メイド「ご…………」
男「………?」
メイド「ご…ご…ご主人様ぁ…」
男「何だよ、その妙な溜めは…」
メイド「ぶはあ!?し、失礼しましたぁぁぁぁッ!」 ズザザザザッ
男「その血走った目で謝るの止めてくれないか…」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:21:09.72 ID:CMrfYDL60
男「お前さ、そろそろ来て1週間経つんだから、ちょっとは慣れたら?」
メイド「ハア…ハア…は、はい…ッ!」
男「なんで息が乱れるんだよ…」
メイド「す、すみません……ハア…ハア…ちょ、ちょっと…よろしいですかね…?」
男「な、何だ?」
メイド「せ…精神安定剤飲んでも…いい…ですか…ッ!?」
男「薬ないとまともに会話もできんのか…」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:24:23.26 ID:CMrfYDL60
メイド「し、失礼しま…す…」 ガタガタ…
男「何だ?」
メイド「か……か……かふッ…!!」
男「お、おい!?まさか過呼吸とかじゃないだろうな!?」
メイド「か…coffeeを…coffeeを…お持ちしましたぁ…ッ!!」
男「コーヒーの発音が良かっただけかよ!」
メイド「ひいッ!?やっぱり私の言い方がご主人さまのお気に障られた!?ふう…」 パタリコ
男「んなこと気絶すんなあああ!!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:28:09.05 ID:CMrfYDL60
メイド「フウ…フウ…あ、お、お、おはようございます…」
男「目の下に谷底のようなクマ作って真っ赤な目でおはようとか言われても全然爽快じゃねえし」
メイド「あ、こ、これは…す、すみませ…ハア…ハア…」
男「てゆーかさ、昨日寝た?もしかして寝てないんじゃ…」
メイド「かれこれ…4日ほど…寝てませ…フウ…フウ…」
男「うん今日お前休暇でいい。寝ろ、とっとと使用人部屋戻って寝ろよ…」
メイド「あ、あふあ……ふぁい…」 ヨロ…ヨロ…
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:28:16.91 ID:qUoqmxwz0
構わん続けろ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:32:46.71 ID:CMrfYDL60
メイド「掃除…き、今日は…廊下の…お掃除を……」
メイド「で、できるのカシラ!?この私に…この私にこれだけ豪華な廊下の掃除など…ハア…ハア……」
メイド「だ、大丈夫…床に傷をいかせないように…優しく…そう…優しく…しかし確実にゴミを…」 サッ…サッ……
メイド「あはっ!い、いけたわ…私でも…床に傷をつけずにゴミをはけたわ…ッ!くふ、くふふふふふ…」
メイド「た、楽しいなあ〜。あはぁ、ホント、お掃除楽しいなあ…うく、うくくくくく…」 サッ…サッ……
男「掃除するスピード遅っ!しかも不気味な笑いをしながら掃除すんな気色悪い…」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:33:58.87 ID:n0w+V39c0
黒髪ツインテールが見える
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:36:53.00 ID:ETSe36ew0
エマのドジっ娘で脳内再生
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:38:56.40 ID:CMrfYDL60
メイド「ふ…ふあ…ふえっくしッ!」
メイド「あ……くしゃみしちゃった…い、いやあああああああああああッ!?」
男「何だ!?何かあったのか!?」 ドタドタドタッ
メイド「すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんッ!!
私のような下賎なもの唾液や鼻水がこの高貴な廊下に飛散してしまいました!ああ…ああああああッ!?」
男「んだよ…くしゃみくらい別に―――」
メイド「ハア…ハア…ハア…こ、この落とし前、私は…私はどのようにぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!?」
男「いや…別に何も…」
メイド「ダメです…うごふッ!?ダ、ダメれすよぉ…この私に落とし前を…落とし前をおおおッ!!」
男「じゃあ拭いて…」
メイド「は、はいいいいいいいいいッ!!ただいまあああああああああッ!うわあああああああ!!」 バタバタバタッ
男「どないやねん…」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:44:46.75 ID:CMrfYDL60
メイド「あ、小鳥さんだわ…」
メイド「うく、うくくくくくく…そうね、これだけ豪華な庭園だもの。小鳥さんも…遊びにくるわよね…♪」
メイド「ハア…ハア…ダメよ?逃がしちゃダメ…そ、そう…そのままいてね?」
メイド「ご主人様も小鳥が遊びにくる庭園だと知ればお喜びになるはずだから…。
私のせいで逃がしたりしたら…ご主人様のお顔に泥を…だから…だから…ッ!」 ジリッ
小鳥A「…ビクッ!?(おいおい、薬中みたいな人間が寄ってくるぞ!?)」
小鳥B「…ガクガク(わ、私たちを確実に焼き鳥にする目つきだわ!)」
小鳥C「チュンッ!チュチュンッ!!(おいズラかるぞ!ヤロー共!)」
バサバサバサバサッ!!
メイド「いやあああああああああああああああああああああッ!?」
〜 〜 〜
男「…雀が逃げただけで何でこの世の終わりみたいな悲鳴を上げてるんだよ…」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:50:41.48 ID:CMrfYDL60
メイド「…ハア…ハア…」 ポリッ ゴクゴクゴクッ
男「…!(お、珍しくお菓子食べながら休憩してるな。まあ息遣いは相変わらずだけど)」
男「…(やっと休憩を取るくらいの心の余裕はできたか。どれ、ちょっと話し相手にでもなるか)」
男「おーい!俺も一緒におやつの時間に付き合うぞ―――」
メイド「クピクピクピ…ふふふ、あと3錠ね。安定剤…安定剤をもう少し…」
男「………はい?」
メイド「ふひゃあッ!?ハア…ハア…あ、ご、ご主人様…ッ!?こ、これはとんだ失礼なところを…!!」
男「何食ってんの、それ…」
メイド「き、休憩時間に…安定剤を…6種類ぐらい飲まないと…ふう…ふう…仕事に支障が……ハア…ハア…」
男「どこの世界に定期的に薬漬けにならんと仕事ができないメイドがいるんだよ…」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 16:56:46.37 ID:CMrfYDL60
ピンポーン!
メイド「あ、お…お客様だわ…」
メイド「ダメよ…メイドはその家の顔とも言える存在…!ハア…ハア…け、決してお客様を…ふ、不快な思いにさせては…させては…!」
メイド「え、笑顔…笑顔と…て、丁寧な…言葉遣いを…ふふ、ふふふふふふ…」
〜 〜 〜
ガシャコーン!
客「やあやあ、どうもこんにちは―――」
メイド「ヒイ…フウ……あは、あはははははははははッ!ど、どうぞいらっしゃいましたあああああッ!!」 フラ…フラ…
客「ぎゃあああああッ!?ゾ、ゾンビっ!?」
メイド「さ、さ、さあ…お屋敷へ…うく、うくくくく…こちらへ…こちらへどうぞぉ!ふふ、ふふふふふ…」 ブル…ブルブル…
客「怖いです!何か死んだ魚の目をしたテンションおかしいメイドさんが震える手で屋敷の奥へとワシを誘う!?」
メイド「さあ!さあ!!さあッ!!!―――痛いっ!?」 ポカッ
男「ったく、何してんだよ…あ、すみません。どうぞこちらへ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:05:19.22 ID:CMrfYDL60
メイド「さ、さあ……今日のご飯は…シ、シチュー…そう、ホワイトシチュー…よ…」
メイド「材料は…え、えっと…に、肉と…えっと…ああ…な、何だっけ…その…肉と…肉…」
男「あ、あのさあ、台所でブツブツと包丁片手に『肉』を連呼するの止めてくれないか…。
てゆーかシチューって肉主体の料理でもないだろ…
メイド「す、すみません…ハア…ハア…肉以外…肉以外は…肉以外って何だっけ…ハア…ハア…」 ブルブル…
メイド「あ、あの…」
男「何だ?何なら手伝うぞ?」
メイド「ち、調理の前に安定剤飲んでいいですか…フウ…フウ…」
男「止めてくれ…薬漬けで料理なんて作らないでくれよ…」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:10:22.54 ID:CMrfYDL60
メイド「お花に…お水をあげないと…ハア…ハア…」
メイド「あ、あれ…シクラメンにはお水どのくらいあげたらいいんだろ…?あれ、あれ…思いだせなくなっちゃった…」
メイド「これぐらい…いや、もう少し多く…いやいやもうちょっと減らしても…」
メイド「ご、ご主人様のシクラメンを…か、枯らすわけには…それだけは絶対に…」
メイド「…あ…うぅ…こ、このくらい!?このくらいよね!?やったわ!完璧な量!あはッ!?あははははははははははは!!」
メイド「完璧よおおおお!?あっははははははははははははははは!!」
男「花に水やってラリった高笑いするメイドなんて、世界中探してもコイツくらいだろうなあ…はあ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:14:27.87 ID:IMNuicY60
緊張と言うより病気の域な気もする
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:15:27.93 ID:CMrfYDL60
男「いただきまーす!お、このオムレツ美味いな!」
メイド「ふひゃッ!?」
男「いやいや、お前何か自信なさげだけど料理は美味いぞ!自信持てよ」
メイド「ぎゃあああああああああッ!?」 ビクビクビクンッ!
男「お、おい…?だ、大丈夫か…?」
メイド「ハア…ハア…あううう…、あ、あり、あひがほうごはひま…うぐッ…えぐふ…ぶげはあ…」 ブルブル…
男「料理を誉めるくらいで、痙攣して顔からあらゆる体液を放出して喜ぶほど嬉しいのかよ…まあいいけどさ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:24:11.55 ID:CMrfYDL60
男「ちっ…夜中に目が冴えてしまった。ま、いいか。とりあえずトイレにでも―――」
ズルッ…ズルッ…ズルルッ……
男「ひッ!?な、何か真っ暗な廊下の奥から這いずり回るような音が…しかもこっちへ近づいてくる!?」
ズルッ…ズルッ…ズルルッ……
男「ちくしょうがッ!?そこにいるのは誰だ―――!!」
メイド「ハア…ハア……あうあ…ご、ご主人様ぁ…」 ズル…ズル…
男「ぶはあ!?お前かよ!?こんな時間にそんな格好で何してんだよ!?」
メイド「あ、明日の料理の仕込みをしていて…調味料…配合…間違え…腰…抜け…あううう…」
男「…………はあ」
18 :
>>17続き:2010/01/03(日) 17:27:25.78 ID:CMrfYDL60
男「ったく、分かった。おい、俺の肩に手を置け」
メイド「ハア…ヒイ…ふええ?」
男「早くしろ!もう料理の仕込みはいいから部屋に戻るぞ!」
メイド「あうう…で、ですが…ふああああッ!? グイッ
男「抱きかかえて使用人部屋まで運んでやるから今日は寝ろ!いいな!?」
メイド「そそそそそそそそそそそそんなご主人様が私のようなげげげげげげげげ下賎なメイドをだだだ抱きかかえ――――ふう」 パタリコ
男「ああ、そうだな。気絶しといてくれた方がやりやすいわ。ったく、この役立たずホント手がかかるよなあ…はあ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:34:17.89 ID:CMrfYDL60
メイド「フウ…フウ…よ、よし…」
メイド「いやまだダメ…もっと…もっと心が落ち着かないと…」
メイド「深呼吸…深呼吸……スゥーーー…ハア…」
メイド「つ、次は…て、手汗をしっかり拭って…」
メイド「こ、声…声をちゃんと出せるように練習…あ、あー、あーあー…よ、よし…」
メイド「もう1回…深呼吸…スゥーーー…ハア…」
メイド「リズムは…こ、これくらいカナ…?」
メイド「大丈夫、大丈夫よ私…今の私は落ち着いている…今の私ならできる…できるから」
メイド「よし、えい!」
コンコン… ガチャッ
メイド「し、失礼しま…かふッ…す…!!」
男「お前な、部屋に入るだけで何分かかるんだよ…。
独り言全部部屋の中まで筒抜けなんだが…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:40:14.25 ID:CMrfYDL60
メイド「ご、ご主人様…ヒイ…フウ…」
男「何だ…」
メイド「
>>1が…
>>1が…ち、ちょっと疲れたから休憩する…と…」 ブルブル…
男「勝手にしろや…」
メイド「は…はい……あふあ…」 ガクガク
20レス中16レスが
>>1か……。ちゃんと見てるよ保守
メイド「ご、ご主人様ぁ…」
男「何だ?」
メイド「ま、まったくレスが伸びていないんですが…ハア…ハア…」
男「ま、そういうこともあるわな…」
メイド「な、何か悔しいのでもうひと頑張り…フウ…フウ…」 ヨロッ
男「死なない程度にな…」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:18:46.97 ID:f5jGURiM0
見てるぞ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:21:00.22 ID:CMrfYDL60
メイド「ふふふ…メイドの仕事の代名詞と言えばベッドメイキング…」
メイド「しかし…くふふふふ。3時間かけてあらゆる技の限りを尽くしたこの美しいベッド!か、完璧だわ…」
メイド「だ、大丈夫よ…仕事の98%はもう終わっているわ…あ、あとは何事もなくこの部屋から退出するのみ―――」
…ガッ ガッシャアアアアアアアアン!!
メイド「そこで私の肘が花瓶に当たるんですかあああああああああああああああああああああッ!?」
メイド「いやあああああ!?さ、最後の最後で痛恨のミスっ!?ああ、うあああああああッ!?」
〜 〜 〜
男「で、結局ベッド干してもう1回やり直すのに1日使ったから晩ご飯はない、と」
メイド「ず、ずびばぜーん…ふえええええええええええええええんッ!」
男「ったく…今日は俺が作るか」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:26:58.11 ID:CMrfYDL60
メイド「ふふ…ふふふふふふ。き、今日こそご主人様のペットであるポチと仲良くなるわよ…!
メイドたるもの仕える主のペットに好かれなくては…お、お世話なんてできないもの…」
メイド「ほ、ほらぁ…ポ、ポチ…ご、ご飯よ?ご、ご飯…」 ガクガクブルブル
ポチ「ウ、ウウ…(怖えよ!何でいっつも顔を引き攣らせながらエサ持って来るんだよ!)」
メイド「だ、大丈夫よ?ほ、ほら…わ、私はアナタの味方…ハア…ハア…あ、安心して…ね?ねえ!?」 ジリッ…ジリッ…
ポチ「キャンキャン!…クゥーン(無理っす!絶対なんかエサに混ぜてるっす!)」 ダダダダダダッ
メイド「何で!?何で私はポチに嫌われるのおおおおおおお!?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:27:41.30 ID:ACVuaO/c0
しえーん
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:32:20.32 ID:CMrfYDL60
メイド「………」 サッ…サッ…
男「…(今日は独り言もなく掃除しているな)」
メイド「………ッ」 ガチガチガチガチガチガチガチガチガチ…
男「ん?何だこの音?」
メイド「は、はいいいッ!?こ、これは…わらしの…歯が…歯があああ!」 ガチガチガチガチガチガチガチガチガチ…
男「お前は葉をカチカチ言わせるくらい緊張しないと掃除できんのか!?」
メイド「だって…だって一筋でも床に傷を入れたら…入れたらぁああ!!いやあああああああッ!?」 ガタガタブルブル…
男「うん、もうお前病気だと思う…」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:35:28.04 ID:CMrfYDL60
メイド「ご、ごごごごごご主人様ぁ…ハア…ハア…」
男「何だよ?」
メイド「か、かか、かかかかか肩をお揉みしましょうかぁあ!?…ヒイ…フウ」
男「盛大に嫌な予感がするけど…まあ頼むわ」
メイド「わ、わ、分かりました…!い、命に代えても、ご、ご主人様の安息を…安息をおおおおおおおおおッ!!」
男「命に代えんでいいから普通にやれ」
29 :
>>28続き:2010/01/03(日) 18:38:51.18 ID:CMrfYDL60
ゴク…ズルリ…
男「………」
ハア…ハア……ヒクッ…
男「………?」
カタカタ…ニギニギニギ…ハア…ハア…
男「………ッ」
ゴクリ…フウ…フウ……
男「………ッ!」
ヒイ…ハア…ウグッ……ジュルリ…
男「だーもう!早く始めろよ!お前の全身から発せられる息遣いとかヨダレすする音とか気になるっつーの!」
メイド「ひあああああッ!?す、すみませ…ずびばぜーーーーんッ!!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:41:28.19 ID:xsGcSRpY0
これは緊張ではない
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:42:52.32 ID:EnZYfD9R0
病気だ
32 :
>>29続き:2010/01/03(日) 18:43:22.26 ID:CMrfYDL60
ガクガク…ブルブル…モミッ…
ガクガク…ブルブル…モミッ…
男「…あのさあ」
メイド「はうあッ!?な、なんでしょ…お、お気に召しませんでしたかぁ…?」
男「揉みよりもお前の体の震えの方が伝わってくるんだけど…」
メイド「ひゃああああああッ!?こ、これはとんだご無礼を…ご無礼をおおおおおおおッ!?」
男「震え…もう少し止まらないのかよ」
メイド「ああ…あうあ…と、止まれぇ…私の手の震え…し、静まれ…静まれぇ…静まれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!我が両の腕よおおおおおお!!!」
男「お前はエクソシストか」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:48:53.67 ID:CMrfYDL60
ピンポーン!
メイド「はッ!?ま、またお客様だわ…!?」
メイド「ハア…ハア…こ、今回こそは…前回のような失敗はするわけには…ヒイ…フウ…」
メイド「で、でも…どうしても私…顔が引き攣っちゃって…痙攣が…止まらな…」
メイド「…そ、そうだわ!顔を…私の顔を見られなければ…!」
〜 〜 〜
ガシャン!
客「いやいやどうも。お邪魔するよ――ぎゃあああああああッ!?オペラ座の怪人みたいなメイドが!メイドがああ!?」
メイド「あは、あはははははははは!よ、ようこそいらっしゃいましたああああああ!!」
客「怖い!怖いよ!怖いよおおおおおおっ!?」
メイド「何でぇ!?私の顔を見なければいいんじゃないのおおおおおおッ!?―――痛いッ!?」 ポカッ
男「根本から違うわッ!全身痙攣させて高笑いするオペラ座の怪人に出迎えられたら誰でも引くわい!
…すみません、どうぞこちらへ」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:54:38.04 ID:CMrfYDL60
メイド「し、失礼しまあす…」 ガクガクブルブル…
男「おう」
メイド「か、coffeeお持ちしまし…た…」
男「いや、もうその発音ネタはいいからさ。とにかくありがとう」
メイド「い、いえ…で、ででででは失礼致し―――」
男「あれ、何かコーヒー少なくね?マグカップの1/4くらいしか入っていないじゃん」
メイド「だ、だって…たっぷり入れたら…わ、私痙攣で…運ぶ…時…こ、こぼしちゃ…」
男「ああ、こぼさない様に減らしたのね…はあ。お前がいるとたっぷりのコーヒーはもう飲めそうにないな…」
35 :
>>34続き:2010/01/03(日) 19:09:20.77 ID:CMrfYDL60
男「まあいいや。せっかくだし、ティータイムの相手をしてくれ。な?」
メイド「は、はいいいいいッ!?」
男「普通のリアクションしろよ…まあいい。とりあえず座って」
メイド「ハッ…ハッ…あ、あの…」 ガタン…
男「薬か?ったく、無粋だからサッと飲め」
メイド「さ、サッとですか!?わ、分かりました…」
ザラザラザラザラッ
男「薬多ッ!?」
メイド「んふッ!」 バララララッ ガリッ!ゴリッ!
男「一気に口に入れて丸かじりッ!?」
メイド「んんっ!」 ゴクゴクゴクッ!!
メイド「ぶはあ!?…ハア…ハア、お、終わりまし…た…」
男「…メイド服着て涙目で薬を丸かじりするって、萌えるのか…?」
メイド「あ、あの…ハア…ハア…
>>1が休憩する…と」
男「あっそ…」
メイド「そ、それで…あううう…ヒクッ…だ、誰か他に…か、書き手は…」
男「いるわけねー!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 19:24:22.38 ID:bCbs0rSfP
何かちがうな
常にこの状態ってのは何か、な…
がんばれ
読んでる
このメイド病気ですよね・・・
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 19:59:32.54 ID:5kKXk1tFQ
「極めて病的なメイド」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:07:04.87 ID:VhfpDJjm0
これは萌える
そして
>>29をエロく感じた俺は
このメイドに刺されるべき
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:35:03.88 ID:CMrfYDL60
メイド「こ、これは…」
男「ああ、それは親父の趣味のボーガン。今でも打てるから触るなよ―――」
メイド「ひいいいいッ!?も、も、も…持っちゃいました…あうう」
男「ったく、不用意に持つなっての。暴発するぞ?もう1度元に戻して」
メイド「ハア…ハア…かはあ…お、お、落ち…着いて…余計な…ヒイ…ことはせ…フウ…」 ガクガクブルブル
男「お、おい…」
メイド「だ、ダメ…意識が…遠のいて…お、お、お…落ち…あああああああ!?」
男「おいおい!銃口が俺の方向いているぞ!?ちょっと待て!慌てるな!意識をしっかり持て!」
メイド「フウ…ヒイ…あうううううああああああああああああッ!?」 ヨロッ ガッ!
ズダムッ!!
男「ぎゃああああああああああああッ!?」
男「ハア…ハア…鼻先…1cm…か、間一髪…!お、お前なあ!?」
メイド「………ブクブク(気絶中)」
男「こ、こいつに凶器を持たせるとダメだな…」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:39:29.98 ID:CMrfYDL60
男「ちっ…俺としたことが病気になっちまった…」
ガチャッ…ギィ…
メイド「ヒイ…ハア…あうう…し、失礼しま…す…」 ヨロッ…
男「何で病人の俺より健康なお前の方がよろめいているんだよ…」
メイド「ご、ご主人様の看病…う、うぅ…上手く…この私に…ヒクッ…務まるかどうか…ッ!」
男「何で看病するだけで世界の崩壊みたいな表情なんだよ…」
44 :
>>43続き:2010/01/03(日) 20:44:02.24 ID:CMrfYDL60
メイド「お、おか…おかゆを…お持ち…しました…」 ガクガクブルブル
男「お、おお…ありがと…」
メイド「わ、わわわ私が…食べさせて…その…ご主人様に…かはっ…えへ、えへへへへへ…」
カチャッ…カチャカチャカチャッ…
男「お、おい…すくうレンゲが震えているけど大丈夫だろうな…?」
メイド「ふひゅっ…そ、それはもう…も、もちろんです…さ、さあ…あうああ…あーん…してくださ…」 ガクガクガクガク…
男「お、おお…あー…」
メイド「いいいい今…入れ…入れます…ハア…ハア…落ち着いて…ご主人の…お、お口…お口にひあああああああッ!?」 ブルルルッ ガシャアアッ
男「熱ッ!?ぎゃあああああああッ!?」
メイド「いやあああああああああああああッ!?すみませんすみませんすみませんッ!!ううううううっかり…うっかり手がッ!?手がああああああ!?」
45 :
>>44続き:2010/01/03(日) 20:47:58.68 ID:CMrfYDL60
男「ったく…予定調和とはいえ、熱いっての」
メイド「あうあうあうあ…そ、その…もももも、申し訳ありま―――」
男「まあいいけどさ。おかゆ美味しかったよ、ありがとう」
メイド「ひぐあッ!?こ、この私に…お、お褒めの言葉をッ!?」 ガクガクガクガク
男「ああ、そりゃあ、な…悪気はないだろうし」
メイド「グスッ…ヒクッ…ああああありが…とう…ございまふ…ふへ、ふえっへへへへへへへ…//////」
男「お前さ、喜ぶときに顔面のあらゆる体液を流して笑うの、何とかならんのか…」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:50:41.47 ID:h4QM4TR60
C
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:00:59.34 ID:CMrfYDL60
男「ふうー!やっぱりシャワーを浴びるのは1日で1番の至福だな」
ガチャッ…ギイ…
男「お、おい!何だよ勝手に入ってく―――」
メイド「ハア…ハア…あふぅ、お、お、お、お背中…わ、私が流しましょう…か…?」 ヨロッ…フラリ
男「いい!いいから!別にいらないから!」
メイド「そ、そう言わずに…私、き、きっちり…できます…できますよ…ふふ、ふふふふ…たぶん…」
男「てゆーかお前手に持ってるその柄付きタワシ…たぶんトイレ用だから…うん」
メイド「ふあッ!?いやああああああああああッ!?わ、私としたら何という…あふ、あふうあ…むぐふっ。
き、緊張のあまり…つ、つい…」
男「緊張で間違うチョイスなのか、それ…」
メイド「ハア…ハア…さ、さすがに
>>1がもう思いつかないと…。
か、書けば書くほど単なる病んでるメイドに…ヒク…あううう」
男「いっそもうそうしたらいいのに…」
メイド「と、とりあえず休憩を…ふふ、ふふふふふふ…」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:14:31.22 ID:h4QM4TR60
30レスに一度くらいでいいから落ち着いているメイドだしてくれwwww
ギャップでも萌えたいぜ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:19:10.62 ID:Gqp2DaKO0
がんばれ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:31:17.59 ID:VhfpDJjm0
>>1 頑張れ
俺は、おまいが書くなら
どんなメイドでも受け入れるぞ
お願いします
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 22:25:02.56 ID:v21vRtUu0
ほ?
こういう病気あったよね
ほしゅ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 23:15:21.50 ID:VhfpDJjm0
スレ主降臨までほしゅ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 23:25:40.56 ID:pcPE9Daf0
これはひどい薬漬け
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 23:33:37.51 ID:3mEvmJEQ0
男「いらっしゃい、客さん お茶を出したい所ですが、今日はメイドがまだ来ていなくて」
客「ここに入る時、門にしがみ付いて小刻みに震えてる不振な女性を見ましたが」
男「えっ」
メイド「ほっ、ほっほほほほっほ、保っ保っ保保保っ、保守っっしゅシュシュシュシュ」
男「まだスレが残っているだと!?」
メイド「が、が、頑張らないと…ハア…ハア…頑張らないとおおお!!」
男「頑張らないでくれ…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 23:53:47.13 ID:CMrfYDL60
メイド「お、お、お、おはよう…ございます…」 ブラン…ブラン…
男「おう、おはよう…ん?エプロンドレスにペットボトルを結び付けているのは何でだ?」
メイド「き、緊張のあまり…常に喉が渇くので……ヒクッ…」
男「そ、そうか…」
メイド「あううう…さ、早速ですがいただいてよろしいですか!?」
男「あ、ああ…」
メイド「ひゃぶッ」 グビビビビビビビビッ ゴクゴクゴクッ
メイド「ぶはあッ!ハア…ハア……う、潤い…ました…」
男「あ、あっそ…」
>>59 ありがとう
普通のメイドさんでも良いから
なんか書いて下さい。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:02:23.45 ID:fneQZzHm0
男「あ、痛ッ!?ちっ、指先切っちゃった…なあ、絆創膏持ってるか?」
メイド「は、はいいッ!も、ももも持ってます、持ってますよお!」
男「悪い、ここに貼ってくれないか?」
メイド「ハア…ハア…ハフウ…こ、ここ…ここですね!?ここに貼れば…い、いいんですね!?」
男「あ、ああ…」
メイド「スゥーー…ハア…大丈夫、ここに貼ればいいの。落ち着いて…落ち着いて…」 ブルブル…
メイド「だ、大丈夫だから…慌てず落ち着いて…そ、そおっと…そおっと…ふへ、ふへへへへへへへへ…」
男「だからその笑いは何だ…」
メイド「ひああああッ!?ズレまくったあああああああああッ!?
あああああああああああああッ、もう…もうオシマイだわッ…」 フラッ…
男「いちいちそんなことで意識が遠のくなよッ!?」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:05:19.11 ID:gXfNtUwb0
支援
>>61 メイドさんの「ハフウ」に萌えた
このスレをまとめサイトに載せる術は無いのか。。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:11:33.37 ID:fneQZzHm0
メイド「ご、ご、ご主人様ぁ…み、耳掃除なんていかがでしょう…ハア…ハア…」
男「お前にしてもらう耳掃除など、俺の耳から血が間欠泉のように噴出すイメージしか見えないんだが」
メイド「だ、大丈夫です…ふふ、たぶん…」 ガクガク…
男「全然そうは思えないが…まあそこまで言うなら…」
メイド「で、では…ヒイ…フウ…わわわわ私の…ひ、膝枕…上…あふあ…」
男「……なあ」
メイド「は、はいいいいッ!?」
男「お前の膝、ブルブル震えすぎて落ち着かないんだが…あと、熱っぽいぞ」
メイド「きききき気にしちゃダメ…です…ふふふ、で、では…」 ガクガクブルブル…
メイド「おおおおお落ち着いて…そう、大丈夫…そうだわ。目を…目を閉じて精神統一を…ハア…ハア」
男「おいおい!?目を閉じたら本末転倒―――」 ズブリッ!
メイド「ああああああッ!?ズレたあああああ!!」
男「くぁwせdrftgyふじこlp;@:ッ!?」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:20:19.09 ID:fneQZzHm0
メイド「ご、ご主人様あああああああああッ!?起きてえええええええッ!!
お゛き゛て゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!」 ユサユサユサユサッ!!
男「ぎゃああああああああッ!?化物おおおおおおおおおおッ!?
メイド「ハア…ハア…や、や、や、やったあ…起きて…ハア…ハア…起きてくれましたあああッ!!いやああああああ!!!」
男「お前は朝起こすのくらい普通のテンションでできんのかああああああああッ!?
起きた瞬間目の前に体液溢れかえったクチャクチャの顔で絶叫するメイドがいたらホラーだろうがああああッ!!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:26:18.67 ID:fneQZzHm0
メイド「そ、そうだわ…む、昔から緊張を解くには掌に人という字を書いて飲み込めばいいというわよね…」
メイド「ハア…ハア…人…人…ひ、人……」
メイド「かふ…ヒイ…フウ…だ、ダメ…3人くらいじゃ全然落ち着かない…もっと…もっとお…ッ!!」
〜 〜 〜
メイド「ふえええええええええんッ!!」
男「どうした、廊下で泣き崩れて…」
メイド「に、に、に、263人もの尊い命を…犠牲にしても…お、おち、おち、落ち着かないんれす…ヒグッ…グスッ…」
男「お前は一体何の話をしているんだ…」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:32:36.72 ID:ed/Yz3qN0
このメイド大好き支援
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:33:41.02 ID:ta2HW4ek0
見てるよ
たまにはメイドの違う側面を見てみたい気もするが頑張ってくれ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:38:26.83 ID:fneQZzHm0
男友「ウチのメイドはかわいいぜ?ちょっと顔を近づけたら『ヤだあ、旦那様ぁ♪』ってな感じ」
男「そうか…それはよかったなあ…(遠い目)」
男友「お前んとこもそうだろ?」
男「…いや」
メイド「おおおおおおおお待たせしましたあ…ッ!」 ガクガクブルブル…
男友「おお、君が男君のところのメイドさんか…ん?何か顔、壮絶にやつれてない?」
男「…………」
メイド「ひひ、うふひひひ…こ、こお…紅茶を…お、お持ちしました…」 ギョロギョロ…
男友「あ、ありがと…な、何か目が血走ってるね…」
男「おい、ちょっとこっちに来いよ」
メイド「ひぎあああああああッ!?わ、わ、私が!?私がですかあああッ!?ハア…ハア…」
男友「お、おい…お前んとこのメイドは薬でもやっているのか?」
男「あ、ある意味…」
メイド「ヒハ…ヒハ……だ、ダメ…体の震えが…く、薬…薬を飲まないと…ウゲホッ!ガハゴホッ!!」
70 :
>>68:2010/01/04(月) 00:44:18.58 ID:fneQZzHm0
メイド「…zzz…zzz」
男「お!珍しくコイツがソファでうたた寝してやがる。
ったく、どうせここんとこもロクに寝てなかったんだろう…」
メイド「…むにゃむにゃ…ご、ご主人様ぁ…♪うにゅにゅ……」 ニコニコ
男「…寝ている時はさすがに平和なんだな―――」
メイド「ふにゅ…?ういー…?」 パチクリ
男「おっと!起こしてしまったか」
メイド「…はれれえ?ご主人様どうしたんでしゅかぁ?」
男「ね、寝ぼけてるのか?」
メイド「ひゃう…もうしゅこしだけ…寝ましゅる…ふにゅ…zzz…」
男「寝ぼけるとリラックスし過ぎて幼児化するのか、コイツは…何という面倒臭さだ…はあ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:48:37.13 ID:ta2HW4ek0
>>70 ほぅほぅなるほど・・・こうきたか・・・
こ の メ イ ド は ど こ で 雇 え ま す か ?
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:50:13.06 ID:QpEy6wsy0
shien
73 :
>>70続き:2010/01/04(月) 00:54:37.54 ID:fneQZzHm0
メイド「…zzz…う…ん…あれ……?」
メイド「ひきああああああああッ!?わ、私…うたた寝してましたッ!?いや、いやあああああッ!?」 ガクガクガクガクッ!!
男「おう、起きたか」
メイド「ヒイ…ハア…げほがほごほッ!!わ、私…と、とととととんでもない失態を…あう…あうあう…!!」
男「ったく…」 スッ
メイド「ひいいッ!?ご、ごめんなさ―――」
ポムポム ナデナデ…
メイド「あ、あれ…え、ええっと…?」 ドキドキ…
男「お前は頑張りすぎだな。気にするな…それと…いつもありがとう」
メイド「は、はうあッ!?は…あ…え、えっと…?」
男「ったく、無理しすぎなんだよ、色々と」
ポムポム ナデナデ…
メイド「ひあ……あ、あの…あ、あ、あ、あありがと…ございま…///////」
男「ま、もう少し休んどけ。落ち着いてから仕事を始めるんだな」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:55:48.77 ID:CtR5086k0
先生、その調子です!
賛否両論出るとは思いますが、
登場人物のスペックなどはいかがでしょう
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:04:06.91 ID:ta2HW4ek0
>>75 怖wwwwwwでもなんか判るwwwwwww
寝ぼけバージョンも頼む
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:05:35.57 ID:fneQZzHm0
メイド「あ、あの…も、もう
>>1が眠気の限界だと…」
男「せっかく人が増えてきたのにな」
メイド「え、えっと…その…はうあ…だから
>>1はもし明日も残ってたらまた…来る、と…」
男「残らなさそうだけどな。他の書き手もいなさそうだし…ま、仕方ないか」
メイド「ということで…あ、あの…このスレはどなたかに託します…だ、そう…です…」
男「他に頑張れる人、いないと思うが頑張ってくれ。もし朝まで残ってたらまた
>>1は来ると思うぞ。
>>74よ、スペックとかキャラ設定は適当に変えていいからぜひともよろしく頼む。
元からそんなに決まっちゃいないしな。好きなようにやってくれ」
メイド「ヒイ…ハア…そ、そそそそれでは…また…またぁ!
ハア…ハア…お、お薬…お薬を…」
男「あとさ、
>>75…その無駄な才能をこんな糞スレに惜しげもなく使う心意気、俺は好きだぜ?」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:10:15.96 ID:ed/Yz3qN0
いちおつ!
楽しかったぜ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:12:12.44 ID:rCXSGz4qO
乙
人少なかったけど面白かった
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:13:45.07 ID:CtR5086k0
おやすみなさい
万が一引継の方がいれば
1先生と区別できるようにしてもらいたいですが、
私は、1先生の帰りを待ちますね。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:15:10.90 ID:Dr8ncgBEP
やべえ面白い
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:15:52.04 ID:ta2HW4ek0
>>1乙
一回だけかも試練が絵師も降臨したんだからなんとか保守しておきたいものだな。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:29:12.39 ID:ta2HW4ek0
保守ならまかせろー!!!
