1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
私は今までずっと一人で生きてきた
誰の助けも借りず誰とも接することなく…
それでもこの3年間、別に寂しくなんかなかった…
長門「…」
ハルヒ「ほら、もっと働きなさいよ。 1589654人を目標に」
キョン「HPの観覧者数を増やせだと? 不可能だ」
ハルヒ「い〜いからしなさい!」
長門「…」
最初は気づかなかった
なにか胸が締め付けられるような痛み…
外部の損傷はみられない…
長門「…」
私は気づいた
私は――――寂しいのだと
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 20:55:16.17 ID:F4owrbsQO
俺「寂しい・・・」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 20:59:30.24 ID:0JpBK+610
長門「…」カタカタ
キョン「あー、やってられるかよ」ガタッ
ハルヒ「ちょっとキョン、どこ行くのよ!」
キョン「トイレくらい行かせてやれよ…」
ハルヒ「今日のあんたは様子がおかしいわ」
キョン「なんでおまえもついてくんだよっ」
ガチャ
バタン
長門「…」
長門「…」
長門(ひとりぼっちになった… )
長門「…」
長門「…」ガタッ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:00:22.39 ID:s+IuIui40
俺「私は気づいた
私は――――寂しいのだと」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:04:10.89 ID:0JpBK+610
ハルヒ「なにが不満なのよ、最近冷たくなって」
キョン「気のせいだろ…」
ハルヒ「いいや、ぜったいおかいしわ」
キョン「 はぁ…」
ギュッ
キョン「おっと? なんだ… って長門?」
長門「…」
キョン「どうした?」
長門「…」
長門「私もトイレ…」
キョン「そ、そうか…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
長門「…」
キョン(何故… 何故袖を掴まれているんだ…?)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:06:14.07 ID:ruSX9Jtk0
良いね
長門は誰の嫁?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:08:21.17 ID:mrhF7bvo0
長門かわいい
ついでに言う、「…」より「……」で使う方がいい
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:09:36.66 ID:0JpBK+610
キョン「おいおい…」
長門「…?」
キョン「こっちは男子便所だぜ?」
ハルヒ「そ、そうよ有希」
長門「あ」
テクテク
ギュッ
ハルヒ「ちょっと有希? どうしちゃったの?」
キョン「…」
キョン(今度はハルヒの袖を…)
長門「…」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:13:56.32 ID:0JpBK+610
ハルヒ「……」
長門「……」
ハルヒ「……」ガチャ
バタン
長門「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「有希?…… 隣に便器あるから…」
長門「知ってる…」
ハルヒ「な、ならそっち使いなさいよ… 私と一緒の便器使うつもり?」
長門「…わかった」
ハルヒ「じゃあまず手を離しなさい」
長門「嫌」
ハルヒ「……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:15:09.78 ID:kkmhBcri0
しえん
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:16:49.23 ID:0JpBK+610
――――――――
ハルヒ「絶対おかしいわ… 有希どうしちゃったの?」
キョン「そんなことがあったのか…」
ハルヒ「嫌がらせかしら…」
キョン「そうかもな…」
ハルヒ「なによそれ!」バン
ガチャ
長門「…」
ハルヒ「あ… 有希おかえり…」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:21:13.00 ID:0JpBK+610
長門「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
長門「今日は何時まで?」
キョン「えっ… あ、なにが?」
長門「部活」
キョン「……」
キョン「あ、あぁ… うーん、何時までだ?」
ハルヒ「ろ、6時まで… SOS団は午後6時まで」
長門「……」
長門「…そう」
キョン「……」
キョン(…長門?)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:23:28.19 ID:mrhF7bvo0
なんか誤解されたみたいだが、『…』は本来2つセットで使うのが普通らしい
言っといてあれだがVIPのSS程度なら別にどっちでもいいな、すまん
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:24:30.75 ID:0JpBK+610
――――――――
ハルヒ「今日は終わり〜!」
キョン「ふぅ… 疲れた…」
キョン「今日は朝比奈さんと古泉来なかったな」
ハルヒ「まったくサボるなんて…」
長門「……」
帰宅……
また一人になる……
キョン「帰るか」
ハルヒ「そうね」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:26:35.32 ID:buG0mBBUO
ユニーク
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:31:17.72 ID:0JpBK+610
――――――――
ハルヒ「じゃ、私はここで」
キョン「またな」
長門「また明日……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ(有希にあいさつされたの初めてかも……)
――――――――
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
いつもなら平気なんだが今日の長門はおかしい……
だからか気まずい……
俺だけだろうが……
長門「ねぇ……」
キョン「ん?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:35:39.34 ID:0JpBK+610
長門「図書館……」
キョン「……」
キョン(なんだ……?)
長門「返却日が今日まで……」
キョン「あ、そうだっけか?」
長門「延滞料金が加算される……」
キョン「いやその心配はいらん…… ってかどこでそんなの学んだ……」
長門「……」
キョン「……」
長門「ねぇ……」
キョン「……どうした」
長門だったらかまってちゃんでもかまわん
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:40:14.01 ID:0JpBK+610
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
長門「キョン…… って呼んでいい?」
キョン「……」
キョン(おいおい…… 長門どうした……)
キョン「いいぞ? 呼んでも」
長門「…」
長門「そう……」
キョン「……」
キョン(長門にもこんな一面があんのか……)
キョン「……」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:46:16.12 ID:0JpBK+610
――――――――
キョン「……」
キョン「お? 着いたか」
長門「……」
待って……
キョン「じゃ、俺帰るから」
長門「……」
待って…… 一人にしないで……
一人が怖い…… 寂しい……
一人は嫌……
寂しい……
寂しい……
キョン「……じゃあな」
長門「……」
長門「……」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:54:27.03 ID:0JpBK+610
長門「……」
私は涼宮ハルヒを観察する為だけに作られた
だから私は涼宮ハルヒを観察し入手した情報を統合思念体に報告すればいい
ただそれだけ……
そうしてればいい……
三年間、私は一人で生きてきた……
人と接することなく…… だから三年間暮らせたんだと思う……
それが「人」と接したばっかりに私のなにかが揺れ動いた
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:56:13.31 ID:gyHYN5B2P
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:58:14.75 ID:2ixhaVcS0
長門有希の覚醒と解放
こいつは情報統合思念体が黙っちゃいませんな
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 21:59:28.40 ID:0JpBK+610
長門「……」
キョン「……長門?」
ギュッ……
長門「……」
長門「寂しい」
キョン「は?」
長門「寂しい」
キョン「……あ、えっと……」
キョン「わ、わかった……」
長門「……」
キョン「話、聞いてやるから」
長門「……」
――――――――
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:06:28.57 ID:0JpBK+610
――――――――
長門「上がって……」
キョン「ああ……」
寂しい…… 寂しいと言ったな……
長門が寂しがっている……
長門「……座って」
キョン「……ああ」
長門「……」
キョン「さっそくだが……」
キョン「寂しいって…… 具体的にどんな意味で言ってるんだ?」
長門「純粋な意味で言ってる」
キョン「……」
長門「私は一人が怖い」
キョン「というと?」
長門「あなた達と出会ったことに後悔している」
キョン「……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:09:01.08 ID:kkmhBcri0
sien
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:14:43.20 ID:0JpBK+610
長門「私は一人のままでよかった……」
キョン「……」
長門「私はただ涼宮ハルヒを観察することだけに専念すべきだった……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「あなた達に会うこと…… それが毎日の楽しみになってしまった……」
キョン「……」
キョン「……長門」
長門「すると私に一つの感情が芽生えた…… 多分そうだと思う…」
長門「それが「寂しい」なんだと思う…」
キョン「……」
長門「でも私にはわからない……」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:20:28.51 ID:7G+twI4X0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:21:13.72 ID:0JpBK+610
キョン「……」
長門「私は寂しくても…… どうしたらいいかわからない……」
長門「なによりもつらくて苦しい……」
キョン「……」
長門「だから私は近々、逃げようと思う」
キョン「……」
キョン「……?」
キョン「ちょっと待て…… 逃げる……」
長門「そう……」
キョン「それって……」
長門「今の私では任務を果たせそうにない」
長門「どうせ私は「作り物」なのだから……」
キョン「ダメだ」
長門「……」
長門「どうして?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:28:46.98 ID:0JpBK+610
キョン「おまえがどういう意味で言ってるのかしらん」
キョン「だが逃げちゃだめだ」
長門「……」
長門「だから…… どうして?」
キョン「……」
キョン「……それは……」
長門「答えられない…… それが普通」
長門「私も考えた……」
キョン「……」
長門「でも答えはでなかった……」
キョン「……」
長門「私が死んではいけない理由……」
長門「私は誰からも必要とされていない…… だからわからなかった……」
キョン「勝手な判断はよせ」
長門「……」
キョン「誰がそんなこと言ったんだ? おまえを必要としていないなんて」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:31:36.29 ID:0mYURA2L0
長門「じゃあ貴方は、私を必要としてくれるの…?」
キョン「いや、してないけど…」
長門「ちくしょう」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:34:37.05 ID:mrhF7bvo0
俺が必要としてるから問題ない
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:39:45.24 ID:0JpBK+610
長門「……」
キョン「少なくとも俺はおまえを必要としている」
長門「……」
長門「……えっ」
キョン「どういう意味でかは詮索しないでくれ」
キョン「ただ俺は長門に生きていてほしい……」
長門「……」
キョン「もし、これが嘘だって思われたら俺は人間失格だな」
長門「……」
キョン「一人の友達も救えないような、そんな器の人間だったってことだ」
長門「……」
長門「……」
キョン「まっ、そんなことはいいか」
キョン「とにかく長門」
長門「……」
キョン「生きろ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:44:01.69 ID:0JpBK+610
長門「……」
キョン「わかったか?」
長門「……」
キョン「じゃ、俺は帰るぞ」
長門「……」
キョン「寂しくなったらいつでも俺んとこにこい」
長門「……」
キョン「じゃ…」
長門「……」
キョン「また明日」
長門「……」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:50:39.78 ID:0JpBK+610
ガチャ
バタン…
長門「……」
長門「……」
心拍数の上昇…… 震えが……
長門「……はぁ… はぁ…」
長門「……」
これに似た症状が毎晩起こっていた
一人ぼっちで寂しいからか… よくわからない…
でもその時は決まってなにかが私の中に芽生える…
私が苦しいと言っているのに……
長門「……」ドクンドクン
長門は胸に手を当てた
長門「……」
長門「私はあなたに出会ったことを後悔している…」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:51:38.24 ID:ItzvHetJ0
わらEVA良いと思うよ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 22:59:08.92 ID:R6nnbBXCO
支援
これは期待
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:19:14.90 ID:0JpBK+610
長門「……ふう」
キュッ
長門「……」
長門「……」ドキッ…ドキッ…
心拍数がいまだ上昇しつづける……
いやこれは風呂上がりだからだろう……
長門「……」
長門「タオルがない……」
ガチャ
長門「……」ペタペタ
長門「……」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:23:51.35 ID:0JpBK+610
――――――――
長門「……」
ペラッ
長門「……」
ペラッ
長門「……」
パタン
長門「……」
集中できない…… 頭をよぎる……
何故あの人のことばかり考えているの? 私は……
長門「……」
長門「……」
苦しい…… わからない……
これは「寂しい」じゃない……
わからない……
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:29:18.02 ID:0JpBK+610
私の中にまた感情が芽生えたのは確か
私はソレの理解に苦しむ
寂しい時の症状とはまた違う別のなにか……
長門「……」
「寂しくなったらいつでも俺のところにこい」
長門「……」
彼と関係している
彼に関わるこの感情はなに?……
私はなにを求めているの?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:38:08.93 ID:0JpBK+610
翌日、私は朝比奈みくるを訪ねた――――――――
朝比奈「はい……?」
長門「私の悩みを聞いて」
朝比奈「は、はい……私でよければ……」
長門「先日……」
ガラララ
キョン「うーす」
長門「……」カチン
朝比奈「……あれ? どうしました?」
長門「な… なんでも…」
キョン「おっ」
キョン「長門っ」
長門「……」ビクッ
長門「な… なに」
長門(また心拍数が)
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:42:03.96 ID:sQwLYTkoO
支援
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:44:40.62 ID:0JpBK+610
キョン「本、持ってきたか?」
長門「……ここにある」
キョン「じゃあ早めに返しに行くか」
長門「ちょっと待って……」
キョン「ん? なんだ?」
長門「昨日…… 昨日の…」
キョン「…ん?」
長門「き… 昨日… いっ、言った…件の」
キョン「顔赤いぞ? 熱でもあるんじゃないか?」
長門「…えっ」
サッ
キョン「うーん… やっぱり、熱っぽいな。 俺より熱い」
長門「……」
長門「……///」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:50:37.11 ID:0JpBK+610
長門「……///」
キョン「保健室いくか?」
長門「い… いい///」
キョン「でも熱あるぞお前」
長門「……いい///」
キョン「いや、行った方がいいな。 よし俺と…」
長門「ト… イ… レ… したいから…」
キョン「あ、そうなのか」
長門「……///」サササッ
ガチャ
バタン!
キョン「お… おお…」
朝比奈「すごい我慢してたみたい……」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:54:31.11 ID:kkmhBcri0
sien
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/09(火) 23:55:10.73 ID:mrhF7bvo0
やっぱり長門かわいい
長門「……」
わからない
私はトイレに用事なんかない
トイレはさっきしたばっかり
なのになんでトイレに行くの?
わからない……
――――――――
キョン「おっ、帰ってきた」
長門「……」
キョン「どうだった? 大丈夫だったか?」
朝比奈「……」ギュッ
キョン「いてて」
朝比奈「そんなこと聞いちゃいけませんっ」ヒソヒソ
キョン「あ、了解です……」
長門「……これ」
キョン「…なにそれ」
長門「……本」
寝るけど頑張れ
落ちると想定
どうする
1、もう終わらせる
2、続かせる
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 00:13:11.72 ID:coQSq7F70
しょうもないから終わらせて来れ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 00:14:37.79 ID:Ki5TmDIe0
落ちるまでは責任もって書く
支援
書いたからには最後まで
終わらせるか
長門「……本」
キョン「え? ああ」
長門「返してきて」
キョン「パシリか…」
長門「……」
キョン「はいはい… わかったよ」
長門「……」
キョン「……いや、長門、やっぱ来い」
長門「……」
長門「なんで…?」
キョン「いいから」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 00:30:29.78 ID:1ycJSIo30
――――――――
長門「……」
キョン「…あ、はい返却で」
長門「……」
何故彼は私を連れてきたのか… わからない…
もうわからないことだらけ
楽になりたい……
キョン「よし、長門ついて来い」
長門「……」
彼は私を必要としている
確かにそう言った
それは口実なのか…… 私を死なせない為の……
死なせない為…? なぜ死なせたくないの?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 00:37:42.30 ID:qVxaxSE00
>>ハルヒ「いいや、ぜったいおかいしわ」
いちいち気にすることか?
――――――――
キョン「ここでいいか」
長門「……」
キョン「静かなところで話がしたくてね」
長門「……」
長門「私も」
キョン「お、それは都合が良かったな」
長門「……」
キョン「長門、お前は自分自身をなんだと思ってる」
長門「……」
長門「作り物の体に作り物の心、その個体が私」
キョン「…うーん」
長門「じゃあ逆に聞くけど」
長門「あなたは私をなんだと思うの?」
キョン「俺の友人だろう」
長門「友人?」
友人? それはどのような存在?
それはただの肩書きにすぎないんではないか……
キョン「友人でも不満か?」
長門「……」
長門「……」
キョン「もしそうならお前は喜ぶべきだ」
長門「喜ぶべき…?」
キョン「青春真っ盛りじゃないか」
長門「……」
なにが言いたいのか…
青春? 真っ盛り?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 00:49:58.94 ID:VbXwK+6T0
しえん
キョン「誰がどうのこうのとかそんな話をするつもりはない」
長門「……」
キョン「俺はなにが言いたいかというとだ」
キョン「作り物とか… そんな悲しい例えはやめてくれないか?」
長門「……」
長門「例えではない… 現に私は」
キョン「……」
長門「私という存在は……」
私はいくらでも作り出される
まったく同じ複製だって……
作ることができる…
そんな私の存在価値はきわめて低いもの…
長門「……」
長門「私は…… 私という存在は貴方達人間に比べきわめて低い…」
キョン「……」
長門「貴方達のようか感情を備えていない…… 自己表現も乏しい……」
キョン「……」
長門「私は…… 貴方達のように優れた存在ではない…」
キョン「……」
そう、私はこれに気づきたかった
私は人間と私の違いを認めたくなかったのだろう
平等に等しくみていた…… 私という「作り物」が人間に劣れていることに気づきたくなかった
だから苦しいんだ… 自分で自分の首を絞め人のせいにしていた
なんと愚かな物体
なんと醜い物体――――――――
これではっきりした
もう苦しまなくて済む…
キョン「……」
キョン「その言葉が聞けた安心したよ」
長門「――――――――」
長門「……」
キョン「お前、自己嫌悪にもほどがあるぞ?」
長門「……」
彼はなにを言っているの?
わからない
キョン「暗い顔して、人間に嫉妬できるじゃないか」
長門「……」
キョン「お前はちゃんと「心」を持ってるじゃないか」
長門「……」
キョン「心を作れたらそりゃもうノーベル賞どころじゃないぞ?」
長門「……」
キョン「もう一度言うが」
キョン「作り物なんて例え使わないでくれよ」
キョン「お前は心を持った人間なんだから」
長門「……」
私が心を持った…… 人間……?
長門「……」
キョン「存在なんて気にするな」
長門「……」
キョン「存在してる時点で存在価値はあるからな」
キョン「それに……」
長門「……」
キョン「お前には俺の友達っていう存在価値がある」
長門「貴方の友達……」
キョン「とりあえずそれだけで十分だろ、それ以上を実現するには難しいからな」
長門「……」
熱い
不思議な感覚…… こんどはなに?
こみあがってくるコレはなに?
