上条「DIOォォォォォォォォッ!!!」

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836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 20:54:49.84 ID:a1mt0cZoO
そういやジョースターさんだったな
でも無理してやってくれてるから、そのくらいなら目はつぶるさ
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 20:55:32.06 ID:3VkIwbyl0
>>834はテンメイのことだよ
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 20:58:17.14 ID:a1mt0cZoO
>>837
あれ違った?花京院ってジョセフのこと「ジョースターさん」って呼んでなかったっけか?
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:03:19.02 ID:wx7kHpcx0
出会い方が違うからじゃね?
ポルナレフが「ジョータローさん」とか言ってるし
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:04:49.69 ID:6Ul32N2F0
ポルナレフ「この精神にくい込む様な圧迫感は・・・ッ!このドス黒い感覚は・・・ッ!」

―間違いない、ここが奴はここに居る・・・ッ!

承太郎「・・・ここで別れる、俺達は正門から、そっちは裏門からだ」

彼らは屋敷の前に立っていた

陽の暮れるまでというタイムリミットを設け、可能な限りDIOの取り巻きを叩いておく為に

上条「そっちは任せたぞ」

一方通行「ハッ、任せとけよ・・・!」

動けない黒子と、それを手当てしているジョセフ、戦う力の無い姫神、そしてその護衛のゴリ太を除いたメンバーを二分する

正門から突入する陽動組は、リーダーの承太郎・本人の強い希望により上条・そして治癒役を申し出た佐天に、それを守らせるべくイギーを付けた

裏門から突入する本命組に、リーダーの一方通行、そして美琴・打ち止め・花京院・アヴドゥル・ポルナレフの火力特化メンバー

承太郎「ヤベェと判断したら壁に穴を開けて表へ出ろ。太陽がある内はDIOの野郎も、吸血鬼も追ってはこないだろう・・・」

一方通行「あァ、分かってらァ。行くぜェッ!」
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:08:24.66 ID:6Ul32N2F0
さて、夕飯とかに行って参ります('A`;)

>>834
・・・oh-・・・
御指摘の通りです。花京院はジョセフの事を「ジョースターさん」と呼んでいますね
花京院さん、一人称も変わったりしてるから、全然呼びかけ方気にしてなかった・・・('A`;)申し訳ない

>>839
それはポルポル君がおちゃらけているだけのつもりでした('A`)

とは言え、確かに多少なりとも出会い方は違いますからね(少なくとも料理店で出会ったりはしてないですし)
そう言った方向で、前向きなNOUNAI補完してくださると助かります('A`*)
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:09:11.54 ID:3VkIwbyl0
いや俺の言いたいことは>>838で合ってる
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:09:25.67 ID:F/v/bKB6Q
ポルポルが出所した経緯が気になるぜ
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:11:13.85 ID:3VkIwbyl0
>>843ポルポルなら出ようと思えば出れんだろwwwwwww
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:35:55.12 ID:WoASDPMV0
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:47:36.49 ID:yIZUPxk5O
ポルポル?ああ、指食った奴ね
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 21:54:33.32 ID:3VkIwbyl0
朝まで残っててくれ…
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:03:24.35 ID:67IYJ4qVO
姫神が地味にここでフェードアウトかww
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:07:41.56 ID:zQ0xupROO
相変わらずの空気で安心した
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:13:39.12 ID:67IYJ4qVO
上条に活躍させず、なおかつDIOを倒させたら
どちらからもブーイングの嵐になるでしょうしね

ってフーゴが言ってた
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:35:16.99 ID:nM3Wwg//0
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:48:16.43 ID:FbOGTDo1O
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:54:29.51 ID:6Ul32N2F0
保守ありがとうございました、再開します
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 22:58:31.73 ID:6Ul32N2F0
承太郎「オラァッ!」