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内 __
02:00-04:00 90分以内 _□.--‐<´ヽ`、
04:00-09:00 180分以内 ,.-"`: :.|___\ ヽ、_ノ
09:00-16:00 80分以内 /: : : :,ヽ、\/l`ヽ、 \
16:00-19:00 60分以内 /::/: :〆、 ,×l/:l : l : ̄ヘ<
19:00-00:00 30分以内 |/|: :/● ●|_!_l_l=:-:‐i´
.,-、 |: :|@ @|::|=|: : : : l
保守時間の目安 (平日用) ;|!:::::::`ヽ、|!_ ⌒ _/:/ : : : : : l
00:00-02:00 60分以内 |!:::::::::::::::::‖r:‐t-t//::ヽ, : : : : : l
02:00-04:00 120分以内 ヾー──'‐(::|×|:::ト==l: : : : : : l
04:00-09:00 210分以内 ./: : : : :ノ:|×|:::|:::::::|: : : :l : : l
09:00-16:00 120分以内 /: :/: : :._}=ェ==|:::::::::ゝ、: :l : : :l
16:00-19:00 60分以内 /: :/|:.__/:::/:/:/ヘ|:::::::::::ノ: : l: : : l
19:00-00:00 30分以内. /: :/,|/_/_/_/_/∧_l_lエ´ヘ、:l l: : : l
/: :/ゝ、/_/_/_/_/_l_l_ヘ_ヘ_ヘ,.ゝl : : :|
 ̄ .|:×|:×|  ̄ ̄
.ヽ_人_ノ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:29:26.51 ID:cHDlDf+I0
男は黙って保守
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 01:55:27.35 ID:cHDlDf+I0
ほしゅ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 02:04:54.36 ID:ta2HW4ek0
>>85 寝ぼけメイド可愛いなおい
この顔を見れるのは寝ぼけてるときだけなのか・・・
精神安定剤よりも睡眠薬を飲ませたくなるwwww
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 02:21:05.24 ID:ta2HW4ek0
体力的に最後の保守
あとは任せた
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 02:36:29.66 ID:z/BKsZ01P
>>85のメイドさんが可愛すぎてヤバい
とりあえずこのメイドさんが夢に出てくることを願って寝よう
保守は任せた
極度に緊張してる割には仕事だけは完ぺきにこなすとか
ラジオwww
誤爆orzスマソ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 06:07:56.65 ID:chjL1IbV0
hoauho
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 06:14:50.42 ID:d5L8XxndO
犬がティーダで再生されるんだが
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 07:19:01.50 ID:tE8yU1tAO
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:12:25.00 ID:a2uDGLjNO
もうやだこんなメイド
メイド「ご、ごごごごご主人様ぁ…ま、まだ残…残って…ハア…ハア」
男「まさか一晩またぐとは思っていなかったぜ」
メイド「ヒイ…フウ…ふふ、ふふふふ…が、頑張りましょう…ッ、頑張りましょおおおおおッ…!!」 ザラザラザラザラッ ガリンゴリンッ
男「頑張るのはいいが、錠剤口に流し込みながらというのはどうなんだよ…」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:28:25.54 ID:fneQZzHm0
犬「ウウウウウ…(く、来んじゃねえよッ!!)」
メイド「ふふ、ふふふふふ…ポチ…ご、ご、ご、ご飯…ご飯よポチィィィィィィッ!!」 ジリッ…ジリッ…
犬「キャウンキャウンッ!!(怖えええええよおおおおおッ!!こいつマジで獣だよおおおおッ)」 タタタタタタタッ
メイド「なぜッ!?犬になりきるために犬耳まで付けたのに!?鼻まで濡らしたのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!」
男「すでに発想からして間違っているということにいい加減気づけよ…」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:33:25.11 ID:fneQZzHm0
メイド「………。。。」 ホケー
男「お、珍しく震えもせず立っているなあ…ただ何で腰を曲げて手を伸ばしているんだ?」
メイド「ういー…?」
男「ん?」
メイド「おはよー…ごじゃいまー…しゅ…」 ヨロッ…フラッ…
男「まだ目が覚めていないのか」
メイド「…うにゅ……ヒイ…はれれ…ハア……うふふ…」 ヨロヨロ…
男「…うん、言葉と息遣いの変化で徐々に覚醒してきてることは間違いないな」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:35:55.40 ID:/gyyC84/0
おはようガンガレ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:39:38.79 ID:fneQZzHm0
メイド「わ、私が…もっとも忌み嫌うお仕事……そ、それは…花瓶の…水替え…かはッ…」
メイド「ぜ…ぜ…ったい…こぼすに決まってるわ……だって…グスッ……ヒグッ…こぼさなかったことないもの…うぅ」
メイド「お、おおおお落ち着いて…大丈夫…ヒイ…フウ…し、深呼吸…スゥ…ハア…で、できる…今日の私は…できるわ…」
メイド「げほがほごほッ…ハア…ハア…ううう…ダメ…ど、どどどどうしても手が震えちゃう…あうあ…」 ガクガクブルブル…
メイド「おおおおおおおおおッ!!花瓶の神よおおおおお!!全知全能なる花瓶の神よおおおおお!!!
我に力をおおおおおお!!!!揺ぎ無き力を我にいいいいいいいいいいいい!!!!!」
男「どこの宗教だよ…てゆーかお前は緊張メーター振り切れると途端に芝居がかるのはどういう理屈だ…」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:45:25.91 ID:fneQZzHm0
メイド「うっっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃッ!!」 ズダダダダダダダダダダダダダッ!!
男「ラリった目つきと高笑いでタマネギをみじん切りにしてやがる…。
しかもめちゃくちゃ速いし上手いじゃないか…」
メイド「おっひょッひょっひょっひょっひょっひょっひょッ!!」 シュルルルルルルルルルルルルルッ!!
男「うおおおおおおッ!?ミスター味っ子ばりのスピードで大根のかつら剥きだとッ!?」
メイド「ヒイ…ハア…うぷっ…ゲホガホゴホっ!?あ゛ーーー…緊張した…」
男「コイツ…緊張し過ぎておかしくなってる時の方が真価を発揮するんじゃあ…」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:50:27.92 ID:fneQZzHm0
男「何?お前ん家のメイドは夜伽もするのかよ!?」
男友「普通じゃね?ま、アイツは俺にベタ惚れだし当然だな」
男「うーむ…そんなもんか」
男友「てゆーか何?お前ん家のメイドはしないのか?」
男「………」 チラッ
メイド「ゴキュ…ゴキュ…ゴキュ…うう…ふぐう…」 ブルブルガクガク… ビクンッ!
男「お前は口に栄養剤のビン加えながら体を痙攣させ続けて、マフラーを編むメイドを抱きたいか?」
男友「何というか…あのマフラーをもらうだけでも眠れなくなりそうだな…」
メイド「…ググ…グビビビビ…(あとちょっと!あとちょっとで…完成…!!)」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:52:18.70 ID:/gyyC84/0
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 08:58:21.28 ID:fneQZzHm0
男「帰ったぞ」
メイド「あわわわわわわッ!か…か……帰られたのですね…うええ…ご主人様ぁ…」 ブルブル…
男「何で帰るだけでそんなにこの世の終わりみたいな顔するんだよ…」
メイド「すすすすすすスリッパ…スリッパは…ええっと…ああ…その前に…お茶…ああええっとご飯もまだ…そ、掃除…ああ…あああああッ!!」
男「いいから。何も期待してないから。とりあえず休憩するから」
メイド「あああああッ!?お肩をお揉みぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいッ!!」 ワキワキワキワキ
男「その引き攣った笑いで手をワキワキ動かすの止めろよおおおおおおッ!!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:06:01.14 ID:QII+vrDGO
C
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:08:20.68 ID:fneQZzHm0
野犬「バウッ!!バウッ!!バウウウウッ!!(ふひひ、飼い犬のクソ野郎、たっぷりかわいがってやるぜ?)」
犬「キャン!キャン!!(おいおい!?冗談だろ!?誰か助けてくれよ!なんか侵入してきやがったぞ!?)」
野犬「グルルルルル…(ひひひひ…人間を呼んでも無駄だ!俺は少々のことではビビらな―――」
ガシャアアアアアアアアック!! ズドムッ!! ドパラタタタタタタタタタタ!!
メイド「ひゃっはーーーーーーーーッ!!うぎゃははははははははッ!!」 ガシャコン!!
野犬「ギャウウッ!?(いきなり窓突き破って出てきて、散弾銃連射ッ!?)」
メイド「わーたーしーはーメーイードーッ!!」
メイド「ハア…ハア……私が守らないと…私がお家を守らないとおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」 ドパラタタタタタタタタタタ!!
野犬「ギャウンッ!!ギャウンッ!!(怖いっす!この人間は悪魔っす!!」 タタタタタタタ…
メイド「ふーふーふーふーふーふーふー…ポ、ポチ…大丈夫…?あは…あははぁ…」 ビクッ…ビクッ…
犬「キャウン!キャウン!(無理っす!味方と分かってても怖いっす!)」 タタタタタタタタッ
メイド「なぜぇぇぇぇぇぇぇええええええッ!?」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:10:56.72 ID:xcpgM+g00
支援age
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:18:24.33 ID:fneQZzHm0
強盗「ふひひひ…侵入成功っと…。あとは金目のものをだな―――」
メイド「…ッ!」
強盗「ちっ…見つかったか…!お…何だか弱そうな女のメイドか。ちょうどいい、貴様を人質に―――」
メイド「おぎゃあああああああああああああああああッ!!!!」 ドパラタタタタタタタタタタ!!
強盗「出会いがしらに散弾銃ーーーッ!?」
メイド「わーたーしーはーメーイードーッ!!」
メイド「フヒュウ…フヒュウ…ご、ご、ご主人様外出時は…私が…ヒイ…ハフウ…私が家を守らないとぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおッ!?」
ドパラタタタタタタタタタタ!! ドンガラガッシャーーーーーン!!
メイド「去れぇぇぇぇぇぇええええええ!!!去れこの悪魔の申し子がぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!!」
強盗「無理っす!このメイドの方が悪魔の申し子っす!」 タタタタタタタ…
メイド「ヒイ…ハア…かはッ……去った…去ったわ……!!」
メイド「怖かったぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!でもいやっほぉぉぉぉぉおおおおおううううッ!!」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:21:12.27 ID:Mna7ss2Z0
薬をバリバリ食べるとか、どこのジャック・ハンマーだよw
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:22:26.97 ID:fneQZzHm0
メイド「ご、ご主人様…ハア…ハア…
>>1が朝の投下は…し、終了だと…くふぅ…」
男「そ、そうか…ところで家に帰るとなぜお前が散弾銃片手で、家の中は戦場のようになっているのか…」
メイド「あ、あ、あ、あ、ああああ悪魔がぁあ!!悪魔の申し子がぁぁああああッ!!
男「悪魔の申し子はお前だろ…この状況じゃ…。
まあいいや。
>>1は遅くなると思うがきっと帰るから残っていると嬉しいな、ということ伝えておこうか」
メイド「ハフウ…ハフウ…と、ととととちりあえずご主人様…おおおおお茶にしましょうか…クヒ…ハア…フウ…」 ヨロッ…
男「無理すんなよ…」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 09:31:59.91 ID:H3UKZ82i0
ほ
やはり、残ってましたか。
>>85氏、保守の方々、
そして1先生、ありがとう。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 10:14:22.63 ID:QpEy6wsy0
ほしゅ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 10:55:44.14 ID:YMcUKgJx0
ほ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 11:42:49.63 ID:bX4hqwFe0
ほ
ほ
ho
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 13:53:32.76 ID:lPIJlb7hO
ほ
ほしゅ
メ「掃除して、朝食の用意して、そのあとは洗濯で…」テキパキ
男「おーはよーっ!」
メ「ひっ!」サッ
男「あ、あれ?今たしかにメイドちゃんの声がしてたんだけどな?どこ行った?」
メ「…」コソコソ
男「…あ、見つけた!あの、柱の陰なんかに居ないでさ、こっち、こっち来ない?」
メ「う、うぃ…」ギクシャク
男「…や、やあ!おはよう!」
メ「………………い、いえ、そんな、滅相もございません………」ボソリ
男「え?……あ、あのそういえば、朝食、どうもね。美味しいよ」
メ「……………た、助かります。……し、仕事が、朝のが残っているので、私は、これにて………」スタコラサ
男「…あ、そうなの?頑張ってね…!」
―――
男・メ「「あー、緊張した」」
新しいSSが。
1先生以外の方も歓迎ですよ。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 16:22:46.10 ID:e54dhKHX0
冥土「フハハハハ私への土産として教えてやろう」
男「えっ」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 17:27:41.88 ID:QpEy6wsy0
ほ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 17:35:47.02 ID:jsakyNwG0
メイド「ごごご…ご主人様……。あ……あ…あの…」
男「毎回のごとく言うが、いい加減なれたらどうだ?」
メイド「で…ですが…ぐずっ…」
男「ほれ、涙と鼻水吹いて。一体何があったんだ?」
メイド「ごごご…ご主人様のお…お…お部屋をお掃除していたら…」
つメイド物のエロDVD(無修正)
男「 」
メイド「も…も…もしかして…」
男「いやこれは何かの間違…」
メイド「ややややややっややっやっぱり…」バタリ
男「おい!起きろ!違う!違うからな!」ユサユサ
男友「そーいえば男の部屋に隠したDVD取りに行かなきゃ…」
男「ただいま」
メ「お、おおおおおかえりなさいませ、ごごご主人様!」
男「あー疲れた」
メ「さ、ささ最近お帰りが、ず、ずいぶんとお早いですね」
男「あー、仕事がずいぶん減ったからなあ」
メ「…え?」
男「ほら、この不況で取引とかが減っちゃったから」
メ「……」
男「どうした?」
メ「あ、あの」
男「ん?」
メ「も、もし、ご主人様のお給料が減っちゃったら、私は……その」
男「あ……」
メ「私は、このままここで働き続けることができますか?」
男「…ああ、もちろんだ」
メ「ほ、本当ですか?」
男「…本当だ。俺ももうお前がいないと生活できないからな」
メ「…なら、私はずっと、ご主人様のおそばにいても……いいですか?」
男「……ああ、お前がそう望むんだったら、な」
メ「そ、それはもちろん…」
男「……」
メ「……」
男「……」
メ「……あ、そ、そういえば洗濯物を干すのを忘れていました!」
男「…あ、俺も部屋で着替えないと」
メ「で、では――」スタタタ
男「おう」
―――――
メ「わ、わたし、何であんなこと……で、でも、ご主人様、ずっといていいって……キュウ」バタッ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 17:48:55.77 ID:jsakyNwG0
これって知り合いみんな金持ちパターン?
ダメだただのメイドものになっちまう
>>130 書き手が勝手に決めればいいんじゃね
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 17:52:02.72 ID:jsakyNwG0
1先生、いつでも帰って来て下さいね
待ってますからね!
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 18:12:08.79 ID:jsakyNwG0
ちょっと長くなるから分割で…
男友「いやぁこの前はすまんな」男「まったく…お前と何度縁を切ろうと思ったことか…」
男友「お詫びとして今度はナース物を持ってきてやるから。な?」
男「いやそんな問題じゃ…」
男友「ところで、扉に隠れて泣きじゃくってるのはお前んとこのメイドさんだよな?」
男「あぁ、そうだな。一体どうしたんだ?」
メイド「お…お…おぎゃ…お客様が…うえぇ…」ガクブル
男「客か。一体誰d…」
女友「男友ぉぉぉぉ!!あんたまたウチのメイドにも手を出してぇぇぇぇ!!」
男友「げっ!?女友!?」
女友「出すなら執事にだせぇぇぇ!!」
男友「言ってる意味がわからんが、ここは逃げるから男またな!バイビー!」
男「バイビーって…聞いちゃいやしねぇ」
?「あら、やっぱり皆さん仲がよろしいのね」
男「お…女さん!?なんでここに!?」
女「女友さんと一緒に遊びに来ましたの?いけませんでした?」
男「いやいや…別に…」
男「今日はいい天気だなー」
メ「そ、そそそそうですね……」
男「天気もいいことだし買い物にでも行くか」
メ「え!?い、いいいいやそれはいけません!」
男「なんで?」
メ「かかか、買い物のような雑事は私の仕事ですので、その……」
男「いや、そんなこと気にしないでいいって」
メ「で、ですが……」
男「なんなら一緒に行くか?」
メ「え!?い、いいいいい一緒にですか!?」
男「ああ。そういやお前と外に出たことってほとんどなかったよな」
メ「ご、ご主人様と一緒に買い物……一緒に…二人っきり…つ、つまりそれは」ブツブツ
男「……おーい、戻ってこーい」
メ「で、でででででデートじゃ……い、いや違う違う、ご主人様は純粋に私と買い物に…あああああ」フラフラ…バタン
男「おい!」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 18:32:56.40 ID:jsakyNwG0
>>134続き
女「いつも女友さんと男友さんの話に出てくる貴方がどんな人かと思ってね」
男「そ…そうなんだ…」
メイド「ああああああの…ごごごご主人様?」
男「ん…どうした?」
メイド「そ…そ…そチラの方は一体?」
男「あ…うん…その…クラス…メート」
女「…女と申します。かわいいメイドさんね」
メイド「かかかかかかかカワイイだなんて…そんな…」ガクブル
男「今日はもういいよ。部屋に戻ってくれ」
メイド「え…え…え?私はだ…大丈夫ですが…」
男「いいから…」
メイド「そ…そ、それよりご主人様の方が心配…です。こ…こんなに顔を赤くしているのに」
男「ば…バカ言うな!」
メイド「お…お…お薬でしたら…わ…わ…私の…」
男「いいから早く!!」
メイド「ふぁい!…すすす…すみませんでした。ししし失礼しま…す」
ギィッ…バタン…
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 18:46:01.59 ID:jsakyNwG0
>>136続き
女「いいんですか?あんな言い方して?」
男「あ…うん…たぶん」
女友「女ぁー!?男友捕まえたから帰るよぉ!」
女「…だそうですので私はこの辺で。もっとお話ししたかったのですが」
男「うん…オr…僕も…」
女「学校ではクールな男さんがこんなに面白いだなんて」
男「いや…そんな」
女「それではまた学校で。ごきげんよう」
男「…ごきげんよう」
せめて改行
改行したら1レスで打てる文字数が半減するんだよ
確かに改行した方が見やすいけども
あとさっきは割り込みすまんかった
>>137続き
男「ところで…お前はまた扉に隠れて何やってる?」
メイド「ご…ご…ご…ご主人様の顔が真っ赤だったので、かかか風邪薬を…」
男「…ハァ。風邪なんかじゃないから仕事に戻れ」
メイド「かかか風邪じゃないなら、もももしかして…」
男「あぁそうだ…」
メイド「インフルエンz…」男「女さんのことが好きなんだ」
メイド・男「「…え?」」
メイド「ごごごご主人様?」
男「言うなよ!絶対に言うなよ!」
メイド「もももしかしてそれは…でででも私にはそんなお笑いのウデは…」
男「ちがう!!そうじゃなくて!!」
男「あっちは旧財閥の一人娘。俺は成金親父が死んだから継いだだけのなんちゃって金持ち」
メイド「ごごごご主人様?」
男「…さっきは怒鳴ってすまなかった。明日からも楽しい毎日をよろしく頼むよ」
メイド「はい…」
俺の分はおしまい。
またしばらくレスの流れ見てから書くよ
>>135の続き
男友「……で、お前のメイドさんは寝てるのか」
男「ああ」
男友「何もしないのか?」
男「何もって何をだ」
男友「お前……目の前に女の子が寝てるんだぞ?しかもかなりの美女だぞ?」
男「ああ、確かにこいつはかわいいな」
男友「そんな状況でお前は本当に何も考えないのか?なあ?健全な男子だったらちょっとはそういうことも考えるだろ?」ズコズコ
男「いや、だからこいつは失神して寝てるわけだし、そもそもメイドに対してそういうことはだな……って近いわ!」
男友「それが本音か?お前も頭の中で実はそういうことを考えたりしてるんじゃないのか?自分には素直になった方がいいぜ?」ズコズコ
男「いやだからそういうことは頭にないから!っていうか顔が近い!寄ってくんな!離れろ!」
>>141 メ「……ご、ご主人様……?」
男「……メイド? 起きたのか」
メ「そ、そういうご趣味だったんですか?」
男「いや、そういう趣味はないとだな」
メ「……い、いえ!わ、私はご主人様がどのような趣味でも、精一杯奉仕しますので、お、お気になさらずに」
男「いや、だから俺はお前が寝てるのを襲うとかそういうことは全く考えてないとさっきから」
メ「お、男友さんとお幸せになってください!」
男「ってそっちかよ!」
>>138 改行したいんだが
>>139であるように、改行が多いと規制されて書けないんだ
>>139 割り込みがあるのも「新ジャンル」だ。気にせず書いてくれ。その方が盛り上がる
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 20:28:48.97 ID:QpEy6wsy0
ほ
メ「そ、そろそろご主人様が帰ってくる時間です……」
メ「と、とりあえず身なりを整えて、玄関に汚れはないか確かめて、ご主人様のお着替えの準備をして…って」
メ「ああああご主人様の服を洗濯し忘れてしまいました!……ど、どうしましょう……」
ガチャ
男「ただいまー」
メ「ひっ!?」
男「……どうした、そんなに驚いて」
メ「す、すすすすすすいませ」
男「ああ、今日はちょっと行かないといけないところがあるからすぐに家出るからな」
メ「え!?ほ、ほんとですか?」
男「ああ」
メ(よかったぁ)ホッ
男「それで、男友に会いに行くんだがスーツで行くのもあれだしちょっと着替えるわ」
メ「……」バリボリゴクゴク
男「……なんで精神安定剤を飲み始めるんだ?」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 20:57:35.50 ID:wkINaaUj0
男友「……なるほど、それで今日はスーツで来たのか」
男「ああ。あいつもそこまで気にするようなことでもないと思うんだがな……」
男友「まあまあ、それだけ真面目ってことだろ。真面目でかわいいメイド……理想的じゃねえか」
男「ただ、あいついつも緊張でガチガチだからなあ……さっきも薬飲んでたし」
男友「慣れてないだけじゃないの?」
男「一年目だぜ?慣れてないってことは……ハックシュ」
男友「どうした?風邪でも引いたのか?」
男「いや、急に寒気が……」
―――
メ「い、今のうちにご主人様の服を洗濯しなくてはいけません……」
メ「さっきは外出するからって許してもらったけど、こ、今度は……」ガタガタ
メ「ええと、洗剤、洗剤は…なんでこんなときに限って切れてるんですか!」
メ「……と、ととととりあえず食器用洗剤で代用しましょう……多分大丈夫ですよね?」
―――
男「……なんで服がこんなにベトベトになってるんだ?」
メ「しょ、食器用洗剤とハチミツを間違えまして……」ガタガタバリゴク
男「……どっから突っ込めばいいんだろう」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:10:00.48 ID:fneQZzHm0
メイド「…ハア…ハア…い、い、
>>1が戻りましたご主人様…」 ヨロッ…
男「マジで遅かったな」
メイド「で、ですが…ほ、ほ、ほ、他の…人も…気にせず投下して欲しいと…」
男「その方が楽しいしな」
メイド「あ、あ、あ、あと…
>>1先生とかそういうのはナシで…はぐう…」
男「別に大した内容書いているわけでもないしな…」
メイド「あああああもうダメぇぇぇぇええええッ!!お薬、お薬飲まないとぉぉぉぉおおおおおッ!!」 バリバリバリッ…ガリッゴリッ!!
男「…もうそれ、黄色い救急車で運ばれてもおかしくない症状だろ」
男「まあ緊張してたら冷静な判断はできないだろうしな、うん」
メ「ほ、本当に申し訳ないです……」ガタガタ
男「……すごい震えてるな。まあこれでも飲んで落ち着け」コト
メ「あ、ありがとうございます」ゴクゴク
男「……ところで、何でいつもそんなに緊張してるんだ?ここで働きはじめたころの方が落ち着いてなかったか?」
メ「……な、なんででしょうね?」
男「なんだ、自分でも分からないのか」
メ「は、ははは、わからないです」
男「そうか……で、今着る服がないからとりあえずお前の服貸してもらっていいか?」
メ「は、はい……ってええええ!?そ、そんな、ご主人様が私なんかの服を」
男「しょうがないだろ、他に着るものないし、このまま寝るのは無理だし」
メ「そ、そそそそそうですね!」
メ(ご、ご主人様が私の服を///……)フラフラ
バタン
男「……どうしてこうなった」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:11:50.86 ID:ei65dvbX0
ktkr
やはり緊張のレベルが圧倒的に優れているッ・・・
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:19:55.42 ID:fneQZzHm0
メイド「さ、さあ晩ご飯ができたわ…フウ…ヒイ…は、早く…ご主人様のお腹の空き具合に間に合うように支度を―――」
ガサガサガサッ!!
メイド「ひぎぁぁぁぁあああああッ!?ゴゴゴゴゴゴゴゴキブリぃぃぃぃぃいいいッ!?」
メイド「ダメ…ダメよ落ち着いて私深呼吸素早くあわわわわわわわスウ…ハアアアア……」
メイド「ハフウ…ホフウ…そ、そうよ私はメイドだもの…ゲホガホっ…ご、ゴキブリぐらい…私が…私がこの手で…ッ!?」
〜 〜 〜
ガシャーーーン ドンガラガッシャアアアン…
男「…おい?台所で騒ぎすぎだぞ?」
メイド「キシャアアアアアアッ!!ぎゃおおおおおおおおおッ!!」 ブンブンッ!!
男「おい!!パン切り包丁振り回すなッ!!」
メイド「ゴキブリがあああああ!!ゴキブリがあああああああッ!!!
末代まで叩き殺してくれるわッ!!ぶははははははははははははははッ!!」 ビクンビクンッ!!
男「白目剥きながら次々と包丁でゴキブリを仕留めてるッ!?えっ何!?心眼の持ち主なのッ!?」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:27:45.42 ID:fneQZzHm0
トゥルルルルルルッ! トゥルルルルルルッ!
メイド「ふぐあッ!?お、お、お、お電話…お電話だわ…あああああ、どうしましょうどうしましょうどうしましょう…ッ!」 ブルブル…
メイド「グスッ…ヒグッ…う、うええ…私…電話…苦手なのにぃ…」 ガタガタ
メイド「おおおおおおお落ち着いて…大丈夫相手はきっと優しい人…そう、そうよ…だから大丈夫…ゴクリ…」
メイド「スウウウ…ハアアアアア…………よ、よし…さぁ取るわよ…」
メイド「………………もし相手が悪い人だったら…?」 ボソッ…
メイド「あああああああああああああッ!?もーーーーーーーーダメぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええッ」 ビクンビクンッ!!
〜 〜 〜
トゥルルルルルルッ! ガチャッ
男友「ったく、やっと出たか。もしもし男友だけど男は――――」
『ひゃーーーーはっはっはっはっはっはっはっはっ!!貴方は優しい人ですよねええええええええええええええッ!?」
男友「………………」 ガチャン ツーツーツー…
男友「………………」
男友「…あれ、かけるとこ間違えたのかな」
1大先生が御降臨なされたぞ!
貢ぎ物じゃ!今すぐ清酒と可愛い巫女を!
先生、もどられましたか……
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:35:22.60 ID:fneQZzHm0
男「なあ、紅茶が飲みたいんだけど…ある?」
メイド「ひぐあッ!?こ、こ、こ、こ…紅茶…ですかぁ…ッ!?」 ブワッ
男「なんで紅茶があるか聴いただけで引き攣りながら涙を流すんだよ…いや、無いならいいけどさ」
メイド「ああああああああああああッ!?し、少々のお待ちをおおおおおおッ!?必ずッ!!必ずお待ちしますぅぅぅぅぅぅうううううッ!!」
〜 〜 〜
メイド「…ああああああダメッ!ないッ!!今、紅茶切らしてるものッ!!
あうあうあうあうあうあッ…ヒイ…ハア…ど、どうしたら!?どうしたらいいのよおおおッ!?」
メイド「り、緑茶…緑茶はダメよ…だって緑だもの…かはッ!?ゲホガホゴホっ!!
紅…紅くなれば…緑が…緑が紅くなれば…紅くなりなさいよバカァァァァァァァァァアアアアアアアっ!!」
〜 〜 〜
男「…おい?何で紅茶探すのに1時間もかかるんだよ?台所で何を―――」
メイド「ああああああああああああ紅くなれぇぇぇぇええええええッ!!緑茶の神よぉぉぉぉおおおおッ!!
汝のその御体ぁぁぁあああああああッ!!あくぁーーーく!!あっくぁああああああああく染まりたまぇぇぇぇぇえええええッ!!」 バッ!!ババッ!!
男「何かどうでもいいことで台所がサバトの儀式と化してるんですけどおおおおおおッ!?」
緊張ってレベルじゃねぇ・・・もはや錯乱の域だ・・・
ID:CtR5086k0のキモさが半端じゃねぇな
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:47:44.45 ID:fneQZzHm0
メイド「さ、さあ…お食事の後は…ハア…ハア…洗い物を…うっ…うう…でもぉ…でも私洗い物が苦手…あううう」
メイド「だ、だってぇ…ヒグッ…ぜ、ぜ、絶対にツルッと滑らせてしまうもの…ハア…あぐふッ!?ゲホガホっ…クヒ…ハフウ…」
メイド「そぉっと…そう大丈夫ゆっくりそぉっと……ゆっくり…ゆっくり持ち上げて…はあああッ!?い、いやぁ………」
メイド「そ、そうよその調子…まだ滑らせてないまだ落としてない…大丈夫…私できるから…フウ…ヒイ…あああああッ…」
メイド「あはぁ…あははははッ!?も、も、持ち上がった…!落とさずに胸の前まで持ち上がったわッ!?」
メイド「あははぁ!?あははははははははははははははははははははははははははッ!?
アイアムチャンピォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオンっ!」
男「そんなことしてるから割るんだろうがぁぁぁぁあああああッ!!普通にやれよッ!普通にッ!!」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 21:59:58.08 ID:fneQZzHm0
メイド「はッ!?げ、現在の室温は9℃ッ!?」
メイド「あああああああッ!?今日はシベリア寒気団が怒涛の本気を見せて外は極寒の世界ッ!!
暖房を本気でかけても効いてないのねッ!?」
メイド「ダメっいやあああああどうしましょうッ!?ハア…ハア…ご、ご主人様が少しでもこの寒さを不快に感じられたら…ああッ!?あうあッ!?」
メイド「お、温度…熱…あああああ、エネルギーが欲しいッ!!どうするの!?どうすればいいの!?ダメっ!!落ち着いてそうよ落ち着かなきゃッ!!」
メイド「ヒイ…ハア…し、深呼吸…ハフウ…ホフウ…スウウ…ハアアア…けほッ…うぐぐ…」
メイド「あ、暖かく…熱…どうしたら…火……火?そう…火…火があれば…火を…火をぉぉぉぉぉおおおおおおおッ!!」
〜 〜 〜
男「うぅ…今日はさすがに暖房だけだと冷えるな…暖炉に火を入れようか―――」
メイド「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!燃えなさいッ!!もっと燃えるのよぉぉぉぉぉおおおおおッ!!」 ドプドプドプッ!!
男「お前暖炉にガソリン撒き散らすなぁぁぁぁあああああああッ!?ヤバイ!!それ以上はヤバイからぁぁぁぁあああああッ!?」
メイド「ファイヤアアアアアアアアアアアアアッ!!」
ズドムッ!!バォォォォォォオオオオオオオオオッ!!! ゴアアアアアアアアアアッ!!!
男「ぎゃああああああああッ!?」
メイド「エクスプロージョーーーーンっ!!炎の神よ!!もっと!もっと暖かくぅぅぅぅううううううッ!!」
男「だから何のサバトだよぉおおおおおおおおッ!?」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 22:11:04.20 ID:fneQZzHm0
男「ふう…暇だな…。なあメイド」
メイド「ひぎあッ!?ななななななななな何でしょうかぁぁあああッ!?」
男「普通のリアクションしろよ…」
メイド「普通の…あああああッ!?すみませんご主人様ぁああッ!?不快な…不愉快な思いをさせてしまいましたぁああッ!!」
男「いや、むしろちょっと面白いけどさ…でもやり辛いから…な?落ち着いて、落ち着いてな?
普通に『はい、何でしょうか』でいいからさ」
メイド「ハア…ヒイ…は、は、はい…えっと…あうぁ…かはッ…『はい、何でしょうか』…はい、はい…わ、分かります…だ、大丈夫です…ヒグッ…」 ガクガク
男「そうそう。それで笑顔でニッコリな?」
メイド「笑顔…え、笑顔ですね…はい、はいッ…!!」 ブルブル…
男「じゃもう1回行くぞ?なあメイド」
メイド「ハ……イ……何……デ……ショウ………ヒグ…グゲッ…」 ニタァアアアアア…
男「…それもう呪怨とかそういうレベルだからさ…はあ…なんでそうなるんだよ」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 22:16:40.43 ID:fneQZzHm0
男「そういやさ…最近訪問販売がまったく来なくなったな」
男友「マジで?ウチなんて毎日のように来るぞ?
やっぱ家がデカイとそれだけでハイエナのように群がってくるからなあ」
男「いやでもホント、最近まったく来ないんだよ。前はそんなことなかったんだけど…」
男友「不思議だな…何でだろ」
男「まったく…一体何で―――」
メイド「くけ…くけけけけけけけ……お花……ちょうちょさん…くふ、くふふふふ…き、キレイだわ…ひひ、ひひひひひ……」 ニタァ… ビクッ…ビクンッ!!
男友「………」
男「………」
男友「不思議でも何でもなかったな…」
男「だな…」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 22:30:31.75 ID:fneQZzHm0
男「はい、給料」
メイド「ひぎあッ!?あ、あ、あ、ありがたき幸せッ…!!」
男「いやまあ何だかんだで料理は上手いし掃除は丁寧だしな。
そういやお前、給料何に使ってんの?住み込みだから生活費はほとんどいらないよな?」
メイド「………あ…えっと…あ、いや…そ、その…あのそのっ…」 パクパク…
男「いやまあ別に無理に喋りたくないならいいんだけどさ。
ま、たまには自分のために使えよ?休暇取って遊びに行ってもいいからさ」
メイド「あ……えっと…うぐッ…あううあ…あ、ありがとう…ございま…す…」
男「あ、そうそう。ちょっと給料多くしといたからな。頑張ってくれたお礼―――あれ?」
メイド「……………ブクブク」
男「給料見て気絶したのか…?まあボーナスと思ってくれたらいいんだけど…。
はあ…まあ何だかんだ言ってコイツ…要するにすっげえ純粋なヤツなだけなんだよな…単にさ」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 22:33:02.33 ID:fneQZzHm0
男「あ、メイドが気絶してるからついでに…
>>1はちょっと休憩するらしいのでよろしく」
男「できれば他の人も投下して欲しいなあ、とさ」
男「1人はしんどいからできるだけ投下してくれると助かるらしいぜ」
男「…あ、メイドの目の色が戻ってきた。そろそろ起きるかな?」
男「じゃ、また」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 22:50:44.50 ID:ug65hLl/0
急に人がいなくなったな
逆についさっき規制解除されてはじめて書き込める俺みたいのもいるんだけどね。
男「そういや明日でお前がここに来てから1年目になるなあ」
メ「……そ、そういえばもうそんなになるんですね……」
男「なんかプレゼントしようか?一周年記念ってことで」
メ「…え?い、いや、何かもらうなんてとんでもないです!ちゃんとお給料ももらってますし!」
男「でも毎日頑張ってくれてるし……欲しいものとかあるか?」
メ「ほ、ほほほ欲しいものですか……」
男「ああ。俺があげれる範囲ならなんでもいいぞ」
メ「な、なんでも……」
メ(な、なんでもといっても……私が欲しいものなんか特に…)
メ(いやでもここで何も言わなかったらご主人様の気分を害してしまうかもしれないし……)
メ「ああああああああああどうすればいいんでしょおおおおおおおおおお」ガタガタガタ
男「おーい」
メ「せ、精神安定剤をください」
男「結局そうなるのかよ」
だめだどうしてもただのメイドものになってしまう
>>1のレベルが高すぎる
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 23:22:35.76 ID:wkINaaUj0
メ「ご、ご主人様……あ、朝です…」
男「あー……もうこんな時間か」
メ「お、お疲れですか?」
男「まあなー。昨日は久しぶりに忙しかったし」
メ「な、なら、マッサージをして差し上げましょうか」
男「あー、じゃあ頼むわ」
メ「わ、わかりました」
メ(ご、ご主人様の疲れができるだけ取れるように……疲れができるだけ取れるように……)モミガタモミガタ
男「あー……」
メ「ど、どうしましたか?」モミガタガタガタ
男「…いや、なんでもない」
男(なんかマッサージというよりは電気按摩っぽいけどこれはこれで気持ちいいからいいや)
ほ
ジト目ロリこそ至高。
むしろジト目キャラこそ至高。
メ「ご、ご主人様あああああああああああああああああああ」
男「なんだどうした」
メ「す、すすすすすすすいません、すいませんでしたあ!」
男「とりあえず何があったか言ってくれ」
メ「じ……じじ…実はその……ご、ごごご主人様の書斎をですね……」
――――
男「あー、こりゃまた派手にやったなあ」
メ「す、すすすすいませんでした」
男「本が詰まってる本棚全部倒すとかどんな怪力だよ」
メ「も、申し訳ありません……」
男「しかし……何でこんなことになったんだ?」
メ「そ、そそそそそそこに……」
男「なんだこれ……ってムカデの死骸じゃないか」
メ「か、格闘してて…き…気づいたらこんなことに…ヒッ…なって……ビクッ」
男「なんかもうこいつ怖くなってきた」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:36:03.61 ID:iqhBjlCxO
冥土「どうも。はじめまして。メイドです。」
男「ああ、今日からウチで働いてくれるんだよね。」
冥土「ええ、尽くさせて貰いますよぉ」
男「ところでさ…」
冥土 「はい?」
男 「頭の上のソレ、何?」
冥土 「これですか?わっかです。」
男「見ればわかるよ!何のわっかだよ!」
冥土「メイドのわっかです。」
男「なにそれ」
冥土「私はあの世から来たメイドなんですよ。このわっかは私の心を強くしてくれるんです。」
冥土「だからとったらダメですよ?」
男 「なにコイツこわい」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:41:49.26 ID:iqhBjlCxO
男「というか、ソレ取れんの?」
冥土「取れますよ。ほら」ぱかっ
男「おい!取ったら駄目なんじゃ…」
メイド「あれ…ここは…」
男「おい」
メイド「ひいっ!?」ビクッ
メイド「あ…貴方誰ですか…?」ガクガクブルブル
男「どうし
メイド「よらないで!!」バチッ
男「痛てぇ!」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:42:31.32 ID:/mxHGJAi0
なにこれ斬新
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:48:23.02 ID:iqhBjlCxO
男「何だってんだよ…」
メイド「はッ!?ごめんなさい私ったら!」
男「いや…いいよそれよりさ、どうしたの?」
メイド「何がですか?」
男「いや、なんか急にオドオドし始めたじゃん。」
メイド「何の事だかさっぱり…」
駄目だ何かメイドが緊張してない
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:54:22.81 ID:3nd4QSTn0
しえん
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 00:55:24.35 ID:t+hzZoSvP
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:01:42.20 ID:iqhBjlCxO
男「どうしたものか」
メイド「あ、コレ何ですか?」ヒョイッ
男「お前が頭に付けてたんだろ?」
メイド「私が?」
メイド「こうですか?」ヌポシ
冥土「ね。取れたでしょ?」
男「戻った!?」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:06:05.78 ID:iqhBjlCxO
冥土「?どうかしましたか?」
男「どうかした?じゃねーよ!何だアレは!?」
冥土「アレ?」
男「自覚が無いでやってたのか?」
冥土「だから何です?」
男「お前、ああなるって知ってたんじゃ…」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:09:25.30 ID:iqhBjlCxO
>>179 修正
男「もしかして…自覚無しだったのか?」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:16:26.90 ID:ZdBlb3k60
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:18:21.06 ID:iqhBjlCxO
カクカクシカジカマルマルウマウマ
冥土「へぇ…そんな事が…」
男「ああ。てか知ってたんじゃ無いのか?」
冥土「母にはわっかは取らないように言われてましたが、そういえば理由は聞かされてませんでした。」
男「前にも取った事有るの?」
冥土「ええ、一年前に一回だけ偶然。その日まで、取れるなんて知りませんでした。」
男「ってか、何で言い付け破って取っちゃったの?」
冥土「ノリで。」
男「ノリで?」
冥土「ノリで。」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:20:05.25 ID:t+hzZoSvP
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:32:07.97 ID:iqhBjlCxO
男「そういえばさ、あの世から来たんだっけ。お前。」
冥土「ええ。信じてくれますか?」
男「無理」
冥土「ひどい」
男「そうか?」
冥土「かなり。」
男「まあ、お前がどっから来たとか関係無いし、気にもしない。そんな事どうでもいいじゃん?」
冥土「そう言ってくれると有り難いかもしれません。」
男「じゃあ、今日からウチのメイドとしてよろしく頼むよ。」
冥土「えぇ!任せて下さい!」アクシュ
冥土「ところで…」
冥土「そろそろ家に入れて貰えませんか?」
完
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:40:29.12 ID:iqhBjlCxO
私の名前はMADE。その名の通り、物を造る人。そして。
MADE「い、い、いいいぃいらっしゃいませぇええええ!!!」
今日は親方に頼まれて初めての仕事。
いつもしてる練習通り、Coolにきめてやるぜ!
