1 :
もし ◆IF.bbmnPyU :
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜
水銀燈「あなたが私の螺子を巻いたのぉ?」
俺「そうだけど、君は?」
水銀燈「私は誇り高いローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈」
俺「水銀燈というのか。俺は」
水銀燈「あなたの名前なんて興味ないわぁ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:01:59.39 ID:U3YtBDU60
以下ダパンプスレ
も〜しも 〜し か〜め〜よ〜、か〜めさんよ〜♪
(ウサギに勝つなんて無理無理無理)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:03:42.90 ID:dDENRvmF0
俺「水銀灯?テラwwwワロwwwス」
だろ
5 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:04:26.35 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「ていうか驚かないの?人形が喋ってるんだし、普通はもっと慌てるわよぉ?」
俺「(漫画やアニメで慣れているから)驚くほどのことじゃないさ」
水銀燈(意外と肝が据わっているのかしら?)
水銀燈「まあいいわ。さっそく契約しましょう」
俺「契約って?」
水銀燈「あなたを力の媒介にするってことよぉ。私は他の姉妹と違って契約しなくても力を奪えるけど、していたほうが効率がいいの」
俺「うーん、要するに、俺の体力とか気力とかを吸い取るってこと?」
水銀燈「そういうことになるわねぇ。私は人間の命なんてどうでもいいから、死ぬまで吸い取っちゃうかも クスクス」
俺「水銀燈っていい人なんだな」
水銀燈「今の話を聞いて、どうしてそう思うのかしらぁ?」
6 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:06:32.89 ID:PqIvCn2RP
俺「だって命の危険があるって最初に教えてくれるし」
水銀燈「たとえ拒んでも、力ずくで契約するからよ。あなたに拒否権はないわぁ」
俺「騙して契約することも出来るのに」
水銀燈「そういうのは好きじゃないのよねぇ」
俺「やっぱりいい人だ」
水銀燈「いいから、さっさと契約するわよ」
7 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:08:19.42 ID:PqIvCn2RP
俺「どこへいくのさ」
水銀燈「どこだっていいでしょう」
俺「帰りは遅くなりそう?夕飯はウチで食べる?それとも外で済ませてくるの?」
水銀燈「私は人形よぉ。お馬鹿さぁん」
俺「ああ、外で食べるわけにはいかないよね。作っておくからさ」
水銀燈「そういう意味じゃないわよ」
水銀燈(人形相手に夕飯の心配なんて、おかしな人間ねぇ)
8 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:10:29.34 ID:PqIvCn2RP
俺「お帰り」
水銀燈「…」
俺「帰ってきたらただいまくらい言ってよ」
水銀燈「うるさいわねぇ」
俺「俺は細かいことはとやかく言わないよ。何時に出て何時に帰ろうとかまわない」
俺「でも、出かけるときと帰ってきた時にあいさつだけはしようよ。俺の家に住んでる以上、ルールは守ってほしい」
水銀燈「あなた、私が怖くないの?」
俺「怖いって、どうして?」
水銀燈「この羽は飾りじゃないのよ。こんな風に飛ばしたり、剣にも出来るんだから。あなたの命なんて簡単に奪えるわよぉ」
俺「水銀燈って言葉はキツイけど、悪い人じゃないと思うんだ。今の羽もわざとはずしたでしょ」
水銀燈「くだらなぁい。あなたに私の何が分かるっていうのよ」
俺「一度信じるって決めた相手はとことん信じることにしているんだ」
水銀燈「筋金入りのお馬鹿さんなのねぇ。付き合ってられないわぁ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:11:27.88 ID:lF573Fau0
これがほんとのチラ裏
10 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:12:42.71 ID:PqIvCn2RP
俺「水銀燈っていつもどこへ行ってるの?」
水銀燈「どこだっていいでしょう」
俺「一応、俺、契約者なんだけど」
水銀燈「あなたはただの力の媒介よぉ。それ以上は期待していないわぁ」
俺(いつもボロボロになって帰ってくるから、気がかりなんだよ)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:13:04.81 ID:dDENRvmF0
水銀痘って書くと公害病っぽいよね
12 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:14:17.89 ID:PqIvCn2RP
俺「水銀燈。こっち来て」
水銀燈「何するつもりよぉ。紙やすりなんかもって」
俺「体の手入れ」
水銀燈「私の体にやすりをかけるつもりぃ?信じられなぁい」
俺「でも、人形だし」
水銀燈「薔薇乙女を木彫り人形と一緒にするんじゃないわよ!」
俺「薔薇乙女って何さ」
水銀燈「あなたには関係ないことよぉ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:16:23.37 ID:pXqIbmt8O
デレはあるのか?
14 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:17:05.14 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「ごきげんよう。お馬鹿さん達ぃ。特に真紅は、あいかわらず不細工ねぇ」
真紅「懲りもせずにまた来たのね。いい加減、私達には勝てないと学習したらどう」
水銀燈「あなたの減らず口が聞けるのも今日で最後になるわね。寂しいわぁ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:18:59.04 ID:dDENRvmF0
これどこから面白くなんの?
17 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:19:41.84 ID:PqIvCn2RP
真紅「おとなしく引き上げなさい。弱った相手を攻撃するのは趣味でないわ」
水銀燈「しぃぃぃぃんくぅぅぅぅぅう!」
真紅「水銀燈、貴女が私に勝てない理由、それはとてもシンプルな答えよ」
真紅「貴女は私を怒らせたのだわ」
水銀燈「………はぁ?」
真紅(…外したのだわ)
真紅「契約者との絆を持たない貴女が私に勝てるわけが無いのだわ」
ジュン「真紅、今の台詞ってジョジョの」
真紅「絆パンチ!」
水銀燈「ヤッダーバァー!!」
水銀燈「なにが絆よ、くだらない。お馬鹿さん達で馴れ合っちゃって」
水銀燈「私は自分の力でアリスになるのよ。誰の手も借りない」
水銀燈「お父様…」
俺「隣に座ってよろしいですか。美しいお嬢さん」
水銀燈「勝手にすればぁ」
俺「水銀燈っていつもいつもどこに行くんだろ」
俺「指輪が熱い。また力を使ってるんだ」
(…ャンクじゃない。私は不完全じゃない…様に認めていただくの…愛して…)
俺「幻聴じゃないよな。これ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:25:33.40 ID:dDENRvmF0
EROに行くのか行かないのか
パンツは脱ぐべきなのか脱がないべきなのか
21 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:26:08.96 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「ただいまぁ」
俺「お帰り。お風呂沸いているよ。薔薇の香りの入浴剤も買っておいたけど」
水銀燈「人形がお風呂なんか入ると思うの?お馬鹿さぁん」
俺「汗はかかなくても、外で活動しているんだから汚れるでしょ。溺れないようにお湯の量も調整しておいたよ」
俺「それともご飯にする?のど渇いていない?それとも」
水銀燈「そうやって必要以上に世話を焼くのやめなさいよ。着せ替え人形でも手に入れたつもり?」
俺「そんなつもりは無いよ。俺はただ、心配で」
水銀燈「心配?」
俺「いつもボロボロになって帰ってくるからさ。誰かにいじめられているとかだったら」
水銀燈「誰のせいだと思ってるのよ!」
俺「え?俺のせいなの?」
こういう他人のちら裏行きの妄想を見るってのも面白いもんだな
水銀燈「あなたが頼りないからじゃない。ミーディアムのくせにろくに力も奪えないし」
俺「ご、ごめん」
水銀燈「もっとまともな人を選べばよかったわよ!そうすれば真紅なんかに負けないのに」
俺「(シンク?)あの、よく分かんないけど、ごめん」
水銀燈「さっさと出て行きなさい!」
俺「ごめん…」
俺「てゆうか、ここ俺の家なんだよな」
俺「漫喫でも行くか」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:29:33.51 ID:hKUg00rg0
がんば☆
支援
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:29:59.10 ID:32S97+cUO
さっきの銀ちゃんスレ落ちちゃった?
27 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:30:54.65 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「行ってくるわぁ」
俺「あの、俺も一緒に」
水銀燈「はぁ?」
俺「俺が頼りないのは分かっている。けど、せめて側にいればなにか出来ることが」
水銀燈「無いわよ。あなたには何も期待していないわ」
水銀燈「じゃあねぇ」
俺(いまだ、鏡から光が消えないうちに)
28 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:32:30.30 ID:PqIvCn2RP
俺「ここはどこ?水銀燈は??」
ラプラス「お困りですかな」
俺「えーと、君誰?」
ラプラス「私はラプラスの魔。アリスゲームの審判者ですぞ」
俺「アリスゲーム?」
ラプラス「おや、水銀燈のミーディアムともあろう者が、何もご存じない」
俺「水銀燈を知っているの?」
ラプラス「よく知っておりますとも。よろしければご案内しますぞ」
俺「お願いします。いやー、親切な人に会えてよかった」
ラプラス「アリスはウサギを追って不思議の国に迷い込んだそうですな。果たして彼女にとって良かったのやら悪かったのやら」
29 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:34:17.71 ID:PqIvCn2RP
雛苺「しんくぅ〜たすけて〜」
真紅「雛苺を離しなさい!」
水銀燈「嫌よぉ。力づくで取り返してみたら?」
翠星石「卑怯者!正々堂々と勝負できないですか!?」
水銀燈「何とでもいいなさい。じゃあねぇ」
真紅「待ちなさい水銀燈!」
支援
31 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:36:56.41 ID:PqIvCn2RP
俺「さっき、アリスゲームの審判者って言ってたけど、そもそもアリスゲームって何さ」
ラプラス「遠い遠い昔から続いている戦いですぞ。私はそれを監視するためにNのフィールドにいるのです」
俺「こんな寂しいところに?たった一人で?」
ラプラス「左様。いくら自分の役柄とはいえ、最近は早く決着がつかないかと気を揉んでおります」
32 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:39:10.92 ID:PqIvCn2RP
雛苺「ヒナをどうする気なの?」
水銀燈「分かっているでしょう。アリスゲームよ」
雛苺「いやなのぉ〜!しんくぅ〜!!すいせいせき〜!!」
水銀燈「誰も来やしないわ。あなたも薔薇乙女なら覚悟を決めなさい」
33 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:41:11.64 ID:PqIvCn2RP
ラプラス「そも、何故私はこのような役割を押し付けられているのか。最近では自分の存在にすら疑問を持つ次第」
俺「大変なんだね。でもゲームならいつかは終わりがくるんじゃない。今まで監視役として頑張ってこれたんだし、もう少しの辛抱だよ」
俺「俺でよければ愚痴を聞くくらい出来るし。まあ、ここに来れるかは水銀燈次第だけどさ」
ラプラス「これはこれは。お気遣い痛み入ります」
ラプラス「噂をすればなんとやら。ほら、あそこにいるのが水銀燈ですぞ」
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:41:59.38 ID:Lzqo7BK90
しえん
36 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:43:56.79 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「何でこんなところにいるのよ」
俺「水銀燈を追って来たんだよ。水銀燈こそ何やってるのさ。剣なんかかざして」
雛苺「たすけてなのぉ〜!!」
俺「事情は分からないけどさ、ほら、剣をしまって」
水銀燈「嫌よ。何も知らないくせに口出しないで」
俺「見過ごせないって、これは。ほら」
水銀燈「離して!」
俺「水銀燈!」
37 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:45:16.10 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「邪魔なのよ、どいて!」
俺「駄目だ。ここは譲れない。水銀燈こそ剣から手を放せよ」
水銀燈「しつこい!」
グサッ
俺「あ…」
水銀燈「え…?」
ラプラス「おやおや」
38 :
紅モップ ◆SINKU/Li2s :2010/03/06(土) 22:46:15.43 ID:uUHZQjkrO
真紅たんは実際に来てくれた
39 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:48:22.80 ID:PqIvCn2RP
俺「つ、っ痛ぅ…」
水銀燈「違う。違うの。私、わたし、ワタシ」
俺「わかってる。ワザとじゃ、ないんだろ こういうことがあるから、だから刃物は、気をつけないと、さ…」
水銀燈「嫌ーーーーーー!」
バッサバッサバッサ
俺「えーと、ラプラスさん、剣を抜いて、欲しいんだけど」
ラプラス「それは叶わぬ願いというもの。貴方が刺されたのもまたアリスゲームの一環。審判者たる私に手出しはできないのですよ」
俺「なんだよ、それ…」
雛苺「大丈夫。Nのフィールドの外にでればいいのよ。ヒナが連れて行ってあげるから」
40 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:50:13.80 ID:PqIvCn2RP
のり「ヒナちゃん!どうしたのその人!」
雛苺「早く救急車を呼んで。それから清潔な布を用意して欲しいの」
のり「でも、だって」
雛苺「早くしてなの。この人死んじゃうから」
41 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:52:22.49 ID:PqIvCn2RP
俺「見知らぬ天井だ…」
のり「気がついたんですか?」
俺「君は?」
のり「桜田のりと申します。ごめんなさいね。ウチの子が迷惑かけちゃって」
真紅「この人が入院することになったのは水銀燈のせいよ。私達のせいではないわ」
のり「そういう事言っちゃだめよぉ。紹介しますね。弟のジュンくんと、真紅ちゃん。あそこに隠れているのが翠星石ちゃん。それから」
雛苺「ヒナなのよ〜!」
俺「よろしくヒナちゃん。ところで、水銀燈は?」
真紅「あれから姿を見せないわ。ミーディアムに怪我をさせておいて逃げ出すなんて、所詮はジャンクね」
俺「真紅さん、君が水銀燈とどういう関係なのかは知らない。ただ、俺は水銀燈のミーディアムなんだ」
俺「その俺の前で、彼女の悪口は言わないでくれ」
真紅「…」
翠星石「真紅、黙ってないでなんとか言うですよ」
雛苺「うゅ〜」
C
紫煙
ヒナテラ冷静wwwwwwwwwwwwwwww
45 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:54:14.37 ID:PqIvCn2RP
真紅「一つ聞かせて頂戴。なぜ雛苺を助けたの?」
俺「なんでって、殺されそうになっていたからだけど」
真紅「貴方は水銀燈のミーディアムでしょう」
俺「そうだけど。俺、変なこと言った?」
真紅「あの子は姉妹一アリスゲームに熱心なのに、よくこんな人をミーディアムに選んだものね」
俺「そのアリスゲームってなんなのさ?ラプラスもそんなこと言ってたけど」
真紅「事情も知らずに契約しているの。あきれたわ」
俺「ごめんなさい」
ジュン「僕のときも事情を知らずに契約させられたけどな」
46 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:57:01.69 ID:PqIvCn2RP
のり「あの、これ、私の家の連絡先です。その、治療費とか」
俺「いいっていいって、そんなの」
のり「そういうわけにも」
俺「事情は良く分からないけど、車の前に飛び出して轢かれたようなものでしょ?俺の自業自得だよ」
のり「一応渡しておきます。何かあったら連絡をください」
雛苺「あのね、助けれてくれたお礼にこれあげるの。とっておきなのよ」
俺「ありがとう、ヒナちゃん」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 22:57:21.39 ID:ylM/1dl3O
俺だったら抱きしめてきゅんきゅんきゅいしちゃうからダメだな
48 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 22:59:00.69 ID:PqIvCn2RP
俺(苺大福か。久しぶりに食べたな)
俺(ラプラス、Nのフィールド、それにアリスゲーム?なんだか分からない事だらけだ)
俺(水銀燈、どうしているかな)
49 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:03:12.20 ID:PqIvCn2RP
刑事「つまり、事件性はない、と?」
俺「ええ。友達の家で料理を作っていたとき、手が滑って包丁が刺さったんです。不注意でした」
刑事「何故お友達の家で台所に立っていたんですか」
俺「料理が趣味なんです。自慢の二重丸カレーをふるまおうと思って」
刑事「病院に通報があったのは午後の4時。中途半端な時間ですよね」
俺「カレーって煮込むのに時間がかかるじゃないですか。夕食の準備ですよ」
刑事「担当医の話によるとかなり深く刺さっていたようですが。手が滑っただけでそんな風に刺さるものですかね」
俺「そうなんですか?早く退院出来るって聞きましたけど」
医者「それがですね、私も職業柄何百人となく切ってきたけど、思わず見とれましたよ」
医者「重要な臓器や血管を避け、刺すというよりは隙間を通すという感じでした」
俺「へー。偶然ってすごいですねー」
刑事「たまにいるんですよね。あなたのような人が。本当のことを話してもらえませんか」
俺「だから、俺の不注意ですって。被害者がいないんだから事件にはならないでしょう?」
50 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:06:34.73 ID:PqIvCn2RP
俺「迎えに来てくれたんだ」
水銀燈「たまたま通りかかっただけよ。あなたが退院する日だなんて知らなかったわぁ」
俺(ツンデレ?)
