美羽「ちぃちゃんってまゆげふといよね」

千佳「なにそれ」

美羽「もじゃもじゃだよね」

千佳「いやふつうだし」

美羽「たくあんみたい」

千佳「そんなまゆげあるか！」

ぼくのちんげももじゃもじゃです

美羽「いやさ、ちぃちゃんってお菓子つくってくれるじゃん」

千佳「うん」

美羽「そん時お茶も入れてくれるじゃん？」

千佳「まあ、そりゃね」

美羽「だからさ、ちぃちゃんのまゆげは太くあるべきだよ」

千佳「いみがわからん」

伸恵「うぃーす」 ガチャ

千佳「あ、おねえちゃん」

美羽「おお！のっちゃん隊員！」

伸恵「のっちゃん…？」

美羽「のっちゃん！」

伸恵「．．．またなに始めたんだ？こいつ」

千佳「さぁ？」

茉莉「あうあうあー！」ﾊﾞﾀｰﾝ!!!

美羽「うわっ池沼来た」

千佳「くっさっ！ちょっと！もうくんなって言ったでしょ！」

茉莉「あい…ｱﾝｩｯ　ｦｯﾎﾟ」BURIBURI

美羽「ぎゃああああああ！！！！」

千佳「くっさあああああああああああ！！！！」

茉莉「ﾎｩ…」ﾌﾗﾌﾗ


ｶﾞｼｬｰﾝ!!!


千佳「あー！私達が作った伸恵おねーちゃんの灰皿がー！」

美羽「マジ死ねよ池沼」

ちぃちゃんは中学３年から悪友に影響されヤリマンビッチになる

伸恵「いや、茉莉ちゃん来るんでしょ？」

千佳「なぜ知ってる」

伸恵「へへー」


ピンポーン


茉莉「こんにちわー」

茉莉「おじゃましまーす」

アナ「ですわー」

美羽「わーい、まつにゃんだー！」 ぎゅっ

茉莉「きゃあ！」

伸恵「うおおおい！なにやってんだ！」

アナ「つ、ついに頭のアレがアレでアレしましたの！？美羽さんっ」

ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime009610.jpg


伸恵「まったく…だいじょうぶだった、茉莉ちゃん？」 なでなで

茉莉「う、うん…ちょっとびっくりしただけだから」

千佳「もう、いいかげんにしなよ。みっちゃん」

アナ「どうかしたんですの？美羽さん」

千佳「さぁ？」

がばっ

美羽「５人そろったところで！」

茉莉「わっ！」

美羽「バンドを組みたいと思います」

伸恵「……」

千佳「……はぁ？」

茉莉「ばんど？」

千佳「ひどい…　ｸﾞｽｯ」

美羽「あーあ、せっかく伸恵おねーちゃんの為に作ったのに」

茉莉「ﾋﾋﾋ…ｳｷｬｷｬｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

千佳「…あんた、何が可笑しいのよ！」

茉莉「ぐｩｱ…」

伸姉「オラうるせーぞお前ら」

美羽「あっおねーちゃん…」

伸恵「何をいきなり…」

アナ「わ、わたし楽器なんてひけませんわ！」

茉莉「わ、わたしもっ」

千佳「そもそもギターなんてどこから用意するの？」

美羽「ふっふっふっ…心配ごむよう」

美羽「あたしのギターは……これだあー！」

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アナ「………」

千佳「牛乳パック……」

伸恵「夏休みの工作か」

美羽「ばかにしやがってー、ほえづらかかせてやる！」

美羽「…えーと」


べん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　べん
　　　　　　　　　　　べれん



美羽「ふわふわタイム」


伸恵「意味がわからん」

茉莉「すごいすごい！」 ぱちぱち

美羽「なんだよー、おまえらノリわるいなー」

千佳「いや、そもそもどこにどう乗ればいいかわかんないし」

アナ「ですわ……」

美羽「ちぇー」

べん
　　　　　　　　　　　　　　　べれん

伸姉「うっ！？何かくせーぞこの部屋」

千佳「……」

美羽「こいつのせいだよ」

茉莉「あうあうあー！！！あうあー！！！」

伸姉「ま、茉莉ちゃん……来てたのか　あースカート汚れちゃってるじゃんか」ﾌｷﾌｷ

茉莉「ｵｫ……ｫ」

千佳「お、お姉ちゃん！！！」

三味線かよ

伸姉「ん？」

千佳「何で……何でいつもそんな池沼にばっかり優しくするの！？」

美羽「伸恵お姉ちゃん……ちょっと変だよ」

茉莉「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗばーかばーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

