勇者「村長倒してしまって先に進めなくなったでござる」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ニート
落ちるなら 考えてみよう ゼロレスレ
男盗賊「おいコレどーすんだよ! ここで村長から討伐依頼受けるんじゃねーのかよ!」
男勇者「かたじけない」
女僧侶「私が生き返らせましょうか」
盗賊「とっととやってくれ!」
僧侶「嘘です。残念ながらそんな高度な呪文覚えてません」
盗賊「使えねー奴!」
僧侶「でしたら貴方がやればいいでしょう。早く生き返らせてくださいよ早くザオリク」
盗賊「盗賊にどうしろってんだよ!」
僧侶「使えませんね」
男遊び人「イエ〜イ」
盗賊「んだとコラァ!」
勇者「双方やめるでござる」
盗賊「アア? 元はといえばテメーが村長を!」
勇者「かたじけない」
遊び人「イエ〜イ」
盗賊「そもそもなんで村長倒しちまったんだよ!」
勇者「魔物の気配を感じたからでござる」
盗賊「魔物の?」
――
村長「遠いところからよく来て下さいました。ささ、そちらにおかけ下され」
勇者「むっ殺気!」
――
勇者「という訳でござる」
盗賊「しばいていいか」
僧侶「その殺気は村長から感じたのですか」
勇者「そう思ったのだがどうやら違ったようだ」
盗賊「どうしてそんなためらいなく斬った!」
勇者「いかにもどうして斬った!」
遊び人「どうして斬った!」
僧侶「えっ。ど。どうして斬った」
僧侶「とりあえず村長のご遺体を教会に連れて行きましょう」
勇者「それが一段と良かろう」
盗賊「バカかテメーら! 村長倒しちまったのがバレたら村中敵に回しちまうだろーが!」
僧侶「バカとか言い出した人がバカなんです。貴方が何とかしてみてくださいよ」
盗賊「だから出来るか盗賊が!」
僧侶「出来ないんですか。出来ないのにそんな大口叩くんですか」
盗賊「ガキかテメーは!」
遊び人「ぶぅんぶぅ〜ん」
勇者「しかしいずれにしてもこのままだとマズいでこざるな」
僧侶「きっとあと数時間もすれば異臭が立ち込めます」
盗賊「バレるだろうが! どうすんだよ! どうすんだよ!」
勇者「とにかく誰か来る前に――」
ガチャ
メイド「村長、お茶をお持ちしました」
「!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 10:17:38.42 ID:HFRjAOWwi
私が町長です
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 10:46:46.55 ID:9h+ivxGMO
私は市長です
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 11:17:59.89 ID:tZbQ0Cmu0
私が区長代理です
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 11:19:11.32 ID:MGaYeoBH0
私が三波春夫です
盗賊「くっ」
メイド「きゃっ……んむっ」
盗賊「騒ぐな。騒ぐと殺す」
メイド「ひっ」
勇者「おい盗賊! いくらなんでも殺すはないでござろう!」
僧侶「本性を表しましたねこの陰湿下劣非道漢」
盗賊「しまったつい職柄の口調が。あと勇者には言われたくない、僧侶は黙ってろ」
メイド「そ、村長……た、助け……」
盗賊「だ、大丈夫だ嬢ちゃん、全てが誤解だ」
僧侶「言動状況ともに説得力皆無ですね」
メイド「ひ……お母さ……」クスン
盗賊「泣きたいのはオレの方だ!」
僧侶「勇者様これからどうしましょう」
勇者「おろおろ」
遊び人「おい盗賊そろそろオレ様に代われ」
メイドの服を剥いでメイドに変装
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