*(‘‘)*はにんげんのほうがこわいようです

携帯すまんぬ

ある日僕は気づいてしまった。
いつも何気なく過ごして来たこの部屋に
何かがいるって。




（　 ∀ ）は愛してるようです

僕は高校卒業後フリーターをしていた。大学進学はお金がなかったから出来なかった。甘えなのかもしれない。だけど奨学金を使っても最初のお金すら用意できない。
だから僕は大学にはいかなかった。
いや、それもあるけどそれだけじゃない。人が怖いんだ。人混みが怖い。大学まで行くのも怖くて無理だった。駅にいっても怖くて怖くて。
（　 ∀ ）…

怖い怖い怖い怖い

親は高校卒業後に離婚した。
元から仲は良くなく弟の俺が高校卒業したら別れるつもりだったらしい。俺と姉ちゃんは母親の実家に住むことになった。
月五万家のローン代を払っているが、飯もでるし、シャワーも浴びれるし、なにしろ部屋がある。今まで親と同じ部屋だった俺は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。

人嫌いな俺が選んだのは接客業だった。怖くて怖くてしょうがなかった。だけど何も出来ない俺には接客しか出来なかった。工場のバイトも近くにない。求人誌でなんとなく目についた、そんなバイト。

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）…

（　＾ω＾）お、おはようだお

（　 ∀ ） あ、う、お、おはようございます…

（　＾ω＾）おっお、今日も頑張ろうね

（　 ∀ ）あ、はい

（　 ∀ ）……

（　＾ω＾）………

し

（　＾ω＾）ヒソヒソ（モララーくんは未だに何考えてるかわからんお）

ξﾟ�听)ξヒソヒソ（やりにくいわよね。本当に。

（　＾ω＾）ヒソヒソ（覚えも悪いしお

ξﾟ�听)ξヒソヒソ（人手不足だからしょうがないけど、邪魔だよねｗ

（　＾ω＾）ヒソヒソ（確かにｗ

（　 ∀ ）……

（　 ∀ ）（…聞こえてるよ）

怖い怖い怖い怖い人なんて怖い怖い怖い怖い怖い

ガチャ

（　 ∀ ）…ただいま

('A`)…あ

（　 ∀ ）あ（…最悪だ）

こいつは俺の叔父だ。今は一人暮らししてるが、たまにこの家に帰ってくる。

('A`)…お前、まだフリーターなのか？

（　 ∀ ）…

('A`)…しっかりしろよな。もう二十歳すぎてんだから。フリーターなんて恥ずかしい

（　 ∀ ）……

('A`) …たく、家の手伝いもしないくせに

うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい

つまらんからやめんさい

('A`)じゃ、俺帰るから。あんま恥かかすなよ

（　 ∀ ）…

トコトコ
ガチャ

（　∀）

（　∀ ）（…また、姉ちゃんの彼氏きてんのか

姉。あーただいま。

母 ただいまー

姉彼氏。…

（　 ∀ ）…ただいま

母。今日ばあちゃんいないからご飯納豆かなんかで食べて

（　 ∀ ）…うん

姉。でさー…ってお母さんきいてんの？

母。（携帯ピコピコ）…え？あー、きいてなかった。何？

姉。…もういいよ
ねーねー

姉彼氏。んー？

姉。えへへ

イチャイチャ

母（携帯ピコピコ）
（　 ∀ ）………

ああああああみんなうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい

（　 ∀ ）…御馳走様。

トコトコ

（　 ∀ ）…はあ

（　 ∀ ）（…今日も疲れた）

この部屋だけが俺の居場所。ここだけが俺の居場所。一番落ち着く。
うざい人たちもいない。悪口もいわれなくてもいい。人もいない。怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない

支援

だけど

（　 ∀ ）…え？

気づいてしまった。この部屋にもう一人いることに。

（； ∀ ）…

それは




川д川


髪の長い女の人だった。

川д川

（　 ∀ ）…

最初は震えていた僕も、時間が経つほどに落ち着いてきた。本当ならまっさきに部屋から飛び出るだろうが何故か僕には出来なかった。
金縛り…？いや、自分の意志で動かなかった。別に生きていて嬉しいことも楽しいこともない。そんな僕だから自分がどうなろうがよかったのだ。初めて霊らしきものを見たのに、別に怖がる訳ではなくずっと彼女を僕は見つめた。

川д川

青白く足はない。ああ、幽霊って本当に漫画みたいなんだね。と呑気な事を僕は思っていた。

川д川

川д川

川д川…こわくないの？

彼女が話しかけてきた。か細い声だったがとてもかわいらしいそんな声だった。

（　 ∀ ）…うん。あんま怖くないみたい

川д川…そう。…まあ当たり前なのかもね…

（　 ∀ ）…？

彼女の言葉が気になりはしたが、別に聞き返しもしなかった。

しえ

支援

川д川…私は貞子。よろしくね

（　 ∀ ）…よろしくってなんかおかしいねｗ

川д川…あら、私これから毎日ここに居ることになるから、ちゃんと挨拶したのだけど

（； ∀ ）…毎日って！

川д川…よろしくね

（　 ∀ ）…

毎日ここに居ることになるとはどういう事なのだろうか。この場所が気に入ったのだろうか。

川д川

支援

川д川

だけど僕は構いはしなかった。何故なら彼女に対して不快感を感じなかったからだ。幽霊だからかな。人嫌いな僕が普通にコミュニケーションをとれる。…なんか安心するんだ。
ここは唯一の僕の居場所 …。だけど彼女がいることで僕の居場所は無くならない。…逆にいえば、いつも孤独感を感じている僕にとっては喜ばしいことなのかもしれない。それが非科学的であっても。