伸姉「いや、別に特別優しくしてるってわけじゃねーけどさ……」

伸姉「誰も面倒見ないわけにはいかねーだろ……」

千佳「見てよこれ……」

美羽「私達が作った灰皿だよ」

伸姉「んー？　あ……」

美羽「いや、だからさ。バンドやろうって、みんなのぶんもあるから」

アナ「い、いやですわっ！そんなはずかしいのっ」

美羽「ほら、茉莉ちゃんの」

茉莉「わあ、ありがとう。えーと」

べん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　びろん

　　　　　　　　びょん


茉莉「ふわふわタイム」


千佳「ぶふっ！」

伸恵「…アリだな」

アナ「結局私も…はぁ」

茉莉「アナちゃんも一緒にやろう？」

アナ「仕方ないですわね」

　　　　　　　　　　　　　ぼん
べん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　びょろん
　　　　　　　　　　　　　　　　　べべん
　　　　　　びよんよん　　　　　　　　　　　　　　べん


伸恵「なんだこれ」

千佳「みっちゃん、私のはー？」

美羽「ははーん？」 ニヤリ

千佳「なっ、い、いいじゃん！見てるだけってのも、アレだしっ」

千佳「こいつが壊したんだよ」

伸姉「……」

美羽「これでも茉莉ちゃんに優しくできるのかよ」

茉莉「しーね！しーね！しーね！しーね！」

伸姉「……ぐっ！うるせぇ！！！！」

ﾄﾞﾎﾞｫ!!!

茉莉「しーね！し…おぎゃあああああああああああああ！！！！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

伸姉「はぁ……はぁ……はぁ……　　あっ！？」

千佳「……」

伸姉「ま、茉莉ちゃん？！」

茉莉「ｵｺﾞｯ……ｵﾝｯｩｯ……」

伸姉「茉莉ちゃん！？大丈夫！？」

茉莉「……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

伸姉「茉莉…ちゃん　茉…莉」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

茉莉「ﾌｯ……ﾝｫ」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ

伸姉「……もういやぁ　ｸﾞｽｯ……うっ　もう限界だよう……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

美羽「お姉ちゃん……」

伸姉「あたし、しばらく帰らないから……」ﾌﾗﾌﾗ

千佳「お、お姉ちゃん！？」

ﾊﾞﾀﾝ

千佳「お、おね……」

美羽「……」

茉莉「おごっ！！！！！」ｶﾞﾊﾞｯ

茉莉「ま、、ま、まんまあああああああああああああああああ」



千佳「許せない……」

美羽「全部こいつのせいだ……」

乗っ取り成功か

続けて

乗っ取ってんじゃねぇ死ねや

力の差は歴然なの

どうしてこうなった・・・

伸姉「ｸﾞｽｯ……ｸﾞｽﾝ……」

ｻｱｧｧｧｧ…

伸姉「んっ……寒い……」



伸姉「…手、出しちゃったな」

伸姉「最低だ、あたし」




アナ「はぁ……疲れましたわ」ﾄｺﾄｺ

伸姉「……」

アナ「あれ？お姉さま？」

伸姉「うぅ……寒っ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


アナ「あ、あの　お姉さま？」

伸姉「へ？　　ア、アナちゃん…」

アナ「どうしたのですか？こんな所で……　目も真っ赤ですし」

伸姉「アナちゃんこそ、学校はどうしたん？」

アナ「が、学校は……今終わった所で」

伸姉「？」

アナ「そんなことより、何かあったんですか？」

伸姉「あ、あはは……」

ましまろを汚さないでくれよ

アナ「……そうですか、そんなことが」

伸姉「あはは、最低だよね……」


アナ「そ、そんなことありませんわ！」

アナ「お姉さまは優しくて頼もしい私達のお姉さまです！」

伸姉「ありがと……」


伸姉「で、アナちゃんこそ何かあったの？」

アナ「え！？　あ、あの」

伸姉「服破れてるし、膝怪我してるよ」

アナ「……」ｷﾞｭｯ

伸姉「イジメ…？」

アナ「情けない話ですわ…」

伸姉「で、でも何で」


アナ「……私の隣の席、茉莉さんなんです」

伸姉「……」

アナ「最初のうちは、庇ってたんです」

アナ「でも、しばらくして……」

アナ「私まで……」

伸姉「そんな……アナちゃん」

アナ「う……うっ……ぐすっ……」

おーい

ましまろはかわいいけどもう勢いがないよね

　　　　　　　　　　　　　ぼん
べん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　びょろん
　　　　　　　　　　　　　　　　　べべん
　　　　　　びよんよん　　　　　　　　　　　　　　べん

