唯「今日は憂とデートだ楽しいデート♪」るんるん
唯「どの服着ていこうっかなぁ」
唯「ワンピースもいいなぁ。でもこっちのブラウスもいいなぁ」
唯(あ〜う〜ん。どっちにしようか迷うううう)じたばた
つるり
唯「うわっ!!!」ごちぃん
唯「むきゅ〜」
… … …
唯「あいたたた(滑って転んじゃったよ)」
唯「ってここどこ!私いつ外に出たんだろう」
唯「憂どこにいるの?うーいー!」
―――― 時は慶応2年、幕末の江戸であった
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 13:57:33.65 ID:il0TzpXQ0
_,...---、_________ ______
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ / \
/, i .:..:.:.::.:.:.:.:.:.:ヽ\. | (〃⌒ヮ⌒〃) |
/.:.::i.:.ニ/!.:.:.:.:.:.::ト、.:.:.:.:.:.:.:.::.ヽ.:ヽ ヽ、 ノ
/.:.:.:::i.:ニ/ V.:.:.:.:.:| ヽ.:.:.:.:.:.::.:ハ.:::.ト、  ̄ ̄ノ´ ̄ ̄ ̄
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,'.:.:.:.:.:.:.:/ __ \!\!__ ヽ.:.::::i:リ.:.:: |
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(::::ノ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 13:58:17.14 ID:gsZSZuiP0
JINだっけ
唯「うう風が冷たいよぅ」
唯(なんでこんな丘に?憂はどこ行っちゃったんだろう)
唯「うーいー!うーいー!」
がさがさ「草むら」
唯「ひいっ、だだだだだだだれ?」
侍「むむ。お主何奴」
唯「えええええとぉ何奴っていいますかあのですね」きょどり
唯(あれ、どこかで見たことあるカッコだなぁ。うーんうーん…)
唯「分かったお侍さんだ!」
侍「おなごに侍が務まものか!しかし何だその珍妙な格好は」ぎろり
唯「えっとぉこれは制服っていうんですけど」
侍(せいふく…せいふく…?)
侍「貴様っ謀反を企んでおるのか!」しゃきん
唯「ええー!?」
侍「正直に白状せい!」しゅいん
唯(どどどどうしよう殺されちゃうよ。誰か助けてっ!)
「お侍さん。ちょいとお待ち下さい」
侍「むむむ。ただの町娘か、用がなければ早々に立ち去れぃ」
唯(町娘?どう見ても顔は)
「ちょいと知り合いの染っ子なもので。
染料を塗りたくっては痛いけな格好をする変わった子なのですわ」
侍「ほぅ。どおりで抜けた顔をしておるはずだ」
唯「りっちゃん!」
律「あれ?何で私の名前知ってるんだ」
唯「りっちゃんはりっちゃんだからだよ。どうしたのその格好」
律「どうしたというか普通の格好なんだけど」
唯「なんか地味だし。ますます色気が下がっちゃうよ」
律(何だコイツ…助けようなんて思うんじゃなかった)
侍「貴様ら拙者を無視するとは何事か、無礼者め!」しゃきゅぃん
唯律「ひいいぃぃ!!」
侍2「おい!怪しげな旅宿を見つけたぞ、早く来い」
侍「なぬっ。命拾いしたな」すたこら
唯「ふあぁ怖かったぁ」
律「全く何でこんな目に」
唯「りっちゃんが助けてくれるなんて見直しちゃった////」ほれり
律「何だその普通なら見捨てたはずだみたいな言い方は」
唯「だっていつもそんな感じじゃん」ぶーぶー
律「はぁ?私はお前に会うの初めてだと思うんだけど」
唯「りっちゃん頭大丈夫?唯だよ、ゆーい」
律(コイツことごとく頭にくるな)
律「いーや知らん。これでも記憶力はいい方なんでな、そんじゃ」
唯「りっぢゃんおいでがないでえぇ。こごは一体どこなのぉ」うるり
律「江戸じゃなきゃどこだって言うんだ」
唯「江戸村はこんなに広くないって知ってるよおぉおぉぉ」うるるり
律「うわっコラ、抱きつくなって」
律(あれっこの擦れる感じ、変な服だと思ってたけどかなり上質な生地だ)
律「…とりあえず私ん家来るか?」
唯「いくいく!でも風邪はうつさないでね」
律「私ん家はかびの家か!ともかく来るんなら付いて来い」
唯「ありがとう流石りっちゃんだよ」
律「まあ乗過ごした船ってやつだよはっはっは」
律(こいつはいい金づるになりそうだぜ)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 14:23:37.92 ID:WE4Ax5iDO
がさがさが喋った
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 14:24:41.49 ID:SXZuYr/Q0
りつんち!