星の白金が正門のドアを叩き壊す。頑丈な扉がいとも簡単に吹き飛ばされて行き、建物の内部が見える

佐天「・・・え!?何この建物・・・!」

入口から覗く光景に、少女は驚きを隠せない

それもそのはずで、そこから見える景色は明らかに外から見えるそれとは違う、まるで迷宮の様な作りになっていた

承太郎「・・・恐らく、敵のスタンドの幻覚だろうな・・・探し出して潰すしか―」

上条「その必要は無いぜ」

承太郎が言い終わるよりも早く、上条が屋敷の中へと足を踏み入れる

瞬間、景色が歪み始め薄暗い屋敷の正体が目の前に広がった

上条「そんなふざけた幻覚、ぶち壊してやった。これで先に進めるな」

承太郎「あぁ、だがその前にこいつらと出来るだけ派手に遊んでやる必要があるみたいだな」

その視線の先の、柱の陰から三人の男が現れる

男「ここから先へは、DIO様の元へは行かせねぇぞ・・・!」
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:04:48.23 ID:zQ0xupROO
上条さんの幻想殺しって不便そうに見えて結構便利だよな
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:06:01.90 ID:yIZUPxk5O
止まった時に入門できるのってたぶん承太郎と上条さんだけだよな…共闘?
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:11:53.77 ID:l2GP+pkW0
所でなんで時止め入門とか言われてんの?
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:12:59.43 ID:6Ul32N2F0
遠くから扉をぶち破る音が聞こえた

一方通行「・・・よォっし、あっちが行動を開始したみてェだな・・・!こっちもそろそろ行くぜ!」

仲間達を振り返り合図を送り、裏口から建物の中へと潜り込む

「ようこそ、皆様方。お待ちしておりました。まったく、ケニー・Gの奴は何をしているのやら・・・」

アヴドゥル「な・・・!何故既に・・・ッ!?」

彼らに向かい、一人の品の良い男が姿を現す

男「ダービーと申します。テレンス・T・ダービー。あなた方に再起不能にされた、ダービーの弟です」

男は丁寧に腰を折り名乗る。その余裕ある姿は、この人数相手でも勝てるのだと言わんばかりであった

一方通行「・・・ほォ・・・弔い合戦でもしようってか・・・?」

打ち止めを背後に隠し、懐から銃を取り出す

ダービー「ところで私も賭けが好きなのですよ。あなたはその引き鉄を引けない・・・」

ニヤリと口の端を上げ、白髪の少年にからかうように男は続ける

ダービー「・・・賭けよう」
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:26:48.18 ID:6Ul32N2F0
パァン
返事をするよりも早く、指が引き鉄を引く

ダービー「残念残念・・・どうも私は賭けごとには弱くて・・・お詫びにとっておきの世界へとお連れしましょう」

予想通りと言わんばかりに、弾丸の軌道を避けた男がスタンドを繰り出す

打ち止め「へっ?うわわ、床がっ!とミサカはミサカはあなたにしがみつきながら早口で―」

突如、一方通行と打ち止めの二人の立っていた床にぽっかりと穴が空き、二人と敵がその中へと落下してしまう

花京院「くっ!法皇の緑!」

紐状になったスタンドで、少年の手を絡め取り引き上げようと試みる

ダービー「・・・仕方ない、あなたもご一緒にどうぞ」

花京院「なっ!?うわあああああっ!」

その腕をダービーに掴まれ、この青年までもが落下してしまう

美琴「なっ!?待ち―」

アヴドゥル「待て!追うのは危険だッ!」

男が、自分も入りこもうとする少女を制止する

一方通行「てめェらァァァッ!俺達は自力でなンとかするゥゥゥッ!細けェ事はジジイに連絡しろォォォッ!!」

少女を抱えながら、少年が上に居る三人へと声を張り上げた
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:33:17.22 ID:zeGvMvMmO
ポルポルが自然消滅しとる
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:42:25.90 ID:67IYJ4qVO
ポルナレフ…(´・ω・`)
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:43:59.06 ID:CEy902GcO
ポルナレフは粉微塵になって死んだ!
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:46:44.59 ID:6Ul32N2F0
白髪の少年が、少女を抱えたまま出来るだけ衝撃を貰わない様に、それでいて最低限の能力で落下を終える

