( ´_ゝ`)緋蜂兄弟が二泊三日幻想郷観光に行くようです(´<_` )
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
(東方同人誌の山)
真・緋蜂−改1(以下緋蜂( ´_ゝ`))「……」マジマジ
緋蜂( ´_ゝ`)「……ふぅ」
緋蜂( ´_ゝ`)「よし行くか」
真・緋蜂−改2(以下緋蜂(´<_`#))「行くかじゃねえよボケがぁぁぁ!!」
ズババババババ!
緋蜂(;´_ゝ`)「うおおおおおお!?」
シュシュシュシュシュ
緋蜂(;´_ゝ`)「何すんじゃ弟よ!? それ避けるの俺だって辛いんだぞ! 賢者モードでなければピチュってた!!」
緋蜂(´<_`#)「うるせえこの変態野郎!! 冒頭からいきなり気色悪いもの見せやがってドン引きだよ!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:22:35.91 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「はっはっは」
緋蜂(´<_`#)「はっはっハァ!? 大体何だよこの本の山は!」
緋蜂( ´_ゝ`)「見れば分かろう、俺の秘蔵書にして聖典だ。先日の例大祭の収穫よフハハハハハ」
緋蜂(´<_` )「ふん、見たところエロゲー同人誌か」
緋蜂( ´_ゝ`)「お 前 は 今 か な り の 数 の 人 間 を 敵 に 回 し た」
緋蜂(´<_`;)「!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「まぁ兄としても弟に敵が増えるのは好んだことじゃないので俺が教育してやろう」
緋蜂(´<_` )「布教したいだけだろ兄者」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:23:39.19 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「確かにこのゲーム……『東方project』は一目見てエロゲーと勘違いするのも無理は無い。キャラクターが女だらけで、ここにある同人誌はほぼ全部
R-18タグ必須だしな。ちなみに俺はレミレイが俺のデスティニー、魔理霖は俺の乙女心派だ」
緋蜂(´<_` )「すげーどうでもいい」
緋蜂( ´_ゝ`)「で、本ゲームのジャンルだが、俺たちと同じ『弾幕シューティング』だ」
緋蜂(´<_`;)「なん……だと……?」
緋蜂( ´_ゝ`)「俺は紅魔郷だけやっているがEazy一面すらクリア出来ん」
緋蜂(´<_`;)「どんな鬼畜ゲーだよ!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「ゲームパッドが持てないのだ」
緋蜂(´<_`;)「キーボードでやれよ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「俺はワイン持ちシューターだ」
緋蜂(´<_`#)「ゲームパッド持てないって今言ったばかりじゃねーか!!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:25:21.66 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「ともかく俺にはクリアができんかった。その悔しさを今右手と息子とぶつけていたというわけだ」
緋蜂(´<_` )「機械の台詞じゃねーよなそれ」
緋蜂( ´_ゝ`)「いまさら何を言う」
緋蜂(´<_` )「つーか中途半端にプレイしただけだと、思っくそ叩かれんじゃないの?
未プレイはどんなゲームジャンルでも叩かれるもんだぞ」
緋蜂( ´_ゝ`)「うむ、それは先ほどの賢者モードでも考えていた。だから俺はちょっと幻想郷に行ってくる」
緋蜂(´<_` )「フーン」
緋蜂( ´_ゝ`)「ちなみにお前も連れていくぞ」
緋蜂(´<_` )「フーン」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:26:16.13 ID:gnL8Ir760
……
緋蜂(´<_`;)「……は?」
緋蜂( ´_ゝ`)「直接行けばEXだろうと何だろうとダイレクトに堪能することが出来るジャマイカ」
緋蜂(´<_`;)「日本語でおkな単語を出すな!! つーかここどうするんだよ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「安心しろ、一週目の難易度をチートで極凶にしておいた。人間の脳内処理では凄駆すら突破出来ん」
緋蜂(´<_`;)「大体行く方法が無いだろ! ディスプレイに頭から突っ込めってか!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「実は最近、綿月さん家が東方キャラクターに出会ったそうなのだ」
緋蜂(´<_`;)「なんだそのご都合主義ー!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「まぁ無理には連れて行かないけどな。むふふ、ようじょ! ようじょ! 幻想郷!」
緋蜂(´<_`;)「(あ、ヤバイ。こいつをそんな所に一人で放り込んだら大迷惑がかかる。かといって止めるのも無理だ)
……分かったよ、ついていけばいいんだろ」
緋蜂( ´_ゝ`)「(ようじょに釣られたか。流石は我が弟だ)話が速くて助かるぜ〜」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:26:51.51 ID:CPb5DtEZ0
大往生デスレの二人か
とりあえずはしえn
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:28:09.38 ID:gnL8Ir760
ニュース速報(VIP)
怒首領蜂大往生がおかしいんだけど
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:20XX/03/17(水) 20:23:09.20 ID:UvAKiWa50
急に一週目の難易度が異常にあがった
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:20XX/03/17(水) 20:25:21.35 ID:ut8B4dhi0
蜂だけにバグってか
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:20XX/03/17(水) 20:27:45.77 ID:Avl3hybJz0
>2
( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:29:14.76 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「よっちゃん、とよちゃん、遊びに来ちゃったよん」
綿月豊姫「ひっさしぶりじゃなーい! ひばっちゃん!」
綿月依姫「……」ヒヤヤカー
緋蜂(´<_`;)「(まるっきり正反対の反応だよな相変わらず……)」
豊姫「最近はどう? そろそろ負けちゃったこともあったり?」
緋蜂( ´_ゝ`)「20XX年3月17日現在、俺達は一度も敗北してないぜフハハハハハハハ」
豊姫「さすが私の認めた機械! 地上の民になんか負けるわけないわね」バシバシ
依姫「……お姉さま、穢れが移ります。あまり触れない方がよろしいかと」
緋蜂(´<_` )「禿げあがるほど同意する。イカの匂いは移したくないし」
緋蜂(;´_ゝ`)「弟ォ!? 俺泣いちゃうよ? 泣いちゃうよ!?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:30:18.19 ID:gnL8Ir760
豊姫「まぁまぁそんなに嫌うことはないじゃないのよ、依姫。ひばっちゃんたちは封印されていたとはいえ1000年も月にいるんだし、
そもそも寿命が最初から存在しない機械よ〜? 穢れも何も無いじゃない。なら判断すべきはその人格よ!」
緋蜂( ´_ゝ`)「いよっ、わかってるねえ!」
依姫「それはそうですが……」
緋蜂(´<_`;)「(ぶっちゃけその人格に問題があるから依姫ちゃんが警戒してるんだよな……)」
豊姫「それでひばっちゃん、どうしたのよ?」
緋蜂( ´_ゝ`)「おうおう。なんでも最近地上の幻想郷なるところから弾幕を使うヤツらが来たそうじゃねーか」
依姫「弾幕? ああ、スペルカードルールとか言っていたものですか」
緋蜂( ´_ゝ`)「それそれそれ。同じ弾幕使いとしてぜひとも直接見に行きたいわけよ」
豊姫「あー、なるほど! 確かに貴方達の攻撃方法とよく似た戦い方だったわね。興味がわくのも分かるわ」
緋蜂( ´_ゝ`)「そういうことでござんす。そこで、とよちゃんのどこでもドアを是非とも使用したい」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:31:21.24 ID:INNVxKVU0
支援させて頂きまっする
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:31:45.81 ID:gnL8Ir760
豊姫「んー……ちょっと待ってね……」
依姫「断りの言葉なんて考えなくていいんですよ。
機械ごときの頼みに、お姉さまが能力を使用する必要なんて最初から皆無なんですから」
緋蜂(´<_`;)「ですよねー(流石に無理だよなー、容赦なく断っちゃってくr)」
豊姫「お土産に何を持ってきてもらおうか考えてる最中だからー」
依姫「お姉さまー!?」
緋蜂(´<_`;)「えー!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「ほうほうお土産。大自然に育まれた有機物はうめーぞー、うおっほっほ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:33:32.08 ID:gnL8Ir760
豊姫「地上の生き物を食べるわけにはいかないでしょー? そうだなぁ……うん、『美味しい弾幕を持ってきて』!」
緋蜂(´<_`;)「(これには突っ込まざるを得ない!! 日本語でおK!!)」
豊姫「前に依姫が弾幕を食べたら『甘い』って言ってたのよ。すぐに捨てちゃったんだけど……他にも美味しい弾幕がいっぱいありそうじゃない?
もっと美味しい弾幕を食べてもらいたいわ」
依姫「え、私のために……?」
豊姫「うふふ、可愛い妹だもの」
依姫「……っ」カァァ
緋蜂( ´_ゝ`)「(百合ってのも素晴らしいよなニョホホホホァァァハァハァ)」
緋蜂(´<_` )「(死ね。氏ねじゃなくて死ね。リアルに)」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:34:13.79 ID:gnL8Ir760
豊姫「じゃあ、そういうことでよろしいかしら?」
緋蜂( ´_ゝ`)b「合点承知の助でござるの巻!」
緋蜂(´<_`;)「出来るだけ美味しいものをさがしてきますハイ」
豊姫「美味しい弾幕を期待しているわ〜。それでは……『海と山を繋ぐ程度の能力』!!」
ババァン!
豊姫「二泊三日でお願いするわ〜! 最終日の夜明けに、到着したところに戻ってきてちょうだーい!」
緋蜂( ´_ゝ`)ゞ「イエス、サー! GO!」
緋蜂(´<_`;)「のぉぉぉぉ!?」
ゴゥゥゥン……!
