唯「呪いの人形！」

澪「大掃除をしよう！」

律「何だ？藪から棒に・・」

澪「見ろ、そこらじゅうホコリだらけだぞ」

梓「年末は忙しくてやってる暇なかったですからね」

律「めんどくさいー」

唯「めんどくさいよー」

澪「めんどくさくてもやるんだよ！ほら、立て」ｻｯｻｯ

律「うわっ、ほうきではくなよー」

紬「私は棚の整理をしますね」

澪「ああ。私と梓は雑巾で床を拭くよ」

律「じゃあ私はムギの手伝いする」

唯「私もー」

いいぞもっとやれ

梓「バケツに水入れてきました」

澪「じゃあ拭くか」ﾌｷﾌｷ

唯「何か面白いものないかなー・・・ん？」ｶﾞﾁｬ

律「どうした？」

唯「ここの引き出し鍵かかってるみたい」

紬「鍵かかってる引き出しなんかあったんですね」

律「・・・中、気になるな」

唯「・・・そうだね」

律「・・・壊すか」

唯「えっ！？」

律「ムギ、倉庫から工具とってきてくれ」

紬「分かりました」

唯「やめようよ、怒られちゃうよ」ﾜｸﾜｸ

澪「どうしたんだ？」

律「ここの引き出し鍵かかってるみたいなんだ」

澪「うん」

律「壊そうかなと」

澪「・・・・」

紬「とってきました」

律「ムギ、倉庫から工具とってきてくれ」

紬「分かりました」

唯「やめようよ、怒られちゃうよ」ﾜｸﾜｸ

澪「どうしたんだ？」

律「ここの引き出し鍵かかってるみたいなんだ」

澪「うん」

律「壊そうかなと」

澪「・・・・」

紬「とってきました」

ごめん眠すぎてミスした


律「開けるか・・・」

澪「・・・」ﾁﾗｯ

唯「・・・」ﾁﾗｯ

律「えいっ！」ｶﾞｰ

澪、唯、律「・・・ひっ・・！」

紬「あらあら・・」

律「何これ・・・」

澪「死体・・・？」

澪「ち、違う、人形だ・・」

唯「普通の人形じゃないね」

澪「大きい・・・人間みたいだな」

律「・・・なんでこんなものが」

梓「どうしたんですか？」ﾌｷﾌｷ

澪「変な人形が・・・」

梓「・・・・・」ﾌｷﾌｷ

律「さわちゃんに聞きに行くか」

唯「私も行く！」

澪「え、じゃあ私も」

梓「じゃあ私も」ﾌｷﾌｷ

紬「あらあら」

律「お前ら・・怖いんだろ」

唯、澪、梓、紬「・・・」

律「・・・」

むぎゅは敬語じゃないぞー
上品だがタメ口だ

律「さわちゃん！」

さわ子「あら、どうしたの全員そろって」

唯「音楽室の引き出しの中に変な人形があったんだけど」

さわ子「変な人形？」

澪「先生のじゃないんですか？」

さわ子「私のじゃないわよ。心当たりもないし・・」

梓「・・・・・・」

さわ子「なんだか不気味ね。見に行くわ」

夜中に元気だなw

律「これなんですけど・・・え！？」

唯「！！！！！」

さわ子「？なにもないじゃない」

梓「人形が・・・なくなってる」ﾌｷﾌｷ

紬「・・・・・」

澪「なんで・・・」

さわ子「・・・？どうしたの、あなたたち。もう用がないなら戻るわよ」

律「き、きっと誰かが持ってっちゃったんだよ！あの人形綺麗だったし！」

唯「そ、そうだよね！」

澪「・・・人形が・・・歩いて出て行ったんだよ・・」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

律「な、何言ってんだよ澪！」

澪「だ・・・・だって、そこ・・・」

律「え・・・？・・ひいい！！」

唯「血・・の跡・・？」

紬「血だらけの死体を引きずった跡みたいね」

律「だ、誰がこんな悪戯を！梓、拭いとけ！」

梓「はい」ﾌｷﾌｷ

唯「この跡・・窓で途切れてるよ・・窓から外に落ちたみたいに」

澪「・・・呪いの人形・・・」

律「・・・ば、馬鹿馬鹿しい！帰るぞ！」

唯「ま、待ってよー！」

澪「・・・・・・」

律「じゃあな、唯、梓」

唯「うん、バイバーイ」


梓「・・・・・・」

唯「・・・・・・」

唯「・・あの人形、何だったんだろうね」

梓「・・・誰かの悪戯ですよ。そう深く考えることもないです」

唯「そ、そうだよね！呪いの人形なんてあるわけないよね！」

梓「そうです。そんな非科学的なこと、考えるのも時間の無駄です」

唯「うん！なんだか元気出てきた！ありがとうあずにゃん、また明日！」

梓「はい。また明日」

憂「お姉ちゃんおかえりー」

唯「ただいまー」

憂「お風呂にする？ご飯にする？それとも・・」

唯「アイス！」

憂「もう、お姉ちゃんったらー」

唯「あははー・・・」

憂「・・・？お姉ちゃん、何かあった？」

唯「え？なんで・・？」

憂「顔色、よくないから」

唯「・・・お菓子、食べ過ぎたかもー」

唯（・・・どうしても考えちゃう・・呪いの人形のこと・・・）

ここから濃厚な唯梓を期待するにゃん！

あずにゃんにゃん！あずにゃんにゃん！

憂「はぁー、さっぱりしたー」

唯「・・・ねえ、憂、今日一緒に寝ない？」

憂「え！？どうして！？」

