノが突っ込まれるのも日常になっていた。
もともと和気藹々としたクラスのこと、話題を共有するのに時間は必要なかった。
上条が率先して行っているささやかな遊び、それはイジメではなくいじってからかっている、と解釈された。
上条は"ゲーム"といった。
これはゲームなのだ。クラスメイトを揶揄って遊ぶ、ちょっとしたゲーム。
「…」
机の中から出てきた生卵を見ても何の感慨もわかなかった。
ぐしゃぐしゃに割れている。黄身と混じった白身がどろりと椅子に垂れていた。
カバンからタオルを取り出し、一応机の上も拭いてから(机一面にスティックのりを塗られている事があった)鞄を置く。
ギ、と椅子を引いて椅子も拭う。机の中には生卵以外は何も入っていない。入れていたものはすべて持ち帰った。置いておいたらやぶかれてしまうから。
小学生か、と思う。経験は無い。テレビで見たイジメの風景によく似ていた。
表面上は仲の良いクラス。
一方通行に話しかける皆の態度も不自然さは無い。
ただ、スイッチの入った時、そろって皆彼を責め立てるのだ。
「あははっ、机から生卵出てきてる!今日も大変だね一方通行君」
「おいおい誰だよ〜、掃除するの大変じゃん。なあ、一方通行」
「生卵考えたヤツ最高!毎日よく思いつくよなぁ」
「やだかわいそー。明日はなにするの?チョークとかにする?」
皆、間違いなくイジメているのにその自覚が無かった。
友達と遊んでいる。ゲーム。
彼らはみんな、一方通行がちょっと変わっていて、いじられることを容認していると思っている。
上条はそんな仲間たちを見て、胸がすく思いだった。
あーつかれた。
このあと土御門がイギリスの出張から帰ってきて上条殴るの
そしたら上条がすねていっつーをさらに虐めまくるの
様子のおかしいいっつーのことを打ち止めは黄泉川と芳川に相談するんだけど、いつも変なやつジャンですまされるんジャン
エスカレートしてきて暴力が加わり始めたあたりでよーやく家で空元気ないっつーの異変に気づくのな
そんで上条にいっつーの身の上話をするのな
第一位ってことでチヤホヤされてワガママに育ったと思い込んでた上条はガクゼンとするわけな
そんでヨミカワにも殴られそうになったとこでいっつーが上条をかばうの
罵られて当たり前のクズのために黄泉川と上条が痛い思いするのはおかしいと本気で思ってるんだよ
そったらそこで黄泉川と小萌と土御門と青pから全力で説教くらって涙腺大決壊
上条と一緒にわんわん泣いてごめんなさいして仲直り
クラスは元通り
ストレス発散して元気になった上条も元通り
仲良くゲーセン行く仲になりましたよハッピーエンド
という妄想をしてたわけだよバーカちくしょうつかれたもう寝る
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 23:37:04.21 ID:q/2oWFXW0
ネタバレされて終わった・・・だと・・・
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 23:37:09.12 ID:1EsFccdY0
>>39 立て逃げのスレで良くやった
褒美にオプーナを買う権利をやろう
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 23:44:25.66 ID:5WFIVy/l0
だって俺がキーボード打ってるとすげー音がして公害扱いされるんだもん
なんでこんなに音するの?静かなキーボードだったはずなのにいつの間にこんな音がするようになっちゃったの?
俺が何したって言うの
会社のパソコン俺のだけすげー重くて仮想メモリ足りないってエラーでるのなんで?
俺のだけマウスのコロコロがクイクイやるポチポチなのはなんで?嫌がらせ?ねえなんで?ひどくね?
いっつーの夢見て寝る
>>42 なんかもう大変そうだな
乙でした
正直どうなるのかはらはらしたぜ
いい夢見てください
風呂いってる間に終わっていたとは
残念
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:04:46.74 ID:MEY6WOdzO
すごく悲しかった
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:12:58.15 ID:0MZNdiYF0
>わんわん泣いてごめんなさいして
おい一方さんだけでいいからここ書いてくれおぉぉぉぉ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:35:09.88 ID:vHo/lmuj0
なにそれ読みたい
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
一方通行「あらヤダァ、もう忘れちゃったンですかァ?隣に引越してきた一方通行ですよォ」だと思った