唯「もう怠け者なんて言わせないもん」

立ったら書こう

ほぅ

和「唯、唯！」

唯「ふぁ…あ、和ちゃん。どうしたの？」

和「どうしたの？じゃないわよ、まだ入学してすぐなのに授業中居眠りなんかして」

唯「えへへー、だってお日さまがポカポカあったかいんだもん」

和「いや、雨だった昨日も寝てたし」

唯「だってだって勉強つまんないんだもん」

和「そういえば、もうなんの部活に入るか決めたの？」

唯「ううん、まだ迷ってる」

本当はどこにも入りたくないんだよね

家でゴロゴロダラダラしてたいし

和「まだ決めてなかったの？」

唯「わたし運動音痴だし文化部とかよくわからないし…」

和「そんな風にできない〜分からないなんて言ってないでなんでも興味を持ってやってみなきゃダメよ」

続けろ

http://sukima.vip2ch.com/up/sukima013455.jpg

唯「うーん…ゆっくりお昼寝する部活とかあればいいのにね」

和「何しに学校きてるのよ」

唯「寝るために」

和「あんた…そんな怠惰な生活してたらニートになるわよ」

唯「たいだ？八木裕？」

和「それは代打よ」

和「怠けてるってことよ」

唯「えーっ、わたし必死に生きてるのにー」

和「唯の言ってる必死は世の中の最低限だと思うわ」

息をしてるだけでも奇跡

・・・

一日ってあっという間だな

流されるみたいに気がつくと終わっていっちゃう

唯「帰ろう」

・・・

テニス部員「ファイト！ファイト！」

テニス部の人達が練習してる

唯「なんでも興味を持ってみなきゃ、か…」

すごいなぁ、あんな小さいボールをあっちこっち追い掛けて打ち返してる

唯「うぅ…ボールを目で追ってるだけで目が回ってきたよ」

目でも追えないのに走って追い掛けられるわけないや

唯「平沢ゾーンとかあればいいのに」

息をするのもめんどくさい

あっちで走ってるのは……柔道着きてるし柔道部かな？

唯「うおっ！ブロリーみたいな人がいる」

まわりの人達の5倍くらい大きいよー

あんな人がいる部活入ったら命がいくつあっても足りないよぉ

ドラゴンボールがあっても安心できない…

やっぱり私には無理みたいだ…

唯「そんな無理してまでやる事ないよね」

わたしは家でゆっくりしてるのが１番だよね！

家に帰ってきてご飯食べてお風呂入ってダラダラ

アイス食べよう！

唯「ガリガリ君のコストパフォーマンスはすごいと思う」

憂「もう24本目だよー」

唯「もうそろそろCMのオファーとかきそうだよね」

憂「お姉ちゃん可愛いからオファーきてもおかしくないよね」

唯「やっぱりアイスを食べてゴロゴロしてるのが幸せだなぁ」

憂「アイス食べてるお姉ちゃん可愛い」

そういえば憂はいつもわたしのこと見ててどう思ってるのかな？

やっぱり怠けてるだけに見えるのかな？

唯「うい〜憂はわたしが家でゴロゴロしてるの見ててどう思う？」

憂「かわいいと思う」

あれ？なんか違う

唯「そうじゃなくてね、えーと…和ちゃんにダラダラしてるだけじゃなくてなにかに興味を持って部活とか入ってみたらって言われたんだ」

こういうギャグテイスト好きよ

憂「和さんに？確かに部活してるお姉ちゃんもかわいいと思う」

やっぱりなんか違う…気がするけど

部活してても部活してなくてもわたしはわたしって事だから

今まで通りでいいってことかな？

憂「でも何もしないより何か部活をするのはいいことだと思うよー」

唯「うっ…やっぱり憂もそう思うんだ」

憂「なにもしないよりはね、とりあえず部活じゃなくてもいいから何か一つ頑張ってみたらどうかな？」

和ちゃん活躍期待

あ

次の日

唯「というわけで今日は授業を真面目に受けてみようと思います！」

和「当たり前のことなんだけど…」

・・・

と思ったけど今日もポカポカで眠いや

英語なんてさっぱりだよ

先生「………。はい、平沢さんここを訳してください」

唯「へっ…？ほ、ほい！」

あわわ、なんにも聞いてなかったよー

唯「えーと…とりあえず、わたしは今とても眠いです」

先生「その通りよ」

思わず気持ちが口に出ちゃったけど合ってたんだ

先生「真鍋さん、ここは？」

和「You are very lazy.」

先生「その通りです」

>>6
詳細

和「で、結局午前の授業はほとんど寝てたわね」

唯「なまけたい時もあるのです。だって人間だもの」

和「怠けた言い訳で使っちゃいけないと思うわよ、その言葉」

唯「言い訳する時もあるのです。だって人間だもの」

