1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
梓「こんにちはー」
律「おお梓、ちょうどよかった、ちょっとこっちきてくれよ」
梓「はぁ・・・どうかしたんですかって唯先輩!」
唯「あずにゃんあったかいよぉ〜、あずにゃ〜ん」
澪「おい唯、それじゃ梓に抱きつくために呼び寄せたみたいだろ・・・」
紬「あらあら」
唯「ごめんごめん、あずにゃん見るとつい抱きしめたくなるんだもん」
梓「大丈夫です澪先輩。それより何か話があるんですよね?」
律「うん、最近えらい寒くなってきただろ?だから泊まりで温泉行こうって話しててさ」
梓「温泉旅行ですか、いいですね。でも今の時期じゃ予約は厳しいんじゃないですか?」
梓「それに予約とれたとしても旅館代もお高いんじゃ・・・」
律「そこはな、ムギ?」
紬「ええ、うちの系列で経営している温泉宿を使うから大丈夫よ」
梓「さすがというかなんというか・・・」
澪「いつもほんと悪いな、ムギ」
唯「ありがと〜、ムギちゃん」
紬「うふふ、いいのよ気にしないで」
紬「あ、せっかくの旅行だもの憂ちゃんと和ちゃんも一緒にいかがかしら」
唯「え?憂と和ちゃんもいいの!?」
紬「ええ、人数が多い方がきっと楽しいわ」
唯「やったぁ〜、ムギちゃん大好き!チューしてあげる」
澪「おいおい嬉しいのはわかるけど自重しろ」
とうじつ!
憂「お姉ちゃんそろそろ起きて、和さんももう来てるよ」
和「ちょっと唯、早く起きなさい、私達まで集合に遅れさせる気?」
唯「ん〜・・・あ〜二人ともおあよ〜」
和「あいさつはいいからほら、早く支度しなさい」
唯「あい〜わかりましたです和隊長」
憂「すいません和さん、お待たせしてしまって」
和「いいのよ、こうなることは予想していたし」
憂「あ、コーヒーでもいかがですか?お姉ちゃんの支度が終わるまで少しかかりそうですし」
和「ええ、いただこうかしら」
憂「どうぞ。お砂糖とミルクはどうしますか?」
和「それは自分でやるわ、ありがとう。」
和「それにしても私達まで軽音部の旅行に呼ばれるとは思わなかったわ」
憂「今回は合宿ってわけじゃないみたいですからね」
和「それに泊まりなのに旅館代はタダってどういうことなのかしら」
憂「そ・・・そうですね(たぶん紬さんのおかげなんだろうけど言わないでおこう)」
和「ところで、軽音部ってことは憂ちゃんの友達の子も来るのよね?」
憂「梓ちゃんですか?来ますけど・・・どうかしました?」
和「あ、いや、ほら、今までほとんど話す機会がなかったじゃない?」
憂「あんまり接点ないですもんね。学年も違いますし」
和「ええ、だから今回の旅行をきっかけに話せるようになっておこうかなって思って」
憂「そうなんですか。梓ちゃんとってもいい子ですよ」
唯「二人ともおまたせ〜、準備できたよ〜」
和それじゃあ行きましょうか、温泉旅行楽しんできましょう」
憂「はい。楽しい思い出になるといいですね」
唯「お〜いみんな〜」
律「おーっす唯、今回は遅れないで来たな」
唯「当然だよ〜、みんなに迷惑かけられないもん」
和「よく言うわ、私達がいなければ寝坊してたでしょ」
唯「そ、そんなことないよぉ。一人でも起きられたもん」
律「まだまだ唯はおこちゃまだな」
唯「律っちゃんひどいよぉ〜」
憂「梓ちゃんおはよう」
梓「おはよ、憂とは泊りがけで出かけるのは初めてだね」
憂「そうだね。ほんと言うと昨日は楽しみでちょっと寝付けなかったよ」
梓「あはは、憂でもそういうとこあるんだ」
梓「あ、ねえ憂はあの生徒会の人と知り合いなの?」
憂「和さんの事?うん、お姉ちゃんの幼馴染の人だから昔から知ってるよ」
梓「そうなんだ。話したことないからちょっと緊張しちゃうな」
憂「大丈夫だよ。とってもいい人だから」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/13(土) 23:24:52.96 ID:I/xI8tY+0
早さが足りてるっ!
