小説を書いてみたいんだけど作法がわからない

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
こんな感じなんだけど。
夜、俺はいつも通り夜中の散歩をしているところだった。そのはずだった。
いつも通りお気に入りの曲を聞いて、いつも通りなんの目的も無くふらつきまわり家路につく。
そのはずだったのに今俺は今日来たばかりの転校生にナイフを突きつけられている。
何故だ?why?いや本当になんでさ?
「それには深い深い事情があるの」
俺の心を読むな。
「それは無理な相談」
依然俺の喉にナイフの切っ先がキスしそうになっている。
「わかった。何もわかってはいないがわかった。だから頼むナイフをどけてくださいお願いします転校生様どうかこのいやしい私奴の命をお助けください」
「……ん」
ナイフが俺の喉から外される。どうやら生き延びたようだ。
「さてと、なんのつもりで俺を襲ったのかたっぷり聞かせてもらうぞ。」
「変質者だと思ったからナイフで刺して死んでもらおうと」
あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。
と納得出来るほど俺の器は大きくない。
「なるほどな。んで俺にナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「悪かった」
「納得はできんが納得してやる。……がなんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それは脇の汗君も」
「脇本だ」
「そうそう、脇臭い君」
「脇本だ」
「あー、わきのし「脇本だ」
「俺は深夜の散歩が趣味なんだよ」
「同じ理由」
そうか、こんな奇特な趣味をもつ奴が俺以外にも居たとはな。
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う。」
だから俺の心を読むなと。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:27:36.73 ID:fpruqsVu0
こんな感じなんだがまずいところがあったら教えてくれ。
いや、ダメなのはわかってるんだけど。
良いところも教えてくれると嬉しい気分になる。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:28:00.08 ID:i51JL3Bq0
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:47:20.01 ID:ydy+Eo6k0
全部駄目
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:48:28.06 ID:6+QFEOhA0
ラノベなら全然いけるよ
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:51:15.89 ID:fpruqsVu0
>>4
批判ありがとう。
全部ダメな中で何処が特にダメなのか教えてくれ。

>>5
友達に西尾ぽいと言われた。
これでも行けるのか?
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:52:15.65 ID:rOs6b8AcO
出川を登場人物にするのはあんまり女の子に受け入れられない
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:52:18.79 ID:vyK7qfcl0
先ずどんな話にしようと思ったか紹介してくれないか
そうしないと答えようが無い
一応(小説ではないが)商業誌に載っけてもらったものだが力になれるかい?
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:54:23.58 ID:ydy+Eo6k0
なんだとぉ
俺だって
一応(小説ではないが)商業に乗っけて貰ったんだぞ!
多分俺の方が倍は乗っけて貰った
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:57:13.21 ID:fpruqsVu0
>>7
出川?主人公が出川ぽいってこと?

>>8
思いつきで書いたものだから、ストーリーらしいストーリーはあんまり無いんだけど
グッドエンドとかハッピーエンドが嫌いな主人公が電波なヒロインに振り回されて、
考えを変えていくみたいな話。
個人的には、ひねくれた主人公がハッピーエンドに自分から向かっていく過程を書きたい。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 19:59:21.33 ID:vyK7qfcl0
>>9
何本載った?(´・ω・`)
俺は未だ若輩者なので余り多くないんだけど...
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:02:36.25 ID:ydy+Eo6k0
>>11
500KBはのったな
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:02:48.50 ID:fpruqsVu0
一応ラノベ作法研究所とかいろいろ見てるんだけど
自分に自信が持てないんだ。
なんか読めば読むほど自分の文章力がいかに無いのか分かる感じで。
とりあえず1本なんか書こうと思うんだけど、
書き方のアドバイスとか、プロットの作り方とか、
タブーがあったら教えて欲しいんだ。
頼む。
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:04:57.19 ID:EOON4fTN0
タブーなんてない
自分の書きたいものを小説にぶち込めばいい
作法なんてどーでもいい
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:05:09.43 ID:vyK7qfcl0
>>10
個人的な意見だけど

主人公がひねくれ者なら
主人公の理屈っぽさ<電波系ヒロインのゴリ押し度だと
主人公が若干ヒロインの掌で踊らされている感じがするな
某ラノベの無気力系主人公じゃないけどもう少し小難しい台詞入れても面白いんじゃないか?
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:07:03.48 ID:CYvGwMU60
たとえば俺が>>1の友達で、こんな小説を見せられたとして
そんなのコメントに困るにきまってるじゃないか
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:10:05.96 ID:fpruqsVu0
>>15
語彙が少ないけど頑張ってみます。

ラブコメっぽくした方が良いんだろうか?
ヒロインとは決して恋仲には成らないイメージで書いてるんだけど。
あとアイデアを常に書き込めるようにメモ帳を持ち歩いてるんだけど意味あるかな?
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:10:07.12 ID:pbvdZSUNO
主人公がひねくれ者のようには読めなかった
「俺は普通に平和に暮らしたいんだ!」とかむしろ言いそう
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:12:21.47 ID:vyK7qfcl0
>>12
誰が容量で言えと
俺は論文(といっても正式に学界に提出出来る様な体裁のじゃないが)が15ページくらい×1
同人誌みたいな活動誌に数回2~3ページ程
ちなみに古代史に関する論文な

>>13
プロデビューするんじゃなけりゃタブーなんて合ってないもの
ましてラノベ仕立てのssなら自分の感性に任せて書きたいもの書きゃ良いよ
けんどもネット上に横書きで載せんならやっぱり改行や発言者の名前の記載
要所要所でした方が読み易い
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:13:29.78 ID:fpruqsVu0
>>18
ありがとうございます!
それは少し自分でも気になってた。
もう少しキャラ作りをしっかりしてみる。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:16:39.54 ID:vyK7qfcl0
>>17
俺も持ち歩いてます
結構歩いたりしてる時に色んなものや出来事見てアイディアを思いつくもんだし
アイディアは「三上」↓で湧くって言いますね
馬上(馬の背の上) ・枕上(枕の上) ・厠上(厠の中)

ラブコメにするかしないかは主の好みで良いんじゃね?
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:19:10.97 ID:fpruqsVu0
>>19
改行どこですれば良いか判断するのが難しいんですのよ。
でも頑張る。
キャラの書き分けが出来るまでは名前を書いてやってみるよ。

アイデアだけは書いてるんだけどロボット物と魔法少女の融合ってどう思う?
小説でロボット物を書くのは難しい気がするんだけど。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:19:40.78 ID:vfo3f3EMO
どうでもいいけど始めの「夜、〜夜中の散歩」って、くどい気がする
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:22:21.22 ID:6v0XpeN60
まあまず基本的なことが全然できてない
「小説 書き方」でググレば小説を書く上での常識的なことはわかるだろう。書き方を知りたいならまずそういうのを
熟読することから始めたらどうだ?
そういうのとは別に俺が個人的なアドバイスをするなら、とりあえず小説を書き始めた内は、文章の中にギャグを入れるのはやめとけ
よほど笑いのセンスがないと、素人がギャグを文章で書くと大抵クソつまらんギャグになる
>>1で使われてるギャグもその典型。クスリともこないどころか寒くなって読む気が失せる
ある程度文章が上手くなれるまではギャグの表現は控えるべき
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:23:06.30 ID:nMf0mopn0
風景や心情の描写を細かくしてみたら? しつこいくらいに。
比喩とか入れて。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:25:22.45 ID:fpruqsVu0
>>24
頑張って勉強します。
いやしてるんですけどね。
もっと頑張ろうと思います。
脇のくだりは今見返してみると自分でも
何とも言えない気分になってきたから、
慣れるまではギャグは控えめにするよ。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:26:55.95 ID:vyK7qfcl0
>>22
もえたんとかでそれあったぞ小説じゃねえけど

>>23
確かにそうかも

「夜、夜中」「いつも通り、いつも通り」「ナイフ」って言葉の繰り返し自体は
悪くないけど敢えて伏線が無いなら別に代名詞とかで良いと思うな
ひねくれっぽさを出すにはいい材料かもしれんけど
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:27:59.00 ID:ydy+Eo6k0
唯一見れるのが掛け合いだけだったのに
まあレベルはまだ微妙だけど、今後このスタイルを育てていけばわからない
知ってる? 今っつーか昔からだけど、掛け合いの需要が高まってて
普通レベルに掛け合い出来るだけでもう商業価値が出てくるってこと
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:28:19.36 ID:fpruqsVu0
sageてしもうた。

>>25
自分的にはこれでも結構しつこい気がするんですが、
もう少し描写について考えてみます。


今になって自分の文見返してみたら頭抱えてのたうちまわりたくなってきた。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:30:17.36 ID:6v0XpeN60
>>26
一番の勉強法は上手い人の小説を読んで、その人の書き方を真似て書いてみることだと俺は信じてる
でも小説を読む目が肥えてないと実際その小説のどういう部分が上手いのかとかわからないと思うから、
初めはとりあえずいっぱい読むだけでいいと思う
書きたくなったらいつでも書けばいいが、そのときはやはりギャグを入れるのだけは止めたほうがいいだろうな
あんたのギャグセンスがどうとか、そういう問題じゃない。文章が下手だと表現できるギャグも下手になる。これはもう
しょうがない。逆に文章が上手い人は案外ギャグも面白かったりする。もちろん例外はあるけどな
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:31:46.67 ID:Fel6EIO10
一般人に比べればすごくうまいんじゃね
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:34:56.53 ID:f0hmjmtP0
改行の後と、 ! ? の後には空白1個いれようぜ
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:36:31.47 ID:6v0XpeN60
正直このレベルの文章力で話を作るつもりなら、もうテンポで勝負するしかないと思う
掛け合いがどうとか言ってる人もいるが、それもやはりこのレベルでは期待できない
ので、おもしろい話やかわいいキャラを考えて、テンポよく話を展開していけばいいと思う
余計な会話を減らして、情景描写も最低限でいい。初めの内は会話と会話の間に何か描写を
入れなければならないような気になってしまうが、それも別にいらんとおもう
「」
「」
「」
「」
みたいな感じにセリフを連続で使うといいと思う。もちろん必要な時にはちゃんと地の文を入れないといけないが
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:36:49.57 ID:fpruqsVu0
>>28
掛け合いが好きなので、唯一といえど見れると言ってもらえて嬉しいです。
参考になる意見ありがとう。
>>30
小説はいつも読んでるだけだったので、そういう視点から読むのもやってみます。
和田はつ子とか森博嗣とか清流院流水とかが好きなんですけど、
うまい人ならジャンルとかは関係なしですよね?
あと>>30のオススメあったら教えて欲しい。
図書館で借りてみるから。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:37:18.95 ID:vyK7qfcl0
>>26
例えば比喩表現にも隠喩とか換喩とか提喩とか有るけど
数こなしてみるのも修行だから安気に頑張れば良いと思うよ〜

あと>>30の言う様に読むに徹することも必要だねぇ
自分も論文書いた時は古典や考古学書以外にも政治学とか心理学とか哲学とか
色々専門外の本も読んだのさー
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:38:14.76 ID:rN7VXlDw0
俺が直してやるから待ってろ!
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:41:01.92 ID:fpruqsVu0
>>35
サイト見てると難しそうですけど使いこなせると楽しそうです。
やる気が出てきた。

>>36
待ってる!
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:41:38.24 ID:6v0XpeN60
>>34
「この人は文章上手いから、この人の本を読めば上達する!」っていう意味でなら知らない
自分の好きな人の文章を真似るといいと思うよ。「こういう風に書きたい」っていう人がいないなら、
自分の書きたいようなものを書けてる作家を探すといい
だから「この人がオススメ」とかはない。悪いね
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:44:03.65 ID:fpruqsVu0
>>38
ありがとう。
というか俺ありがとう言い過ぎな気がする。
とりあえず終わクロ読んでくる。
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:45:30.19 ID:MqyW/LR+0
いつものように、日課と言えば聞こえは良いが、ただなんの目的も持たずふらふらさ迷うだけの散歩をようやく諦めて家路についていた。
あとはだるい足を伸ばしながら途中で買った缶コーヒーを飲むだけだった。いや、そのはずだったのだが…
今目の前には今日転校してきたばかりの転校生がいる
女なんだが、かわいい、かわいくないを通り越してかなりヤバイ
震える両手でナイフの切っ先を俺に向けて立っている

「う、動かないでね。そのまま後ろ向いてさっさとどこか行ってちょうだい。」
動かないのか、行くのかどっちだよ。
「あ、あのー…」
言葉を切り出した途端にナイフが目の前にくる
慌てて後退りしながら、
「きょ、きょ、きょうてんこーしてきた桐山さんだよね!」
俺、完全にビビってる
「や、やっぱストーカーね!来ないで!警察呼ぶから!」
桐山はナイフを振り回しはじめる
あぶない、届かないけど片手で闇雲に振り回していたら、俺に飛んでくる…
「同じクラスの脇山だよ!わーきーやーまー!」
「同じくラスで今日あったばかりなのにストーカーなんて!」
うわぁ!ますます激しくなってきた
「ちがう!今散歩の帰り!俺ん家そこの角曲がったとこ!」
桐山が一瞬止まる
「こんな時間にひとりで散歩なんて、あたし以外にいないわよ!」
また振り回しはじめやがった。でも、同じ散歩なら俺の事わかるんじゃないのか?
「だーかーらーお前さんと同じで散歩してたの、自分がやってるならわかるだろ!」
桐山はしばらくナイフを向けたまま考えるとやっと理解できたらしい
「ワキガって変な趣味なんだ」
「へんでもかまわないけど、おれはワキガじゃなくて脇山!」
「あーごめんごめん、名前間違っちゃ失礼よね」
こいつにとってはナイフを向けたことよりも名前を間違える方が謝るべき事なんだろうか?
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:48:13.46 ID:vyK7qfcl0
>>40
うん>>1の方が巧いんじゃね?
ってか一度見直して推敲して誤字探してこい
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:48:47.02 ID:fpruqsVu0
>>40
テンポがいいし読みやすいです。
違う人が書くとこんなに変わるとは。
びっくり。
参考にさせてもらいます。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:50:13.22 ID:Fel6EIO10
>>40
下手とかではないけど>>1のがよくね
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:51:15.93 ID:rN7VXlDw0
まず表現方法が甘いよな
『夜=暗黒の妖精が踊る世界』
とんでも世界観ならこれくらいはっちゃけて欲しい

あと、いつも通りとか曲やらなんやらのくだりいるか?
いらないだろ?

お前の小説縮小できる無駄が多すぎる
だから読み手がだれるんだよ
てかお前も書いててだれてるだろ?

むしろ転校生とかその辺膨らませろよ
わかんねーよ、そんな転校生。初日だと転校生なんか覚えてないだろ?
ただの不審者だよ。

あと主人公。
これが悪い。1人称では強気っぽいのに発言は小物っぽい。
別人に感じる。
主人公の意思は一貫性を持たせて欲しい。
その内、誰が誰なんだか分かんなくなるからな。



ここまで書いたけど、俺特に小説とか興味ないわ
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:53:34.94 ID:rN7VXlDw0
>>40は凄いな、読みにくくなってるわ
>>1の方が文才あるってのは初心者でも分かるレベル
これは驚いた
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:57:06.33 ID:MqyW/LR+0
>>41
>>43
>>45
ぜひ、添削をば
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:57:21.96 ID:Fel6EIO10
>>40=ID:rN7VXlDw0じゃないの?
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:57:26.90 ID:fpruqsVu0
>>44
うっかりマジレスするところだったが、マジレスします。

とんでも世界観ではないんですわかりづらいかもしれませんが。
縮小できてもしたくない下りがあるのです。
無駄かもしれないけど、落語とかでも無駄な下りが
味となってる例もあるので。
まあ、実力の無い自分が言う事では無いかもしれませんけどね。
下手なのは重々承知で、書いてて自分はとても楽しいです。
でも、自分本位ではなくて読み手の事も考えなきゃいけませんよね。
一応このあと朝の回想にはいろうと思ってました。
一人称は全くもってそのとおりです。
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:58:32.18 ID:X/ZQjxGj0
習作の段階で一人称は甘え
ってばっちゃがいってた
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:58:33.24 ID:CrBTg5FE0
>>13
ちゃんと自分が未熟だって思える時点で充分だよ
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:01:38.73 ID:fpruqsVu0
うわなんかみんなフォローしてくれてるありがとう。
とりあえず、終わクロ最後まで読んだらなんか書くよ。
とりあえず自分に自信が持ててきたら書いたのvipに投稿してみる。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:03:31.18 ID:X/ZQjxGj0
そこまでひどくないと思うけど気になった部分

>夜、俺はいつも通り夜中の散歩を
頭痛が痛いです

>私奴の命を
奴はひらがなでおk

53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:05:01.49 ID:6v0XpeN60
>>1のを俺なりに直してみてるんだが、
正直話が意味不明過ぎて直し方がよくわからんww
話のリアリティとかは度外視して、文章だけ直すか
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:05:57.48 ID:vyK7qfcl0
>>46
いや状況説明がテンポよくなり過ぎな所と

女なんだが、かわいい、かわいくないを通り越してかなり「ヤバイ」←なんか小物っぽい表現
「同じ【くラス】で今日あったばかりなのにストーカーなんて!」 ←こう言う初歩的なタイプミス

なんか折角テンポよくなったのに語彙もそのまんまだから味気なくなった感じ
擬音語や擬態語も入れた方が玄人っぽいかなぁと
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:06:15.79 ID:fpruqsVu0
>>52
おお、頭痛が痛いだ。
気を付けんと。
一人称のが書きやすいけど、三人称のほうが基本なんだよね?
やっぱり。
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:06:48.16 ID:Fel6EIO10
>>53
物語の展開も含めて直してあげれば?
そのほうが勉強になると思う
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:07:14.16 ID:rN7VXlDw0
ラノベ以外で擬音使ってる作品てある?
最近全く小説読んでないからわからんわ
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:09:36.47 ID:CrBTg5FE0
添削というか、個人的に気になったこと突っ込んでみるね

ありがちな鈍感主人公を書きたいんだろうけど
いきなりナイフ突きつけられて平然としてる人間なんて普通じゃない。
虚勢を張ってるのか、刃物に慣れ親しんでる異常性があるのか、
そういった”俺”という人間をちゃんと読者に説明してあげるべき

>俺の心を読むな。
ギャグのつもりなのか、巷にあふれてるネット小説でよくみかける描写だから真似しただけなのかともかく
この描写が作者(この小説の一番最初の読者)であるあなたにとってほんとうに面白いものなのかよく考えて書くべき。
刃物突きつけられてる緊迫感とか台無しだと思わない?

>「わかった。何もわかってはいないがわかった。だから頼むナイフをどけてくださいお願いします転校生様どうかこのいやしい私奴の命をお助けください」
わーこの”俺”の滑舌の才能すごいですねー。この描写がほんとうに面白いものなのかよく(ry

>あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。
>と納得出来るほど俺の器は大きくない。
主人公の目線から、ナイフを持ち歩いてる人間の不気味さとか雰囲気とか、
そういうのを読者に説明してあげるべき。

>だから俺の心を読むなと。
この描写がほんとうに面白いものなのかよく(ry


まず、物語を書くっていうのは「読者に誰が何をしてどのような現象が起こっているのか”説明してあげる”」
ことだと思っていいよ。この”説明のしかた”は人それぞれで、それが文体の個性になる。
とにかく説明。説明。説明。自分なりのやりかたで読者に情報を示せ。
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:10:16.62 ID:Fel6EIO10
>>46
。がついてたりついてなかったりとか、
思いつきで書いただけっぽい
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:14:10.66 ID:fpruqsVu0
>>53
>>53の文は好きです。
>>56じゃないけど展開含みで直してもらえると
勉強になるんでうれしい。
キャラ設定は思いつきだから浅いんだけど一応書いとく。

主人公 脇山 典明
平凡な高校生で、ハッピーエンドとかそういうご都合主義が嫌い。
夜中の散歩が趣味で身長が低いのがコンプレックス。
脇は臭くない。

ヒロイン 御本 亜理紗
電波入っている遅れてきた厨二病。
家庭が崩壊しているが、現実を受け入れられず
悲劇のヒロインのように自分を語る。
護身のタメにナイフを持ち歩くが運動神経が切れているため
何の脅威でもない。
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:14:45.68 ID:vyK7qfcl0
>>57
以外と有るには有るんだぜ
まぁ使い方を誤ると一気にラノベや子供の作文臭くなる諸刃の剣

あとひねくれものと電波少女って設定何処行った
これじゃちょっと危険なハルヒ(或いは恐さ減らし気味の朝倉)とキョンだよ
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:15:39.93 ID:JA1TT0w40
今北だから既出かもしれんが
×「〜〜〜。」
○「〜〜〜」
昔は上が多かったけど最近は下が主流

×〜〜〜?〜〜〜。
○〜〜〜? 〜〜〜。
!、?の後には空欄を入れたほうがいい
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:16:43.66 ID:fpruqsVu0
>>58
本当に面白いかは良く考えます。
言葉繋げるのは、慌ててる感じが出したかったんです。
ナイフは怖いですよね。
考えないと。




頭抱えたくなってきた。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:18:15.63 ID:wnT4Po/T0
>>46
まず最初から説明口調が癇に障る。
適当に書きすぎ間がありありとみえてくる「。」
突然現れた女が怖い。お前がストーカー・・・アサシンだろと。
やはり1人称と台詞がアンバランス、別人に感じる。
ワキガが趣味って・・・
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:19:34.52 ID:X/ZQjxGj0
あえて句読点使わないことでパニックを表現する描写は
パラサイトイヴの精子搾取シーンが秀逸
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:20:33.42 ID:vyK7qfcl0
>>64
いやそこんところはワキガ(=主人公)って変な趣味(の持ち主)なんだ
って言う意味だと思うんだけど
俺も1分ぐらい理解に苦しんだ
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:20:54.49 ID:6v0XpeN60
 夜の散歩をしていると、今日同じクラスになったばかりの転校生にナイフを突き付けられた。
 お気に入りの曲を聴きながら、目的もなく辺りをぶらついて家に帰るだけのささやかな趣味だったのだが、
今日はどういうわけか唐突に命の危機に瀕している。理由はわからない。いや本当になんでさ?
「それには深い深い事情があるの」
 俺の喉もとにナイフをあてがいながら転校生の少女が言う。
「分かった。いや何もわかってないが分かった。だからとりあえずナイフをどけてくださいお願いします」
「……ん」
 ゆっくりとナイフが離れていく。とりあえず絶対絶命から大ピンチくらいにはランクダウンしただろう。
「……で、なんで俺は襲われてたんだ?」
「変質者だと思ったから殺そうと思って」
 あーなるほど確かに最近の世の中は物騒だからね、と俺がもし第三者ならそう笑い飛ばせたかも知れんが、
あいにく当事者としては全然笑えない。だが仮にもナイフを所持しており、それを他人に躊躇なく向けられる女だ、
下手につつくと怖いのであえて追及はしない。
「安心しろ、俺は不審者じゃない。健全なただの男子高校生だ」
「そっか。こんな時間に出歩いてるから、脇の汗君のこと不審者だと勘違いしちゃった。悪かった」
「俺は単なる趣味だけど、それを言うならお前の方こそ女の子なのに危ないだろ。ちなみに脇本だ」
「同じ理由」
 俺はちょっと驚いた。夜の散歩なんて趣味を持ってるやつが俺以外にもいたとは。

推敲はしてないが、こんな感じですかね
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:25:20.52 ID:6v0XpeN60
書いてて思ったのは、転校生の女の輪郭がまったく見えないこと。
こいつが一体どういう風な女なのか、という雰囲気がまったく描写されていない。この主人公が
どういう相手を前にしているのかが伝わらないので、いまいち緊張感がない。

あとは何と言っても、話がよくわからん。
まずはこの話の展開が明らかに不自然の連続だということに気付けるくらいにならなければ、まともな小説は書けないだろう
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:27:34.04 ID:X/ZQjxGj0
>>67
「僕」だとしっくりくると思った

あと名前間違えるのは、たぶん>>1の中では
作中で何度もやるお約束のネタにすることを想定してると思うんで
ここできっちり繰り返しておくのがよいかと
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:27:58.49 ID:Fel6EIO10
>>67
読みやすい、わかりやすい、テンポがよい
7140:2010/02/18(木) 21:29:17.67 ID:g9YS/3MR0
添削d
スマホで一気に書いたから、推敲全くしなかったのがはっきり出てるな
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:29:33.13 ID:cQG3qDy/0
このスレけっこう参考になって面白いです、はい。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:32:02.86 ID:6v0XpeN60
>>69
いや、多分主人公の名前を自然に出すための演出だと思ったから、これは一度でいいと思う
俺の名前は脇本○○
なんていう風にしなかったのは正解。というかそんな文章もう全然見ないがw
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:33:40.73 ID:wnT4Po/T0
>>66
やるじゃん
そのまま読み取ってた

>>67
だいぶ読みやすいけど・・・なんか違和感
俺なら、俺っぽくするべきだよな
例をあげるとするならば、碇シンジ君が『俺』とか言ってたら殴りたくなるだろ?
それと同じだよ。
>>69の言ってるとおり『僕』にするか、甘ったれた台詞を直せばいい。
なんでさ?←これはいらないよな
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:36:06.76 ID:fpruqsVu0
>>67
おお!
読みやすいです。
状況が自分のより格段に分かりやすいです。
名前の所は>>69の行っているようにお約束ネタにするつもりでした。
いや、つまらないかもしれないんですけどね。
ちなみに、今でもだいぶマシなんです。
実はこれでもだいぶ書き直して居まして
最初の頃のヒロインの紹介なんて

電波。それに尽きる。
御本は馬鹿だ、自他共に認める一般市民の代表でありキングオブ人畜無害の俺が関わるような人間ではない。
だが、それでもそのバカ女に興味を持ってしまったのはたぶんとても綺麗だったから、
そう、只々美しかったからだろう。
恋、ではない。それは確かだ。
だれがこんな変な奴を好きになるものか。
ただ、その美術品のような姿を観賞したかった。
ただ、そのどんなオーケストラにも勝る美しい声をBGMにしたかった。
それぐらいのものなんだ。
人に対する態度としては失礼だが、コイツは外面に関しては完成されすぎていて。
そう、まるで人ではなくひとつの芸術品のようなこのバカ女にはその方がふさわしいとそう思った。
そして、この女に関わってしまったが故に平々凡々な俺の平々凡々な人生は
波乱万丈な馬鹿げた人生に急降下することになった。

みたいな感じなんです。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:36:49.22 ID:vyK7qfcl0
>>1
一人称「小生」とかどうだろうか...そうかキモいか...
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:40:28.16 ID:ceRXgX8M0
>「あー、わきのし「脇本だ」

この表現はアリなのか?

「あー、わきのし……」
「脇本だ」 何を言おうとしてるのかを察した俺は、その言葉を遮った。

とかじゃないと駄目なんじゃ?
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:40:44.73 ID:6v0XpeN60
>>74
これは俺の文としてじゃなく、あくまで>>1が書くとしたらこういう書き方にしたらどうだ?っていう
例文みたいな形で書いたから、違和感はまあどうしようもないな
テンポを重視したから、説明とかはほぼ入れてない。だから主人公や転校生がどういうやつなのか俺も知らんw

>なんでさ
>>1の文章の見本のつもりで書いたから、>>1で使われてる表現を出来るだけ入れようとしたんだ
最初は女のセリフも丸ごと変えてやろうかと思ったが、それだと>>1の参考にならんと思ってな
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:42:21.38 ID:fpruqsVu0
>>76
自分が書くと基本一人称が『自分』
になるので、意識して俺で書いてたんです。

『小生』は面白いですけど、主人公としてはちょいときついのでは?
と、思いましたが、そんぐらいぶっとんでるのもアリかもとも思ったり。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:42:56.23 ID:iE+Y5v7G0
「……っ」
「いいか、喋るな。一言でも喋ったら殺す。即殺す。動いても殺す。いいな」
 涼しい夜風にうたれながら散歩を楽しんでいる最中だった。音楽を聴きながらの、いつも通りの散歩。そのはずだったのに――
「……あがっ」
 喉に突きつけられている白銀の尖ったナイフ。何の変哲も無いフルーツナイフが、どうしてこれほど恐ろしいのか。
「どうして恐ろしいかって? 分かるか? 今、オレがお前を殺そうとしているからさ」
 なぜ、この転校生は俺の思考を読めるのか。なぜ俺は、今日来たばかりの転校生に、こうしてナイフを突きつけられているのか。
それすらも分からずに、死んでしまうのか。こんな呆気なく、未練を残したまま……。
 心臓の鼓動が早くなる。ドクン、ドクンと早くなる。その場で腰が抜けそうになるが、かろうじて立っていられる。自分は死ぬ。今ここで死ぬ。
死が目の前まで来ている。次の瞬間、頚動脈を切り裂かれ、真っ赤な血が噴出して目の前が真っ暗になる。怖い……嫌だ……死にたくない。
「怖いか? 死ぬのが怖いか? なら謝れ。俺を尾行してきたこと。その汚い面見せたこと。今すぐ謝れよ。そうすれば許してやる」
 皮膚に刃物の先端が刺さる。痺れるような痛み。足ががくがくと震える。
「わ……分かった!!分かった、すいませんでした!!謝ったから……っ、謝ったからそのナイフをどけてくれ!!」
 必死に謝ると、転校生は喉に少し刺さったナイフを抜いた。
「ケケ……、命拾いしたな」
 脂汗が流れる。自分は生きている。息も吸える。死ぬかと思っていたのに、今俺は生きている。
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:43:20.96 ID:CrBTg5FE0
 夜、今日来たばかりの転校生にナイフを突きつけられている。
 疑惑の表情で彼女を見る。ナイフを向けられる理由に心当たりはない。
「それには深い深い事情があるの」
 俺の心を読んだように口を開く転校生。喉元に刃の切っ先がかすかに触れて息をのんだ。
 趣味の夜中の散歩。いつも通りお気に入りの曲を聞いて、いつも通りなんの目的も無くふらつきまわり家路につくはずだったのに。どうしてこうなった。
「どうしてこうなった」
「あなたが変態行為に及ぼうとしたから」
 あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。
「誤解だと思う。俺は深夜の散歩が趣味なだけ」
「あなたの前をたまたま私が歩いていた?」
「うん」
「私と同じ趣味だね、……脇本君、だっけ?」
 ナイフの気配が喉から離れた。一歩距離を開けて俺と向き合う転校生。
 彼女が俺の名前をもう覚えていること。俺と同じ趣味を持っていること。ナイフを持ち歩いていること。
 さまざまな疑問を胸に抱えながら、俺は転校生の姿を見る。

ごめん、偉そうなこと言ったけど>>1の方が文才あるわw
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:44:29.77 ID:zghmEw3Q0
>>80
もの凄い型月臭を感じる
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:45:54.20 ID:fpruqsVu0
>>80
殺伐としているけど、これもひとつの可能性ですね。
微妙に式ぽいけど気のせいですね。
これはこれで参考にさせてもらいます。
ありがとうです。

いやでも人によって全然違う凄い。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:47:09.20 ID:vyK7qfcl0
>>80
ヒロイン電波ってかジャンキーwwwwww
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:48:41.92 ID:6v0XpeN60
ちなみにテンポの悪い文の例がまさに>>80
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:49:41.94 ID:Fel6EIO10
>>80
緊迫感とか臨場感があって引き込まれる良い文章
でもたぶん>>1はそういうの求めてないwww

>>81
今風の文章、読みやすさ重視で慣れてる感じがする
本あまり読まない人にうけそう
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:50:27.87 ID:CrBTg5FE0
>>85
まあ、殺されそうで怖がってるときに
頸動脈の血の流れがどうのなんて詳細に思い浮かべるなんてことはないわなw
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:50:46.09 ID:fpruqsVu0
ああああああああああ!
自分のひどい!うわあ!
でもよく考えると、皆程度の差はあれど
最初は自分みたいだったんですよね。
そう考えると、これからを大切にしなければいけないと、
これは頑張らんといかんな。
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:53:26.11 ID:zghmEw3Q0
>>88
面白いものを作るのに必要な才能は発想力だ
文章力や構成力はある程度鍛えられるからな
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:53:38.46 ID:6v0XpeN60
>>87
まあ善し悪しの話で言ったんじゃないんだ
あんたはこういう書き方が得意なんだろうし、そこそこ文章能力もあると思う。今までそれなりの数の小説を
書いてきたってのも分かる。ただ、>>1にはこういう書き方は合わない。というかまだ早い。文章能力が追いつかないと思う
俺なんかはあんたよりずっとクドクド書くタイプだ。説明重視派なんでw
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:53:43.85 ID:wnT4Po/T0
>>80は別物だろwww
思考が冷静すぎて笑うわw


>>81まで読んで、やっぱり状況が掴みにくいのがそもそもの問題だわ
ナイフを突きつけられてるのは分かるけど、どういった立ち居地にあるのかが分からない
ただ目の前にいるのか、背後に回られてるのか、それとも死角をついて下からとか上からとか
これ矛盾だよね?ナイフの気配とか、やっぱり視覚としては見えてないのかな?
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:58:40.15 ID:6v0XpeN60
今完全に俺の文で>>1を書こうとしたが、やはり展開に無理があったので挫折したわw
完全オリジナル脳内設定を使っていいならまだ可能だが
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:00:40.01 ID:wnT4Po/T0
↓ここから>>1の文章を限りなく生かす方向で別物の文が投下されます↓
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:00:44.73 ID:fpruqsVu0
昔書いた奴を書き直すのってどうかな?
小学校の頃に書いた山田の冒険が残ってたんだよ。
書き直して書き直してやってると、文章力付きそうな気がするんだけど。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:03:44.76 ID:CrBTg5FE0
まあとにかくだ
添削とかしても、>>1を一瞬で上達させる魔法のアドバイスなんてのは誰にだって無理なんだよな
上で言われてる「本を読む」「練習作を重ねる」の二つがどうしたって結論になるしなー

>>90
おれ体言止めと「〜だった。」を多用するテンポ重視派だから
説明重視で書ける人には憧れるわ。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:04:47.27 ID:zghmEw3Q0
>>94
いいんじゃないか?
でも同じ奴を何回も書き直すと同じような場合にしか使えないからなぁ
このスレの奴らがやってるように他人の書いた文を自分流にリメイクするのもいいかも
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:04:57.06 ID:X/ZQjxGj0
山田の冒険うpwwwwwww
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:05:56.40 ID:rvy1UvpM0
>>94
新しいのを書いた方がいいって聞いた
文章力はつくかもしれんけどやっぱり小説書くって言うのは0→1を創りだすもんだから過去にとらわれず新しいの書けって言ってた

ソースは知り合いの電撃作家
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:06:48.33 ID:6v0XpeN60
>>94
俺の経験から言うと、書きなおし自体にそれほど意味はない
意味があるとすれば書きなおしではなく推敲のほうだ
昔の小説を見て、その小説の「悪い部分」を見つけ出し、よりよい表現に修正する
それが出来れば間違いなく上達する。が、そんなのは上手くなってからだ
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:07:11.41 ID:fpruqsVu0
ありがとう!
とにかく書いてくるから、俺は落ちます!
最初はvipだから適当にイジられるて落ちるかなと思ったけど
みんなこんなに優しくフォローしてくれるとは感謝の極みです。
ありがとうです。
いつかssスレvipで立てるひを夢見て頑張ります
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:09:21.36 ID:Fel6EIO10
それでは次のうpどうぞー
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:09:39.58 ID:6v0XpeN60
>>100
乙。がんばれよー

で、ここは今日のワナビスレになるのか?
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:09:49.17 ID:fpruqsVu0
>>97
落ちるけどあらすじだけは。
ブラジルのリオデジャネイロの古代遺跡で発掘作業をしていた
山田が、宇宙人に襲撃され、
ベン・ジョンソンやイ・スンヨプと共にブラジルを救うって奴だよ。

悪いけどノートに書いてあるからupすんのめんどいんだ。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:15:09.07 ID:MI7g5Qyd0
>>103
あらすじだけで面白そうだな
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:15:15.36 ID:vyK7qfcl0
李承Ywww
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:18:35.84 ID:wnT4Po/T0
───俺の名前は脇本。平凡な男子高校生。モテ細マッチョで恋愛体質の愛されボーイ♪
アタシがつるんでる友達は邪気眼をもってるトシ、学校にナイショで
ホスクラで働いてるノリオ。訳あって関東裸組の一員になってるシゲ。
 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もトシと包帯のことで口喧嘩になった。
男のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でお決まりの散歩をしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい羽虫を軽くあしらう。
「ブーンwwwwwブーンwwwwww」どいつもこいつも同じような羽音しかあげない。
羽虫は風流だけどなんか節足な感じがキライだ。もっと昆虫っぽいの見せて欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、とセレブな俺は思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと声のする方を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの体験とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(何故だ?why?いや本当になんでさ?)」
女は電波だった。喉元にナイフを突きつけられた。
「わかった。何もわかってはいないがわかった。だから頼むナイフをどけてくださいお願いします転校生様どうかこのいやしい私奴の命をお助けください」
名前を間違われた。
「ワキガ!アキアセ!」俺は死んだ。スイーツ(笑)



〜完〜

107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:19:32.39 ID:6v0XpeN60
というか、作品を評価してほしい場合にはどういう場所に投下するのが一番いいんだろうか
vipはすぐ落ちるし投下も1レスごとに区切らないといけないから投下する場所としてはよくないと思う
ただ感想はもらえやすい場所だと思うがな
あと流行りのssを投下しやすいというのもある
最近はむしろ投下場所で悩んでるわ
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:19:34.65 ID:zghmEw3Q0
>>106
なつかしいな
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:21:19.46 ID:tSCzY4cOO
>>107
多くレス使うのが嫌なら、ろだに上げればいいジャマイカ
呼んでくれる人減るけど
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:22:08.58 ID:cksL+WL80
いつも通り夜中の散歩をしているところだった。いつも通りのはずだった。
いつも通りお気に入りの曲を聞いて、いつも通りなんの目的も無くふらつく。
いつも通り家路につこうとしたところで俺は今日来たばかりの転校生にナイフを突きつけられている。
何故だ?why?何故?
「それには深い深い事情があるの」
転校生は俺の疑問に答えるように語り始めた。
依然ナイフを俺の喉元に突きつけたままでだ。
「わかった。何もわかってはいないがわかった。だから頼むナイフをどけろ、どけてくださいお願いします転校生様どうかこのいやしい畜生同然である私奴の命をその海のように広いお心でお助けください」
「……ん」
ようやくナイフが俺の喉から離れた。大きく息を吸って生きている事を実感する。
「さてと、なんのつもりで俺を襲ったのか聞かせてもらおうか」
「変質者だと思ったからナイフで刺して死んでもらおうと」
あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。 納得納得、出来るか。
「まず俺にナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「悪かった」
転校生の手元のナイフを見て言いたいことを飲み込む。最近の世の中は物騒だからね。
「……ところでなんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それは脇の汗君も」
「脇本だ」
「そうそう、脇臭い君」
「脇本だ」
ここまで露骨だと怒る気も失せる。三度口を開こうとする転校生を手で制し、話を進めることにした。
「俺は深夜の散歩が趣味なんだよ」
「同じ理由」
それは先ほどまでの人を馬鹿にしたような声ではなく、どこが親しげな響きがした。
それにしてもこんな趣味をもつ奴が俺以外にも居たとはな。
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
俺の頭の中を見透かしたような言葉はやはり、最初に比べてずいぶんと和らいでいた。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:23:44.50 ID:Jbl3xVxO0
奇を衒ってキャラの名前を中二にしたら、恥ずかしくて投稿できなくなったでござるの巻

112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:24:13.37 ID:6v0XpeN60
>>109
感想はありったけほしいわ。せっかく投下するんだしな
レスを使うのは実際すごい面倒だぞ。区切るシーンとかも考えないといけないし、
投稿の作業が面倒だ。だがリアルタイムで感想がもらえたりするのはすごいうれしい
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:26:16.18 ID:zghmEw3Q0
>>111
むしろ恥ずかしいくらいが読者の記憶に残るよ!