きっとみつをも眠くてしかたがない時にこの言葉をつぶやいたと思うんだ

和「いつまでも言ってないで次の授業音楽なんだから音楽室行くわよ」

唯「和ちゃん〜どうやったらそんなしっかり授業受けられるの？」

和「そんな別に普通にしてるだけよ」

唯「わたしはその普通ができなくて困ってるの」

和「ノート書くのに集中したらいいんじゃないかしら？」

唯「え〜めんどくさいよぉ」

和「それじゃそのままよ、しっかりしなさい」

唯「もう勉強はいいや、わたしが和ちゃんの分まで寝るから和ちゃんはわたしの分まで勉強して」

和「ニート路線一直線ね」

音楽室

唯「前から思ってたけど音楽室なのにティーセットとか置いてあるよね」

和「本当ね、随分高価そうな物だけど学校の物なのかしら？」

唯「きっとこれも楽器なんだよ！」

和「それだけは絶対にないと思うわ」

唯「じゃあ、やっぱりお茶会するのかな？」

こんな綺麗なティーセットでゆっくりティータイムするだけの部活なんてあったらわたしにピッタリだろうなぁ

和「そんな部活あるわけないでしょ」

なんだか心の中を読まれた気がするよ、和ちゃん

和「気のせいよ」

唯「気のせいじゃなかったよ」

和はもう唯をひっぱたけよｗｗｗｗｗｗｗ
そうしたらどうだ
唯「和ちゃん！惚れた！貝合わせして！」
ってなるだろう
俺得なわけだ

もうムギちゃん用意しはじめてるのか

・・・

和「音楽の授業はちゃんと起きてたわね、カスタネット叩いてただけだけど」

唯「カスタネット楽しいよ〜うんたん♪うんたん♪」

和「そのうんたんってなんなの？」

唯「裏打ちだよ〜うんたん♪うんたん♪これができなきゃ秋田じゃナマハゲになれないんだよ！」

和「もう狂ってなにもかも意味が分からなくなってきたわね」

唯「この勢いで次の授業はしっかり受けちゃうよ！」

和「やる気が出たなら良かったわ。最後くらいしっかりしなさいよ」

和「6限は数学よ」

唯「キングオブ意味が分からない授業だよね！」

和「なになら分かるのよ」

唯「でも頑張っちゃうもんね」

明日には趣味は因数分解と二次方程式です

暇を見つけてはもっぱりフェルマーの最終定理です

なんて言って和ちゃんを見返してやるのだ

それから博士号とかもらっちゃって明日が明るいよ！

・・・

唯「あ…筆入れ音楽室に忘れた…」

もっぱりｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

だれかドクオが捕まってるAA下さい

　__[和] [唯]
　　(　 ) ('A`)　
　　(　 )Ｖノ ）
　　 | |　　| |　

テンキュー

どうしよう…

唯「取りに行かなきゃ！でも先生来ちゃったし」

誰かに借りて…

でも、そこまでして授業受けたいわけじゃないし

唯「とりあえず聞くだけにしよう」

・・・

やっぱり数学って意味分かんないし眠いな

生きるために特別必要じゃないし

数学なんてできなくてもアイスは食べられるもんね

はぁもういいや！寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー！

　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : /: : : : :/: : :､ヘ: : : : : : : : : : :＼
　　　　　　 /: : : : : : : : : : /: : : : :/:ヘ.: : ＼＼: : : : : : : : : ∧
　　　　　　 |: : : : : ／: : :/: : : : :/: /＼＼: : ヽ'.: /: : : :| : : : :ﾊ
　　　　　　/: : : ／: : : :/: : .ﾉ: /: : |: : : ＼／|: :/: : : : :i: : : : : :',
　　　　　,':/::!: /: : :／ヽ.／: : :|: : /: : :／　　|:/: : : : /.!: : : : :/l
　　　　/:/: ::ﾚ': : :/ ⌒/: : :/: :|: /: ／｀ー―''!≦: ::/: :! : : : : : |
. 　　 /: : : : : : : ∧ 〈/:: : /: : :!rc､､ 　　､　　|: : : /∨|: : : : : : |
　　 /:/: : : :i: : : :､:ゝ': : :/::　: :|ヽ＼＼　 丶 .|: : / ､.|::!: : : /: : !