長門「……」ポロッ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 01:19:18.21 ID:1ycJSIo30
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 01:21:57.15 ID:Ki5TmDIe0
長門「……」ポロリッ
――――――――
私はまだわからない
あの人の言ってることがまだわからない
長門「……」ペラッ
ただ、心は難しい
自分の心を理解するのも一苦労
一晩中考えても明確な答えがでてこない
長門「……」
パタン
だけどなんとなく理解できた
私はあの人の存在を意識している
無意識の中であの人を意識している
どうやらその症状は「好き」という感情に当てはまるらしい
よって私はあの人が好きなのだろう
長門「……」
長門「……」
知って損をした気分 それは毎晩私を苦しませる
それはあの人のことを―――「好き」だから。らしい
終わり
みてくれてありがとう
おやすみ
>>68 指摘に感謝
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 01:42:52.73 ID:Np/SiHyf0
乙
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 03:15:25.89 ID:1ycJSIo30
h
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 05:45:30.42 ID:7LQZCIQwO
(・.・)
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 06:31:51.47 ID:1ycJSIo30
t
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 07:39:54.67 ID:7LQZCIQwO
、
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 08:39:57.43 ID:00O1XCzG0
保守
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 08:43:02.30 ID:HBvVhTuXO
また鶏がらか
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 10:14:00.60 ID:u9abojLr0
ほしゅ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 11:09:55.07 ID:u9abojLr0
ほしゅ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 11:26:08.06 ID:IxXVmJtU0
ハルヒスレがココしかない
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 11:39:48.03 ID:NoLQgTVZ0
起きるまで残ってて感謝
>>78は今日も屋上にこい
83 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/10(水) 11:48:34.12 ID:4aHrvvwr0 BE:808988227-2BP(586)
なにいってるんだ長門!
俺がいるじゃないか!
ほゆ
ひけん
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 14:37:30.22 ID:p2Pc9/OqO
落ちるよ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 15:58:56.98 ID:IbbHh7We0
あぶね
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 16:24:00.45 ID:7LQZCIQwO
ゥ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:12:59.08 ID:lEMEZZO50
残ってたからには書かざるを得ない
ゆっくりだけど投下していく
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:26:57.83 ID:lEMEZZO50
――――――――
私はこのまま生き方をしていいのだろうか
人を「好き」になってしまい…… 私は生きていていいのか……
私は夢を見た――――――――
部室にあの人と本を読む夢
静かな部屋にページをめくる音が聞こえる
涼宮ハルヒのいない空間、本来なら涼宮ハルヒの観察の為この部屋にいるのに
私はあの人と一緒にいることを目的として
ただひたすら
二人で本に没頭している
そこへ――――――――
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:31:31.43 ID:IxXVmJtU0
お、来てた
しえn
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:33:02.88 ID:lEMEZZO50
ガラッ
涼宮ハルヒが入ってきた
あの人に話かけ、あの人も涼宮ハルヒに話かけ
二人の時間を涼宮ハルヒは破壊した
私は取り残され……あの人と涼宮ハルヒは楽しそうに
私は気づいたら本を強く握りしめていた
そう――私はこれが「嫉妬」なんだ。と学んだ
夢の中で私の感情はまた一つ成長した
そして私はその涼宮ハルヒに対して
不快感を覚えた
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:36:54.85 ID:Np/SiHyf0
谷口「WAWAWA忘れ物〜♪」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:45:34.29 ID:lEMEZZO50
――――――――
長門「……」
私は涼宮ハルヒを嫌っているのだろう
顔を見るのも私の体が拒絶する
長門「……」
昨日、休日のスケジュールを伝えられた
長門「……午後1時、いつもの喫茶店にて…… 不思議探索」
長門「……」
行きたくない 私は涼宮ハルヒと顔すら合わせたくないのだから
だからと言って統合思念体への情報提供を怠るわけにはいかない
私は涼宮ハルヒを観察し入手した情報を報告しなければならない
長門「……」
行ったらあの人に会える……
でもどうせ涼宮ハルヒとばかり相手するのだろう
なんとも簡易に脳内再生ができる
長門「……」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 17:51:56.71 ID:lEMEZZO50
長門「……」
長門「……」
長門「……はぁ」
紅茶をすすりどこか物憂げな表情した長門を
朝日が照らす
長門「……」
長門「……憂鬱」
ただいまの時刻、午前8時53分と32秒
私は午後1時に備え、支度を始めた
>>90 私はこのような生き方をしていいのだろうか
こう訂正してください
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 18:27:11.20 ID:OyEejqtr0
C
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 18:30:27.65 ID:lEMEZZO50
古泉「……」
古泉「なにか胸騒ぎを感じる……」
涼宮ハルヒの仕業…… ではない……
明らかに異質…… しかし似ている……
似て非なるもの……
古泉「……」
古泉「おっと、こんな時間か……」
まぁ保留という形にしておきましょう
この胸騒ぎの原因がなんなのか
それは後々わかることでしょう
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 18:50:37.21 ID:lEMEZZO50
――――――――
ハルヒ「集まった〜?」
キョン「見りゃわかるだろ、集まってるさ」
長門「……」
ハルヒ「そんな言い方しなくてもいいじゃない!」
ハルヒ「…って言うのは後回し、今日も不思議探索を始めます」
古泉「……」
ハルヒ「組に分かれて行動するんだけどー……」
長門「……」
こういう時は公平に決めるべき
しかし涼宮ハルヒのことだ……おそらく
ハルヒ「キョンはサボるかもしれないし、私が監視するから」
長門「……」グッ
やはり……
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 18:50:48.19 ID:Gc4blgZB0
しえn
やはり涼宮ハルヒは彼を取った
すると私たちはどうなる…… おそらく
ハルヒ「はい、決まり!」
古泉「じゃあ僕たちは」
ハルヒ「あー、古泉君はその三人で組んで」
長門「……」
涼宮ハルヒの思考回路は実にたやすい
こんな見据えた集会に来た私が愚か者だった
古泉「この三人ですか……」
ハルヒ「どうしたの? なにか不満?」
古泉「いえ、不満というわけではありません…… ただ」
ハルヒ「……?」
古泉「長門さんと組んでみたい気もするなぁ」
長門「……」
私と…… 組みたい?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 19:12:28.41 ID:lEMEZZO50
朝比奈「へ?」
ハルヒ「……え?」
キョン「なん……だと……」
古泉「ダメですか?」
長門「……」
朝比奈「そ、そんなっ……! そしたら私一人になっちゃうヴっん」ガッ
ハルヒ「なーに言ってんのよ、いいに決まってるじゃない!」
ハルヒ「二人で行ってきなさい、ねっ有希」
長門「……」
古泉「いいですか? 長門さん」
長門「……」
長門「了解した…」
ハルヒ「よし、決まりね」
キョン(古泉…… 貴様の恋はわかりやすすぎる……)
朝比奈(…… っ、息、息が…)アタフタ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 19:19:25.65 ID:lEMEZZO50
――――――――
ハルヒ「健闘を祈るわ、頑張ってきてね!」
古泉「はい」
長門「……」
朝比奈「……」ドヨーン
古泉「では僕達も行ってきます」
長門「ではまた……」
朝比奈「……は〜ぃ…」ドヨヨヨーン
朝比奈「一人…… オヨヨヨ…」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 19:25:43.87 ID:lEMEZZO50
――――――――
古泉「ほら、見てください。 あの噴水」
長門「……」
古泉「綺麗ですね」
長門「……」
古泉「不思議を発見しないといけませんからね、よく周りをみないと」
長門「……」
長門「違う…」
古泉「……」
長門「貴方の目的はそれじゃない」
古泉「……」
古泉「さすが… どの時点で把握しました?」
長門「喫茶店」
古泉「やはり僕の選択は間違っていなかったようです」
長門「説明して」
長門「貴方が私と二人になろうとした理由」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 19:34:09.10 ID:lEMEZZO50
古泉「……」
長門「……」
いかなる理由で私と二人になりたかったのか
この人は無意味にそんなことを言う人ではない
この人の情報は私が一番知っている
古泉「……」
古泉「とうの本人の貴方が気づきませんか……」
長門「……」
古泉「大変なお悩みをお持ちのようで」
長門「……」
私はなにかした覚えはない
私のことは私が一番把握している
なのにこの人はなにをいいだすの?
あたかも私がなにかやったかのように……
長門「要点だけを話して」
古泉「まぁ気づかないのも無理はありません」
古泉「私も未だ信じられませんから」
長門「……」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 19:42:29.95 ID:lEMEZZO50
古泉「貴方から微弱ではありますが反応がありました」
長門「なにの?」
古泉「それがわかればいいんですが…… わからないんですよ」
長門「……」
私がなにか発してる?
まさか… そんなはずはない…
確かに私はこの短期間で様々なことを体験した
寂しさ―― 苦しさ――― 好意―― 憎しみ―― 怒り―
しかしそれらはエネルギーに変換されない
なんらかの形でそれが伝わったとしてもそれは「心」で分かち合うもの
古泉「信号を読みとり解析したところ」
長門「……」
古泉「ソレは’閉鎖空間’に結びつくものだとわかりました」
長門「――――――――!」
そんな
そんなはずはない
各キャラの一人称や喋り方だが時折違ったりしてるな
アニメから入った人かい?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 20:12:31.85 ID:lEMEZZO50
マンガ4巻まで読んだ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 20:12:45.96 ID:4VDraFvQ0
長
なんか続いてた
>>108 誤字や話し方と一緒に脳内変換してるから、俺はそれでも許す
だがマンガはあまりおすすめできないな
長門「なんで嘘つくの?」
古泉「嘘じゃありません」
古泉「あなたの中に、あるいはあなたの部屋」
古泉「それらに閉鎖空間が発生する可能性がある……」
長門「私は涼宮ハルヒのように器用ではない」
古泉「そう、器用ではないこそ発生しかねない」
長門「……」
古泉「涼宮ハルヒが器用? そんなはずありません」
古泉「閉鎖空間とは彼女のストレスを発散する場として存在します」
古泉「それも無意識で。 これのどこが器用なんですか?」
長門「……」
古泉「彼女はストレスを溜こむと自分ではどうしようもできない」
古泉「だから閉鎖空間が生じるのです」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 20:28:47.54 ID:dbvya/JRP
オタクってすぐに重箱の隅をつついてくる
どうでもいいじゃん好きに書いて 嫌なら読むなよマジきめえ
だから童貞なんだよ
って書き込みたいけれど荒れるからやめておこう
おもしろいから
>>1にはめげずに頑張ってほしいなあ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 20:35:08.07 ID:LuI15CYr0
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 20:37:31.71 ID:lEMEZZO50
長門「……」
古泉「先ほどあなたは器用ではないと言った」
古泉「あなた程器用な人いないと思いますが?」
長門「……」
私が器用?
自分の心も理解できないのに
古泉「そんなあなたに閉鎖空間が生じようとしている、これは?」
長門「……」
長門「自分ではどうしようもできない…」
古泉「そう、あなたは自分では解決できない悩みを抱えている」
長門「……」
気づかなかった
私に閉鎖空間が…
古泉「……」
古泉「これ以上問いません」
古泉「ですから危機感を持ってください、まぁいざとなれば僕がなんとかしますが」
ごめん、風呂いってくる
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:07:31.46 ID:LuI15CYr0
★
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:11:40.38 ID:lEMEZZO50
再開
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:23:45.56 ID:lEMEZZO50
長門「……」
私が閉鎖空間を発生しかねない状況に……
気づかなかった 何故だろう……
それは恐らく私が閉鎖空間を作り出せるわけがないと考えていたのが一つ
あともう一つは……
私があの人のことばかり考えていたからだろう……
長門「……」
私は使命を背負った”アンドロイド”――――――――
あくまでも私は与えられた任務を遂行する為に作られたのだから……
「好き」に夢中になるのは許されない
長門「……」
古泉「……」
古泉「長門さん、やっぱり伝えておきます」
長門「なに」
古泉「これはあなたにも知っておいてほしい……」
長門「……」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:35:16.48 ID:lEMEZZO50
古泉「今から伝えることはあくまでも想定です」
古泉「故に絶望したりしないださい」
長門「……」
なに 今度はなに
古泉「”神人”はご存知ですね?」
長門「……」
古泉「涼宮ハルヒの神人は見たことあるでしょう」
長門「閉鎖空間にアクセスして見たことがある」
古泉「なら話ははやい、貴方は自分の神人を知らない」
長門「……」
古泉「それもそのはず、まだ閉鎖空間は発生してませんから」
長門「……」
古泉「涼宮ハルヒの神人の規模はあの程度」
古泉「神人の元凶は日頃のストレス、これは知ってますね?」
長門「……」
古泉「ストレスの原因は宇宙人、未来人、異世界人、超脳力者との遭遇に関係します」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:42:22.53 ID:x6Ia/JC10
キョン→俺
朝比奈みくる→私
ハルヒ→あたし
古泉→僕
長門→私
悪意はない、念のため
楽しませてもらってる
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:44:39.09 ID:NoLQgTVZ0
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:47:22.02 ID:lEMEZZO50
古泉「涼宮ハルヒはその夢が実現されないことに不満を感じている」
古泉「その不満の規模があの神人の姿なのです」
古泉「しかし」
長門「……」
古泉「涼宮ハルヒは宇宙人等がいると思ってる反面、心の奥底でこう思っているはず……」
古泉「そんな生き物存在するはずない、と」
長門「……」
古泉「つまるところ涼宮ハルヒはそのような存在を認めてないのです」
古泉「それであの大きさの神人ですよ?」
長門「……」
古泉「神人の規模は想定できません」
古泉「なにが言いたいかと言うと……」
長門「……」
古泉「貴方の神人の規模がわからない…… それが一番の注意点」
長門「……」
古泉「そして今、貴方が抱えているストレス……これもわかりません」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:48:24.54 ID:x6Ia/JC10
>>121 キョンの呼び方で皆書こうとしたんだけど「朝比奈さん」だとなんかおかしいと思ったから
特別な意味は全くない
というかまさかそこ突っ込まれると思わなかった
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 21:57:53.54 ID:lEMEZZO50
>>120 感謝
長門「……」
古泉「……」
古泉「もうお気づきでしょう…… もし」
長門「……」
古泉「仮に貴方の部屋に閉鎖空間が生じ……」
古泉「貴方の神人の規模が規格外だった場合……」
長門「……」
古泉「……」
古泉「これから先は言いません、おわかりでしょう」
長門「……」
古泉「もしそうなれば僕は閉鎖空間に入ることすらできないかもしれない」
古泉「そうなると神人が閉鎖空間を越えてくるでしょう」
長門「……」
古泉「神人が現実世界に…… 予想もつきませんね」
長門「……」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 22:00:03.33 ID:NoLQgTVZ0
>>123 いや、俺も「朝比奈さん」と書くか「みくる」と書くか迷うからなんとなく
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 22:10:57.14 ID:lEMEZZO50
長門「……」
私の存在が…… 破滅へ導く?
古泉「でもこれは仮定ですので」ニコッ
古泉「貴方に閉鎖空間が生じるとも限りませんし、まだ神人の規模もわからない」
長門「……」
私は…
私は生きていては駄目な存在……
長門「……わ」
長門「私は…… どうすれば……」
古泉「……」
古泉「そうならない為にも、貴方は誰かにその悩みを打ち明けるべきでしょう」
長門「うち… あける?」
古泉「貴方のストレスを消しましょう」
長門「……」
私のストレス? 私のストレスは……
長門「……」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 22:20:52.77 ID:lEMEZZO50
古泉「僕でなくとも他の人に打ち明けてみてはどうですか?」
長門「……」
私のストレスは……
あの人への嫉妬…? あの人へ嫉妬する理由は……?
涼宮ハルヒ……?
私は涼宮ハルヒをストレスに感じている……
涼宮ハルヒと接しなければ私にストレスは溜まらない
しかし――――――――
私の本当の存在理由は涼宮ハルヒを観察し、入手した情報を統合思念体に報告すること
涼宮ハルヒは避けられない
ストレスは溜まり続ける……
閉鎖空間が生じる…… どうしようもできない… 私はどうしようもできない
長門「……」ブルブル
古泉「ん、長門さん…… 大丈夫ですか?」
長門「……問題ない…」ブルブル
問題ある
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 23:18:41.79 ID:tCKXvdw+0
あれ?面白いなこれ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 23:41:13.47 ID:x6Ia/JC10
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/10(水) 23:50:09.39 ID:Np/SiHyf0
古泉「ん、長門さん…… 大丈夫ですか?」
長門「んっ……問題……ない……///」ブルブル
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:05:01.05 ID:EEMuI7lF0
長門「んっ……問題……ない……///」ブルブル
碇司令の声で再生すると…
133 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/11(木) 00:16:34.00 ID:1nomSFlU0 BE:693418526-2BP(586)
ムスカ「んん……問題なぁーい」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:26:26.99 ID:RSRqTSIP0
すまん、寝ていた
今日、仕事だが限界まで書いてみようか
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:37:44.39 ID:RSRqTSIP0
長門「……」
古泉「ひとまずあのベンチに腰掛けて……」
長門「だい… じょうぶ…」
古泉「そうですか…」
長門「……」
私はどうしたらいい
涼宮ハルヒの観察を中断する……
いやそれは統合思念体が黙ってくれない
恐らく、いや絶対それは許してはくれない
ソレらは私を消してしまうこともたやすい
私は……
私は死ぬしかないのだろうか……
長門「……」
長門「……」ヘナヘナ
ペタン
古泉「な、長門さんっ、休みましょう無理は……」
長門「……はぁ ……はぁ」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:44:18.41 ID:RSRqTSIP0
私はなぜ座りこんだしまったのか
何故足に力が入らないのか
何故立ちあがることすらできないのか
長門「……」
古泉「あったかいものはいかが?」ヒョイ
長門「……」
長門(きなこぜんざい……)
長門「ありがとう……」
古泉「いえいえ」
長門「……」
今、私のおかれてる状況におびえているのか
長門「……」
私はまた弱くなった
アノ時と比べ…… また弱くなった……
長門「…私は」
古泉「……?」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:51:57.81 ID:gFrz74OGO
よし、ハルヒの好意をキョンから古泉に改変しよう
それでオールクリアーだ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:54:32.23 ID:RSRqTSIP0
長門「……」
古泉「……」
長門「私は… 死にたくない……」
古泉「……」
古泉「長門さん、貴方の悩みを僕に打ち明けてくれませんか?」
長門「……」
古泉「貴方は今、死にたくないと言いました……」
古泉「貴方はあきらめている… 閉鎖空間の拡大を止められないと」
長門「……」
古泉「止められないのなら…… 貴方は世界を守る為死を選ばざるを得ない」
長門「……」
古泉「いいですか、長門さん。 それはあくまで僕の仮説です」
長門「……」
長門「閉鎖空間が発生してからでは遅い……」
長門「……」
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:55:11.18 ID:CCTrD3iG0
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 00:58:03.41 ID:gFrz74OGO
>>139 朝比奈さんには、きっとステキな未来がまっていますよ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:06:44.98 ID:RSRqTSIP0
長門「もしその仮説が正しかったら……」
古泉「……」
長門「万全を期して……」
古泉「……」
長門「私が…… 死ぬのが得策……」
古泉「……」
長門「……」
古泉「貴方をそこまで追いつめる悩みとはなんですか……」
長門「……」
私は幼い
覚え立ての感情を抑えきれない
だから嫉妬を我慢する…… そんなことはできない……
長門「……」
長門「誰に打ち明けても同じ…… 私はなにも変わらない……」
ならば…… 私の助かる方法は…?