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:34:54.42 ID:gnL8Ir760
幻想郷
八雲紫「……!」ピクリ
博麗霊夢「? どうしたの紫?」ぽりぽり
霧雨魔理沙「あーっ、おい霊夢! その煎餅は私が残しておいたんだぞ」
霊夢「食べるのが遅いのが悪いのよ。最速の名を文に取られちゃって、結構経つわよね?」
魔理沙「ほぉ、この魔理沙様に速さ比べを挑むか? のんびりに定評のある霊夢がよ?」
バチバチバチ
紫「はいはい二人とも、煎餅なんかで喧嘩しないの。……私はちょっと用事が出来ちゃったから、ここらで御暇するわね」
シュイン……
魔理沙「はーっ、瞬間移動といい相変わらずあのスキマってのは便利だな」
霊夢「……」
魔理沙「どした霊夢」
霊夢「……ん、ちょっとね」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:35:37.47 ID:gnL8Ir760
スキマ内
紫「藍」
八雲藍「此処に」
紫「今の結界の緩みについて分かっていることを報告なさい」
藍「結論から申し上げますと、ほとんど何も判明しておりませぬ。揺らぎがあまりに小さく、何処からの侵入なのか何者の仕業なのかも不明です」
紫「それは私もよ。ただ……嫌な匂いが鼻をついたの。妖獣である貴女なら、よりはっきりと嗅ぎ取ることができたと思ってね」
藍「はい。はっきりと感じ取りました。――鉄と油。兵器の匂いでございます」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:37:07.43 ID:g5xnZh/QP
レミレイってなに?
レミリアレイニャン?
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:37:07.50 ID:gnL8Ir760
・1日目 昼
紅魔館正門
紅美鈴「すぴー……すぴー……」
大妖精「美鈴さんまた寝てる……」
チルノ「こんないい天気なんだもん、昼寝しない方がもったいないわ! それに気づけるあたいってば最強ね!」
ルーミア「そーなのかー?」
チルノ「そうなのよ!」
紅美鈴「すぴー……、……!」ピク
紅美鈴「(……羽音?)」
大妖精「あ、すみません、起こしちゃいまし……た?」
チルノ「……な、何なのよ。そんな怖い顔しちゃって」
ルーミア「どーしたのかー?」
紅美鈴「……みんな、すぐにここから離れて」
ちびっこ一同「「「?」」」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:37:29.60 ID:A66HUoj5O
東方は知らないが支援
19 :
>>16レミリア×霊夢カップリングの略称:2010/03/17(水) 21:38:30.43 ID:gnL8Ir760
紅魔館の湖対岸
ブブブブブ……
緋蜂( ´_ゝ`)「ウヒョォォォォォハァッハァァァァ!! 来たぜ来たぜ幻想郷!! イヤッハァァァァ!!」
緋蜂(´<_` )「もちつけ兄者」
緋蜂( ´_ゝ`)「幼女! つるぺた! ウヒョヒョヒョホァァハハハハハ」
緋蜂(´<_`#)「話を聞けぇぇぇぇぇ!!」
ズガガガガガッ!!
緋蜂(;´_ゝ`)「ばぎゅううう!?」
緋蜂(´<_`#)「少しは頭を冷やせボケ」
緋蜂(;´_ゝ`)「す、すまん。ちょっと調子に乗りすぎた」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:40:09.42 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_` )「……全く。まずここはどこなんだ。あそこにデカイ館が見えるが」
緋蜂( ´_ゝ`)「むむむ、あの赤い様相、そしてこの湖……(ペラペラペラ)……」
緋蜂(´<_` )「なんだその本?」
緋蜂( ´_ゝ`)「東方求聞史紀。幻想郷観光ガイドブック……という設定の本だ。……ほうほう、間違いない。あの御屋敷は紅魔館だ!」
緋蜂(´<_` )「こーまかん?」
緋蜂( ´_ゝ`)「うむ。東方projectのwin版第一作、東方紅魔郷の舞台となった御屋敷よ。主はレミリア・スカーレット、吸血鬼幼女だ」
緋蜂(´<_`;)「吸血鬼ィ? いよいよおとぎ話の世界だな……つーかさりげなく幼女入れんな」
緋蜂( ´_ゝ`)「そういう設定のゲームなんだから突っ込んだらおしまいだ。
うっほほほ、回りたいと思ってた二つの目的地のうちの一つにいきなり来れるとは、よっちゃんに感謝しなくちゃならないぜ〜」
緋蜂(´<_` )「その回りたい理由っていうのは、主が幼女だからとか言わないだろうな」
緋蜂( ´_ゝ`)「まぁ3割くらいそうだ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:41:39.87 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_`#)「やっぱし……! ……って3割? なんか少ないな」
緋蜂( ´_ゝ`)☆「(ククク……8割9割と予想していたところに3割といわれることで、実数値以上に少なく感じる感情の誤謬よ。それに気付かせないとは流石俺)」キラーン
緋蜂( ´_ゝ`)「おう。まず、俺が会いたいのは主さんそのものってより妹さんのフランドール・スカーレット。通称フランちゃんだ。こっちも吸血鬼だな」
緋蜂(´<_` )「そりゃまぁそうだろう」
緋蜂( ´_ゝ`)「残り7割のうちの2割だが、そのフランちゃんがwin版のEXステージ最難関の一つといわれている点にある。
一応弾幕使いとしてどんだけ強いのか知りたいってのがあるのさ」
緋蜂(´<_`;)「(兄者がロリに性的以外の興味を持っている……だと……? 東方project、たいしたゲームだ……)」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:42:40.29 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「次の2割は、こっちは二次創作だからこのゲーム本編にゃ関係無いんだけどよ、フランちゃんのテーマ曲の有名アレンジがあるワケ」
緋蜂(´<_` )「ふむふむ」
緋蜂( ´_ゝ`)「そのアレンジになんと俺らのテーマソングをちょびっと加えてくれているのだーい」
緋蜂(´<_` )「ほほー」
緋蜂( ´_ゝ`)「それになんだか『ときめき』を感じちゃった☆」
緋蜂(´<_`;)「うわぁ……;;;; きめえ……;;;; 流石の俺もそれは引くわ……;;;;;;」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:43:39.09 ID:A66HUoj5O
しえ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:44:22.08 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「存分にキモがれはっはっは。でまぁ、最後の3割だが、フランちゃんの弾幕は『美味しい弾幕』であると俺は考える」
緋蜂(´<_` )「なんで?」
緋蜂( ´_ゝ`)「勘」キリッ
緋蜂(´<_` )「勘が3割占めるとか機械としてどうなの?」
緋蜂( ´_ゝ`)「とよっちゃんが食べた甘い弾幕ってのは主人公の一人、霧雨魔理沙の弾幕だそうだから、
強けりゃ強いほど美味しくなるんじゃね? ってぐらいの理由よ」
緋蜂(´<_` )「……どうせ俺はここのこと全く知らないから兄者に任せるしかないけどよ……じゃあともかくあの紅魔館とやらに」
緋蜂( ´_ゝ`)「あぁただ問題がある」
緋蜂(´<_` )「?」
緋蜂( ´_ゝ`)「フランちゃん基本的に外に出してもらえないので会うのはデスレーベル並みに困難」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:45:13.78 ID:gnL8Ir760
・・・・・・・
緋蜂(´<_`lllll)「ここまで話といて全然駄目ってどういうオチですか?」
緋蜂ヽ(#T_ゝT)ノ「そうだよ!!! 俺だってフランちゃん会いたいよウワァァァン!!」
緋蜂(´<_`;)「いやなんで今にも弾幕を撃つような」
緋蜂ヽ(#´_ゝ`)ノ「お前ものってこぉぉい!!!」
緋蜂(´<_`;)「のぉぉぉぉ!!?」
ドガガガガガ!!
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:46:06.40 ID:gnL8Ir760
紅魔館正門
大妖精「あれ、向こうで弾幕ごっこg」
ラララ……
バラララ……!!
バラガガガガッ!!!
チルノ「わきゃああー!?」
ルーミア「な、流れ弾!? 危ないのかー!!」
紅美鈴「伏せてなさい!! ――くぅぅっ!!」
ちびっこ一同「「「美鈴さぁぁん!!」」」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:46:54.77 ID:gnL8Ir760
紅魔館内部
ガァン……ドォン……ガガガガ……
レミリア・スカーレット「……なんだか外が騒がしいわね」
十六夜咲夜「外で弾幕をしている輩がいるようでございます。……些か派手にやりすぎているようですね。流れ弾を美鈴が処理しています」
フランドール・スカーレット「弾幕ごっこしてるのがいるの!? わー、私もやってきたーい!」
レミリア「駄目よフラン?」
フラン「……べーだ、分かってるよ」
レミリア「ふふ、いい子で助かるわ。……さてと、この紅魔館の前で私の許可無く騒ぎを起こすなんていい度胸をしているわね」
咲夜「補佐いたしましょうか」
レミリア「結構よ。幸い曇り空だし、私一人で充ぶ……え?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:47:54.62 ID:gnL8Ir760
ドゴォォォォ!!
レミリア「れみっ!? りあっ!? うぅーっ!!?」ガシャッ、バキッ、ズザザザァァッ!!