唯「りっちゃんち違う。りっちゃんちもっと大きい」
律「いいから中に入れ。ただでさえ変な目で見られてるんだから」
唯「まぁいいや。おじゃましまーす」
聡「なんだよねーちゃん。また変な奴拾ってきたのかよ」
律「別にいーだろ減るもんじゃないし」
律(逆に増えるかもしれないぞ)ごにょり
聡(それ本当なのかよ)ごにょり
唯「何の内緒話ししてるの?」
律「いんやーこっちの都合だから気にすんな」
唯(なんかアヤシイ…)
ほう
律「ともかく着替えろよ。ここに来るまでに周りの格好見てきたろ」
唯「うーん。でもこれしか持ってないし」
律「心配すんなって私のを貸してやる。それに唯(だっけ)は着物の方が似合うと思うぞ」
唯「りっちゃん…」ごごご
律(もしかしてバレたか!?)
唯「ありがどぉうぅぅ」うりゅり
律「いやぁそんな気にするなって」
律(計画通り)
おきがえ!
唯「なんだかお股がスースーするよ?」
律「その台詞を絶対に外で言うんじゃないぞ」
聡「そういえばねーちゃん団子屋行くんじゃなかったのかよ」
律「やっべ忘れてた!親方にぶん殴られる」
律「ともかく唯のせいで遅れたんだから一緒に来い!」だっしゅ
唯(そんなの滅茶苦茶だよぉ)
律「すんませんすんません。代わりといっちゃなんですがもう一人連れてきましたんで」
親方「また遅刻かァ言い訳はいいから注文とってきやがれ!」かりかり
律「がってんです!」
唯「こわもてですね!」
律「いいから店に出るぞ。注文の取り方くらい分かるよな」
唯「文化祭でやったから何となく分かるよ〜」
律「ぶんかさい?歌舞伎の一種か何かか、とにかく行くぞ」
唯「おー…お!?澪ちゃんがいる」
澪「あ、どうも」
唯「澪ちゃんもここで働いてるんだねっ」
澪「あぁ律の知り合いね。今日はよろしく」
唯「着物姿の澪ちゃんも可愛いな〜」
澪「そっそんな事いきなり////」てれり
律(私との態度があからさまに違くないか?)
親方「くおらァたれが腐っちまうだろうが。早く注文とってこいやァ!」
おしごと!
唯「みたらし三本に味噌こんにゃくお待たせしました〜」
男「へぇ新しい子かい。名前は何ていうんだ」
唯「唯っていいます〜」
男「ほう。女郎ならば花魁にまで昇れそうなとろい目をしてよる」ぐへへ
唯(じょろう?おいらん?)
唯「トロイは木馬だって憂が言ってましたよ〜」
男「ほほう。馬乗りが好きと申すか、中々大胆な女子だな」ぐひへ
唯「あはは〜」
男「ここだけの話、お主がその気なら手を回してやらなくもないが」
唯「回すなら団子をまわしましょうよ〜、タレがほとんど落ちちゃってますよ」
男「全くこいつは一本取られた」はっはっは
澪(口達者な人なんだ、後で教えてもらおうかな)
親方(いつになったら俺の作った団子食べて貰えるのかなァ)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 15:05:08.41 ID:6fRju3fKO
C
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 15:08:47.70 ID:H4KIIrM4O
これは期待
親方「いやァ今日はなかなか売れたな。こいつは日当だ」
律「どうもどうも、って私だけ少ないんですけど」
澪「当たり前だろ、遅れるほうが悪い。それで、唯さんは凄い慣れてるんですね」
唯「そんなことないってばぁ。それから敬語じゃなくてもいいよ、さんもいらないから」
澪「じゃあ。ゆいっ////」でれり
律「はいはいはーいそこまでな。今日はもう帰って寝ましょう」むかむか
澪(今日に限って変な律…)
律「あ、そういえば唯ん家ってどこにあるんだ?」
唯「ん〜、一応滋賀県なんだけど分かるかな。琵琶湖の辺り」
律「琵琶の湖だと!?もの凄い遠いじゃないか、どうやってここまで来たんだよ」
唯「えっとぉ、服着替えようとしたら滑って転んで丘にいたんだよ」
律(こいつは重症だ…)
澪「とりあえず律が拾ったみたいだから律で面倒見ろよな」
律「へいへい。でも長居は困る、ってあれ唯はどこだ?」
唯「お団子運んでたら食べたくなっちゃった。親方、残ってるの下しい!」
律「で、稼いだ金を全て団子に変えたと」
唯「もうお腹一杯だよぉ」ぽんぽん
律「全くこんな調子でこれからどうするんだ。ただいま〜」
聡「おかえり、ってそいつ泊まんのか?」
律「んまぁな。間抜けそうだし問題ないだろ」
唯(りっちゃんのくせに…)
聡「とりあえず朝にでも来てくれって言ってたぞ」
唯「なになに?もしかして明日も団子屋でバイトとか」
律「あー、いやー、大したことじゃないんだ本当に」
律(服をうっぱらいに行くなんて言えねえ)
律「それより腹一杯なら垢でもすってとっとと寝たほうがいいぞ」
唯「シャワー浴びれないなんて悔しい。でも我慢するよ」
律「んじゃ早く脱げ。そんでもっと聡はどっか行け」
ふきふき!