澪「おはよう和、朝から唯のフォローで大変だな」
和「おはよう。昔からこの調子だからね。もう慣れてるわ」
和「それより今日はお招きありがとう」
澪「お礼を言われるほどでもないさ。むしろ和が来てくれてよかったよ」
澪(私一人じゃこのメンツを引っ張っていくの大変だし・・・)
和「あ、中野さんはもう来てる?」
澪「来てるよ。ほら、あそこで憂ちゃんと一緒にいる」
和「ちょっとあいさつしてくるわ」
和「えーっと・・・中野さんだったかしら」
梓「えっ、はっ、はいっ」
和「いつもとメンバーが違って迷惑かもしれないけど今日はよろしくね」
梓「ぜ、全然迷惑なんてことないですっ!こちらこそよろしくです!」
和「一応自己紹介しておくわね。私は真鍋和。和って呼んでくれていいわ」
梓「な、中野梓です。私も梓って呼んでください」
和「そう。じゃあ梓ちゃんまた後でね」
梓(何か・・・かっこいいかも)
憂「ね?感じのいい人でしょ?」
梓「あ、うん、そだね・・・」
紬「それじゃあ皆そろったしそろそろ行きましょう」
さわ子「そうよ、早く行かなきゃ電車に乗り遅れるわよ」
律「ってさわちゃん来てんのかよ」
さわ子「あったりまえでしょ?タダで温泉行けるなんてめったにないんだから」
澪「まあいつものことだしな。どうせ呼ばないでも来るだろうし」
唯「なのであえて呼びませんでした」
和「なんていうか・・・この軽音部にしてこの顧問ありって感じね」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/13(土) 23:32:43.82 ID:ZH1fKO84O
今日もけいおんSSを書いてくれてありがとうございます。
支援させていただきます。
唯「とうちゃく〜。うわ〜すごい旅館だね」
澪「趣があるっていう感じだな」
律「それにしてもえらい山奥まできたな、周りが森しかないし」
和「まさに陸の孤島ね」
憂「先生起きてください、着きましたよ」
さわ子「うーん・・・私もうバスの中で寝てるからほっといて」
梓「何しにここまできたんですか。仕方ない、憂そっち担いで」
紬「二人とも大丈夫よ。私が背負っていくわ」
紬「よいしょっと・・・さあ中に入りましょう」
紬「こんにちはー」
「「「「「紬お嬢様、ご友人の皆様方、ようこそお越し下さいました!!」」」」」
和(軽く二、三十人くらいはいるわね)
律「おいおいすげ〜な、こういう出迎えってマンガの世界だけだと思ってたよ」ヒソヒソ
澪「ムギがお嬢様だって再確認させられるな」ヒソヒソ
唯「・・・」
憂「お姉ちゃんどうしたの?いまのでびっくりしちゃった?」
唯「あいす食べたい・・・」
梓「この状況で・・・どれだけマイペースなんですか・・・」
紬「ここが今日泊まる部屋よ」
律「おー、すっげー広いな。走りまわれるぞこれ。よし零戦部隊出撃!ブーン」
唯「わたしもしゅつげき!ぶ〜ん」
澪「おいおい、お前らいきなり暴れるな。他のお客さんに迷惑だろ」
紬「大丈夫よ、今日は貸切にしてあるから。私達以外誰もいないわ」
梓(さすが紬先輩、やることのスケールが違う)
和「畳の匂いが心地いいわ。それに窓からの眺めが最高ね」
憂「そうですね。ふもとの町が一望できますし。山と空もきれいです」
憂「ところで・・・紬さん」
紬「なあに?」
憂「ずっと先生背負いっぱなしですけど大丈夫ですか?」
紬「あら?すっかり忘れていたわ。とりあえずここに寝かせてっと・・・」
律「むぎすげぇ」
律「よーし、こういう旅館にきたらまずやることがあるよなー?澪ちゃん」
澪「何だよ?」
律「ふふふー、よし梓、その掛け軸の裏にお札が貼ってないか見てくれ」
澪「!!」
梓「えー、嫌ですよ自分で見たらどうですか?」
律「何だよー先輩に逆らうのかぁ?あ、もしかしてびびってるんですかにゃー?」
梓「そんなことないです!やってやるです!」
澪「いいよぉーそんなことしなくてぇー」
梓(澪先輩泣き出しそう・・・)
梓(ここはちゃちゃっと見て安心させてあげよう・・・どうせあるはずないし)
梓(・・・)
梓(嘘・・・なにこれ・・・本当に貼ってある)
梓(でもこのことを言ったら澪先輩が・・・)
律「どうだ梓、貼ってあるか?」
梓「貼ってあるわけないじゃないですか。そんなこといって澪先輩を怖がらせないで下さい」
律「なんだつまんないの。だってさ澪ちゃん、よかったね」
澪「よかったぁー・・・ほんとにそういうのやめろよな」
唯「澪ちゃんだいじょぶだよ、おばけなんていないよ」
唯「でもいたとしたら友達になりたいな〜、一緒に空とかとべそう」
律「まったく、澪も少しは唯のお気楽さを見習えよ」
澪「うっさい!律のバカッ」
梓「・・・」
お札とかjkなら澪じゃなくても失神するレベル
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/13(土) 23:56:59.51 ID:3FtzIif8O
支援
和「・・・」
和「ちょっと喉渇いたわ。自販機で飲み物買ってくるけど皆も何か飲む?」
律「んじゃコーラ」
澪「温かいミルクティーがいいな」
憂「私も澪さんと同じのでお願いします」
紬「はちみつレモンをお願いできるかしら」
唯「あいす!」
和「はいはいアイスコーンポタージュね」
唯「嘘ですごめんなさい。じゃあねぇ・・・ぐんぐんグルト!」
