ジャンクマン「ここは・・・アリアハン！？」　２スレ目

元スレの１です。

落ちてたらやめようと思ってたけど、
支援スレたててくれてたみたいなので２スレ目をたてました。

書き溜め分は既に完結してるので、残り全部あげたいと思う。

１スレ目（元スレ）
　http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260931641/

まとめスレ
　http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1260931641-0.html

パー速逝けよカス。
自惚れんな。

ザニンジャ「ここがローレシアか」

元スレ　２４４からの続き

ムーア「おい、小娘！貴様も魔法使いらしいな！ワシと魔法で勝負をしようではないか！」
チャチャ「え・・・でも・・・」
ムーア「問答無用！！バギマ！！」　バヒュンバヒュン
アトランティス「あ、あぶねぇ！！」
　アトランティスはチャチャにタックルし、ムーアの手から出たかまいたちをかわす
ムーア「むひょひょひょひょ、二人まとめてあの世に送ってやるでございまする！」

ルドルフ「！！？俺の獲物だ！！横取りをするな！！」　バァーーン！
　ルドルフは両の甲の爪をチャチャに向け突っ込んだ
チャチャ「キャーーー！」
アトランティス「チャチャー！」　グサッ！
　ルドルフの両爪はアトランティスに深く突き刺さった
アトランティス「ぐ、ぐふっ！」
チャチャ「アトランティスさん！」
ジャンクマン「アトランティス！！！」
ルドルフ「とどめだー！！Ｗメラゾーマ！！」
　　バゴォーーーン！！
アトランティス「ギャーーー！！」
　ルドルフは突き刺した両方の爪の先からメラゾーマを放った
　アトランティスの腹は吹き飛び、上半身と下半身が分断された
　　ドサッ！
ルドルフ「まず一人！

　アトランティスに駆け寄るチャチャとジャンクマン
アトランティス「チャ、チャチャ・・・無事か・・・？」
チャチャ「な、何であたし何かをかばって・・・」　ぽろぽろっ・・・
アトランティス「お、お前だけだった・・・醜悪なツラした俺を・・・まともに相手してくれる人間は・・・」
　アトランティスの目にはうっすらと涙が見える
チャチャ「だ、だからってそんな！」
アトランティス「俺・・・チャチャちゃんに会えて・・・本当に良かった・・・」
カーメン「く、くそ・・・」
チャチャ「死なないで！アトランティスさん！」
アトランティス「チャチャ・・・お風呂の約束、守れなくて・・・ごめんよ・・・」
チャチャ「アトランティスさん！」
アトランティス「ケケッケーケケ・・・ジャンク・・・チャチャを・・・守ってくれよ！」　バシュー！
　アトランティスは大きな水滴となり、はじけとんだ
チャチャ「そ、そんな・・・アトランティスー！！」
ジャンクマン「アトランティス・・・お前は最高にかっこいいぜ！」
大ガラス「カァーーー」

ルドルフ「安心しろ！貴様らもすぐに後を追わせてやる！！」
カーメン「おのれー！！」
　巨大ストロー片手にルドルフに挑むカーメン
ルドルフ「フハハハハハ！無駄だ無駄だ！！」
　カーメンの攻撃をするりとかわすルドルフ
ルドルフ「うりゃー！」　ザクッ
カーメン「ぐぅ・・・まだまだ！」

アシュラマン「ここがサマルトリアか」

ムーア「むひょひょひょひょ！ワシがおる事を忘れては困るぞ！」
大ガラス「カァー！！」
　ムーアに攻撃を仕掛ける大ガラス
ジャンクマン「よし！俺も加勢するぜ！！」
　ムーアに襲い掛かるジャンクマン
ジャンクマン「ジャンククラーシュ！」
　　バゴーン！！
　ジャンクマンのトゲ付きプレスがムーアをかすめる
ムーア「ぐ、おのれ！」
ジャンクマン「すばしっこい奴だ！」
　ジャンクマンと距離をとるムーア
大ガラス「カァー！！」
ムーア「むぅ〜・・・」
　ムーアは手に念を込めると、でかい雷が拳にやどる
ジャンクマン「な、なんだありゃあ！」
ムーア「みんなまとめて殺してやりましょう！ギガデイン！！」　バリバリバリ！
ジャンクマン「な！」
ステカセキング「あんなものまともにくらったら全滅だ！！」
大ガラス「・・・・カァー！！」　バサバサッ！
　ムーアに突っ込む大ガラス
ジャンクマン「や、やめろ、カラス！お前でどうにかなる相手じゃねぇ！！」
ムーア「むひょひょひょひょ、たかだか大ガラス一匹に何が出来ようか。まとめてあの世に送ってやる。」
　　ピカーッ！
　大ガラスが光りだし、ムーアの拳と衝突する
ムーア「はひょ！大ガラスの分際で生意気な！」
チャチャ「カラスさーん！！」
　　ドガーーーン！

パー速でやれカス

電話がうるさいが支援

前スレもこの板でやってたんでこのスレで完結させてくれ。スマンね。



　辺りが光に包まれた時、ジャンクマンに何かが語りかけてくる

　？？？「ジャンクさん、ジャンクさん・・・」
　ジャンクマン「ん？何だ・・・？誰だ？」
　大ガラス「私です、大ガラスです。」
　ジャンクマン「何だ、お前！無茶しやがって・・・」
　大ガラス「ジャンクさん、私はかつて勇者達に襲われているところをあなたに助けられました。」
　ジャンクマン「べ、別にそんなつもりじゃねぇや・・・」
　大ガラス「一緒に旅をして、みんなに勇気をもらい、どんな強い相手にも向かっていけました。」
　ジャンクマン「お前は雑魚モンスターのくせによくやるぜ！」
　大ガラス「沢山友達も出来ました。ジャンクさん、ありがとう。」
　ジャンクマン「う、うるせえ！」
　大ガラス「だから・・・この命、ジャンクさんの為に使わせてください・・・」
　ジャンクマン「！！！」

　辺りから光が消えていく。だがそこに大ガラスの姿はなかった
　変わりに黒い羽が宙を舞い、小さな宝石が地面に転がっていた

ムーア「むひょひょひょひょ、雑魚モンスターの分際でちょこざいな！」
カーメン「ぐっ、カラスまで・・・」
ジャンクマン「カラスーー！」
チャチャ「カラスさんは弱いモンスターさんなんかじゃない・・・」
　涙ぐむチャチャ
ムーア「はひょ？」
チャチャ「カラスさんは自分よりはるかに相手にも挑んでいく、強いモンスターさんよ！！」
ムーア「そう言うのを身の程知らずと言うのだ。馬鹿めが。」
ルドルフ「さっき殺したアトランティスとかいうやつもこんな馬鹿の為に死ぬとは・・・哀れな奴」
チャチャ「ゆ、許さない！！」
　　ピカーッ！！
　チャチャのクレスセントオーロラブレスレットが光り、おたすけブーメランを発射する
チャチャ「クレスセントオーロラブレスレットが勝手に・・・」
　光りのブーメランがカーメン、ジャンクマンを通り抜け、チャチャの胸元に戻ってくる

チャチャ「こ、これは・・・」
カーメン「な、何だこれは？」
　カーメンには指輪、ジャンクマンにはブレスレットが装備されている
チャチャ「プリンセスメダリオン・・・また戻ってくるなんて・・・」
ムーア「はひょ？何だそれは？」
ルドルフ「何であろうが返り討ちにしてやる！」

ロックマン7じゃないのか

ジャンクマンとはしぶいとこを

　チャチャのプリンセスメダリオンが光りだし、チャチャを光りが包み込む
　チャチャは右手にプリンセスメダリオンを掲げる
チャチャ「愛よ！」
　チャチャのプリンセスメダリオンから出た光りはジャンクマンのブレスレットに向かう
ジャンクマン「こ、これは一体！？か、体が勝手に！！」
ジャンクマン「勇気よ！」
　最後に光りはカーメンの指輪に反応する
カーメン「希望よ！」
　光りはチャチャに戻り、再び光りがチャチャを包み込む
　チャチャの赤いヘアバンドに新たな装飾が増え、ブレスレット等が装備され、右手に弓矢が備わった
　又、容姿こそ変わらないものの、若干胸は大きくなった
チャチャ「愛と勇気と希望の名のもとに、マジカルプリンセス、ホーリーアップ！！」
ムーア「は、はひょ！！」
カーメン「へ、変身した・・・」

ルドルフ「変身しようが死ぬ事に変わりはねぇ！死ね！！」
ジャンクマン「チャチャ！」
　　バシュバシュッ、シュ！
　チャチャはルドルフの攻撃を全てかわしている
ルドルフ「おのれ・・・ちょこまかと・・・」