律(澪より全然綺麗な肌してる…)じろり
唯「りっちゃんどうかした?」
律「いいいや何でもないんだ。そこまで大きくもないなーってな」
唯「後ろからじゃちゃんと見えないでしょ!」
律「まぁそうなんだが。さっきまで澪といたからつい、な」
唯「ふーん。ここでも二人は仲いいんだ」
律「そこそこだな。聡がまた拾ってきたのかって言ったのは澪なんだよ」
律「お侍さんに青姦されそうになってたのを助けたんだ。それ以来あんな関係」
唯「そっかぁ。やっぱりこっちのりっちゃんも澪ちゃんが大好きなんだね」
律「だだだだいすきとか言うな!奥まで拭いてやろうかこのぅ」てれり
唯「そっ、そこは自分でできるからぁ////」あふぅ
――――障子――――
聡(いいぞねえちゃん。もっと色んな女拾ってこい!)しゅこり
お団子食べたくなった
擬音いいな
よくあさ!
唯「ふあぁよく寝た」
唯(でもやっぱりベッドじゃないと慣れない)
聡「五つ時まで起きないなんて信じられねえ」
唯「よく寝る子は育つって言うんだよ」
聡(いいや、ねえちゃんと大差なかったぞ)
唯「そんでりっちゃんはどこ?」
律「ただいまーっと。おう唯、やっと起きたのか」
唯「なんか今日はご機嫌だね。いい事あったの?」
律「まあなー。それより町を案内してやるよ、しばらく余裕もできたし」
唯「えっ本当!りっちゃんありがと〜」
律「そんじゃ早速江戸の町に繰り出すぜ」
律「ここが歌舞伎座だな。といっても馬鹿みたいに高いから入れないが」
唯「へ〜。初代の海老蔵さんがいるのかなぁ」
律「ここが吉原だな。唯が団子屋で言われてた女郎が働く場所だ」
唯「なんか牢屋みたいのが見える。怖いとこなのかなぁ」
律「ここが奉行所だな。悪いことしたらここに連れてこられるんだぞ」
唯「門番のお兄さんが睨んでる。早く他行こうよ〜」
律「そうだなぁ。後見るところといえば」
唯「あっ和ちゃん!」
律「へ、今奉行所から出てきた子か?おいおい、関わると危ないんじゃないか」
唯「和ちゃ〜ん。私だよ〜」
和「あら久しぶりね。こんなところまでどうしたの?」
律(本当に知り合いだ!まずい逃げよう)だっしゅ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 15:53:22.05 ID:b6up37qr0
期待あげ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 15:58:55.27 ID:sk3DRyGj0
澪の肌が汚いと申すか
唯「どうってわけじゃないけど。観光とかかな」
和(かんこう、って何かしら?)
和「よく分からないけど。ええと、ごめんなさい名前が思い出せなくて」
唯「ゆい、だよ〜。和ちゃんは私のこと分かってくれるんだね」
和「似てるようで違う名前だったような気が」
唯「それで和ちゃんは奉行所で何してきたの?」
和「父が勤めているから弁当をね。前に教えたと思ったけど」
唯(前に?この時代で会ってたのかな)
和「まぁ私も名前忘れてしまっていたし。お互い様かしら」
唯「ねぇ和ちゃんあのさ」
和「ごめんなさい、あまり立ち話してる余裕はないの。家に仕事がたくさんあるから」
唯「そっかぁ。大変なんだね」
和「分かったわ。それじゃあまた」たたたぁ
唯「…ってあれ、りっちゃんがいない!」
サンジュは渡来人なんだな
律「ここにいるぞ」ひょこり
唯「なんで隠れる必要があるの?」
律「そりゃあ、もし罪人だったら大変なことになるだろうが」
唯「んとね。お父さんが仕事してるからお弁当持っていたんだって」
律「おいおい、役人さんの娘だったのかよ。随分と凄い人と知り合いなんだな」
唯「まぁね〜」てへり
律(一体こいつは何者なんだ)
唯「これで和ちゃんにも会えたでしょ。てことはムギちゃんとあずにゃんもいるのかな」
律「よく分からんが人探しっていうことだな。どんな奴だ?」
唯「ムギちゃんはキーボードであずにゃんがギターやってるんだ〜」
律「…そのだな。私にも分かる喩えをしてくれ、頼むから」
唯「ギターは私もやってるんだけど。こうやってジャカジャーンって」
律「それは三味線だよな。また偉い繋がりを持ってるもんだ」
唯「そういえば似てるね。んじゃあずにゃんを探しにいこ〜!」
律「さて三味線の名家を訪ねてはみたのだが」
唯「見事に追い返されちゃったね」しょぼり
律「まぁ普通に考えて取り合ってくれるはずないよな」
唯「お侍さんほどじゃないけど怖かったね」
律「会えないんじゃ仕様がないな。そのむぎってのを先に探してみるか」
唯「むぅ。建物からは確かにあずにゃんの臭いがするのに」くくんか
律「その言葉さっきの人の前で言わなくて本当によかったと思ってるわ、今」
唯「しょうがないかぁ」
律「そうだな諦めて」
唯「出てくるまで待とう!」
まちぶせ!