和「先生には無難なところでお茶でいいかしら」
和「梓ちゃんは?」
梓「あ・・・私はいいです・・・」
和「気をつかわなくていいわよ?それとも遠慮してるの?」
梓「いえ・・・本当に」
和「いいからいいから、それじゃ一緒に行きましょう」
和「それで好きなのを選ぶといいわ、おごってあげる」
梓「えっえっ・・・あの」
律「私たちもおごりじゃないいのかよー」
唯「和ちゃんのけち〜」
和「ケチで結構よ、それじゃ言ってくるわ」
梓「あの・・・本当に私は・・・」
和「さっきの・・・お札が貼ってあったんでしょう?」
梓「・・・!」
梓「・・・はい。気づいてたんですか?」
和「ええ、その直後から少し顔色が悪いもの」
和「澪に気を使って言わなかったのね?」
梓「それもありますし、せっかくの雰囲気が悪くなると思って・・・」
和「怖い?」
梓「正直、怖いです。あんなものが本当にあると思ってませんでしたから」
和「それを自分ひとりで抱え込もうとしたのね」
梓「私一人に留めておけば皆さんは楽しくすごせますから」
和「あなたは優しい子なのね」
梓「優しいだなんて・・・って和先輩・・・?」
和「唯もこうして抱きついてくるでしょ」
和「体・・・少し震えてるわね」
和「こうされていると安心するでしょ?」
梓「あ・・・はい」
和「あなた一人で抱え込まなくていいのよ。何かあったら私に言って・・・ね?」
梓「・・・はい、ありがとうございます、和先輩」
梓(何でだろう・・・唯先輩のときと違って、ちょっと・・・ドキドキする)
和「ただいま、買ってきたわよ」
さわ子「遅いっ!喉渇いて死にそうよ」
和「先生起きてたんですか?ていうか五分もかかってないはずですけど」
さわ子「細かいことはいいのよ。さあその手に持っているものを渡してもらいましょうか」
律「ダメだ和、それを渡したら人類の未来が終わってしまう」
唯「わたし達はもうだめ・・・和ちゃんが最後の希望なんだよ」
さわ子「ころしてでもうばいとる」
和「殺されるくらいならはいどうぞ」
憂「そんなにあっさりと!?」
さわ子「ゴクゴク・・・フフフ、体中から力が沸いてくるわぁ」
律「何てことだ・・・最後の希望である和までがやられた」
律「人類はおしまいだ・・・こうなったら唯、世界の終わりまで一緒にいてくれるか?」
唯「うん、最後の最後まで一緒だよ、りっちゃん」
澪「お前らはよくそんなことを即興で思いつくな」
紬「うふふ、それじゃあ落ち着いたところで温泉に入りに行きましょう」
梓「やっぱり浴衣に着替えていった方がいいですかね?」
律「あたぼうよ、それが温泉のルールってぇなもんだ」
唯「りっちゃん男前〜」
憂「浴衣はこのクローゼットの中ですかね?」
紬「ええ、人数分あるはずよ」
和「それじゃ配るわ。はい唯、律、澪・・・」
さわ子「澪ちゃん、着替えさせてあげましょうか」
澪「結構ですっ!」
唯「おんせん!」
澪「露天風呂か、やっぱり温泉はこうでなくちゃな」
梓「寒いです、早く温泉につかりましょう」
律「ダメ!ダメダメダメ!まずは体を洗ってから!」
梓「なんでそんな強否定なんですか」
律「今日の私は江戸っ子ですから。温泉のルールは破らせねぇ」
澪「意味がわからないけど確かにその通りだな。とりあえず体洗うか」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 00:20:48.69 ID:H1gNylYiO
みてるよ
憂「お姉ちゃん背中流してあげるよ」
唯「ありがと〜うい〜。ねえ、和ちゃんもおいでよ〜」
唯「ちっちゃいときみたいに三人で洗いっこしよ?」
和「いや、私は遠慮しておくわ」
唯「え〜なんでぇ〜、し〜よ〜う〜よ〜」
和「ハァ、わかったわよ」
唯「やった〜。えへへ〜、じゃあお客さんこちらへど〜ぞ〜」
律「澪、こっちも負けてらんないぞ、私たちもやろう」
澪「ええー、いいよ恥ずかしい」
律「あいつらだってやってんだからいいじゃんか」
澪「それに律変なことしそうだし・・・」
律「問答無用、ほらいくぞ!」
澪「お、おい律!腕を引っ張るな!」
唯「ふふ〜、甘いなりっちゃん。わが軍は三人そっちは二人」
唯「こっちのほうが圧倒的に有利なんだよ」
律「こしゃくなー、よし、ムギ、梓、こっちに来るんだ!」
唯「なっ、卑怯だよりっちゃん」
律「ここは戦場だ・・・勝つためには手段を選べないのさ」
唯「ならこっちだって!さわちゃん先生、援軍おねがいします!」
さわ子「オッケー!さあ、覚悟なさい」
律「りょ、りょ・・・呂布だあっー!」
澪「このノリにはついていけないな」
梓「はい・・・」
紬「ほらほらけんかはやめて」
紬「そうだ、この際みんなで洗いっこすればいいんじゃないかしら」
唯「それ楽しそう〜、そうしよう」
律「よーし、そうと決まったらみんな一列に並べー!」
梓(和先輩の隣がいいな・・・)
さわ子(澪ちゃんの隣になってさりげなくさわさわしてあげるわ)
座り順
憂→唯→和→梓→紬→律→澪→さわ子
憂(お姉ちゃんの体、しっかり洗ってあげなくちゃ)
唯「そっとそっとそばにいま〜すそよ風の〜ように♪」
和(小さくてかわいい背中ね)
梓(何か嬉しいような、恥ずかしいような)
紬(こんな経験ができるなんて、本当に軽音部に入ってよかった)
律「おおっとー手がすべってしまったぁ」
澪「さりげなく胸を触ろうとするな!」