咲夜「お嬢様ー!?」
フラン「お姉さま!?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:48:47.66 ID:gnL8Ir760
咲夜「(なっ、美鈴が捌ききれなかったというの……!?)」
レミリア「あ、ううぅ……」ズタボロ
咲夜「!! すぐにパチュリー様のところへ! フラン様も!」
フラン「……よくも、お姉さまを……」バサァッ
咲夜「フラン様!?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:49:42.98 ID:A66HUoj5O
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:50:22.25 ID:gnL8Ir760
緋蜂(;´_ゝ`)「フハハハハ息が上がっているぞ」ヘトヘト
緋蜂(´<_`;)「人のこと言えねーだろ」ヘトヘト
緋蜂( ´_ゝ`)「……でもまぁこうして喧嘩できるのも俺たちが二機だからであって、一機じゃ出来ないんだよな。
二回改造した甲斐があったものだぜ〜」
緋蜂(´<_` )「真面目なこと言うとキモいからやめろ兄者」
緋蜂(;´_ゝ`)「俺泣いちゃうよ弟ォ!?」
???「……見つけた……」
緋蜂(´<_` )( ´_ゝ`)「「?」」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:51:31.41 ID:gnL8Ir760
フラン「……機械の蜂……? まぁ、いいや……」
緋蜂(´<_` )「? 女のk」
緋蜂( ´_ゝ`)「フランちゃんキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!」
フラン&緋蜂(´<_`;)「「!?」」
緋蜂( ´_ゝ`)( ´_ゝ)( ´_)( ´)(` )(ゝ` )(_ゝ` )( ´_ゝ`)「ちょwwwwwwwうぇええwwwwゲーム起動前にEXボスとかwwwwウヒョヒョヒョヒョホホホホァァァwww」
フラン「う、うわぁ……」
緋蜂(´<_`;)「兄者、引かれてる引かれてる」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:52:56.81 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「フゥゥゥ……ガラにもなく興奮しすぎたぜ」
緋蜂(´<_`;)「(ガラ通りだと思うが……)で、兄者よ、あの子は」
緋蜂( ´_ゝ`)「今話したフランドール・スカーレットだ。なんだかわからんが特殊召喚に成功しちゃったようだぜ」
フラン「ふーん、私の名前知ってるの?」
緋蜂( ´_ゝ`)「もちろんだフランちゃん。全世界の幼女について、この真・緋蜂−改1号機様に知らないことはありえない」
緋蜂(´<_` )「犯罪者乙」
フラン「……じゃあさ、私が怒ってる理由も分かるよね?」ゴゴゴゴゴ
緋蜂(´<_`;)「!! ……あ?」
緋蜂( ´_ゝ`)「……わーお、紅魔館がちょっと半壊しちゃってるー。オーマイガッ、幼女の住むハウスを流れ弾で粉砕しちまうとは紳士失格だぜ」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:54:59.53 ID:gnL8Ir760
フラン「ねえ、今私お姉さまと一緒に紅茶を飲んでたんだよ? それをさ、壊してくれちゃって、どうしてくれるの、ねえ? あなたが壊れてはじめて釣り合いがとれるんじゃない?
ねえ? ネえ?? ネエ???」ザワ……ザワ……
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:55:44.50 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_`;)「お、おい、様子がおかしく」
緋蜂( ´_ゝ`)「ちなみにフランちゃんが紅魔館から出してもらえない理由は気が触れているという設定からだ」
緋蜂(´<_`;)「ちなみにってレベルじゃねーぞ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「それと持ち合わせている能力が中々チートだ」
緋蜂(´<_` )「能力、って……」
フラン「きゅっとして」
緋蜂( ´_ゝ`)「あ、ヤバイ。お前離れろ」ドン
緋蜂(´<_` )「え」
フラン「ドカーン」
ドォォォォォォォン!!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:58:16.70 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_`;)「兄者ァァァァァァ!!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「我々の業界ではご褒美です☆」コンガリ
緋蜂(´<_`;)「羽!! 羽!! 羽が片方爆発したぞ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「ハッハッハ、片翼とか最高じゃないか。永遠の中二病患者の俺様には良いファッションだぜ。俺様のネトゲキャラ名は†純血に染まりし片翼の蜂†に決定した」
緋蜂(´<_`;)「それは中二病より邪気眼に分類されると思うんだが」
フラン「あれぇ? 痛みで転げまわるの見たかったのにィ。どうして平気なの?」
緋蜂( ´_ゝ`)「兵器だからさ」
緋蜂(´<_` )「誰が上手いこと言えと……今、あの子何したんだ?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 21:59:51.69 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「うむ、『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』。手を握るだけで対象を爆破できる。隕石も爆破してたな」
緋蜂(´<_`;)「チートすぎね!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「まごうこと無きチートだ。メチャメチャ怒ってるし、爆破され続けたら\(^o^)/だ」
フラン「あっはっははは!! 安心してよォ、そんな楽に終わらせてあげないからさぁ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「流石はフランちゃん、ドS(親切)でうれしいね〜。ようよう弟よ、展開はちょいと斜め上だったが、結果的に戦えることになったし弾幕回収は頼むわ」
緋蜂(´<_` )「……分かった、任せろ兄者」
緋蜂( ´_ゝ`)「頼りにしてるぜ〜」
フラン「あなたがコンティニュー出来ないのさ!!」
緋蜂(´<_` )( ´_ゝ`)「「それはこちらも同じこと!!」」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:02:30.29 ID:gnL8Ir760
小悪魔「パチュリー様! 大変、大変ですよぉ!」
パチュリー「聞こえているから静かに呼びなさい。地下は声が反響するんだから。……上で誰かドンパチを始めたのかしら?
魔理沙にしてはちょっと派手すぎるし……え?」
シュイン!
咲夜「失礼いたしますパチュリー様! お嬢様が……!!」
レミリア「う、うぅ……ぎゃおー、たべられ、ちゃうぞ……う、あ……」
パチュリー「……小悪魔! 回復魔法の術式を用意して!!」
小悪魔「は、はい!!」タタタ……
パチュリー「なんなのいきなり、回復魔法は専門外だって言うのに……!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:03:16.38 ID:gnL8Ir760
バァン!
咲夜「今度は何……美鈴!?」
美鈴「さ、咲夜さん、すみません……弾を後ろに反らしちゃいました……」
チルノ「おい、紫モヤシ!! めーりん、助けて! ここに来れば助けてくれるって聞いたわよ!」
ルーミア「酷い怪我なのか〜!」
大妖精「そ、その、変な蜂が対岸で弾幕ごっこを始めたと思ったら、こっちに弾が……」
パチュリー「(次から次へと……! 今日は厄日だわ、全く……!)」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:04:24.43 ID:gnL8Ir760
フラン「はぁ……はぁ……! こ、このぉ!! 禁忌「クランベリートラップ」!!」
バシュウッ! ズガガガガガ!!
緋蜂( ´_ゝ`)「(ボムバリアうめえwwwwwwwwww)ぐわー、やられそうだー」
緋蜂(´<_`;)「(こっちでもちゃんと発動してくれるのはありがたいな……弾幕回収、弾幕回収っと)」ひょいひょいひょい
フラン「はぁはぁ……!(当たってる、全部あたってるのに……なんで全然効かないの! それに、こんな息が苦しいなんて……)」
緋蜂(´<_` )「(おい、あの子ヘトヘトだぞ。残機ゼロにしたのまずかったのか)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(分からん)」
緋蜂(´<_` )「(……けど、残機ゼロにしただけでああもなるか?)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(でも弾幕は一度も撃っていないぞ。……さて、回収は?)」
緋蜂(´<_` )「(そこそこ)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(おk、また爆破されちゃう前に逃げようぜ〜)へーい、フランちゃんもクタクタだし、そろそろ切り上げないかい?」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:05:35.88 ID:gnL8Ir760
フラン「なんですって……ふざけないでよ!! そっちは一度も攻撃してないくせに!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「しょーがないだろー。俺たちスペル宣言用のカード持ってないんだからー」
緋蜂(´<_` )「(なんだそりゃ?)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(んー、この幻想郷の弾幕じゃあ、ボムを撃つのにカードをかざして宣言しなくちゃいけないルールのよ。フランちゃんがクランベリートラップとか言ってたろ)」
緋蜂(´<_` )「(あー)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(郷に入っては郷に従えってやつだ。幻想郷だけに)」
緋蜂(´<_`;)「……」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:06:30.29 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「(ぶっちゃけるとフランちゃんが幼女だからなんだけどね)」
緋蜂(´<_`;)「(そっちが9割だろ……)」
緋蜂( ´_ゝ`)「まぁそういうわけだ。フランちゃんの弾幕、お見事だったぜー。スペカ手に入れたら、またしようジャマイカ」
フラン「……」フラフラ、ヘトヘト
緋蜂(´<_` )「(あれは無理そうだな……流石に諦めr)」
フラン「……うる、さい」ザワ
緋蜂(´<_`;)(;´_ゝ`)「「!?」」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:07:20.97 ID:gnL8Ir760
フラン「もう、おこった。だんまくごっこなんか、やめた」
フラン「こなごなに ブッコワレちゃえええええ!!!」
ドゴォンッ、バゴォンッ、ガガァァァァン!!!