>>112
ラノベ作法研究所は? 2ch系じゃないしリアルタイムじゃ感想は貰えんが
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:35:12.61 ID:6v0XpeN60
>>113
俺もそこがまあ無難だとは思ってる
でもあそこに澪×和の甘酸っぱい純愛学園生活なんて投稿してもいいのだろうかww
完全オリジナルとなると、どうしても設定を練りこんでしまって長編化してしまう・・・
むしろ短編で書ける人すごいし。尊敬するくらいだし
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:49:48.27 ID:G2CvLyqn0
勝手にリライトしました。ごめんなさい。代行さんにお願いしました。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org666083.txt
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:50:05.08 ID:CrBTg5FE0
リアルタイムの感想はマジでいいよなー
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 22:57:29.05 ID:zghmEw3Q0
そう言えばワナビスレに初めて参加してみたら投稿する前にスレが落ちてしまったんだが
しかも書けた文章がネット上に蔓延する自己満足の塊のようなものにしか見えなくて上げる前にショックを受けているんだが俺はどうすればいいだろう
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:01:43.19 ID:MvBsSuKC0
シランガーナ
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:05:30.14 ID:zghmEw3Q0
ですよねー☆
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:07:30.50 ID:tSCzY4cOO
上げなきゃ始まらん

目に余るひどさ→叩かれる
可もなく不可もなくとても無難→ノーリアクション
それっぽい→ちらほらと褒められる

実際こんなもんだろ
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:08:37.31 ID:zghmEw3Q0
>>120
文才スレでお題貰ったものだしこのスレに上げてよいものか…
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:09:58.85 ID:rvy1UvpM0
文才スレ落ちたもんな
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:12:25.14 ID:Fel6EIO10
とりあえずうpすればいいじゃない
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:13:54.47 ID:zghmEw3Q0
恥ずかしいです><
保存したファイル名がなんか「三分前の黒歴史」になってるし…
まあいい、上げるぞ? 本当にいいんだな?
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:15:15.89 ID:fpruqsVu0
寝る前に少しだけ戻ってきた。
>>124
みせてみせて
126撃墜屋 1/6(お題:空):2010/02/18(木) 23:15:35.34 ID:zghmEw3Q0
今日も僕は、空を見上げる。
『みんな、弾薬の残りは? 確認した?』
「大丈夫です」
トランシーバーの方を見向きもせずに、先輩の問いに答える。いつものやりとりだ。
『北西ゲート、爆撃機が侵入。いち、にぃ…四機だけど、確認できる?』
スコープから一旦目を離すと、遠くに米粒ほどの黒い機体が…確かに四機見えた。
『そこから見て1は先頭、2は右側、3は左側、4は後尾の機体をお願い』
僕は左側の機体に焦点を当てる。砲心の角度をキッカリ19°左にズラして、標準を合わせた。
よし、ロックオン完了。ここからなら多少の誤差は範囲内だ。
射程からはまだ遠い。数秒も待てば範囲内に入ってくるだろう。
「こちら敵機確認。ロックオンしました。発砲許可お願いします」
『もう出してあるよ。あとはお願いね』
「了解」
敵機が空を切り裂きながらこちら側へと飛んでくる。
飛んで火に入る夏の虫、とはこの事か。
三、二、一。心の中で三数え終わると同時に、レバーを引く。
砲弾が打ち上がり、戦闘機は花火を咲かせていった。
少し遅れてから爆発音がこの鉄の大地に、僕の体に響き渡る。
『撃墜成功を確認。みんな、お疲れ様』
トランシーバーから隊長の声がする。周囲は、緊張から開放された隊員達の声で少しずつ騒がしくなっていった。
「ふぅ……」
僕も、ずっと棒を掴んでいたままの右腕を離し、後ろに倒れながら大きく体を伸ばした。
今日も、疲れる仕事であった。
127撃墜屋 2/6(お題:空):2010/02/18(木) 23:17:16.82 ID:zghmEw3Q0
ここは鉄の大陸。本土を焼き尽くされた我が国の最後の砦だ。
地下にはどれくらい収容できるかは知らないが…まぁ、政府の要人達が丸ごと入れるくらいのスペースはあるようだ。
爆弾が落ちてきてもビクともしないらしいが、こうして僕達がいる以上怪しいものだ。
僕…いや、僕達はここの大陸を守護するための「撃墜屋」である。
まだ僕等の国が緑に溢れていた頃、撃墜用の自動砲台が何の役にも立たなかった事を踏まえて、国が作ったものだ。
さっきのように、爆撃機を撃ち落とすのが仕事。中には、人を殺す重圧に耐えられず逃げだしてしまう者もいる。
だが、待遇はそれなりにいい。三食ちゃんとつくし、交代制であるために休憩時間さえある。
まぁ、上の方々は自分の手は汚さず地下の安全地帯でぬくぬくと、僕達よりも快適な生活を送っている事だろうが。
「はぁ……」
思わず、溜息が漏れる。
僕達は「仕事」を終えて食堂へと来ていた。美味そうな食事だが、なかなか喉を通らない。
この食事は、どこから出ているのだろう?
我が国は貿易大国だった反面、食料自給率はとても低い。
他国を敵に回してしまっている現状において、どのように食料を手にしているのか。
地下でなにか栽培でもしているのか? それとも保存しているものを少しずつ食べているのか?
僕はいつまでこんなことを続けてなくてはならないのか。いつまで続けていられるのか。
考えるととても怖い事だったので、別のことを考える。
ここには撃墜屋や政府の方々の他にも色々な人がいる。
この食事を作っている料理人だとか、怪我人を助けるための医者だとか。
スポーツをする人など、娯楽を作る人も何人かいる。人間の最大の敵は退屈だからだ。
どの人も、仕事をしている。では、仕事をしない者はどうなるのだろう?
僕はここで子供を見た事はほとんどない。いたとしても、僕と同じ撃墜屋だ。
この前は妊婦が海に落とされているのを見たっけ。妊婦には多くの栄養が必要だからだろうか。
そこまで考えたところでああ、やはり食料はないのだな、と思った。
その事実に寒気がした。
ならば、僕だって撃墜屋をやっていなければこの大陸にはいられないのだ。
128撃墜屋 3/6(お題:空):2010/02/18(木) 23:18:32.37 ID:zghmEw3Q0
「どーしたの? 暗い顔しちゃって」
「あ、先輩……」
僕が食べている席の隣に、僕達の隊の隊長である先輩が来た。
女だが、視力の良さと視野の広さ、情報伝達の速さにより撃墜屋の隊長をやっている。
仕事は主に隊員への指示で、最初は「上から指令出してるだけで楽そうだな」などと思ったものだ。
一度仕事の様子を見たらそんなことも言えなくなったが。
「いや、毎日毎日疲れますよね……」
「そーだね。でも、仕方ないよ。D隊から一人処分者が出たらしいよ? 打ち損じが今月で6発だってさ」
撃墜屋が使う砲弾は鉄も一瞬で溶かす特別製で、無駄打ちは許されない。
そのため、腕の悪い撃墜屋は処分されてしまうらしい。
「そうですか。まぁ、僕達も海に放り出されて死ぬよりはこうして仕事をしている方が楽ですよ。死ぬよりは、よっぽど…」
「……大丈夫? 先輩でよければ相談に乗るよ?」
「先輩に話してもどうもならない事ですよ」
そう言うと、彼女は一瞬悲しそうな顔をして、顔を伏せてしまった。
「あ……」
しまった、と後悔していると先輩は顔を上げて、僕の手首を掴んだ。
「ちょっと、来て」
「え? 先輩……」
先輩は、どこかへと向かって歩き出す。
僕は食べ残しもそのままに、引きずられるように彼女の後を付いていくことになった。
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:19:16.27 ID:ZVG4u2wd0
先輩の見た目を説明しろよ
130撃墜屋 3/6(お題:空):2010/02/18(木) 23:19:37.64 ID:zghmEw3Q0
着いたのは、撃墜屋が練習を行う砲撃場だ。僕も撃墜屋になった頃はここで練習したものだ。
ここは大陸の隅の方にあるので、僕が来るのは随分と久しぶりだ。
「せんぱーい? どこですかー?」
先輩の姿を探す。途中で手を放してしまったため、先に行ってしまったのだ。
「えーと、弾薬の残りはっと…うん、大丈夫だね」
「せ…先輩!?」
彼女は、そこらにあった砲台に乗って色々といじくり回している。止める間もなく、発射レバーに手をかけた。
「何やってるんですか先輩!」
「ほら、よく見てなって」
先輩がレバーを引くと、砲弾が打ちあがり、爆発する。
「……………」
一瞬だけ広がる無機質な黄色い炎。僕はそれを、ただ眺めていた。
「どう? 綺麗じゃなかった?」
「……いつも見ているのと同じです。綺麗じゃありません」
「そっか」
「……?」
彼女は、砲台から降りて僕の横まで歩いてきた。横目で見るが、その表情に落胆の色はない。
先輩が見せようとしていたのは、今の爆発ではないのか? その顔が上を向いていたので、僕もそっちを向いた。
「あ……」
すると、さっきまで覆われていた煙は晴れ、そこには。
今までずっと見上げていたはずなのに、気付かなかった。
青い青い、空があった。
「……………」
「悩んでるときは、空を見るといいよ。空はいつでも、私たちの見上げるところにあるから」
「ね?」と先輩は笑う。
ああ、なるほど。僕は、自分の抱えていた暗い気持ちがだんだんと透き通っていくのを感じた。
「先輩……ありがとうございます」
「はっはっはー、悩んでいる部下を助けるのは隊長の役目よー」
わざとらしく、茶化たように言う。この人には敵わなかった。
131撃墜屋 5/6(130は4/6)(お題:空):2010/02/18(木) 23:20:35.02 ID:zghmEw3Q0
「貴様ら、そこでなにをしている!?」
「えっ!?」
男の声がして、僕は再び現実へと意識を戻される。
あの制服を見るに、監視官だ。さっきの爆発を見て駆けつけてきたのだろう。
「さっきの爆発も貴様らか?」
「えーと、これはですね……」
なんとかして誤摩化そうとあれこれ考える。が、いいアイデアはまるで浮かばない。
先輩の方を見ると、チラチラと手に持っている何かを見ていた。
なんだろう?
「どこの隊だ? 場合によっては、相応の処分を……」
男は僕達を脅すように言う。
そこに。
『D隊、交代の時間だ。至急、持ち場につけ』
簡潔で、偉そうなアナウンスが聞こえてきた。
「あ、交代の時間だって。行こうか」
「えっ?」
先輩が僕の手を掴む。
僕達はF隊だ。呼ばれたのはD隊であり、僕達は関係ない。
しかし、先輩は最初からこうするつもりだったようだ。
僕の手を引き、男に背を向けるように走り出す。
「き、貴様! 待て!」
後ろからは、監視官が追いかけてくる。
「いや、上からの命令は絶対ですよ? それでは!」
走る。
二人、今度は手をつないだままで。
僕は、手を引く先輩の横顔を見ながら。
この頼もしい人が隊長でよかった、と思った。
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:32:07.75 ID:hctYOxvw0
毎回判断しかねるんだけどマナーやルールとしての作法(さほう)なのか作り方のハウツーとしての作法(さくほう)なのか
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:33:00.17 ID:CrBTg5FE0
>>131
終わりなの? 規制食らったのか
134撃墜屋 6/6(お題:空):2010/02/18(木) 23:37:10.85 ID:fpruqsVu0
>>47よ、もしよければこれを例のスレに貼って下さい…と頼まれたよ。

監視官を撒いて、僕達は休憩所にいた。
「いつか戦争が終わったらさ」
「はい?」
飲んでいたコーヒーのカップから口を離し、先輩の方を向く。
「隊のみんなで飲みに集まってさ。昔は撃墜屋なんてやってたなぁ、なんて語り合おうよ」
先輩は笑顔で、右手をクイっと傾けて言った。
「……………」
気休めだ。僕はそう思った。
もちろん、そんなことは先輩も分かっているだろう。
だが。
だから。
僕にその言葉を否定する事は、できない。
「そうですね、いつか」
そう言うと、先輩はまた笑った。僕は笑い返し、残っていたコーヒーを飲み干す。
同時、この狭い部屋にアナウンスが響いた。
『F隊、交代の時間だ。至急、持ち場につけ』
それを聞いて
「さてと」
先輩は立ち上がる。
「その日のために、今日も頑張りますか」
そう言った先輩の、いたずらっ子のような笑顔がやけに印象的だった。
「……はい!」
そして。

『何か来たよ。あれは…偵察機かな? 数は一機』
「敵機確認。発砲許可をお願いします」
今日も僕は、空を見上げる。
前よりも少しだけ、青く見える空を。
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 23:41:21.40 ID:CrBTg5FE0
>>124
良かったよ
戦闘機vs地上兵とか、地上兵が戦う立場とか
世界観の発想は素晴らしいくらい。

空を見ただけで悩みが晴れるとか、そこらへんの表現の陳腐さを解消できたら
すごく良くなると思う
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:09:08.71 ID:1Is8gSFh0
>>135
ありがとう、少し自信が持てた

そりゃ空見てただけじゃこの悩みは解消せんわなww
悩みを抱えたまま、でも前よりは少し気が楽にくらいの方が良いか
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:10:44.09 ID:B7BkzPU10
あと、いまいちそこの「大陸」の社会に不整合が感じられるな。
なんかもよもよする
まあ、俺の作品じゃないからいいんだけどw
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:14:20.84 ID:1Is8gSFh0
お、規制解除されとる

>>137
まぁ即興だからね…と言い訳はしないぜ
俺の作るのってどうも社会的にアレなんだよなぁ
能力者のみの大陸を作ったら「まともな社会保ってられないだろ」とか言われたしな
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:18:30.66 ID:7ZLrUTJCO
人気プロ作家に読まれて選ばれた事ある俺に何か質問ある?
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:19:08.16 ID:Z0f9fRuq0
>>138
長編なら逆手にとって、かろうじて均衡が保たれている状態から物語は始まりそれが崩壊していく過程を描いたりできるけどあなおいgんびかのいpg
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:19:27.60 ID:fWIb/1ET0
>>139
ガチなら努力の歴史を
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:20:49.29 ID:udysZFWn0
>>139
そのときのペンネームを。
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:23:03.23 ID:1Is8gSFh0
>>139
自分に才能はあると思う?
自分の作品は面白いと思う?

>>140
少なくとも撃墜屋を長編化したら大陸はいずれ滅びるね
大陸統治してる政府の方々が追いつめられてる感ビンビンだしね
最初主人公達が反乱起こすエンドにしようと思ったが収拾がつかなくなったからやめた
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:24:30.95 ID:7ZLrUTJCO
>>141
思い出したらとにかく読み返して、納得がいかない所が少しでもあればすぐさま徹底的に推敲。
この時に苦痛を感じる事もあるが、苦痛無くしては、と諦めない。

>>141
○○○o○
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:26:19.59 ID:7ZLrUTJCO
>>143
才能がある。面白い。
それを信じた結果、選ばれたりすると「ああ、やっぱり間違いないな」と思ったね
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:27:37.65 ID:B7BkzPU10
>>144
プロが読もうがどうしようが俺が読んでつまらなければ意味が無いのでうp
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:28:09.99 ID:1Is8gSFh0
>>145
ですよね
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:30:34.37 ID:/1Kcbq7MP
>>139
なんか回りくどいな。
賞取ったってことか?
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:32:24.99 ID:aWj0wzhC0
>>146
嘘だからするわけないだろ
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:33:28.85 ID:wxAxbI4n0
>>145
選ばれたってのがよくわからんのだが、何がどうなったの?
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:33:30.10 ID:DmO8qT0Y0
何か適当に文作ってもらえばいいんじゃあないか?
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:36:43.64 ID:VoYPc8OL0
プロに読んでもらったことはあるな

知り合いだったから初めてのコピ本渡した
読んでだって言うメールは来たけどそれっきりだったな
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:39:34.45 ID:B7BkzPU10
ま、なにをもってプロとするか疑問だが、俺の親友も嫁もプロなんだが、
普通に読んでもらってるぞ。
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:39:46.63 ID:s0jfAz1m0
知り合いに読ませるとか恐ろしくてできん
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:40:50.96 ID:7ZLrUTJCO
>>148
そう

>>152
俺は知り合いでもなんでもないし、自慢出来るレベルだな。ヒット作あってテレビにも出てる人だし
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:41:27.45 ID:1Is8gSFh0
>>154
あるある

カーチャンに見せようとしたら本気でプロになれるつもり? とか言われた
俺はそれ以来プロを目指すようになった
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:41:40.73 ID:s0jfAz1m0
>>155
とりあえずなんかちょっと書いてよ
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:41:45.54 ID:wxAxbI4n0
>>154
俺は友人と兄に見せたわ
でも読んでくれるだけありがたいと思うぞ
二人の友人に見せたが、一人は原稿用紙200P読むのに一カ月以上かけたし、一人は
途中で読むの止めたみたい。面白くなかったのかはしらんが、「ああ、まだ読んでないわ、ごめんなー」て感じで
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:42:57.27 ID:RPWCYmkJ0
>>153
ようマイホーム
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:43:57.68 ID:wxAxbI4n0
>>155
>>1の話を自分なりに書いてみてよ。オリジナル設定とか、解説されない伏線とか張ってもいいからさ
もちろんちゃんと公平な目で見るよ
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:44:03.63 ID:B7BkzPU10
>>159
おうw
最近忙しくて何も書いてないぜwww
いや、確実に印刷されて発売されるシロモノは書いてるんだが、
製品マニュアルという体たらくw
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:47:31.79 ID:udysZFWn0
結局モノを見せてもらえなんだら、ただの嘘なんだよな
っていうかvipに自慢しにきただけらしいし

芸人でいうところ、あるある探検隊のレギュラーぐらいのポジションか?
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:48:40.78 ID:/1Kcbq7MP
大変回りくどい
自慢したいのなら、身元を晒すなり、なにか書いた物を見せるなりすれば良いではないか?


>>161
共産ラノベはできたのか?
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:51:42.79 ID:RPWCYmkJ0
>>161
お前はもう人生完結してるからな
嫁に家に仕事、充実じゃねぇか
文と死ぬ必要も意味も無いし


……俺は死にそうだ

165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:53:03.80 ID:Rb0+N+qV0
真夜中の、散歩が好きだった。

街が寝静まると、俺は部屋着から散歩用のジーンズとベージュ色のパーカーに着替え、そっと玄関を出る。
イヤホンを両耳に入れ、お気に入りの曲を聴きながら、歩く。
特にお気に入りのコースがあるわけではない。その時の足のおもむくままに歩きまわるだけだ。
だからたった今、突然背後から腕を回され、喉元にナイフを突きつけられるまで、普段滅多に通らない路地に入りこんでいたことに、気付かなかった。

ナイフの先端は、ピクリとも動かない。そして、正確に喉元に押し当てられている。
俺は、体を硬直させたまま、視線だけを首元へと向ける。
背中側から回すような格好で腕が伸び、その先にナイフが握られている。路地の小さな街灯の明かりが反射し、刃の部分が鈍く光っている。

「動かないで」
この声が、背中側にいる人間によって発せられたと理解するまで、若干の時間を要した。女性の声だったからだ。
一体なぜ、俺は女性に襲われているんだ?
「これには深い事情があるの」
俺の心を、読んだ?
「違う」間髪いれず、背中の声がそう応える。そしてまた、沈黙。

全身がこわばって、冷汗が流れ出しているのが分かる。
この体勢のまま、どのくらいの時間が経ったんだろう、やがて喉に当たっていた感触が、消える。

彼女はナイフを鞘に収める。俺はそれを確認し、ようやく体の力を抜く。
二人が道端で、向かい合う。
「……変質者だと、思った」彼女が、言う。
「……なるほど」俺は、続ける。「で、どこで気付いたんだ、その変質者だと思った奴が、実はクラスメートだった、てことに」
「悪かった」
「まあいいや。だけど、なんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それはあなたと同じ理由」と彼女は応える。そして、でも、と続ける。「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:53:38.93 ID:B7BkzPU10
>>163
共産魔法少女が不思議な自己批判の技を使って空手部の部室を占拠したところで止まってるw
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:54:36.41 ID:7ZLrUTJCO
>>160
1のやつは割りと良いと思う。テンポ的な意味では。かと言ってピンと来ないから、
俺が書いても修正レベルかちょっと色気付けるぐらいしか出来ないな。
まあグイン観てから考えてみるよ。
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:54:49.80 ID:B7BkzPU10
>>164
答がわかった瞬間に次の答を探すのが人生さ
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 00:58:14.04 ID:/1Kcbq7MP
>>164
どうせ死ぬのなら前のめり、だろ?w


>>166
不思議な自己批判の技ww
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:01:18.16 ID:wxAxbI4n0
>>165
読点がちょっと多すぎる気がしたから減らしてみた。どっちがいいかは第三者の判断に任せる

真夜中の散歩が好きだった。
街が寝静まると、俺は部屋着から散歩用のジーンズとベージュ色のパーカーに着替え、そっと玄関を出る。
イヤホンを両耳に入れ、お気に入りの曲を聴きながら歩く。
特にお気に入りのコースがあるわけではない。その時の足のおもむくままに歩きまわるだけだ。
だからたった今、突然背後から腕を回され、喉元にナイフを突きつけられるまで、普段滅多に通らない路地に入りこんでいたことに気付かなかった。
ナイフの先端はピクリとも動かない。そして正確に喉元に押し当てられている。
俺は体を硬直させたまま、視線だけを首元へと向ける。
背中側から回すような格好で腕が伸び、その先にナイフが握られている。路地の小さな街灯の明かりが反射し、刃の部分が鈍く光っている。
「動かないで」
この声が背中側にいる人間によって発せられたと理解するまで、若干の時間を要した。女性の声だったからだ。
一体なぜ俺は女性に襲われているんだ?
「これには深い事情があるの」
俺の心を、読んだ?
「違う」間髪いれず背中の声がそう応える。そしてまた沈黙。
全身がこわばって、冷汗が流れ出しているのが分かる。
この体勢のまま、どのくらいの時間が経ったんだろう。やがて喉に当たっていた感触が消える。
彼女はナイフを鞘に収める。俺はそれを確認し、ようやく体の力を抜く。
二人が道端で向かい合う。
「……変質者だと、思った」彼女が言う。
「……なるほど」俺は続ける。「で、どこで気付いたんだ、その変質者だと思った奴が、実はクラスメートだった、てことに」
「悪かった」
「まあいいや。だけど、なんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それはあなたと同じ理由」と彼女は応える。そして、でも、と続ける。「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:03:52.01 ID:Z0f9fRuq0
ナイフの鞘とか言われると反応しちゃうからやめて><
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:04:08.19 ID:B7BkzPU10
>>169
まあ、ソビエト共産党テイストじゃなくて、中国共産党テイストだからな。
いろいろおそろしい感じの技が出てくるwww
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:05:12.55 ID:Rb0+N+qV0
>>170
ああ、いいねえこれ。
思い切って読点減らすと、すっきりして物語にスピード感がでるんだな。
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:09:15.30 ID:udysZFWn0
>>172
お前って面白くないのな
普通のニートのvipperとなんらかわらん
作者に興味をもてなけりゃそいつの書くもんが面白いはずがない
本物であろうが偽者であろうが底辺でがんばってくだちい
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:10:48.12 ID:B7BkzPU10
>>174
安価ミスでねいかい?
それとも共産趣味がお嫌いかい?
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:12:05.88 ID:wxAxbI4n0
>>173
読点の使い所には本当に悩まされるww
なさすぎると非常に読みづらい。けどありすぎるとこれもまた読みづらい
昨日完璧だと思ってた読点の位置が、今日見てみると微妙に感じる、なんてことはザラだしな
俺は、読者の視点になって読んでみて、違和感や読みづらさがなければOKということにしてる
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:13:27.63 ID:udysZFWn0
>>175
ああ、ゴメン
安価ミスってよりIDの読み間違いでしたテヘ

気軽に謝ればミスは忘れられると思ってるタチだから
この赤くなってしまった顔に免じて許してほしい
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:14:08.04 ID:B7BkzPU10
>>177
萌えたwwwwww

まあ、よくあることだwww
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:16:08.95 ID:/1Kcbq7MP
>>172
ソ連はギャグになるけど、中共は生々しー気もするw

>>175
おれ、赤は嫌いだよw
ジョークとしては大変面白いと思うけど


ところで質問があるんだけど、
「排莢口からショットシェルを突っ込んで、トリガーを引きっぱなしでポンプアクション」
すれば発射される?
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:18:06.62 ID:Z0f9fRuq0
ポンプアクションならそもそもふつうに給弾すればよくね
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:19:21.51 ID:udysZFWn0
>>176
なにも考えなければ、読点はブレス(息継ぎ)になると思うぞ。

彼はC4という強力なプラスチック爆弾で、そのビルを破壊するしたのだ。
彼は、C4という強力なプラスチック爆弾でそのビルを破壊するしたのだ。

上のヤツはブレスだけど、
下のヤツは主部と述部で分離してる。
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:19:52.87 ID:E6wHh6+8O
>>176
読句点は、というより文章全体が一定のルールに乗っといていればよし。
一定のルールが最初から最後まで貫かれていれば慣れる。読者は。
まぁ、読者に「慣れる」ことを求める時点でダメなわけだがw

理想は最初の一行から読者の心をわしづかみにするのがいい。
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:20:16.37 ID:udysZFWn0
うわ、「破壊することにしたのだ」だ。
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:20:40.98 ID:Rb0+N+qV0
>>176
その「読者の視点」てのが難しいwww
何しろ自分が書いちゃってるわけだから。
でも、そう考えると今回みたいに他人が書いた文章を修正するって作業は、
オリジナルよりも客観的に読めそうな気がするな。いい練習になるかも。
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:21:15.10 ID:B7BkzPU10
>>179
されない。
というか、されるかもしれないけど、ジャムる原因になるのは間違いない。
ポンプアクション=排莢=撃発装置が元の位置に戻る
つまり、ポンプアクションしながら引いた位置でシェルを挿入しないといけないから
メチャクチャ不安定&下から上がってくるシェルがあったらそっちが優先だし、無くても挿入角度が難しいし・・・とか。
とかあって、難しいことこの上ないと思う。
説明が難しいけど・・・。
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:23:01.20 ID:udysZFWn0
ポンプアクションと
パルプフィクションって似てるな
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:23:49.92 ID:dF6jvzWg0
>>185
尻の穴で食べ物を食うのは難しいってことだな!
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:25:13.17 ID:B7BkzPU10
>>187
大体あってるw
尻の穴からアルコール摂取するとすごく酔うらしいけど、怖くて試してないwww

そして、おいらの上下二連でも晒してみる。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org666615.jpg

189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:25:30.75 ID:/1Kcbq7MP
>>180
ふつうにリロードする余裕の無い状態を考えていてな

>>185
ごめん、説明不足だった
全弾撃ちきってる状況で、最速で一発撃ちたい、ってのを考えてたんだ

>>186
タランティーノは面白いねえ

>>187
目でピーナッツを噛む、とか鼻でスパゲティを食べる、とどちらが無理難題なのだろう
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:26:38.79 ID:Z0f9fRuq0
>>189
普通にリロードもクソも手順かわんねえだろつめるポンプトリガーなら普通にやったほうが遥かに早い
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:27:38.68 ID:B7BkzPU10
>>189
不発の可能性が高い一発に賭けるか、下から突っ込んで普通に撃つかの選択だなあ。
めっちゃ練習すればできるかもしれないけど、サブウェポンでも出して撃った方が速そう。
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:28:02.51 ID:wxAxbI4n0
俺は完全にブレス派だな。ただスピード感を強調したいときはブレスなしで行ったりする

>>182
俺は読者に慣れてもらう、てのはよくないと思うな。慣れなかった人は総じてその話を読んでくれないし、
慣れたからといって評価が高くなるわけでもない。「クセがある」というのとは別物の感じがする
「クセがある」ってのは、これは慣れ以前に好き嫌いの問題だから、ハマる人と無理な人にわかれるかわりに、
ファンは案外根強いし、作者の得意とする書き方に合ったわけだから、この先も読んでくれる可能性が高い
奈須きのこや西尾が「クセがある」。禁書が「慣れる」ってかんじかな
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:31:37.72 ID:/1Kcbq7MP
>>188
そんなに高解像度ではないのに、実銃はどことなく凄みがあるな
金鋸で、銃身を落としてみようか?

>>190
切羽詰まってる状況で、変な事した方が面白いかな、と思ってなw

>>191
了解
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:32:13.51 ID:udysZFWn0
>>189
自分で難解な問題を解くことと、他人が解いた答えが正しいか確認すること、
どちらがはたして難しいのか、という問いにも似てるな。
P≠NP問題は難しい。
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:33:17.72 ID:E6wHh6+8O
>>192
言ってることはあっているな。


反論はなし。
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:34:08.96 ID:Z0f9fRuq0
>>193
緊急時のトリッキーな動作をさせたいなら実際に有効かどうかでなくどんな兵器・コンディションなら有効になるかを考えた方が良い

つまりマガジン式でだな
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:34:13.22 ID:B7BkzPU10
>>193
日本がヒャッハーの世界になったらやってみようw
これがトラップ射撃と鴨撃ちにしか適さない銃だと嫁にバレて、
スラッグをばんばん撃てる自動式のハーフライフルショットガン買うことになりそうだ・・・。
ジビエはまだなの? とか、女って怖い・・・。
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:35:01.89 ID:B7BkzPU10
>>196
つまり、サイガにドラムマガジンを(ry
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:38:47.81 ID:/1Kcbq7MP
>>196
マガジン式のショットガンってゲテモノの類いのようなw

>>197
スラッグでなに撃つんだ? 熊狩るの?
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:42:03.62 ID:B7BkzPU10
>>199
シシ肉が欲しいんだとさ。
あと、鹿料理もしたいそうだ。
料理が趣味とかいう女には気を付けるべし。


今年の年末は老遊会デビューするしかなさそうだ・・・。
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:45:16.64 ID:udysZFWn0
>>200
イノシシのシシとは肉とか獣と書いたらしい
とするとシシ肉とは……
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:47:02.11 ID:B7BkzPU10
>>201
まあ、肉肉だなw
美味しいのは認めるけど、解体作業とか考えると大変そうで困った。
女ってやつは肉欲が強い。
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:48:15.72 ID:B7BkzPU10
ヒャッハー・・・眠い。
ヒャッハー・・・
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:48:17.23 ID:udysZFWn0
>>202
女は試食好きでもあるしなw

ししよく、だけに
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:48:30.59 ID:NzEHN7SR0
もしかして、少しでも書いたら、批評してくれるスレなのか?
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:49:04.52 ID:B7BkzPU10
>>204
だれうまwww
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:50:52.24 ID:/1Kcbq7MP
>>192
きのこと西尾が同じ扱いなのに違和感があるなw
おれ、句読点は可能な限り使わない──しかたが無く使うもんだと思ってたりする


>>200
なるほど、猪ってスラッグで狩るんだ
おれ、猪がいないとこで生まれ育ったから、狩猟で「猪」って発想が無かったw


>>205
お望みとあらば、批評だろうとリライト大会だろうと
……寝ちゃうかもしれないケド
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 01:58:55.04 ID:wxAxbI4n0
>>205
俺はもうじき寝ると思うが、起きたあとに残ってたら全然させてもらうよ

>>207
同じ書き方ってわけじゃなく、どっちもクセの強い文章を書く、って意味で同じ枠に入れたんだ
実際どちらもアンチは多く、ファンは根強い。まあ俺もきのこ氏の影響をモロに受けた一人だがw
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:02:29.99 ID:7ZLrUTJCO
>>165
ちょっとノったから書けた
改行しすぎと出たから分ける
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:03:59.12 ID:7ZLrUTJCO
間違えた>>160

 俺は、なぜか夜中の散歩をしているところだった。
 耳孔に入れたイヤホンからお気に入り曲が流れて、ビートが鼓膜を振動させる。そうして闇の帳が降りた住宅街をふらつき回っていた。
 何の変哲もないT字路を右へ曲がろうとした時――。突然電柱から黒い影が飛び出してきた。
 俺の背後に回った影は片腕で俺の首をロックする。もう片方の手には、街灯の光を反射する刃が握られていた。
 ――ナイフか。
「これには深い事情があるの」
 聞き覚えのある声だった。知ってる人間と照合していく。
 転校生の女の子。
「よく解ったわね」
 そう言った転校生のナイフは、俺の喉元にキスしそうになっている。
「わかった。ナイフをどけて下さい。転校生さん、命をお助けください」
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:04:54.83 ID:7ZLrUTJCO

「……ん」
 刃が俺の喉から外された。どうやら助かったみたいだな。
「さてと、なんのつもりで俺を襲ったのかたっぷり聞かせてもらおう」
「……変質者だと思ったから。ナイフで刺してやろうと思った」
 そうか、最近の世の中は物騒だからね。
「それで俺にナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「ごめんなさい」
「納得は出来ないけど納得してあげるよ。それにしても、なんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それは脇の下くんも」
「脇本だ」
「ああ、脇臭いくんね」
「脇本だよ」
 こいつわざと言ってるな。
「うん」
「俺は夜の散歩が好きなんだよ」
「私も同じ理由」
 こんな奇特な趣味を持ったやつがいたとはな。
「でも趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
 俺の心を読むな。それに、ユニークなのはお前だけじゃない。
 次の瞬間――、俺はなぜ自分が夜中の散歩をしていたのか思い出した。
 考えるよりも速く、俺の四肢は彼女に向かって動いた。
 一瞬の衝撃のあと、俺は通り過ぎた背後を振り返る。
 首から上がなくなった胴体が立ち尽くし、力なく崩れ落ちる。地面には転校生の頭が転がっていた。
 目が合う。何が起こったのか解らないというような混乱に満ちた瞳。
「お前が心を読めるのは最初から知ってたよ。転校してきた日から。だから俺は、ずっと本心を読まれないようにしていた。お前が読んでたのは、ただの脇の下くんだから」
 俺はそう言い放つと、転校生の頭に向かって足を降り下ろした。
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:08:24.64 ID:/1Kcbq7MP
>>208
おれは西尾は好みの問題だと思うんだけど、正直きのこは無しだなw
同人とかエロゲーになじみが無いからかもしれないけど


>>210
わかりやすーく小手先の技つかってるのが実に小賢しいなw
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:12:18.31 ID:wxAxbI4n0
>>212
くそう、あの人はすごい人なんだぞぅ・・・><ww


>>210
ごめん、正直あんまり上手だと思わなかった
具体的に言えると思うけど、言った方がいいかな
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:13:02.18 ID:Z0f9fRuq0
小説はSSじゃねえぞ、>>1はともかく大見得切ったこいつがこれ書いたと思うともはやギャグ
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:18:48.21 ID:wxAxbI4n0
>>214
まあ>>1の原形をなるべく残したまま書こうとしてるみたいだし、1シーンだけで自分の文章を表現するのは
結構難しいと思うよ。ただ、>>210を見た限りではそれほどでもないとは思った
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:19:32.68 ID:/1Kcbq7MP
ん?
おれはむしろ、ああ意外と勉強/練習はしてる人なんだな、と察したが

全くもっておれの好みじゃないけどww


>>213
きのこ先生を理解するにはクラックかなにかをキメる必要があると思うのだがww
……ぶっちゃけ、ちゃんと一冊読んでないので批判する資格は無いのだけれども
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:20:19.65 ID:7ZLrUTJCO
>>213
最初はピンと来なかったけど、とりあえずオリジナルの設定と伏線を色々と付けて転結加えたよ。
文章的には修正レベルで余り凝ってはないけど、具体的に何かあるならどうぞどうぞ
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:22:08.62 ID:FUQfUlrb0
>>依然俺の喉にナイフの切っ先がキスしそうになっている。
という一文が何故か俺には受け入れられない。なんでだろ?
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:22:44.82 ID:93gZ/eEY0
お前らって、書くより教える方が向いてるんじゃね?

ttp://20.imgup.me/e/iup0864.jpg
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:22:59.96 ID:NzEHN7SR0
頭髪は抜け落ち、顎には白い髭を蓄え、杖に頼る様に折れ曲がった腰。
そして、顔や袖の下から見える手首の皺が、老齢である事を証明していた。
「おい!お主!、お主じゃよ!」
老人は、眼前をたった今通り過ぎた一人の若者に声を掛けた。
声を掛けられた若者は、老人の方を一瞥すると、そのまま立ち止まる。
「何か、御用ですか。おじいさん」
取り立てて不満な顔も見せず、爽やかな笑顔で老人に易しく話し掛ける。
「ほっほっほっ」
老人は嬉しそうに笑ういながら、その若者をつま先から頭の先まで見回す。
身の丈が180cmはあるだろう。その目に見えて分かる程良い体格に、紺色のスーツ
と言う組み合わせ。下は黒の革靴に、髪は黒色の短髪。正に好青年と言った体を成していた。
「どれ、少しばかり顔を見せてみい。何、じじいの戯言じゃて、少しくらい付きあっちょったって、
悪い事は起こりはせん」
老人の一言に、青年は少し悩む仕草を数秒ばかりして見せたが、すぐに快諾した。
「良いですよ。でも、俺の顔なんて見ても面白くも無いと思いますけど」
「ほっほっ。まぁ、どれ、見せてみい」
老人は微笑むと、青年の顔をグイと近づける。青年は老人に合わせる様に腰
を曲げ落とす体勢になってしまった。
「おおっ、やっぱり、お前さん。良く、父親ににちょる…」
老人が言葉をこぼす。
「じいさん?何だ、俺の親父の事、知っているのか?」
青年は、少し怪訝な顔をしながら、老人に問いただした。
「良くしっちょる。お前さんの名前は、宗谷だろう?」
老人はそう言うと、青年を近づけていたその手を離してやった。
その一言に、青年は落としていた腰を戻しながら、ぎょっとした。
「俺の名前、じいさん。あんた、一体…」

おかしい所が多すぎると思うが、ぜひバカバカ叩いてくれ。
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:24:18.90 ID:Z0f9fRuq0
>>215
個性、で済まされる範囲の脚色が出来ないなんて原文が優れてるかアレがクソかくらいしか原因が見当たらんだろ



はいべつにでびうもちかけられたとかじゃないんだからいいんですけどねはあおなかすいただれかみりきたっぷりのやしょくをひょうげんしてくだしあ><
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:27:58.60 ID:udysZFWn0
いま俺も改変作業してるからチョット待ってねー
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:29:58.80 ID:7ZLrUTJCO
>>221
てかもっと書き直そうと思うと時間かかるから勘弁してくれ。
それに修正レベルと色気付けるぐらいしか出来ないかなと思ったんだけど、意外にもノったら想定してたよりも書けた。
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:33:11.78 ID:Z0f9fRuq0
>>223
いいわけはけっこうなんでおいしいおやしょくみせてください!
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:33:58.78 ID:wxAxbI4n0
>>217
まあ別に何か間違った表現とかがあったわけじゃなくて、個人的に気になったことなんだがな。
それも>>1の雰囲気を残そうとしてたなら仕方ない部分もあるし。
>片腕で俺の首をロックし、もう片方の手にはナイフが握られていた。
片腕、が右腕なのか左腕なのか、ていうのが気になった。あと俺なら「片腕」じゃなく「片手」を使う。これはどっちが正しいかはわからんが。
>刃が握られていた。
てのも、案外際どい表現に思える。あと細かいが、背後に回られて首を掴まれてる状態でナイフがどうとかわかるのかな、と思った。
ちょっと説明がほしかった。
>転校生さん、命をお助けください
>>1の話の流れをそのまま使ったんなら仕方ないが、転校してきて数日たつ相手に「転校生さん」は無理があるかと。
vipのssスレで見かける「俺男」や「女さん」みたいな使い方で使ったんなら問題はないと思う

