佐天「クリスマスなんてなくなっちゃえばいいのに……」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
佐天「んっふふふ〜♪」
佐天「遂に今年もこの時期がきたか〜」
御坂「確かに北風が寒くはなってきたけど」
初春「なんだかご機嫌ですね。どうしたんですか佐天さん?」
佐天「ん〜、いや、今年もクリスマスだなーって」
佐天「初春は今年クリスマスどうするの?」
落ちてたんで再度投稿
まだクリスマスだからセーフだと思いたい
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:45:58.00 ID:T1yClK7W0
全力で保守
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:46:47.87 ID:ocIW2Po7O
佐天(去年までは集団寮にいたから集まってクリスマス会とかやってたけど……)
佐天(今年からは一人暮らし! 初春と一緒に楽しく過ごそうかね♪)
初春「そうですねー。今年はアホ毛ちゃんの所のクリスマス会にお呼ばれされてるんで楽しみなんですよね」
佐天「え」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:47:38.25 ID:ocIW2Po7O
佐天「あ、アホ毛ちゃんって……?」
初春「あれ? 佐天さんには話してませんでしたっけ」
佐天「う、うん」
初春「ちょっと前にジャッジメントの活動で知り合った子なんですけど」
初春「昨日『クリスマス会をやるので貴女も来てください、ってミサカはミサカは仰角45度で可愛らしく見上げながら頼み込んでみたり!』って言われちゃって」
初春「ジャッジメントの活動が終わった後は暇だったんでお誘いをお受けしたんです」
佐天「そ、そうなんだー! ははは……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:48:32.31 ID:3s13iZPQO
初春「左天さんはチキン焼いておいてくれますか?」
左天「よし、任せろ!」
左天「第四波動おおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
初春「左天さん何してるんですか!チキン消し炭じゃないですか!」
左天「わ…悪い」
初春「もう!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:49:19.84 ID:ocIW2Po7O
初春「佐天さ
佐天「御坂さんはクリスマスイブどうするんですか!?」
御坂「え? クリスマ……ふにゃー」
佐天「あの、御坂さん……?」
御坂「…………」ポー
初春「御坂さーん?」
御坂「…………」ポー
佐天・初春「上条さん(です)か」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:50:20.17 ID:ocIW2Po7O
佐天(初春はアホ毛ちゃんとやらの所でクリスマスパーティー、御坂さんはその後聞いた話だと上条さんとイギリスでバカンス)
佐天(白井さんはジャッジメントで山のような始末書を確認しなければならないとかで忙しいらしい)
佐天(アケミ達に至っては各々いつの間にか彼氏を拵えていて、聖夜、もとい性夜を過ごすのだという)
佐天(つまり、あたしは今年のイブをひとりぼっちで過ごし、ひとりぼっちでクリスマスを迎えるということになる)
佐天(ちくしょう)
佐天「…ちくしょう!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:51:28.98 ID:ocIW2Po7O
クリスマスイブ・昼下がり・佐天の部屋
佐天「今年のクリスマスは一人かー」
佐天「一人でおっきな七面鳥食べてー、予約しておいた5号のケーキ食べてー、いっぱい買っておいたお菓子なんかも食べちゃってさ」
佐天「その後は、新調した人生ゲームやりながら、ダウンロードしたクリスマスに合う曲聞いたりして……」
佐天「…………」
佐天「…………」ポロ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:55:05.42 ID:ocIW2Po7O
佐天「今頃、初春はアホ毛ちゃんの家で楽しんでるかな……」
佐天「御坂さんはもうイギリス行きの飛行機に上条さんと乗ってるんだろうな……」
佐天「白井さんだって、ジャッジメントの仕事ってことなら固法さんが一緒なんだろうし」
佐天「結局、あたしだけがひとりぼっちだ……」
佐天「…さびしいなぁ……」
佐天「…ねえ、初春。あたし、さびしいよ……」
佐天「一緒にいてよ……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:56:15.59 ID:ocIW2Po7O
佐天「…うぅ……おかし……グスッ……いなぁ……なんで涙なんて……ぅぅ……」ポロポロ
佐天「…うぅ……」ポロポロ
佐天「…………ッ」グスッ
佐天「…………」ヒック
佐天「…なんで、こうなっちゃったんだろ……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:56:38.39 ID:/zI8uhaE0
佐天「ん・・・クチュ・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:57:29.63 ID:NuJsNM7nO