それから毎日彼女は現れた。

川д川おはよう

（　 ∀ ）…んー…うはぁ…おはよー

川д川 …遅刻するよ？

（　 ∀ ）…あー、うん。…急いでいくよ

川д川 気をつけてね

幸せ。

（　 ∀ ）…ただいまー

川д川 おかえりなさい

そんな不思議な生活。彼女ができて同棲したらこんな感じなのかな。そんなことを思いながら僕はこの生活を楽しんでいた。
貞子が何故ここにいるのか、そんなことどうでもよかった。ただ貞子がいてくれるだけで。
この部屋が、この部屋に、貞子がいれば。嫌な事があっても大丈夫なんだ。

wktk

（　 ∀ ）…

（　＾ω＾）…おはようだお

（　 ∀ ）…あ…おはようございます…

（　＾ω＾）…最近、モララーくんクマひどいお？ちゃんとねてるのかお？

（　 ∀ ）…ねてます

（　＾ω＾）…お、そうかお

ξ �� )ξ ちょっとブーン！

（　＾ω＾）お？…じゃあ今日もバイト頑張ろうお

タッタッ

全裸待機

ξ �� )ξヒソヒソ（ちょっと何仲良く話してんのよ

（；＾ω＾）ヒソヒソ（別に仲良く話したつもりはないお…

ξ �� )ξヒソヒソ（挨拶だけで十分よ。

（　 ∀ ）…

（　＾ω＾）ヒソヒソ（だけど、最近モララーくんやつれてきたお…？クマもひどいし…心配だお

ξ �� )ξヒソヒソ（…確かにね。…まあでもあまり関わらないのが一番よ

（　＾ω＾）ヒソヒソ（…そうだおね。…モララーくんは本当によくわからんお

ξ �� )ξヒソヒソ（あんなののことよくわかんなくてもいいわよｗ

（　＾ω＾）ヒソヒソ（お、そうだおねｗ

（　 ∀ ）…………

聞こえてるよ
うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい人なんて怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
裏で人の悪口いって仲良くしたって裏切って
中学生の時も高校の時だって。

（；；；；　 ∀ ）

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

しえ〜ん

川 ﾟ -ﾟ)おはようございまーす

ξﾟ�听)ξ あ、素直さん。おはようございます

（*＾ω＾）お、素直さん。おはようだお

川 ﾟ -ﾟ)おはよう

（*＾ω＾）ヒソヒソ（今日も素直さんきれいだお

ヒソヒソ（叶わない恋ｗ

（　＾ω＾）ヒソヒソ（だまれお


川 ﾟ -ﾟ)…。おはよう、モララーくん

（　 ∀ ）…

（　 ∀ ）…

この人はこのバイト先の清掃員だ。ただの清掃員。
だけどこの人は僕の元叔母だ。
あいつの…叔父の…元奥さん。
三年前に叔父と別れて、あれから僕ら家族とは関わりは無くなったのに。
…ここにバイトに来始めた頃はびっくりしたものだ。何故ならこの人が働いてるんだから。

（　 ∀ ）…

僕は叔父も苦手だがこの人も苦手だった。
子供の面倒を祖母に押しつけて、夜遊びするようなそんな女。
叔父は女遊びが激しく金遣いが荒い。そんな叔父に愛想つかすのは解る。なのに祖母にも何にも言わず子供だけ連れて家をでてった。そんな自分勝手なやつ。
僕は叔父もこいつも大嫌いだった。
そんな人とまさかこんなとこで再会するとは思っていなかった。

川 - )…

（　 ∀ ）…

人間のいう愛なんてすごい脆い。馬鹿らしい。巻き込まれる子供の身にもなってほしい。僕の親だって…

愛し合って結婚したくせに…。
喧嘩を毎日のようにして…。
機嫌が悪いと僕にもとばっちりがくる。何回叩かれただろう。父親に追いかけ回されて泣きながらトイレに隠れた。扉を叩く音と父親の怒声…

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

しえん

さるよけ保

（； ∀ ）……ただいま

川д川…顔色悪いけど大丈夫？

（； ∀ ）…ああ、今日は気分が悪い

川д川…私は何も出来ないけど話を聞くことはできる

（　 ∀ ）…

（　 ∀ ）…実は

ああなんて居心地がいいんだろう。話をきいてくれる人がいるというのは。誰にも言えない。いつも胸を苦しめていたこの不満やこの苦しみを。こんなこと、大したことなんかないんだから。それなのに苦しくて苦しくて…おかしくなりそうで。
誰かにきいてもらいたくても言う人さえいない。
だけど貞子がきいてくれる。
僕は…僕は。

今までのことを全て貞子にいった。僕はいつの間にか泣いていた。

（　 ∀ ）…僕は…人がこわい

川д川…

川д川…幽霊は怖くないのに？

（　 ∀ ）あは。確かにｗ

一般的には幽霊の方が怖いんだろうが僕は幽霊より人の方が怖い。人の方が怖い。

（　 ∀ ）…人の方が怖いよ

川д川…そう。

川д川…そう。

川д川 確かに…人間の方が怖いかもね

川д川…幽霊というのは、人間の時の強い恨みや憎しみ、未練がつくりだすものだし

川д川 人付き合いの仲で精神をおかしくしてしまった人、あるいは人に裏切られた人…まあ人間は怖い生き物よね本当に。人自身が人を死においやるんだから。

（　 ∀ ）…

貞子に話したら少し気が楽になった。今まで誰にも言えなかったことを貞子は聞いてくれた。真剣に。

川д川…でも一つ思うのは、人間は怖いけど、怖い怖いと思ってると余計怖くなると思うの。

川д川 怖くない怖くないって思うようにするといいよ。そうすれば多少怖さが和らぐはずだから。気休めだけど

（　 ∀ ）…

川д川…それにモララーには私がいるわ。怖くないよ。独りじゃないから

（*　 ∀ ）

僕は貞子にそういってもらえてとても嬉しくなった。
一人じゃない。そうだ、嫌な事があっても貞子はずっとここにいてくれる。
僕を裏切ったりしない。ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと

完

（　 ∀ ）…貞子

川д川…ん？

（　 ∀ ）ずっとそばにいてね。僕とずっと

（　 ∀ ）貞子だけが僕の心の支えだから

川д川…

川ー川…うん。ずっとそばにいるよ

彼女が微笑んだ。

支援するか

ウパー*(‘‘)*「キュインキュイン！！」

ある日お風呂に入ろうと下にいくと扉の向こうから姉ちゃん達の話し声が聞こえてきた。

姉。…最近モララーが独り言ずっといってるのよね

姉。電話じゃないようだし、なんなのかしら

母（携帯ピコピコ）

姉。きいてる？！お母さん！最近モララー頭おかしいって

（　 ∀ ）

支援

母（携帯ピコピコ）じゃあ、精神科につれていけばいいじゃない

姉。…呆れた。そういう問題じゃなくてさ、自分の息子だよ？心配じゃないの？

母。 大丈夫よ。子供じゃないんだから

姉。…はあ…。お母さんもお父さんと変わらず最低だね


母。…っ何よ！！あの糞男と同じですって！ふざけないでよ！

姉。ああああああ！うざい！馬鹿じゃないの！

（　 ∀ ）

母と姉ちゃんの怒声が響きわたる。

（　 ∀ ）

苦しい。


貞子

助けて

（　 ∀ ）貞子ー

川д川 ん？

（　 ∀ ）えへへー何でもない

川д川…

川д川ねえ、モララー

（　 ∀ ）ん？

川д川何でもない

（　 ∀ ）ｗｗ

川д川ｗｗ

貞子がいれば

何があっても幸せ

苦しくない

何も怖くない

（　＾ω＾）ヒソヒソ（最近更にクマがひどいお

ξﾟ�听)ξヒソヒソ（精神異常者みたいｗ

ξﾟ�听)ξヒソヒソ（犯罪でも犯すんじゃない？ｗ

（　＾ω＾）ヒソヒソ（犯罪ｗｗ


（　 ∀ ）


怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない

僕には貞子がいるんだから

しえん

ヒソヒソ

（　 ∀ ）貞子ー

川д川 んー？

（　 ∀ ）しりとりしよー

川д川 がきｗ

（　 ∀ ）ガキじゃないしｗ

川д川 んー。普通じゃつまんないから会話しりとりしよっか

（　 ∀ ）んー。いいね。じゃあ俺から

（　 ∀ ）すきだよ

川д川 酔ってるの？

（　 ∀ ）飲んでないよ。

川д川 あきた

（　 ∀ ）ちょｗはやｗｗ

川д川 だってエンドレスにモララー‘よ’っぽかったんだもんｗ

（　 ∀ ）だけど早すぎｗ

川д川ｗ

貞子がいれば

支援

('A`)…お前、最近やつれたな

('A`)あんまばあちゃんに迷惑かけんなよ

('A`)それと…いい加減就職しろ

（　 ∀ ）

('A`)恥さらし

お前がいえたことか。

('A`)なんかいえよ。

黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ
奥さんに逃げられくせに。借金あるくせに。
何様だよ

('A`)…なんかいったらどうなんだよ！

バチッ

（＃ ∀ ）…いた

('A`)…ああ、まじうぜー。帰るわ。じゃな

気に入らなかったらすぐたたく。こいつも父親と同じだ。さいてーだ




怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない

支援

川д川私がいるよ

（　 ∀ ）ああ

川д川 ずっといるよ

（　 ∀ ）…うん。

（　 ∀ ）貞子…

（　 ∀ ）愛してる

川д川…

川ー川 私も愛してるよ

貞子がずっといてくれる

それは突然だった。
ある日僕がバイトからかえるといつもいるはずの貞子がいなかった。

（　 ∀ ）さ…だこ？

（　 ∀ ）？？？？さだこ？

いないいないいないいない
何で

呼んでも貞子は出てこなかった

（；；；；；　 ∀ ）貞子おおお


なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

ガチャ

姉。どうしたの？！

（； ∀ ）貞子がいないんだ！貞子がいないんだよ！

姉。…貞子って誰よ？；何あんたいってるの？

（　 ∀ ）貞子が…貞子が…

姉。…あんた最近おかしいわよ！

（　 ∀ ）貞子が…貞子が

姉。；お母さーん！

タッタッ



貞子がいないんだよ

それから貞子は僕の前に姿を現さなくなった。僕はバイトにもいかず、部屋からもほとんど出なくなった。

（　 ∀ ）…貞子…貞子…

すぐ戻ってくると信じてた。
だって約束したじゃないか。
ずっとそばにいるって
僕を一人にしないって。

貞子…どこへいったの？

愛してる

ある日無理やり姉に病院に連れて行かれることになった。

（　 ∀ ）

僕はおかしくないのになんで…？


薬をもらった。精神安定剤と睡眠薬、そういえば最近全然寝れてないな。
貞子がいなくなってから僕はほとんど眠りにつけなかった。

（　 ∀ ）貞子

どこにいるの？

（　 ∀ ）


姉。…お医者さんによるとあなたは自分の逃げ場として、あるはずのないものを作り上げてしまっただけなのよ

姉。…貞子なんて元からいないのよ

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

（；；；；；；；；；；；；；；；；　 ∀ ）



貞子はいた。
本当にいたんだ。
僕の妄想なんかじゃない。貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子

支援

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

（　 ∀ ）

わくわくする支援

しえん

眠いけどしえん

し〜は支援のし〜

川д川 モララー

（　 ∀ ）

川д川 モララー

（　 ∀ ）ん…

ある日目覚めると貞子がいた。

川д川 モララー

ああ、貞子

（　 ∀ ）愛してる

川д川

（　 ∀ ）愛してる

川д川

（　 ∀ ）愛してる

川д川…私もよ


妄想なんかじゃない。やっぱり貞子はいたんだ。愛しの貞子。
ようやくあえたね

（　 ∀ ）貞子

川д川 ん？

（　 ∀ ）愛してるよ。今度こそずっと一緒だよ

川д川

川ー川 うん。ずっと一緒だよ

川ー川 ずっと

彼女が微笑んだ。僕は幸せだった。全てから解放された。そんな気分だった。



ー（　 ∀ ）は愛してるようです ー終わり

きいたー？モララー君亡くなったらしいよ

えー？！嘘？なんで？

バイトいきなりこなくなったじゃん？…その頃から食べ物全くたべなかったらしいよ？
ある日、睡眠薬大量に飲んで意識不明になって…
そのままだって


えー怖いね


ξ �� )ξは愛しすぎてるようです

（；＾ω＾）きいたかお？モララー君死んだらしいお？

ξﾟ�听)ξえー。聞いたわ。精神的におかしかったみたいね

（；＾ω＾）おー…

ξﾟ�听)ξまあ一々考えてもしょうがないし、いいじゃない。別にモララーがいなくなったことで私たちに被害はないんだから。

（；＾ω＾）お…でも…元同じバイトの人が死ぬって…なんかつらいお

ξﾟ�听)ξ何いってんの。関係ないわよ


そう。関係ないわよ。別に。気分は悪いけどね。
人なんていつかは亡くなるんだし。

おわった…乙

ξﾟ�听)ξじゃあ夜バイトあるからかえるね

（　＾ω＾）おー。ツンは頑張るおね。

（　＾ω＾）体調に気をつけるんだお。じゃあおー

ξﾟ�听)ξありがとう。じゃあね

しえんします！

続きがあった！…つ�C

まさかのオムニバス？保

私はツン。このバイトの他に夜にもバイトをしている。
夜のバイトはスナックでのバイト。スナックといっても、私はボーイ的な事をしているので、基本席にはつかないのだけど。
最近スナックの女の子の数がへって、ヘルプ的に席に座ることが多くなってきた。やはり席につくと男の人に口説かれる事もある訳で…。