唯「え・・、なんか一緒に寝たいなーって・・・」

唯（呪いの人形が怖いなんて言えない・・・）

憂「じゃあ寝るときお姉ちゃんの部屋行くね！」

憂（もう一回お風呂入ってこよう）

唯「おやすみー」

憂「おやすみー」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

「・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・」

唯「・・・あれ、どこだろう、ここ」

唯「お城、かな・・・」

唯「あ、誰か走ってくる」

唯「ここがどこなのか聞いてみよう」

「・・・・・・・・・・」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

唯「あのー！すいませーん！」

「・・・・・・・・・・・・」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

唯「ここがどこだか・・・ひっ！！」

人形「・・・・・・・・・・・・」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

唯「ひいいいいいいいいいい！！！！！」ﾀﾞｯ

人形「・・・・・・・・・・・・・・・・」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

唯「こないでえええええええええ！！！！！！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

人形「・・・・・・・・・」ｽﾞﾊﾞｯ

唯「ひっ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

唯「ゆ、夢か・・・」

唯「憂、起きてる・・・？」

人形「・・・」ｶﾞﾊﾞｯ

唯「！！！！！！！ひあやあああああああああああああああ！！！」

やだ怖い…

憂「お姉ちゃんどうしたの！！？！」

唯「ひ、ひ、ひ、ひ、に、に、人形、人形が」

憂「人形・・・？どこにもいないよ？」

唯「ゆ・・・夢・・？」

憂「大丈夫・・・？お姉ちゃん・・」

唯「・・・・」

憂「お姉ちゃん起きてー」

唯「うん・・・」

憂「大丈夫？学校行けそう？」

唯「大丈夫・・・」

憂「・・・」


唯「いってきまーす・・」

唯（あの夢・・・すごくリアルだった・・）

唯（夢って感じが・・しなかった）

唯「みんなおはよー」

律「・・おはよー」

澪「・・・」

唯「・・・！みんなどうしたの？クマがすごいよ」

律「・・・・」

律「・・・唯、今日どんな夢見た？」

唯「え・・？夢・・・？」

律「正直に答えてくれ」

唯「・・・人形に・・・追いかけられて・・・」

律「やっぱり・・」

唯「やっぱりって・・・え・？」

澪「私たちも・・同じ夢を見たんだ」

律「私は追いかけられる夢。澪は殺される夢。梓はムギが襲われる夢」

唯「え・・・？そういえばムギちゃんは？」

澪「行方不明だ」

唯「え・・・！？」

律「寿家と警察が全力を挙げて捜索してるみたいなんだけど」

律「手掛かり一つないらしいんだ、まるで神隠しにあったみたいに」

唯「そんな・・・・」

唯「・・あずにゃんは大丈夫なの？」

澪「家に引きこもってるよ」

唯「・・あのあずにゃんが・・」

律「無理ないよ、知り合いが襲われるところを間近で見たんだ」

澪「すごくリアルな夢だったもんな・・・」

唯「・・・・・・」

放課後

唯「あずにゃんのお見舞いに行こうよ」

律「そうだな。聞きたいこともあるし」

澪「あんまり刺激しないようにな・・」

律「分かってるよ」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ　　ｶﾞﾁｬ

梓「・・・先輩達ですか？」

律「ああ。お見舞いに来たぞ」

梓「・・・入って下さい。話したいことがあります」

猿避け

律「な、なんだ？話したいことって」

梓「・・・先輩たち、怖いんですよね。呪いが」

澪「・・・・・・」

梓「何か手掛かりがほしくてここに来たんですよね」

律「・・・・・・」

梓「大丈夫です。先輩たちに呪いは掛かりません。」

唯「え・・・？」

これが完結したら寝るか・・・

梓「ムギ先輩、昨日夢で言ってたんです。」

梓「ここは自分の前の家だって」

梓「あの人形も見覚えがあって、よく考えてみると」

梓「今の家に引っ越すときに前の家に置いてきた人形にそっくりだったって」

唯「・・・・・・」

梓「だからこれはムギ先輩一人に対する呪いなんです。」

梓「ムギ先輩が襲われた時点で呪いはもう終わったんです。」

律「・・・そうだったのか」

澪「じゃあ私たちはもう安全なんだな・・・」

律「・・・行こう。ムギの前の家に」

澪「！！」