おいやめろ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:58:37.53 ID:ocIW2Po7O
佐天「…うぅ……うぅぅ……」ボロボロ
佐天「…………」ズゥッ
佐天「…予約してたケーキと七面鳥受け取りにいかないと………」ヨロッ
佐天「こんなはずじゃ……なかったんだけどなぁ……」ガチャ
佐天「うぅぅ、寒い……」ギィー、バタン
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 08:59:50.48 ID:l73Mxix4O
これが…不憫萌えか…
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:00:08.78 ID:xDXTmSGDO
左天さん…………
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:01:03.31 ID:ocIW2Po7O
クリスマスイブ・黄昏時・第7学区商店街
バイト戦士「ありがとううございましたー。メリークリスマース」チャリーン
佐天「うわぁ、5号って結構大きいなぁ」
佐天「このぶんだと、しばらくはケーキが主食になっちゃうかも」
佐天「でも、黒蜜堂のクリスマス限定スペシャルケーキだもんね」
佐天「予約競争が激しくて、そうそう食べられない逸品……。お値段の方もそれなりだったけど……」
佐天「うーん、あたしってツイてるなー」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:01:46.78 ID:ocIW2Po7O
佐天「七面鳥も買ったし……。さーて、家に帰って独りで聖夜を祝おうかね!」
ビュー
佐天「…………」
佐天「…はぁ、腕に掛かる重さが虚しさを倍増させる……」
佐天「あたし何やってるんだろ……」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:04:07.69 ID:Hvd50Hj40
前にも見たなこれ
途中で落ちたか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:04:25.80 ID:W4gkBus1O
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:04:27.71 ID:ocIW2Po7O
佐天「それにしても……」
『な、なあ、今日はバニーを着ていただけるという話は……!』
『うん、私はそんな変態のはまづらでも横で応援してあげるから』
佐天「カップルばっかりだなぁ」
佐天「ま、クリスマスイブだもんね」
佐天「仕方がない、仕方が……」
『しかし、兄貴はイギリスの方に行かなくてもよかったのか?』
『んにゃー? 確かにカミやん達と過ごすのも楽しそうだが、俺は愛しの舞夏とクリスマスを過ごしたいんだ』
『兄貴……』
『今夜は寝かせないぜ』
佐天「いやいや、近親姦はいけないでしょ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:07:24.92 ID:ocIW2Po7O
佐天「本当に、なんでこんなにカップルばっかりなんだろ……」
佐天「一人で歩いてるのなんてあたしだけじゃん」
佐天「はぁ……」
佐天(人がたくさんいる場所ならさびしさも少しは和らぐかと思ったけど)
佐天(あたしだけがひとりぼっちだってことを突きつけられるだけ)
佐天「クリスマスなんてなくなっちゃえばいいのに……」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:08:40.55 ID:ocIW2Po7O
キャーキャーウフフー
佐天「ふん、お前たちツイてたな。あたしが無能力者じゃなかったらここら一帯を火の海にしてるぞ」ボソボソ
佐天「…………」
佐天「なんであたしには、能力も、クリスマスに一緒にいてくれる人もいないんだろ……」
佐天(ママ……)
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:09:22.26 ID:ocIW2Po7O
佐天「…うぅ……」グズッ
佐天「なんであたしがこんな思いをしなきゃいけないんだろ……」
佐天「…もういいや。さっさと帰ろう……」
pipipi!
佐天「ケータイ電話?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:09:44.90 ID:yk/jr2g60
…ちちゃった
アケミが急に…っ落ちちゃったの
「ネタバレ(偏差値アッパー)」を使ったら落ちちゃうなんて、あたし知らなくて
何でこんなことに…あたしそんなつもりじゃ…
「ネタバレ(偏差値アッパー)」をたまたま見ちゃったんだけど、閲覧者を捕まえるって言ってたからどうしようって…
それでアケミ達が……ううん違う、本当は一人で使うのが怖かっただけ
あたしがみんなを…
あたしももう落ちちゃうのかな
そしたらもう二度と受かれないのかな
あたし、なんの学力もない自分が嫌で、でも憧れは捨てられなくて
(ママ…)
偏差値20って…欠陥品なのかな
それがズルしてA判を手に入れようとしたから罰が当たったのかな
危ない物に手を出して周りを巻き込んで、あたしっ…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:10:53.01 ID:ocIW2Po7O
pi!