今まで付き合ってきた人はみんな年上だった。
しかし本当に好きになって付き合った人はいなかった。だけど年上っていうだけで私は付き合うことを決めてしまう。だけどそんな付き合いは巧くはいかなかった。

年上っていっても様々なのだ。そこに私の理想の父親のような暖かさはなかった。

両親は私が高校生の時に死んだ。
別に悲しくはなかった。特に父親に関しては愛情を注がれた記憶がない。父親という風には私は思っていなかった。
冷たい父親…だからこそ私はかなり年の離れた男の人しか好きになれないんだと思う。飢えているのだ。父親のような愛に。

だからこそスナックで口説かれると満更でもないのだ。
相手が軽い気持ちで本気でないのは分かっているのだが、何故かそのたびにときめいてしまう。
またときめくだけで付き合おうとは思わないのだが。

お客さんだしね。


だけど

ξ*ﾟ�听)ξ


だけど私は好きになってしまった。スナックにくるお客さんの一人を。

支援

カランカラン

ξﾟ�听)ξいらっしゃいませー

女&ママ いらっしゃいませー

ξ*ﾟ�听)ξあ…

('A`)やあ

それがこの人だった。

ξﾟ�听)ξお隣失礼致します

ξﾟ�听)ξ今日はこんでて…ママがつけないんですが、今日は私で我慢してくださいｗ

('A`)ｗちょうど良かったよ。君と話したかったからね

ξ*ﾟ�听)ξまたあ、そんなこといって

('A`)本当だよ？君に会うために通ってんだから

('A`)あ…ママには内緒ね。嫉妬しちゃうから

ξ*ﾟ�听)ξクスクス。じゃあ秘密にしときます

ああ、好き

('A`)…今度さ、一緒にご飯食べにいかない？

ξ*ﾟ�听)ξえ

('A`)本気だよ

いつもなら、お客さんに誘われても絶対断るのに、この人にはNOと言えなかった。
むしろ私は舞い上がった。欝田さんとデート

ξ*ﾟ�听)ξ

ξ*ﾟ�听)ξワクワク

約束の時間まであと30分。家の近くのコンビニまで彼は迎えに来てくれる約束だ。彼の名前は鬱田さん。もう42才になるらしい。見た目は若く、格好にも気を使っていて全く40には見えない。一目スナックで見たときから、惚れてしまった。一目惚れなんて初めてだった。
なんだろう。彼のオーラになんとなくひかれたのだろうか。
そして何回か話すうちに欝田さんにより惹かれていった。

そいつはやめとけ・・・

鬱田さんはバツイチらしい。
三年前に奥さんと別れたと聞いた。子供も一人いるらしい。奥さんがなかなか会わせてくれないらしいが。２ヶ月に一回しか会えないらしい。
私はバツイチだろうと子供がいようと関係なかった。彼が好きだったから。

ξﾟ�听)ξあ

('A`)おまたせっと

鬱田さんが約束時間ぴったりに現れた。ああ、いつみても格好いい。

('A`)どこいこっか。まず飯くいにいく？

ξ*ﾟ�听)ξはい！

ああ胸がドキドキする。微かに香る香水の匂いが心地よい。私はこの人が好きだ。本当に。お客さんとか関係なしに。

支援

眠いけど読みたい支援

ξ*ﾟ�听)ξおいしい！

('A`)なら良かったよ

鬱田さんは行きつけの居酒屋に連れて行ってくれた。居酒屋といってもザワザワしてなく落ち着いた雰囲気のそんな店だった。料理もおいしい。バクバク食べてる私を、鬱田さんはお酒を飲みながら、優しい微笑みで見つめている。

('A`)

ξ*ﾟ�听)ξ

ああ、鬱田さんは私のことどう思ってるのかな？


私は19才、だから鬱田さんとは親子でもおかしくはない。もちろん私は年は関係ない。だけど鬱田さんは？
デートに誘ってくれるくらいだから期待していいのかな？
女としてちゃんとみてもらえてるのかな？

('A`)と。そろそろいこうか。

ξﾟ�听)ξはい

('A`)んー…カラオケにでもいこっか。

('A`)俺歌うの好きなんだよね。…ってツンちゃんは嫌かな？

ξ*ﾟ�听)ξ全然嫌じゃないですよ

ξﾟ�听)ξだけど私音痴なんで覚悟しといて下さいｗ

('A`)ｗじゃあ覚悟しとくよ。

ξ*ﾟ�听)ξ

ああ幸せ。

('A`)こなあゆきいいいいいい

ξ*ﾟ�听)ξ

カシオレを飲みながら私は鬱田さんの歌声に聞き入っていた。鬱田さん歌うまいなあ…。
…お酒は二十歳になってから？まああともうちょっとで20才だからいいじゃない。

ξ*ﾟ�听)ξえへへー

保

ξ*ﾟ�听)ξ

('A`)ありゃ。顔赤いね。よっぱらちゃった？

ξ*ﾟ�听)ξよってないれすよー

('A`)酔っ払ってるじゃんｗ

支援

ξ*ﾟ�听)ξ…

私は鬱田さんを見つめる。好きだよ鬱田さん

欝田さんは？

('A`)

ξ*ﾟ�听)ξ

('A`)