さわ子「それじゃあ皆、そろそろ逆になりましょうか」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 00:35:25.12 ID:8R2yB5y70
素晴らしいノリだw
見てるよ
さわ子「くっ・・・静まれ私の両腕・・・っ」
澪「だから胸を、って揉まないで下さい!」
律「さわちゃんグッジョブ!」
紬(今日のこともきっと、一生忘れない思い出になるわ)
梓(さっきのお礼もかねてしっかり洗ってあげるです)
和(梓ちゃんにこうしてもらえるなんて・・・)
唯「走れ走れもっとはやく〜悲しいことあ〜った時も♪」
憂(お姉ちゃん歌うことに集中してて全然手が動いてないよ・・・)
見てくれてる皆さんありがとう
律「よし、体も洗い終わったしいよいよ行くか、よっしゃー!飛び込めー!」
澪「おい、走ると危ないぞ」
唯「お〜!」
澪「って聞いてないし」
紬「二人とも待ってー」
澪「ムギもか!」
梓「和先輩行きましょう」
和「ええ」
憂(ふふ、梓ちゃん、和さんとすっかり打ち解けたみたい)
澪「こんな明るいうちから温泉に入ってるなんて贅沢な気分になるよな」
唯「そうだね〜、あったかあったかで幸せな気分だし〜」
和「軽音部はいつもこういうふうに合宿に行ったりしてるんでしょ?羨ましいわ」
憂「和さんは生徒会ですもんね」
和「ええ、あそこは合宿なんて縁遠いもの。ちょっと憧れちゃう」
梓「まあ、合宿が可能なのにも理由がありますけど・・・」
紬「うふふ」
さわ子「まあねー」
和気あいあいと楽しげな一行・・・
そう、この時はこれから起きる真の恐怖に気づくものは誰もいなかったのである・・・
澪「変なナレーションを入れるな!」
律「すいま千円」
律「温泉入ったら!」
唯「やっぱりコーヒー牛乳!」
律・唯「イエーイ!」
澪「それは否定できないな」
紬「皆の分買ってきたわ」
律「ナイスムギ!ほんでぇ、腰に手を当ててこう飲む!」
唯「一気に飲む!」
紬「うふふ、こうね」
澪「何でそんなにテンション高いんだ」
一レスにつき30人は見てるよ
さわ子「それにしても澪ちゃんの浴衣姿は色っぽいわね」
憂「ほんとですね。大和撫子って感じですよ」
澪「そ・・・そうかな」
唯「うんうん、とってもかわいいよ澪ちゃん」
紬「ええ、素敵よ、澪ちゃんハアハア」
律「これで中身もよけりゃあなあ」
澪「何か言ったか?」
律「ワタシニポンゴワカラナイネ」
唯「あずにゃんは髪下ろしててもかわいいねぇ〜」
和「ちょっと大人っぽくなっていいわね」
梓「あ・・・ありがとうございます」
梓「和先輩もメガネ外してる姿も、その・・・素敵です」
梓「私的にはそっちの方が好き・・・かも・・・」
和「そう?それならしばらく外したままでいようかしら」
紬「あらあらあらあらあらあら」
澪「ムギ、あらあら禁止だ」
紬「うふふ」
律「突撃となりの」
唯「晩ごはん!」
律「はい、というわけで夕食の会場まで移動してきたわけですが」
律「いかがでしょう唯さん、このメニューの方は」
唯「お肉いいにおい〜」
律「あ、それだけですか。現場からは以上です、スタジオの澪さん」
澪「何だそれ。ていうか同じ場所にいるんだが」
紬「うふふ、それじゃあみんな座っていただきましょう」
席順
憂唯澪律
. さ紬梓和
唯「お肉おいしい〜口の中でとろけるよ〜
憂「こんないいお肉食べたことないね」
律「澪の肉もーらいっと」
澪「やめろっ、最後の楽しみにとってあるんだから」
紬「先生飲み物お注ぎします」
さわ子「ありがと、ムギちゃんはいいお嫁さんになれるわ」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 00:59:37.41 ID:G7QjvwIA0
澪の肉でいやらしいこと想像した
梓「和先輩お肉食べないんですか?おいしいですよ」
和「私お肉ってあんまり好きじゃないのよ。よかったら食べる?」
梓「じゃあ、いただきます」
唯「あ〜!あずにゃんずるい〜」
和「唯の位置じゃ渡せないでしょ?食事中に立つのも行儀悪いし」
唯「む〜」
憂「お姉ちゃん私の分あげるよ」
唯「ほんと?ありがと〜、うい大好き〜」
憂「はい、あーんして」
唯「あ〜ん・・・ん〜おいひい〜」
和「・・・」
和「梓ちゃん」
梓「はい?」
和「はい、あーん」
梓「え?」
和「あーん」
梓「あ・・・あーん」
和「どう?おいしい?」
梓「は、はい、おいしいです」
律「何だ何だぁ、和と梓はそういう関係だったのかぁ?」
和「そういうわけじゃないわ、ちょっとやってみたかっただけ」
澪「和がそういうことするなんて以外だな」
さわ子「ちょっとキャラ違うわよね」
唯「でも、今の和ちゃんとあずにゃん、ほんとの姉妹みたいだったよぉ」
梓「そ、そうですか?」
憂「うん。それもとっても仲良さそうな姉妹に見えたよ」
梓「そこまで言われると照れちゃうな」
和「悪い気はしないわね」
紬「ハアハア」
唯「ムギちゃん、コップから飲み物あふれてるよ」
律「たっだいまー」
澪「誰もいない部屋にただいまはないだろ」
律「わかんないぞー?私たち以外の声で返事があるかもしれないぜー?」
澪「やだやだやだ!゙聞こえない聞こえない聞こえない!」
唯「お〜、もうお布団がひいてあるよ〜」
律「でもまだ時間的に寝るには早いか」
律「よし、大富豪でもやろう」
いちじかんご!
