(　・(ｴ)・)「わくわくさぁ〜ん、今日は何を作るの〜？」のようです

（-@∀@）「そうだね、億の死体でも作ろうか」


(　・(ｴ)・)「え゛っ」

　台本に無い台詞。
　
　予想外な台詞に理解が追いつき、
　驚嘆を声にいたかどうかの刹那、風を切る音だけが耳に聞こえた

　――――シュッ

　神経を逆撫でする、嫌な音、それと同時に鉄の臭いが駆け抜けた。
　
(；・(ｴ)・)「えっ――」

　嫌な予感と共に振り向いた先、そこに居たのは

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓

　　　　　　　 (ﾟ'0 ﾟil)　　　　　 　 　 　 　 (,ilﾟ'ヮﾟ)　　　　　
　　 　 　 　 　 ^~"　　　　　　　　　　　　　"'＾~
　　　　　　　　　il!　　　　　 　 　 　 　 　 。 il!
　　　　　　　 ¨･　 ,：　　　　　　　　　　　　ﾟ　･¨．
　　　　　 　 と^~ﾞ"'つ 　 　 　 　 　 　 　 U"~^'lj
　　　　　　 　 |　　 |　　　　　　　　　　 　 |　　 |　　　　　　　　　首の飛んだ、ADたちの姿であった。
　　　　　　　　し´ J　　　　　　　　　　　　し´ J

　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

デジャヴスレ

　「きゃあああ！？」「うわっ・・・！」

　
　スタジオに、混沌が訪れる。驚きざわめくスタッフと観客たち。
　NHK初の24時間生テレビ企画。
　そのトップバッターを飾る「たのしい折り紙しゃもじの作り方」を生放送する予定だった。

　生放送故、いま先程あった、信じがたい惨劇もそのまま世間に流れている。


(；・(ｴ)・)（それなのに・・一体どうしてこんな事に！？
　　　　　　さっきの台本外のセリフ、もしやわくわくさんがあのふたりを・・・？）

　理解が追いつかない、加速する混沌、
　着ぐるみの中で焦燥がぬるい汗となり、背を伝う。


(；´W｀)「よくわからんがにおげるぞぉおお！非常事態だ！」


　逃げ出そうとする放送作家、だが彼も当然の如く―――


::..:；ﾟWﾟ)　「ぐはあああ！？」

　後頭部を、なにかできりつけられ、その場で絶命した。

　そして、わくわくさんが満を持して声を発す。

つづききた？

つまんないやつか

はじめから？支援

（-@∀@）「逃げてはいけないな、
　　　　　　先程言ったように僕は億の死対を築かなければならないのだから」


　声と共に、一歩カメラの前に足を進める。
　カメラを止めようとしたカメラマンは瞬時に殺され、映像は強制的に、全国へと流れいている。


（-@∀@）「絶望は簡単に作られる。いま僕がしてみたようにね
　　　　　　ところが希望はどうだろうか」


（-@∀@）「希望は自分で作るものか。誰かに作られものか」


（-@∀@）「道を切り開くのは自分にしかできない事なのに
　　　　　　君たちはピーピーうるさく、権利を囀るばかりで何ひとつしようとしないっ・・・」


（-@∀@）「僕は・・・自分で道を作れない哀れで愚かな“国民たち”よ・・・」


（-@∀@）「オモチャは何もできない。されるがままだ。君たちとよく似ている」


（-@∀@）「よく聞け・・・“親愛なる国民たち”よ・・・」

まってた紫煙

　　

　突如始まった演説、その間にも逃げようとする人々や、
　演説の邪魔になるような、泣き喚く人は無残に切り裂かれたり、爆破されている。



(；・(ｴ)・)「いったいこれはどういうなのわくわくさん・・・」


　わくわくが発す雰囲気と発言により、彼が殺戮を行っている事はたしかだろう。
　だが、彼はカメラの前で国民に対し演説を行っているだけで、身動きしてる、様子はない。


(；・(ｴ)・)「！」

　だが、その時、微かに、見えた。

　
　　　　　　　　　　. ..: ,,.::..,.,,::,;;;;;;;..:　.　.,　　.　.,　　.　.,　
　　　　　　　　　.　.　.,　..　　..:.　　....:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;
　　　　　　　　　;;;;;;;; ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:.
　　..;.: ..,,:;:.,,;:;.:;.;.:;――ウォン――::,.:;:;.:;:;:;;;:;
　　　.. ..: ,,.::..,.,,::,;;:;;;;;;;;;;;;;;;;
　;; 　:;　:::.. .,　　　,,.;.,:.:;.:;,.:;;:
（-@∀@）


　彼の背から、溢れ出ている、不穏な、オーラ。

　　

　そう、あれは、まるで




　　 :.　　　　　　　　　　　　　　　　:　　 .::　　.　　 : ┣¨　　　　　┣¨　
　　　 　　　　　　　　　 　 　 　 .:　　.:::...　.:　　::
　　　 　　　　　　　　　　　　　 ::.　 .:　〔5〕　::　 ..::　　 .
　　　 　　┣¨　　　　　　　 　..:::　:::( 0(ｴ)0)::::::..　　:::　　　　『GORORIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII！！！！！ 』
　　　 　　　　　　　　　　　 　 :::::...::::〈 .｀∽)...::::::::　 .::::
　　　　　　　　　　　　　　　 　:::::::::::::::＼-ヽ〉::::::::....:::.::┣¨　　　　　┣¨　
　　　　　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　┣¨　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::: ┣¨　　　　　┣¨　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（-@∀@）　:::::::..
　　　　　　　　　　　┣¨　　　　　　　/)　　)> ┣¨　　　　　┣¨　
　　　　　　┣¨　　　　　　　　　　　　　＼/　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼



(；・(ｴ)・)「ス、スタンド・・・！？ジョジョの奇妙な冒険のスタンド・・・！？」



　彼の背から出ている人形の残像が、はさみを器用に操り
　様々な創作兵器を作り出し、そして人々を殺戮しているのである。

　

　　　


(；ﾟ∀ﾟ)「おいおい、こりゃどえれえ事が起こってるぜ……」


　テレビの前で、ジョルジュは静かに呟いた。


　たまの休日、ゆっくりテレビでも見て過ごそうと思い、
　テレビを点けると先の惨劇映像が流れたのである。


(；ﾟ∀ﾟ)「ありゃ、“スタンド”・・・？いったいなんでNHKの連中が」


　リモコンを持つ手に、力が入る。滲む、汗。
　偶の休日だったのだが、どうやらそれは潰れそうだ。


　わくわくは依然として、殺戮を繰り広げながら、TVの前で演説をしている。


　画面が、唐突に切り替わった。

　変わった画面、その先に居たのは。

支援

　　　



　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓

　　　　　　　 人 　千は超えようかという死体の上で
　　　　　　（´∀｀）
　　　 　　 <（　）>　　　返り血に塗れながら、股間を強調した
　 　　　　　/　＼ 　　　　全身タイツで優雅に立っている男

　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛





　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　
　　　　　　　　臓物を散らかしながら
　　　　　　　　人気のない無人駅で大事そうに 　 o　　 o
　　　　　　　　　腹話人形を抱える中年　　　　　（(-＿-) ）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　）
　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<　<

　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



　　　　　　

　　　