緋蜂(´<_`;)「うおぉぉぉぉぉ!?」
フラン「きゅっとしてドカンッ、きゅっとしてドカンッ、ドカンドカンどかん!!!」
緋蜂(;´_ゝ`)「やばい発狂入った!! 逃げろォォォォ!!」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:08:14.35 ID:gnL8Ir760
ビビッビビビビビ…………
フラン「……え、へへ。やっつけた、よ。おねえ……さま……」
フラッ……ヒュウウ……
バシャァァァン……
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:10:46.14 ID:gnL8Ir760
スキマ内
藍「ご報告いたします。紅魔館前の湖の傍に、対象は現れました。数は2体、目撃者によれば蜂の姿をした機械だということです」
紫「……機械」
藍「さようでございます。そして突如、その2体は弾幕をまき散らしあいながら戦闘を開始。流れ弾により紅魔館本館が半壊。紅魔館門番の紅美鈴、
さらに紅魔館当主のレミリア・スカーレット、及び多数の妖精メイドが負傷」
藍「続けてフランドールスカーレットとも戦闘を行い、一方的に弾幕を受け続けましたが、障壁によって全く無傷であったそうです。
ただ彼女の破壊能力には無力だったようで、最後にはその破壊能力の連射に会い逃走。フランドール・スカーレットは能力の連続使用がたたり、湖へと落下。
妖精メイドたちによって救助されましたが今でも意識不明……以上でご報告を終わります」
紫「ご苦労さま。……ねぇ、藍?」
藍「はい」
紫「その機械の蜂の、最も恐るべき点は何か、わかるかしら?」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:11:49.37 ID:A66HUoj5O
しえ
しえん
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:12:22.48 ID:gnL8Ir760
藍「……たった2体で、吸血鬼の住まう館に壊滅的打撃を与えたところでしょうか」
紫「違うわ。『強い』ことは問題じゃない。それだけの存在ならば、この幻想郷にいくらでもいる。……私を含めてね」
藍「では……」
紫「彼らが、『弾幕』だけに異常なまでに特化した存在だということよ」
藍「……弾幕ですか」
紫「弾幕を防ぎ続けたその障壁が、破壊能力に対しては無力であったことがよい証拠。
……私たち妖怪にとってはたんなる遊びの一つにしか過ぎない弾幕を、絶大なる兵器にまで昇華させた機械の作成者の技術には感嘆するほかないわね」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:13:13.15 ID:gnL8Ir760
藍「博麗の巫女にもお伝えしましょうか」
紫「それはいけないわ、藍」
藍「?」
紫「あの子……霊夢が解決するのは、人と妖怪の間の異変よ? 結末の決まった、おとぎ話の主人公。
そんな危ない目には、会わせられないわ。……血と錆に塗れた兵器を処理するのは、私の仕事」
藍「……ふふ、紫さまが仕事といいますと、どうにも似合いませぬ」
紫「ちょっと、らぁん。酷いじゃないのよぅ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:15:15.60 ID:gnL8Ir760
・一日目 夜
魔法の森
緋蜂(;´_ゝ`)「最後の発狂はやばかったな……逃げ切れたのが奇跡だぜ〜」
緋蜂(´<_`;)「もう二度とゴメンだ……それより兄者、羽は」
緋蜂( ´_ゝ`)「おいしいものたべてうんこしたらなおるよ!」
緋蜂(´<_`;)「まぁ一晩経てば治るけどさ……」
緋蜂( ´_ゝ`)「ちなみに食べたいのはフランちゃんの弾幕だウホホホヒョヒョホヨ」
緋蜂(´<_` )「人がガチで心配しているというのに……ん?」
緋蜂( ´_ゝ`)「どうした弟?」
緋蜂(´<_` )「……なにやら向こうの方にコンピュータの気配がある」
緋蜂(;´_ゝ`)「……はい? ここは明治大正で時間が止まってる幻想郷ですよ……ってマジだ」
緋蜂(´<_` )「これ幸いだ。機械が無いより有るところのマシだろう。行ってみるか」
緋蜂( ´_ゝ`)「場違いな機械の気配……そしてここは魔法の森……この二つの符号が意味するものは、ひとつ……!!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:16:29.83 ID:gnL8Ir760
ざわ・・・
ざわ・・・
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:18:03.22 ID:gnL8Ir760
香霖堂
カランカラン
森近 霖之助「ん? こんな時間にきゃk」
緋蜂( ´_ゝ`)「霖之助キタキタキタ━━━━━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!」
霖之助「――な」
緋蜂( ´_ゝ`)( ´_ゝ)( ´_)( ´)(` )(ゝ` )(_ゝ` )( ´_ゝ`)「wwwっうぇwっうぇえwwwwww同人よりずっとガタイがいいじゃないか
つーか早く魔理沙と結婚しろウヒョホホホヒビャビャヒョホホ」
緋蜂(´<_`;)「兄者ァァァァアァ!!」ドゴォ
緋蜂(;´_ゝ`)「おぼぎょ!? ねえ怪我機械にそういうことする!?」
緋蜂(´<_`;)「ちょっとでもいたわった俺がバカだった!! 店主さんすみませんすみませんすみません」
霖之助「……すまない、全く状況が飲み込めないんだが」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:18:39.46 ID:A66HUoj5O
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:19:28.24 ID:gnL8Ir760
かくかくしかじか
霖之助「なるほど、君達は機械なのか……それで僕の家の機械に引き寄せられたと」
緋蜂( ´_ゝ`)「ん。この幻想郷にはこういう電子機器が全くないようで、ついついホイホイきちゃったんだぜ」
霖之助「はは、確かにね。このようなものを置いているのは幻想郷と言えども僕の店しかないだろう」
緋蜂(´<_` )「それで店主。先ほども話したが、事故で兄の羽がもげてしまったので、修復するまで屋根をお借りしてよろしいか」
霖之助「(……この二体は幻想郷に観光に来たと言っていた)」
緋蜂(´<_`;)「(……なんだかめっちゃ考えてませんこと?)」
緋蜂(;´_ゝ`)「(霖之助は東方界隈でもインテリ派キャラクターだぜ)」
霖之助「(だが怪我するほどの弾幕ごっこを初日に行うだろうか? 否だ。襲われたのならまだしも……)」
緋蜂(´<_`;)「(やべえプレッシャーで死にそう)」
緋蜂(;´_ゝ`)「(衛生兵! えいせいへーい!)」
霖之助「(しかし機械を襲う物好きもいないだろう……まさか、彼らが自分から攻撃して返り討ちにあったのでは? しかし話した様子ではそうも凶暴には……仕方ない、あまり気は進まないが、能力で……)」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:20:09.28 ID:gnL8Ir760
・霖之助の『道具の名前と用途が判る程度の能力』発動
霖之助eye
名前:極殺兵器 真・緋蜂−改
用途:戦争で殺戮を行う
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:20:52.18 ID:gnL8Ir760
霖之助「……」ガ、タンッ
緋蜂(´<_`;)「ちょ!」
緋蜂(;´_ゝ`)「いきなり椅子から転げ落ちたぞ!? 大丈夫か」
霖之助「……あ、あぁ。少しめまいがしてね。もう平気だ」
緋蜂( ´_ゝ`)「そりゃよかった」
緋蜂(´<_` )「驚かせんでよ店主さん」
霖之助「(……下手に刺激は出来ない。僕に不都合な面が見えたら、彼らは即座に僕を蜂の巣にするだろう)……そうだな、一晩でいいのならば、宿を貸そう」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:22:03.17 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)( ´_ゝ)( ´_)( ´)(` )(ゝ` )(_ゝ` )( ´_ゝ`)
┏┓ ┏┓ 巛 ヽ. ┏┓ ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓ ┏━┛┗━┓ ┏┓ + 〒ー| ┏┓ ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
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* | 〒 /⌒ヽ | 〒 ||| ,.へ´_|_ヽ ,-r、,r/」 f ||| ∧ ∧,.へ, 〒 ! /⌒ヽ 〒 !
| | ( ´∀`) | 人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7 | * (゚∀゚ `ァ ノ + | | ( 个 ) | |
+ | { | .| { .(__)、 ○〈_}ノ : | + O /:-一;:、 / /. | | ./ /*
ヽ ヽ | .|.ヽ ヽ (___) 、 〈 く/ ヽ__,」 + ) ミ;;★:;:;:;ミ/ / | |/ /
ヽ ヽ,, ´∀`) ヽ ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) / ,ヘ | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ / (・∀・ / /
,.へ ■ヽ ヽ ー、 ヽ ー、 / / |. | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f ,- f+
l ァ'^▽^) i ,rュ ', i rュ ', ||| ( 〈 .| .| ハ^ω^*`ァノュヘ | / ュヘ |
ヽ ○.| /{_〉,.へ∧ ∧{_〉 << \ ヽ .| .| O☆゙ _ノ_,} ) | 〈_} ) |
| 、 〈 | 〈 l ァ';・∀・) \ノ |_,,| ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ ! ||| / ! |||
||| l__ノ ヽ__)| ,ヘ. ヽ ヽ ○ヽ + |__ノ| ) `7゙(´〈`ー''´ | / ,ヘ | ガタタタン!!!!