律「ちっくしょー!また和が大富豪かぁ」
憂「最初に大富豪なってからずっとですもんね」
唯「これじゃあ和ちゃん無双だよぉ〜」
和「悪いわね、大富豪の座は誰にも譲る気はないわ」
澪「はは・・・また和に二枚献上しなきゃいけないのか・・・」
さわ子「誰も都落ちさせられないってどういうこと?」
紬「梓ちゃんもずっと富豪のままね」
梓「このポジションは渡しませんよ」
澪「そ、そうだ、もう一回温泉入りに行かないか?」
和「でも外、霧がすごいけど」
憂「これじゃあちょっと入れないかもしれないですね」
さわ子「きーりのたちこむもーりの奥深くー♪ってね」
梓「誰の歌ですかそれ」
律「澪、大貧民の座から逃げようたってそうはいかないぜ?」
澪「べ、別にそうわけじゃないよ」
唯「じゃあ枕投げでもしよっか」
さわ子「あー、私もう寝たいから暴れるようなのはちょっと遠慮してもらえる?」
律「寝るのは早すぎっしょ。お年寄り並みじゃん」
さわ子「今日朝早かったし、一日中引率で疲れちゃったのよ」
和「全然引率された記憶がないんですけど」
梓「ここへ来るまでのバスの中じゃずっと寝てましたしね」
さわ子「あなた達の自主性を試してたのよ。実は起きてたわ」
澪「どのみち引率してないことになりますけど」
紬「まあまあまあまあまあまあ」
唯「でも、わたしもちょっと眠くなってきちゃったかも」
律「なんだよ、枕投げしたいんじゃなかったのか?」
唯「そうだったけど、寝ころんでたら眠くなってきちゃった」
律「仕方ない、唯とさわちゃん以外でがんばるか」
澪「悪い、私も寝たいかな」
憂「すいません・・・私もちょっと」
律「なんだなんだ、皆して情けないなー、私なんかこう寝ころんでても」
律「全然眠く・・・な・・・ら・・・ない・・・ぜ・・・」
律「zzz」
澪「まったく・・・分かりやすいやつだな」
紬「ふふ、一番はしゃいでたから疲れてたのよ」
ばんめし!
澪「さてと、歯も磨いたし寝るとするか。明日はどれくらいに起きればいいかな?」
紬「八時に朝食になってるから、七時くらいかしら」
唯「それじゃあ学校行くときと同じかあ、せっかく休みなのになんかもったいないなぁ〜」
憂「でも、寝る時間が早いから学校行くときよりも多く寝れるよ?」
唯「おお、そっか。さすが憂、あったまいいね〜」
澪「いや、普通わかるだろ、それくらい」
唯「うい〜、いっしょの布団で寝よ?」
憂「うん、いいよ」
澪「二人はほんとに仲いいな」
梓「・・・」
梓「あの・・・和先輩」
和「ん?」
梓「一人だと昼間のことを思い出して怖いから・・・その・・・」
梓「一緒に・・・寝てくれませんか?」
和「ええ、構わないわよ。ほら、枕もってこっちきて」
梓「はいっ!」
澪「あの二人も今日一日でずいぶん仲良くなったな」
紬「そうね、実に・・・実に素晴らしいわ!ブラボー!エクセレント!ビューティフォー!」
澪「あ、うん、まあ、いいことだよな(何でこんなに興奮してるんだ?)」
紬「ハアハア、さ、いいものも見れたしそろそろ寝ましょ。電気消すわね」
澪「スースー」
律「zzz」
紬「ウフフ・・・律澪は至高よ・・・」
唯「う〜ん・・・あったかあったか」
憂「お姉ちゃん、布団持っていかないで・・・」
さわ子「はやてー、待ってよはやてー・・・」
梓(みんな寝たのかな)
梓(・・・)
梓(どうしよう・・・ドキドキして寝られない)
梓(何でこんなにドキドキしてるんだろ)
梓(確かに和先輩の近くにいれて嬉しい・・・嬉しいけど)
梓(それだけじゃない気がする)
梓(ひょっとして私、和先輩の事を・・・)
梓(そ、そんなわけないよね、女同士だし)
梓(先輩は私の事をどう思ってるのかな)
梓(・・・)
梓(和先輩の寝顔かわいい)
梓(・・・今ならキスしてもわからないよね)
梓(好きです、大好きです和先輩)
和「寝られないの?」
梓「ひゃあっ」ビクッ
和「どうしたの?」
梓「あ、あの、もう寝てるのかと思ってたので」
和「まだ起きてたわ。なんだか寝付けなくて」
梓「そ、そうだったんですか」
梓(危なかった、もう少しでキスする所だった)
和「・・・ねえ、梓ちゃん、抱きつかせてもらってもいい?」
梓「えっ?」
和「私、眠れないときは何かに抱きついて寝るのよ」
和「そうすると何だか落ち着いて、眠れるようになるの。ダメ?」
梓「そ、そういうことなら協力します。ど、どうぞ」
和「ありがとう。それじゃあ遠慮なく・・・」
梓(和先輩がこんな近くに)
和「・・・私ね、小さい頃から唯と憂ちゃんと一緒だったの」
梓「そうらしいですね。朝、憂から聞きました」
和「それであの二人の仲の良さをずっとそばで見てきたんだけど」