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:45:41.86 ID:iqhBjlCxO
MADE「ご、ご用件は、なんでjtmtdm」
早速噛んでしまった。気にしない。私はCoolなのだから。
客「えーと、親方さんはいらっしゃるかしら?」
MADE「も、申し訳ありまjmjdwおやか@はwkmmdw」
またやった。まあいい。三度目の正直が有るのだから。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:50:29.62 ID:iqhBjlCxO
客「この前頼んだアレ、もう出来てたかしら?」
MADE「あ、アレ?」
客「ええ。」
アレってなんだ?
………………………………………アレか!
MADE「た、たたたただいまお持ちしまひゅ!」
二度有る事は三度有る。めげずに頑張ろう。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 01:56:22.49 ID:iqhBjlCxO
MADE「まさか三回も噛むとは…」
まあいい。四回目は無いのだから。
MADE「えーと、アレ…アレっと…」
MADE「有った!」
MADE「お待たせしました!」
噛まずに言えたじゃないか!やればできる!流石あたし!すごいぞあたし!
客「あら有り難う。」
客「ん…?何、コレ?」
MADE「バイブです!」
"極度に緊張する" made "that".
でおk?
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 02:02:59.38 ID:iqhBjlCxO
あ、お客のおばちゃんがなんか吹き出した。
まったく、そんなに嬉しかったのか。しょうがないなぁ。
客「あの…私こんな物頼んだ覚えは…」
MADE「えぇ!うそ!旦那さんが相手にしてくれないからって夜のおともにするのかと思ったのにぃ!?」
客「…」
なんかあのおばちゃん凄い形相で睨んで来てる。 めちゃくちゃ怖い。恐いじゃ無くて怖い。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 02:10:54.64 ID:iqhBjlCxO
なんかあのおばちゃん、怒って帰って行った。私の美貌に嫉妬したのか?
違うとしても、バイブからローターまでなんでも作るこの店は、物がただでさえ多いのだから、少し間違うくらい許せよ。
あ、あと包丁といだりもしてたか、この店。
MADE「気の短い客だなぁ、もう。」
MADE「店番、暇だなぁ」
寝る
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 02:46:08.16 ID:t+hzZoSvP
もう
>>1は戻ってこないのだろうか・・・・。
誰かが保守をしてくれることを祈って寝よう
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 03:13:28.30 ID:85bbWe4T0
寝る前に保守
誰か朝まで頼むぜ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 03:16:17.48 ID:XABDUpsL0
tes
ほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:05:36.30 ID:XABDUpsL0
書いてみようかしら
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:09:49.50 ID:XABDUpsL0
男「男友が遊びに来ました」
メイド「――、」
男「絶句するほどか? まあ特に何もしなくていいけど、お茶だけは出してくれ」
メイド「っ!!!」
男「……戦慄が奔るほどか?」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:15:20.48 ID:XABDUpsL0
男友「――で、これがまた良くてなあ」
男「へえ。……おっ」
メイド「っ!! っっ!!!」カタカタカタカタカタ
男友「おおー、あれがお前のメイドか」
男「ああ」
男友「貞子みたいだなあ」
男「ティーカップ睨んで運ばないと全部溢しちゃうんだあいつ」
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:23:47.68 ID:XABDUpsL0
メイド「っっっ”!!!」カタカタカタカタ
男「…………」
男友「……大丈夫なのか、あれ?」
男「……静かに」
メイド「っっ!!! っっ……コヒュッ!!」カタカタカタカタ
男「…………」
メイド「――オッ、オチャッッッ!! チャッッッ!!!!」
男「よし良く出来た。ほれ呼吸器」
メイド「スゥゥコォォォ!! スゥゥゥコォォォォ!!」
男友「良く出来たほうなんだ」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:37:41.31 ID:XABDUpsL0
男「じゃあ後は自分でなんとかするから、洗濯物取りこんどいて」
メイド「――、」
男「絶句するほどか? じゃあ宜しくな」
メイド「ヒアッッ!! ユユユユユユユユy!!!!?」
男「夕飯はその後でいいよ」
メイド「ヒァッッ!! ユユユユユユユユユユy!!!!!!?」
男「あぁ、男友はどうする? 夕飯食べてく?」
男友「お前よく今ので「夕飯」と「友人」のユユユユの違いがわかったなあ」
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:44:44.15 ID:XABDUpsL0
男「で、どうすんの夕飯?」
男友「家でもう用意しちゃってるし、悪いけど遠慮しとくわ」
メイド「――、」
男友「え、その絶句はショックととればいいの?」
男「えーと、了解みたいな感じでとってくれれば」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:53:59.96 ID:XABDUpsL0
メイド「シツッッレイスマッッッッッ!!!!」ガクン! ガクン! ガクン!
バタンッ!
男友「……あのメイド、料理できるの?」
男「メイドだからな。ちなみに全ての家事はちゃんとこなせるぞ」
男友「料理の質はどうよ」
男「持ってくるとき、あの状態だから盛り付け台無しだけど、味は確かだよ」
男友「意外だな」
男「日々ストレス感じてるせいか髪の毛が頻繁に混入してたりする」
男友「なるほどなー」
だめだろそれwww
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 04:59:24.57 ID:XABDUpsL0
男「おーい、男友が帰ったから客間の掃除宜しくな――って、おい」
メイド「…………」スー… スー…
男「寝てるのか」
メイド「…………」スー… スー…
男「……こうやってると、可愛いもんだよなぁこいつも」
メイド「…………ッ」ガクン! ガクン!
男「……そうでもないか。痙攣するし、白目剥いてるし」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:05:11.54 ID:XABDUpsL0
メイド「――ッッッ!!」ガバッ!!
男「おっ、起きたか」
メイド「…………ッ」ギギギギギギギ
男「機械みたいに振り向くなよ。別に怒らないから」
メイド「――……、」ガクン
男「……気絶したか」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:07:55.93 ID:XABDUpsL0
メイド「――ッッッッッ!?」ガバッ!!
男「起きたか。もう夕時だから、客間の掃除は後にして夕h」
メイド「――……、」ガクン
男「えっ? 何、無限ループ?」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:18:34.93 ID:XABDUpsL0
――次の日、学校。
男友「それで何? 結局夕飯食えなかったわけ?」
男「いや屋敷にカップ麺溜め込んでるから大丈夫だった」
男友「……メイドがいるのに、カップ麺溜め込んでるんだ」
男「時々あいつ飯作れなくなるからな」
男友「え、何で?」
男「……全生徒の前でステージに上がって発表する、みたいな状況になると緊張で足が持ち上がらない時があるだろ?」
男友「ああー、なるほど」
男「……それがなんでもない平日でも発作的に」
男友「たいへんだなー」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:32:23.71 ID:XABDUpsL0
男「ただいま」
メイド「っっっ!!!?」ガタン! ガコガコガコガコ!! ドタン!
男「主人が帰ってきても、別にやってる事を放り出して直立不動の体勢とらなくていいんだが」
メイド「ヒアッッッッ!!!」
男「あ、そうそう。今日の弁当も美味かったぞ。……まだ弁当全体が混ざって一品料理みたくなってるけど」
メイド「――ッ、」
男(……この頬を染めての絶句は可愛いんだよなあ)
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:40:07.94 ID:XABDUpsL0
男「えー、うちのメイドは」
メイド「ヒアッッッッ!!!!」
男「未だに「はい」が言えません」
メイド「ッッ!? ッッッカフッ!!?」
男「怒らないから怒らないから。でもお客様が訪問して来た時迷惑かからないよう、ちゃんとする練習しとこうか」
メイド「ヒァッッッッ!!!」
男「言ったそばからこれか。「はい」は言えなくていいからお辞儀できるようになろう」
メイド「――、」
男「あと何か言われたら絶句する癖を直そうか」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:48:52.64 ID:XABDUpsL0
男「まず手をへその下辺りで重ねて」
メイド「っっっ!!」バッ!!
男「真っ直ぐ立つ」
メイド「っっっ!!」シャキッ!!
男「……なんかこれからオペラ歌いますみたいになったな。腋締めてみ?」
メイド「っっっ!!」ググ……ッ!!
男「……なんか直立で胸寄せてるポーズになったぞ」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 05:55:33.85 ID:XABDUpsL0
男「えーと、あごはそんなに引かない」
メイド「っっっフッッ!!」ギギギギギ
男「えーでー次はー…? 肩に力入りすぎてるのかな。ちょっと力抜いてみ?」
メイド「っっっ!!」
男「あー無理な話だったか」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 06:05:18.30 ID:XABDUpsL0
男「こうなったらあれだ。俺の真似をしてみよう」
メイド「ヒアッッッッ!!!!」
男「肩はそんなに怒らせないで、こうやって」
メイド「っっっ!!!」
男「こうお辞儀する」スッ
メイド「ヒァッッッッッ!!!」
男「やってみ?」
メイド「ッッ!! ッッ!! ッッ!!」ガックン ガックン ガックン
男「一回でいいから一回でいいから」
メイド「ッッ!!! ッッ!!! ッッッッ!!!」ガックン ガックン ガックン
男「水のみ鳥みたいだ」
これもう人ですらなくね?
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 06:15:01.04 ID:XABDUpsL0
メイド「…ハァッ…ハァッ!!」
男「気がすんだ? ちょっとこれはお辞儀とは言えないから違うのにしよう」
メイド「ヒアッッッ!!」
男「えーと、スカートの端を摘んで、膝をちょっと曲げる――、こう。やってみ?」
メイド「っっっ!!」バッ!
男「パンツ見えてるパンツ」
メイド「フッ!! フッ!!」ガクン! バッ!
男「今一瞬ジオングみたいになったな」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 06:17:20.47 ID:XABDUpsL0
ごめん学校行ってきます
その間
>>1が帰ってくると信じてます
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 06:43:33.31 ID:/mxHGJAi0
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 07:57:01.29 ID:cZcGdhg60
ほ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 08:43:01.44 ID:cZcGdhg60
保守
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 08:50:22.69 ID:kPUOWAr30
男「ふむ、なんか音楽でも聴こうか。適当にかけてくれないか?」
メイド「ひぎあッ!?は、は、は、は、はいぃぃいいいいッ!!た、ただいまぁああああッ!!」 バタバタバタッ
男「何でもいいぞ」
メイド「あ、あうあ…な、何をかけたらご主人様満足するのかなッ…うく…ヒクッ…うええ…えっと…えっとぉおお!!」
男「さて、アイツは何をかけるのか――――」
バァーーーーーーン バババババァーーーーーーン バババババァーーーーーーン!!
メイド「うッひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!こ、これでどうですかねぇええッ!?」
男「うん…確かにお前にはオペラ座の怪人が1番似合ってよな…てゆーか何かとオペラ座の怪人好きだな」
男「あ…
>>1戻ったんで、とりあえず少しだけ朝投下します」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 08:54:02.01 ID:iqhBjlCxO
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 08:58:35.94 ID:kPUOWAr30
男「お前さ…普通に笑えないのか?」
メイド「あひあッ!?えええええええっとぉ…あのっ…ハア…フウ…そのあのッ…」 ビクビクビクンッ
男「うんまあそうだろうと思うけど…じゃあさ、自己改善ということで試しに何かギャグでも言ってみてよ」
メイド「ギ、ギャグ…ッ!?こ、こ、こ、この私にッ………かはッ……ギ、ギャグを申せとッ………!?」
男「そうそう。もしかしたら案外そういうセンスとかあるかもしれないし」
メイド「あわわわわわわわわッ!?どどどどどどどうしたら…あうう…だって私ギャグ苦手何を言ったらあうあうあうあうあ…ッ」 ガクガクブルブルッ
男「じゃあ5…4…3…2…」
メイド「カウンドダウーーーーーーーーーーンっ!?いやああああああああああああああああああッ!?」
男「1…0!はい、張り切ってどうぞーーーッ!!」
メイド「ああああああああああああああああッ!?ここここここの私こそ真性のメイド・イン・ジャプァアアアアアアアアアアアアアンっ!!!」
男「やっぱりつまんねーーーーーーーーーーッ!!」
メイド「やっぱりとか言わないでぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええッ!!」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:06:49.61 ID:kPUOWAr30
男「ふあああああ…よく寝たな」
メイド「ぐひ…ぐひひひひひ…お、お、お、おはようございまぁす…」 ガタガタ…
男「相変わらず最高に寝覚めに悪い表情とテンションだな」
メイド「ハフウ…ホフウ…お、お、お目覚めに……こっ…こっっ…!!」
男「コーヒーだな?ありがとう」
メイド「ぶげふッ…し、し…温め…げほがほッ…うぇぇえ…」
男「温かいシャワーな、そうだな、浴びておくか」
メイド「今日…ハア…ハア…よて……かい……ご……よ…」
男「今日の予定は夜に会合か、ああ、すっかり忘れてたな。ありがとう」
メイド「ああああああああああッ!?お薬お薬ぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいッ!!」 ドタバタドタバタッ
男「………」
男「…あれ?俺もしかしてコイツに順応してきてる?」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:15:41.51 ID:kPUOWAr30
メイド「ご、ご主人様ぁあ…」 ヨロッ…ヨロッ…
男「おう、何だ?ん…その袋は?」
メイド「ゼエ…ハア……た…ん…じょ……うぽぉあッ…び…」 ガクガク…
男「誕生日?ああ…俺の!?これ、もしかしてプレゼント?」
メイド「……ッ!」 コクコクコクッ
男「ありがとう…で、これは…マフラー?ああ、もしかして
>>104で編んでたやつか?」
メイド「…ヒイ…フウ…」 ガクンガクンッ!!
男「そっか…ん?白地にところどころ…赤いシミ…?これは一体―――」
メイド「手が…手が震えてぇええええええッ!!あああああああああああッ!!」
男「えっこれ血染め!?お前の血染めっすかぁあッ!?」
メイド「だってぇええええッ!だってぇえええええええええええええええええッ!!」
男「………まあ、いいや。うん、ありがとう」
メイド「えへ…えへへへへへへ/////」 ニタァ…
男「うんいやだからその笑い完全にホラーだからさ…ま、いいけど」
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:24:19.52 ID:kPUOWAr30
メイド「ふひ…ふひひひひひ…ポ、ポチィ…ほ、ほーら。ご飯ですよぉ…?」 ブルブル…
犬「………キャウ(相変わらず不気味なメイドだな…ま、悪いやつではないけれど)」
メイド「グスッ…ヒグッ…ややややややっぱりポチは…今日も…あううう…わらしのつくっらご飯をたべれはくれらいんれすねぇ…」
犬「………」
バクバク…
メイド「…たたたたた食べたッ!?食べてくれたぁあああッ!?」
メイド「いやああああああああああああああああああああッ!?アイアムチャンピオォォォォォオオオオンっ!!!」
犬「………(結局うるさくなるんだよな…まあいいか)」
ムシャムシャ…
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:29:52.97 ID:YE13fQ0f0
なんか知らんが感動した
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:31:12.02 ID:kPUOWAr30
メイド「フヒュウ…フヒュウ……花瓶の…水替え……嫌だなあ…あうあ…」 ガクガクブルブル…
メイド「落とさないように…こぼさないようにそぉっと…そぉっと…あああああああッ!?てててててて手汗がぁ……震えがぁぁあああああッ!?」 ビクンビクンッ!!
メイド「はああああああもう無理もう無理ぃぃいいいいいいいッ!!私この仕事いやぁあああああああああッ!!」
メイド「―――!―――!」
男「相変わらず花瓶の水替えはうるさいな…」
男「まあそれでも
>>24や
>>102の頃に比べるとかかる時間は2/3か…進歩はしてるんだな…」
メイド「ぶっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!?持ち上げられたッ!?落とさずに持ち上げられたわッ!!ひょほほほほほほほほほほほほッ!!」
男「………雰囲気はあんまり変わってないな」
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:37:04.37 ID:kPUOWAr30
メイド「ヒイ…ハア……あうあ…げほがほごほッ…お薬…お薬を…」 バラッ…
男「ったく、いい加減その薬漬けに頼るの何とかしたらどうなんだよ…」
メイド「だってぇええ…だってぇええええ…」 クピクピクピ…
男「ん…?あれ、薬、それだけ?」
メイド「こここここれだけれすぅ…ヒイ…ハア…」
男「………」
男「何だかんだで薬、減ってきてるな…」
メイド「ハア…ハア……さあ……ば、晩ご飯の支度…しないと…あふあ…」 ヨロッ…ヨロッ…
男「成長……してるのかねえ?」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:43:28.49 ID:7bdSKPvF0
メイドカワユス
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:45:30.08 ID:kPUOWAr30
男「ということで
>>1の朝投下は終了だ」
男「あのメイドの、ほんのちょっぴり成長した部分を見てもらったわけだが…まあ、どうだろうなあ…」
男「今夜も必ず戻る。ちょっと遅くなるかもしれないが…」
男「正直ここまで伸びるとは思ってなかったぜ」
男「じゃあ、また」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:47:44.16 ID:iqhBjlCxO
乙
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 09:56:31.22 ID:iqhBjlCxO
>>191 続き
MADE「客来ないし、アニメでもみよ。」
こんな時の為にCS入れといてよかった。
ディズニーチャンネル面白い。
MADE「あ、フィニアスとファーブやってる」
MADE「ゆめにまでみたなつやすーみ…さるをおふろにいれよー…」
男「あのぉ」
MADE「ふおぁぉぅおい!?」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 10:13:43.26 ID:iqhBjlCxO
男「MADEちゃん…だよね。何してるの?バイト?」
クラスメートの男君だ。苦手なんだよなぁ。恐いし、外見デーモン小暮と獅子王凱足して2で割ったみたいなカンジだし。
MADE「は…ハンマーヘルアンドヘヴンでしょうかぁッ!?」
男「なにソレ」
MADE「ごめんなさいっっ!!ディバイディング・ドライバーでしたか?!」
男「空間湾曲!」
MA男「ディバイディィイイン・ドゥライバーー!」
MADE「きーせき!しーんぴ!しーんじーつ!ゆーめ!」
男「もう歌わなくてもいいよ」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 10:21:52.80 ID:iqhBjlCxO
MADE「で、でも、知ってたんですね、勇者王。」
男「ああ。友達がね、学校で良く歌ってるから、覚えちゃったんだ。」
MADE「友達って、女さんのコトでしょうか?」
男「うん。あのドラコ・マルフォイに似てる女。」
どっちかって言うとズゴッグっぽいけど、そんな事はどうでも良いか。
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 10:28:00.38 ID:iqhBjlCxO
男「で、何してるの?」
MADE「え、あ、いや、これは…………」
MADE「あ、アニメ見てました!」
男「…あ…そう。」
MADE「はい!」
あ、いつの間にかフィニアスとファーブ終わってる…男君のせいだ…この小山力也ボイスめ。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 10:28:37.15 ID:ILWPUKco0
会社
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 11:11:46.62 ID:JCdDeNEN0
241 :
会社から:2010/01/05(火) 12:10:54.53 ID:iqhBjlCxO
男「ん…こんな時間か、俺待ち合わせ有るからもう行くよ。またな。」
笑顔が恐い。
MADE「う、うん。ではまた…」
出来ればあまり会いたくない。
離れていく男君が満面の笑みでこっちに手を振っている。やめて!あまりの恐さに昇天しそう!
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 13:28:50.18 ID:iqhBjlCxO
ほ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 13:53:48.57 ID:KP6NjXvz0
ほし
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 15:01:04.18 ID:KP6NjXvz0
保守
保
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 17:06:12.56 ID:j3Xl6Q5I0
ほし
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 17:12:31.58 ID:6W1GwwJa0
>>1まさかとは思うが前に女「・・・(ぼそぼそ・・・)」ってSS書いてなかったか?
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 17:45:05.54 ID:KP6NjXvz0
ほ
補修
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 19:21:50.98 ID:iqhBjlCxO
ぬ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 19:22:46.21 ID:o4E4SF4m0
め
り
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 19:50:26.94 ID:YE13fQ0f0
ほ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 20:37:38.34 ID:iqhBjlCxO
も
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 20:52:12.09 ID:1xfX4/M/0
お前らキャンディフルーツのサイトみてみろw
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 21:24:02.92 ID:KP6NjXvz0
保守
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 21:40:14.81 ID:kPUOWAr30
男「はい、まず目を見て」
メイド「ひきぁ…あうあ…う…うぅ…///////」
男「目をそらすな!別に俺と目を合わすのに緊張する必要などないだろ」
メイド「そ、そ、そ、それは…分かってるんですけど…はあ、はうあうあ…」 ガクガク
男「いいぞ、そうそうその調子…で、目を合わせたまま『おはようございます』…ほら?」
メイド「は…はわわわわわわわ…ヒグッ…うぅ…お、おはよ…ご…ざいま……しゅ」
男「…しゅ?」
メイド「ッ!?………す…」 オドオド
男「よし、そうだ!とりあえず目をそらさなかったな?」
メイド「あうううう…//////」
男「ちっ…こうなったら徹底的お前を鍛え直してやるぜ」
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 21:46:24.68 ID:kPUOWAr30
男「まず花瓶をガッシリ掴む」
メイド「こ、こですかぁ…」 ブルブル…
男「違う違う。そんな指先でつまみ上げるように持つから滑らすんだよ。
ほら、てのひらとてのひらで、ガッシリ!ガッシリだ!」
メイド「ガッシリ…ガッシリぃぃぃぃぃいいいいいいッ!!」
男「そうそう!そのままそのまま!とりあえず床にそっとおく。
おっと…そっと置くのも握力は抜くなよ?それから床につけるときは少し斜めにして衝撃を減らす!そう、そう…」
メイド「ヒイ…ハア…ああああッ!?も、もうらめれす…」 ガタガタブルブル…
男「そう!おっけ!なんだ、ちゃんと持ち上げて置けるじゃないか。
ガッシリ掴んでポイント抑えればもう割らない―――あれ?おい、お前!聞いてるか?」
メイド「………ブクブク」
男「気絶すんなよ…」
kita-
キターー
いつもお疲れ様です
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 21:54:47.83 ID:kPUOWAr30
男「今日から献立は全部お前が決めろ」
メイド「ひぎあッ!?わ、私がですかぁ!?
だ、だって…ハア…ハア…先代のメイド様から伝わる栄養バランスとか…ご主人様の好みとか…あう、あううう…」 ガチガチ…
男「気にするな。それに俺は好き嫌いしない。まず、だ!」 ドンッ!!
メイド「ひあああああああッ!?」 ビクゥッ!!
男「おっと、すまん。まずだな、お前には料理の才能も技術もある」
メイド「えええええええええええええええええええッ!?ないですよぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおッ!?」 ブンブンッ!!
男「ある!あるったらある!現に調理時の混沌とは裏腹に、結果としてお前の作ったものにマズいものはないんだ。
これを料理の才能と技術と呼ばずしてなんと言うんだ?」
メイド「ぐ、偶然れす―――」
男「ちがぁぁぁぁぁぁぁああああああうッ!!お前気にしすぎ!自由に作ればお前の作るものは美味いはずだ!
だからこれからはすべてお前の自由に作れ!そして俺は必ずすべて食う!以上ッ!!」
メイド「え…ああ…うう…ど、どうしよ…」
262 :
>>261続き:2010/01/05(火) 22:00:26.42 ID:kPUOWAr30
男「―――さて、今日の献立は?」
メイド「ポ…」
男「…ポ?」
メイド「…ハア…ハア…あううう…ポトフ…です…/////」
男「ふむ、意外とシンプルだな?」
メイド「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!ずびばぜーん゛ッ!!やっぱりこんな貧乏くさいもの―――」
男「パク…ズズズズズッ………美味い!何だこれ!?この世のものとは思えん美味さじゃん!!」 バクッ!!ゾズズズズズズッ!!
メイド「…ふえ?」
男「お前…マジで料理上手いんだな!?正直これは予想以上だ」
メイド「え…あ……うあっ……//////」
男「その調子だ。以降頑張ってくれ」
メイド「あ…ああ…!!ありがとう…ございます……ッ!!グスッ…ヒグッ……」
男「泣くほどのこっちゃないだろう…でもま、リアクションも今までで1番マトモだな」
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:09:03.48 ID:kPUOWAr30
男「何か冷えるな…なあメイド。ココアはあるか?」
メイド「うひあッ!?コココココココココアですかッ!?ココア…ココアはッ…ハア…ヒイ―――」
男「よし、うろたえるな!いいか、素直に答えるんだぞ?ココアは…ないのか?」
メイド「ひ…うああ…えっとあの…ッ!?」
男「別にお前を怒ったりはしない。あるのか、ないのか?」
メイド「………………ない、れす…」 ガクガクブルブル
男「ないか。分かった、ならいい。じゃあ聞くぞ?ココア以外に体が温まる飲み物、お前何か作れるか?」
メイド「ええッ!?ああ…かはッ…ええっと…あのその…!く、葛湯……なら…た、たぶん…」
男「お、いいじゃん!むしろココアよりいいかも」
メイド「……ふえ?」
男「そうだ、メイドは別に主人の人形じゃなくていい。お前のやれることを言ってくれれば俺はそれでいいんだ」
メイド「あ……」
男「葛湯…持ってきてくれるか?」
メイド「は、はい…た、ただいまッ!」 パタパタパタ…
男「…うん、いい感じだな」
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:17:25.81 ID:kPUOWAr30
トゥルルルルルッ!! トゥルルルルルッ!!
メイド「うぼあッ!?で、で、電話ッ!?電話ぁぁぁぁぁぁああああああッ!?」
男「おい、焦るなうろたえるな慌てるな!落ち着け、俺が前に言った通り応対すればいい」
メイド「で、でもぉ…ヒイ…ハア……怖い人だったら…教わった通りにいかなかったら…あうあうあうあッ!?」 ガクガクブルブル…
男「その時は俺に代われ。お前はお前のできることをすればいい」
メイド「は、はい…わ、分かりました……し、深呼吸…スゥ…ハアアア…よ、よし」
ガチャッ
メイド「はい、も、もしもし――――」
男「そう、落ち着けよ?」
メイド「――――はい、そ、それではご主人様に代わりますっ!」
メイド「えっと…ハケン?会社…だ、そうです…」
男「…うん、よくやった。いい応対だったぞ?」
メイド「えッ!?えへ、えへへへへへ…わぁ…/////」 ニパァッ
男「やりゃあできるじゃねーか」
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:24:08.72 ID:kPUOWAr30
男「…はい、もしもし?」
?『ああ、どうも。人材派遣をさせてもらっている会社の者です。いつもお世話になっております』
男「ああ、メイドを派遣してくれた会社か。で、何の用かな?」
?『いえね、そろそろ…メイドさんの雇用契約がね、切れる頃なんですよ。
ほら、お客さん、確か3ヶ月契約だったでしょ?もうそろそろ、ねぇ」
男「ああ、そう言えば…このメイド3ヶ月契約だっけ」
?『ですのでね、明日中にはもう契約満了ということで…お引取りさせていただきたいな、と…」
男「はあ…ええと…」
―――せっかくこのメイド、仕事を覚え始めて、緊張を和らげることが出来たんだがな。
いくら何でもここで手放すのはこのメイドにとってよくない。
コイツが本当に1人立ちできるまでは…俺が…傍にいてあげた方が…。
?『…どう、されましたか?』
男「契約続行だ。金は払う。だからこのメイド、3ヶ月と言わずしばらくウチで雇えないか?」
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:31:46.71 ID:kPUOWAr30
?『は?契約続行、ですか…いやはや、それがですねえ…』
男「なんだ?困るのか?」
?『いえ…困ると言うかその…ちょっとそのメイド、まあ何というか…』
男「何だよ?ハッキリ言ってくれないと分からん」
?『そのね…まあ保護者というか…とにかくそのメイドの身元引き受け人がね、どうしても仕事辞めさせたい、と…』
男「保護者…?」
―――どういうことだ?コイツ、何か家庭事情でも抱えているのか?
?『ま、まあとにかく!そのメイドは明日限りの契約ということで…!
お客さんには別の有能なメイド、代わりに派遣しますから!じゃ、そういうことで―――』 ブチッ ツーツーツー…
男「ちっ…全然何が言いたいのか分からん」
男「…分からんが、とにかく、コイツが、明日限りでいなくなる、だと…?」
男「………」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:36:39.48 ID:kPUOWAr30
男「なあメイド」
メイド「うひあッ!?」
男「いいから、緊張とかしなくていいから。ちょっと聞きたいことがある」
メイド「は、は、はいッ!?な、何でしょうか」
男「お前には…親はいるのか?」
メイド「親…ああ、お父さんとお母さん、ですか?お父さんとお母さんは…もう…亡くしました…えへへ…」
男「あー…すまん。俺の配慮が足りなかった。
…ん?じゃあ待て。お前の今の…保護者…というか身元引き受け人って誰なんだ?」
メイド「あッ!?」 ビクッ!!
男「…何をそんなに驚くんだ?」
メイド「あ…ああ……えっとあの…だから…ッ!!」 ビクビク…
男「…?」
―――何だ?急にコイツの態度が…。
男「お前、何か隠してるのか?」
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:42:38.36 ID:kPUOWAr30
メイド「か、隠すだなんて…そんな…わ、私は何も…」 ビクビク…
男「…………」
―――間違いなく知られたくない何かがあるんだな。
男「…お前を雇えるのはな、契約上明日までなんだ」
メイド「あ、明日ッ!?…あ、ああ」
男「…ん?」
メイド「私…『失敗』しちゃったんだ…ああ…ああああああッ!?」 ガタガタブルブル…
男「失敗…?だから失敗なんて気にするなと―――」
メイド「ご、ごめんなさい!お父さんお母さん、ホントにごめんなさいッ!!」 ダダッ!!
男「お、おいッ!?」
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:50:40.30 ID:kPUOWAr30
男「…急にナーバスになったな」
男「今は追うべきじゃない、か…」
男「アイツ…何を隠しているんだ?」
―――考えてみたらアイツ、結構謎が多いんだよな。
男「どう考えてもメイドには向かない性格だが、もし本人の意思でメイドをやっているわけではないとしたら?」
―――じゃあ何のために?
男「金…出稼ぎ的な?そういやアイツ、俺が渡した給料は何に使っているんだろ」
―――自分自身にはおそらく使ってない。使う暇もなければ痕跡もないからな。
男「誰かのために…?」
―――何だろう、この感じは。
男「明日、本当に契約を満了してもいいのだろうか」
―――何だか、薄く…とてつもなく嫌な予感がするのは気のせいだろうか?
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:56:34.44 ID:Ea0KSkPq0
どきどきしてねられないしえん
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:57:24.80 ID:kPUOWAr30
ということで何だかss風味で引っ張ってしまった
>>1は明後日以降もう書き込みが出来なくなる運命のため、何とか明日の夜までに締めくくりたい
もしよければ明日の夜まで保守願えないだろうか
これ以上即興で書くと破綻しそうなので書き溜めをしたいと思う
もし明日の夜までにスレが落ちてしまったら…その時は諦めよう
勝手なことばかり言って申し訳ない
あと、他の人も色々書いてくれると嬉しいな、とだけ書いておく
>>247 別人ですよ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:59:19.86 ID:iqhBjlCxO
いちおつ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 23:00:17.21 ID:IlMlD1FI0
>>271 急展開にwktk
1氏がんがって!
絵師氏降臨キボ…
いや、なんでも無い。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 23:05:40.47 ID:Ea0KSkPq0
>>270のレスしたとおもたらこれだよ!!
とりあえず乙
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 23:20:54.73 ID:iqhBjlCxO
男「ただいまああああぁぁぁぁぁぁ……」
メ「お、お帰りなさいませ、ご、ご主人様……」
ドサッ
メ「ってふぇぇぇぇぇぇぇ!?」
男「ああぁぁぁ……すまん……新年会でぇ……飲みすぎちゃったんだぁ…」
メ「ど、どどどどどうしましょう……と、とりあえず、ここで寝てたら風邪を引いてしまいますし……」オロオロ
男「ベッドの用意してくれぇ…」
メ「そ、そうですね!じゃあ……ってご、ご主人様は大丈夫なんですか?」
男「ぁぁああとこれぇ、お土産ぇ……」
メ「お土産……ってお酒ですか!?」
男「なんかもらってきたぞぉ、お前も飲まないかー」
メ「い、いいいやでも今はお仕事中ですし、とりあえずベッドの用意をしてき」
男「堅いこと言わずにぃ、飲むぞおおぉぉ」
メ「ひ、ひゃぁ!ちょ、ちょちょちょちょっと、引っ張らないくらさ……」ズルズルズル
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 23:56:55.80 ID:JCdDeNEN0
>>276 KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 23:57:45.66 ID:iqhBjlCxO
男「……でさぁ、あんときに社長はああ言ってたのに、今更そんなことを言われてもだなぁ、」グチグチ
メ「は、はい……」
男「……そういやお前一杯も飲んでないなぁ」
メ「い、いや、だからお仕事中ですので……」
男「……だから堅いことは言わずに飲めー!これは業務命令だー!」バンッ
メ「め、めめめ命令ですか!?」
メ(どうしよう、私あんまりお酒飲めないし……でもご主人様に命令って言われたし……ああでも今のご主人様は正気じゃないんですよね……)
男「迷うことなどない!飲めー!」ドクドクドク ドンッ
メ(ああもうこうなったらやけくそです!)
