【素直系】クール・シュール・ヒート「総合」スレ【年末年始恒例】
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:01:01.68 ID:jCGeIIvuO
いちおつ米
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:01:16.76 ID:aGpjUNlK0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:01:18.67 ID:BkiY8AgK0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:03:50.55 ID:3ByhY+S30
/|\
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|`::i、;;|
|;;(ヽ)|
//゙"ヘヘ
+ 。// | | ヾ、
* + ! !/ / l| イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_ | |/ / .! !
(´∀`.| |/ / +ノ:,! 。 + 。 * 。1-
,- ヽ! f !ノ
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このレスは理解を超えました。
〈_}) | 次レスも…シュールクオリティ!!
/ !+ 。 + + *
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262260744/1-6 ./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:04:10.95 ID:6FL+Jisb0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:07:20.35 ID:BkiY8AgK0
シュ「大晦日だな男」
男「そうだな」
シュ「一年の締めくくり。リレーで言うとアンカー、RPGで言うとエンディング、夕飯で言うとデザート」
男「無駄に的確な表現だ」
シュ「しかしそれはクライマックスではないという事だ」
男「それは俺も思う。ラスボスとの戦いが一番盛り上がるもんな」
シュ「一年のクライマックスとは何だ」
男「時期的にクリスマスなんじゃない?」
シュ「……しかし夏は夏で盛り上がるもんだろう」
男「それを言うなら春も春で色々イベントが」
シュ「一年でもっとも盛り上がる……一年で最も……ハッ」
男「?」
シュ「……た、誕生日?」
男「それだ。クライマックスとは、人それぞれで違ったんだよ!!」
シュ「でも私は自分の誕生日よりお前と二人で紛争地域に物資補給のバイトをしに行った日の方が楽しかったな」
男「目が覚めたらマシンガン持ってる強面の人に囲まれてるときは驚いたよ」
シュ「すまんな」
男「その中の一人がお前だったときが一番驚いたけど」
シュ「……」
男「でも美味しいものは最後まで残しておく派の俺としては最後の最後が一番盛り上がってほしくもある」
シュ「飯、風呂、私という流れだな」
男「まさしくそれ」
シュ「ジャンプ、滞空、墜落という流れだな」
男「今の俺達が丁度滞空か」
シュ「クライマックスはこれからだ」
男「そろそろ重力が勝ち始めあああああああああああああああああああああああああああ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:08:19.10 ID:QjD5p4HWO
クー「なぁ男?」
男「なんだ?」
クー「来年も男といられるから私は幸せだ」
男「あぁ来年もよろしく頼むよクー」
クー「読んでいるみんなも良い年になるといいな」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:08:49.17 ID:BkiY8AgK0
シュ「年を越した瞬間にコンピュータが狂わないか心配だ」カタカタカタ
男「それ昔問題になったけど、結局何も起こらなかったよな。最初に言い出した奴涙目」
シュ「今計算結果が出た」チーン
男「なんの?」
シュ「年を越した瞬間に我が家のPCが暴走し、世界各国の戦術兵器管理システムにハッキングする」
男「そういうのって普通外部からハックされないように独立してるもんなんじゃないの」
シュ「私のPCをなめるなよ、例え外部から遮断されているとしても、現地まで持って行って直接繋ぐ」
男「お前が一番暴走してんじゃねーか! そうはさせんぞ」
シュ「燃える、燃えるな。ここを通りたくば俺を倒してから行けと言ってくれ」
男「ここを通りたくば俺を倒してから行け!」
シュ「ベッドはもう敷いてある! お願いだから俺を倒してくださいと言ってくれ!」
男「お断りします( ゚ω゚ )」
シュ「……」
男「まぁ、実際大丈夫だよ。2009年が2010年になったところでPCどころか他の何も変わらんさ」
シュ「いや……いくつか変わると算出された」
男「kwsk」
シュ「まず、冷蔵庫の納豆の賞味期限が切れる」
男「もう腐ってるのにまた腐るとな?!」
シュ「あと、男の背が0.07mm伸びる」
男「嬉しい!」
シュ「無事に2009年を突破した事により、周回ボーナスとして私の愛情が二割増しになる」
男「二割増すとどうなんの」
シュ「初日の出の出現時間が十秒間増加する特殊イベントの発生条件が一つクリアされる」
男「遠く険しい道のり」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:09:46.28 ID:BkiY8AgK0
男「シュー、初日の出を見に行こうぜ」
シュ「今からNAS○に入るのは流石の私でもぎりぎりだぞ」
男「いや、地上で見るから大丈夫」
シュ「地上(笑)。せめて海上にしよう。山頂でも良い」
男「でも有名所は人で溢れてるだろうから、なるべく人のいないところで」
シュ「このスケベが。人気のないところで私を……埋め立てるつもりなんだろう?」
男「どこの殺人犯だよ。とりあえず近くの山にでも登るか?」
シュ「素直山か……だがあそこも人は多そうだぞ」
男「じゃあどこぞのマンションにでも侵入しちゃう?」
シュ「そうか、高いところなら良く見える」
男「そりゃそうだ。ここだと周りの家が邪魔で良く見え――ちょっと待て」
シュ「なんだ」
男「ご近所さんの家を低くするとか、そういうのは駄目だぞ」
シュ「お前は私を魔王か何かと勘違いしていないか。大丈夫だ、任せろ」
男「……いい初日の出だな」
シュ「ここからの眺めは格別だろう?」
男「まさか俺の家がこうも高くなるとはな」
シュ「五階建てだ。ただ、日照権がどうとかで、今日中にでも取り壊さなければなさない」
男「ですよね……」
シュ「そういう訳で、上下運動出来るように改装した訳だ。スイッチ一つで元に戻る」
男「すげえ!」
シュ「私から離れるなよ。ここが家の中心で、あまり重心がズレると『折れ』るぞ」
男「( ゚д゚ )」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:10:42.97 ID:BkiY8AgK0
男「シュー、初詣の服お前どうすんの」
シュ「普段着と制服と着物と水着とミッティーマウスの着ぐるみ。色々あるぞ」
男「出来れば着物で」
シュ「把握した。色気のある着物で他の参拝客を片っ端からひきつけて、そのまま海へ」
男「洗脳レベルwwwwwwwww」
男「遅いぞシュー」
シュ「すまん、着付けに時間が掛かった」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「に、似合ってるか?」
男「着ぐるみの上から着物って……きつくないか」
シュ「多少」
男「……脱いでこい」
シュ「正月なのにパンツ一丁のねずみと歩くのかお前は」
男「着ぐるみの方を脱いでこい!!」
シュ「この下全裸だぞ」
男「いいんだよ着物なんだから!」
シュ「寒い」
男「じゃあ着物の上に何か羽織れば良いじゃないか」
シュ「それだ!」
男「で、着物の上に着ぐるみ、と」
シュ「あえての直球だ」
初日の出を見に
「本当に行く?」
「もちろんだとも。せっかくだから、行くんじゃないか」
「まぁ、車の中にいれば風邪引かないと思うけどね」
「君は、いやなのかい?」
「僕は、クーが風邪引くのが心配なだけだよ。寒いしね」
「君が温めてくれればいい」
「わかったよ。風邪引いても、僕は面倒見ないからね」
「ふふふっ」
「おかしかった?」
「いや、君のことだからそういいながらもきっと世話を焼くんだろうと思ってね」
「もう、行くよ」
「うん」
風邪を引かないように寄り添う二人。
日が昇るのをゆっくりと待つ。
去りし年の思い出を語りながら。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:17:54.97 ID:4Jwp3HjZ0
今年もここで新年を迎えるとする
15 :
素直クール支援:2009/12/31(木) 21:23:28.53 ID:F/If3XBZ0
君と聴く歌
♪〜
「こうして、コタツに入って年末の歌番組もいいものだね」
「そうだね。のんびり、って感じがいいね」
「もっとも、私にとって君といること自体が最高なんだけどね」
「コタツにのぼせそうなんですけど」
「大丈夫さ。私が介抱してあげるから」
「そのときはお願いします。あっ?クーこの歌知っている?」
「いや、知らない。でも、いい歌だね」
「うん」
流れる歌を聞きながら。
二人は話に花を咲かせる。
互いの気持ちを話し、聴き、新しい年を待つ。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:25:31.58 ID:BkiY8AgK0
シュ「HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
男「御機嫌だなオイ」
シュ「こたつの性能があまりにも良すぎてテンション上がってきた」
男「そうか? 普通のこたつにしか見えんがな」
シュ「まず一つ、普段は出さないが実は溶鉱炉レベルの火力がある」
男「普段っつーか生涯使わないだろ。というより使ってほしくない」
シュ「さらに一つ、ちゃぶ台の中央を開けると電気コンロがあり、このまま鍋が出来る」
男「これは普通に良機能だな」
シュ「さらに一つ、自立起動出来る」
男「あ、しなくて良いです」
シュ「もう一つ、地下室でバナナを育てられる」
男「こたつ関係なくね」
シュ「最後に一つ。二人の愛があればこたつなんていらない」
男「機能じゃなくなった( ゚д゚ )」
シュ「個人的な見解だが、正直どれだけ愛し合っていようとも、こたつは必要だと思う」
男「愛でメシは食えないもんな」
17 :
素直シュール支援:2009/12/31(木) 21:32:33.31 ID:F/If3XBZ0
新しい炊飯器
「おい、これはやばいぞ」
「シュー、炊き立てのご飯を前にやばいってどうしたの? おいしくなかった?」
「ちがう、とてもおいしいんだ。ご飯がもりもりすすんでしまう。このままでは地球温暖化が進んでしまう」
「どういう理屈でそうなるの?」
「私がお米を消化すると米屋が儲かる。そして米農家が大歓喜。これはもう地球温暖化物じゃないか!」
「そんなことじゃ、温暖化はしないと思うけどね。でも、よかったね美味しいご飯が食べれて」
「まったくだ。だから、君が好きだ」
「えっ?」
「じゃなかった。米が好きだ」
「そう」
彼は苦笑い。
ほかほかの白ご飯。
沸き立つ湯気は幸せのしるし。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:35:18.29 ID:BkiY8AgK0
男「シュー、ティッシュ取ってくれ」
シュ「年越し自慰か」
男「珈琲がこぼれたんだよ!!」
シュ「なんなら手伝ってやろうか?」
男「珈琲がこぼれたっつってんだろ!」
シュ「……いや、拭くのを」
男「あ、はい。お願いします、すみません」
男「……悪いな、手伝わせて」
シュ「このアホが。しっかりティッシュで受け止めないからだ」
男「だから珈琲こぼしたっつってんだろうが!!」
シュ「いや、それはさっき聞いた」
男「あ、うん。ごめん……」
19 :
素直ヒート支援:2009/12/31(木) 21:37:20.90 ID:F/If3XBZ0
スタンドバイミー
「さむいぞぉぉぉぉ!」
「寒いならコートを大きく開くな。風入るだろ」
「かっこいいからだぁぁっ!」
「お前の美学はわからん。いいからじっとしろ」
「冷たくあしらうなよ」
「まったく。風邪引いて困るのはお前なんだぞ」
「むっ。あったかいぞ・・・」
「だから、じっとしとけ」
「うん。私はお前が好きだぞ」
「あぁ、俺も好きだから風邪引くな」
「うん」
彼のコートが彼女を包む。
寒空の下に重なる二人。
温かな夜。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:42:51.93 ID:BkiY8AgK0
シュ「男、やってしまったぞ」
男「何を」
シュ「年末ジャンボ」
男「まじで!!!」
シュ「見事に大外れだ」
男「氏ね」
シュ「まぁなんだ、当たったと思って喜べばいいさ」
男「俺が今まで聞いてきた中でもトップ3に入るポジティブさだな」
シュ「なぁに、かえってたいせいがつく」
男「別について欲しくねえ」
シュ「ところでお前は宝くじ買ったのか?」
男「買ってねーよ。あんなのに金使うくらいなら株でも買った方がよっぽど効率良いわ」
シュ「つくづくお前はお前だなぁ」
男「そのやれやれのポーズをやめろ! あと意味分からんぞ」
シュ「……お前、ハンバーグを食べるときにパン→野菜→肉と食う派だろう」
男「一緒に食うよ! 一緒に食うよ! 一緒に食うって!!」
シュ「えっ」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
その頃、巨大彗星が地球に衝突しようとしていなかった。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:44:01.69 ID:BkiY8AgK0
ハンバーグじゃねえハンバーガーだよksg
風が強すぎて看板が飛んでら
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:44:52.92 ID:QjD5p4HWO
〜1月1日0時 自宅〜
毎年毎年一人で初詣に行って何が楽しいかわからんが習慣だから仕方ないと思いつつ出かける支度をする俺がいた。
外は雪がちらつき道路にうっすら積もっていた。
男「寒い……だが着いたら甘酒と御神酒が待ってる」
〜0時半 神社〜
男「近場だから人が少ないなやっぱり」
男「あれは…みっ巫女さんか?!」
男「甘酒配ってるッ……今年は幸せになれそうだ(テカテカ」
巫女「そこの君あまりじろじろ見ないで欲しいのだが?」
男「?!」
男「すみません素敵だったからつい……」
巫女「君はなかなか素直に物事を言うのだな?」
男「よくいわれます」
神主「クーちゃんどこー?ちょっと手伝って!!」
巫女「わかりましたすぐ行きます!」
巫女「君、私はクーという覚えておいてくれると嬉しい」
男「あ、俺の名前はおとk……行ってしまったorz」
俺は甘酒のことはすっかり忘れてフラグとはこのことかもしれないと考えていた……
23 :
三姉妹支援:2009/12/31(木) 21:49:32.43 ID:F/If3XBZ0
君とそばに
「お兄ちゃん蕎麦ができるぞぉぉぉぉ!」
「蕎麦は邪道。ここはビーフンで」
「シュー、ちゃんとご飯も準備しているからそういうのはやめてくれ。じゃあ、食べようか」
「「「「いただきます」」」」
温かな蕎麦。
温かな雰囲気。
ゆっくり、時は変わっていく。
穂守
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:58:07.86 ID:BkiY8AgK0
>>24 ( ゚д゚ )
男「シュー、お前尻尾生えてるぞ」
シュ「?」
男「いや、お尻の辺り」
シュ「ああ、これか。そのうち縮むから気にするな」
男「……」
シュ「なんだ、消えると言ってるだろ。人の尻を凝視するんじゃない」
男「いや、ぴょこぴょこ動いてるのが気になって……」
シュ「そんなに気になるなら触ってみるか?」
男「うん」
ブチッ
シュ「ほらよ」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「このまんじゅううまいな」
男「……」
シュ「……」
男「……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 21:58:24.32 ID:QjD5p4HWO
〜1時半 自宅〜
男「いやーなんかA HAPPY NEW YEAR!って感じだ!!」
男「年越し緑のタヌキうまいなぁwww」
男「たしかクーさんだったよなぁ巫女服素晴らしかったなぁ」
男「黒髪ロングとかまさに巫女さん!!感動した!」
男「明日また行くかなぁ……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:04:33.07 ID:BkiY8AgK0
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……あふりかぞう」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:14:21.60 ID:QjD5p4HWO
〜5時半〜
神社は少し高台にあり隠れた日の出観賞スポットだった。
雪はやんだが一晩中降っていたらしく振り返ると足跡が残っていた。
毎年初日の出を見ようと思いつつも寝正月が続いていたが今年は目覚まし時計が新品になっただけはあった。
ちなみに俺は寒いのが苦手だ
だからマフラーは二本巻く
別に渡そうとか考えてないから
俺「そろそろ日の出だから急がないと」
神社には隠れスポットと知っている物好きがちらほらいた。
俺「あ、さっきの巫女さんいた……」
ちょっとにやけたかもしれない
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:14:54.18 ID:BkiY8AgK0
男「……この蕎麦、絶品である」
シュ「ありがたき幸せ、お褒めにあずかり光栄でございます」
男「特に麺が良い。つゆがシンプルなだけに麺の良さがにじみでる」
シュ「ありがとうございます」
男「ところで、一杯あたりいくらくらいになるんだ?」