唯「な、何言ってるの！？りっちゃん！」

律「ムギはまだ死んでないかもしれないだろ」

律「死んでないとしたら前の家に閉じ込められているはずだ」

澪「わ、私は行かないぞ！」

唯「私も嫌だよ！」

律「・・・いいよ。私一人でも行くから」

さすがりっちゃんだぜ

むしろみんなひでえｗ

澪「律！考え直せ、絶対に危険だ」

唯「そうだよ！りっちゃんまでいなくなったら私・・・」

律「ムギは友達だろ！」

律「・・・・とにかく私は行く」

唯「・・・・・・」

唯「・・・分かったよ・・私も行くよ」

澪「唯まで！何言ってるんだ！」

唯「ムギちゃんは友達だから・・・それにりっちゃんも・・」

澪「・・・・・・」

澪「わ、分かったよ・・・私も行くよ」

澪「でも、行くって言ったって場所が・・・」

律「大丈夫だ。夢の中の景色に見覚えがあった。割と近くだぞ」

唯「い、行くなら早く行こうよ！日が暮れちゃうよ」

澪「今から行くのか！？」

律「こうしてる間にもムギが苦しんでるかもしれないんだぞ」

澪「・・・そ、そうだな・・」

唯「早く行こう！」

澪「・・・すっかり日が暮れちゃったな・・・」

律「あ、あれじゃないか？」

唯「え・・・？あれ・・？」

律「完全にお化け屋敷だな・・」

唯「なんであんなボロボロなのに残ってるんだろう・・」

律「壊そうとした工事現場の職員が次々と死亡・・・とかな」

澪「や、やめろよ・・・」

唯「このドア鍵かかってないね・・・」ｶﾞﾁｬ

律「・・・入るか」


律「・・・中は普通に綺麗だな」

ｷｰｰｰ　ｶﾞﾁｬﾝ

唯、律、澪「！！？」

澪「と、扉が・・・閉まった・・」

律「ハハ・・・良くあるパターンだな・・・どうせ開かなくなってるんだろ・・？」

唯「開かない・・・」

律、澪、唯「・・・・・」

律「・・・手分けして探すか」

澪「！？嫌だよ！！！」

唯「いちいち死亡フラグ立てないでよ！！」

律「でもこんな広い屋敷・・・固まって探してたら時間がかかるぞ」


ｶﾂﾝ･･ｶﾂﾝ･･ｶﾂﾝ･･

唯、律、澪「！！！」

唯「今・・・聞こえた・・？」

澪「か、カツンカツンって・・・足音みたいなのが・・」

律「き、気のせいだろ」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

唯「ひっ・・・何か走ってくるよ・・・」

律「き、気のせいだって・・！」

人形「・・・・・・・・・・・・・」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

律、澪、唯「っふいえあああああああああああああああああ！！！？？！？？」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ





唯「ハァ・・・ハァ・・・疲れた・・・」

澪「唯・・・？いるか？」

唯「！澪ちゃん・・！よかった・・・」

澪「律は・・・？」

唯「えっ・・・・？」

澪「まさか・・・はぐれた・・？」



律「・・・・・・・・」

律「・・・・・・・・」

律「完全に死亡フラグたったぞおい・・」

人形「・・・・・・・・・・」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

律「やっぱりいいいいいいいいいいいい！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ




唯「どうしようか・・・」

澪「とりあえず律を探さないと・・・」

んーーっ！んーーー！！

澪、唯「！？」

澪「・・聞こえたか・・？」

唯「・・・うん」

美菜子ちゃん逃げてえええええええええええ！

すまない寝る








すまない

>>44
えぇーーーーーーーー！？

乙
ようやく俺も寝れるよ

>>6
なんでこんな時間にたてた

うんたん

ホッハが保守しろと言っていたので

起きろ！

おいこら早く起きないとザメハ唱えるぞ

ほ

ほしゅ

保守

ほ

か

げ

に

な

俺も起きたんだからお前も起きろ！

ザメハ唱えるぞ

続きまだぁ〜？

ら

保守

ほ

く

ほ

く

流れぶった切り

北北西に進路を取れとやりたかった

ｈｏ

ホッハに頼まれて

ほ

a

☆

ほおおああああああああああああああああああ

ほ

か

はやく

落ちるなアアアああ

もう、おちてもいいよ

そうはい神崎

やだ、何言ってるの？この子

よく寝るな

テスついで☆

ら

ら

うんたん爆発保守

うん

ちゃか

たん

うん

ぽこ

うん

流れぶった切り

うん

ホッハに頼まれたので

そうかそうか

ホッハがしつこいので

続き書いてください

かつお

おくら

死ぬならそういってくれ

うん

帰ってこないのか

夢の中で人形に追いかけられてるのかもしれない