和「なんだか妹がいるっていうのが羨ましく思えちゃって」
梓「・・・」
和「ずっと憧れていたのよ、妹っていう存在に」
和「でも中学生くらいのときに今更妹なんてできるわけない、って諦めたわ」
和「その気持ちが今日梓ちゃんといるうちに蘇ってきてね」
和「ついつい妹みたいに扱っちゃった」
和「ごめんなさい、迷惑だったでしょ?」
梓「そんなことないです。私もお姉ちゃんって憧れの存在でしたから」
梓「優しくって、かっこよくって、頼りがいがある・・・」
梓「和先輩は私の理想のお姉ちゃんそのものです」
梓「ううん、それ以上に・・・」
和「それ以上に?」
梓(しまった、つい口走っちゃった)
梓(大好きですなんて言ったら引かれるよね、嫌われるよね)
梓(和先輩にとって私は妹みたいな存在なだけ、それだけなんだから)
梓(女同士で付き合うなんてできるわけない)
梓(好きなんて言うべきじゃない、諦めるしかないんだ)
梓(私はこんなにも和先輩を好きなのに)
梓(好きって言えないなんて悔しすぎるよ)
梓(諦めたくないよう)ポロポロ
梓「うっうっ・・・ヒックヒック」
和「ど、どうしたの?梓ちゃん」
梓「な・・・なんでもないでず」
和「何でも話し───」
梓「いいんです!気にしないで下さい!」
和「・・・ごめんね、何も言いたくない時ってあるものね」
梓「違うんですヒック・・・そういうことじゃヒック・・・ないんです」
梓「私は・・・私は本当は・・・」
和「いいのよ、今無理して話さなくても」
和「落ち着いたときにでも話してくれればいいわ」
梓「うわぁぁぁぁぁん」
梓(・・・あれ、私いつの間にか寝ちゃってたんだ)
梓(外が明るくなってる。もう朝か)
梓(・・・結局和先輩に言えなかった)
梓(和先輩──)
梓「あれ、和先輩がいない」
梓(どこいったんだろ?トイレじゃなさそうだし)
梓(ひょっとして・・・ちょっと行ってみよう)
梓(一つだけ脱衣かごに浴衣が入ってる、やっぱりここにいたんだ)
梓(このチャンスを逃したらきっともう二人きりになることはないだろうな)
梓(嫌われたっていい、言えないで後悔するくらいなら)
梓(言って後悔したほうがいい)
梓(今の関係はくずれてしまうかもしれないけど)
梓(それでも可能性が少しでもあるのなら)
梓(私は前に進もう、そして伝えるんだこの気持ちを)
梓「おはようございます、和先輩」
和「おはよう、梓ちゃん」
梓「昨日はご迷惑おかけしました」
和「いいのよ、気にしなくて。気持ちは落ち着いた?」
梓「はい、おかげさまで」
梓「そのことを・・・昨日言えなかったことを言おうと思います」
梓「私は・・・和先輩のことが好きです、大好きです」
和「それは先輩としてってことじゃ・・・ないわよね」
梓「違います。一人の女性として好きなんです」
梓「自分でも女の人を好きになるなんておかしいと思います」
梓「それでも好きになってしまったんです」
梓「・・・和先輩の気持ちも教えてもらえませんか?」
梓「私の事どう思ってますか?」
梓「やっぱり妹みたいにしか思ってないですか?」
和「・・・確かに私は妹みたいって言ったけど」
和「本当は違う、そう言って自分の気持ちを曖昧にしていただけ」
和「妹じゃない・・・あなたを一人の女の子としてみてたわ」
和「それでも言えなかった・・・きっと嫌われると思ったから」
和「だから、せめて恋人みたいな気分だけでも味わいたくて色々しちゃった」
和「本当は、私も梓ちゃんのことがずっと好きだったの」
和「軽音部の部室で初めて見かけたときからずっとね」
梓「え・・・そ、それじゃあ」
和「改めて言わせてもらうわ」
和「私は梓ちゃんが好き、だからこれからはずっと一緒にいてもらえる?」
梓「はい・・・もちろんです・・・」ポロポロ
和「ほらほら泣かないの」
梓「うっうっ・・・だって・・・だって嬉しくて」
和「ふふ、梓ちゃんは泣き虫ね」
梓「泣き虫なんがじゃヒック・・・ないでず」
和「ほら笑って、私は梓ちゃんの笑った顔が一番好きなんだから」
梓「グズッ・・・はい!」
和「そういえば昨日寝てるときに顔を近づけてきてたけど、あれってもしかして・・・」
梓「え!見てたんですか!?」
和「見てたわけじゃないけど、気配でなんとなくわかったわ」
和「実はキスしようと・・・してた?」
梓「だって・・・和先輩の寝顔がかわいかったんですもん」
和「ふふ、それじゃあ今・・・しましょうか」
梓「・・・昨日の分もきっちり返してもらいますから」
和「なら・・・私の目を見て・・・好きって言って・・・?」
梓「好きです・・・大好きです、和先輩」
和「私も・・・私も大好きよ・・・梓ちゃん───」
律「あれー、どこ行ってたんだよ二人とも」