俺「入院している間、窓の外に紫の光が見えたんだけど」
水銀燈「メイメイが勝手にやったことよ。私は知らなぁい」
俺「命名?」
水銀燈「人工精霊よぉ。あなた、薔薇乙女のこと何も知らないのねぇ」
俺「だって、水銀燈が教えてくれないから」
水銀燈「メイメイから聞いたけど、真紅が私のことジャンク呼ばわりしたとき、かばってくれたんですってぇ?」
俺「ああ、ミーディアムとして当然のことだよ(キリッ」
水銀燈「ありがとねぇ」
俺「どういたしまして」
俺(デレた!水銀燈がデレた!)
51 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:08:30.73 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「ねぇ人間。退屈だわぁ」
俺「本でも読む?」
水銀燈「真紅じゃあるまいし、私は本なんて読まないわぁ」
俺「じゃあ、TVつけようか」
水銀燈「くだらないバラエティなんか興味なぁい」
俺「一緒にゲームでも」
水銀燈「一人でやってなさぁい」
水銀燈「退屈しのぎに私たちのことをお話してあげるわぁ。あくまで暇つぶしよぉ」
俺(ツンデレ?)
52 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:10:35.58 ID:PqIvCn2RP
俺「つまり、君達は人形師ローゼンによって作られ、アリスを目指して戦っているわけだ」
水銀燈「そういうことねぇ」
俺「ローザミスティカを奪われたらどうなるの?」
水銀燈「普通の人形と同じになるわ。死ぬってことかしらぁ」
俺「大丈夫だよ。水銀燈は俺が守るからさ」
水銀燈「私はあなたに守ってもらうほど弱くないわよぉ」
53 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:12:28.35 ID:PqIvCn2RP
俺「こんにちは。ジュン君」
ジュン「あ、どうも」
俺「今日は話があって来たんだ。アリスゲームのことで。あがらせてもらっていいかな」
ジュン「どうぞ」
雛苺「うにゅ〜の匂いがするの〜!」
俺「うにゅ〜?」
ジュン「ああ、こいつ苺大福のことをうにゅ〜って呼んでるんだ」
俺「ヒナちゃんは鼻がいいんだな。はい、おみやげのうにゅ〜」
雛苺「ありがとうなの〜!」
俺(苺大福に匂いなんてあったかな??)
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:12:53.20 ID:NCXOHRWd0
C
俺「単刀直入に聞くよ。君はアリスゲームをどう思っているんだい?」
ジュン「どうって…なんでそんな事をしているのかって」
俺「ふんふん」
ジュン「お父様だなんだか知らないけど、娘達に殺し合いをさせるなんて、ろくでもない父親だって」
俺「そうなんだ。君がドールを3体も従えているから、てっきりアリスゲームに積極的にかかわっているのかと」
ジュン「最初は真紅だけだったんだ。雛苺との契約は間接的なものだし」
俺「俺はアリスゲームを否定していないんだ。水銀燈がアリスを目指すなら全力でサポートするつもりだよ」
俺「ヒナちゃんとは戦いたくないけどね」
ジュン「真紅は戦わずにアリスを目指す方法があるって言ってる。具体的には分かっていないみたいだけど」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:15:23.66 ID:KYtiBd+D0
57 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:17:35.75 ID:PqIvCn2RP
真紅「話は聞かせてもらったわ。人類は滅亡する」
ジュン「な、なんだってー!」
俺「どういうことだい?人類が滅亡するって??」
真紅(マジレスされると困るのだわ)
真紅「貴方はアリスゲームを否定しないのね」
俺「ああ。そんなことより人類が滅亡するっていうのは?アリスゲームと関係あるの?」
真紅「究極の少女を目指す方法が戦いだなんて理屈が通らないわ。お父様がそんな愚かなことを言い出すとは思えない」
ジュン「他に黒幕がいるってことか?」
俺「なるほど。それはそれとして、人類(ry」
58 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:20:15.62 ID:PqIvCn2RP
真紅「もうこんな時間。くんくんが始まってしまうわ」
俺「ほんとだ。話に夢中で気がつかなかった」
俺「ずうずうしい頼みだけど、俺も一緒に見ていいかな?毎週楽しみにしてるんだ」
真紅「かまわないわ。ゆっくりしていきなさい」
ジュン「ここは僕の家だぞ」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:21:13.15 ID:HQnu/YzZ0
四円
紫煙
61 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:22:18.30 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「遅かったわねぇ」
俺「ああ、友達の家でくんくんを観ていたからさ。DVDも貸してもらったんだけど、一緒に見る?」
水銀燈「私は人形劇なんか興味ないわよぉ。くだらなぁい」
水銀燈「でもあなたが見るっていうなら、しょうがないから付き合ってあげるわぁ」
俺(劇場版の前売り券も買って来たんだけど。無理に付き合わせちゃ悪いし、真紅さんにあげようかな)
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:22:51.14 ID:oqLwbRRzO
ローゼンメイデン?がわからない俺にはありがたいスレ
63 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:25:51.85 ID:PqIvCn2RP
真紅「いらっしゃい」
俺「こんにちは。これ、借りていたDVD。あと、劇場版の前売り券」
俺「水銀燈を誘うつもりだったんだけど、興味ないみたいでさ。よかったらジュン君と行ってきたら」
真紅「あの子のお下がりを私に?気に入らないわね」
俺「ご、ごめん」
真紅「受け取っておいてあげるわ。ただ、貴方はもう少しレディの扱いを学んだほうがよさそうね」
真紅「上がっていきなさい。ジュンに紅茶を煎れさせるわ」
俺「じゃあ、お言葉に甘えて」
64 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:28:15.25 ID:PqIvCn2RP
雛苺「うにゅーは?おみやげのうにゅーは?」
俺「ごめん、今日は持って来てないんだ。DVD渡してすぐ帰るつもりだったから」
雛苺「ぶー」
俺「今度来るときは買ってくるからさ」
雛苺「約束なのよ。指きりげんまんうそついたら針千本のーます」
俺「指切った」
みつ「ねえ、真紅ちゃん、あの人誰なの?」
真紅「水銀燈のミーディアムよ」
みつ「水銀燈って、第一ドールの!?」
みつ「ねえ、あなた第一ドールのミーディアムですって!!?」
俺「え、ええ。はい」
みつ「どこ、どこにいるの?水銀燈ちゃんはどこ!?」
俺「今日は連れきてないんですよ」
みつ「じゃあ今度連れてきて!いいえ、私がいくわ!もう知り合いだもんね!家に遊びに行ってもおかしくないわよね!」
金糸雀「み、みっちゃん。落ち着くかしら」
65 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:30:58.68 ID:PqIvCn2RP
みつ「ごめんなさい。取り乱しちゃって」
俺「大丈夫ですよ。ちょっと驚いたけど」
金糸雀「みっちゃんはドールのことになると我を忘れてしまうかしら」
俺「水銀燈はアリスゲームを強く意識しているから、他のミーディアムに自分の居場所を知られたくないと思うんです」
俺「だから遊びに来るっていうのは、ちょっと」
みつ「じゃあ、私の住所教えておくわ。そのうち遊びに来て」
俺「この近くなんですね。うちもわりと近所ですよ」
ジュン「そういえば、柏葉の家も、蒼星石の家も近くだよな。これって偶然なのかな」
翠星石「ふっふ〜ん。何も知らないチビ人間たちに、可愛くて賢い翠星石が教えてやるですよ。ひざまづいて敬うがいいです」
真紅「偶然ではないわ。アリスゲームのためよ」
翠星石「なんで先に言っちゃうですか!」
66 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:32:36.57 ID:PqIvCn2RP
真紅「私達は同じ時代に眠りから覚め、アリスゲームを始める。でも、その目覚めの場所は、同じところである可能性が高いの」
真紅「まるっきり別々の場所で目覚めては、アリスゲームが行えないでしょう」
俺「なるほどね。俺と皆が出会ったのも偶然じゃないわけだ」
真紅「ええ。ミーディアム同士は惹かれ合うのだわ」
ジュン(こいつやっぱり、ジョジョの影響を受けてやがる)
みつ「でも楽しいわよね。こうして友達の輪が広がるのって。カナが家に来てくれて、本当によかったわ」
金糸雀「みっちゃん、焦げる。摩擦熱で焦げるかしら!」
キャッキャッウフフ
俺「…」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:32:37.29 ID:90HqkHAeO
68 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:34:37.31 ID:PqIvCn2RP
俺「なぁ、アリスゲームを止める気は無いのか?」
水銀燈「突然何を言い出すの?頭がジャンクになったのかしらぁ?」
俺「やっぱり姉妹で争うなんて間違っているよ。アリスにはなれなくても、皆で仲良くしていければって思わない?」
水銀燈「嫌よぉ。私はお父様に逢いたいもの」
俺「そんなにお父さんが好きなの?」
水銀燈「当然よぉ。私はお父様のためなら何でも出来るわぁ」
水銀燈「それに、私達はアリスになるために作られた存在だもの。存在の意味をなくしてしまったら、死んでいるのと同じよぉ」
俺「わかった。変な事言って悪かった」
wwwwwwwwwwww
>>1 銀様は君をマスターに持つと至極つまらない女に変わり果てるんだなwwwwwwwww
君の文章には意外性、相似性、新しさがまるで無い
悪い事は言わないからとめておきたまえ。
70 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:36:08.89 ID:PqIvCn2RP
俺「というわけなんだ。水銀燈は真剣にアリスを目指している。だから、君も真摯に戦ってほしい」
真紅「私はいつも真剣よ。戦いに手を抜いているつもりは無いわ」
俺「でも、君は勝ってもローザミスティカを奪わないだろ。それで水銀燈はプライドが傷ついているんだ」
俺「いや、俺としては水銀燈が物言わぬ人形になるなんて嫌だけど」
真紅「戦い以外にアリスになる道があるのかもしれない。私はそれを目指しているのだわ」
俺「あてがあるわけじゃないんだろ?」
真紅「そうね。でも、探し続けるわ」
俺「お父様には会いたくないの?」
真紅「逢いたいわ。でも、他の姉妹を犠牲にするのは嫌」
俺「アリスになるのがローゼンメイデンの存在意義って水銀燈は言ってた」
真紅「存在の理由は一つとは限らないわ。仮に理由を見失っても、新しい理由を見出せばいいと思わない?」
71 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:37:13.21 ID:PqIvCn2RP
俺「水銀燈、やっぱりアリスゲームは中止しよう」
水銀燈「お馬鹿さぁん」
そのスイギントウは実にストレートにペラペラ喋るよな。
雰囲気が出ないんだよその程度じゃ
73 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:39:12.86 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「あなた普段何してるのぉ?」
俺「普段って?」
水銀燈「学生じゃないみたいだしぃ、でも働いている様子もないし」
俺「昼はこうして夜が来るのを待っている」
水銀燈「夜は何してるのぉ?」
俺「朝が来るのを待っている」
水銀燈「つまり無職なのねぇ」
俺「働けないんじゃない。働かないだけだ(キリッ」
あのスレではねぎま君の懸命な保守(笑)で落ちてしまったようだな
75 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:40:25.87 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「でも収入が無くてよく生きていけるわねぇ?」
俺「一応貯金はあるからさ。水銀燈を養うことは出来るよ」
水銀燈「誰も養って欲しいなんて言ってないわよぉ」
俺「言い直すよ。ミーディアムとして水銀燈を守るだけの財力はある」
水銀燈「最初からそういえばいいのよ」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:41:25.86 ID:HQnu/YzZ0
しえ
77 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:45:12.67 ID:PqIvCn2RP
真紅「ジュンの指は美しい旋律を奏でる魔法の指よ」
金糸雀「みっちゃんも、ドールに関する知識なら誰にも負けないかしら」
蒼星石「僕のミーディアムは時計職人なんだ」
雛苺「巴は学級委員だし、剣道部員なの。『ぶんぶんりょうどう』なのよ」
翠星石「それを言うなら文武両道ですぅ」
キャッキャッウフフ
俺「…」
何様だよ
気持ち悪い
79 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:46:20.77 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「やけに沈んでるけど何かあったのぉ?」
俺「ちょっと自信を喪失することがあってさ」
水銀燈「喪失も何もあなたはいつも自信なさげじゃない」
俺「まあ、そうなんだけどさ」
水銀燈「仮にも私のミーディアムなんだから、もっと自信を持って欲しいわぁ」
俺「努力するよ」
水銀燈「あなたが落ち込んでいると、指輪を通して暗い気持ちが伝わってくるの。正直迷惑なのよねぇ」
水銀燈「だから元気を出しなさぁい。水銀燈のために」
俺「ありがとう」
水銀燈「あなたのためじゃないわぁ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:46:30.12 ID:hKUg00rg0
アー
起伏の無いクサい台詞吐くしか能が無い癖に
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:48:39.38 ID:HTDJL6++0
しえん
83 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:50:04.52 ID:PqIvCn2RP
みっちゃん「ねえ、この近くにドールショップが出来たの知ってる?」
ジュン「槐堂のこと?」
みっちゃん「ジュンジュン知ってるんだ。あそこ品揃えいいのよねえ。カナのお洋服たーくさん買っちゃった」
金糸雀「これ以上服が増えても着られないかしら」
みっちゃん「もちろん真紅ちゃんや翠星石ちゃんの分もあるのよ。また今度撮影会しましょう」
真紅「そうね。考えておくわ」
翠星石「真紅、安請け合いするなです ヒソヒソ」
真紅「考えておくと言っただけよ。明確な返事はしていないわ ヒソヒソ」
俺「場所教えてもらえますか?俺も行ってみたいんだけど」
みっちゃん「じゃあ、今日の帰りに一緒に行こうか。銀ちゃんのお洋服選んであげるから」
84 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:51:09.56 ID:PqIvCn2RP
白崎「これは草笛様。いつもお世話になっております。そちらの方は旦那様ですか?」
みっちゃん「やだあ、友達だってばあ」
白崎「人形に興味がおありで?」
俺「いや、俺は」
白崎「宜しければ作成の過程を見学していきますか?草笛様はお得意様ですから。槐、かまわないよね」
槐「ああ」
85 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:52:39.05 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「どうしたのよぉ。人の事ジロジロ見て」
俺「いや、人形なんだなって思ってさ」
水銀燈「何当たり前のこと言ってるのぉ」
俺「まあ、そうなんだけどさ」
俺「このブローチ、ドールショップで買ってきたんだ。よかったら付けてみない?」
水銀燈「私はお父様にいただいた物以外身につけないわよぉ」
俺「ですよねー」
×もし
>>1が銀様のミーディアムになったら物語スレ
↓
○
>>1が銀様のミーディアムになるという妄想を貧困な表現力で盛り上げる事もただ無く書き綴るだけのスレ
スレタイに御名前出すには百年早い
終われ
88 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:55:16.85 ID:PqIvCn2RP
白崎「この前のブローチはいかがでした?」
俺「それが、いらないって突っ返されちゃって」
白崎「おやおや。未開封でしたら他のものとお取替え出来ますが」
俺「デザインが気に入らないとかじゃないんです。ただ、彼女を作った職人さんの物以外は身に付けたくないらしくて」
白崎「お父様を愛してらっしゃるんですね。そのお人形さんは」
俺(……ついつい普通に話しちゃったけど。人形相手に一人芝居している痛い奴って思われたかも)
俺「あの、それくだしあ!」
俺「…それ下さい」
白崎「毎度ありがとうございます」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:55:47.73 ID:mXRpCR7r0
党員必死すぎワロスwwww
90 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:56:34.22 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「なによ、この椅子」
俺「この前のドールショップで買ってきたんだ。装飾品以外なら構わないでしょ」
水銀燈「別にいいけどぉ」
俺「座り心地は?」
水銀燈「まあまあねぇ」
君は正当な銀様の思想、生き様に反発しているに過ぎないんだよ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/06(土) 23:58:23.09 ID:rV9EycaV0
しえん
>>89 にぎやかしご苦労
私はこの手の侮辱には何度でも異を唱えるだけ
94 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/06(土) 23:58:55.30 ID:PqIvCn2RP
俺「お風呂沸いたよ」
水銀燈「はぁ、めんどくさぁい」
俺「風呂嫌いなの?」
水銀燈「そういうわけじゃないわぁ。ただ、羽根が濡れるのが嫌なのよねぇ」
水銀燈「どうして洗面所に扇風機なんて置いているのぉ?」
俺「風呂上りに羽根を乾かせるようにさ。冬場には温風機にもなる優れものだよ」
水銀燈「あなたって変なところでマメねぇ」
何故VIPでやる?