唯「すきだあったのよ〜あなた〜、むねのお〜くでずぅっと〜」
律「おい」
唯「もうすぐ〜わたしきっいと〜、あなたをふりむかせ〜る〜」くるり
律「お前が振り向いてどうする」
支援
唯「あっ出てきたよ。髪下ろしたあずにゃんも可愛いなぁ」
律(何故私以外に決まってそういうことを言う)
唯「あーっずにゃん!!!」
梓「ひぐっ!?えと、いきなりどうしたの」
唯「私だよ私。わたしわたし詐欺じゃないよ」
梓「言ってる意味が分からないけど。なんかいつもと口調が違うような」
唯「でも私って分かってくれるんだね。ありがとうあずにゃん!」はぐぅ
梓「ばふぅうぅ///」ぼむり
律「困ってるからその辺で止めておけ」
唯「ケチー。だってあずにゃん温かいんだもん」
梓「いきなり抱きついてくるなんて何かあったの、憂」
唯「憂?違うよ唯だっ(うぐぅ」
律(さっきのお兄さんに睨まれてる。話をあわせろ)ごにょにょ
唯「コホン。なんでもないのです、申し訳ないね梓ちゃん」
梓「それもちょっと違う気がする…」
支援
佐野新都市
唯(憂もここにいるんだ。会いに行きたいな)
唯「なんとなく顔が見たくなっただけだから」
梓「あ、そうなんだ。でもこんな時間に屋敷抜けて大丈夫なの?」
唯「屋敷、ってなにが?」
梓(憂に似てるけどやっぱり違うのかな)
梓「ええと。屋敷は屋敷だよ、それじゃ私は行く所があるから」
唯「行かないで、屋敷ってどこにあるの?教えてよあずにゃぁん」はぎゅぅ
梓「くわっはぁ////」ぼぼむり
律(まずい。周りが確実に奇人を見るような目だ)
律「ともかく離れよう!ほら、行くぞ唯」
梓「唯?この子は憂じゃないの」
律「え、あ、っと。ともかく後で私達のことを忘れておくようにそんじゃ!」
唯「あぁあずにゃんが離れてゆくぅ。こっちでも元気でね〜」ずるりずるり
梓(何だったんでしょう。あの人達は)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 16:58:54.91 ID:il0TzpXQ0
age
唯「貴重なゆたんぽがぁ」ぐすり
律「とりあえず会えたんだからよかったじゃないか」
唯「まぁそうだよね。あずにゃんはどの時代でもあずにゃんだよね」
律(肯定はしないでおくか)
律「んで憂って子だっけ、唯が間違えられてたの」
唯「うんうん。私の妹なんだ〜」
律「なるほどな。妹に会いにくる途中で何かの拍子に頭をぶつけておかしくなったと」
唯「りっちゃんまだそんなこと言ってるの」ぶーぶー
律「当の本人は自覚ないみたいだけど。それより妹を探すんだろ」
唯「うん。みんないるんだから憂だっているはずだよ、だから会いに行かなくちゃ」
律「んでも屋敷っていっても色々あるからなぁ」
唯「そこをなんとか!」
律「とりあえずさっきの子の所には戻れないしな。しらみ潰しに当たってみるか」
唯「よしっ。絶対に憂をみつけるぞ!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 17:06:01.64 ID:gsZSZuiP0
髪が結えない気がする
みっかご!
律(あいつ割と体力あるんだな)ぜぇぜぇ
唯「私は妹に会うまでこの足を止めないよ。走れメロスな勢いだよ」
律「信念は分かったから少し休憩しようぜ。流石に疲れてきたわ」
唯「止まったら駄目なのだよセリヌンティウス。親友を見捨てるなんて親友じゃない」
律(なんだかんだ唯の中での私の地位は昇格しているってか)
律「っておい、前見ろぶつかるって!」
唯「へ?うわあああぁぁ!」
むぎゅううううううううううううううううん
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 17:11:34.06 ID:gsZSZuiP0
むぎゅうううぅぅ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 17:18:09.51 ID:Zgn11TBpO
俺には分かる
お前も30行に悩んでいるんだな…
唯「あいたぁ。でもなんか柔らかかった」
紬「何。何が起こったの?」
侍「貴様、どこに目がついておるのだ!」
唯(ひえぇまたお侍さん、ってぶつかったのはムギちゃん!?)