和「朝風呂よ、昨日一回しか入れなかったからね」
梓「朝日がきれいでしたよ、皆さんも入ってきたらどうですか?」
澪「そうだな、まだ朝食まで時間あるし」
紬「先生と唯ちゃんも起こしていきましょうか」
澪「後で文句言われても困るし、そうしよう」
憂「お姉ちゃん起きてー、お風呂行こう」
唯「はうわっ」
唯「ゆ、夢かぁ。あ〜、怖かったぁ、チーズちくわになる夢みてたよ〜」
律「そりゃあ、そんなちくわみたいに敷布団にくるまって寝てればな」
和「ねえ、先生寝ながら泣いてるけど大丈夫かしら」
さわ子「早くしてくれよ・・・こいつ死んじまうよ・・・」
梓「こっちはこっちでどんな夢見てるんですかね」
律「ほら、さわちゃん起きて、風呂行こう」
さわ子「ん・・・もう朝・・・?」
紬「はい。せっかくですからもう一回お風呂に入りに行きませんか?」
さわ子「朝風呂ね、よーし、行きましょう」
唯「それじゃあ、お風呂へれっつご〜」
澪「すぐ戻るから、待っててくれ」
和「私達のことは気にしなくていいから」
梓「ごゆっくりどうぞ」
和「また二人っきりになっちゃたわね」
梓「・・・和先輩」
和「ん?」
梓「もう一回キスしても・・・いいですか?」
和「しょうがないわね・・・でも・・・私もそうしたかった」
和「大好きよ・・・梓ちゃん」
梓「梓って呼んで下さい、もう、恋人なんですから・・・」
和「うふふ、今さらながら信じられないわ、梓ちゃんと付き合えるなんて」
梓「だから梓って───んうっ」
和「大好きよ、私の・・・私だけの梓」
梓「えへへ・・・」
澪「朝食も豪華だな、朝からこんなに食べれるかな」
さわ子「でもこういう所だと不思議と食が進むのよねぇ」
紬「うふふ、たーんと召し上がれ」
梓「あ、このだし巻きすごくおいしい」
和「じゃあ、私の一つあげる。はい、あーん」
梓「あーん」
律「なあ、お前らやっぱり付き合ってるだろ」
和「ええ、付き合ってるわよ」
一同「なん・・・だと・・・」紬「キマシタワー」
ざわ・・・ ざわ・・・
澪「だ・・・だって昨日は否定してたろ」
和「そりゃそうよ、今日から付き合い始めたんだもの」
唯「あれ?二人とも女の子だよね?え?どういうこと?」
梓「性別は関係ないです、大事なのは二人の気持ちですから」
さわ子「まあ、女子高だからこういうこともあるわよね」
憂「そうですね、私は問題ないと思います。ちょっとびっくりですけど」
律「あはは・・・冗談だよな、おい、ムギも何とか言ってやれよ」
紬「ごっはんがごっはんがススム君♪」
澪「ムギはもうだめだ」
律「そ、そうだ。ならキスしてみせてくれよ」
律「付き合ってんならできるだろ?そしたら信じるよ」
和「別にいいわよ」
和・梓「んっ・・・」
和「これでいい?」
唯「おお〜、何かドキドキするよお〜」
律「嘘だろ・・・」
紬「うまいやややや!うますぎてふりかけが欲しいやあ!おかわりはやく持ってこい!」
澪「落ち着けムギ!限界点超えすぎだ」
支援
わ子「いいじゃない、りっちゃん。こういう愛の形もあるのよ」
律「違うんだよ・・・うらやましいんだ・・・私だって・・・」
澪「ん?何だよ、何か言ったか?」
律「・・・べっつにー」
律「いやー、やるねえお二人さん。眩しすぎて直視できねー」
律「さあみんな、この二人の門出を祝おうじゃないか」
澪「それじゃあ結婚式みたいだな」
律「いいじゃん、似たようなもんだし。さあ、皆様各自グラスを手にとって───」
律「二人の幸せに・・・カンパニーレ!」
一同「カンパニーレ!」
ごめん、さわ子のさが抜けてた
和「引かれるの覚悟で言ったのに・・・ここまで受け入れられるとは思わなかったわ」
梓「皆さんはそんな人たちじゃないですよ」
澪「そうだぞ和、私たちは友達だろ」
律「そーそー、それくらいで引くわけないじゃん」
唯「まだよくわからないけど、おめでとう和ちゃん」
憂「梓ちゃんもおめでとう、二人で仲良くね」
紬「たまには私の前でキスしてくれても構わないから」
さわ子「世間の風当たりは強いかもしれないけど、がんばりなさい」
和「みんな・・・ありがとう」
和「私・・・みんなと出会えてほんとうに・・・よかっ・・・た」ポロポロ
梓「和先輩・・・」
律「おいおい、泣くなよー」
律「泣くくらいならもう一回キスしろキス」
律「はい、キッス、キッス、キッス」
唯「きっす、きっす、きっす」
紬「キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!」
和「グスッ・・・もう、泣いてる暇も与えてくれないのね」
和「梓、これからよろしくね」
梓「はい、こちらこそよろしくです和先輩」
ごじつだん!
