上地「これって……宝の地図！？」

しんすけの挑戦状

・スタート

・コンティニュー

・東京Ｏ３をなぐる

上地「あれ、一番下の選択肢は何だろう」

ピッ

『ぎゃーひとごろしー』

紳助「さて、そんなジョークはさておき」

紳助「今回は『しんすけの挑戦状』を購入いただきありがとうございます！」

紳助「え、どっかで聞いたことあるタイトルやって？」

紳助「気のせいや」

紳助「このゲームは島田プロデュースの完全オリジナルです！」

紳助「主人公はヘキサゴンの人気者、上地！」

紳助「先に言っちゃいますと上地が冒険に出ます！」

紳助「ゲームの難易度は『極上』ってところです」

紳助「果たして、あなたにクリアできるでしょうか？」

紳助「では、ゲームスタートです！」

羞恥心を2コンで馬鹿デカイ声で歌わにゃならんのか

＿＿
　　　￣￣￣二二ニ＝-
'''''"""￣￣
　　　　　　　　　　　-=ニニニニ=-


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　／⌒ヽ　　　_,,-''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 ,（＾ω＾ ）　,-''";　　;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　,_O_,,-''"';　',　:'　;;　;,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(.゛ー'''",　;,;　'　;　;;　　':　　,'
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　_,,-','",　;:　'　;　:,　':　,:　　　　:'　　┼ヽ　 -|r‐、.　レ　|
　　　　　　　　　　　　　 　　_,,-','",　;:　'　;　:,　':　,:　　　　:'　　　　　ｄ⌒)　./|　_ノ　 __ノ