シュ「23万円にございます」
男「……」
シュ「かなりコストを抑えました」
男「……」
シュ「……」
男「……何を使ったらそうなるんだ」
シュ「おわんに金箔を張らせていただきました」
男「……いらないんじゃないの」
シュ「いえ、必要でした」
男「……あ、そう」
シュ「はい」
男「えっと……でもそれは最初の一杯だけで、次の一杯からは蕎麦のコストだけだよな」
シュ「いえ」
男「え」
シュ「そのおわん、食べられます」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:16:47.06 ID:muIzB9Pj0
シュ「せっかくだから何か書いてみようと思ったが」
男「ほう」
シュ「思いつきじゃ書けなかった」
男「そりゃそうだ」
シュ「 」
男「いや、せめてなんか言えよ」
シュ「空欄補充だ、正解者には2010年を進呈」
男「あと数時間で来るものをどう受け取れと」
この時、男はまだ気付いていなかった……
既に窓の外には稲穂が金色に輝いていることに……
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:25:35.83 ID:jCGeIIvuO
GSが多い
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:30:00.28 ID:QjD5p4HWO
〜5時半 神社〜
クー「(男の人に素敵だって言われたのは初めてだ……また来てくれないだろうか)」
神主「そろそろ日の出だから片付け後回しで自由にしてて良いよクーちゃん」
クー「はい、ありがとうございます」
上に羽織るものを持ってくればよかったと後悔したが。
もうすぐ日の出の時間なので我慢することにした。
クー「さっきの男の人だ。」
クー「(なんだか私脈が早いな……)」
体が勝手に男の人の方に向かっていた
クー「初日の出を見に来たのか?」
私はなんにも考えずに話し出すなんてめったにないことをしてしまった。
34 :
素直ヒート支援:2009/12/31(木) 22:36:44.99 ID:F/If3XBZ0
はぐはぐ
「私はお前が好きだぁぁっ!」
「はいはい。俺も君が好きだよ」
「適当にあしらうなぁぁぁ!」
「じゃ、これでいいかな?」
「はずかしいぞぉぉぉぉっ!」
「いつも大声で叫んどきながら、恥ずかしいも何もあるか。いやか?」
「いやじゃないぞ・・・」
重なる二人。
彼女は顔を赤くする。
35 :
素直クール支援:2009/12/31(木) 22:40:33.20 ID:F/If3XBZ0
ココア
「君も、ココア飲むかい?」
「うん。飲むよ」
「じゃ、ちょっと待っててくれ」
……
「はい。どうぞ」
「ありがとう。うん。クーの入れるココア美味しいよね。僕も自分で入れるけど、クーのような味にならないんだよねぇ」
「それはそうだろう。隠し味を加えているからね」
「教えてもらえる?」
「いいけど、きっと真似できないよ」
「なんで?」
「隠し味は……」
彼女が微笑んで答えた言葉。
それは、彼に対する愛情。
36 :
素直三姉妹支援:2009/12/31(木) 22:44:49.25 ID:F/If3XBZ0
ホットドリンク
「クー、シュー、ヒート。いまから温かい飲み物淹れるけど、何がいい?」
「私は紅茶で」
「玄米茶」
「珈琲がいいぞぉぉぉぉっ!」
「はいはい。違うのだから時間かかるよ」
「了解した」
「米が実るのに比べたらもーまんたい」
「かまわないぞ」
……
「君の入れる紅茶はいつも香りも味もいいな」
「玄米茶は素晴らしい。いや、米が素晴らしい」
「珈琲もおいしいぞ」
「ありがとう」
温かい飲み物でぽかぽか。
寒い夜を過ごす。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:47:49.70 ID:QjD5p4HWO
〜5時45分 神社〜
目覚ましで目が覚めた瞬間に今年はいい年かも知れないと思っていたが、当たりかもしれない。
巫女さんが近付いて来た。
ちょっと期待してる俺がいる。
クー「初日の出を見に来たのか?」
男「隠れスポットですからね」
クー「そうらしいですね、神主さんから聞きました」
男「やっぱり去年は巫女さんいませんでしたよね?」
クー「今年からこっちの高校に通うので、引っ越して来て親戚のお手伝いです」
クシュン!
男「大丈夫?寒いの?」
クー「……少し寒いですね」
男「どうぞマフラー使ってください巫女さん」
クー「君が寒くなるから必要ないです」
男「二本巻いてきたから大丈夫」
クー「わかりました、でも………」
38 :
素直クール支援:2009/12/31(木) 22:48:36.59 ID:F/If3XBZ0
除夜の鐘
「クー、ホント除夜の鐘撞きに行かないの」
「うむ。風流だが、撞きたくないんだ」
「どうして?」
「煩悩と一緒に、君への思いも振り払われたら困るじゃないか」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:51:04.66 ID:BkiY8AgK0
シュ「逆に考えるんだ」
男「……? 何を」
シュ「だから、それを逆に考えるんだ」
男「……」
シュ「……」
男「考えるな、感じろってことか」
シュ「そうとも言えるな」
男「……」
シュ「……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 22:58:54.69 ID:BkiY8AgK0
あと一時間で年越しか
そしてもきんが来る訳だ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:02:05.24 ID:6FL+Jisb0
GC!GS!GH!
ヒートスレの人きてくれないかな(´・ω・`)
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:02:31.67 ID:QjD5p4HWO
〜5時50分 神社〜
巫女さんはJKらしい。
ちなみに俺は大学一年生。
マフラー二本巻いてきたのは正解だった。
しかし、『でも』ってなんだろうか?
クー「私のことはクーと呼んでください。それと名前教えてもらえませんか?」
男「えっと……名前は男って言うんだ。田んぼ田に力の男ね。」
クー「それはわかります。あとはクーとよんでからマフラーを渡して欲しいのですが?」
男「………クーさんマフラーどうぞ。」
クー「さん付けは気に入りませんがマフラーは男の温もりで暖かくて気に入りました。」
男「そりゃどうもです。」
その時周りから歓声と暖かい光を感じた。
俺は振り向くと思わず周りの歓声につられて声が出てしまっていたらしい。
お題募集
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:14:35.35 ID:muIzB9Pj0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:15:27.29 ID:BkiY8AgK0
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:16:20.39 ID:jCGeIIvuO
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:17:28.85 ID:Eu5p4NVQ0
48 :
素直シュール支援:2009/12/31(木) 23:19:23.51 ID:F/If3XBZ0
>>44 一斗缶の
「シュー、この缶の中身はなに?」
「あぁ、それは明日になってからのお楽しみだ」
「じゃあ、明日を楽しみにしているよ」
「ふふり」
…翌日
「ふふふっ。見て、感じるが良いこの素晴らしいまでの艶、香り。特選の米だ」
「あ〜、あの缶の中は米だったんだ」
「うむ。これからあの米でせんべいも作る予定だ。存分楽しんでくれたまへ」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:20:01.05 ID:QjD5p4HWO
〜6時 神社〜
『おー』と言う何ともありきたりな言葉が口から漏れていた。
雪がやんで雲が切れたのは日頃の行いが良いからだろう。
今年最初の朝日に積もった雪が輝いていた。
クー「口がだらし無く開けっ放しだと塞いでしまいますよ私の口で?」
俺「開けっ放しだったかな?!ってか私の口で塞ぐって今言っt………」
初めてのキスはレモン味らしいが俺にはひどく甘く思えた。
クー「うるさい口は塞いでしまいました。」
男「(ちょっと待て夢か?幻想か?いやいやお年玉なのか?!)」
クー「黙られてしまうと少し恥ずかしいのですが……?」
男「えっ?あっ?……ごめん!?余韻に浸ってたと言うか感動してたと言うか現実かどうか確認していたと言うか……」
クー「いきなりたくさん話されても困りますが、うるさいとまた塞いでしまいますよ?」
男「えっと、君が良いなら歓迎します……///」
クー「………ムッ」
今少しむっとしたような気がした。
無表情に近いから勘違いかもしれないがむっとしたかもしれない……まずいか?
50 :
素直シュール支援:2009/12/31(木) 23:27:39.89 ID:F/If3XBZ0
>>45 流星に願いを
「あっ、シュー流れ星」
「米米米」
「三回言えている!」
「おや、近づいてくる」
「ほんとだ・・・」
ドカン
「屋根が・・・」
「そんなことよりみたまへ」
「そんなことって・・・。米俵?」
「願いが叶ったようだ」
「代償は大きいけどね」
51 :
素直ヒート支援:2009/12/31(木) 23:30:11.50 ID:F/If3XBZ0
たつのおとしご
「たつのおとしごってかわいいよな」
「かわいいか?」
「かわいいんだぁぁぁっ」
「で、なんでたつのおとしごなんだ?」
「来年の干支は辰年でしょ?それにちなんで」
「来年は寅だ。辰は再来年だ」
「そうなのかぁぁぁ!」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:33:48.53 ID:QjD5p4HWO
〜6時5分 神社〜
『ムッ』って勘違いかもしれないがフォローが必要かと内心ドキドキだったが杞憂だった。
クー「君なんて呼び方は嫌いです。クーと呼んでください。」
この子は物事をストレートに言うらしい。
………助かった。
男「ごめんクー……」
クー「落ち込まないでください、怒ったりしたわけではないですから。」
クー「それに私は男の事が好きになりましたので嫌いにはなりません。」
男「(……好きって言われた?!)」ドキドキ
男「ホント?」
クー「私は嘘は言いませんし、キスも初めてです」
クー「好きでもない人にキスはしないと思いませんか?」
男「……ちょっと待って考えをまとめるから」
やばい何から聞けば良い?
ちょ……なにも思い浮かばない……
俺は………
53 :
素直シュール支援:2009/12/31(木) 23:34:11.31 ID:F/If3XBZ0
>>47 クリスマスツリーと門松
「シュー、玄関前のツリー」
「うむ、お正月らしくしてみた」
「クリスマスに門松をクリスマス風にデコレートして、正月準備にツリーを門松代わりって何かまちがえてないか?」
「えっと、ついうっかり」
「手伝うから、ツリー片付けて門松だすぞ」
「寒いから君だけで頼む」
「…わかったよ。シューが間違えなければこうならなかったわけなんだけどな」
「些細なことだ。新しい年を迎えるには寛容な心が大事だよ」
54 :
素直支援:2009/12/31(木) 23:44:17.08 ID:F/If3XBZ0
おもえば、三姉妹の誰というのも書いてもらったほうがイメージしやすかったかも。
お題に茶を濁したような回答でしたがお題は以上です。
またの御題をおまちしています。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:47:17.76 ID:6FL+Jisb0
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:47:33.57 ID:jCGeIIvuO
さて……初詣に行ってくるか
素直シュールよ永久に
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:52:21.90 ID:6FL+Jisb0
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/31(木) 23:53:56.63 ID:QjD5p4HWO
〜6時7分 神社〜
太陽はほとんど体を地上にさらしていた。
吸い込む空気はしんと冷たいがそれが心地良かった。
とりあえず1番の疑問を聞こう。
男「出会って一日にも満たない俺で良いのか?」
クー「一目惚れです。時間は関係ありません」
男「それだけ確認できたら俺は満足です。」
男「俺も実は一目見た時からクーに引かれたんだ。」
男「……巫女服に引かれたわけじゃないんだぜ。」
クー「巫女服で男の気を引けるならいくらでも着ますよ」
男「まじっすかぁぁ!!」
クー「うるさいから塞ぎますね」
男「あっ!……生意気な口はこっちからも塞ぐから!!」
男・クー「…………///」
暖かく柔らかい感触をもう一度確認し
暖かい朝日が包んで素敵な年になると確信したのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
少し早いがあけましておめでとう。
59 :
素直クール支援:2009/12/31(木) 23:56:26.07 ID:F/If3XBZ0
>>55 ゆく年くる年
「今年も一年お疲れ様でした」
「お疲れ様。あっという間だったよね」
「君と楽しく過ごした春のことがまるで昨日のことのようだ」
「そうだね」
「来年もよろしくおねがいします」
「こちらこそ」
「私としては、末永くお願いしますだけどね」
「えっと、頑張ります」
60 :
素直支援:2009/12/31(木) 23:59:28.73 ID:F/If3XBZ0
はやいですが、あけましておめでとうございます。
素直三姉妹と皆さんにとって良い年でありますように。
明けましておめでとうございます。
お題消化に感謝。
このスレにいる皆さんにとっていい1年でありますように。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◇ (~ヽ ◇
◆ |ヽJ 新年 ◆
◇ | (~ヽ あけまして ◇
◆ .(~ヽー|ヽJ おめでとう ◆
◇ |ヽJ | | ございます ◇
◆ | ∧|__∧ | ◆
◇ リ(´・ω・`)彡. 2010年元旦 ◇
◆ ⊂ミソミソ彡ミつ. ◆
◇ 》======《 ◇
◆ |_|_|_|_|_|_|_| ◆
◇ `u-u´ ◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:38:07.60 ID:PEAHC0cz0
もきんである
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:39:15.55 ID:NOxpxfSn0
ほんとだw
そういや今日は金曜でもあるな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:41:41.87 ID:AHuMygocO
まさか落ちるとは
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:41:56.89 ID:wS7EbIMeO
もきん
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:44:10.33 ID:LJwNE3+t0
あけましておめでとう
三姉妹と皆さんがいい1年を送れますように
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:46:19.76 ID:TkEmzXY70
あけましておめでとう!
三姉妹とお前らに幸あれ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:46:53.95 ID:rUviDq3x0
他の新ジャンルスレ関係のキャラともお祝いしたいぜ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:49:20.21 ID:PEAHC0cz0
シュ「ふははははははははははは!!」
サラリーマン「な、なんだ?!」
タクシーの運ちゃん「空に人が?!」
jk1「なにあれえ」
jk2「何かの宣伝?」
シュ「素直シュール!! 降臨である!!」
(幾つかのビルが爆破、街中の建物の窓ガラスや街灯が吹き飛ぶ)
愚民「きゃあああああああああああ」
俗物「うわああああああああああああ」
シュ「ふははははは!! 年越しに酔いしれる民よ! 和が前に跪くが良い!!」
男「おい」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「降りてきなさい」
シュ「……」
(見えない階段を下りるように降りるシュー)
男「……」
シュ「……」
男「おめでとう」
シュ「おめでとう」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:52:04.49 ID:bTgWkTP10
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:56:54.29 ID:AHuMygocO
〜6時10分 神社〜
クーは高三で俺は大学一年なはずなのだが妙にクーは大人びていた。
クー「本当はこれから姫初めといきたいのだがまだ手伝いがあって行かなければならない。」
男「ひ、姫初め?!」
男「気持ちが伝わり合ったばっかりですが?!!」
クー「結婚を前提としているから問題無い」
男「いや、そうですが///」
クー「自分で言うのもなんだがスタイルには自信があるぞ?」
クー「男が望むなら巫女服で初めてをプレゼn…むぐッ」
男「ちょっとストップ!!」
クー「何か気に入らなかったのか?」
男「もっと世間の目を気にして……///」
クー「誰も気にしていないようだが?何か問題あるのか??」
やれやれ、俺は大変な人物を手に入れてしまったらしい………
だが………幸せはこんな感じなのだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続きが必要だろうか?