　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓


　　　　　　　　　　　(´･ω･`)ア　　子供たちを葬りさりながら、歌う
　　　　　　　　　　 〈 ｀}-〈　　　　精悍で、朗らかそうな、青年。
　　　　　　　　　　 く,ノ ､_)ゝ
　　　　　　　　　　 ＿＼_)


　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛





　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓

　　　　　
　　　　　　　　　 ,,,
　　　　　　　　 (∵ ) 　　　無言で容赦なく人々を喰い散らかしている
　　　　　　　　　|　 |　　　　
　　　　　　　　　| 　!､__　　　　　　　　　東京タワー大ほどのの青虫
　　　　　　　　　ヽ､＿___）


　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

　　　　




　　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓


　　　　　　　　　　　　 ｒ'ﾟ'=、 　　　　　　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 /￣`''''"'x、从＾ー＾从 　　　　　　　　　　　　　　　大殺戮を行っている巨大化物の背で
　　　　　　　　　　,-=''"`i, ,x'''''''v'"￣`x,__,,,＿
　　　　　　＿＿,,/　　　　i!　　　　　　　 i,￣＼ ` 、
　　__x-='"　　　 |　　 /ヽ　　　　 　/・l,　l,　　 ＼　ヽ 　　　　　　　にこにこ笑いながら、お絵かきをしているおねえさん。
　/（　　　　　　　 1　 i・ ﾉ 　 　 　 く、ﾉ　|　　　　i　　i,　　
　|　i,　　　　　　　 {,　　　　　 ﾆ　 ,　　　 .|　　　　|　　i,
　.l, 　i,　　　　　　　 }　　 人　 　ﾉヽ　　　|　　　　{　　 {
　 },　 '、　　　　　　 T`'''i,　 `ー"　 ＼__,/ 　　　 .}　　 |
　 .}　, .,'、　　　　　　 },　 `ー--ー'''" /　　　　 　 }　　 i, 　　
　　| ,i_,iJ　　　　　　　 `x,　　　 _,,.x="　　　　　　 .|　　 ,} 　
　`"　　　　　　　　　　　　　`ー'"　 　　　　　　　　iiJi_,ﾉ



　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛




　　　　

　　　　




　　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓


　　　　　　　　　　　　　　ロリコンファンを
　　　　　　　　　　
　　　　　　J*'A`*し　　　歌い,踊りながら華麗に調理し
　　　　　((ノ(　　)ヽ ))
　　　　　　　v v　　　 　　美味しそうに食べるかわいい幼女　

　　

　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



　　　　

　　

(；ﾟ∀ﾟ)「な、なんだってんだよ一体・・・」




　NHKを　代表する　人物・キャラクターが　

　全国に、しかも生で流れている放送で　　
　
　奇怪な“スタンド”の力を使い 　特異な演説し、人々を虐殺している映像が次々と流れた。



(；ﾟ∀ﾟ)「・・・・」


　胸に去来する、量り知れぬ衝撃。絶句。

　見たくないが、どうしても目を背けれない。

　おそらく自分だけではない、この映像を見ている日本国民全員が同じ気持ちだろう。

　一体、今日本で何が起ころうとしているのだろうか。　　



　　　　

　　　

　そして――――


【再度、TVの画面が移り変わる】


(　ﾟ∀ﾟ)「！」



【先程写っていた奴等より、画面から発せられる重く鋭い空気
　テレビには椅子に深く腰掛けた老人が写っている、証明具合のせいか
　顔は影で黒く暗く沈んでおり、判然としない】



【その老人が、静かに、しかし力強く　声を発し始める】


（::::::::::::）　『標なき・・・“親愛なる国民たち”よ・・・』


（::::::::::::）　『驚かせて済まなかった、ああやってまず解りやすく映像で見せる事で
　　　　　　これから起こる事を頭で無く、 心で理解させる必要があると思い、わざわざ全国生放送の場でああいう事を部下にさせた
　　　　　　まず一つ述べておくとしよう、先程の映像は作り物なんかではない、混じりっ気無しのホンモノだ

　　　　　　そして殺戮の刃は、画面の中の人物だけではなく
　　　　　　君たち“親愛なる国民たち”に向けられているものだと、それを理解した上で話を聞いてほしい』

　　

（::::::::::::）　『“教育”とはｯ“麻薬”である！』


（::::::::::::）　『戦後荒れ果てた日本を世界有数の豊かな国に押し上げたのは
　　　　　　紛れも無く、我ら“教育者”の教育と言う名の麻薬のおかげだったと思ってもらいたい』


（::::::::::::）っ→　ｽｯ



【言いながら、老人が差し出したのは古ぼけた矢
　半分は欠けており、崩壊寸前なのが見てとれる】


（::::::::::::）　『その昔…とある老婆から授かったこの“矢”この矢のおかげで
　　　　　　とある能力を手に入れた、その能力を用い、“NHK”を発足、我らは“教育者”となり
　　　　　　電波を伝い、君たち国民に“麻薬”を送り続けた』



（::::::::::::）　『その結果、国、民は向上を続け、日本は黄金の国となることができた
　　　　　　物質的にも、精神的にも、だ』



　　　

　　　　



（::::::::::::）『だが今の日本を見てみろ・・・標から外れ、麻薬で酔う事もなくｯ・・・』



（::::::::::::）『クソッタレッ！！　限界だクソどもッ！
　　　　　枯れかけの葉はよｫ〜〜〜“剪定”しなくちゃいけねえよなあ・・・・？

　　　　　“教育者”として日本を見守ってきた、
　　　　　
　　　　　私だから沸き起こってきたこの気持ちッ！！
　　　　　
　　　　　今日で終わらせてやるこんなクソな日本は、見ていられねえ　今日で全てが終わるんだッ！！』



（::::::::::::）『　これは宣言だｯｯ―――――』




　　　　

支援

　　

（::::::::::::）『我らが教育者ｯ！『NHK』は日本、いや世界を『教育』するｯ！』


（::::::::::::）『神話は、一度すべてを無に返してから、再生をはじめる』


（::::::::::::）『いままでの放送に、私の能力を使い『矢の力』を織り込んでいた・・・
　　　　　素養のあるものは、スタンド能力に目覚め、選別されていくであろう』


（::::::::::::）『我らが操るスタンド能力、本来なら能力を持たぬ者には見えず、スタンド同士でしか攻撃できない』


（::::::::::::）『だが、我らが駆るスタンドは目をこらせば、君たちにも見えるし
　　　　　通常の攻撃も受ける、私はこの特異性に二つの神の意思を感じ取ったｯ』


（::::::::::::）『それは“試練”と“神性”だｯ！
　　　　　スタンド能力を持たぬ君たちでも、我らを倒し得る事事実ｯ
　　　　　これは神が我らに、旧勢力である君たちを打ち負かし、真の教育者に成るための“試練”だと受け取った！』


（::::::::::::）『もう一つ！“神性”！
　　　　　古来より、神々には偶像性が必要である
　　　　　このスタンド能力は、それを解りやすく君たち愚民に知らしめることができるｯ
　　　　　バカでも肌で感じ取れるだろう“声られぬ壁”を　神話は、いまからはじまるのだ！』

