ラノベ作家になろうと温めていたシナリオ

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57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
時代は今より少し昔のニューヨーク。主人公は完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。
一日2パックの牛乳と肉体のトレーニングを欠かさない彼の唯一の楽しみは、安アパートで自分と同じように根っこを持たない鉢植えの観葉植物に水を与えることだった。
彼の隣の部屋に住む12歳の少女もまた、家族から疎ましがられる孤独な少女。
ある日、不気味な男と部下たちが彼女の父親を訪ねて、預けたヘロインをかすめ取った奴がいると言い、明日の正午までに盗んだ奴を捜せと告げて帰る。
翌日、不気味な男と仲間たちはマシンガンを手にアパートを急襲し、たった4歳の弟も含めて彼女の家族を虐殺した。
ちょうど買い物に出掛けて留守だった少女は帰ってみて、何が行われたか気づいた。
彼女は涙をこらえながら部屋を通り過ぎると、主人公の部屋のドアベルを鳴らし続けた。
突然の訪問者にとまどう主人公に、少女はしばらく匿ってほしいと頼む。
さらに彼が殺し屋だと知った少女は、最愛の弟を殺した相手に復讐するために、自分も殺し屋になりたいと懇願する。