やめた方が良いだろうか?
素直クールらしさが出せただろうか?
駄文でスマンかった。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 00:58:50.95 ID:PEAHC0cz0
男「シュー、シュー、起きろ」
シュ「……ん」
男「あけましておめでとう。新年だぞ」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
ドゴオオオオオオオオオオオオオ←男の肋骨が全て吹き飛ぶ音によく似ている
シュ「なぜ年越し寸前に起こさなかった! 越してからでは遅いだろうが!」
男「す、すまん。カウントダウンに夢中でゲブフォァ」
シュ「このダラズ! 氏ね! 死んで詫びろ!」
男「すまん、でも俺が死ぬとお前が泣くから」
シュ「それは否定しないが、今は地面に埋まってほしい気分だ」
男「まぁ年越しなんて一年に一回必ずあるんだし、また来年越せば良いじゃない」
シュ「……それもそうだ。すまんな、ついカッとなってコンクリ壁にめり込ませてしまって」
男「気にすんなよ。だって生きてるんだもの」
シュ「違いない」
男「はははっ」
シュ「あはは」
男「あはははははははははっはははははっははh」
シュ「ははははははははははははははははははh」
男「ははははははははははははははははははあはははははあはは」
シュ「はははははははははははははははははははははははあはははh」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:01:18.04 ID:PEAHC0cz0
>>71 そんなお前さんに素直クールの
>>1テンプレをやろう
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
投下時ルールを二万回ほど読み直すと新年が迎えられるぞ!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:11:10.77 ID:wS7EbIMeO
ヒィィィト!! エンド!!!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:11:44.43 ID:T/Jl8Wa30
>>71 素直ヒートの
>>1テンプレも抜き出してあげよう
新ジャンル「素直ヒート」とは
恋する気持ちが止まらずついつい叫び出しちゃう女の子のジャンル
注意事項
一つ、馴れ合うときもそこそこ空気は読むべし
一つ、エロスは投下前に宣言すべし
一つ、SS投下時はタイトルと総レス数を名前欄に明記すべし
一つ、自虐を捨て堂々と真っ向から挑むべし
一つ、投下許可を取ると思ったとき、行動はすでに完了させているべし
一つ、過疎は職人達が構想を練っているからと考え自身の投下に励むべし
一つ、sage進行でドリルのように突き進むべし
一つ、
>>950はスレタイを真っ赤に燃えつつ決めるべし
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:16:08.37 ID:sfNFJQCA0
シュ「あけおこめ」
男「多分、二番煎じだ」
シュ「」
男「」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:22:31.92 ID:PEAHC0cz0
シュ「男、甘酒を持って参れ」
男「今温めてるところだ、ちょっと待ってろ」
シュ「すぐに沸騰させてやる」
男「どうやって」
シュ「なぁに、気圧を調整すれば誰でも出来る」
男「それ前にやって、窓ガラス割れたからやめろよ馬鹿」
シュ「早く飲みたい」
男「我慢しろ、もうすぐだ」
シュ「あとどれくらいだ」
男「三分くらい」
シュ「よし、その三分を高速で過ごすため、何かに集中しようと思う」
男「?」
シュ「男、カルタだ。カルタをしよう。丁度カルタがあっただろう」
(
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=7178389)
男「いいけど、終わる頃には甘酒蒸発してんじゃね」
シュ「大丈夫だ、三分、三分だ! 三分でお前に勝つ」
男「……よし、やろう」
シュ「私が読む。お前が取れ」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「じゃあ始めるぞ」
男「……」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:25:23.08 ID:AHuMygocO
なるほどありがとう初心者でいろいろ不安だった。とりあえず今のままいく。
〜6時15分 帰り道〜
初日の出というだけで特別に感じる朝日を背中に浴びて重大な事を思い出した。
男「連絡先を全く聞いてなかったぁぁ!」
パタパタ
クー「まだ早朝だご近所さんを起こしてしまうぞ?」
男「うわぁ?!」
クー「彼女に向かって『うわぁ』はひどいと思うのだが?」
男「スマン、だが近所迷惑とかって言う常識はあって安心したよクー」
クー「惚れ直したか?」
男「もぉ十分過ぎるほどみたいだ」
クー「私は幸せ者だ、愛してるぞ男」
男「俺もだ///」
男「(まずいクーのペースだ、なんとかしないと)そういえばどうしたんだ?手伝いは?」
クー「忘れものだよ男」
男「マフラーはやるよ」
クー「本当か?!いただこう!!男からの初めてねプレゼントだなこれは」スリスリ
クー「あっ、嬉しさで忘れるところだった……」
男「何をかな?」
クー「ちょっとケータイを貸してくれ」
ピピピ〜
クー「私の個人情報だ、大切にしてくれ」
クーは俺と同じことを忘れものとしていたらしい……ニヤニヤがとまらん……
にしても巫女姿が似合うなクーはなんて考えているのだった。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:32:37.12 ID:NOxpxfSn0
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:33:09.18 ID:SqQFO7K10
ヒート「男おぉぉ――――っ!!!
明けまして!おめでとうだあぁぁ――――――っ!!!!」
男「うるさい。こんな時間に俺の家の玄関で叫ぶな」
ヒート「今年も大好きだあぁぁ――――――――ッッ!!!!!!!!!!」
男「もしもし。警察ですか?」
糞寒い時こそヒートっっ!!!!
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:40:36.57 ID:PEAHC0cz0
>>82 よく考えたらそうでした/(^o^)\
_____
/ ヽ____//
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/ 超ごめんなさい / / /
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86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:42:44.60 ID:rUviDq3x0
虎吉「がう」
シュ「ん、虎吉か…あけましておめでとうだな」
虎吉「がふがふ」
シュ「せっかくだ、おにぎりを分けてやろう」
虎吉「(ムシャムシャ)」
シュ「味はどうだ?」
虎吉「がうー♪」
シュ「美味しいか、正月だから奮発していい米で作ったおにぎりだからな」
虎吉「がふがふ」
シュ「お前もこの米の良さがわかるか、お前はいい虎だな」ナデナデ
虎吉「きゅう///」
寅年なので競演させてみた
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:45:48.24 ID:SqQFO7K10
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:47:13.21 ID:AHuMygocO
素直ヒートは初めて知ったジャンルです。
〜11時 自宅〜
何かとても良い夢を見ていた気がした。
目と頭が覚める……こたつで寝てしまったらしい。
ブーンブーンブーン
ケータイがマナーモードながら自己主張をしていた。
男「クーからだ………ゲッ?!新着メール2通 着信履歴に3件 今のは電話?!」
ピピピ
クー「もしもし男?」
男「ごめん寝てしまっていたらしい……」
クー「気にすることはない、しかし今日の男の予定が知りたい。」
男「今日は得に何も無いが?」
クー「そうか、それは良かった。今から神社に来てもらえないか?」
男「あぁかまわないよ?すぐ行けば良いの?」
クー「すぐ来て欲しい。」
男「わかった。切るよ?」
クー「少し待ってほしい」
男「ん?」
クー「愛してるぞ男」
ツーツーツー
男「やれやれ……」ニヤニヤ
とりあえずシャワーだけ浴びることにした。
ふとあの無表情が少し照れたのでは無いかと思った。
○/ ※男、君が好きだ 男、君を愛している
<l ※男、君を見てるとなんだかとても私の胸がね……
/> ※――ところで 米、米、※.......
男、カレーライス
男、チキンライス
男、ハヤシライス
まず初めに米ありき
まず初めに米ありく
まず初めに米ありをりはべりいまそかり!!
インディカジャポニカタイ!タイ!エビヒラメカレーライス!!
米、君が好きだ
米、君を愛してる
※あきるまで繰り返し 君が好きだ
今米って何回言っ 12345678910ハイブー!ブー!ブーーッ!!
モミガラも!イナホも!含めて!ライスなんだ〜
ライスで!全体!米なんだ〜〜〜〜
ところで!君が!ライ好きなんだ〜......
らいちゅき!
な〜ん〜だ〜あ〜よ〜〜〜お〜〜〜↑お〜〜〜〜↑お〜〜〜〜〜〜〜↓
米っ!!!(ジャンジャカジャン!
某所に投下をしたのを張ってみたがシューはこれでいいのか
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:51:37.87 ID:PEAHC0cz0
男「ぎゃあああああああああ!!」
シュ「……zzz」
男「起きろシュー! 大変だ! 寝坊だ寝坊!」
シュ「……ん」
男「早く行かないと神社に入れなくなるぞ!」
シュ「……神社は、別に個人で作って良いんだぞ」
男「それで?」
シュ「お前の家の前に一つ作れば……良いんじゃないか」
男「……」
シュ「zzz」
男「……」
シュ「zzz」
男「……」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:53:26.34 ID:wS7EbIMeO
>>89 カオスwwwwwww
俺は良いと思うけど、ただの米好き少女になっちゃうよ現象には注意な!
92 :
素直クール支援:2010/01/01(金) 01:58:49.77 ID:1XLslxSy0
5分後くらいにちと長いの投下しますよー。さるさん規制にひっかかる可能性も高いので、もし途中で途切れてしまったらスルーしちゃってください。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 01:58:59.48 ID:SqQFO7K10
>>91 ゴメン、よく聞こえなかった。もう一回言って byシュー
こうですかね?わかりますん(><)
95 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:03:12.66 ID:1XLslxSy0
瞳が好きだった。
凛々しく気高い、相対する者の只中を射抜くようなひかり。ひたすらにまっすぐで、揺らぎやぶれなどとは全くの無縁なその瞳が好きだった。
まるでイメージの中の獅子のようだ、と言ったら彼女は怒るだろうか?
― やさしいライオン ―
一月一日。神社から少し離れた公園はうらぶれていて、僕達以外の人影はなかった。少々頼りなさげなベンチに腰掛けて自販機で購入したお茶を両手で包むように持ちながらぼんやりとしていた。
「疲れましたか?」
心配そうな声で若菜は僕にそう問いかけた。
「少し。人混みは余り得意じゃないからね」
「誤算でしたね。小さな神社なのに、あんなに混むなんて」
「いいことだ。こういう行事でもなければ自分が日本人であることを忘れてしまいそうだしな」
「ええ、本当に」
薄く笑う。
「望みがあるのなら、声に出せばいいんです」とは彼女の、若菜の弁。
全く持ってその通りで、だから当然反論の余地なんてなかった。けれども僕は彼女と違ってそんなに何でもかんでもぶつかって行くことが出来るほど器が大きくない。
傷つくのは、怖い。そうだろう?
怖れを抱かず生きるなんて生物の性に真っ向から対立している、なんて論拠を引っ張り出す必要すらないくらいにあたりまえのこと。
96 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:03:54.29 ID:1XLslxSy0
ひとと、ひとは、互いに鋭いとげでけん制しあいながら、それでも近づくことを望む。
僕はまだ彼女のとげに貫かれたことはなくて、同様に彼女も僕のとげに触れたことはないだろう。
適正距離はどこなのか、後何メートル、後何センチ近づけるのか、そろりそろりと近づいては怖くなって距離を取る。その繰り返し。
ヤマアラシのジレンマ、なんてよくもまあ例えたものだ。
「若菜は何をお願いしたの? ……ってまあ聞くまでもない気がするけどね」
僕がそう言うと若菜は真っすぐ僕を見ながら
「きっと先生の予想とは違いますよ」なんて零した。
彼女の家庭教師を始めてからどれくらいの月日が経ったのか、いつから僕は先生と呼ばれるようになったのか、僕はあまりはっきりと記憶していない。
多分それは余りに自然な日常の一コマで、だからこそ印象に残っていないのだろう。そしてそれはとても幸福なことだ。
幸せは非日常の中にある、と言う人がいる。僕はそれを否定しない。けれども、同じくらいに、幸福は日常の中に隠れている。
「大学合格を願ったんじゃないんだ」
「神様に頼むまでもないですから」
全くだ。
僕のことを「みのりくん」と呼んでいたころのことを思い出す。妹のようだった若菜を思い出す。横目に彼女を伺った。
ふくよかだった頬はやわらかさを残したままシャープになり、くりくりと動いていた愛らしい瞳は今では怜悧と知性を含んでいる。体型だって、もう間違っても子供なんて呼べやしない。
「先生は何をお願いしたんですか?」
「多分若菜の予想とは違うよ」
冷やかし混じりにそう答えた。ついでに付け加える。
「今更だけど、どうしてうちの大学なんだ? 幾らでも上を狙えただろう?」
「本当に今更ですね」
「聞いたけれど答えてくれなかったのは若菜だろうに」
「答えたじゃないですか。先生と同じ大学に行く為ですよ」
「それはどうも。……いやだから本気で聞いてるんだって」
「至極本気ですが」
97 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:04:36.93 ID:1XLslxSy0
うちの大学に進学する、と聞いた時僕は本気で説得にかかった。これだけの頭脳を無駄にするのは世界が許さないだろうと、心の底から思ったからだ。
同時に死ぬほど安堵している自分がいることにも気がついた。だから結局なあなあのまま、その会話を切り上げた。
そして僕は彼女が「妹のような誰か」から「愛しい人」に変わっていたことを知った。
そして今、また同じ会話を繰り返している。
「設備はある、教授陣も概ね優秀、勉学するのに十全の環境は整っているけれど、それを踏まえた上でうちより上はまだ幾つかあるんだよ?」
「同じことを何度言えばいいのでしょうか。私は先生がいるからそこに行くんです」
相変わらずの平行線。はぁ、とひとつ溜息をつく。
「正直、もう僕が先生をする意味もないんだけどね。これで若菜が受からなかったら、それこそ槍の雨が降る」
ほんの軽口。なのに若菜は小さく「そんなことはないですよ」と、絞り出すように言った。
「センター模擬でほぼ満点取っといて何を言う」
「私は割とモチベーションに左右されやすいですから」
「……そういうのと世界一無縁なのが若菜だと僕は思ってるんだけど」
「ものすごく失礼なことを言われました」
いつだってマイペース。いつだって思うがままに。いつだって、望んだままに。揺らがず、ぶれず、ただ在りたいように。それが僕の持つ若菜の姿だ。
「望むことがあるから、頑張るんです。だから、望みが叶わないと知った時の私の衝撃はとてつもなく大きいです」
「ふむ。若菜の望みって何?」
「さしあたっては大人になることでしょうか」
「もう十分に大人だろうに。というかそれ以上大人っぽくなられても僕は困るんだけど」
「どうして困るんですか?」
ぐっ、と返答に詰まる。なんとなく口から出た一言だった。けれどもそれを解きほぐせば、彼女への想いが起因しているのは明白で。
誤魔化すように温くなったお茶の蓋を開けて一口飲む。拍子に空が目に入った。朧に浮かぶ雲の傍に三日月が佇んでいる。星飾りを周りにあしらわれたそれは、鏡のように光を注いでいる。
あたりは闇。時たま風が僕らの身体を撫でていく。公園に据え付けられたブランコがぎぃっと軋んだ音を立てた。
98 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:05:34.85 ID:1XLslxSy0
「これ以上大人になられると先生としての威厳が完全に無くなっちゃうからね」
誰が聞いたって誤魔化しだと分かる言葉。けれども畳みかける。
「そろそろ帰ろうか。寒いし、本番までもうすぐだし、こんなところで風邪を拾って転ぶのも馬鹿みたいだ」
言って立ち上がろうとしたところで彼女は僕のコートの裾を掴み、そのままぐいっと強制的に着席させられた。
「あ、ごめんなさい。つい反射的に」
「……いや、いいけど。どうしたの?」
「今日言うと決めていたことがあるんです」
彼女の眼が真剣なのは特別なことじゃない。それなのに、金縛りにあったかのように僕は彼女の瞳から目が逸らせなかった。
「絶対に今日言うと、決めていたんです。そう誓いながら何度も何度も果たせなかった。私の誕生日にも、先生の誕生日にも、クリスマスにも。けれども今日は、今日だけは、私は私を裏切らない。もう裏切ってやらない。だから言います」
厭に長ったらしい弁舌。まるで自分を追い込んでいるかのよう。と思うと若菜はすっと立ち上がって、僕の真正面で、僕を見下ろしながら、口を開いた。
そうして発せられた言葉は、僕の脳味噌のクラッチペダルが力いっぱい押しこまれるのと同等の効果をもたらした。
「私は、子供でした」
「……は?」
「自分の感情が何なのかもわからず、それでも先生を、いえ、みのりくんを誰かに渡したくなかった。自分の感情と折り合いがついて、自分が抱いているものが何なのか知った時、怖くて仕方がなかった。
拒絶されたら、今まで過ごして来た時間も、募った思いも、全てが泡と消え行くような気がして」
単語をぽつりぽつりと拾ってどうにか咀嚼するだけ。勿論理解など出来ていない。久しぶりにみのりと呼ばれたな、なんて思ったくらい。
「けれども、先生と生徒でいられるのは、あとほんの少しだけ。その後だってご近所さんで、先輩と後輩で繋がっていられると知っていても、けれども私にはそれが耐えられないんです」
そこで若菜は一度言葉を区切り、口元を真一文字に引絞って、まるで弓を引くように言を放った。
「私は子供でした。望みがあるのなら声に出せばいいと知っていながら、怯えてそれが出来なかった。けれども今なら出来ます。私はみのりくんが好きです。一人の男性としてのみのりくんが、たまらなく好きです。どうか、私と付き合って下さい」
そして気付いた。震えている。寒さのせいだ、なんて微塵も考えず、立ち上がってがむしゃらに彼女を抱きしめる。
99 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:06:18.59 ID:1XLslxSy0
僕は馬鹿だ。大馬鹿だ。ここまで来たら気違い一歩手前かもしれない。彼女の言葉はいつだって本当だと知っていたのに。想いは口に出さなければ届かないと知っていたのに。……どれだけ冷静であろうとも、若菜はただの、普通の、女の子だって知っていたのに!