千佳「私のはー？」

美羽「ちぃちゃんわかってないなー。みんなでギターやったらバンドにならないじゃん」

伸恵「いや３人でも多いだろ」

美羽「ふふん。アナちゃんの持ってるギターを良く見てみなさい」

アナ「え？」

茉莉「あ、うしろになんか書いてあるよ」

アナ「あら、ほんとですわ。えーと…」


『べえす』

茉莉「べえす？」

美羽「なんとアナちゃんのギターはベースギターだったのだー！」　どん！

伸恵「お前ベースギターがなにか知ってんのか」

美羽「知んない」

千佳「おいおい」

乗っ取った以上は責任を取って続けるべき

>>38

>>1でもあうあうでも続けたい方が続ければいいよ

美羽「やっぱバンドったらドラムでしょ」

カポコ

伸恵「…やっぱり牛乳パックか」

千佳「ていうか切ったの並べただけじゃんこれ」

美羽「ばかにするなー！長さを変えたから叩いたときの音も違うんだぞ！？」

ポコ

　　　　　　　ポコ
　　　　　　　　　　　　　　　　ポコ

美羽「ほらね。はいおねーちゃん」

伸恵「ああ、うん…ていうかあたしもやるんだ、これ」

千佳「わたしは？」

美羽「ちぃちゃんはキーボードだよ」

千佳「キーボード…」

茉莉「千佳ちゃんピアノひけるの？」

千佳「ひ、ひけないよぉ」

伸恵「つか、それこそどうやって用意すんだよ」

アナ「牛乳パックで用意できる範囲こえてますわ」

美羽「別に好きで牛乳パック使ってるんじゃないよ。はいちぃちゃんはこれ」


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千佳「ばかにしてんのか！！」

茉莉「わあー！」

美羽「まあまあ。ちょっとひいてみるから聞いてよ」


ピン　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポロン
　　　　　　　　　　　　ポン


アナ「あ…ある意味懐かしい旋律ですわ」

千佳「うーん…」


ピン　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポロン
　　　　　　　　　　　　ポン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニャー


千佳「……っ」 ぷるぷる

美羽「よーし、みんな揃ったところで合わせてみよう！」

茉莉「うん、がんばる！」

千佳「いやあわせるも何も」

アナ「楽譜もなにもありませんわ」

伸恵「楽譜があったからどうって話でもないけどな…」

美羽「そこはフィーリングで！」

千佳「…はぁ。」

支援

肉ーヌンチャクーぅー

美羽「いくよー」

茉莉「おー！」

千佳「おー」


ベン　　　　　　　　　　　　　　　ポロン　　　　　　ポコポン
　　　　　　ピロ
　　　　　　　　　　　ピロン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポン
　　　　　　　　　　　　　　　　　ポン　　　　　　　　　　ポコッ
　　　スッポコ　　　　　　　　　　　　　ベベン

ベン　　　　　　　　　ビヨヨン　　　　　　　　　　ポコ



美羽 茉莉 「ふわふわタイム！」




千佳「なんだこれ」

美羽「いけるね！」

茉莉「うん！」

アナ「…いけそうな要素がひとつもありませんわ」

美羽「夢はでっかく武道館！！」


千佳「だってさ、おねえちゃん」

伸恵「これで武道館出るくらいなら舌噛んで死ぬわ」

千佳「わたしも」

美羽「よし、観客を呼ぼう」

アナ「いやですわ！こんな恥ずかしいの人に見られるなんて！」

千佳「そうだよ！絵ずら的には私が一番恥ずかしいんだよ！？」

伸恵「いや、あたしが一番アウトだろ…どう考えても」

茉莉「わ、私もちょっと…はずかしいかも」

美羽「いいからおねーちゃん誰か呼んで！それでお金とろう」

伸恵「…………おう」　ぴ ぽ ぱ

アナ「お、お姉さまっ！？」

千佳「無理やり聞かせてお金取るつもりだ！！」

愛子「こんにちわー」

伸恵「おーう」


アナ（どちらさま？）

茉莉（おねえちゃんのクラスメイトの人だよ）


愛子「珍しいねー。伸恵が家に呼んでくれるなんて」

伸恵「コンサートがあるんでな」

愛子「え？」


美羽「よーしいくぞー」

ベン　　　　　　　　　　　　　　　ポロン　　　　　　ポコポン
　　　　　　ピロ
　　　　　　　　　　　ピロン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポン
　　　　　　　　　　　　　　　　　ポン　　　　　　　　　　ポコッ
　　　スッポコ　　　　　　　　　　　　　ベベン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニャー
ベン　　　　　　　　　ビヨヨン　　　　　　　　　　ポコ



美羽 茉莉 「ふわふわタイム！」



愛子「……」


美羽「どうだ」



愛子「シュールすぎる」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　End

Auaua-www