案の定キモ目線・・・強引に絡めてはいるが、真央ちゃんに絡める必要を感じない文章w
余録:ライバルの金と銀
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/ バンクーバー冬季五輪の女子フィギュアの金メダルを射止めた韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手は、子供のころ
よく友達と「五輪ごっこ」をしたという。長野五輪の当時、みんなでそれぞれ好きなフィギュア選手役を演じて遊ん
だ▲その時はいつも銀メダルをとった米国のミシェル・クワン選手に扮(ふん)し、表情や動作をまねた。漠然とス
ケート選手になりたいと思っていた7歳の金選手は、テレビの五輪中継の中に「私の夢」を見つけたのだ。それが
クワン選手だった。先ごろ韓国で出た自伝でそう明かしている▲自伝では誕生月まで同じ浅田真央選手とのライ
バル関係にも触れ、自分のデビュー以前から「すごい子がいる」と思っていたという。13歳の初対決で完敗して
「どうしてあの子と同じ時代に生まれたのか」と悔しかったとも打ち明けている▲バンクーバーではその宿命のライ
バル・金選手が見せた歴代女子最高得点に届かなかった浅田選手だ。日本の女子フィギュア2大会連続メダルと
なる歴史的「銀」には心から拍手を送りたい。だがこの勝利のために心血を注いできた真央ちゃんでなければ分か
らぬ悔しさもあろう▲五輪という大舞台で、金・銀2人が共に200点を超えた最高レベルの対決である。そのなかで
真央ちゃんも1大会3度の3回転半ジャンプという女子の国際大会初の壮挙をなしとげた。優れたライバル同士に
しかたどりつけぬ勝負の高みで2人はスケートの真実に触れたはずだ▲そんな両者の演技を見て「五輪ごっこ」を
始める女の子もいてほしい。クワン選手になりたかった金選手のように、真央ちゃんになりたい子供らに確かな夢の
形を与えた「銀」だった。