周りに被害を与えることなく私が救われる…… その方法は?
長門「……」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:10:04.61 ID:gFrz74OGO
俺長門のために人類補完するわ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:17:47.74 ID:RSRqTSIP0
古泉「……」
長門さん、貴方には謎が多すぎる
貴方がそこまで悩む、その原因はなんですか
長門「……」
古泉「……」
貴方が死ぬほど悩むそれはなんですか……?
長門「私は彼に一度救われた……」
古泉「彼… ああ、把握しました」
長門「死ぬことを選んだ私を止めてくれた」
長門「私は泣いてしまった……」
古泉「……」
長門「その涙の理由が… まだわからない…」
古泉「……」
古泉「…長門さん…?」
これは……
彼女は本当に…… アンドロイドなのか?
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:17:57.93 ID:lI6bLno10
長門のエラーで人類が危ない
古泉はやっぱりいいやつ
SSでは変態やホモ、変人にしか描かれない古泉がいい人でよかった
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:28:32.69 ID:RSRqTSIP0
古泉「長門さん、貴方……」
長門「……」
古泉「泣いてますよ?」
長門「…えっ」
古泉「……」
彼女をアンドロイドとして見ていた僕にはわからなかった
悩みを持つアンドロイドなんて普通思い浮かばない
だから僕は彼女の体になんらかの異変が起きた… そう予測し事を進めていた
場合によっては彼女を消すことも…… そう考えていた
古泉「……」
この予想だにしない出来事に動揺を隠せない
彼女に異変などない
人間でいう純粋な意味で悩んでいた
信じられない
アンドロイドに「心」が存在する? あるわけない
心を作れるわけがない
彼女は……
”アンドロイド”ではない――――――――!
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:30:31.10 ID:F5RN7+0h0
情報何とか何とか体だよね
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:36:31.87 ID:toApFle00
支援
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:39:13.78 ID:RSRqTSIP0
古泉「長門さん、貴方は人間だ!」
長門「……」ポロポロ
古泉「私は貴方を…… アンドロイドとして見ていた」
古泉「だから貴方の死にたくないという言葉を口実として受け取った」
古泉「長門さん、貴方を救いたい」
長門「救う…」ポロポロ
古泉「そうです、悩みがあるんでしょう?」
長門「……」ポロポロ
長門「……」
話したところで私は救われるのか
この涙の理由もわからない私を救えるのか
否
――――――――
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:46:45.70 ID:k1mEBRDg0
∨: : /' : : : : : !.: : :/ }.: i i : : : . ! ヽ | i ∧
.ハ:/ /.: : : : :.: |.: .:/ /:.: ト, |,: : : . : : : .| ハ | l ∧
. /.: : :.: : : .:{: :/ .∧:.: i ∨ : :. |∨ : : : : : |: : : : : : : . : . i | | ',
∨: : : : : : : : V / .∧:. | ∨: : .:: . . |∨: : : : :.l、: : : : : : : . : : ト | l ∧
,: : : : !: : : : ′ /: : :.∧:. | '、: : :. : .:. | 、: : : : !ヽ: : : : : : :.:. :.:. |ヘ | l ∧
∨: :|: :. :′ ./ !: : :.i '、. | 丶: : : : : . l \: : | \ : : : : : : : : | ヘ | l ∧
∨: :! : : ,' f ∧: :| \ | \ : .: : :.l \! _ ≧ ___: : :. :.| ', リ | :ト、ヘ
V j: : / j:/ ∨ | \ | \: : :.l -‐ \ : : ̄ : | ', / l ! `丶
ゝ≠' |′ ヽj ,.。rz====ミx ヽ: :! z=====ミ气.:.:. : :l ノ′ l i |
i .イ ん::::::::::::::::ハ汽 \ ri芹云示圷ミx: :i| l| リ |
{ 《 {:: O:::::::::::::ノ} . -―‐- 、 〃んo:::::::::::::ハ } 》 :リ リ ′ !
ヘ '::::::::::::::::::.ィ´ } {ト:::::::::::::::::ノ} ノ从/ .イ イ :′
ヘ、 ∨う::::/ / Vう:::::::::::// j .: // / ! /
/ ハ':, ヾン / ヾ辷rzン′ ′ .:. : ン / } /
/ }∧ ァ´ / ′ .: : : ′ ' ノ'′
乂_厶イ / , .′ .: : :.: ′,′
/ / .: .: : :i: . / /
/ .イ rっ .イ . : : : : : リ :/ /
' / .イ/: : .: .: : : イ.:/ /
/ /> < : /: : .: : :/ }/ /
:′ /: : ト、 > < ミ .イ /. : .: :/′ / i /
! .イヽ: :|.イ l >ー---z< i \/ : : .イ / :/ }′
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:50:53.43 ID:RSRqTSIP0
――――――――
古泉「……」
ただいまの時刻、午後8時半
僕は長門さんの悩みを聞いた後
SOS団のみなさんと集まり、解散した
古泉「……」
正直、僕は頭が痛い
古泉「……」
長門さんの話を聞くところ彼女は恐らく
彼に恋をしてしまった
そして彼に嫉妬してしまうようになった
その一因が涼宮ハルヒ
古泉「……」
困ったことに長門さんは涼宮ハルヒの存在自体を否定するまでに嫌ってしまった
それもいたしかたない、今の長門さんは赤ん坊みたいなものだから
物心がついたばかりの甘えん坊
古泉「……ふふっ、彼女が甘えん坊か……」コポコポ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:52:30.97 ID:F5RN7+0h0
何で古泉は水槽の中に入れられてるんだ?
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 01:54:52.48 ID:h/IgcqjN0
能力者はみんな養成中は培養液に入ってるんだよ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:00:58.02 ID:RSRqTSIP0
今だからこうして笑っていられる
古泉「……」
本題はここからだ
深刻な問題になってきた
古泉「……」ズズッ
長門さんは涼宮ハルヒを拒絶している
一緒の空間にいるだけでストレスが溜まってしまう
すると必然的に閉鎖空間が拡大、神人の脅威を免れない
しかしあくまでそれは仮定……
だった…… 先ほどまでは
彼女抱えているストレスは計り知れない
今はまだ、落ち着いているが
いつ閉鎖空間が生じてもおかしくない
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:03:28.45 ID:F5RN7+0h0
古泉出てきたな
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:16:16.54 ID:RSRqTSIP0
そんな時限爆弾のようなストレスが神人の規模に影響を及すのは当たり前
こう考えてしまえばはやい……
閉鎖空間が生じてしまったら最後
現実世界は終わりをつげる…
ならば彼女を涼宮ハルヒに近づけなければいい……
しかしそれもできない
彼女には使命がある
涼宮ハルヒを観察し手に入れた情報を情報統合思念体に報告。
自律進化の可能性に役立てなければならない
今の彼女にその役割を果たせるか……
恐らく無理だろう、いや接触させてはならない
となると使えないアンドロイドは即削除…… 思念体はきっとそうするだろう
159 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/11(木) 02:25:31.17 ID:1nomSFlU0 BE:808987272-2BP(586)
え?
おれが長門もらったらすべて丸く収まるの?
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:26:35.56 ID:RSRqTSIP0
どちらをとっても彼女は救われない……
古泉「……」
古泉「……」
果たしてそうなのか
彼女が救われる道はないのか
古泉「……」
僕が考える単純な方法でいけば彼女は救われる
そう、それは実に単純で確実な方法……
涼宮ハルヒの殺害――――――――
古泉「……」
長門さんが殺害しては意味がない、彼女も消されてしまう
そう――――――――
彼女以外の誰かが涼宮ハルヒを殺害することで長門さんは救われる
古泉「……」
古泉「……ふぅ」
161 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/11(木) 02:31:59.72 ID:1nomSFlU0 BE:2773670786-2BP(586)
すいませんそろそろ寝ます
保守の方ヨロです^^
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:36:07.66 ID:RSRqTSIP0
古泉「……」
どちらを生かすか
涼宮ハルヒ か 長門有希
あとこれは僕の考えた極めて可能性の低い方法
長門さんはアンドロイドではない場合はどうだろう
情報統合思念体が彼女を消すこと… それは可能なのか……
古泉「……」
いや、これは考えないことにしよう
条件が厳しすぎる
現に彼女は思念体と連絡をとっているのだから……
古泉「……困りましたね」
古泉と長門好きには最高だ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:39:24.48 ID:RSRqTSIP0
すまん、6時起きの俺に限界が……
保守お願いします……とは言いません
続きが見てみたいと思うかたは是非お願いします
落としてもらっても構いません
おやすみ
165 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/11(木) 02:39:25.40 ID:1nomSFlU0 BE:1040126663-2BP(586)
あいかわらず古泉はガチホモか……
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 02:52:07.88 ID:h/IgcqjN0
ho
仕方ありませんね。僕が保守しましょう
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 03:09:49.88 ID:Jlmd8bMy0
じゃあまかせた
寝るなよ
>>168 申し訳ありません。僕には寝ないで保守し続けるというのは保証できません。
いまですらメッチャ眠いw
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 03:21:13.25 ID:h/IgcqjN0
寝る前の保守
保守
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 03:33:25.89 ID:Jlmd8bMy0
俺は寝ないけど今からゲームで忙しいんだ
チラチラ意識割くくらいなら諦める
だからまかせた
保守
もう無理だ…
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 03:57:51.47 ID:QZ0MUcc8O
保守
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 04:19:22.02 ID:HirJZHCi0
保守
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 04:38:33.54 ID:h/IgcqjN0
ho
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 06:48:24.33 ID:VQFxopVI0
ho
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 07:18:51.56 ID:2EHEBp1cO
ここにむぎちゃんのうんこはありますか?
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 07:44:34.67 ID:+756Msns0
保守
長キョンでもOKだがハルヒがそれでうきーっとなるのは勘弁。
ハルヒがキョン以外を鍵にすれば万事解決かね?
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 09:50:07.23 ID:LAu8dRnE0
ほぅ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 11:06:24.08 ID:DkZJqxXN0
保守
upo
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 11:56:14.48 ID:2b8qh+8d0
なんで古泉は長門をアンドロイドっていってるんだ??
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 12:19:16.57 ID:gF/j0kyF0
ほ
正式…対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース
簡単…宇宙人製生体アンドロイド
俗称…宇宙人
機関…TFEI端末
おれ…俺の女神
他にもあるけど、さあ選べ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 12:36:40.63 ID:+9nFkcDB0
長門はオレの嫁
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 12:38:50.06 ID:+9nFkcDB0
中の人もオレの嫁
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 12:41:43.09 ID:CCTrD3iG0
190 :
廣田 ◆HIROTA/yU6 :2010/03/11(木) 12:54:14.47 ID:1nomSFlU0 BE:1617975247-2BP(1000)
橘京子は俺の嫁
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 13:04:55.43 ID:h/IgcqjN0
ほ
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 13:51:58.79 ID:h/IgcqjN0
ho
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 14:42:34.20 ID:P+NPFq5G0
ほ
ぽ
や
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 16:24:08.17 ID:f8Rk0HgM0
ho
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 16:47:32.31 ID:iFFgDCNw0
な
>>180 今更長キョン以外というのも萎えるけどな。展開云々は書き手に期待する。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 17:31:41.03 ID:h/IgcqjN0
☆
ほっしゅん
ふと思ったけどハルヒ殺したら長門観察の仕事なくなるんだから宇宙に帰るんじゃない?
>>201 だけど、それは長門=アンドロイドの場合じゃね?
古泉はそうじゃないほうも考えてる
あ、古泉がハルヒを殺害なんて思考してたから
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 18:44:39.30 ID:BLrvfSKA0
ho
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 19:41:19.13 ID:Lg1zu0m/0
ほ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 19:56:31.80 ID:rGE6vPjdO
鶏がら「…寂しい」
残ってた
>>201 これはとりあえず長門を死なせないで済む方法
その後帰ったとしても長門は生きてるという設定
おかしいなと思ったら指摘してくれると助かる
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:01:09.17 ID:+dlDod/20
はやくはやく
>>207 昨日初めて知ったのかしらんが、年末のネタ引っ張り出してきてんじゃねーよ、市ね
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:11:08.07 ID:hRkWCs7AP
女性型のロボはガイノイドな
マメ知識だ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:11:40.68 ID:RSRqTSIP0
古泉「善しも悪しも犠牲が出るということか……」
古泉「……」
いや、まだ選択肢はあるはず
犠牲のでない選択肢が……
古泉「……」
彼女は彼を好んでしまい涼宮ハルヒに嫉妬している
ならば嫉妬させないように彼らを動かせばいい
長門さんがストレスの溜まらない関係を作らせる
それは?
古泉「……」
古泉「しかし、長門さんは涼宮ハルヒと接触するのも嫌がっている」
どうにもなりませんね……
待たせてほんと申し訳なんですが
風呂に入ってくる
ご容赦
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:30:05.15 ID:/KjPrHZu0
風呂なんざ入らなくてもしなないんだよ保守
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:52:03.17 ID:RSRqTSIP0
古泉「……」
でも試してみる価値はある
そのような関係をつくり長門さんの心情が安定したら
それに越したことはありませんから
古泉「……」
古泉「彼も大変ですね」ズズ
やはり彼はなにか持っているのでしょうか
不幸体質……といいますか
涼宮ハルヒが彼に注目するのも彼になんらかの魅力を感じたから
三年前の地上絵にも関係するでしょうが
実際のところわかりません
古泉「……」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 20:53:10.59 ID:JqccgTD20
C
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:04:43.24 ID:RSRqTSIP0
古泉「……」
彼が一番の謎ですね……
彼は何者なのか……
彼女は願望を実現する能力を持っている……
それがあっての私達…… 一同に会することができた
宇宙人・未来人・超能力者・異世界人……
宇宙人は長門有希
未来人は朝比奈みくる
そして超能力者は僕……
おや…… ならば異世界人は?
古泉「……」
彼は”異世界人”なのかもしれません――――――――
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:13:30.46 ID:RSRqTSIP0
前から府に落ちない点がありました
宇宙人など安易に想像できるものに対して異世界人は……?
異世界人に対する印象はあまり定着していません
字の通りに考察すると
異世界人→異なる世界の住民 と想像できるでしょう
住んでいる世界が違う?