ムーア「マヒャド！！」
チャチャ「バードシールド・ビルドアップ！！」
　チャチャは手の甲あたりから出した盾でムーアの魔法を防いだ
ムーア「はひょ！！！」

カーメン「す、凄いぜ！チャチャ！！」
ジャンクマン「あ、ああ・・・」
ステカセキング「ケケケ、あの子一人で倒しちゃうんじゃねぇか？」

チャチャ「もう悪い事はやめて！あなた達も本当は戦いたくないはずよ！」
ルドルフ「ほざけー！！人間など、滅びればよいのだー！！」
チャチャ「・・・・・みんな生きていたいのは同じなのに、何で自分の事しか感がえられないの？」
ムーア「・・・・・」
ルドルフ「我ら古代エスターク人さえ生き残ればそれで良いのだー！！」

チャチャ「ビューティー・セレインアロー・・・」
ルドルフ「！！！」
チャチャ「マジカルシュート！！」
ルドルフ「ムーア！盾になれ！！」
　ムーアを盾に背後に隠れるルドルフ
ムーア「はひょ！お、おやめ下さい、ルドルフ将軍！！」
　　バゴーーーン！！
　マジカルシュートが直撃するムーア
ムーア「はひょぉ、あんまりだ・・・またこんな死に方するなんて・・・」
　　バシューン！！　ピカピカ・・
　ムーアが光とともに消え去ると、そこには一つの宝石が残されていた
　宝石には『聖ジュエル　アメジュエル』と書かれていた
カーメン「聖ジュエルいただき！」
　カーメンは素早くアメジュエルを拾い上げる
カーメン「カラス、お前のかたきはチャチャがとったぞ・・・」

ジャンクマン「な、何て奴だ！仲間を盾にするなんて・・・」
ルドルフ「古代エスターク人最強の戦士である俺様だけが生き残れば良いのだ！！」

こんなすぐ飽きるスレいちいちパー速に立てさすなカス

VIPじゃなきゃ嫌だ(笑)ってか
パー速でやってろ粕

>>1さん 支援してます

チャチャ「ひ、ひどい！！」
ルドルフ「うおおお！今度は本気でいくそ！メラゾーマ！！」
　　バゴォーン！
カーメン「くっ、さっきよりでかい！」
チャチャ「こんなに大きいとバードシールドでは防ぎきれない！」
ルドルフ「ふははは！死ねー！」
チャチャ「かくなる上は・・・」
　チャチャの右手にピンク色の剣が備わる
チャチャ「ウィングクリス・バーニングフラーシュ！！」
　チャチャの構えた剣より青白い光りが放たれ、ルドルフの放ったメラゾーマを粉砕し、そのままルドルフを狙う
ルドルフ「ば、ばかな・・・」
チャチャ「あなたはとても可愛そうな人・・・誰も信用出来ず、ひとりぼっち・・・」
　　ズガァーーーーン！！
ルドルフ「ぐわぁー！！」
　ルドルフは光りと共にどこかに吹き飛ばされた

カーメン「や、やったか？」
チャチャ「わ、分からない・・・」
ステカセキング「生きててもあのダメージじゃまともに戦えないだろうぜ！」
ジャンクマン「何にしても城のどこかに吹き飛ばされたはずだ。聖ジュエルを探すぞ。」

ジャンクマン「アトランティス、見ていたか・・・お前の好きなチャチャがルドルフを倒したぞ。」
チャチャ「ジャンクさん・・・」

　城内を探索するジャンクマン達

だれかスレスト呼んでこいよ

　−バラモス城最上階−
バラモス「ついにルドルフまでやられたか・・・」
ジャンクマン「次はお前の番だ！！」
バラモス「！！」

バラモス「来たか・・・」
チャチャ「あなたがバラモスね！」
バラモス「いかにも・・・お前達は聖ジュエルを何に使うつもりだ？」
ステカセキング「それはもちろん俺達のもといた世界に戻る為よ！なっ！」
ジャンクマン「あたぼうよ！」
カーメン「・・・・俺はこのままこの世界にいてもいいかなって思っている」
ジャンクマン「！！？」
カーメン「どうせ元の世界に戻っても血生臭い戦いが待っているだけだしな・・・」
ステカセキング「それが俺達超人に与えられた指名だからな！」
カーメン「でもこの世界は違う。無理に強がって悪ぶらなくても、自然のままでいらせる。」
ジャンクマン「・・・・」
カーメン「この世界にもいくつか問題はあるが・・・もう逃げずに私はその問題と向き合い、戦おうと思う・・・」
ステカセキング「カーメン・・・」
カーメン「チャチャ、俺をこんな気持ちにしたのはお前のせいだぞ！」
チャチャ「カーメンさん・・・あたしも戦うわ！」
バラモス「・・・・分かった。お前達に聖ジュエル　アクアジュエルをやろう。」
チャチャ「え！！？」

バラモス「わし達は別に世界制服したいわけではない。聖ジュエルでわし達の住みよい世界を探したかっただけだ。」
チャチャ「シーザオライオンさんも同じ事言ってたわ・・・」
ステカセキング「だからと言って町や村を破壊していい理由にはならないぜ！」
バラモス「わしには・・・自分達の幸福しか考えられない。だから聖ジュエルを探す為に村や町を破壊した。」
チャチャ「・・・・・」
バラモス「お前達はわし達モンスターにとっても住みよい世界にしてくれるんだよな？」
カーメン「それがこの世界を変えると言う事だ。」
バラモス「・・・わしはずっとお前達を見ていた。世界をどのように変えるつもりか楽しみだ。」
　バラモスはアクアジュエルをジャンクマン達に差し出す
　　ズバッ！！　ボテッ！
バラモス「！！！！」
　バラモスのアクアジュエルを持つ右腕が何者かに切り落とされる
ジキド「ふははっはははは！この時を待っていたぞ！！」

バラモス「おのれ、ジキド！」
ジキド「お前に裏切られた恨み、忘れぬぞ！！」
バラモス「もう一度殺してくれよう！！」
ジキド「ゾーマ様の力を受けていないお前など、たやすいわ！」
バラモス「はたしてそううまくいくかな！」
ジキド「聖ジュエルで永遠の命を手に入れさえすれば、貴様などたやすいわ！」
　アクアジュエルを拾い上げるジキド
バラモス「馬鹿め！聖ジュエルにそのような力は無いわ！！」
ジャンクマン「！！！」
ジキド「ば、馬鹿な・・・そんな！どんな願いでも叶えるというのは・・・」
バラモス「確かに体内へ取り込めば凄まじい魔力を得る事が出来るが、、」
バラモス「それ以外、聖ジュエルには時空間を移動する力しかないわ！」
チャチャ「時空間を移動する力・・・やっぱり！」
ジキド「な、なにぃ！こうなればこのアクアジュエルを飲み込んで・・・」
バラモス「させるか！メガンテ！！」
　　ドゥゴーーーー！！！
　凄まじい波動がバラモスから噴出される

ロックマンかと

ジキド「な、何だと！」
バラモス「貴様だけは許さん！！」
ジキド「ば、馬鹿な！お前も死ぬんだぞ！！」
バラモス「わし達はみんなここへ来る前に一度死んでいる！死ぬ事など怖くないわ！」
ジャンクマン「やはりここには・・・死んだ奴の来る所だったんだな。」
チャチャ「！！！」
ジキド「分かってるのか！？ここでの死は消滅を意味する！魂は完全に消滅するんだぞ！」
バラモス「みぐるしいぞ！ジキド！！」
ジキド「や、やめろーー！」
バラモス「・・・可愛らしき勇者よ、世界を・・・頼んだぞ」
チャチャ「・・・・」
　　ズガーーーーーン！

　凄まじい爆発と共に辺りは煙に覆われた
　ジャンクマン達は岩場に隠れて何を逃れた

　煙が晴れると、そこにはアクアジュエルが転がっていた

カーメン「ふ、吹っ飛んじまった・・・」
チャチャ「魔王バラモス・・・そんなに悪い人じゃなかったかも知れない」
ジャンクマン「死せる水で世界を覆いつくす事でしか自分の生き方を見つけられない不器用な奴・・・」

ステカセキング「と、とにかくアクアジュエルを・・・」
　アクアジュエルに手をかけるステカセキング

　　ズボッ！！
ステカセキング「くはっ！！」
　ステカセキングの体を見慣れた爪が刺し貫く
ジャンクマン「ステカセキング！！」

ルドルフ「ふ、ふ、ふははっははは！バラモスの奴、死んでしまいおったわ！！」
　そこにはズタボロの血まみれルドルフがいた

ルドルフ「よこせ！！」
　　ズバッ！！
　ルドルフはアクアジュエルを持つステカセキングの腕を切り落とした
ステカセキング「ぐわーーーーーーーーーー！！」

ルドルフ「アクアジュエルを飲み込み、その力でお前らをぶち殺してくれる！！」
チャチャ「させないわ！！」
ルドルフ「遅い！！」　　ごくっ・・・
　ルドルフはチャチャが剣を構える前にアクアジュエルを飲み込んだ
ジャンクマン「！！！！」