.　 /:/!: : : : ',: : : : V: : : |: : : : | l//|.＼ﾝ　　 .!:./　　∨: : /: : :,i
.　 |/ |: : : : : ゝ: : : :＼: :|: : : : |　　.!　j 　　　 /､─　ﾉ: :,ｲ: : : /　　　だめだこいつ・・・早くなんとかしないと
　　　 ゝ: ＞イ三三ニ=､.: : : /　　ﾉ/´゜　　_　＼＼ｲ／::|: : :/ !
　　　 ∠三三三三三三ﾊ: / 　 /｡ﾟ　　　　 ' //!ヽJ: : : .!: /!! |
　　／三三三三三三三ﾆ| ＼ノ/　＜ ﾌ　　　　し': : : : :ﾚ' ﾉ .,
.　/三三三三三三三三ﾆ|＼ゝ'､　 　 ｀　　　 ノ: : : : : : :!'　 ﾉ
. /三三三三､三三三三ﾆ|　 ＼/|｀ー――＜|:/: : : : : :j,イ/
/三三三三三､三三三三jレ‐´￣ヽ三ヽ:／´.j/: : :,: : :/ ´
三三三三三三',三三三=|´三ﾆ=､ ｀}三ﾆ､　/: :.／|:／
三三三三三三 ',三三=∨三三三',ノ三三|　￣ 　 '
∨三三三三三ﾆ',三三/三三三三', }三ミj

ナルコレプシー？

唯「終わった…なにもかも」

和「最後も変わらず居眠りして終わったわね、試験になったらどうするの？」

唯「その時は和ちゃんが助けてくれるよね！」

和「それじゃ意味ないわよ、勉強は日頃の積み重ねが大切なの」

唯「うぅー…もういいのきっと私の前世は過労死した人なの、だから怠ける運命なの」

和「完全に暗黒面に堕ちたわね」

唯「来世から本気出す」

そして伝説へ…

おわり

　　　　　　　　　　　　　　　　-────-　　　 、
　　　　　　　　　　　 . : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :＼
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コ・イバ・ナお・わ・り！イェイｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

和「なんて終われるわけないでしょ！強制再開よ！」

唯「あうぅ…」

和「そんな急にするからよ、無理しないで少しずつでいいの」

唯「苦労しないで博士になるための近道とかアインシュタインみたいな脳があればいいのにな」

和「近道で博士になってもなんのためにもならないわよ。それにどんな天才もみんな見えないところで努力してるのよ」

唯「うぅ〜…」

和「ほら、いつまでも唸ってないで帰ろう」

唯「あ…」

和「どうしたの？」

唯「音楽室に忘れ物取りに行ってくる」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐　7'⌒　ｰ- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : :/: : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　 / : :/ : : : : | : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : ⊂ﾆﾆ／| : : : : : :|: :ヽ : : : ＼　　　　　
　　　　　　　　　　　　 　 / : : ⊂ﾆ⊃__ | : |: : : : |_ : : : : : : : ヽ　　　　
　　　　　　　　　　　　　′:/ : | : /　　　 ∨　 ＼|　│.: : : : :|　 i　　　　べっ別に再開して嬉しいなんて思ってないんだからねっ
　　　　　　　　　　　　/: : :| : : : : | -―　　　　--　　|: : : : :| |　　　　
　　　　　　　　　　 　 ｉ: : : |: : : ∨ｘ=＝　　　 ==ミ、 |: : : : :l |　,′　　
　　　　　　　　　　 　 |: : : | : : : | .:.:::::.　 　 　 ::::.:.:. /|: : : : :l |ノ　　　　 
　　　　　　　　　　　　V| : | : : : |　　　　､ _,　 　 　｛ｲ: : : : :|ﾉ　　　　　
　　　　　　　　　　　 　 { : | : : : |＞　.,,＿＿＿.　イ､|: : /:/　　 　 　 　 
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音楽室まで行くのめんどくさいけど、筆入れなきゃ困るもんね