（::::::::::::）『この放送が終わると同時に、世界への攻撃をはじめさせてもらう』


（::::::::::::）『そして、10日後　NHKホールにて、祭典を行う』


（::::::::::::）『我ら教育者が、正式に世界を統べる事を宣言する祭典だ』


（::::::::::::）『果たして、阻止できるかな？“親愛なる国民たち”よ・・・』


（::::::::::::）『言うまでも無く、我らNHKのメンバーは全員スタンド能力者だ、さあ散れ息子たちよｯ！』



　（´∀｀）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　J*'A`*し


　　　　(-＿-)　　　　『応ｯ！！』　　　(´･ω･`)


　　　　　　　　　　　　　　　　　　从＾ー＾从
　　 (∵ ) 　


【合図と共に日本中に散る、NHKのメンバー】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,:::========:::,,__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...‐''ﾞ .　　｀　´　´､ ゝ 　 ''‐...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..‐´　　　　　　ﾞ 　　　　　　　　 ｀‐..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
　　　.......;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　 　 .'　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;......
　 ;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ:　　　　 　 　 　 　 　 ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;
　　ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............　 　　　　　 ;ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　ﾞ;　　　　　　　.............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ
　　　　　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................　　　　　　　　　　　　　 ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　　　　　　　　 　 　 　 　ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ
　　　　　　　　　　　　　　ﾉi|lli;　i　. .;,　､ 　　 .,,　　　　　　　　　　　　` ;　､　　.;　´ ;,il||iγ
　　　　　　 　 　 　 　 　 /ﾞ||lii|li||,;,.il|i;,　; . ., ,li　　　'　;　　 .`　.;　　　　il,.;;.:||i　.i| :;il|l||;(ﾞ
　　　　　 　　　　　　　 　　｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,..　.il　｀,　　,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ
　　　　　　　　　　　 　　　　 ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞi|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『世界は核の炎に包まれた！！！』

　　　



　【暗闇の中で薄く笑う、老人】




　【プツン、と途切れる映像】




　【みんなの歌が、流れる】




　【画面中央に表示される、文字】




　　　　　
　　　

　　　


　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　　
　　　　　

　　　　　　　　　　　　残り10日　240時間　14400分　864000秒



　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛






　【カウントダウンが、静かに開始された】





　　　　　　　(　・(ｴ)・)「わくわくさぁ〜ん、今日は何を作るの〜？」のようです


　　　　　　　　　　　　　　　　第一話：世界滅亡まで　残り10日　240時間　14400分　864000秒

　　　　　　　　　　　,,,,,┯,,,,,
　　　　　　　　　　彡　　　　ミ
　　　　　　　　　彡. (・)　(・)　ﾐ
　　　　　　　　　彡　　　　　　 ﾐ 　＜ジャジメントですZO！
　　　　　　　　　彡　　▲　　 ミ 　　　　彡ミﾐ,.
　　　　　　　彡彡 　 " 　 ゛　　ミミ彡　　　,し
　　　　 　彡　 　 　 ",,,,,.,, "　　　　　　　彡
　　　　　 彡　　　ﾐ　　""　　　ﾐ 彡彡彡
　　　　　　 彡,,щ９　 　　　　　　ﾐ
　　　　　　　　ミ""　　　　　　 　　ミ
　　　　　　　　　ミ　　　　　　　　 　　ミ
　　　　 　　　　　ミ　　　　　　　　　　　ミ
　　　　　　　　　　ミミ　　　　　　　　　　ミ
　　　　　　　　　彡　　　 ミ　　　　　　 　　ミ
　　　　　　　　ミ　　　　　彡ミ,,,　　　　　　　ミ
　　　　　　　　ミ　　　　ミ　　　"ミ,,,　　　　　ミ

支援

〜公安のようなところ〜


川 ﾟ -ﾟ)「被害状況は！」

(；‘_Ｌ’)「突如現れた巨大怪物により、東京の都市機能が停止！
　　　　　背中には微笑を浮かべ、絵かき歌を歌う女性の姿が確認されてます！」


川；ﾟ -ﾟ)「間違いない、放送にあったしょうこ姉さんとスプーだな・・・」


(；‘_Ｌ’)「現在自衛隊による攻撃が計画されてますが、効果は期待できそうにありません！」

川；ﾟ -ﾟ)「他は！」


(；‘_Ｌ’)「全国のJR,私鉄が“ハッチポッチ”と名乗る一団に占拠され、ライフラインも断たれてます！
　　　　　それだけじゃありません！関西ではわくわくさんと彼が作り出した人工兵器たちが、
　　　　　九州はストレッチマンと、ストレッチパワーに目覚めた下僕が 、東北には巨大青虫が
　　　　　その他にも、放送を見て“目覚めた”スタンド使い達が暴れており、正確に情報を取得できません！」


川；ﾟ -ﾟ)「くそ！あの放送から5時間しかたっていないのに、ここまでとは・・・
　　　　　本気でこの国を潰すつもりか！“N.H.K”め！」


　　　

　　　

ミ,,ﾟДﾟ彡 「しっかし、スタンド能力やなんて、ほんまにあるんやなｧ
　　　　　　漫画の中だけやおもっとったわ」

┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　公安：戦闘課“もち毛”　　フサギコ　　
┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛


川 ﾟ -ﾟ)「お前だって、似たような力を持っているだろうに」

ミ,,ﾟДﾟ彡「やだなあ、ねえさん　おれの力なんか
　　　　　あんなケッたいな奴等の力に比べたら手品みたいなもんや」


ミ,,ﾟДﾟ彡「しっかし、エツ子のねえさんも、イチローさんも、室伏さんも
　　　　　公安の主戦力がいない時にこういう事態が起きるって相当運わるいんやなあ、日本」


ミ,,ﾟДﾟ彡「で、ねえさん、おれらはもう出ていってもええんか？」

川 ﾟ -ﾟ)「いや、ダメだ　“遺憾の意”がまだ発動されてない
　　　　　通例通り、表にある戦力が通用しなかった場合のみ、“遺憾の意”が発令され
　　　　　お前たち切り札“戦闘課”の力が使用できる」



ミ,,ﾟДﾟ彡「なんや、あんなん自衛隊なんぞ通用せんの目に見えてるのに、相変わらず腰がおもいやっちゃな」

　

川 ﾟ -ﾟ)「それだけお前たちの力が強大で、操りにくい、ということだ」


ミ,,ﾟДﾟ彡「褒め言葉か、人をコマとして見てるだけか、どうも判然とせんけど
　　　　　　強さだけは認めてくれてる言う事を前向きに受け取っておくわ」


川 ﾟ -ﾟ)「それより、ジョルジュの奴はどうした？研修でお前につけたはずだが」

ミ,,ﾟДﾟ彡「ん、あいつならさっき電話を――、お、言ってるそばから来たみたいやで」


　「すんません！遅れました！」



(；>∀<)　ﾊｧﾊｧ...


┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　公安：戦闘課“新人”　　ジョルジュ　　
┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



ミ,,ﾟДﾟ彡「ん、ええよ、偶の休日やったのに大変やなあ」

(；ﾟ∀ﾟ)「いえ、大丈夫っス、それより各地の被害状況は・・・」

しえん

　　　　　

ミ,,ﾟДﾟ彡「ん、やばいよやばいよ、そりゃやばい
　　　　　　多分、君がおもうてる5倍くらいヤバイいわ」


(；ﾟ∀ﾟ)「えぇえ〜！？おれが思ってるヤバいでも、
　　　　チクワだと思って齧ったら、チワワで、
　　　　　飼い主のおばちゃんにドツきまわれる羽目になるってくらいヤバいのに、どんなにヤバいんスか！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「ははは、そりゃヤバいよ、あんな正面から
　　　　　　ド派手に国家にケンカ売るテロリストおらんかったやろ」


(；ﾟ∀ﾟ)「テロリスト、ですか…」


ミ,,ﾟДﾟ彡「そや、あいつらはもうTVの中で面白おかしく子どもよろこばせる奴らと訳ちゃうで？
　　　　　　あんなん、ただのテロリストや、思想や目的という名の建前振りかざして、殺戮を楽しむただのおにちくや、おにちく」


ミ,,ﾟДﾟ彡「よっしゃ、君がきたし、おれらもでるで」


川 ﾟ -ﾟ)「！　おい、まだ遺憾の意は発令されてないぞ！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「大事の前の小事や、ねえさんが黙ってくれてたら済む話やないか、な？」

川 ﾟ -ﾟ)「それもそうだが……」


ミ,,ﾟДﾟ彡「な？そやろ？それで日本が救えるんや、安いやっちゃで、　ほな決まりや」


(；ﾟ∀ﾟ)「い、いいんスか！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「おれがええ言うてるんや、ええに決まってるやろ、ほな行くで」

ミ,,ﾟДﾟ彡「JRやら公共私鉄は、占拠されてるみたいやけど
　　　　　　公安独自の路線は、まあ使えるやろ、それ使ってまずは東京や、都市機能を復活させなな」

ミ,,ﾟДﾟ彡「君、急な招集やったけど、あっちの方は、準備おｋなんか？」


(　ﾟ∀ﾟ)「はい！おれはヒーローですから！いつでも戦闘準備万端です！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「そか、ほないこか」



　ｽﾀｽﾀｽﾀ...


(；‘_Ｌ’)「……」

(；‘_Ｌ’)「クー支部長、いかせてもよかったのですか……？」

川 ﾟ -ﾟ)「バレるとまずいが、奴の言う事にも一理ある」

川 ﾟ -ﾟ)「国の遅い対応に身を委ね、破滅するくらいなら厳罰覚悟で動き、国を救うほうがいいさ」



(；‘_Ｌ’)「そうじゃなくて！自衛隊でも勝て得ないであろう化物相手に、彼一人を立ち向かわせるだなんて！」


川 ﾟ -ﾟ)「ほう、そうか、君は今年から此処の部署に配属されたのだから、フサをしらないんだな」

川 ﾟ -ﾟ)「“モチ毛のフサギコ”三本柱にはおとるものの、その強さは公安戦闘課の中でも屈指
　　　　　スタンドだか、オパンツだかわからんが、あんな奴等にはまけんさ」


　　　　　 ・ ・ ・ ・
川 ﾟ -ﾟ)「そういう風に、できているからな、奴は」


川 ﾟ -ﾟ)「危惧すべきとしたら、奴自身の暴走だろうよ、そっちのほうがよっぽどこわい」



　　　　　　

３日ぐらい前のやつの続きもやるのか？支援

〜公安秘密電車内〜


ミ,,ﾟДﾟ彡「そうかあ、君はたしかこれが初任務やったな
　　　　　　初任務で、これとはまた、責任重いやっちゃなｗ」


(；ﾟ∀ﾟ)「ほんとっスよー
　　　　　TVで見てて、いきなりアレっスからね」


ミ,,ﾟДﾟ彡「スタンドやっけ？きみはああいうの詳しいやろ　おれもびっくりしたわー」


(　ﾟ∀ﾟ)「そっスよ！スタンドスタンド！あこがれのマンガの能力を、よりにもよってNHKがそれを使い　　　
　　　　大量虐殺！日本に対して宣戦布告っスよ！びっくりどころじゃないっス！」


ミ,,ﾟДﾟ彡「ははは、やなあ、インド人もびっくりや」


(　ﾟ∀ﾟ)「・・・・・・」


　ジョルジュは、飄々と笑うフサギコに対し
　心中を覆う、不安を溶かしながら、質を放った。


(　ﾟ∀ﾟ)「フサギコさんは」

本物？再投下？

　　


(　ﾟ∀ﾟ)「フサギコさんは……こわくないんスか…？」


　ドロリと濁り粘つく不安を声にし、搾り出す。
　無理もない、公安のメンバーとはいえ、少し前までただの高校生だったジョルジュ。
　あの光景と宣言は、脳髄に染み付き、恐怖の、この上ない贄と化している。



(　ﾟ∀ﾟ)「あいつらは、信じられないような殺戮を、全国民の前で犯し
　　　　　そして、国を10日で支配するといってました」


(　ﾟ∀ﾟ)「勿論、んな事しんじられないし、阻止します
　　　　でも、あいつらの得体の知れない邪悪さと、スタンド能力を見てたら
　　　　本当にそれができてしまいそうで、それでそれで・・・」


　溜まっていた不安が、言葉と成る事で一気に流れ出す。

　それを受けて、フサギコは


ミ,,＾Д＾彡　ﾆｺ


　ただ、静かに笑みを浮かべた。

ミ,,ﾟДﾟ彡「きみは、あの放送を見て、どうやった？こわかったか？」

(　ﾟ∀ﾟ)「こわかったっス・・・でもそれ以上に」

(　ﾟ∀ﾟ)「悔しかったし、許せなかった・・・っ！」

(　ﾟ∀ﾟ)「ヒーローになりたくて、死ぬほど努力して、努力して
　　　　　やっとみんなを守る公安の戦闘課の一員になれたのに、おれ、TVの前で震える事しかできなかったんス……」

(　 ∀ )「すげえ、自分勝手なあいつらと自分自身にムカついて、それで、それで・・・」

　溢れ出す感情。過去の己の壮絶な過去により
　過剰にヒーローに憧れる彼にとって、ヒーローになることが出来たにも関わらず、
　何も出きない己の無力さが、ただただ憎かった、そんなジョルジュの震える肩を、フサギコが優しく包み込む。


ミ,,ﾟДﾟ彡「いまはそれでええんや、はじめから何でもできるやつなんか、おらんよ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「その気持ちを、力に変えて、他の奴等をすくってやればいい」

ミ,,ﾟДﾟ彡「あと2時間もしたら、東京や、その怒り、あのデカいバケモンにぶつけたったらええねん！」

(　 ∀ )「フサギコさん……」

ミ,,ﾟДﾟ彡「それに、おれの見立てじゃ、10日やないな、5日や」

(　 ∀ )「5日…？」

なんだろう　デジャヴしか感じない

　測りかねる、フサギコの言葉の真意。　　
　
　
(　 ∀ )「それは」


(　 ∀ )「日本が制服されるのが、10日でなく、それほどかからず
　　　　　5日って言う意味―――」


ミ,,ﾟДﾟ彡「アホか、なんでお前そんなネガティブやねん」

ミ,,ﾟДﾟ彡「おれら公安が、奴等を鎮圧するまでの時間や」


(；ﾟ∀ﾟ)「えっ、そんな早く！？」


ミ,,ﾟДﾟ彡「あたりまえや。あいつらも強いやろうけどおれらのが強いわぼけ。公安ナメんなよ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「エツ子さんに、イチローさんや、室伏さん、それに他の戦闘課の奴等
　　　　　　あとおれもおる、お前はみんなの強さしらんかもしれんけど、めっちゃ強いで」