打ち止め「ひゃん!とミサカはミサカは、あ・・・あなたの手が触っている所を意識して赤くなってみるっ!」

花京院「ここは何だ・・・?」

目の前に広がる光景を見る。小島の様な場所の中央にテーブルと、何やら大きなケースだけが置かれている

ダービー「・・・ふむ、ケニー・Gは間に合ったようだな」

ダービー「所で私との勝負なのですが、ここにあるゲームなどで付けるというのはどうでしょう?」

テーブルの上に置かれたゲームを指さす。そこには世界中で有名な最新型ハードや、ソフトが所狭しと並んでいる

一方通行「はァ?何を言ってやがるてめェ・・・!悪ィが時間がねェンだ、二人がかりで一気にやらせて貰うぜ」

ダービー「おっと失礼。だがその前にこれを見て頂きたい。私のコレクションなのですが・・・」

ケースの取ってに手をつけ、ゆっくりと戸を開ける。その中から出て来た物は

打ち止め「・・・お人形さん・・・?とミサカはミサカは似合わない趣味に正直引いてみたり」

花京院「いや、かすかに何か聞こえる!これは・・・!」

オオオォォォ・・・   さびしい〜・・・   助けて・・・   助けてくれぇ〜・・・  ダァビィサマァァァァ・・・

ダービー「ばらしてしまいますが、これが私の原初神『アトゥム』の能力!私を殺せば、人形に入れた彼らの魂も殺す事にもなりますよ・・・!」
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:49:26.10 ID:6Ul32N2F0
('A`;)あれ・・・?

>>860-862
落ちたメンバー:一方通行、打ち止め、花京院
上に残ったメンバー:美琴、アヴドゥル、ポルナレフ

です

どこか変だったでしょうか('A`;)
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:51:30.03 ID:ILN1Alf30
文中にポルナレフが出てこなかっただけだと思うよ!
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:52:30.84 ID:WoASDPMV0
ポルナレフが何も喋らなかったから気になっただけじゃね
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/31(日) 23:53:51.73 ID:6Ul32N2F0
あ、なるほど。把握しました('A`;)
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:07:37.49 ID:d0KltgZy0
一方通行「ハッ!そンな赤の他人の事なンざ知ったこっちゃねェ・・・!」

ダービー「ほう・・・?では私がこの人形の首をへし折ったとしても、問題は無いと・・・?」

やめてぇぇ・・・ たすけてくれぇぇ・・・ しにたくない・・・

男が悲鳴を上げる人形の頭に手を掛ける。勿論自慢のコレクションを破壊するつもりなど毛頭ない

『NO!』

―ふ・・・クールを装っておきながら、その実熱いタイプと見える・・・

少年の心の声を聞く。それが彼のスタンドの持つ能力。相手の質問に対し、その是非を知る事が出来るというものであった

一方通行「がっ!てめェのイカレっぷりは見逃す訳にはいかねェな・・・ッ!」

ダービー「素晴らしい、そして最初の対戦相手なのですが・・・あなたを指定したい」

予想外の言葉が、物静かな青年へと向けられた

ダービー「あなた方お二人は、どうやらとても仲のよろしいようですが、彼は違う」

ダービー「あなた方二人の魂を奪った後に、魂を掛けたくないと言いだしてスタンド攻撃をされたくはないものでしてね・・・」

一方通行「チッ!誰がそンなルールで―」

少年の前に手を伸ばし、その言葉を阻止する

花京院「良いだろう、勝負はこのゲームで付けさせて貰おうか・・・ッ!」
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:14:51.95 ID:VgVsQyfi0
F-MEGAキター!!
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:18:39.61 ID:d0KltgZy0
ダービー「ほう、そのゲームは・・・!」

