発信箱:「自殺を減らす」ならば=磯崎由美(生活報道部)
(前略)
政府は自殺者の多い3月を対策強化月間として、中高年男性のうつ病早期発見キャンペーンなどに乗り出した。
父親が娘に「お父さん、最近眠れてないんでしょ?」と言われてはっとするというCMを見た人もいるだろう。
年間3万人の自殺者の大半は働き盛りの男性や高齢者が占める。
でも最も憂うべきは、小さなうちに抱えきれない悩みを背負った子どもたちではないか。
少子化が嘆かれる時代に毎年600人近い未成年者が自ら命を絶つ。かなり深刻なことだと思う。
動機の一つとして専門家に指摘されてきたのが、性同一性障害(GID)だ。
自分は女の子のはずなのに、なぜ体は男なのか。男子の制服を着たり、男子トイレに入るのがつらいけれど、誰にも言えない。
成人後にGIDと診断された半数以上が就学前から心と体の性の不一致に苦しみ、
7割が自殺を考え、2割は実際に試みたり自傷行為に及んだとのデータもある。
ところが、この問題への鳩山政権の対応はあまりにつれない。児童・生徒のつらさを和らげようと知恵を絞る学校がある一方で、
全く理解のない学校もあるのに、各校の対応に任せきっている。
自殺問題では対策に欠かせない統計の乏しさが指摘され、
最近やっと動機のデータなどがそろってきた。子どものGIDも、国としてまず実態を把握すべきだ。
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20100317k0000m070131000c.html 相変わらずピントのずれた記事だことww
3万人が1割減れば3千人が助かります
600人の内、GIDが何割であろうとも
その1割とは比較すべきではないはず
比較さえしなければ大事なことだとは思いますがねえ