長くなりそうなんでもう一つレス使う
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:35:29.31 ID:FUQfUlrb0
 頭髪は抜け落ち、顎には白い髭を蓄え、杖に頼る様に折れ曲がった腰。
そして、顔や袖の下から見える手首の皺が、老齢である事を証明していた。
「おい! お主! お主じゃよ!」
 老人は、眼前をたった今通り過ぎた一人の若者に声をかけた。
 声を掛けられた若者は、老人の方を一瞥すると、そのまま立ち止まる。
「何か、御用ですか。おじいさん」
 取り立てて不満な顔も見せず、爽やかな笑顔で老人に優しく話しかける。
「ほっほっほっ」
 老人は嬉しそうに笑ういながら、その若者をつま先から頭の先まで見回す。
 身の丈が180cmはあるだろう。その目に見えて分かる程良い体格に、紺色のスーツ
と言う組み合わせ。下は黒の革靴に、髪は黒色の短髪。正に好青年と言った体を成していた。
「どれ、少しばかり顔を見せてみい。何、じじいの戯言じゃて、少しくらい付きあっちょったって、
悪い事は起こりはせん」
 老人の一言に、青年は少し悩む仕草を数秒ばかりして見せたが、すぐに快諾した。
「良いですよ。でも、俺の顔なんて見ても面白くも無いと思いますけど」
「ほっほっ。まぁ、どれ、見せてみい」
 老人は微笑むと、青年の顔をグイと近づける。青年は老人に合わせる様に腰
を曲げ落とす体勢になってしまった。
「おおっ、やっぱり、お前さん。良く、父親ににちょる…」
 老人が言葉をこぼす。
「じいさん? 何だ、俺の親父の事、知っているのか?」
 青年は、少し怪訝な顔をしながら、老人に問いただした。
「良くしっちょる。お前さんの名前は、宗谷だろう?」
 老人はそう言うと、青年を近づけていたその手を離してやった。
その一言に、青年は落としていた腰を戻しながら、ぎょっとした。
「俺の名前、じいさん。あんた、一体…」

文章は誤字を直したくらいで一応書き方の基本(見たいなの)に則って修正
地の文始める時は一つスペース、あと!とか?のあとも一つスペース空けるのとこの記号の後には句読点はいらないよ
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:38:26.58 ID:NzEHN7SR0
>>226
なるほど。説明ありがトンスケ(キリッ
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:39:49.43 ID:TN9bzDfZ0
>>1だけ読んだけどハルヒに影響されすぎじゃね
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:43:09.24 ID:FUQfUlrb0
>>227
すまん、あと…(三点リーダー)も使うときは基本……の二個ワンセットだ
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:44:29.23 ID:wxAxbI4n0
こっからはもう、>>1の話そのものの可笑しさからの話になるが、
>ナイフが喉もとを離れた。どうやら助かったみたいだ
首をロックしていた手がどうなったのかが書かれていないので、もし掴まれたままなら「助かった」と考えるのは変だとおもう
仮にもまだナイフを持っているわけだし。あと俺がもし主人公の立場になったら、命乞いよりもまず状況を把握しようとすると思う
相手が転校生だと分かっているんだし、「なんなんだよ、お前!」くらいは言うかも。まあこれはどうでもいいか。
>変質者だと思ったから刺そうと思った。
刺そうと思っただけなら電柱から出た時点で刺せばよかったわけで。背後に回って首を絞めてナイフつきつけた状態でキープというのが不自然な気がした
あと背後から相手の喉もとにナイフ突き付けるって難しくないか?
>謝罪
これはもう>>1の責任だが、この流れははっきり言っておかしい。そんな場合じゃないだろww
あとはダイニノジンカクの発動があまりに唐突すぎたことかな。
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:48:10.48 ID:/1Kcbq7MP
>>221
じゃ、おれの今日の夜食ねw


 何ともしがたい空腹を抑えるのに、夜食を作ろうと思い立った。
 昨日買っておいた厚揚げが冷蔵庫にあったので炙って喰おうと思う。先ずは薬味にと生姜をすり下ろすことにした。
 皮を剥いだ生姜を、薬味おろしにゆっくりとこすりつける。たちまちに生姜の香りが立ち上り、生姜の香が、心地よい刺激が鼻をついた。
 あらかたおろし終わったところで、軽く押さえつけて生姜の絞り汁を薬味皿に受ける。絞った残りの生姜の繊維をまな板にとって、包丁で丁寧に叩いて先ほどの汁とあわせる。

 厚揚げは、ガスコンロのグリルでじっくりと焼く。
 ちりちりと音を立てながら香ばしい匂いをあげる厚揚げを、わたしは台所でじっと待った。
 グリルの覗き窓から朧に見える厚揚げをただじっと見つめていた。
 焦げるでもなく乾くのでもなく、良い感じに焼けた厚揚げに先ほどの生姜を載せて生醤油を垂らした。
 厚揚げはちょっとだけ元より濃い色に色づき、香しい。
 でもって、かぶりついた。
 口中に広がる大豆と、生姜との香りを鼻から抜くと何とも言えない幸福感がわたしを包んだ。
 ──なんだ、世の中そう悪くないじゃないか。

金輪際続かない
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:49:17.82 ID:udysZFWn0
改変したよー
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:52:22.72 ID:NzEHN7SR0
>>229
なるほど…。そういえば、ネットでも小説とかの書き方が載っているサイトが
あると聞いたから、それも探してみるよ。
色々ありがトン。
2341/2:2010/02/19(金) 02:53:02.15 ID:udysZFWn0
 散歩をするために外に出ると、いやに冷え込んでいた。
吐いた息が白く、その向こうには濃紺の空が佇んでいる。
空から降った闇は、なぜか路上に澱となって沈んでいた。
 寒中での散歩というのも興のあるものだ。
身を刺す寒さに慣れる頃には、静まった家並みや歩きなれた道が、少し表情を変える。
そういうときは思いに身を任せるのがおもしろい。
 どこへ行こうとも迷うことのない世界で、
耳にしっくりと馴染んだフェイバリットナンバーなんかに気を向けたりしながら、
でも少し迷うかもしれないという好奇心が芽生える。
宙空にひとつ白い息をはき、傍から見れば俺は不気味に笑っていて酔狂なヤツに見えるかもな――そう考えた。
 そのとき、右耳の後ろから光が飛び出して弧を描いた。
カーブして喉元にひっついた瞬間、口からヒュッと息が洩れた。
 それはナイフだった。鈍色に光る刃は、顎の前で白い警告を発している。
 驚いてはいたが、まだ俺の体は傷ついていなかった。
背後の気配は場合によると彫刻なのか、物怖じしている様子はない。
なにか俺を襲う意図でもあるのだろうか。
 ――理由なんてないわ。
 それは明瞭な声だった。寒空に似合う、凛と清んだ流れだった。
 しかし次の瞬間には、声が女物であることに気づく。
ナイフを握る手を見れば、闇に白く浮いて、細い。
 そして声はまるで俺の心が透過してしまっているかのように、読まれていた。
ドラマやマンガで見たプロの殺し屋というイメージが想起される。
「大丈夫。殺したりはしない」
 声はハッキリといったが、ナイフはキラリとひと睨みを俺にくれると、幾許か喉に近づいて顎の下に隠れた。
「――わかった。いや、俺はなにもわかっちゃいないが、わかってないことがわかった。
抵抗はしない。だからナイフをどけてくれ――いや、どけてくれないか、どけてほしいんだ、どけてください」
 命乞いをしながら、ナイフがきらめいたときに映った背後の顔を思い出す。あれは誰だったか――
 誰って。え?
2352/3:2010/02/19(金) 02:53:48.91 ID:udysZFWn0

「お、お前、転校生か」
 俺の言葉を認識しているのかいないのか、ナイフは依然として顎の下から遠ざからない。
 ――ん。それが言葉だったのかも理解しないうちにナイフは一閃して元の弧を戻っていった。
 振り返れば、そこにはつい先日、俺の通う高校に転校してきた女子がいた。名前は――憶えてねえや。
「ふう。一体なんのつもりだよ。おどかすにしちゃ、程度ってものを知らないやり口だな」
 なんともないはずの喉をさすりながら、俺は女子を睨んだ。小さな顔に大きく光る三白眼は、とくに興味もないというふうに視線を逸らせた。
「変質者だと思ったから、ナイフで切り刻んでしまおうと――」
「待て待て! お前は不審者を切り殺すのが趣味なのか? 攻撃的な護身術だな。
もしお前が捕まったら正当防衛を主張するお前の弁護人を殴り飛ばしてやろう」
「そういえばあなたは脇本くん」
 女は髪を手でなでるついでに驚いて見せた。
「俺の苗字を覚えてたか。それはありがたいな。だがそれで許せるほど器はでかくない。謝罪を要求する」
 顎を突き出して、彼女に促す。
「悪かった」
 頭を下げると、闇に幾条(いくすじ)もの黒が泳いだ。
「……素直に謝るんだな」
 てっきり悪びれもせずにだんまりでも決め込むのかと思っていた。
「まあ俺もケガはしてないし、ちゃんと謝罪もしてくれたからもういいや。それより、なんでこんな時間に出歩いてたんだ」
 なぜか転校生に向ける単純な興味というよりも、不安や心配といった微細な霧みたいなものが胸に湧いた。
「……それは脇の汗くんも」
「脇本だ。……お前のそれはわざとか」
 なんとなくこいつの性格がわかった気がした。
「俺は散歩だ。こういう空気の日に歩くのも乙なもんさ」
「脇臭いくんは――」
「脇本だ!」
 やっぱり、わかった気がしただけなのかもしれない。
「ところで脇えぐいくんは……」
「…………」
 もう、わかろうという気もおきない。むしろ理解しようとした俺が悪かった。少しでもおもしろそうなヤツだと思った俺がバカだった。
2363/3:2010/02/19(金) 02:54:30.50 ID:udysZFWn0
 額を押さえる俺を、見つめる彼女の視線に顔を上げた。
「あなたも散歩は好きなのね」
 口角を緩ませて――それは母親が子供にする笑みにも、
大量殺戮者がようやく心の底から殺したいと思える獲物を見つけたときに浮かべる笑みにも感じられた。
「……ああ、そうだな。散歩は好きだ。あまりそういう人は多くないと思うけどな」
 俺はどぎまぎした。そのときの俺にはまだ、それが恐怖によるものなのか、懐かしさによるものなのかわからなかった。
 ただいえるのは蠱惑的だったということだけだ。





ごめん、改行を整理したら2レスから3レスにまでなってしまった。
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:55:29.48 ID:7ZLrUTJCO
>>230
他は省略してた所もあるんだけど、書きながら話を追ってたからロックしてた腕の事は完全に忘れてた。
女の子は実は主人公の事好きだったんじゃないかな。この辺は1に聞かないと解らんけど、その辺を何となく読み取ってストーカーみたいな解釈で。
後は割と人物が普通じゃないやつって事で纏めてるね。
思い出して殺すのも、普通じゃない気紛れさだとか、心を読まれる事にキレた(普段なら殺せない)って所に落とし込んで処理したよ。
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:58:15.92 ID:8efUY9D/0
>>218
『依然〜なっている』の依然の使い方が良くないこと
『の』と『に』が二回ずつ使われているのにブレスの区切りがないこと
だと思う
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:59:00.38 ID:wxAxbI4n0
>>236
うん、これは上手だと思った。
会話の流れにもそれほど無理がないし、地の文も読みやすい。
お上手です
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 02:59:37.33 ID:udysZFWn0
>>218
俺は「喉」なのに「キス」という表現がミスマッチだからだと思う。
体の部位で体の部位の比喩を使うってのがさ。
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:00:56.63 ID:udysZFWn0
>>239
粗茶でございましたが……
ありがとうございます。
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:03:23.76 ID:FUQfUlrb0
>>236
うまいなー、何回も治さないと俺はここまで完成した文章書けないな。うらやましい

>>238,240
おお、それだ! 特に>>240のが気になったんだと思う
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:03:38.55 ID:7ZLrUTJCO
>>240
喉にキスは良い比喩だと思うけどなぁ。実際喉にキスもするのと、主人公の暢気というか平静さというか、キャラがよく出てる。
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:05:26.17 ID:wxAxbI4n0
>>243
まあその辺は感性の違いだな。俺は別に変だとは思わなかったから指摘しなかったけど
実際>>1にも使われてたし
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:05:54.10 ID:/1Kcbq7MP
表現の是非はおいといて、喉にキスって変か?
むしろ最も良くキスマークをつける/目撃するポイントの気もするのだが
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:09:35.21 ID:udysZFWn0
>>243
うう〜ん、目にキスをする、とかってのはちと古いけどいい動きだとは思ったりはするけど、
どうせならとことん擬人化すればいいんだと思うんだよ。
例をあげようにも、ちょっと難しいな

ナイフは舌なめずりをした
ナイフは鋭い舌を近づけた
ナイフは冷たい吐息を静かに吹きかけた

ナイフの切っ先を、人のどの部位にあてはめるかがこのケースは難しい。
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:10:18.22 ID:FUQfUlrb0
>>243
そこら辺は好みの問題になるんだろうな
ナイフがキスというのがあまり俺的にはよろしくなかったんだと思う
キスじゃあ傷付けられないんじゃないかとかそんな感じで

とりあえず俺的にはスッキリしたのでこれで寝れるぜ! おまえらも夜更かしはほどほどにな
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:11:37.08 ID:udysZFWn0
>>242
thx

それだ。
キスだと触れた後で必ず離れるもんだ。
ナイフは押し込むもんだ。

よく眠れよー
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:11:58.24 ID:wxAxbI4n0
>>246
俺はそっちを使うな
首筋を舐めるナイフが〜〜
みたいな感じで。あーなんか俺も書きたくなってきたわ。眠いけど
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:12:22.28 ID:udysZFWn0
おう、>>248の「それだ」以下は>>247向けね
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:15:15.59 ID:/1Kcbq7MP
>>219
あれ、見落としていたけど手帳さんじゃないっすか!
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:22:13.85 ID:udysZFWn0
俺が>>1を改変したときに思ったのは、
・ネタに走りすぎている。
・そのくせくだらない。
・基本的な構成――三段オチを使っていない。
・正しい文法を知らない。
・地の文で心情を語りすぎて、情景が少ない。
・文章を読んでも、「なぜ?」と疑問を抱かせてしまう。

正直、細かいところは指摘し足りないけど、
最後の「なぜ?」に関しては、ひどいとしかいえない。

なぜ主人公は後ろの人間が転校生だと気づいたのか?
転校生はなぜ主人公の名を知っているのか?
転校生はいつ転校してきたのか?

疑問を残したまんまじゃ小説初めても終われないよ。
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:30:05.92 ID:Z0f9fRuq0
夜食食い終わったからいうけど

>>252
>>1の文はこれだけで一つの作品じゃあねえぞ、妄想の途中抜き出して書いてんだからオチもクソもねえよ
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:31:57.97 ID:wxAxbI4n0
>>252
そこなんだよなー
俺が書こうと思っても、その部分を練り直さないといけないから気がすすまんの
あんたはよくやったと思うよ、ほんと
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:32:46.46 ID:wxAxbI4n0
そこってのは「なぜ?」の部分な
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:34:31.41 ID:udysZFWn0
>>253
まあそれをいうなら「と注だけ見せられても」ってことなんだよ。
親子丼の火を通してない割り下を食わされても、
白飯との相性もわからんし、温度もないしわからん。

>>254
まあ改変ってのは1からつくるのとは違うから、
自分の書き方を他方から見れるし自分のためになるけどね。
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:37:22.39 ID:Z0f9fRuq0
>>256
スレタイが「さほう」なら作文のルールやらなんやらで評価できるんじゃねえの? いかに短い文章でも登場人物の性格を現せる情報がつまってんなら表現にもすこしは言及できるだろ

兄嫁からもらったチョコおいしいよぅ;;
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:41:11.44 ID:udysZFWn0
>>257
>>1ももういないのにスレタイの揚げ足とってどうすんだよ
お前のいうことなら、答えは簡単だ。
「つまらない」
この一言ですべて終わる。
そこを具さに見ようとすれば誤謬は生じるだろうよ
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:43:31.08 ID:/1Kcbq7MP
>>257
なにやら妄想を誘う響きだな>兄嫁
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:47:15.93 ID:7ZLrUTJCO
俺は1のこの作品から、人の心が読めるのにディスコミュニケーションが発生してるという、哲学的な皮肉さを感じたよ。
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:47:45.50 ID:Z0f9fRuq0
なんか面白いなお前、クソみたいな表現にこだわるわりに添削の良いネタをつまんねえの一言で切捨てとか搾りカスが主食かよ
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:50:56.82 ID:wxAxbI4n0
>>260
うーん、多分それは勘違いじゃないかな☆
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:54:20.21 ID:udysZFWn0
>>260
IDをよく見たら、プロに読まれた方じゃござんせんか
あんさんの改変したヤツに口出しても大丈夫?
俺の改変したヤツにいくら口出してもいいからさ

口出し、ってちょっとエロいな

>>261
俺はあんたに興味ないわ
だから俺に構わないでくれ
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:57:17.73 ID:7ZLrUTJCO
>>263
全然いいよ。大体は挙がったと思うけど、他になんかあるなら
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:58:16.16 ID:udysZFWn0
>>264
大体?
他の人の口出しってこと?
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:59:12.83 ID:7ZLrUTJCO
>>265
うん
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 03:59:21.61 ID:Z0f9fRuq0
最高に気持ち悪いからふれたくありません><
発言全体が気持ち悪いなにこれかまわないでくれとか>>1の主人公さんですか?
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:00:03.74 ID:wxAxbI4n0
>>265
>>225
何を隠そう私だ
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:11:19.53 ID:udysZFWn0
>>266
とりあえずその他人の口出しは俺はまったく見ていないことを
明言した上で、俺の口出しをまとめたから書くぞ。

まず「耳孔」。主観視点の地の文で、これはないな。
客観視点ならまだわかる。それでも解剖学的・器質的な違和感は残る。
次に「ビート」。特に明確な理由はないが、なんかシャレっ気キメようとしてスベってる感じがする。
「夜の帳」も。よく使う常套句ではあるが、オッサン臭い。
最初の2行で、「俺って文語使えるんだぜ」的な自己顕示欲が見えてしまった気がした。
>突然電柱から黒い影が飛び出してきた。
転校生、完全に仕留める気じゃん。しかもオチからして、彼女が待ち伏せしてるのもある程度知られてるんだろ? メチャクチャ。
>聞き覚えのある声だった。知ってる人間と照合していく。
ここは背後の人間が転校生だと理解するに至る「なぜ?」の伏線か。
>命をお助けください
ここは元々あった勢いがかなり殺がれてるな。読む人によりけりだろうけど、これならまだ元のほうがいいと俺は思う。
基本的にセリフは改変してないな。理由はしらんけど。
オチはハッキリいうと最悪。素で「うわあ」といってしまった。
このオチにするには、伏線があまりに必要だろ。
なぜ転校生を殺さなければならなかったかという動機。
そんで主人公の正体。転校生の正体もだな。
オチに関しては完全なる蛇足といえる。

俺も経験あるからなんとなくそう思うんだが、
いやに背伸びしてる感がある。
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:17:46.41 ID:wxAxbI4n0
>>269
背伸びしてる感、という点は禿同
俺が気になったのはそこなんだよな。>>1の元の形を崩さないようにしたとか、軽くいじってみただけとか、
そういう要素を超えて俺が「上手だと思わない」と感じたのは、そういう「無理してる感じ」があったからだ
vipで投下する分には十分なレベルかもしれんが、プロに褒められたことを自慢してるって割には
背伸びの匂いがプンプンしてた
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:24:20.49 ID:udysZFWn0
まあ、俺がつっかかってる理由もそこなんだけどさ。
俺の改変なんて、セリフや地の文を一部残してるだけで、
改変以上といわれればそれまでのことしてるんだよ。
だから人によっては大きく不満を抱くとも思う。
けど背伸びをしないように情景描写をしたつもりだし、筋の流れも残したつもり。
とはいえちょっと血生臭い展開になりそうな感じになったのは、俺の癖だろうな。

俺が>>1の話の流れを汲んだのも、プロに読んでもらった彼(彼女)のことをわかった気でいるのも
すべてつもりであって勘違いである可能性は往々にしてあるんだけれども、
vipで自慢してるヤツの鼻を明かしたくなっちまったんだよな。
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:25:47.28 ID:RtyC26/n0
夜、わてはいつも通り夜中の新世界を散歩しているところやったんやわ。そのはずやった。
いつも通り阪神のテーマを聞いて、いつも通りなんの目的も無くふらつきまわり家路につく。
せやのにわては今、今日来たばかりの転校生にナイフを突きつけられているんやで。
なんでや?why?どないなっとるねん? 
「それには深い深い事情があるの」
わての心を読むなっちゅーの。
「それは無理な相談」
依然わての喉にナイフの切っ先がスカイラブハリケーンしそうになっとるで。
「わかったで。何もわかってないのがわかったで。せやから頼んますぅ。ナイフをどけてや。堪忍してーな、もう。転校生様どうかこのいやしいわての命をお助けください」
「……ん」
ナイフがわいの喉から外される。どうやら生き延びたようやわ、もうけもうけ。
「さてさて、なんのつもりでわてを襲ったのかたっぷり聞かせてもらうで〜」
「変質者だと思ったからナイフで刺して死んでもらおうと」
あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。ってなるか! 
「ほんでわてにナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「悪かった」
「納得はできへんけど納得してやる。……せやけどなんでこんな時間に出歩いてんや?東京もんがくるとこちゃうで〜」
「それは脇の汗君も」
「そうそう、こうしてタオルで拭いて・・・・・・ってわては脇本や!」
「そうそう、脇臭い君」
「ちょっと、エイトフォー買ってきますって何させるんやアホ! 臭いの結構気にしとんやぞ」
「あー、わきのし「脇本や!」
「わては深夜の散歩が趣味なんや」
「同じ理由」
そうか、こんな奇特な趣味をもつ奴がわて以外にもおったとはな。
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う。」
だからわいの心を読むなや。もうええわ、やめさしてもらいます。
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:28:41.27 ID:udysZFWn0
>>272
大阪人としては不満はあるが、
その労力にj敬意を表する。

そういうネタを書いてるときは、
DAT落ちが一番怖いもんだ。
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:30:50.55 ID:wxAxbI4n0
>>272
わい、なんて言う大阪人は大阪人から見ても笑っちゃうぞ、
と大阪人の俺が言うんだから間違いない
しかし、――乙、と言っておこうか……
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:33:07.18 ID:RtyC26/n0
関東人からみた大阪人をイメージして書いたが大阪の人がその反応だと上手く書けたみたいだw
ごめん俺大阪人ww
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:35:52.14 ID:udysZFWn0
おい、なんで大阪人が3人もいるんだよ
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:36:25.62 ID:wxAxbI4n0
>>275
やるじゃん。一緒にたこ焼き食おうぜ
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:38:13.64 ID:+YTZulfy0
素直におもしろかったわwwww
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:40:35.41 ID:7ZLrUTJCO
>>269
うーん、いまいち解らんなぁ。
転校生は原文から読み取ったイメージを利用してる。主人公に対しても偶発的な事件として。
俺が行ったコンセプトは原文の流れを汲み取って、解釈からオリジナル設定や伏線を組み込むって所だからね。文体もしかり。
耳孔とビートに関しては色気を出した部分だけど、結果的にはキャラ性も考慮した物になった。解剖学的という印象は合ってるんじゃないかな。
俺が書いてた時に主人公に付加して出来たイメージは殺人鬼、HXHのキルアだった。だから首切りで、解剖のイメージも入ってる。
動機も、心の声を聞かれているというストレスと鬱憤、主人公のキャラから引き出された物。
他の部分もそうだけど、基本的には原文を参考にして、では理由は?なぜ?という考えから持ってきてる。
例えば主人公が実にのん気で平静なキャラで展開も付随してるなと思う所は、普通の心身を人間じゃないからという感じでね。
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:41:17.94 ID:RtyC26/n0
ほんとは最後の脇本の名前のくだりチャウチャウネタ」にしようかと思ったけどカオスすぎてやめた

しかしテレビの偏向的な大阪のイメージ付けはひどいなww
外国人がニンジャ、フジヤマ、ゲイシャとか言ってるのと同じレベル
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:48:54.01 ID:udysZFWn0
>>279
やりたかったことはわかった。
耳孔が狙い通りだったというのもわかった。
だが俺には主人公がキルア的だという印象は微塵も感じなかった。
サイコキラーもしくはプロの殺し屋といったもっと中傷的なものだった。
だから
>結果的にはキャラ性も考慮した物になった。
というのは、「なった」ではなく、「なったと思っていた」が正しいんじゃないか?

あともしミステリ書いたことがあるならわかると思うけど、
そんな鬱憤だけで殺人を肯定するのは難しいぞ。
だってクラスメイトだっているわけだし、転校生には家族もいる。
サトラレって何年か前にあったが、あれに似てる。
だから俺には、殺す能力と意志を兼ね備えたプロに見えた。
キルアっぽく見せたかったなら、本性を表した後に
もっと器質的なものの考えをするようになってれば理解できたはず。
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:51:01.50 ID:wxAxbI4n0
>>279
その動機はどうかと思うがww
仮にそれをイメージして書いたとしても、全然つたわらないし、何がどうなってるのか全く分からない
文体とかオリジナルの伏線とかは問題ないけど、それを説明できてないと意味がないと思う
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 04:57:09.75 ID:7ZLrUTJCO
>>281
キルア的というのはいわばサイコキラーとか殺し屋とかそういう事。キルアって訳ではないよ、イメージだから。
そりゃあ普通の人間の感覚なら肯定出来ないけど、異常者だからね。1の主人公からして普通の感覚ではないというのを拡張した。
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:01:57.73 ID:wxAxbI4n0
>>283
言っちゃなんだが、言い訳すればするほど後付け臭が匂い立ってる
>>1からはあんたが言うようなもの全く感じなかったし、あんたの文からも主人公が殺戮者とかそういうのはわからなかった
ただ主人公がいきなり覚醒して転校生を惨殺したことしか書かれてなかったし、動機の説明も殺人手段も、
主人公がどういう人間なのかも全く書かれていなかった
説明不足がどうとかいうレベルじゃないと思う。最初はそういう話わけわからん話を書いただけかと思ってたが、
あんたの補足説明を聞くほどに後から考えたんじゃね?っていう気がしてならない
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:03:46.95 ID:Ak4u5BTQ0
ゴ・ミ・だ!
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:05:32.51 ID:udysZFWn0
>>283
どうもお前は受けた否定を受け入れないな
殺し屋ならなんとかわからなくもないが、
サイコキラーでは器質的な知識をもつという考えには至らない。
それは俺の言葉を盗んで使ってるだけだろ?

それとあの状況でのんきなのが異状に映るというのはわかる。
だが常人は他人の思考を読み取る能力をもつ者を
騙せるほど自分の心を偽ることはできない、と俺は考えるな。

お前の考えることはわかる、といったよな。
その上で、その考えることが伝わってない、といってるだけのこと。

自分の弁論の正当性を訴えるだけじゃなく、
俺の改変がおかしいだとか否定してみたらどうだ?
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:06:38.07 ID:/1Kcbq7MP
>>285
ミ=ゴだ!
2881/2:2010/02/19(金) 05:08:15.29 ID:SPUmJ7iv0
 お気に入りの曲を聴きながら、目的もなく閑散とした深夜の町を徘徊する。
 それが俺の日課だ。
 今夜もいつもと同じように、気ままな散歩を楽しんでいた。
 何時も通りの、はずだった。
 首筋に当たったヒヤリとした感触が、たったそれだけで俺の日常をズタズタに切り刻む。
 最初は、それが何か分からなかった。しかし
「動かないで」
 耳元で囁かれたその声によって、俺は自分の置かれている状況を理解した。
 瞬間、動悸が速まる。冷や汗も吹き出して、口からはヒュー、ヒュー、と息が漏れる。
 俺は言われた通り、動きを止めた。
 現状から想像できる状況は、一つだけだ。
 後ろにいる誰かが、俺の喉元に刃物を突き付けている。
 つまり俺の命は今、その何者かに握られていると言う事だ。その言葉に歯向かうという選択肢は、
存在しない。
 沈黙が続く。不審者は、何も言わない。俺は、何も言えない。
 身体を動かす事が出来なくなった代わりに、俺の脳は普段では考えられない程速く回転し始めた。
 まず、後ろにいるのは誰か?
 時間帯から考えて、俺とは何の関係もないただの不審者と考えるのが普通だろう。ここは田舎だ。こんな深夜に
出歩く人間は限られる。しかし音楽越しに聞こえて来た声は、確かに女のものだった。
 女性の通り魔が居ないとも限らないが……違和感は拭えない。 それに、最近、何処かで聞いた声だったような――
 女は尚も喋らない。
 俺は思考を続ける。
 しかし疑問が浮かんでは消え、浮かんでは消え。結局一つに集約される。
 ――彼女は何故、俺を襲った?
 思った所で聞く事も出来ないまま、俺は彼女の反応をひたすら待った。
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:09:49.88 ID:7ZLrUTJCO
>>284
それであってるよ。
普通の感覚のキャラなら動機や殺人の手段の説明が必要だけど、その通り訳解らん理解し難いキャラな訳だから。
しいて言うならさっきあげてたけど唐突って所かな。要はイラつきなんかをもう少し表現出来たらよかったんだけど、足りなかった。
あくまで淡々とした所も保ちつつ、気に入らないから殺すという思考の情報も隠しすぎた。
ここは地の文が相手に伝わってるから、難しい所でもあったんだけどね。
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:10:14.68 ID:wxAxbI4n0
>>286
>自分の弁論の正当性を訴えるだけじゃなく、
>俺の改変がおかしいだとか否定してみたらどうだ?
これはなんかおかしい気がするけどなwww
否定することを前提に話が進んでるじゃんwww
ID:7ZLrUTJCOが言いたいことあるんなら存分に言ってくれていいと思うよ。ただしその場をやり過ごすための
口から出まかせとかなら止めてくれ。話が終わらん

おいおい、二時には寝るつもりだったのにもう五時だぜなんてこった
2912/2:2010/02/19(金) 05:11:02.65 ID:SPUmJ7iv0
「あれ? 君……」
 何分程そうしていただろうか。不意に、女が声を上げた。
「脇……脇……脇の下くん?」
「そんな名前の人間がいると思うのか? 俺は脇本だ」
 どうやら彼女は知り合いだったらしい。俺は九死に一生を得た気分で溜め息を吐いた。
「ごめんなさい、イメージだけで覚えてたから。でも、大体あってるじゃない」
 脇の根元は脇の下ってか? 冗談じゃない。
「何でこんなことしてんだよ」
「だって、変質者だと思ったんだもの。そっちこそ、何でこんな所にいたの?」
「……深夜の散歩が、俺の趣味なんだよ。そっちは?」
「同じ理由」
 まさかこの町に、同嗜好者がいたとは。普段は人っ子一人見かけないと言うのに。
「まあ、そんなことはどうでもいい。早くこの物騒なモノをしまってくれ」
 言いながら、俺は首元の刃物を指差した。
「嫌よ」
 言いながら、彼女は俺の首元を刺した。
「だってこんな真夜中に出歩くような輩に、まともな人間がいるはずないもの」
 ズッと、何かを引き抜く音がした。
 ようやく自由になった首を動かして、俺は彼女の顔を見た。
 ああ、と思いだす。急激に薄れていく意識の中で、記憶の断片が、パズルの様に嵌まり合った。
 今日、俺のクラスにやってきた転校生。それが彼女の正体だ。
 何時も通りだと思っていたこの町は、少しずつ、けれど確実に変わっていて。
 今日が昨日と同じとは限らない。そんなな当たり前の事を、俺は今更、文字通り痛感した。
 

……変え過ぎた
意見求む
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:14:32.90 ID:wxAxbI4n0
>>289
>要はイラつきなんかをもう少し表現出来たらよかったんだけど、足りなかった。
あくまで淡々とした所も保ちつつ、気に入らないから殺すという思考の情報も隠しすぎた。

正直「こんな裏設定あったんだwwww」てレベルだぞw
本当に最初からそれを考えて書いてたのか怪しいもんだww
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:14:42.22 ID:s+o42Vwe0
>>291
このスレの自称受賞経験があるヤツと同じくらいレベルだな


それよりID:udysZFWn0は創作文芸板にいたことあるだろ
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:16:31.33 ID:udysZFWn0
>>290
こういう改変だとかだと、たぶん否定から入るんだよ。
だってよ、ストーリーはわかりきってるから度肝を抜かれるなんてことはない。
インパクトを与えられなければ、そこまでいいものにはならんよ。
だから消去法みたいな、マイナスを削っていく作業になるんだと思う。

というのも含めて、
俺の改変にあまり言及がないから淋しいってのは隠れた本音。
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:18:31.84 ID:wxAxbI4n0
>>294
よし、俺もちょっと書いてみるから、お互い率直に駄目だししていこうぜ
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:20:18.40 ID:udysZFWn0
>>293
3題スレとかよくわからんお題スレぐらいなら。
あまりに過疎で感想ないから、たまにお邪魔するレベル。

>>295
おうよ。お前さんとは気が合うようだからな。
忌憚ない意見をいわせてもらうよ。
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:25:35.90 ID:SPUmJ7iv0
>>293
喜んで良いのかと思ったら流れ的にそんな事なかったぜ
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:25:55.65 ID:wxAxbI4n0
>>296
筆は遅いから書き終わるまで起きててくれよなww
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:28:47.12 ID:udysZFWn0
>>288
>>291
>首筋に当たったヒヤリとした感触が、たったそれだけで俺の日常をズタズタに切り刻む。
この辺が微妙だな。
主人公の動きが止まってからナイフを当てないと、歩いてる相手だから切れるぞ?
日常を切り刻むってのもナイフにかけてあるんだろうが、ナイフは当てられてるだけでまだなにも切り裂いてはないからちょっと比喩が違うと思う。
>俺は言われた通り、動きを止めた。
タイミングがずれてる。もうとっくに止まってるはずっしょ。
>しかし音楽越しに聞こえて来た声は
ここはヤラれたな。俺はすっかり忘れてた。音楽聴いてたってこと。
>「脇……脇……脇の下くん?」
転校生の性格を少し変えたんだな。
長門ライクからちょっと頭のネジ飛んだコになった感じ。
キャラは薄くなったといわざるをえない。が悪いとはいわん。
>普段は人っ子一人見かけないと言うのに。
過疎なのかなんなのか。深夜という情報はないが、
これは>>1の夜という言葉をどうとるかだな。
>早くこの物騒なモノをしまってくれ
男の下半身の異物を指すような言い方だ。
そんな印象を与えるのは余計だから、言い回しを変えたほうがいいな。
>文字通り痛感した。
これはどういうジャンルにしたかったんだw
軽くブラックユーモア的な要素になってるぞw

悪くはない。決してよくはないが。
オチに関してはなんともかんとも。動機もなんもかもうっちゃってるからな。
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:30:22.61 ID:udysZFWn0
>>297
時間があるなら君も俺の改変を読んで
感想と否定くれよな!
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:34:36.61 ID:7ZLrUTJCO
>>292
どういう人間か、というのはいわばそこだろ。
まあ形態的にもそんなに長く書けないから、全部描写するというのも無理だけど。
実際書いてみて解ったけど、心を読まれていて、普通じゃないやつがイラつきなんかを隠しながらそれを動機にするのは難しい。
動機や人間性が行動として転になってるから、相手にイラつきがバレてたら普通の人間と変わらないし、転の意外性も薄れる。
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:36:49.99 ID:udysZFWn0
>>299の付け足し。

あえてツッコむなら
>彼女は俺の首元を刺した
殺害する際に首を刺すというのは異常だといえる。
腹部なら凄惨な現場を見なくていいもんな。
だから転校生or改変者(もしくは両方)が
猟奇趣味のあることを言い含めればいいかも。

俺は少し残酷描写が好きだから
果たして首を縦に裂いたのか横に絶ったのかが気になる。
刺したにしても喉のどの辺まで貫通したか、とかさ。

ナイフが喉に刺さった。
それは堅い喉仏を横へずらしながら、
熱いような染みるような感触を急速に広げながらうなじを貫通した。
俺は処女のいかにつらいかを感じた。

みたいなふうに。
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:39:39.86 ID:7ZLrUTJCO
俺は限界だからもう寝るけど、頑張ってくれ。あと言った事は本当の話だかんね!
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:40:35.60 ID:udysZFWn0
>>301
これなら?
「転校生を殺さず、主人公は安全圏へ逃げる」

主人公はストレスから逃げることはできるし、
無理に殺す必要もなくなる。
無用心に転校生が近づいてくるのを待つ、という
気の長〜いこともせずに済む。
殺し屋のプライドが許さないというなら、
彼女の情報を探るために遠巻きに観察して、
よき頃合いに後ろからトスッとヤっちまえばいい。
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:40:35.69 ID:wxAxbI4n0
やっべえ、すっげえ長くなりそう。
もうテンポとか関係なく完全オリジナルストーリー書いてもいいよな?
改変ならこのスレの最初にやったし
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:42:34.99 ID:udysZFWn0
>>305
読むよりも書くほうが時間はかかるんだぜ?
まあモチベーションが続くならそれでいいのかもせんが、
俺は容赦せずにいいたいこというからな
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:47:36.28 ID:SPUmJ7iv0
>>299
批評来た! これで勝つる
>ナイフ比喩
ナイフは切らなくても日常を壊せるんだぜって意味合いで使ってみた
こういう吹っ飛んだ比喩良く使うんだけど、伝わらなければ意味がないんだよなぁ
>タイミングがずれてる
まったくだ。文入れ変えても微妙かも
>転校生のキャラ
転校生の癖にちゃんとクラスメイトの名前覚えてるのは凄いと思ったんだ
流れ上そこまで親しくなってるはずもなし、泣く泣く変えた
>過疎
落ちを創る為に情報加えた
>ジャンル
俺にも分からんw ブラックユーモアでも良いけど
まあ上であがってた、
・なぜ主人公は後ろの人間が転校生だと気づいたのか?
ってな所を自分なりに曲げて曲げて解消させたかっただけ、かな

>>302
その辺りを
「だってこんな真夜中に出歩くような輩に、まともな人間がいるはずないもの」
に込めてるつもりなんだw 自虐も含めた台詞として
残酷描写については同意なんだが、元より長くなり過ぎそうだったからカットした
あと陳腐な言葉遊びも意識したしね。個人的にそこは曲げられねぇ

色々な指摘、ありがとうございました

>>300
滅茶苦茶眠いけどなw おk
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:47:48.53 ID:7CW24ot30
まだ残ってたのかこのスレ
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:51:57.81 ID:udysZFWn0
>>307
頼むぜ〜

>>308
夜中起きてたヤツの変なテンションが
創作意欲に火をつけたりつけなかったりするスレになってるからな
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:55:25.22 ID:7CW24ot30
>>309
いまログ読んできたw熱くなってるなw
ちなみに自分は>>81だす。他に比べると地味だなあ
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:59:17.37 ID:udysZFWn0
>>310
良くも悪くも普通、だな。
>>1のくだらんお遊びをごっそり切り捨てて
なおかつ些細なネタは残しているが、
どうせなら心を読めるを完全に消すか、
完全に特化させるかにしたほうがよかったかも。

まあ付加するというより添削してる感じだな。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 05:59:38.39 ID:wxAxbI4n0
とりあえず脳内設定を補足でかいとくぜ

舞台はある平凡な街。その街で最近、猟奇殺人が多発していた。
転校生はなんかよくわからん秘密結社から送られてきたエージェントで、殺人犯を倒すためにやってきた。
主人公は夜出歩くことが趣味の普通の高校生。
犯人は転校生を標的にし、尾行していたが、主人公が通りかかったので断念。
だが尾行を察知していた転校生はたまたま通りかかった主人公を犯人だと勘違いし、ナイフで脅すが、人違いだとわかる
それが二人の初めての出会いでしたとさ。
このあと二人は様々な思惑の渦に巻き込まれ、猟奇殺人だけでなく、巨大な闇の陰謀を相手に立ち向かうことになるのでした。
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:02:09.35 ID:s+o42Vwe0
夜道を歩く。
今日も変わらずに広がる星空の下、少年は歩いている。
目的地はどこにもない。
ただ夜の空気を吸いながら、思うがままに歩くのが彼の日課だった。
ひらけた場所では足を止め、天を仰ぎ見ることもある。
「星がきれいだ」
ここ数日は気候が良く、毎夜ごと同じ言葉を口にしている。
前に雨が降ってからだと半月は経っていた。
少年が散歩をたっぷり満喫し、足を自宅へと向けてからしばらくすると、
ふいに風が強くなりどこからか運ばれてきた雲が星々を隠し始めた。
帰路を急ごう。
そのように思った矢先の出来事だった。
電柱の裏の闇から突如として腕が現れ、少年の首にしっかりと絡みついたのだ。
ノドを締め付けられながらアゴ先に輝くナイフを見た。
そして後ろに人、背中に押し付けられた柔らかい乳房を感じた。
女に殺されかけている!