馴れ合い場で細々と書けばよかろうが。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:00:32.58 ID:70rL4WlmO
党員とかコテ晒したはずだろ
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:00:43.78 ID:GUepgvTB0
しえん
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:01:40.29 ID:GUepgvTB0
99 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:01:52.55 ID:PqIvCn2RP
水銀燈「カレーうどんって苦手なのよねぇ。お父様に頂いた服が汚れちゃうわぁ」
俺「そうか。ちょっと待ってて」
俺「お待たせ。特製のカレーうどんだよ」
水銀燈「見た目は普通のうどんねぇ。どこにカレーがあるのぉ?」
俺「食べてみればわかるさ。今までのカレーうどんの歴史を過去に置き去りにしてしまう俺の最高けっさ」
水銀燈「いただきまぁす」
水銀燈「何よ、これぇ。中に何か入っているわぁ!」
俺「うどんの芯をくり抜いて、中にカレーを詰めたんだ。これなら平気でしょ」
水銀燈「本気で馬鹿じゃなぁい?」
水銀燈「あまり美味しく無いわねぇ」
俺「うん。苦労したわりにイマイチ」
真面目に評したのは私だけのようなのに
なぜそんな他人の意見求めたがるようなコントをVIPで書き続ける?
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:03:48.96 ID:GUepgvTB0
>>100 なぜそんな他人の意見求めたがるようなコントをVIPで書き続ける?
102 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:04:46.04 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「馬鹿は風邪を引かないって嘘だったのねぇ」
俺「ごめん、ちょっと、タオル取り替えてもらえる?」
水銀燈「嫌よぉ。あなたの風邪が移っちゃうわぁ」
俺「そうだね。自分でやるよ」
水銀燈「相変わらずお馬鹿さんねぇ。人形が風邪引く訳ないじゃなぁい」
俺「ローゼンメイデンは普通の人形と違うから。もしかしたら移るのかなって」
水銀燈「タオルくらい代えてあげるから、病人は大人しく寝てなさぁい」
>>96 晒したのは親衛隊だよ
君も是非付けたまえ
>>101 私はVIPで意見を求めているからな
それがどうした?
105 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:06:17.91 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「お粥つくってきたわぁ」
俺「ありがとう」
水銀燈「美味しいとか不味いとか言ったらどう?」
俺「ごめん、鼻が詰まってて味が分からないんだ」
水銀燈「あなたって本当にお馬鹿さんねぇ」
俺「どうして怒ってるのさ」
私にはVIPで意見を聞けるだけの力が有る
107 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:08:02.04 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「何で風邪なんか引いたのぉ?」
俺「昨日、水垢離した後にお百度参りしたのがいけなかったんだと思う。順序を逆にすればよかった」
水銀燈「そんな事までして何を願っていたのよぉ?」
俺「水銀燈がアリスになれますようにって」
水銀燈「神頼みなんかしなくても私は自力でアリスになれるわぁ」
水銀燈「ほんとにほんとにお馬鹿さぁん」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:08:11.42 ID:GUepgvTB0
>>104 なぜそんな他人の意見求めたがるようなコントをVIPで書き続ける?
私は豚には無い物を持っている
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:09:18.56 ID:GUepgvTB0
>>109 ./ ニYニヽ
r、r.rヽ / (0)(―)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ ふむふむ・・・なるほどなるほど・・・
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ i ヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | ` ⌒´ /
| `".`´ ノ
入_ノ
\_/
/
/
./ニYニヽ
r、r.rヽ. / (0)(0)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ で?っていう
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ iヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | `ー'´ /
| `".`´ ノ
入_ノ
\_/
/
/
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:09:59.69 ID:GUepgvTB0
>>111 . r'ニ;v'ニ;、
_,!_(9i (9i:、
/ `ヽ,. ┘ヽ ふむふむ・・・
. i ′′ } なるほどなるほど・・・
l、 、 ,!
ヽ.____,ノ` ,∠!
`ーァ ヘ>
i′ ヾZ___/`i
| , ヾ;.、ヾ;、 !
l、 | |,.、ヾ二_)|
l ヽ.ヽ、`,! _,ノ
`ーヘ,.二i、 〈
. r'ニ;v'ニ;、
r、r.rヽ. _,!_(9i (9i:、
r |_,|_,|_,| / `ヽ,. ┘ヽ
|_,|_,|_,|_,|. i ′′ } で?っていう
|_,|_,|_人 (^ i . l、 、 ,!
| ) ヽノ | ヽ.____,ノ` ,∠!
| `".`´ ノ /i/ l\ ー .イ|、
入_ノ / | l  ̄ / | |`
\_/
/
>>110 わかってない奴ほど「なるほど」と言うもんだ
やれやれ
114 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:11:44.52 ID:5SlM/n8fP
俺「ただいま」
水銀燈「お帰りなさぁい」
俺「遅くなって悪い。いま、夕飯作るからさ」
水銀燈「私も一緒に作るわぁ」
俺「水銀燈が?」
水銀燈「何よ、その顔」
党員はきっと支援って素直に言えない人なんだよ
>>112 逃げるに逃げられないAA厨のあわれな抵抗だな
117 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:13:14.41 ID:5SlM/n8fP
俺「手馴れた包丁捌きだね」
水銀燈「切り刻むのは得意よぉ」
水銀燈「ちょっと薄味かしらぁ。どう思う?」
俺(これって間接キスなんじゃ…)
俺「こ、このくらいで、い、いいんじゃない?」
水銀燈「なにドモってるのよ」
>>115 支援などしていない
君達が目を逸らしているだけだ
あえて言わせてもらった
119 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:15:24.73 ID:5SlM/n8fP
俺「醤油とって」
水銀燈「お醤油かけ過ぎちゃ駄目よぉ。血圧上がっちゃうから。乳酸菌とってるぅ?」
俺「ヤクルトは食後って決めたじゃん。食事中は飲んじゃダメだよ」
水銀燈「別に催促したわけじゃないわぁ」
120 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:18:16.54 ID:5SlM/n8fP
雪華綺晶「まるでおままごとのような生活ですわね。黒薔薇のお姉さま」
水銀燈「誰!」
雪華綺晶「本当は妹の方から出向くべきなのでしょうが、そうもいかない事情がありますの。Nのフィールドにいらしていただけます?」
水銀燈「人間、行くわよ」
俺「メシ食ってる場合じゃねぇっ!(AA略」
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
ひまだから保守(笑)でもするか
131 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:21:06.73 ID:5SlM/n8fP
雪華綺晶「初めましてお姉さま方。私は第七ドール、雪華綺晶と申します」
水銀燈「それでその第七ドールが何しに来たわけぇ?」
雪華綺晶「何しにと言われても、私達姉妹が会うのはアリスゲーム以外にありませんわ」
雪華綺晶「問答無用で襲いかかられるものと思い、私は内心怯えていましたのよ」
水銀燈「白々しい」
雪華綺晶「黒薔薇のお姉さまともあろうかたが、ずいぶん丸くなられましたのね。そこにいる殿方に骨抜きにされたのですか?」
水銀燈「な!?」
俺「え?」
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
134 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:22:58.99 ID:5SlM/n8fP
雪華綺晶「先程のご様子、まるで新婚家庭のようで、声をかけるのが躊躇われましたわ クスクス」
雪華綺晶「愛に縛られていましたものね。黒薔薇のお姉さまは。幸せそうで何よりですわ」
水銀燈「どうやらジャンクになりたいようねぇ。今すぐ望みをかなえてあげるわぁ」
雪華綺晶「怒らないでお姉さま。血圧が上がってしまいますわ」
雪華綺晶「乳酸菌とってらっしゃいます?」
水銀燈「人のセリフぱくるんじゃないわよ!」
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
まず軽々しく第七ドールと名乗るのだろうか
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:25:04.31 ID:QDvapLd50
党員たんお久しぶり!!今日もかわいすなぁwちゅっちゅ!
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
ぱくる
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:26:18.26 ID:xjLK/A8k0
薔薇水晶じゃなくてちゃんと雪華綺晶なんだな、よかった
155 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:26:32.05 ID:5SlM/n8fP
雪華綺晶「私と手を組みませんか?黒薔薇のお姉さま。お望みでしたらローザミスティカは差し上げます。ほら、このように」
水銀燈「何企んでるわけぇ?」
雪華綺晶「何も企んでなどいませんわ。私は実体が欲しいだけ」
雪華綺晶「アストラス体である私はNのフィールドから出られません。外を動ける体が欲しいんですの」
雪華綺晶「ローザミスティカは差し上げます。その代わり、お姉さまのミーディアムを私にください」
雪華綺晶「…無理な要求でしたわね。今のお姉さまはアリスになることより、その殿方の方が大事のようですから」
水銀燈「馬鹿言ってるんじゃないわ。私はこんな人間どうでもいいわよ」
俺「俺も水銀燈をアリスにするためなら構わないけど」
雪華綺晶「では交渉成立ですわね ニィ」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:27:09.71 ID:GUepgvTB0
>>153 そんなつまらんことより、俺と議論しようぜwwwwwww
雪華綺晶ねぇ・・・
まあ似てねえよなぁ・・・
党員ってただ荒らすだけの奴等だと思ってたよ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:28:05.17 ID:GUepgvTB0
>>116 逃げるに逃げられない埋め厨のあわれな抵抗だな
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
162 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:29:29.35 ID:5SlM/n8fP
水銀燈・俺「でもひとつ聞かせて欲しい(わぁ)」
雪華綺晶「仲のよろしいこと」
水銀燈「…ミーディアムを渡すことと実体を得ることに、何の関係があるのよぉ」
俺「そもそもローザミスティカを失ったら動けないんじゃないの?矛盾してるよ」
雪華綺晶「言葉足らずでしたわね。わたしはミーディアムを養分にしてアリスになるつもりですわ」
水銀燈「…養分?」
雪華綺晶「ええ。人の持つ心のエネルギーが私の糧。白薔薇が美しく咲くための土壌です」
俺「日本語でおk」
雪華綺晶「貴方には夢を見ていただきます。私のゆりかごの中で、永遠の夢を。その精神を糧に私はアリスへと至る」
俺「眠り姫みたいになるってこと?それは流石に嫌だなあ」
雪華綺晶「楽しい夢を見させて差し上げますわよ。辛い事も苦しいことも無い、甘い甘い夢を」
水銀燈「お断りするわぁ(AA略」
水銀燈「私はこんな人間どうだっていいけど、末妹が私より先にアリスになるなんて癪に触るのよねぇ」
俺「永遠の眠りってのはありえないだろ。常識的に考えて」
雪華綺晶「残念です。気が変わったらいつでもおっしゃってくださいね」
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:29:52.99 ID:+XpsEzVy0
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
アストラルも知らないで雪華綺晶を語る
ゆっきー「ミーディアム」
きらきー「ミーディアム」
ゆっきー「ミーディアム」
きらきー(笑)「ミーディアム」
ゆっきー「ミーディアム」
きらきー(笑)「ミーディアム」
ゆっきー「ミーディアム」
きらきー(笑)「ミーディアム」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:32:49.84 ID:GUepgvTB0
___
./ \
| ^ ^ | ,..、
| .>ノ(、_, )ヽ、.|′ _,,r,'-ュヽ どうしても私を本気にさせたいようだな・・・
ビ リ ! ! -=ニ=- ノ! ,イ彡く,-‐' ゙i,
__,,, :-―,ァ''" \`ニニ´/゙ア´ ̄`ゝニ'ィ,〉
,:f^三ヲ,r一''^ニ´、、__ l ! ィ彡,ャァ'" ,,..,,、 /lトィヘ
ノ ニ、゙リ ,..,, ``''ヽ,,, ''"´ ゙''ヾミ,r/:.l:.:し′
,ィテ'J´,,..::;;゙i, ,;,, ;;; ,,;; ,frア:.l:.:ヾ
リ:.:.:.{'" ,ィト. ';;;;;;;;;;;' ,!;V:.:.ノ:.:.:.:
:.:l:.:.:.ヾ='":.:.:l ':;;;;;:' ,;;/;;:.:/:ノ:.j:.:.:.
:.:l:.ミ:.:.∨:.:.:.:ヽ、 人__,,,;;;;;ノ/N/:/:.ィ:.:.:.
:.:ト:.トミ:.:ヽ:.:.:.:.:ト-―テ" ⌒ `ヾj ::;;;;}/:.:.:.:/:/ ヽ:.:
:.:ト、:.:.:.:.:ヽ:.:.:.l ' -:十:‐' ゙l, 〃:.:.:/:.リ ゙i:.:
:.:l:.:ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.l t,,__,災_,ノl f:.リ:.:./:.j ,イ ヾ
:.:l、:.:ヾ:.:.:.:.:〉:.:l l, ,;, ,ィレ j:.:.:./:./ V
ゆっきー「ミーディアム」
きらきー(笑)「ミーディアム」
183 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:33:08.76 ID:5SlM/n8fP
俺「食卓塩とって」
水銀燈「お塩かけ過ぎちゃ駄目よぉ。血圧上がっちゃうから」
俺「乳酸菌とってるぅ?」
カラカッテワルカッタ ケンハマズイケンハ
ジャンクニシテアゲルワァ
俺「ああ、あそこに見知らぬドールが!」
水銀燈「ごまかすんじゃないわよ!」
俺「本当だって。ほら、あそこ」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:33:28.15 ID:Qf+Wq6Mi0
>>171 ./ ニYニヽ
r、r.rヽ / (0)(―)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ ふむふむ・・・なるほどなるほど・・・
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ i ヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | ` ⌒´ /
| `".`´ ノ
入_ノ
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./ニYニヽ
r、r.rヽ. / (0)(0)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ で?っていう
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ iヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | `ー'´ /
| `".`´ ノ
入_ノ
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ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:35:56.58 ID:GUepgvTB0
ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
192 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:36:42.00 ID:5SlM/n8fP
俺「君、誰さ」
薔薇水晶「君、誰さ」
水銀燈「ふざけないで。名乗りなさい」
薔薇水晶「ふざけないで。名乗りなさい」
水銀燈「チッ」
薔薇水晶「チッ」
俺「お前のとーちゃん、でーべーそ」
薔薇水晶「私は、ローゼンメイデン第七ドール、薔薇水晶」
水銀燈「第七って、この前第七ドールがウチに来たわよぉ?」
俺「ローゼンメイデンだっていうならローザミスティカ見せてよ。雪華綺晶は見せてくれたよ」
薔薇水晶「……私は、ローゼンメイデン第七ドール、薔薇水晶」
俺「いやいやいや」
水銀燈「押すわねぇ」
ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
ブラッドプレッシャー圧
アストラス体
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:38:12.48 ID:GUepgvTB0
>>191 じゃあさそれの「究極の真実」「霊的世界」などがこれに含まれるの一般的な事象は何?
アストラル体しってるんだよね?
200 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:40:21.00 ID:5SlM/n8fP
俺「で、その第七ドール(偽)が何しに来たのさ」
薔薇水晶「…私は本物」
水銀燈「はいはい」
薔薇水晶「いつまでもアリスが誕生しないと、お父様は嘆いています。アリスゲームを始めましょう」
俺「でも、君パチモンじゃん」
水銀燈「お父様はアリスとしかお会いにならないのよぉ。あなたがお父様とお話できるわけないけどぉ?」
薔薇水晶「さあ、アリスゲームを始めましょう」
俺「大事なことだから二回言ったんですね。分かります」
どうしたね。さらにつまらなくなってきたぞ
どうしたね。さらにつまらなくなってきたぞ
党員の肩をもつって訳でもないけど党員の言ってることは非常に単純明快なんだ
それに対して真っ向から反論する人が最近はいないというのがなんだかなぁ
チラ裏でした、すみません。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:41:35.98 ID:GUepgvTB0
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 00:43:25.31 ID:/BaIZqZKO
スレタイに「水銀燈」+レスが100以上ついてる=やっぱりね^^
やれやれ。だからVIPはやめとけって言ってんのよ。
実になるものがな〜んにもない
207 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:45:45.63 ID:5SlM/n8fP
薔薇水晶「強い…」
水銀燈「私を誰だと思ってるのよ。ローゼンメイデン第一ドール、水銀燈よぉ」
薔薇水晶「…ここは、引く」
水銀燈「自分から仕掛けておいて逃げる気ぃ?逃がすと思ってるのぉ?」
俺「深追いは止めておこう。相手が逃げるならそれでいいじゃん」
水銀燈「私が負けると思ってるわけぇ?」
俺「あんなバッタもんに負けるとは思わないよ。ただ、罠かもしれないし。ここは慎重に行動しよう」
水銀燈「チッ」
219 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:48:22.26 ID:5SlM/n8fP
水銀燈(偽物…)
蒼星石、あの子はローゼンメイデンではない 偽物なのよ
ローザミスティカ無しで動き出してしまった 不完全な存在
作りかけの可哀想なドール 私達とは、違う
俺「どうかした?」
水銀燈「何でもないわぁ」
ばらしーなのかばらすぃーなのかはっきりしろよ省員
ばらしーなのかばらすぃーなのかはっきりしろよ省員
222 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:50:17.13 ID:5SlM/n8fP
俺「こんにちは」
ジュン「あ、どうも」
俺「日曜なのに勉強してるんだ。偉いね」
ジュン「別に、学校の勉強に遅れないようにしてるだけだし」
巴「桜田くん、この本」
俺「あ、もしかしてデートの最中だった?ごめん。邪魔しちゃって」
ジュン「別にデートってわけじゃ」
巴「桜田くんの勉強に付き合っているだけです。デートじゃありません」
ジュン「(´・ω・`)」
巴「柏葉巴と言います。この前は雛苺を助けていただいたそうで、ありがとうございます」
俺「君が巴さんか。ヒナちゃんがいつも自慢しているよ。才色兼備で文武両道だって」
巴「いえ、それほどでは」
俺(素直クールktkr)
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228 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:52:29.30 ID:5SlM/n8fP
俺「勉強の邪魔しちゃ悪いし、俺はこれで。ヒナちゃん達によろしく」
ジュン「さよなら」
巴「さようなら」
俺「じゃあね、って、熱っ!」
俺(指が焼けるように熱い。水銀燈が力を使っているのか)
巴「大丈夫ですか?」
俺「ああ、大丈夫。いや、待って。桜田君、指を見せて」
俺(なんともない。どういうことだ?水銀燈は、誰と戦っているんだ?)