ミ,,ﾟДﾟ彡「あんな残酷無比なテロリストなんかには絶対まけん、だから」

ミ,,ﾟДﾟ彡「そんな不安、貯めこまず、全部吐き出して、おれによっかかれ、全部おぶって、敵をぶちのめしてやるわ」

(　；∀；)「フ、フサギコさん。。。っ！」

支援支援

　洗い流される、心の中で渦を巻いていた、ドス黒い不安。
　言葉と共に差し出される、フサギコの温かい手。

　嗚呼、そうだ、おれは何を心配していたんだ。

　敵の強さや脅威を認める前に、信じるものがあったじゃないか。

ミ,,ﾟДﾟ彡っ　⊂(；∀；　)

　そう強く思い、差し出されたフサギコの手をつかもうとした、その時である。

　―――――ガタンッ

　と、電車が激しく揺れ、停電したのか証明が落ちる。
　地下を走る公安の秘密列車は、通常の電車のそれをり耐久性は遥かに高い。

　並の地震程度では、システムがビクつかないほどである、そんな耐久を誇る列車の電源が、落ちた。

　次いでパリンという窓の割れる音が響く、嫌な予感が数巡する、少し間が開いて予備の電池により、証明が復活する。
　それと同時に、差し出した手が、フサギコの手を掴んだ、だが、不思議と生気を、感じない。


　光になれた目が、映し出したのは


　;;.;)Дﾟ彡っ⊂(；∀；　)

　後頭部の亡くなった、フサギコの姿であった。

(；∀；　)「えっ・・・？」


　自身の許容を超えた驚愕が、時間を凍結させ、ジョルジュから思考を奪った。
　その思索の隙間を縫うように、暗闇から、低く、粘つく声が、響いてきた。



　　　　　　　　「ﾑﾀﾞﾑﾀﾞﾑﾀﾞ.........」

「秘密だろうと」　　　　「場所が割れていなかろうと」

　「“電車”であるなら......どこまでも追跡できる......」　「そして、お前はもう逃げられない...」

　「それが“ハッチ・ポッチ・ステーション”の力......」


「ﾊﾊﾊ......トランクはくいしんぼうだなあ、いきなり脳みそかじったら、かわいそうだろ」　「ワン！」


　「まったく、ジャーニーったら」　　　「いいじゃないかあ、ダイヤさん」　


　暗闇から、響く、声。

　;;.;)Дﾟ彡っ⊂(；∀；　)

　冷たい、手の感触、もう動く事の無い、フサギコさん。　

　　


　【数々の重なる、己の理解を超えた現実が】



;;.;)Дﾟ彡っ⊂( ∀ 　)　く、く、、うおおお......


　【彼を、思考という鎖から解き放ち】



(#ﾟ∀ﾟ)「うおおおお！！おまえかああああ！！」

　
　【過去最大の瞬速を以てして、人という箍を外させるに至った 】



　声のする方へ、駆け出すジョルジュ。

(-＿-)

　声の先には、大事に、幾つもの腹話人形をかけている中年の男性。

(-＿-)「“ハッチ・ポッチ・ステーションｯ”」

　ジョルジュの姿を視認した、彼がスタンドを出現させる、彼の背に4つの影が、生まれた。

　　　　



(#ﾟ∀ﾟ)「うおおおお！！おまえかああああ！！」


　飛び出すジョルジュ。
　身構える、“グッチさん”



(-＿-)「すげｪ〜勢いだぜｪ〜〜目に見えるほど大層な怒りだがよｫ……
　　　　おれの“家族”と交戦する“覚悟”は見えねｪなあ
　　　　“怒り”は“覚悟”を麻痺させる、その実結構迷いがあるようにおれの目には映ぜｪ〜〜」




　二人の対照的な影が、激しい音と共に重なった。



　国とNHKによるバトルが、今静かに火蓋を切った―――


　　　

　　　　

(#ﾟ∀ﾟ)「うおおおお！！！」


　身を包む怒気と、勢いに反し、
　ジョルジュの心中は、不思議と落ち着いていた。
　
　落ち着いていた要因は、大きく2つある。
　一つは先程フサギコに諭された事。

　怒りや悔しさに支配されるのではなく、敵にぶつけてしまえば良い。
　彼の死の直前に放った言葉のある。

　その言葉に導かれ、成長した事が
　怒りを原動力にはしたが、心中支配されない事を可能にした。

　そして、もう一つをあえて言うとすれば

　
(　ﾟ∀ﾟ)（これが、スタンド……）


【スタンドを発現するグッチさんを観、静かに笑うジョルジュ】
　
【左手は背中のリュックの中を漁り,左手は軽く、敵に向け構えている】

(　ﾟ∀ﾟ)（同じだ、マンガでみたのと）

　彼が、重度のマンガオタクで在ったことだろう。

(　ﾟ∀ﾟ)（だとするならば）（特性も、ジョジョのスタンドと変わらぬはず――）


　幾度と読んだ、ジョジョのおかげで、
　彼はスタンドの特性や能力の予想を瞬時に引き出せるほど熟知していた事。


　

(　ﾟ∀ﾟ)（フサギコさんへの、得も知れぬ遠距離攻撃、なんらかの強い特殊能力を持つスタンドと予想される）
　　　　　（そして―――）（出現した、複数のスタンド像）



(　ﾟ∀ﾟ)（“なんらかの強い特殊能力持ち”“複数のスタンド像持ち”）
　　　　（この2つの特性を併せ持つ、スアンドは高確率でパワーの低い遠距離攻撃型である可能性がたけｪ）
　　　　（例えるのなら）（しげチーのような）（例えるのなら）（形兆兄貴のようなｯ！）

(　ﾟ∀ﾟ)（つまり、おれでも交戦出来得る可能性大！むしろ距離をとったほうが、マズいケース多々！）



　彼の予想は概ね正しい。
　故に、距離をとらず、間をおかず、一気に詰め寄った。

　あの時点では最良の答えだったと言ってもいいだろう。

意外と嫌いじゃない

　　　　　

　だが、あくまでそれは予想。

　いくら答えに近い予想が瞬時にはじき出せたとしても、
　それは矢張り“予想”にすぎない、そのまま“現実”には成り得ない。


　予想と違った部分、それは


(#ﾟ∀ﾟ)「うおりゃー！！！」

(-＿-#)「“ハッチ・ポッチ・ステーション”ｯｯ！！」


【怒声と共に、殴りかかるジョルジュ
　しかし、ジャーニーの形をしたスタンド像に殴り返される】

(；ﾟ∀ﾟ)「ﾁｨ」


　【舌打ちと共に、一歩さがるジョルジュ】


　埋めようのない、差。

　いくらパワーが低い、遠距離型のスタンドと言えど、殴り合いで人が勝つはずもなく。
　摂理の通り、ジョルジュは出鼻をくじかれる結果となった。

支援支援支援

　　　

(-＿-)（パワーが低いとはいえ、僕のスタンドの攻撃を受け、競り負けつつもほぼ無傷か）


(-＿-)「思ったよりよｫ〜〜やるじゃねｪか、予想以上ってやつだぜ
　　　　でもよｫ〜〜プランだけもってても、
　　　　何の“能力”も“武器”も持たずに突っ込んでくるのは やっぱり無謀としか言えねｪぜ？」