飽きた
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:08:19.95 ID:ilV0uh1FP
 俺は今、生命の危機に晒されていた。
 目の前の女は俺の咽喉元にナイフを突き付け、こちらを見上げている。
 深夜、俺とナイフ女が対面している路上には人通りはなく、また住宅街で近くに駆け込めるような店もない。ケータイも持ち歩いていなかったし、
仮に持っていたとしてもこの状況では使用できない。それでも、大声を出せば近隣の住人が気付いて助けてくれるかもしれなかったし、あるいは、
相手は例え獲物を持っているといっても女だ、拳を奮って応戦することもできたかもしれない。けれど情けないことに俺の体は恐怖と混乱で
石のように硬直してしまい、声一つ上げることができなくなっていた。無音の中、俺の脳髄には、耳の穴に突っ込んだイヤフォンから発するお気に入りの
曲が響いていた。
 女は金銭を要求するわけでも痴漢行為を働くわけでもなかった。言葉もなく、黒いダッフルのフードの下の、それと同色の光を灯さない瞳で
ただじっと俺の顔を見つめている。綺麗に整った、まるで人形のような顔だ、と場違いながら思った。
 そうやってしばし睨み合いを続ける中で、はたと彼女の正体に思い当る。
 ナイフ女は、今日やってきた転校生だった。
 朝のホームルームで彼女のことが紹介されて、ひとしきり興味を持った後、変わらぬ授業カリキュラムをこなし、そして下校時には転校生の
ことはほとんど頭の隅に追いやられていた。お互いの自己紹介しなかったし、それどころか会話も交わさなかった。俺と彼女の繋がりはそれだけで、
この瞬間まで思い出しもしなかった。
 そんな接点皆無の転校生がなぜ、深夜徘徊中の俺の前に現れ、そしてあろうことかナイフで危害を加えようとしているのだろう?
 「あなたが変質者だと思った」まるで俺の心の内を読んだように彼女は言う。「だから、ナイフで刺して死んでもらおうと思った」抑揚のない声で
そう回答された。
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:09:05.58 ID:ilV0uh1FP
>>314続き
 「あーあー、なるほど。女の子が夜歩きするには、昨今はなにかと物騒だからな」
俺は咽喉仏に軽く刃先を引っ込めてもらおうと、両手を上げ敵意はないことを示し、そしてなるべく落ち着いた声色で話すよう努める。
「しかしな、相手にいきなり刃物を向けるっていうのは、なかなか失礼な行為だと思うぜ。俺は痛い目に遭うのは御免こうむるし、なにより
お前になにもしていないだろ? ほら、俺の顔をよく見ろ、変質者なんかじゃない、見覚えがあるだろ?」
転校生を数秒フリーズした後、声を発した。
「同じクラスの――脇の下くん?」
「惜しいな。部分点はくれてやる」
「脇の汗くん?」
「そんな名字あるわけないだろ」
「脇臭いくん?」
「わざと言ってないか?」俺は肩をすくめた「脇本だよ」
思い出してくれたのか、転校生はほうと頷いた。
「納得してくれたか。なら、」ナイフを指差し「こいつを収めてくれないかな? 俺は朝刊の事件面に被害少年として載りたくはないし、
お前だって加害少女Aだなんて目線入りで報道されたくないだろ?」
俺の咽喉からナイフが離れた。彼女は刃先を取っ手部に収納し、ポケットにしまう。
 難事がさり、ほっと一息を吐く。冷静を装っているが、冷や汗で背中がベタベタだった。
「謝罪は?」
「ごめんなさい」
感情のこもってない、起伏のない声だったけれど、まあいいや。
「なんでこんな時間に出歩いてるんだ? 道にでも迷ったか?」
「深夜の散歩が趣味。あなたは?」
「同じ。同好の士ができて嬉しいね。お近づきの印に握手しようか?」
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:10:55.04 ID:udysZFWn0
>>313
あえて設定は後で読んだ。

客観視点にしたか。なるほど。
>前に雨が降ってからだと半月は経っていた。
非常に細かいが、「月」と「経」は、よろしくないものを創造させるな。
>柔らかい乳房を感じた。
悪くない。ことによると下卑た印象をもたせることになるけどな。
>女に殺されかけている!
これは完全に投げたな。
投げっぱなしジャーマンスープレックス飛距離160m、60号ホームランだ。

これで本当に終わりなら、ちとがっかりだな。
お遊びとはいえ、完成させてこそってところはあるからな。

ちなみに設定は全く活きていない。
そして描写は平々凡々。クセのあるものは興味をもたれるが嫌われもする。
んで引っかかりのない好悪のとくにないものを「没個性」という。
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:13:22.16 ID:7CW24ot30
>>310
まあじっさい添削なんだけどなw

>>314
やっぱ脇下の名前間違いとか
変質者発見→即殺す の行動がどうしてもくだらなく感じてしまうなあ
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:17:20.85 ID:ljyJ9xRG0
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:17:35.09 ID:SPUmJ7iv0
>>316
設定は別っぽいぜw

>>313
そこからが良い所だろう!!
笑ったが

>>314-315
主人公がよりキョンに……意識してんのかも知れんが
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:18:30.37 ID:CiAUg+QV0
おまえらこっちにもいってやれよww

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266513066/l50
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:19:25.89 ID:ljyJ9xRG0
おれ! 参上!

そして、復活!!!!!!!
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:22:08.02 ID:SPUmJ7iv0
>>320
文才スレはまた趣が違うだろう

>>321
誰だよw
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:22:30.42 ID:wxAxbI4n0
くそー、脇の汗君のくだりはめんどくさいし面白くないからスルーだ!
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:22:30.58 ID:udysZFWn0
>>314
>>315
>拳を奮って
一般的に拳は「振るう」だな。
>それと同色の光を灯さない瞳で
街灯程度の明かりの下で瞳の色がわかるか?
まあわかると言い張られればなんともいえんが。
>今日やってきた転校生だった。
どこに? と初見なら思うんじゃないか?
中学か高校かもわからんし。まあそれは大元も一緒か。
>そうやってしばし睨み合いを続ける中で、
完全に主人公が後手なのに強気だな。
>転校生はほうと頷いた。
オヤジかよ。

今度は転校生がロボットかヒューマノイドっぽくなったな。
それが意図してであれば、とりあえず軌道には乗ってると思う。
だが俺自身は好きになれん。まあただの主観だ。
この改変も平坦。元々が悪いだけに+に転じてはいるが、
満足できるものとは到底いいがたい。
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:24:32.10 ID:udysZFWn0
>>322
行間を読むとすれば、「参上」から「復活」に至るまでには
死に属するなんらかの事象がなければなりたたない。
つまり間の空行で彼は死んだのだよ。

>>323
一応おきてるぞー
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:24:53.43 ID:ljyJ9xRG0
>>322
えへっ〜〜〜〜〜〜〜〜♪
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:26:45.46 ID:SPUmJ7iv0
>>325
成程
忙しい奴だw

気付けば世界が明るい件
おかしいな……
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:33:27.50 ID:ljyJ9xRG0
なんだ・・・アイツは寝たのか・・・
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:42:33.75 ID:ilV0uh1FP
>>317
俺は、ガハラさんっぽくて好き

>>319
普通に、キョンと長門意識した

>>324
>>そうやってしばし睨み合いを続ける中で、
>完全に主人公が後手なのに強気だな。
だな。『しばし見つめ合いを続ける中で』のがいいかな

>>今日やってきた転校生だった。
>どこに? と初見なら思うんじゃないか?
>中学か高校かもわからんし。まあそれは大元も一緒か。
後の名前の下りで『同じクラス』って紹介するから、まどろっこしかろうと削った
「なんでこんな時間に高校生が出歩いてるんだ? 道にでも迷ったか?」とでも台詞に入れればよかったな
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:44:43.69 ID:OsRodr7B0
うわおもしろいスレ見つけたのに出遅れた まだ添削とかしてもらえるんかな
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:46:11.10 ID:ljyJ9xRG0
そういえばマジレスしていいんかねぇ?
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:47:08.15 ID:udysZFWn0
>>329
睨みつけられて、物怖じした。
とかかな。

>>330
俺はもう無理だから別のヤツがしてくれるかも。
予約1人分を消化したらもう寝る。
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:51:36.61 ID:SPUmJ7iv0
>>330
まあもうしばらくすれば少しは人も増えるだろうし、上げて見たら?
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 06:53:09.04 ID:OsRodr7B0
じゃぁ今から書いてみよー
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:06:57.14 ID:wxAxbI4n0
できたー
眠いから推敲なんてしないぜー
もう完全に別物だが気にするのはだめなんだぜー
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:08:13.74 ID:wxAxbI4n0
 首筋を舐めるナイフの氷のような冷たさに、思わず息がつまった。
 満月の輝きにも尚勝る、その少女の双眼の光にぎろりと射抜かれ、俺は立ちすくむしかなかった。
 本気だ、と本能で悟った。これほどの獣の瞳を前にどうして見間違うことがあるのか。この少女はまぎれもなく、
俺を殺そうとしている。ナイフの冷気に背筋が凍りついているというのに、額を一滴の汗が流れた。
 ――俺は今、命の危機に瀕していた。

 夜の散歩が趣味だ、なんてことをクラスの連中なんかに言うと、案外真剣に心配されたりする。
 もちろん俺だって、お世辞にも健全な趣味とは思っちゃいない。夜遊びが目的でなくとも、夜に出歩くのは
不良の楽しみだと相場は決まっているものだからな。そりゃあ俺だって別に真面目な優等生ってわけでもないが、
校則で禁止されているはずのバイクを臆面なく乗り回しているような、分かりやすい不良でもない。ただちょっと
斜に構えてる姿勢ってかっこいいんじゃないの? なんて思ったりするくらいには子供子供してるきらいはあるがな。
 こういうのを厨二病って言うんだっけか? ガキの頃からの悪友である△△に笑われたことがある。高校生にもなって
冗談じゃねえよまったく。
 だがクラスの仲間たちが心配してくれるのは、偏に俺がそういう内向的な趣味をもっているからってわけじゃない。
 ――街では今連続猟奇殺人事件が起きている。あの△△が真剣な顔で夜間の外出を控えることを勧めるくらいに、
結構シャレにならないレベルのやつだ。
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:09:24.39 ID:wxAxbI4n0
 でも俺は昔からこの夜の空気が好きだった。雰囲気というのか、静かながらも偶に聞こえる自動車の駆動音とか、
涼やかに頬を掠める夜風の感じなんかが好きだった。小学生の頃なんてしょっちゅう夜家を飛び出していた。まだ
幼かったから心配したんだろうが、俺の親には散々こっぴどくしごかれたものだ。
 それでもやっぱり夜の散歩は楽しくてなかなかやめられない。最近は物騒な事件もあるし、流石に犯人が捕まるまで
くらいは自重したほうがいいだろうとおとなしくしていたが、それから一週間ほどした今日、とうとう耐えきれなくなって
出てきてしまった。
 ――なんせ今日は満月だった。明るく大きく、そして完全な姿で現れた月光に思わず胸が躍ってしまったのだ。
 特に何か目的地があるわけではない。何せ散歩なのだから、ただ気の向くままにふらふらとぶらつくだけだ。
 ウォークマンでお気に入りの音楽を流し、時に鼻歌でも口ずさみながら、程々に満足したらさっさと家路につく。
そういう予定だった。

 その予定があっさり崩れたのは、ある住宅街の曲がり角を曲がったときだった。
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:10:32.09 ID:wxAxbI4n0
「動かないで」
 不意に投げられた言葉の意味を理解するより早く、俺の目は喉もとに突き付けられたナイフを捉えた。
 街灯が近くにあったのがよかったのだろう。もしその光をナイフが反射していなければ、きっと俺はわけの
わからないまま眼前のナイフを喉に生やす羽目になっていただろう。……それが比喩でもなんでもない
事実だと確信できたのは、そのナイフの持ち主の発する雰囲気が、明らかに冗談で済まされるレベルを
超えていたからだ。
 闇の中でさえ艶めく漆黒の髪をなびかせながら、その少女は真珠のような瞳を鋭く尖らせたまま俺を凝視していた。
さながら獲物を狙う豹の如く、容赦も遠慮もない。その善性を問うことすらばかばかしく思えるような明確な殺気が、
平和ボケした俺の脳を流石に叩きおこした。
 隙があるとかないとか、そういう話じゃなかった。少女の動きは俊敏かつなめらかで、握ったナイフは俺の首筋
まであと一ミリメートルのところでピタリと静止し、俺の次の行動次第では躊躇なく刃を奔らせることを暗黙の了解
としていた。
「――あ――ちょ――」
 言葉をろくに紡ぐことも出来ないまま、喘ぐように声を漏らす俺を、カチャリ、と一層強く握られたナイフが制止する。
「喋らないで。……全く、こんなに早く食いついてくるとは思ってなかったわ。今夜もオタノシミのつもりだったん
でしょうけど、相手が悪かったわね。あんたが私を尾けてたことくらいバレバレ――」
 そこでふと、少女は俺の顔を怪訝な顔で眺めたあと、「あれ?」なんて首をかしげた。不覚にも、その仕草には
ドキリとした。
「……脇本くん?」
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:11:38.16 ID:wxAxbI4n0
 少女から発せられていた殺気が霧散する。名前を呼ばれて、俺は首筋のナイフに背筋を震わせながらも、少女
の顔をそろりと窺った。夜の闇に隠されているが、それでも少女が整った顔立ちをしていることは一目瞭然だった。
こんなに可愛い女の子なら忘れるはずはないんだが、生憎こんな知り合いは覚えがなかった。何故俺の名前を
知っているのか、もちろん見当もつかない。ただ、この顔をどこかで見たことがあるような気はする。
「覚えてないかな、一日一緒に授業を受けたんだけど」
「――あ……!」
 そう言われて初めて思い出した。そういえば、一昨日俺のクラスに転校生がやってきていた。名前は確かテンjコ
だったはずだ。初日はHRだけで終わったし、次の日は全く話す機会もなかったので忘れていたが、間違いない。
「やっぱり脇本君か。こんな時間になにやってるの? ていうかちょっと待ってよ、どうして私のこと尾行してたわけ?」
「ちょ、ちょっとまて! と、とりあえず――その……」
 食らいつくように迫るテンコをなんとか留めて、とりあえず現在の最優先事項を伝える。
「……ナイフをどけてくれないか」
「え? あ、ごめんなさい」
 あわててナイフをポケットへとしまうテンコ。このままでは勢い余ってナイフが頸動脈を切り裂きかねなかったが、
なんとかその前に少女をなだめることに成功した。首筋を這っていた死の気配から解放され、俺はようやく息を吐いた。
額をいやな汗が流れ、気がつけば握りしめていた掌も汗でびっしょりと湿っている。情けないと思うかもしれないが、
本当に『助かった』という気分だった。それほどまでに、少女の殺気は強烈すぎた。
「……まったく、なんだってんだ。おい、どういうことだ、説明してくれよ」
「そっちこそ、こんな時間に何してたわけ? 私のことも尾行しちゃってさ」
「ちょ、ちょっとまて。だからその尾行ってなんだ。俺がそんなことするはずないだろ」
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:12:04.76 ID:7CW24ot30
ぼーいみーつがーるっぽいものを目指してみた。
 夜道を歩く。お気に入りの曲。目的のない徘徊。いつも通りの、趣味。
 そのはずだったのに、遠方よりの殺意に歯を噛みしめた。危険察知。臨戦態勢。
 風のような速さで死が迫る。背中越しでもわかるほど堂々とした突進の気配。右手側に跳びつつ反転。街灯の明かりの下で襲撃者の姿が視界に映った。ナイフを突き出す女。見覚えのある顔。転校生―――
 ―――転校生? なぜ、おまえが。
「深い事情があるの」
 一撃目をかわされながらも、女は冷静に二撃目を振るう。俺の表情を読む余裕に恐怖を感じる。仰け反る。目をかすめて、顔面を斜めに狙う斬撃が風を切る。
 女の腕は止まらない。仰け反り、硬直した身体を立て直す間もなく、手首を跳ね上げるような刺突が喉もとへめがけて撃ち出される。もう、かわせない。襲撃者の実力を完全に見誤った。
 死を感じて、息をのむ。
「死ね、変質者」
 ちょ、待て、違う――なんだその理由――

 ―――アスファルトに尻餅をついている。ナイフは、俺へと到達しなかった。女が、切っ先を寸前で止めたのだ。
 待て、違う。なんて、口からこぼれ出たみっともない声が通じたらしい。
「……なんの、つもりで、襲ったんだ」
 激しい動悸をなだめつつ、彼女を見あげる。
「変質者かと思って、つい」
「……深い事情があるって最初言ってたろ」
「これから人を殺そうっていう並々ならぬ決意に至るまで、ドラマティックな葛藤がなかったとでも?」
 知らねえよ。わけのわからなさにうつむいた。片手で顔を覆う。
「で、脇下……くん、でよかったよね」
 転校生が俺の名前を覚えていたことに虚を突かれて、彼女へと顔を上げる。視線が、合う。
「どうしてこんな時間に出歩いてたの?」
「……趣味なんだよ、深夜徘徊」
 俺の言葉に転校生は一瞬だけ目を見開き、次いで軽く眉根を寄せて俺をにらんだ。
「散歩って言いなさい。徘徊なんてかっこわるい言い方したら殺すよ」
「なにを怒ってるんだよ」
 転校生の怒る理由がわからない。困惑の視線を向けるしかできない俺に、彼女は微笑を向けて。
「同じ趣味を持つ者ならわかるでしょう? このこだわりが」
 そんなことを、言った。
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:12:41.79 ID:wxAxbI4n0
「えー? でも、確かに……」
 そう言って訝しみながら、テンコは俺の顔を隅から隅まで舐めまわすように凝視した。
 まさか人相で真実を暴こうというのだろうか。尾行をしていた、などという許しがたき汚名を被せられた身にとっては
頼りない手段だが、もしそうなら、もはやこの少女の慧眼にかける他にない。
 果たして疑いが晴れたのかどうかは定かではないが、テンコはざっと二十秒ほどもじっくりと人の顔を見回したあと、
「まあ、確かにそんな度胸がありそうな顔でもないわね」
 なんてことを言って俺の傍から離れた。どういう意味に取るべきか分かりかねたが、とりあえずここは喜ぶことに決めた。
しかしまだ納得はいっていないのか、テンコは尚も警戒した風に俺へと視線をよこした。何気に右手はしっかりとポケット
へと入れられていた。
「じゃあ、こんな時間になにしてたのよ」
「ただの散歩だ」
「へえ、散歩ー?」
「趣味なんだよ」
 なぜ後ろめたいことなど何もなく、真実しか話していない俺がこれほど居心地の悪い思いをしなければならないのか。
もう神なんて信じないからな。
「そういうお前こそ、こんな時間になにしてるんだ」
 どうにも圧迫尋問でも受けている気分になったので、逆にテンコへと質問を返した。まさかこんな少女がこんな夜中に
散歩ってわけでもないだろう。ポケットに忍ばせているナイフも、その扱いの正確さも、護身用にしちゃあまりにも
『それっぽい』。こちら側に何ら後ろめたいことのない俺は、むしろこの少女のことをこそ理解しかねていた。
「私もおんなじ理由よ」
 だがこのふてぶてしい少女は、ぷい、と顔をそらすとそんなことを言った。デコピンの一発でもかましてやりたいところ
だったが、テンコはポッケにナイフを仕込んだままだ。あの獣の瞳がまだ脳裏にちらついているというのに、そんな
真似はできない。純粋に、すっごい怖い。
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:13:55.62 ID:wxAxbI4n0
「へえー、俺と同じような奇特な趣味をもつやつが二人もいたとはね」
「奇遇ね。まあそんな人そうはいるとは思えないけど。もしこんな時間に出歩いてるとすれば、ただのバカか、それとも――」
 ――それとも。

 カツン、とコンクリートを蹴る音がして、会話はそこで途切れた。
 俺とテンコは二人して音のした方向へ顔を向ける。○○は振り返り、俺は正面上方を見上げた。
 
 ――電柱の上に、ナニカが立っていた。

 満月を背にかざし、漆黒のコートを翻しながら、ソイツはじっとこちらを眺めていた。細長い、コウモリのようなシルエットで
ありながらその存在感はあまりにも強烈で、俺は呆けたようにソイツを見上げていた。
 枯れ木のような乾いた肌が震え、ニィ、と大きく横に裂けた口が恐ろしい笑みの形を作り出した。まるで、そう、吸血鬼。
ソイツはまさに神話から蘇った怪物、吸血鬼そのものだった。
「下がって」
 凍てつくようなテンコの声が聞こえた。俺に背を向けたテンコがどのような表情をしているのか、俺には何故かわかる気がした。
今テンコは、きっとさっきと同じような、獣の瞳を携えているはずだ。放たれる殺気も、充満する気配も、あの吸血鬼にも劣らず
異質。ポケットから抜き払ったナイフを逆手に構え、吸血鬼へと向き直った。

 なんの前兆も予感もなく、不意に吸血鬼がテンコへと爆ぜた。あまりの移動速度の速さに、俺にはそのようにしか見えなかった。
迫る漆黒を捉え、テンコもまた地を駆ける。その出来事を、俺はただ茫然と見ていることしかできなかった。
 突き出される吸血鬼の牙爪。それを迎え撃つテンコのナイフが空を奔る。その刹那、激しい金属音とともにナイフが月の光を反射し、
――俺はそのとき、ようやく思い出した。

 ――ああ、今夜は満月だ。


おわりだよ
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:14:56.72 ID:3IfvENGR0
だいたいラノベ系の文章って一文が長いよね。
それでリズムが一本調子になって読みづらくなる。
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:15:33.73 ID:wxAxbI4n0
裏設定は>>312を読むとちょっぴりわかるんだぜ
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:16:51.00 ID:7CW24ot30
>>344
ごめんね割り込んで(´・ω・`)
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:19:42.06 ID:wxAxbI4n0
>>345
気付かんかったwww
うはwwwwおkwww把握www
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:23:01.03 ID:1LDhtCrm0
今北文才溢れる産業
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:29:57.50 ID:ljyJ9xRG0
 首筋を舐めるナイフの氷のような冷たさに、思わず息がつまった。
(読点がいらない。冷たいの比喩は鉄の冷たさが刃物の比喩になるので氷は鉄より弱い)
 満月の輝きにも尚勝る、その少女の双眼の光にぎろりと射抜かれ、俺は立ちすくむしかなかった。
(文脈が変。{「その」少女}そのを削れば 満月の輝きにも尚勝る少女の双眼の光に〜の方がマシ)
(満月の輝きにも尚勝る少女の双眼にギロリと射抜かれ、俺は立ちすくむしかなかった。)
 本気だ、と本能で悟った。これほどの獣の瞳を前にどうして見間違うことがあるのか。この少女はまぎれもなく、俺を殺そうとしている。ナイフの冷気に背筋が凍りついているというのに、額を一滴の汗が流れた。
(解説が面倒になった。
(本気だと本能で悟った。ナイフの冷気が身体を這う。獰猛な獣の瞳を前に額を一滴の汗が流れた。この少女はまぎれもなく俺を殺そうとしている。
 ――俺は今、命の危機に瀕していた。
面倒になったので以上
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:31:52.46 ID:ilV0uh1FP
>>336,>>340
個人の好みもあると思うから、この意見が気に入らなかったら無視してくれても構わんけど
こんな微に細に描写する必要はないと思うし、気取った書き方(西尾?)もなんだか受け付けない

>>336は描写に凝るのもいいけど、もっとパパッと話を進めてくれって感じた
>>340は逆に、遭遇からオチまでにもっと溜めというか、話の流れを
もうちょっと書きこんでもいいと思う
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:36:30.32 ID:ljyJ9xRG0
>>340
ポエムかよ……
ツッコミどころ多いな。
最初が単語だけになってて列挙法になってない。
ゲームのウインドウ表示じゃないからダッシュから同語はやめたほうが懸命・・・。
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:36:43.92 ID:7CW24ot30
>>349
意見ありがとう。
バトルネタ持ち込んだらみごとに>>336と被ったんだw
普段はバトルなんて書かないのにね(´・ω・`)
普段の文体は>>81をもっと真面目に書いたような感じです。
内容が薄いのは30行におさめようとしたからだと言い訳しつつ
自分の未熟さに恥じ入りまする。dd。
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:39:05.75 ID:7CW24ot30
>>350
d。気をつける。ダッシュってゲームのウィンドウっぽいのかー
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:43:25.95 ID:ljyJ9xRG0
>>352
ゲームのテキストウインドウは3、4行で切り替えになるからその切れ目に――を引くと速度が視覚的にでる。
列挙法は大きな括りの中で同一の連想をさせる単語を並べる手法。
少なくとも広く広義の意味で認知されいないといけないので、主人公には当てはまらない。
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:50:57.20 ID:7CW24ot30
>>353
読み手の読書スピードのことまで意識したこと無かったな。無知でごめん。
列挙法はググってきたよ。ありがd。
ある程度本を読んで「こんな話が書きたい、この作者みたいな文体が書きたい」って
自分の嗜好の方向性が決まってきたら、小説技術論のほうも調べなきゃならないのだね。
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:51:44.78 ID:wxAxbI4n0
ちょ、さるさん規制かかった・・・
今日解除されたばっかなのに・・・
これ書き込めたら、とりあえず今日は寝る。感想は残ってたら見ます
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 07:55:56.34 ID:ljyJ9xRG0
>>354
調べなくてもいいけど、知ってて損はしないかなぁ
修辞技法自体は感覚でやる事多いだろうし……使い方を間違えてれば直せばいいだけだしな
最後は慣れだと思うの
3571/2:2010/02/19(金) 08:14:16.51 ID:OsRodr7B0
 帰り道の公園は眠っていた。
身震いするブランコと、公衆便所の溜め息。そして唯一目を覚ました街灯だけが、微動だにせぬ二人の侵入者を目の端で睨み付けていた。

 museのギターリフは最高だ。何が良いって聞いている人間と、聞いていない人間、その二つに分けてくれるからね。
それも誰もが家で寝静まったころに外で聞くのが格別にいいんだ。音楽は現実に溶けてから初めて僕のものになるんだから。
 帰り道の公園で6曲目のイントロが流れたとき、目の前で星が落ちた。いやきっと気のせいだ。星のように見えた切っ先は、
僕の喉からその冷たさを一気に身体中に満たしていた。気のせいであってくれ。
「気のせいじゃないわ。事情があるのよ」
どういうことだよ。
「どうもこうもないわ」
もしかして心の中読んでるのか。
「どうかしら」
二人の影は動かない。張り詰めた緊張は、公園をひとつの鈍い皮膜で覆ってしまったようだった。
「わかった。わかったから」
助けてください。
「口で言いなさいよ。だらしないわね」
 そう言うと女はあっさりとナイフを喉から外した。どうやら僕は生き延びたらしい。
3582/2:2010/02/19(金) 08:15:09.68 ID:OsRodr7B0
「お前もしかして今日の転校生か?」
ったくどういうことなんだよ。どう考えたら出会ったばかりの転校生が俺の命を狙う必要があるんだよ。
「だって、変質者だと思ったから」
「心を読むな」
「あぁごめんなさい」
「ったくどういうことなんだよ」
「だから、変質者だと思ったからよ」
なるほど。最近の世の中は物騒だからね。と納得出来るほど俺の器は大きくないんだよ。
「なによ。人には間違いってものがあるでしょ」
「だから答えるなよ!心の中が読める奴を、俺は人とは呼ばないんだ」
脇の汗君もだって
「脇本だ」
そうそう、脇臭い君
「脇本だ」
ねぇ脇本君
「なんだよ!」
「耳」
彼女のジェスチャーが両耳を指した。
激しいギターリフがブレイクと共に弾け、10曲目が終わろうとしていた。
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:16:36.35 ID:OsRodr7B0
書いてるうちに別物になってしまった。ってもう人いないのかな
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:19:01.70 ID:ljyJ9xRG0
いるけどな
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:21:01.16 ID:oFKjoxcY0
>「お前もしかして今日の転校生か?」
>ったくどういうことなんだよ。どう考えたら出会ったばかりの転校生が俺の命を狙う必要があるんだよ。
どちらも主人公の台詞なんだから、2行目をモノローグにする必要はない気がした
あと途中転校生の台詞の鉤括弧がなくなったのは単なるミスなのか

俺も書いてみようかなー、と思ったが人いないしやめとこっかな……
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:23:20.12 ID:ljyJ9xRG0
だからいるんだけどな
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:27:42.09 ID:OsRodr7B0
>>360
うお いろいろつっこんでくれ
>>361
まぁそれは///辱めないでやってくれ
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:39:17.90 ID:uPRIuo1X0
>>357
モノローグの擬人法が公園だけでいいのに公園全体になってるから描写が釣り合ってない感じがする。
> 帰り道の公園で6曲目のイントロが流れたとき、目の前で星が落ちた。
 いやきっと気のせいだ。星のように見えた切っ先は、僕の喉からその冷たさを一気に身体中に満たしていた。気のせいであってくれ。
(星が落ちたの描写は上から下に落ちたイメージ。喉元に刃がたどり着く軌道ではないきがする。)
これくらいでカンベン
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:41:57.28 ID:lvgGnmFdO
三人称で書いてみて
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:43:37.73 ID:OsRodr7B0
>>364
なるほど。たしかに上から下だと女に無駄があるみたいだ。ありがと
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:45:07.75 ID:uPRIuo1X0
>>365
 今書いてたとこだった。推敲してないから駄文以下。
 月が雲に隠れた。蛾が絵の具をでたらめに塗りたくったような色鮮やかな羽をはためかせ点滅を繰り返す街灯に集っている。
 喉元に突きつけられたナイフは時折照らされ剣呑とした鈍い光を反射する。ナイフは少年の喉を裂く事を待っていた。ちくりと指先に針を刺したような小さな痛みが走る。鼓動が鐘を鳴らす。全身を冷たい何かが這い身体の自由を奪っていく。
「悪いけど動かないでもらえる?」
 闇の中から聞こえてきたのは鈴を鳴らすような声。この状況には不釣合いなものだった。
「どうしてこんな事を?」
 声を出す度に少年の喉仏をナイフが擦過する。
「これには深い事情があるの」
 少年は擦過の痛みで徐々に思考を冷静にしていく。
 点滅する街灯の光がナイフを握る手を照らす。白いしなやかな手が闇の中から伸びていた。
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:45:23.52 ID:p3Hu5oL8P
ここは>>1の文章を自分流に書き換えて、住人に評価してもらうスレか
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:47:33.68 ID:lvgGnmFdO
>>367
蛾が絵の具を

蛾が、絵の具を

表現センスは高い
読点を考えると読みよい
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:47:55.20 ID:uPRIuo1X0
>>368
そんなもんだな
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:23:42.79 ID:UrpGEFG0O
俺もやってみるか……
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:26:22.60 ID:qobt+/y/O
文才スレかと思ったろ
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:45:58.25 ID:2nhWUW9+0
楽しそうだな、おれもやる。
>>1がお題って感じなんだろうけど、設定は気にしなくていいのかな?
3741/2:2010/02/19(金) 09:46:23.23 ID:Gd+p6Ps20
夜の散歩が俺の日課だった。
お気に入りの音楽を聴きながら夜の街を歩き回る。見慣れた街並みは宵闇に包まれただけで
その姿を昼間のそれと一変させ、初めの頃はまるで見知らぬ街に迷い込んだかのように錯覚させられたものだ。
しかしそんな光景も一ヶ月たてば慣れてくる。いつしか夜の街は俺のよく知る世界の一部となっていた。
ところが、今夜ばかりはその世界に闖入者が現れた。
「動くな」
そんな、冷え切った言葉と共に。
「……は?」
状況が理解できない。理解しようとしてもどうしても追いつかない。
ただひとつわかること。それは、今俺の喉元には鋭利なナイフが突きつけられているという事実。
とりあえず相手の声をよく聞き取るため、ゆっくりとイヤホンを外す。しかし相手はそんな些細な
行動にも敏感に反応した。
「動くな。死にたくなければ」
闖入者は感情のこもらない声でそう繰り返す。街灯に照らされたその姿は俺と同い年くらいの
女の子で、よく見ればその顔に見覚えがあった。
「お前……今日来た転校生か?」
「……なぜ変質者がそんなことを知っているの?」
どうやら転校生は俺の顔など覚えていないらしい。当然だ、こちらは転校生一人の顔を覚えれば
いいのに対し、彼女はクラス全員の顔を覚えなければならない。転校初日でそれをしろというのは
酷な話だろう。しかしまさか隣の席の俺のことすら覚えていないとは……。
「いや、俺、お前と同じクラスの人間だし……」
「……そう。まさか同じクラスの人間に変質者がいるなんて。先が思いやられるわ」
「ちょちょ、ちょっと待て! そもそも俺変質者じゃないし!」
どうも転校生は勘違いをしているらしい。
「そう……なの? ならなんでこんな時間に外をぶらぶらうろついているのかしら?」
「た、ただの散歩だよ。深い理由なんかない」
「……………」
転校生はなにかを吟味するかのように俺の目を見つめる。ナイフはまだ下ろされない。
3752/2:2010/02/19(金) 09:47:23.42 ID:Gd+p6Ps20
そんな膠着状態が一分ほど続いただろうか。その緊迫した空気に俺はついに耐えられなくなった。
「いや、嘘じゃないし。お願い、信じてください。許してください」
われながら情けない台詞だと思う。しかし彼女は意外にもその手をゆっくり下ろした。
どうやら信じてもらえたらしい。
「腕が、疲れた」
違ったらしい。
「まあいいわ、とりあえず信じてあげる。クラスメイトのよしみで」
「……ついさっきまで顔すら知らなかったくせによく言うよ」
「あら、顔どころか名前も知ってるわよ? 脇本君」
「え、なんで!?」
「さすがに隣の席の人くらい覚えてるわ」
おいおい、知ってて殺そうとしたのかこいつは。
「違うわ。最初見かけた時は思い出せなかったのよ。それに、隣の席の人が変質者の可能性だって
十分ありえるわけだし。あらやだ大変、明日から気をつけないと」
「お前、そんなに俺を変態扱いしたいのかよ! ていうか今俺の心読まれた!?」
「うるさいわね、そんなことで大声出さないでよ。近所迷惑だわ」
そんなことという問題ではない気がするが、とりあえず他に気になることがあったのでそちらを
優先する。
「ところで、お前の方こそこんな夜中に何してたんだ? ナイフまで持ち歩いて」
俺のもっともな疑問に彼女は飄々と答える。
「あなたと同じ、ただの散歩よ。引っ越してきたばかりだからいろいろ見て回りたくって。
ナイフは単なる護身用」
「散歩、ねえ……」
人のことは言えないが、怪しいにもほどがあった。それに今どきナイフを護身用に持ち歩く女子高生
がいるだろうか。催涙スプレーでも持ち歩いたほうがまだ役にたちそうだが。
「あら、ナイフだってたった今役にたったじゃない」
だから俺の心を読むなと。
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:50:58.83 ID:Gd+p6Ps20
今読み直して気づいた、これあららぎ君とガハラさんっぽい
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:07:50.26 ID:ilV0uh1FP
>>376
まあ、元ネタからして戦場ヶ原といー君っぽいし

>お気に入りの音楽を聴きながら夜の『街』を歩き回る。見慣れた『街』並みは宵闇に包まれただけで
>どうやら『転校生』は俺の顔など覚えていないらしい。当然だ、こちらは『転校生』一人の顔を覚えれば
>どうやら信じてもらえた『らしい』。「腕が、疲れた」違った『らしい』。
同じ行で重複する単語が出てくるのが、ちょっと鬱陶しいと思った
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:10:47.40 ID:Gd+p6Ps20
>>377
それはたまに自分でも気になるんだよな…
ただ、
>どうやら信じてもらえた『らしい』。「腕が、疲れた」違った『らしい』。
これは一応意図して同じ言葉を並べてみたんだが、逆効果だったか
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:11:28.04 ID:Gd+p6Ps20
>>377
おっと忘れてた、批評サンクス
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:20:20.06 ID:p3Hu5oL8P
空には月と星が煌めき、ひんやりとした風が肌に心地よい。俺はそんな夜道を理由もなくぼんやりと歩いていた。
高校生になってから日課となっている散歩だった。耳に付けたイヤホンからはお気に入りの曲が流れている…。
あたりは暗く、耳にはイヤホンをつけていたので周りに人がいるのかどうかわからなかった。
だから突然闇から人が現れて、のど元にナイフを突き付けられた時かなり驚いた。
「…動かないで」
声の主は女だった。しかもよく見ると今日学校にやってきた転校生だった。
「オーケー、内臓と口以外は動かさないからナイフを突き付けて来た理由を聞こうか?」
「変質者でしょう?さっきからずっと私の後をつけてきてたし」
どうやら、変質者と間違われているようだった。知らないうちにこの女の子の後をつけるようなことをしていたらしい。
「なるほど俺が変質者ならナイフを突き付けられても仕方がないな。でも考えてみてほしい。
今は夜で周りは真っ暗だ。しかも俺は両耳にイヤホンをつけて周りの音が聞こえにくくなってる。
こんな状況でストーカーのごとく備考なんてできると思うか?」
転校生はナイフの切っ先を喉元に突き付けたまま考えるようなしぐさをした後、ゆっくりとナイフを下した。
どうやら分かってもらえたらしい。そそっかしい女の子だ。
「そそっかしいとでも思った?夜に後をつけるようなことをされたら仕方ないと思うけど?」
心を読まれた…。喋らなくても会話ができるなんて便利!と思ったが単なる偶然だろう。
「しかしなんだってこんな夜道を歩いてたんだ?俺は見ての通り散歩だが。」
ラフな格好で耳にはイヤホン。両手はポケットに突っ込みのんびりと歩く。うむ、どこからどう見ても散歩だ。
転校生は一瞬驚いた表情を浮かべたがすぐに平静な表情に戻って行った。
「私も散歩。偶然ね、こんなジジババ臭い趣味を持った人が他にいるとは思わなかったわ」
こんな真夜中に散歩?年寄りくさい趣味とは思わないが、若い女の子の趣味には似つかわしくないと思った。
「何よ!自分だって未成年のくせに深夜の散歩が趣味なんて十分おかしいわよ!」
またしても心を読まれてしまった。表情で分かったんだろうなと俺は勝手に納得した。
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:37:33.09 ID:OsRodr7B0
>>380
誰かの文体に似てるけど思い出せない。でも好きだな
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:44:08.43 ID:p3Hu5oL8P
>>381
ありがとう!人に読んでもらうの久しぶりだから緊張したw

というか読み返したらあちこちに誤字があるな
推敲はしないといけないな
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:50:48.39 ID:OsRodr7B0
>>382
まじで誰の文体だろ。好きな作家教えてください
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:57:28.76 ID:p3Hu5oL8P
>>382
そんなに読書家ではないんだけど
小野不由美、宮部みゆき、朱川湊人、北森鴻
と列挙してみたものの、あんまり作者買いしないからあてにならないと思うw
上の作家の作品も1冊2冊しか読んでないし…
小野不由美は十二国記と屍鬼全部読んだけど
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 11:00:12.46 ID:OsRodr7B0
>>384
ありがと!まぁ疑問はなお疑問になってしまったんだが
3861/2:2010/02/19(金) 11:35:17.04 ID:UrpGEFG0O
出来た

