>>928 12月4日(金) 北九州版(福岡県)朝刊 3面[総合]
ttp://mainichi.jp/select/seiji/news/20091204ddm003010095000c.html クローズアップ2009:普天間移設問題、越年へ 決着シナリオ描けず
◇社民の揺さぶりで「政局」に 「参院選まで我慢」
◇野党は批判強める
◇日米関係、影響懸念も
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■普天間飛行場移設をめぐる最近の経過■
<10月>
20日 ゲーツ米国防長官が岡田克也外相に日米合意通りの履行を要求
21日 ゲーツ長官が記者会見で辺野古沖合移動の修正案に理解を示す
23日 岡田外相が米軍嘉手納基地への統合案検討を表明
27日 北沢俊美防衛相が「選挙公約を満たしていないとの認識は間違い」と現行計画の容認示唆
29日 鳩山由紀夫首相が参院代表質問で日米同盟の包括的な再検討を行うと表明。
思いやり予算、日米地位協定、普天間飛行場の三つを挙げる
<11月>
10日 岡田外相とルース駐日米大使が日米共同の検証作業ワーキンググループ設置で合意
13日 首相とオバマ米大統領が首相官邸で会談。大統領が日米合意通りの早期決着を迫り、首相は「私を信頼してほしい」と応じる
14日 首相が日米の閣僚級作業グループについて「日米合意が前提なら必要はない」と現行計画が前提ではないとの考えを示す
15日 外相が沖縄を訪問。滞在中「できるだけ年内に結論」と表明
25日 社民党の福島瑞穂党首が基本政策閣僚委員会で、連立3党で普天間問題を協議する新機関設置を求める
25日 外相が衆院外務委で「嘉手納基地統合案にとことんこだわっているわけではない」と述べる
27日 福島氏と国民新党の亀井静香代表が会談し「年内決着の必要はない」との考えで一致
30日 仲井真弘多沖縄県知事が首相に早期解決を求める
<12月>
1日 首相と岡田、北沢両氏が協議。首相は記者団に「(連立の)他党がどう考えているかも含めて検討を進めている」と述べる
2日 北沢防衛相が講演で「3党連立内閣を壊して政局が混乱することが日本にとっていいのか」と先送り容認を示唆
3日 福島氏が辺野古移設計画を決定した場合、「重大な決意をしなければならない」と連立離脱を示唆