('A`)ちゅ


何も言わず鬱田さんはキスをしてきた。私は最初はびっくりしたが、目を閉じ欝田さんにこたえた。

ああ、幸せだ。相思相愛？好きな人とのキスってこんなに気持ちいいものなんだ。

('A`)…このあとどうしよっか。

ξ*ﾟ�听)ξ私はなんでもいいですよ。鬱田さんと一緒なら

('A`)ツンちゃん可愛いね。…すきだよ

ξ*ﾟ�听)ξ…！！

ああ鬱田さん。好きっていってくれた。同じ気持ちだったんだ。なんて幸せなんだろ。幸せだ。



('A`)…ホテルいこっか

昨日はすごい幸せだった。まさか鬱田さんと結ばれるなんて。
ξ*ﾟ�听)ξ

（*＾ω＾）お、ツン幸せそうだね。なんかあったのかお

ξ*ﾟ�听)ξえへへーなんにもないよ

（　＾ω＾）うそつけおｗ恋する乙女な顔しやがってｗｗ

ξ*ﾟ�听)ξ えへへー

（　＾ω＾）きもいおｗ

ξﾟ�听)ξうるせーよピザ

（；＾ω＾）お、いきなりいつものツンだお

バイトが終わり携帯をみると鬱田さんからメールが入っていた。
「昨日は楽しかったよ。ツンちゃん明日夜休みだよね？良かったらまた遊ぼう」
ξ*ﾟ�听)ξ

幸せだ。

愛してる。欝田さん

それから何度も何度も鬱田さんと遊んだ。時には公園にいったり、映画を見に行ったり。
そのたびに鬱田さんは
('A`) 好きだよ
と言ってくれた。
私も大好き。

愛してる

ほ

ある日鬱田さんに家に誘われた。

('A`)今日はようやく娘に会えるんだ！
ツンちゃんのことも紹介したいからツンちゃんも家にくるかい？

ξﾟ�听)ξ

鬱田さんの子供。鬱田さんは子供とあえるのは２ヶ月に一回しかない。久しぶりに子供と会えるのを楽しみにしていた。
そんなとこに私がいってもいいのかな。

ξﾟ�听)ξ…私、邪魔じゃないかな？

('A`)そんなこと気にしなくてもいいんだよ。俺はツンちゃんとは結婚してもいいと思ってるんだから。子供にも会わせておきたい

ξ*ﾟ�听)ξ

鬱田さんは私の事を本気で愛してくれてる。私はそう実感した。
ああ鬱田さん好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き 好き好き

('A`)どうぞ

ξﾟ�听)ξおじゃまします。

緊張した。鬱田さんの家にくるのも初めてだし、何しろ鬱田さんの子供ももう家にいるのだ。ドキドキした。
2Dkのそんな部屋だった。意外と汚いんだな。そんな印象だった。

('A`)ごめんね。汚くて

ξﾟ�听)ξ男の人なら普通だと思いますよ

毎日私が片付けてあげたい。母性本能をくすぐられた気がした。
私がいつも綺麗にしてあげる。私が私が私が私が私が私が私が

('A`)ヘリカルーこの子がツンお姉ちゃんだよー

*(‘‘)*…

*(‘‘)*はじめまして！

ξ �� )ξは、はじめまして

可愛らしい子供だった。今年小学三年生だそうだ。ほっぺが紅くなっていって本当に可愛らしい子だった。ああこの子が鬱田さんの子供なんだ。

*(‘‘)*…チラ

('A`)

*(‘‘)*…お姉ちゃん一緒に遊ぼー

ξ* �� )ξうん

初めて会う私に気さくに声をかけてくれた。子供って人懐っこいなあ。
私と鬱田さんの子はどんな子になるんだろ。こんな感じなのかな。そんな妄想を膨らませながら夜になるまで私たちは遊んだ。

*(‘‘)*

*(‘‘)*おねえちゃん。きょうはとまっていくの？

ξ �� )ξえ。いや、私は
('A`)とまっていけよ

ξ �� )ξえ

鬱田さんの言葉にはびっくりした。まさか泊まるとは思っていなかったからだ。

*(‘‘)*

('A`)

*(‘‘)*私も今日はパパんち泊まるからお姉ちゃんも一緒に泊まろうよ

ξﾟ�听)ξ

いいのだろうか。というかヘリカルちゃんは気まずくないのかな？子供だからそんなこと考えてないのかな。パパが連れてきた女。どう思ってるのかな？

('A`)ヘリカルもこういってるんだからさ

ξﾟ�听)ξξあ

私は断りきれず鬱田さんちに泊まることになった。

*(--)*スヤスヤ

ヘリカルちゃんは疲れていたらしくすぐ寝付いた。
私は緊張してまだ寝れないでいた。
ヘリカルちゃん、鬱田さん、そして私。
鬱田さんちで寝ていると思うだけでもドキドキするのに、なんだこの急展開。子供公認の仲ということなのだろうか。それともヘリカルちゃんはただのパパの友達としか思ってないのかな？
私にはよくわからなかった。
そんなことを考えてた時だった。

ξﾟ�听)ξえ

隣にいた鬱田さんが私にキスをしてきたのだ。

し

へりかるんるん！

ξﾟ�听)ξ（ちょ、鬱田さん、ヘリカルちゃんがいるんだよ？）

動揺したが、ヘリカルちゃんを起こさないよう、小さな声で鬱田さんに訴えた。

('A`)（ねてるから大丈夫だって）

鬱田さんは気にすることなく、今度は私の体を触ってきた

ξ*ﾟ�听)ξあ

('A`)（声あんまださないようにな）

ヘリカルちゃんがいるのに。そう思いつつも私は断ることが出来なかった。
どんどんエスカレートしてくる鬱田さん。

('A`)（…しよ？）

ξ �� )ξ

私は自分の欲望に負けた。





*( )*……

ヘリカルちゃんに気づかれなかったかな。気になって気になって仕方なかった。だけど声ださないようにしてたし大丈夫だよね。


それからも私と鬱田さんは体を重ねた。

('A`)愛してるよ

ξ*ﾟ�听)ξξ私も


愛しい愛しい愛しい愛しい鬱田さん。私のすべて。愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる

('A`)すきだよ

ξ*ﾟ�听)ξ私も


大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き

そんなある日のことだった。いきなり鬱田さんからもう終わりにしようといわれたのは。


「君にはもっと相応しい人がいる。もうおわりにしよう」


ξ �� )ξ


なんで？

*( '_')*
ウパーに見えるwww

いきなりだった。今まで愛してると何回もいってくれたのに。いきなりなんで？相応しい相手ってどういうこと？

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

電話をしても鬱田さんはでてくれなかった。

スナックにもまるっきり来なくなった。

ねえ、なんで？


愛してるっていったのに。なんで？私なんかした？ダメなとこがあるなら直すから電話にでてよ答えてよ
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで？

