長妻昭は「存在感が薄くて期待はずれ」w
2月25日(木) 北九州版(福岡県)朝刊 5面[政治・総合]
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100225k0000m070148000c.html 社説:鳩山政権への手紙 長妻昭様 夢や人間力も必要です
どうせ存在感が薄くて期待はずれと決めつけるのだろう、そう思っていませんか? 年金問題の追及が
政権交代の道を開いたとすれば、長妻さんは最大の功労者です。が、大臣になってからは苦戦続きでメディアへの
露出度も低く、官僚とも相変わらずそりが合わないようですね。
(※途中省略)
自民党政権下の社会保障費削減方針で苦しい制度設計を強いられてきた厚労官僚の中には民主党政権を
待望していた人が少なからずいます。また、自民党政権末期の社会保障国民会議の報告、障害者自立支援法改正案などには
くむべき提言や政策がたくさんあります。それをすべて否定してゼロから制度を作り直す余裕があるのでしょうか。
限られた財源で制度改革をしても万人が満足するものはできません。マイナス面ばかり強調すれば国民は不安を
かき立てられ、政権批判が高まることは、長妻さんが一番わかっているはずです。
大臣になったのですから、持ち前の合理的思考は、相手の失策を追及するのではなく、敵陣の中から優れた人材や
政策をくみ上げるために使うべきではないでしょうか。超高齢社会における持続可能な社会保障を確立するためには、
大きな夢を語り、官僚や野党も引きつける人間力が必要だと思います。