ルドルフ「・・・・・・・・・」
カーメン「な、何も起きないぞ！失敗か？」
ジャンクマン「・・・・いや」
　ルドルフの目の色が赤色から金色に変わる
ルドルフ「うぅおーー！！きたぞきたぞきたぞーーーーー！！」　バギバギバギ！
　ルドルフの体はかつての２倍まで膨れ上がった

カーメン「か、体だけでかくても意味がない！お前の負けなのさ！」
ルドルフ「はたしてそうかな・・・？」
　　バシュッ、バシュッ
カーメン「かぁ！」
　ルドルフは素早い動きでカーメンを切りつける
ルドルフ「貴様も虫の息だな・・・」
　　カポッ！！
　ルドルフの耳のあたりにヘッドフォンのようなものが装着された
ルドルフ「なんだ？」
ステカセキング「て、て、てめぇも地獄の道連れだ・・・」
ジャンクマン「やめろ、ステカセキング！その体ではお前も死ぬぞ！！」
　ステカセキングの体は穴が開き、腕は千切れておりボロボロだ
ステカセキング「ケケッ、アトランティスのかたき！！」
ルドルフ「・・・」
ステカセキング「地獄のシンフォニー！！３００万ホーンだ！！！」
　　ボエボエ〜
　ステカセキングのヘッドフォンから、３００万ホーンの音楽がルドルフに流れ込む
ルドルフ「グッ、こんなものか！」
ステカセキング「な、なに！？」
　　ズバッ！！
　ルドルフは両腕をステカセキングの脇にめり込ませる
ステカセキング「が、がはぁ！！！」
ルドルフ「貴様のような雑魚、メラゾーマを使うまでもない！このまま死ね！！」
　　バギッ！！
　ルドルフはステカセキングの体の中で腕を交差させ、ステカセキングの体を引きちぎった
　　ぼてっ
　ステカセキングの腹から上の部分が無造作に投げ捨てられる

ルドルフ「ケッ！雑魚のクセにたてつきやがって！！」
カーメン「ス、ステカセキング・・・」
ステカセキング「カ、カーメン・・・また・・・お前達と遊べて・・・楽しかっ・・・」　カクッ
カーメン「おい、嘘だろ・・・ステカセーーー！」
　ステカセキングはカーメンの呼びかけに応える事が出来なかった

ジャンクマン「てめぇ、アトランティスに続きステカセまで・・・許せねぇ！」
ルドルフ「・・・貴様らを殺し、残りの聖ジュエル全て頂く！これで１２個全てそろうぜ！！」
チャチャ「あ、あなたは聖ジュエルで何をするつもりなの？」
ルドルフ「最強のパワー・・・ただそれだけだ。」
ジャンクマン「残念ながら聖ジュエルにはそんな力は無いぜ？」
ルドルフ「・・・お前らにはな。俺達モンスターは聖ジュエルを体内に取り込む事で無限のパワーが出せる！！」
チャチャ「そんなもの手に入れてどうするつもりなの！？」
ルドルフ「大量殺戮・・・そして世界制服。」
ジャンクマン「く、狂ってやがるぜ！バラモスよりたちが悪い！」
チャチャ「バラモスは・・・やり方はどうあれ、住みよい世界を作る事を願って死んでいったわ！あなたは何も感じないの？」
ルドルフ「・・・感じんな。」
ジャンクマン「！！」
ルドルフ「元々俺はあいつの部下でもないし聖ジュエルの為に共闘してただけだ。」
チャチャ「あ、あなただけは許せない！！」

カーメン「く、くそ！」　　　　ピカッ！
　カーメンの目から閃光が放たれるがルドルフには効かない
カーメン「そ、そんな・・・」

支援

ルドルフ「さて、そろそろ死ぬか？」
　ルドルフは両腕を交差し、メラゾーマの体制に入る
チャチャ「バードシールド・ビルドアップ！」
　チャチャの腕の甲に盾が現れる
ルドルフ「メラゾーマ！！」　ドウゴォオー
　先程よりはるかに大きいメラゾーマが放たれる
　　バギィーーーン！　ビチビチ・・・
　何とか盾でメラゾーマをしのぐチャチャ。しかし盾はもうボロボロだ
ルドルフ「次は防ぎきれるかな・・・？」

ジャンクマン「うおおおーーー！」
　ジャンクマンはルドルフに突進する
ジャンクマン「ジャンククラーッシュ！！」
　　ガキーン！！
　ジャンクマンは両腕のトゲ付きプレスをルドルフに叩き込む
ジャンクマン「な、なにい！！」
　ジャンクマンのトゲはルドルフの肉体を刺し貫くどころか、音を立てて折れてしまった
ルドルフ「何かしたか？」
ジャンクマン「な、そんな・・・」
ルドルフ「打つ手無し・・・か？」
　　ズガッ！！
　ジャンクマンはルドルフに弾き飛ばされた

パート化すんなカス死ね

2スレ目とか書かなきゃここまで拒否反応ないだろうに
まあパートスレ大嫌いだから同情しないけど
sage進行でさっさと書ききって落とせよ

チャチャ「ウィングクリス･バーニングフラーッシュ！！」
　　バシューーーーー！
　チャチャの構えた剣より青白い光りが放たれ、ルドルフを直撃する

　だがルドルフはまだ生きている
ルドルフ「これは少し効いたが・・・致命傷にはならなかったな・・・」
チャチャ「そ、そんな！」
ルドルフ「何発も撃てるものじゃないんだろ？そろそろ死ぬか？」　スチャッ！
　ルドルフはチャチャに甲の爪を構える

　　チンチンチンチン・キーン・カーン・キーン！
　チャチャとルドルフの攻防が続く
ルドルフ「フハハハハハ！さっきみたいによけてみろ！」
チャチャ「駄目！さっきより格段に早くなってる！！」
ジャンクマン「くそ・・・戦ってるのは雑魚のチャチャだけとは・・・情けない・・・」
カーメン「チャチャは俺が・・・守る。」
ジャンクマン「カーメン・・・」

　　ドサッ
　チャチャはルドルフに足をとられ、その場に倒れこむ
ルドルフ「グフフ、最後だな・・・ガキのくせによく頑張った。」
　ルドルフはチャチャに甲の爪を構える
ルドルフ「死ね！！」
カーメン「うおおおー！チャチャのパンチラ見てんじゃねー！！キバ地獄！！」
　　ガキン！！
　カーメンの牙はルドルフの肉体を通さない

ルドルフ「何のつもりだ・・・？」
カーメン「チャチャは、俺が守る！！」
ルドルフ「馬鹿が！」　　ブシャッ！
カーメン「ぐはっ！！！！」
　ルドルフは甲の爪でカーメンの両目を刺し貫く
ジャンクマン「カーメン、今行くぞー！！」
ルドルフ「すっこんでろ！！」
　　バシューーー！　ドガッ！
ジャンクマン「くはっ！！」
　ジャンクマンはルドルフに吹き飛ばされた
チャチャ「カーメンさん！」

カーメン「マ・マキマキー！！」　シュルルルルーッ！
ルドルフ「？？？」
　カーメンの腰布がルドルフとカーメンに巻きつく
ルドルフ「何のマネだ！」
カーメン「貴様を逃がさない為さ！！」
チャチャ「カーメンさん！！」
カーメン「チャチャ・・・ありがとう。君は私達悪魔超人みんなに優しくしてくれたね。」
チャチャ「そ、そんな事・・・！」
カーメン「私達悪魔超人は人間に嫌われ生きてきた、優しくされる事何てなかった・・・」
ジャンクマン「やめろー！カーメン！！」
カーメン「初めて生きていて良かったと思った。ありがとう！ジャンク！チャチャを連れて遠くに離れろ！！」
ジャンクマン「ちくしょーーーー！！！」
　ジャンクマンはチャチャを担ぎ上げ、カーメンから離れていく
チャチャ「カーメンさーん！！」
カーメン「チャチャー！！私はずっとお前の優しい笑顔が好きだったー！！」

カーメン「究極奥義！！ナイルの呪い！！」　ピカーッ！
ルドルフ「な！？」
　カーメンの体が光りだす
カーメン「アトランティス、ステカセ、カラス！俺もお前達のところにいくぞ！マキマキー！！」
　　ドガーーーーーーーーーン！！！
　カーメンを中心に大爆発した
チャチャ「カーメンさーん！！」