フジテレビ

上地「ヘキサゴンの収録、やっと終わったー！」

つるの「雄輔、終わったついでに飲みに行かないか？」

つるの「もちろん俺のおごりで」

上地「え、いいんですか？」

つるの「もちろん！　俺も今バーで歌いたい気分だしぃ」

気持ちの悪いスレだなあ

バー

上地「いやー、ここいいですよね。身体がポカポカしてきました」

つるの「な、いい酒扱ってるだろ！　だいぶ酔ってきたなぁ」

バーテンダー「そろそろつるのさん、それと上地さん」

上地「はい？」

バーテンダー「カラオケでもどうですか？　上地さんの持ち歌も入っていますよ」

上地「え！？　うたいまーす！」

つるの「こりゃ楽しくなってきた……」

上地「あおいーそらとくもー」

つるの「いいぞいいぞー！」

上地「たいよーつかまえんぞー」

つるの「ひゅーひゅー」

上地「きーみーがーいるからーおれはーわらうー」

つるの「よ、日本一！」

ヤクザ「いいかげんにしねぇか！」

つるの、上地「どひゃー！？」

バー

ヤクザ「へたくそなくせに歌いくさって……帰れボケ！」

つるの「どうしようどうしよう何か怒らせちゃったよ怖い人を」

上地「俺、そんな悪いコトした？」

つるの「バカ！　こういう時は謝るんだよ！」

上地「だって俺自分の歌を歌っただけじゃん！」

ヤクザ「やんのかこらぁ！？」

つるの「俺、もう帰る！」

ダッ

上地「つるのさーん！？」

バーテンダー「ひいいいいいい！」

ヤクザ「上地か何だか知らないが、生きて帰れると思うなよ！」

ガッシ

上地「ってー、やったなぁ！　負けないぞ！」

ドゴッ

ヤクザ「おのれぇ！」

ガッシボカッドゴオッ

上地「とどめだ！」

ガッ

ヤクザ「ちくしょー、覚えてやがれぇ！」

上地「勝っちゃった……」

バーテンダー「あ、ありがとうございます……」

上地「あ、ごめんなさい。店荒らしちゃった」

バーテンダー「いえいえ、我々としてもあの人の扱いには困っていたので」

上地「そうだったんだ」

？？「そのパンチ……おぬし、できるな？」

上地「だ、誰？」

謎の男「まぁ、俺のことはええやん」

謎の男「おぬしの腕を見込んで、頼みがある」

上地「俺？」

謎の男「この白い紙を見て欲しい」

上地「何じゃこりゃ。真っ白だ」

謎の男「これは実を言うと宝の地図なんだよ」

上地「嘘だぁ」

しゃべり方統一しろよ

謎の男「嘘ちゃうわ」

謎の男「今は字とか消えてるけど、何かすれば字が出てくるはずなんや」

上地「本当ですかぁ？」

謎の男「嘘思うんやったらやってみたらええやん」

謎の男「どうせ暇やろ」

上地「……やってみようかな」

上地「やっぱり……こういうのはあぶりだしかな」

ﾆｱ　火であぶる

ボアッ

上地「あ、地図が燃えた！」

謎の男「アホかお前は！」

ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ

ＴＡＫＥ２

上地「やっぱり……水に晒したら何か出てくるのかな」

ﾆｱ　水につける

ジュワッ

上地「溶けた！」

謎の男「何でやねん！」

ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ�U

ＴＡＫＥ３

上地「ここは、やっぱり……やっぱり……」

上地「ああもう、何も浮かばない！」

上地「うーん、うーん……」

一時間後

上地「そうこうしているうちに一時間経っちゃった」

ポッ

謎の男「地図が！？」

上地「何か字が浮かんでる……！」

上地「そ、そうか！　あの光を地図に当てたからかな！？」

野久保って今なにしてんだろうな

上地「これって……宝の地図！？」

謎の男「さっきそう言うたやん」

上地「そうでしたね」

謎の男「さぁ、この後どうする？」

謎の男「宝の地図を頼りに宝探しに出るかで無いかは君の自由や」

上地「楽しそうだから行って来ます！」

ギューンッ

謎の男（……計画通り）

上地「さて、宝の地図を頼りに……」

上地「俺、地図わかんないや」

上地「さっきの人に聞いたほうがよかったかな……」

上地「そうだ、交番の人に聞けばいいんだ！」

上地「ちょうど近くに交番があるし」

交番

上地「すいません、この地図意味がわからないんですけど」

おまわりさん「これは……ちゃんたら島の地図かな？」

上地「ちゃんたら島？」

おまわりさん「日本からずーっと離れた場所にある島国なんだよ」

おまわりさん「飛行機はおろか船もないへんぴな島らしいよ」

上地「へー。ありがとうございます！」

上地「ちゃんたら島って聞いたことないや。外国かぁ」

上地「めんどくさいなー……」

・あきらめる

・がんばる

上地「諦めて帰ろうかな」


ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤ

謎の男「……ってこらー！　諦めたらあかん！」

謎の男「諦めなかったら夢は必ず叶うんや！」

謎の男「やめさせへんでー！？」

謎の男「はい、やり直し！」

ＴＡＫＥ４

上地「やっぱり、諦めちゃだけだよね！」

上地「とりあえずちゃんたら島について調べないと！」

上地「絶対に、お宝を手に入れるんだ！」

本屋

上地「ちゃんたら語講座に、ちゃんたら島の地図……」

上地「買うのはこれくらいでいいのかな？」

上地「問題はちゃんたら島へ行く方法だ」

上地「飛行機も船もないんだよな〜……」

通りすがり「へい、ユー。ちゃんたら島へ行きたいんだって？」

上地「は、はい！　何か知っているんですか？」

通りすがり「それだったらハングライダーで行けばいいよ」

上地「え、飛ぶんですか？」

通りすがり「それ以外に方法がないらしいからなぁ」

通りすがり「飛ぶ場所も限られている」

通りすがり「日本一高い山」

上地「富士山！」

通りすがり「から飛ばないと島に着く前に海につくらしい」

上地「え？」

青い空と雲ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ太陽つかまえんぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