緋蜂(´<_`;)「だから兄者落ち着けぇぇ!」
緋蜂ヽ( ´_ゝ`)ノ「これが落ち着いていられるかァァいウヒョホホホホヘヘヒャヒャヒャwwwwww」
霖之助「(……こんな姿を見れば、あれほど大業な名前を冠するほどの兵器だとは誰も思うまいな……)」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:23:09.33 ID:gnL8Ir760
紅魔館
レミリア「うーんうーん……」
フラン「うぐぅ……」
美鈴「……けほっ……」
小悪魔「応急処置の魔法は終わりましたぁ」
パチュリー「お疲れ、小悪魔。ふう、少し落ち着けるわね」
咲夜「パチュリー様、永遠亭への連絡を終えました。直に永琳医師が参られるかと」
パチュリー「御苦労さま。やれやれ、私は医者でも何でもないって言うのに」
チルノ「ちょっとめーりん大丈夫なんでしょーね!?」
ルーミア「だいじょぶなのかー!」
大妖精「二人とも落ち着いてってば……」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:24:07.91 ID:gnL8Ir760
パチュリー「専門知識のない私が大丈夫などと言ったところで、何の価値があるのかしら? どちらとも言えないわよ」
チルノ「こーのはくじょーもーん!」
パチュリー「はいはい。小悪魔、ちょっとつまみだして」
小悪魔「は、はい」がしっ
チルノ「何すんだー! 放してよー!!」じたばた
大妖精「す、すみませんでした……」
ルーミア「そーなのかー」
パタパタパタ……
パチュリー「全く……」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:25:53.14 ID:DKPnrL+a0
AAの意味あんの?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:26:32.82 ID:gnL8Ir760
咲夜「……パチュリー様。お嬢様方と美鈴の傷の深さはどうなのでしょうか」
パチュリー「……三人とも浅いわ。美鈴とレミィが受けたのはあくまで流れ弾で、狙って撃たれたものではないから。二人の頑丈さもあって、傷自体はもう塞がってきてる。
妹様は……なんだっけ、ヒバチ?ってやつと直接戦ったらしいけど、弾幕の直撃も受けていないし、倒れたのは能力の連続使用による疲労ね。
落ちたのも流水ではない湖だったから、致命傷には至っていないわ」
咲夜「……そこまで分かっていらしたなら、あの子たちにも伝えておけばよろしかったですのに」
パチュリー「『大丈夫か』と聞かれては、どちらとも言えないと答えざるを得ない」
咲夜「……?」
パチュリー「傷自体は確かに浅い。けれど……三人とも魔力と気が全く回復せずゼロの状態で止まっている。精神、に過大なダメージを受けたと考えられるわ。
まるで弾幕ごっこにおける、被弾しても立ち上がる精神的打たれ強さ……『残機』をむしり取られたみたいにね」
咲夜「……そんな。妖怪や吸血鬼は、肉体よりも精神に比重を置くというのに」
パチュリー「……ここからは私の管轄外、竹林の医師に任せるしかないわ。……魔力をゼロにされるということの重みは私も知らないワケじゃないけれど」
62 :
>>60 ノリで:2010/03/17(水) 22:28:33.25 ID:gnL8Ir760
・二日目 朝
香霖堂
緋蜂( ´_ゝ`)「お世話になりやしたぜー! オヒョホホエフエフエフフゥゥゥ全快全快!!」
緋蜂(´<_` )「一応病みあがりなんだから……店主、いきなりで泊めていただいてすんませんでした」
霖之助「困った時はおたがいさまさ。僕としても、機械と話すという有意義な時間を過ごせてよかったよ」
緋蜂( ´_ゝ`)b「任せろ、今度は紳士な話題を持ってきてやるぜ☆」
緋蜂(´<_`;)「(まさかこのゲームの同人誌を持ってくる気じゃないだろうな……二度と連れてくるわけには行かなくなったぜ……)」
緋蜂( ´_ゝ`)「っつーわけで名残惜しいっすがそろそろ行かせてもらいますわ。はやく魔理沙とくっつけよぉぉぉ!」
緋蜂(´<_`;)「そ、それでは〜……」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:29:38.06 ID:gnL8Ir760
ビビビビビ……
霖之助「……生き残れた、か。 ……?」
シュイン
紫「朝早くに失礼するわ、霖之助さん」
霖之助「……紫か。珍しく真面目な顔をしているね」
紫「ええ。全てを受け入れる幻想郷といえど、立ち退きを願いたい「モノ」が入ってきましたので」
霖之助「それは大変だ。ひょっとしてそのモノとは、機械の蜂の姿をしているのではないか?」
紫「あら、御察しの早い」
霖之助「今の今まで一晩の屋根を貸していたところだからね」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:32:13.65 ID:gnL8Ir760
紫「……蜂はどちらへ向かいました?」ザワ
霖之助「そんなに妖気を漂わせずとも、話すつもりだよ。引きだした情報、全てもね」
紫「それは失礼。貴方は交換条件でなければ、脅迫でないと動かない半妖だと思っていましたので。
どういう風の吹きまわしか、差し支えなければお聞きしてもよくて?」
霖之助「幻想郷の危機に協力したいというささやかな正義感もある。ただ」
紫「……ただ?」
霖之助「……僕が一度も口にしていない、『魔理沙』という単語を知っていたからだ。
……彼らが何の目的をもってこの幻想郷にやってきたのかは解らないが」
紫「……ふふふ、妹分想いな店主様ですこと」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:33:29.00 ID:gnL8Ir760
魔法の森上空
緋蜂(´<_` )「結構店主さんに色々話しちゃったな〜。ついつい封印された時の愚痴とかも語っちゃったよ」
緋蜂( ´_ゝ`)「東方香霖堂だとキバヤシもビックリの超理論展開する長広舌キャラなんだがなぁ、聞き上手でもあったとは非の打ちどころがなさすぎるぜ。
まぁまだ2008年XX月だ慌てるような時間じゃない」
緋蜂(´<_` )「また訳の分からないことを……で、ところで次の目的地って言うのは」
緋蜂( ´_ゝ`)「『夢幻世界』。ここは丸一日使える今日にしか行けんからな」
緋蜂(´<_` )「ほほぉ、そんなに広いのか」
緋蜂( ´_ゝ`)「いや、行き方を知らんから探す時間のある二日目に持ってきたというだけだ」
・・・・・・・
緋蜂(´<_`#########)「この展開もいい加減あきられてきていると思うぞ? 青筋立ちすぎてAAのバランスの悪くなったし」
緋蜂(((((;´_ゝ`)))))「そそそそそそそそうですねねねねねだからマジギレやめてててててて」
いいぞもっとやれ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:35:34.07 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_` )「で、どうして行き方が分からないんだ兄者?」
緋蜂( ´_ゝ`)「うむ。問題はこの夢幻世界が旧作の東方、『東方幻想郷』の舞台だということなのだ」
緋蜂(´<_` )「旧作?」
緋蜂( ´_ゝ`)「
>>20でwin版第一作〜とか
>>21でフランちゃんはwin版最難関〜とか言ってたの覚えてるか」
緋蜂(´<_` )「まぁ」
緋蜂( ´_ゝ`)「それ以前にPC-98で作られた東方があり、これを旧作と呼んで区別している」
緋蜂(´<_` )「ほうほう」
緋蜂( ´_ゝ`)「ここで問題なのがwin版で旧作の設定があらかたリセットされちゃっていること」
緋蜂(´<_` )「つまり、もうその夢幻世界とやらは存在しないということか?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:37:32.69 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「いや存在そのものは抹消されていないようだ。東方幻想郷からwin版にも出演してるキャラがいるし」
緋蜂(´<_` )「じゃあそのキャラに色々話聞いて見れb」
緋蜂((((( ´_ゝ`)))))「無理無理無理無理無理」ガクガクブルブル
緋蜂(´<_`;)「……なぜに?」
緋蜂( ´_ゝ`)「そのキャラ名は風見幽香……花を愛でる妖怪ともあるが、この求聞史紀にて『危険度:極高』を評されたのはこのキャラのみだ」
緋蜂(´<_` )「極高って……」
緋蜂(;´_ゝ`)「フランちゃんでさえそうじゃないんだぞ? 加えて花を愛でると来た、オイル塗れの俺たちが花を痛めでもしたら……あとはわかるな」
緋蜂(´<_`;)「やめときましょう、そうしましょう」
緋蜂( ´_ゝ`)「賢明な判断だ。……でもどうするかな、ここには行っておきたいんだg……なんか聞こえね?」
ヒュウゥゥゥゥ……
緋蜂(´<_` )「……おう、聞こえる」
緋蜂( *_ゝ*)「何のおtぎゃぶ!?」ドチャッ!!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:38:25.34 ID:gnL8Ir760
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,' ノ !'" ,___, "' i .レ'
( ,ハ ヽ _ン 人!
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:40:26.97 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_`;)「なんだ!? いきなり生首が降ってきたぞ!?」
緋蜂(;´_ゝ`)「うごごごご……今頭にぶつかったんだが……どこ行った?」
緋蜂(´<_` )「頭の上、上」
ゆっくりまりさ「わたしなまくびじゃないよ! ゆっくりまりさだよ! ゆっくりしていってね!!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「こ、この微妙としか言いようのない表情。そして良く分からない台詞。むぅっ、まさか実在したとは!」
緋蜂(´<_` )「知っているのか雷電!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「うむ」
ゆっくりまりさ「ゆっくりかいせつしていってね!!!」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:42:56.96 ID:gnL8Ir760
『油栗死剃手根(ゆくりしていてね)』
明時代末期……
少しでも反乱のそぶりを見せた者に対し行われた拷問および死刑。
その残虐さは筆舌に尽くしがたきものであり、ゆっくりゆっくり時間をかけて行われ、最後には首を落とされる。
この死刑を受けたものはあまりの苦痛に、死しても生首となったまま浮かばれないという……
民明書房刊
『ゆっくりしていってね』より
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:45:30.69 ID:A66HUoj5O
しえん
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:46:11.18 ID:gnL8Ir760
ゆっくりまりさ「そうだよ! ゆっくりまりさは『ちゅうかまん』だったんだよ……ちがうよ!? ぜんぜんちがうよ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「まぁ嘘なんだけどね☆ つーか意外とノリいいなお前ら」
緋蜂(´<_` )「『らいでん』繋がりだ」
緋蜂( ´_ゝ`)「でまぁ、本当言うとこいつは、主人公の霧雨魔理沙をモチーフにした二次創作AAだな」
緋蜂(´<_` )「ふむふむ」
緋蜂( ´_ゝ`)「以上」
緋蜂(´<_`;)「終わり!?」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:47:18.17 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「だってそれ以外に本当になんもわからんのだもの」
ゆっくりまりさ「にじそーさく? えーえー? ゆっくりまりさはゆっくりまりさだよ!」
緋蜂( ´_ゝ`)「本人もこう言ってるし」
緋蜂(´<_`;)「……」
緋蜂( ´_ゝ`)「ただ気になるのは相方がいないことだな」
緋蜂(´<_` )「相方?」
ゆっくりまりさ「そーだよ! ゆっくりれいむがいなくなっちゃったんだよ!」
緋蜂( ´_ゝ`)「おう、普段は」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:47:41.86 ID:INNVxKVU0
ううむ、二次創作設定が主か
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:48:30.44 ID:gnL8Ir760
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 22:56:08.53 ID:F0KoUkl+0
猿ったか・・・
78 :
>>75 緋蜂が流石兄弟で書かれるようなSSですし・・・ >>77 はい。再開します:2010/03/17(水) 23:03:59.64 ID:gnL8Ir760