俺「急用が出来たからこれで!君達はゆっくりしていってね!」
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236 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:54:11.65 ID:5SlM/n8fP
ラプラス「ウサギの巣穴へようこそ」
俺「ラプラスさん、急いでいるんだ。水銀燈の居場所を教えてほしい」
ラプラス「それはかまいませんとも。ただし、そこに辿りつけるかは貴方しだい」
俺「これは、水晶の壁?」
ラプラス「左様、薔薇水晶もなかなか面白いことを考えます。貴方に偽物呼ばわりされたことが、よほど腹に据えかねたのでしょう」
ラプラス「見ての通りこの壁はとても薄く、体当たりすれば壊れてしまうような脆いもの。しかし」
俺「割れた破片が降り注ぐわけだ」
ラプラス「Exactolly(そのとおりでございます)」
ラプラス「いかがです?無理をせずにここで私とお茶でも嗜むというのは。愚痴を聞いてくださると言う約束ではなかったですか」
俺「そう言えば、そんな話したっけ」
ラプラス「そう。約束を破るのは良くないことですぞ」
237 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 00:55:18.08 ID:5SlM/n8fP
ラプラス「血塗れで水銀燈のところへたどり着いて、何が出来るというのです?」
ラプラス「あなたが傷ついても何もいいことはありませんよ。契約者が力を失えば、ドールが不利になるだけ」
ラプラス「勝利を信じて待つのもミーディアムの勤めというもの。違いますかな?」
俺「ラプラスさんの言う事ももっともだと思うよ。でも」
俺「昔の偉い人が言っていた。若さとは迷わないこと、そして愛とは!」
ガシャーン
俺「ためらわないことだと」
ラプラス「素晴らしい!やはり舞台はこうでなくては。観客が退屈してしまう」
ラプラス「しかし試練はまだまだ続くのです。果たして王子は姫君の元に辿りつけるや否や」
流石にExactollyは釣りだろうな
239 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:01:27.36 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「このぉ、ちょこまかちょこまかとぉ!」
薔薇水晶「…当たらなければどうということはない」
水銀燈「なら当たるまで撃つだけよぉ」
俺「水銀燈!」
水銀燈「はぁ!?ちょっと、何しに来たのよぉ!!?」
俺「水銀燈を助けに来たんだ。今度は邪魔しないから。ヒナちゃんの時みたいなことはしない」
俺「水銀燈の覚悟も、戦う理由もわかっている。だから」
水銀燈「あなたが来たって何の助けにもならないわよぉ」
俺「わかってる。でも、俺は水銀燈のミーディアムなんだ!」
薔薇水晶「…隙あり」
240 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:03:15.33 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「っ!このぉ!よくも、やって、くれた…」
俺「水銀燈ぉぉぉおーーーーーー!!」
水銀燈「」
俺「目を瞑るな!意識をしっかり保て!」
薔薇水晶「…」
俺「寄るな!触るな!水銀燈に何をするつもりだ!」
薔薇水晶「…ローザミスティカを、もらう…」
俺「ふざけるな。渡さない。絶対に渡さないからな」
薔薇水晶「…それは貴方ものじゃない。私のもの…」
俺「俺のものじゃない。けど、お前のものでもない。水銀燈のローザミスティカは水銀燈のものだ」
俺「どうしても欲しければ、俺を殺して奪え!」
薔薇水晶「…なら、死んで」
ま、以上で十分書き手君はローゼンにわか萌え豚である事が証明された訳だな
なんか俺以外に読んでるのが党員しかいないんじゃないかと思えてきた…
俺は寝るから朝までやっててくれよ
そんな豚のエサでよければこの後も存分に堪能するといい
希少で馬鹿な読者諸君
244 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:05:39.24 ID:5SlM/n8fP
雪華綺晶「うふふ、うふふ、うふふふふ」
雪華綺晶「だあれが殺した小鳥さん、それは私、私なのお」
俺(雪華綺晶っ。前門の虎、後門の狼か。ごめん水銀燈。俺は君を守れそうもない)
雪華綺晶「お逃げなさい。黒薔薇様のミーディアム。あなたはもう、自由なひばり」
俺「え?」
雪華綺晶「第七ドールは幻の中にしか存在し得ない。何故なら私もまた幻…エーテルから開放されたアストラル イデアのイリアステル」
俺「(よく分からないけど)ありがとう!」
薔薇水晶「…邪魔、しないで」
雪華綺晶「だぁめ」
雪華綺晶「だぁぁめ」
雪華綺晶「殺しては、だぁぁぁあめ。全てのミーディアムは私のもの。白薔薇が美しく咲く土壌」
私に脊髄反射するアホすら消えてるな
よほどの駄文に呆れたのだろうか
やはり潜伏中なのか
246 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:08:05.61 ID:5SlM/n8fP
俺「水銀燈、家についたよ」
俺「もう大丈夫だよ、ほら」
俺「…螺か!ゼンマイが切れたのか!そうだ、螺を巻けば、きっと…」
俺「ねえ水銀燈、目を、さましてよ…」
俺「またいつものようにワガママを言ってよ」
俺「いつもみたいに、俺を馬鹿にしてよ」
俺「俺を、褒めてよ…」
俺「水銀燈………」
>>243 俺もう眠いんだよ
代わりに保守してくれよな
仮にも党首に関係するスレを1000までいかせずに落とす気なのか
そんなものかお前の意思は
おやすみ^^;
248 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:10:30.63 ID:5SlM/n8fP
白崎「顔色が優れないようですが、大丈夫ですか?」
俺「この娘を…水銀燈を直してください……」
白崎「困りましたね。当店で販売している人形以外は、修理を受け付けていないんですよ」
俺「並みの人形師じゃ水銀燈を直せないから…槐さんの腕を見込んできたんです。お願いします…」
白崎「槐」
槐「引き取ってもらえ」
俺「金ならあります。貯金を全額下ろしてきたんです。足りなければ、ローンを組んででも払います。だから」
槐「金額の問題じゃない。僕はその人形を直したくはないんだ」
俺「なら、俺を弟子にしてください。雑用でもなんでもやります。俺に人形作りを教えて下さい」
槐「白崎」
白崎「申し訳ありませんが、お引き取りを」
俺「槐さん、話を聞いてください!」
白崎「他のお客様のご迷惑となりますので。お引き取りを」
俺「水銀燈…水銀燈……」
249 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:12:56.88 ID:5SlM/n8fP
俺「ごめんよ。直してあげられなくて」
俺「せ、せめて鞄の中でお眠り。もう誰も君を傷つけないよう」
俺「メイメイ。鞄の中にいたのか」
チカチカ
俺「お前も悲しんでいるのか。そうだよな。ご主人様が死んじゃったんだもんな」
俺「メイメイ。俺、就職するよ。頑張って働いて金を貯めて、見晴らしのいい小高い丘を買うんだ」
俺「そこに水銀燈を鞄ごと埋めようと思う」
チカチカ
俺「俺が生きている限りは水銀燈の墓を守る。誰にも触れさせない」
俺「俺が死んだ後は、君が守ってやってくれ」
チカチカ
250 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:14:53.66 ID:5SlM/n8fP
面接官「大学を卒業されてから空白の期間があるようですが、この間何をされていたのですか?」
俺「特に何もしていません。強いて言えば、生きていました(キリッ」
面接官「はあ。アルバイトとかはされていたのですか?」
俺「いえ、まったく」
面接官「ではなぜ就業する気になったのか、教えていただけますか」
俺「友人が死んでしまったんです。彼女には身寄りが無いから、金を貯めてお墓を作ってあげたくて」
面接官「ご愁傷さまです。しかしそれでは、お金が貯まったら辞めてしまうつもりですか?」
俺「そのつもりです。そのことだけは、最初にお断りしておかないといけないかなって」
面接官「わかりました。結果は追って連絡しますので」
251 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:16:59.83 ID:5SlM/n8fP
俺「ただいま」
チカチカ
俺「面接行ってきたよ。正直に俺の思いを伝えてきたけど、どうなるかな」
チカチカ
手紙1「残念ですが、ご縁がなかったと言うことで」
手紙2「申し上げにくいのですが、採用を見送らせていただきたく」
手紙3「今後のご健闘をお祈り申し上げます」
俺「また不合格か。まあ、不景気だもんな」
チカチカ
252 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:18:40.43 ID:5SlM/n8fP
面接官2「貴方の夢についてお聞かせください」
面接官3「弊社においてどのような働きが出来るとお考えですか」
面接官4「リーダーシップを発揮した体験について語っていただけますか」
俺「これで何社目だろうな。いちいち数えていないけどさ」
チカチカ
253 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:20:16.07 ID:5SlM/n8fP
面接官5「もう結構です。次の方、どうぞ」
面接官6「はいはい。わろすわろす」
面接官7「俺、お前みたいな奴初めて見たよ。悪い意味で」
俺「とりあえず派遣やアルバイトからはじめてみるべきかな。それとも資格取るとか」
チカチカ
支援
焼却
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 01:36:26.84 ID:vbYoWUhH0
追いついた
支援
257 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:41:36.56 ID:5SlM/n8fP
コンビニ店長「レジ打ちは接客業だからねぇ。悪いけど」
居酒屋店長「ウチは食べ物を扱っているからさ。君みたいな人は難しいかな」
キャバクラ店長「ポン引きって度胸いる仕事だよ?お前に務まるわけ?」
俺「俺って社会不適合者なんだな。つくづく思い知ったよ。この世の中に俺の居場所ってあるのかな」
チカチカ
俺「はぁ、ただいま」
「おかえりぃ」
寝たのかと……支援
やっぱり豚が涌き出したな
養豚場
養豚場
養豚場
養豚場
養豚場
養豚場
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豚
場
俺「す、すい」
水銀燈「どうしたのぉ?スーツなんか着ちゃって。似合ってなぁい クスクス」
俺「すいぎn」
水銀燈「あらあらどうしたのかしら。惚けた顔しちゃってぇ」
俺「すいぎんとうぅぉぉぉぅ!!」
水銀燈「キャッ!」
俺「すいぎんとうすいぎんとうすいぎんとうぅお!」
水銀燈「ちょっと、離しなさいよぉ」
俺「嫌だ。もう離さない。何処へも行かさない。もう二度と、水銀燈を手放さない」
水銀燈「はぁ、大げさねぇ」
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
養
豚
場
焼却2
295 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:54:17.77 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「落ち着いたぁ?」
俺「うん。でも、どうして」
水銀燈「メイメイが直してくれたのよぉ」
俺「メイメイが?」
水銀燈「私たちは何百年となく闘っているのよぉ。当然無傷じゃ済まないわぁ」
水銀燈「そのために人工精霊がいるのよ。時間をかければどんな傷でも直してくれるわぁ」
俺「それで鞄の周りを飛んでいたんだ。てっきり水銀燈の死を悼んでいるのかと」
水銀燈「私たちにとっての死はただ一つ。ローザミスティカを奪われることだけよぉ」
俺「もし水銀燈がローザミスティカを奪われたら、俺が取り戻す。必ず取り戻すから」
水銀燈「あなたには無理よぉ。お馬鹿さぁん」
300 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:56:27.85 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「私が薔薇水晶に倒された後、あなた私のドレスを脱がしたでしょう」
俺「変な言い方しないでくれ。壊れた部分を直したいと思ったからで、別にやましい気持ちは」
水銀燈「どう思ったぁ?」
俺「その…すごく綺麗だった」
水銀燈「無理しなくていいのよ。醜い体でしょ」
水銀燈「不完全な、出来損ないのドール。薔薇水晶のことを偽物呼ばわりしたけど、私も似たようなものよぉ」
水銀燈「お父様は私を作りかけにしたまま、妹たちを作っていったのよ」
水銀燈「お父様は長い時間をかけてドールを作っていくわ。一体一体、手間をかけて、愛情を込めて」
水銀燈「私はその様子をじっと眺めるの。でも誰一人、私のように欠損のあるドールはいなかった」
水銀燈「お父様に逢いたい。その一心で戦ってきたわ。お父様のためなら何だって出来る」
水銀燈「でも、時々怖くなるの。ローザミスティカを全部集めてもお父様に逢えなかったらどうしよう」
水銀燈「お父様を失望させてしまったら。アリスになれなかったら。『なぜお前なんだ』お父様にそう言われたら」
俺「水銀燈!」
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314 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:57:39.17 ID:5SlM/n8fP
俺「君のお父さんは、ローゼンは、そんな残酷な人なのか?」
俺「アリスになれないドールを参加させて、それを見て楽しむような悪趣味な人なのか?」
水銀燈「そんなことはないわ。お父様は完璧な男性よ」
俺「なら、信じることだよ。ローゼンを、そして自分自身の価値を」
俺「こんな話を知ってる?日光の東照宮には一本だけ逆さまの柱があるんだって」
俺「建物は完成した時から崩壊へと向かう。だから、わざと未完成にしてあるんだよ」
俺「ローゼンメイデンの第一ドールたる水銀燈にも、そんな願いが込められているのかもしれない」
俺「きっとその空洞の腹部にはローゼンさんの祈りが閉じ込めてあるんだ。君は特別な存在だから」
俺「水銀燈は俺が知っている誰よりも気高く、純粋で、美しい、アリスに相応しい存在だよ」
水銀燈「真顔でそんなセリフ言って恥ずかしくないの?お馬鹿さぁん」
俺「俺が君をアリスにしてみせる。薔薇の指輪に誓って。必ず」
水銀燈「本当に、お馬鹿さぁん」
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324 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:58:32.39 ID:5SlM/n8fP
真紅「久しぶりね。少しやれつたようだけれど」
俺「まあ、色々あってさ」
ジュン「で、話って?」
翠星石「どうせくだらない話だろうけど、聞くだけ聞いてやるからさっさと話すですよ」
雛苺「うにゅーおいしいのー」
真紅「貴方達、静かにしなさい」
俺「実は俺、もうこの家には来れないんだ。というか、君たちには会えない」
真紅「急な話ね」
ジュン「何かあったわけ?」
俺「いや、実は」
雛苺「どうして会えないの?遠くへ行ってしまうの?コリンヌみたいに、ヒナを置いて?」
俺「ヒナちゃんにはジュン君達がいるじゃないか。そういうことじゃなくてさ」
俺「アリスゲームに本格的に挑むことにしたんだ」
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332 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 01:59:19.74 ID:5SlM/n8fP
俺「今まで俺は中途半端だった。水銀燈のミーディアムを公言しながら君たちと遊んだり」
俺「実感がなかったのかもしれない。アリスゲームと言うものに対して」
俺「だって君たちは人形なのに笑ったり怒ったりご飯を食べたりしているし。それが動かなくなってしまうなんて想像出来なかった」
俺「でも、わかったんだ。アリスゲームがどういうものか。敗者がどうなるのか」
俺「俺にとって一番大切なのは水銀燈なんだ。だから、もう君たちには会えない」
雛苺「しんくぅ」
真紅「大事な話よ。黙って聞きなさい」
俺「謝って済むことじゃないとわかっている。けど、すまない」