愛してるって


またいってよ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ξ �� )ξ

ある日鬱田さんがようやく電話にでた。

「…もしもし」

ξ �� )ξ…鬱田さん？

「…もうメールも電話もやめてくれないか」

ξ �� )ξ…どうして？

「…妻とより戻すことにしたんだよ。」

ξ �� )ξ…なんで？

「ヘリカルのためにも」

「やっぱり父親は必要だろ?…それに僕はまだ妻のことが好きだから」

何かが



壊れた気がした。

ツン…

ξ �� )ξ…すきだよって…鬱田さんいってくれたよね…？

「……………」

ξ �� )ξ愛してるって何度も何度もいってくれたじゃない！

ξ �� )ξ奥さんとよりもどしてもいい！だから私のこと捨てないで。また愛してるっていって！二番目だっていいから！

「…ごめん」

「……君は僕には重いよ」

ξ �� )ξ




すきだよすきだよすきだよすきだよすきだよすきだよすきだよすきだよすきだよ


なんでわかってくれないの？


なんで？

支援

ξ �� )ξ わかった。 だけど一つだけお願いがあるの

ねえ

「……なんだい？」

鬱田さん

ξ �� )ξ一回だけ…一回だけでいいから私と会って。

愛してる

「…それは……」

愛してるよ

ξ �� )ξ一回だけでいいの。そのあとはメールも電話もしない。諦めるから

大好きなの

ξ �� )ξお願い

「…わかったよ」

ねえ、

ずっと私のそばにいて？

愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる

ずっと一緒だよ？

ξ ー )ξ



ーξ �� )ξは愛しすぎてるようですー終わり

こわいよ

パパがいきなりゆくえふめいになったらしい。

ママからきいた。

ある日いきなりすがたをけしたんだって。

そうさくねがいっていうのをだしたらしいけど、パパはみつからないんだー。

だけどわたしはわかってるんだ

パパとはにどとあうことはないって。

*(‘‘)*はわかっているようです

パパとママはさんねんまえにりこんしたんだー

パパはね、おんなのひとといっぱいあそんでてね、よくヘリカルもパパがつれてきたおんなのひととあそんでた

ママはそれにきづいてたよ

だからいえにもかえってこなかった

いつもおばあちゃんにヘリカルまかっせきり。

おばあちゃんはね、パパにもんくいいたそうだったけどなにもいえなかったんだ

なにかいうとパパになぐられるから。

おばあちゃんはなるべくしたにいなさいってヘリカルをおばあちゃんのへやにいさせてくれたよ

だけどね、パパ、ヘリカルをうえにつれていきたがるの

おんなのひととあそばせたいんだって。
いつもね。いつもね。あたらしいママになるひとだよーって。だからあそんでもらいなさいって。

支援する

それでね。いつもいつもおんなのひとはとまっていくんだよー。

それでね。それでね。ヘリカルがねてるとね、へんなこえがきこえるんだー
さいしょはヘリカルもよくわからなかったけどだんだんなにをしているかわかったんだ。
パパはね、ヘリカルにきかせるのがこうふんするんだって。いつもね、ヘリカルがもうちょっとおとなになったらなかまにいれてあげるからねっていうの。だからヘリカル、おとななんかになりたくないんだー。
だってきもちわるいもん。あんなのしたくない。おとなになったらわたしパパにあんなことされるんだとおもうとこわくてこわくてしかたがないんだ。

ママがあいそつかしてわたしをつれていえをでてったときはあんしんしたんだ。
だけどねパパはなんかげつにいっかいでもいいからヘリカルとあわしてほしいって、ママにたのんだんだって。
ママ、ヘリカルがおとなになったらパパがへんなことしようとしているのしらないし、ヘリカルがいるそばでおんなのひととへんなことしてるなんておもってないから、オーケーしちゃったんだ。

そしたらね。ヘリカルがにかげつにいっかいパパんちにとまるときにね、まいかいちがうおんなのひとつれてきてはへんなことするの。
ヘリカルにきかせるの、まいかいまいかい。

ききたくないんだけどね、きかないとパパおこるの。ヘリカルのことたたくの。こわいからゆうこときくしかないんだー。
ママにいわないのって？
ママにはなにもいわないんだ
こんなこと。
ママショックうけちゃうから。
ママね、りこんしてから、ヘリカルのためにひるもよるもはたらいてるからね、こまらすようなこといいたくないし、ヘリカルががまんすればいいだけだからがまんするんだ。

ひらがなで狂気演出は飽きた

それにヘリカルひとりじゃないからこわくないんだ

ともだちいっぱいいるんだよ

みんなみんなね、ヘリカルよりつらいことたいけんしてるしね、だからヘリカルのなやみなんてたいしたことないからだいじょうぶなんだ。

あのね。あのね。むかしからヘリカル、ゆうれいさんがいっぱいみえるんだ。

しんじてくれないだろうけど。

ママもおばあちゃんも、みんなしんじてくれない。

でもたしかにヘリカルにはみえてるんだ。

たいせつなたいせつなともだちだよ？


え？にんげんのともだち…？

いないよーにんげんこわいもん
がっこーいってもいつだってゆうれいさんといっしょにあそぶんだ。
がっこーのこたちはね、ヘリカルのことこわがってはなしかけもしないんだー

でも、べつにヘリカルつらくないんだ

にんげんよりゆうれいさんのほうがヘリカルのことわかってくれる 。
それにゆうれいさんたちとはなすとにんげんのこわさがよくわかるんだもん。

はやくわたしもなかまになりたいな。

にんげんなんていやだ。


ずっとずっとゆうれいさんたちといっしょにいたいんだ。

しえ

さーる！さーる！

>>138
狂気演出じゃないだろ

>>138狂気演出じゃないわな


支援

>>138
幼女演出だろ

支援

まだかなまだかな

寝てもうた(´･ω･`)？

復活待ち！

はなしはかわるけどね、さいきん、むかしよくあそんだおにいちゃんがしんだそうなんだ。
でもね、そのおにいちゃんによくあうんだー。
がっこーからかえるとちゅうにね、ひとりなのにだれかとはなしながらあるいてるの