彼は、アーケードから移植された世界的大ヒットのカーレースバトルゲームのソフトを、その手に取っていた

一方通行「おっ!おいィ!?」

花京院「大丈夫、任せて下さい。僕は自分のマシンを使わせて貰う!」

手元から一枚のデータカードを取り出す
このゲームはアーケードとコンシューマの両方で、自分の機体を使えるのがウリの一つである

画面に一つのスポーツカーが浮かび上がる。車体ナンバーは28。プレイヤーネームはTENMEI、表示されている全国ランキングは上位である

一方通行「な、てめェその名前はまさか・・・!?」

白髪の少年がその名前を見て、驚く。このゲームをやっている者の中で、彼を知らない者などいない程の有名人

花京院「えぇ、実は僕このゲームかなりやり込んでいましてね・・・!」

ダービー「良かろう、相手にとって不足はない・・・ッ!私も同じ車の、ナンバーは15だ・・・ッ!」

男の顔から余裕の色が消える。これほどの相手がいるとは予想していなかったのであろう

ダービー「さて、私は彼らの魂を賭けましょう・・・」

花京院「・・・僕の魂を賭けよう・・・!」

ダービー「グッド!」
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:20:29.07 ID:2JUNcYl0O
ここでテンメイ使うのかよwww
そんなゲーム廃人になるよりも友達作れよwwwwww
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:36:23.17 ID:d0KltgZy0
スタートの合図と同時に、ダービーの車が僅かに先へと飛び出し、ぴったりと相手の車の前へと付ける

しかしそれを花京院の車が弾き飛ばし、横並びへと持ち込む

息を呑む接戦、互いに一歩も引かず、劣らずコーナーを曲がり続ける

ダービー「面白いッ!そうでなくてはコレクションに入れる価値がない!」

神経質そうな外見からはとても想像の付かない大胆さに、思わず戦っている相手というにも関わらず賛辞を送ってしまう

最大スピードギリギリでコーナーを曲がる事も、ダービーの車を弾き飛ばす事も、一つ間違えればその場で即敗北が決定してしまう様な危険な賭け

花京院「・・・」

その時、彼は考えていた。かつてDIOと出会い肉の芽を植え付けられた時の事を。DIOは、自分を殺すつもりではないと言った

その言葉に心の底から安心をしてしまった。しかし、それは屈辱でもあった

奴に精神的に屈した自分を呪った。それが命を賭けてこの旅に着いてきた理由。今、魂を賭けて戦う動機

花京院「このゲームで、この花京院典明に精神的動揺による操作ミスは無いと思っていただこうッ!」
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:37:13.72 ID:kg+3ih/mO
友達-必要なし
(ゲーオタの)頂点はいつも1人
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:51:52.13 ID:d0KltgZy0
ダービー「クッ!この加速トンネルを超えたジャンプ台で勝負するッ!」

車体1つ分しかない狭いトンネルへと、二つの車が同時に入る。花京院の車は、ほぼ壁を走っているような形である

そしてトンネルを抜け、二つの車がほぼ同時に空を駆ける。しかし、僅かにダービーの車が前へと出ている

ダービー「勝ったッ!」

花京院「まだだァッ!」

着地したダービーの車の後輪に、加速を付けた勢いで花京院の車の前輪をぶつける

そして、その衝撃でダービーの車がコースの外へと弾き飛ばされて行く

花京院「コースアウトだっ!もはやお前に勝ち目など無いッ!」

コースの外の崖へと飛ばされた男の車、それも全て計算済みの行動であった

ダービー「いいや!これで私の勝ちだッ!」

一方通行「・・・!?やべェぞ!これはショートカットだ!向こうのコース内に着地する!!」

勝利を確信した男の叫び、それに逸早く反応を示す

花京院の車の力を利用したダービーの車は、今まさに崖の向こうのコースへと降り立とうとしている

コースに乗るか、それとも足りず崖に落ちるかの瀬戸際。全員の視線がモニターへと集まって―

そこで、ゲームの電源が落ちた
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 00:58:48.09 ID:2fvkYxwe0
さて、このSSにおける姫神の存在意義はあったのだろうか・・

ところで最初のほう佐天が肉の芽植えつけられたようだけど、あれDIOが直接学園都市来たの?
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:06:10.50 ID:d0KltgZy0
ダービー「な・・・ッ!?馬鹿な、一体何が・・・!ま、まさかイカサマをしたのか花京院ッ!」