大富豪に対してもよく言われますね
「あの人は住んでいる世界が違う」
そういう意味ではないでしょうか
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:18:55.20 ID:RSRqTSIP0
彼には一般大衆にない何かを持っているのではないでしょうか
古泉「……」
古泉「考えすぎですかね……」
まぁ、それはいいとして
まずは目の前の事片づけましょう
それが終わってからゆっくり考えましょう
古泉「ふふ、興味が尽きません」ズズ
――――――――
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:22:40.72 ID:/KjPrHZu0
し
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:29:06.20 ID:RSRqTSIP0
――――――――
私が生み出されてからもう三年の月日が流れた
長門「……」
生まれて間もない私の頭に浮かんだモノ……
「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース」
それが私なのだと…… 私自身が私に確認を求める
長門「……」ゴロン
わかっている 私は人間ではないことくらい
作り物であることくらい
長門「……」
今日、彼は私に人間であると言ってくれた
あの人も言ってくれた
長門「……」
私は何故だろう、すごくうれしかった
私は人間になりたかったのか
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:31:03.65 ID:qojvfnUf0
やはり綾波系だよな
希薄なアイディンティティ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:35:09.82 ID:RSRqTSIP0
長門「……」
他人が私を人間だと言うのは簡単
それに私は相づちをうつ
それも簡単
長門「……」
しかし私自身がそれを認めてはくれない
私のことは私が一番把握しているのだから
長門「……」
でもこれでいい
私には「心」がある
それだけで人間扱いをされる
人間とはこういうもの それを私は把握できた
長門「……」
長門「それで十分……」
――――――――
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:43:40.36 ID:RSRqTSIP0
――――――――
キョン「はぁ? 来てすらないだと?」
ハルヒ「どうしたのかしら……」
朝比奈「発熱とか…?」
ハルヒ「有希が発熱ねぇ……」
古泉「……」
多少、観察をサボっても問題はない
そう判断しましたか、長門さん
その対処で正解です
なるべく涼宮ハルヒと接触しないようにお願いします
古泉「……」
古泉(問題は思念体が動き出すか……)
ハルヒ「ちょっとキョン」
キョン「ん?」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:53:10.85 ID:RSRqTSIP0
ハルヒ「有希のお見舞いに行くわよ」
古泉「……」
あら…… これはまた面倒に……
キョン「ん、まぁ別に構わんぞ?」
キョン「なぁ、古泉」
古泉「そうですね、私もいいと思いますよ」
ハルヒ「じゃあ決定ね、いつ頃がいいかしら……」
キョン「いつ頃って… 今、5時半だぞ?」
ハルヒ「あー、そうよね〜……」
古泉「……」
古泉「明日にしませんか? もう遅いですし」
ハルヒ「う〜ん」
キョン「ハルヒ、古泉の言うとおりだ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……わかったわよ、じゃあ明日ね」
古泉(助かります、さすが涼宮ハルヒに選ばれし人材)
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 21:53:44.45 ID:3kWyudVk0
保守は任せろー バリバリ
>>226 しまった
古泉の一人称を「僕」にしてください
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:04:57.10 ID:RSRqTSIP0
――――――――
ハルヒ「終わり〜! お疲れさんっ」
キョン「ふぅ…… 疲れたな」
朝比奈(やっと着替えれる……)
古泉「……」トントン
キョン「ん、どうした古泉」
古泉「いえ、あまりにも退屈そうだったので」
キョン「……くたばれ古泉」
古泉「冗談ですよ、ちょっとお付き合いを」
キョン「……」
キョン「ファンタスティックフラグが……」
古泉「ご察しの通り、では」ニコ
キョン「……」
キョン(はあぁぁぁ…… 今度はなんだよ……)
――――――――
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:14:07.37 ID:RSRqTSIP0
――――――――
古泉「すいませんね」
キョン「気にするな…… はやく用件を」
古泉「長門さんについてなんですが……」
キョン「長門?」
古泉「発熱の時点で気づきませんでした?」
キョン「……」
キョン「なるほど、確かあいつは自身の体調を構成できるんだったな」
古泉「その通り、彼女が休むなんてことはあり得ません」
キョン「……」
古泉「彼女が休むのにはなにか理由があります……」
キョン「おい、じらすな」
古泉「いえ…… このことを僕が伝えるのはあまりにも酷なもので……」
キョン「……」
キョン「なんだ……?」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:21:19.25 ID:RSRqTSIP0
古泉「……」
これは伝えていいものか……
彼女にもし羞恥心があるのならば
僕は人間として最悪だ
いや、羞恥心がないにせよ
長門さんの気持ちを勝手に伝えるのは非道です
しかしこれを伝え、協力を得ないことには……
致し方ありません……
古泉「長門さんは……」
キョン「……」
世界を救うには 彼女を救うには
これしかないのですから
古泉「あなたを好きになってしまった」
キョン「」
キョン「」
キョン「なに?……」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:23:23.92 ID:RSRqTSIP0
まさかの来客
12時には戻りまs
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:24:58.28 ID:gF/j0kyF0
客マジky
oiおい紀伊店のか
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 22:40:30.06 ID:qojvfnUf0
だからなんで
夜に客来るんだよw
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 23:11:15.03 ID:3kWyudVk0
保守バリ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 23:45:01.77 ID:RSRqTSIP0
すまん、帰還した
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 23:53:59.96 ID:RSRqTSIP0
キョン「俺を好きになった? 長門が? あの長門が?」
古泉「はい、ただいま彼女は病んでいます」
キョン「……」
古泉「絶句…… ですね」
キョン「あたりまえだろ……」
古泉「どうなされますか?」
キョン「どうって……」
古泉「長門さんがあなたに告白したらあなたはどうなされますか?」
キョン「……」
キョン「……ニヤニヤが止まらん…」
古泉「ということは?」
キョン「いや、そういう意味でいたんではない!」
古泉「ではどうされますか?」
キョン「ど、どうって言われてもだな…… いきなりすぎて……」
古泉「申し訳ありませんが貴方の選択を私が決めさせて頂きます」
キョン「は?」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/11(木) 23:59:29.91 ID:RSRqTSIP0
古泉「貴方は長門さんに告白してください」
キョン「……」
キョン「なんと……?」
古泉「好きです、こう告白してくれればいいです」
キョン「……ち、ちょっと待てw……なぜ貴様がw」
古泉「貴方に世界の運命が委ねられているのですよ」ニコッ
キョン「……」
キョン「やれやれ……」
キョン「やっぱりそっち関係の話か」
――――――――
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:10:12.73 ID:usb1PGaV0 BE:1413245838-2BP(50)
支援
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:11:02.75 ID:qziGeLXw0
――――――――
キョン「要約して話せ、もう一時間も立ち話だ」
古泉「すいません、大まかな内容は伝わりましたか?」
キョン「ああ、伝わった伝わった」
キョン「要するに俺が長門に告ればいいんだろ?」
古泉「それをはじめに言ったんだけどなぁ」
キョン「なんで長門が閉鎖空間を発生できるんだよ」
古泉「できるのではありません、発生したのです」
キョン「あー、なるほど」
キョン「でもおまえら超能力者なんだろ? 事前に対処はできないのか?」
古泉「僕もそれを考えましたが上層部の者ですら解読できなかった」
古泉「長門さんの体から発せられるものはまた異質なのです」
キョン「ってことは異例の事態か」
古泉「はい、今僕の機関は混乱しています」
キョン「……そんなにか」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:19:21.13 ID:qziGeLXw0
古泉「あとおそれるべき事がもう一つ」
キョン「なんだ?」
古泉「私達は閉鎖空間をつくれますか?」
キョン「無理だろ」
古泉「そうですよね」
古泉「でも彼女はそれを成した……」
キョン「……」
キョン「なにが言いたい……」
古泉「学習能力……生き物に与えられた力」
古泉「これを駆使して彼女は自ら……」
キョン「……」
古泉「無意識で閉鎖空間を作り上げた……」
キョン「半端じゃないな」
古泉「そう、半端じゃないのです」
古泉「彼女の学習能力は」
キョン「……」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:24:57.11 ID:lT+v2hVo0
支援
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:31:15.18 ID:qziGeLXw0
古泉「そしてこれは先ほど我が機関から報告された情報なんですが」
キョン「……」
古泉「心って作れませんよね? ましてや学習して身につくものでもない」
キョン「それがどうした……」
古泉「彼女は「心」を学習したと考えられます」
キョン「……心を? そんなバカな話あるわけ」
古泉「いや、彼女はもう僕たちの予想をくつがえす存在に達しました」
古泉「一種の人間ですね、彼女は」
キョン「てことは……すべて学習した?」
古泉「はい、彼女は下手すれば涼宮ハルヒを超越する……」
古泉「願望を実現する能力を身につけかねない……」
キョン「……」
古泉「でもそれは彼女が涼宮ハルヒを知り尽くさなければ成し得ません」
古泉「知り尽くす為に情報統合思念体は存在しますから現時点でそれはあり得ませんね」
キョン「そんな奴とつき合えと……?」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:35:05.06 ID:lT+v2hVo0
支援
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:44:56.57 ID:qziGeLXw0
古泉「はい」
キョン「……」
古泉「否定する権限は残念ながらありません」
古泉「我が機関がそれを許しませんから」
キョン「……」
キョン「長門の恐ろしさを実感したよ……」
古泉「思念体は気づいてるのでしょうか、彼女の驚異に」
古泉「あるいは彼女はまったく嘘の情報を吹き込まれたのかもしれませんね」
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース
コンタクト用?
思念体の冗談は笑えない
このような生き物が観察する為だけに作られたなんて考え難い
なにかある……
情報統合思念体はなにか別のことも企んでいる……
キョン「わかったよ……」
古泉「…おっ、助かります」
古泉の考察が面白いな
支援
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:51:06.91 ID:qziGeLXw0
キョン「はぁ……」
古泉「いやですか?」
キョン「断じて嫌ではない、しかし……」
古泉「……」
キョン「長門が可愛そうだ……」
古泉「……」
キョン「人間モドキじゃないか…… これじゃ……」
古泉「……」
キョン「……長門を人間に生まれさてやりたかったな」
古泉「……そうですね」
同感です――――――――
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:00:16.48 ID:qziGeLXw0
――――――――
キョン「で、いつ告ればいいんだ」
古泉「今からですよ?」ニコッ
キョン「……」ズコー
古泉「おっと、大丈夫ですか?」
キョン「すまん、今のはベタすぎたな……」
キョン「てか今からじゃないとダメなのか! 明日は! 明日にさせてくれ!」
古泉「一刻の猶予も許さない、直ちに実行せよ」
キョン「うおっ、な、なんだよ……」
古泉「上層部の指令を引用しました」
古泉「貴方が長門さんを想うのなら…… そうしてください」
キョン「……心の準備が……」
古泉「彼女はいつ、自ら命を絶つかわかりません……」
キョン「……」
キョン「…… わかったよ…… ったく……」
今日は絶対に外せない用事があって遅刻したらもう
信頼関係とかがズタズタになります
ごめん、寝る
落としてもらっても構いません
ここまで来たら完結させたい気もするけどね
おやすみ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:09:07.37 ID:sicVgbfb0
おつかれさま
ほ
ほしゅ
ほ
そろそろきつい、誰か頼むぜ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:38:34.08 ID:W3gsbCMD0
こないだから鶏ガラ鶏ガラ言ってんの何だよ
嫉妬厨か?
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 03:16:58.82 ID:lT+v2hVo0
ほ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 03:41:39.43 ID:KeigpHGR0
しゅ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 04:44:49.49 ID:KeigpHGR0
ゆき
ほ
たい
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 06:36:37.51 ID:CPAGguEh0
長門は俺の嫁
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 06:51:02.76 ID:Vahz++IyO
うんこちびった
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 07:30:47.37 ID:e8XfUma7O
かああいあああいああああああいああああああああああああああああいあああああ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 08:32:25.32 ID:CeyZFsBH0
ほ
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 09:45:39.35 ID:73f8KiUS0
保守
いつ戻ってくるかね
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 11:11:40.42 ID:u+Dq4cM4O
ほ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 11:21:27.58 ID:b9VvCSpu0
オレが長門を女にしてやる
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 11:53:39.19 ID:yqlv6GMh0
ほっほ
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 12:44:05.84 ID:fTlugtRD0
何でも学習する長門にAV見せたい
出来れば二人で見て学習したか直に確かめたい
ほ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 13:31:34.74 ID:b9VvCSpu0
スルーしろよ
ほ
ほし
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 15:10:18.42 ID:CPAGguEh0
ほっしゅーと
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 15:54:36.67 ID:BFLA4P6O0
やれやれだ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 16:12:28.98 ID:ZKi29zLc0
ぬ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 16:53:12.65 ID:fTlugtRD0
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 17:17:14.24 ID:jNsPUeirP
ほす
ながもん
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 18:12:20.22 ID:lT+v2hVo0
ええいもう
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 18:38:31.10 ID:lT+v2hVo0
ほぁ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 19:07:46.53 ID:lT+v2hVo0
ほ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 19:47:15.87 ID:P5johaqv0
ほっしゅ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 19:55:09.73 ID:qziGeLXw0
残ってた
そして風呂にいって再開する
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 19:58:30.56 ID:lT+v2hVo0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
よしこい
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:36:58.47 ID:qoN7DZ7o0
どこからでもかかってこいお
___
/ \
/ \ , , /\
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `_⌒_´___ __
. /´ ⌒` ̄ , ´ `ヽ
| _゙___、ィ`_,ルリ
| イ´ ̄ l ^_ '
. | |´ヾ`i
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:41:18.65 ID:qziGeLXw0
――――――――
長門「……」
長門「……」
長門「……」
長門「……8時」
長門「お風呂へ……」
長門「……」スタスタ
長門「……」ガチャ
ボテッ
カサカサ……
長門「害虫…… 害虫は排除……」
長門「……」
長門「……」
長門「……」
長門「生命……」
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:41:59.91 ID:jNsPUeirP
ksk
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:47:54.85 ID:qziGeLXw0
――――――――
キョン「……」
古泉「ここですね」
キョン「はぁ…… 心の準備を……」
古泉「小心者だったんですね」
キョン「これが小心者ならお前は全人類を敵にまわすぞ」
古泉「はやくインターホンを押して楽になりましょう」
キョン「あードキドキする……」
キョン「……」ドクン……
キョン「……っし」
キョン「い、いくぞ……」――――――――
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:49:56.29 ID:lT+v2hVo0
支援
人に言われたからで告るでいいのかネ?
でもしえん
どうでもいいけど古泉ハルヒに恨み…あるんだろうなぁ
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:51:04.52 ID:wcb62oc/0
古泉ハルヒ…?
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 20:56:12.04 ID:qziGeLXw0
――――――――
長門「……」
長門「……」
長門「水は苦手……?」
プカーン……
長門「……」
動かなくなった
なにが原因? 水が苦手だったのか
生命を感じない……
私は一つの命を絶やした……
命を粗末に扱ってしまった……
長門「……」
長門「……」ジワッ
長門「また…… 涙?」ポロッ
長門「涙は生きていくうえで欠かせない……」
長門「恐らく私は悲しんでいるのではない」
長門「涙こそ生きている証」
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:05:01.83 ID:qziGeLXw0
ピンポーン
長門「……」
長門「誰……」バシャ
ガチャ
ビタビタ……
長門「……」
ガチャ
長門「……」
キョン「お…… おお、長門元気か?」
長門「……」
キョン「ちょっと話があるんだ…… 真剣な」
長門「……」
キョン「あ、ほら…… その……」
キョン「顔だけ出してないでさ…… ちょっと出てこいよ」
長門「それは絶対に無理」
キョン「え、あ…… あぁ外寒いもんな」
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:10:39.19 ID:qziGeLXw0
長門「違う、そんな意味ではな」
キョン「じゃあ中に入れてくれないか?」ガッ
バタンッ
キョン「……」
キョン「……えー……と」ポリポリ
キョン「なんで閉めたんだー?」
長門「……」
長門「ドア越しでも問題ない、用件を言って」
キョン「……」
キョン(俺、嫌われてないか……?)
キョン「そんな軽い話じゃないんだよ」
長門「問題ない」
キョン「……」
キョン「……」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:14:53.64 ID:qziGeLXw0
キョン「……」
キョン「……」
キョン「……ふぅ…… ったく……」
キョン「じゃあ言うぞー」
長門「……」
キョン「俺、長門のことが好きになったわ」
長門「……」
長門「……」
長門「……」
長門「……」
長門「……」
キョン「……」
キョン(聞こえなかったか……?)
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:19:50.90 ID:lT+v2hVo0
支援
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:24:47.68 ID:qziGeLXw0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
ガ…チャ…
キョン「……お、ながt…」
長門「入って……」
キョン「なっ///」
長門「……」
キョン「なぜ、ぜん……ら……///」
長門「……」
長門「……」
長門「……///」
バタンッ!
キョン「……ちょ、まて!」
――――――――
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 21:52:46.05 ID:CPAGguEh0
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:14:34.87 ID:qoN7DZ7o0
ハックション!
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:33:30.44 ID:zJKDAAiB0
おい寒いぞ早くしろ
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 22:46:33.51 ID:WDqlbnEv0
支援
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:16:32.39 ID:XK5bhY9r0
アナル
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:25:46.06 ID:04fDaodl0
俺もやってみよう
綾波「あなた、誰?」
長門「長門有希」
綾波「そう・・・・・・私は綾波レイ」
長門「そう・・・」
綾波「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
綾波「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
綾波「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
おわり
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:31:17.88 ID:lT+v2hVo0
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:44:52.61 ID:04fDaodl0
ほっすっす
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:47:02.50 ID:22cF1FaO0
>>310 これをベースに名作を書き上げた人もいるというのに
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 23:56:23.20 ID:04fDaodl0
>>311-313 フヒヒwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:06:19.72 ID:TK0uBJeR0
>>310 リンゴを食べ
たアダムとイブはエデンの園を追放
されルこととなったというが
、聖書にはどこにも知恵の実がリンゴだったと
は書いてありま
せん。何故リンゴだと言われるようになった
かは諸説あるそうだが
、デューラという画家が16世紀に描いた絵の中にはすでにリンゴが
描かれているそうだ。
ちなみに言っておくがイ
ブが知恵の実を食べてしまったのは蛇に唆されたかららしい。
全く馬鹿な女が板ものだね
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:32:46.33 ID:UFKGRjEu0
ほしゅ
人いない?
いるぜ
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 00:41:27.70 ID:MsoHtxAq0
((((((〜 ´∀`)〜コソコソ…
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:02:32.58 ID:j8UNgMTu0
つづきー
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:07:20.78 ID:OtVzVF6o0
ほー
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 01:35:13.92 ID:UFKGRjEu0
阻止
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:12:40.04 ID:TYtpartm0
ほあぁ
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 02:42:13.16 ID:j8UNgMTu0
ほししゅしゅしゅしゅ
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:14:34.53 ID:j8UNgMTu0
ほ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:17:57.46 ID:j8UNgMTu0
レ…レイプはトラウマだからちょっと悲しいんだぜ…
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 03:19:13.20 ID:j8UNgMTu0
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 05:00:02.66 ID:77y1t/eL0
ほ
h
っh
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 08:20:00.35 ID:/7aC7vos0
ほ
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 09:27:19.49 ID:wide4bFs0
ほ
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 10:30:08.11 ID:mQuoF5eM0
ほ
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 10:51:47.77 ID:MsoHtxAq0
も
ほ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 11:31:30.54 ID:rYjXfzzM0
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 11:49:00.90 ID:mQuoF5eM0
どうした?また来客か?
340 :
すまん、再開:2010/03/13(土) 12:14:29.81 ID:nN67uz040
――――――――
古泉「……」
古泉「彼はうまくやりましたかね」
古泉「……」スタスタ
古泉「……」ヒョイ
古泉「……」
古泉「玄関に居ない……ということは……」
古泉「やりましたね、彼は」
古泉「……頼みますよ」スタスタ
古泉(貴方に賭けます……)
――――――――
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:16:52.98 ID:6sfXGIm0O
>>340 待ってたぞい!
引き続き頼んだぞい!!
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:40:43.28 ID:nN67uz040
――――――――
キョン「……」
キョン「むぅ……落ち着かん……」
部屋に入れてくれたものの……
長門自身があけてくれたのではなく……
なんか、念力みたいなのでピャーって開いたから長門に会ってすらいない
キョン「……」
恐らくバスタイムだろう……でなければぜ☆ん☆らのはずがない
殺風景なリビングに俺だけが座ってる……
キョン「……」
キョン「これは絡みづらいぞ……」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:42:31.27 ID:rYjXfzzM0
(`ェ´)
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:48:02.34 ID:nN67uz040
――――――――
長門「……」
長門「……」
長門「……ない」
ガサ…
長門「……」
長門「……ない」
長門「……」
長門「……忘れた」
長門「……」
長門「……」
――――――――
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 12:53:43.56 ID:nN67uz040
30分経過〜
長門「どうする……」
長門「……」
長門「彼に……」
長門「彼に取ってきてもらう……」
長門「……」
長門「……」
長門「それは無理」
長門「……」
長門「彼に……もう一度部屋から出てもらう……」
長門「……」
長門「これしか方法はない……」
長門「……」
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:03:23.24 ID:nN67uz040
キョン「……」
キョン「……」
キョン「……」
長門「……ねぇ」
キョン「うおあ! な、ながと!」
長門「表へ……」
キョン「……」
キョン(表へ……出ろ?…と… 狩られるのか、俺は?)