「ごめん。ごめんな。僕が言わなくちゃいけない言葉だった。臆病なのは僕だ。大好きだよ、若菜。一緒にいて」
震えがより強くなる。そんな彼女を僕はじっと胸の中で抱えていた。声に出さなければ伝わらないんだ。なら幾らだって話してやる。
「僕が今年神様にお願いしたのは、若菜と恋人になれますように、だ。去年は若菜が幸せな一年を過ごせますように、だった。
去年の願いが叶ったのか僕にはわからないけれど、今年のはもう叶っちゃったよ。あの神社はすごい御利益があるみたいだね」
腰に回された腕にぎゅっと力が籠る。構わず続ける。
「とりあえずセンター頑張らないとね。本試験もさっさと通って、大学生になって。できるだけ一緒に大学に行って、一緒に講義……は殆ど無理だけど、一緒にごはん食べよう。
一緒に図書室で本を読んで、一緒にベンチや芝生で休んで、一緒に帰ろう。そんなのが僕の望みで、僕の幸せだ」
「ちょっ、もう、それ以上は、やめて……」
ん? と思うと彼女は僕の腕の中からするりと逃げだした。瞳には涙が滲んでいて、顔は真っ赤だ。
「それ以上言われると、幸せすぎて、センターが上の空になりそう、です」
口調と表情がまるでちぐはぐで、思わず噴き出しそうになる。そんな僕を眺めながら真面目な声で
「笑うのは結構ですが、私にとっては死活問題です。これ以上私にエサを与えないで下さい」
もう無理。エサって。口元を押さえて必死に笑いを殺そうとしたけれど、とても持たない。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:06:22.24 ID:AHuMygocO
〜11時30分 神社〜
神社に近付くとなんだかお腹のすくにおいが漂ってきた。
そういえばニュースで今日は午後からまた雪らしい。
グゥ〜ギュルルル
クー「なかなか良い音を鳴らすじゃないか男?」
男「突然お腹が空き始めたんだ」
クー「ちょうど良いぞ?一緒にたべよう。」
大きな鍋がそこにあった。
雑煮らしい
横では餅をついていた
男「この神社炊き出しなんてしてたのか?」
クー「不景気だから神主さんが今年準備したらしい。」
男「なるほどなるほど。お昼の代わりになるなこりゃ」
クー「だから一緒に食べよう?」
男「もちろん」
12時に近付くにつれて人は増えていき、俺も餅つきに駆り出されていた。
クーは微笑んでいるようだった。まだ表情についてはよくわらんのだが……
101 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:07:02.94 ID:1XLslxSy0
「くっ……でも……ぶはっ! くくくくく……」
背筋を曲げて笑いを堪える僕と、それをただ眺めている彼女。傍から見たらかなりシュールな光景だろう。
どうにかこうにか落ち着いて、やっと若菜の顔を直視出来るまでに戻る。いざ素面に戻ってみると、先ほどの自分の発言に赤面しそうになってしまう。
「あー……失礼しました。えーと、とりあえずこれから彼氏彼女ってことで、宜しくお願いします」
「こちらこそ宜しくお願い致します」と若菜は丁寧に頭を下げた。
「さて、いい加減帰らないとね。行こうか」
「はい」
道すがら若菜は何か思い出したらしく、こちらをちらりと横目で伺ってから言った。
「あ、私がお参りでお願いしたことなのですが」
「ん?」
「私は今回お願いはしていません。ただ今年することを神様に宣誓していました」
そして、やさしくて柔らかい声で、それを告げる。
「今年こそ、いえ、今日こそみのりくんに告白します、と。本当に後利益のある神社ですね」
言って微笑む。参った、可愛すぎて家まで連れ帰りたい。実家だからどうせ何も出来やしないんだけど。
代わりに今まではしなかったことを、帰り道でひとつくらいはしておこう。
赤く冷たそうな若菜の右手を、僕の左手でそっと握る。若菜は一瞬手を固くしたけれど、すぐにきゅっと握り返してきた。
今年はまだ始まったばかり。けれども僕にとって、多分この一年が今までで最も幸せな年になるだろうと、そんな確信が胸の中にあった。
― 了 ―
102 :
やさしいライオン:2010/01/01(金) 02:08:07.41 ID:1XLslxSy0
以上です。スレが立ったのを知ったのが数時間前だったので誤字脱字等のチェックがまるで出来ていませんがご容赦を。
シュールとヒートは書いたことがないので素直クールのみの物語となっておりますが、お楽しみ頂ければ幸い。
新年おめでとうございます。皆様方の一年が健やかなものでありますように。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:16:54.60 ID:wS7EbIMeO
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:17:15.16 ID:sfNFJQCA0
>>102 なんか手甲つけて殴るっぽい必殺技
シュー「秘儀! 乙 丙 甲 丁 !!」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:28:33.28 ID:AHuMygocO
〜13時 神社〜
満腹まで食べさせてもらってなにもせずに帰ると言うことはさすがにできなかったのである。
神主「男君にも片付け手伝ってもらって悪いね〜」
男「いえいえ気にしないでください、おいしかったですし。」
クー「それにしてもよく食べますね。」
男「俺ちょっとしか料理できないから食べれる時に食べる癖がついてるんだよね」
クー「なら私がお食事作りましょうか?」
男「それはちょっと悪い気がするよ」
神主「料理の腕なら私が保障するよ男君?」
クー「それに夫のためですから」
男「夫ってちょっと早いよ///」
神主「昼間っから見せ付けてくれますなぁ」
神主「ちなみに私はクーちゃん信じてるからクーちゃんのしたいようにさせてます。」
男「要するに………」
クー「通い妻ですね。」
神主「息もぴったり。」ニヤリ
まさかこんなハイスピードで人生が流れるなんてさすが寅年か?躍動感有りすぎでしょうこれは……
片付けは30分程度で終わったのだった。
男 「こたつ温け〜…」
シュー「 く くだな…」
男 「九九?」
シュー「こたつに入って く く。これこそ元旦の醍醐味だろう」
男 「九九ってなにさ?」
シュー「 く くは く くだ」
男 「『 く く』だろ?それを言うなら。―――!? !? が言えない…だと?」
素直シュール歌留多 『 』のじをげんかいまでへらしてみた
が一瞬そんな解釈になった。でも『 』の字自体が実はあんまり使わない事に気づいた。
なんだかやるせないのでので明日はぬのじをげんかいまでへらして外出しようと思う
あ!あといまさらだけど
>>79秘儀・乙丙甲丁!!
何度も笑わせられたわwwwwwwwwwwwww
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:52:46.93 ID:AHuMygocO
〜13時半 神社境内〜
外側からなら見慣れていても内側からみるととても新鮮だったりする。
和室らしい和室でクーが着替えてくるのを待っているといつの間にかうとうとしていた………
zZZ………
なんだろうこの柔らくてジャストフィットする枕は
それでいて良いにおいがする
うちの枕じゃないな………
ガバッ
クー「お目覚めですか?」
男「あのジャスト枕はクーのひざ枕だったのか……」
クー「まだ使っても良いですよ?」
男「ならお言葉に甘えて パタッ」
男「今何時ぐらい?どのくらい枕してたの?」
クー「今16時ですね、3時間ほどです」
男「足しびれてない………?」
クー「正座なら一日中平気ですから。」
男「良かった……」
まさかひざ枕がこけまで良いとは知らなかった……
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 02:54:33.19 ID:sfNFJQCA0
シュー「秘技、 乙 丙 甲 丁 !」
ヒート「甘いっ!!! 戊 己 庚 辛 壬 癸 ーーーーーッッッ!!!」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 03:06:03.28 ID:AHuMygocO
〜14時半 神社和室〜
私の膝の上ですやすや寝息を立てている男はどうしてこんなに素敵に見えるのだろうか?
恋は盲目なのだろうか?
来年は必ず男のためにお節を作ろう。
いままでこんな風に自分の生活を見たことが無かったと思った……
私はいつも自分を遠くから見ていたかもしれないのだと気付いた。
私は地味じゃないだろうか?
男は私に飽きたりしないだろうか?
男「むにゃむにゃ……もう食べられない……サワサワ」
クー「足を撫でないで欲しいくすぐったいから…………寝言か。」
、
『寝ている→無防備→いただきます♪』
いや……不公平か……唇なら良いかな……チュ
盲目も良いかもしれないなとクーは思った。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 03:16:15.18 ID:AHuMygocO
〜16時 神社〜
クーは巫女から私服に着替えていた。
なるほどスタイルが良いと言っていただけはある……
スカートから伸び足が素晴らしいな。
なんて膝の上で考えてしまった。
男「そろそろ起きるよ。」ヨッコラセ
クー「そうですか……」
男「ひざ枕もしかして好き?」
クー「今日好きになりました。」
クー「男の寝顔に興奮しt……」
男「また今度ね」
クー「わかった」シュン
素直に従うクーが愛おしくてしょうがなかったのは恥ずかしくてまだまだ俺には言えそうに無かった。
空は今にも雪が降り出しそうなほどどんよりしていた。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 04:21:01.26 ID:mFrI8v170
寝前保守
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 05:19:17.10 ID:sfNFJQCA0
シュ「保」
男「守」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 06:53:07.70 ID:l8rzhNTFO
保
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 07:26:56.21 ID:wS7EbIMeO
あ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 07:30:41.54 ID:QjgKli3UO
明けましてもきん
年賀配達ほしゅ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 08:21:19.48 ID:wS7EbIMeO
い
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 08:28:34.67 ID:PEAHC0cz0
>>110 今更で悪いんだが、カルタ部分作ったの俺じゃねえぞwwwwwwwwwww
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 08:36:46.99 ID:PEAHC0cz0
シュ「ふはははははははははは! この御雑煮美味しいよぉ! 流石柏餅の御兄さん!」
男「柏餅って御雑煮の弟なのか……?」
シュ「細かい事はいいんだ。御雑煮が美味しければ」
男「そりゃそうだ」
シュ「この栗金団を食ってみろ。美味しすぎてちゃぶ台ひっくり返すぞ」
男「それだけは絶対にやめろよ」
シュ「ははっ、ちゃぶ台の足は固定してあるから問題ない」
男「ひっくり返す自覚があったのかよ」
シュ「しかしな男、この御節料理、大半が手作りなんだぞ。こんなの現代の家庭じゃ珍しい」
男「だろうな。大抵スーパーとかで買うもんな」
シュ「はははは」
男「そこにきてお前は原材料から手作りだもんな」
シュ「一部は知り合いから仕入れているのもある。昆布の養殖は難しくて」
男「ところで、初詣は何処の神社に行くんだ?」
シュ「素直山の麓にある素直神社に今向かってる」
男「へぇー……え?」
シュ「もうすぐ着くと思うが、着陸時には揺れるから気をつけろよ」
男「……カーテン開けて良い?」
シュ「口に含んでるものを全部飲みこんでからな」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 08:57:54.14 ID:AHuMygocO
〜16時半 帰り道〜
今にも降り出しそうな雪雲はどんよりとしていたが、家には春がもう来そうだった。
男「そういえばどこに住んでいるんだ?」
クー「神社に住んでます。」
男「神主さんと二人暮らしってことかい?」
クー「いいえ、神主さんは神社の向かいの家に奥さんと二人暮らしで新婚です。」
男「なるほど」
クー「ところで男の御両親に挨拶したいのだが……」
男「親は今アジアの辺境の地でボランティアしてるよ」
クー「今はいないのですかね」
男「?!……驚かない人は初めてだ」
クー「男が言うのですから驚きません」
男「着いた、ここだよ」
クー「きれいな一軒家だ」
男「父さん喜ぶよそれ聞いたら」
男「ガチャ………空いてる?!」
バタバタ
空いてるはずのないドアが開いた……
ホラーか泥棒かなんなんだ?!
空からは雪が降りだしていた……。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 08:58:31.36 ID:PEAHC0cz0
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……いや、巫女の衣装なんだから言う事があるだろう」
男「綺麗、なんだけど」
シュ「なんだけど」
男「その返り血は何」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「男」
男「はい」
シュ「この世知辛い世の中で自由を勝ち取る為には、血を見る必要があるんだ」
男「……」
シュ「……」
男「……」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 09:00:07.48 ID:AHuMygocO
おはようございます
書き途中で寝落ちました
そしてまた寝ます……
おやすみなさい
残っていたらまた書きたいと思います
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 09:19:44.25 ID:wS7EbIMeO
Q.お節は何から食べますか?