それでね、だれもいないのに、ぼくのかのじょだよってしょうかいしてくるんだー

ヘリカルはみえてるふりするの。おにいちゃんいがいいないのにね。


ママからはね、せいしんてきにおかしくなっちゃったんだよってきかされた。

だけどねおにいちゃんしあわせそうだったよ

私営

そういえばね、おにいちゃんにきのうもあったんだけど、ヘリカルはぼくがみえてもこわくないの？ってきかれたんだー。
ゆうれいよりにんげんのほうがこわいよ

ってね、いったらおにいちゃんわらってた。
おなじこというんだねって。


にんげんってこわいよね

だからヘリカル、おにいちゃんがうらやましいんだ。
わたしもはやくなかまになりたいって

はやくゆうれいさんになりたいって。


ゆうれいさんたちもヘリカルだったらいつでもかんげいしてくれるって。

面白い

支援

待ってた

支援だ

でもさいきん、ヘリカルいいことがあったのー

パパとあうことがもうないから。

パパはもういないから。

ヘリカルいやなおもいしなくていいんだ

ゆうれいさんたちにきいたの。

パパ、おんなのひとにころされちゃったんだって。

あ、これひみつだよ？おばあちゃんもママもこまっちゃうから。ゆくえふめいのほうがいいとおもうの。
まあでももうちょっとでわかっちゃうんだけどね。
まだいいの。パパはもうちょっとくるしめばいい


だけどこわいよねー
そのおんなのひとふつうにせいかつしてるんだって。なにもなかったようにいままでどおり。




やっぱりにんげんってこわいね

あともうひとつ、ヘリカル、わかってることあるんだー

それはね


*(‘‘)*ママー

川 - ) ん？どうしたの？

*(‘‘)*ゆうれいとにんげんどっちがこわい？

川 - )…どうしたの？いきなりそんな質問して

*(‘‘)*なんとなくー

川 - ) …そうね、ママはゆうれいのほうがこわいかな。ヘリカルだってそうでしょ？

*(‘‘)*ううん。ゆうれいはこわくないよ

*(‘‘)* に ん げ ん の ほ う が こ わ い よ


川； - )……どうしたの？ヘリカル

*(‘‘)*ううん、なんでもないーえへへー

川； - )…？？？？？

ママもすぐわかるよ

にんげんのほうがこわいって。


ヘリカルねー、いますごいしあわせなんだ。

なんでって？

それはね









ようやくみんなのなかまになれたからだよ

ー*(‘‘)*はわかっているようですー終わり

しえ

気の毒ねー

素直さんでしょ？子供がいきなりいなくなったんですってね。

警察も事件として捜査してるらしいわよ

無事だといいんだけどね…

川 - )…

川 - )は理解できなかったようです

し

終わり？

最近私の周りでは不吉なことばかり起こっていた。
元夫の甥の死、元夫が突然の失踪、そして愛すべきヘリカル…
元夫の失踪は事件性は低いとされ、警察も捜査はしていなかったが、ヘリカルが突然いなくなったことから２つの事件に関連性があるとされ、事件として捜査されることになった。
連日、警察の聴取が続いたこと、また愛すべきヘリカルのことが心配で心配で私は疲れきっていた。なるべく騒ぎを大きくしたくなかったため、警察には慎重な捜査を頼んだ。マスコミがくることはほとんどなかったが
近所の人たちには知られてしまっていた。

それも私のストレスを増加させた。外にでるたんび、噂話。心配なんてしてないくせに。他人事だと思って…！

川 - )

昼も夜も休みをもらった。精神的にもバイトなんかしていれる状態じゃなかった。

ヘリカル…どこへいったの？
無事なの…？
最悪な展開を考えると夜も寝れなかった。そんなある日昼のバイト先の子たちがお見舞いにきてくれた。

（　＾ω＾）…大丈夫ですかお？

ξﾟ�听)ξ素直さん…いきなりお邪魔してしまってすみません

（　＾ω＾）僕たち心配で…。店長に住所きいてきてしまったお。申し訳ないお

川 - )…ああ、構わない。ありがとう。…さあ、何もないが入るといい。

（　＾ω＾）お、お邪魔しますお


ξﾟ�听)ξ娘さん…まだ見つからないんですね…

川 - )ああ。

ξﾟ�听)ξ……

川 - )…私はどうしていいかわからない。

川 - )…ヘリカル
私は訪問者がいるというのに泣き出してしまった。不安で不安でしょうがなかった。

ξﾟ�听)ξ…ヘリカル？娘さんヘリカルっていう名前なんですか？

いきなりツンさんが尋ねてきた。ヘリカルという名前に反応したらしい。

川 - )そうだが…何か知っているのか？

ξ �� )ξ

ξﾟ�听)ξ…いえ、何も…。

ξﾟ�听)ξただ珍しい名前だなと思って

ξﾟ�听)ξこんなときにこんなくだらないこといってすみません。

川 - )…いや、きにしないでくれ。別に気にしてない。

（　＾ω＾）おー…

誰かみてる人いたら猿防止のために書き込んで；すまぬ




（　＾ω＾）おー…

（　＾ω＾）僕がいますお！

川 - )？

（　＾ω＾）こんなときにいうことじゃないけど、僕は素直さんが好きだお！

（　＾ω＾）辛いときは僕を頼るといいお！

こんなときに告白なんぞされるとは思ってもみなかった。
そんなこと、今は考えれる訳ないじゃないか

川 - )…気持ちは嬉しいが、すまん。

（　＾ω＾）お！別にいいんだお！どうなりたいとかじゃなく普通に辛いときは頼ってほしいだけなんだお！

川 - )

さるほ

しえん

しえんぬ

さるほ

頼ってほしいか。頼る相手のいない私にとってはありがたい言葉だった。

川 - )…ありがとう

（　＾ω＾）お

ξﾟ�听)ξ…じゃあ、長居したら悪いのでこれで帰りますね

（　＾ω＾）お、そうするお。素直さん、なにかあったら連絡くださいお！

川 - )ああ…今日はありがとうな

（　＾ω＾）バイト先でまってるお

ξﾟ�听)ξでは

しえ

さるやめ

ヘリカルがいなくなる前にいった言葉を思い出した。

*(‘‘)* にんげんのほうがこわいよ

あれは何かに気づいていたのだろうか。


川 - )

ヘリカル


ヘリカル


ヘリカル

（　＾ω＾）おー。またきたお

川 - )…いらっしゃい

翌日内藤くんが訪ねてきた。今日は１人のようだ。手にはスーパーの袋をもっていた。

（　＾ω＾）…迷惑なのはわかっているんですが、クーさんちゃんと食べてないようだったからお。

（　＾ω＾）…お粥くらいならブーンもつくれるお！

（　＾ω＾）…お、やっぱり迷惑ですかお？

川 - )

ブーン頑張れ

支援

（　＾ω＾）支援だお

川 - )