キョン「あー……」
キョン「なんで?」
長門「下……着を」
長門「……忘れた」
キョン「……あ…」
長門「……///」
キョン「な、なんだ!そ、そんなことかよ///」
長門「…… だからはやく///」
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:14:59.34 ID:nN67uz040
キョン「伏せといてやるから!」
長門「……」
キョン「いいだろっ?」ガバッ
長門「……」
長門「それなら…… 問題ない……」
ガチャ
ペタペタ……
キョン「……」
うおお……
今俺の隣を全裸の美少女、あるいはバスタオルの美少女が……!
アンドロイドとはいえ……ん?
アンドロイドだっけか?
まぁ、よくわからんがやばい……
長門「……」スッ
キョン「……」ビクッ
俺の真隣が下着BOXなのか?
長門との距離、30cm弱……
キョン「も、もういいか」
長門「ま、まだ」
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:25:53.29 ID:nN67uz040
長門「……」
キョン「……」
それにしてもこいつはこんな奴だったか?
もっと希薄な奴だったはずだ
以前のこいつなら躊躇もなしに裸体をさらけ出している……イメージがある
なのに今のこいつときたら
顔を赤らめて恥じるかのようの態度を……
キョン「……」
これも学習能力か
どこで身につけたか知らんが
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:35:19.60 ID:nN67uz040
――――――――
長門「着替えた」
キョン「……ああ」
長門「お茶……」
キョン「いいよ、それより話がある」
長門「……」
キョン「ちょっと座ってくれ」
長門「……」
キョン「……」
キョン「さっきはなした通り……俺はお前が好きだ」
長門「……」
長門「……そう」
キョン「……」
長門「その話はお茶いれてからでもいい」スタスタ
キョン「ちょ……」
キョン「……」
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:39:45.50 ID:eZMG6s010
キョンは別に長門のことどうでもいいと思ってそうだな
朴念仁め
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:41:13.00 ID:nN67uz040
キョン「……」
絶対怒ってる……
怒ってるな……
キョン「……」
好きな奴に好きと言われてあの態度
俺には到底できっこない
それかまだ感情の発達に遅れがあるか…… いやそれは考えにくい
長門「……はい」コトッ
キョン「あ、あぁすまん」
長門「……」ズズ
キョン「……」
キョン「答えを聞かせてくれないか?」
長門「私の?……」
キョン「そ、そうだ」
長門「……」
長門「聞く必要はある?」
キョン「……え?」
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:43:28.09 ID:jLPhN3s30
キョンは長門の事どう思ってるのか気になる
特別好きと言う訳じゃないのか、ハルヒよりは脈があるのか
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:48:19.23 ID:nN67uz040
キョン「……そ」
キョン「そりゃあるだろ」
長門「……」
キョン「そりゃお前の気持ち知りたいから」
長門「うそつき」
キョン「……な」
長門「私の気持ちを知りたい? 知ってるくせに」
キョン「……」
待て……
どういう展開だ、これ
キョン「ど、どういうことだよ……」
長門「……」
長門「全部見えてる」
キョン「……なに?」
長門「私には貴方の本当の気持ちが見えてる」
待て・・・まさかの展開だろ
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 13:56:35.74 ID:nN67uz040
キョン「……」
長門「貴方が私に対してどう思っているか」
長門「裏で糸を引いているのは誰か」
キョン「……」
長門「貴方の顔にすべて答えが書いてある」ズズ
キョン「……」
少なくともこれは簡単なミッションじゃないな
長門を見くびっていた結果がこれだよ
俺は本当に長門を愛さなければ話が進まない
……と
今、俺がこう思っているのもお見通しなわけだ
長門「その通り」
キョン「……」
キョン「ふっ、透視って便利だな」
C
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:16:43.75 ID:nN67uz040
長門「……」クスッ
長門「便利」
キョン「……」
初めて笑ってくれた……
こんなカタチで……
キョン「……」
長門「でも私はうれしい」
キョン「……」
長門「私に時間を費やしてくれるのだから」
長門「その意気込みだけでもうれしい」
キョン「――――――――」
キョン「……」
キョン「……」ガタッ
長門「……」
キョン「……」スタスタ
ガチャ
バタン
長門「……」
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:24:19.77 ID:nN67uz040
――――――――
キョン「……」
キョン「……」
最低
今の俺にピッタリの言葉だ
気持ちを踏みにじったあげく手の内がバレたら逃げる
キョン「……」
キョン「ほんと屑だな」グッ
逃げた理由はそれだけじゃない
悟られたくなかった
俺の長門に対しての悲愴感を
「可愛そう」
キョン「……」
キョン「……っくそ」
ジャッ…
古泉「やあ、お帰り」
キョン「……古泉」
古泉「……」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:28:13.94 ID:1OrNdRHa0
おかしな事に、私は一瞬ながらホモ路線を期待してしまった
自分に芽生えた新たな感情を否定しきれずに困惑している私がいるのだ支援
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:32:39.89 ID:nN67uz040
――――――――
古泉「そうですか」
キョン「……」
古泉「……」
古泉「すいませんでした……」ペコッ
キョン「……」
キョン「今時、90度敬礼なんかやめろ……」
キョン「それに古泉のせいじゃない……」
古泉「……」
キョン「俺のせいだ……」
人間やめてぇ……
こんな人間……
古泉「……」
古泉「状況を詳しく説明して頂ければ幸いです」
キョン「……」
――――――――
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:41:29.19 ID:nN67uz040
――――――――
古泉「ほぅ……」
キョン「そこで長門が初めて笑ったんだ」
キョン「誰がみてもあれは悲しんでいる微笑みではなかった……」
古泉「……」
キョン「そして俺に打ちをかけたのが長門の「うれしかった」という言葉」
古泉「うれしかった……と?」
キョン「ああ……」
キョン「うれしいはずねぇだろ…… でも長門は」
古泉「……」
キョン「すごく嬉しそうだった……」
古泉「……」
キョン「……」
キョン「……」
キョン「ダメだ! 古泉! 我慢できん! 俺をおもいっきり殴れ!」
古泉「……」
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:47:53.74 ID:nN67uz040
古泉「……」
キョン「頼む! 古泉!」
キョン「グーで頼む! パーはダメだ」
キョン「殴ってくれっ! 頼むっ」
古泉「……」ポン
古泉は目を食いしばるキョンの肩に手をのせた
キョン「……こいっ!」
古泉「……」
古泉「お疲れ様でした、グッジョブです」
キョン「……」
キョン「そんなことはどうでもいい! はやく!」
古泉「まぁ、座ってください」
キョン「はぁ?……」
キョン「……」
しえん
どういうことだ・・・?
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 14:55:14.29 ID:nN67uz040
古泉「貴方はいい仕事をしましたよ?」
キョン「……」
キョン「すまん古泉、気休めにならん気休めは余計俺を……」
古泉「確かに、いい結果ではありませんね」
古泉「しかしこれで確信した……」
キョン「……」
キョン「……」
キョン「古泉、おまえ…… なにか企んでたのか?」
古泉「だから言いましたよ、謝るのは僕の方なんです」
キョン「……」
キョン「はぁぁ…… ぶん殴ってやりたいが…… 後回しだ」
キョン「わかりやすく説明しろよ」
古泉「ええ」ニコッ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:04:30.37 ID:nN67uz040
古泉「私共は長門さんのすばらしい学習能力に目をつけました」
キョン「……」
古泉「心を短期間で学習するその力はすばらしい」
キョン「……」
古泉「貴方の話を聞くところ長門さんの精神年齢に著しい変化がみられます」
キョン「というと?」
古泉「簡単に予想すると……まぁ……」
古泉「6才児程度から成人女性程度まで……くらいですかね」
キョン「なに……」
古泉「あの場面で見せた笑顔……」
古泉「そして、あの状況での長門さんの態度……」
古泉「大人の品格ですね」
キョン「……」
古泉「そしてこれからが喜ぶべき所」
キョン「……?」
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:18:13.75 ID:nN67uz040
キョン「なんだよ」
古泉「閉鎖空間…… これが生じる原因をご存知で?」
キョン「それは…… あれだろ?」
キョン「どうしようもできないストレスを発散する為に………あっ!」
古泉「お、気づきましたか」
キョン「そうか、今の長門なら……」
古泉「そう、今の長門さんならばその悩みも自分で消すことができる」
古泉「以前はどうしようもできず、閉鎖空間が発生しかけていましたが」
古泉「精神年齢が発達した今、長門さんは自己解決できますね」
人間は失恋した際、プラス思考へ考える性質がある
立ち直る為の力が働く
それは小学生高学年程度から身につくわけだ
しかし生理的欲求を持つ幼い子供は
その力を持っていない為、抑制しきれない
例えるならば、おもちゃを買ってもらえず泣き出したり
母親に構ってもらえず嫉妬したり
キョン「そうか……」
キョン「それがあの「寂しさ」につながったわけか……」
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:18:47.60 ID:7LPcuM5b0 BE:588852825-2BP(50)
支援
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:19:17.64 ID:FDenPGPK0
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:19:30.93 ID:voZjpsLU0
あれ?おばぁちゃんになっちゃうんじゃね?もうじき
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:20:41.01 ID:jLPhN3s30
ロリババァな精神構造の長門か、アリだな
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:28:14.00 ID:nN67uz040
古泉「はい?」
キョン「いや、前そういうことがあってな」
古泉「なるほど」
キョン「は?」
古泉「だからあなたを好きになってしまったわけだ」
キョン「あー」
古泉「初恋の相手が幼稚園の先生だったりとかの経験はあるでしょう」
キョン「……」
古泉「あれ、僕だけですか?」
古泉「それは置いといて、長門さんにはそういった力が働いた、ということです」
キョン「てことはあいつは俺のこと……」
古泉「さあ、それはわかりません」
キョン「……」
古泉「それにしても助かりました、予想が的中したわけですから」
キョン「長門の透視も知ってたのか」
古泉「それを知ってての作戦です、あなたに作戦を教えちゃうと透視されますから」
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:38:47.61 ID:nN67uz040
古泉「だから涼宮ハルヒに嫉妬したりする心配もないですね」
キョン「……」
古泉「閉鎖空間の心配もない、世界は救われました」
キョン「……」
古泉「お疲れ様でした」ニコッ
キョン「なにがお疲れだよ」
キョン「俺が長門を人形扱いしていたことに変わりない」
古泉「……」
古泉「……」
キョン「はぁ…… っくそ」
キョン「……」
『でもうれしかった……』
キョン「……」
キョン「……///」
キョン「俺、帰るわ……」
古泉「そうですか、お疲れさまっ」
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:44:09.04 ID:nN67uz040
――――――――
キョン「……」
キョン「はぁ……」
キョン「……」
なに長門のことばっか考えてんだ俺……
なに火照ってんだ、俺……
キョン「……」
キョン「……」
あの笑顔…… 輝いてたな……
ちくしょー可愛かった……
キョン「……///」
キョン「……はっ」
キョン「なに考えてんだ俺はあああ……」ゴロンゴロン
キョン「……」
キョン「……ふぅ」
――――――――
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:51:16.34 ID:nN67uz040
――――――――
好きになったみたいだ
長門のことが好きになったみたいだ
閉鎖空間の件も解決し
俺は長門を純粋に好きなってしまい
……
でもそれは俺の勝手だろ
だから俺の好きなようにスクールライフを送らせてもらう
と考えていた俺がバカだった――――――――
忘れてたよ
一番の厄介者を……
夜かえってくるから
残っていたらまた会いましょう
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:53:14.10 ID:zQU+aID50
俺「…寂しい」
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 15:58:34.79 ID:sdyhAwfuP
待ってるぞおおおぉ
ほしゅ
ほしゅ
保守目安ってどれくらいだっけっていうか、変わったっけ?
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 16:55:28.99 ID:qBVnl3Y60
保守
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 17:11:45.82 ID:yYsPLrcf0
しゅ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 17:32:55.30 ID:yYsPLrcf0
しゅっしゅ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 18:00:50.78 ID:yYsPLrcf0
しゅり
ぽ
ヒロインじゃないときのハルヒは本当に邪魔者だな
そろそろ間隔を考えないとな
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:09:34.97 ID:sdyhAwfuP
hosyu
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 20:38:31.35 ID:URuwkKFg0
a
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:02:10.28 ID:P0Yjpbqj0
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 21:28:21.54 ID:yYsPLrcf0
hosu
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:02:56.32 ID:5roGPY/80
おっと
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:32:31.15 ID:UFKGRjEu0
ほしゅー
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 22:47:41.59 ID:sdyhAwfuP
ほす
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:15:48.89 ID:TYtpartm0
ほ
396 :
再開、保守ありがとう:2010/03/13(土) 23:28:05.43 ID:nN67uz040
――――――――
長門を好きになってしまい俺の頭は長門色に染まってしまった
長門も俺を好きだから、っていうわけではないが多少期待している
つき合うとなるとこれは好調の滑り出し……! ではない
今の俺は最低すぎて自分でも反吐がでる
決して俺は長門を見下していたわけじゃない
付き合ってやろうとかそんなことは思っていない
でもそう誤解されてもしかたないな……
キョン「……」
まっ、慎重に距離を詰めていくか
それで付き合えれば越したことはない
キョン「……」
キョン「……」
キョン「……」zzz
・
・
・
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:34:50.90 ID:nN67uz040
――――――――
・
・
・
キョン「う゛ぅぁッ…っ」
妹「おーきてー」
キョン「わ…かっ!…たから…おっ!りろ…っ」
妹「あはは、早く降りてきてね〜」
キョン「……」
兄の上で飛び跳ねる妹。
ここから始まる俺の日常
なんつー日常だよ
キョン「いてて……」
日常っても一般からしたら非日常だ
俺の場合、非日常が日常化している、どうしたものか……
キョン「……」ジョロジョロ
そして今日から俺の驚天動地な挑戦が始まることは言うまでもない
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:35:31.41 ID:sdyhAwfuP
きたぁ
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:35:48.32 ID:yYsPLrcf0
おかえり
支援
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:39:25.35 ID:+Mp4xMr10
支援
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:40:43.52 ID:jTg+wc0S0
支援
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:40:55.48 ID:nN67uz040
――――――――
キョン「……」
登校風景から違って見える
それだけ俺の意気込みがすごいってことか
そりゃ俺は人に恋をしてしまったのだから気合いが入る
キョン「……」
キョン「……っし」
長門に話しかけるとしたら部活の時間しかない
然して俺はそこで覚醒すべきなのだが……
あの”神”がそれを許すか……
キョン「……」
いや、あの神を気にしちゃ始まらん
今日の俺は違う
気合いから運勢からなにもかも!
ピー
ベチャ
キョン「ん…? ゲッ、糞が手に…! 汚ねぇ……!くそっ鳥公めっ!」
……なにもかも違うのだ
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:44:58.65 ID:+Mp4xMr10
明日まで残ってると思うから寝るわ
支援
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:45:19.85 ID:TYtpartm0
支援ぬ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:46:08.80 ID:aWhazU8f0
>>403 俺もそうしよう
というか支援多いなwww
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:47:13.06 ID:nN67uz040
――――――――
キョン「……」
ハルヒ「キョン、ちょっと来て」
キョン「はいはい」
来ないな長門……
古泉は…… まぁ、あいつはいいとして
長門は学校にすら来てないのでは?
残念だな…… やっぱ俺のせいかもしれん
笑顔の裏で長門は……
ハルヒ「聞いてる!?」
キョン「はいはい」
ハルヒ「HPのロゴの劣化を見てなにも思わないの?」
キョン「ん?」
ハルヒ「いくら補正しても直らないんだけど」
キョン「こりゃひでぇ」
「SOS団」には見えないな
真ん中を中心に渦巻いてる
これは新しいアート……
やべぇキョンがかわいい
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/13(土) 23:58:50.66 ID:nN67uz040
キョン「……」
ハルヒ「なんとかしなさいよ」
キョン「PCオンチの俺に無理難題を押しつけるな」
ハルヒ「もう、使えないわね〜」
キョン「……」
そういうのは長門に頼め
あいつに閉鎖空間の心配はないからな
キョン「……」
キョン「……」
ガラッ
長門「……」スタスタ
キョン「あっ」
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:05:35.72 ID:9qOMCu290
おいついたほしゅ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:08:58.49 ID:3sHPkIVXP
ho
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:09:24.31 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
長門、来てたのか
よかった……
キョン「な、長門」
長門「なに?」
キョン「い、いや昨日の件で…… 話が」
長門「……」
キョン(わからん…… 怒ってんのか? 無表情すぎて)
長門「気にしてない」
キョン「……お、そうか……」
気にしてない、か……
俺の中では寂しく響いたよ、その言葉
ハルヒ「有希、ちょっと来て」
長門「……」ガタッ
ハルヒ「これ直せる?」
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:17:46.55 ID:/G+jpwWM0
長門「……」
ハルヒ「おかしいでしょ? 困ったわね」
長門「……」
長門「……解析…… 現時点…… 涼… を…」
キョン「……?」
キョン(ボソボソなに言ってんだ? 呪文か?)