素直クールの場合
「くりきんとんかな。甘いものには目がなくてね」
素直ヒートの場合
「かまぼこだ! まるかじりしたら男に怒られたがな!!」
素直シュールの場合
「お節を食べる服がない」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 10:09:56.17 ID:AHuMygocO
保守だけ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 11:43:54.44 ID:wS7EbIMeO
あ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 13:23:11.57 ID:a8NLesJy0
ほ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 13:41:46.66 ID:v4cLO57o0
の
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:14:19.45 ID:wS7EbIMeO
Q.初詣の後の予定は?
素直クールの場合
「自宅でゆっくりと。男と甘酒でも飲みながら正月を過ごしたい」
素直ヒートの場合
「海だ! 正月だ! 寒中水泳だぁぁぁぁ!!」
素直シュールの場合
「初詣が終わる頃には年越しです」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:22:43.08 ID:AHuMygocO
誰かいる?
テスト
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:25:28.49 ID:AHuMygocO
クー「誰もいないけど続きをあげることにする」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:27:20.35 ID:AHuMygocO
〜16時40分 自宅〜
突然開いた玄関に驚いた……
誰もいないと思っていたから本当に焦った。
パパ&ママ「「おかえり男!!」」
男「いつ帰ったの?!!」
パパ&ママ「「さっきにきまってるよ〜で、その可愛い子は??」」
男「え?あ、クーは………」
クー「神社に住んでるクーです、男とは今日深い仲になりました。」
ママ「あらあらよろしくねクーちゃん。」
パパ「可愛い子だなぁ……」デレデレ
ママ「ほらパパはデレデレしないの」
パパ「はい……」シュン
ママ「寒いからどうぞ上がって」
クー「お邪魔します」
外から帰った身体にココアは何とも言えない幸福感を味わせてくれる。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:29:00.26 ID:AHuMygocO
〜17時 自宅リビング〜
親から質問攻めを受けたが、クーはそのどれもに丁寧に答えた。
ママ「どうやってこんな可愛い子落とした言いなさい男?」
男「いや……」
パパ「弱みか?」
クー「違いますよお父様?私の一目惚れです」
パパ「若いってうらやましい……」
ママ「あらあらそういえばクーちゃん晩御飯どう?珍しいお節があるのよ?」
クー「ご一緒してもよろしいのですか?」
パパ&ママ「「もちろん」」
クー「ありがとうございます。珍しいお節とは?」
パパ「アジア各国の年越し料理だよ」
男「お節じゃないんじゃ……」
ママ「あらあら」
まだ1日なのに本当にハイスピードだ……
悪い気はしないが幸せと言う物は怖いなと思う同時に思っていた。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:29:56.90 ID:AHuMygocO
〜17時半 自宅リビング〜
母さんは台所へ準備に行った。
クーは手伝うと言ったが、母さんは「あらあらまた今度お願いね」とウインクしていた。
男「ウインクって母さん……」
クー「素敵じゃないか」
男「そうかなぁ……」
パパ「そういえば男」
男「ん?なに?」
パパ「明日の夜の便でまた行って来るよ」
男「確か正月は帰らないって言ってたのに何かあった?」
パパ「いや、母さんが息子の顔が見たいって言ったから……」
男「それだけ?」
パパ「そうだよ?」
クー「素敵な家族ですね。」
パパ「はっはっは///」
男「照れるなよ父さん。」
台所からはおいしそうなにおいがしてきていた。
なんだか良い正月かもしれない
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:30:59.56 ID:AHuMygocO
〜19時半 リビング〜
お節らしい料理の中に得体のしれない料理があったがクーは全てに箸をつけて母さんの料理をほめていた。
クー日く『見た目だけで判断するのはナンセンスだ』らしい
男「母さんの料理だから心配無いと思うがお腹痛くなったりしたら病院に行ってくれな?」
クー「男よ、お母様の前で言うのは良くないぞ」
ママ「そうよー男、失礼よ」
パパ「そうだそうだ〜」
家族とクーが敵となったorz
パパ「クーちゃん帰る時は送ってやりなさい」
男「クーはいつ帰る?」
ママ「泊まって行っても良いわよ何日でも」
クー「すみませんお母様着替えが無くて……」
ママ「あらあらなら明日は着替えを持っていらっしゃいな」
クー「ありがとうございますお母様」
男「会話の内容が一般的じゃないよぅ……」
なんだかおかしな会話を聞いていたが
そろそろ遅いから送ってやりなさいと父さんが言った。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:31:44.98 ID:AHuMygocO
〜22時 神社へ〜
雪は暗くなるとともに降り出していて道にはうっすら積もっていた。
道によってはまだ誰も踏み締めていない場所があった。
2列の足跡は仲良くならんでいた。
そういえば母さんがクーにこそこそと話していたな……
男「さっき母さんと何話してたんだ?」
クー「それはですね……」
『ギュッ』
左腕に暖かい感触とよろめきが……
男「?!」
クー「お母様が積極的に行けと」
男「あの……腕に柔らかい感触がですね」
クー「男は胸が無い方が好みですか?」
男「いやいやそんなことはないよ」
クー「なら問題ないですね」ギュ
神社までそう遠くない道のりが異常に近く感じた……
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:32:34.21 ID:AHuMygocO
Aパート
〜22時半 神社クー部屋〜
クーの部屋はシンプルだった。
1つ女の子らしいのは大きなクマのぬいぐるみがふたつあることだった。
お茶を飲んでいるとクーが近付いきた……
男「どうした?」
無言のままクーは抱き着いてきた
クー「私は今幸せだ男を一生幸せにする」
男「俺もクーを幸せにするよ……」
自然と唇が重なっていた
甘くとろけてしまうようだった
男・クー「……………………」
クー「私は1つ言ってないことがあった。」
男「なんだい?」
クー「あけましておめでとう男。」
クー「今年からよろしく頼む。」
男「こちらこそふつつか者だがよろしく頼むよ。」
END
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:33:40.21 ID:PEAHC0cz0
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:34:26.11 ID:AHuMygocO
Bパート
〜22時半 神社クー部屋〜
クー「私は今幸せだ男を一生幸せにする」
男「俺もクーを幸せにするよ……」
自然と唇が重なっていた
ここでちょっといたずらしたくなってしまった………
『ピクッ』クーの身体が少し跳ねた
ちょっと唇を舐めただけでこの反応か
と言うかクーの口の中は柔らか過ぎる……
クー「ぁ………クチュ……チュ……ハァ……チュ」
クーが苦しそうな息遣いになってきた……
離れた口からは糸が引いていた
クー「ハァ……ハァ…」
男「大丈夫かクー?」
クー「舌を……入れて…おぃて…ハァ……大丈夫か?…はないだろぅ……」
男「そうだなスマン」
クー「………謝らないで欲しい嬉しかったから……」
クー・男「………………」
男「俺は1つ言ってないことがあった。」
男「あけましておめでとう。」
クー「こちらこそふつつか者だがよろしく頼む男。」
END
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:35:52.81 ID:AHuMygocO
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 14:43:54.30 ID:PEAHC0cz0
シュ「御正月で困るのは昼飯だと思う」
男「だよな。朝は御節と御雑煮、夜は夜でまぁ色々あるが、その分昼飯は適当になってしまう」
シュ「という訳で、私が全力で昼飯を用意してみた」
男「wktk」
『味噌煮込みうどん五人前』
シュ「冬の幸を大量に詰め込んである。麺より具の方が多いくらいだ」
男「重すぎるわ!! 食えんだろ」
シュ「愛妻料理が食えんだと?」
男「いや、豪勢すぎるっつーか……」
シュ(こいつ……なぜ食材が合成品だと分かったんだ)
シュ「なかなか目利きになってきたじゃないか。見直したぞ」
男「そりゃ俺だって物の価値くらい多少は分かるさ」
シュ「空気から作ったから、価値なんて無いに等しいんだがな」
男「え?」
シュ「ん?」
男「……」
シュ「……」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:10:50.97 ID:AHuMygocO
クー「やらないか?」
男「………何を?」
クー「保守をだ」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:33:55.51 ID:AHuMygocO
弓道部 素クール
後輩「クー部長〜どこですかぁ?」
クー「道場内でどこですか、はないだろう?」
後輩「なるほどすいません」
クー「それで用件は?」
後輩「男先輩が今日補習で休むそうです」
クー「そうか男が休みか………」
後輩「それで、今日の練習はなにするんですか?」
クー「普通に射込んでいてくれ」
後輩「わかりましたあ」
後輩「クー部長さすが外しませんね〜」
クー「いや、中る(あたる)場所がいつもと違っている」
後輩「男先輩がいないからじゃないですかぁ〜?」
クー「?!」
後輩「(あれ今表情があった………?)」
クー「そうか私は男が好きだったのか」
部員達『『『なんだって?!?!?!』』』
クー「少し男の所に行ってくる、部活は射込みのままだ。」
その後帰ってきた先輩は何事も無いように弓を引いていたが……
4本全てが中心に中っていた。
150 :
あれ、素直クール書いてたはずが素直シュールになっちゃった!ふしぎ!!:2010/01/01(金) 15:53:26.29 ID:g8iQTG5vO
お題:あったか
「さて、新年な訳ですが」
「まあ我々は何事もなく平穏に新年を迎えれた訳だ、明けましておめでとうございます」
「いえいえご丁寧に。こちらこそ、新年あけましておめでとうございます」
「そして閉める。閉めに行く」
「待て、どこへ行く」
「新年…いや一年という概念を徹底的に味噌樽の底へ沈めてやるのさ(キリッ」
「やめてください」
「むぅ………ならば何もすまい」
「なんだその沈黙は」
「毎年毎年、一年の始まりにこうやって敬語を…男に対して距離をとるような言葉を言わなければならないのなら」
「新年など、いらない」
「と、思ってだな」
「何が『新年など、いらない(キリッ』だ、何が。ならその餅を返せ、おせちはナシだ。あと鏡餅もしまいますね」
「待て、それは勘弁してくれないか」
「冗談だ。まあ、そんな嫌なら敬語なんて使わなければ良いじゃないか」
「…その手があったか。」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:53:34.00 ID:PEAHC0cz0
男「……」
シュ「何故受け取らない」
男「いや、俺がお前からお年玉貰うって変じゃないか」
シュ「いらんのか」
男「っつーかそれバスケットボールだよな。お前にしてはべたな」
シュ「お前にしてはって、まるで私が普段からボケているような言い方だな」
男「で? そのボールの中身は?」
シュ「? 空気でも詰まってるんじゃないのか」
男「普通のバスケットボールかよ」
シュ「お前……なにかおかしいぞ。腐ったものでも食ったのか」
男「いや、そういう訳じゃ」
シュ「まぁいらないんなら私が貰っておくが」
男「いや、いるいる。普通のボールなら受け取るよ」
シュ「素直じゃないな」
男「うるせえ」
男「……」
ボール「丁寧に使えよタコ」
男「……」
シュ「どうした」
男「今ボールがしゃべった」
シュ「……病院、いくか?」
男「……」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:54:24.71 ID:AHuMygocO
クー「男、好きだ、愛してる、キスして欲しい、男の子供が欲しい」
男「場所を考えてモノを言ってもらえませんかクーさん」
クー「教室は静かで適した場所だと考えていた」
男「あんぱんが飛んでくるのはなぜでしょうクーさん?」
クー「祝福だろう?あんぱんはうまい。」
男「orz」
男はあんぱんに埋もれてしまいました。
おしまい
153 :
素直COOL支援しえ:2010/01/01(金) 16:16:14.78 ID:g8iQTG5vO
お題:ドアを開けると、そこには愛しい人がいた
「やっほー!あけましておめでとー!!」
「…はてさて、たった今しがた男からあけおめメールが来たと思ったが?偽物じゃあないよな」
「痛ひぇて痛ててやめて真顔で引っ張らないで本物だから」
「…すまない、冗談だ」
「お前が冗談を言うとは珍しい」
「……」
「まあそれはともかく入って良い?」
「もちろんだ」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:26:14.90 ID:PEAHC0cz0
シュ「……暇だな」
男「正月の昼下がりか。まぁ店なんてどこも開いてないしな」
シュ「どれ、正月の遊びでもやるか」
男「独楽回しとか?」
シュ「ベイブレイドか」
男「あれ地味に危険だったよな」
シュ「私もよく上に乗って一緒に回ったものだ」
男「お前が小さいのか独楽が大きいのか」
シュ「独楽の方に決まってるだろう」
男「そりゃそうか」
シュ「独楽とは、一人で楽しむと書く」
男「つまり自分との戦いってことか。マラソンと似てるな」
シュ「なぜ正月からマラソンのまねごとをせにゃならんのだ」
男「いつから独楽回しってそんな過酷なスポーツになったの」
シュ「いいや、とにかくやってみよう」
男「手本を頼む」
シュ「……こうやって紐を巻いて……それ!!」シュッ
ゴオオオオオオオオオオオオオ
シュ「……結構迫力あるな」
男「風が出てきたな」
シュ「ちょっと触ってみろ」
男「やだよ」
シュ「じゃあ上に乗ってみろ」
男「やだよ」
シュ「……目が回ってきた」
男「お前も回るのか」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:45:15.85 ID:PEAHC0cz0
シュ「男……凧上げしないか」
男「嫌だよ。ぜってぇお前、俺を凧にして飛ばすだろ」
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……いや」
男「……」
シュ「し、しない、よ」
男「こっち見て言え」
シュ「……」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:57:23.97 ID:PEAHC0cz0
男「蒸し芋が仕上がった」
シュ「なんか熱い」
男「? お前こたつに首から下入ってるからだろ。出ろよ」
シュ「ガメラでなくなってしまうから駄目だ」
男「ダメラwwwwwwwwwwww」
シュ「……」
男「いや、なんか本当に暑いぞ。ストーブ切るか」
ぴんぽーん
男「……え、お客さん?」
シュ「熱源を探知」
男「はーい、どちら様」
ヒ「うおおおおおおおおおおおおおお!! 挨拶に着たぞおおおおおおおお!!」
ヒ男「あけましておめでとう」
男「……ヒートらがきた」
シュ「なぜ」
男「……」
シュ「なぜ今から蒸し芋を食べるのがバレているんだ」
男「ぐ、偶然じゃないのか」
シュ「どういうことなんだ……」
ガチャ
男「……」
ヒ男「あけましておめでとう」
ヒ「今年もよろしくうううううううううう!!」
男「に、二本で勘弁してください……」
ヒ男「??」
ヒ「?」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:04:27.31 ID:PEAHC0cz0
シュ「……」
男「……」
シュ「結局、あいつら挨拶にきただけだったのか」
男「そうらしい。芋二本やったらえらい喜ばれたぞ」
シュ「……」
男「単純に俺らの勘違いだったんじゃねーのか」
シュ「そうかもしれん。新年の挨拶という名目で芋を奪いに来る賊など聞いた事がないしな」
ぴんぽーん
男「……」
シュ「……」
ク男「おめでとうございまーす」
ク「いるだろうか」
男「……今度はクールらが襲撃にきた」
シュ「もう芋はない、と」
男「もう餌はない、みたいな感じで言うなよ。俺らが食われるように聞こえるじゃねーか」
シュ「しかし実際何かを犠牲にしないと」
男「いや、ただの挨拶だって、ただの挨拶。何も気にする必要はねーよ。ハハハッ」
シュ「こ、怖い」
ガチャ
シュ「……」
ク男「おめでとう、シュールさん」
ク「今年もよろしく頼む」
シュ「で、出来れば一か月ほど待ってくれないだろうか……」ガタガタガタ
ク・ク男「?」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:32:20.66 ID:wS7EbIMeO
被害妄想wwwwwwww
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:35:06.31 ID:mFrI8v170
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:35:46.41 ID:AHuMygocO
クー「私はクーだ」
スー「私はスーです」
目の前には顔の同じ人間が二人いた。
クー「伝えたい事があるのだが」
スー「少しよろしいですか?」
男「え、はい言いですけど……」
クー「私達と付き合ってもらえないか?」
スー「結婚を前提としてお願いします」
男「結婚を前提として……二人と付き合う?!」
目の前には可愛い顔してとんでもないことを口走る人間が二人いた。
男「………君達は何かの罰ゲームでやらされてるの?」
クー「わざわざ冗談を言うはずがないだろう?」
スー「私達は本気です。」
男「突然だったので………すみません」
クー「理解してもらえただろうか?」
男「ああ、なんとか」
スー「もう一度聞きますか?」
男「いや、大丈夫」
男「質問良い?」
スー「なんでもどうぞ?」クー
男「なぜ二人いっぺんに?」
クー「一目みてあなたしかいないと思った。」
スー「衝撃的でした。」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:46:00.04 ID:AHuMygocO
男「クーさんスーさん俺でいいの?」
クー「ふつつか者だが」
スー「よろしくお願いします。」
クー「さっそく実家に着てもらえないか?」
男「今から?!」
スー「善は急げですね」
三人は仲良く暮らしたそうな。終
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:46:15.80 ID:PEAHC0cz0
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:51:45.88 ID:wS7EbIMeO
超速札取りだろjk
もしくはシューの足
プラネットウェイブスッ!