メ「んっ……」ゴクゴクゴク
男「どうだー、うまいだろぉ」
メ「んんんんんん……」
メ「あはー!ご主人様ぁ!もっと飲みませんかぁ!?」
男「よしきた!今夜は飲み明かすぞぉー」
メ「はいぃ!」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 00:07:20.41 ID:4JpMqWTZ0
翌朝
男「……ああ、もう朝か……ってなんで居間で寝て……」
メ「……zzz」
男「そうか、昨日は確かこいつの飲んで……って頭いてぇ…」
メ「んー……」
男「お、起きたか」
メ「お、おはようございましゅ……ってえええ!?」
男「おはよう」
メ「な、ななななななんでご主人様が!?ってここは居間?あれ?」
男「あー……すまん」
メ「え?私居間で寝てたんですか?なんで?」
男「……覚えてないのか?」
メ「お、覚えてるって何をでしょう?」
男「……なんでやねん」
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 00:11:50.99 ID:QQ0t9wgEO
メ「そ、そうだったんですね……」
男「いや、ほんとに悪かった」
メ「い、いいいいいいやいやそんなに謝らないでください!私が酔っ払ったってことは多分私もすごいノッてたんでしょうから!」
男「うん、2杯目からはノリノリだった。むしろ俺に飲ませてきた」
メ「……ううううう、すいません」
男「いや、もとは俺が悪いんだ」
メ「お酒はほどほどに、ですね」
男「だな……」
mate
今更だけどこのメイドどこが極度に緊張してるんだろう
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 00:31:54.50 ID:QQ0t9wgEO
メイド「私は今ァ!もォオォオれつに緊張しているゥ!」
説明しよう!このメイドは緊張するとやたら熱い女になるのだ!
まさに極度的な緊張である!
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 00:39:38.28 ID:XehsHACz0
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 00:51:02.48 ID:QQ0t9wgEO
>>241 続き
男君と話すのは心臓に悪い。
いろいろあってメデタシメデタシ
完
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 01:17:21.67 ID:VeckUZBM0
投げるなwwwww
メイド「き、きき今日から!ここ、こちらのお屋敷で、は、働くことになたメイドですっ!?」
男「ああ、君がですか…今日からよろしくお願いしますね。とりあえず屋敷に入りましょうか?」
メイド「は、はひっ!?お屋敷にっ!!?わ、私なんか庭で十分ですぅぅぅぅ!!!」
男「いや、そうすると仕事とかしてもらえなくなるし…」
メイド「そ、そそそうですよね!?ああ!!もう失敗してしまいましたあああ!!」
メイド「ああ!もおおおおおお駄目ですぅぅぅぅぅ!!!!!!ああああ私なんかあああ!!!」
男「お、落ち着いて!メイドさん!落ち着いて!!」
メイド「ああああああ!!!わあああああ!!世界が終わるぅぅぅぅぅぅ!!」
ボンッ!
メイド「」プシュー
男「え」
メイド「………」
男「えーと…メイドさーん?メイドさーん?」
メイド「……はい♪なんでしょうご主人様♪」
男「!?」
メイド「ご主人様どうしたんですか〜?早くお屋敷に入りましょう♪」
男「なんですかこれは…」
こういうなんか極限まで行ったら性格変わるメイドを妄想してた
スレタイと違うような気もするしパクり感も否めない…
続かない寝る
>>122 男「…あ、あの、ただいま!」
メ「……………は、はい」ボソ
男「あ、ごめん…。メイドちゃん、仕事中だった?」
メ「…………そ、そうはいきません。私に、何か用事が、あったのでは…?」
男「あ、ちちち、違うよ?あのその、ただの挨拶だって」
メ「………そ、そのようですね。……す、すみません………」
男「…あ、えと、じゃあさ、茶、紅茶、持ってきてくれない?」
メ「……あ、ありがとうございます。へ、部屋へ、お持ちいたしますので、紅茶、お待ちください…」
―――
男・メ「・・・」ハァ…
>>295 そう言ってくれるのか…?
じゃあ内容考えときます
今日はもう寝るけど
保守
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 04:33:51.62 ID:ecgf+Jni0
ほっす
ho
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 07:19:34.36 ID:QUhZMWPL0
ほ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 07:40:47.14 ID:erVIbUS8O
>>299 お前さんの活躍には毎度驚かされるよ・・・。
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 08:21:21.98 ID:QUhZMWPL0
ふぉ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 09:37:37.47 ID:GM99yC/X0
ほす
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 10:45:16.76 ID:QNKoB+2b0
保守
>>296 男(なんで、女の人を相手にすると、こうなんだろ…)
男(幼い頃はこんなことなかったのに…)
男(だからメイドちゃんを雇ってみた訳だけど…)
男(かなり気を遣わせちゃってるみたいだしなあ…)
男「紅茶、遅いな…。」
―――
メ「…人と話をするといつもこう」
メ「克服するためにこの仕事を選んだのに…」
メ「…ご主人様に気を遣わせてる。こんなんじゃあ…」
コンコン
メ「え…お客様…!?」
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 11:16:17.69 ID:gvORhn/d0
★
>>303 絵を晒すのはこのスレが初めてだ
レスもらえると思わなかったからうれしいな。ありがとう!
>>307 支援
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 12:10:15.35 ID:YAwCFhd90
しばらく来ないうちに絵描き増えてるww
>>299 あなたはプロかそれに準ずる者ですか?
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 12:36:19.07 ID:R8TXzmvrO
メイドっていえばニートがお嬢様に拾われて執事になるSSは完結したのかな?
>>310-311 うわあ、ありがとう!
プロなんてとんでもない!ここに晒すのだって結構勇気出したんだぞww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 12:55:00.08 ID:YAwCFhd90
>>313 そうですか……
デッサン力が素人ではなかったのでつい……
>>314 デッサン力とか言われたのは初めてだ、ありがとう!
俺なんかの絵でも喜んでもらえると嬉しいよ
出来たらこのスレでまた何か描かせてもらいますね
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 14:34:56.32 ID:0KxcH3ZJ0
なんというか……「虚弱ヒート」を思い出したな
人間として何かがやばいところとか
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 14:57:27.15 ID:58rzkMKp0
しえ
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 15:40:07.20 ID:gxhe39bW0
すた
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 16:22:34.67 ID:93781Tux0
保守
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 17:15:55.63 ID:93781Tux0
保守
ふぉ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 18:06:56.94 ID:eiXRoZas0
ぐ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 18:32:18.98 ID:VeckUZBM0
あ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 18:56:00.83 ID:LOMIS2tC0
男「結局あのメイドはどうすりゃいいんだ・・・」
メイド「うひゃひゃひゃっっっっっ・・・!!花は私とともだちぃぃぃぃぃぃいい!!今水をぉぉあげますよぉぉぉぉ!!!!」
男「なあ、お前もうすこs]
メイド「ひゃぁぁぁあああい!!!ななななな、んでしょうかぁぁあああ!」
男「・・・・・・お前なぁ・・・・」
メイド「うひゃひゃひゃひゃぁぁぁぁいいい!!!」
男「もうすこし静かにしろよ」
メイド「ひゃああい!!!すみません!!!!」 ガチャン!
メイド「いやぁぁっぁぁっぁぁっぁああああ!!!もうしわけございませんんんんん¥!!!」
男「うるせえよ!!」
あ
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 19:03:45.62 ID:LOMIS2tC0
メイド「ひやぁぁぁぁぁああああああ!」
男「ああもう!」
メイド「グスッ・・・えっぐ・・・・・」
男「ああ・・・・ふむ」 ポン
メイド「ふぇ?・・・・・!?」
男「あんまり泣いてんじゃないぞ?」 ポンポン
メイド「ふえええぇぇぇぇえええん!」 ガバ!
男「おい、だきつくな!気を失ってるし・・・・・・」
メイド「ふうぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・」
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 19:25:57.02 ID:93781Tux0
保守
なんかハジタマと思ったらオワタ
ところで
>>294の続きいっていいですか…?
─屋敷内・廊下─
男「えーと、ここが今日からメイドさんの部屋になりますから自由に使ってください」
メイド「はーい♪分かりましたー♪」
男「(それより最初ののアレはなんだったんでしょうか…)」
メイド「ご主人様♪」
男「…はい、なんでしょう?」
メイド「うふふ♪呼んでみただーけ♪」
男「そ、そうですか…」
男「あ、それはそうと早速お仕事を頼んでもいいですか?」
メイド「はーい♪なんなりとー♪」
男「じゃあ昼食をお願いできますか?」
メイド「はーい♪喜んでー♪リクエストはありますかー?」
男「そうですね…じゃあ炒飯をお願いします。材料は冷蔵庫に入ってるので好きに使ってください」
メイド「フランス料理とかじゃないんですか?何でもつくれますよ、私♪」
男「いえ、そういったのはあまり好きじゃないんです。育ちは一般家庭なもんですから」
メイド「わかりましたー♪じゃあ炒飯をつくって参ります!」ビシッ
男「はい、お願いしますね」
─食堂(?)─
男「(それにしてもお腹が減りましたね…まだでしょうか…)」
…ジャージャッジャッジャッ…
男「(あ、今炒めてるんですね。じゃあもう少しでしょうか?)」
…ジャッ……アアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!ボンッ!
男「!?」
男「い、今、ボンッ!って!それに悲鳴が!?」
………
男「ちょ、ちょっと厨房まで様子を見に行きましょう!」タッタッタッ…
─厨房─
男「一体どうしたんですか!?爆発音とかが聞こえましたよ!?」
……………
男「あ、あれ?いない?」
男「どこにいったんでしょう…?」キョロキョロ
…ガタ…ガタガタ…
男「? この音は…?…えっとこの調理器具入れの中からですね」パカッ
メイド「あ…」ガタガタガタガタガタ…
男「メ、メイドさん!?何やってるんですかこんなところで!?」
メイド「あ…う…え、えっと…その…」ガタガタガタガタガタ…
男「と、とりあえずそこから出ましょう!」グイッ
メイド「あ…」
男「…一体どうしたんですか?あんなところに入って…」
メイド「す、すすすいません!」
男「いや、状況を説明してくれますか?炒飯は…できてるようですが…」
メイド「そ、そののことなんでですががが…」
メイド「その…………………………」
男「?」
メイド「…ピーマンはお嫌いだったでしょうか!!?」クワッ!
男「え?ピーマンですか?」
メイド「は、はいぃ…そ、そうです…」ガタガタガタガタ
男「特に嫌いではありませんよ?というか好き嫌いはほとんどありません」
メイド「……!?…よ、よよよかったぁ…」ポロポロ…
男「ど、どうしたんですか!?泣かないで下さい!わ、私が何か悪いことしましたか!?」
メイド「ご、ご主人様は何も悪くありましぇん!」
男「(あ、噛んだ)」
メイド「わ私が、ご主人様のす、好き嫌いも聞いていないのがわるかったんです…」ガタガタガタ…
男「どういうことですか?」
メイド「そ、それは…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メイド「よーし!お料理頑張っちゃいますよ〜♪」
メイド「たしか材料は冷蔵庫のな・か・に〜♪」ガサゴソ
メイド「いつも使う材料が全部そろってます!すごい!」
メイド「これとこれとこれと〜♪」
メイド「さあ!下準備です!」キラン
メイド「グェッヘッヘ…材料ども覚悟しろ〜」
メイド「キャータスケテー(裏声)」
メイド「観念せい!」トトトトトトトトト!
メイド「…ふう!これで下準備は完了〜♪では!炒めにはいります!」ビシッ!
…ジュー
メイド「〜♪」
ジャッジャッジャッ!
メイド「〜♪〜〜♪……!」ピタッ
メイド「…あれ…そういえばご主人様ピーマン食べれたんでしょうか…?」
ジュー
メイド「…どうしましょう…好き嫌いを聞くのを忘れていました…」
ジュー
メイド「も、もし!ご主人様がピーマンを嫌いならこんなの食べれません!」
ジュー
メイド「そ、そうなれば!他の材料も全部廃棄処分に!?」
ジュー
メイド「ああー!!そうすればもったいないお化けがー!!!ご、ご主人様にも私をクビに!!!?
ジュー
メイド「ああああああああああああ!!!!!!もう私は駄目だああああああああああああ!!」」
ジュー
メイド「ああああああああああああ!!わ・た・しが終わるうううううううううううう!!!」ボンッ!
ジュー…ピーージドウショウカシマシタ
メイド「」シュー
タッタッタッタッ…
メイド「!?あわわわわ…だ、誰かがくるぅ…」ガタガタ
メイド「そ、そうだ!ここに!」ガチャ!
ミピャッ バタン!
タッタッタッタ!
男「一体どうしたんですか!?爆発音とかしましたよ!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メイド「…と、いうことなんです…」
男「そ、そんなことがあったんですか…」
男・メイド「…」
男「と、とりあえずその炒飯を食べましょう!思ったより量もあるようですし一緒に!」
メイド「えええ!いっいいい一緒にですか!?」
男「い、嫌なら強制はしませんよ…一人でも大丈夫ですから…」
メイド「そそそんな!?おそれ多いと言う意味で別にい、いやと言うわけじゃあありません!」
男「じゃあ一緒に食べましょう?」
メイド「いえ…!でも、そんな!だって!だって!だって!!」
男「じゃあこんなことは言いたくなかったんですが仕方がないようですね…」
メイド「え、そそれはまさか…!い、いやああああ!!」ガタガタガタガタガタガタ!
男「命令です!私と一緒に昼食をとりなさい!」
メイド「ああああ!…あ…あ?え?はい?命…令?」
男「はい、そうです」
メイド「あ、ええ、め命令ならしし仕方ないですね…いえ!しょうがなくというわけじゃないですよ!?」
男「はい、わかっていますよ。じゃあ食堂まで行きましょうか?」
メイド「は、はい…」
男「(今回はうまくいきそうですね。それに…楽しそうです)」
今日考えてた分はこれで終わりです…
なんかちょっと違う気もするしなんかスイマソン
>>338乙
>>1です。
結局書き溜めとか言いつつ、忙しくて書き溜められなかった。
なので即興でちょいちょい書いていきたい。
拙いものだが読んでくれると嬉しい。
>>269の続き、その日の夜からスタートする。
ちなみに他に投下する人も気にせずにじゃんじゃんよろしく。
その方が猿も来なくて助かる。
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:15:33.26 ID:7WeRORnc0
ktkr
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:17:52.42 ID:Tsw6x+YM0
−3ヶ月前−
メイド「あ…ふああ…あ、あの……ゲホガホゴホっ…!」 ガタガタ
男「えっと…なんかエライ緊張してるみたいだけど…君だよね?
これから3ヶ月、ウチで働いてくれる家政婦さんは」
メイド「ひぎあ…あ…ハア…ハア…えっと…うああ……」 ダラダラ
男「滝のような汗って…マジで流れるんだな…」
メイド「わ、わら…し……メイ……ド…」 パクパク
男「うん、もう言葉になってないからさ」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:20:27.56 ID:Tsw6x+YM0
男「そんなに緊張しなくてもいいからさ。気楽にやってくれよ?」
メイド「き、気楽…ッ!?ハフ…ホフ……うぷッ!?」 ビク…ビクンッ!!
男「お、おいおい!?大丈夫かよ!?」
メイド「ずびばぜーん゛…トイレ……ちょっとトイレ…おぷっ!?」
男「あ、ああ…えっとそこの角を曲がって―――」
メイド「もう無理――――くぁwせdrftgyふじこlp;@:ッ!?」
男「ぎゃあああああああああああああ!?」
―――他人の家にメイドにきた初日に、玄関でゲロを吐くやつを、俺は人生で初めて見た気がする。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:23:45.72 ID:Tsw6x+YM0
メイド「ハア…ヒイ…あ、あの…うげほッ!?し、失礼し…ま…うああ…」 ブルブルッ
男「なんだ?お、紅茶でも入れてきてくれたのか?」
メイド「ええええええええッ!?こここここ紅茶ッ!?」
男「ん?いや別に紅茶じゃなくても―――」
メイド「ごごごごごごごごごごめんなさいッ!?こ、紅茶じゃ…紅茶じゃあああああああああッ!?」 ドンガラガッシャーンッ!!
男「お、おい!?お前カップ落とし…何やってんだよ!?この辺ビチャビチャじゃねーか!?」
メイド「ああああああああああすみませんすみませんすみませんッ!?」
男「気をつけろよな―――」
メイド「うへあ…ひへへへへへへへへ……うぅ…あ―――」 パタリコ
男「気絶したああああッ!?」
―――初日なんてマジで会話にならなかったもんな。
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:26:54.33 ID:Tsw6x+YM0
男「なあ…」
メイド「うひあッ!?な、なんでしょうかぁあ!?」
―――会話がマトモに通じるようになった頃、1回聞いてみたことがある。
男「お前さ、何でそんなに緊張するんだ?」
メイド「ええッ!?ああ…えっと…ご、ごめんなさ…」 ウルッ
男「…?」
―――あの時の反応、あれはいつもと違った。
メイド「あ……ごめん…なさ…」 カタカタ…カタカタ…
男「お、おい…?」
―――あの目は、ライオンに囲まれたウサギの眼だったような気がする。
―――なあ、お前は一体何を隠しているんだ?
―――――
―――
―
4
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:29:51.50 ID:Tsw6x+YM0
−深夜−
男「…ん?」
男「………」
―――夢?今の夢だったのか。
男「3ヶ月前のことを思い出していたのかね…」
―――我ながらあのダメメイドにとことん情が移ったのかな。
男「ったく…明日でいなくなるってのにな…」
男「………」
男「何かまだ…納得行かねえんだよな…」
男「………はあ」
男「目が冴えたな。何か飲むか」
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:30:16.10 ID:VeckUZBM0
さるよけ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:33:57.38 ID:Tsw6x+YM0
トコトコ…
男「アイツ…ここを辞めることをどう思っているんだろうな」
―――何となく様子がいつもと違った。
男「ま、いつも常人とは明らかに違うんだけど」
―――たまに…本気で奴隷のような目つきをする時がある。
男「ったく…そんなに俺が怖いのかよ―――」
『―――ッ』
男「…ん?」
―――どこかから気配がする。
男「ここは…俺の書斎?」
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:34:46.96 ID:+AyaPJgF0
1キターーーーーーー!!!
さるの意味がいまひとつ分からんが、
とにかく、支援
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:36:24.28 ID:Tsw6x+YM0
−書斎−
チャ…キィ…
男「…?」
メイド「…ッ!…ッ!!」 ガサッ…ガサガサッ…
男「…!」
―――アイツ、俺の書斎で何をしているんだ?
メイド「ない…ッ!そんなのないよぉ…ッ!!」 ガサッ…ガサガサッ…
男「…おい」
メイド「ひぎあッ!?」 ビクンッ!!
男「お前、勝手に俺の書斎で何を探してるんだ?」
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:37:03.47 ID:bBWYUtfsO
C
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:41:04.58 ID:Tsw6x+YM0
メイド「え…あ……いやその…ッ!?」
男「お前それ…俺の金庫の中の書類じゃねえか!?」
メイド「あ…いやあの…だから…」 ガクガクッ
男「何だお前ッ!?まさか何か盗ろうとしてたのか!?」
メイド「あ…ああッ!?ごめんなさ…ごめんらさいッ!?」
―――何か知らないが急に怒りが沸点に達した。
男「何だよそれ!?最終日だからバレないとでも思ったのか!?ああッ!?お前、そういう腐ったやつだったのかよッ!?」
メイド「………ッ!?」 ブルブル…
―――何ら抵抗する気のない弱者をいたぶるような気分になってくる。
男「お前、カスだな?クズ野郎だわ。俺、バッカみてえ。何で…何で…」
―――こんなやつを、少し愛おしく思ってしまったのだろうか。
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:44:32.67 ID:Tsw6x+YM0
男「何だよ!?お前の目的は何だ!?そんなことするやつだったのか!?」
メイド「ごめんらさいッ!ヒグッ…うえぁ…あ、あの…あああああッ!?」 ガクガクブルブル
男「お前本気か?本気で何かを盗もうとしたのか?」
メイド「あ…あうあ……」
男「答えろよ!おい!」
―――頼む。違うと言ってくれ。これは…何かの間違いだと。
メイド「あ、あの…えっと…」 ガタガタ
男「どっちなんだよ!?」
―――頼む!頼む!!
メイド「―――盗もうと、しました」
―――何かが切れた。
ほすす
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 20:55:37.64 ID:mZmVvR870
さるもねら
357 :
猿速すぎだろ…:2010/01/06(水) 21:05:31.12 ID:Tsw6x+YM0
男「…消えろ」
メイド「…う…ぇ…?」
男「今すぐ俺の眼前から消えろ。明日までお前を殴らない保証ができない。だから今すぐ、消えてくれ」
メイド「あ……あああ…」 ガクガクブルブル
男「早く消えろよこのクズ野郎がッ!?」
メイド「―――――ッ!?」 ダッ!!
男「ハア…ハア…」
男「…ちっ」
男「…んだよ。何でこんなことになるんだよ!」 ダンッ!!
―――そのメイドは、契約満了の時を待たずして、俺の前から消えた。
―――――
―――
―
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:08:50.07 ID:Tsw6x+YM0
−翌日−
チュン…チュン…
男「…ちっ」
―――結局一睡もできなかったな。
男「起きるか――んぐッ!?」
―――腰痛え!…ソファで何時間も寝っ転がってたからか。
男「…あーもう!」
―――最悪の気分だ。
男「…起きるか」
―――こんなに寝覚めの悪い朝はいつぶりだろうか。
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:13:34.99 ID:Tsw6x+YM0
男「…おいメイ―――あっ」
―――いねえっつの。なにお約束してんだよ俺…。
男「…久しぶりに自分で飯作るか」
―――最近ずっと作ってもらってたからな。
男「…メイド、新しく雇おうかな」
―――派遣会社、今なら有能なやつ入れてくれるって言ってたし。
男「…なんか寒いな」
―――この屋敷は俺1人には広すぎるっつーの。
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:17:56.20 ID:Tsw6x+YM0
トゥルルルルッ!! トゥルルルルッ!! ガチャッ!!
派遣『はい、もしもし?』
男「ああ、男だけど」
派遣『ああ、どうもどうも。いつもお世話になっております』
男「昨日…違った。今日、契約満了したでしょ?で、昨日のお話通り、新しいメイドをね、派遣して欲しいんだけど」
派遣『ああ。そういうことですか。いつから―――』
男「今日。今日付けだ」
派遣『き、今日ですか!?いや、まあ手配は試みますが…』
男「遅くなってもいいし、少々高くついてもいい。よろしく頼む」 ガチャン ツーツーツー
男「………」
―――今日からじゃないと…困る。そう、困るだよ。だって家事の類をやっている暇は俺にはないんだ。だからだ。仕方がない。
男「…別に寂しいわけじゃねえよ。寂しいわけじゃ…」
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:23:21.78 ID:Tsw6x+YM0
男「ちっ…さてと、今日は何の予定だったかな」
男「コンピューター会社のドンである親父が病院で伏せっている以上、まあ俺が何とかするしかないからな」
男「今日は…ああ、また会合か。つくづく似たモン同士で酒飲むのが好きな連中だよな、業界で成功するやつらは、まったく…」
男「夜には帰れる、か…」
男「じゃあ、行ってくるよ―――」
男「………」
男「…だから誰もいないっての。俺はバカか」
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:24:02.54 ID:Tsw6x+YM0
−某ホテル−
男友「ういっす。遅かったな」
男「ああ、ちょっと色々あってな…」
男友「なんだ?言われてみればお前、何か今日暗くないか?」
男「…は?」
男友「いやなんかさ、妙に悲しそうだな、と」
男「…別に悲しくなんかねえよ」
男友「…?ああそう。ならいいんだけど」
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:24:23.77 ID:Y/G3nL8Q0
sienn
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:24:43.34 ID:Tsw6x+YM0
紳士「やあ、男クンじゃないか」
男「…あ!これはこれはどうも!いつもお世話になっております」
男友「おっと…ええと?」
男「ああ、すまん。こちらはウチの親父が入院して面倒見てもらっている病院の総院長だ」
男友「…ああ!あの大病院の!これはこれはお会いできて光栄です」
紳士「どうも。男クンと一緒におられるということは…?」
男友「あ、私は―――」
男「……ちっ」
―――総院長もこの会合に来てるのか。親父のことがあるからな。愛想よくしとくか。
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:27:54.58 ID:Tsw6x+YM0
紳士「いやはや男クン。君の活躍ぶりは聞いているよ。お父様がいない間、かなり奮闘しているそうだね」
男「いえいえ、皆様のご尽力の賜物で、何とか精一杯やっているだけで…」
紳士「お父様も元気でやっているよ。ま、意識はまだ戻らないがね」
男「…ッ」
―――いちいち、癪に障る言い方をする野郎だ。
紳士「早く治るよう、私も全力で努力をしよう。でないと、君の会社も大変だろう?ふははははははははッ!!」
男「ああ、まったくそうです。私に力がないばかりに…」
―――親父さえ入院してなければ、こんなクソ野郎に…。
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:28:58.22 ID:Tsw6x+YM0
男友「いやあ、それにしてもこのような場で、総院長にお会いできるとは…。
数年前から医療だけでなく、福祉も手掛けているとのことで」
紳士「おお、よく知っておられる。光栄ですな。…なに、ちょっとした慈善事業ですよ。
病院に児童養護施設を併設して、まあ身寄りのない子どもたちの未来に少しでも光を、とね」
男「………」
―――慈善?お前が言うと偽善に聞こえるんだがな。
紳士「ウチのような大病院だとね、やはり様々な理由で身寄りのない、あるいは引き取り手のいない子どもが出るんです。
裕福な家庭が多いんだが。そういう家庭だと両親がいなくなれば逆に、引き取り手がいなくなる。
ま、周囲から疎まれている子どもが多いですからねえ…ふふふ」
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:32:24.32 ID:+DP7YWFgP
どシリアス展開に若干引き気味支援
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:32:28.87 ID:Tsw6x+YM0
男友「なるほど!そういった不幸にして身寄りのいなくなった子どもたちを、スムーズに児童養護施設に入れられると。
ははあ、病院に併設するには理由があるんですね」
紳士「なに、今まで私もいろんな人の世話になってきた。社会のための恩返しみたいなもんですよ」
男友「…あれ?でもそれって病院側としてはまったく儲けなんてないですよね?」
紳士「はははは!だからボランティアみたいなもの。お金の話じゃなく、本当に社会のためになりたいと思ってね」
男友「なるほど!さすがです」
男「………」
―――どこまでホント何だか。
しえ
また猿か?
一回食らうと何回も来るからなあ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:57:23.61 ID:+DP7YWFgP
レスしてやれば回復が早いんだぜ支援
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 21:58:23.04 ID:7WeRORnc0
wktk紫煙
374 :
10レスで猿か…ハイペースだな…:2010/01/06(水) 22:01:56.49 ID:Tsw6x+YM0
紳士「…ああそうそう。男クン」
男「は、はい!何でしょうか」
紳士「どうだね。そろそろお父様の治療方法を切り替えようと思うんだ。
ただまあお金はもう少しかかるようになるが、きっと今よりはさらによい治療ができると思うよ?」
男「は、はあ…」
―――そうやって貴様の言うとおりにやってきて、治療費は莫大になる一方。意識は全然戻らねえじゃねえか。
紳士「…そろそろ会社経営を苦しいだろう?ここいらで決めどころだと思うんだがね。…では」
男「…ありがとうございます」
男友「…いやあ、素晴らしい人間性を秘めた方だな。うんうん!」
―――どこがだ、あの偽善野郎め。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:03:10.98 ID:Tsw6x+YM0
−自宅 夜−
男「…ちっ、予想以上に遅くなったな」
男「今から家に帰って、飯を食って―――」
―――飯は自分で作らないといけないか。
男「…はあ」
―――気が重い。なぜだ?なぜこんなに気が重いんだ?
男「…ちっ!」
―――あのバカ野郎。
男「なんで…なんでそんなことになっちまったんだよ…」
?「お帰りなさいませ。ご主人様♪」
男「―――ッ!?」
―――アイツの声が聞こえた。
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:07:16.82 ID:Tsw6x+YM0
男「お、おい…ウソだろ!?」
―――バカな!アイツは昨夜…俺が!?
男「門扉の向こう…なぜだ!?」
―――戻ってきたのか!?
男「お、おい!?戻ってきたの―――」
?「お帰りなさいませ、ご主人様♪本日もお疲れ様です」
―――そこにいたのは、アイツに似た、アイツではないメイドだった。
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:09:24.30 ID:Tsw6x+YM0
男「え…あ、あの…」
新メイド「あ、申し遅れました。私、本日より男様の元でご奉仕させていただきます。何卒よろしくお願い致します」
男「あ、ああ…!」
―――そういや今朝、今日中って言ったっけ。まさかホントに今日中に来るとはな。
新メイド「早速ですが、あがらせていただいてよろしいでしょうか?お腹を空かれていますよね?すぐに晩ご飯の支度をします♪」
男「あ、ああ…そ、そうだな…うん」
―――俺の家に、新しいメイドが来た。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:10:45.14 ID:h+f0zdgUO
追い付いた…だと…
やべぇwktkし過ぎて緊張してきた
>>1 頑張れ〜!
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:12:35.14 ID:LEw+727+0
頑張れ支援
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:12:53.34 ID:Tsw6x+YM0
−自宅 1時間後−
新メイド「―――出来上がりました、ご主人様。遅くなって大変申し訳ありません」
男「えっ!?もう晩ご飯できたの!?」
―――俺がシャワー浴びてる間に!?速すぎるだろッ!?
新メイド「もちろん、この短時間で手のかかるものは、私の未熟な力ではできません。
しかし、料理は工夫と心得ております。本日はパスタをオリーブオイルとバジルで―――肉は牛の―――」
―――なんか説明を始めたが、これだけの品数を1時間で作ったのか!?
しかも合間で俺のシャワーの着替えとタオルまで用意してきやがったぞ!?
新メイド「―――以上です。それではどうぞ、お召し上がりください」
支援
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:17:02.04 ID:Tsw6x+YM0
男「…い、いただきます」 パクッ
男「…美味い。美味すぎるだろ、コレ…」
新メイド「もったいなきお言葉、恐悦至極に存じます」
男「マジかよ…」
―――間違いなく有能なメイドだな。
新メイド「それではご主人様、私は館内のお掃除を致しますので、ごゆっくりお食事をなさってください」 クルリ
―――何だ?何なんだコイツ!?
男「お、おい!?」
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:17:23.93 ID:+AyaPJgF0
支援
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:17:44.17 ID:lWa4nom70
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:20:29.17 ID:Tsw6x+YM0
新メイド「はい、何でしょうご主人様?」
男「あ…いや…」
―――きわめて有能だ。しかし…。
男「あ、いや…何でもない。行ってくれ。よろしく」
新メイド「…失礼致します」
―――雰囲気は似ている。しかし別人だ。何より有能すぎる…でも…でも。
男「………」
―――なんだ、この落ち着かない気分は。
なんで一人でながながやってんの?
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:23:58.05 ID:HchOhGEp0
試演
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:24:11.44 ID:+DP7YWFgP
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:24:11.24 ID:+AyaPJgF0
支援
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:24:33.46 ID:mZmVvR870
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:24:53.57 ID:Tsw6x+YM0
−自室 深夜−
男「………」
―――その後の振る舞いも新メイドは完璧だったな。
男「これほど有能なメイドが他にいるのか?」
―――いや、アイツと比べると、そう感じるだけなのか。
男「…はあ」
―――なんだろう。何不自由ないメイドだ。満足に値する仕事なのに。
男「…なのに」
―――なぜ俺はこんなに気が重いんだろうか。
コンコン
男「あ、はい」
新メイド「失礼してもよろしいでしょうか」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:25:19.48 ID:+DP7YWFgP
おっと
時空を超越しちまったぜ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:27:40.93 ID:mZmVvR870
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:28:13.96 ID:Tsw6x+YM0
男「なんだ?今日の仕事はもう終わりでいいぞ?使用人部屋が空いているだろう。そこを自由に使っていいから―――」
新メイド「ご主人様…」 スルリ…
男「お、おい…何をッ!?」
新メイド「…私に、ご主人様の夜のお供をさせていただけませんか?」
男「は、はあ!?」
―――いきなり脱ぎ始めて何をッ!?
新メイド「メイドですから…もちろんご主人様の慰み者でございます。ふつつか者ですが…よろしくお願い致します」 スルスル…
男「あ…え…いやその…!?」
―――何ッ!?至れり尽くせりの後で何なんだこのすンばらしい展開は!?
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:28:16.96 ID:+AyaPJgF0
>>393
クオリティ高すぎw
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:33:17.70 ID:Tsw6x+YM0
新メイド「ご主人様ぁ…」 スルッ…ギシッ…
男「あ、あの…!」
―――アイツに似ている女が、俺の前にいて、それで…。
新メイド「ご主人様、私を…抱いていただけませんか?」 ギシッ…ギシッ…
男「う…あ…」
―――ああ、なんか頭の中がぼんやりしてきた。そうだよな。メイドだもん。
>>104で男友も言ってたし。
男「それもいいか―――」
『ご、ご主人様、それは…ハア…ハア…それだけは…ヒイ…ハア…ダ、ダメですっ!』
男「―――ッ!?」
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:34:49.43 ID:Tsw6x+YM0
新メイド「…ご主人様?」
男「…ん、あ…いやすまん。実は今日ちょっと体調が悪くてな」
新メイド「は、はあ…」
男「別にお前が嫌いなわけじゃない。ただ今日は…ちょっとその…寝かしてくれないか?疲れているんだ」
新メイド「…分かりました。では」 シュルリ…
新メイド「…おやすみなさいませ。お大事になさってください」
ギィ…バタン
男「…はあ」
―――なんで俺はアイツの声を思い出したんだろうか。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:36:46.00 ID:+AyaPJgF0
メイドたん・・・
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:37:52.58 ID:Tsw6x+YM0
男「………」
―――なんかこの1日、すっごくいろんなことがあった気がする。
男「新しいメイド、優秀だよな」
―――なのになぜ心は晴れないのか。
男「…寝るか」
―――何も俺は間違ったことはしていないはずなのに。
男「…寝れるかね?」
―――どうしてこうも不安に思うのだろうか。
―――――
―――
―
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:43:22.96 ID:Tsw6x+YM0
−翌日朝−
新メイド「おはようございます。ご主人様♪」
男「ああ、おはよう」
新メイド「朝食はこちらに。本日は英国風のブレックファーストと致しました。
お着替えはシャワールームにございます。本日は休暇の予定と―――」
男「…完璧すぎるんだよな」 ボソッ
新メイド「…はい、何か?」
男「いや、何でもない」
―――ついうっかり本音が出てしまったか。
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:46:14.90 ID:Tsw6x+YM0
ザーザー…
男「…ふう」
―――シャワーを浴びると頭がすっきりしてきたな。
男「………」
―――仕方がない。ここは直感を信じようか。
男「…うし!」
―――この状況は何かがおかしい。
男「久々に腕がなるな」
―――いまこの胸にある不安の正体は何なのか。探ってやる。
しえんぬ
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:49:25.87 ID:Tsw6x+YM0
男「…おいポチ!」
ダダダダダダダッ!!
犬「キャウッ!!キャウッ!!」
男「よお、久しぶりだな」
犬「キャオンッ!(旦那、久しぶりっすね!
>>227以来の登場っす!)」
男「伝説の警察犬として日本の警視庁史に名を残したお前に、久々本気を出してもらいたい」
犬「ワオーン?(ほう、旦那がそういうとは珍しいっすね?)」
男「いけるか?」
犬「キャンッ!!(ジパングの伝説と呼ばれた俺の力を久々見せてやりましょうか!)」
男「…いい返事だ、ポチ。今日1日縄を解く。自由に町を駆け回っていい。あの緊張ダメメイドの行方を捜してこい。いいな?」
犬「バウアウッ!!(へ、任せてくだせえよ!旦那ぁ!!)」 ダダッ!!
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:50:42.99 ID:nkcPLHD+0
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:51:57.38 ID:Tsw6x+YM0
男「…さて」
男「これで少し活路が開けるかね?」
―――あの夜、俺はあのダメメイドを追い出した。
男「しかし…」
―――本当にあれでよかったのか。俺が単にアイツの解雇にイラついてただけなんじゃないのか。
男「…それに」
―――もしあの夜にあのダメメイドが働いた罪の裏側に、実は何か隠されている秘密があるとすれば…。
男「…とにかく俺の直感では、今のこの状況は、何かがおかしい」
―――探ってやる。そしてあのダメメイドを…。
男「再び戻してやる…!」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:52:29.40 ID:+AyaPJgF0
支援
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:54:06.38 ID:mZmVvR870
wktk過ぎてヤヴァイ件
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:55:49.61 ID:+DP7YWFgP
さる怖い支援
410 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/06(水) 22:56:14.92 ID:Tsw6x+YM0
ぐぶは…いくら何でももう疲れた…。
実はまだまだ続くんだが、もう体力の限界につき、今日はここまで。
ホントにすまん。
だが、ここまでやったら結末まではいきたい。
一応、結末は考えている。
今は○日ルールはないんだっけ?