長門「現状把握……」
長門「……」グイ
キョン「おっ、と」
長門「……来て」
キョン「は、はぁ…」
ハルヒ「ち、ちょっと! どこいくの!」
バタン
ハルヒ「……」
ハルヒ「なによ……あの二人……」
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:18:54.84 ID:/QZ1DyZZ0
支援
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:29:14.99 ID:MVUiX1sDO
う
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:29:39.46 ID:/G+jpwWM0
ハルヒ「……」
ハルヒ「仲良くしちゃって……」
ハルヒ「あたしだってやればできるんだからっ」フンッ
――――――――
キョン「お、おい…… どこまで俺を」
長門「……」ピタッ
長門「涼宮ハルヒがロゴを編集した」
キョン「は? そうなのか?」
長門「情報集積体が形成された」
キョン「じょ…… え?なんだって?」
長門「以前、涼宮ハルヒの作ったロゴ……」
キョン「あぁ、あれか」
長門「その時とまったく同じ、涼宮ハルヒに確率論は通じない」
キョン「……」
はぁ……
またかよ、なぜお前は事件を起こしたがる……
キョン「で、俺になにか用があるんだろ?」
長門「私が用意したところへ行って」
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:35:29.50 ID:/G+jpwWM0
――――――――
古泉「ふぅ……」
やっと片づけました……
古泉「長門さんの件が一段落ついたと思いきや次はあなたですか」
涼宮ハルヒ――――――――
まったくお騒がせな方だ
彼女の閉鎖空間を忘れていた僕の責任でもありますが……
おそらく彼女はこの世の中に嫌気が指している……
僕を含め10人がかりであの神人を倒せたのですから
古泉「休憩してる暇などありませんね、ふふっ」
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:36:07.02 ID:3sHPkIVXP
ほす
腹筋スレが見つからん・・・
それっぽいの探してるのに・・・
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:40:16.12 ID:/G+jpwWM0
時をかける少女――――――――
朝比奈みくるさんにあって来い、だとよ……
キョン「はぁ……」
長門…… 可愛かった……
キョン「……」
『ロゴの件は任せて、会ってきて』
キョン「……」
キョン「張り切っちまうじゃねーかよ……」
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:42:20.91 ID:/G+jpwWM0
――――――――
『○×公園、手前右端の公衆トイレ……』
キョン「……ここだよな」
キョン「……」
本当に現れるのか?
人っこ一人居ないんだが……
もしや長門に遊ばされてる…… いや構わん、もっとやれ
朝比奈「……あ、キョンくんっ」
キョン「ん? 朝比奈さん」
キョン「どうしたんですか? メイド姿で」
朝比奈「あ、これは、その…… 大至急ってことなので」
キョン「そうですか……誰が言ったんですか?」
朝比奈「古泉くんです」
キョン「……」
キョン(またお前か古泉……)
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:45:28.41 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
キョン「あのー、長門がなにか用意してるらしいんですけど……」
朝比奈「用意してる? あっ、はい」
キョン「どこなんですか?」
朝比奈「それはこの公園ですよ?」
キョン「は?」
朝比奈「この公園と同じ次元にまた別の公園を創ってもらいました」
キョン「……」
キョン(流石だな……)
キョン「てことはもう?」
朝比奈「はい、ここは異相空間です」
キョン「なるほど……人ひとり居ないわけだ」
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:51:05.38 ID:/QZ1DyZZ0
sぇn
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:51:22.70 ID:3sHPkIVXP
支援
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 00:54:19.06 ID:/G+jpwWM0
キョン「それで用件はなんですか?」
朝比奈「あ、はい。 未来に行ってこいとのことなんですが……」
キョン「……またですか」
朝比奈「そんな嫌そうな顔しないでくださぃ……」
キョン「いえっ、そんなことはありません!」
キョン(が…… もう僕には本命が出来ました)
キョン「朝比奈さんと行けるなら俺はもう」
朝比奈「いえ、貴方ひとりです」
キョン「……」
キョン(待て待てーーい!……と叫びたいところだが)
キョン「あはは……まさか冗談でしょ?」
朝比奈「大マジですっ」キリッ
キョン「……」
今日は運勢もなにもかも違う…… そう張り切って家を飛び出した自分が憎いよ
糞の時点で気づくべきだったな……
最悪だ
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:02:35.76 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
キョン「それで俺はどの時代にタイムトラベルするんですか?……」
朝比奈「それは……」
キョン「……」
朝比奈「一年後です」
キョン「は?」
一年後……?
俺はなにすりゃいいんだよ、そこで
前回みたく長門からのヒントもないし……
しかも一人だし……!
朝比奈(大)もまだ(中)だろ……
キョン「目的はなんですか?」
朝比奈「わかりません、とにかく一年後へ行け……と」
朝比奈「確かめろ……とか」
キョン「……」
なんといい加減な
人をなんだと思っていやがる
俺も人のことをいえないが……
キョン「……」
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:07:35.55 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
キョン「うーん……」
朝比奈「お願いしますっ!」
キョン「……」
キョン「でもなぁ……」
キョン「人命が関わりますし……」
朝比奈「私、困りますぅ……」ウルウル
キョン「……」
キョン(ちくしょう……)
キョン「わかりましたよ……」
キョン「行けばいいんでしょ……」
朝比奈「助かりますっ!」
キョン「……」
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:14:39.82 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「……」
朝比奈「じゃあ目をつぶってください」
キョン「あ、その前に」
朝比奈「はい?」
キョン「用件は 確かめろ でいいんですよね?」
朝比奈「はい、そうです」
キョン「わかりました……」
念入りに聞いとかないと
後でグチグチ言われたらたまらん
朝比奈「いきますよ……」
キョン「……はい」
確かめろ……か
なにを確かめればいいんだ
これはあやふやな用件を押しつける側に責任があるぞ
まっ、長門でも確かめてくるか……
_ ___ ,., __ _ __. _
__/ // rニ∠ '_ / .r' ゝ ` .' ・´ ネ
/_ // __/ /,∠ / / ───‐,,'===___===,'
/ // / _ , .7∠′ ' ァ/ ,=, ァ /Z,_'─'~__,.ゝ
_/ // / / _ ,-' / / / / //二 ゛ ゙二/
/ .// ' ‐ラ ̄ / / / ' /,-' //二.゙, ,゙二/
z三'__.//___/´ , .. -' / / // / ,...-' /
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:19:37.24 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
朝比奈「……」
キョン「……」
朝比奈「……」
キョン「……」
朝比奈「……」
キョン「……」
朝比奈「……」
朝比奈「あれ……」
キョン「どうしました?」
朝比奈「おかしいな……」
キョン「……」
朝比奈「……できません」
キョン「え……」
キョン「原因は……?」
朝比奈「わかりません…… いつもこんな感じかなーって感覚なので……」
キョン(こんな感じかなーってあなた……)
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:25:00.76 ID:/SpMGnXyO
支援
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:25:31.01 ID:/G+jpwWM0
キョン「それは困りましたね……」
キョン(ラッキーだ)
朝比奈「も、もう一度やってますっ」
キョン「……」
何度も試した
十回くらい試したんじゃないか?
それでも結果はダメ……
これ以上は無意味に気づいた俺たちはあきらめた
――――――――
キョン「あきらめましょう」
朝比奈「…ぅぅ…すいません… 非力で……」
キョン「いえいえ、こちらこそ」
キョン(GJ朝比奈さん)
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:31:08.90 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「どう報告しましょう」
朝比奈「そうですね……」
朝比奈「怒られちゃいます……」
キョン「いや、俺が古泉に伝えますよ」
朝比奈「ほ、本当ですか?」
キョン「はい」
ぶん殴り損ねたからな
いやーそれにしても
何事もなくてよかった……
俺は朝比奈さんと別れた後、古泉に
暴行目的であることもふまえ報告をしに行った
――――――――
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:38:58.99 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「……」
キョン「……」
キョン「お、見つけた」
キョン「おい、古泉!」
古泉「ん?」
古泉「ああ、また会いましたね」
キョン「ああ、じゃない! どういうことだ!」
古泉「僕の台詞ですよ」
キョン「おまっ、なんだと……」
古泉「正直、貴方と会いたくありませんでした」
キョン「ほぅ……喧嘩を売って」
古泉「でも私は会うつもりでしたよ」
古泉「一年後に行けなかったんでしょう?」
キョン「……」
キョン「なんかよくわからんが行けなかった……」
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:45:02.78 ID:/G+jpwWM0
古泉「ああ……」
古泉「なんと言う事態……」
キョン「……」
キョン「どうした……なんだよ」
古泉「単純に考えればわかります」
古泉「彼女は一年後に貴方を連れていけなかった」
古泉「橋と同じです、向こう岸がなければ向こう岸に行けないでしょう?」
キョン「……っ」
キョン「う、嘘だろ……」
古泉「今、貴方と僕が再会しているということは真実です……」
キョン「い……」
一年後が存在していないッ――――――――!
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:46:13.72 ID:Q6PNk0qM0
しええええええええん
残っていたらまた今度
今日は限界です
おやすみ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:47:32.99 ID:XLtARTty0
おやすみ
乙です
お仕事頑張って
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 01:48:14.69 ID:Q6PNk0qM0
ここで・・だと・・
おつです、おやすみ
【レス抽出】
対象スレ:長門「…寂しい」
キーワード:…
抽出レス数:158
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02:07:19.76 ID:lfpU3i780
ほ
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02:11:08.26 ID:a8Ajdg360
乙です
古泉の一人称安定させて欲しいなーなんて・・・。
細かい事気にしてごめんなさい。
おやすみ 続きが楽しみ
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02:13:33.23 ID:aWOfNPCV0
続き気になるほ
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02:45:09.97 ID:lfpU3i780
ほし
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02:57:02.24 ID:/UXi865s0
乙
もし一年後がなくなってたらみくるはその時点いなくなっt
おや?誰か来たようだ・・・
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 03:13:08.74 ID:GhRLTEK+0
要はエンドレスエイトみたいな状況じゃないの?
連続性は断ち切られてるけど別の流れで未来は存在してるって
期待保守
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05:07:53.87 ID:/SpMGnXyO
保守
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05:48:51.65 ID:lfpU3i780
ほしゅ
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 07:50:05.12 ID:MVUiX1sDO
ん
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 08:38:09.25 ID:7Ln80bS90
hosyu
あぶ
はち
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内.
寝て起きたらすごい展開だった
ハルヒ見た事ないけどVIPのSSだけでいろんな知識が付いていくwww
ほほ
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 11:43:37.57 ID:6Fn/UvsUO
保守保守
hosyu
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 13:13:14.67 ID:YAYZCzT90
しゅらしゅしゅしゅ
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 13:43:34.82 ID:3sHPkIVXP
ほす
ほ
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 15:07:28.14 ID:YAYZCzT90
おやつ
保守
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 16:12:17.44 ID:YAYZCzT90
…寂しい
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 16:45:42.42 ID:7Ln80bS90
ho
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 17:13:11.08 ID:bEQu7F3K0
なにこの週刊誌みたいな間隔はww
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 17:21:57.57 ID:E5SCbjjmO
ほ
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 17:44:28.07 ID:E5SCbjjmO
る
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 18:03:09.30 ID:Y2vod0680
ho
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 18:30:05.16 ID:3qKGNWZiO
これは期待保守
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 18:35:35.88 ID:9qOMCu290
ほ
有能なのは月刊SS家より週刊SS家週刊よりも日刊です! つまり速さこそ有能なのが文化の基本法則!
┌──┐┌┐┌┐ ┌┐┌────┐
│┌┐│││││ │││┌───┘
│││││││└──┘││└───┐
││││││└─┐┌─┘└───┐│
│││└┘│ ││ ┌───┘│
└┘└──┘ └┘ └────┘
/  ̄/ __/_ / / ──
/ // / / ―┬─ _,ノ
_/ / / _/ / /
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 19:13:14.09 ID:3sHPkIVXP
今日はNHKでみのりん出るね
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 19:41:38.35 ID:/QZ1DyZZ0
ほ
保守
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:30:37.39 ID:YAYZCzT90
ぬぅ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 20:39:27.27 ID:jYq22CNK0
ぬふう
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:00:47.62 ID:bEQu7F3K0
hossyu
482 :
保守ありがとう、再開:2010/03/14(日) 21:18:46.07 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
古泉「ふぅ……」
キョン「じゃあ一年後…… 俺達は……」
古泉「もちろん」
キョン「……」
嗚呼……
これは誰がやらかしたんだ……
長門は違う…… となると
キョン「ハルヒか……?」
古泉「しか考えられないでしょう」
キョン「……」
はは、洒落にならん
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:28:20.95 ID:/G+jpwWM0
キョン「ま、待てよ」
古泉「なんでしょう」
キョン「勿論、これからその原因を突き止めれば大丈夫なんだろ?」
古泉「そうですよ、まだ遅くはありません」
キョン「……」
キョン「よかった……」ホッ
古泉「突き止めれれば、の話ですが」
キョン「……あっ? まだ調べてないのかよ!」
古泉「ええ」
キョン「なっ…!」
キョン「なにがええ、だ! どんだけ悠長に構えてんだよ!」
古泉「調べるにもその予兆となる出来事すら起きてませんから」
古泉「現時点で把握しているのは神人の規模拡大……のみ」
古泉「考えられませんね、それで一年後の世界が破滅するなんて」
キョン「……」
キョン「でも矛盾してるぞ、おまえ」
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:29:52.52 ID:/QZ1DyZZ0
支援
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:31:16.70 ID:P8Z67Adq0
再開したの見ると安心して眠くなる俺
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:39:12.37 ID:/G+jpwWM0
キョン「十分考えられるだろ」
キョン「長門の件でも、閉鎖空間で世界が危ういと警告したのはおまえじゃないか」
キョン「神人の脅威が増したのならば十分破滅の危機はある」
古泉「……」
古泉「朝比奈さんの能力から考えるとあり得ないのです」
キョン「……」
古泉「朝比奈さんは未来へアクセスすらできなかった……」
古泉「貴方の言っている破滅とはまた別の破滅です」
古泉「消失と言ったらわかりますか?」
キョン「は? わからん」
古泉「一年後…… 地球…… いや太陽系……いや、宇宙そのものの空間が消失する」
古泉「すなわち”無”ですね」
キョン「無……?」
なに言ってんだこいつ
さっぱり意味がわからん
古泉「神人だけで宇宙全土を消すなんてことは無理…… わかりますか? そういうことです」
キョン「……」
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:41:09.65 ID:/G+jpwWM0
古泉「だから困っているのですよ」
古泉「如何なる予兆がこのような結果を生み出すのかすらわからない」
古泉「そしてこれが可能なのは涼宮ハルヒ以外考えられない」
古泉「……」
古泉「警戒しなければなりません」
キョン「……」
古泉「これからは涼宮ハルヒの言動を一言一句聞き逃してはなりません」
古泉「彼女の行動にはすべて意味があります」
古泉「例えそれが限りなく児戯に等しくとも……」
キョン「どういう意味だ?」
古泉「涼宮ハルヒがロゴを編集しただけでなんらかの事件が起きるのですから」
古泉「これは大変な一年になりそうですね」ニコッ
キョン「……」
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:46:06.78 ID:/G+jpwWM0
涼宮ハルヒはこの世界に退屈している
心でこう思っているのでしょう
「なにか事件が起きないだろうか」
その結果がこれです
ロゴを編集しただけで事件が起きる……
やがて涼宮ハルヒはこの世の中に嫌気がさし……
宇宙もろとも消滅させた……
現時点ではこうとしか考えられません
もしそうならば私達は涼宮ハルヒにサプライズを用意し
楽しませなければならない
彼女を退屈だと感じさせてはならない
支援
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:48:55.75 ID:/G+jpwWM0
古泉「頼みますよ」
キョン「何故、俺が……」
古泉「私も協力します……がやはり貴方が動かないことには……」
キョン「……」
キョン「なんで俺はこんなに不幸なんだ……」
キョン「はぁ……」
なんで俺はいつも巻き込まれるんだ
今まで俺に関わらなかった事件なんてない
どうしたもんか……
古泉「それは、体質かなにかでしょう」
キョン「体質?」
古泉「貴方にもなにか「能力」があるんじゃないでしょうか」
古泉「貴方も能力者だったりするかもしれませんよ?」
キョン「……」
んなもんねーよ、この凡人にゃ大層な呼び名だ
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21:51:41.89 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「……」
キョン「これから先…… 俺はどうすりゃいいんだ……」
もう沢山だ
巻き込まれるなんてのはごめんだ
キョン「……」
キョン「しかもその発端は全てハルヒ……」
キョン「……」
極力あいつと関わらないよう過ごせば
あいつも俺に絡んでこなくなるのでは?
そうすれば俺のスクールライフはハッピー
しかも長門中心の生活を送れる
ハッピーセットじゃないか
キョン「……」
キョン「……」
と言っても……
世界は一年後に崩壊予定……
それを片づけんことにはな……
キョン「……もうヤダ、疲れた」
支援
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:01:44.76 ID:jYq22CNK0
いっちゃんの一人称は僕だぜ
支援
494 :
>>493 ほんとすまん:2010/03/14(日) 22:03:15.43 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「……」ガチャ
朝比奈さんには黙っておこう
失神されたら困る
キョン「……」
長門「……」
ハルヒ「ちょっとっ、大至急って言ったはず……!」
キョン「長門、昨日どうだった?」
長門「解決した」
キョン「そうか、そりゃよかった」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……ち」
ハルヒ「ちょっと聞いてんの!?シカトしないでくれるっ!」バンッ
キョン「はいはい、すいませんでした」
キョン「で、長門。 ちょっとこれについて……」
ハルヒ「……」
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:07:17.87 ID:a8Ajdg360
支援
支援
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:11:18.65 ID:bEQu7F3K0
楽しみにしておったぞ。
支援
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:17:51.66 ID:/G+jpwWM0
ハルヒ「キョンっ!!」
キョン「……なんだよ」
ハルヒ「な…… なによっ、その目は! 寝ぼけてんのっ?」
キョン「疲れてんだよ」
ハルヒ「どうでもいいわっ! それより今の態度なに!?」
キョン「……」
ハルヒ「あたしに呆れてるみたいな受け答えして許されると思ってんの!」バンッ
キョン(あーその通りだよ)
ハルヒ「罰が必要ね! キョン、あんたは今からグランドを……」
キョン「すまん、ハルヒ。 後で走ってやるから」
ハルヒ「……」
長門「用件はなに?」
キョン「あぁ、それがな……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あっそ!…フンっ!」スタスタ
キョン「……」
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:25:14.75 ID:/G+jpwWM0
あいつは決して悪気があるわけじゃない
なんせ自分の力に気づいてないんだから……
俺はハルヒとあまり関わらないことにした
完全にシカトってわけじゃない
会話に支障を及ぼさん程度に流す
もう疲れた
あいつにゃ悪いが、ハルヒと居るとろくなことがないんだ
閉鎖空間? 知ったことか
世界がなくなるのならなくなってしまえ
そのかわりせめてその間だけでも好きな人の
そばに居させろ!