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:55:00.63 ID:AHuMygocO
男「パンツ見えてるぞクー?」
クー「見せてますから」
男「なんだって!」
クー「しましまは嫌いでしたか?」
男「好物です!!」
クー「ならどうぞ、脱ぎたてです」ポイッ
男「?!」
クー「少々濡れてますが、お気になさらず。」
クー後日談
まさかあれほど効果的とは思わなかった。
そして、初めて人間が鼻血を吹き出すのを見た。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 18:31:33.66 ID:PEAHC0cz0
ho
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 18:48:48.24 ID:AHuMygocO
クーめあんな短いスカート履きおって……
この俺がめくってくれよう!!!
男「うおぉぉおおぉ!!」
ダダダダッ
男「めくる時のタッチは軽くぅぅ〜!!」
フワァ〜
クー「?!」
男「?!」
男後日談
いやー良いもの見ました。
クー後日談
まさか履いてないとアピールする前に見られるとは………私たちの愛は本物と言う証拠だ!
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 18:59:55.25 ID:PEAHC0cz0
hp
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 19:12:09.85 ID:AHuMygocO
Wikiに載ったりするの?
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 19:22:23.17 ID:wS7EbIMeO
可能性はある
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 19:27:10.88 ID:AHuMygocO
そんなに気になるなら自分で編集すればいーんでねーの?
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 19:57:06.77 ID:AHuMygocO
クー「お前達は戦場に出るべきではない」
隊員「しかし隊長一人では……」
クー「なら男、背中を預けても良いか?」
男「行き先は地獄ですか?」
クー「そうはさせないさ。」
男「生き残ったら一つお願いがあるのですがよろしいですかクー隊長?」
クー「なんだ男?」
男「隊長を嫁にもらいたいのですが?」
クー「それは死亡フラグだぞ男?」
男「いいえ、生き残りますよ隊長と」
クー「ならば命令だ男っ!生き延びてともに暮らせっ!!」
男「イエス!マム!!」
クー「隊員は30秒間の援護射撃後D地点へ行け!!その後D地点のスー隊長の下戦場から退避!!」
隊員「イエス、マム!」
クー「10カウント後だ男頼む」
全員「イエス、マム!」
男「10 9 8 ………2 1 ゴー!!」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 20:14:49.13 ID:AHuMygocO
175 :
素直ヒートォオオオォオォォッッ!!!:2010/01/01(金) 20:20:28.69 ID:g8iQTG5vO
お題:よくなつく。
「おっ、おおおおと男おおぉおぉぉ!!!」
「おぅおぅどうした、そんなに騒いで」
「い……いぬがいる!」
「…」
「犬が居たんだ!この家に犬がいたのか!!」
「ああ、言ってなかったっけか?昨日来たばかりだが……苦手だったか?」
「いいや!全然ッ!!」
「あ、そなの」
「ただ、触ってもいいものか聞いた方が良いと思ってな!良いかな!?」
「そんな目をキラキラ光らせて言われたらダメなんて言えないだろう」
「そうか!噛まないほうか?」
「噛まない噛まない」
「そうか!じゃあちょっと行ってくる!!」 ダダッ
「おいよ、ってもう居ないし。まあ…噛まないだろうけど念のため見に行くか」 よいしょっと
「……」
「あはははっ!顔ばっかり嘗めるな、くすぐったいぞ!」 ベロベロ
「…ヒーよ」
「おう男!こいつ可愛いな!!なんて名前なんだ!!!」
「その前にお前はなんという格好をしているんだ。四つん這いってアレじゃないぞ」
「怖がるからな!犬の目線から見てるんだ!!」
「いや、だからな、その…スカートめくれてるから、はしたないから」
「…」 バッ
「……」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 20:44:02.99 ID:PEAHC0cz0
シュ「正月の夜は家族でテレビでも見て寛ぐのが習わし」
男「結構最近のならわしだな」
シュ「しかし我が家にテレビはない」
男「年末にお前が壊したからだろうがこのks」
シュ「ちょっとアナウンサーに憧れてしまって……」
男「だからって中身全部出して画面から顔見せんなよ」
シュ「……すまん」
男「でも最近の機械って不思議だよな。バラして、元通りに直したのに動かねーでやんの」
シュ「あれは不思議だった」
男「やっぱ素人が調子乗るとろくな事がねーな」
シュ「せっかくの年始出し、クーの姉御に頼るとするか」
男「年始関係なくね」
シュ「年始でないと会えん。多忙故にな」
男「へぇ」
〜〜〜〜〜
クー「たぶんバラした際に内部の電源に繋がる線を何処か切ってしまったんだろう」
男「mjd」
クー「それ以外におかしいところはない。一本一本確かめていくから時間は掛かるが、直せる」
男「すげえ」
シュ「どれくらい掛かりそうだ?」
クー「なんとも言えんが、一時間以内には」
シュ「そうか」
男「何するんだよ?」
シュ「他にも直して欲しいテレビが七つほど」
男「お前普段から何してたの?! あのテレビ一代目じゃなくて?!」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 20:50:40.90 ID:PEAHC0cz0
シュ「いい加減二人でババ抜きにも飽きたな」
男「俺は始める前から飽きてたけどな」
シュ「なら言ってくれればジジ抜きにしたのに」
男「一緒だろうが、人数を増やせ人数を」
シュ「どれくらいいるんだ」
男「ゲームとして成り立たせるためにあと一人は最低必要」
シュ「よし、ならば年始という事でヒートを呼ぼう」
男「年始関係なくね」
シュ「年始でないと会えん。多忙故にな」
男「へぇ」
〜〜〜〜〜〜〜
ヒート「こおおおおれぇだあああああああああああ!!!」ヴァリヴァリィ
男「……」
シュ「見る見るうちに枚数が減っていく! これは分かりやすい」
ヒート「ご、ごめん」
男「……」
シュ「おおーっと、ついに『6』が全滅!」
男「……」
シュ「男、盛り上がってきたな、このサバイバルババ抜きも」
ヒート「本当にごめん……明日新しいの買ってくるから」
男「……ん、電話だ」
シュ「出ろ、ヒート」
男「普通お前じゃね?!」
ヒート「はいもしもし。おお男。……おう。おお、お前もくるのか!! よおおおおおおおし!! 迎えに行くぞおおおおおお!」
シュ「おおーっと、ここで電話の受話器もリタイア!」
男「( ゚д゚ )」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 20:57:11.02 ID:AHuMygocO
>>173続き
クー「あれから今日で一年か……」
クー「男には済まない事をしてしまった……」
〜1年前〜
男「敵15体にこっちは特殊装甲装備の二人……自殺ですねこりゃ」
クー「私がわざわざ死にに行くとでも?」
男「そうですね18歳で鬼人と呼ばれる大天才ですからね」
クー「今日からクーと呼んで欲しい」
男「わかったよクー」
クー「前方から5体2秒だ」
男「了解」
クー「あと3体だ……ハァハァ」
男「見えませんね……」
クー「来た……後方1」
男「後方3ダッ!!
この一瞬の判断ミスは悔いるだろう
男の叫び声が聞こえた瞬間、私の中で何かが切れた音がした。
この後のことはよく覚えていないが私は動かない男を抱えてスー部隊にたどり着いたらしい。
次に目覚めたのは病院だった。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:00:39.90 ID:PEAHC0cz0
シュ「いい加減人生ゲームごっこも飽きてきたな」
男「俺は始める前から飽きてたけどな。シャドウ人生ゲームとかマジで誰得」
シュ「現物がないのが決定的な敗因だったな」
男「そもそも二人ってのが致命的じゃね?! もっと人呼ぼうぜ」
シュ「……確かクーの姉御が人生ゲーム持ってたな」
男「じゃあヒートも呼ぼうぜ。あっちの男も含めて六人いればたぶんさっきの六億倍くらい面白くなる」
シュ「だろうな」
男「じゃあ――」
シュ「だが断る」
男「?!」
シュ「考えても見ろ。一つの部屋に『シュ男』『ク男』『ヒ男』が並ぶんだぞ」
男「いいじゃん。豪華キャストじゃん。まさしく年始じゃん」
シュ「ごちゃごちゃしすぎて鬱陶しい」
男「それぞれにキャラはたってるし、問題ないって!」
シュ「私とお前だけの空間が……」
男「二人で人生ゲームするだけの空間とかいらないから」
シュ「ひ、ひどい」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:13:21.26 ID:PEAHC0cz0
シュ「……」
シュ男「……」
ヒ「……」
ヒ男「……」
ク「……」
ク男「……」
シュ「……」
シュ男「……」
ヒ「……」
ヒ男「……」
ク「……」
ク男「……」
シュ「……」
シュ男「……」
ヒ「……」
ヒ男「……」
ク「……」
ク男「……」
シュ「ほぉれ見たことか!! 全キャストが雁首そろえた結果がこの有り様だ!」
シュ男「落ちつけ! 今から楽しくなるから! 絶対楽しくなるから!」
シュ「どうせ六人揃ったところで皆でマイムマイム踊って解散が関の山だ!」
シュ男「どんだけ寂しい集団なの!? 他にやる事あるだろ?!」
シュ「もういい、私が五人に分身する。腕相撲で勝負だ」
シュ男「そこまでやって個人種目なんだ?!」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:15:05.01 ID:wS7EbIMeO
GSwwwwwwww
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:16:55.89 ID:AHuMygocO
>>178続き
目が覚めると白い天井が見えた。
クー「私の判断ミスで男は……私のせいで……結婚するはずだったのに…………」
ガチャ
看護婦「クーさん?……クーさんが目覚めました先生!!」
クー「私は……ワタシハ…オトコを…」
医者「クーさんあなたは一週間眠ったままでした。」
クー「先生………男は……?」
医者「彼は残念ながら……」
クー「それ以上言わないでくれっ!!」
カツカツカツ
??「勝手に死んだような扱いしないでもらえるか?」
クー「??!!」
医者「彼は生きていますよ。ただ……」
クー「男?私の男か?!」
男「あぁ、そうだよクー」
クー「私は今最高に幸せだ!!男結婚してくれ!!」
男「りょーかいです隊長」
『ギュ』
クー「……あれ??」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:19:10.32 ID:mFrI8v170
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:20:33.25 ID:PEAHC0cz0
(* ゚д゚ )
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:29:08.47 ID:wS7EbIMeO
攻めるねぇ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:38:54.95 ID:AHuMygocO
>>182続き
男「右腕は無くなっちまったけどこれぐらい許してな?」
医者「彼は今右腕と内臓の一部がありません。よって、内臓の関係でいろいろ生活に制限が付きます。しかし、本国に戻れば腕はなんとかなります。」
クー「済まない……私のせいで……」
男「おいおい泣くなよ?!俺はクーと生きられるなら平気だ!」
クー「私は幸せ者だ………ありがとう男……」
男「俺からのお願いだ結婚してくれ。」
クー「ありがとう。もちろんだ男。愛してる」
いつの間にか医者と看護婦は出て行っていた。
私が一週間眠っていた間に私達部隊の持ち帰っていた情報によって終戦に向かっていたのだった。
〜現在〜
男「『済まない』ってもう気にしないって決めただろう?」
クー「そうだなありがとう男」
男「にしても1年もたったのか……」
クー「男突然なんだが………」
男「なんだ?」
クー「最愛の男の子供が私のお腹にいるのが昨日わかったんだ。」
男「なんだって!!??」
クー「私は幸せ者だ」
男「今日は最高の日だ!!」
クー「男、愛してる」
END
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:57:48.99 ID:PEAHC0cz0
穂守
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 21:58:51.48 ID:AHuMygocO
お題で一つ書いてみたいのですが
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:03:58.74 ID:iccJxp1U0
秋風吹く並木道を歩く二人
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:24:41.42 ID:PEAHC0cz0
あばばば
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:31:43.15 ID:v4cLO57o0
>>183 すまない、吹いてしまった
予想GUYです
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:33:08.90 ID:AHuMygocO
お題:秋風吹く並木道を歩く二人
道路の両脇には銀杏の木が続いていた。
ヒューー ザワザワ
クー「まるで黄色い雪みたいだよ男」
男「さすが銀杏の名所だけあるなぁ」
クー「知ってるか男?」
男「何が?」
クー「銀杏の葉は滑りやすいんだ、だから転びやすい。」
男「へぇクーは物知りだなぁ」
クー「男に誉められるのは最高だな、寒いはずなのに心が温かい」
男「堂々と恥ずかしい台詞を言ってしまうのはクーらしいなぁ」
一陣の風が吹いた。
クーの長い髪が銀杏と踊るように風になびいた。
男「(あぁ可愛いなやっぱり……)」
クー「どうした男?」
男「いやちょっと……」
クー「みとれてしまったのか?」
男「クーにはお見通しか」
クー「いや、男がとても優しい顔をしていたんだ。」
男「そぉか(まったく俺は幸せ者だな)」
クー「そろそろ帰ろうか男?」
男「そうだな我が家に帰ろうか。」
繋いだ手は柔らかく暖かかった。
銀杏は二人を見送るように風と踊っていた。
END
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:42:26.79 ID:PEAHC0cz0
シュ「羽子板を作ったぞ男」
男「へぇー、結構良い木を使ってるな、これ」
シュ「分かるか」
男「うん、どう見てもうちのまな板だ」
シュ「羽も自作した」
男「……重りと羽だが……羽がやたらリアルで、ちょっと血がついてる」
シュ「貸せ。いくぞ男」
男「よーしこい」
シュ「そぉい!」カーン
男「ほれ」コーン
シュ「せぃ!」カーン
男「ほい」コーン
シュ「氏ね!!」ドゴオオオオオオオオオオ
男「おおっとぉぉ!!」ヒョイ
シュ「おいかわすなよ」
男「無茶言うな。あんなの取ったら板が割れるだろうが」
シュ「もう割れてる」
男「はり倒すぞ」
シュ「男になら……」
男「羽を拾いに行くぞ」
シュ「確かこのへんに」
男「あった。なんかついてる血が増えてる」
シュ「おおぅ」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:46:04.85 ID:iccJxp1U0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 22:48:12.86 ID:AHuMygocO
>>195ありがとう
もう1つ誰かお題があればどうぞ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:07:29.69 ID:AHuMygocO
過疎かな
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:09:59.45 ID:PEAHC0cz0
シュ「珈琲と甘酒がはいったぞ」
男「なんだその二択」
シュ「珈琲を取るか、甘酒を取るかでお前の評価が変わる」
男「……うーん」
シュ「……さぁ、どっちだ」
男「こういうのって大抵どっち選んでも間違いで、そういうのに捕らわれない第三の回答が正解なんだよな」
シュ「ものすごく納得出来るか、全く出来ないかの二択だな」
男「じゃあ俺はあえて『お前』を選ぶぜ!」
シュ「分かった。じゃあ両方の飲み物が余ったので、どっちも私が飲もう」
男「……」
シュ「珈琲うめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「……」
シュ「甘酒うめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「……」
シュ「wwwwwwwwww」
男「あの、シューさん」
シュ「ん?」
男「えっと、俺はお前を選んだ訳だが、なんかそういうイベント的なものは」
シュ「ああ、好きにしていいぞ」
男「……」
シュ「珈琲うめえwwwwwwwwwwwwww」
男「……」
シュ「甘酒うめえwwwwwwwwwwwwww」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:12:27.79 ID:AHuMygocO
男「塞翁が馬ってどういう意味」
クー「人生の幸不幸は予測しがたいことのたとえ。ということだ男」
男「へぇ」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:14:12.72 ID:AHuMygocO
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:18:32.44 ID:AHuMygocO
男「孫にも衣装とはこのことか」
クー「孫ではなく馬子だ男よ」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:26:43.25 ID:v4cLO57o0
お題:初夢
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:27:21.59 ID:AHuMygocO
男「クーって体柔らかいんだな」
クー「足は前後左右180度開きます。」
男「昔バレエでもしてたの?」
クー「いや、男と付き合い始めてから柔軟を始めたんです。」
男「なんでまた?」
クー「どんな激しいプレイにも答えるためですよ。」
男「……///」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:36:20.42 ID:PEAHC0cz0
寝る前保守
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:51:40.02 ID:AHuMygocO
お題:初夢
目の前に知らない男の人がいて私の手を引いていた………。
次の瞬間男の人はいなくなっていた。
あの人は誰だろうか?