緋蜂( ´_ゝ`)「
>>75な感じで右側にもう一体いるんだが」
緋蜂(´<_` )「並ぶとシュールさが激増するな」
ゆっくりまりさ「おちてっちゃったんだよー! さがしてさがしてさがしてよー!」ぽよんぽよん
緋蜂(;´_ゝ`)「頭の上で跳ねないでくれお……」
緋蜂(´<_` )「どうするんだ兄者?」
緋蜂( ´_ゝ`)「ふっ、決まっている。口調が幼女っぽいから助けよう」
79 :
誤字った。「>>76な感じ〜」でした:2010/03/17(水) 23:05:47.21 ID:gnL8Ir760
緋蜂(´<_`;)「……まぁ人?助けに越したことは無いわな」
緋蜂( ´_ゝ`)「それにこういうイベントはな。大概重要なフラグだったりするのだ」
緋蜂(´<_` )「そんなバカなことあるわk」
ゆっくりまりさ「むげんせかいに、おちてっちゃったんだよー! いきかたおしえるからさがしてよー!」ぽよんぽよん
緋蜂( ´_ゝ`)「でしょ?」
緋蜂(´<_`;)「なんだこのご都合主義はー!?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:06:47.58 ID:gnL8Ir760
紅魔館
霊夢「レミリアー、御見舞にきてあげたわよー」
永琳「あら紅白巫女。お見舞いなんて、明日は雪でも降りそうね」
霊夢「……流れ弾がぶつかっただけだと聞いたけど、なんで永琳がいるのかしら」
永琳「……勘の良い巫女だこと。吸血鬼のお嬢さんはもう目を覚ましているから、会うのなら会って行きなさい」
スタスタ……
霊夢「……」
ガチャ
霊夢「レミリア、邪魔するわよ」
咲夜「……霊夢? あなたどうしてここに」
レミリア「あら、霊夢じゃない。一介の吸血鬼に博麗の巫女がお見舞いに来てくれるなんて、まさに恐悦至極だわ」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:07:33.85 ID:gnL8Ir760
霊夢「ふん、勘違いしないでよね。流れ弾なんかで倒れた哀れな吸血鬼を笑いに来てやっただけよ」
咲夜「貴様!!」
レミリア「あはは、返す言葉もないわ……咲夜、下がりなさい」
咲夜「……っ。失礼いたします」シュイン
レミリア「……さぁ、昨夜も下がったわ。存分に抱腹絶倒なさいよ」
霊夢「残念ね、悪魔は笑う門に来れないんでしょ。それじゃあ詳しい話を聞けないじゃない」
レミリア「……一本取られたわ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:08:55.94 ID:gnL8Ir760
霊夢「少しは皮肉を返してちょうだい。話にくいったらありゃしない」
レミリア「悪いけど、気力が無いのよね……」
霊夢「……弾幕の流れ弾に当たっただけで、そうもへこむ? もう怪我も治ってるわよ」
レミリア「はは、断言するのね。分かっているわよ、傷が治ってることは。
霊夢「なら」
レミリア「……竹林の医師に言わせれば、どうやらその弾には精神力を一撃でえぐり取っていく効果があったらしいわ。
……弾幕ごっこの創始者の貴女に分かりやすく言うなら、残機を一撃でゼロにするってところよ」
霊夢「……二度と立ち上がる気が無いとか言う気じゃないでしょうね」
レミリア「馬鹿言わないでよ。魔力が回復したら即座に叩きのめしに行くわ。だから
霊夢、あいつらに喧嘩を売ろうなんて思わないことね。私が最初に撃墜するから」
霊夢「悪いわね、それは出来ない相談よ」
レミリア「……え?」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:09:41.67 ID:gnL8Ir760
霊夢「博麗の巫女として、その機械の蜂二体は退治させてもらいましょうかね」
レミリア「……ふざけるなよ、博麗の巫女。私が喧嘩を売るなと言っているんだ」
霊夢「止めたいならさっさと気力を回復させて力づくで止めに来なさい。もっとも、今日明日には無理でしょうがね」
レミリア「霊夢。これは……『命令』じゃなくて、『お願い』」
霊夢「私は空を飛ぶ巫女よ? 何物にも縛られない。……あぁ、いやそうでもないか」
レミリア「……?」
霊夢「友人がやられれば、それなりに『怒り』という感情に縛られるのよ」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:12:33.21 ID:gnL8Ir760
・二日目 昼
夢幻世界
緋蜂(´<_` ;)「
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『俺は幻想郷にいたと思ったらいつのまにか夢幻世界にいた』
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 超スピードだとか催眠術だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:13:15.13 ID:gnL8Ir760
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> そうなんだ、すごいね! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,' ノ !'" ,___, "' i .レ'
( ,ハ ヽ _ン 人!
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ
緋蜂( ´_ゝ`)「ご都合主義って便利だよね」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:14:30.04 ID:gnL8Ir760
ゆっくりまりさ「ついたよついたよ! むげんせかいだよ! ダイレクトちょっこうびんだよ!」
緋蜂(´<_`;)「(……もうこれで納得しておこう……)兄者よ。ここにいるのはどちらさんなのだ」
緋蜂( ´_ゝ`)「妹の夢月、姉の幻月の姉妹。旧作なので詳しくは知らんが」
緋蜂(´<_` )「強いのかやっぱり」
緋蜂( ´_ゝ`)「姉妹どちらもボムに対してバリアを張り、幻月に至っては新旧東方全作の中で最凶の弾幕をばらまいてくるそうだ」
緋蜂(´<_`;)「……さっきの幽香ってキャラクターにはやたらびびってたのにか?」
緋蜂( ´_ゝ`)b「だってあっちはおねーさまだし。こっちは幼女だからおk。あとは美味しい弾幕である可能性と最凶弾幕を体験したいってささやかな好奇心だぜ」
ゆっくりまりさ「このろりこんめ!」
緋蜂(´<_` )「フランドールちゃんの時と大体同じ理由ということか……じゃあ先に」
???「久方ぶりね、ここまで私たちの世界に入ってくるなんて」
ゆっくり&緋蜂(´<_` )( ´_ゝ`)「「「?」」」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:16:01.34 ID:gnL8Ir760
ユラァ……
夢月「……蜂二匹におまんじゅう? へんなの」
ゆっくりまりさ「おまんじゅうじゃないよ! ゆっくりまりさだよ! ゆっくりしていってね!!!」
緋蜂(´<_` )「メイド? 兄j」
緋蜂「夢月キタ━━(Α`(○=(く_`(○=(ε゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)=○)ω・`)=○)゚ё)=○)゚дゝ)━━!!!」
緋蜂(´<_`#)「いきなりなにすんじゃぁぁぁぁぁ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)( ´_ゝ)( ´_)( ´)(` )(ゝ` )(_ゝ` )( ´_ゝ`)「夢月ちゃんwwwwwwだwwwwwwwwwwぜwwwwwwwwww
ロリメイドktkrウヘヘヒョホホホホホwwwwww」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:17:17.67 ID:websDDJO0
機械って事は兄者をプログラムした奴が居るんだよな…
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:40:44.43 ID:cX+r1tBZ0
これは
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/17(水) 23:54:30.78 ID:cX+r1tBZ0
猿った?寝た?
91 :
>>90またです・・・ >>88 大佐ではない事を祈ります。:2010/03/18(木) 00:00:06.71 ID:tXkllfFg0
(´<_`#)
⊂彡☆))´_ゝ`)
ゆっくりまりさ「ひとにぼうりょくするとゆっくりできないよ!! やめてあげてね!!」
緋蜂(;´_ゝ`)「サーセン……」
夢月「いやあの……何? 何なの?」
緋蜂(´<_` )「大変お見苦しいところをお見せいたした。ただの迷子探しなので名乗るほどでもありません。この子の友人がこちらの世界に落ちたということで、お
探しする許可を願いたい」
ゆっくりまりさ「ゆっくりれいむをさがしてるよ!」
夢月「……あぁ、そういえば姉さんがそのおまんじゅうに似てる赤いリボンのおまんじゅうを持ってたわね」
ゆっくりまりさ「ゆっくりれいむだー!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「こいつは話が早いぜ。じゃあそのおまんじゅうを」
夢月「嫌よ」
ゆっくり&緋蜂(´<_`;)(;´_ゝ`)「「「なんで!?」」」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:01:01.42 ID:gnL8Ir760
夢月「だって姉さんは、悪魔よ? 人の嫌がることをするにきまってるじゃない」
緋蜂(´<_` )「でも断言できるとは……」
夢月「私と姉さんは、二人で一人前、二人で一つ。姉さんが何を言いたいのかなんて、分かって当然でしょ?」
緋蜂( ´_ゝ`)「(幼女が二人で一つとかエロすぐるだろjkやべ鼻血出そうウハハハハ)」
緋蜂(´<_`;)「(兄者……)」
ゆっくりまりさ「かえしてかえしてー! ひとりぼっちは、まりさもれいむもきらいだよ!! ゆっくりかえしていってね!!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「とはいえこんなに言ってるんだし、これは取り返してやるのがスジというものだろう」
緋蜂(´<_` )「うむ」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:01:52.56 ID:tXkllfFg0
夢月「やる気? かまわないけれど」
緋蜂( ´_ゝ`)「旧作はスペカ宣言がないから、こっちもガンガン弾幕で応戦するぜ〜。しかしロリ相手に残機ゼロで弾幕ありはちょっと無理」
緋蜂(´<_` )「とするとあれか」
緋蜂( ´_ゝ`)「おう」
夢月「ごちゃごちゃ話してるなら、こっちから行くとしましょうか!」
緋蜂(´<_` )( ´_ゝ`)「「来い!! ホワイトレーベルで相手だ!!」」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:05:12.83 ID:tXkllfFg0
香霖堂
カランカラン
魔理沙「よーう、香霖」
霖之助「なんだ魔理沙か」
魔理沙「なんだとはなんだ」
霖之助「なんだとはなんだとは……もういいか」
魔理沙「そうそう、香霖はそうやって折れるのが似合ってるんだぜ」
霖之助「減らず口は変わらないね。今日は何の用事だい?」
魔理沙「ああ、花に寄りつく蜂を退治しようと思ってな」
霖之助「……殺虫剤がほしいのか。それならいいものが」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:08:43.00 ID:tXkllfFg0
ぽすん
魔理沙「まぁ聞けよ香霖」
霖之助「膝の上に座られると、殺虫剤を取りに行けないのだがね」
魔理沙「おや? 香霖も年か。その殺虫剤は今目の前にあるのに取れないとは。取らせる気もないけどな、私が使うから」
霖之助「……」
魔理沙「私は食べたことは無いから分からんが、弾幕は甘いそうだぜ。あまーい蜜がたくさんあるこの幻想郷に、蜂が寄ってくるのも当然の話だ」
霖之助「……蜂の駆除というのは難しいものだよ。やり方を知らないのならば、刺激しないようにやり過ごして専門家を呼ぶのが正しい判断というものだ」
魔理沙「そうか?」
霖之助「そうさ」
魔理沙「なるほど、分からん」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:10:23.66 ID:tXkllfFg0
霖之助「……魔理沙」
魔理沙「ところで香霖、じゃあよぉ、駆除どころか刺激しない方法も知らないとしたらどうする?」
霖之助「……」
魔理沙「最低限、身を守れる情報は無いとな、香霖?」
霖之助「……布団をかぶってぐっすり眠ることだ」
魔理沙「ところがどっこい、眠れないんだ。香霖が命がけで一晩かけて情報を引き出したみたいにな」
霖之助「……君には負けたよ」
魔理沙「そうそう、香霖はそうやって折れるのが似合ってるんだぜ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:11:09.20 ID:tXkllfFg0
夢幻世界
ドゴォオォオン!