食欲はなかったがありがったかった。私は甘えることにした。確かにヘリカルがいなくなってから、ちゃんとしたものを食べていない。

川 - )…意外とおいしいな

（*＾ω＾）お！なら良かったお

（　＾ω＾）ブーンはクーさんの味方だお

（　＾ω＾）何の力にはなれないかもだけど、なんでも頼むといいお！

（　＾ω＾）必要なものがあったらかってくるお！…あまり外にでないほうがいいお

（　＾ω＾）僕が支えになるお

とてもありがったかった。今私はショックでおしつぶされそうでしょうがなかったから。
内藤くんの言葉はありがったかった。

しえんします！！

し

それから毎日内藤くんはきてくれた。
私は少し余裕をもてるようになった。今思えば内藤くんがいなかったらどうにかなっていたかもしれない。

…しかしヘリカルについては何も解らずじまいだった。


しかしある時、衝撃的なことを警察から聞いた。
元夫が遺体で発見されたらしいのだ。山奥で。私は吐きそうになった。あんなやつ好きでも何でもない。だけど…ショックはでかかった。
あの人が遺体で発見されたということは、ヘリカルも。事件に巻き込まれてる可能性が高いんだから。

| 　＾o＾　|「つきあって　ください」


わたしは　ゆうきを　ふりしぼって　かのじょに　こくはくしました

だけど　あぁ　なんという　ことでしょう

かのじょは　ちょうしょうした　ひょうじょうで　こう　いうのです

川 ﾟ -ﾟ)「悪いけど、他を当たってくれないか」

わたしは　かのじょが　すきなのに

かのじょは　わたしのことを　すきではないのです

とても　かなしいです

つ�C

こらｗ

そして、犯人を聞いて更に驚いた。

犯人は


ξ �� )ξ


ツンさんだったのだ。

ツンさんはスナックで元夫と出会ったらしい。恋愛のもつれが原因だときいた。
またヘリカルとツンさんが遊んでるとこも目撃されており、ヘリカルの事件もツンさんが起こしたものとして処理された。
しかし、ツンさんはヘリカルのことに関しては、知らないといっているらしい。
だが警察はツンさんがヘリカルについても関与しているとしているらしい。
…ヘリカルが生きている可能性はゼロに近いといわれた。


家にもマスコミが押しかけて大変だった。



川 - )




川 - )


ツンさんが憎い


ヘリカルを



返せ

川 - )…

川 - )…

ピンポーン

川 - )（…またマスコミか。しつこい）

（　＾ω＾）内藤ですお

川 - )！

内藤くん、助けてくれ

私は

どうにかなりそうだ

支援

ああ・・・

しえ

負の連鎖…

内藤くんが訪れるのは久しぶりだった。

川 - )…どうぞ

（　＾ω＾）お邪魔しますお

（　＾ω＾）大変だったお。マスコミだらけで来れやしなかったお。

（　＾ω＾）前食糧買いだめしといて正解だったおね

（　＾ω＾）…ちゃんとたべたかお？

川 - )…

（　＾ω＾）…その様子だとたべてないみたいだおね

（　＾ω＾）…僕もショックだったお

川 - )

（　＾ω＾）…まさかツンが…

（　＾ω＾）こっちも大変だったお。バイト先もマスコミが押し寄せて、客足もへったお…

（　＾ω＾）…

（　＾ω＾）つらいおね

川 - )う…う…


涙がとまらなかった。

（　＾ω＾）なくといいお

内藤くんが頼もしく見えた。つらかった。あの人がしんだことも。ヘリカルも死んでいるだろうということも。犯人がよく知った人だということも。

（　＾ω＾）大丈夫だお。僕がいつもそばにいるお

（　＾ω＾）いつもいるお

（　＾ω＾）ずっといるお

（　＾ω＾）

川 - )

心の支えは内藤くんだけだった。

（　＾ω＾）大丈夫だお

（　＾ω＾）


川 - )

支援

支援

（　＾ω＾）いってきますお

川 - )ああ、いってらっしゃい

ツンはいまだにヘリカルの事件については否認している

裁判もまだ終わらない

私の心の傷もいえないままだ。


だけど


私にはブーンがいる。


ブーンのおかげで生きていることができる。


川 - )


ブーンお前だけだよ信じれるのは。



ー川 - )は理解できないようですー終わり

おかあさんはわかんなかったんだね

にんげんってこわいよ

だましてだましてうらぎってうらぎって

ことばだけじゃなんとでもいえるんだから

わたしをころしたのはお姉ちゃんじゃないのに

にんげんのこわさにきづけなかったんだね

支援　>>1頑張って

（　＾ω＾）

*(‘‘)*

（　＾ω＾）

*(‘‘)*

見てるよ支援

（　＾ω＾）

*(‘‘)*

（　＾ω＾）

*(‘‘)*

（　＾ω＾）さよならだお

*(‘‘)*ねえ、おにいちゃん。

*(‘‘)*わたしうれしいんだ。のぞんでいたから

（　＾ω＾）

*(‘‘)*だけどどうして？

（　＾ω＾）…君のおかあさんを愛してるからだお

（　＾ω＾）どうしても僕のものにしたいんだお

（　＾ω＾）僕しか、みえないように。僕がいないとダメなように。


（　＾ω＾）愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる


*(‘‘)*

ああやっぱり


（　＾ω＾）

に ん げ ん の ほ う が こ わ い ね




ー*(‘‘)*はにんげんのほうがこわいようですー完

これで終了ー


こんな稚拙な文よんでくれた人ありがとう

なにかあれば


ないか。

乙ー

乙だです

>>1が

| 　＾o＾　|「きょうも　ふられて　しまいました」

|　^o^　|「いつもの　ことじゃあ　ないですか」

| 　＾o＾　|「ああ　ゆうたろう　いたのですか」

|　^o^　|「ここは　僕の　家です」

| 　＾o＾　|「そうでした」

|　^o^　|「かえれよ」

| 　＾o＾　|「いや　です」

わたしが　ゆうたろうの　こーひーをうばってすすると　かれは　おこりながら　なにかいっていましたが

みぎから　ひだりへと　ながれて　いきました

まぶたを　とじれば　かのじょの　きれいな　ながいかみが　あたまの　なかに

うかんで　くるのです

乙です　面白かった

お疲れさま
面白かったよ

乙

考えさせられたよ
ありがとう