ピピピピ!!
目覚ましの音で夢だと気が付いた。
クー「ああ、なんだ夢か。」
2010年になり初めてみる夢だった。
夢の人を思い出そうとするが顔がぼやけていた。
クー「不思議な気持ちだ……胸がドキドキしている。」
今日は書き初めをする予定だったが墨汁が切れていた。
クー「私としたことが……あの店なら今日から開いてたな。」
今日は風が強く吹いていた。
クー「寒い……」
突然強い風が吹いてつまづいてしまった。
??「大丈夫?」
知らない声と手が出されていた。
クー「君か……夢の人は。」
男「僕は男、夢の人って?」
クー「私はクーだ、どうだ私の手を引いて歩いてみないか?君のことは夢でしっていた。」
男「僕が危ない人だったらどうする気?」
クー「君は優しそうだ、それに私は夢の人に恋したらしい。」
男「君は変わってるね」
クー「よく言われる」
私の胸のドキドキは今にも溢れだしそうだった。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 23:53:45.54 ID:AHuMygocO
まだあればお題どうぞ。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:08:17.42 ID:OG19SaE4O
クー「ハァ……ハァ……おとこぉ〜愛してるぅ……チュ…クチュ…あぁ…んっ……あっダメ……ハァ〜あっ……あっ……それ…いじょう…した…ら…んっ…やっ……んぁあぁん」
男「…………………」
クー「ハァハァ……いって……しまった……ハァ」
男「………一人で何をなさっているんですかクーさん?」
クー「もちろん誘惑だ男」
男「いやもう今日は……」
クー「私は準備万端だ、男のそれも準備万端みたいだぞ?」
男「こ、これは………」
クー「いただきます」
男「アッー」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:16:13.47 ID:OG19SaE4O
また過疎か……
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:20:23.97 ID:NvYRWVhWO
過疎(笑)
今の流行最先端は過密よねー
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:25:30.68 ID:OG19SaE4O
男「なぁクー」
クー「なんだ男?」
男「もう俺ら高校生なんだからベランダ使って部屋入るのよさないか?
クー「そのわりにはカギかけないな男は?」
男「それは……その……」
クー「私達は私達のままで大丈夫だ。高校生なんて関係ないんだ。」
男「まったくクーってば……」
クー「だから男、いい加減子作りしないか?」
男「………だめだこりゃ」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:27:13.85 ID:OG19SaE4O
都心は過密だけど俺の地域は過疎さ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 00:32:57.49 ID:0F9WFdl90
消化感謝
更なるお題をとのことなので
・年賀状
・今日の寒さ
・駅伝
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 01:03:17.54 ID:NvYRWVhWO
た
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 01:27:17.61 ID:OG19SaE4O
お題:年賀状
12月の後半になるとどこの家庭も年賀状に取り掛かるだろう。
ここにも書いている二人がいた。
男「クーは毎年何十枚も手書きで大変じゃないのか?」
クー「メールが主流の現代社会でわざわざ手書きの年賀状はナンセンスですか?」
男「いやいやそんなことはないけど。」
クー「年賀状のインクの香りは良いと思いませんか?」
男「言われてみれば……」
クー「でしょう?だから今日ぐらいは頑張ります。」
1月1日 朝
男「毎年クーは俺への年賀状を机の上に置いておいてくれるなぁ。なになに?」
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
さっそくですが男君
私は男君が大好きです
毎日毎日伝えても足りません
今度は男君から伝えてほしいです
PS
愛してるぞ男
男「なんて文を書くんだクーは…………///」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 02:03:53.09 ID:OG19SaE4O
お題:今日の寒さ
男「クー雪かき手伝ってよ〜」
クー「私は寒いのは嫌いです」
男「体動かせば暖かいよ?」
クー「男に身体を愛撫してもらった方が暖かいです」
男「ちょ?!愛撫って///」
クー「男のアレは熱いぐらいで好きですよ」
男「アレってなに?!」
クー「雪かき終わったらしましょう」
男「///」
クー「仕方ないから手伝いますよ」
男「ありがとうクー」
1時間後
男「やっと終わった……」
クー「私も終わりました」
男「何してたのクー?」
クー「かまくら作りました」
男「雪を積んでると思ったら……」
クー「中へどうぞ」
男「うわぁ!七輪とかどこから出したの?」
クー「きにしないでお餅焼けますよ?」
男「まったくクーペースだなぁ」
男「かまくら暖かい」
クー「今日がどんなに寒くても男とかまくらがあれば平気です」
男「かまくらが必要かな?」
クー「なら男がしっかり暖めて欲しい」
男「わかった///」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 04:39:27.72 ID:YnZNZVHCO
保守
帆手(セイルマン)
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 08:54:52.59 ID:NvYRWVhWO
穂守(勇者)
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 09:29:04.25 ID:2paD8Zcj0
捕手(ピッチャー))
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 10:14:15.28 ID:4ItK/tgzO
水差し(ピッチャー)
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 10:45:47.13 ID:NvYRWVhWO
補習(ティーチャー)
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 11:15:06.65 ID:OG19SaE4O
お題:駅伝
クー「駅伝とは非情だな……」
男「ん?」
クー「繰り上げスタートだ」
男「あぁ」
クー「たすきを目前としての繰り上げスタート……私は堪えられない」
男「クーは優しいな」
クー「男……抱きしめてくれ」
男「いや、ちょ、選手がびっくりするから普通に応援して?!」
クー「私は堪えられない!」
男「わざわざ箱根に来たから今晩でお願いしますorz」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 11:15:12.09 ID:NvYRWVhWO
報酬(ヨッシャー)
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 12:10:08.70 ID:NvYRWVhWO
没収(アッチャー)
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 12:20:33.82 ID:OG19SaE4O
クー「わたしはぁ〜男がだーいしゅきなんですぅ〜」ギュ
男「クー酒臭いよ……」
クー「そんなに飲んでませんよ〜っだ!」
男「いやいや完全に酔ってるじゃん!」
クー「おとこはこんな子が嫌いなんれすかぁ〜?」
男「嫌いじゃないけど……」
クー「けどってなんれすかぁ?」
男「わぁっ?!何脱いでるの?!」
クー「暑くなっちゃったぁ〜えへへー」
男「ちょ!クー下着はダメだって!!」
クー「男にしか見せないぞぉー」
男「おっきな肉まんが2こ………バタッ」
クー「あれー?男ぉ寝ちゃらめれすぅ」
クー「一緒に寝ますぅ」スースー
素直クールは酔うとデレデレか
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 13:25:36.75 ID:NvYRWVhWO
あ
馬場さん…(ラッシャー)
書き手の皆さんGJです
楽しませて戴いて居ります
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 13:51:37.79 ID:Gugbloar0
シュ「……」
男「……」
シュ「……」
男「……」
シュ「……男」
男「……」
シュ「おい」
男「……なんだよ」
シュ「寝正月もいい加減にしないか」
男「……」
シュ「……元気に銀行でも遅いに行こう」
男「元気すぎるだろ」
シュ「……」
男「……」
シュ「……ああ、正月は確か開いてなかったな」
男「……」
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 13:52:32.41 ID:finajrUrO
シュール分が足りない
クール分が足りない
そして何より、ヒート分が足りないッッ!!
いっけぇ保守だああぁあぁぁあああぁあぁぁぁ!!!
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 13:54:02.14 ID:finajrUrO
なんという悪タイミング。
>>229に言ったんじゃないよ!ホントだよ!
>>229のシュ男が何故布団でグッタリしてるかと言うと
シューのお供で全国初詣でマラソンを完走して来たから
だと勝手に妄想してみる。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 14:28:36.08 ID:4ItK/tgzO
>>232のシューがなぜマラソン程度で済ませたかというと
大晦日に全国の寺を回って
坊さん「50(ゴーン!)…51(ゴーン!)…」
シュー「何時でい?」
坊さん「52分でい。53(ゴーン!)」
と除夜の鐘の数を狂わせていたからと妄想してみる
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 14:50:13.72 ID:OG19SaE4O
クールビューティに素直がプラスされる
まさに奇跡
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 15:40:28.53 ID:OG19SaE4O
クー「保守」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 15:41:34.43 ID:NvYRWVhWO
穂守
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 16:31:47.37 ID:OG19SaE4O
ホラー
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 16:38:48.97 ID:2epQxamw0
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 16:52:43.73 ID:NvYRWVhWO
GH!
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 17:16:20.16 ID:OG19SaE4O
ヒー「おとこぉぉぉ!!!」
ヒー「どこだぁぁぁ!!!」
クー「騒がしいぞヒー」
シュ「………」
ヒー「私の男はどこだぁぁぁ!!!」
クー「それは聞き捨てならないな」
シュ「激しい同意だ、男は私のポケットにいるべき」
ヒー「うるさいっ!!!」
ヒー「私が1番男を愛してるんだぁぁぁ!!!」
コソコソ
男「(見付かったらどうなるか分からん)」
クー「それは置いといて………そこにいるのはわかっているぞ男」
男「…………orz」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 17:26:38.56 ID:2epQxamw0
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 17:28:54.91 ID:OG19SaE4O
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 17:58:50.04 ID:Gugbloar0
シュ「男、いい加減クリスマスツリー片付けないか」
男「え?」
シュ「あれだよ。庭に出てるあれ」
男「もうツリーって片付けただろ……」
シュ「え」
シュ「じゃあ、あの庭に出てるツリーは……」
男「……え。なんで出てるんだ」
シュ「私は知らないぞ」
男「俺も知らねえ……」
シュ「これはまさかポルターガイスト現象」
男「……」
〜〜鑑識〜〜
シュ「鑑識の結果、私の指紋がいたるところから発見された」
男「お前じゃねえか!」
シュ「だが全く記憶にないんだ。誰かが私をはめようとしている」
男「えっ。一体だれが」
シュ「はめようとと言うか、実際夜にはめてるのはお前だが……」
男「やかましい。どこぞに監視カメラはないのか」
〜〜監視カメラの画像解析中〜〜
男「やっぱり犯人お前じゃねえか!」
シュ「まさか私の寝相がここまで悪いとは」
ツリー「俺もまじでびっくりだわ」
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 18:25:54.58 ID:Gugbloar0
シュ「ああああああああああああああああああああああああ」
男「?! どうした」
シュ「――あああ、と言えば、どう聞こえる」
男「あああああ、だが」
シュ「実際には『あー!』を想像しているんだろうが、字面通りに読むと『あ・あ・あ・あ・あ・あ』だよな」
男「あー、それ俺も思った事ある」
シュ「でも『ああああ』の方が迫力が出る」
男「あーーーーーだと格好悪いしな」
シュ「だいたい皆暗黙の了解で『あああああ』を『あーーーー』と読んでるんだろう」
男「漫画とか小説でもそうだしな」
シュ「ところで」
男「?」
シュ「私は何に驚いたんだったか」
男「単純にこの話題を振る為に大声出したんじゃねーの」
シュ「……そうだったか?」
男「なんか焦げ臭くないか?」
シュ「あー、そっちか」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 18:38:27.22 ID:OG19SaE4O
隣からは一定のリズムで静かな寝息が聞こえる。
まだ6時か……もうひと眠り……
隣から寝息……
何かがひっかかる。
なんだこの違和感は?
隣から寝息………
男「俺は一人暮らしダァーッ!」
シュ「騒がしいぞ……寝かせてくれ」
男「女の子?!」
とびっきり可愛い女の子が横で寝ている。
男「可愛いから良いか………いや良くないだろう……」
男「起きろ!起きてくれ!!」
シュ「君……私はまだ寝ていたい」
男「待てなぜここで寝ている?」
シュ「愛し合う二人が一晩ともにするぐらい普通だろう?」
男「初対面だが?」
シュ「私が惚れて忍び込んだ、戸締まりはしておいたぞ」
男「カギ閉め忘れてたか……問題はそこじゃねぇーっ!!」
シュ「なんだもう私の事が欲しくなったのか?寝起きでキツイのだが君のためならかまわない」
男「ダメだこりゃorz」
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 19:07:08.92 ID:OG19SaE4O
素直ホーシュ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 20:02:34.16 ID:YnZNZVHCO
ほ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 20:13:39.39 ID:OG19SaE4O
ヒー「うおぉぉぉ−−−!!!」
クー「どうしたヒー?」
シュ「クー姉はいちいちヒーの叫びに反応しなくていい」
ヒー「うわぁぁぁ!男に会いたいぃぃぃ!!」
シュ「ヒーを黙らせて欲しいクー姉。」
クー「仕方ない………」
ゴシュ!!