佐天「…もしもし、佐天です」
『あ、ねーちゃん? 俺俺』
佐天「ひと昔前の詐欺じゃないんだから。何の用?」
『ちょ、ねーちゃん久しぶりに話す弟に冷たくない?』
佐天「冷たくなんてないわよ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:13:11.70 ID:ocIW2Po7O
佐天「それで用事は何なの?」
『あ、うん。そうだった。あのさ、俺も学園都市に行くことになった!』
佐天「へ? そんな話聞いてなかったけど」
『うん。実は今日、学園都市の見学に来てて』
佐天「ちょっと! それこそ聞いてないわよ!」
『ごめんごめん。ねーちゃんに会いに行って驚かそうと思ってたんだ』
『でも、ねーちゃんの部屋が見つからなくて……』
佐天「もう……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:14:51.85 ID:ocIW2Po7O
『でさでさ! 簡易システムスキャンってのを受けてみたら俺レベル3あるって』
佐天「……!」
『これだけあれば、ただで学校に行けるんだって!』
『だから、俺、春から長点上機(超エリート私立。格で言えば常盤台より上)の小等部に通うことになったから』
佐天「…そう。よかったじゃん」
『うん! これで俺もチョーノーリョクシャだよチョーノーリョクシャ!』
『んじゃ、ねーちゃんまたな! メリークリスマス』
佐天「うぅ……ぅ……」ボロボロ
佐天「あぁああああ……」ボロボロ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:16:34.98 ID:ocIW2Po7O
ここまでが昨日投下してた分になりやす
乙
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:17:43.38 ID:yk/jr2g60
早く初春が帰ってきてくれないと佐天さんが死んじゃう!!!!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:17:49.63 ID:CNAJkB5gO
では続きを
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:21:10.45 ID:ocIW2Po7O
佐天「うぅぅ……ぅ……」ボロボロ
佐天「……ぅぁああ………」ボロボロ
佐天「……ぁあぁぁ……」ボロボロ
佐天「……ぃ……っぐ……」ボロボロ
佐天「やだよもう……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:21:16.15 ID:0SZv2XcrO
早くるいういを!!!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:22:05.12 ID:ocIW2Po7O
佐天「みんな、みんな、みんな、あたしの欲しいものを持ってる……」
佐天「能力、機会、さびしさを埋めてくれる人……ううん、その以外にもいっぱい……」
佐天「なんで、なんであたしばっかり……」
佐天「…………」
佐天「…………」グズッ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:23:01.16 ID:PLXAHNULO
佐天さんはこうでないと
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:23:30.21 ID:yk/jr2g60
来るのは初春か、ママンかはたまたステイルか
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:26:00.90 ID:l73Mxix4O
アニメ3話の眉毛ちゃんが最後の希望
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:27:17.64 ID:ocIW2Po7O
佐天「…………」
佐天「…思ってみれば、あたし自身がどうしようもないクズの欠陥品なんだ……」
佐天「いつも誰かの足手まといで迷惑をかけて、そのくせ優しくされることを望んでる」
佐天「挙げ句の果てには、弟の成功を妬んで……」
佐天「ははは、そんなんじゃひとりぼっちなのも当たり前だよね……」
佐天「…なんであたし生きてるんだろ……」
佐天「そうだよ、ね……死ねば楽になれるのかね……?」
佐天「ふふふ……アハハハハハ……」
佐天「ははははははははは……」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:32:34.01 ID:ocIW2Po7O
「あら、佐天さん?」
佐天「白井さん?」
黒子「何がありましたの? そんな酷いお顔をされて」
佐天「…………」
黒子「なにやら事情がおありのようですわね」
黒子「わたくしでよければ力になりますの」
黒子「佐天さん、お話くださいな」
佐天「白井、さん……あたし、あたし――」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:35:53.35 ID:AGOrZRrdO
ふむ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:42:26.36 ID:ocIW2Po7O
黒子「――そうでしたの」
佐天「ふふ、白井さんだってあたしみたいな欠陥品女といるなんて……」
黒子「佐天さん」
バシンッ!
佐天「……え?」
バトルスピリッツが始まったな
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:45:20.69 ID:ocIW2Po7O
黒子「これは、わたくしの大切なお友達を侮辱されたことに対するものですの」
黒子「わたくしをあまり悲しまさせないでもらいたいですわ。あなたは、わたくしに初めて出来たかけがえのないお友達なのですから」
佐天「…嘘。だって白井さんには御坂さんや初春さんが……」
黒子「それを言ったらあなたにだってちゃんとお友達がいるじゃありませんの」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:46:31.27 ID:/zI8uhaE0
黒子「佐天さん」
バシンッ!
佐天「……え?」
バシンッ!
佐天「……え?」
バシンッ!