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342 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:00:08.78 ID:5SlM/n8fP
翠星石「いい加減にするですよ!黙って聞いていれば、ウジウジウジウジと」
翠星石「そんなに水銀燈が大事なら、アリスゲームをやめさせればいいんですよ。それで万事解決ですぅ」
俺「そういうわけにはいかないんだ。水銀燈が命がけで挑んでいることをやめさせるわけにはいかない」
翠星石「きーーー!ネクラ人間の器の小ささには呆れたですぅ。元祖ちび人間も真っ青ですよ!」
ジュン「元祖ちび人間って誰のことだよ」
俺「すまない」
雛苺「ヒナは嫌なの。戦いは嫌なのよ。ねえ、どうしてなの?どうして戦うの?」
俺「本当に、すまない」
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349 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:00:59.01 ID:5SlM/n8fP
真紅「蒼星石と金糸雀には私から伝えておくわ」
俺「いや、俺が言いに行くよ。罵られるかもしれないけど、ケジメは付けておきたい」
真紅「そう」
俺「そういえばこの前、ウチに第七ドールが来たよ。雪華綺晶と名乗っていた。他に雪華綺晶そっくりな薔薇水晶というドールも」
俺「雪華綺晶は実体を持たずNのフィールドにしかいられないらしい。薔薇水晶はローゼンメイデンじゃないのかも」
俺「こんなことを言うのもなんだけど、気をつけて」
真紅「貴方もね」
俺「さようなら。真紅さん」
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360 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:02:05.90 ID:5SlM/n8fP
俺「アリスゲームに関して提案があるんだけど、聞いてもらえない?」
水銀燈「珍しいわねぇ。聞くだけ聞いてあげるわぁ」
俺「そもそも水銀燈は一人で戦っているのに相手は三人。これは不公平だと思う」
水銀燈「そうねぇ。一対一なら真紅に負けないわぁ」
俺「他のドールと共闘するのはどうだろう?金糸雀とか」
水銀燈「あの子、実力はあるくせに肝心のところでドジ踏むのよねぇ」
俺「じゃあ、蒼星石」
水銀燈「あの子が翠星石と敵対すると思う?それに、私、貸しがあるのよねぇ」
俺「オーベルテューレですね。分かります」
養豚場
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368 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:02:50.92 ID:5SlM/n8fP
俺「雪華綺晶はどう?」
水銀燈「一番現実的ねぇ。でも、あの子信用できないわぁ」
俺「薔薇水晶」
水銀燈「ローゼンメイデンじゃないドールを参加させたら、お父様に叱られるわよ」
俺「難しいな。他には…」
水銀燈「いいのよ。私は他人の手を借りるつもりはないし。自力でアリスになってみせるわぁ」
俺「でも」
水銀燈「他のドールと共闘しても、アリスになれるのは一人だけ。いずれその子のローザミスティカも奪うことになるのよ」
水銀燈「だったら仲間なんていらない。頼れるのは自分だけよぉ」
俺「水銀燈の誇り高いところ、俺は好きだよ」
水銀燈「ませた事言ってるんじゃないわ。お馬鹿さぁん」
養豚場
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372 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:03:35.70 ID:5SlM/n8fP
俺「一緒に格ゲーやろう」
水銀燈「嫌よぉ。あなた一人でやってなさぁい」
俺「いいから。ほら、コントローラー」
水銀燈(いつに無く強引ねぇ)
俺「これで俺の五連勝だな」
水銀燈「当たり前じゃない。私は初心者よぉ」
俺「水銀燈は攻撃が力押しすぎるんだよ。たまにはフェイントも混ぜてさ」
俺「あと、相手のモーションを盗んで技の先読みをするとか」
水銀燈「言いたい事があればはっきり言えばぁ。こんな回りくどいことしないで」
水銀燈「今日は勝ったわぁ!」
水銀燈「翠星石や雛苺に邪魔されてローザミスティカは奪えなかったけど、真紅の無様な表情ったら」
水銀燈「それでね、真紅ったら本当に不細工でね」
俺「うんうん」
養豚場
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380 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:04:47.53 ID:5SlM/n8fP
空と君との間には今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第一部 完
養豚場
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392 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:07:04.74 ID:5SlM/n8fP
第2部はジュン視点。桜田家中心です。
長さ的には第1部の半分もありません。
さっきから荒らしている人がいるので、急ぎ足で投稿します。
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408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:08:30.05 ID:Lh3JloEAO
こういう話は好みだな
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415 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:09:17.90 ID:5SlM/n8fP
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第二部
薔薇水晶「…あなたも壊してさしあげます…そこの人形のように」
薔薇水晶が酷薄な笑みを浮かべ、上空からこちらを見下ろしている。そして僕の目の前には、水晶に身体を貫かれた真紅が。
ジュン「そこの人形…?真紅のことか?真紅のことかーーー!!?」
許せない、薔薇水晶のやつ。確かに真紅は高慢だし、不人気だし、いつもだわだわ言っているけど、それでも大事な家族なんだ。
薔薇の指輪から糸が伸び、真紅の身体を修復していく。まるで洋服のほつれを直すように。
薔薇水晶「…再生していく…壊したはず…」
金糸雀「戦いの最中によそ見とは迂闊かしら。野ばらのプレリュード!」
金糸雀の攻撃をまともに受け、薔薇水晶は転倒した。もはや次の攻撃を避ける余裕はない。
薔薇水晶「…お父様…」
金糸雀「とどめといくかしら。破壊のシン」
ジュン「もうそのくらいでいいだろう」
攻撃を続けようとする金糸雀を手で制する。薔薇水晶はゆっくりと起き上がった。
しばらくこちらの様子を伺っていたが、攻撃が来ないことを確認すると背を向けた。
そして何度も後方を確認しながら、Nのフィールドの奥へと消えていった。
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423 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:09:59.08 ID:5SlM/n8fP
雛苺「ジュンすごいのー!」
翠星石「チビ人間もたまにはやるじゃないですか。少しくらいなら認めてやってもいいですよ?」
真紅「私の下僕だもの。当然の働きだわ」
金糸雀「カナの活躍にも少しは触れるかしらーーー!」
戦いが終わった途端に呪い人形供が騒ぎ出した。こいつら、少しは静かにしていられないのか。
あの日以来、水銀燈や雪華綺晶、薔薇水晶らの襲撃を何度も受けたが、マエストロとして目覚めた僕の実力と
ドールズの連携により事なきを得ていた。今日は蒼星石がいないが、それでも薔薇水晶一人に遅れは取らない。
金糸雀「蒼星石はどうしたのかしら?」
翠星石「おばばが急死しておじじが一人きりになってしまったですぅ。だから蒼星石はおじじの家にいるですぅ」
金糸雀「お悔やみ申し上げますかしら」
真紅「みんなで遊びに行きましょう。少しは気が紛れると思うわ」
雛苺「賛成なのー!」
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432 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:10:41.14 ID:5SlM/n8fP
僕たちはNのフィールドを通って柴崎時計店へ向かった。夜なのに明かりがついていないのはどうしてだろう。
人工精霊を明かり代わりにして廊下を進むと、何かが床に落ちているのが見える。あれは、人の手?
翠星石「ひっ!」
翠星石がしがみついてくるが僕だって怖い。尻込みしている間に真紅は平然と歩を進め、その正体を突き止めた。
真紅「こんなところで何をしているの?」
真紅の問い掛けに元治さんは答えない。床に倒れた元治さんの目をのぞき込み、脈を測り、真紅は首を振った。
真紅「高齢ですもの。仕方のないことだわ」
そういうことか。しかし、やけに手馴れてるな。
雛苺「ヒナたちは見た目以上に長く生きているのよ」
僕の心を読んだように雛苺が呟く。
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440 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:11:23.37 ID:5SlM/n8fP
奥の和室に蒼星石は居た。壁にもたれかかり、静かに目をつぶっている。僕たちが入ってきても見向きもしない。
翠星石「蒼星石ーーー!!」
翠星石が蒼星石に駆け寄り、涙ながらに抱きつき体を揺さぶる。糸の切れた操り人形のように、蒼星石は揺れる。
真紅「落ち着きなさい。淑女たるもの取り乱しては駄目よ」
翠星石「これが落ち着いていられますか!蒼星石が、蒼星石が」
真紅「巻く人がいなくなってネジが切れてしまっただけよ。騒ぐようなことではないわ」
翠星石「違いますよ!どうして真紅には分からないんですか!?」
翠星石「蒼星石の中から、ローザミスティカが無くなってしまっているんですよ!!!」
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447 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:12:04.09 ID:5SlM/n8fP
その後はとにかく大変だった。泣きじゃくる翠星石をなだめ、蒼星石を連れて家に帰ることにしたが
元治さんをそのままにするわけにはいかない。
金糸雀「匿名で警察に通報するべきかしら。この家の電話をつかうといいかしら」
ジュン「帰ってからでもいいだろ?」
金糸雀「駄目かしら。ジュンの家の電話を使うと履歴が残るかしら」
ジュン「お前もやけに手馴れてるな」
金糸雀「カナ達は見た目以上に長く生きているかしら」
お前もか。一番幼く見える二人にこんなことを言われると、人間とは違うんだと改めて感じる。
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451 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:12:51.39 ID:5SlM/n8fP
それからしばらくの間翠星石は鞄に閉じこもっていたが、ローザミスティカを取り戻せば
蒼星石が復活するかもしれないという真紅の提案で、ようやく外に出てきた。
翠星石「犯人は水銀燈に決まってるですぅ!こんなことをするのは奴しかいないですぅ!」
真紅「確かにあの子はアリスゲームに熱心ね。けど、ミーディアムを殺すようなことをするかしら」
翠星石「水銀燈の肩を持つつもりですか?」
真紅「そんなつもりはないわ。ただ、初めから決めつけていては見えるものも見落としてしまう」
翠星石「真紅だっていってたじゃないですか!アイツは出来損ないのジャンクだって!」
真紅「そこまで酷い事は言っていないのだわ」
言い争いを続ける二人の間で雛苺がポツリとつぶやいた
雛苺「オディールのところへ行ってみようと思うのよ」
ジュン「オディールって、雪華綺晶のミーディアムか?」
真紅「彼女は雪華綺晶に眠らされて入院中でしょう。会ってどうするというの?」
雛苺「もし蒼星石のことに雪華綺晶が関わっているとしたら、オディールにも何か変化があるかもしれないのよ」
452 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:13:32.37 ID:5SlM/n8fP
ジュン「まったく、何で僕が」
結局、僕がお見舞いと称して様子を伺うことになった。学校の人間とか来ていやしないだろうな。
受付「オディールさんのお見舞いですか?」
受付の人が怪訝な顔をしている。相手は外国人だし、歳も離れているし、不審に思われたのかな。のりに行かせればよかった。
受付「申し上げにくいのですが、オディールさんは先日お亡くなりになられました」
ジュン「亡くなったって、死んだ?」
受付「ええ。残念なことですが」
ジュン「ああ、はい」
どういうことだ?こんな短期間に、二人のミーディアムが?やっぱり水銀燈なのか?
受付が不審な目で僕をみている。早くこの場を離れないと。やっぱり来るんじゃなかった。
違う、僕は別に、そうじゃないんだ。あのお婆さん達、何を話しているんだろう。僕のことか?
今振り返ったアイツ、僕のことを見ていた。早く帰らなくちゃ。早く。早く。早く。
オバサン「ねえ、ちょっと」
ジュン「はいい?」
オバサン「あなた、オディールさんのお見舞いに来たの?」
453 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:14:14.54 ID:5SlM/n8fP
ジュン「ええ、まあ」
オバサン「そうなの。どんな関係なの?従兄弟か何か?あなた日本人っぽくみえるけど、ハーフとかクォーターなの?」
どうだっていいだろ、そんなこと。イチイチ人の事を詮索するな。だからオバサンは嫌いだ。図々しくて、無神経で。
オバサン「オディールさんの事、驚いちゃったわよねえ。まさか病院内で殺人だなんてねえ」
ジュン「え!?」
僕の表情を見て、オバサンは嬉々として話し始めた。この人にとって、他人の死なんて話のネタでしかないんだろう。
オバサン「そりゃあねえ、病院だもの。人が死ぬことだってあるわよ。でも警察の人が来るなんておかしいわよねえ」
オバサン「オディールさん美人だもの。男関係で何かあったのかしら。ねえ、何か知らない?」
僕はオバサンを無視して病院を出た。後ろでぶつくさ言っていたが、知るもんか。
ジュン「オディールが死んだ」
何かどうなっているんだろう。考えがまとまらない。日常が音を立てて崩れていく気がする。
もう戻れないのかもしれない。
454 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:15:08.51 ID:5SlM/n8fP
ジュン「というわけなんだ」
家に帰った後、僕は真紅だけをこっそり呼び出して、オディールのことを伝えた。
真紅「そう。雛苺には内緒にしておいた方が良さそうね」
ジュン「翠星石にもな。アイツ、また騒ぎ立てそうだから」
真紅「消去法で私を選んだの?私に話した理由はそれだけ?」
ジュン「いや、なんていうか。お前は他の二人より大人びているし。頭も良さそうだから」
真紅「私を信頼してくれているのね。嬉しいわ」
ジュン「別に、その」
真紅「抱っこして頂戴」
ジュン「こうでいいのか?」
真紅「そう。ふふ、ジュンのニオイがする」
流行に流されず
情熱の塊を風化させず
上を立て密かに祈る者
それが
流行に流されず
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それが
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それが
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それが
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460 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:15:51.46 ID:5SlM/n8fP
翠星石「不潔ですぅ!破廉恥ですぅ!男女七歳にして席を同じうせずですぅ!」
物置の扉を開けて翠星石が怒鳴り込んできた。いつから話を聞かれていたんだ?