『NO!』

勝利を目前としながら、突然の事に動揺を隠せない。更に彼がイカサマすら使ってないとすれば尚更である

花京院もそれは同じらしく、何が起こったのかと唖然としている

一方通行「・・・おいィ・・・打ち止め・・・まさか・・・?」

打ち止め「負けを認める前に止めて上げないと魂持っていかれちゃうからね。とミサカはミサカはにっこりと微笑みながらあなただけに教えてあげてみたり」

言葉の通り、白髪の少年へと満面の笑みを見せる少女。以前のギャンブルでこの手の能力の特性は既に理解していた

しかし少年には、その笑顔の裏に隠された黒い物が見えた気がした

彼女も御坂美琴と同じく、電撃の能力を持っている。しかし、その力は彼女のそれとは全く比にならない程弱い物で、戦いに使えるほどではなかった

しかし、相手が生身の赤ん坊であるのなら話は別である。火傷をさせる事くらいは出来る

そして、相手が機械であるのなら、やはり話は別である。電源を落とす事くらいは出来る

ダービー「クッ!だが負けた訳ではないっ!次の勝負を・・・!」

頭を抱える男の元へと少年が詰め寄り

一方通行「おいィ・・・次は俺が相手をする。今と同じゲームで、だ」
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:21:44.32 ID:d0KltgZy0
一方通行「ヒイィィィィィヤッハァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!」

ダービー「う、うおおおおおッ!!ば、馬鹿なッ!このスピードは・・・!」

新調したコントローラーを握りながら少年が意味不明な声を上げる

車体ナンバー21の車が、ダービーの車をぶっちぎる

先程の彼らとは違い、コーナーを最大スピードそのもので曲がり切り、その姿はコースアウトなど毛頭気にしている様には思えない

花京院「ま、まさかあのスピード・・・!あのナンバー・・・!そしてあのIKKOというプレイヤーネームッ!」

打ち止め「彼はとあるゲームセンターでは生きる伝説のドライバーとまで呼ばれていて!とミサカはミサカはまた自分の事の様に胸を張って―」

一方通行「ヒャァァァァッハァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!」

少女の説明をも掻き消す程の奇声を上げて、車が爆走をする

既に戦う相手は、ダービーではなく己のベストタイム

そして彼の車が、公式上の最高記録を塗り替えて凱旋をしていた
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:24:19.45 ID:3VD0Zt+k0
燃えてきたwww
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:25:28.37 ID:2JUNcYl0O
どっかで見たぞと思ったら車輪さんの時の話かよwww
まさかの伏線wwwwww
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:39:38.50 ID:d0KltgZy0
ダービー「ぐっ・・・!貴様何かイカサマを使ったのか・・・ッ!」

『NO!』

分かっている。このゲームを用意したのは自分自身であり、そんな事をする時間もなかったことは

しかしあまりにも速すぎる少年の車を見ると、明らかに自分とは別のゲームであるかのような錯覚に陥ってしまう

ダービー「くっ、くぅぅぅっ!!馬鹿なッ!何故こんな事にっ!?」

人形達の魂が解放されて行く。思わず負けを認めてしまったのではなく、認めざるを得ない程の完敗

一方通行「さァて、これでもうてめェをボコしてやっても構わねェ訳だ・・・!」

花京院「魂を弄んだ償いはキッチリして貰おうかッ!」

打ち止め「後ちょっとで勝ってたのにねおじさん。とミサカはミサカは思いっきり上から目線で声をかけてみる」

ダービー「・・・ハッ!まさか貴様が何かしていたのか・・・ッ!?」

この少女が何かしらの能力を使ったという話は聞いていない。だから気にもかけていなかった

『YESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYESYES!!』

突如、彼の脳裏にとんでもない量の声が響く

一方通行「覚悟しやがれェッ!」
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 01:45:44.61 ID:d0KltgZy0
うーん、少々頭痛がしてきたので終了しようかと思います・・・('A`;)

予定していた量が全然進まない、どうしようこれ・・・
本当に申し訳ないです('A`;)

もしよろしければ、またお力をお貸しください

それではおやすみなさい('A`)ノシ
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 02:16:19.53 ID:Mnxh4g2rO
お疲れ様〜
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 02:16:28.10 ID:kg+3ih/mO
おやすみー(^o^)ノ
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/01(月) 02:36:07.74 ID:YhnH2Pfm0
おやすみ
無理はするなよー
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
花京院とダービー噛ませかよ