　煙が晴れるとそこには誰もいなかった
ジャンクマン「カーメンの奴・・・」
チャチャ「ついに二人だけになっちゃった・・・」
ルドルフ「二人だけじゃねぇぜ？」
ジャンクマン＆チャチャ「！！？」　ビクッ！
　後ろを振り向くとルドルフが立っている

ルドルフ「少々やばかったが・・・貴様らを殺すパワーぐらいならまだ残ってるぜ！」
ジャンクマン「く、くそっ！」
ルドルフ「メラゾーマ！！」　ドウゴォオー
　　ドガーン！！！
ジャンクマン「ぐわっ！」
チャチャ「キャーー！」
　メラゾーマを受け、チャチャの変身が解けてしまった

ルドルフ「てこずらせやがって・・・まずはこのガキからブチ殺してやる・・・」
　チャチャに歩み寄るルドルフ

ジャンクマン「く、くそ・・・どうする事も出来ないのか・・・みんな・・・すまない」
ジャンクマン「！！」
　なぜかジャンクマンの体が軽くなり、起き上がる事が出来た
ジャンクマン「ま、まさか・・・あいつら・・・」
　重症で立つ事も出来ないはずのジャンクマンは体の奥底から力が湧き上がるのを感じる

すげぇな、こんなん読んでる奴いんのか
２スレ目ｷﾘｯじゃねーよかすしね

ルドルフ「死ねー！」
　　シュルルルルー！　キュッ！！
ルドルフ「ぬっ！何だこの布は！！」
　ルドルフの足に布が巻きつき、ルドルフの足をとらえた
ジャンクマン「あ、あれはカーメンの腰巻！！」
ルドルフ「くそ！！」
ジャンクマン「あいつ、死して尚チャチャを守ろうというのか・・・」

ジャンクマン「うおーーーー！」
　ジャンクマンはルドルフに突進する
ルドルフ「返り討ちにしてくれる・・・グッ！頭が！！」
　急に頭をおさえ、苦しみだすルドルフ
ジャンクマン「こ、これはステカセキングの３分殺し！今頃効いてきたか！」
　　バギィ！
　ルドルフに体当たりするジャンクマン
ルドルフ「ぐぅ！！」
ジャンクマン「ルドルフーっ！貴様に恨みを残して死んでいった超人はまだ一人いるぜー！」
　ジャンクマンはルドルフをジャイアントスイングで放り投げた
ルドルフ「ぐ、ぐわー！！」
ジャンクマン「くらえ！アトランティスドライバー！！」
　ジャンクマンはルドルフの両足を捕らえ、その間に自身の両足を割り込ませ落下する
　　ドガーン！！
ルドルフ「ぐへっ！！」
ジャンクマン「ぐっ！」
　　ドサッ！
　ジャンクマンもその場に倒れこむ
チャチャ「ジャンクさん！！」

ルドルフ「ぐううう〜、まだ死なん〜・・・」　ブルブルブル・・・
　ルドルフは立ち上がる
ジャンクマン「なんと言う執念・・・駄目か・・・」
ルドルフ「チャチャ・・・貴様を殺し、聖ジュエルでさらなるパワーアップを・・・」
ジャンクマン「！！チャチャー！」
チャチャ「！！」
ジャンクマン「メラだー！撃てー！」
ルドルフ「はっ、メラだと！そんなもの効かんわ！」
チャチャ「で、で、でも・・・」
ジャンクマン「やれば出来る！カーメン達の無念はお前が晴らしてやれー！」
ルドルフ「ひゃっはー！」

　チャチャは死んだ彼らの事を思い出していた・・・
チャチャ「カラスさん・・・あなたは弱いモンスターじゃない。だって、命がけで私達を守ってくれたもの。」
　アトランティス「俺・・・チャチャちゃんに会えて・・・本当に良かった・・・」
チャチャ「アトランティスさん・・・あなたは最高にカッコよかったわ。」
　カーメン「チャチャー！！私はずっとお前の優しい笑顔が好きだったー！！」
チャチャ「カーメンさん・・・あたしもあなたの優しいところ、大好きでした。」
　ステカセキング「・・・また・・・お前達と遊べて・・・楽しかっ・・・」
チャチャ「ステカセキングさん・・・仲間思いの優しい人でした。」

ルドルフ「くたばれー！！」
　チャチャは両手をルドルフのほうへ構えた
ジャンクマン「撃てーーー！」
チャチャ「メラ！！」
　　ボォウ！！
ルドルフ「！！？」
　それはメラと呼ぶには大きすぎる炎がルドルフを襲った
ルドルフ「グオーーーーーー！！！」

　ルドルフは跡形もなく吹き飛び、そこには宝石が一つあるだけだった
　ジャンクマンはアクアジュエルと書かれた宝石を拾い上げた
ジャンクマン「飲み込んだアクアジュエルだけか・・・」
チャチャ「きっと宝石モンスターではなかったんだわ。」
ジャンクマン「あと一つか・・・・」
チャチャ「もう１２個揃ったわ・・・」
ジャンクマン「？？」
　チャチャはブレスレットにはめ込まれていた宝石をはずす
チャチャ「これ、『聖ジュエル　ラピジュエル』。」
ジャンクマン「な！？」
チャチャ「この宝石、この世界に来た時に近くに落ちてたの。」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「ごめんなさい！！！」
　チャチャは深々とジャンクマンに頭を下げる
ジャンクマン「な！？」

チャチャ「あたし、最初はジャンクさん達を利用しようとしてたの・・・」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「残り１１個の聖ジュエルを集めさせて、隙をみてあたしだけ元の世界に戻ろうとしてたの。」
ジャンクマン「気にする事はない・・・・俺も最初は同じ気持ちだった。」
チャチャ「本当にごめんなさい！！！」
　チャチャは再び深々とジャンクマンに頭を下げる

チャチャ「でも、みんなと旅をするうちに、ずっとみんなと一緒にいたいと思うようになって・・・」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「それに・・・あたし、みんなに会って何が一番大切か分かった・・・」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「あたし逃げてただけなの！色々な事から。でももう逃げないって決めたの！」
ジャンクマン「逃げてた？」
チャチャ「うん。」

　チャチャはジャンクマンに背を向ける
チャチャ「思い出したの。あたしも１回死んでる事。」
ジャンクマン「・・・・この世界には死ななければ来れないらしいからな。」
チャチャ「あたしね、前の世界にリーヤって彼氏がいて、すっごい好きだったんだ、、、」
　涙ぐむチャチャ
チャチャ「・・・けど、人魚と二股かけられてて・・・捨てられて・・・・」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「・・・それであたし・・・睡眠薬飲んで自殺したの・・・」
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「けど・・・みんなに・・・命の大切さを教えてもらって・・・」
　ジャンクマンはそっとチャチャを抱きしめる
ジャンクマン「お前は俺達の中で一番強い。もう逃げる事はねぇよ。」
チャチャ「ジャンクさん・・・」
ジャンクマン「失恋したくらいで世界が終わるわけじゃない・・・気付いただけお前は成長した。」
チャチャ「ありがとう・・・・」

やだ・・この>>1恥ずかしい

　聖ジュエルは１つの宝石に戻り、１２色の輝きを取り戻し、旅の終わりを告げた


　−アリアハンの城下町−
　俺はジャンクマン。悪魔騎士の一人だ。
　俺の右腕には袋がぶらさがっている。中には１２色に輝く聖ジュエルが入っている。
　この宝石には念じるだけで時空間を移動する力があるらしい。

　旅の仲間であったチャチャはどうしても俺にこの宝石を使って元の世界に戻って欲しいらしい。
　やはり俺のような化け物とは一緒にいたくないようだ
ジャンクマン「一人でこの世界を変えてみせるか・・・」
ジャンクマン「あいつは強い・・・もう一人で充分にやってける。俺は必要ねぇな。」
　ジャンクはそんな事をつぶやき、町を歩いていると一軒の酒場に辿り着く

ジャンクマン「・・・最初にここへ来たんだよな・・・」
　ルイーダの酒場へ入るジャンクマン。
　予想通り店主の姿はない。やはり俺に対するイヤガラセか？

　席には以前見かけた顔もある
ヒロト（遊び人）「・・・ミウ・・・亀頭にボツボツが出来て、かゆいんだけど・・・」
ミウ（武道家）「触んな！病気！！」
サキ（僧侶）「ミウお姉さま〜♪」
　ミウはサキのスカートの中に手を入れる
サキ（僧侶）「あんｗ元気出る出る♪」
ミウ（武道家）「いやらしい子・・・」
ヒロト（遊び人）「あの〜・・・」
ジャンクマン（あの茶髪の方、けっこうムチムチプリンなんだよな・・・少し見てくか・・・）