ジュン「お前、いつからいたんだよ」
翠星石「『私を信頼してくれているのね』あたりからですぅ!こんな暗がりで二人きりだなんて、ちび人間はケダモノですぅ!」
真紅「誤解よ。話を聞いて頂戴」
翠星石「真紅も真紅ですぅ。普段は淑女がどうとか言っているくせに、とんだ淑女ですぅ!」
支援
流行に流されず
情熱の塊を風化させず
上を立て密かに祈る者
それが
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それが
470 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:17:15.24 ID:5SlM/n8fP
翠星石「そうだったんですか」
真紅「雛苺には内緒にして頂戴」
翠星石「もう遅いですよ。入ってきてもいいですよ」
扉の影から雛苺が出てきた。
翠星石「真紅とちび人間がこそこそやっているから、ちびちび苺を連れて冷かしに来たですぅ。こんな話だとは思わなかったですぅ」
雛苺「ヒナはオディールとはほとんど面識がないの。でも、オディールはコリンヌの孫だったのよ。ヒナの大好きな、コリンヌの」
真紅「泣いてもいいのよ。涙はこういう時のためにあるのだから」
物置の中で雛苺が泣き出した。これだから子供は嫌いなんだ…
流行に流されず
情熱の塊を風化させず
上を立て密かに祈る者
それが
472 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:17:55.68 ID:5SlM/n8fP
翠星石「これではっきりしたですぅ!水銀燈以外にありえないですぅ!」
真紅「そうかもしれないわね。でも違うかもしれない」
翠星石「この期に及んでアイツの肩を持つつもりですか?」
真紅「そういう訳ではないのよ。でも、他に心当たりはない?」
翠星石「薔薇水晶ですか?」
真紅「彼女の目的は私達を実力で倒すことよ。動けなくなった相手からローザミスティカを奪うことではないわ」
翠星石「じゃあ、他に誰がいるっていうんですか」
真紅「分からないわ。けど、私はあらゆる可能性を」
翠星石「探偵ごっこもいい加減にするですよ!今の真紅には付き合いきれんです」
雛苺「ヒナも同じ意見なのよ。少し頭を冷やした方がいいと思うの」
真紅「あなた達…」
なにこのスレクソバロス
474 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:18:38.07 ID:5SlM/n8fP
真紅「私は意外と人望が無いのね。知らなかったわ」
真紅「こんな時だからこそ安易に結論に飛びついてはいけない。私は間違っていないはずよ」
真紅「いけない、くんくんが始まる時間だわ」
くんくん「事件によって利益を得るものを疑え。推理の鉄則だね」
猫警部「では、やはり社長の座を狙った副社長が」
くんくん「でも、僕には彼がそんな野心家には思えないんだ。それに社長が死んだからって単純に繰り上がるとも限らないし」
猫警部「証拠がそろっているんですよ。警察としては逮捕状を請求せざるを得ない」
くんくん「うん、だから君達は副社長を犯人として捜査を進めればいいよ。僕は別の観点から事件を再考してみる」
475 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:19:21.65 ID:5SlM/n8fP
猫警部「まさか被害者の弟が犯人とは」
くんくん「利益を得るものは二人いたのさ。一人は社長の座を手に入れる副社長、もう一人は兄の遺産を受け継ぐ弟」
くんくん「最初から副社長が犯人と決め付けていては、もう一つの可能性を見過ごしてしまう」
真紅「さすがはくんくんね。どんな時も冷静さを忘れない。探偵の鏡だわ」
真紅「私も事件を再考してみましょう。名探偵、しんくんくんの名にかけて」
真紅「消去法でいくと、私、翠星石、雛苺は除外ね。薔薇水晶も違う。金糸雀も多分違うわ」
真紅「推理ものなら蒼星石や雪華綺晶が実は生きていて何かを企んでいるということもあるけれど」
真紅「少なくとも蒼星石の身体にはローザミスティカは無かった。ミーディアムも死亡」
真紅「残るのは水銀燈だけ。でも、本当にそうなの?」
真紅「考えるのよ。思考の枠にとらわれては駄目」
476 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:20:05.07 ID:5SlM/n8fP
金糸雀「真紅がウチに来るなんて珍しいかしら」
真紅「蒼星石と雪華綺晶のことは知っているでしょう。その犯人について、自称頭脳派の貴女に相談があるのよ」
金糸雀「犯人は水銀燈…と言いたいけれど、それならわざわざ相談には来ないかしら。他に思いつくことがあるかしら?」
真紅「もし、もしもの話よ。ローゼンメイデン以外に犯人がいるとしたら、一体誰だと思う?」
金糸雀「カナもその可能性は少しだけ考えたかしら。でも、口に出すのははばかられるかしら」
真紅「なら一緒に言いましょう。蒼星石と雪華綺晶を襲った犯人は」
真紅・金糸雀「お父様」
477 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:20:49.39 ID:5SlM/n8fP
金糸雀「一向に進まないアリスゲームに業を煮やしたお父様が直接介入してきた。その可能性は“少しだけ”考えたかしら」
金糸雀「でも無理がありすぎかしら。お父様が犯人と言うなら、なぜ蒼星石と雪華綺晶を襲ったのかしら。二人にはアリスの資格が無いと考えたのかしら?」
金糸雀「それにカナはお父様を人殺しとは考えたくないかしら」
真紅「それは私も同じよ。あくまで可能性の問題だわ」
金糸雀「普通に考えれば水銀燈以外にありえないかしら。むしろ真紅がそこまで水銀燈をかばう理由が分からないかしら」
真紅「信じたいのよ。水銀燈とそのミーディアムを」
478 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:21:31.95 ID:5SlM/n8fP
真紅「ただいま」
雛苺「真紅、お話があるの」
真紅「どうしたの。真剣な顔をして」
雛苺「ジュンや翠星石とも話したの。真紅との契約を破棄させて欲しいの」
真紅「どういうこと?」
雛苺「そのままの意味なのよ。真紅との契約を解いて、巴と再契約するの」
真紅「さっきの件を根に持っているの?私とは付き合いきれないということ?」
雛苺「違うのよ。ヒナは、ヒナは」
翠星石「あー、もう、ちび苺は説明が下手すぎです。要するに、今のままじゃちび人間に負担がかかりすぎるということですよ」
翠星石「それに、今の状態じゃちび苺は満足に力を発揮できないです。それだと水銀燈が襲ってきた時に心もとないじゃねーですか」
雛苺「巴ともお話したの。もう、前みたいなことはしないからって。だから」
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
481 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:22:19.80 ID:5SlM/n8fP
雛苺「ごめんねなの」
巴「どうしたの?何か悪いことしたの?」
雛苺「ヒナはね、考えてたの。蒼星石のことを。雪華綺晶のことを。ローザミスティカを奪われることを」
雛苺「意識がなくなって。みんなのことがわからなくなって。自分のこともわからなくなって」
雛苺「その後どうなっちゃうんだろうって考えたら、すごく怖くなったのよ」
雛苺「真紅や翠星石の足手まといにはなりたくないの。ヒナが死ぬのも嫌なの」
雛苺「でももし死ぬなら、最後は巴と一緒にいたいの」
雛苺「だから、だからなのよ。巴が危険になるって分かってるのに」
雛苺「ヒナは悪い子なのよ」
巴「大丈夫よ。雛苺のことは私が守るから。だから泣かないで。私は元気な雛苺が好きよ」
雛苺「トゥモェ。ずっと、ずっといっしょなのよ」
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
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器が小さいな
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
さるよけ
完走してくれ…
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
490 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:23:00.41 ID:5SlM/n8fP
俺「どっちにする?金糸雀さんのミーディアムと、ヒナちゃんのほうと」
水銀燈「どっちだっていいわよ。くだらなぁい」
俺「両方いっぺんってわけにはいかないんだしさ。ちゃんと決めなきゃ」
釣られて書き貯めを連投してやがる
器が小さいな
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494 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:23:42.88 ID:5SlM/n8fP
…自宅近くの路上で倒れているのを発見され、病院へ運ばれましたが、死亡が確認されました。
現場付近では数日前に、人形を抱えた不審な男性を見かけたとの通報があり、
また、被害者の身体に首を絞めたような跡があることから、警察では殺人事件として…
…下校途中で襲われたものと見られています。また、通学路で黒い人形を抱えた不審な男性が
目撃されていることから、数日前の事件と同一犯として…
ここ数日、どのチャンネルも「人形殺人」の話題でもちきりだ。
TVのアナウンサーが同じ話題を繰り返し、犯罪心理学の専門家が無責任なコメントを寄せている。
「女性ばかりを狙った卑劣な犯行」「人形を携えているあたり異常性欲者の可能性が」
「歪んだコンプレックスが根底にあって」
もう、うんざりだ。どうせお前らはいい飯の種が出来たくらいにしか思ってないんだろう。
そんな与太話を繰り広げたところで、柏葉や草笛さんが帰ってくるものか。
真紅はあれから口数が少なくなった。翠星石は鞄に閉じこもっている。
時折、夜中に鞄を開けて目元の涙をぬぐい、螺子を巻いてやる。それだけが僕と翠星石の唯一の接点だ。
水銀燈、来るなら早く来い。このままでは皆まいってしまう。それともそれがお前の作戦か。
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501 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:24:24.61 ID:5SlM/n8fP
コンコン
ジュン「なんだよ、洗濯のり」
コンコン
ジュン「入ってくるなよな。用ならそこで言えよ」
コンコン
ジュン「うるさい! うわぁあぁあぁあ!」
空中に紫の玉が浮いている。なんだ?幽霊か?
いや、見覚えがある、これは。
水銀燈の人工精霊は部屋の中に入り、真紅の眼前で瞬いた。
真紅「そう、わかったわ。翠星石出てきなさい。蒼星石の仇討ちに行くわよ」
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509 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:25:12.54 ID:5SlM/n8fP
ジュン「何がどうなっているんだよ」
真紅「これは水銀燈からの招待状よ。Nのフィールドで待っているそうだわ。ジュン、貴方はここにいて」
ジュン「何言っているんだよ。おまえらだけで行くつもりか?」
真紅「…貴方を危険な目にあわせたくないの。お願い」
ジュン「何をいまさら。それにお前ら、ミーディアム無しだと長く居られないんだろう」
真紅「命の危険があるのよ。わかって頂戴」
ジュン「僕も行く。嫌だと言っても付いていくからな。これは僕自身の戦いでもあるんだ」
真紅「でも」
ジュン「僕はお前らを、お前らを、家族だと思ってるんだ。もちろん雛苺のことも」
真紅「ありがとうジュン。貴方がミーディアムで本当に良かった」
ジュン「いくぞ」
決意と覚悟を胸に、僕たちはNのフィールドに向かった。
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第二部 完
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512 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:25:54.18 ID:5SlM/n8fP
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第三部
水銀燈「さっきから何しているのよ」
俺「ここ、壊れた人形が多いからさ。お墓を作って上げているんだ」
水銀燈「そんな事したってキリないわよぉ」
俺「わかってる。だから、ジュン君達が来るまでだよ」
嘘をついたつもりはない。けど、人形が可哀想という理由だけでもない。
俺は怖かった。ジュン君達と対峙することが。
自分の判断が間違っていたんじゃないか、他に方法があったんじゃないか。
ずっとそう考えていた。だから、何か作業をして気を紛らわせたかったんだ。
水銀燈「来たわよぉ」
紫の光に導かれ、ジュン君達が姿を表した。その瞬間、いうべき言葉は全て吹き飛んでしまった。
513 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:26:36.01 ID:5SlM/n8fP
真紅さんの視線が俺を射抜く。強い意志に裏打ちされたまっすぐな瞳。思わず後ずさりそうになるが、必死に堪える。
翠星石さんが俺を睨む。復讐の炎に身を焦がす、あまりにも純粋な怒り。腿を叩いて脚の震えを止める。
「謝ってしまえ」
誰かがそう囁く。
「自分の非を認めて謝罪するんだ。命までは取られないさ」「お前が泥をかぶればそれで済む」
「水銀燈に負い目を負わせたいのか?お前の責任だと言え」「土下座で死んだやつはいないさ」
「さあ早く」
思えば、俺の人生はいつもそうだった。問題が起きた時はとにかく頭を下げていた。
「俺が悪かった」「俺が馬鹿だった」「俺が無能なせいだ」
そうやって身を低くしてやり過ごしてきた。周囲の評価は下がる一方だけど、ある意味気楽だった。
誰も俺に期待しない。失敗して当たり前。そうやって生きてきたんだ。俺なりの処世術だ。
けど。
謝れない。俺は謝らない。水銀燈のミーディアムとして。いや、俺自身のために。
「俺達は悪くない」
息を搾り出すように、言葉を吐き出した。
僕俺
俺僕
僕俺
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:27:05.86 ID:xjLK/A8k0
しえ
俺僕
519 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:27:17.97 ID:5SlM/n8fP
真紅「そう」
冷たい言葉とともに、薔薇の花びらが飛んできた。水銀燈が翼を広げて俺を護る。
足元から蔦が覆い茂る。水銀燈の剣が蔦をなぎ払う。
俺「違うんだ。聞いてくれ」
真紅「何が違うと言うの。もう話し合う余地は無いわ」
氷のような言葉を告げて、真紅さんは攻撃を続ける。翠星石さんは一言も発しない。
俺の言葉は届くのか。それでも、伝えなくては。
俺「ヒナちゃんや金糸雀さんを襲ったのは俺達じゃない!」
僕→俺
俺→僕
C
523 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:27:59.17 ID:5SlM/n8fP
真紅「なんですって?」
真紅さんの攻撃がゆるむ。翠星石さんはお構いなしだが、こっちもお構い無しに言葉をつむぐ。
俺「逆だ!彼女達を守ろうとしたんだ!!俺達は誰一人手をかけていない!!!」
険しい表情を作ったまま、真紅さんの攻撃が止む。後は翠星石さんをどうにかしなくては。
ジュン「詳しく聞かせて欲しいな」
翠星石さんのミーディアムが、彼女を羽交い絞めにしていた。
524 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:28:41.23 ID:5SlM/n8fP
俺「柴崎さんやオディールさんの件を知って水銀燈が憤慨したんだ。ミーディアムに手をだすなんて反則だって」
俺「ローゼンメイデンの誇りを貶める輩は必ず捕まえるって息巻いていて」
水銀燈「余計なこと言うんじゃないわよ」
俺「次に襲われるのは、俺か草笛さんだと思ったんだ。ジュン君は3体のドールと契約しているし」
俺「陰ながら草笛さんを護衛していたんだけど、ヒナちゃんが柏葉さんと契約したって聞いて」
俺「ヒナちゃんの方についている間に草笛さんが襲われた。動揺している間に柏葉さんも」
嘘偽りはない。しかし、言葉にするのは辛い。結局俺は誰も守れなかったんだ。自分のふがいなさに嫌気が差す。
謝罪の言葉が喉まで出かかるが、かろうじて押しとどめる。俺がすべきことは謝ることじゃあない。
ジュン「証拠はあるわけ?」
俺「何も無い。信じてもらうしかないんだ」
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528 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:29:23.46 ID:5SlM/n8fP
真紅「私も考えてみたわ、犯人が誰なのか。金糸雀にも相談してね」
真紅「そのとき出た可能性の一つがお父様。そしてもう一つが」
真紅「犯人は貴方でないの?ラプラスの魔」
パンッパンッパンッ
手袋をはめた手を打ち合わせながら、タキシードを来たウサギが姿を現した。
“アリス”に“ウサギ”か。話が出来すぎてるな。
ラプラス「私が隠れていることによく気がつきましたな。正直驚きましたぞ」
真紅「半分はあてずっぽうよ。貴方の事だから、私たちの会話に聞き耳を立てているのではないかと思っていたのだわ」
ラプラス「まさに、耳を立てていましたぞ。ウサギだけに プッ ククッ」
ジュン「真紅、あいつ殴ってもいいかな」
真紅「殴りたいと思ったときにはすでに行動は終わっているのだわ」
足元には血をはいたウサギが転がっていた。
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537 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:30:04.68 ID:5SlM/n8fP
ラプラスが意識を取り戻すのを待って真紅さんが詰問する。
真紅「それで答えは?YESかNOかで答えなさい」
ラプラス「はて?何のことやら。誰かに殴られたせいで記憶が曖昧になっておりまして」
真紅「もう一度殴れば思い出すかもしれないわね」
ラプラス「ああ、思い出しましたぞ。私が薔薇乙女を襲っているのではないかという話でしたな」
ラプラス「それならもう答えておりますとも。しんくんくんの名推理に対し、賞賛の拍手を送ったではないですか」
その場に居た全員に緊張が走る。水銀燈はラプラスに剣を突きつけた。
水銀燈「ジャンクにする前にもう一つ答えなさい。どうしてこんなことをしたの?」
ラプラス「それはですな。つまり、こういうことですぞ」
ラプラス「みてみて、真紅。私やっぱりローゼンメイデンだったの。ほら、ローザミスティカもここに」
ラプラスがどこかで見たようなポーズを取り、水銀燈が嫌な顔をする。真紅さんはなぜか目をそむけていた。
ラプラスの胸のあたりに、ピンク色の宝石が四つ飛び出す。
翠星石「蒼星石ーーー!!」
翠星石さんが初めて口を開いた。地面から巨大な蔦がのび、ラプラスに襲い掛かる。不思議の国のアリスの次はジャックと豆の木か。
ラプラスは空を飛んで逃れ、水銀燈が後を追う。二人の姿はあっという間に見えなくなった。
えーと、俺はどうしようか。
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542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:30:25.73 ID:p/J0kVbbO
まだ残ってたッ
神様銀様仏様
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547 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:30:46.59 ID:5SlM/n8fP
俺「すみません。突然押しかけてしまって」
のり「いいのよぅ。ゆっくりしていってね」
Nのフィールドを出た後、俺は桜田家に居候していた。一人でいるとラプラスに狙われそうだし、表を歩けない事情もある。
テレビ「……依然として犯人に対する有力な手がかりはつかめず、付近の住民は不安を募らせており……」
「人形殺人」と名付けられた事件の続報だ。「黒い服の人形」、「不審な男」。手がかりが無いものだから
そのことばかり繰り返している。最近では、目撃証言をもとに描かれた俺の似顔絵も出回り始めた。
のりさんは俺のことをどう考えているのだろう。まったく気がついていないのか、それとも見て見ぬフリをしているのか。
この家に警察が踏み込んできたら、ジュン君やのりさんも罪に問われるかもしれない。
のり「今日は花丸ハンバーグよぅ。お客さんがいるから奮発して、ダブルにしちゃった」
俺「すごく美味しいです。料理上手なんですね」
お世辞じゃない。本当に美味しい。美味しいんだけど、喉に詰まってしまう。
こんな状況で食事を楽しめるほど俺の神経は太くない。お茶と水でハンバーグを胃に流し込んだ。
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551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:30:58.72 ID:oBOr033mO