玄関を出ると、身を刺す寒さが出迎えてくれた。
お気に入りの黒のロングコートの前を閉め、俺は歩きだす。
吐いた息は白く伸びて、灰色の空に混じって消えた。
どの家々から一筋の光も漏れておらず、先の見えぬ住宅街の路地は俺を飲み込んでしまうのではないかと思うほど、何処へと伸びていた。
イヤホンから流れる音楽に身を任せ歩くうちに、やがて夜の帳は俺の身体に積もり、闇の一部になったような気分になる。
夜の散歩は好きだった。
こうして黒色に身を染めあたかも闇に紛れたかのように錯覚しているときは、日常から離れているような気がして少しだけ悩みが薄れる。
いっそこのまま消えてしまえたらと考えたことは一度や二度ではないが、叶ったことはない。
今日とてそれは例外ではなく、頭の中で闇に語り掛けてみる。
ほら、俺はここだよ。疲れたんだ、早く来てくれよ。
応じる声はどこからも聞こえない。
虚しさに、自虐的に口角を釣り上げていると、目の前を何かが閃いた。思わず足が竦んだ。
白い軌跡を描いたそれは俺の喉元で静止する。
それはナイフだった。
ゴクリと喉を鳴らすと首の皮にその刄が触れたような気がして肝が冷えた。
後ろから腕を回して突き付けているのだろう、その持ち主の気配をすぐ真後ろに感じた。
お互いに何も言わず、しばし沈黙が流れる。こんな時にも闇は静かに俺達を手招きしているかのようだった。
3872/3:2010/02/19(金) 11:36:43.81 ID:UrpGEFG0O
突然訪れた恐怖に頭が真っ白になっていたが、その沈黙が俺に冷静な思考を取り戻させてくれた。
持ち主の吐く息が首筋に当たって気持ち悪いな、とまで感じる余裕すらある。
背後の人物はそうではないらしく、ナイフを握る革の手袋は興奮か緊張か、かたかたと震えていた。
俺が意を決して口を開こうとすると、先手を打たれた。
「動かないで」
そこで俺はナイフの持ち主の声が女のそれであると判断できた。
油断すれば簡単に闇に染まってしまいそうな、ひどく透き通った声。俺はそれをとても羨ましく思った。
「あ、あの……」
「動かないでと言ったはず」
脅し文句に違わずナイフが揺らめき顎に触れた。
「い、いや、このままずっと膠着してるのは如何なんじゃないかと……」
不思議としっかり喋ることが出来た。
こんな危機的状況だと言うのに、同じ闇に誘われたせいだろうか、俺には背後の彼女への親近感が芽生え始めていた。
彼女は納得したようでナイフを離す。回されていた腕に沿い、また白い軌跡を描いて背後に消えた。
ぶはぁ、と俺は大きく息を吐く。喉をさすると、少し血がついて、今更ながらゾッとした。
彼女は身じろぎ一つせず、俺を観察しているようだった。
恐る恐る振り向くと、俺と同じように黒のコートに身を包みしかし黒の革手袋やブーツのせいで、俺以上に真っ黒な彼女が立っていた。携えたナイフだけが不釣り合いな銀色で光っている。
その顔には見覚えがあった。
3883/3:2010/02/19(金) 11:37:29.59 ID:UrpGEFG0O
「て、転校生か……?」
キョトンとした転校生は、ああ、と今思い出したように頷いた。
「なんだ脇の汗くんだったのか」
「脇本」
「うん。で脇の下くんは……」
「脇本」
「脇臭いくんは……」
「わざとか、わざと何だな」
イラつく俺とは対称的に彼女は笑っていた。一歩間違えば俺を殺していたであろう先程の雰囲気はどこにもなく、あるいは子供のような無邪気ささえ感じる。
「おまえ、こんなとこで何してるんだよ」
街に慣れる、というお題目で散歩をするのなら昼間のほうが適任だろうし、ましてや女性の夜の一人歩きなど危険極まりない。
あるいは、そのためのナイフなのかもしれないが。
「夜の散歩が好きだからな」
笑いながら、彼女は空を見上げる。俺もつられて見上げると灰色の空に吸い込まれてしまいそうだ。
「夜に歩くと、悩みを忘れられるんだ」
ハッとして、俺は彼女の顔を見る。相変わらず空を見上げたままだったが、その表情はどこか陰りを帯びている。
先程芽生えた親近感が、大きく育った気がした。

改行が多すぎます、か……
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:12:16.03 ID:nXr1DjAt0
このスレまだあったのか
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:14:09.87 ID:Gd+p6Ps20
人はもういないけどな
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:54:34.66 ID:2suXYgdx0
もう落ちてると思ったけどあって感動です。

巨大ロボにのって戦う魔法少女モノを書いてみることにしました。
とりあえずプロットとかできたらここに書くので誰かいたら
手直しとかお願いしたいです。
とりあえずラノベ作法研究所を見ながらいろいろ考えてきます!
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:56:29.90 ID:2suXYgdx0
あと、アドバイスくれた人たちありがとうございます!
というか、自分の書いた文がいろいろ変わってくのって
見てて面白いですね。
頑張ってなんか書いてきます。
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 13:20:34.65 ID:Gd+p6Ps20
楽しみに待ってる
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 14:10:24.22 ID:SPUmJ7iv0
>>361
おま、それは可哀そうだろうw

>>391
ロボもの読みたいから待ってるんだぜ
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 14:31:52.98 ID:ZkEWiijW0
本日もワナビスレッド
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 15:21:43.97 ID:wxAxbI4n0
起きた―。
落ちそうなので保守しとくか
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 15:22:54.74 ID:ZkEWiijW0
ラノベ作家になりたいスレッドとかいうのもあるし
住人分散しねーかな
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 15:40:01.39 ID:UrpGEFG0O
どっちももう人いないよ
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:25:21.40 ID:2nhWUW9+0
やっと書き終わった。のはいいんだけど人いないのか。
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:40:58.36 ID:+YTZulfy0
>>374-375
これが一番好き
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:49:48.65 ID:Gd+p6Ps20
>>399
いるよー
>>400
全然レスもらえなかったからめちゃくちゃ嬉しいわw
サンクス!
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:58:04.34 ID:ZkEWiijW0
お前ら投下しろよ
とか言いながらスルーする人がほとんどなのがVIP
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:59:56.75 ID:+YTZulfy0
>>401
> どうやら信じてもらえたらしい。
> 「腕が、疲れた」
> 違ったらしい。
俺はこういう描写好きだから377みたいな感想は持たなかった

> 「いや、俺、お前と同じクラスの人間だし……」
> 「……そう。まさか同じクラスの人間に変質者がいるなんて。先が思いやられるわ」
ここもいいね。
クラスメートだからといって変質者ではないとは限らないし
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:04:18.80 ID:2nhWUW9+0
あのさ、5分割とかでも貼っていいかな?もっと短くできるまで書き直すべき?
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:06:53.27 ID:Gd+p6Ps20
>>403
べた褒め照れるぜw
>>404
この勢いだし多少多くてもかまわないと思うけど、気になるならろだって手もあるぜ
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:08:46.38 ID:ZkEWiijW0
>>404
五分割でいいだろ。
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:10:14.35 ID:+YTZulfy0
>>404
質が下がるようなら無理して縮めなくてもいいんじゃね
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:12:40.15 ID:zE1v99fa0
「――――」とか使うと
ラノベになるんかねぇ
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:19:01.79 ID:ZkEWiijW0
夢小説入ってるやつを指して「ラノベくさい」と言ってるだけなので
ラノベだとかラノベじゃないとかあんまり意味が無い
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:24:29.42 ID:OsRodr7B0
うおまだあった。しかし感想はなかった。私は死んだ()
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:40:04.91 ID:+YTZulfy0
>>410
序盤、擬人法が多くて鬱陶しい

> ったくどういうことなんだよ。どう考えたら出会ったばかりの転校生が俺の命を狙う必要があるんだよ。
> 「だって、変質者だと思ったから」
> 「心を読むな」
> 「あぁごめんなさい」
> 「ったくどういうことなんだよ」
> 「だから、変質者だと思ったからよ」
繰り返す必要あるの?

最後、逆に自分が心を読んでるってとこは賛否両論になりそう
俺はありえない設定とか割と受け入れる性質だからおもしろいと思うけど
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:43:41.03 ID:2nhWUW9+0
何分割すればいいかわからなくなってきた。斧にします。macなので文字コードとか不安だけどたぶん大丈夫なはず。
文字化けとかあったら教えて。いざ上げるとなると緊張して書きこめないのはなぜ?>>1はすごいな。
他の人の読み直して気づいたんだけど俺なんか趣旨まちがえてるかも。ごめんなさい。

批評おねがいします。
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/84486.txt

413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:46:16.50 ID:Gd+p6Ps20
>>411を見てようやく気づいたw
>>361は的外れなこと言ってたな、すまん
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:49:43.94 ID:OsRodr7B0
>>411
擬人法鬱陶しいか。治さなきゃな。繰り返したのは最後につながる雰囲気を
だしたかったからかな。批評ありがと!
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:51:51.36 ID:OsRodr7B0
>>413
いや俺の表現力が足りなかったってことだよ。あやまるない
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:53:41.58 ID:udysZFWn0
寝オチしてもた
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:57:46.13 ID:ZkEWiijW0
>>410
>>412
化物語とか西尾維新とかってのはずいぶん人気があるんかなあ
と思った
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 17:57:48.32 ID:+YTZulfy0
>>414
最後につながる雰囲気ってどういうこと?
ちょっとわからないんで説明してくれたら嬉しい
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:01:40.99 ID:OsRodr7B0
>>418
口で会話しようっていう気持ちがある確認を、後々自分が相手の気持ちを
読めてしまっているという彼自身の恐怖を浮き上がらせることができれば
と思ったの
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:17:21.27 ID:+YTZulfy0
>>419
なるほど。
なんとなくはわかったような気がする
それが説明なしで読者に伝わるようにかけたらいいね

>>412
改行したほうがいいんじゃないかな?
横に長すぎる気がする

文章がかなり短めで読みやすいね
こういう文体好きだけど最近はやってんの?
書店にあるような小説では読んだことないんだけど
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:19:06.69 ID:udysZFWn0
>>336-339

>本気だ、と本能で悟った
「本」が重なってるんだよなあ。俺はこういうのすげぇ気になる。
>これほどの獣の瞳を前に
転校生を背後から前方に配置したか。
>きっと俺はわけのわからないまま眼前のナイフを喉に生やす羽目になっていただろう。
歩を止めた理由を明かすには充分だが、ナイフが喉に生える、となると
柄が喉に突き刺さってて、喉から外に刃が飛び出てる絵を想像するな。
>さながら獲物を狙う豹の如く、容赦も遠慮もない
豹は獲物を目の前にして待っちゃくれない。
>少女の動きは俊敏かつなめらかで、握ったナイフは俺の首筋まであと一ミリメートルのところでピタリと静止し、
もう2人は対峙してるのに、なんで今さらナイフを動かすんだ?
ぎこちないから動きを止めた2人という構図から
転校生がナイフを握った腕をひょこひょこ動かしてる絵しか見えん。
>少女の顔をそろりと窺った。
だからずっと対峙してんだろ? いらいらする。
>「――あ……!」
ダッシュとリーダを併用すると、どちらも相殺して効果が薄れる。
>テンjコ
jjjjjjjjjjjj
>「ちょ、ちょっとまて! と、とりあえず――その……」
ここから三行の運びがめんどくさい。一声に「ナイフを引いてくれ」で充分だろ。
記号や間の多様は効果を薄れさせるし、なにより飽きられる。
>「偏に」「流石に」「生憎」
副詞の漢字がいやに目立つな。変なこだわりでももってんのか?

市販されてる天丼の海老天かよ、と思った。衣がうっすい。大した情報量はないんだから、ここまで引き伸ばす必要はないんじゃないか?
まあ助言するなら「真夜中のテンションに流されるな」ぐらいか。
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:33:11.91 ID:lw0I85tQ0
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:41:50.71 ID:2nhWUW9+0
>>417
化物語のアニメは一通り見たけど西尾作品は読んだことないので今度目を通してみる。
アニメも内容の細かい所はよく覚えてないけど、なんであんなに人気あるのかはよくわからんって感じだ。

>>420
改行無しで書いていったらもうどこで区切っていいかわからなくなったんだぜ。2時間悩んでギブアップ。勉強します。
小説は浅田次郎ぐらいしか読んだことないからよくわかんないんだ。ごめん。でも最近読んだ、文章の書き方本に
「わかり良くするにはまず、一つ一つの文章を可能な限り短くしろ」って書いてあったのでなるべく短くするよう努めました。
なので読みやすいと言っていただけるとうれしいです。ありがとう。
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:43:47.69 ID:wxAxbI4n0
>>421
もう完全に文体が好みかそうでないかの話になってきてないか?w
俺は「奈須きのこ節」で育った書き手だから、好き嫌いははっきり分かれる書き方だとは思うがw
少女がナイフをどけて物語終了の話だったなら、俺ももっとサクっと書いたんだが、長編小説の
プロローグを書くつもりで書いたから、俺は長ったらしい表現は間違ってないと思う。凝ったストーリーが
あるわけじゃないんだから、雰囲気や心理描写の演出を多様するしかないと思うし、そのために文を引き延ばしたのは
多分正解だと思う。間違いがあったなら俺の引き延ばし方だろうな。まだまだ未熟者なんでねww

ただ、なんか指摘されてる場所が、「ワンピースのルフィの口の大きさは現実的におかしい」とか、
「アカギの顎のとがり具合は非現実的」とか言われてる気がして、「ああ、こいつ俺の話をハナっから否定するすもりで
読んだんだな〜」って感じた。まあ意見を言い合うってことだったからいいけど
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:55:23.90 ID:lw0I85tQ0
>>424
おまえ……マジレスしてやるよ
ちょっと待ってろw
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:56:06.07 ID:+YTZulfy0
>>423
まぁ褒めてるっちゃ褒めてるんだけど、本にするにはどうなの?ってこと
ずっとあんなペースなら逆に疲れそうな気もする
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 18:57:58.02 ID:wxAxbI4n0
ちょっと>>421の質問に補足説明いれておく。
>転校生を背後から前方に配置したか。
俺はもともと、背後から喉もとにナイフ、ってのがなんか違和感あったから、少女の風貌の説明を入れるために
前からの襲撃にした。ただ、今読み返すとその描写が一切なかったw
>もう2人は対峙してるのに、なんで今さらナイフを動かすんだ?
これは説明が下手だったな。ナイフを突き付ける→ナイフを首に寄せる
の流れではなく、『ナイフを突き付ける』という動作はどういう風なものだったのか、というのをあそこで書いてる。
だから二度ナイフを構えたわけじゃない。こういう書き方は俺の欠点だが、なかなか直らん。癖になっちゃってるんだよなーww
>ダッシュとリーダを併用すると、どちらも相殺して効果が薄れる。
これは好き嫌いだな。俺はきのこ氏の文で育ったからこういうの好きなんだww
昔なんか「――――あ…………!」ぐらいやってたww最近ちょっと控えめにしだしたけどw
多分これはこの先も使っていくと思う

あとはまあ俺も思ってたところかな。グダグダと長ったらしい表現になるのが俺の書き方なので、
これはもう変えようがない。なにより俺も気に入ってるし、多分俺に合ってる。あとはそれを好きに
なってもらえるように努力するしかないな
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:00:23.39 ID:wxAxbI4n0
>>425
どんどん来い
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:00:57.84 ID:lw0I85tQ0
と、おもったが、長すぎて面倒な・・・
気が向いたらやるか
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:02:30.23 ID:OsRodr7B0
いいなー俺も俺も
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:03:35.13 ID:UrpGEFG0O
落ちてると思いきやここに来て小さく盛り上がってるなwwwww
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:06:15.11 ID:SPUmJ7iv0
この流れなら言える

俺ももっとボロクソ言われたい
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:07:24.93 ID:udysZFWn0
>>427
ひとまずいっておくが、俺はラノベ志向ではない。
まあアニメは見るしマンガも読むが、文章という点では
ラノベは一般小説に及ばないと思ってる。

>「ワンピースのルフィの口の大きさは現実的におかしい」とか、
>「アカギの顎のとがり具合は非現実的」とか言われてる気がして
たとえばここ。すでにここで整合性がとれてないのをムリヤリ力技してる。
それを受け入れると殺人トリックなんかのミステリが
いかになりたたないかが、わかるかと思う。

補足するならば、俺が最初に本腰入れて読んだ小説は「小林めぐみ」だ。
水城正太郎とか高里椎奈も読んだことはあるし、
まあプロである限りは俺より上だってことだ。

ただラノベ云々とは別に、お前は絵が書けてない。
自分の描いている絵を、他人に見せることができてない。
これは小説に限らずアニメ、マンガなんでも同じだ。
一番見せたい絵、効果のある絵を見せられなきゃ意味がない。
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:10:17.88 ID:ZkEWiijW0
>>423
最近このようなキャラ要素を良く持ち出してくる奴の中に西尾が目立つ様な気が、というだけで
西尾に限った話じゃない。文体はあんま近くない感じだと思うし。
まあ読みやすかったかと。ただすごくおもしろいともすごくつまらんとも言わん。
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:16:55.92 ID:wxAxbI4n0
>>433
ラノベ作家はマジでピンキリだぞ。アベレージで見れば確かに一般小説に劣るかもしれないが、
文章だけ見ても一般の大作家先生と渡り合える力を持ってるような人もいる。あくまで俺の中での意見だが
虚淵玄なんてふつうに上手い。まああの人はラノベ作家とは違うが。
文章能力はそりゃ俺なんてまだまだだが、ラノベ作家は文章じゃなく『面白さという絶対値』で勝負するもんだと
思ってるから、完成された無駄のない文章構成を追及してるわけじゃない。もちろん目標にはしてるが

まあ絶対値で見ても俺の構成力が追いついてないのは事実だ。精進あるのみだなw
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:19:15.81 ID:lw0I85tQ0
>>429
最初の一文からおかしいから疲れる。
 首筋を舐めるナイフの氷のような冷たさに、思わず息がつまった。
(文脈がおかしい。首筋を舐める←擬人法 ナイフの氷のような冷たさに←転用法 一文節に違う修辞技法を使うせいで文脈のリズムが悪い。通常使うなら 首筋を滑る氷のようなナイフの冷たさに息がつまる。 もしくは 首筋を舐めるナイフに身体が竦みあがる。とか)

一行目からこれだからもういいだろ?
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:19:45.90 ID:wxAxbI4n0
そういえば俺も意見を言うんだったな。まあやられたからやり返すみたいなことはしないから安心しろ

ところで、あんたはどういうところを意見してほしいんだ?
文章なのか、話そのものなのか。それによっていろいろ変わってくるんだが
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:20:48.82 ID:+YTZulfy0
>>433
> ラノベは一般小説に及ばないと思ってる。
これあんま言わないほうがよくね?
それぞれ狙ってる層が違うんだからさ
半月の作者なんかはラノベも一般小説も書いてるし
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:25:04.26 ID:wxAxbI4n0
>>436
やめたいなら勝手にやめればいいと思うよ^^誰も強制してないからね
>首筋を滑る氷のようなナイフの冷たさ
これだと「氷みたいなナイフ」にならないか?
違う修辞技法を使うからリズムが悪いってのはよくわからんのだが。技法でリズムなんて変わるのか?
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:26:16.82 ID:ZkEWiijW0
いいぞもっとやれ
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:27:08.05 ID:wxAxbI4n0
>>438
そういうことだよな
逆に、俺は一般小説を、ラノベを読む層が見ても楽しめない場合が多いと思う。逆もしかり
自分の好き嫌いの問題なんだから、それで「ラノベ作家がどうたらこうたら」ってのは
どうなのかなって思うわ
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:28:48.01 ID:lw0I85tQ0
>>439
別々の技法も重ねていいものと悪いものがあるだろ。
転用と擬人はどっちも置き換えで、元々のイメージから離れるだろ。
もうめんどくさい
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:29:09.53 ID:udysZFWn0
>>437
俺か? 話は>>1のもんだから、
文の運びやら整合性、表現の巧拙あたりかな。

>>438
だって事実だもん。
ただそれを頭ごなしにラノベ≦一般小説の構図を否定するなら
俺はそいつにもう口出しをしようとは思わないけどさ。
もちろん一般小説もピンキリだし、
一般の下の下がラノベの上の上に遥か及ばないってのも知ってる。
だがラノベは所詮、中高生向けだ。
明晰な高校生が歴史的な数学の難問を解けば素直にすごいと唸る。
無能な中年がハゲ散らかして愛想笑いを振りまいてれば苛立つ。
その程度のもんさ。
ただ俺は日本の中高生の崇める文章を書くよりも
世界全体の一握りに面白いと思えるような文章を書きたい。そんだけ。
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:30:08.88 ID:OsRodr7B0
>>436
これはだめ?首筋を滑る、氷のようなナイフの冷たさに
それか   首筋を滑るその氷のようなナイフの冷たさに
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:30:32.94 ID:ZkEWiijW0
ラノベでおおっぴらに宣伝して売り出すものってのはあるもんなあ
そういうののイメージが強すぎてラノベに対するイメージが悪化するというのは良くあることだろ
普通にいける作家もまあごくたまーにいる
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:32:05.12 ID:2nhWUW9+0
>>426
読みやすくってのが第一目標だったから、一人でも少しでもそう思ってもらえたなら、ほかがすべてダメでもうれしい。つまり舞い上がってた。
うん。疲れるってのはすごく納得してしまう。何度も推敲して読み直してるとクドさを感じる。
一口目は割とすんなり、二口目ではもう重い。そんなん。あってるかな。
テンポを良くしようとか思うとそれがどんどんひどくなってく気がするんだ。自分でははっきりとはわからない。このスレいいとこ。
>>434
どんなフルボッコにあうかとガクブルだったので批評してもらえてありがたいです。
設定とかは自分で考えようとしても永遠に出てこない気がして、どうしても借り物になっちゃうな。楽しくないし。問題だわ。
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:33:21.84 ID:udysZFWn0
>>441
老人が内輪ネタで盛り上がる芸人のテレビを楽しめないのと一緒。
物事を楽しむには知識が必要だ。
太平洋戦争を知らなければ戦争映画は楽しめない。
英語を知らなければ洋学は楽しめない。
中高生はたかだか20年弱生きた程度の青二才だ。
そいつらに容易に理解できるものをつくるってことは、
自分のつくりたいものをつくるんじゃなく、敷居を下げるということ。
テレビなんか見てりゃわかるだろ?
苦情のないようにお客様扱いして下らなくなった。
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:35:07.61 ID:wxAxbI4n0
>>442
そもそも「首筋を舐めるナイフ」と「氷のような冷たさ」で別れてるんだから、ナイフに二つの技法が
使われてるわけなくないか?
首筋を舐める氷のようなナイフの冷たさ、なら確かにナイフが二つの技法にあてられてるから違和感あるけど
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:35:25.37 ID:ZkEWiijW0
ひかりのまちの人思い出した
あの人いつの間にか「ライトノベルなんからいとのべるなんか」って言わなくなったな
編集部にいさめられたのが効いたんか
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:38:21.69 ID:3o4QRT1M0
情景描写が足りない
言いたいことが分からない

情景をもっと描写しよう。背景、位置、時間、姿勢、大きさ、質感、色、味などなど
言いたいこと、書きたいことを考えてから書こう。
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:38:33.47 ID:lw0I85tQ0
>>444
読点の性質上
上記はないと思う。
下記は「その」を入れなくていいのに入れるから前後の文意が変わる可能性がある。
ぶっちゃけ俺ならしない表現。
だって氷を使うと「身体を凍りつかせた」って表現が出来ないジャン

鈍い光を放つナイフの剣呑さに俺は身体を凍りつかせた。
とか
ナイフの先から鋭い狂気がひしひしと伝わる。恐怖が頭からつま先まで包みこむように這い身を竦みあがらせた。
とかにするし。
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:42:17.12 ID:wxAxbI4n0
>>447
>物事を楽しむには知識が必要だ。
太平洋戦争を知らなければ戦争映画は楽しめない。
英語を知らなければ洋学は楽しめない。

おい、これは物書きとしてよくないと思うぞ。責任を消費者側に押しつけてる
「太平洋戦争を知らなければ楽しめない戦争映画」を作る側に問題があるだろこれは。
そういうのを知らない人でも、老若男女楽しめるよう努力するのが正しい姿勢だろ。消費者に資格を要求するのはよくない
英語を知らなくとも、思わず身体が動くような洋楽(洋楽だよな?)を作る、ってのが重要だろう
売れるために作りたくもない話を作ってる人なんて確かにたくさんいるだろうが、書きたいものを書いてウケた作家なんていくらでもいると思うぞ
そういう人たちに、「敷居が低いからウケたんだ。だから一般の方が上手いんだ」っていうのはなんかおかしいだろ?
完全に自分の好みがどうのこうのって話になってる
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:43:04.35 ID:lw0I85tQ0
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:43:11.11 ID:ZkEWiijW0
筒井康隆がハルヒは面白い面白いと言ってたじゃないか
まあ大人でも楽しめるものだってある、というところで許してくれよ

SFは大人が読む物じゃありませんかそうですか
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:43:20.91 ID:3o4QRT1M0
作法 っていうんだから、テンプレートがほしんだろ?
起承転結 とか ツカミとか天丼とか
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:43:25.85 ID:+YTZulfy0
>>443
否定はしてないよ。言わないほうがいいってだけ。
そりゃまあ強制はしないけど、あえて火種を撒く必要もないだろ?
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:44:08.97 ID:lw0I85tQ0
バカテスのアニメは面白いな
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:46:38.01 ID:ZkEWiijW0
ところで天丼ってなに?
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:47:22.72 ID:Bhpo0OqE0
>>450
言いたいことが分からないってのはしょうがねえよ。>>1の無味乾燥な文章をリライトしてるだけだし。

情景描写が不足していることについては概ね同意。
ざっとしか読んでないけど、読者の想像力に委ねている部分が多々あるように見受けられた。
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:47:23.51 ID:OsRodr7B0
>>451
そーなのか。違和感なかったなぁ。気をつけよう。
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:48:41.15 ID:wxAxbI4n0
>>451
多分俺とあんただと最初のシーンの印象の付け方が違うんだな
あんたは「ナイフの恐ろしさ」や「恐怖に身を凍らせる主人公」っていう風に、あのシーンを
大きく印象づけようとするタイプなんだな
俺は逆に、スッとした静かさで、冷たい感じの雰囲気や、自体を認識できないまま本能的に小さな恐怖を感じてる
主人公を演出したかったんだ。だから「身を凍らせる」っていうような、ビクン!てした感じの表現じゃなく、
息をつまらせた、っていう静かな感じにしたんだ
これも好き嫌いの話になると思うが、どっちがより適切だったんだろうか
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:49:19.64 ID:3o4QRT1M0
>>458
天丼ってのはあれだよ。
同じような表現、情景を繰り返すこと。
「欧米か!」みたいなやつ。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:50:35.14 ID:ZkEWiijW0
だから何
と言いたくなるのは情景描写とかよりも
テンプレはっつけただけみたいなキャラのやりとりしかないからじゃねえの

ナイフがあんまり冷く思えたんでびっくらこいた
というだけの描写でよくここまで話し合えるな
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:50:49.38 ID:wxAxbI4n0
>>453
いっとくが、読点で別れてるって意味じゃないぞ?
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:51:22.04 ID:Wx71r0X80
なんでこのレスまだ残ってんだよwwww
読み返す気もないから>>1が消えた後の動向を誰か3行でラノベっぽく頼む
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:51:59.76 ID:ZkEWiijW0
>>462
取り調べ室ではカツ丼食いながら涙涙のゲロとかみたいな奴?
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:54:32.96 ID:gZGJNM8/O
参考にするから文章力がある作家教えて
出来れば有名な人で頼む
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:55:25.54 ID:OsRodr7B0
>>467
志賀直哉
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:55:48.45 ID:GlZYjBm6O
とりあえず>>1には誰にも負けない個性があるし、文才もあるから自信持って良いよ!
VIPにこんな面白い人いるなんて思わなかった!
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:59:35.04 ID:Bhpo0OqE0
>>467
文章力、なんてものはプロなら当然備わっている作家としての要素のひとつでしかない。

好きな文体の作家を教えて、なら答えられるがな。
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:59:34.83 ID:Ps/sWai20
誰でも読めて楽しいのが売れるし文章のレベルが低いということではない
ただ、宗教で言うとカルトのほうが入り口が大きいから引っかかる奴多数
本当に宗教に興味関心があるならかたっくるしくて分厚い本を読んだほうが実りある
物書きに読ませる文は誰でも読めて楽しい文とは違うだろうなぁ
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 19:59:39.20 ID:V9rjRIU9i
>>467
夏目漱石
絲山秋子
--以下参考にならず--
山尾悠子
舞城王太郎
古野まほろ
円城塔
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:00:20.77 ID:4VLMB6JE0
もっとこう、安直でいいじゃないの。弄繰り回すのが楽しいのは分かるけど。
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:02:19.87 ID:tXAPVhsQ0
昨日の夜からこのスレちょいちょい見てるんだけど、>>1の内容を自分流の書き方で書けば添削してもらえたりするの?
俺も自分のPC内にだけだが小説書いてるから添削してもらいたいな
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:02:41.40 ID:gZGJNM8/O
レスさんくす
本屋行ってくる
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:03:06.79 ID:udysZFWn0
>>452
俺は太平洋戦争の醍醐味は派手さではなく「戦争の意味」にあると思うし、
それは戦争が現実のものだと知らなければいけない。
骨のない魚が現実に泳いでいると思い込んでいる子供には
命の尊さは理解できないと思う。
音楽がキャッチーで心に響く音をもつことは素晴らしい。インストゥルメンタルならな。
だが歌詞があるならば詩性が必要になる。
愛がどうのこうの君と出会えてよかっただの論ってるJ-POPは嫌いだ。

たしかに好みの問題かもしれない。
ここでお前が取れる方法は
・俺を説き伏せるべくお前の持論を並べる
・俺になにをいっても無駄だと諦める
どちらを選ぶも自由だし、俺は頓着しない。
往々にして動機においてまで合致する人間なんていないと思うしな。

>>456
でもここはvipでは?
火種がなけりゃスレも伸びないぜ。
という詭弁。
俺としては否定してるつもりはない。
ただの立ち位置の認識。

>>459
どうせこの程度のスレ、
こういうこといっときゃ軽く済むだろ
っていう皮肉じゃないのか?
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:03:42.12 ID:wxAxbI4n0
>>474
運が良ければしてもらえるかも
ただ、どこを指摘してほしいのか言ったほうがいい。文章能力なのか、読みやすさとか純粋に面白さなのか
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:06:54.69 ID:nXr1DjAt0
このスレまだあたのか
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:08:02.63 ID:ZkEWiijW0
まてまて
このままじゃあライトノベルを読む若者より俺ら老人の方が頭いいし高尚
なんていう正に老害な意見を撒き散らすのと大して変わらんのじゃないんか
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:08:40.37 ID:6xNZCffm0
勝手なこと書かせてもらうけど、
セリフばっかって悪い印象あるんだけどどうなの?
筒井康隆の小説にもそういうところはあるけど実際気にはならないし
セリフごとに心情がつらつら書かれてもうざいだけとも思ったんだけど
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:08:49.39 ID:2nhWUW9+0
>>472
なぜか「参考にならず」の人たちに興味がいってしまう。
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:10:56.71 ID:UrpGEFG0O
>>479
ラノベをバカにするスレとそれの真性とネタな集まりだよ
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:12:15.07 ID:wxAxbI4n0
>>476
戦争映画の楽しみ方なんて、それこそ人それぞれだろ
命の尊さ、戦争の悲惨さを重きとする人間もいれば、戦争の迫力や臨場感にワクワクする人もいる
これは作品そのものの性質ではなく、一人一人の受け取り方の問題だ。「その人にとっては」駄作だったか名作だったか
の違いこそあれど、「戦争映画はこうでなくてはいけない。だからこの映画はおかしい」という、そういうものじゃないと思う
もちろん、根本的なクオリティの差で優劣はつけられると思うよ。ラノベでたとえるなら文章能力の差だな
だがそれと「面白さ」とはまた別の次元の話だと思うけどな

>・俺を説き伏せるべくお前の持論を並べる
・俺になにをいっても無駄だと諦める
だからさ、なんでこういう「勝ち負け」みたいな話になってるの?俺らは互いに自分の作品を添削し合おう、
言いたいことを言い合って高めあおう、っていう話じゃなかったか?
相手の小説の粗を探して論破する、みたいなことは不毛だ。そんなことに俺は興味ない
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:12:37.95 ID:ZkEWiijW0
>>480
セリフの内容にもよるわな
巧みで面白いやりとりってのはあるから
セリフばっか、という事実のみで言えばそう悪い事じゃないと思う
ただセリフばっかで面白く見せるのも難しいと思う
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:13:54.56 ID:lw0I85tQ0
>>460
基本的な読点の用法は一文節中の文意を区切る。
文意の混同しないように使う。

昔の文豪は表現に使ったけど今は一般的じゃない。

>>461
えっと……。
好きにしてください。
486からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:17:33.08 ID:lw0I85tQ0
>>481
すみませんね。
参考にならずで……
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:18:50.66 ID:udysZFWn0
>>482
日本語でおk

>>483
そうだな、やっぱり好みだな。
戦争映画でもメインテーマだけじゃなくサブテーマもあるだろうし、
そこは俺が浅薄だった。謝って進ぜよう。すまん。

>だからさ、なんでこういう「勝ち負け」みたいな話になってるの?
俺は意見を曲げる気はないよ、でも曲げられる意見があるなら言ってみろ、
今の意見を曲げられる人がいるとは思えないけどね、と思ったからね。
スレの意義以前に、ここは2chだぜ?
俺はここにいるヤツらがいかに無能で取り得がないかはわかるが、
どれほど有能で才色溢れているかは皆目わからん。
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:19:50.83 ID:ZkEWiijW0
あーあ出しちゃった
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:19:52.51 ID:SPUmJ7iv0
>>480
その体験通り、巧ければ気にならない
悪い印象があるのは、下手なのに使う人がいるからじゃない?
素人、初心者が多用してるイメージもある
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:20:22.97 ID:6xNZCffm0
>>484
なるほど、ありがとう
肯定的になれそうだ
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:23:17.17 ID:Bhpo0OqE0
>>486
品評会、楽しみにしているぞ。
492からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:24:48.19 ID:VLXinamn0
>>491
まて! 何の話だ?
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:27:35.74 ID:wxAxbI4n0
>>487
確かにここは2chで、しかもvipだ
俺だってここにいるようなやつの意見を馬鹿正直に受け止める気はなかったが、
俺はあんたの文章を読んで、あんたが一年や二年の努力であの文章力にたどりついたとは思わなかった
だから、そんなあんたの意見なら聞く価値もあるだろうと思って眠い中必死こいて書きあげたんだ。あんたは寝てたがw
あんたと競い合って、粗を探しあってどちらが上か白黒つけよう、とかそういう気はないよ
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:27:51.46 ID:Bhpo0OqE0
>>492
文才スレの品評会だよ。あれ、もしかして今回は参加しないの?
495からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:29:03.92 ID:VLXinamn0
>>494
一度も参加した事はないよ
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:29:55.82 ID:VoYPc8OL0
そういえば文才スレマダたたないな

基本的にお題しか出した事ないけど
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:31:18.25 ID:Bhpo0OqE0
>>495
あ、隠しておきたかったんだ、ごめんね。
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:31:55.23 ID:udysZFWn0
>>493
切磋琢磨という言葉があって響きはいいが、
要はお互いを切って削ってみがいていけということだぞ。
痛くもない言葉がなんにもならないのは知ってるだろ?

マイナスを減らすかプラスを伸ばすか、
能力をつけることにはどちらも有用だが、
ここに伸ばせるようなプラスをもった人間はいない。
俺も含めてな。

それなのに俺の文章をなんだかんだと持ち上げこそすれ、
反論も疑問もあがらんから程度が低いといっとるのだよ。
ぷんぷん。
499からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:33:52.73 ID:VLXinamn0
>>497
いや、マジで品評会に出した事なんて一度も無い。
だそうかなぁ・・・て思って書いた事はあるけど結局出さなかったし。
マジで知らん話だ。大体この二ヶ月ほど規制中だった。
500からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:35:07.66 ID:VLXinamn0
>>498
叩いてほしいのか?
ドMめwww
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:35:36.28 ID:2nhWUW9+0
なんかこのスレ虻くさいです
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:37:16.97 ID:Bhpo0OqE0
>>499
嘘つきは泥棒の始まりだよ?まあいっか、そういうことにしといてあげる。
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:37:36.35 ID:wxAxbI4n0
>>498
別になれ合いたいんじゃない。俺はあんたの意見はちゃんと参考にしてるし、あんたが「ここおかしいだろ?」
っていうのに対して「いーやそれはおかしくなんかないね!」って姿勢でいるわけでもない
「あんたはこういうが、俺はこう思うけどな」っていう意見なら何度も言ったが、俺の文章を正当化するための
ものじゃない。ID:lw0I85tQ0に関してもそうだ。あいつはその辺を誤解してさっさと切り上げたみたいだがな

どっかで書いたが、あんたが自分の文章のどういうとこを意見してほしいのか教えてくれ
文章能力や、不自然な表現がないか見てほしいのか、それとも話そのものの読みやすさや面白さを見てほしいのか
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:37:51.29 ID:ZkEWiijW0
>>498
普段ラノベスレにいる奴より程度低く見えるから真面目に相手されてねえんじゃねえの?
もっとうまくあおれよ
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:39:53.27 ID:OsRodr7B0
だれかゆのっちのAAもってきてー!
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:41:27.58 ID:fgJN3GQ+0
今北産業
あ、からあげは把握済。それ以外で頼む
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:42:49.36 ID:SPUmJ7iv0
>>506
>>1の文章をリライトして
皆でそれを添削とかしてみるスレ
だったはずだった
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:45:10.30 ID:udysZFWn0
>>503
それについては>>443

>>504
なるほど。お互い様ですね。

>>500
叩いてほしいっていうか、意味のある言葉がないんだよ。
英語みたく罵る言葉はいくらでもあるけど、
どれもこれも中身がないんだよぅ。

気持ち悪い、オレ、気持ち悪い。
このレスに反応したヤツは、もれなく気持ち悪くなります。
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:45:23.45 ID:wy0i4z0k0
>>506
メシから帰ってきたら
戦争映画と
ラノベ批判スレになってたでござる
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:45:51.87 ID:ZkEWiijW0
     /: : : : : __: :/: : ::/: : ://: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ    ___
     /;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::、  /     ヽ
    /ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :/  リ!: ::/ノ  l`ヽl !: : |: : : :l: :l: リ / そ そ お \
   /: : ヽヾ/: : l/::l |/|||llllヾ,、  / |: :/ , -==、 l\:::|: : : :|i: | /   う う  前  |
.   /: : : //ヾ ; :|!: イ、||ll|||||::||    ノノ  イ|||||||ヾ、 |: ::|!: : イ: ::|/   な 思 が
   /: : ://: : :ヽソ::ヽl |{ i||ll"ン    ´   i| l|||l"l `|: /|: : /'!/l     ん う
 ∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―-      ,  ー=z_ソ   |/ ハメ;, :: ::|.   だ ん
   i|::ハ: : : : : : : : : : : 、ヘヘヘヘ     、  ヘヘヘヘヘ /: : : : : \,|.   ろ な
   |!l |: : : : : : : : :、: ::\    、-―-,      / : : :丶;,,;,:ミヽ   う  ら
     丶: :ハ、lヽ: :ヽ: : ::\__  `~ "      /: : ト; lヽ)   ゝ
       レ `| `、l`、>=ニ´        ,  _´ : :} `   /
         ,,、r"^~´"''''"t-`r、 _  -、 ´ヽノ \ノ   /    お ・
       ,;'~  _r-- 、__     ~f、_>'、_         |  で  前 ・
      f~  ,;"     ~"t___    ミ、 ^'t         |  は  ん ・
      ,"  ,~         ヾ~'-、__ ミ_ξ丶     |  な  中 ・
     ;'  ,イ ..          ヽ_   ヾ、0ヽ丶    l         /
     ( ;":: |: :: ..          .`,   ヾ 丶 !    \____/
     ;;;; :: 入:: :: ::      l`ー-、   )l   ヾ 丶
     "~、ソ:: :い:: :     \_  ノ ,    ヾ 丶
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:46:54.88 ID:OsRodr7B0
>>510
ありがとう。何度見てもいいな
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:47:00.12 ID:wxAxbI4n0
>>508
おお、すまん見逃しとった。ちょっと見てくるわ
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:48:10.33 ID:wy0i4z0k0
おお、IDがかわっとる
なんぞ
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:48:39.79 ID:ZkEWiijW0
>>511
元ネタの水道橋センセエも思わずゆの版改変を描いちゃうほどだからな
515514:2010/02/19(金) 20:49:24.18 ID:ZkEWiijW0
間違い
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:51:26.23 ID:fgJN3GQ+0
>>507>>509
>>1の文章リライト添削

メシ

戦争映画とラノベ批判

把握、d
5171/2:2010/02/19(金) 20:51:27.20 ID:tXAPVhsQ0
結構時間掛かってしまった。添削お願いします。


 俺は今日も、夜道を一人歩いている。
音楽プレーヤーから伸びるイヤホンを耳に詰め、特にこれといった目的もなくふらふらと歩き回り、家路に着く。
「散歩」と言えば聞こえはいいが、つまりは「徘徊」をしている。
だがそれも不思議なもので、いつのまにかそんな徘徊が俺の退屈な毎日を潤おすひとつの趣味になっていた。
ただ、そんな退屈な毎日を潤おす為の趣味ではあったが、こんな刺激が欲しかったわけではない。
 俺は今まさに目の前に立つ女の子からナイフを突きつけられている。彼女は今日、転校して来たばかりの子だ。
なぜこんなことになったのか。いや、こんなことをされているのかが全く理解出来ず混乱していた。
「それには深い深い事情があるの」
 彼女の細く、綺麗な声に驚いた。まるで歌っているかのようなとても綺麗な声だった。
だが、いくら声が綺麗だからって俺の心を読むのは止めてもらいたい。
「それは無理な相談」
 彼女の声は先ほどと変わらずとても綺麗だったが、彼女の手に握られているナイフは俺の喉元をしっかり睨んでいた。
「わかった。いや、何もわかってはいないけど兎に角わかりました。だからまずはそのナイフを下ろしてくれないかな」
「……ん」
 以外にあっさりと彼女はナイフを下ろしてくれた。解放された俺の喉が歓声を上げている。
「さてと、なんのつもりで俺を襲ったのかたっぷり聞かせてもらうぞ」
 彼女を脅すつもりではなかったが、俺は少し低い声を出して威嚇した。
「変質者だと思ったからナイフで刺して死んでもらおうと」
 なるほど。確かに最近の世の中は物騒だ。ナイフを護身用に持ち歩くのも、不審者に躊躇いもせず突きつけるのもひとつの手だろう。
だが、そんなことで「なんだ。なら良かった。じゃあこの辺は危ないし、気をつけてね。あ、それから最近冷え込んでるから風邪にも気をつけて」
なんて言える程、俺の器は大きくはないし、そんな気が利くことも出来ない。
「なるほどな。んで俺にナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「悪かった」
5182/2:2010/02/19(金) 20:52:07.82 ID:tXAPVhsQ0
 またも彼女はあっさりと自分の罪を認め、謝罪した。
「納得はできんが納得してやる。……がなんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
「それは脇の汗君も」
 転校初日とはいえ、俺の脇本という苗字を脇の汗とは間違えないだろう。
「脇本だ」
「そうそう、脇臭い君」
 俺を怒らせたいわけではなさそうだが、彼女があまりユーモアがあるタイプではないのはわかった。
「脇本だ」
「あー、脇のし」
「脇本だ」
 彼女の貧しいユーモアセンスに苛立ったわけではないが、話が進まなくなりそうだったので、俺は自分の話を先にすることにした。
「俺は深夜の散歩が趣味なんだよ」
 事実だ。正確には深夜の「徘徊」が趣味ではあるが。
「同じ理由」
 なるほど。徘徊が趣味の女の子だなんて、あまり親密にはなりたくないな。と思う。
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
 また心を読まれた。一体彼女はどこまで心を読むことが出来ているのだろう。彼女の読心術が未熟なことを願う。


転校生を勝手に女にしてしまいました。実際、特に性別の記述はなかったけど俺は>>1を読んでいて女だと思ってた。
基本的にセリフ部分は変更しないようにしました。
方向性としてはキャラが立って、みんなに好まれるような人物や、逆にみんなに憎まれるような人物を書けたら良いなと思っています。
添削宜しくお願いします。
519からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:52:37.24 ID:VLXinamn0
>>234-236
>>1のリライトとはいえ下記までの文章は溜める必要も伏線に関する叙述も無いのでもっと簡潔でいい。
話の流れ的に人物像→人物の抱えている問題にシフトする部分なので内容量的に短い方がシフトしやすい。
 そのとき、右耳の後ろから光が飛び出して弧を描いた。
カーブして喉元にひっついた瞬間、口からヒュッと息が洩れた。
(癖なのか意識しての習作なのかわからないが、読点が多い。多すぎて流れが切れてる。接続しているのに接続じゃなくて区切ってるのでここまで多いと句点でも一緒だろ。

 それはナイフだった。鈍色に光る刃は、顎の前で白い警告を発している。
 驚いてはいたが、まだ俺の体は傷ついていなかった。
(冷静すぎる。また、冷静な思考ならやり過ぎるくらいでいいだろ
背後の気配は場合によると彫刻なのか、物怖じしている様子はない。
(彫刻って比喩はどうなのよ? ここまでのボキャブラリーに対してもったいなくね?