上地「富士山から、ハングライダー？」

通りすがり「らしいね」

上地「無理無理無理！　俺、死んじゃうよ！」

上地「もうちょっと簡単な方法ないですか！？」

通りすがり「ない！」

通りすがり「以前は南太平洋のリゾートセンターからも行けたんだけどねぇ」

通りすがり「不景気で潰れちゃったらしいよ」

上地「富士山……本当に……」

上地「もうやだー！」

それからがすっごい長い話になるから簡単に話すね。

ます、ハングライダーの資格を取ることになった。

飛べないとどうしようもないし。

その後は富士山を登らなきゃならなくなった。それもハングライダーを背負って。

それでゆうに一ヶ月はかかった。

プロの登山家の人に「バカかお前やめておけ！」って言われたけど止まるわけにはいかなかった。

俺は絶対に宝を手に入れるんだ！

富士山の頂上

上地「世間は冷たい……富士山も寒い……」

上地「けど、俺は飛ぶ。鳥になるんだ！」

上地「空まで飛んでけハングライダー！」

ギューンッ

そのころ

里田「ねぇ、最近上地さん見ないよね」

つるの「ったく、あいつどこほっつき歩いているんだ？」

スザンヌ「噂ではハングライダーの練習をしていたとか」

木下「死んだって話も出てるよ？」

つるの「ったく、しょうがないなぁ」

上地「空を飛ぶってきーもちいー！」

鳥「くえーっ」

上地「え？」

ドンッ

上地「あ〜……！」

ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ

上地「……というわけで学習して俺は鳥を打ち落とせる猟銃を購入した」

上地「さぁ、今度こそフライアウェイ！」

バンッ

上地「あ、島が見えてきた！　あれかな？」

上地「よし、着地！」

ヒューン

上地「……確かにへんぴなところだ」

つるの「おい雄輔、何こんな所で遊んでるんだよ」

上地「つ、つるのさん！？」

つるの「やっぱりここにいたか。ちゃんたら島の本を買い込んでたって噂を聞いたから」

上地「つるのさん、どうやってここに来たんですか？」

上地「だって船も飛行機もないんでしょ？　ハングライダー」

つるの「は？　ヘリコプターに決まってんだろ」

上地「……その手があったか！」

つるの「え、お前ハングライダーで来たの？」

つるの「そりゃさぞかし大変だっただろうに」

つるの「さ、帰るぞ」

上地「やーだー、やだやだ！　俺は宝探しをしなきゃならないんです！」

つるの「宝？」

上地「ほら、宝の地図！　ここにお宝があるんですって！」

つるの「へー……面白そうだな。俺もついていっていい？」

上地「いいですとも！」

上地「おったからおったから」

つるの「とりあえず原住民の人たちに聞き込みをしてみるか」

つるの「ほら、ちょうどあそこに人がいる」

上地「すいませーん！」

原住民「？？？？？？？」

つるの「ちゃんたら語で喋らなきゃ意味がないだろ」

上地「あ、そうか！」

上地（すいません）

原住民（お前、みかけない顔だな）

上地（宝　どこ　地図）

原住民（ちょっと何言っているのかわからない）

上地「本を読みながら色々喋ってみたけど、通じてない！」

つるの「……代われ」

つるの（ちょっとよろしいでしょうか）

原住民（何だ見かけない顔だな）

つるの（この宝の地図について知っていそうな人はいませんか？）

原住民（ああ、これなら長老に聞けばいいと思うよ）

つるの（ありがとうございます！）

原住民（ばいばい）

つるの「……とまぁ、ざっとこんなもんだ」

上地「すげー！」

長老の家

上地（すいません）

長老（何だお前は化け物か）

つるの（違います聞きたいことがあるんです）

長老（だまれワシはよそ者が嫌いだ。始末してくれる！）

つるの（そんなー！）

長老（まずはお前からかまゆでにしてやる！）

つるの「うわーっ！」

上地「つるのさーん！」

上地「……畜生！　つるのさんの犠牲は無駄には」

つるの「助けろよ！」

上地「わかってますよ！」

