ハウステンボスの再建問題は、前原国交相が首を突っ込んできて、
「言ってみただけ、何もしてない」か……
日航と同じでグダグダになりそうですねぇ……
2月2日(火) 北九州版(福岡県)朝刊 20面[経済・総合]
ttp://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20100202ddp008020010000c.html HTB:再建問題 支援機構活用、具体策なく
◇経産省政務官「話題にない」/管財人「全くの白紙」
大型リゾート施設「ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)」の再建問題で、「支援断念」の方針だった
旅行業大手、エイチ・アイ・エス(HIS、東京都新宿区)は最終判断を来週以降に先送りした。
企業再生支援機構の活用が急浮上したためだが、活用が実現するかは極めて不透明。機構活用はまだ具体化しておらず、
「3月末の破産・閉園の危機は消えない」との声は根強い。
支援の検討に入ったHISは、HTBの資産査定でホテルなどの修繕費が200億〜300億円と試算。
目安にしていた100億円を大幅に上回る見通しとなったため、「支援断念」に傾いた。その後の1月30日、
前原誠司国土交通相が遊説先の長崎県内で「支援機構の活用ができるかどうか、
所管の菅(直人)副総理と相談して取り組みたい」と述べ、機構活用の可能性が飛び出した。
このため、HISは支援の可否判断を延期した。
しかし、複数の関係者によると具体策が詰まっている様子はない。政府高官は1日、
「(前原国交相は)地元市長から要望されたから言ったぐらいで、所管としてやってることじゃない」と主張。
関係省庁の一つである経済産業省の近藤洋介政務官も同日の会見で「(政務3役で)話題にもなっていない」と答えた。
機構の支援を受けるには、HTBの資産査定や再建計画などの厳格な審査があり、
現在のHTBがこれをクリアできるかも不明だ。今から本格的な査定作業などを始めたのでは、
更生計画で決められた今年度分の債務返済期限である3月末に間に合わず、時間切れとなる可能性がある。
更生手続き中のHTBを監督する桃尾重明管財人は31日、毎日新聞の取材に対し、「全くの白紙」と厳しい表情を見せた。