ここまでやっぱりめんどくさくなった
520517:2010/02/19(金) 20:54:08.73 ID:tXAPVhsQ0
あ、自分は国語力が全くないから言葉を知らないので文章がどうも幼稚になってしまっていると思うんですよね。
綺麗な比喩表現なんかも出来ないですし。なのでそのへんをこのままで良いのか、やっぱりもっと色々な表現方法を身につけるべきでしょうか?
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:55:58.19 ID:ZkEWiijW0
>>517
段落分かれてるとこ一文字分降りたり降りなかったりしてるぞ
522からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:56:05.83 ID:VLXinamn0
>>508
上手いのは認めるけど、荒い。

俺きめぇw
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:56:05.94 ID:wy0i4z0k0
>>520
別に無理して身に着ける必要はないと思うよ。本読んでればそのうち勝手に身についてるさ
と、俺は思う
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:56:53.12 ID:p3Hu5oL8P
お前らまだやってたのかw
>>1の新作はどうした?
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:57:09.28 ID:ZkEWiijW0
>>520
そんなもん本読んでりゃ後から付いてくるだろ
526からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 20:57:59.07 ID:VLXinamn0
潜伏するか・・・
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:58:39.76 ID:77q6A0zz0
俺とか漠然と本を読んでるせいか国語力あんまり身に付いていない気がする
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:59:17.58 ID:wxAxbI4n0
>>234
>空から降った闇は、なぜか路上に澱となって沈んでいた。
「なぜか」っていうのが不必要な気がする。降ったもんが沈むのは当然だし
澱となって沈んでいたとあるが、澱ってのはそもそも底に沈んだカスのことらしいから(by辞書)
澱が沈むってのは二重表現に当てはまるかもしれん。
>フェイバリットナンバー
これは好みだな。俺なら「お気にいりのナンバー」くらいにすると思う。フェイバリットってくらいだから、
一曲だけをリピートしていると思われるかもしれんし
>でも少し迷うかもしれないという好奇心が芽生える。
ここはどういうことなのかよく分からなかった。
>背後の気配は場合によると彫刻なのか
場合によると、ってのがどういうことなのか分からなかった。「あるいは彫刻だったのか」
「ひょっとすると彫刻なのか」とかかな?これは俺もわからん
>――理由なんてないわ。
理由はある。
>しかし次の瞬間には、声が女物であることに気づく。
次の瞬間に、ってのは違和感があった。声が聞こえたときにはすでに性別の判断が出来ていたはず
判断が遅れたことを演出したいなら、違う表現の方がいいかも
とりあえず一端ここまで。こういう感じの添削でいいんだよな?
529517:2010/02/19(金) 20:59:45.98 ID:tXAPVhsQ0
>>521
最初は
俺は今日も、夜道を一人歩いている。音楽プレーヤーから伸びるイヤホンを耳に詰め、〜
って書いて段落のところを一文字降ろしてたんだけど、2chだと読みにくいなと思って今回は適当にしました。
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 20:59:56.56 ID:c1kT1m5m0
>>527
俺もだわw
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:00:10.21 ID:OsRodr7B0
>>526
俺にも助言を
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:00:31.73 ID:udysZFWn0
>>519
レスしてくれることはありがたいが、一応は書式として引用は「>」使ってくれないか?

構成としては>>1が、すでにナイフを突きつけられている状況からだが、
俺にはそれが唐突に思えたから、家を出てから路地に入るまでを書いた。
長くなってしまったのは、たしかに俺が悪いな。
だが情景描写を足すと、長くなってしまったんだよ。あと改行も含めると。
本来、俺はアウトラインプロセッサで編集をしてるから、
インデントのつかない改行はすべて2ch仕様なんだ。
まあそれも含めて長いということだから、素直に認める。

とはいえ、>>1の文章では人物描写・情景描写、
ものごとの整合性も破綻しているように感じたから、
それを加味したら長くなった。

読点の多さは、俺はさほど感じなかった。
まあでも多いと思われたならそういうことなんだろうな。
次に文章書くときは考慮しておくよ。
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:00:32.71 ID:4x/DwnPe0
漫画とラノベとエロゲーとSSにしか触れないから、そんな文章しか書けないんだ
534からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 21:02:11.78 ID:c1kT1m5m0
>>531
潜伏する前に言いなさいよ ぷんすかぷん
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:02:58.26 ID:ZkEWiijW0
>>534
どうせIでわかるんだからさっさと潜伏しなさいよ
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:03:40.34 ID:wy0i4z0k0
>>517
とりあえず、
>そんな気が利くことも出来ない。
これはちとおかしいかなーと思った。気を利かせることもできない、の方がよいかと。
俺は技法とか詳しくないからこのくらいしか言えんわ、すまそ
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:03:56.14 ID:ZkEWiijW0
ん?
538からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/19(金) 21:05:38.22 ID:c1kT1m5m0
>>531
>>364でしとったやん・・・
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:06:43.16 ID:OsRodr7B0
>>538
ほんまや 気がつかなかった
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:08:28.42 ID:4x/DwnPe0
いきなり気取って文章に面白みを持たせたり、個性を出したりしようとするからぎこちなくなるんだよ
まずは、可能な限り短い文章で適切な描写をすることから始めろよ
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:09:21.39 ID:7mRb21y10
>>531
こんな殺伐とした状況の中で単発の安価無しとはいえ
よく煽れるな
逆に尊敬するわ
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:12:07.62 ID:udysZFWn0
>>522
きもくなって、残念だったな。

>>528
>「なぜか」っていうのが不必要な気がする。
そこは空の暗さと路上の暗さとの対比で、空よりも路が暗く見えるのはなぜだろう、という意味で使った。
澱は沈んでいたもののことだから、引き上げれば沈んでいない澱なんじゃね?
>フェイバリットナンバー
これについては、音楽好き、FMラジオ好きの感じが出るかもと思った感じ。
まあ>>1との対比を狙ったから、常用している言葉ではない。
>でも少し迷うかもしれないという好奇心が芽生える。
これは、日常から非日常への期待、といったところ。
千と千尋の神隠しの導入部みたいに、迷うことをほのかに望んでる。
まあ千と千尋なんて見てないけど。
>「あるいは彫刻だったのか」「ひょっとすると彫刻なのか」とかかな?これは俺もわからん
それでいいよ。
>理由はある。
理由として挙げるほどでもない、ってことさ。
そこまで論理的に書かないといけないわけじゃないだろ?
>声が聞こえたときにはすでに性別の判断が出来ていたはず 判断が遅れたことを演出したいなら、違う表現の方がいいかも
それはそうかもな。たしかに俺は接続詞的な「瞬間」の使い方は下手かも。
英語の「the minute I saw her face, the second I cought her eye」
みたいな時間の使い方をしようとはしたが、失敗か。
>とりあえず一端ここまで。こういう感じの添削でいいんだよな?
おk おk
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:17:34.26 ID:wxAxbI4n0
>>235
>そして声はまるで俺の心が透過してしまっているかのように、読まれていた。
これは何を一番強調したいのかが定まってないパターンだと思う。
そしてその声は、まるで俺の心を透過しているかのように読んでいた。あるいは、
そして俺の心はまるで透過してしまっているかのように、読まれていた。のどちらかの意味で
使用したんだと思う。

あと、ナイフを突き付けられたあとに主人公がすぐ命乞いをしてるけど、俺が主人公の立場になってみれば
もっと動揺するかなと思い、そうはしなかった。この文だと主人公の動揺や戸惑いがあまり伝わらないので、
主人公冷静すぎじゃね?ってなってしまう。
俺は「――あ……」とか「ちょww」とかで動揺を表現しようとした。もったいぶっていてイライラするとあんたには
言われたが、程々には入れておいたほうがリアルな感じが出るんじゃないだろうか。
>名前は――憶えてねえや。
ここでいきなり主人公の口調が変わったのが気になった。一瞬前までナイフ突き付けられてたのに、このセリフだと
緊張もなにもしてないふうになってしまう。素直に「名前は思い出せない」とかでよかったかも。

少女が悪かったと謝るシーンだが、これも俺の好みなんだが、間の二文を除いてセリフだけの連続で行ったほうが、
少女がサクッと謝ってる感じがでていいかも。特に必要な二文とも思えなかったし。
長くなったんでもう1レス使う。悪いね
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:25:08.08 ID:nXr1DjAt0


 今にも雪が降り出しそうなくらい、寒い夜だった。
「動かないで」
「……くぅっ」
 いつも通り夜の散歩を愉しんでいる最中だった。気がつくと、自分は命の危機に面していた。本当に、漫画みたいな展開。
 脂汗が流れた。俺の首にナイフを突きつけている彼女。見覚えのある顔だった。なぜなら彼女は今日来たばかりの転校生。
耳から外れたイヤホン。流れている洋楽が癪に障ったらしく、彼女は舌打ちし、腕を横に振るった瞬間イヤホンのコードが糸のようにスパッと切れた。
 なぜ俺は、ただの転校生に刃物を突きつけられているんだ? 何か恨みを買うような真似をしてしまったのだろうか。
 すると、彼女は俺の心の問いに答えるように
「……それにはね、深い深ーい事情があるの」
 と微笑んでそう言った。もしかして、こいつは人の心を読めるというのだろうか。そんな電波野郎に俺は何をしたというのか。
「そう、私は心を読めるの。でも電波野郎っていう言い回しは気にいらないわね……」
「あ……いや」
 息を呑む。まさか本当に心を読めるとは思わなかったんだ。
 何なんだ……?この全てを支配されている感じは。途轍もない居心地の悪さに襲われる。
「あの……さ」
「んー、何かしら?」
「そ、その刃物、物騒だろ。退けてくれよ……な? 俺が何か恨み買うような事したなら謝るからさ」
 すがるような勢いでお願いすると、彼女は数秒間自分を見つめた後「ふぅーん」と言い、突きつけているナイフを退かし後ろポケットにしまった。
「よく見たらあんた普通の学生ね。しかも、同じ教室にいたネクラ君じゃない」
 酷い言われようだな、と自分は少し苦笑。つまり、彼女は俺が不審者じゃないかと疑って襲い掛かったってわけだ。
こんな危なっかしい電波女と一緒になっちまったのか、俺は。
「刺すわよ?」
「あ、いや……」
 彼女が心を読めることをすっかり忘れていた。次から迂闊な事を思い浮かべないようにしよう。即座に刃物で刺しかねない女だからな。
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:30:01.51 ID:udysZFWn0
>>543
>そして声はまるで俺の心が透過してしまっているかのように、読まれていた。
誤用だ、すまん。
心が主語であるべきだな、ケアレスミスでした。
>名前は――憶えてねえや。
それなら、「憶えてねえや、ちくしょう」とでもすればよかったかな。
ヤケになってイラついてるって感じだった。
>少女が悪かったと謝るシーンだが、
ここは気分だ。転校生の身体描写がなかったから、
適当に黒髪のロングという設定にした。
まあ素直に謝るのが意外だったというだけで他意はとくにないな。
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:31:00.86 ID:wxAxbI4n0
>>236
>脇本君の名前のくだり
これはなー……。まあ>>1を再現したなら仕方ないが、俺は耐えられず削除したわ
ここについては特にいいよな。とりあえず、俺はいらないと思う
>額を押さえる俺を、見つめる彼女の視線に顔を上げた
ここは読点のミスじゃないか?確かに読点なしだとちょっと息がつまるけど、この位置に読点を置くのは違うと思う。
俺が額を押さえると、俺を見つめる少女の視線に気がついた。とかかな。俺も上手く表現出来んわ
あと、顔を上げちゃうと少女の方が身長高い感じにならないか?
額を押さえたときにうなだれて、そこから顔を上げた、という風な意味だろうけど、分かりづらいかもしれん。
>口角を緩ませて――それは母親が子供にする笑みにも、
大量殺戮者がようやく心の底から殺したいと思える獲物を見つけたときに浮かべる笑みにも感じられた。
これはどちらかと言うと俺みたいなやつが使う表現じゃないか?www
とりあえず言えることは、結局どういう笑みなのか分からないということ。もしくはわかりづらい。
あと細かいところを言うと、子供にする、よりも子供に向ける、の方がいいかも。これは好み。
>それが恐怖によるものなのか、懐かしさによるものなのかわからなかった。
懐かしさ、ていうのがわからなかった。「恐怖によるものか、それとも何か別の感情によるものなのかわからなかった」くらいで
いいかも。なにを表現したかったかにもよるけど。
>ただいえるのは蠱惑的だったということだけだ。
これは純粋に主語が不明に感じた。少女の笑みが、ってことだろうけど、気になる人は気になるかも。

なんか重箱の隅をつつくような添削になってしまったが、気になったところはこんな感じかな。
ただ雰囲気や、話やセリフの展開そのものは、一番最初に言った通りすごく上手だと感じた。
547517:2010/02/19(金) 21:33:29.41 ID:tXAPVhsQ0
>>536
あー、確かにその方が良いですね。自分でもなんかしっくりこなかったんで助かります
技法云々じゃなくても良いんで、感想など教えて頂けると嬉しいです
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:35:02.43 ID:wxAxbI4n0
>>545
>それなら、「憶えてねえや、ちくしょう」とでもすればよかったかな
それはアリかもな。ただ「名前を覚えてないことを悔しがってる」と取られる可能性もあるから、
「名前なんて覚えてねえや、畜生」か、「名前なんて思い出してる暇ねえよ」とかだと分かりやすいかもな
だがあんまり長いセリフにはしない方がいいだろうな。難しいところだが
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:36:17.45 ID:+IFj/vjK0
てs
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:38:57.47 ID:BAkV0hFq0
小説書いてるけどおわんねー。しんどい。
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:40:30.25 ID:udysZFWn0
>>546
>そして声はまるで俺の心が透過してしまっているかのように、読まれていた。
誤用だ、すまん。
心が主語であるべきだな、ケアレスミスでした。
>名前は――憶えてねえや。
それなら、「憶えてねえや、ちくしょう」とでもすればよかったかな。
ヤケになってイラついてるって感じだった。
>少女が悪かったと謝るシーンだが、
ここは気分だ。転校生の身体描写がなかったから、
適当に黒髪のロングという設定にした。
まあ素直に謝るのが意外だったというだけで他意はとくにないな。
>額を押さえる俺を、見つめる彼女の視線に顔を上げた
まあいつもなら俺も書き直してるレベルだな。
「額を押さえていると、彼女の視線に気がついた。俺は顔を上げた」ぐらいかな。
>口角を緩ませて――それは母親が子供にする笑みにも〜
本来なら脚注なりしとけばよかったのかも。
俺はミステリとかスプラッタをけっこう書くから、
転校生の不気味さを強調しておきたかった。
もちろんこの後、なんらかの事件に巻き込まれることの暗示として。
>懐かしさ、ていうのがわからなかった。
恐怖は殺人者の笑みに対して、懐かしさは母親の笑みに対して。
まあ厳密な対比では懐かしさの後に恐怖をもってくるべきなんだろうが
流れからして恐怖で文を始めないと繋がらなかった。
ここは単純な筆力の不足、考慮の欠損だな。
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:41:45.72 ID:wy0i4z0k0
>>547
そうだなあ…散歩をあえて徘徊にしてるけど、そこを強調する理由が曖昧かなーと思った
あと
>……がなんでこんな時間に出歩いてたんだ?」
……が、なんでこんな〜〜にしたほうがいいかとも思ったが、ぶっちゃけ正しいのかどうかワカンネ
でも
>「あー、脇のし」
>「脇本だ」
こういうテンポはいいと思った。全体的に読みやすいと思いました。
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:47:57.59 ID:wxAxbI4n0
ID:udysZFWn0の補足説明を聞いていて思ったんだが、やっぱり作者が考えて書いたとおりに
読者が受け取らない、または伝わらないことって多いんだな。
補足説明を聞くと「ああ、そういうことだったか」って納得できるけど、実際にそんな機会は
めぐってこないし、言い訳もできない。「こんなん説明をしなくともわかるだろ」ってこととかでも、
揚げ足を取ろうと思えばいくらでも出来るわけで。そういうのをなくすために作家たちは文を誤りなく、
無駄なく磨いていって、結果堅い文章が出来あがってるんじゃないだろうか
整っているかわりに迫力や勢いに欠け、対してラノベは文章だけでみると滅茶苦茶でも「おもしろい」という
作品を作れる。ここまでくると、やはりもう「どちらが好きか」って話になるな
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:50:20.57 ID:4x/DwnPe0
>>553
うーん、そこも結局技量じゃないのかな?とは思う
森見辺りは割かしくだけた文体だけど文章自体は分かりやすいし
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:52:48.69 ID:fgJN3GQ+0
空気読んで>>1のリライトを試みたがゲシュタルト崩壊した
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:53:42.26 ID:UrpGEFG0O
>>553
誰だか忘れたけど、
物書きは物書きである以上読者に勝つことは難しい
みたいな事言ってたな
十人十色の想像をするんだから難しい話だね
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:55:16.36 ID:wxAxbI4n0
>>554
まあ技量は必要だなww
整っててかつ柔らかな文章が書ける人は本当にすごい。尊敬する。そしてそういう人が多いのは、
圧倒的にラノベより一般小説の作家だ。これは間違いない。ID:udysZFWn0のいいたいこともそういうことだと思う
禁書やバカテスなんて俺から見てもちょっとどうかと思う文章力だし、ノベルズとしてみれば
そのクオリティが低いのは明らかだろう。ただそれでも「おもしろい」と感じる人が多かったから
人気が出たってことなんだろうな
結局売れれば勝ちなんだよな、この世界は・・・コワス
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 21:59:04.16 ID:udysZFWn0
表現や文字、言葉について考えるなら、
ラノベや一般小説を読むよりも文学、とくに芥川や太宰がいいと思う。
あの時代の文学の人間は、俺らよりもずっと真剣だぞ。

たとえば捏造という言葉はネツゾウではなくデツゾウと昔は読んでいて
麻痺という字は痲痺とやまいだれをつけることもできると考えさせてくれる。
もちろんそこまでやっても、読者には伝わらん可能性は往々にしてある。
そして両者とも自殺したとされているところにも注目ではある。
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:00:02.18 ID:4x/DwnPe0
>>557
バカテス、禁書辺りの読者層は文章よりもストーリーやキャラクタ性に重点を置いてるからだと勝手に思ってる
一般的な小説よりも、アニメやゲーム、漫画的に楽しんでる人が多いんじゃないかな
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:02:55.91 ID:wxAxbI4n0
>>558
将来に対するぼんやりとした不安、だったか?>芥川
何か結婚を認めてもらえなかったとかいう話も聞いたが、頭がよすぎると悩みとかも多そうだ

ところで、難しい漢字を乱用するのってどうなんだろうな。見栄えカッコよく見えるし、使い方が正しければ
「ああ、この人文章能力たかいわー」なんて思われるかもしれんが、俺はあんまりそういうのよくないと思うな
あえて簡単な漢字を使うことも能力の一つだと思うわ
なんかいい感じに小説の技巧の話になってきてとても楽しいわ
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:03:14.24 ID:udysZFWn0
>>557
クリエイターのダブルバインドだが、
売れるものが作者にとっていいとは限らず、
己を出し切れる作品こそが本望だともいえる。
売れれば勝ち、ってのは消費者の意見だな。

売れるものを書きたいのか、書きたいものを書きたいのか
それぐらいは考えてても無駄にゃならんだろ
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:05:39.47 ID:ZkEWiijW0
ラノベだからダメという気はない。俺の好きな作家も電撃に拾われた人だし
でも今のラノベにはこれでいいのかよと言いたくなるのがあまりにも多いとは思う
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:10:07.23 ID:udysZFWn0
>>560
>難しい漢字を乱用するのってどうなんだろうな。
中二病患者の常用する難読漢字と、
作家の使う難読漢字とはまったく別だぞ。
京極夏彦を読んでみな。あの人はバカだけど面白い。

たとえば「畢竟(ひっきょう)」。これは古い小説や擬古文に多かったりするが、
いってしまえば「結局」と意味は大差ない。
それでも使うのは、今使わない表現だから。
また漢字は表意文字だ。アルファベットとは違って、形に意味をもつ。
よく「人の夢は儚い」と知ったような顔でいうヤツがいるが、ありゃ妄想家だ。
「『夢い(くらい)人は儚い』」という考え方を知らないからな。
人の為と書いて偽、もだな。人の為すこと、と読むこともできる。
しょせん漢字なんて小説と一緒、思い込んでしまえば改善の余地なんてない。
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:19:18.10 ID:fgJN3GQ+0
旧字体じゃないと雰囲気が出ない作品ってのはあるな
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:21:46.79 ID:pR3po9LS0
俺もさっき小説っぽいものを書き始めたんだが1節が8行くらいで終わっちゃう
どうしたら話を膨らませられるんだ・・・
これじゃショートショート劣化版だよ
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:25:13.76 ID:77q6A0zz0
確かに

俺なんか頑張っても25000文字くらいで力尽きる

150000文字は書かないと賞にも送れないんだよな
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:26:09.38 ID:ilV0uh1FP
 その夜、俺はとても珍しい体験をした。
 深夜徘徊中にナイフをいきなり咽喉元に突き付けられる、という体験だ。相手は少女だった。
 「変質者には――」ナイフ少女は言う。「ナイフで刺して死んでもらおうと思って」
 「あーあー、なるほど。最近の世の中は物騒だからね。だけど、変質者じゃないぜ。よく顔を見てみろよ。きっとお前の知ってる顔だ」
俺はイヤフォンを耳から外す。激しいギターリフの音は消え、聴覚は深夜の住宅街のしんとした静寂を捕えた。
 彼女は数秒、俺の顔をじっと見つめたが思い出せないらしく小首を傾げた。
「そうか、じゃあ答えを言うよ。俺は今日付けで君の新しいクラスメートになった脇本だよ。転校初日じゃ顔も名前も覚えてないのは
仕方ないかもしれない。それはまあいいんだけど」刃先が軽く咽喉仏に触れるそれを指差し「この対応はちょっと手荒じゃないか? 傷付くな」
 身元を話したことで納得したのか、転校生は軽い動作でナイフを離し、折りたたんでポケットにしまった。
「なんでこんな時間に出歩いてるんだ? 女子高生の夜歩きは感心しないぞ」
 俺は、詫びもなく去ろうとしていたその背に声を掛ける
「散歩」抑揚のない声で、彼女はポツリと言った。
「なるほど、俺も同じだよ。こんな奇特な趣味をもつ女の子と知り合いになれて嬉しいね」
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う」
俺のことをうっとうしく感じているのか、取っ掛かりのない平坦な声色だった。


リベンジしてみた
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:30:08.33 ID:EjjUcLxD0
>>563
京極がバカって高卒だからとかそんな理由?
それとももっとほかにあるの?
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:31:44.56 ID:wxAxbI4n0
>>562
それはわかるwwwだが友人の弟はバカテスを愛読していたww

>>561
己を出し切れる作品を書き、なおかつそれが売れれば、もう作家冥利に尽きるってもんだろうが、
渾身の一作が泣かず飛ばずなんてザラにありそうだな
それでも俺は自分の納得するものを書くんだ!って割り切れればいいが、方向転換を余儀なくされる
作家も後を絶たないんじゃなかろうか。いろんな意味で実力の世界だよな

>>563
今魍魎のハコ(何故か変換できない)を読んでるところだw
たとえば、退屈を無聊と書いたりするのは是か否か。俺はもちろんどっちでも意味はわかるが、
無聊ってなに?となる人もいるだろう。
そういうときに退屈の類義語として使うのに適しているのは、暇、とかそういう誰でも知ってる
言葉なんじゃないかと思ったんだ
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:37:59.52 ID:udysZFWn0
>>568
俺のいう意味では、森博嗣もバカだぞ。
ギリシャ文字シリーズのなんかを読んだときは爆笑したからな。

>>569
大衆が理解すると人は簡単にいうけれど、
それはなにをもって理解として、いったいどこを理解してるんだろうな
俺は当て字は嫌いだから、ある種、京極が嫌いでもある。
だがあの人の知識は凄いし、そこは尊敬してる。
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:43:09.02 ID:wxAxbI4n0
>>570
殺人貴、檻髪、約束された勝利の件(エクスカリバー)
なんていう当て字(?)を使う人を俺はよく知ってるぜ

あんたは将来作家を目指してるとか、そういう人?それかあくまで趣味の範囲内で楽しんでる人?
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:47:08.99 ID:pR3po9LS0
自分の書いた文章、続きが読みたくなるかどうかとかくどくないかとか気になるから晒してみてもいい?
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:48:41.93 ID:wy0i4z0k0
>>572
スレの趣旨とは違うかも知れんけどすでに脱線しまくりだしいいんじゃね?
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:52:13.56 ID:udysZFWn0
>>571
月姫はスキップしながら見たが、長かったとしか思えなんだ。
俺のことを知っても意味はないぞ。こんな場所だ。一興あればいいだろ。
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:53:11.06 ID:pR3po9LS0
じゃあお言葉に甘えて

 若い女と少年が手をつないで歩いている。女は19歳で,髪は長く細い体をしていた。白い
ワンピースを着たその姿は天使を連想させる。一方少年の方はうつろな表情で,今起こって
いることにさして興味もわかないようだった。年は10歳だがその顔には影がさしていて青白く,
ブカブカの上着と対照的な小さい体は弱々しかった。
 二人は壁沿いにずっと歩いていた。壁は禍々しい模様がうねっていて,近づくことすらはば
かられるような様相である。不意に女のほうが声を上げた。
 「あった,あった!目的地に到着だよ!」
 指さした先にあるのは踏切だった。壁にぴったり沿うようにして踏切が立っているのだった。
少年はようやくちょっと興味をもったようで,「あれはなんなの」と尋ねた。女が説明するには
この踏切は「δ(デルタ)関数の踏切」というらしい。あちらとこちらが完全に一致したときのみ,
そこに踏切が現れる。「あちら」のことは自分も行ったことが無いから分からないが,とりあえず
自分たちが向かっているのはあちらである。と興奮したように女は説明を続けた。少年はそれを
聞くと,また興味を失ったように視線をそらした。
 女が踏切の棒に手をかけ,持ち上げて通れるようにする。女がそこを通るように促すと,少年は
迷うことなくその踏切を通り抜けた。

2節へ続くけどまだ書き終わってない
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:55:05.84 ID:fgJN3GQ+0
そういえば

>>558
どうして太宰や芥川をチョイスしたんだろうと思った
他におすすめは?
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 22:56:09.09 ID:wxAxbI4n0
>>574
違いないな。まあ実際こういう意見の交換はすごく役に立つと思うわ
なんか>>1のを完全な形でリメイクしたくなってきたわ
指摘されたところを直していって、もう一回投下してみるかな
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:00:34.49 ID:wy0i4z0k0
>>575
うーむ、全体読んだ感想としては「説明!」って感じだった。最初の章だから少なからず
説明が入るのは仕方ないだろうけどちょっと地の文ががんばりすぎなように思えた。
このままの文章だと俺はちょっと読むのに疲れるかも。
ただ雰囲気というか、世界観は好きかも。そういう意味では続き読みたくなるなー、という感じ。
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:01:05.10 ID:udysZFWn0
>>576
ベタだが、芥川は歯車、太宰は人間失格だな。
芥川は割りと仕事がしっかりしてるイメージはあるが、
太宰は捨て鉢になることがあるような気がする。

ハズレを引きたくないなら太宰は読まんほうがいいかも。
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:01:42.36 ID:fgJN3GQ+0
>>575
前半、「状況→詳細な説明」の繰り返しで、リズムが悪いように思う
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:03:01.50 ID:fgJN3GQ+0
>>579
ちゃうちゃう
他におすすめと思える作家は居る?と聞いたつもりだった
すまん
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:04:33.01 ID:pR3po9LS0
>>578,580
thx、なるほど・・・説明文が冗長なのかな
どうしたら読みやすくて状況が伝えられる文章にできるんだろう
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:14:55.30 ID:wy0i4z0k0
>>582
年齢はばっちし伝えないとだめ?地の文にそのまま年齢書くのはちと説明臭くなるかも
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:14:59.87 ID:fgJN3GQ+0
>>582
パーツパーツの説明を並べすぎだと思うんだ
詳細に説明されると細部ばかりが見えてしまい、全体の印象が伝わってこない

どんな女が歩いていた?と読者に尋ねて、
「髪が長くて服装は天使っぽい人、年齢は19歳」と答えさせたいか、
「華奢な体つきをした若い人」と答えさせたいか
の問題かと
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:16:51.33 ID:udysZFWn0
>>581
う〜ん、夢野久作は好きだな。瓶詰地獄には心打たれた。
ありきたりなオチなのに、確実に心を打ち抜いてくんだもん。

エンタメなら、まあ東野圭吾はあるな。
容疑者Xの献身は泣いた。あの人は運びがうまい。
が、気が抜けたときの文章はなんの興もないけどな。

あと市川卓司。今のところ恋愛小説では彼以外は認めてない。
どうも女流恋愛作家とは折が会わないらしくて。
VOICEはずっしりくる重みがあるよ。
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:18:06.54 ID:pR3po9LS0
>>583
なるほど、若い女、少年 位でいいか
設定厨だからついつい書きすぎちゃうんだな

>>584
うーん、どっちも答えさせたい…年齢はいらないような気がしてきたけど
ちょっとうまい書き方模索してみる
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:30:17.68 ID:wy0i4z0k0
最後に俺も晒していいか知らん?
もう>>1のリライトしてる人もいないっぽいし
ってか誰か見てるのだろうか……
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:32:51.25 ID:ZkEWiijW0
居るんじゃねえの?
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:32:58.01 ID:fgJN3GQ+0
>>585
おお、いきなり時代が新しくなったなw

もうちょっと古い、明治大正の文豪はさすがに
「表現や文字について考える」という観点からは厳しいのかのう?

>>587
いいと思います
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:35:21.09 ID:ilV0uh1FP
>>575
単純に、文量が少なすぎる気がする
>>575の内容を書くなら、原稿用紙10枚は必要なんじゃないかな?


1.女が「δ(デルタ)関数の踏切」の噂について語る
2.2人が歩く壁沿いについての描写
(単に様子を書くのでなく、その描写が少年の心情にオーバーラップするよう気を付けて)
3.少年についての説明(簡素で構わない)
4.少年の目線を通した少女についての説明
(少年との関係、少年が彼女にどんな感情を持ってるか、なども加えて)
5.辿りついた踏切の見た目についての描写、またそれを見ての2人の反応の描写
6.2人が踏切へ入っていく描写

俺なら、こんな感じで書きたいな。1と2は順番入れ替えてもいいけど
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:36:20.30 ID:udysZFWn0
>>589
俺は割りと合わない人間のは早めに見切りつけちまうんだ。
逆にいいと思えばまとめて作品を読む。
まあ誰でもそうだろうけどな。
漱石は猫であるで苦手になったしな。
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:37:48.40 ID:OsRodr7B0
>>575みたいな文章ってなんか一周回ってすごいセンスがあるように
見えるんだよな。逆に新鮮というか。言い知れぬ予感があるわ
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:38:00.02 ID:wy0i4z0k0
じゃあ投下ー
といっても結構前にVIPで晒したお題小説だが……

お題 ボートと団扇
www.dotup.org668999.txt
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:38:31.88 ID:pR3po9LS0
女は華奢な体に白いワンピースを着ており,その姿は天使を連想させた。
一行目こんな感じだとどう?よくなったかな?
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:38:42.53 ID:wy0i4z0k0
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:41:45.88 ID:x++sUPFc0
>>595
怖ぇ
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:42:50.35 ID:tXAPVhsQ0
今まで上げられたものをまとめました
抜けがあったらごめん。

ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/265664
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:43:34.99 ID:fgJN3GQ+0
>>594
今度は直接的すぎる気がしないでもないけど、
とりあえず、そういう描写って一文だけ取り出してもあんまり意味ないと思うんだ
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:45:17.53 ID:ZkEWiijW0
最低でも節と言えるほどにまでまとまってないと判断つかんだろ
掌編ぐらいの長さは欲しいよな
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:46:54.84 ID:pR3po9LS0
>>590
げ、原稿用紙10枚か…!
確かに、言われてみるとまだまだ書き足りてない気がする
ただ書き足すと冗長になってしまわないか不安
なぜ踏切を目指してるのかとかは2節以降で分かるようにしようとは思ってたけど…

>>592
なんか嬉しい、ありがとう
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:48:32.83 ID:udysZFWn0
>>595
体言止め、改行の度合い、どちらも好きではない。
だが、適度にまとまってはいる。
しかし短くまとめようとしたあまり、小説というより粗筋っぽい。
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:49:08.72 ID:/1Kcbq7MP
まだあったのかw
昼を乗り越えるの、結構珍しいね
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:49:48.26 ID:VoYPc8OL0
>>600
安心しろ原稿用紙10枚なんてすぐだ
たった4000文字だからな
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:50:57.15 ID:wy0i4z0k0
>>601
なるほど、粗筋か。たしかにそんな感じかもな……
サンクス、参考になったよ
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:55:14.66 ID:OsRodr7B0
>>595
>彼がそこにたどり着くまで、あと少し。
「彼がそこに」を削ってラストにだけはそれを足しとくと雰囲気でるかも。

改行はいらないな。童話みたいに雰囲気あって好きだわ
606遅まきながら>>1のリライト1/2:2010/02/19(金) 23:56:51.87 ID:+IFj/vjK0
 夜中の散歩はいい。
 黒に近く、けれどけして黒ではない濃い青色に包まれた世界。自分の輪郭がぼやけるような、それでいて明確になるような、曖昧な感覚が心地いい。
 そんなことを考えながら路地を曲がると、目の前で何か白いものが閃いた。
「止まって」
「へ?」
 小柄な人物。声からすると僕と同年代の女の子が、ナイフを構えている。その切っ先は、いつの間にか僕の喉元に突きつけられていた。
 何が起こっているのか理解出来ない。
 どうして僕がこんなことをされなければならないのだ。
「ちょっとした事情があるの」
 追い剥ぎ。そんな言葉が頭に浮ぶ。
「か、金」
「そういうのじゃないわ。言った通り、事情があるの」
 どんな事情があれば、平凡な男子高校生の命を狙うなどということになるのだろうか。
「どんな事情、ね。それは言えないわ」
 言いながら彼女は一歩近付く。ナイフが喉に触れる。冷たい感触が僕を震えさせた。
 声が出ない。
 彼女のほうも、無言で僕を睥睨しつづけている。
 車一台通るのがやっとの狭い道。静止した世界。微動だにしない彼女。動くことを許されない僕。
 数分もたったろうか。
「違う……か」
 彼女がぼそとつぶやき、ナイフを下ろす。それを合図にしたかのように、突如光がふりそそいだ。思わず見上げてみれば、消えていた筈の街灯がついている。
 何にせよ、取り敢えず命の危機は去ったらしい。
「そうね。安心してちょうだい」
 スカートのポケットにナイフをしまった彼女が、長い髪を撫で付けながら、無表情にそう口にした。童顔に似つかわしくない、切れ長の冷たい瞳は、じっと僕に向けられている。
 これはいったい何事だったのだろう。
「そう思うのも無理はないわ。
 詳しくはいえないけれど、手違いがあったの。ごめんなさい」
6072/3:2010/02/19(金) 23:58:10.16 ID:+IFj/vjK0
 少しずつ落ち着いてきた。よくよく見てみれば、見覚えのある顔だ。
 この顔は、今日僕のクラスにやってきた転校生ではなかろうか。
「ええ、そうよ」
 心を読むのはやめて欲しい。
「それは無理な相談」
 サトリかこの女は。
「顔に出てるもの。正直者ね、脇なんとかクンは」
「脇本だ」
「これは失礼、脇の下クン」
「脇本な、わ、き、も、と」
「脇汗?」
 これ以上くだらない冗談に付き合う気はない。
 そういう意味をこめて、思い切り溜息をついてやる。
6083/3:2010/02/19(金) 23:58:50.15 ID:+IFj/vjK0
「それはそうとワッキー」
「誰がワッキーだ」
「これは忠告だけれど」僕の抗議は当然のように無視された。「こんな時間に一人でうろつくのはやめたほうがいいわね。今日みたいに危険な目に会うかもしれない」
「こっちからも忠告するが、人の趣味に口出しするのはやめたほうがいい。嫌われる元だ」
 そもそも危険な目にあったのは誰のせいだ。
「私のせいかしら」
 だから心を読まないで欲しい。
 表情筋に力を入れ、ポーカーフェイスを作り出す。
「それは心を読まれたくない顔、ね。無理しちゃって」
「別に無理してるわけじゃない」
 本当に、サトリかこの女は。
「そうかしら。
 ああ、結構話こんでしまったわね。もう帰らないと。
 それじゃ、また学校で」
 言うだけ言って、彼女はささっと僕の後方へ歩き出した。
 僕もまた、彼女とは逆の方向へと家路をたどる。
 十数歩進んだ辺りで、後ろから声が降ってきた。
「ねえワッキー、サトリって何?」
 はっとして振り向くと、そこには誰もいない。
 いつの間にか街灯も消え、薄闇だけが広がっていた
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:59:12.92 ID:wy0i4z0k0
>>605
なるほど、やはり改行か……
批評ありがd
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 23:59:58.12 ID:fgJN3GQ+0
>>591
なるへそ