唯「えええええとあのわざとじゃないんです。ごめんなさい!」きょどり
侍「この方が何方か知ってのご無礼か」
唯(そこまで知るわけないよ〜)うるり
侍「そこの逃げようとしている娘。そなたも此方へ来い」
律(くそう。もうちょっとで逃げられたのに)
侍「二人共そこに直れえぇい!!!」
唯律「はひっ」しゃきり
侍「この方はお上より五十万石を与えられし琴吹家のお方、紬様であらせられるぞ」
侍「図が高い、控えおろう!!!」ばばーん
唯律「へへぇ!」どけじゃり
唯(今度は本当に切られちゃうよぉがくがく)
律(操を捨てれないまま死ぬなんてぶるぶる)
侍「さてこの無礼者を一体どうしたものか」しゃきん
唯(りっちゃあん!ひしり)
律(唯ぃ!がしり)
紬「待って。その必要はないわ」
侍「しかしそれでは家としての表向きが」
紬「何も切り捨てるだけが力ではないわ。許す気持ちがなければ心までは育たない」
紬(そんなことより二人でむぎゅむぎゅしてる可愛い子達が切られるなんて許せない!)
侍「はっ。でしたら」
紬「あなたたち顔を上げて」
唯「許してくれるの?」
紬「許すも何もないわ。それよりも」
紬(あなたはそういう事するのが好きなの?)ごにょにょ
唯(よく分からないけどりっちゃんは割と好きです)ごにょにょ
いつの時代もムギはムギなんだなw
紬「なら話は早いわ。明日琴吹の家を訪ねてもらえる?勿論二人で」
紬「ああでも一人でも構わないわ。あなたに合う相手を用意してあげるから」
紬「それでは。おいとま遊ばせ」しゃなり
侍(まったく。お嬢様の戯れは理解に苦しむ)ざっざっ
律「あぁ今回ばかりは本気で死ぬかと思った」
唯「やっぱりムギちゃんだよ。ちゃんと分かってくれた」
律「おい、話全部聞いてただろ。つまりそういうことだ」
唯「そういうってどういう?」
律「だーかーらー、明日家にきてむぎゅむぎゅしなさいって言われたんだよ」
唯「本来のムギちゃんならもっと自然に誘導すると思うんだけど」
律「ていうかあの人は唯の顔に見覚えがなかったみたいだけど」
唯「おかしいなぁ。何でだろう」
律「ともかく明日が問題だ。出来るならあいつの前でむぎゅむぎゅしたくはない」
律「だから耳を貸せ。ちょっと作戦がある」
ふむふむ
唯「あのぅ紬様に呼ばれた者ですけど」
門番「よし入れ」ぎいぃ
律「いやぁそれにしても随分でかい屋敷だな」
唯「りっちゃんち百個並べても勝てなそうにないね」
律「だろうと思うが言葉に出されると凄い傷つくからやめてくれ」
斉藤「此方へどうぞ」
律(うわぁやっぱり怪しげな離れに連れて行かれるんだ)
唯「おおぉ凄い内装。りっちゃんこの壁一面に絵が描かれてるよ」
律「それくらい見りゃ分かる。色々と目を背けるべき絵だがな」
紬「よく来てくれたわ。今からそれを実践してもらうのよ、本当に楽しみだわぁ」
律(よし、唯アレを実行するぞ)きらぁん 唯(がってん承知)きゅぴぃん
律「その前に一つだけ話しておきたいことがあるんです…」
唯「どうしても聞いて貰わないとプレイに支障が…」
紬「あら何かしら?」
律唯(かかった!)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 17:58:54.93 ID:vlfHf6EPO
壁一面春画っすかw
ほ
今あるけいおんSSの中で一番期待しています
お願いですからどうぞ完結してやってください
律「実はこいつ琵琶の湖辺りからはるばる妹を探して旅をしてきたんです」
唯「きたんです」
紬「まぁ」
律「江戸で屋敷に務め身を削る妹を本当に本当に本当に心配していたんです」
唯「いたんです」
紬「なんて」
律「途中嵐や雷に打たれ地割れの隙間を這い出ながら、ただ妹に会いたい一心で」
唯「いっしんで」
紬「それはそれは」
律「姦から逃れたり切り捨てられそうになったり、壮大な旅の終いにこの地を踏んだのです」
唯「だのです」
紬「そんなことが…」
律「そして江戸中を走り回りやっとのことで手がかりを掴んだ矢先に、うっうっう」
唯「うっうっう」
紬「お芝居はその辺にしてもらえるかしら」
律「別に芝居なんてしてないよな!そうだよな唯」
唯「そうだよ。私は相槌しか打ってないもんね」
律(コラァ!)ごちり
唯「あいたぁ!」
紬「前戯はいいから手早く本番に入ってもらえないかしら」
律「いや別に嘘ついてた訳じゃないんです本当に…」
紬「続きは喘ぎながらゆっくり話して貰うわ」
紬「蝋燭に鞭に縄に何でもあるわよ。さぁさぁさぁ」ごごご
唯「ムギちゃん強制はよくないよ。ホラお互いの合意がなんちゃらで」
紬「とっとと脱ぎなさい!」むぎゅぅん
唯律「あーっ!!!」
(省略されました・・全て妄想で補えばいいと思います)
澪ちゃん呼んでりっちゃんとキャッキャウフフさせればええのに!!