明日、何時になるか分からないが、スレが生き残っていたら再び夜書きにくる。たぶん、できる…かな?
幸いにも今は他の書き手が何人かいるみたいなので、何とかこのスレが生き残ればと思う。
すまん、とりあえず今日はココまでだ。
一応トリップを提示しておく。
支援してくれた人々、本当にありがとう。
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 22:57:11.33 ID:ZcFrV13g0
tes
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:02:12.83 ID:YEmsAKqr0
頑張って!
>>1乙!
新メイド描いてたけど間に合わなかったな
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:04:21.85 ID:+AyaPJgF0
ありがとう
ゆっくり休んでください
ポチカッコヨス
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:05:35.04 ID:mZmVvR870
1乙!!
あいかわらずの文章は猿ことながら
急展開ながらもまとまりのあるストーリーを楽しませてもらった
ラスト頑張ってくれ
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:08:19.34 ID:F2wnwkgm0
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:10:15.44 ID:+AyaPJgF0
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:15:43.86 ID:+DP7YWFgP
残り600レスもあるから他の書き手さんいらっしゃ〜い
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:20:33.43 ID:nkcPLHD+0
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/06(水) 23:20:45.39 ID:+AyaPJgF0
>>419 急いでこの完成度!?
保存させていただきました。
良い夢見られそうです。ありがとう
寝る前に保守
誰か一晩行ける人いる?
このスレは落ちてほしくないなあ
423 :
ふじ ◆jI6S/HUJi. :2010/01/07(木) 00:11:43.67 ID:0cbJPodw0
保守
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 00:12:46.48 ID:Rjq2SP1n0
保守。
頼むから明日まで残っててくれ…
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 00:16:19.03 ID:i8OcgI6n0
>>410 乙
今は8日ルールがあるよ
だからこのスレは11日までか
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 00:25:20.40 ID:jhkW6bGwO
まだ時間はあるってことだな
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 00:38:08.25 ID:JQqfe5CG0
保守
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 01:03:14.43 ID:RimLHe2t0
あげ(・∀・∩)
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 01:40:33.05 ID:Rjq2SP1n0
保守
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 01:49:46.67 ID:0/eIgGZv0
ほしゅ
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 02:15:49.83 ID:ejiHjDFH0
めいどさんにご奉仕されたい
急にシリアス展開になったけど、面白いよ
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 02:35:30.39 ID:DJvBavoZO
最後見れなかったら後悔しても仕切れないな
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 02:41:51.40 ID:6U/J+YSVO
>>393 俺
>>333あたりの書いたやつだけど何これウマー
文章書くなんて初めての試みなのに絵まで描いてもらって…
ちょっと死んできます
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 03:06:06.85 ID:HJ3iun0d0
ほしゅ
復活保守
…ところで
>>333あたりのやつにたいして誰の反応もないのは
「もうおもしろくないから続き書かなくていいよ死ね」って解釈でいいんですか…?
いい返事を期待しつつ今度こそ死んできます
>>393さん、本当にありがとうございました
>>436 インパクトを
>>1到来に消されただけ。
正直言うと何か違う気がしたのは否めないけど、
雰囲気的にはけっこう好き
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 03:12:11.11 ID:Oo6a6UV40
>>436 おもしろかったですよ
こんな時間だから、勝手に書いてけば?
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 03:16:48.83 ID:i8OcgI6n0
新ジャンルというのは書きたいと思ったらどんどん書いていくものだと思うんだ
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 04:06:20.89 ID:Oo6a6UV40
保守
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 04:06:51.17 ID:zsIsVYmh0
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 04:52:00.00 ID:rNehRNTsO
ほしゅ
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 06:23:59.20 ID:rNehRNTsO
ほ
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 07:21:53.31 ID:0/eIgGZv0
残ってた!!
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 07:30:32.48 ID:Rjq2SP1n0
保守!
ちなみに僕が
>>393とかの絵を描いた者ですが、
面白くなかったら絵なんか描かないよ。喜んでもらえてうれしいです。
>>333あたりのやつはメイドに色んな表情があってどのシーン(?)描くか一番迷った。
何気に一人芝居のところが好きだw
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 08:01:44.65 ID:6U/J+YSVO
447 :
佐藤:2010/01/07(木) 08:10:56.72 ID:weVstKktP
597 名前:いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] :2010/01/06(水) 11:09:37 発信元:124.146.175.48
【スレのURL】
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262503180/ 【名前欄】レス代行利用中の為ID違ってます
【メール欄】sage
【本文】
>>307 コンコン
メ「ヒィっ!」
メ(どうしようどうしようどうしよう!)
メ(ま、まずは落ち着こう。そう、こっちが無抵抗だと分かれば向こうだって悪いようには…)
メ(違う違う!…まず、お客様が笑っているところを想像して…)
メ(…そう、こんな性格なものだから、いつもいつも笑われて…)
メ「……………怖いよ………」
ガチャ
メ「ッ!」
メ(…ドア……何で…開いて………)フラッ
規制?
☆
450 :
画像ありがとう:2010/01/07(木) 10:09:49.50 ID:50L+cs9e0
>>447 メ「―――うぅ……」
男「…あ、気がついた?」
メ「………い、いえ、そんなことは……あの、その………」
男「あ、えっと、何かな?」
メ「………わ、私、お客様が、いらっしゃって………」
男「あ、アレは、なんとか、なったよ…」
メ「………ひ、人、怖くて、でも私、メイドだから………」
男「あ………人が…怖いの?」
メ「………………ご、ごめんなさい………」
男「あ、えと、大丈夫だよ。…その、僕も、そうだから………」
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 11:00:15.97 ID:uUHDMEP80
保守
>>450 メ「………そ、そういうわけには……え……?」
男「あ、だからさ、僕も、人、特に女の人がさ、苦手、なんだ」
メ「………じゃ、じゃあ、私などでは……あなたの助けには……」
男「……あ、えと…だからさ…一緒に、直していきませんか…?」
メ「………?」
男「…あ、その、やっぱり、嫌、だよね……ごめんね……」
メ「そ、そのような訳では…………!」
男「あ、えと…じゃあ……その…」
メ「……………そ、その……わ、私でよければ、ご一緒、させてください……」
男「あ…えっと………」
メ「…………よ、よろしくお願いします!」
男「は、はいっ!こちらこそ!」
ふぉ
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 12:48:17.62 ID:DJvBavoZO
残っていた!
みんなGJGJ!
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 13:11:18.81 ID:rNehRNTsO
はやめほしゅ
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 13:46:49.69 ID:ga+eaKCyO
め
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 14:25:50.06 ID:axrh7VU90
保守
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 15:12:19.71 ID:5DjlLT+N0
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 15:59:56.14 ID:1mzWVIQI0
まだだ!まだ終わらんよ!
ほしゅ
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 17:08:03.83 ID:Fz3hW47M0
ほ
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 17:40:38.29 ID:8YEq1UfAO
☆
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 18:03:25.52 ID:Oo6a6UV40
保守
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 18:21:50.29 ID:2Qvj+dqp0
ほ
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 18:53:25.14 ID:t8lGBckP0
保守
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 19:25:23.20 ID:6h660ewg0
ほ
ほ
ほし
ほしし
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 21:22:13.69 ID:Rjq2SP1n0
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 21:22:21.13 ID:ASdP7KWn0
ほ
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 21:23:47.16 ID:28Skt3/80
いいね
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 21:32:23.68 ID:0/eIgGZv0
しかし長寿スレだな
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:02:16.96 ID:TZw0kn+P0
ほ
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:16:43.03 ID:Oo6a6UV40
477 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/07(木) 22:24:12.95 ID:xhMRj1gQ0
−自宅−
男「…ふう。ちょっとコーヒー飲みた―――」
新メイド「失礼します。コーヒーを御持ち致しました」
男「………」
新メイド「…何か?」
男「…お前、心でも読めるのか?」
新メイド「…はい?」
男「いや、何でもない。ありがとう」
男「あ、そうだ。ついでに来月の飛行機の予約―――」
新メイド「来月13日の飛行機はAM9:20のフライトの予約です」
男「…あっそう」
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:26:33.42 ID:8YEq1UfAO
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:27:45.23 ID:xhMRj1gQ0
男「そうそう、そろそろ館内の空調に汚れが溜まる頃だから―――」
新メイド「―――先ほど、西側のお部屋から順に掃除を始めました」
男「ああ、それと食材の注文…」
新メイド「業者に1ヶ月分の発注はもうかけております」
男「…例の書類のコピーは」
新メイド「そちらに置かせていただいております」
男「………」
新メイド「…他には?」
男「ないです…」
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:31:32.82 ID:xhMRj1gQ0
カサッ…
男「うわッ!?ゴキブリっ…」
男「…あ!これなら…おい、新メイド」
新メイド「何でしょう?」
男「すまん、俺ゴキブリ苦手なんだわ。何とかし―――」
新メイド「…ニヤッ」 ヒュバッ! バシッ!!
男「ッ!?」
ピクピク…
新メイド「すみません、ご主人様。この長めのタオル、ゴキブリを殺すのに使ってしまいました」
男「あ、ああ…(濡れタオルをしならせて仕留めた、だと…?)」
新メイド「死骸、処分しておきますね」
男「お、おう…ありがと」
―――死骸もまったく慌てずかよ…。ったく、完璧すぎて何にもかわいくねえよなあ?
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:32:57.86 ID:Rjq2SP1n0
新メイドたんに弱点は無いのか…
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:33:38.46 ID:i8OcgI6n0
超人じゃねえかwww
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:37:25.91 ID:xhMRj1gQ0
ジリリリリリリッ!!
男「お、おい!何だ?火災報知機が鳴っているぞ?火事か!?」
新メイド「…ヒクッ…いえ」
男「は?」
新メイド「火事じゃありません」
男「いやいやいや!?だって現にベルが―――」
新メイド「ありえません。なぜなら私の嗅覚には火災及びそれに準ずる排煙粉塵の類を感知できません。
それに火事特有の対流が感じられません。よって火事ではないでしょう…ふふ」
男「…ま、まだ決まったわけじゃ―――」
新メイド「ご主人様、さっき裏の倉庫で何をなさっていたのでしょうか?」
男「…ッ!?(ちっ、バレたか)」
新メイド「悪戯もほどほどになさってくださいね?」 ニコッ
男「………あ、ああ」
―――くそ、マジでコイツ、慌てるということを知らないのかよ?
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:38:01.79 ID:YCpUplKQ0
すげぇぅぇぇぇぇ
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:40:39.87 ID:4CSTt+Sn0
なんかマリアさんを思い出した
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:41:03.09 ID:xhMRj1gQ0
−夕方−
男「…ふう」
―――結局今日1日、あのメイドにあらゆる要求を試みたが…。
男「完璧、だったな」
―――すごすぎてもうからかう気にもならんわ。
男「…何なんだ?」
―――あの新しいメイド、一体何者…。
『キャンッ!!キャンッ!!』
男「―――ポチか!?」
―――あの声は、手掛かりを見つけたか。
男「まだダメメイドが消えて1日半だ。十分可能性はあったからな?」
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:45:27.51 ID:xhMRj1gQ0
男「さて、ちょっと出かけてくる」
新メイド「はあ…」
男「ポチの散歩だ。たまには俺がしないとな」
新メイド「はい、では夕飯を準備してお待ちしております」
男「じゃ、行ってくる」 クルッ
新メイド「―――行って、らっしゃいませ」
男「ッ!?」
新メイド「………」
―――何だ?この刺さるような視線は。
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:48:47.04 ID:xhMRj1gQ0
男「………」
―――新しいメイド、コイツはどうも信用できない。
男「……さて、行くか」 チラッ
男「………」
―――万が一のために。
男「行くぞ、ポチッ!」
犬「キャウンッ!!キャウンッ!!」
―――俺は俺で予防線、張っておかないとな?
スタスタスタッ…
新メイド「………」
新メイド「…ニヤッ」
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:51:41.48 ID:xhMRj1gQ0
−病院附属児童養護施設−
犬「キャウン!!」 トテトテトテ…
男「ここは…おい、間違いないんだな?」
犬「キャウッ!!(ええ、ここからあのメイドの臭いがプンプンしてきやすぜ?)」
男「どういうことだ?」
―――ちょうど昼間、あのクソ総院長と話をしていたところだが…。
男「マジ、か?」
―――どういうことだ?あのダメメイドとこの施設と何の関係があるっていうんだよ?
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:54:30.41 ID:xhMRj1gQ0
少年少女「―――!―――!」 バタバタバタッ!!
男「…子どもたち、楽しそうだな」
―――まだ、夕方頃だしな。
男「さて、この施設をどうやって調べるか―――」
少女「…あれれ?お姉ちゃんのマフラーだ!」
少年「あ、ホントだ!この男の人、お姉ちゃんのマフラーしてる!」 ニギニギ…
男「おい、触るなよ…ん?お姉ちゃんのマフラー?」
―――ああ、俺のマフラーか。そういや俺、無意識であのダメメイドに
>>225でもらったマフラーをしてきてたのか。
男「…ちょっと待て。お姉ちゃんのマフラーってどういうことだ?」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:56:01.25 ID:8YEq1UfAO
なんとなく読めた!
期待!
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 22:57:39.39 ID:xhMRj1gQ0
少女「お姉ちゃんだよ。だって、ほら!白いマフラーに赤色の染物がしてある」
少年「うん、絶対にそうだよ!」
男「赤…?」
―――血染め…そういや洗濯しても取れない赤のシミがあったな。もしかして血染め以外に元々赤い染物がしてあったのか?」
少女「そうそう、この独特の色合いと印。お姉ちゃんのマフラーだ!ねえ、どこでお姉ちゃんにもらったの?」
少年「あ、そうか!アナタも『この施設』の出身の人なんだね!」
男「…何?」
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:02:08.95 ID:xhMRj1gQ0
男「なあ、それは一体どういう―――」
施設長「これこれ、君たち!そろそろ中に戻る時間だよ」
少年少女「あうッ!?」 ビクッ!!
男「…!」
施設長「…や、これはどうも。子どもたちが何か?」
男「あ、いえ…楽しそうだな、と」
施設長「そうですか。さあ子どもたち、中に入りますよ?」
少年少女「う、うん…」 ビクビク…
男「………同じだ」
―――あの子達、アイツとまったく同じ、あの怯えきった小動物の目をしてるじゃねーか…。
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:05:09.65 ID:xhMRj1gQ0
男「…よし、今日のところは引き上げだ」
犬「キャウン?(いいんですかい?)」
男「手掛かりはあった。間違いない、この施設は何か関係している」
犬「ウウウウ…(だったら…)」
男「いやまだ機はきていない。行動はじっくり考えてからだ」
男「とりあえず、今日の収穫としては十分だよ」
犬「キャウ…(そうっすか…)」
男「さて、次はどう出るかなあ?」
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:06:42.28 ID:32yvVfmn0
男がやたらにカコイイ・・・
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:10:45.30 ID:e1Uu6vIC0
支援
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:11:16.71 ID:xhMRj1gQ0
−自宅 夜−
男「…ただいま」
新メイド「あ、お帰りなさいませ、ご主人様」
男「ああ。晩ご飯はできているか?」
新メイド「もちろんです。シャワーも準備できておりますが、どちらになさいますか?」
男「晩ご飯でいい。シャワーはあとだな」
新メイド「分かりました…ところで」
男「ん?」
新メイド「出掛けるときにしておられた白いマフラー、どうされたんですか?」 ボソッ
男「あ、ああ…暑くなってね。カバンにしまったんだ」
新メイド「へえ…」
―――やたら目ざといな、新メイド。
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:14:26.99 ID:xhMRj1gQ0
新メイド「そういえば、お散歩かなり長かったですね」
男「ああ、ちょっとね。久々だから遠くまで歩いていっていたんだ」
新メイド「そうですか。それは何よりです」
男「まあな。いい運動になったよ」
新メイド「子どもたちと戯れたりもしたんですか?」
男「えッ!?」 ドキッ!!
新メイド「だって…マフラーに、ほんのかすかに…7,8歳くらいの子どもの皮脂の汚れが…ふふ、ふふふふ」 ニヤッ
男「あ、ああ…公園で出会って、ね」
―――コイツ、マジで人間かよ?
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:15:28.05 ID:Rjq2SP1n0
koeeeeeee
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:19:16.26 ID:xhMRj1gQ0
−深夜 自室−
男「…ふう」
―――今日も長い1日だったな。
男「さて…どう出たもんか」
―――『これ』が真実だとすると、今の俺の状況は相当ヤバイな。
男「…きっつい先制攻撃だな」
―――だが、そうと分かればもう余裕をかましている暇はない。
男「…勝負だな」
コンコン…
新メイド「失礼致します」
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:21:51.93 ID:xhMRj1gQ0
男「ああ、どうぞ」
新メイド「ご主人様…今日はいかがなさいますかぁ?」
男「今日…?」
新メイド「今日は…ご主人様の床のお供は…できますか?/////」
男「ああ…そのことね。そうだな、お願いするか」
新メイド「わ…やったぁ♪では―――」
男「―――お前、夕方俺の後を尾けたな?」
新メイド「…ッ」 ピクッ
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:26:47.69 ID:xhMRj1gQ0
新メイド「えっと…何のことでしょうか?」
男「とぼけんなよ。さっきそこの再生機でこの家の出入り口に着いているすべての監視カメラを分析した」
新メイド「………」
男「ミスったな?1番映りにくい出入り口を選んでいたようだが、かすかにお前が出て行く姿が映っていたよ。惜しかったな?」
新メイド「………」
男「お前を抱くには条件がいる。お前は一体誰だ?何の目的がある?」
新メイド「…う」 ボソッ
男「ん?もう1回言って―――」
新メイド「…ゲェム終了、ですねぇ?」 ニヤリッ
ズダムッ!!!
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:28:22.28 ID:kFyXnyiJ0
支援
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:31:48.78 ID:xhMRj1gQ0
男「なにッ!?」
―――サバイバルナイフっ!?どこから出しやがった!?
新メイド「ふふふ、体をチラつかせれば落ちるかと思っていましたけど…案外ガードが堅いんですね?ご主人様ぁ♪」
男「貴様が怪しすぎるんだろうが」
新メイド「あら、それは残念です」
男「で、何が目的だ?あのダメメイドはどこへ行った?まさか知らないとは言わさんぞ?」
新メイド「きゃはははははははッ!?私が言うわけないでしょう!?何バカみたいなこと言ってんのかしらッ!?」
男「ふん、今ので十分だ。アイツがお前らの何かと関係していることが確定したからな!!」
―――これで貴様は敵確定だ。
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:32:42.38 ID:JQvJ1jb1O
俺MADEのやつ書いてた者だけど、今自分の読んでたらかなり死にたくなって来た
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:36:34.19 ID:xhMRj1gQ0
男「ああああああああッ!!」
ガッ!! ガッシャアアアアアンッ!!
新メイド「ッ!?」 ズザザッ!!
男「悪いが手加減せんぞ?貴様、只者じゃあないだろ!?」
新メイド「ふひゃひゃひゃひゃひゃッ!!逃がさないですよぉ!?」
ガシャッ!! ジャリッ…ジャリ…
男「ちっ!?」
―――ガラス片が撒き散らされた!?
新メイド「もうご主人様は殺してもいい対象です。ふふ…申し訳ありませんが、葬らせていただきますね?」 ダッ ジャリジャリジャリッ!!
男「くッ!?」
―――向こうはブーツ、こっちは素足…キツイかッ!?
新メイド「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええッ!!」
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:38:26.11 ID:jmWcQZYn0
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:38:35.44 ID:YCpUplKQ0
咲夜
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:39:11.24 ID:xhMRj1gQ0
男「かかったな!?」
ピンッ!! バボシュウウウウウッ!!!
新メイド「何ッ!?催涙弾!?」
男「金持ちなめんなよ?常に懐には催涙粉塵弾は必須だ。呼吸を整えていた俺と違って、呼吸の荒いお前はかわせないぜ?」
新メイド「ぐげはッ!?かはッ…ああああッ!?」 ヨロッ…
男「今だッ!?」 ジャリジャリジャリジャリッ!!!
―――瞬時にシーツを足に巻きつけてガラス片の海を駆け抜けるッ!!
新メイド「くッ!?」
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:41:06.40 ID:8YEq1UfAO
シーツじゃ防ぎきれないから中途半端にズタズタになるんだろうな…
ちょっと嫌だ
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:44:36.63 ID:jhkW6bGwO
猿か?
ペース速いな
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/07(木) 23:57:52.75 ID:Rjq2SP1n0
514 :
猿パネェっす…:2010/01/08(金) 00:01:00.48 ID:aaeTRfS00
男「ハア…ハア…うぐッ!?」 ダダダダダダダダダッ
―――ガラス片で少し足の裏をやられているな。シーツじゃさすがにキツイ。
男「だが…今この状況では逃げるしか…」
―――あのメイド、絶対に格闘術みたいなのを心得ている。
たぶんマトモにやりあっても俺じゃ勝てない。
男「とりあえず、逃げるッ!!」
―――体制の立て直しはその後だ!
男「よし、これで完全に撒い―――」
…キン!ズドムッ!! ガッシャアアアアアアアアア!!
男「うおあッ!?」
―――爆発音ッ!?
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:02:39.58 ID:GoyRYcrVO
IDがTRFとか
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:05:33.12 ID:aaeTRfS00
ガッ!! ズドムッ!! ズドガシャアアアッ!!!
男「う、ウソだろぉッ!?」
―――あの新メイド、このわずかな時間で館内に爆薬を仕込んでたというのか!?
男「どこの国のソルジャーだよ、クソッタレがぁ!!」
―――見失ったから全部爆破ってか?人間の神経してんのかよアイツっ!?
男「ドちくしょうがぁぁぁぁぁぁああああああッ!!」
犬「バウワウバウワウッ!!(旦那ぁ!旦那ぁあああ!!)」
男「ポチっ!?」
犬「バウワウッ!!(もうヤバイっす!こっち…こっちへ来るっす!)」
男「…助かった!アイツの野生の勘なら…おおおおおおおおおおおッ!!」 ダッ!
ガッシャアアアアアッ ドガアアアアアアアアアッ!!!!
―――――
―――
―
すごいことになってきたな・・・
支援
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:08:26.55 ID:aaeTRfS00
−翌朝 自宅付近公園−
犬「…クゥーン(旦那、朝ですぜ?)」
男「…ん?」
男「…朝か…痛ッ!?」 ズキッ!
犬「クゥ…キューン(結構足がひどいから焦んないでくださいよ?)」
男「そういや昨日は…」
―――あの新メイドに殺されかけたんだっけ?
男「ったく、何だよこの超展開は」
―――誰だよこのカスみたいな筋書きを書いたヤツ、出て来いクソ野郎め。
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:09:45.86 ID:Ftylx0w50
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:11:13.04 ID:GoyRYcrVO
急にエンターテインメントな作品に…
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:12:55.58 ID:aaeTRfS00
男「おい、ポチ。家は?」
犬「ワンッ!(さっき見てきましたけど、ありゃあ全壊っすよ旦那)」
男「マジかよ…保険かけといて正解だな」
―――メイドに自爆テロ仕掛けられた、で保険下りるのか不安だが。
男「さて…どうするか」
―――とりあえず手掛かりはただ1つ。
男「あの児童養護施設か」
―――警察には言えないな。たぶん無駄だ。それにあの新メイド、施設と無関係じゃないだろ。
男「つまりあの施設自体が…」
―――今の俺にとって、限りなく敵の巣だとしか思えないんだよな。
男「あの病院絡みだと、警察はろくに動かないだろうし」
―――あそこの病院、権力絡みの黒い噂が絶えないしな。
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:15:37.00 ID:aaeTRfS00
男「ちっ…頼れるのは自分のみ、か」
犬「キャウン!!(俺もいますぜ、旦那)」
男「だな。さて…」
―――やれることはただひとつ。
男「敵陣に突っ込むか」
―――あとはどうにでもなれ。
男「とにかく今はあのダメメイド探しに専念するしかない」
しえ
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:16:56.00 ID:aaeTRfS00
−病院附属児童養護施設−
男「………」
―――とりあえず来たのはいいが、正直どうしたもんかね。
男「いきなり入れろといっても聞いちゃくれんだろうしな」
―――とすると、やはり子どもを使うか。
男「誰か都合のよさそうなやつ…お!」
―――昨日の少女だ。ちょうどいい。
男「おーい!」
少女「…?」
男「…ニッコリ」 ヒラヒラ…
―――マフラー強調も忘れずに。さあ話を聞かせてもらおうか。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:18:12.00 ID:aaeTRfS00
男「やあ、1日ぶりだね」
少女「アナタは…昨日の…」
男「俺さ、このマフラーを編んでくれた子に会いたいんだ?もしかしてここにいるのかな?」
少女「…お姉ちゃん?今はもう、ここにはいないよ」
―――だろうな。
男「えっと…お姉ちゃん?その子はいつまでいたのかな?」
少女「だいぶ前。えっと…秋ぐらいかな?」
―――3ヶ月程度…ビンゴじゃねーか。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:20:01.52 ID:aaeTRfS00
男「なんで、そのお姉ちゃんはいなくなったんだろ…。俺、せっかく会いにきたのに…」
少女「働きに出たんだよ!ウチの施設ではね、大きくなったら働きに出るの!そしてお金を稼ぐんだよ」
男「へえ、そうなんだ。お姉ちゃん、えらいんだね」
―――それがウチへの派遣か。
少女「お姉ちゃん、すっごく優しかった。誰にでも…優しくて…先生たちが怖くても、私たちはお姉ちゃんがいたから頑張れたんだ」
―――よく見ると、この少女の額にはあちこちに傷跡が見て取れる。
少女「どんなに怖くても…お姉ちゃんが…」 ガタガタ…
男「………」
―――まさかここの施設の連中…!!
施設長「…ああ、これはこれは昨日の方ではないですか」
男「ッ!?」
しえ
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:21:39.08 ID:aaeTRfS00
少女「あ…ああッ!?」 ガクガク…
施設長「また、君か。あれほど言ったろう?施設外の人と勝手にお話をしちゃいけないって」 ニヤニヤ…
少女「あ、あう…ご、ごめんらさ…」 ブルブル…
施設長「まだ『お仕置き』が必要みたいだね?」
少女「いや…ごめんなさい!ごめんなさいッ!!」
男「…ッ!?」
―――人間のクズがッ!
施設長「…ところで、ふふふ。そろそろ立派なお宅も瓦礫と化したアナタには先を急ぎたいところでしょう?」
男「…なに?」
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:23:35.59 ID:fnVJ+zZsO
さるさん邪魔だあああ
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:23:44.66 ID:Ftylx0w50
ダメメイドが恋しくなってきた
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:24:23.77 ID:aaeTRfS00
施設長「…総院長より伝言をお預かりしております」
男「…ッ!?」
―――なんだと!?
施設長「『大切なメイドは私が預かっている。
返して欲しければ、本日夜、病院に会いに来ることだ。
ただし、君に選択権はない。
断れば、メイドの首は胴を離れ、君のお父様は永久の眠りに入ってもらう』」
男「…ああ!?」
―――何だよ、それ!?
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:30:34.99 ID:Ftylx0w50
猿?
支援
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:31:30.43 ID:cb1JjtBB0
支援
とりあえず支援
536 :
猿うぜええええええええええええ:2010/01/08(金) 00:32:37.82 ID:aaeTRfS00
施設長「…以上です。足りないアナタの頭脳で状況を把握することは困難と思いますが、お察しください」
男「…何なんだよ!?何がしたいんだ!?お前ら、俺に何の恨みがあるんだ!?あのメイドは一体何なんだよ!?」
施設長「さあ…私には…」 クルッ
男「…ちくしょうがッ!?」
施設長「…これはゲェムなのですよ」
男「…何?」
施設長「言ったでしょう。これはゲェムなんです。ふふ、くふふふふふ…さ、行きましょう」 スタスタスタ…
少女「ひあッ!?ああ、ああああああ…ッ!?」
男「おいッ!?」
―――何だ!?一体何なんだよッ!?
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:34:17.67 ID:aaeTRfS00
男「…どちくしょうがッ!?」
―――やつらの狙いはまったく分からない。
男「ハア…ハア…んだよ!」
―――なんでこんなことになってしまったんだろうか。
男「でも…でも!」
―――ただ、もう後には退けないんだということは分かる。
男「………ッ!」 ダッ!!
―――俺は…そして何よりもあのダメメイドは…一体どうなるんだよ…!?
―――――
―――
―
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:34:29.77 ID:Ftylx0w50
猿こわいな
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:34:42.48 ID:seePAahZ0
小沢「言ったでしょう。これはゲェムなんです。」
すまない。今日も完結には至らなかった。
さすがにそろそろ支援がつくか心配ではあるが、まだ続く。
でも、そろそろ佳境のつもりだ。
明日5時起きなんだ…すまん、マジですまん…!!
何となくそろそろ落ちそうだが、スレが生き残っていれば必ず書きにくる。
支援と保守をしてくれた方々、本当にありがとう。
>>520 ごめんぬwwwごめんぬwwwww
こういう何でもアリなの好きなんだ
>>530 完結してなおスレが生き残ってたらダメメイド列伝を書くよ
では、明日もスレが残っていることを願って。
おやすみんこ。
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:38:30.31 ID:cb1JjtBB0
おやすみー、歯ぁみがけよ?
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:38:34.81 ID:GoyRYcrVO
>>539 メイド「おぎゃあああああああああああああああああッ!!!!」 ドパラタタタタタタタタタタ!!
そして
>>1乙
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:38:38.90 ID:ncj5a7on0
乙!!
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:38:50.49 ID:2+R3LUkt0
あ、そうそう。
絵師も書き手も好き勝手やってくれると嬉しい。
>>1だけのスレじゃないし、見ての通り
>>1のssはもはや勢いだけの駄文だしね。
好きなように投下してくれ!
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:41:26.48 ID:Ftylx0w50
>>1乙!おやすみんこ。寝坊すんなよ?
ダメメイド列伝待ってる
乙かれー
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 00:57:41.91 ID:Nr8ibhoMO
おつ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 01:10:34.68 ID:Dpi7FVsL0
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 01:17:38.31 ID:ncj5a7on0
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 01:19:56.67 ID:Ftylx0w50
>>549 イメージが夢子になった。
このお話がさらに好きになれそうだ
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 01:49:08.33 ID:Dpi7FVsL0
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 01:50:39.91 ID:Qz+1jTQEP
なんかまゆっちで再生されるんだが
おまえら何で再生される?
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 02:06:27.85 ID:B6c9+Ijm0
おいついたけど今日はもう終わりですか
>>1乙。そしておやすみ
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 02:41:12.00 ID:x0QXrgFrO
保守
>>554 君は嫌いかもしれないけど東方のキャラだよ。
ごめんよ、再生厨で。
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 02:59:45.70 ID:fnVJ+zZsO
くふふ笑いだよなやっぱ
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 03:37:08.74 ID:mtyopdCr0
保守
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 03:53:43.26 ID:Dpi7FVsL0
>>558 東方ってあのニコニコのヤツか
こっちこそごめん 別に偏見があるわけじゃないよ
本当に知らなかっただけだ
保守
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 04:52:40.51 ID:mtyopdCr0
ほ
ほしし
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 06:42:28.69 ID:NdLfo/NBO
こんなことになるとは…
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 07:14:59.83 ID:B0QyEV3QO
ほし
○○で再生とかマジで気持ち悪い
>>568 はげど
別に思うのは自由だけど、それをわざわざ書く必要ないだろ
「俺もそれで再生された」とか言われたいのかね…
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 08:33:07.31 ID:Nr8ibhoMO
ほし
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 09:28:18.92 ID:BSIloXoK0
☆
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 10:19:05.31 ID:EBzzJWK0O
ほ
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 11:06:51.04 ID:vter/Ng50
保守
ほししし
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 12:51:58.54 ID:dBdRX/r10
ほ
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 13:05:50.60 ID:ncj5a7on0
ほしゅ
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 13:57:04.32 ID:GoyRYcrVO
ほっしゅ
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 14:53:47.96 ID:Nr8ibhoMO
しゅ
ほっす
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 16:10:43.92 ID:7+5gfM0g0
ほす
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 16:49:09.73 ID:fnVJ+zZsO
ダメイド!
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 17:31:00.25 ID:mtyopdCr0
ほ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 18:03:22.23 ID:hVmVLfs30
ふ
も
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 19:04:07.69 ID:MyokBiZ00
保守
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 19:30:45.97 ID:cb1JjtBB0
保守
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 20:12:56.02 ID:2+R3LUkt0
保守
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 20:14:48.28 ID:hVmVLfs30
た
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 20:40:14.08 ID:hVmVLfs30
ち
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 21:00:42.93 ID:hVmVLfs30
つ
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 21:18:43.62 ID:CnAnP40Y0
ほ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 21:30:06.42 ID:B6c9+Ijm0
も
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 21:51:50.37 ID:2+R3LUkt0
ほ
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 21:51:50.27 ID:hVmVLfs30
さ
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 22:07:04.45 ID:GoyRYcrVO
保守
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 23:34:36.87 ID:mbRcptOm0
ほ
エラーで書き込めなかった
とりあえず駄メイド支援
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 23:39:43.94 ID:lormeFb30
これだけスレが少ないと何分間隔で保守せにゃならんのだ
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 23:46:44.55 ID:q0fpIb/W0
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 23:47:51.12 ID:Z/liVN2X0
まだあったのか
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/08(金) 23:54:06.95 ID:+BMm9/cx0
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:08:56.73 ID:eu5Ra9Ik0
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:25:04.55 ID:8v9dmeoTO
今日は来ないのかな
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:32:21.51 ID:QGBPzmQF0
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/05(火) 22:57:24.80 ID:kPUOWAr30
ということで何だかss風味で引っ張ってしまった
>>1は明後日以降もう書き込みが出来なくなる運命のため、何とか明日の夜までに締めくくりたい
もしよければ明日の夜まで保守願えないだろうか
って>>1も言ってたし忙しいんだよ
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:34:37.67 ID:i9wBa6Dk0
まぁ保守し続けるのみ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:34:56.09 ID:V02YT/ZI0
よし じゃあ俺がちょろっと書くか……
ってひといないの?
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:36:53.92 ID:QGBPzmQF0
いるよノシ
ぜひかいてくり
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:45:17.33 ID:V02YT/ZI0
いやごめん俺は書けない
>>1以外の書き手はいないのかなって……
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 00:58:17.74 ID:45W2BoFg0
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 01:00:30.34 ID:QGBPzmQF0
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 01:11:25.48 ID:PreyLDHs0
ほ
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 01:23:05.35 ID:V02YT/ZI0
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 01:58:32.03 ID:eu5Ra9Ik0
ほしゅ
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
ho<ミャー
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 02:46:47.02 ID:B5sBLyBbO
まあ書きにくるって言ってんだから保守するだけさ
保守
保守
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 04:34:13.83 ID:OjZFW2dt0
寝る前保守
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 05:30:15.69 ID:eHKkH7N3O
ふぉ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 06:25:21.58 ID:u0w/UXle0
男「……腹減ったな」
メイド「ごしゅ……ごしゅじ……ごしゅん!」
男「うん。少し落ち着こうか」
メイド「おひ、おひる……の……」
男「はい、深呼吸してー、すーはー」
メイド「すー、はー、すー、はー、すー……ハァハァハァハァ」
男「なんで緊張をほぐすための深呼吸で緊張してんの!?」
メイド「す、すみません」ギリギリ
男「爪を噛むのをやめなさい、はぁ……」
男(緊張さえしなければ、キチンとした子なんだけどなぁ……)
メイド「さささ、サンド、フヒッ、イッチ……ですッ!」
男「うん、君の気合は分かったから」
メイド「す、すみま、ハプッ!?」ダダダダダ
男「舌……噛んだのか……」
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 06:26:18.64 ID:8bR+57+Y0
ほ
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 07:00:18.96 ID:ADwl56unO
ほ
ほ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 09:28:19.31 ID:8bR+57+Y0
あ
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 10:18:00.33 ID:NbuapLyR0
ほ
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 10:57:41.24 ID:L6BFA6JPO
ほ
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 11:38:39.68 ID:WV8JeXzs0
ほしゅ
保守
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 13:04:14.59 ID:B5sBLyBbO
おはようメイドさん
保守
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 13:58:05.52 ID:eu5Ra9Ik0
>>631「お、おはようございまひッ!」
(よかった、ちゃんと言えた…!ほっ)
まだ残ってる!!
ありがとうーーーーッ!!