ちなみに、漱石が書いた漢詩は中国人(とは当時は言わないかw)が読んでも、
きちんとしたものだったそうですよ(ルールとか、色々ややこしいらしいんだな)
と言う自分も、漱石の文章は今は余り好きではないんだが、
個人的な嗜好を抜きにしても、漢文の素養がある人の文章はぴしっとしてるなと思う

>>595
きれいにまとまってるなと思った
話の内容も、文章も
で、話に救いがない
そういう話をこういう風にキレイに書いちゃうのはどうなんだろう?と思わなくもない
もっと深く揺さぶってもいいんじゃないかな、と
けど、これは個人的な嗜好なので余り気にしなくていいです
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:01:12.29 ID:Vw1+D40Z0
漫画やラノベで育った自分は、
かっこいい台詞、熱い展開、萌える場面、先が気になるストーリー、
そういうところに注目していて、地の文は全然見てない
文章はラノベレベルで構わないと思ってる
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:01:42.25 ID:PIevqrwW0
>>610
深く揺さぶる、か。難しいぜw
なにはともあれサンクス!
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:03:49.39 ID:99Jo7q7K0
昔書いた小説だ。ヒマなら読んでくれ。

「――安定した状況で冷やされた水は、凝固点より温度が低くなっても凍ることがありません。これが『過冷却』です」
テレビから流れる声と映像に見入る。研究職を諦めて親父の跡を継いだ俺は、こういった知的番組がヒドく好きだ。
ワシントンのこの田舎に暮らし続けるのは、都会に憧れていた俺にとって苦痛以外のなにものでもなかった。
諦めることを知ってしまい、それからはなにごとにも無感動で適当に生き、そして怠惰に結婚した。
この「サイエンス・オーヴァー・アワーズ」に出会わなければ、自殺でもしていたかもしれない。
「この過冷却の状態からなにか衝撃を与えれば、たちまちに凍り始めてしまいます。
しかし刺激がなければ……そう、それは凍らない水になるのです」
「ネエ、まだなの?」
背後から声がかかる。妻のイライザだ。「早くダンスのレッスンに行きたいのよ。ずっと待ってるのよ」
俺は無視をした。俺がこの番組を無視できないことは、イライザもダンス教室のジャクソンとの愛より深く知っているだろう。
「水を熱した場合も同じようなことが起こります」
「ネエ」少し声が近づく。耳障りだ。左手で額を押さえて軽く溜息をつき、右手は座っているソファーとクッションの間へ滑らせる。
「安定した状況で熱し続けた水は沸騰しません。しかしそこに刺激が加わると――」
「ネエ、聞いてるの!?」
右肩にイライザのぶ厚い手が強く押し当てられる。股下から右手を抜き、そのままイライザを撃ち抜く。
テレビのなかでは212°Fを越えたお湯がいきなり沸騰していた。背後では倒れる音が聞こえた。
「このように突沸するのです。人間と一緒ですね」
俺の頭のなかでは、ジャクソンの言葉がよみがえってる。「愛ってのは突然、燃え上がるものなのさ」
腹が震え、気づけば笑っていた。止まらない。口から声がもれる。
おかしな話だ。俺たちの愛なんて、とっくに凍りついてるってのに。なあ、イライザ。
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:04:13.99 ID:uHKMF6r1O
要は『読者が退屈しない』文が書ければいいんだよね
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:08:58.06 ID:43at0zbJP
あれ、読み返してみたらひさびさのからあげさん居るんじゃん?
だったら>>1の改変うpするから読んでよw
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:10:45.56 ID:zmt/5yLX0
 
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:25:42.49 ID:6uF5osdh0
書いた文章見たら1000文字超えてた
4000文字まであと4倍書くだけでいいわけか…案外できないわけでもなさそうだね
自分のサイトに載せられるくらいになるまでがんばるぞー
618からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 00:27:20.86 ID:OE/DGCfe0
おはようよく寝た。
>>615
どんと来い
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:27:48.97 ID:jBi674rj0
まあ文書くことに慣れたら逆に長くなりすぎて困るんだけどなw

正直10Pもらって12P書いてたときはドうやって削ろうか1日悩んだ
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:29:07.96 ID:qpyBPMsh0
>>618
横からですが、>>517の感想などお願いしたい
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:32:14.38 ID:6uF5osdh0
カミュみたいな文章書きたいな
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:36:01.30 ID:b9PdphA00
翻訳ものの文章の良し悪しは、訳者に左右される

と思っていたが、
ヘッセの小説(和訳)を読んでて、自然描写が美しいなーと思っていたら原書でもそうだった
訳者もだけど、元も大事だな
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:38:08.82 ID:43at0zbJP
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:38:52.73 ID:b9PdphA00
>>613
話としては上手いと思う
ただ如何せん、短すぎる
ショートショートにしても、だ
もうちょっと容量を増やして、かつこの盛り上がりを失わずに書けたらすごいと思う
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:39:25.50 ID:mN1SmHoW0
>>606-608も誰か感想とかくれると嬉しいです
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:47:46.15 ID:cx37TaXN0
昔書いた小説を見返したらうわああああああってなった
なかなか辛いもんだな
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:48:38.90 ID:b9PdphA00
昔書いた小説を見返そうとしたらどこにも残ってなかった
それはそれで寂しい
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:51:27.17 ID:cx37TaXN0
俺も残ってたのは高校の頃に書いた2つだけだった
中学のとき書いたのは完全に消滅したくさい
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:55:45.66 ID:6uF5osdh0
高校の頃書いた短編小説をブログに載せたらプリントアウトして学校に持ってきやがった
すぐ消したから自分は見れないんだけどプリントアウトされたものはそのままそいつの手元に…
今どうなってるんだろうあれ
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 00:56:12.67 ID:49TULCsS0
昔のやつ読み返してうわああああってなるのは主にネーミングセンスだな。
その当時の流行りものの影響をもろに受けてたりしてさすがに恥ずかしい。
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:01:08.18 ID:Vw1+D40Z0
いままで出た中で>>606-608が一番読みやすかった
632からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:08:02.07 ID:OE/DGCfe0
>>620
>俺は今日も、夜道を一人歩いている。(読点の位置を「俺は、」にするか、 今日も夜道を一人歩いている。にしたほうがいいんじゃない?
書き出しはすんなりと何かが起きる事を伝えるのがいいと思うの。だからあまり芸術的な読点よりもさらりと目を流れる方が入りやすい。
意表をついて書き出しに伏線を仕込むとかあるけど、読み解かれなかった時は三行目までを左右するし、伏線は地味であれば地味であるほど二度目の熟読で効果を発揮するので書き出しは読みやすさを重視するべきだと思う。
>音楽プレーヤーから伸びるイヤホンを耳に詰め、特にこれといった目的もなくふらふらと歩き回り、家路に着く。
「散歩」と言えば聞こえはいいが、つまりは「徘徊」をしている。
(徘徊を強調した事によって後半部分で主人公の異常性とか主人公が自己に対するコンプレックスがこの表現の原因であるとかそういうのでなければ意味が無いのであまりお勧めしない。
音楽プレーヤー〜の部分はもっと短くていいそれこそ>>1の「いつものように〜」で主人公の人間像を表現できるからそれほど深く書かなくていいとおもう。
・深く書く事によって事件までの時間を圧迫するなら、事件の最中で主人公の人間像を書くほうが読み手にとっていいと思うの。世界観の設定をだらだら読みたくないのと同じであまり書き込む必要が無い。
・主人公を情報が少なければ読者が自己投影しやすいから勝手に想像してもらえばいい。日常から非日常に移行するのは自己投影の差異を減らすためだと思うし、投影してしまえば後は乖離が始まっても離されないように読み手の意識がついてくるだろうからさらりでいいと思うの。
説明はやっぱ意面倒だし、持論も含んでいるのであしからず。
キャラ立ては浅いかな。
掛け合いが借り物だから味付けしなおしても人間像が他のテンプレキャラの味を薄めたような感じになってる。
少女は無口なクール系になりきれていないし、かといって会話の進行を進めるほど強い個性があるように感じない。
それに「夜ナイフを持って出歩く少女」なんだからもっと異常な人間像であるべきだと思う。
また、主人公も特徴の無い特徴タイプでゲーム中のモブキャラに近い。上記で説明したけど結局は薄くするか濃くするか中途半端。
筋立てはもともと味のついている料理にマヨネーズをかけた感じ。好きな人もいれば嫌う人もいる膨らませ方だと思う。
文脈は読みやすかったと思うけど、文意が後ろにある感じ。
まぁ、こんな感じじゃね?
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:08:47.96 ID:mN1SmHoW0
>>631
どうもありがとう
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:18:25.22 ID:cPitkLEA0
 夜。街路灯の光も心許ない路地を、自宅へと歩いていた。
 人通りも少ない住宅地は、都会に空いた死角のように静まり返っていた。
 きっと何かが”出る”のはこんな場所だろう。耳元で流れるお気に入りの曲も、周囲の空気を明るくする役には立たない。
 そんな不吉な想像をしていたから、十字路の塀の影から姿を現したそいつを見たとき、思わず背筋が凍った。
 だがそいつは知っているやつだった。
 今日転校してきたばかりのクラスメイトだと気付いて、俺は肩の力を抜いた。
 よう、こんなとこで会うなんて――気軽な調子で声をかけようとした俺は、また凍りつくことになる。
 ナイフを突きつけてきたのだ。
 そいつが握るナイフの切っ先は、薄暗闇の中で不自然なほど光って見えた。
 一体どういうことだ? どうしてこんなことを?
「それには深い事情があるの」
 俺はすぐに思い至った。
 この世界には人の心を読むことができる能力者がいる。こいつもその一人なのだろう。
 だから俺はカマをかけるつもりで強く思った。
 俺の心を読むな。
「それは無理な相談」
 やはりか。
 俺の喉にナイフの先端が当たったのが分かった。こいつがあと少し力を込めれば、凶器は柔らかい肉を裂いて沈み込むだろう。
「わかった。何もわかってはいないがわかった。だから頼むナイフをどけてくださいお願いします転校生様どうかこのいやしい私奴の命をお助けください」
 なりふりなど構ってられなかった。俺は相手を刺激しないようにわざと明るい口調を意識して、言葉をまくしたてた。
「……ん」

ここまでで疲れた
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:22:58.53 ID:49TULCsS0
 夜を歩く。
 しん、と静まり返った空気が俺の肌を冷たく撫でる。
 夜の散歩はいいものだ。
「止まって」
 声と同時に喉元に宛てがわれる冷たい金属の感触。多分、ナイフだろう。
「おいおい、そんな剣呑な物は仕舞って俺といい事しようぜ」
 可能な限りすっとぼけた声で言ったつもりだったが、もしかしたら少しだけ震えていた
かもしれない。
「ふざけないで、ちょっと用があるの」
 間違いない。声の主はミス・ユニバース世界大会とかいう宇宙原人ゴリコンテストの出
場者が全員、さかりのついたレミングスのように断崖絶壁から絶望の果てに飛び降りるく
らいの美少女だ。
「俺に用があるとしたらそれはただ一つ、目眩く快楽の世界への招待を受けたいって事し
か思いつかないんだけどな」
 喉元に宛てがわれる金属の感触に力がこもるのを感じた。どうやら外れらしい。
「軽薄な男を演じているつもりかもしれないけど、あたしにはわかってる。あなたは――」
 彼女はその台詞を最後まで言うことができなかった。俺は重力に従うより少しだけ速く
身を沈めたのだ。ナイフが眼球を抉らないことを祈りながら。
 ぬるりとした感触が襟元を伝う。どうやら顎を浅く切られたらしい。ヒゲの剃り損ねで
言い訳がつくだろう。
 そのまま俺は体を半回転させ、伸び上がる反動とともに膝を蹴り上げた。
 柔らかい感触が膝にヒット。そして、自分の膝めがけて右の肘を叩き付けた。
 ぐずり、という固いものが崩れる感触。そう、角砂糖でも潰したような。
 悲鳴を上げなかったのはさすがと言わざるを得ない。だが、俺を襲った女――今朝にこ
やかに挨拶をした転校生――は苦痛に顔を歪めていた。浅く早い呼吸が聞こえる。
「人違いだろ」
 顎の血を拭いながら蹲る転校生に言った。彼女は首を横に振る。それに少しだけ遅れて、
長い黒髪が悲しげに揺れた。
「人違いつってんだろ! おらぁ!」
 俺は彼女が取り落としたナイフを、その白いうなじに突き立てた。
636からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:23:10.11 ID:OE/DGCfe0
>>623
視点移動が唐突なのと
>──本当に辞めた方が良いぞ? これ、おれからの最後の警告。
この一文がメタなのかどうか気になったな。
叙述として最後の部分にかけたのなら上手すぎる伏線。ただし、上手すぎて読み取られにくい伏線だな。

流れとしては上手い。主人公が行動描写一つ取ってないところが場の緊迫感を消さない。
でも、実際読み取られるのはゲームテキストに近かったな。
あと、気になったところは精神世界とかそんな感じのところ。場面移行が行間で行なわれてるので、視点の移動が行間で行なわれるとやっぱり読み取りにくいな。
面白かったぜ。すこし続きは気になるのでラブコメ展開で妄想するわw
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:24:06.82 ID:qpyBPMsh0
>>632
有難う御座います。非常に参考になった。
キャラはセリフなど>>1のものをほぼそのまんま使ったからうまくキャラ立てできんかったです
>文意が後ろにある感じ
いまいち意味がわからんのですが、意味を後ろに付けているってこと?馬鹿ですみません。

非常に長い添削に感動しました
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:24:45.92 ID:HNSMSUX/0
すごいね。このスレ落ちてなかったんだ。
>>165添削→>>170だけど、実は練習のため続きを書いてたんだ。

俺たちの初対面は今から十六時間前、授業が始まる前の教室だった。
彼女が黒板の前に立っている。担任が自己紹介をうながす。
「御本亜理紗です」彼女の瞳は教室後方の一点を見つめたままだ。「よろしくお願いします」
転校生。
抑揚のないしゃべり方をするやつだな、というのが最初の印象だった。
次に思ったのは、おそらく彼女を見たほとんどの人間は彼女を最も美しい少女の範疇に分類するだろうな、
ということだった。だけど同時にその美しさは俺の気持ちを幾分不安定にさせた。
それはきっと、その『美しさ』が生身の人間に対して感じるものとはずいぶんかけ離れた性質のもので、
まるで陶磁器でできた人形に与えられるべき賛辞と同類に感じてしまっていたからだと思う。


……薄暗い街灯を背にした亜理紗の表情をうかがい知ることはできない。
だけどきっとその揺らぎのない瞳で俺の目を見ている。そしてこう言う。
「脇山君、これからよろしく」
与えられた台詞を朗読するかのような、現実感のない言葉。しかし俺はつとめて現実的に、こう返す。
「ああ、御本。こちらこそお手柔らかに」

翌日の朝。俺は教室で自分の席に座っている。
昨晩の出来事は一体何だったんだろうか。夢にしては随分と現実的な感触が残っている。
ホームルーム開始の直前、御本が教室へと入ってくる。そして、俺の後ろの席へと座る。
「脇山君、おはようございます」
「あ、ああ、おはよう」
……おいお前、昨日のことを覚えていないのか?
すると彼女は左手の人差し指を口元で立て、こう言う。「脇山君、ホームルームが始まります」
639からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:31:19.21 ID:OE/DGCfe0
>>637
文脈・・・流れ
文意・・・意味
優先度の話で文章であるいじょう意味を伝えるのが先だと思うの
意味が先で流れがあるか「流れ=意味」かどっちかじゃないと読み解き方が明後日の方向にいっちゃうと思うの。
流れの後に意味がある感じって事でおねがいします。
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:34:36.62 ID:qpyBPMsh0
>>639
なるほど。なんとなく理解出来ました。
兎に角とても丁寧に、まじでありがとうです
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:35:13.72 ID:49TULCsS0
からあげはワナビのカリスマだからな
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:43:45.12 ID:43at0zbJP
>>636
うんうん、読んでくれて(深読みもしてくれて)恐悦至極
設定とか何にも考えずに書くのは楽しい

視点移動は我ながらに乱暴ですな
……丁寧に書いても良いのだけれども
あんま長いの読みたくないでしょ? ていうかおれも面倒だしw

ゲームテキストは良く知らないんだけどね。
おれ、緩急無くだらだらと垂れ流す「ラノベ的」だと揶揄されるような文章が、実は嫌いでね
なるべくよけいな事は書きたくない、ってのを具現化するとこうなるわけで

>すこし続きは気になるのでラブコメ展開で妄想するわw
お望みならオンデマンドで書いてやっても良いぜ。
……ラブコメってラヴクラフト・コメディだよね?
643からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:44:29.01 ID:OE/DGCfe0
>>641
嫌なカリスマだなw
そんなカリスマなりたくないw
「生涯位置ワナビだお」キリッ
とかやだw

まぁ、一人称と三人称で強調する部分が違うのだけどそれは別の話
644からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:49:04.26 ID:OE/DGCfe0
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:49:56.87 ID:3Acvb2uY0

――銀光が弧を描いた。

そう視認した。程なくして形容しがたい冷たい何かがが喉に張り付いた。
何が起こった、状況確認をさせてはもらえない。思わず固唾を呑んだ。警報。
有無を言わさぬ物言いに複雑に絡み合った恐怖心では言い表せぬ恐怖が胸の内を蝕んでいく。

「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

張り付いた刃が皮膚を裂こうとやばいやばい死ぬ死ぬ。死ぬ。死ぬ。

ずい、と身体が暗闇の奥へと引き寄せられる。
それだけで俺は簡単に尻餅をついた。喉元から刃が離れている事に気づき、両手で喉を隠した。

途端に、背面に球状の丘が二つ。

「    、  」

左耳付近に吹きかけられる甘い吐息。
両手ごと首を絞めてくる華奢な白い腕。

「……なんだよ、なんなんだよ! 俺は何もしてないだろ!」

人々が活動を休止している間の静寂。俺は日課となっている夜間の散歩を。
いつも通り、お気に入りの曲を聴きながら目的もなくふらつきまわっては帰路に着く。

その筈だった。

――銀光を放つ刃先が右頬をなぞりながら右耳へと向かっていく。
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:53:20.60 ID:3Acvb2uY0
状況を再確認している間に目的地へ辿り着いた刃先は右耳に詰まっていたあるモノを穿り出した。
ぼろり、と、抜け落ちた右耳に嵌めていたインナーフォン。同時に今度は右耳に吐息を吹きかけられる。

「これには深い事情があるの」

もしかしたらさっきのは――と、自問自答による解決に至る前に左側のインナーフォンが抜け落ちた。

「待ってくれ、意味が、分からない」
「学生? しかもこの制服って……。見当違いかも」

やっと理解した。今頃になって涙腺が潤い始めてきた。恐い。寒い。
自らの両手と細い腕で締め上げられているので酸欠状態だった。ガチガチと歯を鳴らし、息も絶え絶えながらに懇願した。

「金なら、ポケ、っと、たの」
「それは無理な相談」

刃先が下方へと移動を開始する。おそらくは左胸部、心臓が目的なのだろう。
俺はゆっくりと心臓部に刃先が到達するのを涙目になりながら、或いは、涙を流しながら見る事しかできない。
状況は火を見るよりも明らか。助からない、こいつは本気だ。そして俺は

「ところで、脇久君。さっき聞いたのだけれど私のおっぱいはどうだったかしら?」

「…っ……は?」

――脇山だ。
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:54:38.20 ID:49TULCsS0
しまった!脇を強調しないといけなかったんだ!
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:54:41.33 ID:3Acvb2uY0
俺は一気に押し寄せてきた脱力感に身を任せ、大の字で寝ている。

「不審者なのかと思って」

人の名前を間違え、俺だと知っていながらわざとに脅した張本人はしれっとしながらそう言った。

「……悪かった。反省してる。ごめん。だから泣かないで」


 "あーあー、いいよ。最近の世の中は物騒だからな"


なんて紳士的な感じで流す訳にもいかない。当事者で、本当に死ぬかと思ったんだ。

「うる、うるせっ! そうだと思うならちゃんと謝罪しろよぉ!」
「ごめん」

声色低く言葉を投げかけてくる。
謝ってるより脅してるのではと思ったが、護身用にナイフを持ち歩く程の徹底振り。下手に刺激すれば今度こそ……。
改めて寒気が全身を襲う。すっかり身体が冷え込んでしまった。

「納得、できん、納得できんが納得する」
「それはそうとお金、あるんだよね。コンビニ行こう。脇君」

そう言ってナイフ――もしかしたらだが右手を差し伸べてくれた。

「脇山だ。コンビニには行かない。」


「改めて。御本 亜里沙。肉まんが食べたいな?」
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:57:21.55 ID:43at0zbJP
>>644
なぜにwiki?w
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 01:57:45.44 ID:3Acvb2uY0
とまぁこんな感じでして……感想とか頂けたら幸いです。
当初の目的である切削ができてないのに気づいたorz
651からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 01:59:25.96 ID:OE/DGCfe0
>>649
なんとなくw
他意はないw
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:08:36.06 ID:43at0zbJP
>>650
初っぱなからいきなり訳が分からねえ
>銀光が弧を描いた
みたいな茫漠とした書き方をしたら、そのあとに「それが何か」を書くもんだろ?
(まー>>1の改変だという前提で読んでるから分かるけどさ)


>>651
おれの、クトゥルーものだというのは、分かって読んでくれたのか?w
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:09:52.78 ID:49TULCsS0
>>652
からあげはそんな事お見通しだよ。
おまえらはからあげの掌の上でダンシング。
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:13:38.15 ID:43at0zbJP
>>653
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる
ダンシング・オールナイト このままずっと
ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:16:51.76 ID:b9PdphA00
>>654
そんなしゃがれ声の古い歌は知らん
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:18:36.56 ID:3Acvb2uY0
門前払いすぎワロタ。設定厨のままでいよう。
>>652ありがとー。
657からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 02:21:18.63 ID:OE/DGCfe0
>>652
いや、全然wwww
658からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 02:22:22.20 ID:OE/DGCfe0
>>656
あ、おれ?
しばし、またれよ
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:28:52.78 ID:43at0zbJP
>>655
おっさん組どうし、仲良くしようぜw


>>656
いやいや、払ったつもりはないぞ


>>657
うん、べつにそれはそれでいいw
(分からなくても読めるようには書いたつもりだったし)
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:31:03.00 ID:mN1SmHoW0
>>650
>有無を言わさぬ物言いに複雑に絡み合った恐怖心では言い表せぬ恐怖が胸の内を蝕んでいく。
読点もなく、意味のつながりもわかりにくくて読みにくい。
ここで一旦読者を止まらせるためなのかもだけど、そうする意味もなさそうだし、冒頭でそれをするのはリスキーかと。
若干説明不足な気もするけどプロローグだったらそんなもんか

>>658
次は>>606-608も頼めるか?
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:37:40.73 ID:NYhpcpbu0
ワナビスレ出身のラノべ作家っているの?
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:40:20.90 ID:3Acvb2uY0
>>660
確かに意味不明だw
読者側にとっては苦痛だよね。

ありがとー。
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:41:02.56 ID:43at0zbJP
>>661
そんなのが把握できるほどに、系統立ったスレなのだろうか、ここはw
2ch出身ってことだと、杉井とかを筆頭に何人かいるはず
664からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 02:50:04.87 ID:OE/DGCfe0
>>656
> ――銀光が弧を描いた。(――なくていいんじゃない?)
そう視認した。程なくして形容しがたい冷たい何かがが喉に張り付いた。
( 銀光が弧を描いた。冷たい何かがが喉に張り付く。にしちゃうかなぁ)
>何が起こった、状況確認をさせてはもらえない。思わず固唾を呑んだ。警報。
有無を言わさぬ物言いに複雑に絡み合った恐怖心では言い表せぬ恐怖が胸の内を蝕んでいく。
(思わず固唾を呑んだ。混乱する頭の中で警報が鳴り響く。複雑に絡み合った恐怖心では言い表せぬ恐怖が胸の内を蝕んでいた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
>張り付いた刃が皮膚を裂こうとやばいやばい死ぬ死ぬ。死ぬ。死ぬ。
(張り付いた刃が皮膚を裂こうと――
 やばいやばいヤバイ、死ぬ。死ぬ。死ぬ。
か、張り付いた刃が皮膚を裂こうといていた。胸中がざわめき千波のごとく死を警告する。
とかにするかなぁ

>「    、  」
(これは賛否でるかなぁ、伏字よりも書かないほうがいいと思う。もしくは別の表現かな?
>人々が活動を休止している間の静寂。俺は日課となっている夜間の散歩を。
(倒置法はどうなんだろうか? あくまでも夜の散歩が日課になっている事を強調しているのでなんともなぁ 
>いつも通り、お気に入りの曲を聴きながら目的もなくふらつきまわっては帰路に着く。
(日課となっていた、夜間の散歩を。いつもと同じように終えるはずだった。その筈だったのに……。
とかかな倒置法をどうしても使うならだけど
こんな感じ?
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 02:57:15.16 ID:3Acvb2uY0
>>664
ありがてぇ! ありがてぇ!
やっぱり読破してきた書物がモノを言うんだなぁ。
ちなみに小一時間かけて書き上げた。やっぱりろくに読書もしない自分には不向きだと痛感w

なんか、成長してみたいって思えた。
レスしてくれた人ほんとにありがとう!
666からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:02:41.33 ID:OE/DGCfe0
>>665
読書量は少ないよ、俺。
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:08:10.75 ID:b9PdphA00
からあげの変に斜に構えたりせず、真摯に作品に向き合う姿勢には頭が下がります
と、持ち上げてみるテスト
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:12:45.14 ID:NYhpcpbu0
からあげっていっつもなにしてんの?
社会人?週末の夜よく見るからそうなんかな。
669からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:14:09.64 ID:OE/DGCfe0
>>660
全体的にテンポはいい。あと、掛け合いも>>1の原文からよく広げたと思う。
気になったのは
> 夜中の散歩はいい。
 黒に近く、けれどけして黒ではない濃い青色に包まれた世界。自分の輪郭がぼやけるような、それでいて明確になるような、曖昧な感覚が心地いい。
 そんなことを考えながら路地を曲がると、目の前で何か白いものが閃いた。
(で、最初に「夜中の散歩はいい。」だったので、夜の空を強調する理由が無ければ
 黒に近く、けれどけして黒ではない濃い青色に包まれた世界。
 夜中の散歩はいい。自分の輪郭がぼやけるような、それでいて明確になるような、曖昧な感覚が心地いい。
 そんなことを考えながら路地を曲がると、目の前で何か白いものが閃いた。
とかのほうがしっくり来るかな?
後はまぁ及第点だと思う。因みに及第点は褒め言葉。
表現において隠喩、明喩だけでは読み続けるのが嫌になるので及第点の中で輝く表現を書けるのが理想だと思ってるから。
670からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:16:17.50 ID:OE/DGCfe0
>>667
鼻毛カッターくらいしかでないぞ

>>668
今はニート。仕事ください・・・。
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:16:57.14 ID:NYhpcpbu0
>>670
あぁそうなんか。作家志望なの?
672からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:21:34.86 ID:OE/DGCfe0
>>671
あー、どうだろうなぁ
とりあえず物書きで食えるなら幸せだとは思う。
まぁ、今はわからないな。
書こうと思ってた話は実際に病気があってそれが深刻だったから使えないと判断した。
エロゲならおkかも知れんけど・・・。
そして、応募作が無くなった俺は作家志望といえるほど書く事もないし書けることも無いからわからない
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:24:56.92 ID:X2ZtqrvR0
tes
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:25:34.73 ID:43at0zbJP
>>667
受け身のからあげさんもいいが、アクティブにうpしてたからあげさんも懐かしい

>>670
パチ屋、辞めたの?
675からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:29:57.25 ID:OE/DGCfe0
>>674
辞めた。
あまり気にしなさんな。
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:31:51.10 ID:NYhpcpbu0
>>672
実在の病気でもよくない?
癌とか白血病でお涙頂戴とか腐るほどあるやん
677からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:37:44.76 ID:OE/DGCfe0
ラノベに応募するのに多血症と吸血症は色々まずかった。
多血症は白血症になるらしいのでそんな命の遊びは好きじゃないのでとっておく
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:38:32.59 ID:mN1SmHoW0
>>669
おおありがとう。確かにそっちのほうが流れとして自然だな。参考になる
もう少しインパクトのある書き出しをしたかったんだが、どうも思いつかなかった
ラスト一行にはまったく同感。ここぞと言うときにビシッと比喩を決められるようになりたいけど

書いてて思ったけど、この話はこのあとで転校してきたほうが面白くなるような気がする
筋として月並になるから避けたんだろうか
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:41:04.12 ID:43at0zbJP
>>675
ん、すまん

では、書く時間は多いにあるではないかw
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:43:03.12 ID:1DYfDIqIP
 夜陰に乗じて散歩をすることが、俺の日課である。
 今宵も今宵とて、イヤホンから流れるお気に入りの曲を聞きながら、ただ当てもなくふらついていた。
 日ごろと変わらぬ散策域を気分の赴くままに一巡りし終えたあと、自宅へ折り返すためにきびすを返す。
 そんな普段通りの手はずを狂わされたのは、きびすを返した矢先のことである。
 俺は不意にナイフを突き付けられた。ナイフはかろうじて喉元直前で止まるが、その切っ先の気配だけでも体が縮み上がった。
 金目のものを持ち歩いていなければ、女性と勘違いされそうな身なりのつもりもない。
 ――なぜ俺なんかを狙う。
「それには深い深い事情があるの」



ここまで書いて精根つきた
寝る
681からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:47:11.53 ID:OE/DGCfe0
>>679
腐るほどあるから昔のを書き直してた。
なかなかちゃんと書こうと思うと難しいものだね。
どうしても習作としてのトリックに力を入れちゃう。伏線とネタばらしに最近凝ってたんでその傾向が強いかも。

>>678
あー、どうだろ? 転校って場面に仕掛けを施して後ろの方で回想って使い方もあるから構成はなんといえないなぁ
682からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:47:52.39 ID:OE/DGCfe0
>>680
お休み。
683からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:49:37.41 ID:OE/DGCfe0
>>678
そもそも転校生が転校してきていなかったら?
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:51:53.41 ID:mN1SmHoW0
>>681はわかる。構成力皆無に近い俺には思いつかなかったけど確かにそれはあり
>>683がどういう意味かわからない
翌日学校言ったらそんな奴いねぇってなるってことかな?
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:56:03.49 ID:43at0zbJP
ウルトラどーでも良いことなのだが、からあげさんってからあげ好きなの?
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 03:57:23.73 ID:NYhpcpbu0
平野綾のが好きだよ
687からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 03:59:34.20 ID:OE/DGCfe0
>>685
好物

>>686
元ネタw
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:02:55.04 ID:k33XnaWS0
>>683
翌日学校いったら転校生がきて、
驚く主人公の顔のアップ→笑顔で自己紹介するヒロイン→エンディング

という、アニメでよく見るパターン、な映像が浮かんできた。
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:08:29.07 ID:43at0zbJP
>>686
>>687
というか平野の意味で聞いてみたのだがw
690からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 04:11:27.30 ID:OE/DGCfe0
>>684
こっから俺の厨二妄想
夜の散歩の途中主人公は同じクラスに転校してきた少女(ヒロイン)に突如ナイフを突きつけられる。
これには事情があるというヒロイン誤解が解け翌日学校で文句を言ってやろうと思っていた主人公。
しかし、主人公のクラスに転校生など来ていなかった。
主人公は確かに転校生と記憶していた少女は一体誰なのか、なぜ人の心を読む事ができたのか、なぜ居もしない転校生を主人公は認識したのか、謎は深まっていく。
その日の深夜主人公は日課の散歩に出かけると昨日の少女を見かけ後を追う。
人気の無い公園で見失ったと思ったのだが、少女におびき出されていたのだった。
問い詰める主人公と答えをはぐらかす少女の会話を阻むように別の少女が現れた。
二人の少女はナイフで死闘を繰り広げる。突然の非日常に巻き込まれた主人公彼の運命はいかに・・・
みたいな?
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:15:46.09 ID:Zkxb/NT7O
>>690
(⌒〜⌒)……
692からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 04:19:34.79 ID:OE/DGCfe0
>>691
ねぇ!なにその顔!?なにその顔!!
もう失礼しちゃうわ、ぷんすかぷん
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:22:03.72 ID:mN1SmHoW0
個人的にバトルものがあまり好きではないので「ううん、バトル展開かあ……」と思ったけど
ナイフ振り回すヒロインである以上当たり前に進めばバトルからんでくるわなw
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:27:06.41 ID:oYYCYWWJ0
今から書いても読んでもらえるだろうか
695からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 04:29:12.36 ID:OE/DGCfe0
まぁ、書くつもりは無いけど
工業化学とかその辺をうまく入れていけば面白くなると思うよ。
バトル展開は少女が異常である事を表せればいいから最後まで出す必要はなくなるしな
696からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 04:32:08.72 ID:OE/DGCfe0
>>694
気が向いたらでいいなら
寝落ちするかも知れんから約束は出来ない
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:37:08.68 ID:mN1SmHoW0
俺だったら数日後に同級生が死亡とかって広げてたかなあ
その先全然思いつかないけど
>>694
寝るまでに上がるか、明日起きたときに残ってたら読ませてもらう
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:40:04.34 ID:NYhpcpbu0
小説って本当に時間かかる
なんで西尾とかあんな速筆なんだろう。
内容はともかく、ちゃんとしたストーリーになってるのがすげぇ
多分いい意味であんまり考えず勝手に指が動くんだろうなぁ
すげーなー
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 04:55:59.08 ID:sO5KH2qs0
よっしゃ!なんとか超短編に仕上げてみたぜ!!
もうほぼ原型ないけどね。
http://uproda11.2ch-library.com/226864LfI/11226864.txt

とりあえず3時間くらいで書けたから満足。
個人的に読点の付け方が気になるんだが、違和感無い?
いつも付けすぎちゃうから気を付けてみたんだが・・・
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:05:24.98 ID:Vgwpt4kE0
取り合えず読んでみたが違和感があり過ぎるだろ
習ったばっかの小学生が区切りの全てに打ってみたレベル
改行含めて文章のリズムを考えろ
そのうえでどうしても句読点が多くなって邪魔なら表現をかえたりして吟味しろ
単純に読書量が少ないんじゃないのか?
701いまさらだけど 1/3:2010/02/20(土) 05:08:22.63 ID:X2ZtqrvR0
 小説や映画の世界が羨ましくない高校生なんかいない。
 俺もそうだった。何もかもが幻想的なファンタジーの世界に、
何度自分を放り込んでもうひとつの人生を過ごしたことだろう。
上を見上げる。静寂の夜の中、月がその淡い光を自分に降り注いでいた。
 夜の散歩が好きだ。
 月を見上げるたびにそう強く思った。自分の知るファンタジーでは、
いつも最も幻想的な場面に月が登場していた。月なら今自分がいる
この世界にだってある。そして夜もある、星さえもあった。なんと、あの神々しく
幻想的な諸場面を彩る大役者達が自分の周りにはこんなにも揃ってるではないか。
後は可憐なヒロインや狼の遠吠え、中世風のお城あたりがあれば完璧だが、
そんなものはさして重要じゃない。俺がその気分に浸れれば充分だったのだ。
彼はそう気付いてからというものの、毎日誰もいない深夜を見計らって家を出た。
 青白く優しい月の光が、俺が演じる大規模な夜の舞台を照らした。
イヤホンを耳にかけ、お気に入りの曲をBGMにする。自然と鼻歌を歌った。
気付けば俺は下手な鼻歌を歌いながらくるくると踊っていた。誰にも見られていない。
登場人物は俺だけだ。俺だけの時間、俺だけの物語……。
 少し落ち着いてまた月を見上げた。光の中で再び気分が溶け込み意識がまどろんでいくと、
喉もとにツっと冷たい感触を感じた。特に何を思ったわけではないが、
慎重すぎるほどゆったりと視線を下げた。女がいる。先は見えないが、柄の様なものを持っていた。
俺はそのとき、いい夜ですね、なんてのんきな一言を用意していた。
少し頭を女に向けると、喉もとに今度は鋭い痛みが訪れた。
 ハッと俺は気がついた。とたんに脂汗が噴出した。俺は今、この女にナイフを突きつけられている……。
702いまさらだけど 2/3:2010/02/20(土) 05:09:22.98 ID:X2ZtqrvR0
 「いい夜ね」
 女が言った。俺はなぜか、その声を聞くとまたのんきな返事をしようとしていた。
ナイフの感覚はかろうじて俺にそうさせなかった。しかし今、恐怖と不安以外に
また別の感情があることは確かだった。聞き覚えのある声……。
 「あら、あなた脇汗くんじゃない」
 俺は思い出した。この女は今日来た転校生だ。どうりでつい返事しそうになったわけだ。
午前にあいさつをしたばかりとはいえ、名前はほんの少し間違えられていた。
緊張が緩んでいくも、ナイフは依然彼の喉もとにあった。訂正していいものだろうか。
 それに気付いたように、彼女は少し眼を開きナイフをゆっくりとおろした。
素早く気が付く子で助かった。止まっていた血流が再び流れだすように感じた。
 目の前の危険を、同級生として充分に確認してから俺は口を開いた。
 「……脇本だ」
 彼女は初めて聞いたようなとぼけた顔をしてから、んっ、と少し頷いた。
しかし冷静になればなるほど、名前よりも確認したいことがやまほどでてきた。
 「なぜナイフなんか持ちあるいているんだ……?」
 「脇臭くんには言えないけど」
 「脇本だ」
 彼女は初めて聞いたようなとぼけた顔をしてから、んっと、少し頷いた。
 「深い深い事情があるのよ」
非現実を楽しんでいる中に非現実を重ねられて脳が疲れているのだろうか、
俺はその、さも何かあります的な言い方を追求する気にはならなかった。
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:09:56.88 ID:sO5KH2qs0
>>700
ボロクソだなwサンクス。
文章のリズムってやっぱ読みやすさだよな?
んー、難しいな。
704いまさらだけど 3/3:2010/02/20(土) 05:10:12.68 ID:X2ZtqrvR0
 「じゃぁ、何で俺にそれを突きつけた?悪いやつに見えたかのか?」
 「ん。変質者だと思ったんだけどね」
 この理由にはさすがに、俺の疲れた脳もちょっと怒った。
しかし疲れと他の疑問のことで、小さな怒りはみるみるしぼんで消えてしまった。
今はとりあえず質問を続けよう。怒るのは明日の休み時間でしよう。
今日はゆっくり休んで、聞いた内容を整理してから直訴しよう。もちろん名前のことも含めてだ。
 「……なるほどな。んでなんでこんな時間に出歩いてるんだ。それこそ変質者に狙われるだろう」
 「脇下くんだって」
 「脇本な」
 彼女はもう反応しなかった。俺はそれが逆にくやしかったのか、すぐに話を戻した。
 「深夜の散歩が好きなんだよ」
 「同じね。特に今日はいい夜だものね」
 「へぇ。夜の散歩なんて趣味、実際にやる奴みたことなかったけど」
 「私もよ。でも多いらしいわよ、会わないだけで」
 それはわかる気がした。同じ趣味を持つものなら、きっと同じ気持ちを抱いているはずだ。
 「夜の雰囲気を独占したいのよ、きっと」
 俺はその一言に、彼女もやはり疑うことなき夜散歩愛好家の一人なのだろうと感じた。
でなければ今の一言は、俺の心が読めなければ出てこないであろう一言であった。
 「そろそろ帰るわ。じゃぁね、ワキガくん」
 彼女はすぐ、月の光の届かない闇へと消えていった。
 取り残された俺は事の重大さをまだ理解しきれていなかった。
登場人物は俺だけだった。俺だけの時間だった、俺だけの物語だった。
しかし彼だけのための台本に、そのとぼけたヒロインは乱入してきた。
 そしてその片手には―― ナイフが握られていた……。
705いまさらだけど 3/3:2010/02/20(土) 05:11:54.54 ID:X2ZtqrvR0
わあああああああああああああああああああああああああ
いきなりミスにきづいてしまった。もうへへへ・・・^^へへ・・・^^
うへへ・・・^^やぁんなっちゃったぁ・・・へへ・・・^^
706からあげ ◆unuy.KSOJg :2010/02/20(土) 05:20:11.02 ID:OE/DGCfe0
>>699
もったいないな
実にもったいない。
読点はちょっと違和感あるけど、気になってるなら次に進むステップに入ってるから悩んで解決策を見つけたほうが力になるよ。
もう少しきちんと広げるところを広げれば十分な出来になったのに……。
少女が心を読めてるところとかに違和感が湧かないのもどうなのかとかそのへん。
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:22:08.34 ID:k33XnaWS0
>>699
読んだ。ところどころ違和感はあるけど、アドバイスは知識がないのでできない。スマン
読者目線の感想でいいなら、嫌いじゃないなこういうの。ってところ