ヒー「グフェ……」
シュ「やっと静かになったか」
ヒー「………………」
今日も平和な三姉妹でした。
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 20:25:03.09 ID:Gugbloar0
男「シュー、いるかー?」
シュ「いねえ」
男「なんだいないのか」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 20:53:46.41 ID:Gugbloar0
ほ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 20:55:52.04 ID:OG19SaE4O
お題一つ希望
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 21:04:39.62 ID:Gugbloar0
>>251 シュ「男、最近気付いたんだが、大根って万能じゃないか」
男「俺は味噌汁に入れるかおでんの具にするかくらいしか使えんが」
シュ「まず、月光残月刀に早変わり」
男「そんな強そうな刀になっちゃうんだ」
シュ「次に、料理の具として使える」
男「料理の具としての使い方が一部のものとして扱われる……だと?!」
シュ「次に、大量の大根を用意する事により、それを並べて板を乗せると重いものを移動させられる」
男「丸太のあれか! 古代のベルトコンベアー!」
シュ「次に、新聞にもなる」
男「あー、うすーくうすーく剥くと字も書けますよ、と」
シュ「さらに、印鑑にもなる」
男「あー、なるのか?」
シュ「そして、持ってて良かったPSP]
男「あれは一家に一台欲しいよなぁ」
シュ「今なら洗剤一か月分付けて12000円!」
男「安い!」
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 21:24:55.43 ID:OG19SaE4O
スマン
>>252 クー「男、最近よく思うのだが、大根って万能じゃないか」
男「大根役者と言われるからな」
クー「まず、おでんだ」
男「冬のおでん屋台は最高だな」
クー「次に、男の好物の大根の味噌汁」
男「クーの味噌汁は特徴うまい!」
クー「次に、大量の大根をすりおろす事により作られる鍋!!」
男「東北のあれか! この間旅行で食べたな!」
クー「次に、飾りにもなる」
男「あー、うすーくうすーく剥いたりだな」
クー「さらに、殺菌効果も」
男「あー、なるのか?」
クー「そして、持ってて良かったジャパネット〇〇のすりおろし機」
男「あれは一家に一台欲しいよなぁ」
クー「今なら洗剤一か月分付けて12000円!」
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 21:34:11.68 ID:OG19SaE4O
誤字直した
スマン
>>252 クー「男、最近よく思うのだが、大根って万能じゃないか」
男「大根役者と言われるからな」
クー「まず、おでんだ」
男「冬のおでん屋台は最高だな」
クー「次に、男の好物の大根の味噌汁」
男「クーの味噌汁は特にうまい!」
クー「次に、大量の大根をすりおろす事により作られる鍋!!」
男「東北のあれか! この間旅行で食べたな!」
クー「次に、飾りにもなる」
男「あー、うすーくうすーく剥いたりだな」
クー「さらに、殺菌効果も」
男「あー、なるのか?」
クー「そして、持ってて良かったジャパネット〇〇のすりおろし機」
男「あれは一家に一台欲しいよなぁ」
クー「今なら洗剤一か月分付けて12000円!」
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 21:57:47.48 ID:Gugbloar0
稲穂
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 22:27:29.88 ID:OG19SaE4O
エロい話が読みたい
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/02(土) 23:24:16.99 ID:OG19SaE4O
ホース
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 00:06:30.18 ID:1nIixiIy0
ホイッスル
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 00:26:22.51 ID:YmMnwf/UO
IDチェック保守
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 00:31:20.37 ID:6TDvqxfU0
ho
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 01:20:25.49 ID:YmMnwf/UO
クー「おとこぉそんなに太いのが私に入るのか?」
男「もう我慢できないんだ……」
クー「男のなら受け入れるよ、きてくれ」
男「あぁ、痛かったら教えて」
一気に貫いた。
クー「クッ……ア……んぁ………」
男「クー大丈夫?」
クー「少し……動かないで……欲しい……」
男「痛いのか?」
クー「幸せで泣いてしまいそうなんだ……」
男「クーってば///」
クー「男が入れてくれたんだ私は幸せだ」
男「動かすよ?」
クー「ゆっくり頼む」
クーの中は熱いぐらいで頭が真っ白になるぐらい気持ちがよかった。
クー「んっあっ…はぁん……んぁん…イって……しまう……」
男「俺も……イくかも…」
クー「男……の子供が……欲しい……」
俺はクーの中で果てた。
クー「お腹が熱い……男の子が良いな」
男「俺は女の子が欲しいなぁ」
クー「男の遺伝子を引き継いだ子供だから可愛い子になるな」
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 03:01:47.53 ID:1nIixiIy0
ホヌ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 05:08:14.11 ID:xWluVeSXO
チ゚ヌ
シ男「ただいまー…あれ?なんで誰もおこた使ってないの?」
ク男「シュールさんがメモ書きを残して出かけてしまって…」
クー「それによると、ヒートから溢れ出る情熱で暖をとりたいんだそうだ」
ヒ男「そういう訳で、今この電源の入ってないこたつの中でヒートが熟睡中なんだ」
ク男「というか、ヒートさんが寝た後、シュールさんが被せるようにこたつを置いたみたいで」
シ男「余所様に迷惑をかけるなとあれほど…」
ヒ男「いやいや気にしないでくださいよ。こいつも気持ち良さそうに寝てるみたいだから」
シ男「はぁ…。そういえば、結局温かくなったんですか?」
ク男「え…?」
シ男「…へ?俺なんか変なこと言いましたか?」
クー「いいや。…でも、君がシューと仲良くなれた理由がなんとなく分かった気がするよ」
シ男「…?」
ヒー「むにゃ…?うぉぉぉぉなんだこれはぁぁぁ真っ暗じゃ―――」
ゴツン
ヒー「ぐぁぁぁ何が起こったぁぁぁ!!」
ヒ男「やっと起きたか。ほら、早くこたつから出てこい」
ヒー「おおぉぉぉお前は私の光だぁぁぁぁ!!」
ゴツン
ヒ男「…あの、やっぱりこたつの方どかすんで手伝ってもらえませんか」
シ男「ああ、喜んでやらせてもらうよ」
ク男「あ、僕も手伝います」
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 07:37:01.38 ID:4mVQFVZgO
た
ま
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 09:33:27.51 ID:nPZJzgIkO
ほ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 10:20:26.78 ID:4mVQFVZgO
こ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 10:25:32.42 ID:YmMnwf/UO
トントントン
リビングに入ると台所から包丁の音が聞こえる。
部屋は暖房が効いていて暖かい。
男「今日の朝ごはんは?」
クー「おはよう男、今日は和食だ」
男「あ、そかそかおはよー」
クー「すぐ用意するから座っいてくれ」
男「クーは良い嫁さんになるよ」
クー「花嫁修業だからな」
男「双子じゃなかったら俺が欲しかった」
クー「私にはもう心に決めた方がいますから」
父「パパちょっと詳しく聞きたいなぁ」
母「あらあらパパ涙が」
男「クーのお弁当が一つ多い事に気付いてなかったのか親父?」
クー「いくら父でも口は挟ませませんよ?」
母「あらあらいい人だったわねぇ」
父「パパだけのけ者に………パパ会社休む……行きたくない」
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 11:15:23.66 ID:TNQcT9+P0
シュ「よう男、荒れ地の荒野で会うとは奇遇だな」
男「荒れ地の荒野って……いや、それよりここは普通の街中なんだぜ」
シュ「まじで」
男「割とまじ。ほら、まわりにある店や人々でおわかり頂けるかと」
シュ「おお……あれ人だったのか。西部劇でよく見る、風でころころ転がってるマリモみたいなあれかと思ってた」
男「それで、その馬どこからパクってきた」
シュ「失敬な。これは私の馬だ」
男「名前は?」
シュ「麒麟」
男「うわぁ」
シュ「早いぞ」
男「速い、じゃなくてか」
シュ「起きるのが」
男「早起きさんなんだ」
シュ「今夜の晩飯を楽しみにしておけ! ハイヨー! 麒麟!!」パカラッパカラッ
男「……」
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 11:55:26.81 ID:xWluVeSXO
今日も良い素直日和だな
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 12:19:59.96 ID:TNQcT9+P0
シュ「馬刺し馬杉ワロタwwwwwwwwwwww」ガツガツ
男「誰馬wwwwwwwwwwwwwwwww」ガツガツ
シュ「……ふぅ、ごちそうさん」
男「成仏しろよ麒麟……お前の命は俺達が受け継ぐ」
シュ「まさに食物連鎖だな」
男「自然界の掟だよな」
シュ「しかし冷静に考えてみると馬の方が人よりも遥かに強いだろう」
男「ってことはあれか、下剋上」
シュ「男として馬れてきたからにはって奴か」
男「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
シュ「しかし酒と合うな、馬刺し」
男「なんとも言えない馬味がwwwwwwwwwww」
シュ「wwwwwwwwwwwwwww」
男「無表情で『wwwwwwwww』はないだろwwwwwwwwwwwww」
シュ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「さて、残りの骨はどうすんの」
シュ「この頭の骨とかは被り物に出来そうだ。ほれ」ジャキーン
男「恰好よすぎワロタwwwwwwwwwwww」
シュ「馬刺し戦隊、なんたらウーマンwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「馬だけにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
シュ「残りの骨は埋葬して、埋めてやろう」
男「地味に優しいwwwww」
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 13:24:06.34 ID:j7C44p9Q0
ぐっしゅうほ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 13:30:28.31 ID:YmMnwf/UO
クー「…………」
男「…………」
クー「…………」
男「…………」
クー「保守」
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 14:15:17.68 ID:j7C44p9Q0
jp
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 15:06:27.95 ID:YmMnwf/UO
だれか超能力クーを
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 15:40:13.70 ID:j7C44p9Q0
シュ「見ろ男、お箸を宙に浮かせられるぞ。凄いだろ、超能力だ」
男「それただ眼力で浮かしてるだけじゃねーかwwwwwwwwwww」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:09:30.69 ID:4mVQFVZgO
あ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 17:26:45.45 ID:YmMnwf/UO
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:17:17.89 ID:j7C44p9Q0
ho
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 18:39:12.39 ID:4mVQFVZgO
へ
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 19:02:05.68 ID:4mVQFVZgO
う
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 19:41:16.62 ID:4mVQFVZgO
と
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:33:30.49 ID:TNQcT9+P0
へうと!
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 20:58:28.39 ID:TNQcT9+P0
シュ「男、今日で御節は終わりだ」
男「また来年までお預けだな」
シュ「という訳で、残っている御節料理を全て腹に片付けようか」
男「食いおさめか」
シュ「じゃあ、入れるのを手伝ってくれ」
男「いいぜ。はい、あーん」
シュ「は?」
パカッ
シュ「確か右奥にかなりスペースがあったはずだ……」ヒョイ、ヒョイ
シュ「男、早く手伝ってくれ」
男「……お前の腹の中、結構物詰まってんのな」
シュ「恥ずかしいからあまりじろじろ見るなよ」
男「……」
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:34:13.32 ID:TNQcT9+P0
男「シューって幽霊とかって信じる?」
シュ「信じるも糞も、知り合いに幾つか」
男「すげえ! さっすがシューさん半端ねえッス!!」
シュ「人間の幽霊も何人か知り合いにいるが、会うか?」
男「えっと……どういう幽霊なんだ」
シュ「戦時中の空襲で死んだ少女とかがこの近くに住んでるぞ」
男「ほおぅ。貴重な意見が聞けるかもしれんな」
シュ「私もよくあの世へ連れていかれたもんだ」
男「……それで、どうしたの」
シュ「閻魔さんと酒をいくらか飲み交わして、三途の川の無期限パスポート貰って帰ってきた」
男「そのパスポートってどれ!!」
シュ「顔パスだよ顔パス」
男「すげえええええええええええええええええええ」
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 21:43:41.32 ID:TNQcT9+P0
男「シュー格ゲー強いなぁ」
シュ「まぁな」
男「いくら練習しても勝てねーな」
シュ「まぁな」
男「って、PS2から配線がお前のスカートの中まで伸びてるんだが」
シュ「バレたか」
>>286 『PR35Vひんやりさん』思い出したw
ちなみに、Pはパタゴニア家電のP、Rは冷蔵庫のレ、35は350?(g)も物が入るということ。
そしてVは、上から258-258-258のナイスバディの色、赤く熟れたバイオレットのVを意味しま〜す♪
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 22:14:55.03 ID:TNQcT9+P0
シュ「……それ、なんだ」
男「携帯電話だけど」
シュ「ほぉ、まるで携帯ゲーム機のようだな」
男「そうだな。ゲームも出来るし、他にもいろんな機能がついてる」
シュ「例えば」
男「この取扱説明書を読みゃ分かるよ」ドスン
『ものすごくごっつい取扱説明書』
シュ「……辞典か」
男「とりせつだぜ」
シュ「……」ペラ
男「どうだ」
シュ「……もはや電話じゃないな」
男「ああ、それは俺も思った」
シュ「なんでも機能を付ければ良いってもんじゃない」
男「あるに超した事はなくね」
シュ「よし、私も携帯を持つぞ」
男「まじで」
シュ「……ああ、私にはいらなかったな」
男「……」
シュ「伝書鳩達が嫉妬するからな」
男「……」
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 22:31:55.67 ID:M6u6P4vhO
お題:アルカディア
お題:あらしのよるに
お題:消えない喜び
お題:○×ゲーム
お題:チップチューン
お題:全力で保守
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 22:53:58.31 ID:TNQcT9+P0
>>291 お題:あらしのよるに
シュ「ィィィヤッホオオオオオオオオオオオオウ!!」
男「シュってサーフィンも出来るのかー!」
シュ「若い頃やってたんだ。コツを掴むと簡単だぞ」
男「大丈夫だ、俺も出来る。一緒に波に乗ろうぜ!」
シュ&男「ィィヤッホオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!」
*絶対に真似してください
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 22:59:18.52 ID:TNQcT9+P0
>>291 お題:○×ゲーム
シュ「では問題だ。○か×か」
男「……」
シュ「……」
男「……ま、まる!」
シュ「残念。正解は×でした」
男「くっそー」
シュ「では問題だ。○か×か」
男「……」
シュ「……」
男「……ば、ばつ!」
シュ「残念。正解は○でした」
男「くっそー」
シュ「では問題だ。○か×か」
男「……」
シュ「……」
男「……ま、まる!」
シュ「残念。正解は×でした」
男「くっそー」
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/03(日) 23:43:34.10 ID:TNQcT9+P0
寝るほ
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:38:20.74 ID:wiKGyiobO
保守
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/04(月) 00:57:08.90 ID:wiKGyiobO
お題:消えない喜び
男「まだその時計付けてたのか?」
クー「もちろんだ、男が私に告白した時にくれたプレゼントだからな。」
男「6年前だったっけ?」
クー「1月5日だ」
男「え?そうなのか!?」
クー「私は今でもこの時計を見ると思い出すんだ。」
男「ん?」
クー「あの日は嬉し過ぎて眠れなかった。」
男「そうだったのか?!」
クー「興奮状態がおさまらなかった」
男「なんか嬉しいなぁ」
クー「私と男とこの時計は永遠に同じ時を刻み続ける。極上の幸せを感じさせてもらおうこれからも。」
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ぅうぉぉおぉぉ保守だあぁぁっっ!!!
ヒート住人!元気ないぞっ!