夢月「……今更だけど、二人がかりって卑怯じゃない?」
緋蜂( ´_ゝ`)「そちらさんも姉がいるんだから同じことが出来たろ〜」
緋蜂(´<_` )「むしろ的が増えてる分、防御力は激減してるんだが」
夢月「それが貴方達のコンビネーション……というわけね……。なら、私たちのコンビネーションも、堪能あれ……」ガクン
ゆっくりまりさ「ゆっくりしててね!!!」
緋蜂(´<_`;)「……やっと落ちた……かなり必死になったぜ……」
緋蜂(;´_ゝ`)「宣言無い分弾の出るタイミングが全く分からんかったからな……それじゃあ、先に進むと」
???「なぁにやられてるのよ、夢月」
???「たしゅけちぇー!!!」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:11:51.91 ID:tXkllfFg0
__ _____ ______
,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
'r ´ ヽ、ン、
,'==─- -─==', i
i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
ノイi圷旡≧/ /≦乏. | .|、i .|| ゆっくりしないでこの手をはなちてね!!!
r'¨´ ̄`ヽ_ | |/ / / / | | 「 !ノ i |
-ーィ,_ノ | | , -- 、 | | .L」 ノ| .|
__/ と\ ー'⌒ー' ,イ| ||イ| /
ヽ二,ノ ヽ、 ルレ レ´
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:12:56.26 ID:tXkllfFg0
ゆっくりれいむ「ひたいよー!!!」
幻月「やれやれ、夢月ってば蜂とおまんじゅうにやられちゃったの?」
ゆっくりまりさ「れいむー!!! いたがってるよ、ゆっくりしないでやめてあげてね!!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「(やべ小躍りするタイミング逃した)……あいつが幻月だぜ。噂にたがわずナイスなロリータ……だがドS」
緋蜂(´<_`;)「おいガチ泣きしてるじゃないか、放してやれよ」
幻月「いいわよ」ぷにん
ゆっくりれいむ「ひーん!! いたかったー!!」
ゆっくりまりさ「こにょやりょー!! ゆっくりしないでれいむをこっちにわたしてね!!!」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:17:03.20 ID:MkXhpujvO
支援
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:27:39.38 ID:fhJYPFL40
月繋がりだしこの発想も無くは無かった…
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:37:03.69 ID:oS/AP5qQ0
寝ました?支援
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 00:50:22.11 ID:nSR5YWq50
この内容に関わらずここまでアンチスレなし・・・
ブーン系には東方厨が多いのか?ショック・・・
104 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:02:00.08 ID:tXkllfFg0
次猿ったら寝ます。一応トリ。書き溜はしてあります。
緋蜂( ´_ゝ`)「おう、この饅頭ちゃんの友達みたいだから帰してやってくれい」
幻月「い・や・よ」
ゆっくり「「えええー!!」」
緋蜂(´<_`;)「(マジで当たった……)」
幻月「言うことを一つ聞いてあげたんだから、そちらも私の願いを聞いてちょうだいよ?
貴方達もここまで来て、はいさようならと行けるとは思ってないでしょ? 勝ってから言いなさいな」
緋蜂( ´_ゝ`)「さすが最凶ボスというだけありますなぁ」
105 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:02:54.04 ID:tXkllfFg0
緋蜂(´<_` )「(……なる、妹さんがたとえ相手を倒せずとも、姉が相手の戦い方を覚えられるってことか)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(俺らも戻ったらやってみるか〜?)」
緋蜂(´<_` )「(こういうコンビネーションは苦手なんじゃないの?)」
緋蜂( ´_ゝ`)「(そうだな、連携や協力ってのは肩を並べて行うものだ)」
緋蜂(´<_` )「(同意)」
106 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:04:36.74 ID:tXkllfFg0
緋蜂( ´_ゝ`)「へい、げんげっちゃん。むげっちゃんの努力は残念ながら無力化されちゃいそうだぜ。俺らにはもう一つ戦略あるでな」
幻月「へえ? でもここで喋っちゃったらその意味なくなったんじゃない?」
緋蜂( ´_ゝ`)「俺は全世界の幼女の味方なんでね。幼女の努力を実らせるのが仕事なのだ」
緋蜂(´<_` )「それニート」
幻月「アァァッハハハハハハ!!! 面白いわねえ蜂!! 努力なんてもの、踏みつぶされてしかるべきよ!!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「行くぜ弟」
緋蜂(´<_` )「いいとも兄者」
緋蜂(´<_`#)(# ´_ゝ`)「「ブラックレーベル!!」」
107 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:05:31.43 ID:tXkllfFg0
二日目 夜
博麗神社
キョロキョロ
紫「(誰もいない……結界を張るなら今のうち……)」
霊夢「とでも思っているのかしら?」
魔理沙「思ってるにきまってるぜ」
紫「……あらら、霊夢、魔理沙ぁ。どうし」ガッ
霊夢「……どういうつもり? 異変は巫女が解決するんじゃないの?」
紫「……異変というのは、解決するのが前提よ。あれは生き物でも妖怪でもない、機械。処分は裏方がやるものじゃあないかしら」
霊夢「じゃあ私は今まで決められた物語の上を走っていたということ? とんだ茶番だわ」
魔理沙「ひえー鬼巫女さんは恐ろしいぜ」
108 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:07:15.68 ID:tXkllfFg0
紫「……百歩譲って巫女の霊夢はいいとしましょう。なぜただの人間の魔理沙がここにいるの」
魔理沙「『極殺兵器 真・緋蜂−改』。物騒な名前なこった」
紫「……」
霊夢「月に千年封印されてそれを自力で破り、再封印のために赴く者たちをいまだに退け続けている。
まったく、機械のくせに妖怪と比べても遜色無い来歴じゃないのよ。……魔理沙から聞かせてもらったわよ」
魔理沙「そういうことだぜ。ここまで首突っ込んで無関係もくそもない」
紫「……あなたたちは、分かっていない」
霊夢&魔理沙「「?」」
109 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:08:26.60 ID:tXkllfFg0
紫「あの機械は、妖怪、魔法……幻想にとって一番大切な、『精神』を蝕む力を持っている。あなたたちの実力が通用するような相手じゃ」
霊夢「じゃあなおさら妖怪のアンタには任せられないわね」
魔理沙「妖怪は精神に対する抵抗が弱いんだろ? それこそ人間の役目じゃあないか」
紫「……」
霊夢「どうしてレミリアも紫も、人間を弱いと決めつけるのかしら?」
魔理沙「たまには私たち、人間が守ってやらないとな」
紫「……ハハハ。まさかそんな台詞が飛び出してくるとは思わなかったわ」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:08:35.16 ID:zXYZAJVY0
111 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:10:16.46 ID:tXkllfFg0
夢幻世界
ズガガガガガンッ!!
幻月「……引き分けってところねえ。でもさぁあなたたち、少しくらい避けさせる弾幕にしたほうが良いんじゃないの」
緋蜂(´<_`;)「あの発狂弾幕張った後でそれを言いますかァァ!?」
緋蜂( ´_ゝ`)「いやいや、げんげっちゃんには避けられたからな。むしろまだ濃くしませんと」
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> 無理ゲーだよ!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
112 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:11:13.70 ID:tXkllfFg0
夢月「姉さん、この饅頭二つ持つと結構重いんだけど」
幻月「あ、そう。じゃあ帰しちゃって。もうそいつらいらないし」
夢月「はい、姉さんの許しも出たし、帰してあげるわ」ぽいぽい
緋蜂(´<_` )「うわっと」
ゆっくり「「ありがとうだね!!」」
緋蜂( ´_ゝ`)「dクス。弟、弾幕回収出来た?」
緋蜂(´<_` )「期待するほどの量無いぞ」
緋蜂( ´_ゝ`)b「GJ」
113 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 01:12:45.53 ID:tXkllfFg0
幻月「ああ、もういつまで喋くってるのよ。とっと消えなさい。この世界にオイルの匂いが染みついたらどうするの、しっしっ」
緋蜂( ´_ゝ`)「おう、こっちも長居出来る身分でもないんでな。そろそろ戻らせてもらうぜ。ところでむげっちゃん、今何時?」
夢月「この世界と幻想郷だと時間の流れが違うから、一概には言えないわ。……ただ、そろそろ夜が明けるんじゃない?」
・・・・・・
緋蜂&ゆっくり一同「「「「ΩΩΩΩ<な!! なんだってー!!?」」」」
幻月「何驚いてるの」
ゆっくりまりさ「ノリだよ!!!」
ゆっくりれいむ「ゆっくりもするけど、くうきもよむよ!!!」
夢月「(なるほど、これをKYと言うのね)」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:23:30.47 ID:MkXhpujvO
しえん
緋蜂の強さは
デスレ>>白>黒
だと思うんだが
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:44:19.23 ID:vjiYQsrg0
デスレ一週目が真・緋蜂で
二週目が改だったか?
ホワイトってなんだ?無印?
黒版と比較して無印は白って呼ばれてるな
無印のが強いからホワイトモードは若干本気ってところか
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 01:59:23.77 ID:vjiYQsrg0
続きまだー?