　スタンド像を幽玄のように、揺らしながら、ジョルジュに指差し、言葉を放つグッチ。


(　ﾟ∀ﾟ)「………」


　【無言で、口端の血を服で拭うジョルジュ】

　【視線は静かに、グッチさんのスタンド像へ】

　【口元には、薄く笑みを浮かべている】


(　ﾟ∀ﾟ)「……おめえよう、おれに“能力”も“武器”もないっていまいったよな、でもそれは間違いだぜ」


(　ﾟ∀ﾟ)「差があれば、埋めればいい」

(　ﾟ∀ﾟ)「小洒落た“能力”なんてもんは、たしかにないがおれにはでけぇ“武器”がある」

(-＿-)「なんだそりゃ、言ってみろよ」


(　ﾟ∀ﾟ)「おれだけが持ちうる武器、それは」

(　ﾟ∀ﾟ)「“憧れる事”と“努力する事”だ」


(-＿-)「あｧ〜！？そんな二つでおれの“ハッチ・ポッチ・ステーションｯ”に勝つつもりかよ！？」


【言葉を受けても、余裕のジョルジュ】

【ジョルジュの左手は、背のバッグを漁っている】

【依然、口元に張り付く笑み】


(　ﾟ∀ﾟ)「みせてやるぜ、おれのあこがれと努力の結晶をな！」


(-＿-)「なっ・・・」
　
【ジョルジュが取り出したものを見、驚くグッチ】


(　ﾟ∀ﾟ)「いくぜ・・・ここからが本番だ！」

　　　　

支援

ここからあたらしいのか？支援

続き！

支援

支援だな！

　取り出したもの、それは


(-＿-)「おい、たしかあの、そりゃ漫画の……ｯ」


　　――――研無刀。


(　ﾟ∀ﾟ)「おらｧｧｧ！！」

　【叫びながら、再度一気に間を詰めるジョルジュ】


　漫画、斬にて登場した「斬る」よりも「破壊する」事を目的として、
　硬度と重量を増加させた刀、研無刀。


(　 ∀ )「ヒュ――」

【直前で、身体を丸め、遠心力を極限まで生かし】


(　ﾟ∀ﾟ)「斬ｯ！」


　重さとスピードを刀全体に乗せ、穿つ、一振り。

まさかのwww

支援

　

【ジャーニーのスタンド像で、攻撃を受けるグッチ
　だが、少しばかりダメージを受けたのか、ジャーニーは少しよろけている】

　
(；-＿-)「チッ、さっきの攻撃なんかより、クソおめｪな」

(；-＿-)（ジャーニーとほぼ互角かもしれねｪ）
　　　　　（だが）（ザンネンながら、おれには他三体のスタンドがいる）


(-＿-)「単純な計算だｯ！勝負ありだぜ！残念だが、そんなモノマネじゃ
　　　　　スタンド使いとそうでないものの“差”なんてものはうまんねぇなｧ！！」


【グッチがジョジョ立ちをし、指差すと同時にジョルジュに襲いかかる、他三体のスタンド像】


(-＿-)「どうだｯ！てめえに一気に全部相手できるかよ！？」


(　ﾟ∀ﾟ)「おい、だれがおれの“努力”と“憧れる事”の結晶が、
　　　　　斬のモノマネだけだっていったよ」


　【言葉と共に、刀を捨てるジョルジュ】

　【右手を、前に突き出す】

5分の人だよな？

支援ｗｗｗ

支援

　　

(　ﾟ∀ﾟ)「メ・ラ・ゾ・オ・マ………」


　【重く響く、言葉。
　　音韻と同時に、カチリとした音が響き、ジョルジュの指に火が宿る】


　【そして――】


(　ﾟ∀ﾟ)「　フ　ィ　ン　ガ　ー　・　フ　レ　ア　・　ボ　ム　ズ　!!!」


(；-＿-)「なっ」


　【ジョルジュの右手を起点にして、至近距離で】


(；-＿-)（ふざけんじゃねｪ！魔法が使えるっていうのかよｯ）（いや――）
　　　　　（この臭いは、爆薬とガソリン……）（つっことは）
　　　　　（あの右手に、爆弾仕込んで魔法使い気取りか！？）（クソッ、避けきれねえ）


(；-＿-)「“ハッチ・ポッチ・ステーションｯ”おれをまもりやがれｯ！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【炸裂する、炎弾】

中途半端なパロディネタ
劣化ジョジョの内容
ほのぼのとしたスレタイで釣って中身はバトル

つまんね

しえ

>>68
どこを縦読みしろと？

支援

　　　　

　【直前で、スタンドによる防御が間に合い、辛うじて無傷。
　列車の車両内、という限られた空間で爆炎が巻き起こった為、煙と熱で空間が満たされている。】
　


(；-＿-)「まったくよｫ、ぶっとんだやろうだぜ……」

　
(；-＿-)「あの炎弾で、あいつ自身も無事じゃねえだろうよ
　　　　　まさかあんな自爆技でくるだなんて、思わなかったぜ」


　【服の埃を払う、グッチ。
　　ふと、視界の端で、煙を溶かすような強い光を感じる。】


(；-＿-)「なっ」


　その光は、紛れも無い、ジョルジュの双眸。


(#ﾟ∀ﾟ)「うぉぉおおお！」

　

(；-＿-)「くそｯ、まだ生きてやがるのかよ！“ハッチ・ポッチ・ステーションｯ”」

支援！

　　

(；-＿-)「クソッ！何度来てもスタンド使いであるおれと、
　　　　　スタンドを持たねえお前の“差”は超えられねｪもんなんだよｯ！」


(#ﾟ∀ﾟ)「ちげえな、“差”があるからこそ、人は“努力”し“憧れる”事ができるんだよ」


　【詰め寄りながら、今度は左手を前に出す、ジョルジュ】


(　ﾟ∀ﾟ)「見せてやるぜ、“努力”と“憧れ”の結晶ってやつをよ」






　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓

　

　　　　　　　10年前、彼はイジメにあっていた



　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　

　　　　　　　(ﾟ∀ﾟ　)　　小学三年生の時、交通事故になり
　　　　　　　　ﾉ　ﾉ) 　 両親と妹と死別
　　　　　　　⊂⊂_　 　家族を失った幼い彼は、親戚中をタライ回しにされた


　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛






　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　

　　　　　　　(；∀；　)　　　待っていたのは、孤独。
　　　　　　　　ﾉ　ﾉ) 　
　　　　　　　⊂⊂_　

　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



　　　　

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　

　　　　　　（∩∀∩　）　　　失った家族、冷たい親戚
　　　　　　　　）　) 　　　　孤児と言う特異により、学校でもイジメられ
　　　　　　　⊂⊂_　　　　　逃げ場無き、孤独という闇が彼を容赦無く覆い尽くす


　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛







　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　

　　　　　　　　そんな彼を救ってくれたのは、一冊のマンガであった


　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

支援

４円

支援

　　

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　

　　　　　　　(　ﾟ∀ﾟ)　　　　拾った一冊のぼろぼろのジャンプ
　　　　　　　(っ⌒ｌ´c 　　　彼は、擦り切れるまで、そのジャンプを読みあさった
　　　　　　　￣｀J^J￣ 　　マンガを読んでいる時だけは、心が躍り、孤独が紛れた。