支援
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558 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:31:28.42 ID:5SlM/n8fP
食事の後、俺はジュン君の部屋にいた。寝るときはここの床に布団を敷くことになる。
俺「悪いね。部屋を狭くしちゃって」
ジュン「…」
ジュン君、何か言ってくれよ。真紅さんは読書をしているし、翠星石さんは鞄から出てこない。針のむしろだ。
さっさと寝てしまいたいが、ジュン君達が起きているのに布団を敷くわけにもいかない。居候のつらいところだ。
真紅「睡眠の時間だわ」
9時を回った頃に真紅さんが本を閉じた。水銀燈は夜型だけど真紅さんは朝型なのかな。
それから2時間後にジュン君もベッドに入った。俺も布団を敷いて電気を消したが、なかなか寝付けない。
水銀燈はまだラプラスを追っているのだろうか。
指輪が形を保っているということは、少なくとも返り討ちには遭っていないらしい。
寝返りをうったとき、窓から風が入り込んだ。
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565 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:32:09.84 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「もう寝ちゃったぁ?」
俺「起きてるよ」
ジュン君がベッドで寝ているので、明かりはつけずに返事を返す。暗闇に水銀燈の銀髪が浮いている。
水銀燈「テレビみたわよぉ。あなた、ずいぶん有名になったわねぇ」
表情は見えないが、きっと笑っているのだろう。内心を悟らせたくない時、彼女はいつも作り笑いを浮かべる。
水銀燈「これからどうするつもり?」
どうすると言っても、ラプラスを真犯人として突き出すわけにもいかない。時効を待つにも何年かかるか。
一体どうしたらいいのか、こっちが聞きたいくらいだ。
暗闇の中で頭を振り、嫌な考えを振り払う。俺の不安な気持ちが、指輪を通して水銀燈に伝わらないよう。
俺「Nのフィールドを通れば家には帰れるしさ。まあ、俺は無実だし、何とかなるんじゃない?」
水銀燈「ずいぶんとお気楽ねぇ」
小さく溜息をついた後、水銀燈は告げた。
水銀燈「翠星石には気をつけなさい」
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574 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:32:53.83 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「あの娘、ずいぶん思いつめているみたいだから、何するか分からないわよ」
水銀燈「それに真紅もねぇ。頭が固くて融通が利かないのよ。ミーディアムがしっかりしていればいいんだけど」
水銀燈「あのガキじゃ頼りにならないし、もう一人の人間は頭がお花畑だし」
俺「水銀燈って単独行動するわりには、結構みんなのことに目を配ってるよね」
俺「いいお姉さんっていうかさ、惚れ直したよ」
暗闇の中で漆黒の羽を避けるのは骨が折れた。
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587 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:34:17.46 ID:5SlM/n8fP
俺「どうも、お世話になりました」
のり「またいつでも遊びに来てね。ジュン君も楽しみにしているから」
Nのフィールドを抜け、なつかしの我が家へ。異臭を放つ生ごみを始末して、ようやく羽を伸ばせると思ったら
チャイムを鳴らす音がする。面倒くさいのでほうっておいたら、ドアノブをまわし始めた。
大家がどうの、合鍵がどうのと言っている。家に帰ってきたのは失敗だったかもしれない。
俺「待ってください。今、開けます」
声をかけて時間を稼ぐ。水銀燈、今のうちだ。
水銀燈「チッ」
鏡の前で水銀燈が舌打ちをしている。鏡の表面はつるつるとした感触で、いつまで経っても波立たない。
Nのフィールドへの入り口が開かないので、覚悟を決めてドアを開くと、病院で会った刑事が立っていた。
刑事「突然申し訳ありません。実はお聞きしたいことが」
刑事を突き飛ばし、全力で疾走する。これで公務執行妨害だ。暴行罪も付いたかも。
後ろから悲鳴が聞こえる。
俺「水銀燈!」
水銀燈「殺してないわ。足止めしただけよ」
暴行から傷害にランクアップしたらしい。明日の一面はにぎやかだろうな。出来れば留置場の外で読みたい。
588 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:35:02.08 ID:5SlM/n8fP
俺と水銀燈は、今は無人となった柴崎時計店にいる。
表はシャッターが降りているが、メイメイが隙間から入って裏口の鍵を開けてくれた。
水銀燈「メイメイに偵察させたけど、この辺りには警察はいないみたいねぇ」
予想通り、柴崎さんは人形殺人の被害者とみなされていないらしい。
蛇口をひねってみるが、水は出なかった。ペットボトルの買い置きとか無いのかな。
水銀燈「いつまでもここにいるわけにいかないでしょう。真紅のミーディアムの家に戻ったら?」
水銀燈「真紅に借りを作るのは癪に障るけど、少しの間なら我慢するわぁ」
俺「ありがとう。でも、指名手配犯をかくまうのは犯罪なんだ。これ以上迷惑はかけられない」
水銀燈「あなただって被害者じゃない。あまり人のいいことを言ってると、自分で自分の首を絞めるだけよぉ」
呆れた様子で水銀燈がつぶやく。心配してくれてるんだろうか。
俺「なら、もう少し自分本位に行動しようかな」
水銀燈「あなたはそのくらいでちょうどいいのよぉ」
589 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:35:46.30 ID:5SlM/n8fP
俺達はある人物を探してNのフィールドを散策していた。尋ね人の名は、お父様とラプラスの魔。
正当なアリスゲームを経ずして4体のドールがリタイアした。これはローゼンさんにとっても予想外だと思う。
もしかしたら力を貸してくれるのではないかという、楽観的な期待。そして、こっちのほうが現実的だけど、ラプラスを探し出して倒すこと。
ローザミスティカさえ取り戻せば他のドールを復活させることが出来る。まあ、俺の指名手配は解けないわけだが。
水銀燈「当てもなく探しても見つかるとは思えないけどぉ」
真紅「貴方さっきから文句ばかりじゃない。嫌なら帰ってもいいのよ」
水銀燈「そっちこそ、出来のいいおつむで推理してみたらぁ。名探偵しんくんくんさぁん」
俺「喧嘩はやめなよ。俺のわがままに付き合ってくれるんじゃなかったの?」
水銀燈「私はお父様に逢いたいだけよぉ。あなたのためじゃないわぁ」
俺(ツンデレ乙)
ジュン(ツンデレだ)
真紅(ツンデレなのね)
翠星石(ツンデレですぅ)
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591 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:36:30.49 ID:5SlM/n8fP
真紅「ラプラスに会ったときの作戦を立てておきましょう。バラバラに戦ってもこの前みたいに逃げられるだけだわ」
俺「俺に考えがあるんだ。まず、まず翠星石さんが蔦を生やし檻を作る。サーカスのテントのような丸い檻を」
俺「限られた空間にラプラスを閉じ込めてその中で戦うのはどうだろう」
真紅「無駄よ。ラプラスは異次元への扉を開く能力を持っているから。すぐに逃げられてしまうわ」
俺「それならかえって好都合じゃない?逃げるときは隙が出来るだろうし、その瞬間に全力で攻撃を仕掛ければ」
水銀燈「そんな上手くいくかしらぁ」
俺「俺とジュン君がラプラスの動きを見張るからさ。指輪を通じて攻撃のタイミングを教えるよ」
ジュン「ちょっと作戦が大雑把すぎない?もっと考えた方がいいと思うけど」
俺「大まかな作戦の方が臨機応変に動けるんだよ。それに、あの二人に細かい作戦を実行するチームワークがあると思う? ヒソヒソ」
ジュン「確かに ヒソヒソ」
水銀燈「何こそこそ話してるのよぉ」
真紅「私達の悪口を言っているのではなくて?」
水銀燈と真紅さんに詰め寄られる。こういう時は息があっているんだな。
翠星石「蒼星石、お姉ちゃんが助けてあげますからね。そしたら一緒に暮らすですよ」
翠星石さんは会話の輪に入らず、一人、決意を新たにしていた。
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598 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:37:12.37 ID:5SlM/n8fP
ジュン「本当に大丈夫かな」
俺「男は度胸!何でも試してみるのさ」
ジュン「あいつは自分のことを『確率を操る万能の悪魔』って言ってた。そんな奴に対抗出来るのかって」
俺「ハッタリじゃない?本当に万能なら真紅さんのパンチでダメージを受けるはずがないし」
ジュン(あれ、ギャグ描写じゃなかったんだ…)
俺「ミーディアムを狙ってくるセコイやり方といい、あいつは、ローゼンメイデンの力を恐れているんだと思う。勝算はあるさ」
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604 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:37:56.53 ID:5SlM/n8fP
真紅「ジュン、翠星石を抱っこしてあげなさい」
ジュン「どうして?」
真紅「何も言わないけど、疲れているみたいだから。貴方もミーディアムなら気を利かせたらどう」
ジュン「わかったよ。ほら」
真紅「わ、私まで抱っこする必要はないのよ。翠星石だけで」
ジュン「お前も疲れているんだろ。一人も二人も一緒だよ」
水銀燈「ねぇ、人間。私も疲れたわぁ」
俺「みんな疲れているんだな。休憩にしようか」
俺「痛い、痛いってば。なんで攻撃するのさ」
真紅「やはりあの人はレディの扱いを学ぶべきね」
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612 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:38:39.91 ID:5SlM/n8fP
ジュン「ここってどこなの?」
真紅「16万3754世界よ」
俺「16万もあるの?」
真紅「そんなものではないわ。Nのフィールドの数は無限よ」
俺「闇雲に探しても見つからないか。帰って作戦を練った方がよさそうだね」
真紅「こんな時金糸雀がいれば、いいアイデアを出してくれるのでしょうけど」
水銀燈「あなた、あの子のこと馬鹿にしてたじゃなぁい」
真紅「からかって遊んでいたことは認めるわ。でも、あの子は姉妹の誰よりも頭がいいのよ」
真紅「ラプラスが犯人ではないかと推理したのも、あの子だもの」
しばしの沈黙が流れた。みんな、今は亡き姉妹の事を思い出しているんだろう。
俺「よし、帰って作戦会議だ!」
重苦しい空気を吹き飛ばすために、俺は勢い良く立ち上がった。
豚が豚に支援(笑)
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622 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:39:23.44 ID:5SlM/n8fP
俺(なんだ、立ちくらみか?)
視界が一瞬まぶしい光に遮られた。よろけそうになる体を必死に制御する。迂闊に尻餅をついたら水銀燈をつぶしかねない。
「フフッ」
そんな俺の姿を見て誰かが笑っている。誰だ?いつからそこに?
真紅「お父様!」
誰よりも素早く、真紅さんが動いた。一瞬で目の前の人物の胸元へと飛びつく。
俺「あなたが、ローゼンさん?」
ローゼン「君は水銀燈のミーディアムだね。娘がいつも世話になっているね」
人当たりの良さそうな笑みを浮かべ、金髪のイケメンが話しかけてくる。この人が水銀燈を作ったのか。
俺「初めまして。ローゼンさん。俺の方こそ水銀燈には迷惑のかけどおしで」
ローゼン「ローゼンさんなんて水臭いな。お義父さんと呼んでくれないかい」
豚が豚に支援(笑)
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631 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:40:09.38 ID:5SlM/n8fP
俺「冗談はさておき、あなたが出てきたという事は、何が起きているのかご存知なんですよね」
ローゼン「ああ、とても由々しき事態だ」
ローゼンさんが眉をしかめる。どんな表情でも絵になる人だ。イケメンは得だなぁ。
俺「それで今後の話なんですけど」
ローゼン「まあ、待ってくれたまえ。久しぶりの再開なんだ。もう少しだけ親子の時間を持たせてくれないか」
ローゼン「水銀燈、翠星石、こっちにおいで」
声をかけられてもなお水銀燈は躊躇っている。本当に真紅さんとは仲が悪いんだなぁ。
翠星石「お父様はラプラスに会ったんですか?」
ローゼン「ああ、残念ながら取り逃してしまったけどね。逃げ足が速いよ。ウサギだけに プッ ククッ」
翠星石「蒼星石のローザミスティカは取り返せなかったんですか?」
ローゼン「次は取り返すよ。そのために君たちの力が必要なんだ」
翠星石「蒼星石のローザミスティカは取り返せなかったんですね?」
豚が豚に支援(笑)
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634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:40:43.45 ID:nqislGtB0
しえん
豚が豚に支援(笑)
豚が豚に支援(笑)
637 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:40:49.50 ID:5SlM/n8fP
翠星石「翠星石はラプラスに会ったとき、胸の奥がざわついたんです。その時はなにかわからなかったけど」
翠星石「今になってみると、蒼星石のローザミスティカが翠星石を呼んでいたんです」
翠星石「今も胸がざわついているんですけど、どうしてですかね?」
ローゼンさんの顔がぐにゃりと歪んだ。
豚が豚に支援(笑)
豚が豚に支援(笑)
ミーディアムが豚(笑)
641 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:41:33.39 ID:5SlM/n8fP
一瞬、何が起きたのか理解出来なかった。目の前にいたはずのイケメンは姿を消し、
その場所に立っているのはタキシードを着たウサギ。そして、その手に抱かれる真紅さんの背中から、
白い手袋をはめた手が、にょっきりと生えていた。
ジュン「真紅!」
駆け寄るジュン君に、ラプラスは無造作に真紅さんを投げつけた。もう一方の手にはローザミスティカ。
翠星石「ああぁぁぁああぁあ!!!」
悲鳴のような絶叫を上げて翠星石さんが如雨露を振りかざす。あっという間に植物が覆い茂り、俺たちとラプラスを中心に広い円を作った。
やるしかない。逃がしたらこちらがますます不利になる。水銀燈は剣を手にラプラスへと斬りかかった。
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
もし…ガンガレ
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
650 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:42:17.67 ID:5SlM/n8fP
真冬の嵐のような剣撃を、ラプラスは素手で捌いていた。水銀燈の太刀筋は見切られている。
俺「羽を使え!」
水銀燈「わかってるわよ!」
羽が龍の形を作り、意志を持つように襲いかかるが、右に左にとそれすらも避けられる。こいつに隙はないのか?
指輪を通して水銀燈の気持ちが伝わってくる。焦り、驚き、苛立ち。抑えろ水銀燈。我を忘れるな。
指輪が熱く光り、俺の指は千切れそうになっている。指の2本や3本くれてやる。水銀燈は命を賭けているんだ。
激しい戦いで植物の檻が破られるが、すぐに修復される。翠星石さんも戦っている。ジュン君も必死に力を注いでいる。
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
ミーディアムが豚(笑)
657 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:43:01.06 ID:5SlM/n8fP
水銀燈は果敢に攻めるが、攻めきれない。ラプラスは身をかわすだけで精一杯に見えるが、まるでダメージを受けていない。
俺「これだけの実力があるのに、どうしてミーディアムを」
ラプラス「ウサギは用心深いもの。ミーディアムを失った薔薇乙女などただのおしゃべり人形」
ラプラス「ついでに言えばあなたが警察に捕まるよう仕向けたのも、私の仕業ですぞ」
俺「狙いは俺と水銀燈の分断か」
ラプラス「左様。あなたを始末した上で、力を失った第一ドールを可愛がって差し上げるつもりでした」
水銀燈「可愛がるですってぇ」
ラプラス「愛玩人形として愛でるのも一興かと。ミーディアムを失えばその剣も召喚出来なくなるでしょう」
俺(こいつ、第一ドールの特性を知らない?)
ミーディアムが豚(笑)
659 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:43:44.66 ID:5SlM/n8fP
互角の戦いは、少しずつ水銀燈に偏っていった。ラプラスは大きな傷こそ受けないものの、顔や腕に無数の切り傷を負っている。
戦いはじめより動きが鈍っている。このまま押しきれるのか?水銀燈の気持ちにも余裕が生まれてきたようだ。
しかしラプラスの表情は変わらない。焦った様子は微塵も見せず、水銀燈の揺れる胸を見つめている。
俺(ウサギは性欲が強いからなぁ)
俺もつられて水銀燈の胸を ってそんな事している場合じゃない。戦いに集中しろ。
ラプラスの動きを観察して隙があれば水銀燈に伝えなくては。
そう、よく観察して。相手の動きをよく見て。
よく、見て…?
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:44:17.25 ID:J3XlPWnRO
伸びてると思ったら党員だけで四百レス以上とかww
>>1頑張れ
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
667 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:44:29.51 ID:5SlM/n8fP
戦う相手の表情や目線でなく、胸を? 腕や足の運びではなく、胸を見ている?
斬撃の合間を縫い、ラプラスの手がするすると、水銀燈の胸元へと伸びていく。
俺「くぅっ!」
間一髪。俺は水銀燈を抱えてラプラスの魔手から逃げ切った。いや、逃げきってはいないか。脇腹をかすられた。
たったそれだけで肉を深く抉られてしまった。傷口から痛みが呪いのように全身へと広がる。
俺「ぐわぁぁぁあっ!」
水銀燈「馬鹿、何やってるのよ!」
激しい痛みを堪えながら敵を探す。ラプラスは立ち止まったままこちらを見下ろしていた。
用心深い奴め。俺が弱るのを待っているのか。あんな奴の思い通りにさせてたまるか。
熱い気持ちとは裏腹に、体から力が抜けていく。指輪の熱が急速に冷めていく。このままじゃジリ貧だ。
水銀燈も不安げに俺を見下ろしている。
俺(そんな顔をしないでくれ。君は俺が守るから。この命に代えても)
俺は立ち上がり、脇腹を押さえ、ラプラスへと突進した。
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
670 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:45:16.57 ID:5SlM/n8fP
突進したつもりだった。実際はヨタヨタと歩いていただけかもしれない。多分ほんの数秒だが、ひどく長く感じた。
家に鞄が届いた日。中を開けて水銀燈を見た。綺麗な人形だと思ったが、それだけの感情しかなかった。
螺を巻いて動き出してから、口は悪いけど悪人ではないと思った。悪にはなりきれない不器用な偽悪者。
いつも何処かへと出かけていた。何も言わないから、俺も何も聞かなかった。水銀燈の帰りを待つのが日課になった。
喧嘩したこともあったけど、その度に距離が縮まった気がした。水銀燈の心に触れた気がした。
プライドの高い真紅さん、苺大福を頬張るヒナちゃん、素直になれない翠星石さん、真面目な蒼星石さん、
ドジなところが可愛い金糸雀さん、のりさん、草笛さん、柏葉さん、柴崎さん、メイメイ。沢山の人と出会って、俺は
あれ?俺はなんでこんなことを考えているんだろう?
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
675 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:46:02.60 ID:5SlM/n8fP
水銀燈「人間、人間ーーーっ!!」
どうして泣いてるのさ?