和「教室で待ってるわよー！」

唯「うん！わかったー！」

和ちゃん待ってるから急がなきゃ

あーあ、100mを5秒で走れたら勉強なんてできなくてもいいのにな

モデルみたいにスタイル良くて綺麗ならゴロゴロしてても人気者なのにな

唯「なんで私こんななんだろう…」

・・・

唯「音楽室…中に誰もいないかな？」

コンコン、ガチャ

〜〜♪

唯「失礼します。誰かいる？」

音楽室の中では3人の女の子が演奏していた

カッコよくベースを弾く長髪黒髪の女の子

優雅にキーボードを鳴らす沢庵みたいな眉毛の女の子

力強くドラムを叩くカチューシャの女の子

差し込む西日を受けてまるで輝いているようだった

唯「あんまり上手くないけど、とっても楽しそう」

同じ1年生かな？みんなカッコイイ…

カチューシャの子「ん？誰かいるのか？」

唯「あ…」

カチューシャの子「もしかして入部希望者！？」

唯「ええと、そうじゃなくて…」

カチューシャの子「違うの？でもここに来たのもなにかの縁だし軽音部に入りませんか？」

えぇ？初めて話すのになんか勧誘されてるよ

唯「あ、あの〜わたし…」

黒髪の子「こらっ！強引に勧誘するな！その子も困ってるだろ」

カチューシャの子「あう〜入部希望者ぁ〜」

黒髪の子「音楽室になにか用事かな？」

わぁ…カッコイイな…大人の女性って感じだなぁ

そうだ！忘れ物とりにきたんだった

唯「ええと、筆入れ忘れて取りにきたんです。ピンク色で大きくガラパゴスってプリントされてるのなんですが」

沢庵の子「これのことかしら？あそこに置きっぱなしだったわよ」

唯「あ！ありがとうございます」

黒髪の子「独特なデザインだな…」

唯「それじゃあ、失礼しました」

カチューシャの子「入部希望者ぁ〜…」

いろいろすごい人達だったな、部活かな？

　　　　　　　　 　 　 　 　 ,. --f´⌒ミ:ー‐　、
　　　　　　　　　　　　...イ=ミ:{人{ : : :ヽ:＼: : ＼
　　　　 　 　 　 　 ／ : .:|: : /---ﾍ: : : ト､:ヽ : : :＼
　　　　　　 　 　 / : : : : |=/　___,　 ヽ: :} `ｰ‐､: : :トヽ
.　　　　　 　 　 / : :.: : : :V （(____)）　 V　　__,.ヽ: :ﾄ:} ',
　　　　　 　 　 ′.::ｲ :｜{　/｀丁´　　　　((___))l: ハ!:.i
　　　　　　　　} : :/ l : :{ :|/　　|//　　　 //｢ l　}小:.:. |　　独特のデザインとかふわふわ時間（笑）の澪ちゃんに言われたくねーからｗｗｗｗｗｗｗｗ
　　　　 　 　 /:　　{ﾊ: : : l′　ﾉ ＿＿＿　｜ ∨ {: V }
　　　　　　 / : ィ: 弋} : : { 　 {/´￣ｎ､￣｀} }　 } 八: V
　　　　　　}`く　} : .:.:| : : / } jー/Y　 ト ._ﾉ |　 ﾚ:.:.: : :|
　　　　　　| { ∨ .:/:∧　′lﾉ　/ ﾉ　/ } 　 ﾉイ　:.:.:: :｜
　　　　　 ｜　 }:. 三三. |　{!ミ {　　 ' /-＜}　V:.:.:. ,ｨ｜
　　　　　　}　　|￣￣｀Y:l　| ＼|　 　 ﾊ:.:ﾉ:ﾉ　 }:.:. / }ﾉ
　　 　 　 /| 　 |::. 三三｜ﾉ 三}　 　 }. トく＿_{:.:/　/
　　　　　i:r==ミ廴:.　　 | '.:ヽ__ﾉ　　∧｜:::l::::::::::｀ヽ.
　　　　　}:|:::::::::::::::｀i:::::::|:::::/￣:｀ミ〈 ∧|:::::|:::::::::::::::::'.
　　　　ノ:::〉:::::::::rっ:}:::::::∨:::::::::::::::::::〉} }:::: |::::::::::::::::. }