　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　　　　　自分をこの境遇から救ってくれるヒーローが欲しかった
　　　　　　　しかし、そんなヒーローが現れない事は、冷たい現実が教えてくれた。
　
　　　　　　　ヒーローは、マンガの中にしかいないから、ヒーローなのだ。　　　　

　　　　　　(　ﾟ∀ﾟ)「なら、おれがなればいいんじゃねぇか」

　　　　　　(　ﾟ∀ﾟ)「誰でもない、ヒーロー」

　　　　　　(　ﾟ∀ﾟ)「イジメられてるやつが、救いを求めてる奴がいたら
　　　　　　　　　　　圧倒的強さで、救ってやるヒーロー、をな・・・っ」


　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

うおおおおおおおおおおお支援

あついな しえ

　　　

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　　　　　　それまで押し込められた感情は一気に“憧れ”と“努力”に傾き

　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛



(　ﾟ∀ﾟ)「“雷掌”ｯ！」

(；-＿-)「チィ」


　左の手から、流れ出たのは電気、打掌と共に雷が跳ねる。
　衝撃はスタンドで受けきれるが、電気までは完全に防御できず、多少のダメージを喰らう、グッチ。




(；-＿-)（斬、ダイ大に続き、ハンタもだと……
　　　　　おれも、相当のマンガフェチだが、これほどマンガの技を再現するとは）



(　ﾟ∀ﾟ)「おいおい、まだまだ終わりじゃねえぞ！」


(　 ∀ )「オラァアアア！！」

しえ

支援

　

　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　常軌を逸したトレーニングは
　　　彼に漫画の体術を再現させるほどの筋力を備えさせ　　　

　 ┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛


　再度背のカバンを漁るジョルジュ。
　取り出したのは、逆刃刀。
　

(　ﾟ∀ﾟ)「“龍翔閃”！」

　雷で痺れたグッチを追う、剣閃2撃。

　峰を片手で支え、下から飛び上がりつつ、刀の腹で斬り上げる“龍翔閃”
　次いで飛翔した、グッチを追い空高く飛び上がり、自然落下を利用した威力の高い斬撃


(　ﾟ∀ﾟ)「――“龍槌閃”」

　剣戟の勢いを、そのまま生かし――


(　ﾟ∀ﾟ)「“龍巻閃”」

　遠心力に、力を変え、真半身で、そのまま回転しながら相手の背後に回り込み、後頭部や背中に打ち込む一撃。

とどめくるー？

支援

え

(；-＿-)「グッ、な、なめるなｯ！」


　辛うじて、防御に成功したグッチ、しかし、スタンドとは、精神の具現。

　スタンド使いのグッチにとって、ジョルジュの攻撃が
　避けられぬ程、圧倒的に速いわけではない。

　落ち着いて対処すれば、十分交戦し得る。

　が、その速さや強さ以上に、自分のような特異な能力を持たぬ者が“努力”と“憧れ”
　その度重なる修錬の果てに竣功した藝術に 畏怖した。

　動揺し、焦り切った精神では、まともにスタンドを保てない。

　それを、見、そこに、打ち込まれる、一撃。

　【右手の炎と、左手の雷を掛け合わせ】

(　ﾟ∀ﾟ)「邪王炎殺黒龍波！」

　【電気により、形を帯びた炎がグッチに襲いかかる】

　　　　　　　　　　　　　　　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　個を捨てる程、特異に赴いた彼が受けた改造手術は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人為的な、特殊能力を、彼に授けた。　　　

　 　　　　　　　　　　　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

ねるしえ

sienn

天翔龍閃じゃなかったｗｗしえ

何処かで見た感がありすぎて飽きてきた

龍巻閃は後の先をとってこそ威力を(ry
みたいなことを斎藤が言ってたな

ネタ詰めすぎて、なんだかなぁ……って感じ

支援

面白い、支援

ガキには好まれる分厚みが足りないって感じかね
れもんは作家でたとえるところの伊坂幸太郎だからな

支援

★

この作者はちょっとスレが伸びなかったり評判悪いとすぐこうやって投げ出すから困る
と、こんな事を書くと「用事があって〜」なんつって戻ってくるかもしれんがな

ほいさ

絶賛されねえと気が済まねえのかよ
めんどくさい奴だな

失礼な、ちょっとさるってただけです！

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　　　　　　　　　“情景”と“努力”を以てして、彼は―――

　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛




(；-＿-)「チィ！」


　向けられた炎を、防ぐ為に全スタンドを動員するグッチ。
　晴れた炎幕の先には、右手に持っていた逆刃刀に加え、左手に研無刀、口には雪走。



(；-＿-)「三刀流！？まさか！」



(　ﾟ∀ﾟ)「くらえｯ――」

何回目の一から投下だよ・・・いい加減にしたほうがいいと思います

　　

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　
　　　　　　　　　憧れのヒーローを自らの身体現させ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本物の異能であるグッチを

　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛


(；ﾟ＿ﾟ)「ガッ・・・ハッ！？」


(　ﾟ∀ﾟ)「三・千・世界ｯ！！」

　
　放たれる三本の極撃。
　スタンドでも受けきれずグッチの身体が、3つに分断される。



　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　　
　　　　　　　　　倒すまでに、至った。

　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

　　　 　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　　
　　　　　　　　　　ただそれは“グッチ”が本体であるならば、の話だが

　 　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛

,,.::..,.,,:＿-)　ｻﾗｻﾗｻﾗｯ......


(；ﾟ∀ﾟ)「なっ」


　勝利の余韻に浸る間もなく、剣の先で腹話人形と化すグッチ。


(；ﾟ∀ﾟ)「ば、ばかな！これもスタンドだっただと！？」


　「云っただろう」「おれの“ハッチ・ポッチ・ステーション”は」

　　「電車全体に作用するスタンドだとよｫ〜〜〜！」

　　　「さっきまで、おれだと思って戦っていたのも、勿論スタンドだ」「それどころか」


(；ﾟ∀ﾟ)「なっ」

　　「その車両、いや、電車全体がおれのスタンドだｯ」

「“ハッチ・ポッチ・ステーションｯ！”」


　【放送を通じて、流れる声、その合図と共に】


(；ﾟ∀ﾟ)「ふざけんじゃねえぞ！」


　【周りの椅子、戸網、窓まどが、すべて腹話人形と化し、
　　　　　　　　　　　　　　　コントやミュージカルを始める】

　【そして】

　【幾体もの、ダイヤさんが集い、重なり、交わりあい】

　【一体のミス・ダイヤモンドが生まれる】

　
┣¨┣¨┣¨(；ﾟ∀ﾟ)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨　


　「余興、中々楽しかったぜｪ〜〜」

　　　　「今度はおれの能力で」「遊んでくれや」


【戦いは未だ、はじまったばかり―――】

し

導入からフサギコ死亡、グッチさん登場まではすごく面白かったけど、
戦闘始まってから一気に勢いなくなったかんじ。

本来各々すごい濃いはずのグッチさん、ジャーニー、ダイアさんのキャラをまったく生かせておらず
主人公も戦闘前の新人っぽい初心なキャラから戦闘馴れしてるようなキャラに変わってるし
戦闘開始と共にキャラの魅力が一気に削げてる。