　ミウはサキの股をなぜまわす
ミウ（武道家）「やだ、サキちゃん！こんなに濡らして・・・おもらしでもしたの？」
サキ（僧侶）「お、お姉さまが・・・触るからｗあんｗ」
ジャンクマン（あの黒髪、少しチャチャに顔が似てるな・・・）

　そんな事を考えていたジャンクマンだが、
　またしても自分一人では酒を飲めない事を思い出し、ジャンクマンは席を後にした

こんなクソスレ立てて何考えてんの？
妄想小説は頭の中でやろうね＾＾

長かったな…支援

　ルイーダの酒場を出るジャンクマン
　声がするのでそちらの方を見てみる。
マコ（僧侶）「ちょっとコトハ！アンタいい加減にしなさいよ！！」
コトハ（武道家）「え！？マコちゃんどうしはったん？」
マコ（僧侶）「とぼけんじゃないわよ！リュウノスケは私の彼氏なのよ！たぶらかさないでよ！！」
コトハ（武道家）「・・・」
マコ（僧侶）「何とか言いなさいよ！！」
コトハ（武道家）「な〜んだ、バレてたの。でも、うち少しも悪い事してへんよ？」
マコ（僧侶）「！！」
コトハ（武道家）「あの二人が勝手にうちの事を好いてるだけやわ。」
マコ（僧侶）「あんたね〜！！」
リュウノスケ（盗賊）「コトハ〜、どうしたんだ？」
マコ（僧侶）「リュウノスケ！」
　リュウノスケにしがみつくコトハ
コトハ（武道家）「リュウさん、助けて！マコちゃんがいじめる！」　ぐす
　嘘泣きしだすコトハ
リュウノスケ（盗賊）「マコ、お前！年下いじめて楽しいか！！」
マコ（僧侶）「ち、違うの！リュウノスケ！」
ゲンタ（商人）「俺のコトハちゃんをいじめるな！ナマスにするぞ！！」
コトハ（武道家）「いいの、ゲンさん！うちも悪かったの。　・・・え〜ん！」
マコ（僧侶）「！！」
リュウノスケ（盗賊）「コトハ、こんな奴は無視して、映画観に行こう！」
ゲンタ（商人）「俺、仮面ライダー観たいんだよね〜！！」
リュウノスケ（盗賊）「ゲンタ！お前には聞いてない！！」
コトハ（武道家）「・・・・」　ニタニタ
　立ち去る三人

マコ（僧侶）「コロス・コロス・コロス・・・・」
ジャンクマン（あのマコって奴、いつか何かやらかすな・・・）

ジャンクマン「そう言えばここ・・・チャチャと初めて会った所だったな・・・」

ジャンクマン「くっ！さっきからチャチャの事ばかり考えちまう！さっさと元の世界に戻るぞ！！」

ジャンクマン「カーメン、ステカセ、アトランティス・・・一緒に戻る事が出来なくてスマヌな・・・」

　ジャンクマンは一人町外れに向かっていく
　人目につく所で時空間移動するのはパニックを引き起こすだけと判断した結果らしい
　だがジャンクマンは気付かなかった
　頭上にうごめく黒い影に・・・

サタン「グフフ、ジャンクマンめ。せっかく悪魔騎士としてパワーアップさせてやったのに・・・」

サタン「事もあろうに優しさなどという感情を持ち寄って・・・生かしておくものか・・・」

　ジャンクマンは町外れまで歩いてきた。
　袋から聖ジュエルを取り出そうとすると、背後の殺気に気付く

グンペイ（戦士）「ぐひゅ、ぐひゅひゅひゅひゅ、見つけたぞ、悪魔め！！」
ジャンクマン「こ、こいつは・・・最初にとり逃した勇者どもの一人・・・」
グンペイ（戦士）「カウルレーザーでぶち殺してやる・・・」　カチョッ
　ジャンクマンはふとグンペイの足元を見る。
　すると影がサタンの形をしていた
ジャンクマン「そ、そうか。サタンが俺を消す為にこいつを・・・」
グンペイ（戦士）「グンペイ・ソーウル！！！」　バヒュゥーーーン
ジャンクマン「くそ！駄目だ！！よけきれねぇ！！！」
　思わず目をつぶるジャンクマン



　　　　　：
　　　　　：
　　　　　：

支

　　　　　：
　　　　　：
　　　　　：



ジャンクマン（ん？着弾がやけにおそくないか？銃殺って、こんなものなのか？）
　ジャンクマンが目を開けると、そこには驚くべき光景があった

　ジャンクマンを狙ったレーザー光線はジャンクマンの頭１ｃｍのところで軌道を描き空中に静止しており、
　グンペイも銃を放った状態で静止している
ジャンクマン「ん？何だこれ、止まってるぞ？？」

　どこからともなく審判の格好をした男達が出てくる
　　ピーッ！！
　フラッグをかかげる男達。
　そのうちの一人がホイッスルを吹き鳴らす
ジャンクマン「？？？」

ロスタイムかｗｗｗ

　実況青嶋「さぁ〜、始まりました！ロスタイムライフ！ジャンクマンの人生、ロスタイムに突入しました！」

　実況青嶋「さて、ジャンクマンに与えられたロスタイムは、、、２５分！これは一体何の数字でしょうか？」
　解説「いえ、全く分かりません。彼の年齢か何かでしょう。」
　実況青嶋「さぁジャンクマン２５歳、悪魔騎士！僅かに与えられたこのロスタイムをどう使うか！！」
　解説「今回のプレーヤーのジャンクマンは人間ではありません。超人です。パワフルなプレーに期待しましょう。」

　実況青嶋「ジャンクマン、いまいち状況がのみこめないといった感じで動けない！！」
　解説「まぁ当然といえば当然の事です。ちなみに彼は生前超人レスラーでした。」

　実況青嶋「審判団、ジャンクマンに走るよう促しますが、ジャンクマン、走らない！！」

ジャンクマン「お、おい！何だよ、これ！！」
　　ドンッ！
　ジャンクマンは審判の一人を突き飛ばした

　　ピーッ！！
　審判の一人がイエローカードをかかげる
　実況青嶋「あーーっと、これはいけない！イエローカードだ！リプレイをどうぞ！」
　解説「暴力はいけません。」

　解説「イエローカードが２枚になると、次に生まれ変わる時はタニシになります。」

ジャンクマン「おい！実況と解説！！さっきから聞いてりゃ、まるで俺が死んでるみたいじゃねぇか！」
　実況青嶋「！！！」
　実況青嶋「なんと、我々の声が聞こえています！！」
　解説「彼は超人ですからね。人間の常識は通用しません。」

ジャンクマン「つまり俺は何か？今は仮死状態で、あと２５分経つと完全に死んじまうって事か！？」
　　コクッ
　審判の一人がうなづく

　実況青嶋「ようやく状況が飲み込めたようです！」
　解説「さて、ここからどう動くか見物ですよ。」

　　ドスっ
　その場に座り込むジャンクマン
ジャンクマン「へっ！どうせ元の世界に戻ってもリングで死ぬ運命なんだ！いつ死のうがかわりゃしねぇよ。」
　動くように必死に促す審判団

　ふと右手の袋に目をやるジャンクマン
ジャンクマン（聖ジュエル・・・今これを使えばこの状況から脱出出来るかも・・・いや違う！！）
　すっくと立ち上がり、走り出すジャンクマン
　審判団「！！！」
　　タッタッタッタ・・・

　実況青嶋「おおーっと、ジャンクマン！ようやく動き出しました！」
　解説「残り時間はあと２２分です。だいぶ時間を無駄にしてしまいましたよ。」

　　タッタッタッタ・・・
　実況青嶋「速い速い、ジャンクマン！さすがに超人なだけあります！」
　解説「審判団が若干遅れ気味ですね。ペース配分には充分に気をつけましょう。」

　　どんっ！
　謎の男達にぶつかるジャンクマン
ガロン「何だ、貴様！俺の竜吐火焔術でまるこ・・・おい！ちょっ、無視するな！」
　　タッタッタッタ・・・
　実況青嶋「おーっと、出ました！ファインプレイ！！リプレイをご覧下さい！」

　実況青嶋「ＤＱＮにからまれても華麗にスルーしています！この動きはなかなか出来ないぞ！」
　解説「ＤＱＮにからまれれば痛いタイムロスにつながりますからね。」
　実況青嶋「ジャンクマン、超人レスラーらしい良い判断です！」
　解説「手元の資料によりますと、彼は悪魔騎士の中でも血の気が多く、売られた喧嘩は必ずかっていたそうです。」
　実況青嶋「ジャンクマン、ここにきて自らの成長を見せつけた！」