唯(もうお嫁にいけなひ…)
律(私の操が、操がぁ…)
紬「かなりいいものを見させてもらったわ。中々の上玉ね」
唯「ムギちゃんせめて憂の居場所だけでも教えてぇ」
紬「憂ってどなたかしら?」
唯「屋敷で奉公してるみたいなんだけど」
紬「そうねぇ、私じゃ分からないから聞くのが一番かしら」ぱちん
斉藤「お呼びでしょうか」
律「どこから出てきた!?ってもしかして今の全部見てたんですか」
斉藤「最早満足に体も動かせぬ身。老爺が女子の裸体に興奮するはずもありますまい」
律「答えになってないが言いたい事はなんとなく分かった」
唯「それで、憂がどこにいるか分かりませんか?」
斉藤「それ程の変名は一人しかおりません。平沢の武家屋敷に出入りする女中でしょう」
支援
唯「ありがとう!私早速行ってみるよ」
律「そうだな、早いところおさらばさせて貰いますわ」
紬「待った」
唯(えっまだ何かやらされるのかな)ふるふる
紬「斉藤、手土産を」
唯「えっお土産くれるの?流石甘いもの好きのムギちゃんだね」
律「やっぱお偉いさんの家は違うな、何が貰えるんだ」
斉藤「こちらを」
唯(これってもしかして…)
紬「一部始終を斉藤に描かせたわ、沢山あるから一つくらい貰っていって」
紬「分かりやすく言えば春画ね」にぱぁり
唯「」
律「」
これはムギじゃないな。
言うなれば紬様ってとこか。
律「大事なものを失ったが凄いものを手に入れたな」
唯「まぁ相手がりっちゃんでまだよかったよ、ははは」
律(どうせなら澪とがよかったなぁ)とほほ
唯「とりあえず平沢の武家屋敷、…って私の名字じゃん!」
律「名字?馬鹿だなぁ上の名前はさっきみたいなお偉いさんしか付けられないんだよ」
唯「ふ〜ん、そんなもんなんだ」
律「それよりアレだ。とっととこの絵捌いて旨い食い物にでも変えようぜ」
唯「そだね。その方がいいかも」
唯(援助交際やる人の気持ちが分かったみたいで嫌だなぁ)
律「ふぐ刺食おうふぐ刺し」
唯「そうだね。ひらひらのふぐ刺し食べようね」
律「言葉には気をつけれ」こつり
唯「あいた〜」
よくあさ!
唯「たくさん寝たら全て忘れちゃったような気がする」
律「本当にそうなら何かを忘れたって事自体を忘れてるはずだよな」
唯「とりあえず場所は分かったし早速行ってみよう」
律(こいつ自分で話振ってきた癖に…)とことこ
唯「ついた〜。ムギちゃん家ほどじゃないけど大きいね」
律「そんでどうするんだ。女中は忙しいから中々出てこないぞ」
唯「ここでも、待つ!」
まつわ!
唯「わたしま〜つ〜わ、いつまでもま〜つ〜わ」
律「えーっと」
唯「たとえあなた〜がふりむいてくれないくて〜も〜」ぴたり
律「」
唯「」うるり
律「ごめんな!今度はちゃんと振り向いてやるからな!」あせり
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 19:08:48.42 ID:VNRfwX8b0
s支援
唯「あっ、出てきた」
律「なるほど。本当によく似てるな」
唯「う〜い〜」
憂「えっ!?」
唯「憂ぃ、私だよ私」
律「わたしわたし詐欺じゃないけどな」
憂(誰だろう…でも私に顔がそっくり)
唯「お姉ちゃんだよ!会いたかったよ、う〜い〜」
憂「お姉ちゃんって、本当にお姉ちゃんなの!?」
唯「そうだよ、憂。はるばる遠いところからやってきたのだよ」ふんす
憂「うっ…ひぐっ」
憂「お姉ちゃあああぁぁん」うわんうわん
唯(よかった。この時代にも私はいたんだね)
唯「カクカクシカジカで…」
憂「うんうん」
唯「シカクイムーブで…」
憂「そっかぁ。本当に大変だったんだね」
唯「でも憂に会えて本当によかったよ」
憂「もっと色々話したいけど。ごめんね、まだ仕事が残ってるから」
唯「うん、待ってるよ。ここまで待ってこれたんだもん」ふんす
憂「うん。じゃあまた夜にね」ととと
唯「がんばれ〜、う〜い〜」
唯「あれ、りっちゃんどうしたの?」
律「いいははじだとおもっでざぁ」ぐじゅぐじゅ
唯「やだなぁ、話を合わせるように教えてくれたのはりっちゃんでしょ」
律「」
律「てめぇ私の感動を返しやがれ!」ぷんすか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 19:21:45.22 ID:Zgn11TBpO
役者は揃った…
こっからどうなるっ!?