・・・

唯「和ちゃんお待たせ〜。聞いて聞いてすごい人達がいたんだよー！」

それから私は音楽室であった事を和ちゃんに話した

演奏していた3人の女の子達のこと、それがとっても楽しそうだったこと、沢庵のこと

唯「ベースをボボボンボボボンって弾いてね！キーボードをポロロンポロロンって鳴らして！ドラムをドドドンドドドンって叩くんだよ！」

和「それきっと軽音部ね」

唯「けいおんぶ？」

和「あそこに貼り紙あるわよ」

見てるぞ、和SSスキだ

一緒にバンドやりませんか？
ギタリスト募集！！

唯「けいおん部ってバンドやるの？」

和「そうね。ギター募集してるみたいよ、入ってみれば？」

唯「無理だよぉ！ギター難しいって言うし音楽聴くけど、あんなのマネなんてできないよ」

和「誰でも最初はできないものよ。大体普段どんなの聴くのよ？」

唯「DIR EN GREYとか」

和「すごく似合わないわ」

唯「そお？可愛いよ〜」

和「プロみたいな演奏しろなんて言われないだろうからやってみれば？」

唯「だから私にギターなんて弾けるわけないよー」

和「なんでもやる前から出来ないなんて決め付けちゃダメって言ったでしょ」

やる前から出来ないって決め付けちゃダメ。か…そうだよね

和「それにさっき軽音部の人達のこと話してる唯とっても楽しそうだったし興味があるんじゃないの？」

唯「うん、あの人達すごく楽しそうだった。わたしもあんな風にできるかな？」

和「できるできないじゃないわ、やる事が大事なのよ」

唯「和ちゃん。わたしやるよ！わたしあの人達みたいに楽しく演奏できるようになりたい！」

和「それでいいのよ、唯！やっと部活決まったわね、でもこれはまだスタートだからね。これからが大切なのよ」

唯「わかってるよー」

和「ちゃんと入部届書くのよ」

唯「うん、だいじょうぶい！」

和「今の唯なら大丈夫そうね、それじゃまた明日ね」

唯「うん！和ちゃん！ばいばーい」

・・・

家に帰ってきてご飯食べてお風呂入ってダラダラ

あれ？なんかデジャヴ

唯「そうだアイス食べなきゃ…じゃなくて入部届書かなきゃ」

あぁ本能がアイスを食べたいと申しております

唯「ダメダメ！アイスは入部届を書いたあとあと」

でも足が自然と冷凍庫へ向かってしまうぅ〜

そして手が冷凍庫へと…

唯「うっ…手が…くっ…おさまれ…ここで開けたら負けだぞ平沢唯！」

憂「お姉ちゃん何してるの？」

原作の焼き直しほどつまらないものもない

入部届は履歴書の暗喩だということは分かった

・・・

なんとか欲に打ち勝って入部届と睨めっこしてます

唯「平沢唯っと、入部希望は…けいおん部ってどんな漢字だっけ？」

敬恩部？すごい敬われてる部活みたいでカッコイイ！

恵温部？温室育ちの恵まれた部活になってほしいもんね！

怪威怨武？なんか街を集団で走り回りそうな名前だね！

唯「どれも違う気がする。ひらがなでいいや！けいおん…っと」

なんか寂しいな…そうだ『！』とか付けたら可愛いかも！

唯＝お前ら

和ちゃん頑張れ
俺たちが見守ってるぞ

支援

唯「あっ！部って書き忘れちゃった！まぁこれでも分かるよね」

忘れないようにカバンに入れて明日は頑張らないとねっ

明日は授業終わったら音楽室に直行だね

わたし部になじめるかなー？

けいおん部の人達みんな優しそうな人達だったし大丈夫だよね

なんでだろう？けいおん部のこと考えてると沢庵食べたくなってくる

おやすみ！

テレレレテレレレレー♪
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　 　ヽ_＿/　　 ○　　　　　　　　　　　　 ○　　',＿__,〃
　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