　　タッタッタッタ・・・
　実況青嶋「そして走る、走る！おおっと！エリア内に進入したがここはどこだ！？」
　解説「手元の資料によりますと、ジャンクマンの家のようです。１５歳のチャチャという少女と同棲しています。」
　実況青嶋「１５歳の少女と同棲ですか！？それは法的に大丈夫なんでしょうか！？」
　解説「完全にアウトですね。何か間違えが起きてなければ良いのですが。」
　実況青嶋「そしていっきに階段をかけあがり、、、部屋の前だ！」
　解説「審判団は完全にダウンしてますね。」

残り１９分
ジャンクマン「チャチャ、いるか？」
　　ガチャ！
チャチャ「あ、あれ？ジャンクさん、まだ元の世界に戻ってなかったの？」
　チャチャは驚きの様子でジャンクマンに聞く
ジャンクマン「その事なんだが、俺、元の世界には戻らないぜ」
チャチャ「え！？それじゃあ・・・」
ジャンクマン「心配にはおよばん。お前には迷惑はかけない。」
チャチャ「え・・・」
ジャンクマン「これはもう俺には必要ない。旅の思い出にお前が持っていてくれ。」
　そう言うとジャンクマンは聖ジュエルの入った袋をチャチャに渡し、立ち去ろうとする

チャチャ「どこ行くの？行くあてはあるの？」
ジャンクマン「いや、何も無い・・・」
　チャチャはうつむく。
チャチャ「・・・・一緒に、お風呂入ろ。」
ジャンクマン「な！？」

　実況青嶋「ああーっと！心配していた事が起きてしまいました！！」
　解説「これは由々しき事態ですよ。審判団も困惑しています。」

ジャンクマン「お、お前何を言ってるんだ・・・」
チャチャ「アトランティスさんと約束したの・・・みんなで一緒にお風呂入ろうって・・・」
ジャンクマン「・・・・」
　チャチャは朗らかな笑顔でジャンクマンに微笑みかける
チャチャ「だから、せめてあたし達だけでも一緒に入ろ！」
ジャンクマン「・・・・仕方ないな。」

　脱衣場に向かう二人。その後を追う審判団。
　ジャンクマンは審判団の方を向く。
ジャンクマン「お前達は駄目だ・・・来るな。」
　とまどう審判団だが、主審の指示により、外で待つ事となった審判団

　解説「少しオフサイドくさいですが、まあいいでしょう。」

　脱衣場でいそいそと服を脱ぐチャチャ
　胸は小さく、お椀をひっくり返したようなものが胸に２つひっついてるだけだ
　当然ジャンクマンに興味は無く、自分の黒パンツを脱ぎおろしていた

チャチャ（嘘・・・何かドキドキする。子供の頃リーヤ達とお風呂入った時は何ともなかったのに・・・）

　ふと体重計を見つけ、乗ってみる。
　体重・・・０�s
ジャンクマン（そうか、やっぱり俺は死んでるんだな・・・）

残り１５分
　二人とも体を隠す事無く浴場に入る。
ジャンクマン（カーメン、すまんな。俺はガキの裸見ても少しも欲情しない。）

ジャンクマン「チャチャ、先にフロへ入れよ！二人では小さくて入れないからな。」
チャチャ「ジャンクさん、お先にどうぞ。」　　ドキドキ・・・
ジャンクマン「いや、俺はいつも先に体を洗ってから入るから構うこたぁねぇ。」
チャチャ「だったらあたし、ジャンクさんのお背中流しまーす。」　　
　そう言うとチャチャはボディソープとハンドタオルを手に取り、ジャンクマンの背後にまわる
ジャンクマン「お、おい・・・」
チャチャ「いーから、いーから。座って。」
　チャチャは強引にジャンクマンを座らせ、背中を洗い出す

　解説「この光景、兄弟に見えなくもないですね。」
　実況青嶋「ジャンクマンとチャチャの年齢差は１０歳。確かに見えなくもありません。」

　　ゴシゴシ
ジャンクマン「・・・・」
チャチャ「・・・・」
　　ゴシゴシ
　　ゴシゴシ
　　　　：
　　　　：

　　ぎゅっ！
　チャチャがジャンクマンの背中に抱きつく
ジャンクマン「！！！」
　実況青嶋「！！！」
　解説「！！！」

ジャンクマン（ど、どうゆう事だ・・・こいつ、さっき俺を笑顔で送り出したじゃないか・・・）
　ジャンクマンは困惑している。
　チャチャの発言に加え、今まで屈強なマッスルボディーとしか組み合った事がない彼にとって、
　チャチャの柔らかい肌は凶器以外の何ものでもなかった
ジャンクマン「お、おい、そりゃどうゆう事だ？さっきは俺に早く出てって欲しそうにしてたじゃないか・・・」
チャチャ「そんな事ないもん！私、ジャンクさんと離れたくないもん！」
ジャンクマン「じゃ、じゃあさっきはなぜ・・・？」
チャチャ「ジャンクさんは元の世界に戻る為に聖ジュエルを集めてた・・・」
チャチャ「なのに私のワガママだけで引き止めちゃいけないと思ったの。」
　小刻みに震えるチャチャ
ジャンクマン「そ、そんな！俺はてっきり、化け者の俺に嫌気が指したのだとばかり・・・」
　ジャンクマンも小刻みに震えだす
チャチャ「そんな事ないもん！！私、ジャンクさんの事、世界の誰より愛してるもん！！」
　チャチャは涙ながらにジャンクマンに訴える
ジャンクマン「！！！」
　チャチャはジャンクマンの前に回りこみ、ジャンクマンの足に腰掛け、ジャンクマンに抱きつく
チャチャ「どうして分かってくれないの・・・」
　ジャンクマンに泣きつくチャチャ

　実況青嶋「ロスタイムも中盤に差し掛かり、だいぶ流れが変わってきました！」
　解説「・・・」
　実況青嶋「どうしました？」
　解説「あ、ごめんなさい！ついつい青春映画観てる気になって見入っちゃいました！」

ジャンクマン「ど、ど、どうしてだ。お前ほどの器量なら、いくらでもイイ男がくいついてくるだろ・・・」
ジャンクマン「好きこのんで俺みたいな化け物相手にしなくても・・・」
チャチャ「優しいジャンクマンさんが大好きです。」
ジャンクマン「ば、馬鹿を言うな！俺は悪魔騎士！優しさなんて・・・」
チャチャ「・・・私、最初は怖くてイヤだった。けれど旅の中でジャンクさんの本当の心を知ったの。」
チャチャ「ジャンクさんはわざと強がり、悪ぶってるけど、心根はとても優しい人だと。」
ジャンクマン「くっ・・・！」
チャチャ「ジャンクさんが悪ぶってるのは周りを遠ざけるのは、周りを怖がらせない為のジャンクさんの思いやり。」
チャチャ「そんな優しいジャンクマンさんが・・・私は大好きです。私の事、嫌いですか？」
　チャチャはジャンクマンに強く抱きつき、つぶやく

　　ツー・・・
　ジャンクマン涙が頬を流れた
ジャンクマン（涙！？何だこれ！おかしい！おかしい・・・どうなってんだ！？）
　ジャンクマンは今までの事を思い出していた
　外見の事で人間達に迫害され、差別されてきた事を
　そんな自分を隠す為に悪魔に魂を売り、残虐ファイトをしてきた事を
　今回のチャチャ達との旅の思い出を・・・
ジャンクマン「・・・嫌いなわけないだろ・・・」
チャチャ「え？」
ジャンクマン「何度も言わせるな！嫌いなわけがないだろ！大好きだ！」
　チャチャを抱きしめ、号泣するジャンクマン
チャチャ「ジャンクさん・・・」
　ジャンクは気付いた。俺は一体何をしてきたんだ・・・
　差別や迫害を受けた時、自分はそれに立ち向かおうとしなかった
　自分からは何も動かず、ただ周りのせいにして逃げてきたんじゃないのか？

　チャチャだけが特別じゃない！
　自分から動き、行動すれば今まででも分かってくれた人がいたんじゃないか？
　ひょっとしたら・・・悪魔に魂を売ってまで悪ぶる必要なんて無かったんじゃないのか？

　薄々気付いていたが、今回の事で確信に変わった！
　ようやく気付いた！いや、今回の旅でチャチャに気付かされた！
　自分と向き合い、逃げずに戦うって事がどんなに大切なのかを！！