しかし弾幕ごっこと弾幕殺しじゃ勝負にならないのでは
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:00:48.17 ID:1qu78iafO
どっちも詳しく知らないけど支援
120 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:10:43.78 ID:tXkllfFg0
また猿です。次止まったらさる食らって寝たと思ってください。
再開は明日(というか今日)の午後以降です。
121 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:14:06.15 ID:tXkllfFg0
>>115スピードで勝る黒を選んだようです
>>118あるていど緋蜂が弾幕ごっこに合わせてます、スペカ宣言守ったり。
緋蜂(;´_ゝ`)「や、やばいぞ!! 夜明けに到着地点って、とよっちゃん言ってたよな!!」
緋蜂(´<_`;)「こうしちゃいられない!! 急がんと二度と帰れん!!」
ゆっくりまりさ「でもかえりみちしらないよ……」
ゆっくりれいむ「だいじょうぶだよ!! ゆっくりれいむがしってるよ!! あんないするよ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「ktkr!! よっしゃ急ぐぞォォォォ!!」
ビュウゥゥゥゥゥ……!!
幻月「騒がしいヤツらだったわね」
夢月「うん、同感」
122 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:15:47.24 ID:tXkllfFg0
三日目 黎明
博麗神社 裏山の湖
魔理沙「ここに来るのも何年振りかね。香霖が言うにゃあヤツらは夢幻世界に向かったそうだが、私たちは追わなくていいのか」
霊夢「もう出てくるわ。そこを叩く」
魔理沙「お? 確かに二泊三日云々とは言ってたが、今か?」
霊夢「勘」キリッ
魔理沙「そうか、なら間違いないな」
霊夢「ここは突っ込むところなんだけど?」
魔理沙「この私が空気に縛られると思うか?」
霊夢「……アンタらしいわ」
魔理沙「だろ」
……ガガガ……
霊夢「……!」
魔理沙「……来たか」
123 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:16:40.40 ID:tXkllfFg0
ガガガ……ガガガ……!!
――ッドォォォ!!
霊夢「夢想封うみゅ!!?」ドギュ!
魔理沙「マスターsぷえ!!?」ドカッ!
124 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:18:40.14 ID:tXkllfFg0
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>今はゆっくりしないでね、ひばちーん!!<
ヽ::::::::::::::::::::: ^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
???「投げちまって悪いなゆっくりー!!」
???「お前らはゆっくりしろよー!!」
ビュゥゥゥゥゥ……!!
125 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:20:53.19 ID:tXkllfFg0
魔理沙「いってぇええ、鼻ぶつけた……」
霊夢「っつう〜……」
ゆっくりれいむ「ぎゃー!! ゆっくりれいむのニセモノだー!!」ぴょんぴょん……
ゆっくりまりさ「ひばちんよりこわいぞー!! にげろー!!」ぴょこぴょこ……
霊夢「うう、何よ……って、ひばち?」
魔理沙「……おい、じゃあ今飛んでいったのは!」
霊夢「魔理沙!! あの方向、紅魔館よ!!」
魔理沙「乗れ!! 飛ばすぞ!!」
ドギュウゥウウウ!!!
126 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:22:27.73 ID:tXkllfFg0
三日目 夜明けまで3分50秒
ビビビビビビビビ!!!
緋蜂(´<_`;)「御礼くれたな……最後ゆっくりのヤツら投げちまったから、大丈夫だといいんだが……」
緋蜂( ´_ゝ`)「あいつらモチモチしてるから大丈夫だ。ちゃんと声かけてくれたし。つーか夜明けまであとどんくらいだ」
緋蜂(´<_` )「3分42秒。到着地まで全速力で約3分強だ」
緋蜂( ´_ゝ`)「よし間に合……と言わせてくれないのがこの幻想郷だな〜」
……ギュオオオオオオ……!!
???「待てコラァァァァ!!」
???「これ以上は好き勝手させないわよ……!!」
緋蜂(´<_`;)「!? おい、ものすごい速さで何かが追ってくるぞ!!」
緋蜂( ´_ゝ`)「振り向け、バック走の格好になるぜ!! いつもと同じにな!!」
127 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 02:23:31.41 ID:tXkllfFg0
魔理沙「追い付いたぜっ!!」
霊夢「止まりなさい、この機械蜂!!」
緋蜂(´<_` )「あの嬢ちゃんたちは?」
緋蜂( ´_ゝ`)「このゲームの主人公、霧雨魔理沙と博麗霊夢だ。最後の最後で見れて、いい土産話が出来たぞ」
魔理沙「中々殊勝な心がけじゃないか、ここでスクラップにされるのが分かってるみたいだぜ」
緋蜂(´<_` )「いやいや今から帰りますから!」
霊夢「ならなんで紅魔館の方に向かってるわけ? 外に出るなら、私の神社から帰ればいい話でしょうが」
緋蜂( ´_ゝ`)「こりゃー説明してる暇はなさそうだー。ちょいと追っ払うぞ、ゆっくりから『宣言用カード』も貰ったし」
緋蜂(´<_` )「最後の最後までこういう展開か……」
緋蜂( ´_ゝ`)「悪いな主人公タッグ! 俺は幼女には甘いが、少女には多少厳しい態度をとるぜ!!」
魔理沙「あ? やるか? 上等だぁ! 撃つと動くぞ、すぐ動く!!」
霊夢「こっちは最初からそのつもりだったけどね!」
緋蜂(´<_`#)(# ´_ゝ`)「「デスレーベルで死ぬがよい!!」」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:25:50.97 ID:vjiYQsrg0
死なせちゃらめえwww
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:28:49.65 ID:xWCCCPz2O
おれ……なんか兄弟がかっこよく見えてきたよ……
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 02:34:08.52 ID:vjiYQsrg0
猿ったか
てか猿って何?
連投規制のこと
だいたい12回で引っかかるらしい
その間に他人が書き込んでたらその数だけ回復するらしい
それが支援
パソコンから移行してたら遅れたぜ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:14:53.28 ID:vjiYQsrg0
保守
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 03:39:31.68 ID:vjiYQsrg0
保守
寝たかさるったか
とにかく保守
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 04:56:36.91 ID:vjiYQsrg0
保守
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 05:27:49.54 ID:vjiYQsrg0
保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 05:57:54.09 ID:vjiYQsrg0
保守
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 06:28:20.60 ID:vjiYQsrg0
保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 07:01:34.52 ID:oS/AP5qQ0
保守
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 07:30:31.28 ID:vjiYQsrg0
保守
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 07:58:03.35 ID:vjiYQsrg0
保守
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 08:00:51.66 ID:WXQb6ABu0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 08:29:55.42 ID:vjiYQsrg0
光翼型近接支援残酷戦闘機ちゃんはどんな性格なんだろう
あと緋蜂にはXモードってのもあってなハイパー発動できるのぜ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 08:31:56.22 ID:0A5RWQR50
>>142 MON氏頑張ってるよなぁ、是非とも倒してもらいたい
残機が0、増えることもないってふざけてるよなぁ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 08:41:30.41 ID:vjiYQsrg0
デスレ二週クリアするとエンディングとかあるの?
チートでクリアした人はいるみたいだけど
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 08:57:30.71 ID:SHsOwgmAO
あれか、東方っぽく言ったら“復活を禁じる程度の能力”って事か
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 09:00:11.82 ID:vjiYQsrg0
>>146 それだと不死も無効化しちゃいそうだから
「再起を封じる」ぐらいがいいんじゃないか
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 09:05:46.38 ID:0A5RWQR50
>>145 怒首領蜂のシリーズって真ボス倒してもED変わらないんじゃなかったっけ?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 09:36:42.97 ID:vjiYQsrg0
ほっしゅ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 09:59:41.70 ID:vjiYQsrg0
保守
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 10:35:34.11 ID:vjiYQsrg0
ほっほっほしゅ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 10:40:31.39 ID:vjiYQsrg0
俺以外に誰かいる?
保守代わってくれ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 11:01:52.20 ID:pPoRb4bg0
>>22 最終鬼畜うんたらはドゥーム様のじゃなかったっけ
ho
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 11:25:16.18 ID:vjiYQsrg0
保守
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 12:00:46.94 ID:pPoRb4bg0
ほ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 12:22:06.21 ID:AZs18QAm0
hoshu
158 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 12:44:43.27 ID:tXkllfFg0
保守ありがとうございました。再開します。
>>153 なんというか全体的な雰囲気? らしいです
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/18(木) 12:44:48.33 ID:GXhDojV00
面白い
160 :
緋蜂のスペカ名がダサイのは仕様 ◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 12:45:46.67 ID:tXkllfFg0
・デスレーベルモードスタート!!
霊夢「!? うぐっ……!!」
魔理沙「こいつが精神をえぐる……ってヤツか!?」
緋蜂(#´_ゝ`)「まず一枚目!! ドロー!! スペルカード!!」
『開幕「赤弾青弾シャワー」』!!
バララララララッ!!!
霊夢「魔理沙!!」
魔理沙「任せときな!!」
161 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 12:47:23.80 ID:tXkllfFg0
『恋符「マスタースパーク」』!!
ギュアアアアアアアアッ!!!
緋蜂(´<_`;)「荷電粒子砲ぉー!?」
緋蜂(#´_ゝ`)「ガハハハハハ、ボムバリアじゃー!!」
チュイイイイン!!
・両者ダメージなし!!
!vip2:stop:
---
真の勇者のさすがの攻撃
MP416使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (450/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは4回目のダメージを受けた (470/1000)
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP402使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
164 :
◆1Kin7EcwkQ :2010/03/18(木) 12:49:05.74 ID:tXkllfFg0
・夜明けまで2分29秒
魔理沙「くそっ、バリアで防ぎやがった!!」
霊夢「弾幕をかき消せただけ充分よ!! ……威力のある弾幕を撃ちこむと、あのバリアが発動するみたい」
緋蜂(´<_`;)「おいおい吸血鬼とか悪魔なら分かるが人間でもあんなのを撃つのか!?」
緋蜂(#´_ゝ`)「この幻想郷では常識は通用しないぜ弟!! 行くぞっ、2枚目!!」
『第二波「青弾高速ワインダー」』!!
ガガガガガガッ!!
魔理沙「速――」
霊夢「魔理沙!!」
スレスト被害相談は葉っぱの会へ!
!vip2:stop:
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真の勇者のさすがの攻撃
MP277使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 770)
このスレは7回目のダメージを受けた (920/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1070/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (1090/1000)
このスレは・・・
停止しました。