「税金で学校に新聞を」ですね
憂楽帳:小学生新聞
新聞を初めて面白いと思ったのは、小3の時だった。ただし小学生新聞だが。
当時私が通った小学校はクラスで毎日小学生新聞を取っており、新聞を読む習慣が学校で身についた。
父親が読む「大人の新聞」を、早く隅々まで読めるようになりたいと思った。
そんな思い出があるものだから、娘が小3になった一昨年、少しは興味を示すだろうかと、自宅で毎小を取り始めてみた。
しかし娘はろくに見向きもしない。淡い期待は、あっさり肩透かしにあった。
ところがそんな娘が小4になり、急に新聞に関心を示し始めた。親も驚く態度の変化である。
あきらめずに毎小を購読し続けたおかげかと早合点していたら、本当の理由は、後でわかった。
1学期に学校で「新聞記者になろう」という授業があったためだった。
授業で実際に作ったという「新聞」は、学年末に返される。「学校のスズカケの木について自分でいろいろ調べた」のだというが、
果たしてどんな新聞なのか。自宅に届くのを楽しみに待ちたい。【三島健二】毎日新聞 2010年3月11日 13時48分
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20100311k0000e070062000c.html