　もしかしたらカーメンやアトランティス、ステカセはもう気付いてたかもしれない・・・
ジャンクマン「チャチャ・・・ありがとう・・・」

　　ちゅ
ジャンクマン「！！？」
　実況青嶋「！！！」
　解説「！！！」
チャチャ「んっ！」
　　ペチャ・クチュ・チュウ・・・
　チャチャはジャンクマンに口付けすると、舌を絡ませた
ジャンクマン（柔らかい・・・キスって、こんなに気持ちいいもんだったのか・・・）
　チャチャの優しい舌使いにジャンクマンの力は抜けていく
　　ペチャ・クチュ・チュウチュウチュウ
ジャンクマン（いい匂いだ・・・）　　　ムクムク・・・

ジャンクマン「！！？」　　ムクムク・・
　　ビギーーーン！！
ジャンクマン「はうあ！！」
　ジャンクマンの尿棒は大変な事になった
　実況青嶋「あーーっと！！ここでジャンクマン陣営、チャチャのプレーにスタンディングオベーションだー！！」
　解説「手元の資料によりますとジャンクマンは女性経験０ですからね。童貞です。」
　解説「対するチャチャはサマンオサ学園でかなりの経験を積んでますからね。キスの破壊力は抜群です。」
チャチャ「？」
　チャチャも自分の割れ目に棒状の何かが食い込んでいる事に気付き、下を見る

ジャンクマン（うわちゃちゃちゃ〜・・・）
　気まずそうな顔をするジャンクマン

おもしろい

ｎ

　ジャンクマンの方を見てニッコリ微笑むチャチャ

　チャチャはホットドッグ状態となったジャンクマンの暴れん坊将軍を握ると、自分の秘所に誘導する
ジャンクマン「ちょ、ちょ、ちょ、待て！」
チャチャ「？」
ジャンクマン「す、少し冷静になれ！！」
チャチャ「駄目？あたし、ジャンクさんならいいよ・・・」
ジャンクマン「い、い、今からするのか！」
チャチャ「大丈夫、あたしも初めてだから気にする事ないよ。」
ジャンクマン「！！」

ジャンクマン「き、き、今日はやめとこう！」
　そう言うとジャンクマンはチャチャから離れ、シャワーを浴び、風呂を出た
　ジャンクマンは残り数分しかない自分の現実を受け止めていた

　解説「チッ！」
　実況青嶋「！！？」

ジャンクマン（繋がりを持つと・・・別れが辛くなる。チャチャが可愛そうだ。）
チャチャ「ジャンクさん・・・あたし、やっぱり魅力ないですか？」
　寂しそうにジャンクマンを見つめるチャチャ
ジャンクマン「そ、そんな事は無い！そのすらっと長い足、魅力的だ！！」
ジャンクマン「き、今日はたまたま体調が悪かっただけ！また頼むぞ！」
チャチャ「♪」
ジャンクマン（俺、何やってんだ・・・）

残り５分
ジャンクマン（余命５分で大切なものに気付くとは・・・我ながらどうしよもねぇな）
チャチャ「どうしたんですか、ジャンクさん？」
ジャンクマン「俺は行かなければならない。」
チャチャ「え？」

ジャンクマン「・・・俺は悪魔超人。心を失い強さを獲た超人。優しさを持った時点で失格だ。」
チャチャ「ど、どういう事・・・」
ジャンクマン「サタンの制裁を受けねばならない・・・」
　　ひしっ
　ジャンクマンに抱きつくチャチャ
チャチャ「いやっ！一人にしないで！さっきは一人で大丈夫何て言ったけど、あんなの嘘！」
チャチャ「ジャンクさん、一緒にいて欲しい！！」
　チャチャに優しく微笑むジャンクマン
ジャンクマン「チャチャ、お前は俺に生きる希望を与えてくれた・・・」
　チャチャに抱きつくジャンクマン
ジャンクマン「初めて生きていたいと思った！お前を一人になんかしねぇ！！」
　ジャンクマンからは大粒の涙がこぼれている
ジャンクマン（ちくしょう・・・ちくしょう・・・・！）

残り４分
　　ピッ！
　腕時計を指差し、注意を促す主審
ジャンクマン「分かってる！今から行くからせかすな！！」
　そう言うとジャンクマンは出口へ向かう
チャチャ「帰って・・・来るよね？」
　ジャンクマンは立ち止まり、静かに後ろを振り向く
チャチャ「・・・・」
ジャンクマン「いつでも見守ってるぞ。」

ジャンクマン「俺だけじゃない。死んでいったカラスやカーメン達も一緒だ・・・」
　ジャンクマンはそういい残し、家を出る

　実況青嶋「ロスタイムを戦い終えた男が一人、戻っていきます！」
　解説「背中に哀愁を感じますね。」

　アリアハンの町外れに向かうジャンクマン

ジャンクマン「クソ！死にたくねぇな・・・」
　　ピッ！
　ジャンクマンへ注意のホイッスルを鳴らす主審
ジャンクマン「分かってるよ！どうせこの体はもう死んでるんだ！」
ジャンクマン「どうしよもない事くらい・・・分かってる。」

ジャンクマン（悪魔騎士の俺からこんな言葉が出ようとは・・・誰も信じないだろうな・・・）

ロスタイムライフは予想外すぎた

涙腺緩んだ気がしたが気のせいだよな

残り１分
　アリアハンの町外れに到着、レーザーの着弾位置に立つジャンクマン

ジャンクマン「全てはここから始まったんだよな・・・」

ジャンクマン「カラスの化け物に会って、変なガキと一緒になって、、、昔の仲間と宝石探しをして・・・」

ジャンクマン「せっかく人生やり直す機会もらったのに・・・こんなんで良かったのか？」

　無言の審判団

ジャンクマン「俺・・・結局駄目な奴だったな・・・」
　主審の方を見つめてつぶやくジャンクマン

　主審は口から笛を外すと、首を静かに横へふる

ジャンクマン「そうか・・・」

wktk

残り１０秒
ジャンクマン「カーメン、ステカセ、アトランティス、カラス・・・俺も今から行くぞ。」

残り５秒
ジャンクマン「チャチャ、唯一俺を愛してくれた人間。約束守れなくてごめんな。」

残り１秒
ジャンクマン「さらば！！」

残り０秒
　　ズバブシューーーーン！！
ジャンクマン「かっ！！」
　　　：
　　ドサッ！
ジャンクマン「・・・・」
　　　：


　　ピ・ピ・ピーーーーーー！！！

おわた

チャチャってもしかして赤ずきんチャチャ？

>>74
ホーリーアップしてただろ

　　　：
　　　：
ジャンクマン「・・・・いてて・・・」

ジャンクマン「あれ、腕に痛みを感じる・・・？生きてる・・・？」

チャチャ「メラ！」　ボォウ！！
グンペイ（戦士）「うーぎゃーー！！！」　メラメラ・・・

ジャンクマン「・・・チャチャか？」

　ゆっくり目を開けるジャンクマン
　左肩には銃弾の跡があり、辺りには宝石が飛び散っていた

　実況青嶋「あーーっと！ジャンクマン、延長戦に突入です！！」
　解説「試合は最後まで何が起こるか分かりせんからね！」
　実況青嶋「つまりどんな試合も最後まで諦めてはいけないという事ですね！」
　解説「そうゆう事です。」

えー

　チャチャの話ではジャンクマンが家を出た後すぐに後を追いかけたらしい。
　町外れでジャンクマンが撃たれそうになっているのを見かけ、何とかしなきゃと思った時、
　持っていた聖ジュエルが勝手にレーザー光線の方へ飛んでゆき、砕け散った。
　そのおかげでレーザー光線は軌道を変え、ジャンクマンの左腕を貫いたようだ
　
ジャンクマン「こいつは・・・お前がやったのか？」
　泣きながらうなづくチャチャ
ジャンクマン「無茶しやがって・・・。」
チャチャ「ジャンクさん！・・・ずっと、一緒って言ったじゃない！」
　ジャンクマンに抱きつくチャチャ
ジャンクマン「ああ、独りにはしねえ・・・ずっと一緒だ！」
ジャンクマン（聖ジュエル・・・そんな凄い力を秘めていたのか・・・？）



　チャチャとジャンクマン、そして燃えるグンペイの近くを通りかかる二人
ケガレシア「事故でおじゃるか？物騒でおじゃるね。」
ブンビー「ケ、ケ、ケガレシア先生。今日はお付き合い頂き、ありがとうございます！」
ケガレシア「単に暇だったからでおじゃる。気にする事ないでおじゃるよ。」