・・・

唯「和ちゃんおはよー！」

和「おはよう。ちゃんと入部届書いてきたの？」

唯「もうバッチリ！ほら」

和「ひらがな…まぁ、あんたらしいわ」

唯「えへへー」

和「あとは放課後頑張りなさいよ」

唯「和ちゃんついてきてくれないの？」

和「当たり前よ。わたし保護者じゃないし唯が一人でやらなきゃ意味ないでしょ」

唯「そっか、そうだよね！」

なんか急に緊張してきたよー

和と唯がやらない夫とやる夫に見えてきた…

和「唯！唯！」

唯「ほぇ？あ、和ちゃん。どうしたの？」

和「どうしたの？って言いたいのはこっちよ、今日一日ずっと放心状態だったじゃない」

唯「そう？考え事してたからかな…」

和「結局授業はいつも通りだったわね、その方が唯らしい気もするけど」

唯「えへへー…あっ、音楽室行かなきゃ」

和「頑張ってきなさいよ」

唯「がってん！」

わたしは席を立つ

和ちゃん！わたし頑張るからね

鏡を見て自分の顔を確認
いつもと変わらないわたしだけど、やる気はメーター振り切ってる

深呼吸をしてから歩き出す
手に握られた地図に書かれた『けいおん部』を目指して

・・・

唯「う〜緊張するなぁ」

わたしが凄腕のギタリストならなんの気兼ねもなく扉を開けるのに…

でも現実の私はギターなんて弾けないただの高校生

頭脳明晰だったらよかったのに

スポーツ万能だったらよかったのに

なんで何にもできないんだろう？

こんな自分が嫌だなって思ったりした

でも今はそんな自分を好きだと思ってる

頭良くなくてもスポーツ苦手でもいい

大事なのはやろうと頑張ることだもんね

唯「もう怠け者なんて言わせないもん」

わたしは今まで踏み出す事のできなかった一歩を踏み出す

唯「失礼します！入部希望の平沢唯です！」


おわり

こういう「俺だったらこの部分はこうする」みたいな妄想はガチできめえ
大して面白くもなかったし

感動した、でも俺の履歴書は空白のまま

最後まで読んでくれた人ありがとう
初SSで話しなんて原作とかアニメをいじったようなものだけど
レスとかどうもでした

唯頑張れ

乙乙

結構いい感じだったww

乙

乙

乙

>>6
ちょっとまて何で俺の日常が勝手に漫画化されてんだよ

>>71
盗聴されてるんだよ

>>71
妄想の間違いじゃ

>>71
現実と妄想の区別がついてないな

ここ落とすのか？

残す必要があるとは思えない

>>57
一話Ver.？

暇だし有効活用するか

>>71
さっさと精神病院いけよ

>>78
そろそろ寒いんだが

すまんｗｗｗ
今猛烈に眠いし、もうすぐ30分保守タイムになちまうから
明日別途スレ建てるよ。

俺のスレいつも50までいかないへぼさだから見れるかどうか分からんけども。

唯「憂ー、おいでー」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

憂「膝枕？」

唯「お姉ちゃんが耳掻きをしてあげる。怠け者は卒業したもん」

憂（あぁ和さんに何か言われたのかな）

憂「じゃあお言葉に甘えて」

唯「へへー」ｺﾘｺﾘ

憂「んっ……」

唯「気持ち良い？」

憂「うん。お姉ちゃんの太ももあったかいよ」

唯「よしよし」ｺﾘｺﾘ

憂「あふ……耳掻きってなんで人にされると気持ち良いのかな」ｳﾄｳﾄ

唯「あ、大きいのが取れたよ」

憂「み、見せなくていいよ！」

唯「妹の耳を綺麗にするなんて、また一つ大人の階段を上ってしまった」

憂「もう……ふふふ、ありがと、お姉ちゃん」

ん？

乗っ取り様ご逃亡あそばしおじゃりそうろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