導入部が非常にクオリティ高かったからこのまま途中でやめちゃうのも勿体無いし、
もし続けるなら後続の敵キャラの原作をリスペクトしてキャラを立てて欲しい。
今のままじゃ薄っぺらすぎてせっかくのNHKキャラが台無しだよ。
期待してる。

支援

スレの流れがアレだな・・・
支援

　

(　 (ｴ) )（わくわくさん、どうしてあんな事を……）


　答えが帰ってくるはずも無い、問いかけ。
　あの惨劇の現場で、一人生き残った彼、否、生き残ってしまった彼。

　あの惨劇の後、わくわくさんは
　驚きに身を固めているゴロリを一瞥もせず、そのまま去ってしまった。

　かつての同志に向けられた同情か、それとも―――
　


(　 (ｴ) )「わくわくさん……」

　呟く。かつての同志に。
　胸の痛みを吐き出すように。


(　 (ｴ) )「わくわくさん……わくわくさん……」

　呟く。誰よりも尊敬していた、彼の名を。


(　 (ｴ) )「わくわくさん……」

　そして、誰よりも愛していた、彼の名を。

十分面白いし燃えると思うけどな、支援

　　　　　　　　　.,,::.,,::., ,:: .,, ::
　　　　　　　;;;;;.:;:;.:;;; .:;:;.:;.,,::,., 　　,: :　,
　　　　　,,.::..,.,　;;;;;;;; .:;:;.:;;　, .;;.,,:: ; ;; ; ;;　.　.,
　　　:. ..: ,,.::..,.,,::,;;;;;;;..:　..,,::,　.,　　.　.,
　.　..:.　　....:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;; .,,　,,.,.,:::　　:;;　　.,
　　.:;:.:;:;.:;.:;::;.:;:; ／l.,,::,.,,::;;;:;;;;,　　.　.,
　,,.::..,.;;;,　;;;;;.／ ,..l;; 　　　　.,.,　.,
　　,;;;.,,::,;;;;;;/ 　〈:::l　一-､
　.,,:::;:;.:.,,:: /,;;;::::´　　　　　｀ 一一 -,r
　　.:;::::.,,::,i;;;:::::＿r -,＿＿r i　　　／　　　/´〉,､　　　　　|￣|rﾍ
　　　　:;:::l;;;;:::::::::i___i 　 　i_ﾉ　／　l､　￣了〈_ノ<_/（＾ｰヵL__」L/
　 :;:::.,.;;;:;:::＼;;::: ﾄ-一 -,ｨ / ´　　　 二ｺ ,|　　　　　r三'_」　　　 r--､　（/
　　　.:;:;.:.:.:;.:ノ:: ゝ､_ _,ｨ ´　　　　　/＿＿」　　　　　　　　　　　_,,,ﾆｺ〈　 〈〉
　　　;::;:::.／;;;;:::::　 　く　　　　　　'´　　　　　　　　　　　 　　 （__,,,-ｰ''
　　 ;;;:／:::::::::::　　　　ヽ　　　【ワクワクさん】
　　　/::::::::::::::　　　 　　l　　　　　　　　　　　 /~7 ／）
　　/:::::　 r　　　　　　　lヽ､　　　　　　/二~|/_/∠／
　/:::::::　/::::　　　　　　 l:::::: ヽ ＿　　_/￣ 」　　　　／^ヽ､　／〉
/:::::::　,/l::::::　　　　　　 l＼:::::::　　　　~~￣　　 ャｰ-､フ /´く／／>
:::::.　/　 l:::::::　　 　　　,lヽ　｀ｰ-　　　　　　　　　`ｰ-､__,| 　　 　''
:::::　ヽ 　 l:::::　　　　　　　＼
　　　　 　 l::::　　　　　　　　＼
　　 　　　　l:::::::

支援・・　お受け取り下さいッ！

ごめんスタンドとこれ以上の身体を作る体力と技術が無い
寝るけどふぁいｔ
死にそう

ブーン速のまとめのセンス好きだよ！支援！

　剥がれ落ちる感情。


　彼の決意がNHKの計画を、後に大きく狂わせる事になろうとは、


　　　　　　　　　　　　　　　　　――――まだ誰も予期していなかった。



　革命は、いつも静かなところから、芽吹く。





　　　　　　　　　　　　　　　　第一話：世界滅亡まで　残り10日　240時間　14400分　864000秒　終

つづくっ！

乙

以上です、長々とありがとうございました。


>>116
支援絵ならぬ支援AA・・・っ！
ありがとうございます！うはーAA帳に大事に保管させていただきますね！


>>111
むう、頑張ります。
たしかに書いててあまり脳汁でませんでした。
でもまあ、今回の戦闘はジョルジュの顔見せ程度・・それ差し引いてもあんまりなの否めませんが
元ネタけっこう多用しているので、活かして使えるように書きていきたいとおもいます。

・登場キャラ説明的なもの


(　ﾟ∀ﾟ)　じょるじゅ。

　いっぱい鍛えて、人体改造して
　漫画のキャラの技を再現しちゃうマンガオタク。

　左手に雷が出る装置を
　右手には炎がでちゃう装置を
　
　肉体も鍛えまくって、オリンピックに出れるような一般人最強レベル。
　他にも漫画ででてきた道具を模したもので戦うようです。


(-＿-)　グッチさん　スタンド名：ハッチ・ポッチ・ステーション

　スタンド能力詳細今だ不明。
　遠距離タイプで、電車の中のものを腹話人形に変えることができるようです　。



質問や、だして欲しいキャラなどありましたら、気軽にどうぞ。
出来る限り反映して域たいと想います。

ではでは、また会いましょう。

乙
次回も期待

つまんね

乙！面白かった。
個人的ににこにこぷんの面々が見たいな

変な粘着つくのは人気のある証
乙

おじゃる丸と天才テレビ君だしてほしい

でだしは三回目の使いまわし、
展開もいつものパターン数種類の切り貼り

ちょっとマンネリだと思うんですが……
作者さんも正直こういうの飽きてませんか？

天才テレビ君出してほしいな

そうそう、ワンパターンでつまんねぇ

めろんはギャグ以外才能無いんだから無茶すんなよ
あとこんな駄作速にまとめんなよ？気持ち悪いから

うーん、つまらん
どうせこれも尻すぼみなんだろうなあ、と思うと期待もできない
風呂敷広げるだけ広げて畳まないとかもうやめてくださいね

うるせえ！クソしてねろ！

お つ

ぶっ叩かれててワロタあげ

俺は好きだよお家芸

キチガイ湧くんだから規制しといてくれよｗｗｗ

>>35の伏線が微塵も活かされてないのと
再投稿の割に話が進まなかったことが問題の一つと私は思う
あと顔見せで手の内を明かしすぎというか最初から実力を持ちすぎる上に
主人公には珍しい(と私は思う)多彩な技を用いるタイプで
(主人公の憧れた)少年漫画的な戦いができていない気がすることが微妙かと思うけれども
完結するならそれまでみて考えたい
ただできれば同じ内容に何スレも使わないでくださいね

どうせ「ながらだから」とか言い訳するに決まってるぞこいつは

マジでフサギコが死んだと思ってんの？
ハハッ、もはやワロスとしか……

おつ