　これまた物陰で様子を見つめる一人の男
鳴滝「これだ・・・今度こそディケイドの最後だ！！フハハハハハ！！！」

ケガレシア「ブンビー、不審者でおじゃる！警察に通報するでおじゃる！！」
ブンビー「はい！！」　ピッ、ピッ、ピッ
鳴滝「おのれ、ディケイドォォォォ！！！」


　月日は流れた

>>1よ、昨日は保守しきれなくてすまなかったな

アナウンサー「さーっ、いよいよ第ＸＸ回、超人オリンピックも準決勝です！」
中野さん「今回の出場選手は豪華でしたねー。」
アナウンサー「それもそのはず！キン肉星王争奪戦に出場した、今まで埋もれていた強豪超人達が続々参加しました！」
中野さん「キン肉マンが超人閻魔を倒したから、みんな生き返ったんですね。」

アナウンサー「さて間もなく、準決勝第1試合が始まります！」
中野さん「対戦カードは、ロビンマスクと・・・ジャンクマンです！！！」
アナウンサー「おおーっと！これは凄い！ジャンクマンの雪辱戦です！！
中野さん「ジャンクマンは一度ロビンマスクに負けていますからね。」

アナウンサー「しかし・・・今回の参加者を考えると、ジャンクマンは若干見劣りしますね。中野さん。」
中野さん「いえいえそうでもないですよ、アナウンサーさん。」
アナウンサー「と、言いますと？」
中野さん「ジャンクマンは１回戦ではパルテノンを破り、２回戦ではサタンクロスを破っています。」
アナウンサー「ゲェー！！強豪超人ばかりじゃないですか！！」
中野さん「たとえロビンマスクでも、今回は厳しい戦いになりそうですよ。」

アナウンサー「ところで今回の出場選手にリキシマンとジェロニモの姿が見えませんが・・・？」
中野さん「リキシマンは巡業、ジェロニモは宗教の儀式と重なり今回も欠場です。」
アナウンサー「サイコー超人の時といい、極悪超人の時といい、あの人達そればーっかですね。」
中野さん「きっと弱いから逃げ出したんでしょう。」

　−ロビン陣営−
キン肉マン「のう、ロビンよ。ジャンクマンなど、へのつっぱりにもならんと思っていたが・・・」
テリーマン「ああ、私もそう感じてたところだ。１回戦、２回戦と快勝している・・・」
キン肉マン「いや、そうじゃなくて、ジャンクマンの連れてる赤いヘアバンドの娘、かわゆいのお！」
テリーマン「ずこーっ！」

ロビンマスク「大丈夫だ、心配するな。」
ウォーズマン「本当に大丈夫か、ロビン。あいつ明らかにパワーアップしてるぞ！」
ブロッケンＪｒ「ミスターカーメンの怪光線まで使ってくるからな！」
ブロッケンＪｒ「ところでリキシマンを見なかったか？」
テリーマン（うわぁ・・・）

ロビンマスク「大丈夫。俺には・・・アリサがついてる。」
ローラ「ロビン・・・」
　ローラはアリサの遺影を手にしている

　−観客席−
ベンキマン「ジャンクマンの奴、やる気まんまんだな。」
ヒョロヒョロマン「ロビンマスクは２回戦でカレクックから受けた傷が完治していないからな。苦しい戦いになるぞ。」
キングコブラ「カレクック、密かに特訓してやがったからな・・・」

タイルマン「おのれフィッシャーズめぇ・・・」
オイルマン（こいつ、またフィッシャーズにやられたのか？）

ヒョロヒョロマン「しかしジャンクマンの連れてる人間の娘は何だ？可愛いな。」
タイルマン「あー、彼女らしいぜ？」
ベンキマン「何！？」
クンターマン「ぐへへ・・・」　　ビギビギ・・・
ジョーズマン「ついでに言うと後ろのセーラー服の一団もみんなジャンクマンの応援みたいだぞ。」
ベンキマン「！！！！？」
クンターマン「ぐへへ・・・」　　ビギビギ・・・

シシカバブー「いや〜、そうゆう事だったのか〜。」
ジョーズマン「？」
シシカバブー「あの黒髪の子にさっき声かけたんだけど、全く相手にされなかったんだよ。」
ヒョロヒョロマン「・・・・」
タイルマン「・・・・」
シシカバブー「それどころか引きつった顔して走ってっちゃったよ。パンツ1枚なのがマズかったかな？」
オイルマン「・・・・」
ジョーズマン「・・・・」
キングコブラ「・・・・」
クンターマン「ぐへへ・・・」　　ビギビギ・・・

ベンキマン「お前、飲みに行かないか？」
シシカバブー「は？」

　−ジャンクマン陣営−
コマチ「セツナ、ナリマンさんとはどこまで行ったの？」
セツナ「え？まだサマンオサから出た事ないけど、今度船に乗って・・・」
リン「違う！！キスしたの！？チンコくわえた！？肉棒アソコに挿れた！！？」
セツナ「そ、そ、そんな事するはずないじゃない！！！」
コマチ「な〜んだ。」　ニヤ
リン「まだ傷ものになってないのね・・・」　ニヤ
ノゾミ「セツナは私達のものだもん！」　　ペロォ・・・
セツナ「！！！！」

サキ「マイーッ！首のキスマークは何ーっ？」
マイ「え！！？む、虫刺されよ！それよりジャンクマンさんの試合が始まるわよ！」
サキ「むぅ〜、絶不調なり〜・・・」
ヒカリ「♪」

チャチャ（ジャンクさん・・・）

ssの２スレ目とか殺されるレベルなのに全然荒れてないですね

　リングで向かい合うジャンクマンとロビンマスク

ロビンマスク「ジャンクマン、お前、以前と顔つきが違うな。正義超人に生まれ変わったのか？」
ジャンクマン「正義だ？ニヒヒ、俺には正義も悪魔もねぇ！！ただのジャンクマンだ！」
ロビンマスク「！！！随分な自信だな・・・」

チャチャ「そーよ！あたしのジャンクにしてみればあんたみたな奇行士、口じゃないわ！」
ジャンクマン「それをいうなら”目じゃない”だ・・・」
キン肉マン「か、可愛い顔してきつい事言うじゃない！」

ロビンマスク「お嬢さん、少々口が過ぎるようだな！」

ジャンクマン「おっと待ちな！お前の相手は俺だ！！最速、血の海に沈めてやるぜ、ロビンマスク！」
ロビンマスク「やれるもんならやってみろーー！！」



　おしまい

批判等多くありましたが、
支援してくれる人もあり、何とか最後まで投下出来ました。

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。

すごい面白かったぞ！
アトランティス、ステカセ、カーメンの冥福を祈って、お疲れ！

元ネタの半分以上が意味不だったが面白かった
楽しい時間をありがとう　乙

昨日は保守できなくてごめん
乙でした！懐かしくて楽しかったよ

色々キャラ出しすぎたかな？

今度書く時はタイトルを絞って書きたいと思います。

俺キン肉マンとロスタイムライフ以外ドラクエさえ元ネタわからなかったけど面白かったから、
出しまくってカオスになってもいいんじゃないか

支援ありがとうです。

もし登場希望のキャラがあればお聞かせ下さい。
次回書く事があった場合の参考にさせてもらいます。

特にリクエストが書かれない・・・
何か哀しい。

次回書くときはイワオでも主人公にします。

きんぎょ注意報だしてよ

マリポーサかスプリングマンあたり

プリキュアが大変な事に…

特に新しい３人組…

１はもういないのか？

いないようだ

遅れたが>>1乙
元ネタはまったく分からなかったけど面白かった

>>1
ヤミ帽のリリスと葉月で頼む

ブラックゼウスは出なかった…

マルコも

何のマルコよ？

>>106
新ビックリマンのマルコじゃね？

つーか、ちゃんと完結したな

あげ

１はもう来ないかな？

来ないんじゃない？

まとめサイト見れねえ

>>112
見れるよ？

つーかこのスレの分もこのサイトに追加されるんだろか？

まとめスレ微妙に削れてるけど

>>113
こっちはみえないんだ
ブラウザかえれば見られるかな

そうか、ワンピの方かとオモタ

>115
もしかして遮断されるの？

更新したら見れた

>>116
聖ジュエルとかあったからピア・マルコだと思われる

>>119
ビックリマン初代しかわからわん。

>>120
ヤマト王子とかのやつ？

>>121
そうそう あんとき小１くらい。
ビックリマンアイスが50円でした

>>122
アイス５０円って、今考えれば安いよねー

ビックリマン２０００のアイスは１００円だったし・・・

>>123
お菓子だけは美味しいからたまに買ってたｗ

>>124
ジャストミート世代だからお菓子が入荷される日に八百屋に行って買ってたぜ

>>125
八百屋とは 年が知れるな ニタァ〜！

>>126
激動の昭和時代を生きましたからねぇ

では １もいないのでそろそろ終わりにしますかね？

そうですな