こんなこと考えちゃってる俺がいる
いや、こっちの方がかえって楽だ
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:35:16.73 ID:/G+jpwWM0
――――――――
キョン「は? ハルヒを退屈させんなだと?」
古泉「あれじゃ誰が見ても不機嫌でしょう」
古泉「足を組んで、眉間にしわをよせ、窓を眺めている。 これは誰が見ても不機嫌」
キョン「……」
キョン「古泉、俺疲れたんだよ」
古泉「はい?」
キョン「もう嫌なんだよ、ハルヒと関わるの」
古泉「……うーん」
古泉「……それは困りますよ」
キョン「もう俺を好きに生かしてくれないか?」
古泉「……」
古泉「どうしたんですか…… いきなり……」
キョン「いま始まったことじゃない」
俺が部室に来る理由は長門に会う為だ
ほかに用事なんてない
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:41:47.88 ID:P8Z67Adq0
どうでもいいけど、窓を眺めるっておかしいよな
確かに構ってちゃんオーラ全開だな
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:51:29.42 ID:3sHPkIVXP
支援
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:52:38.02 ID:ZXbUbDQA0
しえ
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22:59:48.11 ID:/G+jpwWM0
古泉「……」
古泉「そうですか……」
キョン「……」
古泉「もう一度、考え直してはくれませんか?」
キョン「……」
いや、もうそんなつもりはない
関わりたくないんだよ、本当に
だから後はあんたらががんばってくれ
と言いたいが
キョン「あぁ、わかったよ」
古泉「助かります」
偽善者だな俺は
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:09:36.49 ID:/G+jpwWM0
――――――――
午後5時40分
複雑な気分だ
やっと解放される喜び、長門とのお別れに対する悲しみ
そんな感情が入り交じりつつも俺は平常心を装う
キャラクターは大事だからな
キョン「……」
ハルヒ「……」
よくもまぁあの体勢で何時間もいられること
自我が相当強いんだろうな
すまんが俺はお前を気にしてないよ
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」チラッ
ハルヒ「……」
キョン「……」←実は気にしている
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:19:46.60 ID:/G+jpwWM0
――――――――
三年前
そこから俺とこいつの出会いは始まっていた
ハルヒ「それ、北高の制服よね…… あんたの名前は?」
キョン「サンダー・ライガー」
ハルヒ「バカじゃないの?」
キョン「そうかもな」
そう……
こいつの地上絵を手伝ってやった張本人が俺なのだ
この頃のハルヒは中学一年生
人使いの荒さはご健在……
過去だから当たり前か
キョン「で、なんなんだ? この絵は」
ハルヒ「見ればわかるでしょ、メッセージよ!」
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:29:31.67 ID:/G+jpwWM0
キョン「……」
メッセージか
俺はそれがなんなのか、すぐわかった
なんたって俺は三年後のお前に会っているのだから
キョン「織姫と彦星宛てのか?」
ハルヒ「えっ……」
ハルヒ「どうしてわかったの?」
キョン「そりゃ、七夕だしな」
ハルヒ「……」
キョン「……それに、似たようなことをしてる奴に覚えがあっただけさ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……へぇ」
キョン「……」
ハルヒ「そんなやつが北高にいるのね……」
キョン「……」
この頃のこいつはなにか勘違いしてたようだ
後々その勘違いがまた面倒くさい事につながるわけだが……
ハルヒ「じゃ、あたし用事あるから」
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:34:23.72 ID:3sHPkIVXP
支援
支援
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:39:26.85 ID:/G+jpwWM0
――――――――
そして現在
・ ・ ・
俺は三年前に居るわけだ
それは何故か?
キョン「……ったく」
ハルヒのなんでもない一言が大事になりかねない
そのなんとなしに言ったであろう一言のせいでまた俺は……
キョン「……」
キョン「古泉の言うとおりにすりゃよかったぜ……」
『涼宮ハルヒの言動を一言一句聞き逃してはなりません』
キョン「……」
キョン「糞ったれが……」
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:51:04.15 ID:/G+jpwWM0
――――――――
午後6時
古泉「終わりましたね、部活」
キョン「やっと終わったか」
長門「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」ガタッ
ハルヒ「ああ、つまんなかった〜!」
キョン「……」
古泉「……」
ハルヒ「ほんっと北高っておもしろくないわね〜!」
キョン「……」
ハルヒ「おもしろい人がいるっていうから来てあげたのに」スタスタ
ハルヒ「誰よ、私に北高を勧めた輩は……!」スタスタ
キョン「……」
勧めたわけではないがそれは俺だ
俺の発言にこいつは北高へ興味を持ってしまった
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:51:43.31 ID:1d522GZK0
保守
もうそろそろ
風呂へ入りたい
ご容赦
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23:54:55.96 ID:EWohM0PW0
どうぞどうぞ
しないよ?
カラスの行水拳!
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:13:26.37 ID:wVyXwjyBO
ぬ
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:22:16.00 ID:NUwT8TJJO
なんか違和感があると思ったら・・・
古泉のハルヒの呼び方が涼宮さんじゃなくてフルネームになってるからか
まあ話は面白いし支援だぜ
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:51:18.25 ID:gIePDZwSP
ほっしゅ
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 00:52:00.06 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
ハルヒ「あ〜あ…… 無駄な時間を過ごしたわ」
俺が反省すべきは次の点だ
キョン「……」
まず一つは、俺のせいでハルヒの機嫌が悪くなったこと
そして
ハルヒ「ほんっと……」
俺はこれをすっかり忘れていた
ハルヒ「こんな学校、隕石落ちて粉々になっちゃえばいいのよ」
バタン
キョン「……」
キョン「……」
キョン「……今の発言……」
古泉「そうですね」
古泉「やっちゃいました」
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:00:11.04 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
古泉「だから言ったでしょう、大変な年になりますよ、ってね」
キョン「……」
涼宮ハルヒに確率論は存在しない
それは願望を実現する能力が原因となっているわけだが……
今、ハルヒはあくまで発言しただけだ
本当に隕石が落ちてほしいと願っていない限りそれは成し得ない
しかしどうだろう
人間、本当に苛立った際思いもよらぬ発言をしたりする
自分でそれが冗談だとわかっていても……
心のどこかでそれを本気にしてしまう自分がいる
今までのハルヒを振り返るとほとんどがそのケースなのだ
宇宙人等がいるはずないと思っていても心の奥底で
それを望んでしまう自分がいた
だから今こうしてSOS団が結成している
ハルヒのかすかな願望さえも実現された
――――――――
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:09:28.85 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
それのどこがこの状況に結びつく?
俺が再び三年前に行く目的はなんなのか
キョン「……ここだっけか」
念には念を、ってやつだ
俺はあのハルヒの発言自体を無くすために過去にやってきた
ハルヒを不機嫌にさせた俺の責任だからな
ハルヒを不機嫌にさせたせいであの発言が生まれたんだ
ならば一日前でよくないか?
一日前に戻り、今度はハルヒと仲良く接する
これで万事解決ではなかろうか
しかし古泉曰く念には念を……
そもそもあの発言の魂胆は北高への不満
その後に続いたのが北高を勧めた輩(俺)への不満
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:10:00.35 ID:gIePDZwSP
支援
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:15:16.55 ID:Wx1/CVWd0
そう
今後、これが原因であの発言がでてくるかもしれない
そんな事態を避けるべくついでに三年前に行って訂正してこい、と命令が下った
「北高にはパシリに最適な人材が沢山いる」とな……
恐らくハルヒは食いつくだろう
長門がハルヒの判断を予測演算してくれたから間違いない
……ってか一日前に行くついでに三年前にいけ、だとよ
もう「時」の価値観がズタズタだ
しかしなにか府に落ちないな
過去に戻ってあの日の朝に帰ってくるとしたら……
今、現在の古泉達はどうなる
まったく連鎖性がないではないか
キョン「……」
キョン「まぁいいか、長門がなんとかしてくれるだろう」
朝比奈「……ここでしたっけ」
キョン「えっ? あっ…… すいません、ここはお隣の中学でした」
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:23:34.29 ID:TuU/yrxB0
紫煙
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 01:46:42.31 ID:TuU/yrxB0
保守
長
門
は
俺
の
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 02:09:50.63 ID:TuU/yrxB0
嫁
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 02:15:08.49 ID:m/pvQ10j0
ほしゅー
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 02:26:48.74 ID:TuU/yrxB0
ほ
ほ
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 05:25:23.03 ID:6bdLuRBR0
ほ
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 06:35:59.26 ID:NUwT8TJJO
ほ
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 07:13:34.80 ID:wVyXwjyBO
ん
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 08:41:34.59 ID:gIePDZwSP
ho
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 08:43:57.05 ID:EnnWWLrK0
保守
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 09:20:50.95 ID:TuU/yrxB0
ho
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 10:09:58.43 ID:1fL3wrXy0
保守
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 10:11:23.80 ID:IZgK92b30
すげぇ、今日で6日目だ
長寿スレだな
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 10:52:29.48 ID:2Zqy+KQb0
ほ
ほ
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 12:44:51.54 ID:Ff/8jKxy0
ほしゅ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 13:22:08.97 ID:HN8NL/Wb0
ほ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 14:21:30.33 ID:ZEKfU0f90
ぬふう
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 15:04:54.01 ID:TuU/yrxB0
ho
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 15:45:22.32 ID:Zv0CSbx50
ho<ギャース
ほ
yah
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 17:03:20.88 ID:gIePDZwSP
ほっしゅ
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 17:08:35.65 ID:H4QaBE5c0
保守
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 17:53:15.35 ID:6bdLuRBR0
ほ
ほ
今は一週間だっけか
もしそうなら明日で終わりだな
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 18:23:49.72 ID:TuU/yrxB0
むしろ今日で終わりじゃね?
a
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 18:55:51.39 ID:7adAJGZI0
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 19:17:02.23 ID:ZEKfU0f90
どぴゅ
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 19:29:06.54 ID:2eltW9Cv0
長門はみんなの女神
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:00:53.29 ID:1fL3wrXy0
ほ
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:03:32.27 ID:Zv0CSbx50
むしろ俺は長門と新世界の神になる
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:21:07.38 ID:Wx1/CVWd0
前回は寝オチ
続き書いていく、保守ありがとう
>>559-560 いつ終わるのやら
このスレで終わるのは間違いない
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:22:07.15 ID:n/qN9RFO0
1週間で強制dat落ちだぞ
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:25:19.12 ID:wErrFFl20
正直、書くの遅すぎると思う
もうちょっと頑張ってくれ
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:25:28.84 ID:Wx1/CVWd0
そんなローカルルール知らなかったんだが……
あぁ、どうしよう
とにかく投下する
>>570 制作行くと俺自身ぐだりそう
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:26:35.18 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「……」
朝比奈「……ここは」
キョン「あ、すいません。 また間違えました」
朝比奈「しっかりしてくださいぃ……」
キョン「はは、すいません……」
そんなに間違えるわけがないでしょ
朝比奈さんとハルヒを会わせちゃったら今後の未来が変わっちゃうんですよ
キョン「……」
朝比奈「はやくしないと……」
気絶させれば問題ないか?
キョン「朝比奈さん、さっきから気になってたんですが……」
朝比奈「はい?」
キョン「貴方の後ろの方は誰ですか?」
朝比奈「……へ?」
キョン「なんかすごく青白くて……」
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:28:53.30 ID:Wx1/CVWd0
朝比奈「……あわわ やめてくださ…いよ」
キョン「いやホントに、誰なんですか?」
これは強引でベタすぎるw
こんな脅しで気絶するわけないか
朝比奈「そ……そんな… ゆ ゆうれ……」ブルブル
朝比奈「……ぁひぃ……」クラクラ
キョン「おっと」ガシッ
朝比奈「……」
キョン「……」
キョン「ま」
キョン「気絶してくりゃなんでもいいんだけどね……」
朝比奈「……」ポロッ
ゴトッ……
――――――――
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:33:04.92 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「……」
ここだ
ここが谷口とハルヒの母校
キョン「……」
キョン「ハルヒはどこだ…?」
ハルヒが見あたらない
どういうことだ……
キョン「ん?」
キョン「あれは…… ハルヒ?」
なんであいつはもう線を引き始めてんだ?
予定じゃあいつが不法侵入するところを俺が……
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:36:40.15 ID:Wx1/CVWd0
キョン「あ」
そうか……
俺が朝比奈さんを連れ回したことでタイムロスしてんだ
キョン「てことは……」
キョン「30分遅刻だな」
とにかく朝比奈さんをどっかに放置して
ハルヒに話しかけよう
キョン「……」
キョン「あー」
キョン「背負ったまま校門をよじ登るってのは不可能か」
キョン「……」
キョン「しかたない……」
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:40:19.27 ID:ZEKfU0f90
ぬふう
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:42:52.52 ID:Wx1/CVWd0
キョン「おーい! そこの少女!」
少女ってのはなんか違和感あったな
ハルヒ「ん?」
ハルヒ「ええっ! なに!? 聞こえないんだけど!!」
ハルヒ「それよりあんた誰!? 邪魔しないでくれる!?」ドスドス
キョン「あ……ああ」
ほんとかわんねーな
死んでもこの性格は直りそうにない
キョン「いや、この校門をあけてほしくてな」
ハルヒ「なにそれ! 不法侵入じゃない!?」
キョン「お前もじゃないか」
キョン「そんな漫才はどうでもいい、あけてくれ」
ハルヒ「だからなんで!? あんた変態!? 変質者!?」
ハルヒ「まぁいいわ、開けたげる」
キョン「すまんね」
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:48:41.29 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
ハルヒ「ほら、入りなさい!」ガラガラ
ハルヒ「開けてあげた代わりにあんたは私の手伝いよ!」
キョン「わかってるよ」スタスタ
ハルヒ「えっ?」
ハルヒ「なにそれ……」
キョン「だからわかってるって言ってんだよ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ふぅーん」
ハルヒ「じゃ、お願いね。 まず……」
キョン「ちょっと俺のねーちゃんをどっかに置かせてくれ」
ハルヒ「寝てんの?」
キョン「あー 眠り病だ」
あん時とほんと話す内容ってのは酷似している
そうでなきゃ困るがね
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 20:54:02.84 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「さて、なにをすればいい?」
ハルヒ「私の指示通りに動けばそれで結構」
キョン「……」
お前の態度が気に食わない
ハルヒ「はい、これ持って」
キョン「ああ」ガシッ
ハルヒ「そのまま100m直進して線を引く」
キョン「……」
ハルヒ「なにやってんのボサッとしない!!」
キョン「あーはいはい」スタッ
ハルヒ「返事は一回!」
キョン「はい」
ここまでこき使われるとは……
でもこれでいいんだ
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:01:05.39 ID:Wx1/CVWd0
用は訂正すりゃいいんだよ
北高にはパシリがたくさんいる、と
それをしくじっては話にならん
キョン「あ、ずれた」
ハルヒ「はい、引き直し!!」
キョン「……」
だからこうして俺のパシリクオリティーを魅せつける
そうすれば納得するだろ
俺は北高のパシリ代表だ
ハルヒ「そこを右折!」
キョン「はいよ」クルッ
ハルヒ「なに左折してんのよ!! 右左もわからないのっ!?」
キョン「……」
ハルヒ「引き直し!!」
キョン「……」
肉体労働万歳
マゾになるんだ俺 刃向かってはだめだ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:07:15.03 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「ふー」
ハルヒ「うん、もうちょっとね」
キョン「疲れた」
ハルヒ「いいわよ、休んで。 後はあたしが仕上げるから」
キョン「おっ、まじか」
ハルヒ「最後はあたしが仕上げたいの」
キョン「……」
想いやりの気持ち0か
ま、休めるしいいか
キョン「よっ、と」
ハルヒ「……」ジー
キョン「……ん?」
ハルヒ「……」ジー
キョン「なんだよ」
ハルヒ「別に」ガラガラ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:13:03.63 ID:gF00Z/qD0
シエ
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:13:37.40 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
ハルヒ「……」ガラガラ
キョン「成功か」
あの目は俺のパシリ度に関心している目だった
俺の頑張りが評価されたってことはこの任務の
成功につながるはずだ
キョン「ふ、ちょろいな」
ハルヒ「……」ジー
キョン「……」
ハルヒ「……」ジー
キョン「……」
キョン「キツイのなら手伝ってやろうか?」
ハルヒ「……」
ハルヒ「べ、べつにきつくないから」ガラガラ
キョン「……」
俺は相当好評だな
SOS団のパシリは鍛えぬかれてるから当たり前か
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:19:18.60 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「お、できたみたいだな」
ハルヒ「……」
キョン「お疲れさん」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「なんだよ、どうした」
ハルヒ「……」
おいおい冗談はよしてくれ
会話が続かないことには……
作戦通りにいかないじゃないか
キョン「……」
ここはなんとしても……
ハルヒ「あんたさぁ……」
キョン「ん?」
お、ハルヒから話かけてきた……
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:24:40.18 ID:Wx1/CVWd0
ハルヒ「なんであんな事言ったの?」
キョン「なにを」
ハルヒ「私が手伝えって言ったらあんた」
ハルヒ「わかってる、っていったじゃない」
キョン「……」
ハルヒ「どういうこと?」
キョン「……」
あちゃー
やっちまった
キョン「……」
ハルヒ「答えなさいよ、なにか企んでるんじゃない?」
キョン「いや…… そんなことはない」
ハルヒ「じゃあなんで」
キョン「……」
なんて言えばいい
なんて言ったらいいんだ
考えろッ! 俺、考えろッ!
しえん
支援
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:29:08.79 ID:7C4ADX/e0
支援
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:33:17.22 ID:Wx1/CVWd0
ハルヒ「それにあんた、この学校に用あるんでしょ?」
キョン「ま、まぁな」
ハルヒ「なにしに来たのっ?」
キョン「……」
ハルヒ「怪しいわね〜あんた」
キョン「…い、いや……決して怪しいものでもなんでも……」
くあ〜 どうする……
このハルヒも強敵だった……
痛いとこを突くのがうまい……
ハルヒ「いいなさいよ〜!」グイグイ
キョン「……っく」
ハルヒ「なにやってんのよ、ほら早く!」
キョン「……」
あーしょうがない
これだけは言いたくなかったがもはやこれしかない
キョン「いや〜ほら」
キョン「あまりにも貴方が輝いていたもんで」
ハルヒ「は? なによそれ」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:41:51.00 ID:Wx1/CVWd0
キョン「ほら、あれだよ」
ハルヒ「なにもう、男のくせにグジグシしてんの!」
ハルヒ「はっきり言いなさいよ!!」
キョン「……」
はっきり言え、と?