おい憂唯続きはどうした

ただの単発のつもりだったんだが


唯「なんたってお姉ちゃんだからね！憂の勉強も見てあげるよ！」

憂「あ、ありがと」

唯「さぁ受験生の妹よ、姉に何なりときくがいい」

憂「じゃあ古文のこの問題なんだけど……」

唯「……」

唯「私、日本語しか解らないよ」

憂「……」

唯「ご、ご飯作るよ！カレーで良いよね！？」

唯「えーと……ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ……と」

唯「カレーなんて切って炒めて煮込むだけだもんね」

唯「憂だってきっと『お姉ちゃんすごーい』ってなるよ」

ｻｸｻｸ

唯「玉ねぎ沁みる……切らなくていいや」

唯「ジャガイモの皮って剥きにくいなぁ……これもこのまま……」

唯「ニンジンだけ切ってたら仲間外れだよね……」

唯「あ、あれ？炒めにくいなぁ……うわ！焦げた！」

唯「もう良い！煮込んじゃうもん！」

唯「………………ルーが無い」

憂「お姉ちゃん出来たー？」

憂「うわ、焦げ臭い……」

唯「焦げ野菜のお湯割りなら出来たよ……」

憂「あらー…」

憂「大体わかったよ。切るのが面倒になった上にバターも挽かずに炒めて、それからルーが無いことに気付いたんだね」

唯「名探偵憂の言うとおり……」

憂（まぁ焦げただけだから、その部分だけ除いてスープにすれば……）ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

唯「…………」ｼﾞﾜ

唯「ふぇ」

憂「お姉ちゃん？」

唯「や……やっぱり私なんて……何も出来ないダメな子なんだ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

憂「ど、どうしたのお姉ちゃん！？」

唯「せっかくけいおん部に入れて貰ったのに……これじゃ足手まといだよ」

憂（あぁそれで……）

憂（テンション上がりすぎて空回っちゃったんだね）

唯「うぅ……皆ならきっとこれくらい簡単に……私じゃ皆と釣り合わないよ……」

憂「お姉ちゃん」

憂「私は軽音楽部の人達の事は知らないけど、気にしなくて良いと思うよ」

唯「へ？」

憂「お姉ちゃんから見たら凄い人達に見えても、同い年なんだから大丈夫だよ」

憂「皆さんだって『平沢さんって凄いなー』って思ってるかもしれないしね」

憂「気にせず……お姉ちゃんのペースでやれば良いんじゃないかな」

唯「…………」

憂「？」

唯「憂ー！」

憂「わ！」

唯「憂は私を励ます天才だよ！憂は私の専属トレーナーだよ！」

憂「あはは……どういたしまして」

唯「お礼にまた耳掻きしてあげるよ！」ﾌﾝｽ

唯（自分のペースでかぁ……うん、気楽にやってみよう）

翌日

唯「とりあえず、初心者だから教えて下さいからだよね」

唯「恥ずかしいけど、迷惑はかけれないし、頑張ろう」

ｶﾞﾗｯ

唯「こんちはー」

律「あ、平沢さん！丁度良かった！ギター得意なんだって？」

唯「え？」

澪「私はラップが得意で作詞作曲も出来るって聞いたけど」

紬「ミュージカル出身だと伺いましたが……」

律「とりあえず何でも良いからやってみてよ！」

唯（こ、こうなったらヤケクソだ！平沢家に伝わる奥義が火を噴くぜ！）
うんたん♪うんたん♪

乙でいいのかな？

応援ありがとうございました！ID:/sviSseiO先生の次回作にご期待ください！

じゃあここは落とすのかな？

じゃあ落としてやれ

落とすか

落とさんのかい

ほ

保守するのか？

／(^o^)＼

え

え？