【お楽しみ】毎日新聞抗議活動2ch本部289【中間決算】

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328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
デブリ金子は今日も平壤運転中w
早い話が:大使の顔は赤くない=金子秀敏

 鳩山政権ができてから24日で100日。米国ではメディアと新政権のハネムーンが終わる節目だ。しかし日本のメディアは、のっけから鳩山政権に厳しい。

 新聞によって濃淡の差はあるが、鳩山由紀夫首相に「反米」や「離米」のレッテルを張り攻撃する論調が多い。「米国は怒っておるのがわからんのか」と米国になり代わって警鐘を鳴らす新聞もある。
 4日、普天間飛行場移設問題を協議する日本の外相、防衛相と米国のルース駐日大使の会議が開かれた。その模様を産経新聞は翌日こう報じた。
 −−関係者によると(ルース大使が)穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、
岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした、という−− 
この記事について、岡田外相は8日の記者会見で「大使が顔を真っ赤にした」という情景描写は「まったくの創作です」と否定した。
 岡田氏は言う。会議の席には通訳を除けば、岡田、北沢、ルースの3者しかいなかった。「関係者」はどこから大使の顔色を見たのか。
「大使もしっかりと自らの主張を言われましたが、別に顔を真っ赤にするとか、怒鳴り上げるとか、冗談じゃない」 「関係者」氏は、米国は怒っておるぞと言いたかったのだろう。
しかし、かりそめにも米国の大使である。顔を真っ赤にして怒鳴るような品のない交渉をするだろうか。しかも結論が出なかった。大使が読めば、交渉は失敗だったとからかわれたように受け取るかもしれない。
 藤原帰一・東京大学大学院教授と衛星放送BS11の番組「インサイドアウト」で話す機会があった。米国で国務省幹部と会ってきたばかりの藤原氏は、
「米国が怒っている」という日本の論調に米国は閉口しているという。
当初、米国は普天間問題で強硬に出たが、ゲーツ国防長官の訪日がゼロ回答に終わったので、これまでの対応が失敗だったと「反省している」のだという。
 アフガニスタン増派を抱えた米国は、日本との関係も大切だ。「顔を真っ赤に」して脅すだろうか。藤原氏の見方はわかる。それにつけても、だれだろうね、よく新聞に出てくる「関係者」とは。(専門編集委員)=次回は1月7日掲載
http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/