【書類送検なう】毎日新聞抗議活動2ch本部297【引責昇進】

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165 ◆8chan/uRUU
みとスレのチラ裏で「レモン」って言葉が有った様な……
次は「ウオッカ」で何か有るのかなぁ…… 裏で何かが動いてるのかな!?

2月12日(金) 北九州版(福岡県)朝刊 4面[経済・総合]
ttp://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20100212ddm008070008000c.html
発信箱:レモン=福本容子

 レモンは酸っぱい。英語で酸っぱい、はサワー(sour)。そのサワーには、出来が悪い、とか、気むずかしい、
の意味もある。で、嫌なヤツをレモンと呼んだりするようになった、との説がある。

 アメリカでレモンと言えば、欠陥車を指すことも。知らずに買ってしまった人を救済する法律はレモン法と呼ぶ。

 そんな不名誉なレモン印が、品質命のトヨタ車に付き始めた。アクセルやブレーキという安全の根幹部分に問題が
あったことがもちろん大きい。けれど、対応をめぐる世間とのコミュニケーションでも重い不具合があったのでは?

 超人気者の新型プリウス。滑りやすい路面でブレーキが利きづらくなるのは、クルマの欠陥というより、
利かないと感じる運転者の感覚の問題。トヨタはそう言って、最初、リコールに及び腰だった。

 ブレーキが働くのに通常より余計かかる時間はたったの0・06秒。確かに一瞬。しっかり踏み込めば止まる、
はその通りなのだろうけれど、雪道で「あ、怖い」と驚く人間と、情報や経験がいっぱいの技術者は違う。
「酸っぱい」と感じる凡人に、酸性度の細かい数値を示して「舌のせいだよ」と言われても……。

 モノづくりを誇る国は、マイクロメートルとか0・0何秒の技を極めようと膨大な費用や努力を注いできた。
だけど、人間が作る物は完ぺきじゃない。当たり前。問われているのは、絶対に欠陥ゼロ、ではなくて、
問題に気付いた時、どう行動し、誰がどのように語るか、だろう。

 一度、サワー(険悪)になった顧客との関係を取り戻すには何年もかかる。トラブルを危機に発展させないための
コミュニケーション力も磨かないと。トヨタに限らない。(経済部)

毎日新聞 2010年2月12日 東京朝刊