ガシッ

長老（な、なにをする、きさまー！）

つるの「長老を倒しちゃった！？」

上地「とりあえず、今のうちに逃げましょうよ！」

ダッ

上地「あーあ、これで収穫なしか……」

つるの「と、思うだろ？　じゃじゃーん」

上地「何ですかこの球」

つるの「長老が持っていたからちょっと借りることにしたよ」

上地「……もうやだ、俺達犯罪ばっかしてるじゃん」

上地「つるのさん自首しましょうよ！」

つるの「お宝まであとちょっとだろ？」

上地「もう俺、耐えられません！」

つるの「お宝を手に入れて日本に帰れば、罪に問われることはない！」

上地「でも罪悪感は残りますよね」

つるの「お宝のためだろ？」

上地「ぅう……」

つるの「問題はこの球の使い道だな」

上地「それがわかんなきゃ意味がない！」

つるの「……誰か、知らないかな？」

上地「うーん……」

？？？「あーあ、長老から球を貰うの忘れちゃった。貰いに帰らないと」

上地「……その声は！」

つるの「その声は！」

野久保「ん？」

上地「ノック！」

つるの「何でお前がここにいるんだよ！？」

野久保「何でって……旅の途中だし……」

上地「いやー偶然だね！　こんなところで会うなんてさ」

野久保「お二人はどうしてここに？」

つるの「宝探しだ」

野久保「偶然ですね、僕もなんですよ」

野久保「怪しい人から地図を貰って……」

上地「俺もだ……」

つるの「……どういうこと？」

上地「あの人一体何物なんだ？」

野久保「何か覚えがあるんだよなぁ……」

野久保「それよりもその球」

上地「つるのさんが長老から盗」

つるの「いただいた」

野久保「よかった、これで謎がとける！」

上地「謎？」

野久保「こっちに来てください」

ほこら

野久保「ここに球を収めればいいみたいです」

つるの「よっと」

ガコン

ギギギギギギギ

上地「扉が開いた！？」

つるの「この先にお宝が……！」

キラキラキラキラ

上地「あれ、宝箱だよね……？」

野久保「金銀パール……」

つるの「ホンモノだ。お宝だ！」

羞恥心「やった！」

謎の男「はい、そこまでや！」

つるの「誰だっ！？」

上地「あー！」

野久保「宝の地図をくれた人！」

謎の男「はっはっは、アホな奴らやな！」

謎の男「お前らの後をつけてきたんや！」

謎の男「お前らが宝を見つけたのを見計らって奪うって算段や」

謎の男「死ねっ！」

チャキッ

つるの「拳銃だと！？」

野久保「もはや、これまでか……」

上地「諦めちゃだめだぁ！」

チャキッ

謎の男「猟銃やと！？」

上地「あなたは夢の中で、俺に言いましたよね？」

上地「諦めなければ夢は叶うって！」

上地「俺はお宝も、仲間の命もあきらめません！」

つるの「雄輔……」

つるの「うおおおおお！」

ドゴオッ

謎の男「ぐはぁっ……！」

上地「のびちゃった！」

つるの「お前に人殺しの罪まで背負わせるわけにはいかないし？」

つるの「これぐらいで勘弁してやるか」

野久保「さぁ、宝を持って帰りましょう！」

フジテレビ

つるの「……というわけで俺達は宝を手に入れて帰って来たってわけ」

木下「すごいすごい」

里田「野久保さんも帰って来ましたね」

野久保「面目ないです」

上地「すっごい冒険したよなぁ、俺達」

上地「無事にお宝も手に入れちゃって」

スザンヌ「一生遊んで暮らせそうですねー」

つるの「でも……一番の宝はこの財宝じゃないってこともわかったよ」

野久保「え？」

つるの「やっぱり、仲間が一番の宝だよな！」

羞恥心「……えへへへへ」

Pabo「あはははは！」


ヘキサくん「えらいっ！」


ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤ

以上です。もう限界かも知れない。

たけしの挑戦状またやらなきゃな……

ほとんどおまえ一人でやってたなｗｗ

面白かったよ乙

ごめん読んでて、恥ずかしくなってきた
上地嫌いだからかもしんない

乙