やっぱ別物になっちゃうよなー。うまいことリライトできてる人らはすげーなって思うわ。
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:22:20.99 ID:mN1SmHoW0
>>699
読点はまだ多いと思われ。
単純に多いのもそうだけど、間を取らせようとしすぎてる感があるような。

あと地の分の硬軟がの差が大きいような気がするけど、まあこれは好みの問題か
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:36:07.86 ID:sO5KH2qs0
お前らサンクス!やっぱもっと落ち着いて書けばよかったな・・・。
少女が心読める、って設定はスルーしてしまいました。
うーん、読点はもっと読んで書いてしないと駄目だな。
がんばるぜありがとう!
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:37:51.65 ID:wil8p/Kv0
>>705
うーむ、よく言えば言い回しがうまくて、悪く言えば回りくどいかと
>>701の三分の二くらいが散歩に行く前段階の話になってて、ちょと長いかな、と思わないでもない
そこをどうにかすれば十分2レスに入りきった内容でないかね?
ただ言い換えれば表現はうまいってことだから使いどころ間違えなければいい武器になると思うよ
あと、ミスってのは途中3人称が混じったことかw
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 05:49:27.25 ID:mN1SmHoW0
>>701-704
三人称が二箇所
「俺は」「俺が」とか、書くまでもなく解りきってる部分とかが多いからかな。
全体的に読んでてもたつく感じがする。ぶっちゃけちと読みにくい。
話の拡げ方は好きだな
712やってみました1/4:2010/02/20(土) 05:57:52.50 ID:tge14LRY0
夜の街を散歩するのは、俺の数少ない趣味の一つだ。地味に思われるのは承知だが、これがなかなか面白い。
 味気ないこんな住宅街にもそれなりの見どころはあるし、携帯型音楽プレーヤーで音楽でも流せば、まるで映画の登場人物にでもなったような気分になる。
それに、珍しい光景や事件に出くわすことだってある。
例えば、公園で人目も憚らずに痴態を晒すカップルを見つけたり。
 例えば、夫婦喧嘩の果てに家を追い出されたらしい男が玄関先で途方に暮れていたり。
例えば、空き巣と警察の追いかけっこに出くわしたり。
そして例えば――ろくに会話を交わしたことも無い転校生に、ナイフを突きつけらる男子学生がいたり。

「それにはね、深い深い事情があるの」
 俺が説明を求める前に、転校生はご丁寧にこの凶行に至った理由を解説してくれる。行動の割にはなかなか親切だ。しかし、会話の主導権を握られているようで些か不愉快ではある。少しは俺に発言権を譲渡してくれても良いのではないか。
「それは無理な相談」
 提案する前に却下されてしまった。それにしてもこいつは、俺の心でも読んでいるのだろうか。
転校生は俺の喉元にナイフの切先を突き付けたまま微動だにしない。その表情から彼女の胸の内は読みとれないが、少なくとも新しいクラスメートと親睦を深めようというつもりではないようだ。
「わ、わかった」
 乾いた喉から声を振り絞る。声帯が振動する度に、喉仏が鋭利な刃を掠め、得物が本物であるということを俺に実感させた。
「何もわかってはいないがわかった。だから頼む。お願いだからこのナイフをどけてくれ」
 転校生は相変わらず感情の読みとれない瞳で俺を見つめている。
713行数間違えた。これで終わりです:2010/02/20(土) 06:03:44.72 ID:tge14LRY0
「頼む。俺が何か気に障ることをしたのなら謝ろう。転校したてってのはデリケートになるものだからな。同級生にナイフを突き付けたくなる気持ちもまあわからなくはない。
しかし、学園生活は長いんだ。暴力ばかりでは何も解決しないと思うぞ。だから、とりあえず話し合いをしようじゃないか。いや、しましょう。させて下さい。転校生様お願いします。」
 説得するつもりが命乞いになってしまった。命乞いというものは相手の性格によっては逆効果になるものだが、このキレた転校生の場合は如何なものだろうか。
転校生はしばし逡巡するようにナイフの切先を喉元へ近づけたり離したりしていたが、やがて
「……ん」
 と、一声を漏らして物騒なその腕を下ろした。どうやら命乞いは転校したての女子学生には有効らしい。後学のために覚えておこう。
「……さてと、とりあえず話し合いをしよう。そういう約束だったからな。それで、俺は何をしたから、そんなものを突き付けられたんだ」
転校生は切れかかった街灯の明かりをナイフに反射させながら淡々と呟いた。
「変質者だと思ったの。だから、死んでもらおうと思って」
 なるほど確かに、夜更けに町を徘徊するという行為は実際の目的が何であれ、見知らぬ人――特に女性には脅威を与えるものなのかもしれない。
しかし、俺は下半身を露出していたわけでも、ましてや彼女に襲いかかったわけでもない。むしろ襲われた側なのだ。紛れもない冤罪なのだ。
「悪かった」
「え」
 唐突に口にされた謝罪の言葉に俺は耳を疑った。およそ心がこもっているようには思えないが、多少なりとも自分の非を認めたのだろう。
おそらくこれで、喉元を掻き切られるという稀有な体験をせずに済みそうだ。それにしてもこいつは、本当に俺の心でも読んでいるのだろうか。
「ああ、いや俺もびっくりさせるようなことをしたのかもしれないしな。それにしても、何でこんな時間に出歩いているんだ」
「同じ理由」
「俺はただの散歩だ。同級生の喉元を掻き切るためじゃない」
 彼女はきょとんとした顔で俺をみつめる。よく見ると年の割にはあどけない、可愛らしい顔付きだが、俺の渾身のブラックユーモアは伝わらなかったようである。
それにしても、こんな奇特な趣味を持つ奴が同じクラスにいるとは意外だ。
「趣味人口としては、そこまで少なくはないと思う」
 またしても思考を読まれてしまった。こんなに心の機微に敏感ならば、俺の渾身のブラックユーモアに気が付いてくれてもよかったのに。
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 06:36:07.76 ID:wil8p/Kv0
一気に人減ったなー
>>712
>例えば、空き巣と警察の追いかけっこに出くわしたり。
例文の列挙が4行続いてるけど、最初に珍しい光景や事件に出くわすことだってあるって
書いてあるんだからここでまた「出くわす」って表現をつかうと重複になるかと思ったかな。
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 06:38:31.22 ID:k33XnaWS0
>>713
「例えば」の連続がくどい気がした。そのせいで「そして例えば」からの部分が際立たない。もっとすんなり入っていたらより楽しめたかも。
説得→命乞い の間でセリフ切って、転校生にワンアクションないと違和感あるかな。なんか気持ちが途切れる。
一つ一つの文章がとても丁寧。読みやすかった。

全体的な感想だと、ほかの話も見たいと思わされました。と、がんばって批評してみる訓練。勉強になるわー。
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 06:56:45.67 ID:tge14LRY0
批評ありがとう
例えばの当たりは確かにくどいなwww
書いてすぐって本当に冷静にみれないもんだ
人の意見ってすごく参考になるし励みになるな
当面は語彙と表現力を鍛えよう
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 07:50:33.97 ID:YpIMT5/q0
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 07:55:17.47 ID:wftcCR030
一応出かける前に
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 07:56:51.65 ID:wil8p/Kv0
今度は三人称で書いてみた
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org670287.txt
>>374-375←こっちもよろしくー
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 08:09:01.14 ID:wftcCR030
出かける前に感想書こうかと思ったんだけど。
意味ねえな。添削ほしいんだもんな。
この>>1の考えたシチュエーション自体好きじゃないし。真面目に読む気がなかなか出ない。

話をまとめる能力まで含めて、その人の個性やら文章能力の内なんだから
やっぱ人の描写をこねくり回すだけってのは、あんま意味が無い気がするなあ
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 08:11:56.73 ID:wil8p/Kv0
>>720
まあそもそもVIPだし
本気で文章能力あげたいなら他に行くでしょ
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:01:06.61 ID:k33XnaWS0
>>719
視点が主観の表現がたくさん出てくるんだ。三人称の文章ではないと思う。
>呆れたように言葉を連ねる少年に、少女は少し楽しそうに口を挟む。
少年は呆れつつも言葉を連ねる。そこへ口を挟む少女。その表情は、少年の目にはすこし楽しそうにみえた。

三人称ってこういうことなんじゃないかと思うんだけど。俺の文章のできはともかく。
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:09:22.89 ID:wil8p/Kv0
>>722
そう……なのか?
あくまで第三者の視点から捉えてるのが三人称だと思ってたんだが
それにそれだとキャラの感情書くのに別のキャラの視点を持ってこなきゃいけなくなるし、
文章がくどくなる気がするんだが…
>少年は呆れつつも言葉を連ねる。そこへ口を挟む少女。その表情は、少年の目にはすこし楽しそうにみえた。
もちろんこういう表現はありだと思う。むしろ俺の文章よりすごくよくなってると思う
でも何度も何度も繰り返し出てきたら回りくどくならないか?
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:15:07.72 ID:wil8p/Kv0
追加
>>722の言い分だと一行目の
>月のきれいな夜だった。
これもアウトになるよな。きれいだと思うのは主観だし
かといって「人々から見てきれいに見える月の出ている夜だった」だとおかしいだろ?
となると三人称の小説だと形容詞ほとんど使えなくなるぞw
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:23:53.54 ID:k33XnaWS0
「楽しそう」とかは主観なわけじゃない?そうするとそれがだれの視点からなのかを説明しなきゃ。それが三人称の文って認識してるんだけど。
これはクドくなるからとかで省略できるものじゃないと思う。言葉を変えたり工夫するしかないと思う。
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:27:27.37 ID:wil8p/Kv0
>>725
>>724は?
>月のきれいな夜だった。
こんな表現使ってる小説は腐るほどあると思うんだが…
「きれい」だってそう思うのは主観だぞ?
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:35:31.71 ID:k33XnaWS0
>>724
うーん。「月のきれいな夜だった」はべつに良いと思う。語り手の視点で書ける文だし。読み手がそれだけでハッキリとその情景を思い浮かべられるというのも大きい。
でも表情から読み取る印象(楽しそう)とかキャラの感じた感覚(肩透かしを食らう)とかは語り手視点で主語無しはなぁ。キャラの一人称になっちゃわない?
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:37:26.38 ID:wil8p/Kv0
>>727
今確認したけど、三人称でこの表現使ってる小説あったぜ?ラノベだけど
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:39:00.90 ID:Gmis71NC0
もの凄くどうでもいい
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:42:44.91 ID:wil8p/Kv0
>>727
あー、あと。
キャラの一人称っていうのはあくまでもキャラの視点から語られることだろ?
これはあくまで第三者の視点。第三者が「きれいだ」と感じるように、第三者が「楽しそうにみえた」と感じる
俺はそういう認識で使ってるんだ

>>729
ですよねーw
まあ人いないし、そろそろ落ちるだろうから見逃してくれw
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:49:10.76 ID:k33XnaWS0
>>728
それでいいと思うならいいんじゃない?としかいえなくなるなぁ。
実際「どこまで説明するか」は最終的には書き手が決めるもので、読み手に伝われば良いわけで。絶対のきまりは無いよな。
基本三人称の文は説明しすぎるところからはじめて、だんだんと調節できるようにしていくが吉。ってなことらしいよ。
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:51:21.88 ID:wil8p/Kv0
>>731
だよな…
せっかく意見くれたのに噛み付いて悪かったな
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:52:21.06 ID:5QOHDQv9O
ぬるぽ
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:53:49.57 ID:tge14LRY0
>>730
読んでみた。自分は冒頭の「月のきれいな〜なんら不思議はないのだから」の部分が
神視点になっているような気がして違和感を感じたかな
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:56:47.62 ID:wil8p/Kv0
>>734
ぬう、そうか……
やっぱり俺は根本的に三人称ができてないっぽいな。まだまだ精進が足りないようだw
批評サンクス!
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 09:56:48.99 ID:8AeWtl2I0
 夜の散歩という高尚な趣味に、文句を付けられる謂れは無い。
毎日同じ道を同じ音楽で進む事に、意味を見出す必要は無かった。
或いは、目の前の彼女はそれを許すことができない。
今朝会ったばかりの転校生に、ナイフを突きつけられている現実が、
あまりにも唐突な非日常のプロローグ。いや、クライマックスか。
「ジ・エンドよ」
 どうして分かる?
「全てお見通しだわ」
 ナイフの切っ先が僕の喉元に吸い込まれようとしている。軌道は微塵もブレない。
死ぬ前にとにかく知っておきたい、理由を。僕は転校生に尋ねた。
「君は全部知っているかもしれない。天気予報よりも正確な明日の空模様、
中間テストの出題、次のワールドカップの優勝国とか、人類の終焉。
僕は全部知らない。教えて欲しいんだ。草木も眠る真夜中の散歩だけが趣味の、
学校でも取り立てて目立つ要素の無い僕が殺される理由くらいはね」
 夜風が通り過ぎる。その一吹きで熱が冷めるかのように、彼女はナイフを収めた。
「目立たない事は長所にもなるわ。夜道で女を尾行する時なんかはね」
「それは誤解……」
「許してあげる」
 言い訳がましく、転校生は言った。「お見通し」のスタンスを崩さない自尊心がさせるのか、
単なる照れ隠しなのか。
「君は何やってんだ? こんな、変質者の狂喜乱舞する時間帯に」
「私も同じよ、脇汗と」
「は?」
「私もこの時間、散歩するのが趣味なの。家、近いのかしら? 向こうから来たよね、脇汗」
 僕の名前は、脇本だ。
「……違った?」
「違う」
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 10:04:40.15 ID:8AeWtl2I0
今自分の読み返したけど、矛盾だらけだな>>736
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 10:27:09.39 ID:xyHKtPuQ0
>>737
矛盾というか…うーむ
とりあえず或いはの使い方おかしい
あと情景描写が少なすぎる、このスレで何回も読んでる話だからいいが
多分初見だとかなり情景が想像しにくい
あと君は全部知っているかもしれない〜のとこ
主人公がギャグなのかマジで言ってるのかわからんかな

厨二色が強いのに関しては別に何も言わない
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 10:31:46.25 ID:k33XnaWS0
>>732
気にしないでくれい。批評するのも勉強になる。そのために文章を使わせてもらってんだしお互い様。
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 10:53:07.98 ID:8AeWtl2I0
>>738
この脇本はローテンション風の語り方をするというイメージ付けも出来てなかった…
駄目駄目っすね
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 11:02:01.74 ID:v0I2p5fp0
スレまったく読んでないけど
山田悠介の小説読んだら異常なレベルでつまらなかったんだけど、どうすんのこれ。
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 11:17:04.11 ID:k33XnaWS0
>>741
どうすれば面白くなるか。リライト。が、このスレの趣旨にあった行動かな
貼ったりしたらまずいだろうから、あくまで個人的なものになるだろうけど
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:11:01.18 ID:wPK6bws40
自分>>1なんですが、最初の文書き直してみたので
アドバイスお願いしたいです。
書き直しているうちに全然別物になってしまったんですけど。
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:12:31.91 ID:wPK6bws40
 僕はいつも通り黒い服を身に纏い夜中の散歩をしているところだった。
歩きながら考える。
 最近、この近辺で二件の殺人が起きている、普通の神経ならばそんな時には
家にこもって出歩かないのが普通だろう。
そう、普通なら自分から殺されるような事に首を突っ込まない筈だ。
 だが僕はその殺人を犯したものが自分を殺してくれないかと期待しているのだ、
 誰でもいいからこのつまらない自分を終わらせてくらないだろうかと。
 そう、考えていた。
 要するに僕は死にたがりなのだ。
 夜の散歩をするのも昼より危険な事が起こりそうだから。
 黒い服を着るのも、少しでも車に引かれやすくなるかと思ったからだ。
 そこまでやっても自分には自殺する勇気がない。
 だから自分は誰かが自分を殺してくれるのを待ち望んでいるのだ。
 そうして思考に埋没していると、背後から羽交い締めにされて首元にナイフを突きつけられていた。
 期待していた事が突然実現した。
「驚かないんだ。それとも驚くこともできないの?」
 鈴のような声だ、女だろう。
「いや、驚いているよ」
「少しぐらい驚いてくれないとつまらないんだけど」
「君は巷で話題の殺人犯?」
「正解。因みに二件ともね」
 予想通り、待ち望んでいた殺人犯だ。
「で、君は僕を殺すの?」
「君みたいなのを殺しても面白くないよ。私は人が死ぬ直前の絶望を浮かべた顔が好きなんだよ」
 それは困る、他人に殺されるなんて早々あることじゃない、
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:13:17.80 ID:wPK6bws40
今ここで殺され損ねたら次はいつになるのかなんてわからないのだから。
「君がそういう表情を望むならそういう表情をしてもいいけど」
「殺されたいの?」
「うん、殺されたい」
 後ろの殺人犯は少し躊躇うと僕の首からナイフを離した。
 ああ、殺され損ねた。
「殺されたい人を殺すのはお断り。私は殺されたくない人を殺したいんだから」
 どうやら、殺されるのは諦めた方が良さそうだ。
 僕は、二人も殺した殺人犯の姿に興味がわき後ろを振り向いた。
「転校生?」
 どうでも良かったため名前すら覚えてはいないが、殺人犯は三日前に転校してきた転校生だった。
「そういう君は脇本君?」
「そうだけど?」
「転校生が殺人犯なんて驚いたよ」
「私も殺そうとした人がクラスメイトなんて驚いたわ」
 お互い真顔のまま驚き合う。
 端から見ているとおかしな光景だったろう、
先程まで殺されようとしていた人間と殺そうとしていた人間が普通に会話しているなんて。
「それで、僕を殺してくれないの?」
「死にたがりの人間を殺すなんて面白くないもの」
 死にたくない振りをしてみる。
「うわあ、助けて! 死にたくないよ!」
「うわあ、嫌だよ! 殺したくないよ!」
「だめか」
「だめよ」
 本当に諦めるしかなさそうだ。
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:14:01.52 ID:wPK6bws40
「でも、これまで沢山人を殺してきたけど、脇本君みたいなのは初めてよ」
「僕みたいなのが沢山いたら困ると思う」
「それもそうね」
 同意されたが殺人犯に同意されるのは少し癪に障る。
「ところで、やっぱり警察に通報した方がいいのかな? 」
「私としてはやめて欲しい所だけど」
「じゃあやめとくよ」
「優しいのね。犯罪者にモテるわよ」
「犯罪者の知り合いは君が始めてだけどね」
「そう」
「そういえば君の名前を全く憶えてないんだけど教えてくれない? 気になる」
「普通転校生の名前を憶えてないなんてないと思うんだけど」
「他人にあまり興味がないんだ」
「なんとなく分かる。そういう顔してるもの」
 顔かよ。否定はできないけど。
「で、名前は?」
「御本 亜理紗」
「よろしく、御本さん」
 殺人犯と仲良くするなんて馬鹿のすることだろう。
 僕は馬鹿だ。
「よろしく。もう夜も遅いから私は家に帰るから」
「僕もそろそろ帰るよ。また明日」
「ええ、また明日」
 そして僕と御本さんは逆の方向へ歩いていった。
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:15:30.25 ID:wPK6bws40
アドバイスお願いします。
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 12:58:49.35 ID:s79136AO0
今更だけど少し。

>普通の神経ならばそんな時には家にこもって出歩かないのが普通だろう。
>そう、普通なら自分から殺されるような事に首を突っ込まない筈だ。
普通言いすぎ。一回で十分。
短い文章の中で連続で同じ単語がでてくるのは読者に違和感を与えるだけ。

>「うわあ、助けて! 死にたくないよ!」
>「うわあ、嫌だよ! 殺したくないよ!」
>「だめか」
括弧を閉じるのはそこで文が終わりましたよ。という意味。
ゲームじゃないんだから同じ人間の台詞を連続で表現するのは相手を混乱させるだけ。
せめて地の文を間に挟んだ方がいいのでは。

あと地の文をもう少し増やしてみよう。今の状態じゃただのト書き。
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:04:09.01 ID:wPK6bws40
>>748
同じ単語の出しすぎは気をつけます。

あと

脇本:「うわあ、助けて! 死にたくないよ!」

御本:「うわあ、嫌だよ! 殺したくないよ!」

脇本:「だめか」

御本:「だめよ」

です。
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:08:03.37 ID:s79136AO0
>>748
ああごめん。よく読んでなかった。
人に指図するほどじゃないね、俺も。

でも描写が少なすぎる印象があるから、そこらへんは意識した方がいいかも。
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:08:07.87 ID:poTcDJj00
 夜の街を徘徊する、というのは数少ない俺の趣味だ。
 いや。趣味というには語弊があるか。言い直そう。半ば日課のようなもの、とでも言えば良いのだろうか。
……真実を言うと、部活動に入っていた頃に体力を付けるために毎日繰り返していた深夜のランニングが、部活を辞めてから、いつの間にか散歩になり変っていただけに過ぎない。それを趣味や日課と大それた表現をしているだけなのだ。
しかし、散歩になり変ってからも夜の散策が続いているのには、一概に惰性の為だけでなくしっかりとした理由もある。
俺の住む街は閑静な住宅街なので、夜になってから外に出ると、明かりも極端に少なく変に静まり返っており、昼に見るのとは全く違った姿を見せてくれる。
そんな景色が俺は好きだった。普段何気なく見慣れた日常の中に非日常を垣間見るようで。夜の街は、上手く言い表せないが、俺をそういった気分にさせたのだ。
だから、そんな日常と非日常の交差する世界を見たくて。俺はにそんな非生産的なことを繰り返していたのだった。
 だが――。
 少しばかり非日常に深入りし過ぎたのだろうか。
今日は、非日常を司る夜の街もひと際異様に感じられた。
 それは、俺の喉にナイフを翳す目前の少女の所為もあるのだろうか。
「ごめんなさい。こんなことしているのには、ちゃんと事情がある」
 心を読んだかのような少女の言葉。
 物静かに佇む彼女の深い、海を思わせるような色合いの双眸が俺を見据える。
「ふ……俺は小市民だから、お前の設定には付き合えんぞ」
軽口の所為で怒ったのか、無言のままに宛がわれたナイフの切っ先が、今にも喉笛を掻き切らんと押しつけられる。
ひんやりとした感覚に、思わずと肌が粟立つ。……恐怖に感触というものがあるのならきっとこんな感じなのだろうと、何故か冷静にそんなことを考えた。
「う……わかった。いや、何もわかってはいないのだが、わかった。だから頼む、ナイフをどけてくれ。お願いだ。逃げたりなんかしないから」
「……ん」
少女が頷き、ゆっくりとナイフが俺の喉元から離される。
俺は慌てて首を摩る。結構強く当てられていたようだったが血は出ていなかった。
果たして本気だったのだろうか。何れにせよ、俺の寿命はどうやら少しばかり延びたようだ。
「なんのつもりで俺を襲ったのか、訊かせてもらうぞ」
 眉根を寄せて少女を見る。彼女の見に纏った黒いセーラー服が月明かりを受けてぼんや
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:08:51.08 ID:poTcDJj00
りと浮かび上がり、スポットライトを浴びているようだった。
「……別に。理由なんて……君が変質者だと思ったからナイフで刺して死んでもらおうと思っただけ」
 目線を下に向けた、彼女が呟く。
ほう、なるほど。
確かに最近の世の中は物騒だからな。こんなところを一人で歩いている俺が彼女からは暴漢か何かに見えたのだろう。それなら仕方がないか。
などと、そんな意味のわからない理由で簡単に納得出来るほど、生憎俺の器は大きくなかった。
「――んで、俺にナイフを突きつけた件についての謝罪は?」
「……? なんで謝らないといけない?」
「お前な……俺だからこんな軽い対応だけど、一般人にこれやってみろよ。それこそお前の人生最大の汚点だぞ、数年後憤死したくなるぞ」
「へぇ」
「へぇ、ってお前な……」
「そうだ、脇臭い君」
「脇本だ、って。なんで俺の名前を知っているんだよ。お前」
「わきのし……」
「訊けよ。というか脇本だ」
 俺は間髪入れずに突っ込む。こんな寸劇にいつまでも付き合っていられるか。
「なんかお前と話してると調子狂うな。まぁいいや。
俺な、此処に居たのは深夜の散歩……っていうか、真夜中の街を歩くのが趣味だからなんだよ。だから、こんな時間にこんな場所にいるわけ。わかる?」
 嘆息してから、彼女にことの経緯を掻い摘んで説明する。奇異的な趣味、というか通行人に刃物を向ける彼女の方がずいぶん奇異的だが、理解してもらえただろうか。
 彼女は思案顔で俺を見ていたが、一転して急に驚いたような表情を浮かべる。
「……偶然、同じ理由」
……こんな奇特な趣味をもつ奴が俺以外にも居たとは。それもこんな超絶電波野郎。
 果たして喜ぶべきか、悲しむべきか。酷く複雑な心境だった。
「趣味人口的にはそこまで少なくないと思う、あと私は電波じゃない。至って正常です。寧ろそんなことを考える君の頭を心配する」
……俺の心を読むな。
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:10:11.64 ID:poTcDJj00
心優しい人、アドバイスを頼む
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:20:45.19 ID:k33XnaWS0
>>747
「殺」が多い上に一カ所に集まっててなんか怖いんだけどw少なくして散らそうぜ。

同じ言葉の繰り返しが多すぎないかな。狙ってるとしても。
言い換えれるところは多いはず。「殺人犯」なんかはとくに。
例えば、主人公がヒロインに感じた印象などに置き換えれば、もう少しキャラを掘り下げられるんじゃないか。

>「殺されたい人を殺すのはお断り。私は殺されたくない人を殺したいんだから」
>「死にたがりの人間を殺すなんて面白くないもの」
この二つのセリフの意味する所は同じ。後者が言葉少なく繰り返しもなく伝えるべきことを言えていていい感じ。もったいない。
同じような意味合いを持たせたいんだとしても、前の方では違うこと言わせたい。後のセリフに繋がるようにするとかか。
「つまらない人ね」から「面白くないもの」とか。ちなみに途中の文には配慮してないのであしからず。
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:24:48.25 ID:s79136AO0
>>753
タイプミスとか多少の文脈の違和感とか、読み返せば分かるもの以外では何も言う所が無い良い文章だと思うよ。
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:25:44.19 ID:wPK6bws40
>>754
散らすと減らすのをちょっと頑張ってみます。
言葉の繰り返しは狙ってたんですけど、今見返すと少々くどいですね。
もう少し、キャラのセリフを考えてみますです。
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:35:06.72 ID:poTcDJj00
>>755 確かに気付いてみると文脈がおかしいのとタイプミスらしきものがちらほら……

>何も言う所が無い

特長がない、ってことですかね
もっと語彙を増やして個性をつけたいなぁ、丁寧なアドバイスありがとうございます
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:42:41.45 ID:wftcCR030
たかだかこの程度の文ですごいとか楽しいとか言ってもらえるのは
よっぽどの名文か駄文ぐらいだぞ
何も言ってもらえない、というのは上出来って事だろ。

そろそろ脇臭いがゲシュタルト崩壊する
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:54:07.03 ID:poTcDJj00
いっそのこと酷評してもらった方が、どこが悪いかわかりやすいからさ
特に俺みたいなアホだと、文脈に違和感と言われると全部悪いように見えてしまうんでな

脇臭いはイメージ強かったので残してしまったw
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:56:31.92 ID:k33XnaWS0
>>753
> いや〜
>……真実を〜
表現は変えてても、いきなり二回も訂正されると読み手としてはつまずいた感があるかな。
「真実を〜」のほうでは前の行からすんなり続く感じがいいかも。導入部だし。

てか、気になる部分が無いとは言わないけど、ここまで書けるとアドバイスってか感想になっちゃうよ。もう好みの問題じゃない?
批評が聞きたいな。前の方の人達の文章も含めて。時間があるなら是非たのんだぜ。
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 13:59:33.36 ID:wftcCR030
おおざっぱに言って問題ないという感じ。
推敲して文脈がおかしい様な気が、とかわかるんならそのままでいい。
どうせどこに出すにも推敲しないわけがないんだから。
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:01:17.97 ID:b9PdphA00
>>759
ざっと読んだだけなんだけど、会話のあたりになるとテンポが良い
ただ、前半はもう少し短くしたらどうかと
いやわざとクドく書いてるんだろうけど、やり過ぎというか、その一文は無くても十分クドさは伝わってくるよ!
というのがちょこちょこあった

例えていうと

>いや。趣味というには語弊があるか。言い直そう。半ば日課のようなもの、とでも言えば良いのだろうか。
→「言い直そう」は要らない。だって次で言い直してるのは分かる。それでクドさとしては十分。

とか何とか

あ、後半テンポはいいけど、……をちょっと多用しすぎな気がする
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:03:16.80 ID:wftcCR030
三点リーダーが多いみたいな
ダッシュに変えたりするといいんじゃないかとかぶっちゃけ無くてもいい箇所があるとか
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:06:59.96 ID:poTcDJj00
>>760 おお、具体的な指摘ありがとう

文章の気になる所は地道に改善してみます

批評はねぇ……、恐れ多くてとてもとても

>>761 なるほど

なら、推敲しながら違和感を感じた場所を添削していけば、もっと安定するのかな
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:11:10.23 ID:wftcCR030
>>764
そんな感じ。

どうせ2ちゃんのVIPだ。
批評だか感想だかする奴もみんなズブのド素人だしあんま気にするなよ。
俺だって「面白い」「好きじゃない」程度の事しかよう言わんけど。
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:16:12.46 ID:poTcDJj00
>>762  やり過ぎか、クドクド書くより平易な文章の方が好まれるってことだよね

アドバイス感謝

……は改めてみると確かに多用し過ぎだなw 違和感ある

>>763 だねw

少女の無口っぽさとかを出そうとしたら凄い変になった、気を付ける

>>765 それでも評価してもらえると嬉しいよ

前に文章あげた時は総スルーで泣きたくなった


767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:19:48.51 ID:wftcCR030
>>766
それはわかる
つまらないでもなんでも反応があれば無駄ではなかったと思う
「反応しないのはお前の文章が読むに値しないからだ」
と言い張る人が結構多かったりもするが
文才スレの通常投下だって度々スルーされるしなあ
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:20:40.03 ID:b9PdphA00
>>766
クドクドより平易な方がいいってか、上手にクドく書くのも難しいよねって話さね
一文二文なら、余計なのが引っ付いてても気にならないんだけどね
クドい文書を書く→削っても大丈夫そうな文章が無いか読み返す
って位で、丁度いいクドさになる気がするのう
多少削っても、他の文がクドかったら大丈夫だったりするw
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:33:05.88 ID:poTcDJj00
>>767 だよなぁ、反応ないのは一番悲しい

>>768 上手にクドく、これ上手い人凄いと思う

俺が書くと冗長な文章も、そういった作家ならテンポよく書けるんだもんな

場所によっては、推敲しながら見分けて削っていくのが良いのか
難しいな、けどやってみる、ありがとう
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 14:48:43.47 ID:wftcCR030
中学生がかかる病気してるときに書いたものを
よそ様のHPに載せちゃったりするともう地獄
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 15:02:01.83 ID:k33XnaWS0
>>769
上手にクドくだとゲーテの高橋義孝訳の文章がその極みに思う。

あまり作家人数読まないから別にも心当たりがあったら、誰か教えてほしい。

>>770
一番ひどかった時に書いた詩がいくつかまだ残してあるな。紙に書いたやつだが。
もし誰かに見られたらたしかに地獄だわ。でもなかなか捨てられない。

てか載せちゃったことあるの?
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 15:40:04.32 ID:Vw1+D40Z0
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 15:41:41.51 ID:tge14LRY0
語彙を覚えても使う時に上手く言葉が出てこない。
どうすればスラスラ書けるようになるのかね
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 16:28:52.53 ID:9xbdBeIp0
ho
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 16:50:55.17 ID:9xbdBeIp0
>>733
類語辞典
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 16:56:04.90 ID:gk8o4W290
今北産業
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:11:19.51 ID:9xbdBeIp0
>>776
駄文を
撒き
散らせ!!
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:20:37.41 ID:gk8o4W290

このスレ読んでて
ワナビ総キョン時代
ってのも納得いった気がする

主人公のセリフって
なんでこんなにアイロニカルなのばっかりなんだろう
そっちのが書きやすいのかな
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:21:49.99 ID:b9PdphA00
>>1のリライトだからってのもあると思う
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:25:08.05 ID:tge14LRY0
意識していなかったけど、自分で書いたのもキョンっぽい気がする
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:30:03.59 ID:9xbdBeIp0
>>778
アイロニカルなのは結構昔からだろ。
アイロニカルな方が展開を進めやすいし、叙述の中で隠しておきたいものを書かなくて良かったり隠したいものを煙に巻いたりいろいろできるからな。
みんな言い回しがキョンっぽくはあるけどな。
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:32:50.60 ID:6uF5osdh0
ここに居る人ってみんなラノベタイプの小説書きたい人ばっかりなの?
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:32:59.42 ID:b9PdphA00
>>773
スラスラ書けなくてもいいじゃないか
推敲の段階で、おかしなor下手な文章に気づき、それをうーん?と考えて修正できれば
それで満点だよ
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:33:44.85 ID:gk8o4W290

キャラ設定とかは>>1のを尊重してるのか

>>781

なるほど
そしてアニロニカルな言い回しには
キョン口調が一番書きやすいワケなのね

ツンデレみたくダレかがカタチにしたとたん
堰を切ったように一般化したってカンジかな
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:33:58.67 ID:9xbdBeIp0
>>782
それなりに色々書ける事を目指してる
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:39:00.55 ID:9xbdBeIp0
>>784
ツンデレは昔からあったぜよ

ツンデレの語源は「君が望む永遠」の大道寺あゆ
「つんつん、でれでれしていてかわいい」→「ツンデレ」になったけど
実際は
お嬢様キャラからの派生→身分違いの素直になれない恋
っていうのが
ときメモで
同級生では
素直になれない幼馴染というのがあった。
ツンデレは元々付加価値だったんだけどな
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:39:35.38 ID:S81nlmLdO
俺がハルヒ読んだのがだいぶ昔だからだろうが、
キョンっぽいって言われても今一よく分からないわ
どんな感じなの? 皮肉言ってればいいだけ?
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:42:18.73 ID:b9PdphA00
>>782
少なくとも半分はラノベタイプと予想
ところで
「カミュみたいな文章書きたいな」ってどういう文章なんだろうって秘かに気になってた
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:43:07.30 ID:9xbdBeIp0
>>787
アニメ見ればいいよ
ナレーション部分がほぼいっしょ
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:43:07.38 ID:ESsrpwnbO
ボォォォォォッ

爆走する一台の車が京太郎に向かって来る。
それに乗っていたのは・・・ハギヨシだった。
――京太郎…君は負けちゃあいけないんだ…負けて君に何が残る…悲しみしか残りゃあしないじゃないか!これ以上お前が地獄を見るくらいなら…この俺が…
「この俺がお前を殺してやる…!!」
己に特攻してくるハギヨシに京太郎は涙を流し、そして笑う。
「さすが…俺の最初で最後の友だ…」
ガシャアアアン…!
大きな破壊音が闇夜に轟く。
この夜・・悪夢は幕を閉じた・・
夜が明ける頃・・全ての終わりを告げるかの様に朝日が差し込み・・
死闘が繰り広げられていたその場所には・・

幸せそうな顔で死んでいる――京太郎とハギヨシがいた・・・

200X年―夏―

四強と呼ばれた学園を潰すべく現れた反麻雀グループのリーダー須賀京太郎――
このかつてない最悪最強の敵の標的となった少女宮永咲――
この二人を中心に行われた戦争は
京太郎とその部下 ハギヨシの死をもって終結した
この後、清澄・風越・龍門渕・鶴賀の結束はますます強まるものと思われる――

須賀京太郎(15)
ハギヨシ(不詳)

―――死亡
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:43:54.72 ID:poTcDJj00
俺はラノべタイプだな

792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:43:58.79 ID:J4359vje0
>>788
カミュじゃねぇ焼酎だ
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:43:59.82 ID:3kr3toxbO
とりあえず
(ヒロイン名)の○○
みたいなタイトルはもうやめてください
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 17:45:18.62 ID:9xbdBeIp0
生徒会の一存はアニメの一話が凄い。
よくあの脚本がおkでたよな
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:03:32.66 ID:6uF5osdh0
>>788
うーん,説明難しい
端的に言うと主人公の感情の描写をあんまりしないで淡々と書くけど,それでも面白い文章が書きたいって感じ
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:07:12.63 ID:0Vxjkb+P0
遅れたけど>>701見てくれた人ありがとう!描写が長いってのはよく言われます・・・。
なのでできるだけ、自分では物足りないくらいにしたつもりでしたがそれでもクドい様ですね。

>>俺が、俺はが多い
この指摘ありがたかったです。確かに、なくてもいいところが多いです。
そもそも人よりもクドくなってしまう傾向があるならこういうところをまず削るべきでしたね。
その一文のみを見て、なくてもいいけどあったらいいかな?と「俺」を付けてしまったところが多いのですが、
全体的に見るとクドくなってしまいました。無くてもいい部分は積極的に削って、
なるたけ爽やかに読める文章にしたいです。「俺は」って自体重いですしね。

他にも具体的にありましたら教えていただきたいです。
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:11:34.92 ID:S81nlmLdO
>>789
また読むか見るかしてみるか……

意識してないのに〇〇っぽいねって言われるのはなんだか好かんからな
そんな大層なもん書いてないけどwww
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:21:05.37 ID:49TULCsS0
>>602
遅レスというか訂正というか追加情報というか。
セミオートだけど、今日射撃場でイジェクションポートから一発、
下から一発っていう弾の込め方してる人がいた。
一応それなりにありなのかもしれない。
でも、ポンプアクションだとちと無理っぽい気もするw
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:27:11.43 ID:b9PdphA00
>>792
焼酎→百年の孤独
まで理解した

>>795
なるほど
そうやって一般化されてしまうと、カミュ以外でも居るじゃんwと感じてしまうが、
カミュだからこそ心に響いたものがあったんだろうね
特に感銘を受けた作品ってある?
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:43:12.56 ID:0Vwao5SgO
眠い
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 18:47:50.86 ID:6uF5osdh0
>>799
ありきたりだけど『異邦人』が大好きだ
どこが好きかって言われるとまた説明が難しいけどすごい衝撃的だった。
でも他に読んだのは『ペスト』くらいだし『シーシュポスの神話』の不条理な論証は
難しくてまだ読めてないから声を大きくしてカミュが好き!とは言えないかもしれない…
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>771
二次創作の長いのを載せちゃった
まだある