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【国際】 移民多数のフランスで、サルコジ政権が「フランス国民とは何か?」問いかけ→「こういう議論自体、移民の排斥だ!」と批判の声
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1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2010/01/11(月) 12:49:55 ID:???0
★フランス:「フランス人とは何か」サルコジ政権が問い ゆがむ論議、広がる反発

・「フランス人とは何か」。そんな根源的な国民論議がフランスで続いている。国民の10人に1人が移民(不法移民も
 含む)であるという現実を前に、保守派のサルコジ政権が「フランス人を定義し、国民の誇りを再確認しよう」と
 呼び掛けた。フランス語を話す、国歌を歌える、伝統的な政教分離主義を守る、などさまざまな意見が出る一方で
 「こうした論議自体、移民やイスラム教徒の排斥につながる」との反発も強くなっている。

 政府が昨年10月、国民に求めた論議のテーマは「仏国民とは何か」「フランスや仏国民のアイデンティティー
 (価値観など)を移民がどう共有するか」の2点。移民省は全国約450カ所で討論集会を開く一方、ネットの
 公設サイトでも意見を求めている。2月にも政府報告を行う予定だ。

 サイトには既に5万人が意見を寄せた。それによると仏国民の定義として、▽フランスを愛し国是の自由・平等・
 博愛の精神を信奉する▽(政教分離などを記載した)憲法を順守する▽キリスト教の伝統を受け入れる…などが
 出された。
 政府はその一方で、「若者に年1回、国歌の斉唱を義務付ける」「仏語や共和国の精神を学ぶ機会を設ける」などの
 政策を提案した。移民らがフランスの価値観を理解する一助にしたいという。

 だが、論議開始以降「反移民感情をあおるだけだ」との批判が、野党第1党・社会党や知識人、移民の間に広がった。
 フランスの移民は「外国で生まれた外国人で市民権取得などを目指して永続的にフランスに居住する者」との
 定義があり、仏国籍を取得した者も含まれる。
 人口約6100万のフランスには、不法移民を除くこうした移民が約500万人居住し、イスラム教徒も約600万人
 (移民との重複あり)いて、同化政策は仏社会で大きな問題となってきた。(後略)