ゆうがた!
唯「でも憂が妹なのは本当なんだからね」ぷんすこ
律「はいはい。分かったからこれ以上耳にタコを作らせないでくれ」
憂「お姉ちゃんおまたせ。そういえばそちらの方は」
律「おう、律ってんだ。よろしくな」
憂「律、さんですか。よかったらお夕食でもご一緒に…」
律「いんや家族水入らずを邪魔しちゃならねぇ。わちきは二人が会えただけで満足でさぁ」きらりん
憂「は、はいっ」
憂(同じ女なのに凄く男前で格好いいな…)ぽわるん
唯「憂が出てくるまで練習した甲斐があったね!りっちゃん」
律「」ごちぃ
唯「あいたぁ!」
憂(やっぱり怖い人なのかな…)
みっかご!
澪「律に誘われて様子を見に来たはいいんだけど」
律「なんという自堕落」
唯「あはは〜あはは〜」ごろりん
律「ござにくるまって遊ぶのをやめれ」
唯「だって憂が帰ってくるまで暇なんだもん」ぐでぇ
律「お前の存在は岩肌のフジツボか」
澪(この前と随分印象が違うなぁ)
律「憂さんは稼ぎに出ててお前は呆けていて、それでいいと思うのか」
唯「いいわけないね!私仕事をするよ」きっぱり
律(切り替え早えぇ)
澪「でも、今日は団子屋やってないから私が来れたんだし」
律「だよなぁ。暇過ぎてすることないよなぁ」
澪「お前今さっき人に注意したばかりだろ」むかり
律「とりあえず適当に町をうろつくか」
人(わいわいがやがや)
「さぁさぁ老若男女おいでなせぇ、お上の逸話さ聞きたかねぇかい!」
唯「あの人なにやってるの?」
律「ああ、あれは法螺吹き野郎だな」
唯「ほらふき?貝なんて持ってないよ」
澪「上手い作り話で周りを楽しませるんだよ、それで小銭を稼いでる」
唯「ふぅん。変なお仕事」
澪「唯さn…唯って口達者なんだろ。案外性に合ってるんじゃないか」
唯「試しにやってみようかな」
唯(でも私にもできる法螺って何だろう。私だけ、私ならでは…)
唯「そうだ!」ぴこーん
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 19:54:19.45 ID:VNRfwX8b0
面白い!
人(わやわやがいがい)
律「さぁさぁ皆の衆ちょいと未来の話さ聞きたかないかい!」
唯「この私実は未来から来たのです。面白い話いっぱい知ってるよ」ででん
澪(あんなに注目を集めて、凄い////)まなざしり
唯「まず未来はね車っていうのが走ってるんだよ。鉄の塊がこうやってゴー!って」
人「なんじゃそりゃー」
人「どうやって動くんだぎゃー」
唯「ガソリンでエンジンっていうのを回して走るんだよ。ぜんまい式みたいな」
人「そいつはトンでもねぇ話だなぁ」
律(こいつはいける!)
