1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:21:06.45 ID:hGqRJgik0
黒子「また都市伝説ですの?」
佐天「見るだけなら結構楽しいですよ」
美琴「この前みたいなことは勘弁してよね?」
佐天「分かってますよ。というわけで本日の目玉商品はこちら!」
恋する乙女の味方!素直になれちゃう薬!
黒子「あなたという人は……」
美琴(色々ツッコみたい)
初春「わぁ、素敵ですね佐天さん」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:21:22.92 ID:BYZvbGId0
三三≠彡 - .._ ヽメj{
三彡'´ - ―- . ` ー- Yリ!
ー'´ 、 ヽ `ー ._ ` 、 iく
_,.ゝ-=ミ≧ヽ、 ` 、 ` .kヽ、
,x`⌒ ̄``⌒ヾミミヽ、.` ` 、 .::|彡'
/ _、x==-.、 ヾミソノハィ _ヽ}rヽ
:. i! rく:i't_`ヾヽ V彡'′ , { '´
:. l| ヽ ヽー'.___ハ }::. ,.-≦彡彡イ
. :.:.. l! ` ` ̄ , /_二ニ.⌒´Y
:.:.:.:... li ー --‐ '´ kft'_`iヽ/
:.:.:.. li | `ゞ'._ノ'´
:.:.. li, , . lイ ヽr'′
.:.: .. ヾ / : l`ー 1
: . . . ヾ {ー- .:_ l ノ _,. -‐
. ::. {ヽ、 ` ー- ._ ,ノ ./ /
::.ゞミミ、_z, :}i::::: ̄ / /
-‐‐- 、ー‐'^' ; ;:;:、:. / _,,. -''´
::. `ヽ`_ー‐ヾミ,≠==‐'"´
`ヽ ー‐- .、_ ` ノ:::/ ̄´
::::::::::\ ` ー 、 `´.:.:/
:::::::::::::::::丶 .:./
:::::::::::::::::::::::`:ー:.:. :.:... /
:::::::::::::;. -‐''" ̄` ー‐'´
:;: -''´
ダレ(Dare)
(生1904年5月11日 - 没1989年1月23日 スペイン)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:23:44.01 ID:hGqRJgik0
黒子「……幻想御手に比べれば、まだ可愛げがありますけど……」
佐天「これも街中で噂になってます」
佐天「まぁ効果から、ほとんどが女の子なんですけど」
初春「でも確かに女の子にとっては嬉しい物だと思います」
美琴「黒子」
黒子「はい?」
美琴「幻想御手の時みたいに、何か街に異変はあった?人が昏睡状態になってるとか」
黒子「そのようなことは何も報告がありませんの」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:27:57.68 ID:hGqRJgik0
佐天「それでですね、これがその薬なんです!」
初春「佐天さん!また手を出しちゃったんですか!?」
佐天「ち、違うって!シャレで頼んでみたら本当に手に入って…!」
美琴「佐天さん?」
佐天「……反省してます」
黒子「念のため、その薬とやらを少々頂けますか?こちらで分析を行いますの」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:30:49.40 ID:hGqRJgik0
美琴「堪んないわね……幻想御手のせいでこんなことにまで反応しないといけないなんて……」
黒子「仕方ありません。素直になれる薬……ということは一種の興奮剤のようなものかもしれません」
美琴「最悪覚醒剤レベルの代物かもしれない、って?」
黒子「ええ。学生の安全を守るため、打てる手は打っておかないといけませんの」
美琴「やっぱり風紀委員は大変ね。私に手伝えることがあったら言いなさいよね」
黒子「お……」
美琴「お?」
黒子「お姉様ぁぁん!!でしたら今宵はベッドで黒子の疲れを癒して……!いやむしろより疲れさせてくださいまし!」
美琴「だぁぁぁ!!それをやめろって言ってんでしょうが!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:33:42.47 ID:M5FnUbVZ0
これは面白そうな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:34:40.53 ID:hGqRJgik0
黒子「分析を行った結果、これはただの真水だということが分かりましたの」
佐天「えぇ〜……」
黒子「市販のミネラルウォーターか何かでしょう」
黒子「その都市伝説のような物を作り出す超能力は現在確認されておりませんし…」
美琴「ま、騙された、ってことよね」
佐天「……実はちょっと期待してたんですけどね…」
佐天「でも、そうですか…実際に使って効果があったって人も居たのになぁ…」
黒子「何の効果も無い薬品によって良い方向に向かうこともありますの」
佐天「プラシーボ……でしたっけ。それですか?」
美琴「一種の暗示よね。思い込みで治療効果が出てきたりするヤツ」
黒子「ともかくこれを機に、もうこのような胡散臭い物に手を出すのは止めて欲しいですわね」
佐天「はーい……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:38:54.93 ID:hGqRJgik0
初春「本音が出て、且つ副作用も無いのなら私も試してみたいような気はしますけど……」
佐天「おんや初春〜?もしや想いを伝えたい人が!?」
初春「そ、そんなんじゃないです!」
美琴「……拍子抜け」
黒子「そうですわね」
黒子(もし本当なら、お姉様に使ってみたら……ぐ、ぐへへ)
佐天(……)
美琴(素直になれる……かぁ)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:41:43.56 ID:hGqRJgik0
佐天「……ちょっとお手洗い行ってきます」
佐天(……)
佐天(白井さんは、分析結果は真水だった、って言ってた)
佐天(どうせ真水なんだし、捨てるぐらいだったら……)
佐天(……)コクコク
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:45:00.88 ID:hGqRJgik0
黒子「随分時間が掛かってましたのね」
美琴「こら黒子」
佐天「いや、薬を捨ててきただけですよ。瓶が綺麗だったし、中を洗って使わせてもらおうかなって……」
初春「佐天さん顔色が悪いですよ?具合が良くないなら……」
美琴「ちょっと初春さんまで」
佐天「大丈夫です御坂さんとりあえずお腹は痛くないです」