仕事が忙しすぎてどうしようもなかったんだが、会社から少しだけ続きを投下する。
では。
635 :
>>537続き:2010/01/09(土) 14:08:36.65 ID:GFdapVwg0
−昼過ぎ 男友宅−
男友「…お前の言っている意味が全然分からんのだが」
男「俺も自分の言っている意味はよく分かっていないんだが…とにかくそういうことなんだよ」
男友「まあ…お前の言うことが真実だとすると、結局のところ…向こうは何がしたいんだ?
あの緊張メイドさんは施設の出身で、施設の慣例である、時期がきたら働きに出る…そこまでは別に問題じゃないだろ。むしろいいことだ」
男「ああ、俺もそう思う」
男友「ところがあのメイドは契約の切れる最終日に盗みを働こうとした。で、お前はキレて追い出したわけだが…」
男「…どうにもなあ、アイツの意志とは思えないんだよな」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:12:49.93 ID:GFdapVwg0
男友「じゃあこういうことか?メイドを送り込んだヤツがそうさせた、と。とすると派遣会社じゃねえな。身元引受人である―――」
男「施設…もしくは母体の病院の人間…」
男友「じゃあもともとあのメイドは何かのためにお前の家に送り込まれたってことか?でもあの緊張メイド、そんな悪い子には…」
男「………」
男友「…どうした?」
男「待ってくれ、ちょっと整理をする」
―――親父があの病院に入院…あのダメメイドは併設の施設出身…。
男「…ふむ」
―――なるほど。そういうことか。とすると…この状況を打開するには…。
男友「…ん?どうした?」
男「…ニヤッ」
―――すまんな。『すべて』が終わったら謝るから…ちょっと男友に協力してもらうか。
男「…頼む。協力してくれないか?」
―――昨夜は逃げたが、次はないぜ?クソッタレが。
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:13:55.91 ID:GFdapVwg0
コンコン…
友メイド「―――失礼します。お飲み物を御持ち致しました」
男友「おう、サンキュー」
友メイド「男様ですね。お久しゅうございます」
男「ああ、そういえば男友のメイドに会うのは久しぶりだな」
友メイド「お元気そうで何よりです」
男「相変わらず、清楚だな。ウチの元メイドに見習わせたいぐらいだ」
友メイド「…今から淹れますね」 カチャッ…カチャッ…
男「…じゃ、今から作戦を話すぞ?」
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:16:53.39 ID:eu5Ra9Ik0
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:20:10.39 ID:GFdapVwg0
男「まず、だ。単刀直入に言えばやつらの狙いは俺の命だろう」
男友「イキナリ物騒な話だな…その心は?」
男「やつらは俺の何かを欲しがった。それは簡単、親父の会社に関する書類だ。なぜなら、病院には親父が入院しているからだ」
男友「話が見えんな」
男「前の会合で総院長は『まだ意識が戻らない』といった。あれがホントかウソか怪しいが、とにかく親父はマトモな判断が下せる状況じゃない。
そこにつけ込んでだな―――」
男友「…お前の会社を乗っ取る、もしくは空中分解させることか」
男「そ。それが単純な恨みなのか金目当てかそれは知らんが、筋は通るだろ?
親父も頑固でさ、機密書類、自分の家に置きたがる癖があったんだよね」
男友「お前の家のセキュリティは尋常じゃないが…用心なのか無用心なのか…」
男「ま、結果無用心だったわけだ」
―――ま、完全にはそうじゃないけれども。
友メイド「………」 コポコポコポ…
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:24:47.35 ID:GFdapVwg0
男「そのために施設の子どもの中からメイドとしてやれそうな年代の子どもをピックアップ。派遣会社を通じて俺の家に送り込む」
男友「で、スキを突いて奪うと」
男「ところが…あの緊張メイドはその意味では無能だったな。何せ緊張の度合いが尋常じゃなかった…それと、優しかった」
男友「計画を実行する前に3ヶ月が来て、焦ったわけだ」
男「で、俺に追い出されることになった。だから翌日は派遣会社に電話したらすぐ代えのメイドが来たんだな」
男友「もしかすると、親父さん、意識戻ったんじゃないか…?」
男「グレーゾーンの判断だが、俺もそう思う。じゃなきゃ、代えのメイドを急がせる理由がない。
たぶん後遺症で判断のきかない状況で意識を取り戻したんだろうな?」
男友「なるほど…意識を取り戻した親父さんと奪った書類を使って法的な根拠を持たせつつ、うまく乗っ取るか空中分解かを狙ってる、と…」
男「…そういう意味では向こうも時間がないんだろう」
男友「まあ…ありそうな流れだな」
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:26:48.72 ID:GFdapVwg0
男「とすると、おそらく昨夜の爆破騒動で書類はもう奪われているだろうな」
男友「そうか。向こうからすれば残るは1つ。事情を知っているお前さえ消せばすべて終了か」
男「内密に俺を殺すためにダメメイドと親父をエサに深夜の病院へ連れ込む、すなわちやつらにとって最も都合のいい場所を選んだわけだ。
ここまではもう向こうの思い通りだよな」
男友「話は分かった。で、お前はどう出る?」
男「簡単だ。死なずに敵陣からダメメイドを連れ出す。それで俺の勝ちだ。何せ俺は生ける悪事の証拠の塊だからな?」
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:28:25.92 ID:GFdapVwg0
男友「…親父さんは?」
―――ここからだ。重要なのは。上手く『騙されて』くれよ?
男「…仮に意識が戻っていたとしても、重篤患者だ。俺が連れ出したところで意味はない」
男友「…親父さん、見殺しか?」
男「断言してもいい。苦渋の決断には違いないが…親父は見殺しだな」
男友「………俺がどうこう言う問題じゃないな。で、作戦は?」
男「…ニヤッ、ちょっと電話借りるぞ?」
メイド「……アールグレイを淹れました。どうぞ」 カチャッ…
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:30:56.22 ID:GFdapVwg0
ピ、ポ、パ…トゥルルルルルッ!!トゥルルルルルッ!!
男「ああ、男だ」
施設長『…驚きましたね?先ほどの先刻から幾ばくもしないうちにまさか、直接お電話をかけてくるとは…』
男「まあな。こっちにも作戦があるんだ。今から伝言を伝える。総院長に伝えろ」
施設長『アナタの要求は聞けません。残念ですが―――』
男「―――貴様らが持っている書類についてはそれだけでは効力を発揮しない。
息子である俺だけに伝えられた暗証番号で某銀行の金庫に預けられた書類と合わさって初めて効力を発揮する」
施設長『………』
―――反応からして向こうの狙いはビンゴだな?
男「加えて。昨夜俺の家の中で暴れまわってくれた様子の画像はすでに俺が持っている。
あいにくウチの家の監視カメラの画像は逐一データ送信により本社のデータバンクサーバに送信されている。意味は分かるな?」
施設長『…し、しかし』
男「何なら今から警察に、お前の管理する施設で職員による『児童虐待疑惑』を連絡してもいいぜ?」
施設長「……ッ!?」
男「いいね、察しが早くて助かる。では要求を言おうか。1つ。あのメイドの声を聞かせろ。2つ。この後、親父の見舞いに行かせてくれ」
施設長『………少々お待ちを』
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:34:24.53 ID:GFdapVwg0
男友「…コンピューター会社ってすげえな」
男「ったりめーだ。セキュリティは万全だからな」
男友「ちょっと待てよ?じゃあその画像を今すぐ警察に―――」
男「ダメだな。新メイドの暴れっぷりとその会話のみだ。やつらにとって痛手ではあるが、致命傷じゃない。パワーが足りないんだよ」
男友「それにさ、親父さん…なんでお見舞いに?」
男「簡単なことだ。俺が親父にこだわっている風に装う。このタイミングで見舞いってことは俺が何かを仕掛けるということだろ?
親父には悪いが、敵のかく乱だ。実際には…俺が目指すのはダメメイドの救出のみ。昼間もやつらは盛大に手出しできないはずだ。
昼間のうちにできるだけダメメイド救出のための必要事項を満たしておく」
男友「…はあ、なるほど」
―――上手く騙されているか?
『…ピッ……』
―――ん?回線が変わったな?
施設長『…お待たせしました』
しえ
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 14:39:06.51 ID:8v9dmeoTO
なんだただの最強エリートか
うぉ!? ぜんぜん少しだけじゃないwww
648 :
猿のペースが速すぎる…:2010/01/09(土) 15:00:54.22 ID:GFdapVwg0
メイド『……ご、ごごごごごご主人様ぁ…ウエッグ…グスッ…』 ジジ…ザザァ…
男「…元気か?」
―――やはり生きて、やつらのところに戻っていたのか。まあほぼ軟禁状態だろうが。
メイド「あ、あうあ…ウゲホガホゴホッ…ひぎあ…元気…れす」 ジ…ジ…
―――このノイズ音は、受話器を2こ挟んでいるな?
男「そう、か。前はすまんかったな」
メイド『あ、あうう…ご、ごめんらさ…い…』
男「待ってろよ?助けに行くからさ」
施設長『…これ以上は無理です。無事は確認しましたね?』
男「ああ、十分だ」
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:02:09.62 ID:GFdapVwg0
施設長『お父様のお見舞いについては構いませんが…妙な真似をすればメイド双方の命はないものとお思いください』
男「ああ、もちろんだ」
―――お見舞いを許可したということは、俺が何かを仕掛けることを承知だな?つまり、向こうはわりと余裕があるということだ。
施設長『…よろしいですか?』
男「十分だ。じゃあお見舞いは1時間後に行くからな」
ガチャンッ!!
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:02:14.95 ID:8v9dmeoTO
相変わらずでよかったわ
なぜか見ててホッとした
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:03:31.30 ID:GFdapVwg0
男友「…お見舞いって…お前そんなことしたら誰もいない病室とかに連れ込まれて即射殺とかだったらどうすんだよ?」
男「それはないな。向こうだって俺をそこまでバカにはしていないだろ?俺がそういう可能性を予見していることくらい向こうも想定済みだ。
それにそうはならないように慎重にでる」
男友「じゃあ、これで下準備は終了だな?」
男「ああ、今から親父のお見舞いに行く。で、そこで何かを仕掛けるふりをする。そして向こうは俺が親父を助ける意志があるものと見なす。
とすると、必ず戦力を親父の方にも分散させるはずだ。だが実際にはメイドが病院のどこに監禁されているのかを今から調べてくる。
夜まで待たずに今のウチに助けられたら1番なんだが…まあそこまで上手くいくかどうかは微妙だな」
男友「相変わらずよくそこまで考えが回るな」
友メイド「…あ、あの」
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:05:08.30 ID:GFdapVwg0
男友「おわああッ!?何だ、まだいたのか!?」
友メイド「紅茶…冷めてしまいましたけど、淹れなおしてきましょうか?」
男友「あ、ああ…いいよ。別にいいから」
友メイド「そ、そうですか…分かりました。では失礼します」…バタム
男「…どうだ?」
男友「…参ったね、こりゃ」
男「ま、とりあえずは『そういうこと』だ」
男友「なるほど…未だに俺には信じられんが…驚いたよ。『すべて』お前の言うとおりなんだな?」
男「…だろ?」
―――さて、狙い通りにいくかねぇ?俺の『すべての作戦』が上手くいけば…勝てるか?
とりあえずは以上。
残りは今夜あたりに。
というか絶対に今夜には完結させたい。
もういい加減gdgdだしね。
では仕事に戻るわ。
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:25:52.70 ID:yX90XERUP
保守れデパート
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 15:47:05.38 ID:yvvHoB8V0
面白いから保守
パンツ脱いでまってます
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 16:18:04.25 ID:ESMSBIY00
ほ
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 16:52:28.05 ID:B5sBLyBbO
ブラウスのボタンはずした
早く帰ってきなさいよね
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 16:58:58.87 ID:bVjkM5rj0
女装いいよな
ほっほー
保守
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 18:10:30.03 ID:9pdV7clO0
風邪を引くから早くしろ
ふぉ
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 19:03:25.71 ID:PreyLDHs0
ほしゅ
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 19:10:21.73 ID:c1TE/4Ec0
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 19:21:18.15 ID:8bR+57+Y0
保健室の人って誰?
ふぉふぉ
ふぉ
遅くなった。では続きを。
最後までいけると思うのでしばしのお付き合いをよろしく。
ちなみに予告なく長時間中断したら猿だと思ってくれ。
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:25:01.96 ID:GFdapVwg0
−夕方前 病院−
男「…久しぶりだな、ここに来るのも」
―――ずっと仕事が忙しくて来れなかったわけだし。
男「まさかこんな理由で来るとはね」
―――病院へ命を落としにくるってなんか矛盾してるんじゃないか?
男「…さて」
―――気合を入れて行くぞ?
男「下手するともう生きては帰れないからな?」
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:27:39.77 ID:45W2BoFg0
さるよけ
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:30:27.16 ID:GFdapVwg0
男「すみません、面会の受付はここでいいんですかね?…」
受付嬢「はい、どちら様でしょうか?」
男「…私はこういう者ですが―――」
―――さすがに病院全体の人間が敵ということはないだろうが、どこに総院長の息がかかった人間がいるかは分からんな。
受付嬢「…ああ!それでは1204号室ですね」
男「ありがとう」
―――半年前に来た時と病室とは違う。病院の構造からするとその部屋はひとたび襲われたら逃げ道はないな。
まあ、行けば確実に殺されるだろう。それにこれが真実の情報かは怪しいだろう。
男「…じゃ、『予定通り』ブラつくか」
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:34:16.67 ID:GFdapVwg0
テクテク…
男「〜♪」
―――たぶん今の俺は行動を逐一監視されているはず。
男「…こっちは人通りが少ないな」
―――できるだけ一般人の多そうな区域をひたすら練り歩く。
男「…ったく、なんだこのバカみたいな行動は」
―――で、少しずつ1204号室へと近づいていく。
男「…疲れたな」
―――コーヒーでも飲むか。
男「…プッ!」
―――こんだけ歩き回るとガムも味がなくなるっての。でもゴミはゴミ箱にネ!
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:34:21.92 ID:8bR+57+Y0
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:38:40.87 ID:GFdapVwg0
プシュッ!! ゴクゴクゴク…
男「プハア…うめえな」
―――そういえばアイツ、コーヒーの発音、やたら良かったっけ。
男「発音とかどうでもいいのに、アイツ、たぶん素でバカだ」
―――しかしその素でバカなやつにいつの間にか早く会いたいと思っている。
男「何だかね…」
―――そういえば
>>263で淹れてくれた葛湯、美味かったなあ。
ガシャンッ!!
男「缶コーヒーとアイツの葛湯じゃ勝負にならん。行くか。
―――ところで、『あと何缶くらいコーヒー飲んでも怪しまれない』かな?
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:43:30.38 ID:GFdapVwg0
男「…よし」
―――病院到着から45分、1204号室にはこの内科の通路を道なりに行けばいい。
男「おそらく部屋の中には敵が待ち構えているだろうな」
―――入った瞬間殺される。敵の目的は簡単だよな。穏便に知られることなく俺を仕留めればそれでいいのだから。
男「俺は捕われのお姫様を助け出して、なおかつ生きて脱出しなくちゃいけないんだぜ?」
―――ハードル高すぎるだろ。バーカ。
男「さて、行くか」
―――その言葉と同時に、奥歯に仕込んでいた小型の電磁波出力を思いっきり噛み砕いてやった。
…キンッ!!! ズドムッ!!
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:47:18.70 ID:GFdapVwg0
ジリリリリリリリリリッ!!
男「…さて、行くぜ?」
―――俺が時間を稼いでいる間にポチが病院外部の数箇所にリモート式の爆弾を運び込んでいた。
まさか犬が爆弾運んでくるとは思わないよな?ま、外部なら大した被害はない。だがかく乱にはなる。
男「…急ぐぞ!」
―――敵はおそらく俺の挙動に注視しているはずだ。犬1匹など絶対に注目しない。
男「ハア…ハア…」
―――そして、その間に俺がすべきことは…!
―――――
―――
―
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:48:28.20 ID:8v9dmeoTO
爆弾背負ってうろうろする元警察犬……
ちょっと見てみたいじゃないか
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 20:58:13.70 ID:8bR+57+Y0
猿か?
680 :
ここから総院長は紳士ではなく総院長表記で:2010/01/09(土) 20:59:57.88 ID:GFdapVwg0
−総院長室−
総院長「…爆弾だと!?」
施設長「ええ、外部ではありますが…」
総院長「いつの間にそんなものを仕掛けたんだ…!?」
施設長「このままではあそこにいるメイドはさすがに奪還できないでしょうが、やつの父親が―――」
総院長「まあいい…大丈夫だ、父親を助けになど来ない」
施設長「…は?ですが―――」
総院長「やつの魂胆は丸見えだ。ふふふ…私には有能な『内通者』がいるからな?
やつは父親を切り捨てて、メイドだけを奪還しにくる。その作戦はもう筒抜けだ」
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:00:55.44 ID:GFdapVwg0
総院長「…聞こえるか?やつは親父を取り戻しに来たか?」
新メイド『いえ…ここ1508号室には来ていませんね。もちろんあらかじめ受付で植えつけた偽の情報である1204号室にも来ていません』
総院長「やはりな…確定だ。やつは父親を切り捨てて、この騒ぎに乗じてメイドを探しに来る」
施設長「…ふははは!?やつの狙いなどお見通しということですか」
総院長「そういうことだ。だが、残念だったな。こういった騒ぎを起こしてくることも私は予想済みだ」
内通者…
ハッ、アノトキノ!
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:03:07.14 ID:8v9dmeoTO
ナンカアヤシイト オモッタラ…!!
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:05:26.72 ID:ADwl56unO
モ、モ、モシカシテ
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:06:20.06 ID:GFdapVwg0
施設長「…どういうことです?」
総院長「私は敢えて夜を指定した。だが、夜に来いと言われてノコノコ夜に出てくると思うかね?答えはノーだ。
絶対に明るいうちに来る。なぜなら病院を取り仕切る私が、一般患者や面会人が溢れる昼間に暴挙には出れないからだ」
施設長「…なるほど」
総院長「ところがやつには『病院のどこにメイドがいるのか分からない』という弱みがある。
虱潰しに探すしかない。しかしこれだけ広い病院を、私の刺客に見つからないように探すのは至難の業だ。
とするとかく乱を狙ってくるのは自明の理だろう?」
施設長「…ふははははは!総院長。素晴らしい読みですな!?」
総院長「…つまり逆に言えばこの騒動の時こそ、やつは人通りの少ないところをウロつく。
この時やつはチャンスだとほくそ笑んでいるのだろうが、ふふふ…逆に我々にとっても最大のチャンスなのだよ!!」
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:08:01.21 ID:ei/h/1er0
>>683 あんた書きながら他のも読んでんのかよwwww
よく話まざらんわ…
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:08:22.32 ID:GFdapVwg0
総院長「…聞こえるか?そちらはどうだ?」
新メイド『…はい。ただ今院内の騒動は爆竹騒ぎと言うことでほぼ鎮静化に向かっています。
現在、探し出しているところです』
総院長「…見つからないのか?」
新メイド「はい…それが…、さきほどから姿を消しまして」
総院長「馬韓な…」
―――むしろ活発に動き回るはずだろう?なぜ見つからない?
総院長「…徹底的に探せ」
―――どういうことだ?やつは何を企んでいる?
裏の裏をかいたってことでおk?
>>686 実は最初から読んでたんだぜ
書く→読む→続き考える→書く→行数多すぎる→削る…
スレチでごめんなさい
ダメメイドと頭のキレる男のやりとりがたまらなく好きだ
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:13:15.00 ID:GFdapVwg0
−夕方過ぎ 院内−
新メイド「…どういうことよ!?」
―――これだけの規模で捜索をかけたというのに、奴の動いた痕跡すら見当たらないのはどういうこと!?
新メイド「総院長様の読みが間違っていた…?」
―――そんなはずはない。じゃあ奴はどうやって『妹』の居場所を知ると言うのか!?
現時点で奴がその場所を知る術などどこにも…。
新メイド「…ちっ、どうする」
―――あの騒動は『妹』を探すための作戦じゃなかったのか!?
新メイド「でも、父親を助けにきた形跡もない」
―――もともと『内通者』のおかげで、父親は見捨てることは明らかだったわけだし…。
新メイド「じゃあ何よ!?あの爆弾騒ぎの狙いは何だったの!?」
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:13:20.96 ID:ei/h/1er0
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:17:26.35 ID:GFdapVwg0
−総院長室−
総院長「…まだ見つからないのか!?」
―――なぜだ!?そんなはずは…じゃあアイツはどうやって娘の居場所を知るんだ!?
施設長「…ど、どうしましょうか!?」
総院長「やかましいッ!?貴様は黙ってろ!」
施設長「ひ、ひいッ!?す、すみません…ッ!?」
総院長「ちっ…」
―――考えろ。考えろ、やつの狙いを。
ピリリリリリリッ!!ピリリリリリリッ!!
施設長「す、すみません…附属施設から連絡がッ!?もしもし…はあ!?施設園庭に野犬の群れ!?
知るか!そんなモン私の判断を仰がんでも自分たちで処理してろ!こっちは忙しい―――」
―――ん?何だと?
総院長「…野犬、施設に野犬だと?」
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:19:22.63 ID:GFdapVwg0
施設長「は、はあ…どうも施設に野犬が侵入したらしく…だ、大丈夫です。施設の職員で対応を―――」
―――この都心部に都合よく野犬だと!?
総院長「施設長!いまあのメイドはどこに監禁しているんだ!?」
施設長「あ、ああ!?えっと…今は『施設の地下の小部屋』に―――」
総院長「…しまったッ!?そういうことかッ!?おのれ小僧がぁぁぁぁぁあああああああッ!!!」
総院長「聞こえるか!?施設の方だ!やつは施設の方にいる!」
―――最初からあの騒ぎ自体がこちらの裏をかくフェイクだったというのか!?
奴は最初から病院ではなく施設の方にメイドがいることを確信していたと!?
しかしやつはなぜ、施設の方に監禁していることが分かったんだ!?
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:22:38.47 ID:GFdapVwg0
−夜 病院附属養護施設−
ギャンギャンッ!!ワオッ!ワオオオオオオオオンッ!!
男「…うし、侵入成功っと」
―――狙い通りだな?野犬騒ぎで施設側の職員は全員外へ出た。
さすがはジパングの伝説、ポチ。やってくれるぜ?
男「ここの建物の構造上、いるとすれば地下だな」
―――建設会社としてこの病院及び施設の建設に携わった男友がここの構造はすべて教えてくれた。
男「あとは…ここにダメメイドがいることを信じて…」
―――助け出すのみ!
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:27:11.92 ID:GFdapVwg0
−施設 地下小部屋−
メイド「…グスッ…ヒグッ」
―――怖い。怖いよ。私殺されるのかな?
メイド「いやらよ…そんなの…」 ガクガク
―――幼い頃から施設で徹底的に虐待され、私はいつの間にかあらゆることに対して恐怖心しか持てなくなった。
メイド「お姉ちゃんのようになれたら…」
―――同じように預けられたお姉ちゃんはその攻撃的な性格もあって施設長の『教育』に見事耐え抜き、今や総院長の片腕だ。
メイド「どうして…どうして…!」
―――私はエリートにはなれなかった。ここで育てられる孤児は、すべて施設長の『教育』の下、総院長の犯罪を実行する駒になる運命なのだ。
わくてか
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:31:52.10 ID:GFdapVwg0
メイド「ご主人様にヒドイことをしちゃったから、バチが当たったんだよね」
―――ご主人様の家から機密書類を盗み出す計画を渋り続けた私だけど、脅しに屈して、最終日…ついに…。
メイド「…ごめんらさい…ホントにごめんらさいご主人様ぁ…グスッ」
―――やはり施設に戻れば罰が待っていた。昨日は一体何度殴られたことだろう。
メイド「………」
―――ご主人様はこんな私にとても優しくしてくれた。できることなら…もう1度…もう1度だけご主人様に会いたい。
メイド「ああ…うあああああああああああんッ!!ご主人様―――」
―――神サマ、もう1度。もう1度だけ…。
…ギンッ!! ドガッシャアアアアアアアッ!!!
男「…ふう。お、とりあえずはピンピンしてるな?」
男「…おら!ダメメイド!帰るぞ」
再会キタ━(゚∀゚)━!
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:36:06.99 ID:GFdapVwg0
メイド「ふ、ふえ…?な、なんで…!?」
男「何でもクソもねーだろ。こうやってお前を探し出して助けにくるのにどれほど苦労したと思っているんだよ!急げ!時間がない」
メイド「え、えっと…あ、あの…」
男「ごちゃごちゃウルサイ!お前の後にきたメイドが屋敷を盛大に吹き飛ばしてくれたからな!掃除は大量にあるぜ?」
メイド「あ、ああ…!」
男「帰るぞ!契約延長だ」
―――神サマ、ありがとう。ご主人様はホントにいい人です。
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:38:54.09 ID:8bR+57+Y0
ダメメイド!会いたかったよ!
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:43:43.61 ID:LzOzvZKE0
うおおおおおおおおおおおりゃああああああああああああああああ
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 21:45:23.22 ID:ZqtXTlv60
うおおおおかっけぇぇぇぇ!!
703 :
猿来たか…:2010/01/09(土) 21:59:15.23 ID:GFdapVwg0
メイド「え、えっと…でもどうしてここが?」
男「ポチの嗅覚でもしやと思っていたが、確証はなかった。だが、お前の声を聞いたとき、妙なノイズが聞こえたんだ。
あれは受話器の声を受話器で通したノイズだな」
メイド「…えっと」
男「実はあの電話をした時、男友の家の電話には逆探知をかけていた。
逆探知の電話の発信源は病院、なのに受話器同士をまたぐ理由はただひとつ。
お前が病院の電話のLAN外の子機から話しているため、どうしても間接的にならざるを得なかったということだろ」
メイド「…?」
男「普通内線なんて切り替えできて当然だが、併設するこの施設は結構アナログな作りらしいことが男友の話で分かっていた。
それにあのクソ総院長が素直に病院と言ったが、そこに監禁しておくとは思えないからな。ま、結果はビンゴだったわけだ」
メイド「な、なんかよくわからないけどすごいです…!」
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:01:18.04 ID:GFdapVwg0
男「さ、脱出だ。急ぐぞ!」
メイド「は、はい―――」
総院長「―――そこまでだ」
男「…ッ!?」
メイド「きゃあッ!?」
総院長「…君、よくもここまでコケにしてくれたな?」
男「ふん、それはこっちのセリフだよ。お前には散々俺も親父も弄ばれたってことだろ?」
総院長「ふふふ…会社の経営が傾く程度の人間にやらせるくらいなら、私がやった方は世のため、違うかね?」
男「…腐ってるな?お前マジでゴミだわ。世界が自分1人か何かと勘違いしてるんじゃねーか?あ?
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:03:45.68 ID:8v9dmeoTO
佳境支援
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:05:26.51 ID:GFdapVwg0
男「お前さ、日頃から裏であくどいことやってそうだな?」
総院長「ふははははははッ!私は人一倍独占欲が強くてね。他人のものすら自分のものにしたくなるのだよ」
男「ほう?」
総院長「父親が伏せって経営が傾いているとはいえ、君の父親のコンピューター会社は金の成る木!病院も経営は大変でね。
まとまったお金が欲しかったんだ。そういうときは他人から借りるのが当然だろう?」
男「そういうのを泥棒っていうんだ」
総院長「ふひゃははははッ!?私は愚民の命を救ってやっているんだ!愚民共の金を巻き上げて何が悪いッ!?」
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:08:58.24 ID:GFdapVwg0
男「で、そのあらゆる貴様のゴミ稼業に手ごまが必要だから、養護施設を併設して、子どもから育てると?」
総院長「賢いね。そう、徹底したスパルタ教育の元、施設で作り上げた駒を金持ちのところへ送り込むんだ。
男の元へはメイドをね。女の武器を使えば金持ちの男なぞ簡単だからな?易々大金が転がり込む。
楽なビジネスだ。ま、そこにいるクズはまったく使えなかったがね」
メイド「…ッ!?」
男「で、用済みはポイっと殺すのか?」
総院長「ぎゃははははははは!!病院だからねぇ!人が死ぬのは日常茶飯事なのだよ!」
男「あっそう。沢山のためになるお話をどうもありがとう。おかげで俺たちは脱出できそうだ」
総院長「…なに?」
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:14:50.81 ID:GFdapVwg0
男「これ、レコーダー。今の大層貴重なお話、全部録音させてもらったから。ご愁傷様だな?」
総院長「バカは君だろう?考えてもみたまえ。ここで君が死ねばその録音に何の意味がある?バカも休み休み―――」
男「お前だろ、バカは。俺はコンピューター会社を経営してるんだぜ?
ここの様子はすべて地下に至るまでにバラ巻いてきた中継点を経由して地上から電波でそうしーんっと!
男友がリアルタイムに録音しているよん♪で、事が終われば警察へ行ってくれるはずだ」
総院長「なッ!?」
男「それだけじゃないぜ?…ほら、俺の体に小型カメラが仕込んであるの、知ってた?
動画つきなんて、警察もお前のクソっぷりを理解しやすいよな?
あ、それとね、爆弾騒ぎの時に、ナースステーションのパソコンからLANに侵入してウイルスを仕込んでおいた。
俺がさっきガムやコーヒーを飲んでたの覚えてるよな?あのひとつひとつのゴミのなかに小型のアンテナが入っている。
で、受信次第ナースステーションのパソコンから病院職員の端末へ、この様子をリアルタイムでデータ送信っと!明日からのお仕事が楽しみだな?」
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:20:32.12 ID:GFdapVwg0
総院長「…バ、バカな!?」
男「さて…これで貴様の知られちゃマズイ部分はすべて明るみん出るはずだ?
あとは…俺とダメメイドが生きて帰ればそれで勝ち。何か質問は?」
総院長「…殺す。殺してやるぞクソ野郎がッ!?おい、聞こえるか!?そっちにいるコイツの友人も殺せ!今すぐだ!」
男「やっぱりな?男友の家にいたメイドもグルか?ま、だからあえてウソの作戦を流してたんだけどな?アイツから情報を得ていたんだろ?
騙されたよな。バーカ、ちなみに俺が親父を見捨てると思い込んだから親父には手を出していないよな?これで親父も安泰。すべて俺の計算どおりってわけだ」
総院長「すべて計算づくだったというのか!?」
男「ったりめーだ!すべて計算づくだ。さ、帰らせてもらうぜ!」
ヒュバッ!! バボシュウウウウウウッ!!
総院長「なッ!?」
男「バーカ、金持ちは常に懐に催涙粉塵弾入れてんだよ。
学習しとけ、クソ野郎が」
総院長「ぐがふッ!?ああああッ」 ガクン!
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:26:00.16 ID:GFdapVwg0
男「走るぞ!」
メイド「は、はいッ!!」
施設長「待て!ここは通さな―――うごふッ!?」 ドカッ!!
男「ふん!物語進行上、小物扱いの貴様なんぞ一撃で倒れるのが当たり前だクソッタレが!」
施設長「…う、ああああ…」 ガクンッ!!
男「…あ、そういや貴様にはダメメイドをいたぶられた借りがあるな?」
施設長「ひ、ひぎあッ!?」 ドスッ!! ゲシッ!!
男「これで勘弁してやる」
メイド「……あ、ありがとうございます///////」
男「なに…」 ダダッ!!
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:29:37.49 ID:GFdapVwg0
男「ハア…ハア…あとはそこの吹き抜けを出れば出口だ。生きて帰れるぞ!」
メイド「は、はい…!」
男「…よし、あと少―――」
…ピンッ!! ズドムッ!!
男「うおあッ!?」
メイド「きゃああああああッ!?」
ガシャアアアアアアアッ…
新メイド「逃がさないわよ?貴様と…妹ッ!」
メイド「お、お姉ちゃん…!!」
男「いきなり手榴弾とはやってくれるな?」
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:29:43.44 ID:c3WH0QUj0
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:32:38.81 ID:GFdapVwg0
男「…貴様か。なんだ?このダメメイドと姉妹なのか?どうりで似てると思ったぜ」
新メイド「そこのいる出来の悪いやつと同列扱いされるのは不愉快極まりないわね?」
男「なんだ?貴様はこの地獄のような施設で犯罪に手を染めるやつにかわいがられることに生きがいを見出していたのか?」
新メイド「なッ!?違うわよ!」
男「違わないな。だがそれは貴様自身も実は心の中でイヤだったんじゃないのか?俺の家でメイドをしていたとき、顔が引き攣ってたぜ?」
新メイド「…殺すッ!!今度こそ殺してやるわッ!!」
男「…ラスボスは貴様か。上等だ。今度は逃げないぜ?」
―――――
―――
―
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:36:10.44 ID:GFdapVwg0
−同時刻 男友宅−
男友「ふぃー、データがじゃんじゃん来てるな。すべては男の読み通りってこった!これであとは無事に脱出さえしてくれれば勝ちだな」
カチャッ…キィ…
友メイド「………」 ヒタ…ヒタ…ヒタ…
男友「さて、俺の役目はほぼ終わりだな。無事を祈って―――」
友メイド「…ッ」 ヒュバッ!!
男友「…へ?」
ガッ!! ドガシャアアアアアアアアアアアッ!!
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:38:47.13 ID:GFdapVwg0
男友「うおわッ!?」
友メイド「ちっ…!?」
男友「ふん、やっと馬脚を現したね?でもまさか背後から手斧で切りつけてくるとは思わなかったよ?」
友メイド「…殺せと命令が下りました。お覚悟を」
男友「…こっちもえらいこっちゃだね」
友メイド「………」 スッ
男友「ちょっと…メイドさんが手斧片手に獣の目って…これは萌えるのか?」
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:40:14.31 ID:8v9dmeoTO
ヤハリ…
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 22:51:37.01 ID:64RpG2jg0
擦れた胃からは想像もつかない展開だな
いい意味でどうしてこうなった
猿かい?
719 :
猿…:2010/01/09(土) 23:00:16.72 ID:GFdapVwg0
友メイド「ッ!」 ヒュッ!!
男友「あああああああああッ!」
―――相手の利き手は右。手斧という武器の特性を考えれば、利き腕の方がおろそかになる。狙うはそこだ!
男友「っらあッ!」
友メイド「ニヤッ…!」 ヒュンッ!!
男友「なにッ!?」
―――この一瞬で左腕が交差して伸びてきた!?
友メイド「ああああああああああああああッ!!」
ズムッ!!
男「ぐげふッ!?」 グラリッ…
―――利き腕じゃないのにクソ重いカウンターパンチだな、おいッ!?
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:01:18.97 ID:GFdapVwg0
男友「ぐあッ…」 ズキッ…
友メイド「勝負ありですね。では、今から殺害させていただきます」
―――マズイ。これは…殺される…。
男友「…くっ」
友メイド「さようなら…ご主人様」 ヒュンッ!!
男友「おい!?お前も…何か命令を受けて俺に雇われていたのか?」
友メイド「…!」 ピタッ…
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:04:45.25 ID:GFdapVwg0
男友「君もあの施設で虐待されながら総院長の手駒として育てられた。そうだろ?」
友メイド「…それが何か?」
男友「俺も一応建設会社の社長だからな?まあお前の場合は俺を虜にして骨抜きにする感じだったんだろうが…それはいい」
友メイド「…何が言いたいのですか?」
男友「止めようぜ、こんなの。もう総院長の地位が失脚するのは間違いないんだ。命令に従う必要ないだろう?」
友メイド「…」
男友「呪縛から逃れてさ、俺の家のメイドとして働いてよ。それじゃダメなのかよ?」
友メイド「…ッ」
男・・・
まぁ続けてくれ
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:07:21.01 ID:GFdapVwg0
男友「君が幼い頃からあの地獄のような施設で育ったことの辛さは俺には分からない。でもさ、もういいじゃないか。止めようぜ」
友メイド「し、しかし…!」
男友「だからさ、もう止めよう!」 ギュウ…
友メイド「うえあッ!?//////////」
男友「俺がさ、今まで以上に君を幸せにしてあげるからさ。だからもう、あの呪縛からは、解放されようよ。ね?」
友メイド「…い、いいんですかッ」
男友「ダメなわけねーだろ…」
友メイド「う、うあああああああああッ……」 ガシャアア…
―――――
―――
―
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:09:18.63 ID:GFdapVwg0
−同時刻 施設−
ガシャアアアアアッ!!
男「ハア…ハア…」
新メイド「フウ…フウ…」
男「しかしお前…マジで強すぎるだろ?」
新メイド「そういうアナタも、前回逃げ出した人間とは思えないくらい俊敏ねえ?」
男「なあ、この辺でもう止めにしないか?」
新メイド「………」
男「いいだろ…?もうお前が頑張る理由がどこにあるっていうんだ?」
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:12:04.97 ID:GFdapVwg0
新メイド「理由は…ない。でも…でも!」
男「でももクソもねえよ。あんなカスみたいな人間にこびへつらう理由なんてない。
もう止めよう。これ以上戦っても何の意味もないぜ?」
新メイド「…し、しかし…!」
メイド「お姉ちゃん、もういいよ!」
新メイド「い、妹…」
メイド「私たち、ずっとしんどかった。でもこのご主人様に出会えてホントに嬉しかった。楽しかった!