益々うざい野郎だな
キョン「……」
言うしかないな
ハルヒ「もうムカつくわね〜! はやく言いな――――」
キョン「君がとてもかわいいからだよ」
ハルヒ「……」
キョン「もう君を見たとき思ったね、これは話しかけるしかないって」
ハルヒ「……」
キョン「ってことです、すいませんでした」
ハルヒ「……」
吉とでるか凶とでるか
言うまでもなく凶だよ、ったく……
まさかハルヒにこんな肩持ちをするとは思わなかったな
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 21:49:03.27 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「やっぱり変態じゃない」
キョン「んー…… まあそうだな、変態の部類だ」
ハルヒ「気持ちワルっ……」
キョン「……」
いま俺の中でプライドが倒壊した
こんな奴に告白的なこととさっきの捨て台詞
ハルヒ「あんた自分のキモさ意識してんの!?」
キョン「あーだから今すごく不愉快だ」
ハルヒ「初対面なのにこんなこと言う奴ってサイッテー!」
キョン「ああ、その通りだ」
ハルヒ「そもそもあんたね〜……」
――――――――
あーどれくらい説教を受け続けただろうか
実質30分がすごく長く感じた
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:06:17.30 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
ハルヒ「もうっ」
キョン「まことに申し訳ありませんでした」
ハルヒ「もういいわ、それよりあんたの名前教えなさいよ」
キョン「俺か? 俺はサンダー・ライガーだが?」
ハルヒ「真剣に答えなさいよ!」
キョン「すまんすまん、ジョン・スミスだ」
ハルヒ「私をバカにしてんの!?」
キョン「い、いや」
ん? なにか違和感が
なんでこんなに追求されてるんだ?
前は軽く流され、それで済んだのに
もしかして またもや またしてもこれは
ピンチ……?
こいつに俺の正体を明かしてしまってはまずい
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:11:27.67 ID:Wx1/CVWd0
ハルヒ「ほら!」
キョン「ケネディ……」
ハルヒ「ほぅ、そこまでして私を怒らせたいのね……」
キョン「……」
あーもう 厄介な奴だな
キョン「じ、じゃあハルヒ! お前はなぜ俺の名を知りたがる!」
ハルヒ「へ?」
キョン「へ? じゃない! 人を責める道ばかり覚えては…」
ハルヒ「いま私の名前……」
キョン「……」
キョン「……」
ハルヒ「……呼んだわね?」
キョン「……」
キョン「……」
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:16:30.53 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「やっぱりおかしいと思ったのよ」
ハルヒ「あんたなんかあるわね……」
キョン「……」
もうこれ終わったんじゃないか?
死亡フラグがビンビンすぎて
ハルヒ「……」
ハルヒ「あんたはズバリ未来人……」
キョン「……」
そう来たか
ストーカーの疑いをかけられると思っていたが
こりゃ厄介なことに
もっかいリセットせざるを得ないな
はぁ
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:22:55.55 ID:Wx1/CVWd0
ハルヒ「あんたの制服、それ北高ね」
キョン「……」
ま、いいか どうせまたリセットすりゃいいし
キョン「そうだが?」
ハルヒ「あんた未来人ね」
キョン「……」
キョン「ああ、その通りだ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」ニマァ
ハルヒ「あんたは今日からあたしの部下よっ!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「あはっ、決まりっ! やっぱり居たんだわ!」
キョン「……」
なにうれしそうな顔してんだい
俺は一般学生だよ
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:23:48.92 ID:gIePDZwSP
支援っ
みくるから落ちたのTPDDとか言ったりしないないよな?
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:27:54.72 ID:Wx1/CVWd0
ハルヒ「名前教えなさい! 連絡先も!」
キョン「キョンだ」
ハルヒ「キョンね!」
キョン(キョンには納得かよ)
ハルヒ「じゃ、私用事あるから!」
キョン「じゃあな」
ハルヒ「北高で会いましょ、未来人さん♪」
キョン「……」
あんな顔するんだな、ハルヒも
すげぇうれしそうだった
キョン「……」
キョン「さて、もっかい地上絵を書きにいくか……」
キョン「朝比奈さんには悪いけどもう一度つき合ってもらうか」
――――――――
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:36:13.85 ID:Wx1/CVWd0
多少キョンの日本語に違和感が出てきてるが
気にしないで
――――――――
キョン「朝比奈さん」ユサユサ
朝比奈「……むぅ」
朝比奈「ふぇ、ここは……ここはどこですか」
朝比奈「あれ、あれっ! ここどこですかぁ」アタフタ
キョン「終わりました」
キョン「が、諸事情によりもう一度です」
朝比奈「ま、またですか……」
キョン「もうホントにすいません……」
朝比奈「わかりました……」ガサガサ
朝比奈「あれっ? ない?」
キョン「……」
確か朝比奈さんは前回も落としたな
そりゃ繰り返しなわけだからあたりまえか
キョン「……」
いや待て…… ちょっと待ってくれ
支援
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:39:42.12 ID:7adAJGZI0
さすがにみくるでもTPDDは落とせないが
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 22:45:18.56 ID:Wx1/CVWd0
朝比奈「あ、ありません」
キョン「……」
朝比奈「また落としちゃった……」エヘヘ
キョン「……」
キョン「エ、エヘヘって朝比奈さん!? やばいですって!」
朝比奈「そ、そんなに言われても」
キョン「探しましょう!! ほんとにやばいです! ここままじゃ!」
朝比奈「……?」
キョン「三年後のすべてが変わってしまいます!! 探しましょう!! はやくっ!」グイッ
朝比奈「あわわ…… なにをしたんですか?」
キョン「もう、バカ野郎です、俺は! 急ぎましょうッッ!」
ああああやばいッッ!
俺の[ピーーー]野郎がああああ!!
俺勘違いしてるかも
もしかしてTPDDって物じゃない?
物じゃないぜ
orz
物ってことで話を進める
みくるの脳内に無形で存在します
早く消失観てこい、と思ったけど笹の葉ラプソディで言ってたような気もする
頭打って壊れたとか、そんなかんじでよくね?
涼宮ハルヒの分析の時間跳躍の欄にあったけど
>朝比奈(大)「あ、鋭い。覚えてました?そうです。わたしたちの、この時代でいう
>コンピュータとかネットワークに相当するシステムは、んーと、
>物質に依存していません。それはわたしたちの頭の中に無形で存在しています。
>TPDDもそうなの」
>なくなるはずがないのになくしちゃった、というアレだ。
>キョン「それがタイムマシンですか」
物じゃないけど失くすものらしい
キョン「はぁ… はぁ…」
朝比奈「落とすはずないのになぁ……」
キョン「じゃあなんで落とすんすか!」
朝比奈「……ごめんなさい」
朝比奈「…… なんでそんなに慌てているんでしょうか」
キョン「なんでって… そりゃ慌てますよ!」
朝比奈「でも長門さんに頼めば……」
キョン「あ」
キョン「そうか…… 長門なら可能かもしれない」
朝比奈「そうですよ」
キョン「でもあの時の長門は……」
バーコードみたいなのを読みとって
状況をダウンロードしたんだろ?
なんも持ってないぞ、今回
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:05:35.57 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
朝比奈「とにかく聞いてみましょう、長門さんに」
キョン「……」
朝比奈「聞いてみるだけでも……」
キョン「そうですね」
キョン「行きましょう、おそらく長門なら」
朝比奈「はい」
頼むぞ、長門
おまえがなんとかしてくれること期待するしかない
し えん
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:08:50.88 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
長門「……」
キョン「……涼宮ハルヒの知り合いだ」
長門「……」ブッ
ウィーン
キョン「よし、開きました」
朝比奈「なんだかドキドキする……」
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:16:19.26 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
キョン「……」
朝比奈「……」ドキドキ
長門「……」ガチ…ャ
長門「……」
キョン「……」
キョン「お……長門」
長門「入って……」クルッ
キョン「……」
眼鏡verの長門……
やばい、眼鏡属性になりそうだ
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:21:28.60 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
長門「……」
キョン「あの……」
長門「……」
キョン「……」
なにから説明していいかわからん
俺自身、テンパってしまってる
キョン「あの……さ…」
長門「……」
キョン「……」
ちくしょー なに緊張してんだよ、俺っ
長門「……」
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:22:12.98 ID:gIePDZwSP
しえn
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:30:58.96 ID:Wx1/CVWd0
――――――――
俺は長門に下手なりに説明した
長門が相づちもうたないから心が折れかけた
長門「……」
キョン「で、俺達を三年後に戻してほしいんだ」
長門「それは無理」
キョン「えっ」
長門「あなたの言葉に信用性がない」
キョン「……」
長門「三年後の私がなにか証拠となるものをあなたに渡しているのなら見せて」
キョン「……」
なにもねーよ
どうする 諦めるか?
長門「……」
キョン「……」
C
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:36:05.87 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
これを試してみるか?
でも今の長門にそれが伝わるか
心がないに等しいからな
長門「ないのなら出て」
キョン「……」
朝比奈「……ぁわわ」
キョン「……」
……っ
よし―――ッ!!
キョン「長門! 俺の目を見てくれ!」
長門「……」
キョン「…俺の目に嘘が見えるか?」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:42:57.90 ID:Wx1/CVWd0
長門「……」
キョン「……」
表情ひとつ変えないな
やっぱ無理か
”この長門”には伝わらなかった……
キョン「……」
キョン「すまん…… 出るよ」
朝比奈「えぇっ…」
長門「……」
キョン「邪魔して悪かったな」スクッ
長門「……」
長門「待って」
キョン「……」ピタッ
長門「……」
長門「あなたの目から嘘は該当なし、信じる」
キョン「……」
キョン「………」
支援
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:49:33.73 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
長門…… お前…
長門「でもあなたの言葉だけで完全に信じることは無理」
長門「これ」
キョン「…ん、携帯?」
長門「今からあなたの言葉が本当か嘘か確かめる」
キョン「……」
長門「この番号にかけて」
キョン「…うわ、なんだこの数字の桁は」
朝比奈「うわぁ……すごいです」
長門「かけて」
長門「つながったらあなたの言葉は真実」
キョン「……」
キョン「……」ピポパ
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:54:07.34 ID:Wx1/CVWd0
キョン「……」
従うしかねぇよ
長門は信じてくれたんだ
キョン「……」
トゥルルルルル
キョン「……」
長門「……」
キョン「つながれ……」
トゥルルルルル
キョン「……」
長門「……」
キョン「……頼む」
頼むからつながってくれ
頼む――――――――ッ!!
キョン「……」
トゥルルルルル……
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:56:35.66 ID:NUwT8TJJO
まだやってたのか
がんばれよ
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/15(月) 23:59:17.85 ID:Wx1/CVWd0
トゥルルルルル
ガチャ…
「はい……」
キョン「……!」
長門「……」
キョン「おい、つながったぞ!!」
「あの〜 なんでしょうか?」
キョン「嘘じゃない! そうだろ?」
長門「……」コクッ
キョン「あ、電話無視してた。 もしもし?」
「イタズラ電話か……」
ガチャ
キョン「あら、きれた……」
長門「あなたのことを信じる」
キョン「だろ? 俺はお前に嘘つかねぇよ」
1応援してるぞ
支援
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:07:02.93 ID:nHlV013T0
長門「信じる、隣の部屋に行って」
キョン「……あ」
キョン「待ってくれ、長門」
キョン「今日の7時頃に戻してくれないか?」
長門「なぜ?」
キョン「このままじゃ三年後が激変する」
長門「……」
キョン「やらかしちまったんだ、俺」
長門「……」
長門「私がなんとかする、だからはやく」
キョン「…お、おぉ じゃあ頼んだ…」
カッケェ……
長門って頼もしい存在だな
ガラッ
長門「寝て、時空凍結の作業に入る」
キョン「わかった」
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:15:53.06 ID:nHlV013T0
――――――――
俺らが寝た後なんともすばらしいことに
長門は三年後の自分の記憶を同期し事を進めたという
それで長門はまた三年間過ごしたのだ
だから俺の本来の目的、「訂正」をあいつはいい具合片づけてくれた
三年間も一人で…… まぁ隣には俺と朝比奈さんが居たけど
長門には感謝しきれない
そしてあの日の朝――――――――
長門「起きて」
キョン「ん……」
朝比奈「……」ガバッ
戻ってこれた――――――――
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:26:02.27 ID:nHlV013T0
――――――――
あの日の朝だ
あの日のまんまってわけじゃないが……
キョン「行くか」
三人で登校した
長門はずっと本を読んでいたが……
なにもかもこいつのおかげだ
ただ後味の悪い話は聞かされた
あの発言が生まれた日のすべての生き物、物質は取り残されたそうだ
だから俺と朝比奈さんと長門はあの日とは違う世界にいる
では取り残された人間はどうなるか……
それはどうにもならないらしい
そのまま一年後は破滅するかもしれないらしい
キョン「まぁ いいか… あっちの人間はこっちの世界にもいるし」
でも後味が悪い
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:32:56.72 ID:nHlV013T0
――――――――
ガラララッ!
キョン「さぁて部活だ!」
ハルヒ「大至急って言ったでしょ!」
キョン「ん? おぉ、ハルヒ! すまんすまん」
ハルヒ「な、なにそのテンション」
キョン「ふつうだが? いつもの俺じゃないか! はははっ」
ハルヒ「…ち、ちょっと来ないで、怖い」
キョン「なにが怖いって? さぁ雑用がんばるぞっ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「なにこのキョン… 気持ちワル…」
無理矢理引き上げたテンションだよバカ
じゃないとまたお前アレになるだろ?
もうごめんだ、忙しいのは
――――――――
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:33:41.66 ID:XZS+R44tP
支援
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:37:59.31 ID:nHlV013T0
――――――――
午後5時40分
キョン「やっとできたよ」
ハルヒ「だめ、線がズレてる。 やり直し〜」
キョン「……」
ほんっとこいつは変わってねーな
俺は長門で精一杯なのに
ハルヒ「なんか言った?」
キョン「いえ、なにも」
キョン「はぁ〜」
運命なのか?
これは運命なのか?
こんな運命糞くらえだ
プルルルルル
ハルヒ「キョン〜 電話〜」
キョン「お前がでろよ」
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:45:59.21 ID:nHlV013T0
ハルヒ「なによそれ」
キョン「お前が出ろ」
ハルヒ「なに?やんの?」
キョン「いえ、僕がでます」
また不機嫌にでもなったりしたら…… うぅ鳥肌が
キョン「はい」ガチャ
「…お、おい! つながったぞ!」
キョン「あの〜… なんでしょうか」
「嘘じゃない! そうだろ?」
キョン(なんだこれ……)
「あ、電話無視してた。 もしもし?」
キョン「イタズラ電話か」ガチャ
ハルヒ「イタズラ電話? ほーいい度胸ね、SOS団に喧嘩を…」
キョン「…んなわけねーよ、さて作業作業」
長門「……」
長門「……」クスッ
支援
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:54:34.97 ID:nHlV013T0
私は彼の目から信号を掴んだ
その信号を数字化すると
「6092473258965145」
そう、これが証拠の手がかりなのだ
これにかけることにより彼の真実見極めようとした
結果、つながった
未来へつながった
よって彼の未来の話は本当だった
長門「……」
彼は気づいていない
彼にとって昨日の話なのに……
私にとっては三年前の話。
ではなぜ、そのことを私は覚えていたのか
長門「……」
長門「……」
私は読書以外に楽しむことを覚えたのかもしれない
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 00:58:49.43 ID:nHlV013T0
――――――――
解決した矢先に今度はあの問題がのしかかる
長門が三年間研究したにも関わらずあの問題は解決できなかったそうだ
それはなにか?
宇宙空間消滅まで後、3日
――――――――
寝ますね、おやすみ
落としてもらっても構わん
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 01:12:37.17 ID:tVIiXPH80
今何日ルール?
一週間経つぞ
あー忘れてた
本来このSSは
>>70で完結してる
そこで止めておくべきだった
だからこのSSの完結は
>>70なんだよ
ということでみてくださった皆さん、保守の方
本当にありがとうございました
また会いましょう おやすみ
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 01:27:12.41 ID:tVIiXPH80
途中で止めても言い訳さえしなければ気にしないのに
ああいらいらする
うんこだな
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 01:39:39.16 ID:5iKeT7oJ0
なんかこう…すごく楽しみだったんだぜ…
いやいや、まだ終わってないだろ
長門が幸せになってない
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 02:29:25.11 ID:nl2yskCZ0
スレ消滅まで後、18時間
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 02:37:15.89 ID:MCyNBefY0
おいおい勝手にこんなところで終わらせるなよ
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 03:15:58.51 ID:5iKeT7oJ0
頼むんだぜ…続きを…頼む…頼むから…
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 04:26:54.31 ID:5iKeT7oJ0
とりあえず
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 04:43:01.87 ID:tOMhNRKy0
マジで続き描いてくれ
要はまとめられなくなって放り投げたという事か
h
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 07:15:15.19 ID:tOMhNRKy0
ほ
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 07:36:58.87 ID:sGd7iNgH0
なんかヤマトみたいな終わり方だな
バルセロナまであと3日みたいな
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 09:08:03.38 ID:jdqkUFvfO
ここに来ればむぎちゃんのうんこ食べれると聞いたのですが・・・
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 09:54:35.87 ID:5iKeT7oJ0
まだ残っている…
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 09:55:53.23 ID:LizM9BZf0
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 10:50:29.98 ID:nl2yskCZ0
諦めません落つまでは
諦めません乙までは
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:18:19.27 ID:p3aMPSNv0
保守だ
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:57:36.50 ID:Xg1DjeqbO
ふんっ
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:57:49.04 ID:XZS+R44tP
おしまいか・・・
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:58:29.55 ID:MCyNBefY0
保守
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:27:19.96 ID:9PT94I4X0
ほ
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:30:18.54 ID:5iKeT7oJ0
madada
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:36:35.02 ID:nxWiIX4h0
あ
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:04:22.48 ID:r+npWiHm0
スレ消滅まで後、6時間
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
糞SSになったか