水銀燈の笑顔が好きだ。怒った顔も綺麗だと思う。拗ねた顔も見てみたい。
でも、泣き顔は見たくないんだ。だから、泣き止んで。
水銀燈「うっ、ひっく」
君に伝えなければいけないことがあるんだ。最期に、どうしても。なのにもう声が出せない。
契約の指輪よ、俺に力を
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第三部 完
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
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684 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:46:44.86 ID:5SlM/n8fP
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第四部
ラプラス「名残りは済みましたかな。私は紳士なので、今生の別れを妨げるような野暮はしないつもりですぞ」
水銀燈「おためごかし言ってんじゃないわよ。ミーディアムが死んで、指輪が消えるのを待っていたんでしょう」
言葉の通り、水銀燈の手には指輪はない。彼女のミーディアムだった人間は、今は冷たい骸と化している。
ラプラス「これはこれは。せっかくの善意にそのような解釈をされるとは。さてはて」
首を振りながら、ラプラスは抜け目なくあたりを見回す。翠星石は力を使い果たし、檻を維持することは出来なくなっていた。
ジュンは翠星石に力を吸われ、その場にへたり込んでいる。
ラプラス「何事にも潮時はあるもの。長きにわたるアリスゲームもこれにて終幕となるのです」
ラプラスは水銀燈の首に手をかけ、自分と同じ目線まで持ち上げる。
ラプラス「さようなら、第一ドール」
胸に尖ったものがゆっくりと沈んでいった。
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
キチガイの巣窟即刻削除すべき
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
気高さとは程遠い豚がミーディアム気取り(笑)
699 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:48:41.93 ID:5SlM/n8fP
ラプラス「ごふっ」
ラプラスの胸に水銀燈の剣が刺さっていた。当の水銀燈はラプラスの手を逃れ、離れたところで翼を広げている。
ラプラス「何故…ミーディアム無しで」
大きく広げた翼から一斉に羽が放たれる。白いウサギは真っ黒な固まりと化し、その黒の隙間から、赤が漏れ出した。
水銀燈「人間、あなたの最期の言葉、届いたわよぉ…」
(俺が死ねばラプラスはきっと油断する。その隙をついて)
水銀燈「他に言う言葉があったんじゃないのぉ?最後までお馬鹿さんだわぁ…」
流れ出る赤が固まり始めたころ、かつてラプラスだったものから、ピンク色の宝石が5つ飛び出した。
水銀燈は宝石を抱きしめ、着地する。そして翠星石に剣をかざし、こう告げた。
水銀燈「あなたのローザミスティカをいただけば、私がアリスねぇ」
700 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:49:39.53 ID:5SlM/n8fP
ジュン「やめろ、水銀燈」
翠星石と水銀燈に力を奪われ、疲労困憊しながらもジュンは体を動かした。地を這いながら、翠星石のもとへ。
ジュンが着くよりも前に水銀燈は剣を振り下ろせる。それでも、ジュンは進む。
そんな様子を見て、翠星石は静かに頭を垂れた。
翠星石「ジュンに手を出すなですぅ。ローザミスティカが欲しければ、翠星石の首をはねるがいいですよ」
ジュン「翠星石!」
翠星石「チビ人間は黙ってろですぅ。これはローゼンメイデン同士のことですぅ」
水銀燈「いい覚悟じゃなぁい」
701 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:50:27.09 ID:5SlM/n8fP
水銀燈はNのフィールドを飛んでいた。彼女の手には、ローザミスティカ。水銀燈が己のすべてを賭けて手に入れようとしたものがある。
水銀燈の前を飛ぶのは、雪華綺晶の人工精霊。動かなくなった主のもとへと、水銀燈を導いている。
水銀燈「アリスになるのを諦めたわけじゃないわ。けど泥棒の上前をはねるようなやり方は、私の性に合わないのよ」
チカチカ
水銀燈の言葉に合わせてメイメイが瞬く。
水銀燈「私は自分の力でアリスを目指すわ。誰の手も借りない」
俺「水銀燈の誇り高いところ、俺は好きだよ」
今は亡きミーディアムの言葉が思い起こされる。
水銀燈「当たり前じゃない。私はローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈よぉ」
水銀燈の頬を一筋の涙が伝い、Nのフィールドの底へと消えていった。
薔薇乙女たちの戦いは続く。
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 第四部 完
702 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:51:11.73 ID:5SlM/n8fP
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 エピローグ
めぐ「水銀燈のミーディアムってどんな人だったの?」
水銀燈「どんな人って、あなたのことじゃない」
めぐ「私の前の人よ。私なんかと違って、健康な人だったんでしょ?」
水銀燈「体は健康だったわねぇ。その分頭がイカれていたけど」
めぐ「あはは、私は心臓がジャンクだけど、その人は脳味噌がジャンクだったんだ?」
水銀燈「そうよぉ。とってもイカれていたわぁ」
自分の命と私とを天秤にかけて、私の方を選んじゃうような、お馬鹿さんだったわぁ
〜もし俺が水銀燈のミーディアムだったら〜 〜 FIN 〜
なんだ党員だけで500くらいあるじゃねーか
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:51:18.37 ID:qkpiZsWMO
内容はしっかり見てるんだな
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:53:11.32 ID:qkpiZsWMO
やっと終わりかね
あー臭かった
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:53:52.26 ID:oBOr033mO
708 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:54:03.67 ID:5SlM/n8fP
何事にも潮時はあるもの。長きにわたるこの物語もこれにて終幕と相成りまする。
長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました。
また、多くの支援を頂き、物書きとして冥利に尽きます。
ともあれ、完走してほっとしています。
今回の話を書いたきっかけは、実は「党員」というコテハンの人によるものです。
前に水銀党員をテーマにSSを書いたのですが、その際に「党員」さんに叱られてしまいました。
彼曰く、「銀様だけが持つ美しさ(=アリスゲームに真摯に向き合う姿勢)を否定するのは党員失格だ」と。
その意見ももっともだと思ったので、今回はアリスゲームを否定しない方向で進めてみました。
その党員さんに荒らされるとは思いませんでした。埋められる前に急ぎ足で投稿する羽目になったのが残念です。
最初はもっと甘い話にするつもりだったのですが、俺と銀様がイチャイチャしているだけの話なんて
誰も読みたがらないと思ったので、大幅に加筆修正して今の形になりました。
第一部が会話文だけで成り立っているのはその時の名残です。
ラストに関しては結構悩みました。ただ、ローザミスティカを集めれば死人が生き返るとか、
お父様がマエストロパワーで何とかしてくれるなんていう決着の付け方は嫌だったんです。
登場人物達が傷つき、苦しみながらも理不尽と戦い、奪われたものを取り返す。
ただし二度と戻らないものもある。そういう終わり方を考えていました。
巴やみっちゃんが好きな人には鬱展開に映るかもしれません。
支援して下っさた皆様、本当にありがとうございました。
709 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:55:46.72 ID:5SlM/n8fP
おまけSS
〜もし俺が真紅のミーディアムだったら〜
真紅「人間、貴方はもうすぐ死ぬわ。それが嫌なら誓いなさい。この薔薇の指輪に」
俺「ほ、本当に契約したら俺のことを助けてくれるんだな」
真紅「ええ。約束するわ。さあ」
俺「だが断る」
俺「力を貸してほしいと言うなら契約くらいするさ。けど、初対面の相手を下僕呼ばわりする奴は信用出来ない」
俺「君が何者かは知らないけど、俺は人間だ。人間には誇りというものがある(キリッ」
〜もし俺が真紅のミーディアムだったら〜 DEAD END
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:56:00.32 ID:xjLK/A8k0
乙、楽しませてもらった
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:56:06.41 ID:nqislGtB0
とういんざまあw
712 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 02:56:31.30 ID:5SlM/n8fP
おまけSS2
〜もし俺が翠星石のミーディアムだったら〜
翠星石「巻きますかぁ?巻きませんかぁ?」
電話「只今留守にしています。ピーと鳴ったらご用件をお話しください」
〜もし俺が翠星石のミーディアムだったら〜 BAD END
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:56:35.11 ID:W7z8PUR3O
1乙
>>1乙です。
コテの言うことなんて気にスンナ。
弱い犬ほど良く吠えるからねwww
これからも書いてくださいね。
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:57:11.24 ID:oBOr033mO
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:57:14.54 ID:wTGZxOHN0
なかなかよかったwたのしめたぜ
その姿勢の解釈がまだまだ甘いっての。
萌え豚脳によるおふざけが過ぎるんだよてめえの駄コントは
で、全部読んだのは何人くらいいるの?
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:59:01.53 ID:qkpiZsWMO
なんだろうこの党員
美香を思い出す
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 02:59:04.33 ID:clbF6pbUO
次も期待してる
>>714 気にしてこのスレを立てたそうなんだがどういう意味そのレス?
天然?
>>717 また吠えてるwww
かまってほちいんてちゅかぁwww
>>718 全部読みましたよ。
7時間後には合気道の稽古があるというのに、
こんな時間まで起きてる羽目になってしまった・・・
>>708 乙でした。急ぎで見たから感想は…面白かったよ。
ともあれ完走できてよかた。明日起きてからまた見直すよ。
本当に乙!!!!!
これからも党員さんの金言に抗うSS(笑)を書いてくださいね。だとよ
>>714もしっかりと気にしてるんじゃねえかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
党員に対してむしろ感嘆の念がわいてくるわ
>>1乙
で、読んだ側の豚どもには
>>1のように私の意見を聞く進歩もなし、と。
救い様が無いね・・・
本当に面白くて乙ってレスしてるなら別に。
党員へのあてつけのために乙乙言うのは
>>1にも失礼かなーって思っただけ。
>>727 >>1の必死な連投、支援者全員が私への反射だと
断 言 さ せ て も ら う
党員まだいる?
銀様のSSしかみないの?
君達豚は本物の銀様などよりもこの私に興味津津だという事はかなり昔に判っていたから。
かわいい奴等だ
書き手がどんなに崇高な理念、意図を持っていたとしてもね…
おもしろくなきゃ意味ないっす…
>>729 基本巡回で目に入れば見るが
半分はスレタイだけで無視を決め込みただ煽る
>>717 駄コントと写ってしまったのは残念です。けど、銀様の姿勢に対する解釈は人それぞれじゃないですか。
あなたの見方が絶対的に正しいとは言えないと思いますよ。
>>728 感想はともかく同じレスを連投するのはただの荒らし行為です。
あなたのレスでスレが埋まりそうだったから慌てて投下せざるを得なかったんです。
今度からはやめて下さい。
党員は党員になる前何をしていたのかがすごく気になる
まあ無駄にスレを埋めること以外はコテとしてのキャラクターがしっかりしてていいとは思う
そもそも数百レス使ってスレ埋めても次スレ立つし結構時間の無駄だと思うの
まあ健気に頑張って埋めていく党員と
それに負けずに書ける
>>1を見てるのはそれなりに面白かったりする
まあスレが埋まらない限りはね
先にも述べたようにこの
>>1には新しさ、意外さ、銀様に対する敬意が微塵も無い。
本人は敬意を払っているかのような文を書いているが所詮は上辺だけ。
自分の妄想上の都合をそれに優先している始末
従って銀様の姿勢を表現する目論見は失敗
私の罵倒を受ける結果となった。
楽しませてモラタヨ 乙
>>733 基地外に何言っても無駄だから…
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:15:25.30 ID:MY+CNbtJ0
にしても邪魔なコテだね
精神年齢が低いのか・・・
病気持ちなのか・・・
>>733 >銀様の姿勢に対する解釈は人それぞれじゃないですか。>あなたの見方が絶対的に正しいとは言えないと思いますよ。
そうだろうがお前は私の足下にも及ばない豚なのだから言えた事ではなかろう
人それぞれに豚を含めるな。人語は理解出来ないだろうがな
>連投するのはただの荒らし行為です。
> あなたのレスでスレが埋まりそうだったから慌てて投下せざるを得なかったんです。
> 今度からはやめて下さい。
断る。毅然とした態度を放棄したそのレスを反省してるがいい
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:20:01.29 ID:QcRUHTBq0
どうせ久々の水銀燈SSだったからつい興奮しちゃったんでしょ?かわいいね党員(笑)様w
いちおつ これはぷんたに載って欲しい
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:20:28.63 ID:p/J0kVbbO
1に果てしない乙を送るわ
>そうだろうがお前は私の足下にも及ばない豚なのだから
テラ上から目線www
香ばしくてしかたがないよwww
妄想自慰
保守依頼
ヤマオチイミ無し
まさに糞SS(笑)書きの鑑、
>>1。
挙句素を出して荒らし(笑)発言までしてしまうとはカンペキだなこりゃ
>>738 SSを書いている以上罵倒を受けるのは覚悟の上です。
ただ、同じ文言の連投はやめて下さい。重ねてお願いします。
私は豚じゃありません。人間です。
あなたが私を豚扱いし続けるならこれ以上話すことはありません。
>>1君にスレ立てはリアルに二年ほど早いとも加えておこう
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:24:03.56 ID:RPB8PakiO
党員変わったな
それじゃねぎまと何も変わらんじゃないの
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:24:33.19 ID:MY+CNbtJ0
>>743 萌え豚に相手しても無駄だからスルースルー
>>743 良い物書きは人を非難する前に自分を省みる物だ。
肝に銘じておけ。
残念だが重ねて断らせてもらうよ。未熟者。
>>745 人は変わる物だが私の党員たる立場は当分変わらない
駄スレではやりたいようにやらせてもらう
>>1も結構頑張るなあ
このスレが起きたときには落ちてるだろうけれども
このスレがどんな感じで終わるかも気になるから終わってから寝たいのね
だからみんな寝てください。多分寝たら気分も晴れますし。
党員ってすごいSS書けるほどの能力もってんの?
おしえてエロイ人!
・
私は物書きではないからなあ
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:30:19.38 ID:QcRUHTBq0
>>751 あー、了解了解。
つまり、あんたが考えているローゼンのイメージから離れているSSは、
全て受け入れないタイプね。
一回だけ批判なく受け入れたときがあったなたしか
…このスレ七時まで残ってそうなら寝る
ほれ焼くぞ豚ども
焼却3
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:36:45.13 ID:lSbQOwtK0
>人を非難する前に自分を省みる物だ。
この部分だろ
とりあえず
>>1乙
NGワードに入れてるから、何言ってんのかわかんねwww
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:41:26.53 ID:QcRUHTBq0
>>755書けなんて言ってねぇwwwwww
書けないのなら批判する権利はない
>>759君「物書き以外は文句言っちゃダメ」
低レベル過ぎる。新参は半年ROMれよ
草が半角なので半年追加
一年ROMりなさいマジで
はっはっはっ
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:48:37.06 ID:j2uqixl60
元気な人もいるもんだな…
太宰や川端康成や村上春樹を批判してる文学部の連中は全員中退になっちゃうなww
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 03:59:24.26 ID:QcRUHTBq0
なにこの党員死んで欲しい…と思ったところではっと目が覚めた
こんなことに熱くなりすぎたようだ水飲んで寝ますノシ
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:02:01.96 ID:o4Em+jStO
なかなか面白かった
よかったと思うよ
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:02:12.42 ID:RPB8PakiO
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:06:41.04 ID:j2uqixl60
200レスって長くないか?
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:09:02.41 ID:KKWWpPHn0
一部の終わりの文章って中島みゆきだよね?
>>1は中島みゆきファン?
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:21:25.60 ID:qI+TOdg4O
党員がうざい
772 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 04:25:42.67 ID:5SlM/n8fP
>>770 特にファンではないです。ただ、今まで仲良くしていたドールを敵に回し、
銀様のために戦う「俺」の心境にマッチしていたんです。
よく読んでないけど凄くキモイしつまらない
ミーディアム(笑)
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:31:55.80 ID:Cx0UVAO8P
空と君との間にくらいは特別ファンでなくても知ってるでしょ
中島みゆきでは歌姫とか黄砂にふかれてとか好きだな
あとベタにファイト。
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 04:54:15.07 ID:IALAeAPwO
もしもしで読んだよ
3部から面白くなった
いちおつ
776 :
もし ◆IF.bbmnPyU :2010/03/07(日) 04:59:17.35 ID:5SlM/n8fP
>>775 長い物語を読んで頂き、ありがとうございます。3部の終了時に、
ラプラス「勝ったッ!第3部完!!」と入れようとしたのは内緒です。
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 05:05:55.87 ID:j2uqixl60
あんな荒らされた上にこんな時間まで…
>>1も元気だな
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 05:07:57.38 ID:p/J0kVbbO
お前らすごいな
1がジョジョネタわかるとか最高だよ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 05:32:07.01 ID:qI+TOdg4O
時代を変えるのは
いつも命を惜しまない若者だけだ
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 06:22:49.94 ID:ANwnhQS4O
党員愛してる
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 06:27:38.72 ID:5PdNo+y7O
党員の書いたSS読みたい
他人のSSをこれだけ罵れるんだからその崇高な銀様愛だかなんだかで最高のSSを書いて欲しい
つーか書け
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 08:03:11.51 ID:MY+CNbtJ0
>>781 才能無いし書けないと思うよ
いかにもレスから低学歴滲み出てるし(w
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/07(日) 09:03:00.69 ID:OVBec23lO
まだ残ってるw
せめてsageろよwwwwwwww
党員はそんなの書かないだろ
ただひたすら見守りながら愛でるだけだ!
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
うんこ?