この施設の外はまだまだ…希望に溢れてるんだよ!」
新メイド「………」
男「…お前、有能だろ?ウチで働けよ。まずは全壊した屋敷の修理からだけどな」
しえしえ
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:14:16.74 ID:GFdapVwg0
新メイド「…そ、そんなの…いいの?」
男「悪かったら言わねえよ。もう耐える必要はないんだ」
メイド「ね、そうしよう!?お姉ちゃん!」
新メイド「………」
男「…よし終わり!これでもう血なまぐさいことは終わりだ!」
メイド「うん、うん!」
新メイド「…う」 ボソッ
男「なに?」
新メイド「…ありがとう」
男「何言ってんだ、そんなお礼はいらな―――」
総院長「―――つけあがるなよクズ共がッ!どいつもこいつもクズは死ねぇぇぇぇぇええええッ!!」
ズダムッ!!
総院長キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:16:18.25 ID:8v9dmeoTO
一瞬だけ男が上条さんに見えた…
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:17:38.18 ID:GFdapVwg0
新メイド「あぐあッ!?」 ボタタタッ!!
総院長「ひゃははははははははははッ!!どいつもこいつも育てた恩を忘れたクズ共めが!
片っ端から死ねばいいんだよ、ぎゃはははははははッ!!」
男「お、おいッ!?」
―――拳銃ッ!?
新メイド「ハア…ハア…ぐあ…」 ボタボタボタッ…
メイド「お姉ちゃんッ!?」
新メイド「大丈夫…腕、かすっただけ…」
総院長「無様だな!?クズらしくてお似合いだ!!そのまま3人とも葬ってやろう?ひゃははははははははははッ!?」
男「…完全イカれてんな?」
―――どうする!?でも、このままじゃ…。ちくしょうがッ!!
総院長「ひゃはッ!?ぎゃははははははははははははははははッ!!」
?「てやああああああああああああああああああッ!!」
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:17:44.76 ID:OX22Pekb0
おれなんてなぜか最初っから上条さんだったぜ!
なんでだろうな!
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:19:09.04 ID:opNL4DsE0
てつを「絶対に許さん!!」
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:21:11.10 ID:GFdapVwg0
総院長「なにッ!?うおっぷ!?」
ダムッ!! ボムムッ!!
少年「そいつをやっつけろー!みんなボールを投げまくれー!」
少女「やあ!やああ!!お姉ちゃんたちいじめるなー!」
ダムッ!! ダムッ!!
メイド「み、みんな…!」
総院長「こんのガキ共がああああああああああ―――うむッ!?」
男「―――残念、気を取られすぎたな?これで終わりだゲス野郎」 ズムッ!!
総院長「おぐあッ!?」
男「あああああああああああッ!!」 ガッ!! ドカッ!!
総院長「ぐげあッ…おぐ…かはぁッ………う………く……」 フラッ… ドサッ…
男「ふう………終わった…」
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:23:54.65 ID:GFdapVwg0
メイド「か、勝ったんですか?」
男「ああ。子どもたちのおかげで隙ができたからな」
少年少女「やったぁあああああああ!!」
男「ありがとう」
メイド「みんなありがとーーー!!」
新メイド「…っ!」
男「さて、あとは―――」
犬「キャウン!!」 タタタタタタッ!!
男「お、ポチ!今回は大活躍だったな?」
犬「ワフッ!!(ここのイカれ職員共、全員もれなく園庭でノシてきやしたぜ?)」
男「人間複数相手に完全試合とは…さすがはジパングの伝説と呼ばれるだけあるな?」
犬「ワフフフフッ!!(ふはははははは!俺、最高!俺、強い!!)」
男「さて、男友さえあとは生き残っていれば…」
しえんぬ
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:28:01.06 ID:oAma7y0TO
支援
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:29:50.91 ID:L6BFA6JPO
くらいまっくすしえん
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:34:57.30 ID:KLHTEj1R0
やっと追い付いた支援
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:35:07.00 ID:lREAKLa30
猿っぽいのでしえん
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:35:58.32 ID:ZqtXTlv60
しえん
741 :
何回猿は来るのか…:2010/01/09(土) 23:36:12.63 ID:GFdapVwg0
ピ…ピ…ピ…
男「あ、もしもし?男友、そっちはどうだ?」
男友『おう男か!?そうやって電話かけてくるってことは勝ったみたいだな?俺もだぜ。ま、俺の魅力が勝利を呼び込んだってとこか?』
男「言っている内容がキモすぎるが、とりあえずよかったな」
男友『おう…うおおお!?ちょ、ちょっと!?』
友メイド『ご主人様ぁ♪大好きです!私を…私をこのままめちゃくちゃに…!あん、ちょっとぉ―――』
ブチッ ツーツーツー…
メイド「ど、どうしたんですかぁ?」
男「イラついたから切ってやった」
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:38:12.84 ID:GFdapVwg0
男「さて、と…帰るか」
メイド「ですね…」
新メイド「あ、でも…家…」
男「そういや、今、全壊なんだっけ?」
新メイド「ご、ごめん…//////」
男「まあいいや。今日はここでいいんじゃないか?」
少年少女「えっ!?お姉ちゃんたちが久しぶりに泊まってくれるの!?」
男「おう!そうだぜ」
少年少女「やったぁ♪」
メイド「…久しぶりだな。こんな温かい気持ち」
おい、男友...
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:41:13.33 ID:GFdapVwg0
メイド「お姉ちゃん、そう思わない?」
新メイド「うん…ずっと忘れてた気がする」
男「…さて、じゃあ気分のいい今のうちに契約を結んでおくか」
メイド「あ…」
男「おほん、君たち姉妹を俺の家のメイドに改めて任用する。期間は無期限。給与は出来高制で昇給あり。
衣食住は完全保障。何か質問は?」
メイド「ありませんっ!」
新メイド「…ない」
男「じゃあ採用決定!」
メイド「は、はい!」
新メイド「…はいっ」
―――――
―――
―
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:43:46.34 ID:GFdapVwg0
−エピローグ 1ヵ月後−
男「…コーヒーが飲みたいと言ってたんだけど」
メイド妹「ひぐあッ!?ああ、ああああ…ご、ごめんなさーいッ!?」
男「…いや、別にいいんだけど。てゆーかさ、お前の緊張はもしかして元々なのか?」
メイド妹「あ、うえ…えっと…そのっ…」 ガクガク
メイド姉「ちょっとまた間違えたの?そーそー、妹の緊張しぃは元から」
男「まあ薬は飲まなくなったからいいけど」
メイド姉「まあね」
男「そういう貴様は雇い主に対して普通にタメ口かよ?」
メイド姉「当たり前でしょう?何で私がアンタに『ご主人様ぁん♪』なんて言わなきゃいけないのよ」
男「そういう立場だろうが!だいたい初対面の時の清楚さはどうした!?」
メイド姉「ああ、あれ演技」
男「いともアッサリ切り捨てやがったですよこの女!?」
しえ
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:46:26.48 ID:GFdapVwg0
男「あ、そうそう。あの病院、解体だってよ」
メイド姉「まあ、当然のことよね」
男「総院長は数え切れないくらいの起訴状が出てるらしいぜ?その他虐待に関わっていたやつらも全員終わりだな」
メイド姉「てゆーか裁判ナシで全員島流しでいいわ」
男「…でもこれでやっと終わったって感じだな」
メイド姉「うん……ねぇ」
男「…ん?」
メイド姉「…あ、ありがと/////」 ボソッ
男「…はいよ」
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:48:23.64 ID:GFdapVwg0
メイド妹「あ!ご、ご主人様ぁ!そろそろ『あっちのお仕事』が…」
男「お!もうそんな時間か。やべ、俺も親父のお見舞いに行かないと」
メイド姉「ポチ連れて行きなさいよ、妹。子どもたち、みんなポチ大好きなんだから」
メイド妹「うん!あ、ポチちょうど来たぁ♪」
犬「ワフォフォフォンッ!(都合よくやってくるのがご都合主義ですぜ?)」
男「…施設は順調か?」
メイド妹「はい!ご主人様が施設を買い取って、あの子たちの居場所を確保してくれたの、みんな本当に喜んでます♪」
メイド姉「…でも、新しい施設長が妹って、ちょっと不安だったけどね」
男「いいじゃないか。うまくいってるんだろ?ただし、メイド業は向こう何年、ただ働きだぜ?」
メイド妹「衣食住つきなので何の問題もありませんっ!」
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:49:30.98 ID:GFdapVwg0
男「ま、とにもかくにもこれで大団円だな」
メイド妹「ですねー」
メイド姉「まあね」
男「さて、さあさあキリキリ働けよっ!」
メイド妹「…はいっ!」
メイド姉「はいはいっと」
Fin
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:50:01.78 ID:DC2+9hbL0
新ジャンルじゃないよね
何でも新ジャンルって付ければいいわけじゃないよね
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:50:57.17 ID:ZqtXTlv60
おもしろければ何でもいいんだよ
754 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/09(土) 23:50:58.14 ID:GFdapVwg0
ここまで糞ssにお付き合いいただき本当にありがとう。
火曜日からひたすら続いたssだが、ショボい展開のわりに都合2万8千字、日数5日という凄まじい長さになってしまった。
本当に色々と申し訳ない。支援と保守を続けてくれた人たちには感謝と謝罪の念を禁じえない。
とりあえずストーリー自体は、何でもアリながらもハッピーエンドを目指した。
あと少しは読み手が楽しんでくれる要素も混ぜようとしたけど、うまくいったかどうかは…うーん。
やや端折りすぎなところもあるけれど、何とか脳内補完で頼む。
とりあえず今日はこれにて一旦終了。もし明日も残っていたら、最初の頃にやっていたスレタイ通りのやつを書けたらと思っている。
でも、正直ここまで伸びてここまで長寿になるとは思わなかった。本当にありがとう。
じゃあな、おやすみ(´・ω・`)ノシ
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:52:04.43 ID:xIwKyGtS0
乙
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:52:09.12 ID:PreyLDHs0
いちおつ!
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:52:34.47 ID:QGBPzmQF0
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:52:50.15 ID:l/XCIixM0
こりゃすげえ
乙でした
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:52:51.31 ID:KLHTEj1R0
乙!
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:53:01.88 ID:8bR+57+Y0
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:54:00.03 ID:I8RmQFTY0
名残惜しいな・・・
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:55:03.71 ID:L6BFA6JPO
ひたすら保守してた甲斐があった
ありがとう
>>1 面白かった
乙
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/09(土) 23:56:37.15 ID:8v9dmeoTO
怒涛のラストだったな
面白かった!
初期の流れ復活に期待しつつ乙!
1乙
ジパングの伝説パネェ
乙!
明日も楽しみにしてます
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:00:45.92 ID:K1zCmXo20
乙!!
凄く楽しませてもらいました!!!!!
768 :
乙としか言いようがない:2010/01/10(日) 00:00:48.58 ID:eu5Ra9Ik0
今までご愛読ありがとうございました
>>1先生の次回作「ダメメイド列伝」をお楽しみに!
保守の人々の大切さを改めて実感
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:02:52.80 ID:h4Rf4kGC0
いち乙
明日まで俺が保守するぜ
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:06:10.97 ID:th3YJRPk0
犬かわえかった
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:09:11.09 ID:JHmnEzbf0
いいものが読めたー
乙でした
乙
何がすごいってポチがすごい
もうすぐ 800にとどくけど
>>1の再来までもつかな?
他スレにのってたやつだけど、保守の目安貼っとくわ
00:00 ~ 02:00 20分以内
02:00 ~ 04:00 40分以内
04:00 ~ 09:00 80分以内
09:00 ~ 17:00 40分以内
17:00 ~ 19:00 20分以内
19:00 ~ 00:00 15分以内
その目安、間隔短すぎじゃね?
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:25:19.81 ID:xz3Ws8o8P
いちおっつん
何故か読後の疲労感が激しい
>>774 言われてみるとそうだなぁ
この数日間も一時間くらいあいててもちゃんと続いたし
やっと追いついた
1乙!
保守してくれてた人もありがとう!
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 00:39:28.48 ID:4Fx2GMwa0
乙。
とりあえずポチはもらっていきますね
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:05:45.09 ID:TjHpJAAQ0
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:12:24.84 ID:LSKLBhpMO
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:23:22.32 ID:ysWLIuUp0
ダメイド列伝wktk
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:30:51.03 ID:MX3vP0ty0
追いついたのに終わってたw
1乙
乙
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:41:17.75 ID:TjHpJAAQ0
>>783wすまんw
でもこっちの方がかわいいからおk。保存した。
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:50:31.19 ID:MX3vP0ty0
>>786 こちらこそごめん まじごめん
ネタかぶるとかないわー
次からは書き込む前にちゃんとF5押して確認しよ……
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 01:52:47.03 ID:xz3Ws8o8P
面白かった 乙ー
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 02:27:12.44 ID:MNVE7LOv0
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 02:28:33.27 ID:Rh8Zzh+s0
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 02:30:01.01 ID:MX3vP0ty0
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 02:32:00.20 ID:MNVE7LOv0
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 03:11:41.15 ID:h4Rf4kGC0
ほ
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 03:16:25.82 ID:MNVE7LOv0
し
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 03:35:32.76 ID:Y/xNR/hY0
ゅ
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 04:01:11.97 ID:CUCw6ni30
moetukita
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 04:09:42.57 ID:Y/xNR/hY0
metukinai
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 04:43:08.13 ID:E82VF2EQO
保守寝る
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 04:49:37.84 ID:Y/xNR/hY0
まだだまだ終わらんよ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 05:40:34.54 ID:JHmnEzbf0
保守っと
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 06:14:26.05 ID:h4Rf4kGC0
寝ようかな
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 07:04:26.29 ID:h4Rf4kGC0
ほっほっ
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 07:50:31.33 ID:FaapoJYR0
ほしゅ
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 08:40:44.58 ID:SL+i8XGf0
ぽしゅ
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 09:35:11.49 ID:uSsuhIld0
ほ
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 10:30:10.66 ID:utQbja6SO
ふぉ
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 12:20:38.23 ID:E82VF2EQO
起きた保守
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 12:55:20.85 ID:hxeKRTjI0
ほ
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 12:59:40.43 ID:8ND52jsF0
今北産業
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 13:41:41.37 ID:VBbVgZmS0
保守してもいいせすか
___
./ \
.| ^ ^ |
| .>ノ(、_, )ヽ、.| <保守♪
__! ! -=ニ=- ノ!__
,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ`ニニ´/i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、 ̄ ̄,,..ィ'"´i ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
r''ヽ. ,.ィ'''i" J ,,.ィ'"~ `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
/ ,,.イ')'" 人 ,,l、 ノt ) `ヽヽ
/ / / `ゝ、 人 ,,イ jt、 ヽ i
f , ノ /、 `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''" ノ ヽ、 ヽ t、、
)' f ノ ヽ、 r 、 f" `i´ ̄` Y `ヽ / ゝ-,ヲ''' )
. ( ,.ィ''ーr"~ ヽj ミi ! j' | / ,r" ft
ノ、,ノ ヽ, `i 、〉、.__,人,___,..イ、,i" j'' ( ,ノ j
( t、 l i ヽf Y ,j,. ,/ ) ,.イ´ ノ
fヽ ヽ、 l l ヽ、 .| ノ ,. / ,.イ '"ノ ノ
t i l、. t l 、j`ー‐‐'`ー="レ' j' // / ,/
ヽ、 i、 i l ヽ -ニ- ノ l /,,,,ノ ,ィ/
ヽ、`i `i、 l `i / ,l /-,=、ヽv
′ ヽ ヽ、 'i, 人 ヽ / ノヽ ノ''"Y,..ト-、
`i、,,..=,i、 / ヽ、 /=ィ''i'i''j" .`=(i-/、
ヽ ,f`i-、 / ヽ /.`ー=''''"t.___ (,,ノ=、
r-l =f,,ノゝ-''`=''フ i、:' " ゛ ` ,i' :. .l、 `ー=''=t_,i
815 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/10(日) 15:07:42.64 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…まだ残ってるじゃない」
男「正直マジで驚いた。かれこれ1週間だな」
メイド姉「あれね、私の魅力が新ジャンル住人の心を―――」
男「うん、120兆%違うから」
メイド姉「兆ッ!?そこまでいくのカシラっ!?」
男「まあ、アイツの初期の頃のおかげだな」
メイド姉「あの娘、アンタに雇われた初期の頃はそんなにヒドかったの?」
男「すごかったぜ?マジで会話にならなかったからな。
まあ詳しくはssに突入する
>>264までを読んでくれ」
メイド姉「…あちゃー、確かにこれは…まだあるの?」
男「これだけじゃないぜ?何せ3ヶ月もあったからな。
ちょっと思い出してみるか。でも
>>1は書き溜めしてないからペースは遅いぜ?」
メイド姉「何の話?」
男「いや、何でも」
―――――
―――
―
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:09:54.60 ID:Fnp+dHOX0
ktkr
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:10:22.06 ID:ysWLIuUp0
キタ――(゚∀゚)――!!
ダメイドの成長凄いよなぁ・・・
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:15:26.57 ID:E9cQEjC10
メイド「で、できたわ…ハア…フウ…じ、じゃがいもの……ポタージュっ…」 ガクガク
メイド「でも…でも……スープをこぼさずに運ぶなんてぇ…かふっ…わらしには…むりれすぅ…」
〜 〜 〜
ガチャッ
男「遅かったな?スープ取りに行ったきりかれこれ30分―――」
メイド「はっ…ふっ…あ、あああああ…」 ブルブル… カタカタ…
男「…いや、それはいくら何でも慎重に運びすぎだろ」
メイド「だめだめだめだめだめだめこぼれるこぼれるこぼれるこぼれるゆっくりゆっくりゆっくりおち、おち、おちつい…落ち着いて」 ブツブツ…
男「ブツブツ言いながら1歩踏み出すのにどれほど時間かかっているんだよ…」
メイド「ヒイ…ハフウ…か、かはッ!?き、き、き、緊張しすぎ…喉…ぐげふッ!?…ち、窒息…かッ…あぁ…―――」 ガクガク
男「スープ運ぶだけで死の予感ーーーーーーーーッ!?顔がみるみる青ざめていくですけどぉおおおおお!?」
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:16:21.33 ID:Fnp+dHOX0
懐かしさすら覚える
820 :
>>818続き:2010/01/10(日) 15:21:17.16 ID:E9cQEjC10
メイド「ハア…ヒイ…ひぎあ…め、メイドたる者…ご主人様に…ハア…フウ…『あーん♪』ぐらいしないと…」
男「いらないから!別にそういうのいらないから!!」
メイド「ご、ご主人様ぁ…ああああああ、ドキドキして吐きそうれすぅうう…」 カチャカチャカチャカチャ!!
男「俺のスープ混ぜくりかえしながら何てことを言う!?」
メイド「は、はい…ど、どうぞ…うごごごごっ…ヒュウヒュウ…」 ガクガクブルブル
男「呼吸の音おかしい!おかしいから!!」
メイド「ハア…ハア…は、はい…あ、あー……ん」 ニタァ…
男「視線がラリって定まってないメイドに意味不明な笑顔であーんされて喜ぶやつがこの世にいるのか!?」
メイド「ウプッ…吐きそう!?」 ガタン!
男「もうお前どっか行けえええええええええええ!!」
外に行こうと思ったとたん始まるとは
あぶないところだった
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:32:32.28 ID:E9cQEjC10
メイド「…あ、あれぇ?ご、ご、ご主人様がまだ帰らない…ハア…ハア」
メイド「ひ、ひ、ひ、ひ…7時には帰るって…げほがほッ!?…あ、あうあ…言って…で、出たのに…」 ブルブル
メイド「もももももももももももしかしてどこかで事故にッ!?あああああああどうしたら!?どうしたらいいのぉぉぉおおおおおおッ!?」
メイド「ご主人様が…帰ってこなかったら…あああああああああッ!?」 ガクガク
メイド「ご飯が冷えてしまいますぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううッ!?」 ガタン!!
〜 〜 〜
ガチャッ!
男「ただいまー。すまんすまん遅くなっ―――」
ダダダダダダダダダダダダッ!!!
メイド「ご飯が冷えたぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああごめんらさぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああいいいいいいいいッ!?」 ブワワッ!!
男「帰るなりいきなり号泣しながらどうでもいいこと言ってんのな?」
メイド「ご主人様が死んだらご飯が冷えちゃぅぅぅぅううううううううううううううッ!?」
男「意味分からーーーーーーーーん!!」
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:39:30.91 ID:E9cQEjC10
メイド「そ、そろそろ……ご主人様の…あうう…ご友人の方が…来られる」 ガタガタ
メイド「ひぎあ…わ、わらし…出迎えるとか無理…ッ…う、うぅッ!!」
メイド「なんて…ハア…ヒイ…何ていって出迎えたらいいのよぉおおおおッ!?」
ピンポーン!!
メイド「言ってたら来たぁぁぁぁぁぁあああああああああッ!?」 ビクビクビク!!
〜 〜 〜
男友「…ういーっす!お邪魔しま―――」
メイド「心の準備が出来てないのぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?」 ドタドタドタッ!!
男友「何の話っすかぁぁああああああッ!?」
メイド「ダメぇぇぇええええッ!!まだ来ちゃダメれすからぁあああああッ!!」 ブワワワッ!!
男友「号泣去れながら盛大な来るなコールの理由は何ぃぃぃぃいいいいッ!?」
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:42:33.49 ID:clM+s4Ht0
空白行が無駄な気がする
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:43:18.44 ID:GFYMabH30
sienn
826 :
>>823続き:2010/01/10(日) 15:44:59.75 ID:E9cQEjC10
男「まあ、とりあえず飲むか」
男友「だな。俺ビールで」
男「だとさ。おいメイド、注いでやってくれ」
メイド「ひぎあッ!?」 ビクビクビクンッ!!
男友「お、頼むよメイドさーん♪」
メイド「ハフウ…ホフウ…だ、ダメよ大切なお客様にこぼしたりしたら…こぼしたりしたらぁ…」 ジワッ
男友「俺に注ぐと分かった途端、ワナワナと震えながら涙目になってるんだけど…?」
男「いつものことだ」
メイド「ハッ…フッ…ハッ…」 カチカチカチカチ… ジリッ…
男友「歯をカチカチ言わせながらにじり寄ってくるんだけど、俺ってそんなに嫌われてるのか?」
男「いつものことだ」
メイド「ハアフウヒイフウ…うごぷ…かふッ…あ、あああ…ぐぶぇッ!?」 プルプル…
男友「俺に注ぐ局面で痙攣し始めたんですけどぉ!?痙攣するほど俺に注ぐのが嫌なのかよぉぉぉぉおおおおッ!?」
男「いつものことだ」
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 15:56:38.88 ID:E9cQEjC10
ドンドコドンドコ… アーアー…
男「…俺の寝室から変な音がする」
ガチャッ…
男「お、おい…何をやって―――」
メイド「あああああああ、花瓶の神サマ、花瓶の神サマぁぁぁぁぁあああああああ!!
どうか、どうか本日の掃除においてぇぇぇぇえええええええッ!!
私がぁああああッ!!私がツルッと落とさぬようッ!!
神のご加護を!ご加護をおおおおおおおお!!!」
ドンドコドンドコ…
男「花瓶落とさないように何か密教の儀式してお祈りしてるぅぅぅぅうううううううッ!?」
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 16:03:27.86 ID:E9cQEjC10
メイド「ふふ、ふふふふふ…」 グツグツ…
メイド「あとはこのコショウを振り掛ければ…シチューの完成ね…」
メイド「ハア…フウ…うく、うくくくくくくくくくく…今日の調理は完璧…!
私には近年稀に見る失敗のなさ…ふふふ、ふふふふふふふふふふッ!!」 ニタァ…
メイド「あと…コショウさえ…ハア…フウ…コショウさえ失敗しなければ…!
う、うぅ…でも…コショウは…くしゃみをしやすい魔物の調味料…ッ!!」
メイド「万が一にも緊張でくしゃみをして、すべてを台無しにしないように…しないようにぃぃぃぃいいいいいいッ!!」
ガチャッ…
男「お?今日はシチューか?上手くできているか―――」
プシュコー プシュコー
メイド「…プシュコココココッ!?(ご、ご主人様ッ!?」
男「なんかガスマスクしたメイドがシチュー作ってるぅぅぅぅううううううううッ!?」
829 :
>>828続き:2010/01/10(日) 16:07:59.80 ID:E9cQEjC10
メイド「プシュコー…プシュコー…」
男「…なるほど。ガスマスクをしていると緊張が少し和らぐ、と?」
メイド「プシュコー…プシュコー…」 コクコク…
男「だから日頃からつけて仕事をしたい、と?で、その手先の妙なガントレットは何だ?」
メイド「プシュコー…プシュコー…」 バババババッ!!
男「なに?手先に吸盤がついているとものを落としたりしないから、倉庫にあった中世の鎧のガントレットに吸盤つけた?」
メイド「プシュコー…プシュコー…」 コクコク…
男「………ちょっと10歩歩いてよ」
メイド「プシュコー…プシュコー…」 ガション…ガション…
男「こんなダースベイダーみたいなメイドは嫌だぁぁぁぁぁあああああああッ!!」
男「―――という感じだった」
メイド姉「…それだけ?」
男「………」
メイド姉「投下したレス少ないんだけど?」
男「………う、うぅ」
メイド姉「…
>>1のネタ切れ?」
男「メイドって意外とネタになりそうなモンがないキャラ設定だよな…」 ボソッ
メイド姉「今さらッ!?今さらそれを言うのカシラ!?」
男「…ということでちょっと
>>1は休憩します」
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 16:17:22.13 ID:ysWLIuUp0
休憩いてらー
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 16:26:05.41 ID:9EdMbIW/O
別に姉妹ネタ使ってもいいんだぜ支援
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 16:26:23.72 ID:Fnp+dHOX0
おつおつ
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 16:56:20.49 ID:sakLYiuM0
乙です!
乙!
落ちてなくてよかった
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 17:47:16.93 ID:Fnp+dHOX0
ほ
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 18:13:30.92 ID:dDjZqM00O
し
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 18:43:47.62 ID:h4Rf4kGC0
ゅ
ほ
>>1 乙です。
妹メイドのサバトの儀式あたりは笑った。
姉妹メイドでお願いします。 がんばれ
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 19:50:29.94 ID:E9cQEjC10
男「…zzz」
メイド姉「…
>>1が休憩している間にコイツ完全に寝たし」
メイド姉「施設の仕事までまだ時間あるよね」
メイド姉「妹は…ああそういえばポチの散歩に行ったんだっけ」
メイド姉「せっかくだしやらなきゃいけない家事類全部やっちゃお」
メイド姉「…ふふふ、あんなカス人間の集まりの施設とはいえ、私はあそこで鍛えられたからね。
そんじょそこらのメイドとは実力が違うわよ?>>380-
>>398とか>>477-
>>483を参照!」
メイド姉「さーて、サクサクっとやりますか♪」
ん?
はじまった?
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 19:54:42.46 ID:E9cQEjC10
メイド姉「今日の晩ご飯担当は私かぁ」
メイド姉「何作ろっかなぁ…冷蔵庫には…あ!豚肉ブロックがあるわね」
メイド姉「そういえば紅茶のとってもオイシイのが入っていたから今日は豚の煮物をしましょ♪」
メイド姉「ふふふ、豚肉を和風と洋風のちょうどいい間くらいで煮込んで、隠し味に紅茶の香り。
これ、ネタじゃなくてホントにオイシイんだからね?このスレ読んでる人、真似してもいいのよ?」
メイド姉「そういや男も前、この料理めちゃくちゃオイシイって言ってくれてたし、何より手間かからないしね」
メイド姉「……違うわよ?べ、別に男に喜んでもらいたいとかそんなんじゃないんだからっ!//////」
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 19:58:30.21 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ん♪味付けはこんなものねっ」
メイド姉「さーて、晩ご飯の次は―――」
メイド姉「…あれ?」
男「………」
メイド姉「男…?」
―――さっき思いっきり寝てなかったっけ?
メイド姉「いつの間に起きてきたの?」
男「………」
メイド姉「…あれ?」
―――無視?シカトですかこの野郎。
男「………」 グルリンッ!!
メイド姉「うぎゃふッ!?」
―――顔が180度回転したッ!?
男「…ニヤッ」
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:01:46.05 ID:E9cQEjC10
メイド姉「あ…ああ…ああああ……ッ!?」 ブルブル…
男「………アノサ」
メイド姉「ひいいいッ!?」
―――く、首が…ち、ちょうど真後ろ向いてる…ッ!?う、ウソでしょ!?そ、そんなことあるわけ…。
男「………紅茶、淹レテクレナイカナ?」
メイド姉「こ、紅茶ッ!?」
男「…急ニネ、紅茶ガ飲ミタクナッタ。紅茶、淹レテクレナイカナ?」
メイド姉「は、は、は、は、はいぃぃぃぃいいいいいいッ!?」 ダダダダダダダダッ!!
―――な、何か知らないけど…怖いんですけどぉぉぉぉおおおおおおおッ!!
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:06:06.45 ID:E9cQEjC10
メイド姉「ハア…フウ…うげふッ…あうう…」 ブルブル
―――何なのよ!?アイツ何よ!?そんな特技あったの!?」
メイド姉「信じない信じない信じない…そんなことあるわけない…」
―――落ち着きなさい。私は最強のメイドよ!?
メイド姉「スウ…ハア…スウ…ハア…」
―――たぶん、見間違い。たぶん、見間違いだから。
メイド姉「そう、見間違いに決ま―――」
男「…ネエ」
メイド姉「はひいいいいいいいッ!?」
―――まだ首が真後ろでこっち見てるんですけどぉぉぉぉぉおおおおおおおおッ!?
男「…紅茶、マダァ?」 ニタリ…
メイド姉「淹れる!淹れるからちょっと待ってくださいぃぃぃぃいいいいいいいッ!!」
―――何よ!?何なのよこの状況はぁぁぁぁぁあああああああああッ!?
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:09:21.85 ID:E9cQEjC10
メイド姉「ヒイ…フウ…」 コポコポコポ…
―――紅茶、出来ちゃった…。
メイド姉「…ゴクリ」
―――紅茶、あの得たいの知れないやつに持っていかなくちゃいけないの…?
メイド姉「あ、はうあ…」 ガクガク
―――やばい。私、今泣きそうなんですけどぉお!?
メイド姉「ゼエ…ゼエ…あう…ひぎあ…」 ブルブル
―――でも、持って行かないと…とりあえずここは穏便に済ませないと…!!
メイド姉「ああああ、もう!!」
―――心臓が…破裂しそうですけどぉぉぉぉぉおおおおおおおッ!?
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:14:17.25 ID:E9cQEjC10
メイド姉「こ、こ、紅茶…お持ちしまし…た」 プルプル…
―――落ち着けぇぇぇえええッ!!手震えないでよ、私の手ぇぇぇぇええええええッ!!??
男「…アア、アリガトウ」
メイド姉「…あ!?」 ビクン!!
男「…ドウシタノ?」
メイド姉「い、いえ!な、な、何でも…ないれす…」 ドクンドクン
―――ちょっとぉ!?こ、コイツ…よく見たら両目とも義眼のように動いてない!?
男「…紅茶、イタダクヨ?」 ベキバキゴリッ!!
メイド姉「は、は、は…は、はい……どう、ぞ…」 ガタガタ
―――首が変な音立てて戻ったッ!?いや、何よコイツ!?絶対こんなの男でもないし、まして人間じゃあ…ないよぉぉぉおおおッ!?
男「…ズズッ」
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:16:55.01 ID:E9cQEjC10
メイド姉「あ、あうう…」 ガクガク
―――ど、どうしよ!?これで私の淹れた紅茶がマズいとか言い出したら…私、殺されちゃう?
メイド姉「ハア…フウ…あう、あうあ…」 ビクビク…
―――あああああああ、意識遠のきそう…。何よ、何なのよコイツっ!?
男「…コノ紅茶」
メイド姉「ひぐあッ!?おおおおおおおおおおおお口に合わなかったデショーーーーカァっ!?」
男「……オイシイネ?」
メイド姉「うげほっ!?ほ、ホントですかぁああああああッ!?」
―――やったぁあああああああハラショオオオオオオオオオオオっ!!!
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:22:43.35 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ハア…ヒイ…で、では私はこれでっ!!」
―――は、早く!とにかく早くこの得体の知れない化物から…に、に、逃げないとッ!!
男「…ネエ」
メイド姉「はひあッ!?」 ビクビクビクッ!!
男「……最近サ、肩ガ凝ッテイテネ」
メイド姉「え…う…あぐ…ッ!?」
―――ま、まさか…う、ウソでしょぉぉぉぉおおおおッ!?
男「ニタリ…肩ヲ揉ンデクレナイカ?」
メイド姉「は、ははは…あはは…」 ブルブル
―――い、いやぁ…こ、怖いよぉ…!!
男「………ダメ?」 ベキバキキゴリンッ!!
メイド姉「はぎあッ!?」
―――首が今度は立体的に360度回転したんですけどぉぉぉおおおおおおおッ!?
メイド姉「ややややややややややりますやらせていただきますご主人様ぁぁぁぁあああああああッ!!!」
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:28:10.24 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ハア…ヒイ…あ、あうあ…」 ビクビク…
―――こ、この得体の知れない化物に触れってこと…?触った瞬間食べられないよね…?
男「ハハハ…ドウシタンダイ?別ニ食ベヨウッテワケジャナインダカラ…」 ニヤニヤ
メイド姉「あ!?あうう…」 ガクガクブルブル
―――こ、こ、心…読めるの……?
男「サ、肩ヲ揉ンデヨ…ネ?ホラ、早ク…肩、凝ッテルンダ…」
メイド姉「…は、はい……」
―――か、覚悟…決めるしか……落ち着いて…だ、大丈夫…私…落ち着いて…。
メイド姉「―――ッ!!」 サワッ… ネチョオオオオオッ
メイド姉「うえあッ!?」
―――いやぁぁぁぁああああああッ!?な、なんかコイツの体、ネチョネチョしてるんですけどぉぉぉぉおおおおおおおッ!!!???
男「ジャ、ヨロシクネ?」 ニタニタ…
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:30:47.24 ID:MX3vP0ty0
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:33:36.51 ID:E9cQEjC10
グジュ…グジュジュ…
メイド姉「あ…かはッ…う、うええ…」 ガタガタ…
―――い、生きた…心地…しな…い……あうあ…。
男「イイネ、トッテモ気持チイイヨ?」
メイド姉「あ、ありが…と……ヒイ…ハア…ございま……す…」
グジュ…グジュジュ…
男「フフフ…フフフフフフフ……」
―――い、いくら私でも…化物相手にメイド、なんて…そんなの……いやあ…!!
グジュ…グジュジュ…
男「…フム、アリガトウ。オ陰デスッキリシタヨ」
メイド姉「あ、ああ……は…は、い……」 フラッ…
―――ダメ…意識飛びそう……しっかり…しっかり気を持たないと…。
メイド姉「…ひきあッ!?」
―――コイツに触ってた手、何か緑色のグチャグチャしたのが付いてるんですけどぉぉおおおおおおおおおおッ!?
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:40:23.21 ID:E9cQEjC10
メイド姉「ハア…フウ……」
―――そろそろ緊張の限界…い、一刻も早く…この状況から解放されたい…。
男「ウン…紅茶モ美味イシ、肩揉ミモ気持チイイシ…言ウコトナイネ?」
メイド姉「…そ、それはありが…とう…ハフウ…ホフウ…ございま…す…」 ガタガタ
男「…ジャア、僕ハ昼寝デモシテクルヨ…起コサナイデクレヨ?」 ニタリ
メイド姉「は、は、はいいいいい!?」
―――てゆーか本物はずっと昼寝してるしいいいいいいいいいいッ!?
男「ジャアネ、オヤスミ」
ガチャ…ギィ…バタム
メイド姉「…ッ!?」
―――さ、去ったッ!?去ったのね!?
メイド姉「はああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…」 フラリ…ガクンッ!!
メイド姉「あ…」
―――意識が…遠のいていく…。
パタリコ…
おお
龍馬伝終わって帰ってきたら
こんなに投下されてるとはww
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:44:02.97 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ん?」
男「…お?気がついたか?」
メイド姉「いやあああああああああああああああああッ!?近寄らないでぇぇぇええええええッ!?」 ズダダダ!!