美琴「……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:50:14.24 ID:hGqRJgik0
美琴「じゃあまたね、初春さん、佐天さん」
初春「ではまた」
初春「もーどうしたんですか佐天さん。さっきから黙りっぱなしで…」
初春「良いじゃないですか、偽物で。やっぱりあんな物に頼るのは良くないんですよ」
佐天「今から初春の部屋に行ってもいい?」
初春「……私は構いませんけど、いきなりどうしたんですか?」
佐天「ちょっと相談したいことがあるの。人に聞かれたくないから……」
初春「佐天さん……はい!私で良ければ!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:54:03.21 ID:hGqRJgik0
初春の部屋
初春「佐天さん、相談ってなんですか?」
佐天「相談っていうか……いつもゴメンってこと」
初春「そんなこと気にしなくてもいいですよ。私は佐天さんの親友ですから!」
佐天「スカートめくりは?」
初春「それはちょっとやめて欲しいですけど!」
佐天「そっか、ありがとう初春。大好きだよ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:55:29.99 ID:u9JIVw3g0
今日も寝られなくなりそうだぞ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:56:40.75 ID:HNtCQFXn0
初春の!やめてくれ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:58:46.44 ID:hGqRJgik0
初春「だ、だからいきなりどうしたんですか?らしくないですよ?」
佐天「うん、薬飲んだもん」
初春「薬って、え?」
佐天「素直になれちゃう薬」
初春「なんであんな見るからに怪しそうな物飲んじゃうんですか……」
佐天「だってさ、白井さんが真水って言ってたじゃん。だから飲んでも大丈夫かなって」
初春「あ、あの、なんで……」
佐天「私も素直じゃないからね」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:03:59.94 ID:hGqRJgik0
初春「と、とりあえず病院に……」
佐天「慌てすぎだよ初春。今のところ体調に変化は無いし大丈夫」
初春「う……」
佐天「混乱させちゃったね。とりあえず伝えたかったのはそれだけなんだ」
佐天「また明日ね、初春」
初春「あの水……本物?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:08:35.09 ID:hGqRJgik0
黒子「そう言われても、分析結果はただの真水でしたの」
初春「でも……」
美琴「何かあったの?そんなに気にして」
黒子「まさか初春、あなたまで?」
初春「違いますけど……」
黒子「風紀委員たるもの、そんな下らない幻想に惑わされるなんてことはあってはいけませんの」
黒子「自覚を持ちなさいな、初春」
美琴「それをアンタが言う?怪しげな薬に頼るなとか」
初春(さすがに、言う訳にはいきませんよね……)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:14:13.41 ID:hGqRJgik0
初春(確かに、あの佐天さんの様子も気のせいかもしれませんし……)
佐天「うー」
初春(うん、大丈夫ですよね。昨日も夜に電話出来ましたし)
佐天「いー」
初春(そうですよ。佐天さんに限って……)
佐天「はー」
初春(よし、まず会ったら元気に挨拶です)
佐天「るーん!おっはよーう!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:18:28.45 ID:hGqRJgik0
初春「あ、おはようございます、佐天さん」
佐天「つれないなーあんな遠くから声掛けてるのに」
初春「すみませんでした」
初春(あれ、スカートめくり無し?)
初春(って、私なんでガッカリしてるの?)
佐天「おーい初春?」
初春「すみません、ぼうっとしてました」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:20:58.27 ID:hGqRJgik0
佐天「こら、さっきから謝り過ぎだぞ?初春だもん、迷惑なんてことないよ」
初春「ほ、ホントですか?」
佐天「昨日自分が言ってた事も忘れちゃってたの?疲れてるんじゃない?」
初春「いえ、大丈夫ですよ。朝だから頭が働いてないだけです」
佐天「しっかりしてよ?さ、行こっ!」
初春「はい!」
初春(いつも通りの佐天さん。うん、大丈夫)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:25:17.72 ID:M5FnUbVZ0
ふむふむ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:42:17.03 ID:gWjVRn3B0
しえ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:02:18.25 ID:HNtCQFXn0
まだー
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:23:56.64 ID:Yy2QLxAC0
C
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:57:12.22 ID:u9JIVw3g0
おいどうした
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:07:14.97 ID:p7/6EkCZ0
ほ
黒柳徹子?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:30:21.09 ID:gWjVRn3B0
ホ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:05:09.51 ID:O1ohpLq50
ほ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:19:28.70 ID:Znn5OBtG0
ほ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:24:57.99 ID:qKFnkUfU0
帰って来い
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
お