律「おーす、あれ、梓はまだ来てないのか」
唯「うん、まだ来てないよ」
紬「また和ちゃんと一緒にいるのかしら」
澪「だろうな、さっきうちのクラスに来てたし」
律「まったく、恋人と過ごすのはいいけど部活をないがしろにするなっつの」
紬「でも、前以上に楽しそうに演奏するようになったと思わない?」
唯「たしかに〜。一緒に演奏してると幸せさが伝わってくるもん」
律「まあーったく、ごちそうさまですってか」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 02:42:25.41 ID:3uOzzyt30
和「それじゃあ私そろそろ生徒会にいかなきゃ」
梓「えー・・・もうちょっと、もうちょっとだけ一緒にいましょうよ」
和「ダーメ、梓も軽音部のみんなが待ってるでしょ?」
梓「そうですけど・・・離れたくないです」
和「じゃあ帰りに一緒にケーキ屋に連れて行ってあげるから」
梓「ひょっとしてこないだのデートのときに見つけたところですか?」
和「そう、ずっと行きたがってたでしょ?」
梓「やったあ、和先輩大好きです」
和「もう、梓ったら。それじゃあ帰りまでがんばれるわね?」
梓「やってやるです」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 02:44:21.42 ID:LApkWYkF0
さるかいひ!
梓「それじゃあ、はい」
和「何?」
梓「行ってきますのちゅーですよ、ほらほら」
和「もう」
和「・・・ほら、これでいいでしょ」
梓「えへへ、じゃあ行ってきます!」
和「ええ、それじゃあまた後でね」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 02:46:44.14 ID:jCGcztB20
さるさ
梓「それじゃあ皆さん、お先に失礼します」
唯「和ちゃんによろしくねえ」
澪「あんまりはめ外し過ぎるなよ」
梓「わかってます、それじゃあまた明日」
紬「うふふ、恋人ができるって素敵ね」
律「・・・」
唯「りっちゃんどうしたの?」
律「ん?ああごめん、ちょっと考え事してた」
律「よーしそれじゃあ、私たちも帰ろうぜ!」
唯「それじゃありっちゃん澪ちゃんばいばい」
澪「ああ、それじゃあまた明日」
律「おつかれー」
澪「それにしても和と梓のラブラブっぷりは何かうらやましくなるよな」
律「・・・」
澪「おい律、話聞いてるのか?」
律「ねえ、澪」
澪「ん?」
律「あのさあ・・・」
澪「なんだよ、まじめな顔して」
律「その・・・」
律「・・・」
澪「律?」
律「・・・何でもない!ほら餃子!」
澪「また懐かしいことをするな」
律「お腹すいちゃったー、コンビニで何か買って帰ろうぜー」
澪「そうだな、よし、行くか」
おしまい
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 02:55:09.71 ID:pxx5OTFv0
寝る
支援
以上で終了です
支援と見てくださった皆様ありがとうございました
乙
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 03:01:44.48 ID:vlF948Db0
乙
律澪がいい距離感で好きだ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 03:11:09.93 ID:0pH77yrvP
乙〜
楽しかったぉ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 03:18:46.30 ID:yoY+i4AdO
おつん
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 05:25:29.37 ID:kDwcGyuIO
乙
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 07:26:09.80 ID:G7QjvwIA0
乙
和梓はええなあ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 07:40:31.78 ID:Tf857/JZ0
ホラー物かと思ったのに・・・
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 08:16:54.55 ID:poPYHfwUO
乙せざるを得ない
よかったよー
澪律の後日談とかも気になるな
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 11:35:23.11 ID:0Sl/somfO
今読んだ乙
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/14(日) 12:10:53.30 ID:sfj+8KNE0
乙
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