唯「音はね、ぶるるるる〜んぶうぅうぅう〜ん!って」
人「なんじゃその間抜けな言い草はァ」っぷはぁ
人「すばれてるだけでねぇか」あっはっは
「なんじゃぁこの人だかりは。おい、お前さん一体何が起こっとるんじゃ」
男「なんでも未来さ見える女子がいるってんだってばよ」
(未来が見えるとな。ほぅ、こいつは面白そうじゃ)
唯「それでね〜、でっかいビルがにょきにょきぃって」
「おい、そこの女子。お前さん未来が見えるとは本当なんか?」
唯「一般常識くらいなら分かりますよ〜」
「ほう、ならば一人の男の未来を聞いてみよう。坂本竜馬という男を知っとるか」
唯「勿論知ってるよ〜。えっと、確か暗殺された人で西郷さんとさっちょu…(んぐぅ」
(何故にそないな事まで知っておるんじゃ。本当に未来が見えるんか)ごにょにょ
唯(だから未来から来たんですってば)ごにょにょ
「ようし、この女子はわしが引き取ってやる。皆の者、散れ散れい!」
人(ざわざわ。ざわざわ)ちれりちれり
澪「連れていかれちゃったけど大丈夫なのかな」
律「あいつなら口先で何とかなるって」
律「さて、唯が持って行き損なった小銭で団子でも食いにいくか」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:11:43.34 ID:gsZSZuiP0
まっぽか
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:13:15.10 ID:VNRfwX8b0
/=Yニ ヽ
/(-)( 0) ヽ
/⌒`´⌒ \ チラッ
|-) (-、 |
| ヽ__ ノ l |
\ `⌒´ /
竜馬「正直に言う。わしが坂本竜馬じゃ」
唯「な、なんだってー!」おめが
竜馬「お主の千里眼は真のようじゃ。どうか一つ、わしの未来を見てくれんかの」
唯「んとぉ、有名なのしか分からないけど」
唯「西郷さんと薩長同盟組んで、そんでえっと勝なんとかさんと仲がいいんだっけ」
竜馬「当たっておるな。その先はどうなってるがじゃ」
唯「えっとねぇ、大政なんちゃらが起こるんだよ」
竜馬「なんと、大政奉還が実現すると言うか!これはいい知らせじゃ」
唯(今更だけどここまで話しちゃってよかったのかな)
竜馬「そうじゃ。暗殺と言うておったが、いつどこで狙われるかまで分からんか」
唯「えっとねぇ、いつかは分からないけど池田屋ってとこで襲われるんだよ」
竜馬「おい」
唯(急に怖い顔になった!どうしよう…)
竜馬「ここが池田屋じゃあああぁ!!!」
唯「なな、なんだってー!!」おめがおめが
>>72 池田屋事件キター!
って池田屋は京都だー!
ΩΩΩ<な、なんだってー
ざわわざわわ「外」
奉行「坂本がいるはずだ、探せ探せぃ!」
唯(しかも今日だったなんて!)
唯「とりあえず竜馬さん逃げて!」どんっ
竜馬「おわああ、ここは二階じゃああ!!」ざぶぅん
唯(下が川でよかったぁ)
奉行「この部屋か」がらり
唯「りょりょりょりょうまさんなんて知らないですよ」きょどり
竜馬「くおらぁ!いきなり突き落とさんでもええじゃろうがぁ!」
奉行「むむ。あれはまさしく坂本竜馬、お主が手引きしおったのか」しゃきり
唯(どうしよう今度こそ殺されちゃう!)だっしゅ
奉行「待てい待てい!」
つるり
唯「うわっ!!!」ごちぃん
唯「むきゅ〜」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:23:35.95 ID:Kt611Fom0
野暮なこと言うと、竜馬が西郷に会ったのは池田屋事件の後じゃなかったっけ。
… … …
唯「ぐあぁ、平沢死すとも音楽は死なずぅ」むがむが
憂「お姉ちゃん何やってるのー?早く着替えておりてきてー」
唯「ッハ!(夢だったのかな)」
唯「って今日は憂とデートなんだった、早く着替えなきゃ」すっぽん
唯「急げ急げ」どたどた
憂「んもう、お姉ちゃん遅いってば」
唯「めんごめんご。変な夢見てたんだよぉ」
憂「夢?とりあえず行こっか」
唯「それで、どこ行くんだったっけ」
憂「もう、忘れないでよ。新しくできた博物館に行って歴史の勉強するんでしょ」
唯「あ〜、言われたらそんな気がしてきた」
>>76 もっと言うと池田屋事件は坂本竜馬はあんまり関係ない。
でも唯だからおk
近江屋だっけか
むしろそれまでよく唯は覚えていたなw
にゅうかん!
憂「このミニチュアを見る限りではね、江戸時代の生活は〜」
唯「んんぅ、なんか微妙に見覚えがあるような」じぃぃ
憂「それでね、この博物館にしかない凄い貴重なものがあるんだよ」
唯(やっぱり夢の中で見た景色に似てる)
憂「未来人がいたっていう形跡なんだって。ホラあそこに、って桜高の制服!?」
唯「あーっあれ私の制服だ!やっぱり江戸時代に行ってたんだ」
唯「って何で下着まで展示されてるの〜!?」
家に帰ってよくよく着替えたものを見てみると江戸のりっちゃんに貰った着物でしたとさ
おしまい
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:27:59.82 ID:HjhKTRAP0
ゆwwwwwめwwwwおwwwwwwwwちwwwwwww
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:28:30.97 ID:gsZSZuiP0
乙乙
日本史間違えまくってるね気にせんといて
最後にあしあと残しておく
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/05(土) 20:29:39.62 ID:Kt611Fom0
乙。
ふみ。じゃっ
乙ー
乙
なかなか面白かった
舞台を京都にしたほうが良かったね。
あと坂本竜馬が襲われた事件は寺田屋事件
暗殺された場所が近江屋
面倒になったワケじゃないよね?
ともかく乙でした!
面白かった乙
面白かったです
乙!!
でも、欲を言えばもっと続けてほしかった……
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