男「痛えッ!?な、何だよ急に!?」
メイド姉「ハッ…ハッ…あ、あれ…?え、えっと…?」
男「あれ、じゃねえよ。俺が昼寝から目が覚めたら、お前がリビングでぶっ倒れてたから起こしてやっただけだよ」
メイド姉「あ…あっそう…」
―――コイツは…本物の男…よね?
男「貧血か?お前が倒れるとは珍しいな?疲れてるのか?休んでいいぞ」
メイド姉「あ…いや…その…」
―――何だったの?さっきのは…夢…いや…でもあまりにも生々しかったような…。
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:47:04.73 ID:LSKLBhpMO
まさかの新章突入キター!?
しえ
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 20:55:19.98 ID:9RiJBrE7O
一週間も残ってるとは
860 :
最後の最後で猿とは…:2010/01/10(日) 21:09:02.23 ID:E9cQEjC10
メイド姉「………ふう」
―――結局さっきのは何だったのかな?
ガチャッ!
メイド妹「ただいま帰りましたご主人様ぁ♪」
男「おう!散歩ありがとな!」
メイド妹「えへへへっ、ポチ…元気すぎて疲れちゃいました」
男「…ところでさ、お前また緊張しすぎてサバトの儀式しただろ!?
上の部屋に道具出しっぱなしだったぞ!?片付けてくれよ!」
メイド妹「あ!ご、ごめんなさい…!す、すぐに片付けますからッ!!」
男「ったく、そのサバトの癖、早く直せよ…意味不明だし。
いつかそのうちホントに悪魔かなんか召還したらどうすんだよ…」
メイド妹「だ、大丈夫ですよぉ…ただの真似事ですからぁ」
メイド姉「………」
―――結局、夢だった…のよね。うん、きっとそう。そうに違いないわ。
メイド姉「…忘れよ」
―――完璧な私がうろたえるなんて、夢。そう、夢に決まってるわ…ね、そうでしょ?
861 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/10(日) 21:10:52.44 ID:E9cQEjC10
ということで完全無欠な姉さんメイドが極度に緊張する短いssでした
即興のなのでひねりも何もありゃしまへん
強気な娘がうろたえるのっていいよね
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 21:12:30.81 ID:Fnp+dHOX0
乙
血は争えまい
追いついた
>>1 乙です
しかし豚肉を紅茶でってのは初耳だ
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 21:14:13.85 ID:vDzm8EKI0
乙!おびえる姉カワユス
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 21:18:30.66 ID:PKPa9gBk0
乙でした
姉さんかわええ
紅茶煮か・・・覚えてたら試してみる
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 21:45:56.40 ID:gVA0N6zl0
長い事やってるねーこのスレも
三が日からやってたのか ロングランだな
ロングランにもほどがある
これはまとめサイトに載ってもおかしくないレベル
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:01:11.64 ID:E9cQEjC10
男「…じゃあちょっと行ってくるわ」
メイド姉「はいはい、気をつけてねー」
キイ… パタム…
メイド姉「さて、じゃあ残りの仕事でもやっちゃいましょうか」
メイド姉「まずはリビングの掃除―――」
ガチャッ… キイ…
男「ヤア」
メイド姉「………」
キイ… バタム…
メイド姉「………あれ?今出て行かなかったっけ…?」
ガチャック… キイ…
男「ヤア」
キイ… バタム…
メイド姉「………ッ」
メイド姉「ちょっと妹ぉぉぉぉおおおおおおッ!?妹ぉぉぉぉぉおおおおおおおおッ!!??」
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:04:04.86 ID:E9cQEjC10
メイド妹「…どうしたのお姉ちゃん」
メイド姉「ハア…ヒイ…あのっ!!リリリリリリリビングに…ッ…うげあッ…アイツが!?アイツがあぁぁぁあああああッ!?」
メイド妹「お姉ちゃんが焦るなんて珍しいね?どうしたの?」
ガチャッ… キィ…
男「ヤア」
メイド妹「あ、ご主人様ぁ♪」
メイド姉「ええええええええええええええッ!?」
メイド妹「ご主人様がどうかしたの?」
メイド姉「…い、いやだからえっと…」
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:07:53.66 ID:E9cQEjC10
メイド姉「ち、ち、ち、違うのよ!男はさっき仕事に出かけたから―――」
メイド妹「出掛けたって…リビングに座ってるじゃない?」
メイド姉「だからそーじゃなくて!!リビングにいるのは偽者で…あの、だからぁッ!!」
メイド妹「偽者…?どういうこと?」
メイド姉「ソイツは何か得体の知れない化物―――」
メイド妹「ご主人様ぁ、ご主人様は偽者さんですかぁ?」
メイド姉「ええええええッ!?ストレートに尋ねましたよこの娘ッ!?」
男「違ウヨ。僕ハ本物ダヨ」
メイド妹「…本物だって言ってるよ?」
メイド姉「アンタ本物のバカでしょぉぉぉぉぉおおおおおおおおおッ!?」
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:12:17.82 ID:E9cQEjC10
メイド妹「ご主人様ぁ♪お飲み物はいかがですかぁ?」
メイド姉「バ、バカっ!不用意に近づくのは危な―――」
男「ソウダネ、紅茶ガ飲ミタイネ」
メイド妹「はぁーい。ちょっと待っててくださいねー」
メイド姉「行かないでぇぇぇぇええええええッ!?行かないで妹ぉぉぉおおおおおおおおッ!?」 ガシッ!!
メイド妹「ふええッ!?だって、ご主人様紅茶が飲みたいって…」
メイド姉「違うの!根本的に違うの!!あれは男じゃないから!!」
メイド妹「…どう見てもご主人様だけど?」
メイド姉「どう見ても違うでしょうがぁぁぁぁああああああああああッ!!?」
メイド妹「…お姉ちゃん、どうしたの?」
メイド姉「へ?」
メイド妹「疲れてるなら、寝ててもいいよ?無理しないでね」 タタタタッ…
メイド姉「ああ、ちょっとぉおおッ!?」
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:16:31.30 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ハア…ハア」
―――またあの化物が来たんですけどぉぉぉぉおおおおッ!?
メイド姉「…よし。こうなったら、無視しよう。何も気づいていない妹にすべて任せちゃおう、うん!」
メイド姉「じゃあ、気づかれないようにそぉっと…そぉっと…」
男「…ネエ」
メイド姉「うひあッ!?」 ビクビクビクッ!!
男「…ドコヘ行クノ?」 ベキバキボキッ!!
メイド姉「ひきあッ!?あ、あの…え、えっと…だからその…ッ!」
―――また首がおかしな方向に回転しているしぃぃぃいいいいいッ!?
男「…暇ナンダ。コッチデオ話デモシヨウヨ、ネ?イイダロウ?」
メイド姉「……う、うぅ……」 ガクガクブルブル
―――し、したくないです…。
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:24:11.07 ID:E9cQEjC10
メイド姉「…ハア…ヒイ…」 ガクガク…
―――妹ぉぉぉおおッ!!早く…早く紅茶を淹れて戻ってきて!!いいから、味とかいいから!!
男「…マア、ソコニ座リナヨ」
メイド姉「…は、はひ…う、うぅ…」 ドキドキドキドキ
―――心拍数がぁ…心拍数がぁぁああッ!!
男「…トコロデ」
メイド姉「は、はいッ!?」
男「限リアル命、大切ニ生キタイモノダヨネ…」 ウンウン
―――いきなりすっげえパンチ力のある話きたんですけどぉぉおおおおおおおおおおおッ!?
メイド姉「は、はい……そう思います…」 ブルブル
―――や、ヤバイ!今のはどう考えても逆らうと殺す的な感触よね!?やっぱそうよねぇぇええええッ!?
カチャッ… キィ…
メイド妹「…紅茶淹れましたよー」
メイド姉「ぃぃぃぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉぉおおおおおおううううううッ!!!妹きたぁぁぁああああああああ!!
紅茶きたぁぁぁあああああああああああああああああッ!!」 ガタタン!!
メイド妹「…お、お姉ちゃん、何も紅茶ぐらいでそんなに喜ばなくても…」
やはり同じ血が流れているのか
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:29:39.87 ID:E9cQEjC10
メイド妹「はい、ご主人様♪」
男「フフフ、アリガトウ」
メイド姉「………ッ」
―――妹は微塵も疑ってないのね…。
男「デハ、イタダクトシヨウカ」 ズズッ…
メイド妹「お、美味しいですかぁ?」
男「最高ダネ。美味イヨ」 ウジュルッ…
ブジュジュッ!! ズゾゾゾゾゾゾゾゾッ!!
メイド姉「ほんぎゃあああああああああああああああッ!?」
―――なんか口から変な触手みたいなの沢山出てきた!?
メイド姉「妹ぉぉぉぉおおおおおッ!?ちょっと妹ぉぉぉぉぉおおおおおおッ!?」
メイド妹「…えっとお茶菓子この辺だったかな?」 ガサゴソ…
メイド姉「全っっっ然見てないしぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいッ!?」
さるさん
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:37:23.59 ID:E9cQEjC10
男「…イヤア、美味シカッタヨ…コノ紅茶」
メイド妹「いえいえ、お粗末様です♪」
メイド姉「…うぅ」 ガクガクブルブル
メイド妹「お姉ちゃん…全然飲んでないけど?」
メイド姉「あ、ああ…う、うん…ご、ゴメンね…」
―――こんな状況でのん気に紅茶なんか飲めるわけないでしょおおおおおおおッ!?
メイド妹「ねえ、お姉ちゃん…体の調子、悪いんじゃない?」
メイド姉「そ、そんなこと…」
―――いや、これを理由にここから逃げ出すことができたら…!!
メイド姉「あ…う、うん…ちょっと体調悪い…かも」
メイド妹「使用人部屋で休んできたら?
ご主人様、いいですよね?」
メイド姉「…ッ」 チラッ
男「イインジャナイカ?ユックリ休ンデクレバイイヨ?」
―――ウソっ!?いいのっ!?
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:40:02.38 ID:E9cQEjC10
メイド姉「分っかりましたぁぁぁあああああッ!!じゃあちょっくら休んできまぁぁぁぁぁあああああっすッ!!」 ガタタン!!
メイド妹「い、いきなり元気になったね?」
メイド姉「あ、いや…」
メイド妹「うん、でも無理はしないでね。お大事に…」
男「オ大事ニ」
メイド姉「あ、ああ…は、はい…では…」
ガチャッ… キィ バタム…
メイド姉「…はあああああああ」
―――に、逃げ出せた…!!
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:44:04.75 ID:E9cQEjC10
メイド姉「も、もう無理…こんなの耐えられないッ!!」
―――と、とりあえずあの得体の知れない化物は妹が相手をしてくれるわッ!!
メイド姉「わ、私は…あーゆうの無理ッ!!無理だってば!!」
―――妹も無理だろうけど、バカだから気づいてないみたいだし。
メイド姉「ハア…ハア…あううう」 ヨロリ…
―――緊張しすぎて、足元がおぼつかないわ…。
メイド姉「ちょっと…これはホントに寝た方がいいわね…」
―――使用人部屋で…ちょっと横に…。
メイド姉「う、うぅ…」 フラフラ…
しえんぬ
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 22:56:40.43 ID:rmYabQk/0
この元ネタなんだよwww
886 :
もう猿には慣れたぜ:2010/01/10(日) 23:01:53.72 ID:E9cQEjC10
ガチャッ… キィ…
メイド姉「ハア…ヒイ…」
―――もういい。とりあえず何も考えずにベッドへ…。
バサッ!!
メイド姉「…へ?」
メイド妹「ハイ、オ姉チャン。ベッド寝レルヨウニキレイニシトイタヨ?」
メイド姉「え…」
―――ウソ…。だって妹は今、リビングに…。
メイド妹「フフフフフフフフ…ホラ、横ニナッテ?ホラ…ホラ…」 ジリッ…ジリッ…
メイド姉「う、ウソでしょ…そんな…妹がここにいるわけ…。
ベキバキゴリンッ!!
メイド姉「ひぎあッ!?」
―――首がッ!?逆さ向いて折れたッ!?
メイド妹「…グジュ…グジュシジュ…ホラ…早…ク…ヒヒャ…フヒャヒャ…」 ズルッ…ズルル…
メイド姉「いやああああああッ!?」
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:04:08.52 ID:SL+i8XGf0
メイド妹普通に紅茶淹れれてる・・・
成長したんだね
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:06:41.90 ID:E9cQEjC10
メイド姉「た、助け…助けて…!!」
メイド妹「オオ…オオオオオオオ…」 ブジュルッ…!!グジュジュジュジュッ!!
メイド姉「無理ッ!!無理ぃぃぃいいいいいいッ!!!」
メイド妹「サア、オ姉チャンユックリシテヨォォォォオオオオオオオオッ!!??」 ブビチャアアッ!!
メイド姉「ぎゃあああああああああああッ!?」
―――何かもう妹の体が触手だらけのゲル状にぃぃぃぃぃいいいいいいいッ!?
メイド姉「あ……ひぎあッ…」 フラッ…
―――あ、もう…ダメ…意識飛んじゃう…。
ドサッ… パタリコ…
―――――
―――
―
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:08:58.14 ID:vDzm8EKI0
>>887 きっとあの後男との『愛』の力で克服したんだよ
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:09:29.43 ID:E9cQEjC10
メイド姉「……ん?」
メイド妹「あ、お姉ちゃん起きたあぁぁああああああッ!!」
メイド姉「あれ…えっと…?」
男「お前寝すぎ!いったいいつだと思ってるんだ?」
メイド姉「ど、どのくらい寝てた?」
男「丸1日…。ったく、マジで死んだのかと思ったぞ?
メイド姉「い、1日ッ!?うわッ!!ホントだ!!」
メイド妹「お姉ちゃぁぁぁあああんッ!!うわーーーんッ!!」
男「まあ起きてくれたのなら何よりだけどな」
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:12:30.19 ID:E9cQEjC10
メイド姉「………」
―――また、あの夢?
メイド姉「か、勘弁してよ…」
メイド妹「お姉ちゃん、ゆっくりしててね!今日は私が頑張るから」
男「だな。ゆっくりしとけよ…。
それはいいけどお前!まーたサバトやっただろ!?」
メイド妹「ふえええッ!?す、すみませーん!!」
男「もうサバト禁止!!緊張してもサバトはしないこと!!」
メイド妹「は、はーい…」
メイド姉「………」
―――何となく。
メイド姉「こ、これからは謙虚に生きるように努めよう…」
―――私だって、緊張する時ぐらいあるわよ!!
何となく流れが気に入ったのでお姉ちゃんメイドに再び辛い目に遭ってもらいました
メイドするのも大変ですなあ
強気な娘が目の下にクマ作って、髪の毛ボサボサで、涙目で引き攣りながら苦笑する姿ってかわいいよね
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:18:11.64 ID:2ub4Qkdw0
おつ
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:18:14.23 ID:PKPa9gBk0
乙でした
サバト自重www
お姉さん「ちょっくら」ってw
お堅いと思ってたけど、ちょっとはすっぱな面もあったのねw
見直したわ
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:19:58.32 ID:vDzm8EKI0
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/10(日) 23:30:54.37 ID:sakLYiuM0
>>1 乙です。
メイド妹の「ふえええッ!?」
に萌えた。
ふぉ
ーめー
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 00:11:19.25 ID:ODw5edfI0
保守
901 :
◆K18vdOd.SM :2010/01/11(月) 00:30:38.83 ID:IPn2uiTz0
メイド姉「ねえ、いつの間にやらレスが900超えたわよ?」
男「だな。てゆーか実は、このスレ1週間以上生き延びてるんだぜ?」
メイド姉「正直、もののけで死んだと思ったけどね…」
男「実はあの時、マジで1回このスレ、死んだんだぜ?」
メイド姉「ホント?」
男「ああ、
>>1のJaneだと1回dat落ち反応したんだよ。
ところがなぜか数十秒後にまた復活した。
>>597の保守をきっかけにな」
メイド姉「じゃあ
>>597の保守がなければssすら完結しなかったってこと…?」
男「そ。不思議と縁があるもんだな」
メイド姉「へえ…ありがたやありがたや」
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 00:31:06.15 ID:2ZICsTVr0
次スレ
いや、何でもない
メイド姉「…ん?ちょっと待ちなさいよ。
じゃあ金曜のもののけの時、
>>1はJaneに張り付いてたの?」
男「実はね。まあ正確にはもののけショックの時にやっとPCの前に座れたんだけど」
メイド姉「じゃあとっととssの続きを投下してればいいじゃないの!?」
男「そりゃあ無理ってもんだな」
メイド姉「何でよ?」
男「あの時の
>>1には実はssのちゃんとした結末が頭の中になかったからな」
メイド姉「ええええッ!?あれだけ大見得切っといて結末考えてなかったの!?」
男「まあうっすらとはあったんだけど…実はお前が姉設定が後付に近いとか、俺の作戦とか、
最後のバトル展開とか、あの時点ではなーんにもなかった」
メイド姉「おそろしい…何とおそろしいッ!!」
男「ということで、当然書き溜めも0だった。投下できるわけねー!」
メイド姉「わけねー!」
わけねー
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 00:45:06.14 ID:tz16cCIXO
やるなぁ
かさねがさね乙!
男「正直元々決まってたことって、総院長がいらんことしたとか、妹の方が施設出身とかくらいかな。
ぶっちゃけ、ホントにギリギリのところで形になったって感じ」
メイド姉「まあ…いろいろ破綻はしてるけどさぁ」
男「ひそかに
>>1は土曜日は1日中、wordを開いてこのssの展開を考えてただけなんだぜ?
仕事してねえし。仕事してるフリにもなってねえし」
メイド姉「ダメじゃん!
>>1ダメじゃん!!」
男「まあ金曜日は仕事が忙しかったのはホントだし、ちょっと土曜はサボり気味でもいいかな、と」
メイド姉「…はあ、そんなんでよく読み手の皆さんにツッコまれなかったわね?」
男「…俺もそれが不思議だ。実は何箇所かツッコまれるとイタイ箇所がある」
メイド姉「みんな優しいから、気づいて気づかないフリしてくれてるのよ」
男「だなあ…ありがたやありがたや」
男「ということで、実は昨日盛大に皆さんから乙をいただいたけど、裏側はそこまで乙と言われる状況でもなかった」
メイド姉「まあ確かに…」
男「何だか申し訳ないよね、すまねー!」
メイド姉「すまねー!」
男「…そういう舞台裏があったとさ」
メイド姉「あったとさ」
男「………」
メイド姉「…で、深夜のこの暴露対談は何なのよ?」
男「…いやあ、それはだな」
メイド姉「それは?」
男「…何というか、
>>1にはもう微塵もネタがないと」
メイド姉「それは知ってるけど」
男「…やっぱさ、ここまで来たら、保守の嵐で
>>1000いくよりは…と思って」
メイド姉「
>>1000行く気あったんだ…」
はははこやつめ
男「そりゃあ、お前。
>>1000行けそうなら
>>1000行きたいでしょうに」
メイド姉「まあ、新ジャンルで
>>1000行くの珍しいしね」
男「ところがあと100近いレスを埋めるなんぞ、
>>1には無理だ」
メイド姉「ssすらもう無理って感じよね。今回登場キャラ少ないし」
男「それにそろそろ他の書き手も現れないと思うし」
メイド姉「来てくれたらどうぞどうぞ!なんだけど…」
男「…無理っしょー」
メイド姉「…無理っすよねー」
男「………」
メイド姉「………」
男「わははははははッ!」
メイド姉「わははははははッ!」
携ゲキャラ板で994でdat落ちしたスレなら知ってる
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:04:35.55 ID:ZplFn1qa0
男「紅茶頼むわ」
メ「かしこかしこまりましたかしこー」
男「ぶっちゃけた話だな、このお題ではせいぜい100が限界だろうと
>>1は思っていた」
メイド姉「ほほう?」
男「
>>21が言っているが、2時間やり続けて他人のレス4つだぜ?
俺はもう投げた方がいいんじゃないかと思ったよ」
メイド姉「確かに最初の頃の食いつき悪かったよね」
男「新ジャンルなんてもんは最初の食いつきが悪けりゃ保守がつかない。
保守がつかんということはいずれ沈む運命なんだ」
メイド姉「確かに…」
男「だから
>>1は、まず月曜の朝まで残ってたことに心底驚いた」
メイド姉「そりゃあ驚くよね」
男「で、絵師さんやら他の書き手やらがいてくれたおかげで、
>>1はもうちょっと頑張る気になった」
メイド姉「結局勢いは細々だったけど…」
男「残ったんだよなあ…細々と。マジでみんなに感謝、感謝」
メイド姉「ありがたや、ありがたや」
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:10:04.96 ID:IPn2uiTz0
男「つーかさ、今さらながらに『極度に緊張するメイド』って何だよ!?
そんな萌えがあるかっつーの!」
メイド姉「あるかっつーの!」
男「んなもん現実にいたらドン引きっしょー」
メイド姉「ですよねー」
男「でも…!だがしかし…!
>>1はそんなメイドさんがいたら限りなく嬉しい、いやホント」
メイド姉「変態です。ここに変態がいます」
男「そもそもだね、
>>1に言わせればメイドってまだまだ未開拓なんだよ」
メイド姉「ほほう?」
男「ツンデレもヤンデレも通常、学生っしょ?ヤンデレのメイドはおらんのかー!」
メイド姉「おらんのかー!」
男「…まあいても、そんなやつ雇えないけどね」
メイド姉「雇ったらダメっしょー」
男「…そろそろ猿きそうだな?」
メイド姉「う…いやなことを思い出せるわね」
男「あのな、ssやってるときの猿ほど鬱陶しいものはないぞ?」
メイド姉「そりゃごもっともで」
男「1回目はだいたい60レス前後で来ることが多い。
人気が出れば大丈夫なんだろうが、
>>1の実力だと人気薄だからいつも60前後が勝負時だな」
メイド姉「…制限時間もまちまちよね」
男「早いときは10分程度なんだけどなー。長いと30分以上かかることもある」
メイド姉「30分はねー、深夜にきて、明日早朝から起きないといけない時とかホントしんどいよねー」
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:15:03.00 ID:ZicziDP10
ヤンデレメイド良いよな!
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:15:48.57 ID:oSDvcPszP
酔っ払いが支援
男「でだな。猿は1度来ると2回目はもっと早い。下手すると10レスも投下しないうちにくる」
メイド姉「ちなみに
>>1は4レス投下で2回目の猿がきたことあるらしいけど」
男「…あの時はドン引きしたな」
メイド姉「猿、恐るべし」
男「恐るべし」
メイド姉「そういえばルーター1回切ったら猿脱出できるって噂があったけど…」
男「試してみたけど無理でした」
メイド姉「無理でしたか」
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:23:43.76 ID:IPn2uiTz0
男「ところで
>>1はssを書くときはwordで書き溜めをする」
メイド姉「いつもは?」
男「普通に新ジャンルとして投下するときは即興。というか、即興の方が追い詰められて色々出てくるからね」
メイド姉「ほほう。それで?」
男「wordで書き溜めをするときはフォントが8、段数2、余白は上下左右8で書きますよん」
メイド姉「その報告はいらないです」
男「何だとー!」
メイド姉「何だよー!」
男「さて、本編の話へ戻ろうか」
メイド姉「何なりと」
男「お前さ、
>>395あたりで誘ってきたよな?」
メイド姉「うげほッ!?それは言わないでぇぇぇぇぇえええええええッ!!」
男「まあストーリーの展開上、どうしても必要だったので仕方ないわな」
メイド姉「そ、そうそう!私だって…アンタとなんか…////」
男「…まあ、それはいいじゃん、もう////」
メイド姉「はあッ!?いいって何!?どういうことですかッ!?」
男「んだよ!?どういう反応したらお前は満足なんだよッ!!」
メイド姉「…ふんだ!」
男「ったく、まあどっちにしろ
>>1はエロとかできないからそんな展開はありえない」
メイド姉「…ブツブツ」
男「何なんだよ…拗ねるな」
>>1ならきっとエロも次スレで挑戦できる・・・
いやなんでもない
男「…今この状況でリアルタイムで遭遇しても何も面白いことはないぞ、
>>919」
メイド姉「たぶんもう何も出てこないと思うよ?」
男「でもまあ、そうやって言ってもらえるだけありがたい話だよな」
メイド姉「まあねえ。今まで完全無視でdat落ちしたスレなんて数知れず」
男「だな」
メイド姉「だわさ」
男「…だわさとはまたなかなか珍しいな」
メイド姉「だわさだわさ」 フリフリ
男「尻を振るな」
メイド姉「〜♪」 フリフリ
男「ちょっと気に入ってんじゃねえよ」
でも俺はデレデレなメイドさんがいい
>>792の妹の方のほんわかしたというか天然というか
こゆの好きだな
あ
でもメイド姉も好きだよww
もっとフリフリしててww
男「スレの最初から活躍していたサブキャラ、今回は男友とポチだな」
メイド姉「だねー」
男友「呼んだか?」
男「呼んでないよ、じゃ」
男友「ウソつけおらぁぁぁあああああッ!!いまのは呼ぶながれだろうがぁぁぁああああッ!!」
男「うるさいな。てゆーかお前何キャラだよ…」
男友「うッ!?」
メイド姉「そういえばssの中でも男友のキャラが安定しなかったよね」
男「口調とか日によって違うしな」
男友「そ、それは言うなよぉ…」
男「つーか、俺とのキャラの書き分けが難しいんだよな」
メイド姉「新ジャンルではどうしても男性キャラのキャラ作りが被るもんね」
男友「そ、それは俺のせいじゃないだろ!?」
男「いや、お前のせいだな」 キッパリ
メイド姉「アナタのせいね」 キッパリ
男友「
>>1のせいだろおおおおおおおおおおおッ!?」
男「しかも大した活躍してないしな。ポチの方がえらい」
メイド姉「ポチの方が男前だしね」
男友「犬に負けたッ!?ルックスで犬に負けたのかッ!?」
メイド姉「〜♪」 フリフリ
メイド姉「〜♪」 フリフリ
メイド姉「………」
メイド姉「…あー疲れた」
メイド姉「これでいいかしら、
>>924?」
でも何故会話してるのは姉なの?
妹はどこおおおおおおおおおおお????????
ずっと見てただけの俺が支援
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:51:32.75 ID:zia7Z+tC0
し
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:52:31.81 ID:HstTyhIo0
え
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 01:53:51.68 ID:RDn7q/AE0
さるったか
933 :
猿でした:2010/01/11(月) 01:54:38.00 ID:IPn2uiTz0
男「そういや、お前にベタ惚れの友メイドはどこに行ったんだ?」
友メイド「やっほー♪」
男友「おおお友メイドぉぉぉぉおおお!!コイツラがいじめてくるんだけどぉぉぉおおおお!!」
友メイド「ご主人様が悪いですね」 キッパリ
男友「渡る世間は鬼ばかりぃぃぃぃいいいいいいいいッ!?」
メイド姉「…アナタもキャラ、安定しなかったよね」
友メイド「アナタなんか負け犬のくせにオイシイとこどりってどうなのかしら?」
メイド姉「ああッ!?」 ギロリ
男「はいはい、ケンカしないケンカしない」
男「いや、みんなまだマシだよ。ssには小物中の小物が…」
施設長「うぉっほんッ!!」
男友「うわあ…」
姉メイド「来ちゃったよ…」
施設長「お、おいいいッ!?何だこの扱いはッ!?」
友メイド「…しらー」
男「…全身から類稀なる小物臭が…」
施設長「っさい!っさいわ貴様ら!」
メイド姉「小物…」
友メイド「小物…」
男友「小物…」
男「…クズ」
施設長「ああああああああああああああッ!?扱いひでえええええええッ!?」
総院長「…何だね騒々しい」
施設長「そ、総院長ぉぉぉぉおおおおおッ!!コ、コイツらが…コイツらがぁぁああああああッ!?」
総院長「うるさいぞ、小物」
施設長「私は世界に見捨てられたぁぁぁぁあああああああああッ!?」 ダッ!!
総院長「やあやあ君たち。当然カーテンコールは私の独壇場―――」
男友「…チンコ野郎」
メイド姉「…チンコ野郎」
友メイド「…チンコ野郎」
男「…チンコ野郎」
総院長「むがぁぁぁぁぁぁああああああああッ!?何だその適当なコメントはぁぁぁぁぁああああああッ!?」
男「結局さ、お前何がしたかったのか、サッパリ分からない」
総院長「ああッ!?本文を読みたまえ、本文を!」
メイド姉「本文読んでもイマイチ分からないわよね」
友メイド「中途半端」
男友「なんだお前も小物かよ、小物」
メイド姉「小物…」
友メイド「小物…」
男友「小物…」
男「…チンコ野郎」
総院長「そのチンコ野郎は止めろよぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおッ!?」
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:07:29.23 ID:ZplFn1qa0
総院長は素が出てくると一気に若々しくなるww
しえ
犬「ワウワウッ!!(遅くなりやしたぜ!)」
男「おおおおッ!ポチィィィィィイイイイッ!!
メイド姉「活躍ぶりではポチが1番よね」
男友「まったくだな、ポチなしではssが終わらなかった」
友メイド「すごいですねえ」
男「いやあ、ホント、初期にポチが出ててよかったな?
>>1」
犬「ワフッ!!(どうもどうもー!)」
ポチなんかより妹・・・
いやなんでもない
男友「でもさ、ジパングの伝説っての、何だよ?」
男「ああ、あれは
>>1の思いつき。意味なんてない」
犬「ワフフフッ!?(ひ、ひどいっす!?)」
メイド姉「ちなみに爆弾どうやって運んだの?相当な量だったわよ?」
犬「……キューン(そ、それは…ssだから…まあ…ね?)」
友メイド「というか、爆弾運んでたら犬でもさすがにバレるでしょうに…」
男「お前ら…その辺は言うな。言うと
>>1の想像力の底が知れるだろうが…」
男「さ、コホン…それでは主役に出てきていただきましょうか」
姉メイド「ID:vuE3uGpb0もお待ちかね♪」
男「今回のスレの主役、メイド妹の登場でーす!張り切ってどーぞー!」
男友「いええええええいいッ!!」 パチパチ
友メイド「…出てこないですけど?」
男「あれ?おーい、出番出番!」
メイド妹「あ…えっと…その…ひぐあッ!?」 ガクガク…
男「あれま、緊張してるねえ?」
新ジャンルじゃなくてSSスレだよねこれ
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:16:36.59 ID:HstTyhIo0
キター!!
実は誰にも気付かれてないが俺とメイド妹は付き合ってる
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
でも実は隣にメイド妹がいる
メイド妹「…わ、私がこんな…はうあ…こんないい扱いで、…い、いいんでしょうか…?」
男「いいのいいの!てゆーかお前のスレだし」
メイド姉「のわりにssでは登場ほとんどなかったしね」
男友「最後ぐらい盛大にな」
友メイド「そうですそうです」
メイド妹「は、はあ…はうあ…/////ど、ど、ど…どうも…ハア…ハア…あ゛ー緊張するーッ」 ビクビク
男「拍手ーッ!!」
メイド姉「拍手拍手ーッ!!」
男友「いやあ、最初からよくぞここまで頑張ったなあ」
友メイド「お疲れ様です」
犬「バウアウッ!!(いええええええいいッ!!)」
メイド妹「あ、あううううう…/////」
男「この扱いは緊張しぃでなくても緊張するわな」
メイド姉「だよね」
男友「いやいや、でも主役だから」
友メイド「主役ですもの」
メイド妹「あ、あ、あの…うああ…え、えっと…だからその…ああああもう〜ッ」 ジタバタ
メイド姉「でもこれは緊張というより単に照れてるだけじゃない?」
男友「まあ確かに」
男「気にしない気にしない」
メイド妹「えっと…さ、最後に…その私から…お話を…」
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:24:02.02 ID:FV8AKKPO0
しえん
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:26:23.71 ID:2ZICsTVr0
まとめサイトに載るべき
メイド妹「え、えっと…このスレに関わってくれたすべての皆様、あ、あうあ…あ、あの…」
メイド姉「落ち着いて落ち着いて」
メイド妹「本当にありがとうございましたッ!!
支援・保守・絵師さん・投下・見てるだけ…どれ1つ欠けてもここまで伸びなかったと思います」
メイド妹「正直言って、ホントにここまでこれたのは奇跡だと
>>1は思っています。
だ、だから…ええっと…あううう…あ、あ、あ、ありがとう…ございました」
男「だな」
メイド妹「このスレは…もうすぐなくなってしまうけれど…皆さんと過ごしたこの1週間を、絶対に忘れません」
男友「俺も忘れないぜ?」
メイド姉「私もよ?」
メイド妹「そして…きっとまたどこかで会えたらなって思います」
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:28:21.42 ID:HstTyhIo0
思います!
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:29:03.59 ID:7j/1tG0T0
メイド妹「だから…その時まで、しばしのお別れです」
メイド妹「でもきっと…またどこかで会えるから…だって、新ジャンルだもん。
キャラやスレタイは違っても、歴史の積み重ねがそこにはあるから…!」
メイド妹「だからこれはさよならじゃなくて…また会いましょう…そういうことだと思います」
男「んだんだ」
メイド姉「間違いないね」
男友「まったくその通り」
友メイド「ですわね」
犬「キャウンッ!!(そうそう!!)」
メイド妹「…本当に、本当にありがとうございましたぁ!!」
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:32:17.96 ID:2ZICsTVr0
>>1先生、最初から粘着していた者です
ありがとうございました!!
まとめサイトに載ったら俺は色付きで頼む
男「いえええええええいいッ!!」
男友「よーし、ここからはひたすら
>>1000まで埋めだ!」
メイド姉「景気よく埋めましょ♪」
友メイド「皆さんもぜひ埋めにかかってくださいね?」
犬「バウアウッ!!(協力頼むぜい?)」
メイド妹「じゃあ、最後の一仕事!みんなで
>>1000に向かって走りましょーッ!!」
男「では…よーい、スタートッ!!」
ksk
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:35:12.02 ID:7j/1tG0T0
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:36:09.19 ID:HstTyhIo0
いち本当に乙!!
また会いたいぜ!
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:36:30.97 ID:zia7Z+tC0
ksk
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:36:40.25 ID:ZplFn1qa0
乙
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:36:43.43 ID:2ZICsTVr0
生まれて初めて
ネットしてて泣きそうに・・・
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:37:11.88 ID:gTRaIb6z0
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:37:55.83 ID:F55G/xPN0
ずっとROMってた
最後に記念カキコ
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:37:59.25 ID:zia7Z+tC0
まだまだ行くよー
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:38:33.61 ID:HstTyhIo0
ksk
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:39:05.67 ID:zia7Z+tC0
えっほえっほ
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:39:10.28 ID:IkLpFYT70
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:39:14.91 ID:2ZICsTVr0
修学旅行の帰りのバス並みの・・
また会いたいです!!
面白過ぎて果てしなく受験に響いた
罰として妹メイド送ってくれ
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:40:42.61 ID:zia7Z+tC0
まだまだksk
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:41:11.87 ID:KNY77GeW0
ずっと見てきたけど良スレになったな
1000行きそうだし埋め
ksk
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:41:45.67 ID:zgGwIJev0
これから何を楽しみに生きていけばいいんだ・・・
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:41:49.11 ID:zia7Z+tC0
失速すんなよksk
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:41:53.60 ID:2ZICsTVr0
涙で画面が
KSK
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:42:38.13 ID:HstTyhIo0
ksk
もう終わっちゃうのか・・・
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:43:00.81 ID:359GFxMf0
ksk
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:43:07.00 ID:zia7Z+tC0
あと20
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:43:20.51 ID:2ZICsTVr0
夢のようだったな
KSK
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:44:06.96 ID:UYp08gJx0
ksk
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:44:12.81 ID:2ZICsTVr0
絵師さんもありがとう
ksk
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:44:22.47 ID:zia7Z+tC0
しかしいろいろとすごいスレだったな
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:44:23.40 ID:KNY77GeW0
kskksk
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:44:48.33 ID:1IOL3De30
乙!楽しい一週間だったわー
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:45:10.54 ID:2ZICsTVr0
KSK
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:45:17.76 ID:HstTyhIo0
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:45:34.30 ID:txh39Qif0
乙でした
大いに楽しませてもらえたぜー
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:01.28 ID:IkLpFYT70
俺の生きがいがぁぁぁ
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:04.81 ID:KNY77GeW0
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:14.87 ID:2ZICsTVr0
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:24.93 ID:7j/1tG0T0
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:34.50 ID:UYp08gJx0
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:46:42.90 ID:IPn2uiTz0
メイド姉「それでは皆さん」
男友・友メイド「またいつかどこかで」
犬「バウアウ!!(お会いしましょう!!)」
男「シーユー!!」
メイド妹「アゲイーンっ!!」
一同「まったねーーーーーーーーッ!!」
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:47:03.78 ID:gTRaIb6z0
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/11(月) 02:47:18.44 ID:359GFxMf0
1001 :
1001:
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
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こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画
>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
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