黒子「……えっ?」
佐天「……えっ?」
45 :
このあたりのくだりは自分的にはちょっと微妙:2009/12/25(金) 09:47:13.35 ID:ocIW2Po7O
黒子「それに……」
黒子「お姉様はわたくしの人生における目標であり、憧れ。初春は、まあ、仕事上の同僚、といったところかしら。クラスメートの方々にしたって、本当の意味でお友達と言えるような方はいらっしゃらない」
黒子「だから、純粋に親しいと言える友人は、佐天さん、わたくしにはあなたしかいませんの」
黒子「能力がない? あなたの魅力はそんなことでは損なわれることはありんえませんの」
黒子「弟さんが長点上機に編入する? 外から馴れない学園都市に来て、弟さんはたくさん困ることでしょう。あなたが姉として支えられなくてどうするんですの」
えっ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:49:23.85 ID:iGmFAtP30
やべ
いい話すぎて涙腺が・・・
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:50:36.08 ID:TZrSrfIzO
精神崩壊佐天自殺ルートが・・・
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:53:13.52 ID:ocIW2Po7O
黒子「ツラいことがあったら相談してくださないな。わたくしたちはお友達じゃありませんの」
佐天「白井さん……」
黒子「それと、その『白井さん』という他人行儀な呼び方は止めてくださらないかしら?」
佐天「でも、それじゃ……」
黒子「『黒子』、とお呼びくださいな。わたくしも佐天さんのことは『涙子』と呼びますの」
佐天「…………」
佐天「あ、あの、く、黒子」モジモジ
黒子「はい、なんですの涙子?」
佐天「えっと、その、夜ご飯まだならあたしの家で」
黒子「ご相伴に預かってもよろしいんですの?」
佐天「うん!」
佐天「あ、でも始末書の確認があるって……」
黒子「それならもう終わりましたわ。まったく、初春にも困りものですの」
end
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:55:28.93 ID:GQyMIL9EO
水差すもしもしですまないが
黒子、初春の事「数少ない友人」って認めてたよな・・・
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:55:37.44 ID:6/qC/IbOO
えぇ話や…
つか弟って原石…?
えっ終わり?
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 09:58:56.21 ID:iKIEp0j30
結局一番寂しいのはインなんとかさんだったな
インディペンデンスさんは小萌先生あたりが面倒みてるんじゃね
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 10:19:39.14 ID:WZjCai5v0
インディアさんを完全に忘れていた
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 10:19:40.70 ID:ocIW2Po7O
オマケの後日談
初春(ふふふ、イブとクリスマスは佐天さんが上手い具合に独りになるように仕組めましたね)
初春(イギリス清教に働きかけ、御坂さんの外出許可を出すように上層部に揺さぶりをかけ、白井さんに大量の始末書を押しつけ……)
初春(繊細な佐天さんのこと、さぞかし落ち込んでいるでしょう)ニヤー
初春(このあたりで私が優しく声をかければ、クックックッ)
佐天「うーいはるーん、おっはよー!」
初春「佐天さんおはようございます」
初春(何故……!? 何故佐天さんは落ち込んでいない! それに私のスカートを捲らないなんて!)
初春(何かが、何かがおかしい……。こうなれば揺さぶりをかけ……)
佐天「あ、黒子おはよー!」
初春「……!」
黒子「あら、涙子も初春もご機嫌よう」
初春「……!?」
.. .-‐…‐-. ..
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{::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::::}レ'⌒ヽハ
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〈ヽ',:::::::::::〈:::::::::::::::::、/V{ / }
V〃.::::::::::::::::::--=彡、:::::}/ / もう許して…
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r'>‐ミ从ト{::::::::::::::::::::::::ハハ| イ ,′
と ` <ヽ从从ハハノノ ,L、 _ノ 〉
|ヽ._,. ` ――‐-'  ̄/ |
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| | } 厂ノ
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58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 10:23:29.49 ID:iKIEp0j30
まさかの黒春w
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 10:30:56.95 ID:ocIW2Po7O
これで終わりです
てか、黒子のセリフがひたすら微妙すぐる
昨日保守支援してくれた人、今日支援してくれた人、ありがとうございました
>>50 完全にプライベートだけでの友人、という意味合いでの発言ということで
初春とはまずジャッジメントありきの関係だと思うんで
まあ、佐天さんがどう受け取ったかは別として
>>51 > 弟は原石?
まあそういうことで
黒子を出さなかった場合の展開としては、弟が原石だったんだから姉もそうなのでは?と疑う研究者に拉致られる、というものを考えてました
あと、インナントカさんはイギリスで短髪その他とバトってたということで
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 10:34:09.86 ID:PLXAHNULO
売春ざまあwwwww
だがよくやってくれた
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/25(金) 11:20:16.16 ID:GPLGPObl0
ほ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
しゅ